JPS603391B2 - 新規ピリミジン化合物の製法 - Google Patents

新規ピリミジン化合物の製法

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JPS603391B2
JPS603391B2 JP57132300A JP13230082A JPS603391B2 JP S603391 B2 JPS603391 B2 JP S603391B2 JP 57132300 A JP57132300 A JP 57132300A JP 13230082 A JP13230082 A JP 13230082A JP S603391 B2 JPS603391 B2 JP S603391B2
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イエルク・フライ
クヌツト・ア−・イエツギ
フランツ・オステルマイア
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Ciba Geigy AG
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D213/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D213/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D213/04Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D213/60Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D213/62Oxygen or sulfur atoms
    • C07D213/69Two or more oxygen atoms
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
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  • Steroid Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は式 〔式中、R,は水素原子またはメチル基であり、R2は
低級アルキル基であり、R3は水素原子または低級ァル
コキシカルボニル基であり、そしてR4は水素原子、N
−低級アルキルアミノカルボニル基、低級アルキル基、
低級アルケニルオキシ基、低級アルコキシ−低級アルキ
ル基、低級アルキルチオ基、低級アルキルチオー低級ア
ルキル基またはジー(低級アルキル)−アミノ基である
〕で表わされる新規ピリミジン化合物または異性体混合
物(ラセミ体温合物)、立体異性体(ジアステレオマ−
)の純粋なラセミ体、光学対掌体または塩、特に治療上
使用できるその駿付加塩の形のピリミジン化合物の製法
に関する。
本明細書において低級の基は殊にC−原子を7個まで、
とりわけ4個までもっている基を意味する。
低級アルキル基はC−原子を好ましくは7個まで、とり
わけ4個までもつている基であって、例えばメチル基、
エチル基、nープロピル基、iープロピル基、または分
枝してないかまたは任意の位置で結合しているかまたは
分枝しているプチル基、ベンチル基、ヘキシル基または
へプチル基である。
低級アルコキシー低級アルキル基は低級アルコキシ部分
を構成する低級アルキルがC一原子を好ましくは7個ま
で、とりわけ4個まで持ち、このような低級アルキルは
ィソ−またはn−プロピル基、直鎖または分枝鎖の任意
の位置で結合しているブチル、ベンチル、ヘキシルまた
はへプチルとりわけエチルおよびメチルである。
低級アルコキシ部分を担持している低級アルキル基はC
−原子好ましくは7個まで、特には4個をもつ。低級ア
ルコキシ低級アルキル基は例えばメトキシメチル基、2
−ェトキシェチル基、3ーメトキシーnープロピル基、
3−ェトキシ−n−プロピル基、4−メトキシーnーブ
チル基またはとりわけ2−メトキシーェチル基およびェ
トキシメチル基である。低級アルケニルオキシ基は好ま
しくはC−原子を7個まで、とりわけ3または4個持つ
基であり、例えばメタリルオキシ基または特にアリルオ
キシ基である。
低級アルキルチオ基は好ましくはC−原子を7個まで、
とりわけ4個まで持ち、例えばエチルチオ基、n−プロ
ピルチオ基、nーブチルチオ基、iープロピルチオ基ま
たは特にメチルチオ基である。
低級アルキルチオ−低級ァルキル基は低級アルキル部分
にC−原子を7個まで、とりわけ4個まで持ち、例えば
メチルチオメチル基、エチルチオメチル基、3ーメチル
チオプロピル基、4ーメチルチオプチル基および特に2
ーメチルチオェチル基、2−エチルチオェチル基または
2−(n−プロピルチオ)ーヱチル基である。
ジ−低級アルキルアミノ基は各各の低級アルキル部分に
好ましくはC−原子を7個まで、とりわけ4個まで持つ
基である。
2つの低級アルキル基は互いに独立しており、窒素原子
と共に基を形成し、例えばジェチルアミ/基、メチルエ
チルアミノ基、ジプロピルアミノ基、ジブチルアミノ基
または特にジメチルアミノ基である。
N−低級アルキルアミノカルポニル基は低級アルキル部
分に好ましくはC一原子を7個まで、とりわけ4個まで
持つ。
低級アルコキシカルボニル基は低級アルキル部分に好ま
しくはC−原子を7個まで、とりわけ4個まで持ち、そ
して特にメトキシカルボニル基およびェトキシカルボニ
ル基である。
本発明による新規化合物は薬理的に価値ある性質を示す
前記の置換されたピリミジンの主要作用はアドレナリン
性8−受容体の遮断効果であって、これは例えば種種な
器官における公知の8一受容体刺激剤の効果に対する制
止作用として確証される。すなわち0.001〜38g
/の‘の濃度においてモルモットの単離された心臓に関
するィソプロテレノール額脈の制止およびモルモットの
単離された気官に関するィソプロテレノール弛緩の制止
、そして麻酔されたネコに関しては0.01〜3仇hg
/k9の静脈内投与でインプロテレノール瀕脈および−
血管拡張の制止が認められる。上記の化合物は非心臓選
択性B−受容体遮断剤の種類(すなわち、それらは心臓
におけるグー受容体と同様のまたはより低い投与量にお
いて脈管または気官における3一受容体を遮断する)に
属するか、またはそれらはいわゆる心臓選択性8−受容
体遮断剤の種類(すなわち、それらは脈管または器官に
おける8−受容体を遮断しないような投与量または濃度
範囲において心臓の3一受容体を遮断する)に属する。
これら化合物の中には上記性質のほかにいわゆる固有の
交感神経興奮活性(ISA)を示すものがある。すなわ
ち、それら化合物はP−遮断(主要作用)のほかに部分
的な3一刺激作用を有する。置換されてないピリミジン
の主要作用はアドレナリン性8一受容体の刺激である。
これは例えば心臓に関して腸性筋変力作用および腸性周
期変動作用として確認される。これら化合物はモルモッ
トの単鰍された心前庭に関して0.01〜1一g/の【
の濃度でそして麻酔されたネコでは0.001〜0.1
mg/koの静脈内投与量で心拍数および0筋収縮力を
高める。8一刺激に必要な濃度よりもかなり高い濃度で
はこれら化合物は3−受容体遮断性をも示す。
しかし、2一(2−ヒドロキシーゴーイソプロピルアミ
ノープロポキシ)ーピリミジンは麻酔されたネコに関し
て先ずlmgノk9の静脈内の投与量、従って心筋収縮
力および0拍数の増大に必要な投与量よりかなり高い投
与量の範囲において動脈血圧を降下するという点で、公
知の8−受容体刺激剤とは質的に明らかに異る。モルモ
ットの単藤された気管に関してはこれら化合物は10れ
g/凧【の濃度では弛緩作用を示さない。この性質に基
ずし、てこれら化合物を心臓選択性8−受容体刺激体と
して特徴付けることができる。故に、本発明による新規
化合物を○脇系および循環系の病気の処置に使うことが
できる。
すなわち、前記の8−受容体遮断剤を例えば狭心症、高
血圧および心拍変調の治療に使うことができる。また、
心臓選択性化合物は非心臓選択性化合物とは異って心臓
の8一受容体の遮断に必要な投与量でも他の器官におけ
る3一受容体を遮断しないという利点をもっている。さ
らに、望ましくない副作用例えば気管支病を起すような
危険は極めて少い。非心臓選択性化合物は心臓選択性遮
断剤とは異ってすべての器官における3−受容体をほぼ
同等に強くまたは特定の器官(例えば脈管)における8
一受容体を優先的に遮断する。本発明による8−受容体
刺激体を単独にまたは他の物質例えば心臓グリコシドと
組合わせて強心剤として心筋不全の処置に使うことがで
きる。
これら化合物は公知の3−受容体刺激体以上に次の利点
をもっている。すなわち、薬理的に実証された心臓選択
性に基ずけば、心筋収縮力を高めるが、望ましくない血
圧効降下を同時に生じないことが期待できる。さらに、
心拍の問題にならない程度の上昇は予想されるが、血圧
降下の結果として起る反射性瀕拍症は現われない。さら
に、それら化合物の他の有用な物質殊に薬理活性化合物
を製造するための価値ある中間体としても使うことがで
きる。薬理試験 A 以下の化合物についてその心臓の8一受容体興奮作用を
調べた。
(1)2−(3ーイソプロピルアミノ−2−ヒドロキシ
ープロピルオキシ)ーピリミジンフマル酸塩(2:1)
(0) ○,L−ィソプロテレノール硫酸塩試験方法:
雌雄のネコにネムプタール〔(Nembutal)35
hg/k9腹腔内・9hg/k9/時・静脈内〕で麻酔
をかけ、両方の迷走神経を切除した。
微動圧力変換器(MmerC350/死)を、右頚動脈
を経て左心室中に通した。供試化合物を静脈内から投与
した。心拍数、左心室圧力(左心室中のdp/dt)お
よび平均血圧(右豚笹の動脈)の各測定値を連続的に記
録した。結果: 上記の表中、Nは試験に使った動物の数を示し△%は各
供試化合物の投与によって試験動物に表われる各種数値
の%変化を示す。
結論: 化合物(1)は、投与量に関しては比較物質(0)より
も有効性が劣っているが、はるかに長い持続作用をもつ
点および血圧が長期間本質的に保たれる点で優れている
一方、比較物質(ロ)は投与後すぐに極めて望ましくな
い甚だしい血圧降下を引き起こす。化合物(1)におい
ては、血圧の本質的な変化を同時に起こすことなく、心
拍数およびdp/dt最大値の増加が認められることか
ら、この化合物が心臓選択性であることがわかる。一方
、比較物質(0)は、上記に相当する程度の刺激を引き
起こす投与量で激しい血圧降下を生じるので、心臓選択
性ではないことになる。薬理試験 B以下の各化合物に
ついて心臓の8−受容体遮断作用を試験管内試験により
調べた。
以下の表では、単離したモルモットの心臓においてラン
ゲンドルフ(Langendoがf)によつてD,Lー
イソプロテレノール硫酸塩0.005仏夕/泌による瀕
脈の50%を抑制する濃度をムg/の‘で示した(ED
5。)。Eは。
{1) 2一(3′ーイソプロピルアミノ一2ーヒドロ
キシープロポキシ)−6ーメチルーピリミジン0.52
} 2−ジメチルアミノ−5ーカルボエポキシ−4一【
6ー−(3イソプロピルアミノー2′ーヒドロキシープ
ロポキシ)ーピリミジン 0.34脚 5ーエチ
ルー4(6)−(3′−イソプロピルアミノー2−ヒド
ロキシプロポキシ)ービリミジン0.22(413−イ
ソプロピルアミノ−1−(ピリミジン−4ーイルオキシ
)−2ープロパ/−ル〔J.Med.Chem.151
321〜1324(1972)に記載の公3句化合物〕
0.9結論:上記の試
験結果によれば、本発明の式(1)で表わされる各化合
物{1}〜‘3他公知の比較物質‘4}と比べ心臓の8
一受容体の遮断作用について約2〜4倍を優れた効果を
もつことが明らかである。
新規化合物はそれ自体公3的の方法により得られる。例
えば、式 で表わされる化合物を式 Z2一C(CH3)R,R2 (m)(これら
の式中、R,,R2,R3およびR4は前記の意味であ
り、Z,およびZの一方はアミノ基であり、そして他方
は反応性にェステル化された水酸基であり、そしてX,
は水酸基であるか、あるいはZ,はX,と一緒になって
ェポキシ基を形成し、そしてZ2はアミノ基である)で
表わされる化合物と反応させる。
反応性にェステル化された水酸基は特に無機または有機
の強酸、とりわけハロゲン化水素酸例えば塩酸、臭化水
素酸またはョウ化水素酸あるいは硫酸または強い有機ス
ルホン酸例えばベンゼンスルホン酸、4ープロモベンゼ
ンスルホン酸、4−トルェンスルホン酸またはメタンス
ルホン酸でェステル化された水酸基である。
従ってZ,またはZ2の一方は特に塩素原子、臭素原子
またはヨウ素原子である。反応は常法により行われる。
出発物質として反応性ェステルを使用する場合、反応を
好ましくは塩基性縮合剤の存在下および(または)過剰
のアミンを使用して行う。適当な塩基性縮合剤は、例え
ばアルカリ金属水酸化物例えば水酸化ナトリウムまたは
水酸化カリウム、アルカリ金属炭酸塩例えば炭酸カリウ
ム、およびアルカリ金属アルコラート例えばアルカリ金
属低級アルコラート例えばナトリウムメチラート、カリ
ウムエチラートおよびカリウムtーブチラートである。
また、式 (式中、R,,R2,R3およびR4は前記の意味であ
り、そしてYは置換されていないかまたはフヱニル基に
より置換されたメチレン基であるかまたはチオカルボニ
ル基である)で表わされる化合物を加水分解することも
できる。
加水分解は常法により、例えば加水分解助剤の存在下、
例えば酸性剤例えば水性鉱酸例えば硫酸またはハロゲン
水素酸の存在下、あるいはアルカリ性剤例えばアルカリ
金属水酸化物例えば水酸化ナトリウムの存在下で行われ
る。
Yがチオカルボニル基である式(W)で表わされる化合
物の加水分解においては、特に酸性剤を使用するのが好
ましい。
また、式 〔式中、一×2日は基−CH(CH3)R2であり、そ
してR2,R3およびR4は前記の意味である〕で表わ
されるシッフ塩基を還元することもできる。
この還元は常法により、例えばジー軽金属水素化物例え
ば水素化ほう素アルカリ金属または水素化アルミニウム
アルカリ金属例えば水素化アルミニウムリチウムにより
、またはアルカリ金属シアノボロハイドライド例えばナ
トリウムシアノボロノ、ィドラィドにより、または水素
化物例えばジボランにより、または水素添加触媒例えば
白金、パラジウムまたはニッケル例えばラネー・ニッケ
ルの存在下の水素により行われる。
還元中、他の還元可能な基が攻撃されないように注意し
なければならない。また、式(式中、R3およびR4は
前記の意味である)で表わされる化合物を式(式中、Z
は反応性にェステル化された水酸基であり、X,は水酸
基であり、そしてR,およびR2は前記の意味である)
で表わされる化合物と、あるいは式 (式中、R,およびR2は前記の意味である)で表わさ
れる相当する環式化合物と反応させることもできる。
反応性にェステル化された水酸基は特に無機または有機
の強酸、とりわけハロゲン化水素酸例えば塩酸、臭化水
素酸またはョウ化水素酸あるいは硫酸または強い有機ス
ルホン酸例えばベンゼンスルホン酸、4ープロモベンゼ
ンスルホン酸、4−トルェンスルホン酸またはメタンス
ルホン酸でェステル化された水酸基である。
従ってZは特に塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子で
ある。この反応は常法により行われる。出発物質として
反応性ェステルを使用する場合、式(W)で表わされる
化合物は好ましくはその金属アルコラート例えばアルカ
リ金属アルコラート例えばナトリウムアルコラートの形
で使用するこができるか、あるいは反応を酸結合剤特に
(町)で表わされる化合物と塩を形成できる縮合剤例え
ばアルカリ金属アルコラートの存在下で行う。式(W)
で表わされる出発物資を使う場合、使用する塩基性縮合
剤は好ましくはアルカリ金属水酸化物例えば水酸化カリ
ウムまたは水酸化ナトリウムである。得られた化合物を
公知の方法により、別の最終生成物に変えることができ
る。例えば、複秦環式構造の中で、アルキルチオ基によ
り置換された式(1)で表わされる化合物において、水
素添加によりそのアルキルチオ基を除去することができ
る。水素添加は好ましくはラネー・ニッケルの存在下で
、そして好ましくは低級アルカノール例えばメタノール
またはエタノール中で行われる。反応は好ましくは高め
た温度例えば溶媒の還流温度で行われる。前記の諸反応
を常法によって希釈剤、縮合剤および(または)触媒の
存在または不在の下で低めた温度、常温または高めた温
度で場合によっては密閉容器内で行う。
反応の条件および出発物資によっては最終生成物は遊離
の形または同じく本発明に含まれるそれらの酸付加塩の
形で得られる。
例えば、塩基性中性または混合塩、場合によってはそれ
らの半水和物、1水和物、11/Z火和物またはポリ水
和物が得られる。これら新規化合物の酸付加塩をそれ自
体公知の方法によって、例えばアルカリやイオン交換剤
のような塩基性剤を使って、遊離化合物に変えることが
できる。また得られた遊離塩基は有機または無機酸との
塩を形成する。酸付加塩の生成には、治療的に許容でき
る塩の生成に適するような酸を特に使う。このような酸
として例えばハロゲン化水素酸、硫酸、りん酸、硝酸、
過塩素酸および脂肪族、脂環式、芳香族または複素環式
カルボン酸またはスルホン酸例えばぎ酸、酢酸、プロピ
オン酸、こはく酸、グリコール酸、乳酸、りんご酸、酒
石酸、〈えん酸、アスコルビン酸、マレィン酸、フマル
酸、ピルピン酸、フェニル酢酸、安息香酸、アントラニ
ル酸、pーヒドロキシ安息香酸、サリチル酸、ェムボン
酸、メタンスルホン酸、ェタンスルホン酸、ヒドロキシ
ェタンスルホン酸、エチレンスルホン酸、ハロゲノベン
ゼソスルホン酸、トルェソスルホン酸、ナフタリンスル
ホン酸、スルフアニル酸またはシクロヘキシルアミンス
ルホン酸が挙げられる。本発明による新規化合物のこれ
らの塩または他の塩例えばピクリン酸塩または過塩素酸
塩を得られた遊離塩基の精製に使うこともできる。
すなわち、遊離塩基を塩に変え、これを分離しそしてこ
の塩から再び塩基を遊離させるのである。これら新規化
合物の遊離の形とそれらの塩の形との間に密接な関係が
あるから、本明細書において遊離化合物に係わる事項は
有意かつ適切ならば相当する塩にも係わるものであるこ
とを理解され度い。前記の新規化合物は出発物質および
反応条件を選ぶことによって光学対掌体またはラセミ体
としてまたは不整炭素原子を少くとも2個持つ場合には
異性体混合物(ラセミ体温合物)としても存在すること
ができる。得られた異性体温合物(ラセミ体混合物)を
成分の物理的化学的性質の相異に基ずし、てそれ自体公
知の方法によって、例えばクロマトグラフイおよび(ま
たは)分別結晶法によって2種類の立体異性体(ジアス
テレオマー)の純粋なラセミ体に分けることができる。
得られたラセミ体をそれ自体公知の方法によつて、例え
ば光学活性の溶媒からの再結晶によって、または微生物
を使って、またはそのラセミ化合物と塩を形成する光学
活性な酸と反応させそしてこうして生成した塩を例えば
溶解性の違いに基ずし、てジアステレオマ−に分離(そ
してこれに適当な遊離剤を作用させて対掌体を遊離させ
ることができる)する方法によって分割することができ
る。
特に有用な光学活性な酸は例えば酒石酸、ジーoートル
ィル酒石酸、りんご酸、マンデル酸、カンフアスルホン
酸、グルタミン酸、アスパラギン酸またはキナ酸のD−
およびL−型である。なお、それら両対掌体のうちより
有効な方法を単離するのが有利である。それら出発物質
は公知であるかまたは新規な場合にはそれ自体公知の方
法によって得られる。
例えば、(R3)(R4)ーピリミジノールをヱピクロ
ルヒドリンと反応させると式(ロ)で表わされる化合物
が得られる。また例えば(R3)(R4)−ハロゲノピ
リミジンを式(この式でR,およびR2は前記の意味を
もち、Yはチオカルボニル基である)で表わされる化合
物と反応させるとYがチオカルボニル基である式(W)
で表わされる化合物が得られる。
前記の出発物質は光学対掌体としても存在することがで
きる。
本発明による新規化合物を医薬として、例えばこれら化
合物またはその塩を例えば経腸投与または非経腸投与に
適する医薬用の有機または無機の固体または液体の担体
と混合して含む医薬用製剤の形で使うことができる。
恒体としては、それら新規化合物と反応しない物質例え
ば水、ゼラチン、乳糖、でんぷん、ステアリン酸マグネ
シウム、タルク、植物油、ベンジルアルコール、ガム、
ポリアルキレングリコール、ワセリン、コレステリンま
たは他の公知の医薬用坦体が挙げられる。それらは医薬
用製剤は錠剤、糟衣錠、カプセル、座薬、軟膏、クリー
ムまたは液体の形で溶液(例えばヱリキシルまたはシロ
ップ)、懸濁液または乳濁液としてあることができる。
場合によってはそれらを殺菌しそして(または)それら
に防腐剤、安定剤、湿潤剤、乳化剤、浸透圧を調整する
ための塩または緩衝剤のような助剤を含ませることがで
きる。さらに、それらに他の治療的に価値ある物質を含
ませることもできる。それら製剤を家畜の医薬として使
うこともできそしてそれらは常法によって得られる。1
日当りの投与量は体重が約75k9の溢血動物の場合に
約40〜15伍hgである。
次に実施例によって本発明をさらに具体的に説明する。
例12一〔3′−イソプロピル−Zーフエニルーオキサ
ゾリジニルー(5′)〕一メトキシーピリミジンをIN
の硫酸60の‘中に溶かす。
これを煮沸状態に3戊分間加熱し、冷却し、こうして析
出したペンズアルデヒドをエーテルで抽出し、その水相
を硫酸の中和に要する量の水酸化バリウム溶液と混合し
そしてろ過する。ろ液を真空中で蒸発する。こうして得
た油をバルブ管中で蒸留する。不要な前蟹分の後に雛色
の油状蒸留物として2−(3′−ィソプロピルアミノ−
2−ヒドロキシープロポキシ)ーピリミジンが140q
o/0.05肋Hgで得られる。その酸性シュウ酸塩は
181〜18200(アセトンから)で融解する。上記
の原料は次のようにして作ることができる。
ジメトキシヱタン50地中の水素化ナトリウム1.蟹の
懸濁体に2−フェニル−3−ィソプロピルー5ーヒドロ
キシメチルーオキサゾリジン11.0gを加えて室温で
2時間かきまぜる。
次に、2−クロルピリミジン5.礎をジメトキシヱタン
20奴に溶かして加える。これを室温でさらに2時間か
きまぜてから、煮沸状態に1花時間加熱する。こうして
析出した無機塩をろ去し、ろ液を真空下で蒸発すれば、
油状残分として2一〔3−ィソプロピル−2′−フエニ
ル−オキサゾリジニル−(5′)〕−メトキシピリミジ
ンが単離される。例2 2一(3′−pートルエンスルホニルオキシー2−ヒド
ロキシ−プロポキシ)ーピリミジン13.滋をイソプロ
パノール100の‘とイソプロピルアミン22の‘との
混合物に溶かして、室温で4錨時間保つ。
次に揮発性成分を真空下で蟹去し、油状残分をァセトン
に溶かしそしてこれにシュウ酸略のアセトン溶液を加え
る。こうして2−(3′ーィソプロピルアミノ一2−ヒ
ドロキシープロポキシ)−ピリミジン酸性シュウ酸塩が
得られる。これはメタノールとアセトンとの混合物から
再結晶の後に181〜18を○で融解する。原料として
使った2一(3′一pートルェンスルホニルオキシ−2
′ーヒドロキシープロポキシ)−ピリミジンは次のよう
にして作ることができる。
‘al ジメトキシェタン50の【中の水素化ナトリウ
ム1.彼の懸濁体に2,2−ジメチル−1,3−ジオキ
ソラン−4−メタノール6.礎を加えて混合物を室温で
2時間かきまぜる。これに2ークロルーピリミジン5.
7gを加える。この反応混合物を煮沸状態に2時間加熱
してから真空下で蒸発する。その残分をバルブ管中で蒸
留する。不要の前留分の後に200℃/19側Hgで2
−〔2,2−ジメチルー1′,3′−ジオキソラン−(
4′)〕−メトキシーピリミジンが無色の油として蒸留
する。{b} 2一〔2′,2−ジメチル一1′,3′
−ジオキソラン−(4′)〕−メトキシーピリミジン1
股を水20舷および州の硫酸2の‘と混合して煮沸状態
に1扮ご間加熱する。
これを冷却し、酸の中和に要する量の水酸化バリウム溶
液を加えてろ過する。ろ液を蒸発し、油状残分をバルブ
管中で蒸留する。こうして2−(Z,3′ージヒドロキ
シープロポキシ)−ピリミジンが18ぴ0〜190℃/
0.4側Hgで無色の油状蟹分として得られる。‘c}
ピリミジン18の‘に溶かした2一(2′,3′−ジ
ヒドロキシープロポキシ)−ピリミジン11.雛の溶液
を−10qCに冷却し、かきまぜながらp−トルェンス
ルホクロライド13.腿を15分間で加える。
反応化合物を0℃で1虫時間保つ。これに氷を加え、か
きまぜながら鮒の塩酸20の‘を加える。これを塩化メ
チレン150の‘づつで2回抽出し、抽出液を炭酸水素
ナトリウム溶液で洗い、硫酸ナトリウムで乾かしそして
蒸発する。こうして2一(3′一p−トルエンスルホニ
ルオキシー2′−ヒドロキシープロポキシ)ーピリミジ
ンが黄色の油として得られる。例3 5一(N一ヘキシルカルバモイル)一2一〔3′ーイソ
プロピルー2′ーフヱニルーオキサゾリジニルー(5)
〕ーメトキシピリミジン8.鴇をINの塩酸25泌に溶
かす。
これを煮沸状態に10分間加熱し、冷却し、析出したペ
ンズアルデヒドをエーテルで抽出しそして分離した水相
を洲のかせいソーダ液13の‘と混合する。こうして油
状に析出した塩基を酢酸ヱステルで抽出し、抽出液を水
で洗い、硫酸ナトリウムで乾かし、ろ過しそして減圧の
下で蒸発する。その蒸発残分を石油エーテルから結晶と
して取り出す。こうして5一(N一ヘキシルカルバモイ
ル)一2一(3′ーイソブロピルアミノ−2′ーヒドロ
キシーブロポキシ)−ピリミジンが融点114〜115
午0の無色の結晶として得られる。アセトン中で作った
その酸性シュウ酸塩は149〜15ぴ○で融解する。上
記の原料は次のようにして作ることができる。
ジメトキシェタン20の‘中の水素化ナトリウム0。
8蟹の懸濁体に2ーフェニル−3ーィソプロピルー5ー
ヒドロキシメチルーオキサゾリジン8.滋を加えて室温
で2時間かきまぜる。
次に、5一(N−へ千シルカルバモイル)一2ークロル
ピリミジン9.雌をジメトキシェタン30の‘に溶かし
て加える。これを室温でさらに1錨寿間かきまぜる。こ
うして析出した無機塩をろ去し、ろ液を真空下で蒸発す
れば、油状残分として5−(N−へキシルカルバモイル
)一2−〔3′ーイソプロピルー2ーフエニルーオキサ
ゾリジニルー(5′)〕ーメトキシピリミジンが得られ
る。上記の原料5一(N−ヘキシルカルバモイル)−2
−クロルピリミジンは次のようにして作ることができる
ジェチルェーテル150の【に溶かした2,4■ージク
ロルーピリミジンー5−カルボン酸クロライド滋.6の
溶液に−10℃でかきまぜながらn−へキシルアミン2
0.彼を1時間で滴加し、さらに0℃で1時間かきまぜ
る。
こうして析出した沈澱をろ去する。そのろ液からエーテ
ルを蒸留した後に5一(N−へキシルカルバモイル)一
2,4‘61−ジクロルピリミジンが無色の油として得
られる。5一(N一ヘキシルカルバモイル)一2,4{
61ージクロルピリミジン9.7gを50%のエタノー
ル100の‘の中で亜鉛末2雌といつしよにかきまぜな
がら煮沸状態に1.虫時間加熱する。
これを熱時に吸引ろ過し、エタノールで洗いそしてろ液
を減圧の下で蒸発してエタノールを除く。その水溶液か
ら析出した油を酢酸ェステルで抽出し、抽出液を水で洗
い、硫酸ナトリウムで乾かしそして蒸発する。その油状
残分をシリカゲル60(メルク)の5雌上でベンゼンと
エーテルとの1:1の混合物を使ってクロマトグラフ処
理する。生成物を含む区画を集める。溶媒を留去した後
に5一(N−へキシルカルバモイル)−2ークロルーピ
リミジンが難色の油として得られる。これは石油エーテ
ルから融点101〜10〆0の結晶を生成する。例42
−ジメチルアミノー5−力ルボエトキシ−4{6’一〔
3−イソプロピル−2′ーフエニルーオキサゾリジニル
−(6′)〕−メトキシピリミジン9.雌をINの塩酸
45の‘に溶かす。
これを煮沸状態に10分間加熱し、冷却し、析出したペ
ンズアルデヒドをエーテルで抽出しそして分離した水相
を州のカセィソーダ液23の‘と混合する。こうして油
状に析出した塩基を酢酸エチルで抽出し、抽出液を水で
洗い、硫酸ナトリウムで乾かし、ろ過しそして減圧の下
で蒸発する。こうして得た油を少量のアセトンで溶かし
そしてシュウ酸2.繋のアセトン溶液と混合する。こう
して2−ジメチルアミノー5−カルボエトキシ−4‘6
)−(3′−イソプロピルアミノ−2′−ヒドロキシー
プロポキシ)−ピリミジンシュウ酸塩を得る。メタノー
ルとアセトンとの混合物から再結晶し、融点は155〜
15が0である。上記の原料は次のようにして作ること
ができる。ジメトキシェタン20のと中の水素化ナトリ
ウム0.5巡の懸濁体に2−フェニルー3−ィソプロピ
ルー5ーヒドロキシメチルーオキサゾリジン4.礎を加
えて室温で2時間かきまぜる。
次に、2−ジメチルアミノ−4ークロルー5−力ルポエ
トキシピリミジン5.0gをジメトキシェタン30叫に
溶かして滴下する。これを室温でさらに1報時間かきま
ぜてから、80qoで1時間かきまぜる。こうして析出
した無機塩をろ去し、ろ液を真空下で蒸発すれば、油状
残分として2ージメチルアミノー5ーカルボエトキシー
4−〔3′ーイソブロピルー2−フエニルオキサゾリジ
ニルー(5′)〕−メトキシピリミジンが得られる。上
記の原料2ージメチルアミノー4−クロル−5−カルボ
ェトキシピリミジンは次のようにして得ることができる
2ージメチルアミノー4ーヒドロキシー5−力ルボェト
キシーピリミジン16gをオキシ塩化りんl00の‘中
に懸濁し、これをかきまぜるながら煮沸状態に3粉ご間
加熱し、熱時にろ過し、ろ液を減圧下で蒸発する。
その油状残分を氷20雌と混合する。これに塩化メチレ
ン200の‘を加えそして氷冷しながらpH8に達する
まで30%のかせいソーダ液を加える。こうして析出し
た無機塩をろ去しそして塩化メチレンで洗う。有機相を
水で洗い、硫酸ナトリウムで乾かしそして蒸発する。こ
うして2ージメチルアミノー4−クロルー5ーカルボエ
トキシピリミジンが黄色の油として得られるから、これ
を精製せずに使うことができる。例5 5−(2−メトキシエチル)−2一〔3−イソプロピル
−2′ーフエニルーオキサゾリジニル−(5′)〕−メ
トキシピリミジン7.咳をINの塩酸24の‘に溶かす
これを煮沸状態に10分間加熱し、冷却し、析出したペ
ンズアルデヒドをエーテルで抽出しそして分離した水相
を州のかせいソーダ液12凧‘と混合する。こうして油
状に析出した塩基を酢酸エチルで抽出し、抽出液を水で
洗い、硫酸ナトリウムで乾かし、ろ過しそして減圧の下
で蒸発する。こうして得た油を少量のィソプロパノール
に溶かし、フマル酸2.3gのィソプロパノール30の
‘に溶かした溶液と混合してから、溶媒を大部分留去す
る。こうして得たシロップをアセトンで希釈すれば、5
一(2ーメトキシェチル)−2−(3′ーイソプロピル
アミノ一Zーヒドロキシープロポキシ)−ピリミジン・
酸性フマル酸塩が晶出する。メタノールとアセトンとの
混合物から再結晶の後に融点は103〜104℃である
。上記の原料は次のようにして得ることができる。
ジメトキシェタン10地中の水素化ナトリウム0.4搬
の懸濁体に2−フェニル−3−ィソプリルー5ーヒドロ
キシメチルーオキサゾリジン4.1gを加えて室温で2
時間かきまぜる。
次に、5−(2ーメトキシエチル)‐2ークロルピリミ
ジン3.笹をジメトキシェタン10私に溶かして加える
。これを室温でさらに2時間かきまぜてから、煮沸状態
に3時間加熱する。こうして析出した無機塩をろ去し、
ろ液を真空下で蒸発すれば、油状残分として5一(2ー
メトキシエチル)−2一〔3′ーイソプロピルー2′ー
フエニルーオキサゾリジニル−(S)〕−メトキシピリ
ミジンが得られる。上記の原料5一(2ーメトキシェチ
ル)−2−クロルピリミジンは次のようにして作ること
ができる。5−(2ーメタンスルホニオキシエチル)ー
ウラシル6.0gを無水メタノール100の【中に懸濁
し、この懸濁体を耐圧容器内で120〜13ぴ0に1時
間加熱する。
室温に冷却した後に生成した結晶を吸引ろ別しそしてメ
タノールで洗う。こうして融点232〜234つ0の5
一(2ーメトキシエチル)−ウラシルが得られる。5一
(2−メトキシェチル)ーウラシル10.礎をオキシ塩
化りん50の【中に懸濁して煮沸状態に2時間加熱する
こうして得た溶液から余分のオキシ塩化りんを減圧下で
蟹去し、残った油を氷20雌に注ぎ入れる。生成物をエ
ーテルで抽出し、抽出液を水および炭酸水素ナトリウム
溶液で洗い、硫酸ナトリウムで乾かしそして蒸発する。
こうして得た油を熱し、へキサン中に溶かし、不溶の不
純物をろ刻しそして溶媒を減圧下で蟹去する。こうして
5−(2−メトキシエチル)一2,4‘6}−ジクロル
ーピリミジンが無色の油として得られるから、これを精
製せずにさらに使用できる。5−(2ーメトキシエチル
)−2,4【61−ジクロルーピリミジン8.7gを5
0%のエタノール100の乙の中で亜鉛末2腿といつし
よにかきまぜながら煮沸状態に1.虫時間加熱する。
これを熱時に吸引ろ過し、エタノールで洗いそしてろ液
を減圧の下で蒸発してエタノールを大部分除く。その水
溶液から析出した油を酢酸ヱステルで抽出し、抽出液を
水で洗い、硫酸ナトリウムで乾かしそして蒸発する。そ
の油状残分をシリカゲル60(メルク)の5雌上でベン
ゼンと酢酸ェステルとの1:1の混合物を使ってクロマ
トグラフ処理する。生成物を含む区画を集める。溶媒を
留去した後に5−(2ーメトキシエチル)一2ークロル
ーピリミジンが無色の油として得られる。これは石油エ
ーテルから融点25〜2げ○の結晶を生成する。例6 5ーメチルチオメチル−2一〔3′−イソプロピルーを
ーフエニルーオキサゾリジニル−(5′)〕−メトキシ
ピリミジン4.斑をINの塩酸25叫に溶かす。
これを煮沸状態に10分間加熱し、冷却し、析出したペ
ンズアルデヒドをエーテルで抽出しそして分離した水相
を洲のかせいソーダ液13の‘と混合する。こうして油
状に析出した塩基を酢酸エチルで抽出し、抽出液を水で
洗い、硫酸ナトリウムで乾かし、ろ過しそして減圧の下
で蒸発する。こうして得た油を少量のィソプロパノール
に溶かしそしてフマル酸0.7gのィソプロパ/ール1
0の‘に溶かした溶液と混合すれば、融点142〜14
3oo(ィソプロパノールから再結晶)の5ーメチルチ
オメチルー2一(3′ーイソプロピルアミノー2′ーヒ
ドロキシーブロポキシ)−ピリミジン・酸性フマル酸塩
が晶出する。上記の原料は次のようにして作ることがで
きる。
ジメトキシェタン10の‘中の水素化ナトリウム0.3
総の懸濁体に2−フェニルー3−ィソプロピル−5ーヒ
ドロキシメチルーオキサゾリジン3.1gを加えて室温
で2時間かきまぜる。
次に5−メチルチオメチル−2ークロルピリミジン2.
略をジメトキシェタン10の‘に溶かして加える。これ
を室温で2時間かきまぜてから、煮沸状態に3時間加熱
する。こうして析出した無機塩をろ去し、ろ液を真空下
で蒸発すれば、油状残分として5ーメチルチオメチルー
2一〔3′−イソプロピルー2ーフヱニルーオキサゾリ
ジニルー(5′)〕ーメトキシピリミジンが得られる。
上記の原料5ーメチルチオメチル−2ークロルピリミジ
ンは次のようにして作ることができる。
トリフルオル酢酸80の【に溶かした5ーヒドロキシメ
チルゥラシル1唆の溶液中に、25qoに保持しながら
、メチルメルカプタンを飽和するまで1時間で導入する
。その後2時間放置し、溶媒を減圧下で蒸発しそして残
分を氷酢酸から結晶として取り出す。こうして5−メチ
ルチオメチルウラシルが融点239〜24roの無色の
結晶として得られる。5−メチルチオメチルウラシル9
.略をオキシ塩化りん100泌中に懸濁し、これをかき
まぜながら煮沸状態に2時間加熱し、熱時にろ過しそし
てろ液を減圧下で蒸発する。
油状残分を氷20雌で混合し、生成物をエーテルで抽出
し、抽出液を水および炭酸水素ナトリウム溶液で洗い、
硫酸ナトリウムで乾かしそして蒸発する。こうして5ー
メチルチオメチルー2,4【61ージクロルピリミジン
が黄色の油として得られるから、これを精製せずにさら
に使用できる。5−メチルチオメチル−2,4{61ー
ジクロルピリミジン6.6gを50%のエタノール60
の‘の中で亜鉛末1酸といつしよにかきまぜながら煮沸
状態に1.5時間加熱する。
これを熱時に吸引ろ過し、エタノールで洗いそしてろ液
を減圧の下で蒸発してエタノールを大部分除く。その水
溶液から析出した油を酢酸エチルで抽出し、抽出液を水
で洗い、硫酸ナトリウムで乾かしそして蒸発する。その
油状残分をシリカゲル60(メルク)の5雌上でベンゼ
ンと酢酸エチルとの1:1の混合物を使ってクロマトグ
ラフを処理する。生成物を含む区画を集める。溶媒を蟹
去した後に5ーメチルチオメチル−2−クロルーピリミ
ジンが得られる。これは石油エーテルから融点56〜5
70の結晶を生成する。例75−エチル−4{6ーー〔
3′ーイソプロピルー2′ーフエニルーオキサゾリジニ
ル−(5′)〕ーメトキシピリミジン20.5gをIN
の塩酸75の‘に溶かす。
これを煮沸状態に10分間加熱し、冷却し、析出したペ
ンズアルデヒドをエーテルで抽出しそして分離した水相
を2Nのかせいソーダ液38の‘と混合する。こうして
油状に析出した塩基を酢酸エチルで抽出し、抽出液を水
で洗い、硫酸ナトリウムで乾かし、ろ過しそして減圧の
下で蒸発する。こうして得た油はシクロヘキサンから5
ーェチルー4■−(3′−イソプロピルアミノ−2′ー
ヒドロキシープロポキシ)−ピリミジンを融点56〜5
8℃の無色の結晶として生成する。ィソブロパノール中
で作ったその酸性フマル酸塩は136〜1370で融解
する。上記の原料は次のようにして作ることができる。
ジメトキシェタン20の【中の水酸化ナトリウム1.鷺
の懸濁体に2ーフェニルー3ーイソプロピルー5ーヒド
ロキシメチルーオキサゾリジン13.$を加えて室温で
2時間かきまぜる。
次に、5−ヱチル−4{6}ーク。ルピリミジン9.0
gをジメトキシェタン50の‘に溶かして0℃で加える
。これを室温でさらに1錨時間かきまぜてから、80℃
で1時間加熱する。こうして析出した無機塩をろ去し、
ろ液を真空下で蒸発すれば、油状残分として5−エチル
−4脚一〔3′ーイソプロピル−2′−フエニル−オキ
サゾリジニル−(5)〕ーメトキシピリミジンが得られ
る。上記の原料5ーェチルー4【6}−クロルピリミジ
ンは次のようにして作ることができる。
5−エチル−4{61ーヒドロキシ−2一メルカプトピ
リミジン5礎を水600の‘中に懸濁し、これに70〜
80qoでかきまぜながらラネー・ニッケル14雌を1
時間のうちに少しずつ加えてから、混合物を還流の下で
煮沸状態に加熱する。
ニッケルを熱時に吸引ろ去し、熱水で洗い、ろ液を減圧
下で完全に蒸発する。残った黄色の油は冷却すると結晶
化するから、これを吸引ろ則しそしてアセトンおよびエ
ーテルで洗えば、融点95〜97o0(87〜総℃で半
融する)の5−エチル−4‘6l−ヒドロキシピリミジ
ンを生成する。N,N−ジェチルアニリン12.5の‘
とオキシ塩化りん50叫との混合物に5ーェチル−4脚
−ヒドロキシピリミジン1雌を加えて、かきまぜながら
100〜110qoに2時間加熱する。
次に、余分のオキシ塩化りんを減圧下で留去し、残分を
氷10雌に注ぐ。生成物をエーテルで抽出し、抽出液を
水および炭酸ナトリウム溶液で洗い、硫酸ナトリウムで
乾かしそして蒸発する。残った油を真空蒸留すれば沸点
95〜聡℃/25側Hgの無色の油として5ーェチル−
4‘61ークロルピリミジンが生成する。例82−メチ
ルメルカプトー4脚一〔3′ーイソプロピル−2′−フ
エニルーオキサゾリジニルー(5′)〕ーメトキシピリ
ミジン5.鰭をINのINの塩酸20の‘に溶かす。
これを煮沸状態に10分間加熱し、冷却し、析出したペ
ンズアルデヒドをエーテルで抽出しそして分離した水相
を洲のかせいソーダ液10叫と混合する。こうして油状
に析出した塩基を酢酸エチルで抽出し、抽出液を水で洗
い、硫酸ナトリウムで乾かし、ろ過しそして減圧の下で
蒸発する。こうして得た油をテトラクロルメタンから結
晶として取り出せば融点82〜83q0の結晶性の2ー
メチルメルカプト−4■−〔3−ィソブロピルアミノー
2′−ヒドロキシープロポキシ〕−ピリミジンが生成す
る。上記の原料は次のようにして作ることができる。
ジメトキシェタン40の‘中の水素化ナトリウム3.総
の懸濁体に2ーフェニルー3ーイソプロピルー5−ヒド
ロキシメチルーオキサゾリジン3舷を加えて室温で2時
間かきまぜる。
次に、2−メチルメルカプトー4−クロルピリミジン2
35gをジメトキシェタン40の‘に溶かして滴加する
。これを室温でさらに1時間かきまぜてから、還流状態
で4時間かきまぜる。こうして析出した無機塩をろ去し
、ろ液を真空下で蒸発する。その油状残分として2−メ
チルメルカブトー4一〔3′ーイソプロピルー2′ーフ
エニルーオキサゾリジニルー(5)〕−メトキシーピリ
ミジンが得られる。例92ーメチルメルカプトー4■(
3′ーイソプロピルアミノー2′ーヒドロキシープロポ
キシ)ーピリミジン2.57gを0.州の塩酸20の‘
の中で水で湿らせたラネー・ニッケル1雌と混合してか
ら、かきまぜながら60℃に6時間加熱する。
この場合に反応混合物の解が常に5〜6であるように希
塩酸を時時滴加する。
ニッケルをろ去しそして水で洗う。ろ液を合わせて希薄
なかせいカリ液でアルカリ性となしそして炭酸カリウム
で飽和する。混合物を酢酸エチルで抽出し、抽出液を硫
酸ナトリウムで乾かし、ろ過し、ろ液を真空中で蒸発す
れば粗製の生成物が無色の油として得られる。これをし
ゆう酸0.雌といつしよにメタノール5の‘に加熱して
溶かす。冷却すれば4‘6}−(3−イソプロピルアミ
ノー2′−ヒドロキシープロポキシ)ーピリミジン・酸
性シュウ酸塩が得られる。これをメタノールから再結晶
して精製する。融点は164〜165℃である。例10 粗製の1一(2ーメチルチオー5ーピリミジニルオキシ
)−2,3ーエポキシプロパン0.19舷をイソブロパ
ノール10必中に溶解し、ィソプロピルアミン1.5の
‘の添加後全体を1報時間還流し、そして次に反応混合
物を真空中で濃縮する。
残さをアセトンに溶解し、この溶液を澄明になるまでろ
過し、そしてろ液にアセトン0.5泌中のシュウ酸0.
1gの溶液を添加する。すりつぶしと共に5一(3′ー
イソプロピルアミノ一2′ーヒドロキシーブロポキシ)
−2−メチルチオピリミジン−酸性シュウ酸塩が結晶し
、このものはメタノールノアセトンから再結晶される。
繭&点196〜1970。出発材料として使用する1一
(2ーメチルチオー5ーピリミジニルオキシ)一2,3
ーエポキシプロバンは次のようにして作ることができる
。アセトン30泌中の5−ヒドロキシー2−メチルチオ
ピリミジン1.4をと炭酸カリウム2.1gとの溶液に
かきまぜながらェピクロルヒドリン0.9の【を添加し
、そして次に全体を4q時間還流する。反応混合物を吸
引ろ過し、ろ過残さをアセトンで洗い、そしてろ液を真
空中で濃縮する。残さとして粗製の1一(2−メチルチ
オ−5ーピリミジニルオキシ)−2,3−ェポキシプロ
パンから成る褐色の油が得られ、このものはさらに精製
することなしに使用できる。例11 粗製の1−(5−ピリミジニルオキシ)−2,3ーエポ
キシプロパン3.汐をイソプロパノール50必中に溶解
し、そしてィソプロピルアミン15叫の添加後全体を1
斑寺間還流する。
この反応混合物を次に真空中で濃縮し、残さをアセトン
25必中に落籍し、溶液を加熱して沸とうさせ、そして
酢酸エチル25の‘を添加する。次にこの溶液を不溶性
樹脂からデカンテーションし、それから真空中で濃縮す
る。残さをアセトン中に溶解し、そしてアセトン1ow
‘中のシュウ酸1.鍵の溶液を添加する。沈澱した結晶
はメタノール/アセトンから再結晶した後融点166〜
1670の5−(3′ーィソプロピルアミノ−2′一ヒ
ドロキシブロポキシ)−ピリミジン酸性シュウ酸塩を生
じる。出発材料として使用する1−(5ーピリミジニル
オキシ)−2,3−ェポキシプロパンは次のようにして
作ることができる。
アセトン300のZ中の5一ヒドロキシピリミジン8.
腿と炭酸カリウム21gとの溶液にかきまぜながらェピ
クロルヒドリン9の【を添加し、次に全体を4q時間還
流する。
沈澱を吸引ろ過し、ろ過残さをアセトンで洗い、そして
ろ液を真空中で濃縮する。残さとして粗製の1−(5ー
ピリミジニルオキシ)−2,3ーェポキシプロパンから
成る褐色の油が得られ、このものはさらに精製すること
なしに使用できる。例12 5−アリルオキシ−2−〔3′ーイソプロピルー2′ー
フエニルーオキサゾリジニルー(5′)〕ーメトキシピ
リミジン1.舷をIN塩酸6の‘中に溶解する。
全体を10分間還流して次に冷却する。沈澱したペンズ
アルデヒドをエーテルで抽出し、分離した水相に州水酸
化ナトリウム溶液3の‘を添加する。油状の形で沈澱し
た塩基を酢酸エチルで抽出し、抽出物を水で洗い、硫酸
ナトリウム上で乾燥し、ろ過しそして減圧下で濃縮する
。得られた油状の塩基を少量のアセトンに溶解し、アセ
トン2の【中のシュウ酸0.5gの溶液を添加すると、
5−アリルオキシー2一(3′ーイソプロピルアミノ一
2′−ヒドロキシプロポキシ)−ピリミジン酸性シュウ
酸塩が結晶化し、このものはメタノールノアセトンから
再結晶される。融点152〜15yo。5−アリルオキ
シ−2一〔3′ーイソプロピルー2′−フエニルオキサ
ゾリジニル−(5′)〕ーメトキシピリミジンは次のよ
うにして作ることができる。
ジメトキシェタン5の【中の水素化ナトリウム0.13
gの懸濁液に2ーフヱニル−3−イソプロピル−5ーヒ
ドロキシメチルーオキサゾリジン1.衣を添加しそして
かきまぜを室温で2時間続ける。
次にジメトキシェタン20地中に溶解した5−アリルオ
キシー2ーメチルスルホニルーピリミジン1.礎を添加
する。かきまぜを室温で2時間鏡けそして次にこの混合
物を1畑時間還流する。沈澱した無機塩をろ過により除
き、ろ液を真空中で濃縮し、そして油状の5−アリルオ
キシ−2−〔3−イソプロピル−2′ーフエニルオキサ
ゾリジニルー(5′)〕ーメトキシピリミジンを得、こ
のものはさらに精製することなく処理される。出発材料
として使用する5ーアリルオキシー2−メチルスルホニ
ルーピリミジンは次のようにして得ることができる。
5ーヒドロキシー2一メチルチオピリミジン4.鴇、炭
酸カリウム9.雌および臭化ァリル3.滋をいつしよに
アセトン50泌中で41′2時間かきまぜながら還流す
る。
無機塩をろ過により除き、そしてろ液を減圧下で濃縮す
る。石油エーテルから油状物の形の5−アリルオキシ−
2−メチルチオピリミジンが得られる。融点41〜42
0。5ーアリルオキシ−2一メチルチオピリミジン3.
薄を氷酢酸30の上中に溶解し、そし20%週酸化水素
20の‘を添加する。
2000で4曲時間後、溶液を減圧下20℃で濃縮する
残さをエーテルから結晶化した後5−アリルオキシー2
−メチルスルホニルピリミジンを得る。融点66℃。例
13メタノール70M中の5一(3′ーアミノ−2−ヒ
ドロキシープロポキシ)−ピリミジン3.総およびシア
ノポロハィドラィド1.5gの溶液にメタノール中のが
塩化水素溶液4泌を加え、そしてかきまぜながら30分
間のうちにアセトン12の‘を滴下する。
5−(3−アミノーヒドロキシープロポキシ)−ピリミ
ジンとアセトンとの反応により生成したシツフ塩基を含
む反応混合物を室温で一夜かきまぜ、そして次に真空下
で蒸発し、そして残さを州塩酸で酸性にする。
水性相をエーテル30の‘と振とうすることにより1回
抽出する。塩酸相を分離し、そして濃水酸化ナトリウム
溶液でアルカリ性にする。酢酸エチルで抽出し、硫酸ナ
トリウム上で有機相を乾燥し、そして蒸発乾固すると、
残3が得られ、これはアセトン中に溶解し、そしてァセ
トン10地中のシュウ酸1.総の溶液を加える。得られ
た結晶をメタノール/アセトンから再結晶すれば、融点
166〜167℃の5一(3−ィソプロピルアミノー2
′ーヒドロキシープロポキシ)ーピリミジン酸性シュウ
酸塩が得らる。原料として使った5−(3−アミノ−2
′ーヒドロキシープロポキシ)−ピリミジンは次のよう
にして得ることができる。
例11により得られた1一(5ーピリミジニルオキシ)
−2,3ーェポキシプロパン錐をジオキサン40の【中
に溶解する。
ジオキサン50必中の気体状アンモニア1gの溶液を加
え、そして混合物を室温に4報時間放置する。溶媒を留
去した後、粗製の5一(3−アミノー2′ーヒドロキシ
ープロポキシ)ーピリミジンが得られ、これは前記のよ
うにさらに処理される。例14 5一ヒドロキシピリミジン5.96g、1ーイソプロピ
ル−3ーアゼチジノール5.繋、水酸化カリウム0.聡
およびペンジルァルコール25泌の混合物を窒素下、1
50qoの溶中で1粥時間かきまぜる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物を式 Z_2−C(CH_3)R_1R_2(III)〔これら
    の式中、R_1は水素原子であり、R_2は低級アルキ
    ル基であり、R_3は水素原子または低級アルコキシカ
    ルボニル基であり、R_4は水素原子、N−低級アルキ
    ルアミノカルボニル基、低級アルキル基、低級アルケニ
    ルオキシ基、低級アルコキシ−低級アルキル基、低級ア
    ルキルチオ基、低級アルキルチオ−低級アルキル基また
    はジ−(低級アルキル)−アミノ基であり、Z_1およ
    びZ_2の一方はアミノ基であり、そして他方は反応性
    にエステル化された水酸基であり、そしてX_1は水酸
    基であるか、あるいはZ_1はX_1と一緒になってエ
    ポキシ基を形成し、そしてZ_2はアミノ基である〕で
    表わされる化合物と反応させ、そして所望により得られ
    た異性体混合物(ラセミ体混合物)を2つの立体異性体
    (ジアステレオマー)の純粋なラセミ体に分離するかま
    たは得られたラセミ体を光学対掌体に分割し、あるいは
    所望により得られた塩を遊離化合物または他の塩、特に
    治療上使用できるその酸付加塩に変えることを特徴とす
    る、式▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R_
    1,R_2,R_3およびR_4は前記の意味である)
    で表わされる新規ピリミジン化合物、または異性体混合
    物(ラセミ体混合物)、立体異性体(ジアステレオマー
    )の純粋なラセミ体、光学対掌体または塩、特に治療上
    使用できるその酸付加塩の形の式(I)で表わされる化
    合物の製法。 2 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は水素原子であり、R_2は低級アルキ
    ル基であり、R_3は水素原子または低級アルコキシカ
    ルボニル基であり、R_4は水素原子、N−低級アルキ
    ルアミノカルボニル基、低級アルキル基、低級アルケニ
    ルオキシ基、低級アルコキシ−低級アルキル基、低級ア
    ルキルチオ基、低級アルキルチオ−低級アルキル基また
    はジ−(低級アルキル)−アミノ基であり、そしてYは
    置換されていないかまたはフエニル基により置換されて
    いるメチレン基であるか、またはYはチオカルボニルで
    ある〕で表わされる化合物を加水分解し、そして所望に
    より得られた異性体混合物(ラセミ体混合物)を2つの
    立体異性体(ジアステレオマー)の純粋なラセミ体に分
    割するかまたは得られたラセミ体を光学対掌体に分割し
    、あるいは所望により得られた塩を遊離化合物または他
    の塩、特に治療上使用できるその酸付加塩に変えること
    を特徴とする、式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1,R_2,R_3およびR_4は前記の
    意味である)で表わされる新規ピリミジン化合物、また
    は異性体混合物(ラセミ体混合物)、立体異性体(ジア
    ステレオマー)の純粋なラセミ体、光学対掌体または塩
    、特に治療上使用できるその酸付加塩の形の式(I)で
    表わされる化合物の製法。 3 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、−X_2Hは基−CH(CH_3)R_2であ
    り、R_2は低アルキル基であり、R_3は水素原子ま
    たは低級アルコキシカルボニル基であり、そしR_4は
    水素原子、N−低級アルキルアミノカルボニル基、低級
    アルキル基、低級アルケニルオキシ基、低級アルコキシ
    −低級アルキル基、低級アルキルチオ基、低級アルキル
    チオ−低級アルキル基またはジ−(低級アルキル)−ア
    ミノ基である〕で表わされるシツフ塩基を還元し、そし
    て所望により得られた異性体混合物(ラセミ体混合物)
    を2つの立体異性体(ジアステレオマー)の純粋なラセ
    ミ体に分離するかまたは得られたラセミ体を光学対掌体
    に分割し、あるいは所望により得られた塩を遊離化合物
    または他の塩、特に治療上使用できるその酸付加塩に変
    えることを特徴とする、式▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ (式中、R_1は水素原子であり、そしてR_2、R_
    3およびR_4は前記の意味である)で表わされる新規
    ピリミジン化合物、または異性体混合物(ラセミ体混合
    物)、立体異性体(ジアステレオマー)の純粋なラセミ
    体、光学対掌体または塩、特に治療上使用できるその酸
    付加塩の形の式(I)で表わされる化合物の製法。 4 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ −低級アルキル基、低級アルキルチオ基、低級アルキル
    チオ−低級アルキル基またはジ−(低級アルキル)−ア
    ミノ基である〕で表わされる化合物を式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_3は水素原子または低級アルコキシカルボ
    ニル基であり、そしてR_4は水素原子、N−低級アル
    キルアミノカルボニル基、低級アルキル基、低級アルケ
    ニルオキシ基、低級アルコキシ(式中、R_1は水素原
    子であり、そしてR_2は低級アルキル基である)で表
    わされる化合物と反応させ、そして所望により得られた
    異性体混合物(ラセミ体混合物)を2つの立体異性体(
    ジアステレオマー)の純粋なラセミ体に分離するかまた
    は得られたラセミ体を光学対掌体に分割し、あるいは所
    望により得られた塩を遊離化合物または他の塩、特に治
    療上使用できるその酸付加塩に変えることを特徴とする
    、式▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R_1
    ,R_2,R^3およびR_4は前記の意味である)で
    表わされる新規ピリミジン化合物、または異性体混合物
    (ラセミ体混合物)、立体異性体(ジアステレオマー)
    の純粋なラセミ体、光学対掌体または塩、特に治療上使
    用できるその酸付加塩の形の式(Ia)で表わされる化
    合物の製法。 5 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は水素原子であり、R_2は低級アルキ
    ル基であり、R_3は水素原子または低級アルコキシカ
    ルボニル基であり、そしてR_4′は低級アルキルチオ
    基である)で表わされる化合物を水素添加し、そして所
    望により得られた異性体混合物(ラセミ体混合物)を2
    つの立体異性体(ジアステレオマー)の純粋なラセミ体
    に分離するかまたは得られたラセミ体を光学対掌体に分
    割し、あるいは所望により得られた塩を遊離化合物また
    は他の塩、特に治療上使用できるその酸付加塩に変える
    ことを特徴とする、式▲数式、化学式、表等があります
    ▼ (式中、R_1,R_2およびR_3は前記の意味であ
    る)で表わされる新規ピリミジン化合物、または異性体
    混合物(ラセミ体混合物)、立体異性体(ジアステレオ
    マー)の純粋なラセミ体、光学対掌体または塩、特に治
    療上使用できるその酸付加塩の形の式(Ib)で表わさ
    れる化合物の製法。
JP57132300A 1973-02-20 1982-07-30 新規ピリミジン化合物の製法 Expired JPS603391B2 (ja)

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