JPS6033550A - 自動原稿給送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、複写機などの原稿台上に載せられた原稿を一
枚ずつ分離して所定位置に搬送するようにした自動原稿
給送装置（以下、ＡＩＩＦと称す）に関する。

（従来技術） 複写機などの画像形成装置には、原稿を露光位置に順次
給送するために、ＡＤＦが付加されている。従来こ′の
様な画像形成装置などにおいて、＾ＩＮＦを使用して複
数枚の原稿を複写している最中に、他の割込み渚が割込
み複写を行うためには、複り／機本体側に設けられてい
る操作部の割込キーを押してジステノ・全体の動作を一
旦停止１−させ、その後にＡ［ｌＦを開いて割込者の原
稿を露光ガラス面にセット九、次いでＡＤＦを閉じてか
ら氷体側のコピーボタンを押して払た。そして、割込複
写を行った後に先の複り７動作を再開させるためには、
前の原“稿を再びセットすると共に、再度コピーボタン
を押さなければならなかった。

このように従来のＡＤＦは非常に操作性が悪く、それが
ために一般ユーザは割込複写を行うことに抵抗があり６
、長時間□にわたる通常の複写が終了するのを待たざる
を得ないという不都合がみられた。

（１］　的） 本発明の目的は、上述の点に鑑み、例えばＡＤＦを使用
して複数枚の原稿を複写している最中に割込み複写を行
なおうとする場合には、通常の原稿積載トレイとは別に
設けられた専用の原稿挿入口に対して、搬送タイミング
や複写機本体の複写タイミングとは関係なく、原稿を順
次挿入するだけで割込複写を可能ならしめるようにした
自動原稿給送装置を提供することにある。

かかる目的を達成するために、本発明では、複数枚の原
稿を逐次分離して搬送する自動原稿給送装置において、
第１の目的に使用すべき第１原稿挿入手段と、第２の目
的に使用すべき第２原稿挿入手段とを具備したことを特
徴とする。

（実　施　例） 以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図である。本図中
、Ａは複数枚の原稿から一枚を分離して給送する原稿フ
ィーダ一部（以下、ＡＦと称する）、Ｂは原稿を露光位
置に給送する原稿セッタ一部（以下、ＤＦと称する）、
Ｃは複写機本体である。Ｄはスタート−キーおよびジャ
ム表示ランプを有する操作表示部である。

第２図（Ａ）および（Ｂ）は第１図に示した本実施例の
断面構成図、第３図はＡＦ部の斜視図、第４図はＤＦ部
の斜視図である。

まず、ＡＦ部の構成について説明する。第２図（Ａ）お
よび第３図において、■は水平に設けられた原稿積載ト
レイで、コピーすべき原稿の面を下側にして積載される
。２はピックアップローラであり、ピックアップソレノ
イド１１（ＳＬＩ）のオンによって下方に動き、原稿載
置トレイｌ上の原稿をピックア・ンプする。ＡＦ駆動モ
ータ１３（Ｍ２）の作動時には、ピックアップローラ２
に分離ベルｌ−（、、、Ｉ＝、）３を介して時計軸方向
の回転が伝えられる。分離ベルト（上）３および分離ベ
ルト（下）４は、原稿を一枚送り得る程度の隙間を持つ
よう保たれており、＾Ｆ駆動モータ１３（Ｍ２）の作動
時にはそれぞれ図中矢印の方向に回転し、原稿を一枚分
離して給送する。

原稿が分離ベルト（、ｌ−）　３　、（下）４内に搬送
されると、ソレノイド１１はオフし、ピックアップロー
ラ２は上方に移動する。モータ１３の回転時に、ベルト
開ソレノイド＋２（Ｓｌ２）がオン干ると、１′一回転
制御環８が半回転し、さらにカム７が回転することによ
り、クラッチ爪６が矢印の方向に下ってモータ１３の駆
動を分離ベルト３および４に伝達するのを断つとともに
、解放軸アーム５が分離ベルト（下）４を押し下げるこ
とにより、分離ベルト（上）３および（下）４の間に隙
間を作る。また、その後にモータ１３を回転させながら
ベルト開ソレノイド１２をオフさせると、半回転制御環
８を半回転させ、カム７をもとの位置に戻すことにより
、クラッチ爪６が持ち上がり、モータ１３の回転を分離
ベルト３および４に伝えると共に解放軸アーム５を持ち
上げて分離ベルト（下）４を持ち］−げ、分離ベルｌ−
（−ｌ−）　３および（下）４の隙間をもとの位置に戻
す。

ＡＦ部の駆動系はピックアップローラ２および分離べｌ
しｌ−３、４共に同一の系であり、駆動モータ１３（、
Ｍ２）の回転力が各部に伝達されている。また、９はｊ
つ稿が原稿積載トレイ１にセットされたことを検知する
ＡＦ原稿センサ（Ｓｌ）であり、１０は原稿が分離ベル
ト内に入ったことを検知するタイミングセンサ（Ｓ２）
である。

４８は割込コピー用の原稿挿入１」であり、４７はその
割込原稿を検知する割込原稿センサ（Ｓ６）、４６は；
ＩＪ込原稿が搬送路に侵入するのを一時的に禁１トする
ためのシャッタである。シャッタ４６はソレノイド４８
（第４図参照）のオンにより上方に動き、割込原稿を搬
入可能とする。また、シャッタ４６をオフすると復帰バ
ネにより下方に動き、割込原稿を止めるよう構成されて
いる。

次に、ＤＦ部の構成について説明する。第２図（Ａ）　
、　（Ｂ）ないし第４図におい′て、２０は上述のＡＦ
部から送られてきた原稿を押さえるローラであり、原稿
押えソレノイド３２（ＳＬ３）がオンするときに原稿を
押えるように下方にさがる。２１は搬送ローラであり、
ＡＦ部より送られてきた原稿を搬送する。

全面ベルト２３は駆動ローラ２２およびターンローラ２
４にかけられており、原稿プラテンガラス３７１：に押
し付けられ、摩擦力で原稿を搬送する。排出ローラ（１
）　２５は、原稿プラテンガラス３７上においてコピー
が終了した原稿を排出し、排出された原稿はターン部２
６に沿って排出され、排出ローラ（２）　２７により排
紙トレイ２８に積載される。

２９はＡＦ部から送られてきた原稿を検知するＤＦ原稿
センサ（Ｓ３）であｌｊ、３０は原稿の先端および後端
を検知する人口センサ（Ｓ４）であり、３１は原稿の排
出時に検知する排紙センサ（Ｓ５）である。

ＤＦ部の駆動系は、押えローラ２０、搬送ローラ２１、
ベルト駆動ローラ２２、ターンローラ２４、排出ローラ
（１）　２５、排出ローラ（２）　２Ｂ共に同一の系で
あり、周速はすべて等しくなっており、駆動モータ３４
（Ｍｌ）ノ回転が’）　７−、４−Ｑ’ｌ：　／／’Ｉ
　Ｎ　＋＋　１−−　イＡ　郁ニ伝達される。

ブレーキ３８　（ＢＫ）は、原稿プラテンガラス３７上
の所定位置に原稿をセットする際の停止時にオンされる
。そして、駆動モータ３４（旧）の回転に同期して作動
するクロック発生器３３により後述する動作制御を行っ
ている。

３８は操作表示部Ｄ（第１図参照）に設けたスタートス
イッチであり、これを押下することにより内部のランプ
４１が点灯されると共に原稿の給送が開始される。

ターン部２６の開閉カバー２６′　は軸Ｘを中心に回り
１する。そして、開閉カバー２６′　を開くことにより
、原稿を排紙ローラ２５から図の左側に排出することも
可能となる。

また、ＤＦ部はＡＦ部と分離して開閉可能なように構成
されており、この開閉状態を検知するためにマイクロス
イッチより成るＤＦＪｊｆスイッチ（後述する）を設け
である。

次に、上述したＡＤＦ構成における動作説明を行う。原
稿を原稿載置トレイｌに載置すると、　ＡＦ原稿センサ
９が原稿を感知する。モしてＡＤＦスタートスイッチ３
８がオン状態になると、ランプ４１が点灯すると共にソ
レノイド１１に通電され、ピックアップローラ２が降下
する。ソレノイド１１に通電後一定時間が経過すると、
ＡＦモモ−−３が回転し、積載された原稿のうち最上部
の原稿が搬送され始める。

分離ベルト３および４の間を搬送される原稿先端がＡＦ
タイミングセンサー０により検知されると、ソレノイド
１１への通電は切れ、ピックアップローラ２は。ｈ方に
移動する。そして、原稿はＡＦ部からＤＦ部に搬送され
る。

原稿先端がＯＦ原稿センサ２８により検知されると、Ａ
Ｆ部ではツルイド１２に通電がなされ、分離ベルト（下
）４を押し下げる。また、分離ベルト３および４の動作
も停止する。そしてソレノイド１２に通電後一定時間が
経過すると、ＡＦモモ−−３は停止し、ＡＦ部の動作を
停止する。

ＤＦ部においては、ＤＦ原稿センサ２８が原稿先端を検
知すると、ソレノイド３２に通電され、押えローラ２０
が下方に移動して原稿を押える。そして、ＤＦモータ３
４およびクラッチ３５がオンすると、叶部押えローラ２
０．ｌｆ）送ローラ２１．ベルト駆動ローラ２２、ター
ンローラ２４．排出ローラ２５および２６が回転する。

これにより、原稿は搬送され始める。原稿が搬送ローラ
２１を通過すると原稿の先端が入口センサ３０により検
知され、この時点からクロック発生器３３から発生され
るクロックパルスをカウントする。また、ソレノイド３
２への通電が切れると、押えローラ２０は上方に移動す
る。次に、原稿は全面ベルト２３と原稿プラテンガラス
３７との間に入り込み、全面ベルト２３により搬送され
る。

クロック発生器３３から発生するパルス総数が所定値に
達すると、　ＤＦモータ３４およびクラッチ３５への通
電を切る。同時に、ブレーキ３６に通電を行う。そして
複写機本体Ｃ（第１図）にコピースタート信号が送られ
、コピー動作が開始される。

０ なお、プレー′＋３６への通電は、一定時間後に切られ
る。

その後、４写機本体Ｃのコピー中においては、複写機本
体Ｃから送られてくる５ＴＡＮＤＢＹ信号に応答してソ
レノイド１１に通電がなされ、ピックアップローラ２が
押下され、上述と同様の動作により次の原稿を分離・搬
送する。

ＯＦ原稿センサ２８が原稿の先端を検知すると、ソレノ
イド３２に通７Ｉ範がなされ、押えローラ２０がＦ方に
移動して原稿を押える。この状ｈ！：においてＡＤＦは
一時的に動作を停ｆ１−シ、複写機本体から送られてく
るＤＦスタート信壮を待つ状ｊ！；（以Ｆ、５ＴＡＮＤ
ＢＹ状態と称す）になる。

その後、設定枚数における最終コピーのｊｉｉ稿露光露
光終了後′ｊＪ機本体ＣからＩＮＦスターＩ・信号が送
られてくると、原稿プラテンガラス３７ヒにある原稿を
排紙トレイ２８に排出させると共に、上述の５ＴＡＮＤ
ＢＹ状＃Ｍにて待機している次の原稿を原稿プラテンガ
ラス３７の原稿基準位置まで給送させる（以下、排給紙
動作と称す）。そして、複写機水１ 体にコピースタート信号を送り、再びコピーを開始する
。

次に、−上述した５ＴＡＮＤＢＹ信号をＡＤＦに送るタ
イミングについて説明する。いま、５ＴＡＮＤＢＹ信号
を受信してから原稿積載トレイ１上にある次の原稿を分
離・搬送して５ＴＡＮＤＢＹ状態に至るまでに要する時
間を　ｔ、　、　５ＴＡＮＤＢＹ信号が送出されてから
次にＯＦスタート信号が送出されるまでの時間をｔ２．
５ＴＡＮＤＹＢ信号が送出されてから原稿プラテン３７
」二において原稿を露光するためのハロゲンランプが点
灯開始する時刻までの時間をｔ３とすると、５ＴＡＮＤ
ＢＹ信号の送出時刻は１．≦ｔ２およびｔ１≦ｔ３なる
条件を満たす必要がある。その結果、原稿プラテン３７
上において原稿を露光するためのハロゲンランプが点灯
されない期間に５ＴＡＮＤＢＹ動作がなされることにな
る。換言すれば、　ｔｌの期間とハロゲンランプが点灯
している期間とが重複することなく、しかも設定コピー
における最終の露光開始前に５ＴＡＮＤＢＹ信号がＡＤ
Ｆに送り出されることになる。

挿入１１４８に入れられた割込原稿について次に説明す
る。

複写機本体がコピー中であり、次の原稿が５ＴＡＮＤＢ
Ｙ状態でないとき（すなわち、ＡＤＦが複写機本体にコ
ピースタート信号を出力してから５ＴＡＮＤＢＹ信号が
送られてくる以前の時１１１１）、挿入１１４８に割込
み原稿を挿入すると原稿検知センサ４７により検知がな
される。その後、複写機本体より５ＴＡＮＤＢＹ信号が
送られてくると、ツルイド４９に通電がなされてシャッ
タ４６がにかり、１１；１込み原稿が落下してＤＦ原稿
センサ２８により検知され、ソレノイド３２に通電がな
され、押えローラ２０がド方に移動して原稿を押え、割
込み原稿が５ＴＡＮＤＢＹ状＃；となる。そして、複写
機本体から叶スタート信号が送られてくると、今まで原
稿プラテンガラス３７上にあった原稿と割込み原稿との
間において、排給紙動作が行われる。

次の原稿が５ＴＡＮＤＢＹ状ｊ出であるときに原稿検知
センサ４７により割込み原稿が検知された場合は、次の
原稿は原稿プラテンガラス３７において、コ３ ２ ピー中に複写機本体から５ＴＡＮＤＢＹ信号が送出され
るまで待機する。そして、−に述と同じ動作により割込
原稿が５ＴＡＮＤＢＹ状態になる。なお、このときＡＦ
部の原稿積載のトレイｌ上にある原稿は１トめられてい
る。そして、割込原稿がプラテンガラストにセラ］・さ
れると、ＡＤＦから割込コピースタート信号が送られ、
複写機本体は割込コピーを実行する。

このように、複写機本体の設定枚数コピー途中において
、八〇Ｆに割込原稿を入れた場合にも、直ちに割込コピ
ースタート信号が複写機本体に供給されず、通常のコピ
ースタート信号と同じタイミングにて供給されるので、
設定コピーの途中において割込コピーが実行されること
はない。

さらに、複写機本体の構成およびその概略動作を説明す
る。上述の如く、八〇Ｆからコピースタート信号を受け
付けると、駆動モータ５０が回転し始め、プラテンガラ
ス３７−［−の所定位置にセットされた原稿を露光ラン
プ５１が点灯し、原稿を光学系５２を経て矢印方向に回
転する感光ドラム５３上に結像させ、帯電器５４により
原稿の潜像を作り、その潜像を現像機５５により現像し
、コピー紙への転写を転写帯電器５６により行わせる。

そして、感光ドラム５３上の残トナーはクリーニング部
５７によりクリーニングされ、さらにイレーサーランプ
５８および除電帯５９にて除電プロセスを実行する。

一方、コピー紙はカセッ）　ＢＯＡおよび１３０Ｂから
給紙ローラ８１Ａおよび８１Ｂにより一枚ずつ取り出さ
れ、レジストローラ６２を軽て感光ドラム５３に送り込
まれ、原稿トナー像を転写されながら分離ローラ８６を
経て搬送ベルト６４により搬送され、定着部６５に送ら
れて定着ローラ６８により定着され、排出ローラ６７を
経て排出トレイ６８に排出される。

コピー紙の搬送を監視するための分離ジャムセンサ８９
および排紙ジャムセンサ７０により、ジャム検知を行う
。また、前後進クラッチ７１により露光ランプ５１およ
びその他の反射ミラー、レンズを移動させ、プラテンガ
ラス３７上の原稿を露光するよう光学系を構成する。

第５図はＡＤＦの動作を行わせるための制御回路を示す
ブロック図であり、ＲＯＭ　、　ＲＡ　Ｍ等を内蔵した
周知のワンチップマイクロコンピュータ（以下、ｐ　Ｃ
ＯＷと称す）４３を中心に構成している。

ｋＣＯＭ４３の割込端子ＴＮＴには、ＤＦモータ３４の
回転時に発生するクロック発生器３３からのパルス信号
がコンデンサで波形整形されて入力される。入カポ−）
Ｐｏ−Ｐ４　には−ト述したＡＦ原稿センサ（Ｓ＋　）
９．タイミングセンサ（Ｓ２’　）１０．ＤＦ原稿セン
サ（Ｓ３）　２９．入口センサ（３４）　３０および排
紙センサ（Ｓ５）３１からの原稿検出信号が入力される
。また、入力ポートＰｓには、ＡＤＦスタートスイッチ
３９からの信号か入力される。入力ポートＰ６には、Ｏ
Ｆ部の開閉に応じて作動するマイクロスイッチ（ＭＳ、
　）　３８からの状態検知信号が入力される。

入力ポートＰ７には、割込み原稿センサ（Ｓｆｌ）４Ｂ
からの原稿検知信号が入力される。入力ポートＰ８には
、複写機本体からＯＦスタート信号叶５ＴＡＲＴが入力
される。この信号は、本体側におけるコピーのための最
後の露光が終了した時点で出力されるｂ 。入カポ−）Ｐ＋ｏには、複写機本体からＡＤＦを５Ｔ
ＡＮ［ｌＢＹ状態にさせるための信号５ＴＡＮＤＢＹが
入力される。

ボー　トＦ０〜Ｆｉ１は出力ポートであり、ポートＦｏ
からは、入力ポートＰＳへの入力信号に応じてスタート
ランプ４１を点灯するための点灯信号がドライバＯｏを
介して出力される。ポートＦＩ〜Ｆ３およびＦｌからは
、ピックアップツルイド１１、ベルト開ソレノイド１２
．原稿押えソレノイド３２、シャツターンレノイド４８
をそれぞれオンするための駆動制御信号がドライバＤ１
〜Ｄ３および０＋＋を介して出力される。ポートＦ４〜
Ｆ７からは、ＡＦ駆動モータ（Ｍ２　）　１３．　ＯＦ
駆動モータ（Ｍｌ）、クラッチ３５．ブレーキ３Ｂに対
する駆動制御信号−がドライバ０４〜Ｄ７を介して出力
される。ポートＦＩうからは、［−述した操作表示部り
内のジャム表示ランプ４４に対する点灯信号が、またポ
ートＦ９およびＦＩＯからは複９ｆ機本体に対してコピ
ースタート信号Ｃ０ＰＹＳＴＡＲＴおよび割込みコピー
スタート信号ＩＮＴＣＯＰＹＳＴＡＲＴがそれぞれドラ
イバ７６ Ｄ４１およびり．を介して出力される。

これら入力信号の読込みあるいは４＝Ｊ加のオン・オフ
は、ｇｃＯＭ４３内のＲＯＭに格納されたプログラムに
従って制御される。

複写機本体にも第５図と同程度の制御回路が組み込まれ
ており、ＡＤＦに対してＯＦ　ＳＴＡＲＴ信号およびＳ
ＴＡＮＤＢＹ信号を出力し、ＣＯＰＹ　ＳＴＡＲＴ信号
およびＴＮＴ　ＣＯＰＹ　ＳＴＡＲＴ信号を入力する構
成になっている。

第６図は、ＡＤＦのメインルーチンを示すフローチャー
トである。

まず、ステップＳ６−１において装置がジャムか否かを
判断し、ジャムでなければステ・ンプＳ６−２において
ＡＦサブルーチン（第７図参照）を実行し、次いで、ス
テップＳ６−３により［ｌＦサブルーチン（第８図参照
）を実行する。

そして、ステップＳ８−４では後述するタイマの内容に
１を加算する。

ステップＳ６−５では，割込端子ＴＮＴにクロックパル
スが入力すると後述するカウンタの内容に１を８ 加算する。

ステップ５８−１においてジャムと判断した場合は、ス
テップ５６−６において第９図に示すＪＡＭ　ＡまたＪ
ＡＭ　Ｂを実行し、ステップ５８−４に進む。

なお、本実施例ではＡＦサブルーチン実行中に、入力信
号待ち状態になるとメインルーチンに戻るものとする。

次に、第７図を用いてＡＦサブルーチンを説明する。

ステップ５７−１においては、原稿が原稿枯載トレイｌ
上に置かれＡＦ原稿センサ９がこれを検知しているか否
かを入力ポートＰ。より読込み、検知するまで繰返し監
視する。

原稿が載置されるとステップ５７−２に進み、スタート
スイッチ３９がオンしているか否かを入カポ−）　Ｆ５
より読込み、オンされるまで繰返し監視する。オンされ
ると、ランプ点灯信号を出力ポートＦｏより出力する。

これによりランプ４１は点灯しＡＤＦが動作開始したこ
とを操作者に知らせる。

そして、ステップ５７−３において、出力ポートＦ１お
よびＦ２からの信号によりピックアップソレノイド１１
をオンし、ベルト開ソレノイド１２をオフにする。これ
により、原稿給送が開始される。

更に、用Ｃ０Ｍ４３内にあるＲＡＭの所定φ域に設定さ
れたピックアップ保持タイマＴ１をスタートさせ、所定
時間の計時を行う。

ステップ５７−４では、タイマＴ１が終了するのを待ち
、終了すると同時にＡＦ駆動モータ１３をオンさせる。

」−述のタイマＴ、は、ピックアップローラ２がピック
アップソレノイド１１のオンにより自重で下がり、原稿
面一１−に圧接されてから、ＡＦモータ１３をオンさせ
て原稿を給送するまでのインターバルを決めるもので、
タイマＴ、かない場合に、ピックアップローラ２が原稿
面上におりた際にいきなり給送を開始してしまい、斜行
、重送等のトラブルの原因となってしまうのを防ぐよう
にしている。さらにタイマＴ１がカウント終了した時点
で、ピックアップ遅延ＪＡＭタイマＴＪ、をスタートさ
せる。

９ 次に、ステップ５７−５では−に連のタイマＴＪ１がカ
ウント終了するまで、ＡＦタイミングセンサ１０を監視
し続け、タイマＴＪ、がカウント終了するまでの間にＡ
Ｆタイミングセンサ１０が原稿を検知できない場合は、
ピックアップミスと判断し、ピックアップ遅延ＪＡＮと
してＪＡＭ　Ｂルーチンへ進む。ＡＦタイミングセンサ
ＩＯが原稿を検知した場合は、正常にピックアップを行
ったものとしてピックアップツルイド１１をオフして、
ピックアップローラ２を持ち上げる。

上述の原稿がＡＦタイミングセンサ１０により検知され
た時点では、原稿は分離ベルト（上）３と分離ベルト（
下）４との隙間部に搬入されており、分離ベル）（−ｈ
）３によって搬送されているので上述のピックアップロ
ーラ２による搬送は不要となる。このため、ピックアッ
プソレノイド１１をオフしてピックアップローラ２を原
稿面から離す。

さらに、分離ベルト（下）４によって原稿の重送を防ぐ
効果を持たせている。このように、ピックアップローラ
２によって原稿を少なくとも上から１ ０ 一枚だけ搬送し、仮にそこで重送があったとしても、次
の分離ベルト（下）４の逆搬送によって確実に分離効果
を上げるように二段がまえとしている。分離ベルト（下
）４によって分離する際に、ピックアップローラ２が原
稿を搬送したままであると分離の妨げとなるので、ピッ
クアップローラ２を原稿面から離すようにしている。

ステップ５７−６では、正常にＡＦタイミングセンサ１
０が原稿を検知した時点においてＡＦ滞留ＪＡＮタイマ
ＴＪ２をスタートＸせ、タイマＴＪ２がカウント終ｒす
るまでの間ＩＮＦ原稿センサ２９を監視し続け、タイマ
ＴＪ２が終了するまでにＯＦ原稿センサ２８が原稿を検
知できない場合、分離ミスが発生して、分離ベルト部に
原稿が滞留したと考えられ、ＡＦ滞留ＪＡＮとしてＪＡ
Ｍ　Ｂルーチンへ進む。また、ＤＦ原稿センサ２８が原
稿を検知した場合は、正常に分離を行ったとして次のス
テップに進む。

ステップ５７−７では、ＤＦ原稿センサ２８が正常に検
知した時点でベルト開ソレノイド１２をオンしてベルト
開動作を行い、ＡＦ部の原稿の搬送を停止す２ る。また、後述する如く、ＯＦ原稿センサ２９のオンに
よりＤＦ部の制御を開始する。さらに、上記時点におい
てベルト開動作タイマＴ２をスタートさせる。

次にステップ５７−８において、タイマＴ２がカウント
終ｒするのを待ち、終了するとＡＦ駆動モータ１３の回
転によって上述の分離ベルト開動作を行い、分離ベルト
（下）４を押し下げ、分離ベルト（−に）３と（下）４
の間に隙間を作り、後述するＤＦの搬送の妨げとなるの
を防ぐ。タイ＋Ｔ２には分離ベルト開動作を行わせるの
に十分な時間をセットしておく。タイマＴ２のカウント
終了によりＡＦ駆動モータ１３をオフし、次のステップ
に；イ（む。

ステップ５７−９では、後述するＡＦ動作指令がセット
されるのを待機する。ＡＦ動作指令がセットされると、
次のＡＦ切動作開始する。

３ ステップ５７−ｔｏではＡＦ動作指令をリセットし、更
にＡＦ原稿センサ９が原稿を検知しているが否か、すな
わち、次原稿が原稿績ａ　＋−レイ１上に置かれている
か否かをチェックして、もしＡＦ原稿センサ９が検知し
ていれば複写機本体から５ＴＡＮＤＢＹ信号が送られて
くるのを待って上述のステップ５７−３へ進む。

ステップ５７−３では、］−述のステップ５７−８にお
いて述べた開状態になっている分離ベルト（下）４を閉
じるために、ベルト開ソレノイド１２をオフし、さらに
ステップ５７−４においてＡＦ駆動モータ１３をオンす
ることにより、次原稿が分離ベルト部へ到達する前に分
離ベルト（下）４を持ち上げる動作を行い、次原稿の分
離ベルトによる搬送をスムーズに行っている。

ステップＳ？−１０において、ＡＦ原稿センサ９が原稿
を検知していないと判断した場合は、ステップＳ７−１
１により、ベルト開ソレノイド１２をオフし、−Ｈ停止
上したＡＦ駆動モータ１３をオンし、ベルト閉動作タイ
マＴ３をスタートさせる。

４ ステップＳ７−１２では、タイマＴ３のカウント終了を
待ってＡＦ駆動モータ１３をオフする。この動作によっ
て分離ベルト（下）４をもとの位置に戻１７、分離ベル
ト部を閉状態にする。この状態でＡＦ切動作終了する。

次のステップＳ７−１３ではＯＦ動作が終了するのを待
って、すなわち、ＤＦ部に搬送された原稿が正常に原稿
プラテンガラス３７上に置かれ複写機本体のコピー動作
が所定枚数を終了し、原稿が叶から排出されるのを待っ
て、ランプ４１をオフし、操作者にＡＤＦ動作が終了し
たことを知らせ、５ＴＡＲＴへもどって（初期状態とな
り）ステップＳ７で待機する。

第８図（Ａ）および（Ｂ）はＯＦサブルーチンを示すフ
ローチャートである。

まず、ステップ５８−１では、ＡＦ部から搬送された原
稿によりＯＦ原稿センサ２８をオンしてＤＦ部をスター
トさせる。そして、原稿押えソレノイド３２をオンして
原稿を押える。

次のステップ５８−２では原稿押えタイマＴ５をス５ タートさせ、それが終了すると入力ポートＰ日をチェッ
クしてＤＦスタート信号が入力されているか否かを監視
する。このＯＦスタート信号は、複写板本体側における
コピー動作が終了した時点に出力されるものであり、複
写動作中以外は常に本体側から出力されている。

ＤＦスタート信号が入力されると、出力ボートＦ９から
複写機本体に出力されるコピースタート信号をオフにす
る。そして、ＯＦ駆動モータ３４およびクラッチ３５を
オンすることにより、全面ベルト２３、原稿押えローラ
２０．搬送ローラ２１を回転させ、原稿を搬送する。こ
れと同時に、搬送速度に同期したクロックがクロック発
生器３３より発生され、それが７ｔ　Ｃ０Ｍ４３の割込
端子ＩＮＴに入力され、ｐ、　Ｃ０Ｍ４３におけるＲＡ
Ｍの所定領域に設けられた各カウンタ（後述する）を一
つずつ進める。

次のステップ５８−３では、搬送遅延ＪＡＮカウンタＣ
Ｎ封をスタートさせ、カウンタＣＮＪＩがカウント終γ
するまで入口センサ３０が原稿の先端を検知するかどう
か監視し続ける。もし、カウンタＣｔＪＪ１の力６ ラント終了まで人口センサ３０が検知し得ない場合は、
搬送ミスと考えられ、搬送遅延ＪＡＮとしてＪＡＭ　Ｂ
ルーチンへ進む。人口センサ３０により紙の先端を検知
した場合は正常であり、次のステップに進む。

人口センサ３０により紙の先端を検知すると、ステップ
５８−４により原稿押えソレノイド３２をオフにする。

この時点では原稿は搬送ローラ２１により搬送力を受け
ており、搬送ローラ２１と全面ベルト２３による原稿搬
送の妨げとならないよう、押えローラ２０を上方に移動
させている。

さらに、原稿を原稿プラテンガラス３７上の所定位置に
停止ヒさせるために、原稿の先端を人口センサ３０が検
知してから原稿セットカウンタＣＮＩをスタートさせる
。

ステー２プ５８−５では、カウンタＣＮ１がカウント終
了するまで人口センサ３０により原稿の後端を監視し続
け１人口センサ３０が原稿の後端を検知したとき、すな
わち人口センサ３０の原稿検知信号がオフしたときに、
後述する割込原稿用シャツタソレノクフ イド４８オフをしてＡＦ動作指令をセットし、上述した
ＡＦ動作の開始を指令することによりＡＦ部はステップ
５７−８以降の動作を行い、次の原稿の給送を開始する
。カウンタＣＮｌがカウント終了した時点において、す
なわち原稿が原稿プラテンガラス３２にの所定位置（露
光位置）に達した時点において、ＤＦ駆動モータ３４お
よびクラッチ３５をオフし、更に停止精度を上げるため
にブレーキ３６をオンして、全面ベルト２３を停止（二
させる。この時点では次の原稿は未だＤＦ部に達してい
ない。

次のステップ５８−６では、上述のカウンタＣＮｌがカ
ウント終了した時点で［ｌＦ原稿センサ２８および入１
１センサ３０が原稿を検知しているか否かをチェックし
、もし検知していれば搬送滞留ＪＡＮとしてＪＡＭ　Ａ
ルーチンへ進む。しかし、その検知が行われない場合に
は、後述する割込動作指令をチェックし、既にそのセッ
トがなされている場合には割込コピースタート信号を複
写機本体に送り、割込・動作指令をリセットする。また
、セットされていない場合には、コピースタート信号を
複写機本体に送る。そして、それぞれ割込コピーまたは
コピー動作を開始する。

次のステップ５８−７では、ブレーキオンタイマＴ４を
スタートさせ、タイマＴ４のカラン；・終了をチェック
する。そして、カウントが終了すると、ブレーキ３Ｂを
オフする。

ステップ８８−８では、割込原稿センサ４６が原稿を検
知するか、あるいは複写機本体からＤＦスタート信月が
送出されるかを交ｈニにチェックし、割込み原稿を検知
したときには割込動作指令をセットし、割込原稿用シャ
ッタソレノイド４８をオンしてステップＳ８−１に戻る
。また、ＤＦスタート信号が送出された場合には、ステ
ップ５８−９に進む。そして、割込コピースタート信号
およびコピースタート信号をオフし、ＯＦ駆動モータ３
４およびクラッチ３５をオンし、原稿を原稿プラテンガ
ラス３７−ヒから排紙路へ送り始める。さらに、排紙遅
延ＪＡＮカウンタＣＮＪ２をスタートさせる。

ステップ５ｅ−ｉｏでは、カウンタＣＮＪ２がカウント
終了するまで排紙センサ３１が原稿の先端を検知す９ ８ るか否かをチェックし、もし先端の検知がなければ料紙
遅延ＪＡＮとしてＪＡＭ　Ｂルーチンへ進み、先端の検
知があれば正常として２次のステップに進む。

ステップ９Ｂ−１１では、排紙滞留ＪＡＭカウノタＣＮ
Ｊ３をスタートさせ、そのカウント終了をチェックし、
終了した時点において次のステップに進む。このカウン
タＣＮＪ３は、原稿の先端を排紙センサ３１により検知
してから、原稿の後端が排紙ローラ２（２７）から排出
されるのに十分な時間をとるようにセット５れている。

ステップＳ８−１２では、カウンタＣＮＪ３のカウント
終了後、排紙センサ３１により原稿の後端を検知する。

もし、検知がなされた場合には排紙滞留ＪＡＮとして、
ＪＡＭ　Ａルーチンへ進み、検知がない場合には正常に
原稿が排出されたものとして、ＯＦ駆動モータ３４およ
びクラッチ３５をオフし、再び、ステップ５８−１に戻
る。

第９図は、複写機本体の動作を示すメインルーチンであ
る。

まず、操作部Ｅ（第１図参照）のキーが押されたか否か
をチェックし、押されている場合にはＫＥＹ処理プログ
ラム（例えば、コピ一枚数の設定）を実行する。次に、
複写機本体にＪＡＮ状態が生じているか、操作部Ｅ（第
１図）にのコピーボタンが押されたか、　ＡＤＦよりＣ
０ＰＹ　５ＴＡＲＴ信号が送られてきたか、　ＡＯＦよ
りＩＮＴ　Ｃ０ＰＹ　５ＴＡＲＴ信号が送られてきたか
等をチェックし、それぞれＪＡＮ処理プログラム、通常
コピープログラム、　ＳＵＢ　ＡＤＦプログラム、　５
ＩＪＢ　ＩＮＴプログラムを実行する。

次に、」−述したＳＵＢ　ＡＤＦプログラムおよびＳＵ
Ｂ　ＩＮＴプログラムについて説明する。特に、ＡＤＦ
よりＣ０ＰＹ　５ＴＡＲＴ信号あるいはＩＮＴ　Ｃ０Ｐ
Ｙ　５ＴＡＲＴ信号を受信した後に、ＡＤＦに対して５
ＴＡＮＤＢＹ信号および［）Ｆ　５ＴＡＲＴ信号を送信
するタイミングについて説明する。

第１θ図は、通常コピ一時におけるＳＯＢ　ＡＤＦプロ
グラムのフローチャートを示す。

まず、ステップ５ＩＯ−１では、　ＡＤＦに出力してい
るＯＦ　！９ＴＡＲＴ９ＴＡＲＴ信、コピープログラム
Ａを実行しながら次の原稿露光が設定枚数の最後である
か否かを判断し、最後のものでなければ元に戻り、最後
のものであれば次のステップに進む。

ステップ９１０−２では、５ＴＡＮＤＢＹ信号を出力す
るまでのタイマＴ１をスタートさせ、コピープログラム
Ｂを実行しながらタイマＴ１がカウント終了するのを待
って、次のステップに進む。

ステップ９１０−３では、まず５ＴＡＮＤＢＹ信号をオ
ンしてコピープログラムＣを実行し、その後にＤＦ　５
ＴＡＲＴ信号をオンし、５ＴＡＮＤＢＹ信号をオフして
メインルーチンに戻る。なお、上述したコピープログラ
ムＡ、Ｂ、Ｃはフローチャート−ヒでは分かれて記載さ
れているが、ｈ二いに並行して実行可能なようプログラ
ムされている。

第１１図は、ＡＤＦからの割込コピ一時におけるＳＯＢ
　ＩＮＴプログラムを示す。

まず、ステップ５ｌｌ−１では、Ａ［］Ｆに送出してい
るＤＦスタート信号をオフし、割込コピ一時においてＡ
ＤＦに対して５ＴＡＮＤＢＹ信号を出力するまでのタイ
マＴ２をスタートさせ、割込コピープログラム；ｊｌ Ａに進む。

割込コピープログラムＡでは、まずコピー数設定値を１
にセットする。そして、割込コピープログラムＡを実行
しつつタイマＴ２がカウント終Ｙするのを待って、次の
ステップに＋ｆｆｌむ。

ステップ５ｌｌ−２では、ＡＤＦに対する５ＴＡＮＤＢ
Ｙ信号をオンし、割込みコピープログラムＢを実行後に
Ｉ）Ｆ’　５ＴＡＲＴ信号をオンし、次いで５ＴＡＮＤ
ＢＹ信号をオフした後にメインルーチンへ戻る。

第１２図は、上述した割込コピ一時の動作例を示すタイ
ミング図である。本図中の上方はＡＤＦの動作について
、下方は複写機本体の動作について示す。各々の動作に
ついては、本図より明らかであるので、説明を省略する
。

（効　果） 以上説明したとおり、本発明によれば、通常の原稿積載
トレイの他に特別の原稿挿入口を設け、割込原稿などを
特別の原稿挿入口に挿入することができるので、システ
ム全体の動作を中断することなく、速やかに割込コピー
などを行うこと３ ２ ができる。また、従来装置の操作性が悪いことに起因し
て二の足を踏んでいた割込ユーザも先の人に気がねなく
割込操作をすることかできるので、システム全体の利用
率を向］−させることが可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図（Ａ）
および（Ｂ）は本実施例の断面構成図、 第３図はＡＦ部の構成を示す斜視図、 第４図はＤＦ部の構成を示す斜視図、 第５図は本実施例の制御部を示すブロック図、 第６図〜第１１図はマイクロコンピュータ内に格納され
た処理プログラムのフローチャート、第１２図は割込み
コピ一時における動作例を示すタイミング図である。 Ａ・・・原稿フィーダ一部、 Ｂ・・・原稿セッタ一部、 ４ Ｃ・・・複写機本体、 Ｄ・・・操作表示部、 Ｅ・・・操作部、 ｌ・・・原稿積載トレイ、 ２・・・ピックアップローラ、 ３・・・分離ベルト、 ８．１０・・・センサ、 １３・・・ＡＦ駆動ローラ、 ２１・・・搬送ローラ、 ２２・・・ベルト駆動ローラ、 ２３・・・全面ベルト、 ２５・・・排出ローラ、 ２７・・・排出ローラ、 ２８・・・排紙トレイ、 ２９．３０．３１・・・センサ、 ３４・・・ＤＦ駆動モータ、 ３７・・・原稿プラテンガラス、 ３８・・・ＤＦ扉スイッチ、 ４６・・・シャッタ、 ４７・・・割込み原稿センサ、 ５ ４８・・・割込み原稿挿入口、 ５０・・・駆動モータ、 ５１・・・露光ランプ、 ５２・・・光学系、 ｐｏ　”’　ＰＩＯ・・・入力ボート、Ｆ０〜Ｆ６・・
・出力ポート、 ００〜　Ｄｌ・・・ドライバ、 ＴＩ　＋”２．７：＋　Ｊ４・・・タイマ、ｔｌ　＋ｔ
２・・・５ＴＡＮＤＢＹ信号のタイミング。 特許出願人　キャノン株式会社 ６ 待即止０−３３５５０（１８）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数枚の原稿を逐次分離して搬送する自動原稿給送装置
   において、第１の目的に使用すべき第１原稿挿入手段と
   、第２の目的に使用すべき第２原稿挿入手段とを具備し
   たことを特徴とする自動原稿給送装置。 （以　ド　余　白　）