JPS60248196A - D−タガト−スの製造方法 - Google Patents

D−タガト−スの製造方法

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JPS60248196A
JPS60248196A JP8966484A JP8966484A JPS60248196A JP S60248196 A JPS60248196 A JP S60248196A JP 8966484 A JP8966484 A JP 8966484A JP 8966484 A JP8966484 A JP 8966484A JP S60248196 A JPS60248196 A JP S60248196A
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tagatose
glucitol
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arthrobacter
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健 何森
Shuzo Sakai
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Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、D−タガトースの製造方法に関するものであ
シ、更に詳細には、アルスロバクタ−属に属し、グルシ
トールからD−タガトース産生能を有する細菌を用いて
、グルシトールからD−タガトースを製造する方法に関
するものである。
従来の技術 り一タガトースは、ケトヘキソースに分類される単糖類
である。その製造方法としては、有機化学的手法が古く
から知られており、例えば、He1v、 Chim、A
cta、、 Vol、17 、753頁(1934年)
では、D−ガラクトースをピリジンによって異性化させ
、D−タガトースが、収率的65%で製造されることが
、また、Carbohyd、 Res、、 Vol、1
6.474頁(1971年)では、D−フラクトースを
繁雑な合成法によって誘導体に変えた後、D−タガトー
スが収率的21%で製造されることが報告されている。
また、微生物によるグルシトール、ガラクトースの代謝
中間物として、D−タガトースの存在が知られている。
すなわち、Biochem、 J、、 Vol、64,
394頁(1956年)では、シュードモナス属細菌に
、ダルシト−ルからのD−タガトース生成酵素、すなわ
ちD−ガラクチトール デヒドロゲナーゼ(EC1,1
,1,16)の存在が報告され、また、FEBS Le
tters VOI 。
124、270頁(1981年)では、マイコバクテリ
ウム・フレイ(′N1ycobacterium ph
lei )がガラクトース21から最高でタガトースを
約so+y(収率で約25%)生成することが報告され
ている。
発明が解決しようとする問題点 近年、生化学工業が急速に発達し、糖質化学の分野にお
いても、新らたな糖質の開発が望まれている。D−タガ
トースは、試薬として少量市販されているものの、その
大量製造方法が確立されておらず、未だ、食品工業、医
薬品工業、化学工業などの工業原料として使用されるに
至っていない。
問題を解決するための手段 本発明者等は、D−タガトースを生化学的手段により大
量、安価に製造することを目的に鋭意研究した。
その結果、アルスロバクタ−属に属し、グルシトールか
らD−タガトース産生能を有する細菌を、グルシトール
を含有する水溶液に接触させて、D−タガトースを生成
せしめ、これを採取することによシ、容易に、高収率で
D−タガトースを製造し得ることを見いだし、本発明を
完成した。
すなわち、本発明において、グルシトールからD−タガ
トースを製造するの゛に使用される細菌は、アルスロバ
クタ−属に属し、ダル7トールからD−タガトース産生
能を有する細菌である。その−例としては、後に説明す
るアルスロバクタ−・グロビフオルミス(Arthro
bacter globHormis )ST−48、
または、これの変異株などが有利に利用できる。
アルスロバクタ−・グロビフオルミス 5T−48は、
昭和59年5月1日付で、工業技術院微生物工業技術研
究所に、微生物受託番号 FERMp−7592として
寄託されている。
コノアルスロバクタ−・グロビフオルミス5T−48の
菌学的性質を、以下に記載する。
A、採集地及び分離源 採集地 岡山県津山市 分離源 土 壌 B、細胞の形態 (1)細胞の形及び大きさ 桿菌 球形および楕円形も少し見られる。
06〜0.8X1.0〜20μ (2) 細胞の多形性の有無 数は少ないがカーブした細胞が見られる。
(3)運動性の有無 無 (4)鞭毛の着生状態 無 (5)胞子の有無 無 (6) ダラム染色性 陰 性 (7) カプセル(莢膜)の有無 無 (8)抗酸性 無 C0各培地における生育状態 (1)肉汁寒天平板培養(28℃ 5日)菌の生育はや
や遅く、5日後に2〜3覇のコロニーを形成する。
コロニーは、不透明な混光を滞びた黄白色の円形で、表
面は平滑であり、半レンズ状の隆起をしている。周縁は
金縁で内容は均質である。色素は生成しない。
(2) 肉汁寒天斜面培養(28℃ 5日)菌の生育は
やや遅く、中程度である。コロニーは半透明で混光を滞
びた灰白色をし、糸状で表面は平滑であり扁平外隆起を
している。
粘稠であるが、色素は生成しない。
(3) 肉汁液体培養(28℃ 3日)菌の生育はやや
遅く、全体的に薄く濁ってくる。液表面に厚膜状の生育
がみもれ、粉状の沈殿を形成する。色素、ガスは生成し
ない。
(4)肉汁穿刺培養(28℃ 5日) 培地表面にコロニーの形成がみもれ、穿刺線の上層部に
はとげ状の生育がみられる。ガス、色素は生成しない。
(5) 肉汁ゼラチン穿刺培養 (20℃ 40日) 培地表面に穿刺部を中心にコロニーが形成され、穿刺線
上層1部にとげ状の生育がみられるが、液化しない。
(28℃ 40日) 全体的に生育する。培養終了後、冷却するとゼラチンは
固化する。
(6) リドマス・ミルり(28℃ 40日)リドマス
は変化せず、ブロム クレゾール・パープル(BCP)
は青色となりアルカリ性を示すが、液化、凝固は見られ
ない。
D、生理学的性質 (1)硝酸塩の還元 陽 性 (2) 脱窒反応 陽 性 (3) MRテスト 陰 性 (4)VPテスト 陰 性 (5) インドールの生成 陰 性 (6)硫化水素の生成 陽 性 (7) デンプンの加水分解 陽性(非常に弱い)(8
) クエン酸の利用 陽 性 (9)無機窒素源の利用 硝酸塩・アンモニウム塩いずれも利用 aα 色素の生成 生成せず (II) ウレアーゼ 陽 性 aつ オキシダーゼ 陽 性 θ謙 カタラーゼ 陽 性 Oa 生育の範囲 生育pi(5〜8 生育温度5〜37℃ 食塩濃度O〜3% 09 酸素に対する態度 好気性 Q6)O−Fテスト 糖(グルコース)をほとんど分解し彦い01 糖類から
酸及びガスの生成の有無酸 ガス L−アラビノース 十 − D−キンロース 十 − D−グルコ−ス −− D−フラクトース −− ショ糖 −− 乳 糖 −〜 マンニトール −− グリセロール − 〜 0印 生育pHpH762 (フロテオースペフトン・グルコース培地)αj セル
ロースの分解 陰 性 (割 温度抵抗性 80℃、10分の処理で菌生育せず
C1′D 栄養要求性 な し 本菌株は、上述の苗学的性質から、バーシーズ・マニュ
アル・オフ鎗ディタミネイティブ・バクテリオロジ−(
Bergeys manual of determi
nativebacteriology ) 第7版(
1957年)、第8版(1974年)に準じて分類すれ
ば、グラム陰性、好気性の桿菌であり、胞子を形成せず
、運動性なく、また、カタラーゼおよびオキシダーゼが
陽性であり、多形性も一部みられ、土壌中より分離され
たことからアルスロバクタ−属に属する。更に、詳細に
見れば、本菌株は、糖類からの酸の生成が少なく、硝酸
塩を還元し、インドールの生成がなく、窒素源として硝
酸塩、アンモニウム塩を利用できる。また、クエン酸も
利用できるが色素を生成せず、更に、37℃でも生育し
、デンプンも弱いが分解することから、アルスロバクタ
−・グロビフォルミス(Arthrobacter g
lobiformis )と同定され、アルスロバクタ
−・グロビノオルミス 5T−48と命名された。
本発明でいう、アルスロバクタ−属に属し、グルシトー
ルからD−タガトース産生能を有する細菌を、グルシト
ールを含有する水溶液に接触させてD−タガ)・−スを
生成せしめ、これを採取するとは、ダルシト−ルからD
−タガトース産生能を有する、例えば、アルスロバクタ
−・グロビフオルミス 5T−48、−iたけ、この変
異株などの細菌をグルシトールを含有する栄養培地で培
養する。望ましくは、振とう、通気攪拌などの好気的条
件下で培養し、培養液中にD−タガトースを生成せしめ
、これを採取するか、または、このようにして培養した
後、得られる細菌を用いて水溶液中のグルシトールをD
−タガトースに変換する。望ましくは、振とう、通気攪
拌、酸素の圧入なとの好気的条件下で変換させ、生成す
るD−タガトースを採取すればよい。
培養方法としては、グルシトール、ソルピトールなどの
糖アルコールとともにアルスロバクタ−属の属する細菌
が必要とする栄養源、例えば、炭素源、窒素源、無機塩
などを含有する培地、望ましくは、微酸性ないし微アル
カリ性の液体培地に、ダル/トールからD−タガトース
産生能を有する細菌を植菌し、約20〜35℃で、1〜
15日間好気的条件下で培養すればよい。
培養中に、ダル/トールからD−タガトースに変換させ
、培養液中にD−タガトースを生成蓄積せしめる場合に
は、ダル/トールを約10〜1oow//vチ含有する
液体培地を用いるのが望ましい。
また、培養が、細菌の増殖と、細菌のダル/トールから
D−タガトースへの変換能を高めることとを目的とする
のであれば、ダル/トール、ソルビトールなどの糖アル
コールが適宜選択できるが、細菌の増殖が速く、細菌の
ダル/トールがらD−タガトースへの変換能が高く、シ
かも安価であるなどの点から、ソルビトールを含有する
培地を用いるのが望ましい。
また、例えば、ラクトースを加水分解するなどして得ら
れるD−ガラクトースとD−グルコースとの混合物をラ
ネーニッケル触媒などで水素添加し、ダル/トールとソ
ルビトールとの混合物とし、この混合物を含有する栄養
培地にダル/トールからD−タガトース産生能を有する
細菌を植菌して培養し、細菌のダル/トールからD−タ
ガトース産生能を高めるとともに培養液中にD−タガ)
 −スを生成蓄積せしめることも有利に採用できる。
また、前述のような培養方法によって得られた細菌を、
ダル/トールを含有する水溶液と接触、望ましくは好気
的条件下で接触させ、D−タガトースに変換させること
も有利に採用できる。この変換に用いられる細菌は、培
養液から分離された生の細菌に限る必要はなく、例えば
、生の細菌を中性ないし微酸性下でトルエン2,4−シ
イ:・ツクアネートなどのジイソシアネート化合物や、
ゲルタールアルデヒドなどのジアルデヒド化合物で処理
した細菌、半透膜製のホローファイバーに封入した細菌
、寒天、ゼラチン、アルギン酸塩などを包括し、ビーズ
状、シート状などの各種形状に固定化した細菌などとし
て、ダル/トールからD−タガトースへの変換に、繰り
返し利用すれば、好都合である。
以上述べた各種の方法によシ生成、蓄積したD−タガト
ースを含有する水溶液は、適当な分離方法、例えば、遠
心分離、f過などの方法によって細菌と分離され、採取
される。
得られたD−タガトース液は、必要により、例えば、硫
安塩析、水酸化亜鉛吸着などによる除蛋白、活性炭吸着
による脱色、H型、OH型イオン交換樹脂による脱塩な
どの方法で精製し、濃縮してシラツブ状の高純度り一タ
ガトースを採取することも、また、このシラツブを更に
濃縮し、乾燥粉末化して非晶質粉末状のD−タガトース
とするか、更に、このシラツブに、例えば、アルコール
、アセトンなどの親水性有機溶媒を加え、必要によシD
−タガトースの種晶を加え、D−タガトースの結晶を晶
出させ、これをr別するか、遠心分離するかなどの方法
によシ最高純度のD−タガ)−ス結晶を採取することも
自由にできる このようにして製造されるD−タガトースは、ダル/ト
ールに対して50W//w以上の高収率で得られ、大量
、安価に供給できる工業的製造方法として好適である。
従って、D−タガトースの用途も、従来のように試薬に
限定されることなく、食品工業、医薬品工業、化学工業
などの原料、中間体などとして自由に利用できる。
以下、実施例について述べる。
実施例 1 硫酸アンモニウム 02′N//v%、リンば−カリウ
ム 0.24 ′N//V%、リン酸二カリウム 05
6W//vチ、硫酸マグネシウム・7水塩001W//
v私酵母エキス 05W//v%、グルシトール 2w
//v%および脱イオン水からなる培養液10Ornl
ずつを500−容振とうフラスコ20本にと’)% 1
20℃で20分間オートクレーブした後、アルスロバク
タ−・グロピフォルミス 5T−48FERM P−7
592を1白金耳ずつ植菌し、30℃で7日間振とり培
養した。
培養終了液をガスクロマトグラフィーで分析したところ
、グルシトールは検出されず、D−タガトースは原料グ
ルシトールの約85%の収率であった。培養終了後、培
養液を遠心分離して細菌と上清とを別々に採取した。
得られた上清に25W/v%硫酸亜鉛を1/1o容加え
pH76に調整し、遠心分離して上清を採取した。
この上清を、常法に従って、活性炭を用いて脱色し、次
いで、ダイヤイオン5KIB(H型、三菱化成工業■製
造の商品名)誉よびダイヤイオンWA30(OR型、三
菱化成工業■製造の商品名)を用いて脱塩し、減圧濃縮
して濃度約95チの透明なシラツブを得た。これに約3
倍容の無水エタノールを加えて混合し、室温に放置して
D−タガトースの結晶を晶出させた。本結晶をr別し、
無水エタノールで洗浄した。得られた結晶をできるだけ
少量の水に溶解し、これに3倍容の無水エタノールを加
えてD−タガトースを再結し、同様にp別、洗浄し、D
−タガトースの結晶を採取した。
D−タガトースのグルシトールに対する収率け、約70
%であった。
このようにして得られた結晶を同定するため、Sigm
a社が市販している試薬り一タガトース結晶と、その理
化学的性質を比較実験した。この実験においては、Si
gma社の試薬り一タガトース結晶を標準り一タガトー
スと呼び、本発明の方法で得られたD−タガトース結晶
を本発明調製品と呼ぶ。
(1) ペーパークロマトグラフィーでの比較東洋沢紙
A50にスポットし、展開溶媒■(n−ブタノール:酢
酸:水= 12 : a : 5)、または、展開溶媒
ml(酢酸エチル:ピリジン:水= 12 : 5 :
 4 )を用いて上昇法で展開し、アルカリ性硝酸銀で
発色し、Rf値を比較した。
(2)融点の比較 (3)比旋光度の比較 (4)赤外線吸収スペクトルの比較 KBr錠剤法による赤外線吸収スペクトルの結果を図面
に示す。
図面から明らかなように、標準り一タガトースの吸収ス
ペクトルと本発明調製品のそれはよく一致している。
以上の結果から明らかなように、本発明の方法で得られ
た結晶は、D−タガトースであると判断される。
実施例 2 グルシトール 4w/v%を含有する0、05Mリン酸
塩緩衝液(p)(,70) 1 tに、実施例1の方法
により培養液2tから得た細菌を加えて混合し、この混
合液約100コずつを500 rnl容振とうフラスコ
に分注し、32℃で5日間振とうし、グルシトールをD
−タガトースに変換させ、次いで遠心分離して細菌を除
去し、得られた上清を実施例1の方法に準じて、活性炭
で脱色し、H型、OH型イオン交換樹脂にて脱塩、精製
し、更に濃縮して、濃度約90チのシラツブを原料のグ
ルシトールに対して固形物当り93%の収率で採取した
本市のD−タガトース純度は、固形物当シ約97チであ
った。
実施例 3 実施例1の培養液のうち、グルシトールをンルビトール
に代えた以外は同じ組成とした培養液15tを301容
ジャーファーメンタ−2基にとす、120℃で20分間
滅菌した後、30℃に冷却し、これに、同組成の培養液
に30℃で1日間振とり培養したアルスロバクターーグ
ロビフオルミス ST−4−8FERM P 7592
の種培養液を1v/v%植菌し、30℃で2日間通気攪
拌培養し、次いで遠心分離して菌体を採取t−’ 、こ
れを0.02M’Jン酸塩緩衝液(pH6,8)にて懸
濁し、再び遠心分離して集菌した。
このようにして得られた細菌を、グルシトール5w/v
%を含有する002Mリン酸塩緩衝液(IllH68)
10Lとともに201容ジャーファーメンタ−にとり、
通気攪拌しつつ35℃で3日間保って、ダルシト−ルを
D−タガトースに変換させ、次いで、遠心分離して細菌
を除去し、得られた上清を実施例1の方法に準じて、活
性炭、イオン交換樹脂を用いて精製し、濃縮した後、無
水エタノールを加えてD−タガトースの結晶を晶出させ
、更に、再結してD−タガトースの結晶を採取した。
D−タガト−ス結晶のグルシトールに対する収率は、約
86%であった。
本結晶の理化学的性質も、実施例】の場合と同様に、S
igma社の試薬り一タガトース結晶とよく一致した。
発明の効果 上記したことから明らかなように、本発明によれば、従
来きわめて収率が低く、その製造が繁雑であったD−タ
ガトースの製造を容易にし、その収率を大幅に向上する
ことができる。
従って、本発明の方法は、D−タガトースの工業的製造
方法として好適であり、大量、安価な供給を可能にし、
従来予想すらできなかった食品工業、医薬品工業、化学
工業などの原料、中間体などへの用途を可能にするもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は、標準り一タガトースと本発明調製品との赤外線
吸収スペクトルを示す図である。 特許出願人 株式会社林原生物化学研究所 手続補正書 昭和60年6月28日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第89664号 2 発明の名称 り一タガトースの製造方法 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 5 補正の対象 6、補正の内容 (1)「特許請求の範囲」の項を、別紙の通り補正しま
す。 (2)明細書第2頁第3行記載の1D−タガト−スの製
造方法」を[D−タガトースの生成方法および製造方法
Jに補正します。 (3)同頁第5行記載の「グルシトール」を「グルシト
ール(別名、D−ガラクチトール)」に補正します。 法および製造する方法」に補正し捷す。 (5)明細書第12頁第19行記載の「アルギン酸塩な
どを」を[に−カラギーナン、アルギン酸塩などで」に
補正します。 2、特許請求の範囲 (2) アルスロバクタ−属に属し、グルシトールから
D−タガトース産生能を有する細菌を、グルシトールを
含有する水溶液に接触させてD−タガトースを生成せし
め、これを採取することを特徴とするD−タガトースの
製造方法。 エ アルスロバクタ−属に属し、グルシトールからD−
タガトース産生能を有する細菌を、グルシトールを含有
する水溶液に好気的条件下で接触させることを特徴とす
る特許請求の範囲り逼記載のD−タガトースの製造方法
。 臣 アルスロバクタ−属に属する細菌が、アルスロバク
タ−・グロピフオルミネ 5T−48FEBMP−75
92であることを特徴とする特許請求の範囲 2 3 
記載のD−タガトースの 製造方法。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) アルスロバクタ−属に属し、グルシトールから
    D−タガトース産生能を有する細菌を、グルシトールを
    含有する水溶液に接触させてD−タガトースを生成せし
    め、これを採取することを特徴とするD−タガトースの
    製造方法。
  2. (2) アルスロバクタ−属に属し、グルシトールから
    D−タガトース産生能を有する細菌を、グルシトールを
    含有する水溶液に好気的条件下で接触させることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のD−タガトースの製
    造方法。
  3. (3) アルスロバクタ−属に属する細菌が、アルスロ
    バクタ−奉グロビフオルミス ST−48FERM P
    −7592であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項または第2項記載のD−タガトースの製造方法。
JP8966484A 1984-05-05 1984-05-05 D−タガト−スの製造方法 Granted JPS60248196A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63126469A (ja) * 1986-08-29 1988-05-30 バイオスフエリツクス インコ−ポレ−テツド 低カロリ−炭水化物甘味料及び増量剤としてのd−タガト−ス
US6057135A (en) * 1992-01-16 2000-05-02 Kraft Foods, Inc. Process for manufacturing D-tagatose
WO2002006506A1 (de) * 2000-07-17 2002-01-24 Novabiotec Dr. Fechter Gmbh Verfahren zur enzymatischen herstellung von seltenen monosacchariden, insbesondere von tagatose

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