JPS60995B2 - 7−アミノ−セフアロスポラン酸およびその誘導体の新規製造法 - Google Patents
7−アミノ−セフアロスポラン酸およびその誘導体の新規製造法Info
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- JPS60995B2 JPS60995B2 JP727777A JP727777A JPS60995B2 JP S60995 B2 JPS60995 B2 JP S60995B2 JP 727777 A JP727777 A JP 727777A JP 727777 A JP727777 A JP 727777A JP S60995 B2 JPS60995 B2 JP S60995B2
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Description
本発明は7−アミノーセフアロスポラン酸を初めとする
一般式
一般式
〔0〕(式中、nは0又は1であり、Rは水素原
子又は金属原子であり、Xは水素原子、水酸基、アセト
キシ基又はチオ硫酸塩基である)で表わされる7ーァミ
ノーセフェム化合物又はこれの塩の製法に関する。 さらにその目的とするところは抗菌作用を有する合成セ
フアロスポリン類の製造において重要な中間原料物質と
して使用される7−アミノーセフアロスポラン酸を新規
で簡単な操作で効率よく製造する方法を提供せんとする
ものである。優れた抗菌剤として使用されている合成セ
フアロスボリン類の中間原料物質である7−アミノ−セ
フアロスポラン酸(以下7一ACAと省略)は、醗鍵蓬
法で得られるセフアロスポリンCを、これの7位アミノ
基に結合したアシル基を脱除する反応(以下、脱アシル
化と省略)にかけることにより合成されている。セフア
ロスポリンCの脱アシル化は化学的に行なう方法が多数
報告され、現在化学的方法で工業的に行なわれている。 セフアロスポリンCの化学的脱ァシル化法は工業的に色
々欠点が多い。例えば代表的な特許として特公昭41−
13862号及び特公昭45−4089y号の方法があ
り、これらはそれぞれ「ィミノハライド法」および「シ
リルクロライド法」としてよく知られているが、これら
の公知方法の欠点を要約して挙げれば以下の通りである
。【1} 反応工程が多く、一連の工程を行なうのに操
作が繁雑で長時間を要する。 (2’一40qoまたは−60qoの極度な低温、反応
条件を必要とし、また強酸性物質を反応に用いるため、
低温や腐蝕に耐える装置が必要で、反応装置のコストが
高くつく。 {3} 反応に用いる試薬のコストが高い。 ‘4} 一連の化学反応の結果、大量の化学物質が排出
され、その処理が問題となる。【5} 原料物質のセフ
アロスポリンCが高純度であることが必要で、その純度
が低いと反応収率が著しく低下する。 これに対して、セフアロスポリンCの脱アシル化を微生
物または酵素で行なうことが可能であれば工業的に極め
て有利であることは予測されていた。 すなわち「ペニシリンから6−アミノーベニシラン酸(
6一APA)の製法における成功例から類推されること
であるが、微生物または酵素でのセフア。スポリンCの
脱アシル化法の開発に成功するならば、その方法は、反
応が一工程でよく、しかも酵素作用に通した温和な反応
条件で実施でき、簡単な反応装置で操作が可能であり、
更に原料のセフアロスポリンCが低純度であっても効率
よく使用出来るであろうから、化学的脱アシル化法に較
べ工業的に極めて有利であろうと予測される。従来、セ
フアロスポリンCの微生物ないし酵素的脱アシル化方法
の探索は多くの研究者によって行なわれて釆たが全て不
成功に終り、現在迄信頼すべき報告は見当らない。 この詳細はフリン著「セフアロスポリンズ アンドベニ
シリンズ」(E,日,Flynn;CephaloSp
on船 andPeniCillmS、Academe
ic Press.、 New York and L
ondon、1972王)の3刀貢以下に記載されてい
る。それはセフアロスポリンCの7位側鎖の特異な構造
(D−5−アミノー5ーカルポキシバレリルアミノ基)
のため酵素的に直接この脱アシル化を行なうことが極め
て困難であることに困るとされている。ごく最近、セフ
アロスポリンCの7位側鎖であるD−5ーアミノー5ー
カルボキシバレリルアミノ基を微生物酵素(Dーアミノ
酸酸化酵素)で−旦5−カルボキシ−5−オキソバレリ
ルアミノ基または5−カルポキシーブチリルアミノ基に
変換した後(特関昭47−39595号)、そのアシル
基を微生物酵素で脱除する方法、即ち二段階の酵素反応
で目的の脱アシル化を行ない7一ACAを得る方法が報
告されている(侍開昭50−101584号、特関昭5
1−70機4号)。本発明者らは長年、セフアロスポリ
ンCの脱アシル化を直接に行ない得る酵素の給源を広く
微生物に求め探索した結果、先に糸状菌酵素を用いる脱
アシル化法を見出した(特磯昭51−59198号)。 更に今回、シュードモナス属に属する一細菌が強力な脱
アシル化酵素を生産し、セフアロスポリンC及びその誘
導体に作用すると、これらから7−ACA及びその誘導
体を生成する能力を有することを見出し本発明を完成し
た。この脱アシル化酵素はセフアロスポリンCの7位ア
シルァミノ基におけるアミド結合を特異的に加水分解に
より分解させる酵素(セフアロスポリンC・アシラーゼ
)であって、このセフアロスポリンC・アシラーゼ生産
菌の一例としてシュードモナス属に属する細菌シュード
モナス・ェスピーBN−1腿(Pseudomonas
sp.BN−188)を発見した。 この細菌の生産する酵素が行なう加水分解反応を利用し
てセフアロスポリンCから7−アミノ−セフアロスポラ
ン酸を生成する方法は簡単に次のように示される。 セフアロポリスンC・アシラーゼ による酵素反応 ここでシュードモナスsp.BN−188が産生する酵
素、セフアロスポリンC・アシラーゼは、セフアロスポ
リンCの7位アシルアミノ基を特異的に水解するばかり
でなく、セフアロスポリンCの種々な譲導体に作用した
場合にも、それの7位アシルアミノ基のアミド結合を加
水分解して、対応の7ーアミノーセフアロスポラン酸誘
導体を生成せしめる能力をも有することが見出された。 すなわち、シュードモナスsp.BN−188の脱アシ
ル化酵素は、セフアロスポリンCの各種N−誘導体にも
作用して対応の7ーアミノーセフェム化.繁合物を生成
する。またセフアロスポリンCの3位がヒドロキシメチ
ル基であるデアセチルセフアロスポリンC及び同じく3
位がメチル基であるデスアセトキシセフアロスポリンC
に対しても脱アシル化作用を示すのみならず、同じく3
位メチル基がチオ硫酸基で置換された化合物に相当する
セフアロスポリンCブンテソルトに対しても脱アシル化
作用を示すことを知った。従って、本発明の要旨とする
ところはし一般式〔1〕(式中nは0又は1であり、R
,は水素原子、アセチル基で置換されていてもよいアル
カノィル基、アルコキシカルボニル基、置換されていて
もよいァロィル基、N−アリールカルバモィル基、置換
されていてもよいアリール基、又は置換されていてもよ
いアリールスルホニル基であり、Rは水素原子又は金属
原子であり、×は水素原子、水酸基、アセトキシ基、又
はチオ硫酸基であり、但しnが1である場合にはR,は
ニトロ置換されていてもよいアリール基である)で示さ
れるセフアロスポリンC化合物またはこれと金属あるい
は有機塩基との塩にシュードモナス・ェスピーBN−1
88株(徴工研菌寄第356ぴ号)の培養物またはその
処理物を水性媒体中で作用させることを特徴とする、7
−ァミノーセフアロスポラン酸を含めて−般式〔ロ〕(
式中n、Rおよび×は前記と同じ意味を有する)で表わ
される7−アミノーセフヱム化合物又はこれの塩の製造
法にある。 本法で使用される原料化合物〔1〕において、R,、R
および×について前記した基は核酵素反応に関与せず、
実質的に酵素反応を阻害しない基である。 R,は水素原子;アルカノィル基、例えばホルミル基、
ドデカノィル基;アセチル基を置換されたァルカノィル
基、例えばアセトアセチル基:アルコキシカルボニル基
、例えばィソプチルオキシカルボニル基;置換または置
換されないアロィル基、例えばペンゾイル基;p−ニト
ロベンゾィル基:N−アリールカルバモィル基、置換ま
たは置換されないアリール基例えば2・4ージニトロフ
ェニル基;又は置換または置換されていないアリールス
ルホニル基例えばベンゼンスルホニル基、トシル基であ
ることができる。Rは水素原子又は金属原子を意味する
。 Rが例えばアルカリ又はアルカリ士類金属の場合は化合
物〔1〕はアルカリ金属又はアルカリ士類金属塩の形で
あり、またRが水素の場合は化合物〔1〕は遊離カルボ
ン酸の形であり、またこれは有機塩基、例えばトリメチ
ルアミン、トリェチルアミンの如き第3級ァミンとの塩
の形であってもよい。Xは水素原子、水酸基;アセトキ
シ基、又はチオ硫酸基(ブンテソルト)である。本発明
で使用する細菌は本発明者らが和歌山県の土壌より新ら
たに分離したシュードモナス・ェスピーBN−188で
あり、その菌学的性状を示せば以下の通りである。 BN−188珠の菌学的性状 ‘a} 形態的性質 肉汁寒天上で培養した細胞は0.4〜0.6×0.8〜
1.5ミクロンの樺菌であり、極毛性のペン毛で運動す
る。 胞子は作らず多形性も示さない。グラム染色性、抗酸性
はともに陰性である。{b} 培養的性質 ‘1’ 肉汁寒天平板培養及び肉汁寒天斜面培養:菌体
は黄茶色を呈して増殖する。 集落は顕著なシワ様増殖、粘榊性、遊走性を示さず、拡
散性色素の生産も認められない。■ 肉汁液体培養:塔
地全体が濁り液面に薄い菌膜を形成する。 ‘3’肉汁ゼラチン穿刺培養:ゼラチンの液化は認めら
れない。 ‘41 リトマスミルク培養:カゼインの液化、色調な
どに顕著な変化は認められない。 {c)生理的性質 {1’ 硝酸塩の還元:陽性 【2)脱窒反応:陰性 ■ MRテスト:陰性 ■ VPテスト:陰性 ‘51 インドールの生成:腸性 ■ 硫化水素の生成:陰性 ‘7’デンプンの加水分解:陰性 棚 クエン酸の利用:陽性 {9} 無機窒素源の利用:アンモニウム塩を唯一のN
源として利用する。 肌 色素の生成;キングB培地でわずかに黄緑色の蜜光
色素を生成する。 OU オキシダーゼ:腸性 02 生育温度;10qo〜30つ0でよく増殖するが
40℃では増殖しない。 03 栄養要求性:醸し 肌 嫌気下の増殖は認められない。 03 0Fテスト(ヒューレィフソン法):流動パラフ
ィンの有無に関係なく酸生成は認められない。 ■ 炭素源の利用性 i)利用するC源:グルコース、グリセリン、クエン酸
、酢酸、2ケトグルコン酸、アルギニン、バリン ii)利用できないC源:○ーフコース、マルトース、
スターチ、セロビオース、ノルロイシン、ラクトース 07)以下の糖類から酸及びガスの生成は認められない
。 L−アラビノース、Dーキシロース、D−グルコース、
D−マンノース、D−フラクトース」○ーガラクトース
、麦芽糖、ショ糖、乳糖、トレハロース、D−ソルビツ
ト、D−マンニツト、イノシツト、グリセリン、デンプ
ン。 ■ ウレァーゼ:陰性 脚 力タラーゼ:陽性 以上の函学的性質を有するBN−18群券をパージーズ
・マニュアル・オブ・デターミネイテイブ・バクテリオ
ロジー(Bergey′s Man肌l ofDe企て
mi岬tive母cterblogy)第8版(197
4)の記載と比較し次の結論を得た。 1 グラム陰性樟菌で胞子を作らず極毛によって運動す
るという形態的性質を有し絶対好気性であることから、
この菌株はシュードモナス(Pseudomonas)
属に所属すると同定できる。 2 ゼラチン水解陰性、受光色素の生成、炭素源の利用
能パターン、脱窒反応陰性、生育温度などの性質からこ
の菌株はシュードモナス属の中でもシユードモナス・ブ
チダ(PseudomoMsputi雌)種に近縁であ
ると判定できる。 なお本菌株は、工業技術院微生物工業技術研究所にFE
RM一P No.3560として寄託されている。上記
に示した菌株は、他の一般微生物の菌株の場合に見られ
るようにその性状が変化しやすく、例えば紫外線、高周
波、放射線や化学変異剤等を用いる人工変異手段で変異
しうるものであり、このような変異株であっても目的の
セフアロスポリンC・ァシラーゼ生産能を有する菌株は
全て本発明の方法に使用することが出来る。 目的の7ーアミノセフェム化合物
子又は金属原子であり、Xは水素原子、水酸基、アセト
キシ基又はチオ硫酸塩基である)で表わされる7ーァミ
ノーセフェム化合物又はこれの塩の製法に関する。 さらにその目的とするところは抗菌作用を有する合成セ
フアロスポリン類の製造において重要な中間原料物質と
して使用される7−アミノーセフアロスポラン酸を新規
で簡単な操作で効率よく製造する方法を提供せんとする
ものである。優れた抗菌剤として使用されている合成セ
フアロスボリン類の中間原料物質である7−アミノ−セ
フアロスポラン酸(以下7一ACAと省略)は、醗鍵蓬
法で得られるセフアロスポリンCを、これの7位アミノ
基に結合したアシル基を脱除する反応(以下、脱アシル
化と省略)にかけることにより合成されている。セフア
ロスポリンCの脱アシル化は化学的に行なう方法が多数
報告され、現在化学的方法で工業的に行なわれている。 セフアロスポリンCの化学的脱ァシル化法は工業的に色
々欠点が多い。例えば代表的な特許として特公昭41−
13862号及び特公昭45−4089y号の方法があ
り、これらはそれぞれ「ィミノハライド法」および「シ
リルクロライド法」としてよく知られているが、これら
の公知方法の欠点を要約して挙げれば以下の通りである
。【1} 反応工程が多く、一連の工程を行なうのに操
作が繁雑で長時間を要する。 (2’一40qoまたは−60qoの極度な低温、反応
条件を必要とし、また強酸性物質を反応に用いるため、
低温や腐蝕に耐える装置が必要で、反応装置のコストが
高くつく。 {3} 反応に用いる試薬のコストが高い。 ‘4} 一連の化学反応の結果、大量の化学物質が排出
され、その処理が問題となる。【5} 原料物質のセフ
アロスポリンCが高純度であることが必要で、その純度
が低いと反応収率が著しく低下する。 これに対して、セフアロスポリンCの脱アシル化を微生
物または酵素で行なうことが可能であれば工業的に極め
て有利であることは予測されていた。 すなわち「ペニシリンから6−アミノーベニシラン酸(
6一APA)の製法における成功例から類推されること
であるが、微生物または酵素でのセフア。スポリンCの
脱アシル化法の開発に成功するならば、その方法は、反
応が一工程でよく、しかも酵素作用に通した温和な反応
条件で実施でき、簡単な反応装置で操作が可能であり、
更に原料のセフアロスポリンCが低純度であっても効率
よく使用出来るであろうから、化学的脱アシル化法に較
べ工業的に極めて有利であろうと予測される。従来、セ
フアロスポリンCの微生物ないし酵素的脱アシル化方法
の探索は多くの研究者によって行なわれて釆たが全て不
成功に終り、現在迄信頼すべき報告は見当らない。 この詳細はフリン著「セフアロスポリンズ アンドベニ
シリンズ」(E,日,Flynn;CephaloSp
on船 andPeniCillmS、Academe
ic Press.、 New York and L
ondon、1972王)の3刀貢以下に記載されてい
る。それはセフアロスポリンCの7位側鎖の特異な構造
(D−5−アミノー5ーカルポキシバレリルアミノ基)
のため酵素的に直接この脱アシル化を行なうことが極め
て困難であることに困るとされている。ごく最近、セフ
アロスポリンCの7位側鎖であるD−5ーアミノー5ー
カルボキシバレリルアミノ基を微生物酵素(Dーアミノ
酸酸化酵素)で−旦5−カルボキシ−5−オキソバレリ
ルアミノ基または5−カルポキシーブチリルアミノ基に
変換した後(特関昭47−39595号)、そのアシル
基を微生物酵素で脱除する方法、即ち二段階の酵素反応
で目的の脱アシル化を行ない7一ACAを得る方法が報
告されている(侍開昭50−101584号、特関昭5
1−70機4号)。本発明者らは長年、セフアロスポリ
ンCの脱アシル化を直接に行ない得る酵素の給源を広く
微生物に求め探索した結果、先に糸状菌酵素を用いる脱
アシル化法を見出した(特磯昭51−59198号)。 更に今回、シュードモナス属に属する一細菌が強力な脱
アシル化酵素を生産し、セフアロスポリンC及びその誘
導体に作用すると、これらから7−ACA及びその誘導
体を生成する能力を有することを見出し本発明を完成し
た。この脱アシル化酵素はセフアロスポリンCの7位ア
シルァミノ基におけるアミド結合を特異的に加水分解に
より分解させる酵素(セフアロスポリンC・アシラーゼ
)であって、このセフアロスポリンC・アシラーゼ生産
菌の一例としてシュードモナス属に属する細菌シュード
モナス・ェスピーBN−1腿(Pseudomonas
sp.BN−188)を発見した。 この細菌の生産する酵素が行なう加水分解反応を利用し
てセフアロスポリンCから7−アミノ−セフアロスポラ
ン酸を生成する方法は簡単に次のように示される。 セフアロポリスンC・アシラーゼ による酵素反応 ここでシュードモナスsp.BN−188が産生する酵
素、セフアロスポリンC・アシラーゼは、セフアロスポ
リンCの7位アシルアミノ基を特異的に水解するばかり
でなく、セフアロスポリンCの種々な譲導体に作用した
場合にも、それの7位アシルアミノ基のアミド結合を加
水分解して、対応の7ーアミノーセフアロスポラン酸誘
導体を生成せしめる能力をも有することが見出された。 すなわち、シュードモナスsp.BN−188の脱アシ
ル化酵素は、セフアロスポリンCの各種N−誘導体にも
作用して対応の7ーアミノーセフェム化.繁合物を生成
する。またセフアロスポリンCの3位がヒドロキシメチ
ル基であるデアセチルセフアロスポリンC及び同じく3
位がメチル基であるデスアセトキシセフアロスポリンC
に対しても脱アシル化作用を示すのみならず、同じく3
位メチル基がチオ硫酸基で置換された化合物に相当する
セフアロスポリンCブンテソルトに対しても脱アシル化
作用を示すことを知った。従って、本発明の要旨とする
ところはし一般式〔1〕(式中nは0又は1であり、R
,は水素原子、アセチル基で置換されていてもよいアル
カノィル基、アルコキシカルボニル基、置換されていて
もよいァロィル基、N−アリールカルバモィル基、置換
されていてもよいアリール基、又は置換されていてもよ
いアリールスルホニル基であり、Rは水素原子又は金属
原子であり、×は水素原子、水酸基、アセトキシ基、又
はチオ硫酸基であり、但しnが1である場合にはR,は
ニトロ置換されていてもよいアリール基である)で示さ
れるセフアロスポリンC化合物またはこれと金属あるい
は有機塩基との塩にシュードモナス・ェスピーBN−1
88株(徴工研菌寄第356ぴ号)の培養物またはその
処理物を水性媒体中で作用させることを特徴とする、7
−ァミノーセフアロスポラン酸を含めて−般式〔ロ〕(
式中n、Rおよび×は前記と同じ意味を有する)で表わ
される7−アミノーセフヱム化合物又はこれの塩の製造
法にある。 本法で使用される原料化合物〔1〕において、R,、R
および×について前記した基は核酵素反応に関与せず、
実質的に酵素反応を阻害しない基である。 R,は水素原子;アルカノィル基、例えばホルミル基、
ドデカノィル基;アセチル基を置換されたァルカノィル
基、例えばアセトアセチル基:アルコキシカルボニル基
、例えばィソプチルオキシカルボニル基;置換または置
換されないアロィル基、例えばペンゾイル基;p−ニト
ロベンゾィル基:N−アリールカルバモィル基、置換ま
たは置換されないアリール基例えば2・4ージニトロフ
ェニル基;又は置換または置換されていないアリールス
ルホニル基例えばベンゼンスルホニル基、トシル基であ
ることができる。Rは水素原子又は金属原子を意味する
。 Rが例えばアルカリ又はアルカリ士類金属の場合は化合
物〔1〕はアルカリ金属又はアルカリ士類金属塩の形で
あり、またRが水素の場合は化合物〔1〕は遊離カルボ
ン酸の形であり、またこれは有機塩基、例えばトリメチ
ルアミン、トリェチルアミンの如き第3級ァミンとの塩
の形であってもよい。Xは水素原子、水酸基;アセトキ
シ基、又はチオ硫酸基(ブンテソルト)である。本発明
で使用する細菌は本発明者らが和歌山県の土壌より新ら
たに分離したシュードモナス・ェスピーBN−188で
あり、その菌学的性状を示せば以下の通りである。 BN−188珠の菌学的性状 ‘a} 形態的性質 肉汁寒天上で培養した細胞は0.4〜0.6×0.8〜
1.5ミクロンの樺菌であり、極毛性のペン毛で運動す
る。 胞子は作らず多形性も示さない。グラム染色性、抗酸性
はともに陰性である。{b} 培養的性質 ‘1’ 肉汁寒天平板培養及び肉汁寒天斜面培養:菌体
は黄茶色を呈して増殖する。 集落は顕著なシワ様増殖、粘榊性、遊走性を示さず、拡
散性色素の生産も認められない。■ 肉汁液体培養:塔
地全体が濁り液面に薄い菌膜を形成する。 ‘3’肉汁ゼラチン穿刺培養:ゼラチンの液化は認めら
れない。 ‘41 リトマスミルク培養:カゼインの液化、色調な
どに顕著な変化は認められない。 {c)生理的性質 {1’ 硝酸塩の還元:陽性 【2)脱窒反応:陰性 ■ MRテスト:陰性 ■ VPテスト:陰性 ‘51 インドールの生成:腸性 ■ 硫化水素の生成:陰性 ‘7’デンプンの加水分解:陰性 棚 クエン酸の利用:陽性 {9} 無機窒素源の利用:アンモニウム塩を唯一のN
源として利用する。 肌 色素の生成;キングB培地でわずかに黄緑色の蜜光
色素を生成する。 OU オキシダーゼ:腸性 02 生育温度;10qo〜30つ0でよく増殖するが
40℃では増殖しない。 03 栄養要求性:醸し 肌 嫌気下の増殖は認められない。 03 0Fテスト(ヒューレィフソン法):流動パラフ
ィンの有無に関係なく酸生成は認められない。 ■ 炭素源の利用性 i)利用するC源:グルコース、グリセリン、クエン酸
、酢酸、2ケトグルコン酸、アルギニン、バリン ii)利用できないC源:○ーフコース、マルトース、
スターチ、セロビオース、ノルロイシン、ラクトース 07)以下の糖類から酸及びガスの生成は認められない
。 L−アラビノース、Dーキシロース、D−グルコース、
D−マンノース、D−フラクトース」○ーガラクトース
、麦芽糖、ショ糖、乳糖、トレハロース、D−ソルビツ
ト、D−マンニツト、イノシツト、グリセリン、デンプ
ン。 ■ ウレァーゼ:陰性 脚 力タラーゼ:陽性 以上の函学的性質を有するBN−18群券をパージーズ
・マニュアル・オブ・デターミネイテイブ・バクテリオ
ロジー(Bergey′s Man肌l ofDe企て
mi岬tive母cterblogy)第8版(197
4)の記載と比較し次の結論を得た。 1 グラム陰性樟菌で胞子を作らず極毛によって運動す
るという形態的性質を有し絶対好気性であることから、
この菌株はシュードモナス(Pseudomonas)
属に所属すると同定できる。 2 ゼラチン水解陰性、受光色素の生成、炭素源の利用
能パターン、脱窒反応陰性、生育温度などの性質からこ
の菌株はシュードモナス属の中でもシユードモナス・ブ
チダ(PseudomoMsputi雌)種に近縁であ
ると判定できる。 なお本菌株は、工業技術院微生物工業技術研究所にFE
RM一P No.3560として寄託されている。上記
に示した菌株は、他の一般微生物の菌株の場合に見られ
るようにその性状が変化しやすく、例えば紫外線、高周
波、放射線や化学変異剤等を用いる人工変異手段で変異
しうるものであり、このような変異株であっても目的の
セフアロスポリンC・ァシラーゼ生産能を有する菌株は
全て本発明の方法に使用することが出来る。 目的の7ーアミノセフェム化合物
〔0〕を製造するため
に本発明の方法を実施するに当っては、先ずシュードモ
ナス・ェスピーBN−18玖珠(セフアロスポリンC’
アシラーゼ生産菌)を培養し、得られる培養物またはそ
れらの処理物を、原料化合物〔1〕に酵素反応に適当な
条件の下で水性媒体中で作用させるのがよい。 BN−18筑紫細菌の培養物を得るための培養方法とし
ては、通常微生物が利用しうる栄養物を含有する培地で
培養することが出釆る。 栄養源としては一般微生物培養に利用される公知のもの
が使用出来る。例えば炭素源としてグルコース、シュ−
クqース、澱粉、グリセリン、水飴、糟蜜、大豆油等を
使用しうる。また窒素源としては大豆粉、小麦歴芽、肉
エキス、ベプトン、コーンステープリカ−、乾燥酵母、
硫酸アンモニウム、硝酸ナトリウム等を使用しうる。そ
の他必要に応じて食塩、塩化カリ、炭酸カリシウム、燐
酸塩等の無機塩のほか、菌の発育を助け、前記脱ァシル
化館、即ちセファロスポリンCアシラーゼの生産促進に
必要な添加物を適宜組合せ使用することが出来る。培養
方法としては微生物一般に用いられる培養法則ち固型培
養方法ならびに液体培養法が可能であり、工業的には深
部培養法が適している。培養は好気的条件で行なわれ、
培養温度は25〜370の範囲で選ばれるが、多くの場
合28qo付近で行なうのが適当である。培養時間は培
養条件等に、培養装置、培地組成、培地温度などにより
異なるが、脱アシル化能が最大になる時点に培養を終了
するのが良い。例えば培地の種類や濃度によって多少異
なるが、培養1日目からアシラーゼ活性が見られ2〜3
日でその活性は最大となり、それ以後活性は低下し消失
する。従って通常2〜4日間が適当である。上記の方法
で得られた細菌培養物またはその処理物が式〔1〕の原
料化合物の脱アシル化反応に利用されるが、ここでいう
培養処理物とは、培養物に適当な処理を加えて目的の7
−アミノセフアム化合物の生成能率を高め、目的物の製
造に有利な形にしたものを指し、例えば培養物から集菌
洗浄された菌体又は菌体の砕砕物、若しくはこれから分
離された粗製又は精製の脱ァシル化酵素液又は当該酵素
であるのがよい。 本法において、脱アシル化反応によって〔ロ〕の化合物
を製造する場合、通常、反応は水性媒体中で行なわれる
。その場合の反応条件であるが、培養菌体内に存在して
脱ァシル化能の本体をなす菌体内酵素、即ち「セフアロ
スポリンC・アシラーゼ」のおよその性質を示せば、反
応はpH6〜8で脱アシル化作用があり、pH5以下又
は9以上では活性が低下するか又は認められない。作用
温度は28〜40℃であるが、50℃以上では失活する
。従って反応pHは6.5〜7.ふ反応温度は28〜4
0℃が好適である。原料化合物〔1〕を含有する液中に
菌体を分散した懸濁液の中で反応が実施されるのが好ま
しいが、この際、適当な振濠または凝拝を伴なわせる方
が効果的である。あるいは培養物またはその処理物を一
日力ラムに充填し、原料化合物〔1〕の水溶液がこのカ
ラム内を通過する際に脱アシル化反応が連続して行なわ
れるような形で実施することも可能である。反応時間は
基質(原料化合物〔1))濃度、脱アシル化酵素活性の
強さや反応温度などに左右されるが、通常2〜2畑時間
であって、目的の7−ァミノーセフェム化合物〔n〕が
最高に生成される時間を検討し、適当な時間で反応を終
了すればよい。基質濃度は主として脱ァシル化活性の強
さとの関係で決められるが0.1〜10%の範囲で適当
に選ばれる。一方、反応中、反応液が他の微生物に汚染
されることを防ぐ目的で適当な汚染防止剤を用いること
も可能である。以上のごとくして生成される7−アミノ
ーセフェム化合物〔n〕は、既知の手法を用い精製され
る。 例えばイオン交樹樹脂を用いる方法、カラムクロマトグ
ラフィー、等雷点沈澱法、あるいは反応終了液またはそ
の精製途中の段階で適当な有機酸等を反応させ、目的物
の誘導体を形成させたり、水不溶性の塩を形成させ有機
溶媒で抽出したり、反応液から分離される形にして精製
する方法等、またそれらの方法を適宜組合せて用い目的
物を精製することが出来る。なお本発明の方法において
、原料化合物〔1〕としてのセフアロスポリンC類に微
生物菌体を作用させて得られる反応縁液中に生成した7
ーアミノセフェム化合物は後記の方法〔A〕又は〔B〕
で定量できる。 7ーァミノーセフェム化合物の定量法 〔A〕使用基質(式〔1〕の原料化合物)が有機溶剤に
可溶性である場合試薬:A液;2%フェニルアセチルク
ロラィドーアセトン溶液B液;5%重炭酸ナトリウム水
溶液 基質溶液と培養菌体との反応濠液1の‘をIN塩酸でp
H2.5に調節し「等量の酢酸エチルで2回抽出洗浄し
たのち、IN苛性ソーダでpH7に調節し、0℃でB液
0.6私を添加し、直ちにA液2の‘を加え、60分0
℃に保つ。 次にこの反応濠液の抗菌活性を、検定菌としてバチルス
,ズブチリスATCC6633を用いた検定シャーレを
用い、ペーパーディスク法により微生物検定(3700
、1筋時間)法で測定する。一方、標準品の7−アミノ
−セフェム化合物の適当な既知濃度段階の水溶液を数種
調製し、これら水溶液を上記と全く同機にフェニルアセ
チルクロラィドと反応させ、このものの抗菌活性と7−
アミノーセフェム化合物の濃度との関係曲線から7−ア
ミノーセフェム化合物の検量線を求め、これと比較によ
り反応溝液中の7−アミノーセフェム化合物の生成量を
算出することが出来る。その生成量は基質に対する目的
生成物の量の百分率を表わす生成率で表わすことができ
る。〔B〕使用基質が有機溶媒に不溶性である場合試薬
類その他;べーパ÷クロマトグラフイー 炉紙;東洋炉紙NO.502肌×40肌 溶媒系;アセトニトリル;水=4こ1 高圧炉紙電気泳動 緩衝溶液;ギ酸:酢酸=1:4の梶液 (pHI.9) 炉紙;東洋炉紙NO.51 電圧;160V′伽、泳動時間30分 基質と菌体との反応混液またはその濃縮液の一定量をマ
イクロピペットで東洋炉紙No.50に付し、上記溶媒
系を用い室温で4時間下降展開する。 炉紙を風乾後、原点より7.5弧のところおよび13.
5伽のところを中心として、それぞれ3伽中に切り取り
、pH7、0.08Mの燐酸緩衝液2叫でよく抽出し、
その1の‘を前記1の方法でフェニルアセチルクロライ
ドと反応させ、その抗菌括性を測定する。この方法によ
り原点より7.5弧の部分はデアセチル−7ーアミノー
セフアロスポラン酸(D一7一ACA)またはデスアセ
トキシー7−アミノーセフアロスポラン酸(7−ADC
A)が、また原点より13.5肋のところは7−ACA
が分別定量されそれぞれの生産率が算出される。基質が
セフアロスポリンCブンテソルト〔式〔1〕のXがS・
S03Mである場合を指し(Cephalosporm
sandPenicillhs、20頁、1972年、
E.日.Flynn著、Academic Press
、NewYorkand功ndon参照)、但しMは無
機又は有機塩基を意味する〕の場合は反応猿液またはそ
の濃縮液の一定量を前記と同様にフェニル酢酸と反応さ
せ、その一定量を東洋炉紙NO.51に付し、高圧炉紙
電気泳動を行ない、炉紙を風乾後、原点より陽極側6弧
のところを中心に中3伽に切取り、前記と同様に抽出し
、抗菌活性を測定することにより生成した7一ACA−
ブンテソルトをそのフェニルアセチル化物の抗菌活性よ
り定量出来る。 実施例 1 グルコース1%、肉エキス0.3%、ベプトン0.5%
、グルタミン酸ソーダ0.2%及び硫酸マグネシウム0
.005%の組成からなる培地(pH7.0)20そを
30そ容量ジャーファーメンターに仕込み殺菌後、予め
同培地で前培養したシュードモナスsp.BN−188
(徴工研菌寄第356ぴ号)を2%になるように殖菌し
、28qoで4幼時間通気縄梓培養した。 培養終了後、菌体を連続遠心機で集菌し、300の‘の
生理食塩水で洗浄して洗浄菌体45夕(湿潤重量、以下
同称)を得た。この菌体5夕を200の‘のM/20リ
ン酸緩衝液(pH7.0)にけん濁し、これにセフアロ
スポリンC(純度84%)1夕を添加して、370で振
浸しながら7時間反応した。 この反応液中の7−ACAの生成率(前記の定量法で測
定)は37.1%であった。反応液を遠心分離し菌体を
除き、蒸溜水で4倍に希釈し50の‘のDEAEーセフ
アデツクスA−25(CI−型、ファルマシア社製)の
カラムを通した後、約150叫の蒸溜水でカラムを水洗
する。 次に0−0弧の食塩水を通すと7−ACAが溶出され、
更にo.IMの食塩水で未反応のセフアロスポリンCが
溶出された。7−ACAの溶出画分30の‘を州水酸化
ナトリウム溶液でpH6.8に調節して、予めM/15
リン酸緩衝液(pH6.8)で緩衝化したダイヤイオン
Hp−20(三菱化成製)30のとのカラムを通過させ
、次に蒸溜水を通し充分カラムを水洗した後、50%メ
タノール水を通すと始めの30Mに7‐ACAが溶出さ
れた。 この熔出液を州塩酸でpH3。2‘こ調節し「約5の‘
に減圧濃縮した後、5℃に一夜静暦すると4一ACAが
析出した。 沈澱物を遠心分離して集め少量の冷水で水洗し真空乾燥
して120の9の7一ACAを得た。定量の結果得られ
た7−ACAは純度85%であり、用いたセフアロスポ
リンCに対するACAの実収率は18.4%であつた。
実施例 2 実施例1で得た菌体2夕を50のZの生理食塩水にけん
濁し、トルヱン2.5の‘添加し、2がoで60分振浸
した。 遠0分離にて菌体を集め、50の‘のM/20リン酸緩
衝液(pH7.0)にけん濁させ、セフアロスポリンC
(純度84%)1夕を添加し370で5時間振濠反応さ
せた。この場合の7−ACAの生成率は75.2%であ
った。反応終了液を遠心分離して除菌し蒸溜水を液量4
倍になるよう加え希釈後、実施例1の場合と同機に操作
して純度83%の7一ACA158の9を得た。 実収率は23.8%であった。実施例 1 N−(2・4ージニトロフエニル)セフアロスポリンC
I夕を100の‘のM/20リン酸緩衝液(pH7.
0)に溶解し、実施例1で得た菌体2夕を添加しよく縄
拝し、370で5時間振盤反応させた。 遠心分離にて除菌した反応混液を州塩酸でpH3.5に
調節した後、100泌の酢酸エチルで3回抽出して未反
応のN−(2・4ージニトロフェニル)セフアロスポリ
ンCを除去した。 水層部分をpH4.2に調節後10の‘まで減圧濃縮し
て500に一夜静遣した。析出した7一ACAを集め真
空乾燥して純度82%の7−ACA205雌を得た。実
収率は35.9%であった。実施例 4 実施例1で得た菌体1夕を50泌のMノ20リン酸緩衝
液(pH7.0)にけん濁し、デアセチルセフアロスポ
リンC500の‘を添加して燭拝しながら37℃、5時
間反応させた。 遠心分離にて除菌した反応液を蒸溜水で2倍に希釈して
50の‘のDEAE−セフアデックスA−25(CI‐
型)のカラムを通し、カラムを蒸溜水で水洗後、0.2
M食塩水を通すとD−7ACAが溶出された。 この画分20の‘を5の【まで減圧濃縮して、則塩酸で
pH4.2に調節し5℃に一夜静瞳した。析出したD−
7ACAを遠心分離にて集め1の‘の冷水で洗浄後、更
にメタノール水(メタノール:水=2:1)2地で洗浄
後真空乾燥して、純度86.2%のD−7ACA65の
9を得た。実収率は18.2%であつた。実施例 5 シュードモナスsp.BN−188を実施例1と同じ方
法で培養して得た洗練菌体0.2夕(湿潤重量)と各種
の基質の1%水溶液(pH7.0、M/20リン酸緩衝
液)5風【を試験管にとり、チューブシェーカーにて3
7q0で5時間振盤反応させ、その反応液中の生成物を
前記の定量方法で測定した。 各生成率の値は「用いた基質に対する目的生成物の百分
率で示した。結果は次表に示す通りである。 第1表
に本発明の方法を実施するに当っては、先ずシュードモ
ナス・ェスピーBN−18玖珠(セフアロスポリンC’
アシラーゼ生産菌)を培養し、得られる培養物またはそ
れらの処理物を、原料化合物〔1〕に酵素反応に適当な
条件の下で水性媒体中で作用させるのがよい。 BN−18筑紫細菌の培養物を得るための培養方法とし
ては、通常微生物が利用しうる栄養物を含有する培地で
培養することが出釆る。 栄養源としては一般微生物培養に利用される公知のもの
が使用出来る。例えば炭素源としてグルコース、シュ−
クqース、澱粉、グリセリン、水飴、糟蜜、大豆油等を
使用しうる。また窒素源としては大豆粉、小麦歴芽、肉
エキス、ベプトン、コーンステープリカ−、乾燥酵母、
硫酸アンモニウム、硝酸ナトリウム等を使用しうる。そ
の他必要に応じて食塩、塩化カリ、炭酸カリシウム、燐
酸塩等の無機塩のほか、菌の発育を助け、前記脱ァシル
化館、即ちセファロスポリンCアシラーゼの生産促進に
必要な添加物を適宜組合せ使用することが出来る。培養
方法としては微生物一般に用いられる培養法則ち固型培
養方法ならびに液体培養法が可能であり、工業的には深
部培養法が適している。培養は好気的条件で行なわれ、
培養温度は25〜370の範囲で選ばれるが、多くの場
合28qo付近で行なうのが適当である。培養時間は培
養条件等に、培養装置、培地組成、培地温度などにより
異なるが、脱アシル化能が最大になる時点に培養を終了
するのが良い。例えば培地の種類や濃度によって多少異
なるが、培養1日目からアシラーゼ活性が見られ2〜3
日でその活性は最大となり、それ以後活性は低下し消失
する。従って通常2〜4日間が適当である。上記の方法
で得られた細菌培養物またはその処理物が式〔1〕の原
料化合物の脱アシル化反応に利用されるが、ここでいう
培養処理物とは、培養物に適当な処理を加えて目的の7
−アミノセフアム化合物の生成能率を高め、目的物の製
造に有利な形にしたものを指し、例えば培養物から集菌
洗浄された菌体又は菌体の砕砕物、若しくはこれから分
離された粗製又は精製の脱ァシル化酵素液又は当該酵素
であるのがよい。 本法において、脱アシル化反応によって〔ロ〕の化合物
を製造する場合、通常、反応は水性媒体中で行なわれる
。その場合の反応条件であるが、培養菌体内に存在して
脱ァシル化能の本体をなす菌体内酵素、即ち「セフアロ
スポリンC・アシラーゼ」のおよその性質を示せば、反
応はpH6〜8で脱アシル化作用があり、pH5以下又
は9以上では活性が低下するか又は認められない。作用
温度は28〜40℃であるが、50℃以上では失活する
。従って反応pHは6.5〜7.ふ反応温度は28〜4
0℃が好適である。原料化合物〔1〕を含有する液中に
菌体を分散した懸濁液の中で反応が実施されるのが好ま
しいが、この際、適当な振濠または凝拝を伴なわせる方
が効果的である。あるいは培養物またはその処理物を一
日力ラムに充填し、原料化合物〔1〕の水溶液がこのカ
ラム内を通過する際に脱アシル化反応が連続して行なわ
れるような形で実施することも可能である。反応時間は
基質(原料化合物〔1))濃度、脱アシル化酵素活性の
強さや反応温度などに左右されるが、通常2〜2畑時間
であって、目的の7−ァミノーセフェム化合物〔n〕が
最高に生成される時間を検討し、適当な時間で反応を終
了すればよい。基質濃度は主として脱ァシル化活性の強
さとの関係で決められるが0.1〜10%の範囲で適当
に選ばれる。一方、反応中、反応液が他の微生物に汚染
されることを防ぐ目的で適当な汚染防止剤を用いること
も可能である。以上のごとくして生成される7−アミノ
ーセフェム化合物〔n〕は、既知の手法を用い精製され
る。 例えばイオン交樹樹脂を用いる方法、カラムクロマトグ
ラフィー、等雷点沈澱法、あるいは反応終了液またはそ
の精製途中の段階で適当な有機酸等を反応させ、目的物
の誘導体を形成させたり、水不溶性の塩を形成させ有機
溶媒で抽出したり、反応液から分離される形にして精製
する方法等、またそれらの方法を適宜組合せて用い目的
物を精製することが出来る。なお本発明の方法において
、原料化合物〔1〕としてのセフアロスポリンC類に微
生物菌体を作用させて得られる反応縁液中に生成した7
ーアミノセフェム化合物は後記の方法〔A〕又は〔B〕
で定量できる。 7ーァミノーセフェム化合物の定量法 〔A〕使用基質(式〔1〕の原料化合物)が有機溶剤に
可溶性である場合試薬:A液;2%フェニルアセチルク
ロラィドーアセトン溶液B液;5%重炭酸ナトリウム水
溶液 基質溶液と培養菌体との反応濠液1の‘をIN塩酸でp
H2.5に調節し「等量の酢酸エチルで2回抽出洗浄し
たのち、IN苛性ソーダでpH7に調節し、0℃でB液
0.6私を添加し、直ちにA液2の‘を加え、60分0
℃に保つ。 次にこの反応濠液の抗菌活性を、検定菌としてバチルス
,ズブチリスATCC6633を用いた検定シャーレを
用い、ペーパーディスク法により微生物検定(3700
、1筋時間)法で測定する。一方、標準品の7−アミノ
−セフェム化合物の適当な既知濃度段階の水溶液を数種
調製し、これら水溶液を上記と全く同機にフェニルアセ
チルクロラィドと反応させ、このものの抗菌活性と7−
アミノーセフェム化合物の濃度との関係曲線から7−ア
ミノーセフェム化合物の検量線を求め、これと比較によ
り反応溝液中の7−アミノーセフェム化合物の生成量を
算出することが出来る。その生成量は基質に対する目的
生成物の量の百分率を表わす生成率で表わすことができ
る。〔B〕使用基質が有機溶媒に不溶性である場合試薬
類その他;べーパ÷クロマトグラフイー 炉紙;東洋炉紙NO.502肌×40肌 溶媒系;アセトニトリル;水=4こ1 高圧炉紙電気泳動 緩衝溶液;ギ酸:酢酸=1:4の梶液 (pHI.9) 炉紙;東洋炉紙NO.51 電圧;160V′伽、泳動時間30分 基質と菌体との反応混液またはその濃縮液の一定量をマ
イクロピペットで東洋炉紙No.50に付し、上記溶媒
系を用い室温で4時間下降展開する。 炉紙を風乾後、原点より7.5弧のところおよび13.
5伽のところを中心として、それぞれ3伽中に切り取り
、pH7、0.08Mの燐酸緩衝液2叫でよく抽出し、
その1の‘を前記1の方法でフェニルアセチルクロライ
ドと反応させ、その抗菌括性を測定する。この方法によ
り原点より7.5弧の部分はデアセチル−7ーアミノー
セフアロスポラン酸(D一7一ACA)またはデスアセ
トキシー7−アミノーセフアロスポラン酸(7−ADC
A)が、また原点より13.5肋のところは7−ACA
が分別定量されそれぞれの生産率が算出される。基質が
セフアロスポリンCブンテソルト〔式〔1〕のXがS・
S03Mである場合を指し(Cephalosporm
sandPenicillhs、20頁、1972年、
E.日.Flynn著、Academic Press
、NewYorkand功ndon参照)、但しMは無
機又は有機塩基を意味する〕の場合は反応猿液またはそ
の濃縮液の一定量を前記と同様にフェニル酢酸と反応さ
せ、その一定量を東洋炉紙NO.51に付し、高圧炉紙
電気泳動を行ない、炉紙を風乾後、原点より陽極側6弧
のところを中心に中3伽に切取り、前記と同様に抽出し
、抗菌活性を測定することにより生成した7一ACA−
ブンテソルトをそのフェニルアセチル化物の抗菌活性よ
り定量出来る。 実施例 1 グルコース1%、肉エキス0.3%、ベプトン0.5%
、グルタミン酸ソーダ0.2%及び硫酸マグネシウム0
.005%の組成からなる培地(pH7.0)20そを
30そ容量ジャーファーメンターに仕込み殺菌後、予め
同培地で前培養したシュードモナスsp.BN−188
(徴工研菌寄第356ぴ号)を2%になるように殖菌し
、28qoで4幼時間通気縄梓培養した。 培養終了後、菌体を連続遠心機で集菌し、300の‘の
生理食塩水で洗浄して洗浄菌体45夕(湿潤重量、以下
同称)を得た。この菌体5夕を200の‘のM/20リ
ン酸緩衝液(pH7.0)にけん濁し、これにセフアロ
スポリンC(純度84%)1夕を添加して、370で振
浸しながら7時間反応した。 この反応液中の7−ACAの生成率(前記の定量法で測
定)は37.1%であった。反応液を遠心分離し菌体を
除き、蒸溜水で4倍に希釈し50の‘のDEAEーセフ
アデツクスA−25(CI−型、ファルマシア社製)の
カラムを通した後、約150叫の蒸溜水でカラムを水洗
する。 次に0−0弧の食塩水を通すと7−ACAが溶出され、
更にo.IMの食塩水で未反応のセフアロスポリンCが
溶出された。7−ACAの溶出画分30の‘を州水酸化
ナトリウム溶液でpH6.8に調節して、予めM/15
リン酸緩衝液(pH6.8)で緩衝化したダイヤイオン
Hp−20(三菱化成製)30のとのカラムを通過させ
、次に蒸溜水を通し充分カラムを水洗した後、50%メ
タノール水を通すと始めの30Mに7‐ACAが溶出さ
れた。 この熔出液を州塩酸でpH3。2‘こ調節し「約5の‘
に減圧濃縮した後、5℃に一夜静暦すると4一ACAが
析出した。 沈澱物を遠心分離して集め少量の冷水で水洗し真空乾燥
して120の9の7一ACAを得た。定量の結果得られ
た7−ACAは純度85%であり、用いたセフアロスポ
リンCに対するACAの実収率は18.4%であつた。
実施例 2 実施例1で得た菌体2夕を50のZの生理食塩水にけん
濁し、トルヱン2.5の‘添加し、2がoで60分振浸
した。 遠0分離にて菌体を集め、50の‘のM/20リン酸緩
衝液(pH7.0)にけん濁させ、セフアロスポリンC
(純度84%)1夕を添加し370で5時間振濠反応さ
せた。この場合の7−ACAの生成率は75.2%であ
った。反応終了液を遠心分離して除菌し蒸溜水を液量4
倍になるよう加え希釈後、実施例1の場合と同機に操作
して純度83%の7一ACA158の9を得た。 実収率は23.8%であった。実施例 1 N−(2・4ージニトロフエニル)セフアロスポリンC
I夕を100の‘のM/20リン酸緩衝液(pH7.
0)に溶解し、実施例1で得た菌体2夕を添加しよく縄
拝し、370で5時間振盤反応させた。 遠心分離にて除菌した反応混液を州塩酸でpH3.5に
調節した後、100泌の酢酸エチルで3回抽出して未反
応のN−(2・4ージニトロフェニル)セフアロスポリ
ンCを除去した。 水層部分をpH4.2に調節後10の‘まで減圧濃縮し
て500に一夜静遣した。析出した7一ACAを集め真
空乾燥して純度82%の7−ACA205雌を得た。実
収率は35.9%であった。実施例 4 実施例1で得た菌体1夕を50泌のMノ20リン酸緩衝
液(pH7.0)にけん濁し、デアセチルセフアロスポ
リンC500の‘を添加して燭拝しながら37℃、5時
間反応させた。 遠心分離にて除菌した反応液を蒸溜水で2倍に希釈して
50の‘のDEAE−セフアデックスA−25(CI‐
型)のカラムを通し、カラムを蒸溜水で水洗後、0.2
M食塩水を通すとD−7ACAが溶出された。 この画分20の‘を5の【まで減圧濃縮して、則塩酸で
pH4.2に調節し5℃に一夜静瞳した。析出したD−
7ACAを遠心分離にて集め1の‘の冷水で洗浄後、更
にメタノール水(メタノール:水=2:1)2地で洗浄
後真空乾燥して、純度86.2%のD−7ACA65の
9を得た。実収率は18.2%であつた。実施例 5 シュードモナスsp.BN−188を実施例1と同じ方
法で培養して得た洗練菌体0.2夕(湿潤重量)と各種
の基質の1%水溶液(pH7.0、M/20リン酸緩衝
液)5風【を試験管にとり、チューブシェーカーにて3
7q0で5時間振盤反応させ、その反応液中の生成物を
前記の定量方法で測定した。 各生成率の値は「用いた基質に対する目的生成物の百分
率で示した。結果は次表に示す通りである。 第1表
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式〔I〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中nは0又は1であり、R_1は水素原子、アセチ
ル基で置換されてもよいアルカノイル基、アルコキシカ
ルボニル基、置換されていてもよいアロイル基、N−ア
リールカルバモイル基、置換されていてもよいアリール
基、又は置換されていてもよいアリールスルホニル基で
あり、Rは水素原子又は金属原子であり、Xは水素原子
、水酸基、アセトキシ基、又はチオ硫酸基であり、但し
nが1である場合にはR_1はニトロ置換されてもよい
アリール基である)で示されるセフアロスポリンC化合
物またはこれと金属あるいは有機塩基との塩にシユード
モナス・エスピーBN−188株(微工研菌寄第356
0号)の培養物またはその処理物を水性媒体中で作用さ
せることを特徴とする、7−アミノ−セフアロスポラン
酸を含めて一般式〔II〕▲数式、化学式、表等がありま
す▼(式中n、RおよびXは前記と同じ意味を有する)
で表わされる7−アミノ−セフエム化合物又はこれの塩
の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP727777A JPS60995B2 (ja) | 1977-01-27 | 1977-01-27 | 7−アミノ−セフアロスポラン酸およびその誘導体の新規製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP727777A JPS60995B2 (ja) | 1977-01-27 | 1977-01-27 | 7−アミノ−セフアロスポラン酸およびその誘導体の新規製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5394093A JPS5394093A (en) | 1978-08-17 |
JPS60995B2 true JPS60995B2 (ja) | 1985-01-11 |
Family
ID=11661525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP727777A Expired JPS60995B2 (ja) | 1977-01-27 | 1977-01-27 | 7−アミノ−セフアロスポラン酸およびその誘導体の新規製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60995B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6121097A (ja) * | 1984-07-10 | 1986-01-29 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 7−アミノセフアロスポラン酸及びその誘導体の製造法 |
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US5104800A (en) * | 1989-06-27 | 1992-04-14 | Merck & Co., Inc. | One-step cephalosporin c amidase enzyme |
-
1977
- 1977-01-27 JP JP727777A patent/JPS60995B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5394093A (en) | 1978-08-17 |
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