JPS6017861B2 - エアジエツトル−ムにおける緯入れ装置 - Google Patents
エアジエツトル−ムにおける緯入れ装置Info
- Publication number
- JPS6017861B2 JPS6017861B2 JP11728781A JP11728781A JPS6017861B2 JP S6017861 B2 JPS6017861 B2 JP S6017861B2 JP 11728781 A JP11728781 A JP 11728781A JP 11728781 A JP11728781 A JP 11728781A JP S6017861 B2 JPS6017861 B2 JP S6017861B2
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- JP
- Japan
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- weft
- yarn
- injection nozzle
- striped
- air jet
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Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
この発明は圧縮空気の噴射により縞糸を経糸関口内に縞
入れするェアジェットルームの緯入れ装置に関するもの
である。
入れするェアジェットルームの緯入れ装置に関するもの
である。
従釆技術
ェアジェットルームにおいては側長装置(図示しない)
により所定の長さに灘長された緯糸Wは、第1図に示す
ように縞糸貯留装置1で一時貯留された後、接離動作に
より縞糸Wの挟特、開放を繰り返すグリッパ2及び同グ
リッパに近援して設けられた縞糸ガイド3を通り、噴射
ノズル4に挿通される。
により所定の長さに灘長された緯糸Wは、第1図に示す
ように縞糸貯留装置1で一時貯留された後、接離動作に
より縞糸Wの挟特、開放を繰り返すグリッパ2及び同グ
リッパに近援して設けられた縞糸ガイド3を通り、噴射
ノズル4に挿通される。
そして噴射ノズル4からは揺動運動を行なうスレー5の
上部の筋6より織前側に所定のピッチで多数配設された
ガイド片7により形成された案内通路に向けて圧縮空気
が噴射され、縞糸Wは噴射された空気に搬送されて案内
通路に挿通され緯入れが行なわれる。緯糸Wは織前付近
に設けられたカッター(図示しない)により銭打ち後に
毎回切断される。噴射ノズル4は第2図に示すように機
枠(図示しない)に固定したプラケツト8に形成された
鉄挿孔9にノズル本体10が嫁着されている。
上部の筋6より織前側に所定のピッチで多数配設された
ガイド片7により形成された案内通路に向けて圧縮空気
が噴射され、縞糸Wは噴射された空気に搬送されて案内
通路に挿通され緯入れが行なわれる。緯糸Wは織前付近
に設けられたカッター(図示しない)により銭打ち後に
毎回切断される。噴射ノズル4は第2図に示すように機
枠(図示しない)に固定したプラケツト8に形成された
鉄挿孔9にノズル本体10が嫁着されている。
ノズル本体10の先端部には加速管11が設けられ、止
めナット12によりノズル本体10に固定されている。
又、後部には収容凹所13が形成されている。同収容凹
所13はノズル本体10の麹心部に形成された流路14
を介して加速管11と運通し、同収容凹所13には中心
部に緯糸導入通路15が形成されたニードル16が螺合
されている。ノズル本体10の後部外周には溝17が環
状に形成され、溝17の底部には同溝17を前記収容凹
所13に蓮通させる空気供V給孔18が形成されている
。空気供給孔18は第3図に示すようにすべてノズル本
体10の軸心に向かい、かつ軸心と直交する方向に延び
るように形成されている。/ズル本体10の後部外周に
は前記溝17を覆う外管19が舷挿され、止めナット2
0及び21により前記ブラケット8を介してノズル本体
10上に固定されている。前記外管19には前記溝17
に運遇する欧合孔22が形成されている。同股合孔22
には圧縮空気供給用のパイプ23が鉄合固着されている
。パイプ23は第4図に示すように圧縮空気供給用のタ
ンク24に連結され、その途中に電磁バルブあるいは機
械的なバルブ25が設けられている。パイプ23にはタ
ンク24に連結されたバイパスとしてのパイプ26が連
結され、パイプ26の途中には絞り弁27が設けられて
いる。前記のように構成された噴射ノズル4には緯入れ
時期に同期してバルブ25が開かれ、縞糸Wを搬送する
ための圧縮空気がパイプ23から供給され、穫入れが行
なわれる。又、緯入れ期間以外にも、緯糸Wの切断ミス
を防止するため、あるし、は緯入れ性能を上げることを
目的として切断後の噴射ノズル外に残る緯糸端に若干の
張力を与えておくため、絞り弁27により流速が減じら
れた圧縮空気が絶えずパイプ26を介して供給され、加
速管11内には絶えず微風が吹くようになっている。と
ころで、このような緯入れ装置を備えたェアジェットル
ームにおいて生じる縞入れミスの要因を種々分析した結
果、緯入れ中に噴射ノズル4内にて発生する綾糸Wの切
断が縞入れミスの大きな要因の一つとなっていることが
明らかになった。
めナット12によりノズル本体10に固定されている。
又、後部には収容凹所13が形成されている。同収容凹
所13はノズル本体10の麹心部に形成された流路14
を介して加速管11と運通し、同収容凹所13には中心
部に緯糸導入通路15が形成されたニードル16が螺合
されている。ノズル本体10の後部外周には溝17が環
状に形成され、溝17の底部には同溝17を前記収容凹
所13に蓮通させる空気供V給孔18が形成されている
。空気供給孔18は第3図に示すようにすべてノズル本
体10の軸心に向かい、かつ軸心と直交する方向に延び
るように形成されている。/ズル本体10の後部外周に
は前記溝17を覆う外管19が舷挿され、止めナット2
0及び21により前記ブラケット8を介してノズル本体
10上に固定されている。前記外管19には前記溝17
に運遇する欧合孔22が形成されている。同股合孔22
には圧縮空気供給用のパイプ23が鉄合固着されている
。パイプ23は第4図に示すように圧縮空気供給用のタ
ンク24に連結され、その途中に電磁バルブあるいは機
械的なバルブ25が設けられている。パイプ23にはタ
ンク24に連結されたバイパスとしてのパイプ26が連
結され、パイプ26の途中には絞り弁27が設けられて
いる。前記のように構成された噴射ノズル4には緯入れ
時期に同期してバルブ25が開かれ、縞糸Wを搬送する
ための圧縮空気がパイプ23から供給され、穫入れが行
なわれる。又、緯入れ期間以外にも、緯糸Wの切断ミス
を防止するため、あるし、は緯入れ性能を上げることを
目的として切断後の噴射ノズル外に残る緯糸端に若干の
張力を与えておくため、絞り弁27により流速が減じら
れた圧縮空気が絶えずパイプ26を介して供給され、加
速管11内には絶えず微風が吹くようになっている。と
ころで、このような緯入れ装置を備えたェアジェットル
ームにおいて生じる縞入れミスの要因を種々分析した結
果、緯入れ中に噴射ノズル4内にて発生する綾糸Wの切
断が縞入れミスの大きな要因の一つとなっていることが
明らかになった。
又、緯入れ時以外にも噴射ノズル4内で微風にさらされ
ている縞糸端が切断されてしまい、次回の緯入れ時に所
定量の綾入れ長さを確保できず、縞糸Wが予定された位
置に到達できない場合も総入れミスの大きな要因となっ
ていた。上記縞入れミスの要因はいずれも噴射ノズル4
内における綾糸Wの切断が原因したものである。
ている縞糸端が切断されてしまい、次回の緯入れ時に所
定量の綾入れ長さを確保できず、縞糸Wが予定された位
置に到達できない場合も総入れミスの大きな要因となっ
ていた。上記縞入れミスの要因はいずれも噴射ノズル4
内における綾糸Wの切断が原因したものである。
そこで発明者らは噴射ノズル4内における緯糸のふるま
いを分析してみた。その結果、噴射ノズル4内は周囲を
完全に覆われた流通路であるにもかかわらず、同流通路
内に存在する綾糸Wは激しく振動し、しかも解燃する方
向に旋回するという現象を生じており、このために綾糸
Wが噴射ノズル4内で切断されてしまうことが明らかに
なった。この場合の縞糸Wが鱗撚方向に旋回する現象は
、空気流速度が緯糸Wの進行速度よりも速い(総入れ時
期以外は綾糸Wが停止状態にあるので、緯糸速度は零と
なる)ため、空気流が緯糸Wをしごくように作用する結
果生じるものと思われる。空気流が緯糸Wをしごくよう
に作用するため、縞糸が旋回されるとともに空気流の推
進力を受けて切断されててしまうものと考えられる。な
お、このような噴射ノズル4内における縞糸切断現象は
縞入れ中においても、また緯入れ時期以外の縞糸端が噴
射ノズル4内で微風にさらされているときでも同様の原
因により生じていた。又、フィラメント糸を使用した場
合には噴射ノズル4内における縞糸Wの激しい振動や旋
回により、フィラメント割れが発生しやすく、緯糸切断
に至らなくてもフィラメント割れを生じた縞糸Wを織り
込むことになるため、織布の品質低下を招くことになる
。目的この発明は前記従釆の欠陥を解消するためになさ
れたものであって、その目的は噴射ノズル内における縞
糸の振動や旋回を極力防止して縞入れミスの発生や織布
品質の低下を減少し、安定した縞入れを行なえるように
したエアジェツトルームの総入れ装置を提供することに
ある。
いを分析してみた。その結果、噴射ノズル4内は周囲を
完全に覆われた流通路であるにもかかわらず、同流通路
内に存在する綾糸Wは激しく振動し、しかも解燃する方
向に旋回するという現象を生じており、このために綾糸
Wが噴射ノズル4内で切断されてしまうことが明らかに
なった。この場合の縞糸Wが鱗撚方向に旋回する現象は
、空気流速度が緯糸Wの進行速度よりも速い(総入れ時
期以外は綾糸Wが停止状態にあるので、緯糸速度は零と
なる)ため、空気流が緯糸Wをしごくように作用する結
果生じるものと思われる。空気流が緯糸Wをしごくよう
に作用するため、縞糸が旋回されるとともに空気流の推
進力を受けて切断されててしまうものと考えられる。な
お、このような噴射ノズル4内における縞糸切断現象は
縞入れ中においても、また緯入れ時期以外の縞糸端が噴
射ノズル4内で微風にさらされているときでも同様の原
因により生じていた。又、フィラメント糸を使用した場
合には噴射ノズル4内における縞糸Wの激しい振動や旋
回により、フィラメント割れが発生しやすく、緯糸切断
に至らなくてもフィラメント割れを生じた縞糸Wを織り
込むことになるため、織布の品質低下を招くことになる
。目的この発明は前記従釆の欠陥を解消するためになさ
れたものであって、その目的は噴射ノズル内における縞
糸の振動や旋回を極力防止して縞入れミスの発生や織布
品質の低下を減少し、安定した縞入れを行なえるように
したエアジェツトルームの総入れ装置を提供することに
ある。
実施例以下この発明を具体化した−実施例を第5〜7図
に従って説明する。
に従って説明する。
この実施例の噴射ノズル4は前記第2図に示したものと
基本的には同一構成であり、同一部分は同一符号で示し
てある。この実施例緯入れ装置においては、ノズル本体
10がスレー5上に固定されたブラケツト8に止めトッ
ト28により締付け固定され、加速管11はノズル本体
1川こ圧入固定されている。ノズル本体10‘こは第5
図に示すように筋6と反対側に4個の排気孔29が蓮設
され、同排気孔29は一端が流路14に関口し、他端が
ブラケット8に形成された関口部30を介して外部に運
通している。又、加速管11の先端部にも前記排気孔2
9と同方向に排気孔31が形成されている。前記のよう
に構成された総入れ装置について、次に作用を説明する
。
基本的には同一構成であり、同一部分は同一符号で示し
てある。この実施例緯入れ装置においては、ノズル本体
10がスレー5上に固定されたブラケツト8に止めトッ
ト28により締付け固定され、加速管11はノズル本体
1川こ圧入固定されている。ノズル本体10‘こは第5
図に示すように筋6と反対側に4個の排気孔29が蓮設
され、同排気孔29は一端が流路14に関口し、他端が
ブラケット8に形成された関口部30を介して外部に運
通している。又、加速管11の先端部にも前記排気孔2
9と同方向に排気孔31が形成されている。前記のよう
に構成された総入れ装置について、次に作用を説明する
。
パイプ23から供給された圧縮空気は溝17を通った後
、各空気供給孔18から収容凹所13内に入り、流路1
4を通り大部分が加速管11から外部に噴射し、一部が
排気孔29,31を通って外部に排出される。噴射ノズ
ル4から圧縮空気が噴射される縞入れ時に排気孔29,
31から排出される空気量は加速管11の先端から噴出
される空気量に比較して非常に少なく、縞糸Wに対する
推進力は従来装置と全く変らないので、縞糸Wは進行方
向に対しては排気孔29,31からの排出空気流の影響
を受けることなく搬送される。しかし緯糸Wは横方向に
対しては排気孔29,31から外部へ流出している排出
空気流の作用により、第5図に示すように排気孔29,
31側に引き寄せられ、緯糸W全体がその方向へ偏向し
た流通路内壁側を通過して進行する形態となる。このた
め、噴射ノズル4に流通路内壁の一方側に偏向した緯糸
Wは第6図に略示したように流通路中心側よりも流通路
内壁面側に偏位した最大流速城に位置して推進される結
果、緯糸の速度が低下することはなく、振動及び旋回の
みが抑制され、ほぼ真直に近い状態となり、噴射ノズル
4内での絹糸切れを解消することができる。
、各空気供給孔18から収容凹所13内に入り、流路1
4を通り大部分が加速管11から外部に噴射し、一部が
排気孔29,31を通って外部に排出される。噴射ノズ
ル4から圧縮空気が噴射される縞入れ時に排気孔29,
31から排出される空気量は加速管11の先端から噴出
される空気量に比較して非常に少なく、縞糸Wに対する
推進力は従来装置と全く変らないので、縞糸Wは進行方
向に対しては排気孔29,31からの排出空気流の影響
を受けることなく搬送される。しかし緯糸Wは横方向に
対しては排気孔29,31から外部へ流出している排出
空気流の作用により、第5図に示すように排気孔29,
31側に引き寄せられ、緯糸W全体がその方向へ偏向し
た流通路内壁側を通過して進行する形態となる。このた
め、噴射ノズル4に流通路内壁の一方側に偏向した緯糸
Wは第6図に略示したように流通路中心側よりも流通路
内壁面側に偏位した最大流速城に位置して推進される結
果、緯糸の速度が低下することはなく、振動及び旋回の
みが抑制され、ほぼ真直に近い状態となり、噴射ノズル
4内での絹糸切れを解消することができる。
スレー5上に設けられた噴射ノズル4はスレー5ととも
に振動運動を行ない、タイミングダイヤグラムの00及
び36ぴの時には第7図のAで示すようにグリッパ2及
び緯糸ガイド3より機台前部側に位置し、タイミングダ
イヤグラムの600及び300oの時には第7図Bで示
すようにグリッパ2及び縞糸ガイド3と同一直線上に位
置し、緯入れが開始されるタイミングダイヤグラムの1
00o及び緯入れが終了する2600の時には第7図C
で示すようにグリッパ2及び緯糸ガイド3より機台後部
側に位置するようになっている。
に振動運動を行ない、タイミングダイヤグラムの00及
び36ぴの時には第7図のAで示すようにグリッパ2及
び緯糸ガイド3より機台前部側に位置し、タイミングダ
イヤグラムの600及び300oの時には第7図Bで示
すようにグリッパ2及び縞糸ガイド3と同一直線上に位
置し、緯入れが開始されるタイミングダイヤグラムの1
00o及び緯入れが終了する2600の時には第7図C
で示すようにグリッパ2及び緯糸ガイド3より機台後部
側に位置するようになっている。
従って緯入れ時には噴射ノズル4内の緯糸Wは縞糸ガイ
ド3又はグリッパ2のシャフトの作用により絶えず聯合
前部側への付勢力を受ける。そのため噴射ノズル4に設
ける排気孔29の位置によっては、縞糸Wに対する排気
孔29からの排出気流の作用が前記総糸ガイド3又はグ
リッパ2のシャフトによる付勢力により相殺され縞糸W
の振動や解撚の防止効果が低くなる。実験的に噴射ノズ
ル4の排気孔の位置をこの実施例と反対側に形成したと
ころ、緯糸Wの振動が発生し、第8図に示すように加速
管11先端の縞糸Wが大きく振動して解撚が発生した。
しかし、この実施例では排気孔29,31が縞入れ時に
緯糸ガイド3及びグリツバ2のシャフトの作用により縞
糸Wが受ける横方向への付勢力と同方向へ関口されてい
るため、排気孔29,31からの排出気流の緯糸Wに対
する作用は前記付勢力によって阻害されることがなく、
縞糸Wは第5図に示すように排気孔29,31側に引き
寄せられ、流通路内壁側へ偏向した状態で進行する。
ド3又はグリッパ2のシャフトの作用により絶えず聯合
前部側への付勢力を受ける。そのため噴射ノズル4に設
ける排気孔29の位置によっては、縞糸Wに対する排気
孔29からの排出気流の作用が前記総糸ガイド3又はグ
リッパ2のシャフトによる付勢力により相殺され縞糸W
の振動や解撚の防止効果が低くなる。実験的に噴射ノズ
ル4の排気孔の位置をこの実施例と反対側に形成したと
ころ、緯糸Wの振動が発生し、第8図に示すように加速
管11先端の縞糸Wが大きく振動して解撚が発生した。
しかし、この実施例では排気孔29,31が縞入れ時に
緯糸ガイド3及びグリツバ2のシャフトの作用により縞
糸Wが受ける横方向への付勢力と同方向へ関口されてい
るため、排気孔29,31からの排出気流の緯糸Wに対
する作用は前記付勢力によって阻害されることがなく、
縞糸Wは第5図に示すように排気孔29,31側に引き
寄せられ、流通路内壁側へ偏向した状態で進行する。
従って前記したように縞糸Wは振動及び旋回が抑制され
、噴射ノズル4内での縞糸切れが解消される。又、口合
わせ時噴射ノズル4内に縞糸Wを挿入する場合、従釆は
絞り弁27の閥度を拡げてニードル16に縞糸Wを挿入
し、挿入が終ると運転時の関度に戻していたが、噴射ノ
ズル4に排気孔29,31を設けたことにより絞り弁2
7を運転時の開度にしたままで縞糸Wがニードル16内
に吸い込まれるようになり、口合せ時の緯糸Wの挿入が
簡単になった。
、噴射ノズル4内での縞糸切れが解消される。又、口合
わせ時噴射ノズル4内に縞糸Wを挿入する場合、従釆は
絞り弁27の閥度を拡げてニードル16に縞糸Wを挿入
し、挿入が終ると運転時の関度に戻していたが、噴射ノ
ズル4に排気孔29,31を設けたことにより絞り弁2
7を運転時の開度にしたままで縞糸Wがニードル16内
に吸い込まれるようになり、口合せ時の緯糸Wの挿入が
簡単になった。
別の実施例
次に別の実施例を第9図に従って説明する。
この実施例ではタイミングダイヤグラムの00及び36
00の時にはAで示す噴射ノズル4がグリッパ2及び縞
糸ガイド3と同一直線上に位置し、その他の場合にはグ
リツバ2及び緯糸ガイド3より機台後部側に位置するよ
うに構成されている点が前記実施例と異なっている。従
ってこの実施例では緯糸Wへのグリツパ2及び縞糸ガイ
ド3の作用による付勢力は、排気孔29,31からの排
出空気流の作用による力の方向と常に同一方向に作用す
るため前記付勢力により排気孔29,31からの排出空
気流の作用が阻害されることは全くない。なお、この発
明は前記各実施例に限定されるものではなく、排気孔2
9,31の数を変えたり、排気孔29,31を噴射ノズ
ル4の後部から先端都側へ斜状に設けたり、噴射ノズル
4をスレー5上でなく機台側に固定したりするなど、こ
の発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の形状、構成等を
任意に変更することも可能である。効果 以上詳述したように、この発明は噴射ノズルのノズル本
体後部に装備した縞糸導入用ニードルの先端より前方の
流通路中の少なくとも1箇所に、同流通路と外部とを蓮
通しかつ緯入れ時に緯糸ガイド、グリッバシャフト等の
作用により総糸が受ける横方向に対する力の方向と同方
向へ開□する排気孔を設けたことにより、噴射ノズル内
での縞糸Wの振動及び旋回が抑制されるので、噴射ノズ
ル内での縞糸切れが解消され織布品質の低下が減少する
とともにノズル内及びノズルから圧縮空気の噴射でガイ
ド片により形成された案内通路へ挿通される緯糸の姿勢
がよくなり縞糸姿勢の不良に起因する緯ミスが減少する
。
00の時にはAで示す噴射ノズル4がグリッパ2及び縞
糸ガイド3と同一直線上に位置し、その他の場合にはグ
リツバ2及び緯糸ガイド3より機台後部側に位置するよ
うに構成されている点が前記実施例と異なっている。従
ってこの実施例では緯糸Wへのグリツパ2及び縞糸ガイ
ド3の作用による付勢力は、排気孔29,31からの排
出空気流の作用による力の方向と常に同一方向に作用す
るため前記付勢力により排気孔29,31からの排出空
気流の作用が阻害されることは全くない。なお、この発
明は前記各実施例に限定されるものではなく、排気孔2
9,31の数を変えたり、排気孔29,31を噴射ノズ
ル4の後部から先端都側へ斜状に設けたり、噴射ノズル
4をスレー5上でなく機台側に固定したりするなど、こ
の発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の形状、構成等を
任意に変更することも可能である。効果 以上詳述したように、この発明は噴射ノズルのノズル本
体後部に装備した縞糸導入用ニードルの先端より前方の
流通路中の少なくとも1箇所に、同流通路と外部とを蓮
通しかつ緯入れ時に緯糸ガイド、グリッバシャフト等の
作用により総糸が受ける横方向に対する力の方向と同方
向へ開□する排気孔を設けたことにより、噴射ノズル内
での縞糸Wの振動及び旋回が抑制されるので、噴射ノズ
ル内での縞糸切れが解消され織布品質の低下が減少する
とともにノズル内及びノズルから圧縮空気の噴射でガイ
ド片により形成された案内通路へ挿通される緯糸の姿勢
がよくなり縞糸姿勢の不良に起因する緯ミスが減少する
。
又、口合わせ時の緯糸の挿入が簡単になるという優れた
効果を奏する。
効果を奏する。
第1図はェアジットルームの要部平面図、第2図は従来
の噴射ノズルの縦断面図、第3図は第2図の×−X線に
おける拡大断面図、第4図は噴射ノズルへの圧縮空気の
供給系統を示す平面図、第5図はこの発明を具体化した
一実施例を示す要部破断平面図、第6図は加速管内の流
速分布を示す縦断面図、第7図は作用を説明する平面図
、第8図は排気孔を反対側に設けた場合の縞糸の状態を
示すための噴射/ズルの一部被断平面図、第9図は別の
実施例を示す平面図である。 グリッパ・・・・・・2、縞糸ガイド・・・・・・3、
噴射ノズル……4、スレー……5、プラケツト……8、
ノズル本体・・・・・・ID、加速管・・・・・・11
、流路・・・・・・14、排気孔・…・・29,31、
綾糸・・・・・・W。 第1図第3図 第4図 第5図 第6図 第8図 第2図 第7図 第9図
の噴射ノズルの縦断面図、第3図は第2図の×−X線に
おける拡大断面図、第4図は噴射ノズルへの圧縮空気の
供給系統を示す平面図、第5図はこの発明を具体化した
一実施例を示す要部破断平面図、第6図は加速管内の流
速分布を示す縦断面図、第7図は作用を説明する平面図
、第8図は排気孔を反対側に設けた場合の縞糸の状態を
示すための噴射/ズルの一部被断平面図、第9図は別の
実施例を示す平面図である。 グリッパ・・・・・・2、縞糸ガイド・・・・・・3、
噴射ノズル……4、スレー……5、プラケツト……8、
ノズル本体・・・・・・ID、加速管・・・・・・11
、流路・・・・・・14、排気孔・…・・29,31、
綾糸・・・・・・W。 第1図第3図 第4図 第5図 第6図 第8図 第2図 第7図 第9図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 緯糸を圧縮空気の噴射により経糸開口内に緯入れす
るエアジエツトルームにおいて、噴射ノズルのノズル本
体後部に装備した緯糸導入用ニードルの先端より前方の
流通路中の少なくとも1箇所に、同流通路と外部とを連
通しかつ緯入れ時に緯糸ガイド、グリツパシヤフト等の
作用により緯糸が受ける横方向に対する力の方向と同方
向へ開口する排気孔を設けたことを特徴とするエアジエ
ツトルームにおける緯入れ装置。 2 前記噴射ノズルは揺動運動を行なうスレー上に固定
されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
載のエアジエツトルームにおける緯入れ装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11728781A JPS6017861B2 (ja) | 1981-07-27 | 1981-07-27 | エアジエツトル−ムにおける緯入れ装置 |
US06/400,663 US4494888A (en) | 1981-07-27 | 1982-07-22 | Weft inserting method and apparatus for an air jet loom |
BR8204348A BR8204348A (pt) | 1981-07-27 | 1982-07-26 | Processo e aparelho para insercao de um fio de trama na cala de urdidura de um tear de jato de ar |
KR828203341A KR850001111B1 (ko) | 1981-07-27 | 1982-07-26 | 공기분사식직기에 있어서 위입방법 및 그 장치 |
EP82106784A EP0071246B1 (en) | 1981-07-27 | 1982-07-27 | An air jet loom and weft inserting method and apparatus |
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- 1981-07-27 JP JP11728781A patent/JPS6017861B2/ja not_active Expired
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