JPS59230568A

JPS59230568A - 剣道用竹刀

Info

Publication number: JPS59230568A
Application number: JP10547083A
Authority: JP
Inventors: 古賀　隆幸
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1983-06-13
Filing date: 1983-06-13
Publication date: 1984-12-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、合成樹脂と補強材を複合して成型した材料
を用いた、剣道用竹刀に関する。

従来、剣道用竹刀は、天然の竹を材料としているため、
重さ、大さ、弾力性、耐衝撃性等、製品にバラツキがあ
った。さらに、剣道の稽古、試合で、折れる、割れる、
ささくれる等が発生して、身体への危険が生じ、短期間
で使用不能と々る、欠陥があった。また、竹刀に樹脂を
含浸させて強化するものがあるが、これは、かえって弾
力性がそこなわれて折れやすくなり、また、爪くなる欠
点があった。

この発明は、従来のものがもつ以上のような欠点を除却
した剣道用竹刀を提供することを目的とする。

この発明の実施例を図面を参照しながら説明する。

第１図、第２図、第３図は、この発明の第１実施例を示
している。まず、体Ｈ５０ｃｔｉｒ、長さ１１２ａｎの
竹刀の四つ割竹を形どった金型を造る。次いで、この型
を用いて、ガラス繊維３０％含量の熱可塑性ポリエステ
ル樹脂を下記の条件で射出成型する。

シリンダ一温度　　　　　　２５０″Ｃ射出圧力　　　
　　　　　１０００　ｋ’ｊ／ｃｌヌクリュー回転数　
　　　　　５ｏｒｐｍ金型温度　　　　　　　　　　８
０°にの成形物の四本を組合せて、１木の竹刀とし、さ
らに、柄革、先革、中給、弦等を付帯して、仕込むと、
第１図のような、長さ１１２Ｏｎ％重さ、３８０ｙの中
学生用の剣道用竹刀となった。この竹刀の外形は、柄部
が円形で、柄革（１）に四重れており、その中央の空洞
（２）は、小さく、一方、打突部は、平坦（３）になっ
ており、こは面（４）があり、そして、中央の空洞（５
）が大きくおいている。また、この竹刀の内部の断面組
成は、ポリエステル樹脂（６）に、ガラス繊維（７）が
配列、分散している。

第４図、第５図、第６図は、この発明の第２実施例を示
している。１ず、体積１１０Ｃｎ、長さ１１５０〃の竹
刀の四つ割竹を、２成分型ＲＴＶシリコーンゴムで型取
りして、型を造る。次いで、長さ１１０Ｃ１ｎ１巾４ｍ
ｍ、厚さ２ｍｍの角檜材を８０°Ｃで１２時間乾燥した
後、型に合せて曲げる。そして、樹脂を下記の処方で調
合し、この角檜材を埋め込みながら、シリコーンゴム型
に注入し、常温硬化させて、成型する。

硬質不飽和ポリエステル樹脂　　９０重量部軟質不飽和
ポリエステル樹脂　　１０ガラス繊維　　　　　　　　　　２０沈降性炭酸カルシウム　　　　　５０チクン白　　　　　　　　　　　　　５ベンジンイエロ
ー　　　　　　　　　１ＭＥＫＰＯ（５５％）　　　　
　　　　１ナフテン酸コバｌレト（６％）０．５この成型物の四本を組合せて、１本の竹刀とし、さらに
、柄革、先革、中給、弦等を付帯して、仕込むと、第４
図のような、形状、および色相が、竹製の竹刀と極めて
似ている、長さ１ｌｊ５ａｎ、重さ４５５ｆの高校生用
の剣道用竹刀となった。この竹刀の外形は、柄部が円形
で、柄革（１）に囲まれており、その中央の空洞（２）
は、小さく、一方、打突部は、平坦（３）になっており
、こば面（４）があり、そして、中央の空洞（５）が大
きくおいている。また、この竹刀の内部の断面組成は、
ポリエステル樹脂（６）に、ガラス繊維（７）が配列、
分散しており、さらに、角檜（８）が芯になっている。

第７図、第８図、第９図は、この発明の第３実施例を示
している。まず、体積１８０ＣｙＪ、長さ１１８ｃ１＋
１の竹刀の四つ割竹を、２成分型ＲＴＶシリコーンゴム
で型取りして、型を造る。次いで、長さ１１５ｚ、直径
３間の九パルす材を８０°Ｃで１２時間乾燥した後、型
に合せて曲げ、さらに、５号のナイロンテグスを全長に
わたって、均一に巻きつける。そして、樹脂を下記の処
方で調合し、この丸バルザ材を埋め込みながら、シリコ
ーンゴム型に注入し、常温で７日間放置し硬化させて、
成型する。

熱硬化性エポキシ樹脂　　　　１００重量部ガラス繊維
　　　　　　　　　　２０チタン白　　　　　　　　　　　　　５マイクロスクエ
ア　　　　　　　１０変性脂肪族ポリアミン　　　　　４０この成型物の四本を組合せて、１本の竹刀とし、さらに
、柄革、先革、中給、弦等を付帯して、仕込むと、第７
図のような、形状が竹製の竹刀と極めて似ている、弾力
性、耐衝撃１生の秀れた、長さ１１８ＱＬ重さ５５０ｆ
の大学生・一般用の剣道用竹刀となった。この竹刀の外
形は、柄部が円形で、柄革（１）に囲まれており、その
中央の空洞（２）は、小さく、一方、打突部は、平坦（
３）になっており、こば面（４）があり、そして、中央
の空洞（５）が大きくおいている。１だ、この竹刀の内
部の断面組成は、エポキシ樹脂（９）に、ガラス繊維（
７）とマイクロスクエア（１０）が配列、分散しており
、そして、ナイロン繊維（１１）が円状に層をなしてお
り、さらに、丸バルサ材（１２）が芯になっている。

以上の構成についての説明からも明らかなように、この
発明は、次のようなすぐれた効果がある。

（ホ）竹製の竹刀のような、経方向の規則的繊維質がな
く、合成樹脂がガラス繊維で複合されて、均質に強化さ
れているので、折れ、割れ、ささくれ等の損傷が生じな
い。したがって、（Ｂ）稽古、試合での身体への危険が
なく、長期間使用できる。（Ｃ１全日本剣道連盟の竹刀
の規定である、長さ、重さ以外に、太さ、重心の位置、
撓り度合等を科学的に設計し、管理して製造することが
できる。（Ｄ）四本を組合せ、中央に空洞があり、しか
も、こげ面をもっているので、打突における衝撃を弱め
て、痛さを柔らげる。侶）外観が、竹製の竹刀と似てい
るために、使用にあたって、抵抗感がない。

【図面の簡単な説明】

第１図、第４図、第７図は、それぞれ、この発明の第１
実施例、第２実施例、第３実施例の平面図を示す。第２
図、第５図、第８図は、それぞれ、第１実施例、第２実
施例、第３実施例の柄部（八−へ線）の拡大した断面図
を示す。捷だ、第３図、第６図、第９図は、それぞれ、
第１実施例、第２実施例、第３実施例の打突部（Ｂ−Ｂ
線）の拡大した断面図を示す。（１）　　　　　　柄部の柄革（２）　　　　　　柄部の中央部（３）　−、−−−打突部の外側（４）　　　　　・打突部のこば面（５）　　　　　　打突部の中央部（６）　　　　　　ポリエステ）Ｖ樹脂（７）　　　　
　　　ガラス繊維（８）　　　　　　角檜材（９）　　　　・　エポキシ樹脂（１０）　　　　　マイクロスクエア（１１）　　　　　ナイロン繊維（１２）　−−一　　丸バルサ材特許出願人　古賀　隆幸

Claims

【特許請求の範囲】

（イ）竹刀の四つ割竹を形どった型を造り、（ロ）この
型を用いて、合成樹脂と補強材を複合して成形し、（ハ
）成形された四本を組合せて、一本の竹刀とし、に）さ
らに、この竹刀に、柄革、先革、中給、弦等を付帯して
、仕込んだ、剣道用竹刀。