JPS59196414A - 電子式オドメ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は電子式オドメータに係り、特に自動車等の車両
に用いるのに好適な電子式オドメータに関するものであ
る。

〔発明の背景〕

近年、自動車の積算走行距離を表示するメータとして機
械式積算走行距離計にかわる不揮発メモリを用いた電子
式オドメータが提案されている。

この電子式オドメータは、自動車のノくノテリーを電源
とし、カウンタで走行距離を積算した値をディジタル表
示するようにしたもので、・くソテリー交換または断線
などの場合の電圧低下時にカウンタで積算した走行距離
データが失々われてしまうのを防止するため、１．００
１η毎に走行距離データを不揮発メモリの１個所だけに
何度も書き込み、その値を読み出して表示するというも
のである。

ところで、現段階では不揮発メモリへの書き込み回数に
は限度があり、上記方法では、自動車の実用積算走行距
離１０ＡＩ（Ｉｎに対して１万Ｋ１１１位までしか使用
できないという問題がある。この問題を解決する方法の
１つとして、特開昭５５−９５８１３号公報でその１−
き込み回数を減らず方法が提案されている。しかし、い
ずれにしても不揮発メモリの１個所だけに何回も書き込
む方式では、電源）くツクアップにかなシ大きなコンデ
ンザ寸たけバッテリーがないと、書き込み時間（３００
ｍ　ｓ程度）中にデータ転送がくずれ、誤ったデータが
入力されるという危険性がある。

〔発明の目的〕

本発明は上記に鑑みてなされたもので、その目的とする
ところは、不揮発メモリの寿命を延ばすことができ、機
械式のものと同等以上の性能のものとすることができる
電子式オドメータを提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明の特徴は、走行距離情報を入力して積算走行距離
を演算する演算手段と、複数個の積算走罰 によって演算された積算走行距離を上記不揮発メモリの
積算走行距離データ記憶個所へ毎回記憶個所を更新して
書き込ませる書き込み手段と、必要に応じて前記不揮発
メモリに書き込んだデータを読み出して前記演算手段に
入力する読み出し手段と、前記演算手段によｐ演算され
た結果を表示する表示手段とよりなる構成とした点にあ
る。

〔発明の実施例〕

以下本発明を第１図〜第５図に示しだ実施例を用いて詳
訓に説明する。

第１図は本発明の電子式オドメータの一実施例を示す基
本構成ブロック図である。第１図において、１は車輪の
回転に応じて・々ルス信号を発生するパルス発生部で、
パルス発生部１からのパルス信号はマイクロコンピュー
タ２に入力される。マイクロコンピュータ２には、パル
ス信号をカウントするカウンタ３、演算処理を行うＩＶ
Ｉ　Ｐ　Ｕ　４　、プログラムを記憶させであるＲＯＭ
５、必要なデータを一時記憶させるＲＡＭ６を内蔵させ
てちる。

７は不揮発メモリで、不揮発メモリ７ば、Ｎ１からＮＮ
＝！でのＮ個の積算走行距離データ記憶個所を有してい
る。８はディジタル表示部である。

パルス発生部１からのパルス信号のパルス数をカウンタ
３でカウントし、ＲＯＭ５内のプログラムによってＭＰ
Ｕ４でプログラムが実行され１、カウンタ３でのカウン
ト数に応じて走行距離および積算走行距離が演算され、
その結果がディジタル表示部８に表示される。ところで
、ＭＰＵ４からの指令によシ１００ｍ走行毎に不揮発メ
モリ７の積算走行距離データ記憶個所に順次アドレスを
更新して積算走行距離の書き込みを行い、また、電源の
再投入時およびオートリセット時にはそのデータの読み
出しを行い、それをＲＡＭ６へ書き込んで積算走行距離
データとして用いるようにしである。

第２図、第３図はそれぞれマイクロコンピュータ２にお
けるメイン処理、割込処理のプログラムの一実施例を示
すフローチャートである。第２図に示すように、不揮発
メモリ７のデータの読み出し処理は、イニシャル時のみ
行うようにしてあり、第３図に示すように、割込処理で
パルス数カウントを行い、１００ｍ走行毎に書き込み指
令を出し、第２図のメイン処理で書き込み処理を行うよ
うにしである。

第４図は第２図の會き込み処理の一実施例を示すフロー
チャートである。書き込み時には、絶えず第１図の不揮
発メモリ７のＮｘ”−ＮＮの積算走行距離データ記憶個
所へ順番に書き込むようにしてあり、書き込みアドレス
の更新が行われるときは、そのアドレスの積算走行距離
データ記憶個所のデータの消去を行ってそこに新しい積
算走行距離データを書き込む。

第５図は第２図の読み出し処理の一実施例を示すフロー
チャートである。第５図に示すように、読み出し時に（
は、まず、不揮発メモリ７の各積算走行距離データ記憶
個所Ｎ１〜ＮＮの積算走行距離データをすべて読み出し
て比較を行い最大値を求める。次に、この最大値とその
最大１直のデータの１回前に書き込まれたデータとの差
をとシ、これが１００　ｍならば、その最大値を積算走
行距離のイニシャル値とするためマイクロコンピュータ
２のＲＡ　Ｍ　６に移す。もし、上記差が１００ｍでな
くて、この最大値が誤ったデータであるときは、アドレ
スを１ずらしてチェックを繰り返し、それより１回前に
書き込壕れたデータとの差が１００ｍとなる積算走行距
離のデータをＲＡＭ６に移して積算走行距離のイニシャ
ル値とするようにしである。

上記した本発明の実施例によれば、所定走行距離１００
ｍ毎に不揮発メモリ７のＮ１〜ＮＮの積算走行距離デー
タ記憶個所に順番に積算走行距離のデータを書き込むよ
うにしているので、書き込み時のトラブルなどによシ、
後に書き込んだデータが誤っていたとしてもそれより走
行距離１００ｍ前のデータは残っているので、走行距離
１００ｍの誤差で、積算走行距離のイニシャル値をＲＡ
Ｍ６に設定することができる。しかも、不揮発メモリ７
に書き込み回数の限度があっても、その寿命を延ばすこ
とができる。したがって、機械的のものと同等以上の性
質のものとすることができる。その上、機械式回転ケー
ブルは不要であシ、かつ、小形化が可能である。

なお、上記した実施例では、電源の再投入時およびオー
トリセット時にデータの読み出しを行うようにしである
が、電源電圧復帰時やあらかじめ定めだ所定積算走行距
離毎にもデータの読み出しを行うようにしてもよく、こ
のようにすることによってさらに信頼性を高めることが
できる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれは、不揮発メモリの
寿命を延ばすことができ、機械式のもの征 と同等以上の性噌のものとすることができるという効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の′■子子片オドメータ一実施例を示す
基本構成ブロック図、第２図は第１図のマイクロコンピ
ュータにおけるメイン処理のプログラムの一実施例を示
すフローチャー１−　、第３図は同じく割込処理のプロ
グラムの一実施例を示すフローチャート、第４図は第２
図の書き込み処理の一実施例を示すフローチャー１・、
第５図は第２図の読み出し処理の一実施例を示すフロー
チャートである。 ２・・・マイクロコンピュータ、７・・・不揮発メモリ
、８・・・ディジタル表示部。 代理人　弁理士　長崎博男 （ほか１名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、走行距離情報を入力して積算走行距離を演算する演
   算手段と、複数個の積算走行距離データ記憶個所を有す
   る少なくとも１個の不揮発メモリと、所定走行距離毎に
   前記演算手段によって演算された積算走行距離を前記不
   揮発メモリの積算走行距離データ記憶個所へ毎回記憶（
   同所を更新して書き込１せる書き込み手段と、必要に応
   じて前記不揮発メモリに書き込んだデータを読み出して
   前記演算手段に入力する読み出し手段と、前記演算手段
   により演算された結果を表示する表示手段とよりなるこ
   とを特徴とする電子式オドメータ。 ２、前記読み出し手朴ンは、化、源再投入時および電源
   電圧復帰時に読み出しを行うように構成しである特許請
   求の範囲第１項記載の電子式第１パメータ。 ３、前記読み出し手段は、電諒再投入時および電源電圧
   復帰時のほかあらかじめ定めだ所定積算走行距離毎に読
   み出しを行うように描成しである特許請求の範囲第１項
   記載の電子式オドメータ。 ４、前記読み出し手段は、読み出した前記不揮発メモリ
   の各積算走行距離テーク記憶個所の積算走行距離のデー
   タのうちの最大値を選び、その最大値より１回前に記憶
   されたテークとの差が前記所定走行距離に等しいか否か
   を判断し、等しいときは前記最大値を前記演算手段に入
   力し、等しくないときは前記１回前に記憶されたテーク
   と２回前に記・臆されたデータとの差が前記所定走行距
   離に等しいか否かを判断し、等しいときは前記１回前に
   記憶されたテ〜りを前記演鐘手段に入力し、等しくない
   ときは同様の判断を順次行い、その差が前記所定走行距
   離に等しいときにそのデータを前記演算手段に入力する
   手段を備えている特許請求の範囲第１項または第２項ま
   たは第３項記載の電子式オドメータ。