JPS59164950A - 電気泳動用媒体材料 - Google Patents
電気泳動用媒体材料Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電気泳動用媒体材料に関するものであり、さ
らに詳しくは、特にDNAの塩基配列決定操作において
用いられる水性ゲル電気泳動用媒体材料として適した電
気泳動用媒体材料に関するものである。
らに詳しくは、特にDNAの塩基配列決定操作において
用いられる水性ゲル電気泳動用媒体材料として適した電
気泳動用媒体材料に関するものである。
ポストラベル法に基づ<DNAやRNAの塩基配列決定
法においては、ポリアクリルアミドゲル膜を用いたスラ
ブ電気泳動操作が必須の操作となっている。特に近年に
おいて遺伝子関連の研究が進むにつれて、DNA塩基配
列決定の操作の迅速化が急務となっている。
法においては、ポリアクリルアミドゲル膜を用いたスラ
ブ電気泳動操作が必須の操作となっている。特に近年に
おいて遺伝子関連の研究が進むにつれて、DNA塩基配
列決定の操作の迅速化が急務となっている。
ポリアクリルアミドゲル膜は、アクリルアミドのような
単量体を触媒の存在下にてN、N”−メチレンビスアク
リルアミドのような二官能性の架橋剤を用い架橋重合さ
せることにより得られる。
単量体を触媒の存在下にてN、N”−メチレンビスアク
リルアミドのような二官能性の架橋剤を用い架橋重合さ
せることにより得られる。
なお、このポリアクリルアミドゲル膜の形成に際して通
常は、尿素あるいはホルムアミドのような変性剤を含有
させる。
常は、尿素あるいはホルムアミドのような変性剤を含有
させる。
上記の重合反応はラジカル架橋重合であり、酸素の影響
により反応が阻害されるため、ゲル11りは酸素を遮断
した状態で作成する必要がある。この理由から、現在で
は−・殻に、ポリアクリルアミドケル膜は2枚のカラス
板で形成されたセル(−・定の空間、たとえば0.3m
m−1mmを有する)の中にゲル形成液を注入させ、酸
素を遮断した状態で架橋重合させてゲル膜を形成させて
いる。
により反応が阻害されるため、ゲル11りは酸素を遮断
した状態で作成する必要がある。この理由から、現在で
は−・殻に、ポリアクリルアミドケル膜は2枚のカラス
板で形成されたセル(−・定の空間、たとえば0.3m
m−1mmを有する)の中にゲル形成液を注入させ、酸
素を遮断した状態で架橋重合させてゲル膜を形成させて
いる。
この方法は2枚のカラス板の間でゲル膜を形成するため
に、取り扱い性が悪く、かつ量産化が困難であるといっ
た大きな欠点を有している。
に、取り扱い性が悪く、かつ量産化が困難であるといっ
た大きな欠点を有している。
以りのようにして形成したポリアクリルアミドゲル膜を
用いる電気泳動は、たとえば、次のようにして実施され
る。
用いる電気泳動は、たとえば、次のようにして実施され
る。
ポリアクリルアミドゲル膜は、カラス板に挟んだ才まの
状態で垂直に合てられ、前電気泳動を行なったのち、サ
ンプルスロントに試料(マキサム・ギル八−1・分解し
たPラベル化DNA)を−・定量注入し、電気泳動を行
なう。そして、= 5i tiy間(例、約6時間〜1
2時間)の゛電気泳動を行なった後、片面のガラス板を
注意深く除去し、ポリ塩化ビニリデンフィルムなどの合
成樹脂製フィルムでゲル膜を覆い、これを用いてオート
ラジオグラフィー処理を行なう。すなわち、ゲル膜を被
覆しているフィルムの上にX線フィルム、増感紙を順次
のせて、低温(たとえば、−80°C)で一定時間(た
とえば、約10〜20時間)露光を行なう。そして露光
終了後、X線フィルムを現像し、DNAの分離泳動パタ
ーンを読、みとることにより、DNAの塩基配列を決定
することができる。
状態で垂直に合てられ、前電気泳動を行なったのち、サ
ンプルスロントに試料(マキサム・ギル八−1・分解し
たPラベル化DNA)を−・定量注入し、電気泳動を行
なう。そして、= 5i tiy間(例、約6時間〜1
2時間)の゛電気泳動を行なった後、片面のガラス板を
注意深く除去し、ポリ塩化ビニリデンフィルムなどの合
成樹脂製フィルムでゲル膜を覆い、これを用いてオート
ラジオグラフィー処理を行なう。すなわち、ゲル膜を被
覆しているフィルムの上にX線フィルム、増感紙を順次
のせて、低温(たとえば、−80°C)で一定時間(た
とえば、約10〜20時間)露光を行なう。そして露光
終了後、X線フィルムを現像し、DNAの分離泳動パタ
ーンを読、みとることにより、DNAの塩基配列を決定
することができる。
オートラジオグラフィー処理は以上のように長時間を必
要とするため、その迅速化が望まれ、更に読みとりの高
分解能化も望まれている。
要とするため、その迅速化が望まれ、更に読みとりの高
分解能化も望まれている。
高分解能化を達成する手段としては、オートラジオグラ
フィー処理に際してゲル膜を乾燥状態とする方法が知ら
れている。すなわち、電気泳動終了後にゲル膜を10%
酢酸水溶液中に浸漬して、DNAを固定化しつつ尿素な
どの変性剤を除去する。カラス板とゲル膜の接着力は極
めて弱いか、または実質的に接着力がないため、この浸
漬工程において、ゲル膜はガラス板から剥離し、液中に
浮遊する。このゲル膜を注意深く取出し、濾紙上にのせ
た後、減圧下で乾燥することにより濾紙上に固定する。
フィー処理に際してゲル膜を乾燥状態とする方法が知ら
れている。すなわち、電気泳動終了後にゲル膜を10%
酢酸水溶液中に浸漬して、DNAを固定化しつつ尿素な
どの変性剤を除去する。カラス板とゲル膜の接着力は極
めて弱いか、または実質的に接着力がないため、この浸
漬工程において、ゲル膜はガラス板から剥離し、液中に
浮遊する。このゲル膜を注意深く取出し、濾紙上にのせ
た後、減圧下で乾燥することにより濾紙上に固定する。
このようにして乾燥したゲル膜を使ってオーI・ラジオ
グラフィー処理を実施した場合には分解能が大きく −
,1: 臂する。しかし、上記のようなゲル膜の分離お
よび乾燥工程は、ゲル膜か極めてもろいため、高瓜の熟
練と注意を必要とし、また、実際にこの工程においてゲ
ル膜の破損が発生することも多い。
グラフィー処理を実施した場合には分解能が大きく −
,1: 臂する。しかし、上記のようなゲル膜の分離お
よび乾燥工程は、ゲル膜か極めてもろいため、高瓜の熟
練と注意を必要とし、また、実際にこの工程においてゲ
ル膜の破損が発生することも多い。
そこで本発明の目的は、湿潤状態でのゲル膜と支持体と
の接着性を高く(接着力を大きく)するだめの接着層形
成用の塗布液を提供し、さらにゲル11シの脱尿素処理
後の乾燥工程においても、支持体から剥離しないゲル膜
を提供することにある。
の接着性を高く(接着力を大きく)するだめの接着層形
成用の塗布液を提供し、さらにゲル11シの脱尿素処理
後の乾燥工程においても、支持体から剥離しないゲル膜
を提供することにある。
本発明者は、以」二のような従来使用されている電気泳
動用媒体材料の欠点の克服を目的として鋭7a、研究を
行なった結果、本発明に到達した。
動用媒体材料の欠点の克服を目的として鋭7a、研究を
行なった結果、本発明に到達した。
本発明は、
[I]支持体層;
[II]特定の一般式により表わされる構成繰返し中位
を有するポリマーを含有する接着層;および、 [1[[]アクリルアミド系化合物と架橋剤が水のイI
在ドで架橋重合してなるポリアクリルアミド系水性ゲル
、および変性剤として少なくとも1個のカルバモイル基
をもつ化合物を含む電気泳動用媒体層、 が順次積層されてなる三層構造を含む電気泳動用媒体材
料にある。
を有するポリマーを含有する接着層;および、 [1[[]アクリルアミド系化合物と架橋剤が水のイI
在ドで架橋重合してなるポリアクリルアミド系水性ゲル
、および変性剤として少なくとも1個のカルバモイル基
をもつ化合物を含む電気泳動用媒体層、 が順次積層されてなる三層構造を含む電気泳動用媒体材
料にある。
本発明の電気泳動用媒体材料は」ユ記のように支持体層
と電気泳動用媒体層とを特定の接着層により接合してな
る三層構造を含むものであり、前述の電気泳動用媒体層
(ゲル膜)の乾燥工程における各種の操作によっても、
その三層構造が分離しにくいため、電気泳動用媒体層の
破損が発生することは沿どなく、また濾紙なとを使用す
る必要がない。
と電気泳動用媒体層とを特定の接着層により接合してな
る三層構造を含むものであり、前述の電気泳動用媒体層
(ゲル膜)の乾燥工程における各種の操作によっても、
その三層構造が分離しにくいため、電気泳動用媒体層の
破損が発生することは沿どなく、また濾紙なとを使用す
る必要がない。
さらに1本発明の電気泳動用媒体材料は、水平に置いた
支持体の上に接着層を形成し、次いで電気体動用媒体層
をその上に形成する方法によっても製造することが可能
であるため、電気泳動用媒体材料の量産化にも大きく寄
与するものである。
支持体の上に接着層を形成し、次いで電気体動用媒体層
をその上に形成する方法によっても製造することが可能
であるため、電気泳動用媒体材料の量産化にも大きく寄
与するものである。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明の電気泳動用媒体材料の支持体としては、カラス
板、紙ある−いは各種のプラスチック製シートなとを用
いることができるが、本発明による利点を生かすために
は、支持体としてプラスチック製シートを用いることが
好ましい。このプラスチック製シーI・とじては、任意
のプラスチックから形成したものを用いることかできる
が、特にポリエチレンテレフタフタレートから形成され
たシーI・を用いることが好ましい。
板、紙ある−いは各種のプラスチック製シートなとを用
いることができるが、本発明による利点を生かすために
は、支持体としてプラスチック製シートを用いることが
好ましい。このプラスチック製シーI・とじては、任意
のプラスチックから形成したものを用いることかできる
が、特にポリエチレンテレフタフタレートから形成され
たシーI・を用いることが好ましい。
本発明において支持体の上には接着層が形成される。
1妾11層は、下記の一煎′式(1)乃至(3)のいず
れかにより表わされる構成繰返し単位を有する(・般式
(1)において、 R11は水素原子またはlかも6個の炭素原子を41す
るアルキル基である; R1+ Qlは−coo−1−CON−1またl±6カーら10
個の炭素原子を有するアリーレン基、RII Llは、−coo−あるいは−〇〇N−の結合のいずれ
かを少なくとも1個含み、力)つ3カ)ら15個の炭素
原子を有する二価の基、またtよ。
れかにより表わされる構成繰返し単位を有する(・般式
(1)において、 R11は水素原子またはlかも6個の炭素原子を41す
るアルキル基である; R1+ Qlは−coo−1−CON−1またl±6カーら10
個の炭素原子を有するアリーレン基、RII Llは、−coo−あるいは−〇〇N−の結合のいずれ
かを少なくとも1個含み、力)つ3カ)ら15個の炭素
原子を有する二価の基、またtよ。
II
■
−0−1−N−1−CO−1−SO−1it
■
−802−1−S O3−1−3O2N−1ずれかを少
なくとも1個含み、かつ1カ)らX2(固の炭素原子を
有する二価の基である(ただしR11は前述と同義であ
る); R12は−CH= CH2又は−CH20H2Xlのい
ずれかである(ただし、XlL士求核基番こより置換さ
れる基、あるいは塩基によってHXlの形で脱離しうる
基を表わす)。
なくとも1個含み、かつ1カ)らX2(固の炭素原子を
有する二価の基である(ただしR11は前述と同義であ
る); R12は−CH= CH2又は−CH20H2Xlのい
ずれかである(ただし、XlL士求核基番こより置換さ
れる基、あるいは塩基によってHXlの形で脱離しうる
基を表わす)。
Xiとylはモル百分率を表わし、Xlとylはそれぞ
れO〜99と1〜100(好ましくは、50〜95と5
〜50)の自白をとり、x 1 + y 1は90以」
−(Ffましくは95以J−1最も好ましくは100)
である] ; −1,記の一般式(1)において、 RIIの例にはメチル基、エチル基、ブチルツ(、n−
ヘキシル基が含まれる。
れO〜99と1〜100(好ましくは、50〜95と5
〜50)の自白をとり、x 1 + y 1は90以」
−(Ffましくは95以J−1最も好ましくは100)
である] ; −1,記の一般式(1)において、 RIIの例にはメチル基、エチル基、ブチルツ(、n−
ヘキシル基が含まれる。
Qlの例には次のような基が含まれる。
CH3
−COO−1−CONH−1−CON−1L1の例には
次のような基が含まれる。なお、これらの二価の基の一
般式(1)における結合の方向は QlとS02との結
合が可能なかぎり、いずれの方向をもとることかできる
。
次のような基が含まれる。なお、これらの二価の基の一
般式(1)における結合の方向は QlとS02との結
合が可能なかぎり、いずれの方向をもとることかできる
。
−CH2COOCH2−
C’ H2COOCH2CH2−
CH2CHz C00CH2,−
(CH2:)−5C00CH2CH2−(CH2−)−
In COOCH2CH2−−CH2N HCOCH2
− CHz N HCOCH2CH2− + CH2’3−3 N HCOCH2CH2−+CH
2←5N HCOCH2CH2−+CH2) to N
HCOCH2CH2−−CH20CH2− −CH2CH20CH2CH2CH2−CH3CH3 1 −NCH2CH2−・−CH2N CHz CH2−−
COCHz CH2− −CH2COCH2CH2− S OCH2CH2− −CH2S OCH2CH2− −S O2CH2CH2− 一5O2CH2CH2SO2CH2CH2−−S O2
CH2CH2S O2CH2CHCH2H l −3−(ICH2CH2CH2− 1 一3O3CH2C00CH2CH2− 3O3CH2CH2COOCH2CH2−−SO3M
HCHz COOCHz CH2−−S Oz N H
CH2CH2COOCHz Q H2N HCON H
CH2CH2− CH2N HCON HCH2CHz−−N HCOO
CHz CH2− −CH2N HCOOCHz CHz−−CH20H2
X’のいずれかであるが、この−Xlの例には、次のよ
うな基が含まれる。
In COOCH2CH2−−CH2N HCOCH2
− CHz N HCOCH2CH2− + CH2’3−3 N HCOCH2CH2−+CH
2←5N HCOCH2CH2−+CH2) to N
HCOCH2CH2−−CH20CH2− −CH2CH20CH2CH2CH2−CH3CH3 1 −NCH2CH2−・−CH2N CHz CH2−−
COCHz CH2− −CH2COCH2CH2− S OCH2CH2− −CH2S OCH2CH2− −S O2CH2CH2− 一5O2CH2CH2SO2CH2CH2−−S O2
CH2CH2S O2CH2CHCH2H l −3−(ICH2CH2CH2− 1 一3O3CH2C00CH2CH2− 3O3CH2CH2COOCH2CH2−−SO3M
HCHz COOCHz CH2−−S Oz N H
CH2CH2COOCHz Q H2N HCON H
CH2CH2− CH2N HCON HCH2CHz−−N HCOO
CHz CH2− −CH2N HCOOCHz CHz−−CH20H2
X’のいずれかであるが、この−Xlの例には、次のよ
うな基が含まれる。
ハロケン原子(塩素、臭素など);ヒドロキシル基:ア
ルキルスルホニルオキシ(例、メチルスル
O12 ホニルオキシ H2O−3−0−、エチルスルホ1 ニルオキシ、プロピルスルホニルオキシなど);アリー
ルスルホニルオキシ(例、フェニルスルホスルホニルオ
キシなど):アルキルカルボニルオキシ(例、アセトキ
シ、プロピオニルオキシ、トリフルオロメチルカルボニ
ルオキシ、ジクロロメチル力ルホニルオキシなど)。
ルキルスルホニルオキシ(例、メチルスル
O12 ホニルオキシ H2O−3−0−、エチルスルホ1 ニルオキシ、プロピルスルホニルオキシなど);アリー
ルスルホニルオキシ(例、フェニルスルホスルホニルオ
キシなど):アルキルカルボニルオキシ(例、アセトキ
シ、プロピオニルオキシ、トリフルオロメチルカルボニ
ルオキシ、ジクロロメチル力ルホニルオキシなど)。
従って、R12の例には、次のような基が含まれる。
−CH= CH2、−CH20820文、−CH2CH
z B r 、 1) −CH2CH2−0−S −CHa 、1 −CH2CH20H1 CH2CH200CCH3゜ −CH2CH200CCF3、 −CH2CH200CCH0文3、 [一般式(2)において、 R”は水素原子または1から6個の炭素原子をイiする
アルギル基である; R22は−CH=CH2又4i−CH2CH2X2であ
る(ただし、X2は求核基によって置換されうる基、ま
たは塩基によってHX2の形で脱離しうる基を表わす)
; L2は、1から6個の炭素原子を有するアルキレン基(
例、メチレン、エチレン、インブチレン)、6から12
41!lの炭素原子を有するアリーレン& C例、 フ
ェニレン、トリレン、ナフタレン)、−coz2−で表
わされる基、および−COZ21(23−で表わされる
基(ただし、R23は1から6個の炭素原子を有するア
ルキレン基、あるいは6から12個の炭素原子を有する
アリーレン基であり、モしてZ2は酸素原子あるいはN
Hである)から選ばれる二価の基である; X2とy2はモル百分率を表わし、X2とy2はそれぞ
れlO〜95と5〜90(好ましくは、50〜95と5
〜50)の値をとり、x 24 y 2は90以上(好
ましくは95以上、最も好ましくは100)である]
; なお、上記一般式(2)のR”およびR22の例には、
それぞれ前記−・般式(1)のR11および1(12と
同じ例が含まれる。
z B r 、 1) −CH2CH2−0−S −CHa 、1 −CH2CH20H1 CH2CH200CCH3゜ −CH2CH200CCF3、 −CH2CH200CCH0文3、 [一般式(2)において、 R”は水素原子または1から6個の炭素原子をイiする
アルギル基である; R22は−CH=CH2又4i−CH2CH2X2であ
る(ただし、X2は求核基によって置換されうる基、ま
たは塩基によってHX2の形で脱離しうる基を表わす)
; L2は、1から6個の炭素原子を有するアルキレン基(
例、メチレン、エチレン、インブチレン)、6から12
41!lの炭素原子を有するアリーレン& C例、 フ
ェニレン、トリレン、ナフタレン)、−coz2−で表
わされる基、および−COZ21(23−で表わされる
基(ただし、R23は1から6個の炭素原子を有するア
ルキレン基、あるいは6から12個の炭素原子を有する
アリーレン基であり、モしてZ2は酸素原子あるいはN
Hである)から選ばれる二価の基である; X2とy2はモル百分率を表わし、X2とy2はそれぞ
れlO〜95と5〜90(好ましくは、50〜95と5
〜50)の値をとり、x 24 y 2は90以上(好
ましくは95以上、最も好ましくは100)である]
; なお、上記一般式(2)のR”およびR22の例には、
それぞれ前記−・般式(1)のR11および1(12と
同じ例が含まれる。
−・nシ式(3)
[−・般式(3)において、
R31は水素原イ、または1から6個の炭素原子を有す
るアルキル基である; L3はIから204fJの炭素原子を有する二価の連結
基(更に好ましくは一〇〇NH−又は−c。
るアルキル基である; L3はIから204fJの炭素原子を有する二価の連結
基(更に好ましくは一〇〇NH−又は−c。
−結合のうち少なくとも1つを含む炭素数1−12の二
価の基)である; X3は活性エステル基である; X3とy3はモル百分率を表わし、x3とy3はそれぞ
れ0〜95と5〜100(好ましくは、50〜95と5
〜5o)の値をとり、X3+y3は90以」二(好まし
くは95以上、最も好ましくは100)である; mはOあるいはlである] 上記一般式(3)のR31には前記一般式(1)のl(
11の例と同じものが含まれる。
価の基)である; X3は活性エステル基である; X3とy3はモル百分率を表わし、x3とy3はそれぞ
れ0〜95と5〜100(好ましくは、50〜95と5
〜5o)の値をとり、X3+y3は90以」二(好まし
くは95以上、最も好ましくは100)である; mはOあるいはlである] 上記一般式(3)のR31には前記一般式(1)のl(
11の例と同じものが含まれる。
一般式(3)のL3には次のような基が含まれる。−〇
〇CH2− −C’OCH2CHz OCOCH2CH2−−CON
HCH2− CON HCHz CH2− −CONHCH2CH2CH2− CON HCH2CHz CH2CH2CH2−CON
HCH2CON HCH2− CONHCHz C0NHCHz C0NHCH2−C
ONHCHz N)ICOCR2G)+2 CH2S
CH2CH−z−−GONt(CH20COCHz G
Hz−な−ど一般式(3)のx3には次のような基が含
まれる。
〇CH2− −C’OCH2CHz OCOCH2CH2−−CON
HCH2− CON HCHz CH2− −CONHCH2CH2CH2− CON HCH2CHz CH2CH2CH2−CON
HCH2CON HCH2− CONHCHz C0NHCHz C0NHCH2−C
ONHCHz N)ICOCR2G)+2 CH2S
CH2CH−z−−GONt(CH20COCHz G
Hz−な−ど一般式(3)のx3には次のような基が含
まれる。
Q
−COOCH2CN
−COOCH2C00C2H5
COOCI(z CON H2
−COOCH2COCH3
C00CHz COOCH= CH2
−COON = CHCHa
o 00 N = C(CH3) 2−CO0C=C
HCOCHa CH3 COOCH2CH2B r −COOCH、CH□ CN 以ドに、上記の一般式(F′)乃至(3)のいずれかに
より表わされる構成繰返し単位を有するポリマーの合成
に用いることができる代表的なビニルスルホニル基ある
いはその前駆体となる官能基をイイするエチレン性不飽
和モソマーの合成法を基体的に示す。
HCOCHa CH3 COOCH2CH2B r −COOCH、CH□ CN 以ドに、上記の一般式(F′)乃至(3)のいずれかに
より表わされる構成繰返し単位を有するポリマーの合成
に用いることができる代表的なビニルスルホニル基ある
いはその前駆体となる官能基をイイするエチレン性不飽
和モソマーの合成法を基体的に示す。
以下全トも
、2
[合成例1] 2−[3−(2−クロロエチルスルホニ
ル)プロピオニルオキシ]エチルアクリレートの合成 CH=CH2 C=O ! 反応容器にテトラヒドロフラン600 m l、ヒドロ
キシエチルアクリレ−l−45、8g、3−(2−クロ
ロエチルスルホニル)プロピオン酸クロリド’ 72
gを加え、氷水により冷却しながら、5℃以下で、ピリ
ジン:jl、2gをテトラヒドロフラン100mMに溶
解したものを1.75時間で滴下した。その後室温で2
時間攪拌を続け、反応萬料を2.5文の氷水中に注ぎ込
み、クロロホルム300 m lにより4回抽出した。
ル)プロピオニルオキシ]エチルアクリレートの合成 CH=CH2 C=O ! 反応容器にテトラヒドロフラン600 m l、ヒドロ
キシエチルアクリレ−l−45、8g、3−(2−クロ
ロエチルスルホニル)プロピオン酸クロリド’ 72
gを加え、氷水により冷却しながら、5℃以下で、ピリ
ジン:jl、2gをテトラヒドロフラン100mMに溶
解したものを1.75時間で滴下した。その後室温で2
時間攪拌を続け、反応萬料を2.5文の氷水中に注ぎ込
み、クロロホルム300 m lにより4回抽出した。
有機層を硫酸すトリウムにより乾燥後、濃縮して、2−
[3−(2−クロロエチルスルホニル)プロピオニルオ
キシ]エチルアクリレ−)87gを得た。(収率88%
) [合成例2] N−[3−(2−クロロエチ、ルスルホ
ニル)プロパンアミドメチルコアクリルアミドの合成 Cl1−CH2 Cセ0 「 CH2NHCCH2CHz −So。−〇82C)I2
CI2fLの反応容器に蒸留水1,400m文、亜硫酸
すトリウム244g、炭酸水素ナトリウム220gを加
え、攪拌して溶解させた後、氷水により冷却しながら約
5°Cで、クロロエチルスルホニルクロリI・260g
を1.5114間で滴下した。その後49%硫酸160
gを約15分で滴下し、5℃で1時間はど攪拌を続けて
、析出した結晶を濾過した後、結晶を400m文の蒸留
水で洗浄し、濾液と洗浄液とを一緒にして3文の反応容
器に入れた。この中にメチレンビスアクリルアミド24
6gを蒸留水480mM、エタノールl 、480m文
に溶解させたものを、氷冷しながら約5°Cで、30分
間で滴下した後、全体を冷蔵庫に5日間放置して反応を
完結させた。析出した結晶を癌取した後、冷却した蒸留
水800m文で洗浄し、2゜oooiの50%エタノー
ル水溶液から再結晶して、2’ 19 gの千ツマ−を
得た。収率は49%であった。(分析結果、H:5.1
7、C:37゜90、N: 9.48、Cl:12.5
8)[合成例3] ([3−(2−クロロエチルスル
ホニル)プロパンアミドコメチル)スチレンの合成反応
容器にテトラヒドロフランloomJlj、ビニルベン
ジルアミン20.1g、トリエチルアミン16.7g、
ヒドロキノン0.1gを入れ、氷水により冷却しながら
β−クロロエチルスルホニルプロピオン酸クロリド36
.1gを200 m lのテトラヒドロフランに溶解さ
せたものを30分で滴下した。その後室温で一夜放置し
、反応試料を濃硫酸16.5gを尿水1.5文で希釈し
た溶液中に注ぎ込み、生成する沈毅を癌取した。この沈
Vをエタノール200m文、水200m文の混合溶媒か
ら書結晶することにより、26.8gの([3−(2−
クロにエチルスルボニル)プロパンアミドコメチル)ス
チレンを得た。収率は57%であった。(分析結果、H
:5.74、c:53.47、N:4.83、C1:1
0.99、S:10.49) [合成例4] 1− [2−(4−ビニルフェニルス
ルホニル)エチルスルホニル] −3−(2−クロロエ
チル)スルホニル−2−プロパツール(’) b I&
CH 以下余白 反応容器に1,3−ビス(2−クロロエチル)スルホニ
ル−2−プロパツール157g(特N昭53−5725
7明細書に開示の方法により合成された化合物)、メタ
ノール1M、蒸留水1Mを加え、46°Cに加熱しなが
らビニルベンゼンスルフィン酸カリウム52gをメタノ
ール100+nJlと蒸留水100m文に溶解させたも
のを1時間で滴下した。その後46°Cに保ったまま5
.5時間攪拌を続け、生成する沈澱を濾取して55gの
1− [2−(4−ビニルフェニルスルホニル)エチル
スルホニル] −3−(2−クロロエチル)スルホニル
−2−プロパツールを得た。収率は49%であった。(
・分析結果、H:4.67、C:3989、S:21.
43) 本発明の接着層の形成用のポリマーとして好ましいもの
としては、次に示す構成繰返し単位を有するポリマーを
挙げることができる。
[3−(2−クロロエチルスルホニル)プロピオニルオ
キシ]エチルアクリレ−)87gを得た。(収率88%
) [合成例2] N−[3−(2−クロロエチ、ルスルホ
ニル)プロパンアミドメチルコアクリルアミドの合成 Cl1−CH2 Cセ0 「 CH2NHCCH2CHz −So。−〇82C)I2
CI2fLの反応容器に蒸留水1,400m文、亜硫酸
すトリウム244g、炭酸水素ナトリウム220gを加
え、攪拌して溶解させた後、氷水により冷却しながら約
5°Cで、クロロエチルスルホニルクロリI・260g
を1.5114間で滴下した。その後49%硫酸160
gを約15分で滴下し、5℃で1時間はど攪拌を続けて
、析出した結晶を濾過した後、結晶を400m文の蒸留
水で洗浄し、濾液と洗浄液とを一緒にして3文の反応容
器に入れた。この中にメチレンビスアクリルアミド24
6gを蒸留水480mM、エタノールl 、480m文
に溶解させたものを、氷冷しながら約5°Cで、30分
間で滴下した後、全体を冷蔵庫に5日間放置して反応を
完結させた。析出した結晶を癌取した後、冷却した蒸留
水800m文で洗浄し、2゜oooiの50%エタノー
ル水溶液から再結晶して、2’ 19 gの千ツマ−を
得た。収率は49%であった。(分析結果、H:5.1
7、C:37゜90、N: 9.48、Cl:12.5
8)[合成例3] ([3−(2−クロロエチルスル
ホニル)プロパンアミドコメチル)スチレンの合成反応
容器にテトラヒドロフランloomJlj、ビニルベン
ジルアミン20.1g、トリエチルアミン16.7g、
ヒドロキノン0.1gを入れ、氷水により冷却しながら
β−クロロエチルスルホニルプロピオン酸クロリド36
.1gを200 m lのテトラヒドロフランに溶解さ
せたものを30分で滴下した。その後室温で一夜放置し
、反応試料を濃硫酸16.5gを尿水1.5文で希釈し
た溶液中に注ぎ込み、生成する沈毅を癌取した。この沈
Vをエタノール200m文、水200m文の混合溶媒か
ら書結晶することにより、26.8gの([3−(2−
クロにエチルスルボニル)プロパンアミドコメチル)ス
チレンを得た。収率は57%であった。(分析結果、H
:5.74、c:53.47、N:4.83、C1:1
0.99、S:10.49) [合成例4] 1− [2−(4−ビニルフェニルス
ルホニル)エチルスルホニル] −3−(2−クロロエ
チル)スルホニル−2−プロパツール(’) b I&
CH 以下余白 反応容器に1,3−ビス(2−クロロエチル)スルホニ
ル−2−プロパツール157g(特N昭53−5725
7明細書に開示の方法により合成された化合物)、メタ
ノール1M、蒸留水1Mを加え、46°Cに加熱しなが
らビニルベンゼンスルフィン酸カリウム52gをメタノ
ール100+nJlと蒸留水100m文に溶解させたも
のを1時間で滴下した。その後46°Cに保ったまま5
.5時間攪拌を続け、生成する沈澱を濾取して55gの
1− [2−(4−ビニルフェニルスルホニル)エチル
スルホニル] −3−(2−クロロエチル)スルホニル
−2−プロパツールを得た。収率は49%であった。(
・分析結果、H:4.67、C:3989、S:21.
43) 本発明の接着層の形成用のポリマーとして好ましいもの
としては、次に示す構成繰返し単位を有するポリマーを
挙げることができる。
ここで、括弧外の数字はモル百分率を表わし、Rは下記
の置換基をノfζす、。
の置換基をノfζす、。
P−I Coo GHz CHz OCOCHz
CH25o□CH= CH2P−2C0NHCH2NH
COCHz CH2SO2CH= CHzp4 C
[OCH2GHz OCOCHz 5C12GHz C
H2(IIP−50ONHC)12 NHCOCHz
CH2SO2CH2CH2C10 次に、上記のポリマーのうちでも特に好ましいポリマー
であるP−1、P−2およびP−5の合成例を次に示す
。
CH25o□CH= CH2P−2C0NHCH2NH
COCHz CH2SO2CH= CHzp4 C
[OCH2GHz OCOCHz 5C12GHz C
H2(IIP−50ONHC)12 NHCOCHz
CH2SO2CH2CH2C10 次に、上記のポリマーのうちでも特に好ましいポリマー
であるP−1、P−2およびP−5の合成例を次に示す
。
[合成例5コ ポリ−2−[3−(ビニルスルホニル)
プロピオニルオキシコエチルアクリレートーコーアクリ
ルアミド(P−1)の合成反応容器にN、N−ジメチル
ホルムアミド60mM、2− [1(2−クロロエチル
スルホニル)プロピオこルオキシ]エチルアクリレート
14.5g、アクリルアミド32.6gを入れ、窒素カ
スで脱気後60’Oに加熱して、2,2゛−アゾヒス(
2,4−ジメチルバレロニトリル) [CAS R
egistry No 4419−11−8 ] 0
、40 gを加え、2吟間加熱、攪拌を続けた。その後
さらに2゜2゛−アンビス(2,4−ジメチルバレロニ
トリル)0.20gを加え、2時間加熱、攪拌を続けた
後、5°Cに冷却して炭酸ナトリウム12gとトリエチ
ルアミン4.9gを加え、1時間攪拌を行なった。さら
に室温で1時間攪拌を続けた後、反応試料をセルロース
チューブに入れて20間透析し、凍結乾燥によって43
gの白色ポリマーを得た(収率95%)。
プロピオニルオキシコエチルアクリレートーコーアクリ
ルアミド(P−1)の合成反応容器にN、N−ジメチル
ホルムアミド60mM、2− [1(2−クロロエチル
スルホニル)プロピオこルオキシ]エチルアクリレート
14.5g、アクリルアミド32.6gを入れ、窒素カ
スで脱気後60’Oに加熱して、2,2゛−アゾヒス(
2,4−ジメチルバレロニトリル) [CAS R
egistry No 4419−11−8 ] 0
、40 gを加え、2吟間加熱、攪拌を続けた。その後
さらに2゜2゛−アンビス(2,4−ジメチルバレロニ
トリル)0.20gを加え、2時間加熱、攪拌を続けた
後、5°Cに冷却して炭酸ナトリウム12gとトリエチ
ルアミン4.9gを加え、1時間攪拌を行なった。さら
に室温で1時間攪拌を続けた後、反応試料をセルロース
チューブに入れて20間透析し、凍結乾燥によって43
gの白色ポリマーを得た(収率95%)。
得られたポリマーのビニルスルホニル含量はl、 OX
10−3当量/gであった。
10−3当量/gであった。
[合成例6] ポリ−N−([3−(ビニルスルホニル
)プロパンアミドコメチル)アクリルアミドーコーアク
リルアミド(P−2)の合成200mlの反応容器に、
合成例2のモノマー5.65g、アクリルアミド12.
8g、50%メタノール水溶液80m文を加え、攪拌し
ながら60°Cに加熱し、2,2゛−アゾヒス(2、4
−ジメチルバレロニトリル)0.1gを加え、さらに3
0分後にも回しものをO,Ig加えて1時間加熱、攪拌
を続けた。その後、氷水により約1000に冷却して、
トリエチルアミン2.5gを80m1のメタノールに溶
解させたものを加え、1時111目児拌を続けてから、
反応試料を攪拌しなから1文のアセI・ンに注ぎ込み、
生成した沈毅を癌取して、15.9gのP−2を得た(
収率90%4カ、)。
)プロパンアミドコメチル)アクリルアミドーコーアク
リルアミド(P−2)の合成200mlの反応容器に、
合成例2のモノマー5.65g、アクリルアミド12.
8g、50%メタノール水溶液80m文を加え、攪拌し
ながら60°Cに加熱し、2,2゛−アゾヒス(2、4
−ジメチルバレロニトリル)0.1gを加え、さらに3
0分後にも回しものをO,Ig加えて1時間加熱、攪拌
を続けた。その後、氷水により約1000に冷却して、
トリエチルアミン2.5gを80m1のメタノールに溶
解させたものを加え、1時111目児拌を続けてから、
反応試料を攪拌しなから1文のアセI・ンに注ぎ込み、
生成した沈毅を癌取して、15.9gのP−2を得た(
収率90%4カ、)。
tIIられたポリマーのスルホニル含量は0,95x
i o−3当量/gであった。
i o−3当量/gであった。
[合成例7] ポリ−N−([3−(2−クロロエチル
スルホニル)プロパンアミドコメチル)アクリルアミド
ーコーアクリルアミド(P−5)の合成 500mMの反応容器に、合成例2のモノマー10、’
3g、アクリルアミド15.6g、50%メタノール水
溶液160mMを加え、攪拌しながら60°Cに加熱し
、2,2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリ
ル)0.2gを加え、さらに30分後にも同じものを0
.2g加えて、1時間加熱、撹拌を続けた。反応試料を
セルロースチューブに入れて2日間透析し、凍結乾燥に
よって23gの白色ポリマー(収率90%)を得た。
スルホニル)プロパンアミドコメチル)アクリルアミド
ーコーアクリルアミド(P−5)の合成 500mMの反応容器に、合成例2のモノマー10、’
3g、アクリルアミド15.6g、50%メタノール水
溶液160mMを加え、攪拌しながら60°Cに加熱し
、2,2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリ
ル)0.2gを加え、さらに30分後にも同じものを0
.2g加えて、1時間加熱、撹拌を続けた。反応試料を
セルロースチューブに入れて2日間透析し、凍結乾燥に
よって23gの白色ポリマー(収率90%)を得た。
二のポリマーのクロロエチルスルホニル含量は1 、
OX 10−3当量/gであった。
OX 10−3当量/gであった。
接着層は前述のコポリマーからなる層で、公知の方法に
より支持体の表面に設けることができる。前述のコポリ
マーのうち水溶性または親水性のものを用いる場合には
、それの水溶液または、水を主成分とする水−有機溶媒
混合溶媒溶液を、公知の方法により支持体の上に塗布、
乾燥して接着層を形成する。前述のコポリマーのうち疎
水性で水不溶性のものを用いる場合には、それの有機溶
媒溶液または、有機溶媒を主成分とする有機溶媒−水混
合溶媒溶液を、公知の方法により支持体の1−に塗布、
乾燥して接着層を形成する。
より支持体の表面に設けることができる。前述のコポリ
マーのうち水溶性または親水性のものを用いる場合には
、それの水溶液または、水を主成分とする水−有機溶媒
混合溶媒溶液を、公知の方法により支持体の上に塗布、
乾燥して接着層を形成する。前述のコポリマーのうち疎
水性で水不溶性のものを用いる場合には、それの有機溶
媒溶液または、有機溶媒を主成分とする有機溶媒−水混
合溶媒溶液を、公知の方法により支持体の1−に塗布、
乾燥して接着層を形成する。
用いることができる有機溶媒の具体例として、アセトン
、メチルエチルケトンなとのケトン類;メタノール、エ
タノールなどのアルコール類−N、N−ジメチルホルム
アミド;ジメチルスルホキシド;ジメチルエーテル、ジ
オキサンなどのエーテル類などを挙げることができる。
、メチルエチルケトンなとのケトン類;メタノール、エ
タノールなどのアルコール類−N、N−ジメチルホルム
アミド;ジメチルスルホキシド;ジメチルエーテル、ジ
オキサンなどのエーテル類などを挙げることができる。
乾燥後の接着層の厚さは、約0 、1 gmから約3川
m、好ましくは約0.27i、mから約2川mの範囲で
ある。
m、好ましくは約0.27i、mから約2川mの範囲で
ある。
次に電気泳動用媒体層(以下において、ポリアクリルア
ミドゲル膜という)について説明する。
ミドゲル膜という)について説明する。
ポリアクリルアミドゲル膜の製造に際して、アクリルア
ミド系化合物と架橋剤とは、水溶液または水分散液とし
て水中に溶解または分散させておき、水中で両者を架橋
重合させて、架橋重合した水性ゲル媒体を形成する。本
明細書においては、特にことわらない限・す、(水中に
)溶解と(水中に)分散の両者を含めて単に(水中に)
溶解といい、水溶液と水分散液の両者を含めて単に水溶
液という。また、溶媒または分散媒として、所望により
加えられる有機溶媒と水との混合物をも包含する。
ミド系化合物と架橋剤とは、水溶液または水分散液とし
て水中に溶解または分散させておき、水中で両者を架橋
重合させて、架橋重合した水性ゲル媒体を形成する。本
明細書においては、特にことわらない限・す、(水中に
)溶解と(水中に)分散の両者を含めて単に(水中に)
溶解といい、水溶液と水分散液の両者を含めて単に水溶
液という。また、溶媒または分散媒として、所望により
加えられる有機溶媒と水との混合物をも包含する。
本発明に用いることができるアクリルアミド系化合物と
しては、アクリルアミド、N−メチルアクリルアミド、
N、N−ジメチルアクリルアミド、N−(ヒドロキシメ
チル)アクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド等の
アクリルアミド系化合物が挙げられ、これらの化合物は
単独で、あるいは二種以上を併用して用いることができ
る。そして、これらのアクリルアミド系化合物のうちで
はアクリルアミドが最も好ましく、またアクリルアミド
と他のアクリルアミド系化合物の一種以上の併用も好ま
しい。
しては、アクリルアミド、N−メチルアクリルアミド、
N、N−ジメチルアクリルアミド、N−(ヒドロキシメ
チル)アクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド等の
アクリルアミド系化合物が挙げられ、これらの化合物は
単独で、あるいは二種以上を併用して用いることができ
る。そして、これらのアクリルアミド系化合物のうちで
はアクリルアミドが最も好ましく、またアクリルアミド
と他のアクリルアミド系化合物の一種以上の併用も好ま
しい。
架橋剤としてはr Electrophoresis
J 19B1゜2、220−228等に記載の公知
の化合物(一種または二種以上の組合せ)を用いること
ができる。架橋剤の具体例としては、N、N’−メチレ
ンビスアクリルアミド(BIS)、N、N’−プロピレ
ンヒスアクリルアミド(PBA)、ジアクリルアミドジ
メチルエーテル(DAE); l 、2−ジアクリルア
ミドエチレングリコール(DEC)、エチレンウレアビ
スアクリルアミド(EUB)、エチレンジアクリレ−1
−(EDA); N、N ’−ジアリルタータルジアミ
ド(N、N’−diallyltartardiami
de :DATD);N、N’−ビスアクリリルシス
タミン(N、N’−bisacrylylcystam
ine、 B A C)等の二官能性化合物が挙げられ
る。架橋剤は、単量体と架橋剤の総重量に対して約2重
量%がら約30重量%が用いられ、特に約3重量%から
約10重量%が好まし′〈用いられる。
J 19B1゜2、220−228等に記載の公知
の化合物(一種または二種以上の組合せ)を用いること
ができる。架橋剤の具体例としては、N、N’−メチレ
ンビスアクリルアミド(BIS)、N、N’−プロピレ
ンヒスアクリルアミド(PBA)、ジアクリルアミドジ
メチルエーテル(DAE); l 、2−ジアクリルア
ミドエチレングリコール(DEC)、エチレンウレアビ
スアクリルアミド(EUB)、エチレンジアクリレ−1
−(EDA); N、N ’−ジアリルタータルジアミ
ド(N、N’−diallyltartardiami
de :DATD);N、N’−ビスアクリリルシス
タミン(N、N’−bisacrylylcystam
ine、 B A C)等の二官能性化合物が挙げられ
る。架橋剤は、単量体と架橋剤の総重量に対して約2重
量%がら約30重量%が用いられ、特に約3重量%から
約10重量%が好まし′〈用いられる。
なお、ゲル濃度はゲル100mJlj中に含まれる単量
体と架橋剤の総グラム数で示し、一般にT%で表示する
。
体と架橋剤の総グラム数で示し、一般にT%で表示する
。
ポリアクリルアミドゲル膜の形成時に共存させられる変
性剤としては、少なくとも1個のカルバモイル基を持つ
化合物を用いることができ、その具体例として、尿素、
ホルムアミド等が挙げられる。これらのうちで尿素が好
ましく用いられる。
性剤としては、少なくとも1個のカルバモイル基を持つ
化合物を用いることができ、その具体例として、尿素、
ホルムアミド等が挙げられる。これらのうちで尿素が好
ましく用いられる。
変性剤の量は単量体と架橋剤とを含む水性ゲルの容積に
対し、約40 w t / v%から約60wt/■%
の範囲で用いられる。また尿素を用い、る場合には、単
量体と架橋剤とを含む水性ゲル媒体11に対し約6モル
(約3 s o g)から飽和溶解量まで、好ましくは
約7モル(約420g)から飽和溶解量までの範囲で用
いることができる。
対し、約40 w t / v%から約60wt/■%
の範囲で用いられる。また尿素を用い、る場合には、単
量体と架橋剤とを含む水性ゲル媒体11に対し約6モル
(約3 s o g)から飽和溶解量まで、好ましくは
約7モル(約420g)から飽和溶解量までの範囲で用
いることができる。
本発明のゲル媒体にはp)l緩衝剤を含有させることが
できる。緩衝剤としては、pH8,0から9.0、好ま
しくはpH8,2から8.3の範囲内のpH値に緩衝で
きる緩衝剤であれば、いずれをも用いることができる。
できる。緩衝剤としては、pH8,0から9.0、好ま
しくはpH8,2から8.3の範囲内のpH値に緩衝で
きる緩衝剤であれば、いずれをも用いることができる。
用いうる緩衝剤としては、日本化学全編「化学便覧 基
礎mj (東京、丸首■ 1966年発行) 131
2−1320ページ;FData for Bioch
emical Re5earch j (R,M、C。
礎mj (東京、丸首■ 1966年発行) 131
2−1320ページ;FData for Bioch
emical Re5earch j (R,M、C。
Dawson et a1編 第2版、 0xfor
d at the C1arendon Press、
1989年発行) 47B−508ページ;11 Bi
ochemistry j 、 5467(198B)
;:l’Analytical Biochemis
try j 104300−310(+980) 7%
’のtlJffii物に記載の緩衝剤があげられる。そ
して、その具体例としてはトリス(ヒドロキシメチル)
アミノメタン(Tris) 、 N 、 N−ビス(2
−ヒI・ロキシエチル)グリシン(Bicine) 、
N −2−ヒドロキシエチルピペラジン−N’−2−ヒ
ドロキシプロパン−3−スルホン癩のNa塩またはK
Ij、4等、N−2−ヒドロキシエチルピペラジン−N
’−3−プロパンスルホン酸のN a 154またはr
< 11AA6、N−[1リス(ヒドロキシメチル)メ
チル]−3−アミノプロパンスルホン酎のN a 塩ま
たはK 11.jおよび、これらのいずれかと心霊によ
り組合せられる酸、アルカリまたは塩等をあげることが
できる。特に(lrましい緩衝剤の例としては。
d at the C1arendon Press、
1989年発行) 47B−508ページ;11 Bi
ochemistry j 、 5467(198B)
;:l’Analytical Biochemis
try j 104300−310(+980) 7%
’のtlJffii物に記載の緩衝剤があげられる。そ
して、その具体例としてはトリス(ヒドロキシメチル)
アミノメタン(Tris) 、 N 、 N−ビス(2
−ヒI・ロキシエチル)グリシン(Bicine) 、
N −2−ヒドロキシエチルピペラジン−N’−2−ヒ
ドロキシプロパン−3−スルホン癩のNa塩またはK
Ij、4等、N−2−ヒドロキシエチルピペラジン−N
’−3−プロパンスルホン酸のN a 154またはr
< 11AA6、N−[1リス(ヒドロキシメチル)メ
チル]−3−アミノプロパンスルホン酎のN a 塩ま
たはK 11.jおよび、これらのいずれかと心霊によ
り組合せられる酸、アルカリまたは塩等をあげることが
できる。特に(lrましい緩衝剤の例としては。
Tris、ホウ酪およびEDTA・2Na塩のM1合せ
(pH8,2)がある。
(pH8,2)がある。
未発IJIのポリアク1,1ルアミドゲル11りは、さ
らに水溶性の合成高分子化合物を添加することが好まし
い。この合成高分子化合物は、単量体と架橋剤の耐重j
−に対して2玉量%から100重量%の範囲で用いられ
、好ましくは5重量%から50重量%の範囲で用いられ
る。
らに水溶性の合成高分子化合物を添加することが好まし
い。この合成高分子化合物は、単量体と架橋剤の耐重j
−に対して2玉量%から100重量%の範囲で用いられ
、好ましくは5重量%から50重量%の範囲で用いられ
る。
上記の水溶性の合成高分子化合物の分子量としては、1
万から100万の範囲が好ましい。
万から100万の範囲が好ましい。
水溶性合成高分子の好ましい例としては、付加重合型ま
たは縮重合型の、水溶性ポリマーを用いることができる
。付加重合型ポリマーの具体例としては、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド
等の非イオン性水溶性ポリマーが挙げられる。また縮重
合型ポリマーの具体例としてポエチレングリコール、ポ
リプロピレングリコール等の非イオン性水溶性ポリアル
キレングリコール等が挙げられる。なかでもポリエチレ
ングリコール、ポリアクリルアミドが特に女子ましい。
たは縮重合型の、水溶性ポリマーを用いることができる
。付加重合型ポリマーの具体例としては、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド
等の非イオン性水溶性ポリマーが挙げられる。また縮重
合型ポリマーの具体例としてポエチレングリコール、ポ
リプロピレングリコール等の非イオン性水溶性ポリアル
キレングリコール等が挙げられる。なかでもポリエチレ
ングリコール、ポリアクリルアミドが特に女子ましい。
このポリマーを添力■することにより、湿潤ゲル膜は可
塑的となり、もろさが改良される。また乾燥ゲル膜の状
態でも、可塑化効果はさらに有効に作用し、ひびわれ等
のもろさが改良される。
塑的となり、もろさが改良される。また乾燥ゲル膜の状
態でも、可塑化効果はさらに有効に作用し、ひびわれ等
のもろさが改良される。
本発明のポリアクリルアミドゲル膜は更にアガロースを
含有することが好ましい。アカロースは、種類として特
に制限はなく、低電気浸透性、中電気浸透性、高電気浸
透性アガロースのいずれをも用いることができる。用い
ることのできる7カロースの例としては、特開昭55−
5730号、特開昭55−110946号、特表昭57
−502098号等の公報に開示されているアガロース
等を用いることもできる。アガロースの添加量は単量体
と架橋剤を含むゲル組成液の容積に対して約0.2w/
v%から約2w/v%、好ましくは約0.3w/v%か
ら約1.2W/V%の範囲から選ばれる。アカロースを
含有させた組成においては、溶液温度を変化させること
により、適当な溶液粘度にコントロールすることが可能
となる。
含有することが好ましい。アカロースは、種類として特
に制限はなく、低電気浸透性、中電気浸透性、高電気浸
透性アガロースのいずれをも用いることができる。用い
ることのできる7カロースの例としては、特開昭55−
5730号、特開昭55−110946号、特表昭57
−502098号等の公報に開示されているアガロース
等を用いることもできる。アガロースの添加量は単量体
と架橋剤を含むゲル組成液の容積に対して約0.2w/
v%から約2w/v%、好ましくは約0.3w/v%か
ら約1.2W/V%の範囲から選ばれる。アカロースを
含有させた組成においては、溶液温度を変化させること
により、適当な溶液粘度にコントロールすることが可能
となる。
本発明の電気泳動用媒体層は、上記のようにアクリルア
ミドに代表される単量体、二官能性・めアリル(all
yl )化合物またはアクリル化合物(架橋剤)、水溶
性ポリマー、およびアガロース゛□を実質的に均一な水
溶液中で単量体と架橋剤とをラジカル架橋重合させて得
られるものであり、単量体と架橋剤から形成された三次
元架橋重合体に水溶性ポリマーとアガロースが実質的に
分散されて、後二者のポリマー鎖が三次元架橋重合体と
からみあっている構造を有すると推定される。
ミドに代表される単量体、二官能性・めアリル(all
yl )化合物またはアクリル化合物(架橋剤)、水溶
性ポリマー、およびアガロース゛□を実質的に均一な水
溶液中で単量体と架橋剤とをラジカル架橋重合させて得
られるものであり、単量体と架橋剤から形成された三次
元架橋重合体に水溶性ポリマーとアガロースが実質的に
分散されて、後二者のポリマー鎖が三次元架橋重合体と
からみあっている構造を有すると推定される。
上記のラジカル架橋重合反応は、分子状酸素の不存在下
で過酸化物の存在および/または紫外線照射等の公知の
方法により発生させることができる。更に該反応は加熱
および紫外線照射により加速することもできる。
で過酸化物の存在および/または紫外線照射等の公知の
方法により発生させることができる。更に該反応は加熱
および紫外線照射により加速することもできる。
ラジカル架橋重合用触媒としては、r Electr。
phoresis J 18B1.21213−219
.同1981. g、 220−228 、青米、永井
編「最新電気泳動法J (1973年発行)等に記載
の公知の低温ラジカル重合開始剤のうちから適宜選択し
て用いることができる。
.同1981. g、 220−228 、青米、永井
編「最新電気泳動法J (1973年発行)等に記載
の公知の低温ラジカル重合開始剤のうちから適宜選択し
て用いることができる。
好ましいラジカル重合開始剤の具体例としては、β−ジ
メチルアミノプロピオニトリル(DMA PN)−ペル
オクソニ硫酸アンモニウム混合物、N、N、N’ 、N
’−テトラメチルエチレンジアミン(TEMED)−ペ
ルオクソニ硫酸アンモニウム混合物、TEMED−リボ
フラビン混合物、TEMED−リボフラビン−過酸化水
素混合物と紫外線照射の組合せ等が挙げられる。ラジカ
ル重合開始剤の含有量は、単量体と架橋剤の合計重量に
対して約0.3重量%から約5重量%、そして好ましく
は約0.5重量%から約3重量%の範囲である。
メチルアミノプロピオニトリル(DMA PN)−ペル
オクソニ硫酸アンモニウム混合物、N、N、N’ 、N
’−テトラメチルエチレンジアミン(TEMED)−ペ
ルオクソニ硫酸アンモニウム混合物、TEMED−リボ
フラビン混合物、TEMED−リボフラビン−過酸化水
素混合物と紫外線照射の組合せ等が挙げられる。ラジカ
ル重合開始剤の含有量は、単量体と架橋剤の合計重量に
対して約0.3重量%から約5重量%、そして好ましく
は約0.5重量%から約3重量%の範囲である。
本発明のゲル媒体には、必要に応じて抗酸化剤を含有さ
せることができる。抗酸化剤としては、ゲル電気泳動媒
体に配合しうろことが知られている種々の化合物を用い
ることができる。抗酸化剤の具体例としては、ジチオス
レイトール、2−メルカプトエタノールを挙げることが
できる。
せることができる。抗酸化剤としては、ゲル電気泳動媒
体に配合しうろことが知られている種々の化合物を用い
ることができる。抗酸化剤の具体例としては、ジチオス
レイトール、2−メルカプトエタノールを挙げることが
できる。
その他の添加剤としては湿潤剤があり、本発明のゲル媒
体にグリセリン、エチレングリコール等のポリオール化
合物を含有させることもできる。
体にグリセリン、エチレングリコール等のポリオール化
合物を含有させることもできる。
ポリオール化合物の含有量は、ゲル媒体の容積に対して
約5w/v%から約40 w / v%の範囲から選ば
れる。このうちではグリセリンが特に好ましい。湿潤剤
を配合することによりゲル媒体の保存時の極端な水分の
蒸発による乾燥を防ぐことが可能となり、また極端な乾
燥に起因するもろさの発生を防ぎ、ひびわれを防ぐ等の
ゲル媒体の物性が改善されるとの利点がある。
約5w/v%から約40 w / v%の範囲から選ば
れる。このうちではグリセリンが特に好ましい。湿潤剤
を配合することによりゲル媒体の保存時の極端な水分の
蒸発による乾燥を防ぐことが可能となり、また極端な乾
燥に起因するもろさの発生を防ぎ、ひびわれを防ぐ等の
ゲル媒体の物性が改善されるとの利点がある。
本発明のゲル媒体を層または膜として用いる場合には、
平滑な親水性表面を有する電気絶縁性支持体の上にゲル
形成液を公知の方法により塗布して設けたのちにゲル形
成液を架橋重合させることによりゲル層またはゲル膜に
成形することができるや 支持体については前述したが、さらに具体的には、ガラ
ス板、親木性ポリマーまたは公知の表面処理しより表面
を親水化したポリマー(例、ポリエチレンテレフタレー
ト、ビスフェノールAのポリカルボネート、ポリ塩化ビ
ニル、塩化ビニリデン・塩化ビニルコポリマー、ポリメ
チルメタアクリレート、ポリエチレン、ポリ、プロピレ
ン、セルロースアセテート類、セルロースアセテートプ
ロピオネート等)のフィルム、板またはシート等の成形
物をあげることができ番。これらのポリマー成形物の表
面を親水化するための処理としては。
平滑な親水性表面を有する電気絶縁性支持体の上にゲル
形成液を公知の方法により塗布して設けたのちにゲル形
成液を架橋重合させることによりゲル層またはゲル膜に
成形することができるや 支持体については前述したが、さらに具体的には、ガラ
ス板、親木性ポリマーまたは公知の表面処理しより表面
を親水化したポリマー(例、ポリエチレンテレフタレー
ト、ビスフェノールAのポリカルボネート、ポリ塩化ビ
ニル、塩化ビニリデン・塩化ビニルコポリマー、ポリメ
チルメタアクリレート、ポリエチレン、ポリ、プロピレ
ン、セルロースアセテート類、セルロースアセテートプ
ロピオネート等)のフィルム、板またはシート等の成形
物をあげることができ番。これらのポリマー成形物の表
面を親水化するための処理としては。
紫外線照射、クロー放電処理、コロナ放電処理、火焔処
理、電子線照射、ケミカルエツチング、電解エツチング
等の公知の方法を適用することができる。
理、電子線照射、ケミカルエツチング、電解エツチング
等の公知の方法を適用することができる。
ゲル形成液を支持体の表面で架橋重合させる場合には、
ゲル形成液の上をさらにカバーフィルム、シートまたは
板などでおおうことができる。このIJ的に使用される
カバーフィルム、シート、または板としては前記支持体
と同様な素材からなるものを用いることができる。
ゲル形成液の上をさらにカバーフィルム、シートまたは
板などでおおうことができる。このIJ的に使用される
カバーフィルム、シート、または板としては前記支持体
と同様な素材からなるものを用いることができる。
本発明の電気泳動用媒体材料を用いることにより、たと
えば、従来DNAの塩基配列決定において必要とされて
いた複雑な乾燥工程が簡略化され、支持体上にゲル膜を
のせたままで、電気泳動、乾燥、さらにオートラジオグ
ラフィー処理が可能となるなどの利点がある。
えば、従来DNAの塩基配列決定において必要とされて
いた複雑な乾燥工程が簡略化され、支持体上にゲル膜を
のせたままで、電気泳動、乾燥、さらにオートラジオグ
ラフィー処理が可能となるなどの利点がある。
以下に本発明の実施例を記載するが、これらは本発明の
範囲を限定するものではない。
範囲を限定するものではない。
[実施例1]
紫外線照射処理により表面を親水性にしたポリエチレン
テレフタレート(PET)シート(支持体)上に約0.
5ルmの厚み(固形分)になるように第1表記載のポリ
マーを塗布し、約110 ’0で乾燥して接着層を形成
した。
テレフタレート(PET)シート(支持体)上に約0.
5ルmの厚み(固形分)になるように第1表記載のポリ
マーを塗布し、約110 ’0で乾燥して接着層を形成
した。
埴1表 接着層形成用塗布液の組成
試料 ポリマー ポリマー濃度1 ポリ
アクリルアミド 5g2 ポリアクリルアミド
4.5gBIS O,5g 3 F−25g 4 P −5同 ]二 5 p−61司 」二 註)ポリマー濃度は上記の量のポリマーに水を加えて塗
布液の容積を100m文としたことを意味し、BISは
、 N、 N’−メチレンビスアクリルアミドを意味し
、またP−2、P−5およびP−6は前述の該当する式
により表わされるポリマーを、a、味する。
アクリルアミド 5g2 ポリアクリルアミド
4.5gBIS O,5g 3 F−25g 4 P −5同 ]二 5 p−61司 」二 註)ポリマー濃度は上記の量のポリマーに水を加えて塗
布液の容積を100m文としたことを意味し、BISは
、 N、 N’−メチレンビスアクリルアミドを意味し
、またP−2、P−5およびP−6は前述の該当する式
により表わされるポリマーを、a、味する。
まず、PETシート(支持体)と接着層との間の接着性
をクロスカット法により評価した。その結果、試料番号
3.4および5(本発明に従う試料)は接着性が良好で
あったが、試料番号lおよび2(比較試料)については
、かなりの部分でシートと接着層間に剥離がみられた。
をクロスカット法により評価した。その結果、試料番号
3.4および5(本発明に従う試料)は接着性が良好で
あったが、試料番号lおよび2(比較試料)については
、かなりの部分でシートと接着層間に剥離がみられた。
支持体上に設けられた各接着層の上に、アクリルアミド
11.87g、BISo、63g、尿素42g、トリス
(ヒドロキシメチル)アミノメタン[CA S Re
gistry No 7?−88−1] 1 、08
g、ホウ酸0.55gおよびEDTA・2Na11A9
3 m gを含有する100m文の溶液に重合開始剤と
して過硫酸アンモニウム(5重量%)1.3m文、TE
MED33gMを加えたものを0.5mmの厚みで成形
し、ポリアクリルアミドゲル膜を17)だ。
11.87g、BISo、63g、尿素42g、トリス
(ヒドロキシメチル)アミノメタン[CA S Re
gistry No 7?−88−1] 1 、08
g、ホウ酸0.55gおよびEDTA・2Na11A9
3 m gを含有する100m文の溶液に重合開始剤と
して過硫酸アンモニウム(5重量%)1.3m文、TE
MED33gMを加えたものを0.5mmの厚みで成形
し、ポリアクリルアミドゲル膜を17)だ。
得られたゲルlll1を指でおさえ、ゲル膜と支持体間
の接着性を評価した。その結果、試料番号3.4および
5(本発明に従う試料)を接着層とじたものは、接着性
が優れていたが、試料番号1および2(比較試料)は接
着性が劣っていた。
の接着性を評価した。その結果、試料番号3.4および
5(本発明に従う試料)を接着層とじたものは、接着性
が優れていたが、試料番号1および2(比較試料)は接
着性が劣っていた。
[実施例2]
実施例1の第1表と同じポリマーを用いて接着層が形成
されたPETシートを作成し、この接着層の上にアクリ
ルアミド11.87g、BI30.63g、アガロース
1600 (和光紬薬■製)0.3g、ポリアクリルア
ミド2.5g、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタ
ン1.08g、ホウ酸0.55g、およべEDTA−2
Na塩93mgからなる100mJ1の溶液に重合開始
剤として過硫酸アンモニウム(5重量%)1.3m文、
TEMED33g文を加えたものを0.5mmの厚みで
成形し、ポリアクリルアミドゲル膜を得た。
されたPETシートを作成し、この接着層の上にアクリ
ルアミド11.87g、BI30.63g、アガロース
1600 (和光紬薬■製)0.3g、ポリアクリルア
ミド2.5g、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタ
ン1.08g、ホウ酸0.55g、およべEDTA−2
Na塩93mgからなる100mJ1の溶液に重合開始
剤として過硫酸アンモニウム(5重量%)1.3m文、
TEMED33g文を加えたものを0.5mmの厚みで
成形し、ポリアクリルアミドゲル膜を得た。
このゲル膜を使用して、”P−DNAをマキサム・ギル
バート分解した試料について電気泳動にかけ、DNA塩
基配列決定の実験を行なった。電気泳動後にゲル膜を、
脱尿素とDNA固定のために、10%酢酸水溶液中に1
時間浸漬した。このゲル膜を乾燥し1次いでオートラジ
オグラフィー処理を1θ法にしたかって行なった。
バート分解した試料について電気泳動にかけ、DNA塩
基配列決定の実験を行なった。電気泳動後にゲル膜を、
脱尿素とDNA固定のために、10%酢酸水溶液中に1
時間浸漬した。このゲル膜を乾燥し1次いでオートラジ
オグラフィー処理を1θ法にしたかって行なった。
10%酢酸水溶液中にゲル膜を浸漬した時の支持体とゲ
ル膜の接着状態を観察した。
ル膜の接着状態を観察した。
試料番号l(比較試料)のゲル膜は支持体から完全に剥
離し、また、試料番号2(比較試料)については、ゲル
膜は一部支持体に接着した部分があるものの、その大部
分は支持体から剥離していた。
離し、また、試料番号2(比較試料)については、ゲル
膜は一部支持体に接着した部分があるものの、その大部
分は支持体から剥離していた。
一方、試料番号3〜5(本発明に従うもの)については
、ゲル膜はいずれも支持体上に完全に接着していた。更
にゲル膜を乾燥させた後、それと支持体との間の接着状
態を観察した。ゲル膜はいずれも支持体によく接着して
いた。またオートグラフィー処理した後も各試料は接着
性に問題はなく良好な結果を示した。
°4[実施例3] 実施例2と同様にしてPETシート上にポリアクリルア
ミl’ゲル11りを形成した。このゲルIItIを支持
体ごよ裁断加工したのち、ゲル膜の切口を観察したとこ
ろ、試料番号1〜2(比較試料)についてはゲル膜の剥
離が一部観察されたのに対して、試料番号3〜5(本発
明)についてはいずれも裁断口の接着性は良好で、支持
体ごと裁断加工できることがわかった。
、ゲル膜はいずれも支持体上に完全に接着していた。更
にゲル膜を乾燥させた後、それと支持体との間の接着状
態を観察した。ゲル膜はいずれも支持体によく接着して
いた。またオートグラフィー処理した後も各試料は接着
性に問題はなく良好な結果を示した。
°4[実施例3] 実施例2と同様にしてPETシート上にポリアクリルア
ミl’ゲル11りを形成した。このゲルIItIを支持
体ごよ裁断加工したのち、ゲル膜の切口を観察したとこ
ろ、試料番号1〜2(比較試料)についてはゲル膜の剥
離が一部観察されたのに対して、試料番号3〜5(本発
明)についてはいずれも裁断口の接着性は良好で、支持
体ごと裁断加工できることがわかった。
特許出願人 富士写真フィルム株式会社代理人
弁理士 柳川泰男
弁理士 柳川泰男
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 l。下記の各層が順次積層されてなる三層構造を含む電
気泳動用媒体材料: [I]支持体層; [1]一般式(1)乃至(3)のいずれかにより表わさ
れる構成繰返し単位を有するポリマーを含有する接着層
; [一般式(1)において、 R11は水素原子または1から6個の炭素原子を有する
アルキル基である; 1(11 Qlは一〇〇〇−、−CON−1または6から10個の
炭素原子を有するアリーレン基、 11 のいずれかを少なくとも1個含み、かつ3から15個の
炭素原子を有する二価の基、または、11 「 −0−1−N−5−CO−1−3〇− 11 一5O2−1−SO,−1−5O□N−1ずれかを少な
くとも1個含み、かつlから12個の炭素原子を有する
二価の基である(ただしRI+は前述と同義である); R12は−CH= CH2又は−CH2CH2x1のい
ずれかである(ただし、xlは求核基により置換される
基、あるいは塩基によってHXIの形で脱離しうる基を
表わす); xlとylはモル百分率を表わし、xLとylはそれぞ
れ、0〜99と1〜100の値をとり、Xl +y 1
は90以上であるコ; [一般式(2)において、 R”は水素原子または1から6個の炭素原子を有するア
ルキル基である; R22は−CH=CH2又if CHz CH2X
2である(ただし、x2は求核基によって置換されうる
基、または塩基によってHX2の形で脱離しうる基を表
わす): L2は、1から6個の炭素原子を有するアルキレン基、
6から12個の炭素原子を有するアリーレン基、−co
z2−で表わされる基、および−COZ2R2”−で表
わされる基(ただし、l(23は1から6個の炭素原子
を有するアルキレン基、あるいは6から12個の炭素原
子を有するアリーレン基であり、そしてZ2は酸素原子
あるいはNHである)から選ばれる二価の基である;
x2とy2はモル百分率を表わし、x2とy2はそれ
ぞれ、10〜95と5〜90の値をとり、X2 + y
2は90以上である] ;[一般式(3)において、 R31は水素原子、または1から6個の炭素原子を有す
るアルキル基である; L3は1から20個の炭素原子を有する二価の連結基で
ある; x3は活性エステル基である: X3とy3はモル百分率を表わし、X3とy3はそれぞ
れ、O〜95と5〜100の値をとり、x 3 +y
3は90以上である; mはOあるいはlである] [1[]アクリルアミド系化合物と架橋剤が水の存在下
で架橋重合してなるポリアクリルアミド系水性ゲル、お
よび変性剤として少なくとも1個のカル八モイル基をも
つ化合物を含む電気泳動用媒体層。 2゜電気泳動用媒体層がさらに水溶性ポリマーおよqア
ガロースを含むことを特徴とする特31請求の範囲第1
項記載の電気泳動用媒体材料。 3゜前記変性剤が尿素またはホルムアミドである特許請
求の範囲第1項または第2項記載の電気泳動用媒体材料
。 4゜支持体層がプラスチックシーI・からなることを特
徴とする特許請求の範囲第1項もしくは第2ザ1記載の
電気泳動用媒体材料。 5゜プラスチックシートがポリエチレンテレフタレート
からなることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の
電気泳動用媒体材料。 6゜接着層が、−・般式(1)の構成繰返し単位を有す
るポリマーを含有するものであることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の電気泳動用媒体材料。
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