JPS5915451A - 金属ホルマザン化合物、その製造法およびそれを用いる繊維材料の染色方法 - Google Patents

金属ホルマザン化合物、その製造法およびそれを用いる繊維材料の染色方法

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JPS5915451A
JPS5915451A JP57126532A JP12653282A JPS5915451A JP S5915451 A JPS5915451 A JP S5915451A JP 57126532 A JP57126532 A JP 57126532A JP 12653282 A JP12653282 A JP 12653282A JP S5915451 A JPS5915451 A JP S5915451A
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大武 克誠
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横山 加根生
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属ホルマザン化合物、その製造法およびこれ
を用いてlI維材料を染色する方法に関する。さらに詳
しくは、本発明は金属ホルマザン化合物、特に銅ホルマ
ザン化合物、その製造法およびこれをw4維反応性染料
として用い、分子構造中にホルマザン骨格を有する反応
染料は公知であるが、染色性能面たとえば染色速度、均
染性において、あるいは堅牢度において不充分であり、
技術的に未解決な点があった。
この様な理由から、本発明者らは鋭意検討した結果、新
規な金属ホルマザン化合物が上記の諸問題を解決し得る
ことを見出し本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、遊離酸の形で下記一般式(I)n 〔式中、Aは置換または未置換の)ユニしンまたはナフ
チレン残基を表わす。Bは直鎖状または分枝状のアルキ
ルまたはアルケニル基、フェニル基、ナフチル基または
複素環残基を表わし、これらのアルキル、アルケニル、
フェニル、ナフチルおよび複素環は置換基を有していて
もよい。Meは原子番号が27〜29の金属イ、1ンを
表わす。Xは基−〇−または■ 基−Co−を表わし、Yはハロゲン原子を表わす。z(
F水溶性を付与する基を表わし、m。
nは夫々0または1〜8の整数を表わすが、その和は1
〜Bとする。Dは置換または未置換のベンゼンまたはナ
フタレン環を表わす。
Qは基−80g0H=OH2または基−80gOHgO
HzLを表わし、Lはアルカリの作用で離脱する基を表
わす。itは置換または未置換の低級アルキル基を表わ
し、QがDで表わされるベンゼ凡 警 ン環またはナフタレン環上の基−N−の隣接位に置換さ
れているときは水素原子であってもよい。〕 で示される金属ホルマザン化合物、および遊離酸の形で
下記一般式(II) n 〔式中、A 、 B 、 h(e、 X 、 Z 、 
mおよびnはit ― n−N−D−Q      Q[+) 〔式中、D、Qおよび几は前記の意味を有する〕 セ示される化合物を縮合することを特徴とする前記一般
式(I)で示されるホルマザン化合物の製造法を提供す
るものである@ 本発明はまた、前記一般式(I)で示される金属ホルマ
ザン化合物を用いることを特徴とする繊維材料の染色方
法を提供するものである。
前記一般式(I)において%Aで表わされるフエニレ′
ンまたはナフチレン残基の置換基としては、ハロゲン原
子、ニトロ基、Of〜C4アルキル基、01〜C4アル
コキシ基、スルファモイル基、N′−モ゛ノーまたはN
、N−ジアルキルスルファモイル基(アルキル基は各々
肖〜04 )、Ot〜04アルキルスルホニル基、フェ
ニルヌルホニル基などが例示される。これらの中、Aと
しては、塩素原子、臭素原子、ニトロ基、メチル基、エ
チル基、メトキシ基、エトキシ基、スルファモイル基お
よびN、N−ジメチルスルファモイル基から成る群より
選ばれた置換基の1個または2個、好ましくは1個によ
って置換されていてもよいフヱニレン残基が好ましい。
Bで表わされる直鎖状または分枝状のアルキルまたはア
ルケニル基は各々炭素数1〜8および2〜8が好ましく
、これらの置換基としては、メチル基、エチル基、メト
キシ基、エトキシ基、ハロゲン原子およびスルフ1モイ
ル基から成る群より選ばれた置換基によって置換されて
いてもよいフェニル基が挙げられる。またBで表わされ
るフェニル基またはナフチル基の置換基としては、ヒド
ロキシ基、ニトロ基、ハロゲン原子、01〜C4アルキ
ルi、(3t〜c4アルコキシ基およびカルボC!〜C
4アルコキシ基などが例示される。更にBで表わされる
複素環残基としてはフラン、チオフェン、ピロール、イ
ミダゾール、インドール、ピラゾール、ピリジン、ピリ
ミジン、キノリン、ベンズイミダゾールなどの残基が例
示され、これらの複素環を構成する芳香族炭素には、塩
素原子、フェニル基、メチル基、エチル基、メトキシ基
、エトキシ基などが置換していてもよく、また複素環中
の−NJ(−基の水素原子はメチル基、エチル基または
ベンジル基によって置換されていてもよい。これらの中
、Bとしては、塩素原子、メチル基、エチル基、メトキ
シ基、エトキシ基、カルボメトキシ基、カルボエトキシ
基およびニトロ基から成る群より選ばれた置換基の1個
または2個によって置換されていてもよいフェニル基が
好ましい。
Msで表わされる原子番号27〜2iの金属イオンの中
好ましい金属イオンは銅イオンである。
Yで表わされるハロゲン原子は弗素、塩素、臭素原子な
どであり好ましくは弗素、塩素原子である。
2で表わされる水溶性を付与する基としては、スルホン
酸基、カルボン酸基、ホスホン酸基が例示され、これら
はAおよび13で表わされるフヱニレン残基、ナフチレ
ン残基、アルキル基、アルケニル基、フェニル基、ナフ
チル基または複素環残基、あるいはそれらが有する置換
基の芳香族炭素または脂肪族炭素に置換されている。
Dで表わされるベンゼン環またはナフタレン環の置換基
としては、01〜C4アルキル基(好ましくはメチル、
エチル4)、0t−04アルコキシ基(好ましくはメト
キシ、エトキシ基)、ハロゲン原子(好ましくは塩素、
臭素)、ニトロ基、スルホン酸基、カルボン酸基などが
例示される。
几で表わされる低級アルキル基としては、メチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基などが挙げられ、その置
換基としては、水酸基、カルボン酸基、スルホン酸基、
カルバモイル基、シアノ基、メトキシカルボニル基など
が例示される。これらの中、孔としては、メチル基、エ
チル基、カルバモイルエチル基、ヒドロキシヱチル基、
n−もしくは1so−プロピル基が好ましい。
I Xとしてはカルボニルオキシ基(−0−0−)が好まし
く、またmとnの和は1または2が好ましい。
また一般式(I)において、Qが基−80eOK2CH
sLの場合、アルカリの作用で離脱する基りとしては、
ハロゲン原子例えば塩素及び臭素原子、有機カルボン酸
及びスルホン酸のエステル基例えばアセチルオキシ残基
のような低級アルカノイルオキシ残基、ベンゾイルオキ
シ残基又はベンゼンスルホニルオキシ残基、および遊離
酸の形で式−〇POaIig、−8SOFIEI 、−
08OaI(で表わされる基が例示され、これらの中−
08OBHが最も好ましく、シたがってQとしては一8
OiCH2011gO8OaHが好ましいが、同時に一
80s+“CI(= Cl−I2が混在することもでき
る。
前記一般式(I)で示される金属ホルマザン化合物の中
、好ましい化合物は遊離酸の形で下式で示される。
R 〔式中、几、DおよびQは前記の意味を有し、Ylは弗
素または塩素原子を表わし、Pおよびqは各々0または
1である。〕 Y。
〔式中、Yt、Q+Pおよびqは前記の意味を有し、Y+は水素または塩素原子またはスルホン酸基を表イ)す。〕
これらの金属ホルマザン化合物は、アルカリ金属または
アルカリ土類金属塩が好ましく、特にナトリウムまたは
カリウム塩が好ましい。
本発明の前記一般式(I)で示される金属ホルマザン化
合物は、前記一般式(n)で示される化合物、1.8.
5−トリハロゲノ−8−トリアジンおよび前記一般式+
IT[)で示される芳香族アミンを任意の順序で縮合す
ることにより製造することができる。
縮合反応においてはその順序は特に制限されるものでは
なく、また反応条件も特に制限されないが、一般的には
1)■2〜8、好ましくは8〜6で約O〜50℃の温度
で実施することができる。
反応収率および得られる金属ホルマザン化合物の品質を
考慮して、先ず前記一般式Qr)および価で示される化
合物のうち、1,8.5−トリハロゲノ−8−トリアジ
ンとの反応性の低い化合物を縮合させ、次いで残りの化
合物を縮合させるのが好ましい。この場合、最初の縮合
反応条件は出発原料と反応生成物の安定性に応じて適宜
決定することができるが、比較的低いpH域と温度を選
ぶことができ、例えばpH9〜4、温度−6°〜lo℃
で行うことができる。
次いで行う縮合も、使用する原料と中間生成物および最
終生成物の安定性に応じその反応条件を適宜決定できる
が、比較的高いpH域と温度、タトエばpH4〜6.i
度80〜40℃で行うことができる。
出発化合物として用いる前記一般式(U)で示される化
合物は、たとえば一般式(lv)H−X −A −NH
g    (め 〔式中、AおよびXは前記の意味を有する。〕で示され
る芳香族アミンをジアゾ化し、対応するジアゾニウム化
合物から亜硫酸の塩を用いて生成するN−スルホン酸を
鉱酸による加水分解を行い、得たヒドラジン絖導体と一
般式(V)B−OHO(V) 〔式中、Bは前記の意味を有する〕 で示されるアルデヒドを反応させヒドラゾン化合物とな
し、8−アミノ−4−ヒドロキシ−5−アシルアミノベ
ンゼンスルホン酸のジアゾニウム化合物とカップリング
させ、その際、あるいはその後金属供与化合物、たとえ
ばその金属の硫酸塩、炭酸塩、酢酸塩、サリチル酸塩も
しくは酒石酸塩または塩化物を加え、錯体を形成せしめ
、同時にあるいは引き続いて酸またはアルカリの作用で
アシルアミノ基を加水分解することによって製造できろ
一般式(「)で示される出発化合物を製造するために使
用される一般式(めの゛芳香族アミンとして次の化合物
が例示される。
2−アミノフェノール、4−又は6−メチル−2−アミ
、ノフェノール、4−4は5−スルホ−2−アミノフェ
ノール、4−スルホ−6−カルボキシ−2−アミノフェ
ノール、4−メトキシ−2−アミノフェノール、5−メ
チルスルホニル−2−アミノフェノール、4−ジメチル
アミノスルファモイル−2−アミノフェノール、5−二
トロー2−アミノフェノール、4−ブロム−2−アミン
フェノール、l−アミノ−′2−ヒドロキシーナフタリ
ンー4.6−ジスルホン酸、l−アミノ−2−ヒドロキ
シ−6−ニトロ−ナフタリンー4−スルホン酸、I−ア
ミノ−2−ヒドロキシ−6−クロル−ナフタリン−4−
スルホン酸、2−ア芝ノー安m−am、4−又は5−ス
ルホ−2−アミノ安i香a、5−ニトロ−2−アミノ安
息香酸、5−クロル−2−アミノ−安息香酸又は5−メ
トキシ−2−アミン安息香酸。
一般式(V)のアルデヒドとしては、次の化合物が例示
される。
ベンズアルデヒド、2−18−又は4−メチル−ベンズ
アルデヒド、4−メチルベンズアルデヒド−8−スルホ
ン酸、2−18−又は4−メトキシ−ベンズアルデヒド
、4−メトキシ−3−クロル−ベンズアルデヒド、8−
ニトロ−ベンズアルデヒド%2−ヒドロキシ−ベンズア
ルデヒド、2−又は4−クロル−ベンズアルデヒド、2
.4−ジクロル−ベンズアルデヒド%2−クロルベンズ
アルデヒド−5−スルホン酸、ベンズアルデヒド−4−
スルホン酸、ベンズアルデヒド−8−スルホン酸、ベン
ズアルデヒド−4−スルホン酸、ベンズアルデヒド−2
,4−ジスルホン酸、l−ナフトアルデヒド、2−ナフ
トアルデヒド、フラン−2−アルデヒド、チオフェン−
2−アルデヒド、ビロール−2−アルデヒド、イミダゾ
ール−2−アルデヒド、ピラゾール−5−アルデヒド、
ピリジン−2−アルデヒド、ピリジン−3−アルデヒド
、ピリジン−4−アルデヒド、ピリミジン−5−アルデ
ヒド、キノリン−4−アルデヒド、ベンズイミダゾール
−2−アルデヒド、アセトアルデヒド。
プロピオンアルデヒド、n−ブチルアルデヒド、エナン
トアルデヒド、アクリルアルデヒド、クロトンアルデヒ
ド、フェナセトアルデヒド又はケイヒアルデヒド。
前記一般式(m)で示される芳香族アミンの内、几が低
級アルキル基である2級アミンは一般式() %式%( 〔式中、DおよびQは前記の意味を有する。〕で示され
る1級芳香族アミンに後記のアルキル化剤を作用させる
か、その前駆体の一般式(4)%式%() 〔式中、Dは前記の意味を有する。〕 で示される化合物を同様にアルキル化し、次に常法によ
りエステル化あるいはハロゲン化することにより製造で
きる。
アルキル化剤としては、アルキルハライド、?アルキル
硫酸、−置換エチレンおよびオキサイドが挙げられ、前
記一般式面)における凡の種類によって適宜選択できる
。たとえば次が例示できる。
アルキルハライドの例 メチル、エチル、n−もしくは1so−プロピル、n−
、iso、sθC−ブチルブロマイドまたはアイオダイ
ド。
一置換エチレンの例 アクリロニトリル、アクリル酸、アクリル酸メチルもし
くはエチル、アクリルアマイド、ビニルスル小ン酸。
ジアルキル硫酸の例 ジメチル硫酸、ジエチル硫酸。
オキサイドの例 エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、グリシド
ール、l−リメチレンオキザイド、β−ブチレンオキサ
イド、2−メチル−α−ブチレンオキサイド、2−エチ
ル−8−メチルエチレンオキサイド、メトキシエチレン
オキサイド、n−ブトキシエチレンオキサイド。
前記の2級アミンの原料として用いられる前記一般式C
Vi)で示される1級芳香族アミンとしてたとえば次の
化合物が挙げられる。
1−アミンベンゼン−8−または−4−β−スルファト
エチルスルホン、1−アミンベンゼン−8−β−ホスフ
ァトエチルスルホン、1−アミノ−4−メチルベンゼン
−8−β−スルファトエチルスルホン、l−アミノベン
ゼン−8−β−クロルエチルスルホン、1−アミノ−4
−メトキシベンゼン−8−β−スルファトエチルスルホ
ン、l−アミノ−2,5−ジメトキシベンゼン−4−β
−スルフ7トエチルスルホン、1−アミノ−2−メトキ
シベンゼン−4−β−スルファトエチルスルホン、1−
アミノ−2−クロルベンゼン−4−β−スルファトエチ
ルスルホン、1−アミノ−2−メトキシベンゼン−5−
β−スルファトエチルスルホン、2−アミノナフタリン
−8−β−スルフ7トエチルスルホン、2−アミノナフ
タリン−8−β−スルファトエチルスルホン−6−スル
ポン酸、1−アミノ−2,5−ジメトキシベンゼン−4
−ビニルスルホン、1−アミノ−2−メトキシ−5−メ
チルベンゼン−4−β−スルファトエチルスルホン、2
−アミノナフタレン−4−,5−161、−tたは7−
β−スルフアートエチルスルホン、1−アミノ−2−ブ
ロムベンゼン−4−β−スルフ7トエチルスルホン、l
−アミノ−2−ブロムベンセン−4−ビニルスルホン、
2−アミノ−8−スルホナフタレン−6−β−スルフア
ートエチルスルホン、2−アミノナフタリン−8−β−
ホスファトエチルスルホン−6−スルホン酸、2−アミ
ノナフタリン−8−ビニルスルホン−6−スルホン酸、
1−アミノ−2−メトキシ−5−メチルベンゼン−4−
β−クロルエチルスルホン、1−アミノベンゼン−2−
1−8−または−4−ビニルスルホン、1−アミノ−2
−二トロベンゼン−4−β−スルファ=トエチルスルホ
ン、1−アミノ−2−スルホ−4又は5−β−スルフア
ートエチルスルホン、1−アミノ−2−メトキシ−5−
クロルベンセンー4−β−スルフ1−トエチルスルホン
および−4−β−ビニルスルホン、l−アミノ−2−エ
トキシ−5−クロルベンゼン−4〜β−スルフアートエ
チルスルホンおよび−4−β−ビニルスルホン、2−ア
ミノナフタリン−6−β−スルフアートエチルスルホン
−1−スルホン酸。
前記一般式@)で示される芳香族アミンの内、Rが水素
原子である芳香族アミンであり、且つ前記2級アミンの
原料として用いられる前記一般式(9)で示される1級
アミンとして例えば次の化合物が挙げられる。
アニリン−2−β−スルフアートエチルスルフォン、5
−クロルアニリン−2−β−スルフアートエチルスルフ
ォン、5−スルホアニリン−2−β−スルフアートエチ
ルスルフォン、アニリン−2−β−チオスルファートエ
ヂルスルフォン、5−クロルアニリン−2−β−チオス
ルフオートエチルスルフォン、5−スルホアニリン−2
−β−チオスルフアートエチルスルホン、アニリン−2
−β−ボスファートエチルスルホン、6−クロルアニリ
ン−2−β−ホスファートエチルスルフォン、5−スル
ホアニリン−2−β−ホスファートエチルスルフオン、
アニリン−2−ビニルスルフォン、5−タロルアニリン
−2−ビニルスルフォン、5−スルホアニリン−2−ビ
ニルスルホン、アニリン−2−β−クロルエチルスルフ
ォン、5−クロルアニリン−2−β−クロルエチルスル
フォン、5−スルホアニリン−2−β−タロルエチルス
ルフオン0 上記の出発化合物は、反応条件次第で酸および/または
塩、特にアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩の形
で使用される。
本発明の金属ホルマザン化合物において所望の対イオン
とするには、出発化合物の対イオンの種類、製造過程で
酸の中和に使用するアルカリ剤の種類あるいは必要に応
じて塩析単離する際の電解質の種類を選択すれば可能で
ある。
本発明により製造した金属ホルマザン化合物は、場合に
よっては無機塩を除去し、必要に応じて安定剤もしくは
染色性改良剤の添加を行い液状品とすることもでき、あ
るいはこの液状品まJコは反応溶液を蒸発、たとえば噴
霧乾燥によの方法により電解質の添加による塩析分離を
経て、液状品または粉体品とすることもできる。
本発明による金属ホルマザン化合物は、1分子中に2種
類の繊維反応性基を有した繊維反応性染料として利用で
き%繊維材料、たとえばヒドロキシ基まtこはカルボン
酸アミド基含有材料を染色できる。
ヒドロキシ基含有材料は天然又は合成ヒドロキシ基含有
材料、たとえばセルロース繊維材料又はその再生生成物
及びポリビニルアルコールである。セルロース繊維材料
は木綿、し、かもその他の植物繊維、たとえばリネン、
麻、ジュート及びラミー繊維が好ましい。再生セルロー
ス繊細はたとえばビスコース・ステーブル及びフィラメ
ントビスコースである。
カルボンアミド基含有材料はたとえば合成及び天然ポリ
アミド及びポリウレタン、持にw4紬の形で、たとえば
羊毛及びその他の動物毛、絹、皮革、ポリアミド−6,
6、ポリアミド−6、ポリアミド−11及びポリアミド
−4である。
染色は繊維反応性染料の反応性基に応じた方例えば、セ
ルローズ系繊維の場合、本発明染料と酸結合剤、例えば
苛性ソータ、炭酸ナトリウム、燐酸塩、珪酸塩又は炭酸
水素すトリウムを用いて染色を行う。染色方法は、繊維
の性質、及び物理的形状によって選択でき、たとえば吸
尽法、捺染法又はコールド−パッド−バッチ−アップ法
等を採用できる。
吸尽法の場合、炭酸すトリウム、第三燐酸すl−リウム
、苛性ソーダ等の酸結合剤の存在下に芒硝又は食塩を加
えた染浴で比較的低い温度で行われる。捺染法の場合、
例えばアルギン酸ナトリウム又は澱粉エーテルのような
糊料又は乳化糊料及び炭酸すトリウム、炭酸水素ナトリ
ウム、苛性ソーダ、第三燐酸ナトリウム、トリクロル酢
酸すl・リウム又は相当ずろカリウムもしくはアルカリ
土類化合物のようなアルカリ性又はアルカリを放出する
薬剤とともに、所望によっては、例えば尿素のような通
常の捺染助剤又は分散剤の添加のもとに繊維上に施し、
乾燥し、そして特に水蒸気の存在下で熱処理に付すこと
により染色できる。コールド−パッド−バッチ−アップ
染色の場合、酸結合剤として苛性ソーダ単独、あるいは
珪酸ソーダ、炭酸ナトリウム又は第三燐酸すトリウムを
併用し、場合によっては、芒硝又は食塩を加えて、所望
によっては尿素などの溶解助剤あるいは浸透剤の添加の
もとに常温刊近で、繊維上にパッドし、ロールに巻き上
げ、8時間ないし一夜問おいた後に水洗し、乾燥するこ
とにより染色できる。
本発明の金属ホルマザン化合物は繊維材料を染色して優
れた性能を発揮する点に特徴があり、中でも特に銅ホル
マザン化合物が顕著であり、セルロース系繊維に対する
染色において好適であり、鮮明な青色色調でもって優れ
たビルドアツプ性と均染性、良好な耐光性、耐汗日光性
と耐摩察性、さらに優れた耐湿潤性、たとえば耐洗濯性
、耐塩素水性、耐塩素漂白性、耐アルカリ性、耐汗性お
よび耐過酸化洗濯性、更に良好な耐アイロン性を有する
。また極めて良好に抜染できる点でアントラキノン系染
料に比して優れ、三原色用の青色染料としても好適であ
る。
その上、染色温度の変動による影響を受けにくく、安定
した品質の染色物が得られる点、高い吸尽率と固着率、
改良された水溶性とアルカリ添加後の改良されtコ溶解
度の点において特徴を有する。
次に本発明を実施例によってさらに詳細に説明する。文
中、部は重量部を示す。
実施例1 水100 ’fa中に、2−カルボキシフェニルヒドラ
ジン−5−スルホン酸28.2部及びベンズアルデヒド
11.0部を入れ、55℃で一晩攪拌してヒドラゾン化
合物を得た。一方、水5(1,3−アセチルアミノ−2
−ヒドロキシアニリン−5−スルホン酸24.6部、a
塩酸28.2部からなる溶液を0〜10℃に冷却した後
、亜硝酸ナトリウム7.1部を水18部に溶かした液を
注入、同温度で1〜2時間攪拌し、そして過剰の亜硝酸
を除去してジアゾ化合物を得、これと前記ヒドラゾン化
合物をソーダ灰の存在下で0〜5℃にてジアゾ化合物が
検出されなくなるまで撹拌する。この様にして形成され
たホルマザンを酢酸でpH5〜6とし、結晶硫酸銅26
.2部とともに40〜δO℃にて約5時間攪拌し、銅錯
塩化合物に変え、塩化ナトリウムで塩析して単離する。
8%の苛性ソーダ水中で約1時間90℃に保ちアセチル
アミノ基を加水分解する。
ついでpHを8〜4とした後、塩化シアヌル16.6部
を加えて0〜5℃で、20%炭酸ナトリウム水溶液を用
いてpI]を8〜4に調整しながら、8時間攪拌する。
ついで1−N−エチルアミノベンゼン−8−β−スルフ
アートエチルスルホン27.8 部を加えた後、20%
炭酸ナトリウム水溶液を用イてpすを5〜6に調整しな
がら40℃に昇温し、同温度で25時間攪拌する。この
液に塩化ナトリウムを加えて結晶を析出させ、吸引P遇
し、洗浄した後、60℃で乾燥して遊離酸の形で、下式 %式% 同条件で測定) で示される銅ホルマザン化合物を得た。
実施例2 実施例1において、1−N−エチルアミノヘンセン−B
−β−スルフy−トエチルスルホンの代りに、下記のア
ミンの等モルを用い、同様の方法により対応する銅ホル
マザン化合物を得た。
実施例8 実施例1において、2−カルポキシフヱニルヒドラジン
ー5−スルホン酸の代りに、2−カルポキシフエニルヒ
ドラジンー4−スルホン酸の等モルを用い、以下同様の
方法に従って、遊離酸の形で、下式 %式%) で示される銅ホルマザン化合物を得た。
実施例4 実IJ8におい°C,1−N−エチルアミノベンセン−
3−β−スルフy = I・エラ=ノしスルホンの代り
に、実施例2の化合物番号1〜38を得るに用いた各々
のアミンを用いて、対応する銅ホ゛ルマザン化合物をそ
れぞれ得た。
実施例5 実施例1に記載の銅ホルマザン化合物0.1.0、8お
よび0.6部を各々水200部に溶解し、芒硝10部と
木綿1()部を加え、60℃に昇温し炭酸ソーダ4部を
加え、1時間染色する。
水洗、ソーピング、水洗そして乾燥して、諸堅牢度、特
に日光、注目光および塩素堅牢度に優れ、極めて良好な
ビルドアツプ性と良好な抜染性を有する鮮やかな青色染
色物を得た。
この化合物は溶解度も優れ、良好な均染性と染色の再現
性を有する。
比較例1 特開昭56−4788号公報の実施例1に記載の染料内 と実施例1に記載の銅ホルマザン化合物党比較データを
表1および2に示す。
表1の説明 実施例5の染色方法に基づいて、調料内と本発明の銅ホ
ルマザン化合物を染色し、後者から得た染色物を基準に
色濃度を測定し染色力を記した。
表2の説明 染色温度を80℃に変更した以外は同一の方法に基づき
実施した結果を示した。
表1および2から、本発明の銅ホルマザン化合物は、比
較染料(5)に比して極めて良好なビルドアツプ性を示
す。
実施例6 実施例2〜4に記載の銅ホルマザン化合物を用い、実施
例5に記載の方法に従って染色することにより同様の性
能を発揮する。
実施例7 8−アセチルアミノ−2−ヒドロキシアニリン−5−ス
ルホン酸24.6部のナトリウム塩の中性溶液を常法に
よりジアゾ化して得たジアソ化合物を、2−メトキシ−
5−スルホフェニルヒドラジンとベンズアルデヒドカラ
作ったヒドラゾン80.6部の水溶液にpH12〜18
で加え、そしてこのカップリング混合物のpH値を苛性
ソーダ酸を加えて12〜18に保つ。カップリングした
後に生成したオキシ−メトキシ−ホルマザンの溶液に、
結晶硫酸銅25部と酒石酸カリウムナトリウム・四水和
物88.5部と40%苛性ソーダ液68部を水250部
に溶かした液を注ぐ。次に100℃にて5時間還流させ
、脱メチル化の下で錯銅化およびアセチルアミノ基の加
水分解を同時に行う。
これに0食塩と塩化カリウムとをそれぞれ10容承%づ
つ加え、冷却し、濃塩酸を滴下してpHQ、5に調整し
、析出したアミノホル°マザン化合物をP別する。
この濾過物を水中で懸濁させ、苛性ソーダを加えてpH
7に調整し0℃とし塩化シアヌル18.5部を加える。
20%炭酸ナトリウム水溶液を用いてpII 5〜6に
保ち、次に1−N−エチルアミノベンゼン−8−β−ス
ルファートヱチルスルホン27.8部を加えた後、20
%炭酸ナトリウム水溶液を用いてpH値を5〜6に調整
しながら40℃に昇温し、同温度で一晩攪拌する。この
液に食塩を加えて□塩析しゃ別、洗浄した後60℃で乾
燥して、遊離酸の形で下式 %式%() で示される銅ホルマザン化合物を得た。
実施例8 実施例1において、ベンズアルデヒドの代りに2−スル
ホベンズアルデヒドの等モルを用い、以下同様の方法に
従い遊離酸の形で下gHg (λmax = 57 Q nm ) で示される銅ホルマザン化合物を得た。
実施例9 実施例7において、1−N−エチルアミノベンゼン−8
−β−スルフアートエチルスルホンの代′りに、実施例
2の化合物番号1〜88を得るに用いた各々のアミンを
用い対応する銅ホルマザン化合物をそれぞれ得た。
実施例10 実施例8において、1−N−エチルアミノベンゼン−8
−β−スルフアートエチルスルホンの代りに、実施例2
の化合物番号1〜88を得るに用いた各々のアミンを用
い対応する銅ホルマザン化合物をそれぞれ得た。
実施例11 1−アミノベンゼン−2−β−スルフアートエチルスル
ホン え、0〜5℃において塩化シアヌル18.8部を加え、
15%炭酸ナトリウム水溶液でpH値を8〜4に調整し
つつ8時間攪拌する。次に、実施例1で得られた遊離酸
の形で下式で示される化合物59.7部を加え、pH4
、20℃にて16時間攪拌することにより、嬉離酸の形
で下式 で示される銅ホルマザン化合物を得tこ。
実施例12 実施例11と同様の方法により、下g己の銅ホルマザン
化合物を得た。
実施例18 1−アミノベンゼン−2−β−スルフアートエチルスル
ホン28.1.部を水100 部に加え、0〜5℃にお
いて塩化シアヌル18.8部を加え、15%炭酸ナトリ
ウム水溶液でPH値を8〜4に調整しつつ8時間攪拌す
る。次に、実施例7で得られた遊離酸の形で次式) で示される化合物56.9部を加え、pH4,20℃に
て15時間攪拌することにより、遊離酸の形で下式 %式%) で示される銅ホルマザン化合物を得り。
実施例14 実施例18と同様の方法により、下記の銅実施例15 実施例5に記載の染色方法に従って、実施例7および9
に記載の銅ホルマザン化合物の各々を用いて染色し、塩
素、注目光および日光堅牢度等に優れ、ビルドアツプ性
の高い鮮やかな黄味青色の染色物を得た。これは抜染性
に優れ、染色温度の変化の影響を受けにくく、安定した
品質の染色物を与える点でも優れている。
実施例16 実施例5に記載の染色方法に従って、実施例8および1
0に記載の銅ホルマザン化合物の各々を用いて染色し、
同様に性能の優れた鮮やかな青色の染色物を得た。
実施例17 実施例11〜14に記載の銅ホルマザン化合物の各々に
ついて、その0.l、0.8°および0.6部を各々水
200部に溶解し、芒硝10部と木綿10部を加え40
℃で20分間処理した後、炭酸ソーダ4部を加え、次い
で20〜80分間で80℃まで昇温し、40分間同温度
で染色する。その後、水洗、ソーピング、水洗そして乾
燥を行うことにより、高いビルドアツプ性を有し、諸堅
牢度の優れた鮮明な青色の染色物を得た。
実施例18 実施例1の方法で得たN−(2−カルボキシ−5−スル
ホフヱニル>−N−(2’−ヒドロキシ−B′−アミノ
−5′−スルホフヱニル)−ms−フェニルホルマザン
銅錯体59.7部のジナトリウム塩を水500部に溶解
する。0℃に冷却し°C14,ロートリフルオロー1゜
8.5−)リアジン18.5部を滴下し同時に15%炭
酸ナトリウム水溶液でpIl(5に保ツ。
縮合後、1−jN−エチルアミノベンゼン−8−β−ス
ルフアートエチルスルホン27.8 tlを加え、15
%炭酸ナトリウム水溶液でpHを5〜6に調整しながら
20℃に昇温し、同温度、同pt−を値にて縮合を行う
。この液に食塩を加え、析出物を吸引濾過し、洗浄した
後、40℃にて乾燥して遊離酸の形で、下式%式%) で示される銅ホルマザン化合物を得た。
実施例19 実施例】8において、N7(2−カルボキシ−5−スル
ホフェニル>−N−c2′−ヒドロキシ−8′−アミノ
−5′−スルホフェニル)−1nS−フェニルホルマザ
ン銅錯体メ代りに、下表第工欄の化合物を、1−N−エ
チルアミノベンゼン−8−β−スルファ−トエチルスル
ホンの代りに第H欄の化合物を用いて同様の方法で谷々
対応する銅ホルマザン化合物を得 tこ 。
実施例20 実施例18および19に記載の銅ホルマザ6 ン化合物
の各々1こついて、その0.1.0.8および0.6部
を各々水200部に溶解し、芒硝10部と木綿10部を
加え50℃に昇温し、炭酸ソーダ4部を加え同温度で1
時間染色する。次いで水洗、ソーピング、水洗そして乾
燥することにより、高いビルドアツプ性と諸堅牢度の優
れた鮮明な青色の染色物を得た。
抜染性に優れており、さらに、染色温度の変動の影響を
受けにりく、安定した品質の染色物を与える点でも優れ
ている。
実施例21 実施例18において、1−N−エチルアミノベンゼン−
8−β−スルフアートエチルスルホンの代すに1等モル
の1−アミノベンゼン−2−β−スルフアートエチルス
ルホンを用い、同様の方法により遊離酸の形で、上式%
式%) で示される銅ホルマザン化合物を得た。
実施例22 実施例21と同様の方法により、下記の銅ホルマザン化
合物を得た。
実施例28 実施例21および22に記載の銅ホルマザン化合物の各
々について、その0.1.0.8および0.6部を各々
水200部に溶解し、芒硝10部を木綿10部を加え4
0℃で20分間処理した後、炭酸ソーダ4部を加え、次
いで20〜80分間で80℃まで昇温し、40分間同温
度で染色する。その後、水洗、ソーピング、水洗そして
乾燥を行うことにより、高いビルドアツプ性を有し、諸
堅牢度の優れた鮮明な青色の((I!色物を得た。これ
は抜染性にも優れている。
比較例2 特開昭55−12187号公報の実施例1に記載の化合
物4680の染料(1() :と比較し“C1実施例1
8に記載の本発明銅ホルマザン化合物は、特にビルドア
ツプ性と溶解度の点において優れている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  遊離酸の形で下記一般式 〔式中、Aは置換または未置換のフェニレンまたはナフ
    チレン残基を表わす。Bは直鎮状または分枝状のアルキ
    ルまたはアルケニル基、フェニル基、ナフチル基または
    複素環残基を表わし、これらのアルキル、アルケニル、
    フェニル、ナフチルおよび複素環は置換基を有していて
    もよい。Meは原子番号が27〜29の金属イオンを表
    わす。 1 Xは基−〇−または基−CO−を表わし、Yはハロゲン
    原子を表わす。2は水溶性を付与する基を表わし、m、
    nは夫々0または1〜8の整数を表わすが、その和は1
    〜3とする。Dは置換または未置換のベンゼンまたはナ
    フタレン環を表わす。Qは基 −80gCI(=CI(t i f; ハ基−80tO
    f1gCHtL ヲ%わし、Lはアルカリの作用で離脱
    する基を表わす。几は置換または未置換の低級アルキル
    基を表わし、QがDで表わされるペン几 ビン環またはナフタレン環上の基 1 の、 −N− 隣接位に置換されているときは水素原子であってもよい
    。〕 で示される金属ホルマザン化合物。 (2)遊離酸の形で下記一般式 六 舷 〔式中、Aは置換または未置換のフェニレンまたはナフ
    チレン残基を表わす。Bは直鎮状または分枝状のアルキ
    ルまたはアルケニル基、フェニル基、ナフチル基または
    複素環残基を表わし、これらのアルキル、アルケニル、
    フェニル、ナフチルおよび複素環は置換基を有していて
    もよい。Meは原子番号が27〜29の金属イオンを表
    わす。 ? Xは基−〇−または基−C〇−を表わし、Yはハロゲン
    原子を表わす。2は水溶性を付与する基を表わし、m、
    nは夫々0または1〜Bの整数を表わすが、その和は1
    〜8とする。〕 で示される化合物と1.8.5−トリハロゲノ−8−ト
    リアジンと、下記一般式 %式% 〔式中、Dは置換または未置換のベンゼンまたはナフタ
    レン環を表わす。Qは基 −80g0H=OHsまたは基−8o2CH20H,t
    Lを表わし、Lはアルカリの作用で離脱する基を表わす
    。几は置換または未置換の低級アルキル基を表わし、Q
    がDで表わされるペン几 ゼン環またはナフタレン環上の基−N−の隣接位に置換
    されているときは水素原子であってもよい。−〕 で示される芳香族アミンを縮合することを特徴とする遊
    離酸の形で下記一般式 %式% 〔式中、A 、 B 、 Me 、 X 、 Y 、 
    Z 、 m 、 n 、 D 、 Qおよび几は前記の
    意味を有する。〕 で示される金属ホルマザン化合物の製造法。 (8)遊離酸の形で下記一般式 ) 〔式中、Aは置換または未置換のフェニレンまたはナフ
    チレン残基を表わす。Bは直鎖状または分枝状のアルキ
    ルまたはアルケニル基、フェニル基、ナフチル基または
    複素環残基を表わし、これらのアルキル、アルケニル、
    フェニル、ナフチルおよび複素環は置換基を有していて
    もよい。Meは原子番号が27〜29の金属イオンを表
    わす。 1 Xは基−〇−または基−CO−を汲わし、Yはハロゲン
    原子を表わす。2は水溶性を付与する基を表わし、m、
    nは夫々0または1〜8の整数を表わすが、その和は1
    〜8とする。Dは置換または未置換のベンゼンまたはナ
    フタレン環を表わす。Qは基 −80zOH=OH2または基−802CI(g 0H
    2Lを表わし、Lはアルカリの作用で離脱1する基を表
    わす。几は置換または未置換の低級アルキル基を表わし
    、QがDで表わされるペン几 ゼン環またはナフタレン環上の基−青一の隣接位に置換
    されているときは水素原子であってもよい。〕 で示される金属ホルマザン化合物を用いることを特徴と
    する繊維材料の染色方法。
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