JPH0326766A - 繊維反応性ホルマザン化合物の製造方法 - Google Patents

繊維反応性ホルマザン化合物の製造方法

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JPH0326766A
JPH0326766A JP2148841A JP14884190A JPH0326766A JP H0326766 A JPH0326766 A JP H0326766A JP 2148841 A JP2148841 A JP 2148841A JP 14884190 A JP14884190 A JP 14884190A JP H0326766 A JPH0326766 A JP H0326766A
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sulfo
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alkyl
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JP2148841A
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Claudius Dr Brinkmann
クラデイウス ブリンクマン
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Ciba Geigy AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B62/00Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves
    • C09B62/44Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring
    • C09B62/4401Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring with two or more reactive groups at least one of them being directly attached to a heterocyclic system and at least one of them being directly attached to a non-heterocyclic system
    • C09B62/4403Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring with two or more reactive groups at least one of them being directly attached to a heterocyclic system and at least one of them being directly attached to a non-heterocyclic system the heterocyclic system being a triazine ring
    • C09B62/4407Formazane dyes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B62/00Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves
    • C09B62/02Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group directly attached to a heterocyclic ring
    • C09B62/04Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group directly attached to a heterocyclic ring to a triazine ring
    • C09B62/046Specific dyes not provided for in group C09B62/06 - C09B62/10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアミノホルマザン化合物の製造方法、ならびに
それをさらに繊維反応性ホルマザン染料へ導く反応に関
する。
たとえば欧州特許出願A第0280139号明細書から
、アリールヒドラゾンを0−ヒドロキシアミノヘンゼン
のジアゾ化物と反応させてアミノホルマザン染料を製造
することがすでに知られている。
この製造方法の場合に、目的生戒物中に存在するアミノ
基は反応の前に、たとえばアセチル化によって保護し、
そして後でこのアセチル保護基を再び脱離させる必要が
ある。不利なことに、このアセチル基の脱離はアルカリ
性媒質中できわめて緩慢に進行し、この工程は長時間を
要する。これがこの公知方法のlつの欠点である。この
公知方法のいま1つの欠点は、アミノホルマザン染料を
次ぎに加水分解を受けやすい繊維反応性化合物、たとえ
ばハロゲントリアジン、特にフルオロトリアジンと反応
させる場合に起こる。すなわち、繊維反応性基の加水分
解によって生じる反応染料の収量の大きな損失の回避が
望まれる場合には、このアルカリ性加水分解の際に生戒
するアセテートイオンを、時によっては複雑な精製およ
び分離法によって、次ぎの反応の前に排除する必要があ
ることである。
これら公知方法の欠点に鑑み、前記のごとき問題を回避
しうる改良されたアミノホルマザン化合物の製造方法の
提供が要望されていた。特に、高い空間一時間収率をも
ってアミノホルマザン化合物の合或ならびにさらにその
化合物の反応染料への反応を可能ならしめる製造方法の
開発が強く望まれていた。
しかしてここに本発明によって、アミノ基をアセチル化
によってではなく、カルバメート形成によって保護した
場合には、所望により特別に精製を要することなくさら
に反応染料まで加工することのできる向上された空間一
時間収率でもってアミノホルマザン化合物を合威できる
ことが見いだされた。
すなわち、本発明は遊離酸の形で下記式に相当しそして
1個乃至4個のスルホ基を有する繊維反応性ホルマザン
化合物の製造方法に関する.X1はハロゲン、 Yは互いに独立的にX1と同じ意味を有するか、または
アミノ基またはアルコキシ基を意味する、環(A)と(
B)とは式に示した基のほかにさらに置換基を有するこ
とができる。
前記式(1)の化合物を製造するための本発明の製造方
法の特徴は、 a)式 式中、 Dは置換されていないかまたはさらに置換されているベ
ンゼンまたはナフタレンの残基、または複素環式芳香族
化合物の残基、 Xはスルホ基またはオキシ基またはカルボニルオキシ基
を意味し、 Meは原子番号24乃至30の重金属イオン、p,q,
rは互いに独立的にOまたは1の数であり、(p+q+
r)の合計は1または2である、の化合物をジアゾ化し
、式 111 D −(NH−C−OR’)Q のカンブリング戊分とカップリングし、そしてカンプリ
ング反応の前、間または後で重金属Meを供与する剤を
加え、 b)前記(a)において得られた遊離酸の形での式 の化合物を、式 X+ (13a) のホルマザン化合物を、アルカリ性条件下でケン化し、
そして C)前記(b)において得られた式 の化合物の少なくとも(p+q+r)当量と反応させる
ことにある。
前記各弐において、DXX,X. 、Y,Me ,ps
 q,r、(A)および(B)はそれぞれ式(1)にお
いて記載した意味を有し、そしてR,R’R”は互いに
独立的に置換されていないかまたは置換されたC,−C
4−アルキル、置換されていないかまたは置換されたア
リールまたはC7CI2 −アラールキルを意味し、式
(2)および(3)の成分は生成する式(1)のホルマ
ザン化合物が1個乃至4個のスルホ基を含有するよう選
択される。
式(1)中のDが意味するベンゼンまたはナフタレン残
基の例は、−(NH2)9のほかにさらに他の?換基に
よって置換されることができるベンゼン基またはナフタ
レン基である。残iDに存在しうる適当な置換基の例と
しては、CI  C4−アルキルたとえばメチル、エチ
ル、n−プロビル、イソプロビル、n−ブチル、イソブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル;CI  C
4−アルコキシたとえばメトキシ、エトキシ、n−プロ
ボキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ
、sec−ブトキシ、ter t−ブトキシ;ハロゲン
たとえばフッ素、塩素、臭素;ヒドロキシル;カルボキ
シル:C2一C5−アルコキシカルボニルたとえばメト
キシカルボニルまたはエトキシカルボニル;C,−C,
−アルカノイルアミノたとえばアセチルアミノまたはプ
ロビオニルア旦ノ;スルホ;ニトロ;シアノ;トリフル
オロアミノなどである。
式(1)中のベンゼンまたはナフタレン残基Dは−(N
il■)Q以外にはさらに置換基を有していないか、ま
たは、たとえばスルホ、塩素、メチルおよび/またはメ
トキシによってさらに置換されているのが好ましい。
式(1)中のDは−(NHK).以外にはさらに置換基
を有していないか、またはスルホによってさらに置換さ
れているベンゼン残基であるのが特に好ましい。
式(1)中のDが意味する複素環式芳香族化合物の残基
の例としては、フラン、チオフェン、ビロール、イ旦ダ
ゾール、ピラゾール、ピリジン、キノリン、ベンゾイミ
ダゾールなどの残基がある。
環(A)と(B)は式(1)に示した基以外にさらに置
換分を有しうる。たとえば、ハロゲン、C,−C.−ア
ルキル、C,−C.−アルコキシ、ニトロ、シアノ、ト
リフルオロメチル、カルボキシル、スルホ、スルファモ
イル、N−モノーまたはN, NージーCI  C4−
アルキルスルファモイル、C.−C.ーアルキルスルホ
ニルたとえばメチルスルホニルまたはエチルスルホニル
、フェニルスルホニルおよびフェノキシである。
式(1)中の環(A)および(B)が互いに独立的に、
−(NH,)、またはー(NHz)p以外にはさらに置
換基を有しないか、または、たとえば、スルホ、ニトロ
、塩素、メチルおよび/またはメトキシによってさらに
置換されているのが好ましい。
式(1)中の環(A)および(B)がー(NH.)、ま
たは−(NHz)−以外にはさらに置換基を有しないか
、またはスルホによってさらに置換されているのが特に
好ましい。
Xは好ましくはオキシ基、または特に好ましくはカルボ
ニルオキシ基を意味する。
Meは、たとえばクロムイオン、コバルトイオン、ニッ
ケルイオン、亜鉛イオン、マンガンイ゛オン、または特
に好ましくは銅イオンである。
式(1)の化合物は、たとえば1乃至4個のスルホ基、
好ましくは2または3個、特に好ましくは2個のスルホ
基を有する。これらのスルホ基は環(A)、環(B)お
よび/または残基Dに存在しうる。
p,q,rは互いに独立的にOまたはlであり、好まし
くは(p+q+r)の合計が1である数である。
本発明の方法の好ましい実施態様は、qが0そしてpと
rとのいずれか一方が1であって、他方がOである式(
2)および(3)の化合物の使用に関する。特に好まし
くはqとrとは0であり、そしてpは1である。
X,が意味するハロゲンの例は塩素またはフッ素である
適当なアミノ基Yの例としては、下記のものがある: アξ八 そのアルキルが非置換であるかまたはスルホ、スルファ
ト、ヒドロキシル、カルボキシル、またはフェニルによ
って置換されているN −C,−C,−アルキルアミノ
またはN,N−ジーC,−C4−アルキルアミノ、 シクロへキシルアミノ、 置換されていないかまたはC,−C.−アルキル、C一
04−アルコキシ、アミノ、カルボキシル、スルホおよ
び/またはハロゲンによって置換されているフェニルア
ミノまたはナフチルアミノ、そのアルキルおよびフェニ
ルが非置換であるかまたは互いに独立的に、たとえば前
記に例示した置換基によって置換されているN −C,
−C.−アルキルーN−フェニルア【ノ、 モルホリノ、または 下記式のいずれかの基 NR&  (alk  O),lalk’  SO2 
 Z(9) R5 〔式中、 R6とR,とは互いに独立的に水素またはC.−C.ア
ルキル、 alkとalk′とは互いに独立的にcz−c6−アル
キ?ンたとえばn−プロピレン、イソプロピレン、n−
ブチレン、ペンチレン、ヘキシレン、特にエチレンを意
味し、 WはOまたは1、 Zはビニルまたは式−C}Iz−Cllz−Y+の基(
ここでY1は脱離可能な基、たとえば−CI、−Br 
、−0SO,It、−SSO.I+、−0P0311■
、−0CO−CI13またはOCO−C611Sを意味
する)を意味し、 R,は水素、スルホ、メトキシまたはメチルを意味する
〕。
Yがアルコキシ基である場合、それはたとえばC,−C
.−アルコキシ基である。
Yが意味する適当なアミノ基およびアルコキシ基の具体
例を以下に示す。
アミ八 メチルアミノ、 エチルアミノ、 β−ヒドロキシエチルアミノ、 N,N−ジーβ−ヒドロキシエチルアξノ、β−スルホ
エチルアξノ、 シク口へキシルアミノ、 モルホリノ、 o−,m−またはp−メチルフェニルアQ 八o−’,
m一またはp−メトキシフエニルアミ八o −, m−
マタハp−クロロフエニルアξ八0−.m−まkはp−
スルボフエニルアミノ、ジスルホフェニルアミノ、 0−カルボキシフェニルアξノ、 1−または2−ナフチルアミノ、 1−スルホー2−ナフチルアミノ、 4.  8−シスルホ−2−ナフチルアミ八N一エチル
ーN−フェニルアミノ、 N−メチルーN−フェニルアミノ、 メトキシ、 エトキシ、 n−またはイソプロボキシ、 2−(2゜−スルファトエチルスルボニル)一エチルア
ミン、 2− (2’−クロロエチルスルホニル)一エチルアミ
ノ、 ?−(ビニルスルホニル)一エチルアミノ、2− (2
’ − (21−クロロエチルスルホニル)エトキシ〕
一エチルアミノ、 2− (2’−ビニルスルホニルエトキシ)一エチルア
ミノ、 3−または4− (2’ −スルファトエチルスルホニ
ル)一フェニルアξノ、 3−(ビニルスルホニル)−6−スルホフェニルアミ八 3−または4− (2’ − (2”−クロロエチルス
ルホニル)一エチルアミノ力ルボニル〕−フェニルアミ
ノ、 3− (2’ 一(21−クロロエチルスルホニル)一
エチルアミノカルボニル〕−6−スルホフェニルアミノ
好ましくはYは−Nl1■または下記式のいずれかの基
を意味する。
? Nl1 − (CI1■−CI1■一〇−),.,
Cll■−CIl■−Z′(9”)ルボキシル、アミノ
、塩素、メトキシまたはメチノレ、 R4は水素またはCr  C4−アルキル、WはOまた
は1である〕。
本発明の方法は、遊離酸の形で下記式に対応する化合物
を製造するのに特に好適である。
〔式中、 R,は前記の意味を有し、 Z“はビニルまたは基−CH2−CHI−Y’l  (
ここで、Y’+は−CL−OSOJまたは一〇COCR
 3を意味する)を意味し、 R2とR3とは互いに独立的に水素、スノレホ、カ式中
、X1とYとは前記した意味ならびに好ましい意味を有
し、 1,m,nは互いに独立的にO、1または2の数であり
、(1+m+n)の合計は■乃至4の整数、好ましくは
2または3、特に好ましくは2である、pとrとは一方
が1、他方が0の数である。
式(2)(3)または(13a)の化合物中のR, R
’および/またはR”が、置換されていないかまたは置
換されたC.−C.−アルキルである場合の例は、置換
されていないかまたはヒドロキシル、カルボキシル、シ
アノ、スルホ、スルファトまたはハロゲンによって置換
されたメチル、エチル、n−プロビル、イソプロビル、
n−プチル、イソブチル・sec−プチル、ter t
−ブチルなどである。
この場合、好ましくはR,R“、R″は置換されていな
いCI  C4−アルキルを意味し、アルキルとしての
R,R’ 、R”は特に好ましくはメチル、エチル、n
−プロビルまたはイソプロビルを意味し、特にエチルが
好ましい。
し一一一一一一一一一 R,R’ および/またはR”が置換されていないかま
たは置換されたアリールである場合の例は、置換されて
いないかまたは、たとえばCI  C4−アルキル、C
I  C4  ’アルコキシ、ハロゲン、スルホおよび
/またはカルボキシルによって置換されたナフチルまた
はフエニルである。
特に好ましくはアリールとしてのR,R’ 、R”は、
置換されていないかまたはメチル、エチル、メトキシ、
エトキシ、塩素および/またはスルホによって置換され
たフエニルを意味し、特に非置換のフェニルが好ましい
R,R”および/またはR”が意味するアラールキルの
例はベンジルである。
本発明の方法の特に好ましい実施態様においては、R,
R’ および/またはR”がフエニルまたは特にエチル
である式(2)および(3)の化合物が使用される。
R,R’ 、R”は互いに同種または異種でありうる。
好ましくはこれらの基は互いに同種である。
p=iである式(2)の化合物は、それ自体公知の方法
によって得られる。すなわち、式の化合物を、式 0 0H (式中、Hal はハロゲンたとえば臭素または特に塩
素を意味し、(B)とRは前記した意味を有する〉の化
合物でアシル化することによって得ることができる。
このアシル化は、たとえば水性のまたは水性一有機質の
媒質中で−5乃至+50℃、好ましくはO乃至30℃の
温度において実施される。この際に、pHを中性乃至弱
酸性に保持する。特に3乃至5のpH範囲が実用的であ
る。このpllgJl整は、たとえばアンモニウム塩基
またはアルカリ金属塩基、たとえばアンモニア、水酸化
リチウム、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムある
いは対応する炭酸塩を添加することによって実施するこ
とができる。
式(5)のギ酸エステルは、式(4)の化合物に対して
等モル量または小過剰で使用するのが好ましい。
p=1である弐(2)の化合物は、その製造後精製およ
び/または単離することなく直接前記工程(a)にかけ
るのが有利である。p=0である化合物は、それ自体公
知である。
弐(3〉のカソプリング成分は、それ自体公知の方法に
よって製造することができる。これらは、たとえば式 0 (I?’OC−HN)rD−CHO        (
6)(弐中、D,R’   qはそれぞれ前記の意味を
有する)のアルデヒドを、式 (式中、(A)、R″、Xおよびrはそれぞれ前記の意
味を有する)のヒドラジンと縮合して弐(3)のアリー
ルヒドラジンを生戒することによって製造できる。この
式(6)のアルデヒドと弐(7)のヒドラジンとの縮合
はきわめて容易に、たとえば水溶液または有機溶液中で
加熱することによって実施される。
qとrとがそれぞれOである式(6)および(7)の化
合物は、それ自体公知であるか、または公知方法によっ
て製造することができる。
qとrとが1である式(6)および(7)の化合物は、
ジアゾ成分について記載した方法と同様にして、弐 I1zN  D  CIIO            
  (6a)または の化合物を、式 の化合物または式 の化合物でアシル化することによって製造することがで
きる。なお、前記の式(5a)、(5b)、(6a)、
(7a)中のI{al、R’ 、R”  (A)、D,
Xはそれぞれ前記した意味を有する。
式(5a)または(5b)のギ酸エステルは、式(6a
)または(7b)の化合物に対して一般に少なくとも等
モル量で、好ましくは1乃至5倍モル過剰で使用される
。式(6a)または(7b)の化合物に対して式(5a
)または(5b)の化合物を10乃至50モル%過剰に
、好ましくは15乃至35モル%過剰に使用することが
特に有利であると確認されている。
pが1である式(6)および(7)の化合物は、その製
造後精製および/または単離することなく直接に前記工
程(a)にかけるのが有利である。
式(2)の化合物は、公知方法によりジアゾ化される。
すなわち、亜硝酸塩、たとえば亜硝酸ナトリウムのごと
きアルカリ金属亜硝酸塩を使用し、酸性条件下、好まし
くは塩酸酸性媒質中において−5乃至+25゜Cの温度
、好ましくは0乃至10゜Cの温度で実施される。
式(2)のアミンは、式(3)のカップリング或分に対
してほぼ化学量論的量で使用するのが好ましい。
カップリングも常用公知の条件下で実施される。
好ましくは弱酸性、中性または弱アルカリ性のpH下で
かつ約O乃至40″C、好ましくは5乃至30℃の瓜度
で実施される。たとえば6乃至8のpl{を有するほぼ
中性の媒質がカップリング反応には好ましく、このため
のpHNWJ整はアンモニウム塩基またはアルカリ金属
塩基たとえばアンモニア、水酸化リチウム、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウムまたは対応する炭酸塩を添加す
ることによって実施することができる。
カップリングの前、間または後に、重金属供与剤を反応
混合物に添加する。重金属供与剤は、反応パートナーた
とえば式(3)のカップリング戒分または式(2)のジ
アゾ化合物と一緒にカップリング混合物に導入するのが
有利である。ただし、重金属供与剤をカップリング反応
の間に添加してもよい。
重金属Meを供与する剤としては有機酸または無機酸と
原子番号24乃至30の重金属との常用の、好ましくは
水溶性である単純塩または錯塩が使用される。例として
は、鉱酸または低級脂肪酸の水溶性クロム塩、コバルト
塩、ニッケル塩、亜鉛塩、マンガン塩、そして特に銅塩
が考慮される。
特に例示すれば以下のものである。
フフ化クロム、硫酸クロム、酢酸クロム、ギ酸クロム、
サリチル酸クロム;酢酸コバルト、硫酸コバルト、塩化
コバル};酢酸ニッケル、ギ酸ニッケル、硫酸ニッケル
、塩化ニッケル;硫酸亜鉛、塩化亜鉛;炭酸銅、塩化銅
、硫酸銅、酢酸銅。
特に好ましくは銅酸が使用され、この場合硫酸銅または
酢酸銅の使用が特に好ましい。
重金属供与剤はほぼ化学量論的量で、すなわち染料l分
子当り重金属l原子が存在するような量で使用するのが
好ましい。
金属化は通常室温においても定量的に進行するが、実際
には約80℃程度までの加熱が必要なことが多い。この
金属化は、4乃至8のpH価において実施するのが好ま
しい。
(b)工程における(13a)の化合物のケン化は高め
られた温度で実施するのが有利であり、たとえば50乃
至120℃、好ましくは60乃至100℃、特に好まし
くは80乃至i o o ”cの温度において実施され
る。また、pH価が12乃至14、好ましくは13乃至
14の強アルカリ性媒質を使用するのが有利である。こ
のアルカリ性媒質は、たとえばアルカリ金属塩基たとえ
ば水酸化リチウム、水酸化カリウムあるいは好ましくは
水酸化ナトリウムを過剰に使用して調製される。
ケン化の完了までに要する時間は、たとえば30分乃至
2時間、好ましくは30乃至90分間、特に好ましくは
30乃至60分間である。
式(13)の化合物は、工程(b)において生威した反
応混合物から常用方法、たとえば塩析、濾過、結晶化、
抽出、洗浄などによって単離精製することができる。こ
の場合、目的化合物はその塩の形、特にリチウム塩、ナ
トリウム塩またはカリウム塩のごときアルカリ金属塩と
して、あるいはアンモニウム塩として得られる。
式(1)の反応染料を得るための式(13)のアミノホ
ルマザン化合物と式(8)のトリアジニル化合物との反
応は、それ自体公知であるか、あるいは公知方法に準し
て実施することができる。
1つの好ましい実施B様として、式(13)の化合物製
造の際に反応工程(b)で得られた反応混合物を、アミ
ノホルマザン化合物をさらに精製および/または単離す
ることなく、直接的に式(8)の化合物と反応させる方
法がある。この反応は通常水性または水性有機質の媒質
中で−10乃至+lOO℃、好ましくはO乃至50℃の
温度において実施される。この場合にpi価を、たとえ
ば前記に例示した塩基のいずれかを用いて中性乃至酸性
に保持するのが有利である。したがって、この縮合工程
の好ましいpH範囲は、たとえば3乃至7である。一般
的に、式(13)の分子内に存在する遊離アミノ基の1
つに対して式(8)の化合物の少なくとも1当量が使用
される。したがって全部では式(l3)の化合物の1当
量に対して式(8)の化合物の少なくとも(p+q+r
)当量が必要である。なお、ここでp,qsrは前記の
意味を有する。しかしながら、好ましくは、式(13〉
の化合物に対して式(8)の化合物をある程度過剰に使
用する。
本発明の1つの好ましい実施態様は、2個または3個の
スルホ基を有する前記式(13)の化合物であって、そ
の式中において Dが置換されていないかまたはスルホ、塩素、メチルお
よび/またはメトキシによって置換されたベンゼンまた
はナフタレンの残基を意味し、環(A)および(B)が
互いに独立的にさらに置換基を有していないかまたはス
ルホ、ニトロ、塩素、メチルおよび/またはメトキシに
よってさらに置換されており、 Xがオキシ基またはカルボニルオキシ基を意味し、Me
が銅イオンを意味し、 p,q,rが互いに独立的にOまたは1の数であって、
(p+q+r)の合計は1であり、X1が塩素またはフ
ッ素を意味し、 Yがアミノ、そのアルキルが場合によってはスルホ、ス
ルファト、ヒドロキシル、カルボキシルまたはフェニル
によって置換されているかまたは置換されていいないN
 −C.−C.−アルキルアミノまたはN, N−ジー
C,−C.−アルキルアミノ、シクロヘキシルアミノ、
場合によってはC+  Ca−アルキル、C,−C.−
アルコキシ、アミノ、カルボキシル、スルホおよび/ま
たはハロゲンによって置換されているかまたは置換され
ていないフエニルアミノまたはナフチルアミノ、そのア
ルキルおよびフェニルが置換されていないかまたは互い
に独立的に前記したごとく置換されているN−C,−C
,.−アルキルーN−フェニルアξノ、モルホリノ、ま
たは下記式のいずれかの基 NR6  (alk  O)−  ark’  SOx
  Z      (9)R5 R,とR7とは互いに独立的に水素またはC,−C.一
アルキル、 alkとalk’ とは互いに独立的にCz  Cb−
アルキレンを意味し、 WはOまたは1、 Zはビニルまたは式−CHz−CHz−Y+の基〈ここ
でY,はーCL −Br , −OSO3H, −SS
O3H,−OPOJz、OCO−CH3またはOCO−
C6115を意味する)、R,は水素、スルホ、メトキ
シまたはメチルを意味する〕である式(13)の化合物
の製造方法に関する。その方法は、 a)式 の化合物とカップリングし、このカップリングの前、間
または後で銅供与剤を加え、 b)前記(a)で得られた遊離酸の形での式の化合物を
公知方法でジアゾ化し、0乃至40℃の温度かつ6乃至
8のpHにおいて、式(13a’) のホルマザン化合物を、12乃至14のpl+かっ60
乃至100″Cの温度において30分乃至2時間アルカ
リ条件下においてケン化し、そしてC)前記(b)で得
られたアミノホルマザン化合物を3乃至7のpHかつO
乃至50゜Cの温度において、式 a)式 XI の化合物と反応させることを特徴とする。
なお、前記各式中のD、(A)、(B) 、X,X,、
Y,p,q,rはそれぞれ前記の意味を有し、そシテ、
R, 、R’,、Rn1は互いに独立的ニC+  Ca
=アルキル、またはメチル、エチル、メトキシ、エトキ
シ、塩素および/またはスルホによって置換されている
かまたは置換されてないフェニルを意味し、前記の式(
2a)および(3a)の成分は生戒される式(1)のホ
ルマザン化合物が2個または3個のスルホ基を含有する
ように選択される。
本発明の特に好ましい実施態様は前記した式(l゛)の
化合物の製造方法に関する。その方法は、の化合物を公
知方法でジアゾ化し、0乃至40℃の温度かつ6乃至8
のpl1において式の化合物とカッブリングし、このカ
ップリングの前、間または後に絋酸または低級脂肪酸の
銅塩を加え、 b)前記(a)で得られた遊離酸の形の式のホルマザン
化合物を、12乃至l4のpHかつ80乃至100゜C
の温度において30分乃至2時間アルカリ性条件下にお
いてケン化し、そしてC)前記(b)で得られたアミノ
ホルマザン化合物を3乃至7のpl1かつ0乃至50℃
の温度において式 ?化合物と反応させることを特徴とする。
なお、前記各式において、 R゜”,はエチルまたはフェニルを意味し、Pとrとは
その一方が1、そして他方がOの数、X,は塩素または
フッ素、 Yは一Nll■基または下記式のいずれかの基?i1 
− (Cll■一Cll z  O) −Clt z 
 Cll■−Z’    (9)R,. ?式中、 R,は水素、スルホ、メトキシまたはメチル、Z“はビ
ニルまたは式−CIl■−CHz〜Y”1の基(ここで
Y゛1は−CI、−0S03Hまたは一〇COCR *
を意味する)を意味し、 R2とR3とは互いに独立的に水素、スルホ、カルボキ
シル、アミノ、塩素、メトキシまたはメチノレ、 R4は水素またはC,−C4−アルキルを意味し、Wは
0または1の数である〕を意味する。
式(1)の反応染料は、広範囲な各種材料たとえばシル
ク、レザー、ウール、ポリアミド繊維材料、および特に
セルロース含有繊維材料の染色および捺染に適する。セ
ルロース含有繊維材料を例示すれば、木綿、リネン、大
麻、セルロース、再生セルロースなどの天然セルロース
繊維、およびこれらの繊維のいずれかを含有している混
合繊維材料である。繊維材料は各種加工状態でありうる
好ましいのは紡織繊維材料である。本発明の方怯によっ
て製造される反応染料は、従来方法で製造される反応染
料に比して適用性および堅牢性の点で同等であるかまた
は優れている。
本発明の方法によれば、アミノホルマザン化合物ならび
に後続反応による繊維反応性ホルマザン染料を従来公知
の方法による場合に比較してはるかに高い空間一時間収
率で製造することが可能である。これは、特に本発明に
よるアミノ保護基がカップリング反応終了後に再び容易
に脱離することができるという利点を有すると共に、他
方、場合によって後続実施される加水分解に対して敏感
な反応性化合物との反応に何等の障害を及ぼさないとい
う事実によるものである。したがって、アミノホルマザ
ンの複雑な精製が不要であり、ア飽ノホルマザン化合物
を精製することなく、あるいは、たとえば単に粗製塩と
して沈澱させて濾過するだけで反応性化合物とさらに反
応させることができる。
前記した式(13a)の化合物は、R”がメチルを意味
するものを除外して、新規化合物であり、本発明のいま
1つの対象である。
?下、本発明を実施例によってさらに説明する。
これら実施例は本発明を説明するためのものであって、
本発明を限定するものではない。実施例中の部は重量部
、そしてパーセントは重量バーセントである。
某』U川上 2−カルボエトキシアミド−6−アミノフェノール−4
−スルホン酸1 3 2. 6 gを塩酸酸性媒質中で
亜硝酸ナトリウムを使用して公知方法によりジアゾ化す
る。このジアゾ懸濁物にCuSO4・5+1■0の12
0gを入れ、そして30%水酸化ナトリウム溶液でpl
1を7に調整する。Cuイオンを含有するこのジアゾ懸
濁物を、式 のヒドラゾンの159.6gの40℃に加温した溶液に
素早く導入する。この際にpllを7.2乃至7.3に
保持する。この導入の間に反応混合物の温度を約20″
Cに調整する。導入終了後、さらに5分間攪拌を続け、
その後にこの反応混合物に30%水酸化ナトリウム溶液
40,dを添加する。引続き30乃至45分間でこの反
応混合物を100℃まで加熱し、そしてこの温度にさら
に約15分間保持する。ケン化が終了し、そして塩化ナ
トリウムを加えて約70℃まで冷却してアミノアゾ染料
を塩析する。次に濃塩酸でpl+を最初は7に調整し、
そのあとさらに濃塩酸を滴下して漸次pl+4に調整す
る。さらに1時間攪拌した後に、生或物を濾別する。乾
燥後に91%の収率で下記式の化合物を得る。
pHを水酸化ナトリウム溶液でpH8に調整し、0乃至
5℃の温度において約1時間半、次に約15゜Cの温度
において約15分間攪拌する。この攪拌の間に反応混合
物のpHを水酸化ナトリウム溶液の添加によって8に保
持する。最後に反応混合物のpHを水酸化ナトリウムの
添加によって10に調整し、そしてこのpi{価に約2
0分間保持する。しかるのち、遊離酸の形で式 前記により製造したアミノホルマザン化合物の388部
を約3000部の水に溶解した中性溶液に、O乃至5゜
Cの温度において攪拌しながらフフ化シアヌールの10
5部を導入する。この際に、水酸化ナトリウム溶液の添
加によってpl+を約6に保持する。フフ化シアヌール
の導入終了後、32%塩酸60部を添加して約30分間
攪拌する。次にこの反応混合物にO乃至5゜Cの温度に
おいて2(2−アミノエトキシ)−2゛ −クロロージ
スルホンの塩酸塩の133部を添加する。添加後、に対
応するホルマザン染料を公知方法で、たとえば噴霧乾燥
または塩析によって単離し精製する。
この第2工程の収率はほぼ定量的である。
実社四LLニュ」一 次表に記載した戒分(ヒドラジン化合物、アルデヒド或
分、ジアゾ威分、トリアジン化合物および場合によって
はアξン)を等価量使用して実施例1に記載したように
操作を実施して類似の繊維反応性ホルマザン化合物を得
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、遊離酸の形で式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 〔式中、 Dは置換されていないかまたはさらに置換されているベ
    ンゼンまたはナフタレンの残基、または複素環式芳香族
    化合物の残基、 Xはスルホ基またはオキシ基またはカルボニルオキシ基
    を意味し、 Meは原子番号24乃至30の重金属イオン、p、q、
    rには互いに独立的に0または1の数であり、(p+q
    +r)の合計は1または2である、 X_1はハロゲン、 Yは互いに独立的にX_1と同じ意味を有するか、また
    はアミノ基またはアルコキシ基を意味する、 環(A)と(B)とは式に示した基のほかにさらに置換
    基を有することができる〕に対応し、そして1個乃至4
    個のスルホ基を有する繊維反応性ホルマザン染料の製造
    方法において、 a)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(2) の化合物をジアゾ化し、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(3) のカップリング成分とカップリングし、そしてカップリ
    ング反応の前、間または後で重金属Meを供与する剤を
    加え、 b)前記(a)において得られた遊離酸の形での式 ▲数式、化学式、表等があります▼ のホルマザン化合物を、アルカリ性条件下でケン化し、
    そして c)前記(b)において得られた式 ▲数式、化学式、表等があります▼(13) の化合物を、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(8) の化合物の少なくとも(p+q+r)当量と反応させる
    ことを特徴とする方法〔なお、前記の各式において、D
    、X、X_1、Y、Me、p、q、r、(A)および(
    B)はそれぞれ式(1)において記載した意味を有し、
    R、R′、R″は互いに独立的に、置換されていないか
    または置換されたC_1−C_4−アルキル、置換され
    ていないかまたは置換されたアリールまたはC_7−C
    _1_2−アラールキルを意味する、そして式(2)お
    よび(3)の成分は生成する式(1)のホルマザン化合
    物が1個乃至4個のスルホ基を含有するよう選択される
    〕。 2、Dが置換されていないかまたはC_1−C_4−ア
    ルキル、C_1−C_4−アルコキシ、ハロゲン、ヒド
    ロキシル、カルボキシル、C_2−C_5−アルコキシ
    カルボニル、C_2−C_5−アルカノイルアミノ、ス
    ルホ、ニトロ、シアノおよび/またはトリフルオロメチ
    ルによって置換されたベンゼンまたはナフタレンの残基
    を意味する請求項1記載の方法。 3、Dが置換されていないかまたはスルホ、塩素、メチ
    ルおよび/またはメトキシによって置換されたベンゼン
    またはナフタレンの残基を意味する請求項1または2記
    載の方法。4、Dが置換されていないかまたはスルホに
    よって置換されたベンゼンの残基を意味する請求項1乃
    至3のいずれかに記載の方法。 5、環(A)および(B)が互いに独立的に、さらに置
    換基を有していないかまたはハロゲン、C_1−C_4
    −アルキル、C_1−C_4−アルコキシ、ニトロ、シ
    アノ、トリフルオロメチル、カルボキシル、スルホ、ス
    ルファモイル、N−モノ−C_1−C_4−アルキルス
    ルファモイルまたはN、N−ジ−C_1−C_4−アル
    キルスルファモイル、C_1−C_4−アルキルスルホ
    ニル、フェニルスルホニルおよび/またはフェノキシに
    よってさらに置換されている請求項1乃至4のいずれか
    に記載の方法。 6、環(A)および(B)が互いに独立的に、さらに置
    換基を有していないかまたはスルホ、ニトロ、塩素、メ
    チルおよび/またはメトキシによってさらに置換されて
    いる請求項1乃至5のいずれかに記載の方法。 7、環(A)および(B)が互いに独立的に、さらに置
    換基を有していないかまたはスルホによってさらに置換
    されている請求項1乃至6のいずれかに記載の方法。 8、Xがオキシ基または好ましくはカルボニルオキシ基
    である請求項1乃至7のいずれかに記載の方法。 9、Meがクロムイオン、コバルトイオン、ニッケルイ
    オン、亜鉛イオン、マンガンイオンまたは銅イオン、好
    ましくは銅イオンを意味する請求項1乃至8のいずれか
    に記載の方法。 10、式(1)の化合物が2個または3個、好ましくは
    2個のスルホ基を有している請求項1乃至9のいずれか
    に記載の方法。 11、(p+q+r)の合計が1である請求項1乃至1
    0のいずれかに記載の方法。 12、qが0であり、そしてpとrとのいずれか一方が
    1、他方が0である請求項11記載の方法。 遊離酸の形での式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、l、m、nは互いに独立的に0、1または2の
    数であり、(l+m+n)の合計は1乃至4の整数、好
    ましくは2または3、特に好ましくは2であり、そして
    pとrとのいずれか一方が1そして他方が0である)の
    化合物を製造する請求項1記載の方法。 14、pが1そしてrが0の数である請求項13記載の
    方法。 15、R、R′、R″が互いに独立的に、置換されてい
    ないかまたはヒドロキシル、カルボキシル、シアノ、ス
    ルホ、スルファトまたはハロゲンによって置換されたC
    _1−C_4−アルキル、置換されていないかまたはC
    _1−C_4−アルキル、C_1−C_4−アルコキシ
    、ハロゲン、スルホおよび/またはカルボキシルによっ
    て置換されたフェニルまたはナフチル、またはベンジル
    を意味する請求項1乃至14のいずれかに記載の方法。 16、R、R′、R″が互いに独立的にC_1−C_4
    −アルキル、好ましくはエチルを意味する請求項1乃至
    15のいずれかに記載の方法。 17、R、R′、R″が互いに独立的に、置換されてい
    ないかまたはメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、塩
    素および/またはスルホによって置換されたフェニルを
    意味する請求項1乃至15のいずれかに記載の方法。 18、R、R′、R″がエチルまたはフェニルである請
    求項1乃至15のいずれかに記載の方法。 19、Yがアミノ、そのアルキルが非置換であるかまた
    はスルホ、スルファト、ヒドロキシル、カルボキシルま
    たはフェニルによっ置換されているN−C_1−C_4
    −アルキルアミノまたはN、N−ジ−C_1−C_4−
    アルキルアミノ、シクロヘキシルアミノ、置換されてい
    ないかまたはC_1−C_4−アルキル、C_1−C_
    4−アルコキシ、アミノ、カルボキシル、スルホおよび
    /またはハロゲンによって置換されているフェニルアミ
    ノまたはナフチルアミノ、そのアルキルおよびフェニル
    が非置換であるかまたは互いに独立的に前記したごとく
    置換されているN−C_1−C_4−アルキル−N−フ
    ェニルアミノ、モルホリノ、または下記式のいずれかの
    基 −NR_6−(alk−0)_w−alk′−SO_2
    −Z(9)▲数式、化学式、表等があります▼(10) ▲数式、化学式、表等があります▼(11) 〔式中、 R_6とR_7とは互いに独立的に水素またはC_1−
    C_4−アルキル、 alkとalk′とは互いに独立的C_2−C_6−ア
    ルキレンを意味し、 wは0または1、 Zはビニルまたは式−CH_2−CH_2−Y_1の基
    (ここでY_1は−Cl、−Br、−OSO_3H、−
    SSO_3H、−OPO_3H_2、−OCO−CH_
    3またはOCO−C_6H_5を意味する)、R_5は
    水素、スルホ、メトキシまたはメチルを意味する〕であ
    る請求項1乃至18のいずれかに記載の方法。 20、Yが−NH_2または下記式のいずれかの基を意
    味する請求項19記載の方法 −NH−(CH_2−CH_2−O−)_wCH_2−
    CH_2−Z′(9′)▲数式、化学式、表等がありま
    す▼(10′) ▲数式、化学式、表等があります▼(11′) ▲数式、化学式、表等があります▼(12) 〔式中、 R_5は請求項19に記載した意味を有し、Z′はビニ
    ルまたは基−CH_2CH_2−Y′_1(ここで、Y
    ′_1は−Cl、−OSO_3Hまたは−OCOCH_
    3を意味する)を意味し、 R_2とR_3とは互いに独立的に水素、スルホ、カル
    ボキシル、アミノ、塩素、メトキシまたはメチル、 R_4は水素またはC_1−C_4−アルキル、wは0
    または1である〕。 21、(b)工程におけるケン化を12乃至14のpH
    価かつ50乃至120℃の温度において、好ましくは6
    0乃至100℃、特に好ましくは80乃至100℃の温
    度において実施する請求項1乃至20のいずれかに記載
    の方法。 22、(b)工程において式(13a)の化合物のアル
    カリ性ケン化を30分乃至2時間で実施する請求項1乃
    至21のいずれかに記載の方法。 23、2個または3個のスルホ基を有しそして式(1)
    中において、 Dが置換されていないかまたはスルホ、塩素、メチルお
    よび/またはメトキシによって置換されたベンゼンまた
    はナフタレンの残基を意味し、 環(A)および(B)が互いに独立的にさらに置換基を
    有していないかまたはスルホ、ニトロ、塩素、メチルお
    よび/またはメトキシによってさらに置換されており、 Xがオキシ基またはカルボニルオキシ基を意味し、 Meが銅イオンを意味し、 p、q、rが互いに独立的に0または1の数であって(
    p+q+r)の合計は1であり、X_1が塩素またはフ
    ッ素を意味し、 Yがアミノ、そのアルキルが場合によってはスルホ、ス
    ルファト、ヒドロキシル、カルボキシルまたはフェニル
    によって置換されているかまたは置換されていないN−
    C_1−C_4−アルキルアミノまたはN、N−ジ−C
    _1−C_4−アルキルアミノ、シクロヘキシルアミノ
    、場合によってはC_1−C_4−アルキル、C_1−
    C_4−アルコキシ、アミノ、カルボキシル、スルホお
    よび/またはハロゲンによって置換されているかまたは
    置換されていないフェニルアミノまたはナフチルアミノ
    、そのアルキルおよびフェニルが置換されていないかま
    たは互いに独立的に前記したごとく置換されたN−C_
    1−C_4−アルキル−N−フェニルアミノ、モルホリ
    ノ、または下記式のいずれかの基 −NR_6−(alk−O)_w−alk′−SO_2
    −Z(9)▲数式、化学式、表等があります▼(10) ▲数式、化学式、表等があります▼(11) 〔式中、 R_6とR_7とは互いに独立的に水素またはC_1−
    C_4−アルキル、 alkとalk′とは互いに独立的にC_2−C_6ア
    ルキレンを意味し、 wは0または1、 Zはビニルまたは式−CH_2−CH_2−Y_1の基
    (ここでY_1は−Cl、−Br、−OSO_3H、−
    SSO_3H、−OPO_3H_2、−OCO−CH_
    3またはOCO−C_6H_5を意味する)、R_5は
    水素、スルホ、メトキシまたはメチルを意味する〕であ
    る請求項1記載の式(1)の化合物の製造方法において
    、 a)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(2a) の化合物を公知方法でジアゾ化し、0乃至40℃の温度
    かつ6乃至8のpHにおいて、式▲数式、化学式、表等
    があります▼(3a) の化合物とカップリングし、このカップリングの前、間
    または後で銅供与剤を加え、 b)前記(a)で得られた遊離酸の形での式▲数式、化
    学式、表等があります▼ (13a′) のホルマザン化合物を12乃至14のpHかつ60乃至
    100℃の温度において30乃至2時間ケン化し、そし
    て c)前記(b)で得られたアミノホルマザン化合物を3
    乃至7のpHかつ0乃至50℃の温度において、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(8) の化合物と反応させることを特徴とする方法〔なお、前
    記各式中のD、(A)、(B)、X、X_1、Y、p、
    q、rはそれぞれ前記の意味を有し、そして、R_1、
    R′_1、R″_1は互いに独立的にC_1−C_4−
    アルキル、またはメチル、エチル、メトキシ、エトキシ
    、塩素および/またはスルホによって置換されているか
    または置換されていないフェニルを意味し、前記の式(
    2a)および(3a)の成分は生成される式(1)のホ
    ルマザン化合物が2個または3個のスルホ基を含有する
    ように選択される〕。 24、請求項13記載の式(1′)の化合物の製造方法
    において、 a)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(2b) の化合物を公知方法でジアル化し、0乃至40℃の温度
    かつ6乃至8のpHにおいて式 ▲数式、化学式、表等があります▼(3b) の化合物とカップリングし、このカップリングの前、間
    または後に鉱酸または低級脂肪酸の銅酸を加え、 b)前記(a)で得られた遊離酸の形での式▲数式、化
    学式、表等があります▼ (13b′) のホルマザン化合物を、12乃至14のpHかつ80乃
    至100℃の温度において30分乃至2時間アルカリ性
    条件下においてケン化し、そして c)前記(b)で得られたアミノホルマザン化合物を3
    乃至7のpHかつ0乃至50℃の温度において式 ▲数式、化学式、表等があります▼(8) の化合物と反応させることを特徴とする方法(なお、前
    記各式において、 R′″_1はエチルまたはフェニルを意味し、pとrと
    はその一方が1、そして他方が0の数、 X_1は塩素またはフッ素、 Yは−NH_2基または下記式のいずれかの基−NH−
    (CH_2−CH_2−O−)_wCH_2−CH_2
    −Z′(9′)▲数式、化学式、表等があります▼(1
    0′) ▲数式、化学式、表等があります▼(11′) ▲数式、化学式、表等があります▼(12) 〔式中、 R_5は水素、スルホ、メトキシまたはメチル、Z′は
    ビニルまたは式−CH_2CH_2Y′の基(ここでY
    ′_1は−Cl、−OSO_3Hまたは−OCOCH_
    3を意味する)を意味し、 R_2とR_3とは互いに独立的に水素、スルホ、カル
    ボキシル、アミノ、塩素、メトキシまたはメチル、 R_4は水素またはC_1−C_4−アルキルを意味し
    、wは0または1の数である〕を意味する)。 25、遊離酸の形での式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、D、(A)、(B)、Me、X、、R、R′、
    R″、p、q、rは請求項1に記載した意味を有するが
    (ただしR″はメチル基を意味することはない)の化合
    物。
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JP2008517128A (ja) * 2004-10-19 2008-05-22 ハンツマン アドバンスト マテリアルズ (スイッツァランド) ゲーエムベーハー 反応染料、その製造及びその使用

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