JPS59104673A - カラ−トナ−像の転写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は感光体や絶縁体等の潜像担持体に形成したトナ
ー像を、順次中間転写体に転写してゆ、き、最後に一括
して転写材に転写する転写装置に関するものである。

先行技術に属するカラー複写装置において、感光体上に
順次形成したトナー像を最終的に集める装置は、比較的
大きな圧力でこの感光体上（（絶えず接触している転写
ドラムから成るず。このため転写ドラム上に転写された
トナー像は、感光体との圧接により圧縮される。このト
ナーの圧縮は後に続く集められたトナー像をコピー用紙
へ転写する際に悪影響を及ぼす。

本発明の目的は、複数回の転写により層状に形成したト
ナー像を良好に転写材に転写するのを可能圧する転写装
置を提供することにある。

上記目的を達成する本発明は、潜像担持体と、この潜像
担持体に潜像を形成する手段と、この潜像を現像する現
像手段と、この現像手段により現像したトナー像を受け
る中間転写体と、この中間転写体のトナー像を転写材に
転写する手段とを有し、上記潜像担持体と中間転写体と
を転写時のみ、接触させるものである。

本発明の一実施例として電子写真方式のカラー複写装置
は、無端ベルトが多重転写したトナー像を転写するとき
のみベルトを感光体面に軽く押しつける。その結果、感
光体から多重転写されたトナーの像は中間転写体である
ベルト上に押しつぶされないように転写でき、これによ
り最終的なコピー用紙に多重転写したトナー像の良好な
転写が達成される。上記中間転写体のベルトの局長は、
本体装置の原稿の最大走査長さ、又は感光体の局長に一
致するか、・又は若干長く、なる様に選択する。しかし
、本発明では、上記ベルトの長さに関係なく、任意の大
きさに選ぶことができるという可能性を更に有する。

なぜなら、感光体はトナー像をベルトに転写した後、そ
の都度クリーニング手段を用いてその表面をクリーニン
グし新しく形成したトナー像を受けとり、同一走査の延
長のトナー像を形成できる。即ち、感光体の表面長が例
えば経済的な理由等により、より小さく保たれる際は、
同一原稿に基く同一色分解によるトナー像の転写のため
に、何度も使用できる。

ところで原稿台や走査ミラーが往復動じて、感光体に原
稿像を露光するタイプのカラー複写装置においては、こ
れら往復手段の復帰において、感光体は引き続き回転し
、同時にベルトも、この間引き続き走行し続ける。それ
故、感光体は、往復手段の復帰にともなう空転の間、ベ
ルトに転写したトナー像をベルト上に圧接しながら回転
する。これは、ベルトの上に転写したトナー像を圧縮し
てコピー用紙に転写する際に不利な作用を及ぼす。

上記往復手段の逆行等で感光体に原稿像を露も 光しない間、感光体がベルト上のトナー琳圧縮し続けな
い様にするため、発明の更に発展した形態において、ベ
ルトはこの間、感光体から離間して離れるよう、構成さ
れている。この様なベルトの接触と離脱は、リンクとプ
ランジャの組合せＫよる簡単な手段で制御される。

トナー像を転写してゆくベルトの局長が、感光体の局長
より長くて一致しないときは、感光局 体の光電導へに継ぎ目がなく形成することでベルト上の
トナー像には継ぎ目はなくなる。

ベルトが、わずかな間隙で、感光体に対向して走りぬけ
、このとき感光体と転写コロナの間に電界が生じ、この
電界による吸引力が、トナー像を感光体から、ベルトに
飛翔させる場合は、ベルトを転写の都度離脱させる事は
省略する事ができるが、転写像の解像力を低下させるこ
とがある。

転写コロナは、本発萌の実施例によれば、ベルトの支持
手段に一体的に配置される。即ち、ベルトの位置により
、感光体上のトナー像に転写のだめの電界作用を及ぼし
、ベルトが回動軸を中心に旋回して感光体から離脱する
と、コロナ放電器も共に振り離れる。

以下述べる図面には、発明の実施例が断面図で書かれて
いる。

図示のガラス板１の上には原稿が設置され、この原稿は
ランプを用いた照明手段２及び矢印３の方向に往復運動
する平面鏡４．５から構成される露光走査手段により走
査される。この原稿走査の時に、照明手段２と鏡４．５
は位置４′。

５′まで移動する。更に、鏡４は、原稿の露光された集
光点Ａと、模写用結像レンズ５の間の光路長を一定に保
つため、鏡５の２倍の速度で同方向に移動する。そして
、原稿像は固定平面鏡７を介して感光体８の表面の８点
上に結像される。上記光路の中には、４個のブルー、グ
リーン、レッド、ＮＤの各カラー用フィルター９゜ｉｏ
、１１．１２のうち所定の一つのフィルターが旋回動作
によシ中に入る。その結果、原稿の所定の色分解像が感
光体上へ露光され、各フィルターの色に対応する静電潜
像が形成される。

感光体８に対する潜像形成は、カールソンプロセスによ
υ形成され、露光前の帯電コロナ放電器は、１３で示さ
れている。上記感光体に形成した、色分解した静電潜像
を現像するためにｔ−ｊｌエロー、マゼンタ、シアン、
黒の４個の固定して取りつけられている現像装置１５．
１６゜１７．１８により現像される。

これらの各現像装置は、固定された磁核を持つ磁石ロー
ラと、その回りを回転する非磁性導電ローラー２０が回
転可能に配設しである。これが、鉄粉キャリアと絶縁ト
ナーを有する従来のカラー現像剤を感光体に送る。上記
感光体に形成した静電潜像は、この色分解フィルターに
対応した現像装置の１つＫのみ現像装置のローラー２０
にのみ、現像バイアスを印加することにより現像する。

このようにして現像された感光体上の色別のトナー像は
、転写位置Ｃまで運ばれる。この転写位置で、矢印２１
の方向に回転するベルト２２は、転写時にのみ感光体８
に接する。そして、転写用コロナ放電器２７は、現像時
に作動してトナー像を、ベルト２２上圧転写する。ベル
ト２２は、ローラー２３，２４．２５に懸回され時計方
向に回転する。

上記ベルトの長さは、原稿の走査距離以上必要であるが
、感光体の局長は、任意となりつる。

上記構成では光学系の走査エレメント４及び５が原稿の
走査を終えてスタート位置へ向けて逆行、即ち復動して
いる間、感光体８は、回転を続けるので、感光体はベル
トに転写したトナー像に接するので、すでに転写された
トナー像の上を圧接又は接触した状態で空転することに
なり得る。

上記状態はすでにベルト２２上に堆積した単色又は複数
色のトナー像を圧縮するのｋｍけることができない。こ
のためベルトが位置２２′籾回動可能な構成を有し、こ
のローラー２３は、２点鎖線の位置２３′に旋回する。

上記の如くコロナ放電器２７は、ベルトを時計方向に回
動させる際、このベルトと一体構成となっているため、
この旋回と同時に２点鎖線位置に移動する。

ベルトを回動して感光体からはずすことは、ベルトがわ
ずかな間隙を持って、感光体８のそばを通過させた場合
には、省くことができるが、解像力の点で問題を生じる
ことがある。

転写位置Ｃの前のトナー像と感光体上の電荷は、例えば
コロナ放電器２８の帯電により、消滅する。この場合、
転写範囲には、ベルト２２上へは、感光体８から、トナ
ーをとび移らせるのに充分大きい電位差を持つ電界が生
じる。

そしてベルト２２に全ての色別トナー像を転写すると、
コピー用紙が、カセット３０又は、３１から給送ローラ
ー３０ａ又は３１ａによシ供給され、転写コロナ放電器
３２とベルト２２の間に搬送される。このコロナ放電器
３２は、ベルト上に集められた上記トナー像を、そこを
通過するコピー用紙上に一一括して転写堆積する。

その後、粉像を載せたコピー用紙は、輸送ベルト３３に
より、例えば圧力によりトナー像をコピー用紙に定着す
る定着装置３４に進み、定着後、受は入れトレイ３５に
排出される。

上記構成により、ベルト上には各色トナーが１１１１次
柔らかく積層状に重ねられているので、一括転写の際、
コピー用紙上に良好に転写される。

即ち、トナーが柔らかく積層化しであるため、転写時の
７１℃界が積層状にある各色トナーのすべてに作用し、
転写効率に篩める。従って、コピー用紙への転写トナー
量を高めるばかりでなく、短時間でのトナー転写が可能
となり、コピー作成速度を高めることができる。

上記実施例におけるベルトの回動機構としては、構造用
側板にベルトと転写用放電器を一体的に支持し、この側
板を一つの軸を中心に回動自在に軸支する。そして、常
時感光体から離れる方向に上記構造用側板をばね等で付
勢しておき、必要時のみ電磁プランジャを用いて上記側
板を感光体側に回動させて、この感光体上のトナーを転
写する。なお、転写用放電器の作動は、上記側板の移動
位置を検知するマイクロスイッチ等の検出信号で制御し
ても良い。

ところで、上記実施例では中間転写体として、無端移動
する絶縁ベルト（導電基体上に絶縁樹脂層を設けたもの
）を用いたが、その他の例としては、感光体に対して接
触及び離間の両位置を取る絶縁ベルトであっても良い。

更に、カラー現像装置については黒トナーは必要に応じ
て設ければ良く、カラートナー像の形成についても、原
稿像に応じて形成する以外にも、デジタル信号により作
成されたカラー用の潜像の場合限ら にも有効である。また、感光体はドラムに翫ずベルトタ
イプでも良く、針状電極やイオン制御方式でカラー用潜
像を形成する場合、上記感光体を潜像担持体の一例であ
る絶縁ドラムに換えても良い。勿論、潜像相持体と中間
転写体とはベルト及びドラムの各形状を取シ得るので、
その組合せけ任意に選べば良い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を通用したカラー複写装置の主要部断面
図を示す。図において、８は潜像担持体であるドラム状
感光体、１５〜１８は色別の現像装置、２２は中間転写
体である絶縁ベルト、３０・３１は転写材であるコピー
用紙、３２は転写用コロナ放電器を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、転写材にトナー像を転写する装置において、潜像担
   持体と、この潜像担持体に＃電潜像を形成する潜像形成
   手段と、この潜像担持体の静電潜像をトナー現像する現
   像手段と、この現像手段によるトナー像が複数回に渡り
   転写される中間転写体と、この中間転写体に転写された
   トナー像を一括して転写材に転写する転写手段と、を有
   し、上記中間転写体を転写時に限り潜像担持体に接触さ
   せることを特徴とするカラートナー像の転写装置。