JPS5844219Y2 - 車輌用フ−ドロツクの取付構造 - Google Patents

車輌用フ−ドロツクの取付構造

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JPS5844219Y2
JPS5844219Y2 JP1980083655U JP8365580U JPS5844219Y2 JP S5844219 Y2 JPS5844219 Y2 JP S5844219Y2 JP 1980083655 U JP1980083655 U JP 1980083655U JP 8365580 U JP8365580 U JP 8365580U JP S5844219 Y2 JPS5844219 Y2 JP S5844219Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
lock mechanism
hood lock
latch
vehicle
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980083655U
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English (en)
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JPS578263U (ja
Inventor
治男 持田
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
Priority to JP1980083655U priority Critical patent/JPS5844219Y2/ja
Publication of JPS578263U publication Critical patent/JPS578263U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、車輌用フードロックの取付機構に係り、更
に詳しくはフードロック機構が脱落し不意にフードが開
くことがないようにした車輌用フードロックの取付構造
に関する。
車輌のフードには、車室内からコントロールケーブルを
介して解錠操作を行うフードロック機構が設けられてい
る。
従来のフードロック機構は第1図及び第2図に示すよう
な構造を採用している。
第1図及び第2図において、符号1で示すものはラジェ
ータコアサポートブラケットで、その前面側の所定の位
置にはフードロック機構2が取り付けられている。
フードロック機構2は中空の枠体状に形成されたハウジ
ング3を基にして組み立てられており、このハウジング
3は両側に突設された突片4を介して、ラジェータコア
サポートブラケット1にボルト5によって固定されてい
る。
ハウジング3の内側には対抗した状態でラッチ6及びロ
ッキングプレート7が軸8,9を介して回動自在に取付
けられている。
ラッチ6はロッキングブレート7方向に向かって開いた
切欠部10を有し、この切欠部10中にフード11の下
側からU字状に突出するストライカ12が嵌合される。
ロッキングプレート7はその上端を軸9によって回動自
在に軸承され、その途中にラッチ6方向に向って突設さ
れた突起13がラッチ6の切欠部10の下あご14に係
合して、ラッチ6の切欠部10中に嵌合された状態にあ
るストライカ12が離脱しないように保持しフード11
のロックを補っている。
ラッチ6とロッキングプレー1−7との間にはスプリン
グ15が張架されており、ラッチ6に対して軸8を中心
として、図中時計方向の回動習性を与え、ロッキングプ
レート7には反時計方向の回動習性を与えている。
そして、ロッキングプレート7の下端にはコントロール
ケーブル16のアウターケーシング17中に嵌合された
芯線18の一端が固定されている。
コントロールケーブル16の他端は運転席にまで導かれ
、図示していない操作バンドルに接続されており、この
操作バンドルを引くことにより、ロッキングプレート7
の軸9を中心として、スプリング15の引張り力に抗し
て、図中時計方向に回動させ、その突起13をラッチ6
の下あご14から離し、ラッチ6を自由にすると、フー
ド11自身に与えられている上方に開こうとする力によ
りストライカ12が上昇し、ラッチ6はスプリング15
の引張力も加わって、図中時計方向に回動され、ストラ
イカ12はラッチ6の拘束から逃がれる。
なお、フード11をロックしたい時にはフード11を下
方に押せばストライカ12の下方において、その切欠部
10を上方に向けて、待期状態にあるラッチ6の切欠部
10中にストライカ12が嵌合し、ラッチ6が強制的に
図中反時計方向に回動され、コントロールケーブル16
に加わる力は解放され、スプリング15の引張力のみし
が加わっていないロッキングプレート7の突起13を下
あご14が乗りこえて、突起13の下側に至り、ロック
状態が保持される。
一方、符号19で示すものはセカンダリ−ラッチで、こ
のセカンダリ−ラッチ19はフード11のインナープレ
ートに形成された開口部中に嵌入し、フード11が全開
するものを一時的に係止し、運転者の手動操作により、
その係止状態を解かないとフード11が全開できないよ
うに構成されている。
符号20で示すものはフジエータ−グリルである。
ところで、以上のような従来構造においてはフードロッ
ク機構2はボルト5によって、車体側のフードロック機
構の取付部材であるラジェータコアサポートブラケット
1に固定されるだけの取り付は構造を採用しているため
、ボルトの締めつけ不足の何らかの要因でボルトがゆる
んだ場合、フードロック機構2全体が脱落し、フード1
1が自由となり、フード11に与えられている開こうと
する力により、不意にフード11が全開し、運転者の視
野を塞ぎ大事故に発展する危険がある。
本考案はこのような従来の不都合な点を改善しようとし
てなされたもので、フードロック機構の取り付はボルト
がゆるんだ場合、ボルトが脱落しフードロック機構全体
が位置ずれしたり、脱落したりして、フードロックを行
えないようになるのを防止することができるように構成
した車輛用フードロックの取付構造を提供するものであ
る。
以上、図面に示す実施例により、本考案を詳細に説明す
る。
第3図及び第4図は本考案の一実施例を説明するもので
、図中第1図及び第2図と同一部分又は相当する部分は
同一符号をもって示し、その説明は省略する。
第3図及び第4図に示す実施例にあっては、ハウジング
3の両側の突片4の下端に保合片21を設け、この保合
片21をフードロック機構の取付部材であるラジェータ
コアサポートブラケット1側に形成された長孔22中に
嵌合させである。
保合片21は第4図に明らかなように断面が倒立り字状
に形成され、その段部29が長孔22の下側縁と接触し
うる状態で、保合片21の先端部が長孔22を通ってラ
ジェータコアサポートブラケット1の内側にのぞまされ
ている。
この保合片21の長さは長(L22の上下方向の寸法即
ち長孔22の長さよりも十分に長いが、巾は長孔22の
左右方向の寸法即ち長孔22の巾よりも狭く、係合片2
1は長孔22中に遊嵌された状態になっている。
本実施例は以上のように構成されているため、フードロ
ック機構2を固定するボルト5が何らがの理由によりゆ
るんだり、脱落したりしても、係合片21が長孔22中
に嵌合されているため、ハウジング3はラジェータコア
サポートブラケット1から脱落することがなく、フード
ロック機構2はフードのロック状態を保持することがで
きる。
又、係合片21と長孔22とはわざとがたつくように十
分な隙間を残して設定されているため、車軸の走行時に
は、その震動によって接触音が生じ、この接触音が運転
者に対して異常を知らせる警告となり、フードロック機
構2の脱落を未然に防ぐ処置をとることができる。
第5図〜第7図は本考案のそれぞれ異った他の実施例を
説明するもので、第5図に示す実施例にあってはラジェ
ータコアサポートブラケット1側に係合片23を設け、
ハウジング3の両側の突片4側に長孔24を設けである
この構造は第3図及び第4図に示す実施例と逆の構造で
あるが、フードロック機構2と車体側とを係合状態にお
くことができ、前述した実施例と全く同様の効果が得ら
れる。
第6図及び第7図に示す実施例にあっては、フードロッ
ク機構2のハウジング3の下端に断面が倒立り字状の係
合片25を設け、この保合片25をラジェータコアサポ
ートの前側に設けられ、フードロック機構の取付部材で
あるフードロックステー26の上端部に形成された長孔
27に嵌合させると共に、ボルト28によってハウジン
グ3とステー26とを結合しである。
保合片25は第7図に示すように、フードロックステー
26の前面にのぞまされる部分は長孔27の巾よりも大
きく形威しであるが、この巾広部25 aの上部の段部
30の巾は第7図に示すようにステー26の長孔27の
巾よりも小さい。
従って、フードロック機構2をステー26に取り付ける
場合は、第7図に矢印で示すように、ハウジング3を左
右いずれがの方向に90°傾斜させて巾広部25 aを
長孔27に嵌合させ、しかる後、もとに戻せば巾広部2
5 aは長孔27を横断した状態でステー26の前面に
のぞまされ、ステー26とハウジング3とは確実な保合
状態を保つことができる。
このような構造を採用してもボルト5がゆるんだり脱落
した場合にフードロック機構を保持することができ、又
、係合片25と長孔27とは十分な余裕をもって嵌合さ
れているため、ボルトのゆるみ又は脱落が生じた時、車
輌の震動により接触音を発生し、運転者に警告を与える
ことができる。
以上説明したように、本考案によれば、フードロック機
構の取付部材と、フードロック機構のいずれか一方の保
合片を設け、他方にこの保合片が嵌合する嵌合孔を形成
した構成とされているため、フードロック機構の取付ボ
ルトがゆるんだり、外れたりした場合においてもフード
ロック機構と取付部材との間の保合状態を保つことがで
き、フードロック機構の脱落を防止することができると
共に、保合部を遊嵌状態としであるため、ボルトがゆる
めば車輌の振動によって接触音が生じ、この接触音が運
転者に対して異常を知らせる警告となり、フードロック
機構の脱落を防止する処理を行うことができる。
さらに、フードロック機構をラジェータコアサポートブ
ラケットにボルト5で取付ける場合に、ハウジングに設
けた係合片21を長孔22に嵌入し仮り止めできるので
取付は作業も容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来構造を説明する正面図および
側面図、第3図および第4図は本考案の一実施例を説明
する正面図および側面図、第5図は本考案の他の実施例
を説明する側面図、第6図および第7図は本考案のさら
に他の実施例を説明する側面図および正面図である。 1・・・・・・ラジェータコアサポートブラケット、2
・・・・・・フードロック機構、3・・・・・・ハウジ
ング、5・・・・・・ボルト、6・・・・・・ラッチ、
7・・・・・・ロッキングプレート、10・・・・・・
切欠部、11・・・・・・フード、12・・・・・・ス
トライカ、13・・・・・・突起、14・・・・・・下
あご、16・・・・・・コントロールケーブル、21,
23.25・・・・・・係合片、22,24.27・・
・・・・長孔、26・・・・・・フードロツクステー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輌のフードの施錠を行うラッチとロッキングプレート
    をハウジング内に収容したフードロック機構の前記ハウ
    ジングと、車体側の前記フードロック機構の取付部材と
    のいずれか一方に、断面が倒立り字状に形成された係合
    片を下端に設けて段部を構成するとともに、他方に長孔
    を設け、前記係合片の段部の巾を前記長孔の巾より小さ
    くしたことを特徴とする車輌用フードロックの取付構造
JP1980083655U 1980-06-17 1980-06-17 車輌用フ−ドロツクの取付構造 Expired JPS5844219Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980083655U JPS5844219Y2 (ja) 1980-06-17 1980-06-17 車輌用フ−ドロツクの取付構造

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JP1980083655U JPS5844219Y2 (ja) 1980-06-17 1980-06-17 車輌用フ−ドロツクの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS578263U JPS578263U (ja) 1982-01-16
JPS5844219Y2 true JPS5844219Y2 (ja) 1983-10-06

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ID=29445973

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980083655U Expired JPS5844219Y2 (ja) 1980-06-17 1980-06-17 車輌用フ−ドロツクの取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112601694A (zh) * 2018-08-31 2021-04-02 丰田铁工株式会社 罩锁定装置的组装结构

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5536347B2 (ja) * 2009-01-14 2014-07-02 日野自動車株式会社 フードロック装置
JP6937276B2 (ja) * 2018-08-31 2021-09-22 豊田鉄工株式会社 フードロック装置の組み付け構造
JP6937277B2 (ja) * 2018-08-31 2021-09-22 豊田鉄工株式会社 フードロック装置の組み付け構造

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JPS578263U (ja) 1982-01-16

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