JPS6019874Y2 - 車輌用フ−ドロック機構の取付構造 - Google Patents

車輌用フ−ドロック機構の取付構造

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JPS6019874Y2
JPS6019874Y2 JP1980083654U JP8365480U JPS6019874Y2 JP S6019874 Y2 JPS6019874 Y2 JP S6019874Y2 JP 1980083654 U JP1980083654 U JP 1980083654U JP 8365480 U JP8365480 U JP 8365480U JP S6019874 Y2 JPS6019874 Y2 JP S6019874Y2
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JP
Japan
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hood
lock mechanism
latch
bolt
hood lock
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980083654U
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English (en)
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JPS578262U (ja
Inventor
治男 持田
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
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Publication of JPS578262U publication Critical patent/JPS578262U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は車輌用フードロック機構の取付構造に係り、
更に詳しくはフードロック機構が脱落して不意にフード
が開くことがないようにした車輌用フードロック機構の
取付構造に関する。
車輌のフードには車室内からコントロールケーブルを介
して解錠操作を行なうフードロック機構が設けられてい
る。
従来のフードロック機構は例えば昭和5杯11月、日産
自動車株式会社発行のNl5SANサ一ビス周報第40
1号(BL−5)ブルーバード910の第148頁ある
いは昭和5岬4月20日、株式会社山海堂発行の自動車
工学全書1堵「乗用車の車体」第147頁第4・40図
に示されるもの、または第1図および第2図に示すよう
な構造を採用している。
第1図および第2図において符号1で示すものは車体構
成部品としてのラジェータコアサポートブラケットで、
その前面側の所定の位置にはフードロック機構2が取り
付けられている。
フードロック機構2は中空の枠体状に形成されたハウジ
ング3を基に組立てられており、このハウジング3は両
面に突設された突片4を介してラジェータコアサポート
ブラケット1にボルト5によって固定されている。
ハウジング3の内側には対向した状態でラッチ6および
ロッキングプレート7が軸8,9を介して回動自在に取
付けられている。
ラッチ6はロッキングプレート7方向に向って開いた切
欠部10を有腰この切欠部10中にフード11の下側か
らU字状に突出するストライカ12が嵌合される。
ロッキングプレート7は上端を軸9によって回動自在に
軸承され、その途中にラッチ6方向に向って突設された
突起13がラッチ6の切欠部10の下あご14に係合し
てラッチ6の切欠部10中に嵌合された状態にあるスト
ライカ12が離脱しないように保持し、フード11のロ
ックを行なっている。
ラッチ6とロッキングプレート7との間にはスプリング
15が張架されており、ラッチ6に対して軸8を中心と
して図中時計方向の回動習性を与え、ロッキングプレー
ト7には反時計方向の回動習性を与えている。
そして、ロッキングプレート7の下端にはコントロール
′ケーブル16のアウタケーシング17中に摺動自在に
嵌合された芯線18の一端が固定されている。
コントロールケーブル16の他端は運転席にまで導かれ
、図示していない操作ハンドルに接続されており、この
操作ハンドルをを引くことによりロッキングプレート7
を軸9を中心としてスプリング15の引張力に抗して、
図中時計方向に回動させ、その突起13をラッチ6の下
あご14から離し、ラッチ6を自由にすると、フード1
1自身に与えられている上方に開こうとする力により、
ストライカ12が上昇し、ラッチ6はスプリング15の
引張力も加わって、図中時計方向に回動され、ストライ
カ12はラッチ6の拘束からのがれる。
なお、フード11をロックしたい時には、フード11を
下方に押せば、ストライカ12の下方において、その切
欠部10を上方に向けて、待期状態にあるラッチ6の切
欠部10中にストライカ12が嵌合し、ラッチ6が強制
的に図中反時計方向に回動され、コントロールケーブル
16に加わる力は解放され、スプリング15の引張力の
みしか加わっていないロッキングプレート7の突起13
を下あご14が乗りこえて、突起13の下側に至り、ロ
ック状態が保持される。
一方、符号19で示すものは、セカンダリ−ラッチで、
このセカンダリ−ラッチ19は、フード11のインナー
パネルに形成された開口部中に嵌入し、フード11が全
開するのを一時的に係止し、運転者の手動操作により、
その係止状態を解かないとフード11が開かないように
構成されている。
符号20で示すものは、ラジェータグリルである。
ところで、以上の様な従来構造においては、フードロッ
ク機構2はボルト5によって、ラジェータコアサポート
ブラケットに固定されるだけの取り付は構造を採用して
いるため、ボルトの締め付は不足等の何らかの要因でボ
ルトがゆるんだ場合、フードロック機構2全体が脱落し
、フード11が自由となり、フード11に与えられてい
る開こうとする力により、ふいにフード11が全開し、
運転者の視野を塞ぎ、大事故に発展する危険がある。
本考案は、このような従来の不都合な点を改良しようと
してなされたもので、フードロック機構の取り付はボル
トがゆるんだ場合、ボルトが脱落し、フードロック機構
全体が脱落することがないように構成した車輌用フード
ロック機構の取付構造を提供するものである。
以下第3図及び第4図に示す実施例により、本考案を詳
細に説明する。
第3図及び第4図において、第1図又は第2図と同一部
分あるいは相当する部分には同一符号を符し、その説明
は省略する。
第3図及び第4図に示す実施例においては、フード11
の下面を構成するインナーパネル21の一端をストライ
カ12の部分をよけて、ボルト5の前方に延在させ、ス
トッパ22としである。
ストッパ22は舌片状の構造でよく、ボルト5の前面を
おおうように、これに極めて接近した状態で配置される
ストッパ22は少くとも一個設ければよい。
その理由はフードロック機構2は通常2〜3本のボルト
5によって固定されるが、いずれか1本のボルトがゆる
み、そのボルトの前面にストッパ22が配置されていた
場合、ボルト5の頭部がストッパ22に接触し、走行中
の震動に伴い接触音を発生すると共に、ボルト5の脱落
を阻止するが、この接触音が運転者に対して異常を知ら
せる警告ともなり、運転者は車輌を止めて、点検するこ
とができ、フードロック機構2の脱落前に脱落を防止す
る処置を行うことができ、危険を未然に防ぐことができ
るからである。
しかし、安全度を高めるためには取り付はボルトのそれ
ぞれに一対一に対応した状態でストッパ22を設ける方
が望ましい。
またストッパ22は、上記例ではフードのインナーパネ
ルを延長して形成したが、刷板を溶接等によりフードか
ら一体的に取付けてもよい。
このようにストッパ22がフード11と一体であるため
、フード11が閉じている限りボルト5の脱落を阻止す
ることができる構造とされているが、フード11が開い
ている時には、ボルト5の脱落を阻止することができな
い。
しかし、フード11が開いている場合は車輌は停止状態
にあり、ボルトがゆるむような震動が与えられるはずが
なく、フードロック機構2が脱落する危険は全くない。
また、ロック機構を取りはずして修繕する場合にボルト
を取りはずすのに何らの障害がない。
以上説明したように、本考案によれば、フードと一体に
ストッパを設け、このストッパの先端をフードロック機
構を取り付けるボルトの頭部の前面にのぞませた構造を
採用しているため、ボルトがゆるんでもその脱落を防止
することができると共ニ、走行時の震動によりストッパ
とボルトの間に接触音が生じ、この接触音が運転者に対
する異常を知らせる警告となり、フードロック機構の脱
落防止の処置を行うことができ、ふいにフードが開き大
きな事故につながるという危険を確実に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来のフードロック機構を説明する
正面図及び側面図、第3図及び第4図は本考案の一実施
例を説明する正面図及び側面図である。 1・・・・・・ラジェータコアサポートブラケット、2
・・・・・・フードロック機構、3・曲・ハウジング、
5・・・・・・ボルト、6・・・・・・ラッチ、7・・
・・・田ツキングプレート、10・・・・・・切欠部、
12−・・曲ストライカ、15・・・・・・スプリング
、16・・・・・・コントロールケーブル、19・・・
・・・セカンダリ−ラッチ、21・・・・・・インナー
パネル、22・・・・・・ストッパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輌のフードの施錠を行なうラッチとロッキングプレー
    トを有するロック機構をハウジング内に収容し、該ハウ
    ジングをボルトにより車体に固定した構造であって、フ
    ードロック時に前記ボルトの頭部の前面側に近接位置し
    て該ボルトの脱落を阻止する舌片状のストッパを、前記
    フードと一体に形成したことを特徴とする車輌用フード
    ロック機構の取付構造。
JP1980083654U 1980-06-17 1980-06-17 車輌用フ−ドロック機構の取付構造 Expired JPS6019874Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980083654U JPS6019874Y2 (ja) 1980-06-17 1980-06-17 車輌用フ−ドロック機構の取付構造

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JP1980083654U JPS6019874Y2 (ja) 1980-06-17 1980-06-17 車輌用フ−ドロック機構の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS578262U JPS578262U (ja) 1982-01-16
JPS6019874Y2 true JPS6019874Y2 (ja) 1985-06-14

Family

ID=29445972

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JP1980083654U Expired JPS6019874Y2 (ja) 1980-06-17 1980-06-17 車輌用フ−ドロック機構の取付構造

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JPS578262U (ja) 1982-01-16

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