JPH0625506B2 - 車両用フ−ドロツク装置 - Google Patents

車両用フ−ドロツク装置

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JPH0625506B2
JPH0625506B2 JP14678386A JP14678386A JPH0625506B2 JP H0625506 B2 JPH0625506 B2 JP H0625506B2 JP 14678386 A JP14678386 A JP 14678386A JP 14678386 A JP14678386 A JP 14678386A JP H0625506 B2 JPH0625506 B2 JP H0625506B2
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JP
Japan
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plate
latch
mounting shaft
locking
hood
Prior art date
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JP14678386A
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JPS634183A (ja
Inventor
幹雄 本間
初夫 早川
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OI SEISAKUSHO CO Ltd
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OI SEISAKUSHO CO Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は車両用フードロック装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、自動車のフードをロック及びロック解除を図るフ
ードロック装置としては、例えば、実開昭57−826
2号公報記載のものがある。
このフードロック装置は第7図に示す如くラジエータコ
アサポートブラケット等の車体101に固着されるベー
スプレート103に、フード(図示していない)の閉時
にストライカ105と係脱自在に噛み合うラッチ107
と、噛み合い時のラッチ107を拘束又は拘束解除する
ロッキングプレート109とが設けられ、ロッキングプ
レート109はコントロールケーブル111によって作
動制御されると共にケーブル111の索引(矢印)で拘
束解除される構造となっている。
なお、113はセカンダリラッチを示している。
[発明が解決しようとする問題点] かかるフードロック装置において、衝突時によりフード
ロックに衝撃荷重が作用してストライカ105に上向き
の力、即ち、フードが開く方向に荷重が働くとストライ
カ105と噛み合い状態にあるラッチ107のラッチ取
付軸115とロッキングプレート109のプレート取付
軸117とに集中荷重が作用する。この時、片持ちの状
態でベースプレート103に支持された各取付軸115
・117はストライカ進入溝119を中心として中折れ
状態にベースプレート103が変形する際に各取付軸1
15・117の頭(カシメ部分)が外れる等してラッチ
107とロッキングプレート109の位置が大きく変位
し拘束が解除される恐れがあった。
この場合、ベースプレート103を始めとしてラッチ1
07及びロッキングプレート109を肉厚にして強度ア
ップを図る対応策が一般に考えられるが軽量化の面で望
しくないことと、また、肉厚にすると加工性の面に影響
が起きる問題がある。
そこで、この発明は衝撃荷重が作用した時に簡単な工夫
によってラッチとロッキングプレートの拘束状態を確実
に確保し得るようにした車両用フードロック装置を提供
することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するために、この発明は、フード又は車
体側のいずれか一方に設けられるベースプレートに、フ
ードの閉時にストライカと係脱自在に噛み合うラッチ
と、噛み合い時のラッチを拘束又は拘束解除するロッキ
ングプレートを備えたフードロック装置において、前記
ラッチのラッチ取付軸及びロッキングプレートのプレー
ト取付軸にサブプレートを固着し、サブプレートとベー
スプレートとで前記ラッチ及びロッキングプレートを挾
みつけると共にラッチ取付軸及びプレート取付軸を両端
支持する一方、前記サブプレートに、前記ベースプレー
トを貫通する突起体を設けて取付部材とし、その突起体
に、抜け止めを兼ねる機能部品の係止部を取付けてあ
る。
[作用] かかる装置において、フードの閉時にストライカはラッ
チと噛み合うと共にロッキングプレートによって拘束さ
れる。
一方、フードロック装置に衝突時の衝撃荷重が作用して
ラッチ取付軸とプレート取付軸とに集中荷重が働くと、
サブプレートはベースプレートより外方へ浮き上がる作
用が働くが、この時突起体に設けられた係止部がベース
プレートと当接してサブプレートの浮き上がりによる変
形を小さく抑えるようになる。この結果、ラッチとスト
ライカの噛み合い状態が保持され、安全性が確保される
ようになる。また、突起体によって専用の取付部材が不
要となる。
[実施例] 以下、第1図乃至第6図の図面を参照しながらこの発明
の一実施例を詳細に説明する。
図中1はフードロック3のベースプレートを示してい
る。ベースプレート1にはフード(図示していない)の
閉時にストライカ5と係脱自在に噛み合うラッチ7がラ
ッチ取付軸8によって回転自在に枢着されている。ベー
スプレート1の取付部1a は図外の車体にボルト及びナ
ット等による締結手段によって固着される。
ベースプレート1には、前記フードの閉時にストライカ
5と係脱自在に噛み合うラッチ7(第2図2点鎖線)の
外に噛み合い時のラッチ7を拘束する拘束位置(第2
図)とその拘束位置より反時計方向に回動して拘束を解
除する拘束解除位置とに回動可能なロッキングプレート
9と、フードに形成された係合部(図示していない)と
噛み合い可能なセカンダリラッチ11がそれぞれ装着さ
れ、ラッチ7及びロッキングプレート9はストライカ進
入溝Wを挾んで左右に設けられている。
ラッチ7は、コイルばね等から成る第1付勢ばね13に
よって常時噛み合い待機位置(第2図実線)に付勢さ
れ、一端はラッチ7のフランジ部7a に、他端はベース
プレート1の取付け部15にそれぞれ係合されている。
ロッキングプレート9は、プレート取付軸21を支点に
回転可能で第2付勢ばね17によって拘束位置(第2
図)へ常時付勢されている。拘束位置のロッキングプレ
ート9は、該プレート主体部に形成された係合凸部9a
がラッチ7の係合部7a と係脱自在に係合し合うことで
ストライカ5と噛み合うラッチ7を拘束するようにな
る。また、ロッキングプレート9のプレート主体部に
は、拘束位置(第2図)のロッキングプレート9を拘束
解除位置へ回動させるワイヤケーブル19が連結される
と共に該ケーブル19は図外の手元操作部(図示してい
ない)と連動連繋している。
一方、前記ラッチ取付軸8とプレート取付軸21にはサ
ブプレート23が固着され、サブプレート23とベース
プレート1とによって前記ラッチ7及びロッキングプレ
ート9を挾持した状態で、かつ、ラッチ取付軸8とプレ
ート取付軸21をカシメPによって両端支持している。
サブプレート23には突起体25が一体に設けられてい
る。突起体25は、ベースプレート1に穿設された閉口27
より反対側に突出し、機能部品となる付勢ばね取付用の
取付部材となっている。ベースプレート1を貫通した突
起体25には開口27の縁と当接し合う係止部29が設
けられている。
係止部29はセカンダリラッチ11のフック部31を作
動位置(第2図実線)に付勢する付勢ばね33のばね端
末33a を利用しており、該ばね端末33a は突起体2
5と係合し、他方のばね端末33b はセカンダリラッチ
11の取付部37と係合している。
なお、ばね端末33a は極太のばね鋼となっておりスト
ッパーとして充分な機能が得られるようになっている。
第5図及び第6図は係止部29の変形例を示したもので
ある。
第5図の係止部29は突起体25に車巾方向へほぼ90
゜屈曲する屈曲部39を設け、該屈曲部39に前記付勢
ばね33のばね端末33a が係合されている。この場
合、突起体25から屈曲部39までの寸法d と開口27
の車巾方向の開口幅DとはD>d の関係に設定され突起
体25が支障なく貫通し得るようになっている。
第6図の係止部29は突起体25を開口27の開口縁2
7a に沿って下向きに90゜屈曲した後、さらに、水平
に屈曲され、その延長端に前記付勢ばね33のばね端末
33a が係合されている。これら、各実施例の当り面2
5a 及び屈曲部39の係止部29はばね端末33a に比
較して良り確実なストッパー機能が確保されるようにな
る。
なお、41はセカンダリラッチ11を非作動状態(第1
図鎖線)に作動させる手動操作部、43はセカンダリラ
ッチ装置決め用のストッパーをそれぞれ示してる。
このように構成された、フードロック装置によれば、フ
ードの閉時にストライカ5はストライカ進入溝Wより進
入しラッチ7と噛み合う、と同時にラッチ7の係合部7
a とロッキングプレート9の係合凸部9a が係合しラッ
チ7は拘束された状態が得られる。
一方、ラッチ7の拘束時において、フードロック3に衝
突時の衝撃荷重が作用した場合に、例えば、ストライカ
5に上向き、即ち、フードが開く方向に荷重が働くとラ
ッチ取付軸8及びプレート取付軸21に集中荷重が加わ
り、サブプレート23はベースプレート1より離れる方
向に浮き上がる作用が働くが、この時、突起体に設けら
れた係止部がベースプレート1と当接してサブプレート
23の浮き上がりによる変形を小さく抑えるようにな
る。
この結果、ラッチ7とストライカ5は噛み合い状態が保
持され、安全性が確保される。
[発明の効果] 以上、説明したように、この発明のフードロック装置に
よれば、ベースプレートを貫通すると共にサブプレート
に設けられた突起体によって、専用の取付部材が不要に
なる。
また、衝突時に作用する剥離荷重に対してサブプレート
は、大きく変形することなく確実に踏んばるようになる
ために、ラッチとストライカの噛み合い状態を確実に確
保する。この結果、サブプレートによってラッチ取付軸
及びプレート取付軸の支持剛性が向上し、安全性を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のフードロック装置の正面図、第2図
は同上の背面図、第3図は第2図のIII−III線断面図、
第4図は係止部を示した要部の斜視図、第5図、第6図
は係止部の別の実施例を示した第4図と同様の斜視図、
第7図は従来例を示した第1図と同様の正面図である。 主要な図面符号の説明 1……ベースプレート 2……ストライカ 7……ラッチ 8……ラッチ取付軸 9……ロッキングプレート 21……プレート取付軸 23……サブプレート 25……突起体 29……係止部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フード又は車体側のいずれか一方に設けら
    れるベースプレートに、フードの閉時にストライカと係
    脱自在に噛み合うラッチと、噛み合い時のラッチを拘束
    又は拘束解除するロッキングプレートを備えたフードロ
    ック装置において、前記ラッチのラッチ取付軸及びロッ
    キングプレートのプレート取付軸にサブプレートを固着
    し、サブプレートとベースプレートとで前記ラッチ及び
    ロッキングプレートを挾みつけると共にラッチ取付軸及
    びプレート取付軸を両端支持する一方、前記サブプレー
    トに、前記ベースプレートを貫通する突起体を設けて取
    付部材とし、その突起体に、抜け止めを兼ねる機能部品
    の係止部を取付けたことを特徴とする車両用フードロッ
    ク装置。
JP14678386A 1986-06-25 1986-06-25 車両用フ−ドロツク装置 Expired - Lifetime JPH0625506B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14678386A JPH0625506B2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25 車両用フ−ドロツク装置

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JP14678386A JPH0625506B2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25 車両用フ−ドロツク装置

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JPS634183A JPS634183A (ja) 1988-01-09
JPH0625506B2 true JPH0625506B2 (ja) 1994-04-06

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JP14678386A Expired - Lifetime JPH0625506B2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25 車両用フ−ドロツク装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7261337B2 (en) 2003-06-09 2007-08-28 Ohi Seisakusho Co., Ltd. Hood latch device for motor vehicle

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US7261337B2 (en) 2003-06-09 2007-08-28 Ohi Seisakusho Co., Ltd. Hood latch device for motor vehicle

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JPS634183A (ja) 1988-01-09

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