JPS5832284A - ラジオ受信機付テ−プレコ−ダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はラジオ受信機付テープレコーダに関し、その目
的とするところは従来のラジオ受信機−一ブレコーダが
備えている構成をそのまま利用し、何ら特別な回路を組
込むことなしにテープレコーダの動作をリモートコント
ロールできるようにすることにある。

従来のラジオ受信機付テープレコーダの中にはマイヤレ
スマイクロホンの送信スイッチをオン。

オフすることによってテープレコーダの動状態を変える
ことができるようにしたものがあったが、このテープレ
コーダには、ワイヤレスマイクロホンからの送信電波の
有無を検出しテープ走行駆動用モータ等を制御する専用
の回路が組込まれており、その分コスト高となってしま
うことから、多数の機種に適用されるには至らなかった
。

本発明はこのような従来の欠点を解消し、従来のラジオ
受信機付テープレコーダが備えている構成をそのまま利
用してリモートコントロールが行なえるようにしたもの
であり、以下にその一実施例について図面と共に説明す
る。図において１は受信アンテナ、２は高周波増幅回路
、３は周波数変換回路、４は中間周波増幅回路、６はＦ
Ｍ／ＡＭ検波回路、６はＦＭステレ芽復調回路、７はス
テレオ表示器であり、これらはラジオ受信機部８を構成
している。一方、９は録音再生・ヘッド１０、テープ走
行駆動用モータ１１を含むテープ駆動機構、’１２．１
３は録音再生兼用増幅器、１４はテープ駆動機構制御回
路、１６は操作回路であり、−ダ部１ｅを構成している
。

１７．１８は低周波増幅回路、１９　、２０はスピーカ
で、これらは出方増幅部２１を構成している。

２．２〜２６は連動するラジオ・テープ切換スイッチで
、固定接点ａはラジオ側接点、固定接点すはテープレコ
ーダ側接点である。２６は電源端子である。　　′　　
　　　・ ここまでの構成は一般的なラジオ受信機付テープレコー
ダに用いられているもので、次のように動作する。

まず切換スイッチ２″２〜２６を固定接点ａ側に切換え
ると、ラジオ受信機部８に電源子Ｂが供給され、ラジオ
放送受信動作力１行なわれる。この時。

受信される放送がＦＭステレオ放送であれば、ステレオ
撞調回路６で検出されたステレオパイロット信号２７に
よりステレオ表示器７が点灯されてステレオ放送受信中
であることが表示されるとともに、樟波回路６からのス
テレオ合成信号が左。

右チャンネル信、号に分離され、切換スイッチ２４゜２
６から出力増幅部２１に送られてステレオ音が拡声され
る。この時、スイ、Ｚチ２２．２３を順姿介してテープ
レコーダ部１６にも電源が印加されているので、たとえ
ば操作回路１６で録音操作をワなうと、モータ１１が回
転を開始し、図示しない磁気テープが定速走行され、ス
テレオ復調回路６からの出力信号が増幅器１２，１３か
らヘッド１ｏを介して上記テープにステレオ録音される
。

次に切換スイッチ２２〜２６を固定接点す側に切換える
と、テープレコーダ部１６にのみ電源子Ｂが印加される
ので、たとえばこのテープレコーダ部１６を再生操作す
るとヘッド１ｏで検出されたテープ再生信号が増幅器１
２．１３で増幅され切換スイッチ２４，２．５から出力
増、幅部２１に送られて拡声されぞ。

このような構成に加えて、本実施例では切換ス′イッチ
２２　、２＊の固定接点ａ同士をスイッチ２７で接続し
ている。このスイッチ２７は切換スイッチ２２〜２５を
テープレコーダ側すなわち固定接点す側に切換えたとき
にもラジオ受信機部８に通電して、これを動作させるた
めのものである。またステレオ復調回路６からのパイロ
ット信号出力端をスイッチ２８を介してテープ駆動機構
制御回路１４に接続している。′このスイッチ２８はパ
イロット信号２７によってたとえばモータ１１を回転さ
せ、パイロット信号２７が消滅するとモータ１１が停止
されるようにするためのものである。

このような本実施例において、次にその動作を説明する
。切換スイッチ２２〜２６を固定接点す側すなわちテー
プレコーダ側にし、かつスイッチ２７．２８を閉じた状
態で、テープレコーダ部１６を再生操作したものとする
。このとき、ステレオ復調回路６からパイロット信号が
出力されていないと、制御回路１４を構成するトランジ
スタの１つにＬンベル信号が印加されてオフとなり、モ
ータ１１は回転されない。ラジオ受信機部８の同一をと
り、ＦＭステレオ放送に同調をとりステレオ表示器７が
点灯したとき、上記トランジスタの１つにはＨレベル信
号が印加されてオンとなりモータ１１は回転し、テープ
レコーダ部１６は再生状態となって、スピーカ１９　、
２０からその再生音が拡声される。この状態で上記ＦＭ
ステレオ放送し、テープレコーダ部１６は一時停止状態
となる。

このように予めテープレコーダ部１６を再生等の一作可
能′な状態にしておき、ラジオ受信機部８の同調つまみ
を操作してＦＭステレオ放送に同調をとったり、同調を
外したりすることによって上記テープレコーダ部１６を
予め設定した動作状態にしたり一時停止状態にｔたりす
ることができる。

すなわち同調つまみの操作によってテープレコーダ部１
６をリモートコント“ロールすることができる。この場
合、同調をとってパイロット信号が出力されたときにモ
ータ１１を停止さ゛せ、パイロット信号が消滅したとき
にモータ１１を回転させるよう′にすることもで・きる
。また上記場合、テープレコーダ部１６を録音動作させ
たとき、図示しないマイクロホンからの信号も録音入力
としてテープレコーダ部に加えられるので、ラジオ受信
機部８からの出力信号を録音入力としたくない場合には
、ステレオ復調回路６の出力側にミニ−ティングスイッ
チを設け、ステレオ復調回路６の出力がテープレコーダ
部１６に入力されないようにしておけばよい。上記スイ
ッチ２７．２８及びミニ−ティングスイッチは連動して
オン、オフが切換えられるようにしておけば便利である
。

ところで上記実施例では、ラジオ受信機部８の同調操作
をリモートコントロールの操作としたが、マイヤレスマ
イクロホンを用いてもこれを行なうことができる。すな
わちワイヤレスマイクロホンの送信電波をステレオパイ
ロット信号１９ＫＨｚで変調するようにし、この電源を
ラジオ受信機部８で受信するとステレオ復調回路６から
ノ（イロ１ット信号２７が出力される。した返ってワイ
ヤレスマイクロホンの送信スイッチをオン、オフしたり
あるいはステレオパイロット信号による変調を行なった
り止めたりすることでテープレコーダ部１６を先述と同
様にリモートコントロールすることができる。゛ なお切換スイッチ２２〜２６の切換位置の１つにラジオ
受信機部、テープレコーダ部いずれにも通電されてスピ
ーカからの出力音をテープレコーダ部１６からの信号の
みとすることができる位置があればスイッチ２７は不要
である。またスイッチ２７がなくとも、切換スイッチ２
２〜２６を固定接点ａ側すなわちラジオ側にしてＦＭス
テレオラジオ放送信号をテープレコーダ部１６で録音し
ている場合、予玩スイッチ２８をオンにしておけば、ス
テレオ放送が終了すると同時に自動的にテープの走行を
止めてテープの無駄使いを防止できるという便利さがあ
る。また制御回路１４がロジックコントロール方式のも
のであれば録音、再生。

停止、一時停止、早送り１巻戻しの各モード間の移行を
パイロット信号の“有無によって行なうことができる。

以上説明したように本発明のラジオ受信機付テープレコ
ーダはステレオ復調回路からのステレオハイロット信号
をテープレコーダ部の動作制御回路に印加するように結
線したものであり、ステレオハイロット信号の有無によ
りチープレコータ部の動作状態を変化させることができ
、よってラジオ受信機部の同調操作、パイロット信号に
よる変調電波を送信できるワイヤレスマイクロホンのオ
ン、オフ操作でテープレコーダ部の動作をリモートコン
トロールすることができ、従来のラジオ受信機はテープ
レコーダに専用の回路を組込むことなく、若干の結線の
追加だけで至って簡単にリモートコントロール機能を付
加することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例におけるラジオ受信機付テープ
レコーダのブロック図である。 ６・・：・・・・ステレオ復調回路、７・・・・・・ス
テレオ表示器、８・・・・・・ラジオ受信機部、１４・
・・・・・テープ駆動機構制御回路、１６・・・・・・
・テープレコーダ部、２１・・・・・・・出力増幅部、
２２〜２６・・・・・・切換スイッチ、２７．２８　−
・・・・スイッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ＦＭステレオ放送が受信可能なラジオ受信機部とテープ
   レコーダ部を同一筐体に内蔵し、上記ラジオ受信機部と
   テープレコーダ部を互に独立して同時に動作させること
   ができるように構成し、かつ上記ラジオ受信機部のステ
   レオ゛復調回路で検出されるステレオパイロット信号を
   ステレオ表示器に印加するとともに上記ステレオパイロ
   ット信号をテープレコーダ部の動作制御回路に印加する
   ようになし、上記ステレオパイロット信号の有無により
   テープレコーダ部の動作状態を変化させるように構成し
   たラジオ受信機付テープレコーダ。