JPH0416311Y2 - - Google Patents

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JPH0416311Y2
JPH0416311Y2 JP1982178704U JP17870482U JPH0416311Y2 JP H0416311 Y2 JPH0416311 Y2 JP H0416311Y2 JP 1982178704 U JP1982178704 U JP 1982178704U JP 17870482 U JP17870482 U JP 17870482U JP H0416311 Y2 JPH0416311 Y2 JP H0416311Y2
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circuit
signal
radio receiving
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magnetic tape
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JP1982178704U
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【考案の詳細な説明】 (イ) 技術分野 本考案はテープレコーダー特にFMラジオ受信
回路を備えたテープレコーダーの制御回路に関す
る。 (ロ) 背景技術 最近ラジオ受信機とテープレコーダーとを組合
わせたラジオ付テープレコーダーが普及している
が斯かる装置に使用されるラジオ受信機はFM放
送を受信する機能を一般に備えている。また音声
信号をFM変調して送出するマイクロフオン即ち
ワイヤレスマイクロフオンが販売されており、斯
かるワイヤレスマイクロフオンとラジオ付テープ
レコーダーとを併用すれば離れた位置の信号を磁
気テープに録音することが出来る。テープレコー
ダーによつて録音動作を行なう場合録音信号の
有・無にかかわらず磁気テープは走行するため録
音信号が無い場合の磁気テープの走行は無駄にな
る。斯かる点を改良した技術として録音信号があ
るときのみ磁気テープを走行せしめるようにした
ものがあるが斯かる機能を備えたテープレコーダ
ーは音声制御回路の動作不動作を選択するスイツ
チを一般に備えている。また、一般にFM放送信
号を受信する受信装置は、局間のように受信信号
が無い場合や受信信号が有つてもそのレベルが所
定のレベル以下の状態にあるときに、雑音信号と
なるオーデイオ信号の出力を阻止する回路、所謂
ミユーテイング回路を備えている。そして、斯か
るミユーテイング回路を備えた受信装置は、該ミ
ユーテイング回路の動作・不動作を選択するスイ
ツチを備えている。 (ハ) 考案の目的 本考案はFMラジオ受信回路を備えていると共
に音声信号の有・無によつて磁気テープの走行を
制御するようにした機能を備えたテープレコーダ
ーの制御回路を提供しようとするものである。 (ニ) 考案の実施例 図示した回路は本考案の制御回路の一実施例で
ある。同図において、1はFM信号を受信する
FMラジオ受信回路であり、局間のように受信信
号が無い場合や受信信号が有つてもそのレベルが
所定のレベル以下の状態にあるときに、雑音信号
となるオーデイオ信号の出力を阻止するミユーテ
イング回路を備えている。2は前記FMラジオ受
信回路1より出力されるオーデイオ信号が入力さ
れると共に該信号を増幅する録音用増幅回路、3
は該録音用増幅回路2によつて増幅された録音信
号がバイアス発振回路(図示せず)からのバイア
ス信号とともに印加されると共に該信号を磁気テ
ープに録音する録音ヘツドである。4は磁気テー
プを駆動する電動機、5は該電動機4の回転駆動
及び速度制御動作を行なう電動機制御回路、6は
該電動機制御回路5への電源供給路内にコレク
タ・エミツタ路が挿入接続された第1制御トラン
ジスターである。は前記FMラジオ受信回路1
より出力されるオーデイオ信号の有・無を検出す
る信号検出回路であり、該オーデイオ信号が入力
されると共に該信号を増幅する増幅回路8、該増
幅回路8によつて増幅された信号を整流すると共
にコンデンサー9,10及びダイオード11,1
2より成る整流回路13とより構成されている。
14はエミツタが接地されていると共にベースが
抵抗15を介して前記整流回路13を構成するコ
ンデンサー10の充電側端子に接続された第2制
御トランジスターであり、そのコレクタは抵抗1
6を介して前記第1制御トランジスター6のベー
スに接続されている。17は前記FMラジオ受信
回路1に組込まれているミユーテイング回路の動
作・不動作を制御する制御端子であり、該制御端
子17が接地されるとミユーテイング回路が動作
するように構成されている。18は前記FMラジ
オ受信回路1を構成するミユーテイング回路の動
作・不動作を制御する選択スイツチであり、前記
FMラジオ受信回路1の制御端子17に接続され
ている第1端子a、前記第2制御トランジスター
14のコレクタに接続されている第2端子b及び
接地されている共通端子cを備えている。 以上の如く本考案は構成されており、次に動作
について説明する。まず選択スイツチ18が図示
した状態即ち第1端子aと共通端子cとが短絡さ
れた状態にある場合について説明する。斯かる状
態では選択スイツチ18によつてFMラジオ受信
回路1の制御端子17が接地された状態にあり、
該FMラジオ受信回路1を構成するミユーテイン
グ回路は動作状態にある。従つて、FMラジオ受
信回路1へ入力される電波の電界強度が弱くなつ
たり、ワイヤレスマイクのスイツチをオフにする
ことによつて電波が無くなると、前記ミユーテイ
ング回路の働きによりオーデイオ信号である雑音
信号の出力動作が阻止されることになる。斯かる
状態において、テープレコーダーの録音操作をす
るとFMラジオ受信回路1より得られる信号を録
音する状態になるが斯かる状態では電動機制御回
路5への電源供給を行なう第1制御トランジスタ
ー6は第2制御トランジスター14によつて制御
される状態にある。従つてFMラジオ受信回路1
からのオーデイオ信号が無い状態では第2制御ト
ランジスター14が非導通状態にあり、該第2制
御トランジスター14によつて制御される第1制
御トランジスター6は非導通状態にある。前記第
1制御トランジスター6が非導通状態にあるとき
には電動機制御回路5に電源が供給されないので
電動機4は回転駆動されることはなく磁気テープ
は走行駆動されない。斯かる状態において、FM
ラジオ受信回路1より例えば、オーデイオ信号で
ある音声信号が出力されると該音声信号は録音用
増幅回路2によつて増幅された後バイアス発振回
路からのバイアス信号と共に録音ヘツド3に印加
される。またFMラジオ受信回路1からの音声信
号は信号検出回路を構成する増幅回路8に入力
されて増幅される。前記増幅回路8により増幅さ
れた信号は整流回路13に印加されて整流された
後第2制御トランジスター14のベースに印加さ
れる。その結果該第2制御トランジスター14が
導通し第1制御トランジスター6を導通状態に反
転せしめる。前記第1制御トランジスター6が導
通すると該トランジスター6のエミツタ・コレク
タ路を通して電動機制御回路5に電源が供給され
るので電動機4は該電動機制御回路5によつて回
転駆動される。該電動機4が回転駆動されると磁
気テープが定速送行駆動されることになり、該磁
気テープには録音ヘツド3によつてFMラジオ受
信回路1からの信号が録音されることになる。前
記FMラジオ受信回路1より音声信号が出力され
ている間第2制御トランジスター14及び第1ト
ランジスター6が導通状態に維持されるので磁気
テープは走行駆動され該音声信号は磁気テープに
録音される。斯かる状態のままでFMラジオ受信
回路1からの音声信号が所定時間即ち整流回路
3を構成するコンデンサー10に充電されていた
電荷が放電されるまでに要する時間無くなると第
2制御トランジスター14が非導通状態に反転
し、その反転に伴なつて第1制御トランジスター
6が非導通状態に反転する。前記第1制御トラン
ジスター6が非導通状態に反転すると電動機制御
回路5への電源供給が断たれるので電動機4が回
転を停止し磁気テープの走行が停止する。斯かる
状態においてFMラジオ受信回路1より音声信号
が出力されると再度磁気テープが走行駆動され磁
気テープに該信号が録音される状態に再びなる。
斯かる動作が行なわれる結果磁気テープは録音信
号があるときのみ走行することになり、無駄な走
行を防止することが出来る。また斯かる録音動作
状態ではFMラジオ受信回路1のミユーテイング
回路が動作状態にあるため同調がずれたりワイヤ
レスマイクロフオンのスイツチを切ることにより
電波が無くなつたりしてもFMラジオ受信回路1
より雑音信号が出力されることはなく該雑音信号
によつて磁気テープが走行されるという誤動作が
生じることはない。 以上の如く選択スイツチ18が図示した状態に
ある場合の動作は行なわれるが次に該選択スイツ
チ18が反対側に切換えられた状態即ち第2端子
bと共通端子cとが短絡された状態にある場合の
動作について説明する。前記選択スイツチ18が
図示した状態の反対側にある状態ではFMラジオ
受信回路1の制御端子17が非接地状態にあるた
め該FMラジオ受信回路1を構成するミユーテイ
ング回路は不動作状態にある。また斯かる状態で
は第1制御トランジスター6のベースは前記選択
スイツチ18を通してバイアスされた状態になる
ので該第1制御トランジスター6は第2制御トラ
ンジスター14の動作に関係なく導通状態にな
る。従つて斯かる状態で録音操作を行なうとFM
ラジオ受信回路1からの信号の有・無にかかわら
ず磁気テープは走行駆動されることになり、通常
の録音動作が行なわれる。 (ホ) 考案の応用例 本実施例では電動機4の制御動作を電動機制御
回路5への電源供給動作を制御することによつて
行なうようにしたが該電動機制御回路5を構成す
るトランジスター等の駆動素子を直接制御するよ
うに構成することも出来る。また電動機制御回路
5への電源供給をトランジスターによつて制御す
るようにしたがリレー等を使用することは勿論可
能である。更に本実施例では第1制御トランジス
ター6としてPNP型のトランジスターを使用し、
第2制御トランジスター14としてNPN型のト
ランジスターを使用したが逆導電型のトランジス
ターを使用することも可能である。 (ヘ) 効果 本考案の制御回路によればFMラジオ受信回路
より出力されるオーデイオ信号の有・無を検出す
ることによつて磁気テープの走行動作を制御する
ようにしたので、即ち録音する信号があるときの
み磁気テープの走行が行われるので、磁気テープ
の無駄な走行を防止することが出来、ワイヤレス
マイクロフオンを使用して会議等の内容を録音す
る場合に、本考案は、非常に大きな効果を奏する
ものである。また、本考案は、信号検出回路によ
る電動機の制御動作を行うか否かを選択するスイ
ツチとFMラジオ受信回路に組込まれているミユ
ーテイング回路の動作不動作を選択するスイツチ
とを兼用したので、構成が簡潔になるだけでなく
操作性に優れるという利点を有している。そし
て、信号検出回路を使用した電動機の制御動作
は、FMラジオ受信回路に組込まれているミユー
テイング回路が動作状態にあるときに行われるの
で、局間等の受信信号が無い場合に出力される雑
音信号による誤動作を確実に防止することが出
来、本考案の実用的価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
図示した回路は本考案の制御回路の一実施例で
ある。 主な図番の説明、1……FMラジオ受信回路、
2……録音用増幅回路、3……録音ヘツド、4…
…電動機、5……電動機制御回路、6……第1制
御トランジスター、……信号検出回路、13
…整流回路、14……第2制御トランジスター、
18……選択スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. FM放送信号を受信する機能を有すると共にミ
    ユーテイング動作を行う状態にあり、且つ受信信
    号のレベルが所定のレベル以下の状態にあるとき
    オーデイオ信号の出力を阻止するミユーテイング
    回路を備えたFMラジオ受信回路と、該FMラジ
    オ受信回路より得られるオーデイオ信号が入力さ
    れると共に磁気テープに信号を録音する録音ヘツ
    ドが負荷として接続されている録音用増幅回路
    と、前記FMラジオ受信回路より出力されるオー
    デイオ信号の有・無を検出する信号検出回路と、
    磁気テープを駆動する電動機の動作を制御する電
    動機制御回路と、前記FMラジオ受信回路を構成
    するミユーテイング回路の動作・不動作を制御す
    る選択スイツチとより成り、前記選択スイツチが
    ミユーテイング動作位置にあるときには前記電動
    機制御回路による電動機駆動動作を前記信号検出
    回路の信号検出動作に基づいて行い、前記選択ス
    イツチがミユーテイング不動作位置にあるときに
    は前記電動機制御回路による電動機駆動動作を前
    記信号検出回路の信号検出動作に無関係に行うよ
    うにしたことを特徴とするラジオ付テープレコー
    ダーの制御回路。
JP17870482U 1982-11-25 1982-11-25 ラジオ付テ−プレコ−ダ−の制御回路 Granted JPS5982394U (ja)

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JP17870482U JPS5982394U (ja) 1982-11-25 1982-11-25 ラジオ付テ−プレコ−ダ−の制御回路

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JPS5982394U JPS5982394U (ja) 1984-06-04
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5540631U (ja) * 1978-09-07 1980-03-15

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JPS5540631U (ja) * 1978-09-07 1980-03-15

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