JPH1172596A - 放射線増感スクリーン - Google Patents
放射線増感スクリーンInfo
- Publication number
- JPH1172596A JPH1172596A JP10105570A JP10557098A JPH1172596A JP H1172596 A JPH1172596 A JP H1172596A JP 10105570 A JP10105570 A JP 10105570A JP 10557098 A JP10557098 A JP 10557098A JP H1172596 A JPH1172596 A JP H1172596A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intensifying screen
- layer
- phosphor
- protective layer
- surface protective
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21K—TECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
- G21K4/00—Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K11/00—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials
- C09K11/08—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials
- C09K11/77—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials containing rare earth metals
- C09K11/7766—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials containing rare earth metals containing two or more rare earth metals
- C09K11/7767—Chalcogenides
- C09K11/7769—Oxides
- C09K11/7771—Oxysulfides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K11/00—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials
- C09K11/08—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials
- C09K11/88—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials containing selenium, tellurium or unspecified chalcogen elements
- C09K11/881—Chalcogenides
- C09K11/886—Chalcogenides with rare earth metals
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21K—TECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
- G21K4/00—Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens
- G21K2004/04—Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens with an intermediate layer
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21K—TECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
- G21K4/00—Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens
- G21K2004/06—Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens with a phosphor layer
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21K—TECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
- G21K4/00—Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens
- G21K2004/08—Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens with a binder in the phosphor layer
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21K—TECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
- G21K4/00—Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens
- G21K2004/10—Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens with a protective film
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Conversion Of X-Rays Into Visible Images (AREA)
- Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
- Luminescent Compositions (AREA)
Abstract
持しながら、鮮鋭度の高い放射線画像を形成することが
できる放射線増感スクリーンを提供すること。 【解決手段】 支持体上に積層された蛍光体層と表面保
護層とからなる放射線増感スクリーンであって、蛍光体
層の蛍光体の主発光波長で測定して得られる表面保護層
の光散乱長が5〜80μmの範囲にあることを特徴とす
る放射線増感スクリーン。
Description
実施に際して一般的に用いられる放射線増感スクリーン
に関する。
では通常、放射線写真フィルムが放射線増感スクリーン
と共に用いられている。この放射線増感スクリーンは通
常、支持体と、その支持体上に順に積層された蛍光体層
と表面保護層とからなる基本構成を持っている。この表
面保護層は、放射線増感スクリーンの繰返し使用時に発
生する蛍光体層の物理的及び化学的な劣化を防ぐために
設けられているが、表面保護層を厚くすると、得られる
放射線画像の感度が低下し、更に鮮鋭度が低下する傾向
がある。一方では、表面保護層を薄くすると、その保護
層としての機能が低下しやすい。このため、放射線増感
スクリーンの表面保護機能の向上と鮮鋭度低下の抑制を
意図した多くの研究が行なわれてきた。
増感スクリーンの表面保護層として代表的なものは、ヘ
イズ度が5〜10程度となるように調整されたポリエチ
レンテレフタレートフィルムである。
γ−アルミナ粒子を表面保護層に微量(0.1重量%以
下)添加した実施例が記載されている。特公昭60−3
4720号公報には、表面保護層に有機物マット剤を導
入することにより保護層表面の滑り性を向上させること
の記載がある。特開昭62−137599号公報には同
様に、表面保護層にポリマー微粒子を導入することによ
り保護層表面の滑り性を向上させることの記載がある。
特開平3−28798号公報には、表面に凹凸を持った
保護層が備えられた放射線増感スクリーンの記載があ
る。特開昭51−127688号公報には、表面保護層
に凸状のマット剤が含有された放射線増感スクリーンの
記載がある。特開昭53−66392号公報には、蛍光
体層とハロゲン化銀乳剤材料との間に光散乱性を持たせ
た層を導入することにより、放射線同位元素によるブラ
ックスポットを見えにくくすることの記載がある。特開
昭58−58500号公報には、蛍光体層上に白色光散
乱層を設け、その上に透明保護層を設けた構成が開示さ
れている。特開平3−255400号公報には、表面保
護層と蛍光体層との間に金属酸化物等を存在させること
により導電性を付与することが開示されている。
開発されてきた放射線増感スクリーンの各種の表面保護
層は、それぞれ表面保護層としての物理的及び化学的な
保護機能、たとえば、耐傷性、耐汚染性、耐摩耗性など
の機能の付与と、得られる放射線画像の鮮鋭度低下の抑
制を考慮した結果として産み出されたものであり、それ
なりに改良がなされているが、その改良の程度は充分と
いうことは言えない。従って、本発明の課題は、耐汚染
性及び耐摩耗性などの高い表面保護機能を示し、また高
い感度を維持しながら、鮮鋭度の高い放射線画像を形成
することができる放射線増感スクリーンを提供すること
にある。
持体上に積層された蛍光体層と表面保護層とからなる放
射線増感スクリーンであって、該蛍光体層の蛍光体の主
発光波長で測定して得られる該表面保護層の光散乱長が
5〜80μmの範囲にあることを特徴とする放射線増感
スクリーンにある。
は、光が一回散乱するまでに直進する平均距離を表わし
ており、散乱長が短い程、光散乱性が高いことを意味す
る。この光散乱長は、下記の方法によって測定した測定
値から、クベルカ・ムンク(Kubelka-Munk)の理論に基
づく計算方法により算出することができる。
を持ち、互いに膜厚が相違する三枚以上のフィルム試料
を製造する。次に、各々のフィルム試料の厚み(μm)
と拡散透過率(%)とを測定する。この拡散透過率の測
定は、通常の分光光度計に積分球を付設した装置により
測定することができる。本発明に於ける測定では、株式
会社日立製作所製のU−3210型自記分光光度計に1
50φ積分球(150−0901)を付設して用いた。
測定波長は、表面保護層を付設する対象の蛍光体層の蛍
光体の主発光ピークと一致させる必要がある。上記の測
定により得られたフィルムの厚み(μm)と拡散透過率
(%)との測定値を、クベルカ・ムンクの理論式より導
出される下記の式(A)に導入する。下記の式(A)
は、例えば、「蛍光体ハンドブック」(蛍光体同学会編
集、株式会社オーム社、1987年刊行)の403頁の
式5・1・12〜5・1・15から拡散透過率T%の境
界条件のもとに簡単に導くことができる。
ィルム厚み(μm)であり、αとβとは、それぞれ下記
の式で定義されるものである。
いて測定したT(拡散透過率:%)とd(フィルム厚
み:μm)のそれぞれを上記の式(A)に導入する作業
によって、式(A)に適合するKとSとを計算する。散
乱長(μm)は1/Sにより定義される値である。な
お、後述の吸収長(μm)は1/Kにより定義される。
μmの範囲にある。 (2)上記表面保護層が、粒子径が0.1〜1μmの範
囲にあり、かつ屈折率が1.6以上の光散乱性微粒子を
含む。 (3)上記表面保護層が、粒子径が0.1〜1μmの範
囲にあり、かつ屈折率が1.9以上の光散乱性微粒子を
含む。 (4)上記表面保護層が、粒子径が0.1〜1μmの範
囲にある、酸化亜鉛、硫化亜鉛、酸化チタン(特にアナ
タース型酸化チタン)、及び炭酸鉛から選ばれる少なく
とも一種の材料からなる光散乱性微粒子を含む。
るいはポリエステル樹脂を含むバインダ中に光散乱性微
粒子が分散されてなるものである上記の放射線増感スク
リーン。 (6)上記表面保護層が、2〜12μmの厚み、特に3
〜9μmの厚みを持つ上記の放射線増感スクリーン。 (7)上記蛍光体層に含まれる蛍光体が下記の組成: M2 O2 X:Tb [ただし、Mは、イットリウム、ガドリニウム、及びル
テチウムからなる群より選ばれる少なくとも一種の元素
であり、そしてXは、硫黄、セレン、及びテルルからな
る群より選ばれる少なくとも一種の元素である]を持つ
蛍光体である上記の放射線増感スクリーン。
30μmの光散乱長を示す上記の放射線増感スクリー
ン。 (9)上記支持体と上記蛍光体層との間に、光反射層が
設けられている上記の放射線増感スクリーン。 (10)上記蛍光体層が、バインダ中に蛍光体が分散さ
れてなり、かつバインダ/蛍光体の重量比が1/12〜
1/200の範囲、特に1/16〜1/100の範囲に
ある上記の放射線増感スクリーン。
ンの好ましい構成と製造方法について説明する。
と該支持体上に積層された蛍光体層と表面保護層とから
なる公知の放射線増感スクリーンと同様な構成をとる。
支持体は、公知の放射線増感スクリーンで用いられる各
種の支持体を目的に応じて適宜使用する。例えば、二酸
化チタンなどの白色顔料を含むポリマーフィルムあるい
はカーボンブラックなどの黒色顔料を含むポリマーフィ
ルムなどが一般的に用いられる。支持体の上側表面(蛍
光体層が設けられる側の表面)には、蛍光体層を直接設
けることもできるが、蛍光体層は、光反射材料を導入し
た下塗層(光反射層)を介して設けることもできる。光
反射層は、通常は、二酸化チタンなどの白色顔料を含む
ポリマーバインダから形成される層である。
の形成に用いられる蛍光体に関しては、特に制限はな
く、CaWO4 、YTaO4 、YTaO4 :Nb、La
OBr:Tm、BaSO4 :Pb、ZnS:Ag、Ba
SO4 :Eu、YTaO4 :Tm、BaFCl:Eu、
BaF(Br,I):Eu、Gd2 O2 S:Tb、Y2
O2 S:Tb、La2 O2 S:Tb、(Y,Gd)2 O
2 S:Tb、また(Y,Gd)2 O2 S:Tb,Tmな
どの公知の蛍光体を、単独あるいは組合せて用いること
ができる。
下記の式で表わされるテルビウム付活希土類オキシカル
コゲナイド系の蛍光体を用いることが好ましい。 M2 O2 X:Tb [ただし、Mは、イットリウム、ガドリニウム、及びル
テチウムからなる群より選ばれる少なくとも一種の元素
であり、そしてXは、硫黄、セレン、及びテルルからな
る群より選ばれる少なくとも一種の元素である]
のが好ましいテルビウム付活希土類酸硫化物系の蛍光体
の例としては、Gd2 O2 S:Tb、Y2 O2 S:T
b、La2 O2 S:Tb、(Y,Gd)2 O2 S:T
b、そして(Y,Gd)2 O2 S:Tb,Tmなどの蛍
光体を挙げることができる。なお、テルビウム付活希土
類酸硫化物系蛍光体に関しては、米国特許第37257
04号明細書に詳しい記載がある。本発明の放射線増感
スクリーンにおいて特に好ましく用いられるテルビウム
付活希土類酸硫化物系の蛍光体は、Gd2 O2 S:Tb
の組成式で表わされる蛍光体である。
の)を結合剤樹脂(バインダ樹脂)含有有機溶媒溶液に
分散させて分散液を調製し、その分散液を支持体上に直
接あるいは光反射層などのような下塗層を介して塗布、
乾燥することにより形成することができる。あるいは、
上記の分散液を別に用意した仮支持体上に塗布、乾燥し
て蛍光体シートとし、この蛍光体シートを剥がし取っ
て、接着剤を用いて支持体上に直接、あるいは下塗層を
介して付設することもできる。蛍光体層の形成に用いら
れる結合剤樹脂、有機溶剤、および任意に用いることの
できる各種添加剤に関しては、各種の公知文献に記載が
ある。
(蛍光体層に含有される有機化合物の総量)と蛍光体と
の重量比は任意であるが、よりバインダが少ない方が本
発明の効果が顕著に発揮されるため好ましい。バインダ
/蛍光体の重量比は、1/12〜1/200の範囲にあ
るのが好ましく、より好ましくは1/16〜1/100
の範囲であり、特に好ましくは1/22〜1/100の
範囲である。
て任意に設定することができる。好ましい厚みは、フロ
ント側スクリーンについては70〜150μm、そして
バック側スクリーンについては、80〜400μmであ
る。蛍光体層中の蛍光体粒子の体積充填率は高い方が好
ましく、60〜85%の範囲にあることが好ましく、特
に65〜80%の範囲にあることが好ましく、さらに6
8〜75%の範囲にあることが最も好ましい。なお、蛍
光体層のX線吸収率は蛍光体粒子塗布量によって決定さ
れる。
件である蛍光体層の蛍光体の主発光波長で測定して得ら
れる光散乱長が5〜80μmの範囲にある表面保護層が
形成される。表面保護層の光散乱長は、好ましくは10
〜70μmの範囲であり、特に好ましくは10〜60μ
mの範囲である。この表面保護層は、光屈折率が1.6
以上で、粒子径が0.1〜1.0μmの範囲にある光散
乱性微粒子が樹脂材料(バインダ)層中に分散された構
成からなるものが好ましい。この光散乱性微粒子の光屈
折率は1.9以上であることが特に好ましい。そのよう
な光散乱性微粒子の例としては、酸化マグネシウム、酸
化亜鉛、硫化亜鉛、酸化チタン、酸化ニオブ、硫酸バリ
ウム、炭酸鉛、酸化ケイ素、ポリメチルメタクリレー
ト、スチレン、あるいはメラミンなどの微粒子を挙げる
ことができる。特に高い屈折率を持つ、好ましい光散乱
性微粒子としては、酸化亜鉛、硫化亜鉛、酸化チタン、
及び炭酸鉛などの微粒子を挙げることができる。酸化チ
タンが特に好ましい。
脂材料(バインダ)については、本発明の効果のうち鮮
鋭度向上などの効果が発揮されることに関しては特段の
制限はない。しかしながら、もう一方の効果である表面
保護層本来の目的の、耐汚染性、耐摩耗性などの保護機
能は、バインダに光散乱性微粒子を導入しても低下しな
いことが必要であり、そのために好ましいバインダの例
としては下記のものを挙げることができる:ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエ
チレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミド、アラミド、
溶剤可溶性フッ素系樹脂;酢酸セルロース、ニトロセル
ロース、セルロースアセテートブチレート等のセルロー
ス誘導体;ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニ
ル−酢酸ビニルコポリマー、ポリカーボネート、ポリビ
ニルブチラール、ポリメチルメタクリレート、ポリビニ
ルホルマール、及びポリウレタン。これらのうちでより
好ましいのは、フッ素系樹脂、セルロース誘導体、およ
び二軸延伸したポリエチレンテレフタレート、ポリエチ
レンナフタレート、ポリアミド、アラミドである。特に
好ましくは、フッ素系樹脂、および二軸延伸したポリエ
チレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートであ
る。ただし、本発明に用いられるバインダはこれらの樹
脂に限定されるものではない。
脂材料(バインダ)含有有機溶媒溶液に分散させて分散
液を調製し、その分散液を蛍光体層に直接あるいは任意
の補助層を介して塗布、乾燥することにより形成するこ
とができる。あるいは、上記の分散液を別に用意した仮
支持体上に塗布、乾燥して保護層シートとし、この保護
層シートを剥がし取って、接着剤を用いて蛍光体層上に
直接、あるいは任意に補助層を介して付設することもで
きる。表面保護層には、帯電防止剤などの公知の保護層
用添加剤を添加してもよい。
であるが、通常は2〜12μmの範囲にある。一般に、
厚みが2μmより薄い場合には、耐汚染性や耐摩耗性等
の保護層本来の機能が低下すると同時に、もともと不鮮
鋭が少ないので本発明の鮮鋭度向上の効果が小さい。一
方、厚みが12μmより厚い場合には、同じ厚みの透明
な保護層に対して、鮮鋭度は向上するものの鮮鋭度の絶
対値が充分とはなりにくい。好ましい表面保護層の厚み
は3〜9μmの範囲であり、特に好ましくは4〜9μm
の範囲である。
るまでの平均自由距離)は任意である。スクリーン感度
の観点からは、表面保護層の吸収はない方が減感が少な
いため、好ましい。しかし、散乱不足を補う意味で、極
僅かな吸収を持たせることもできる。吸収長は、好まし
くは800μm以上であり、特に好ましくは1200μ
m以上である。
法、そしてその製造の為の好ましい材料については、た
とえば、特開平9−21899号公報の6頁左欄47行
〜8頁左欄5行、特開平8−184946号公報の3頁
右下欄7〜33行、同3頁右欄44行〜同4頁左欄3
行、そして同4頁左欄8〜14行に詳しい記載がある。
してハロゲン化銀を用いた放射線写真フィルムと組合せ
て使用する。以下に、本発明の放射線増感スクリーンと
組合せて用いる放射線写真フィルムについて説明する。
本発明の放射線増感スクリーンと組合せて用いる放射線
写真フィルムの種類については特別な制限はないが、ク
ロスオーバー光が15%以下の支持体の両面にハロゲン
化銀写真乳剤層を設けた放射線写真フィルム(いわゆる
両面感材)が好ましい。この放射線写真フィルムのクロ
スオーバー光は、好ましくは10%以下であり、特に好
ましいのはクロスオーバー光が7〜3%のものである。
このようなクロスオーバーの少ない放射線写真フィルム
は、支持体と乳剤層との間にクロスオーバー遮断層を設
けることにより製造することができるものであり、この
ような放射線写真フィルムは、富士写真フィルム株式会
社より、UR−1、UR−2、UR−3、およびSup
erHRS30、同L30、同G30、同C30、同A
30などの商品名で販売されている。
じた染料を添加する。染料は、現像処理後に有害な吸収
を残さないものであればどのようなものでも使用するこ
とができる。染料は、固体微粒子分散状態で添加するこ
とが好ましく、このような固体微粒子分散状態での染料
の添加に関しては、特開平2−264936号公報、同
3−210553号公報、同3−210554号公報、
同3−238447号公報、同4−14038号公報、
同4−14039号公報、同4−125635号公報、
同4−338747号公報、および同6−27589号
公報に記載がある。使用できる染料の例としては、特開
平4−211542号公報に記載の一般式(I)〜(VI
I )の染料および化合物例I−1〜I−37、II−1〜
II−6、III −1〜III −36、IV−1〜IV−16、V
−1〜V−6、VI−1〜VI−13、VII −1〜VII −
5、特開平8−73767号公報に記載の一般式(1)
の染料及び化合物例1〜6、特開平8−87091号公
報に記載の一般式(VIII)〜(XII )の染料、および化
合物例VIII−1〜VIII−5、IX−1〜IX−10、X−1
〜X−21、XI−1〜XI−6、XII −1〜XII −7を挙
げることができる。
を媒染剤に吸着させる方法、公知の染料をオイルに溶解
し、油滴状に乳化分散させる方法、特開平3−5748
号公報に記載の染料を無機物表面に吸着させる方法、特
開平2−298939号公報に記載の染料をポリマーに
吸着させる方法なども利用することができる。クロスオ
ーバー光遮断層の放射線写真フィルムへの形成に関して
は、公知の方法、および上記各公開公報に記載の方法を
利用することができる。
合せて用いる放射線写真フィルム及びその材料の好まし
い例を記載する。 1)特開平6−332088号公報の実施例1に記載の
もの 特開平7−219162号公報の実施例1及び2に記載
のもの 2){100}主平面を有する塩化銀平板乳剤 特開平5−204073号公報の実施例3及び4に記載
のもの 特開平6−194768号公報の実施例2aに記載の乳
剤 特開平6−227431号公報の実施例1に記載のもの 3){111}主平面の沃臭化銀、臭化銀、塩臭化銀感
光材料 特開平8−76305号公報の実施例1に記載のもの 特開平8−69069号公報の実施例A〜Kの乳剤 4)単分散立方体粒子(好ましい単分散度は、投影面積
直径の変動係数として3〜40%) 特開平8−76305号公報の実施例1に記載のもの なお、その他の好ましい放射線写真フィルムあるいはそ
の材料については、特開平6−67305号公報の10
頁左欄10行〜21頁右欄33行に詳しい記載がある。
ンとは、それぞれ一枚づつ組合せて使用することもでき
るが、多くの場合、両面に写真乳剤層を備えた放射線写
真フィルムを二枚の放射線増感スクリーン(通常、フロ
ント側増感スクリーンとバック側増感スクリーンと呼
ぶ)で挟んで使用する。
(石原産業株式会社製、商品名:CR95)500gと
アクリル系バインダ樹脂(大日本インキ化学工業株式会
社製、商品名:クリスコートP1018GS)100g
とをメチルエチルケトンに加え、混合分散して、粘度が
10PSの塗布液を調製した。この塗布液を、二酸化チ
タン粉末を練り込んだポリエチエレンテレフタレートフ
ィルム(厚み:250μm)の表面にドクターブレード
を用い、乾燥後の厚みが40μmになるように均一に塗
布し、乾燥して、二酸化チタン含有光反射層付き支持体
を得た。得られた光反射層付き支持体中の二酸化チタン
の体積充填率は48%で、波長545nm(後述のテル
ビウム付活酸硫化ガドリニウム蛍光体の発光ピークに相
当する波長)の単色光に対する拡散反射率は95.5%
であった。
S:Tb、平均粒径:3.5μm)250g、ポリウレ
タン系バインダ樹脂(大日本インキ化学工業株式会社
製、商品名:パンデックスT5265M)8g、エポキ
シ系バインダ樹脂(油化シェルエポキシ株式会社製、商
品名:エピコート1001)2g、そしてイソシアネー
ト化合物(日本ポリウレタン工業株式会社製、商品名:
コロネートHX)0.5gをメチルエチルケトンに加
え、プロペラミキサで分散して、粘度が25PS(25
℃)の蛍光体層形成用の塗布液を調製した。この塗布液
を仮支持体(予めシリコーン系離型剤が塗布されている
ポリエチレンテレフタレートシート)の表面に塗布し、
乾燥して蛍光体層を形成した。この蛍光体層を仮支持体
から剥がし取って蛍光体シートを得た。
層の表面に、上記の蛍光体シートを重ね、カレンダロー
ルにて、圧力400kgw/cm2 、温度80℃の条件
で加圧し、蛍光体層付き支持体を得た。得られた蛍光体
層の厚みは105μmであり、蛍光体層中の蛍光体粒子
の体積充填率は68%であった。また、バインダ/蛍光
体の重量比は1/24であった。
F100)10g、アルコール変性シロキサンオリゴマ
ー(信越化学工業株式会社製、商品名:X−22−28
09)0.5g、イソシアネート(三井東圧化学株式会
社製、商品名:オレスターNP38−70S)3.2
g、アナタース型二酸化チタン(石原産業株式会社製、
商品名:A220、平均粒径:0.15μm、屈折率:
約2.6)0.4g、そして触媒(共同薬品株式会社
製、商品名:KS1269)0.001gをメチルエチ
ルケトンとシクロヘキサノンとの混合溶媒(重量比、
1:1)に添加分散させ、保護層形成用塗布液を得た。
この塗布液を上記の蛍光体層の表面にドクターブレード
を用いて塗布し、ゆっくりと乾燥した後、120℃で3
0分加熱して、乾燥と熱硬化とを行ない、厚み7μmの
表面保護層を形成した。この表面保護層中の二酸化チタ
ンの含有量は3重量%であった。
算出 上記4)で得た保護層形成用塗布液を厚み180μmの
透明支持体上に、乾燥後の厚みが5〜50μmの範囲に
入るように塗布乾燥した。得られた半透明膜の厚みを第
1表に示す。この半透明膜の拡散透過率を、株式会社日
立製作所製のU−3210型自記分光光度計に150φ
積分球(150−0901)を付けた装置を用い、測定
波長545nm(前記のテルビウム付活酸硫化ガドリニ
ウム蛍光体の主発光ピークの波長)で測定した。その結
果を第1表に示す。
式を用いてKとSとを算出し、このKとSとの値に基づ
いて、前記の放射線増感スクリーンの光散乱長と光吸収
長とを求めたところ、それぞれについて23μm(光散
乱長=1/S)と10000μm(光吸収長=1/K)
とが得られた。
を加えなかった以外は、実施例1と同じ操作を行ない放
射線増感スクリーンを製造し、また実施例1に記載の方
法に従い、その表面保護層の光散乱長を求めたところ、
200μm以上であった。
の含有量を0.1重量%とした以外は、実施例1と同じ
操作を行ない放射線増感スクリーンを製造し、また実施
例1に記載の方法に従い、その表面保護層の光散乱長を
求めたところ、140μmであった。
の含有量を1重量%とした以外は、実施例1と同じ操作
を行ない放射線増感スクリーンを製造し、また実施例1
に記載の方法に従い、その表面保護層の光散乱長を求め
たところ、50μmであった。
の含有量を10重量%とした以外は、実施例1と同じ操
作を行ない放射線増感スクリーンを製造し、また実施例
1に記載の方法に従い、その表面保護層の光散乱長を求
めたところ、9μmであった。
ーンの評価] (1)鮮鋭度の測定 放射線増感スクリーンの表面保護層側表面に富士写真フ
ィルム株式会社製の片面乳剤層タイプの放射線写真フィ
ルム(X線フィルム、商品名:MINP30)を接触状
態に配置し、CTF測定用矩形チャート(モリブデン
製、厚み:80μm、空間周波数:0本/mm〜10本
/mm)を撮影した。すなわち、X線管球から2mの位
置にチャートを置き、その後に写真フィルムと増感スク
リーンとをこの順に配置した。使用したX線装置は、株
式会社東芝製の商品名DRX−3724HDであり、タ
ングステンターゲットを用いた。フォーカルスポットサ
イズは0.6mm×0.6mmとし、絞りを含め3mm
のアルミニウム等価材料を通って、X線を発生する装置
である。三相にパルス発生器で80kVpの電圧をか
け、人体とほぼ等価な吸収を持つ水7cmのフィルタを
通したX線を光源とした。撮影後の写真フィルムは、富
士写真フィルム株式会社製のローラー搬送型自動現像機
(商品名:FPM−5000)により、現像液と定着液
として、それぞれRD−3とFuji−F(いずれも富
士写真フィルム株式会社製商品の商品名)を用いて現像
処理し、鮮鋭度測定試料を得た。なお、露光条件の設定
に際しては、上記の測定試料を露光時間の調節で濃い部
分の濃度が1.8になるようにした。上記の測定試料に
ついて、特開平9−21899号公報記載(10頁右欄
9〜20行目)の方法により測定し、2本/mmを代表
値として用いて鮮鋭度の評価を行なった。その結果を第
2表に示す。
ィルムとを用い、距離法にてX線露光量を変化させ、l
ogE=0.15の幅でステップ露光を行なった。露光
後に同一の条件で現像処理し、感度評価用試料を得た。
この評価用試料について可視光にて濃度測定を行ない、
特性曲線を得た。かぶり濃度1.0を得るX線露光量の
逆数で相対的感度を表わした。そして算出された相対的
感度を、比較例1の放射線増感スクリーンの感度を10
0とした数値で第2表に示した。
感スクリーン(実施例1〜3)は、従来の透明な表面保
護層を持つ放射線増感スクリーン(比較例1)および光
散乱長が長い表面保護層を持つ放射線増感スクリーン
(比較例2)に比較して、感度はほぼ同等のレベルにあ
りながら、顕著に向上した鮮鋭度を示す放射線画像を与
えることが分る。
をメラミン樹脂粒子(屈折率:1.57、平均粒径:
0.6μm、添加量:20重量%)に代えた以外は、実
施例1と同じ操作を行ない放射線増感スクリーンを製造
し、また実施例1に記載の方法に従い、その表面保護層
の光散乱長を求めたところ、26μmであった。
をメラミン樹脂粒子(屈折率:1.57、平均粒径:
0.6μm、添加量:10重量%)に代えた以外は、実
施例1と同じ操作を行ない放射線増感スクリーンを製造
し、また実施例1に記載の方法に従い、その表面保護層
の光散乱長を求めたところ、60μmであった。
をメラミン樹脂粒子(屈折率:1.57、平均粒径:3
μm、添加量:10重量%)に代えた以外は、実施例1
と同じ操作を行ない放射線増感スクリーンを製造し、ま
た実施例1に記載の方法に従い、その表面保護層の光散
乱長を求めたところ、90μmであった。
を二酸化ケイ素粒子(屈折率:約1.46、平均粒径:
3μm、添加量:10重量%)に代えた以外は、実施例
1と同じ操作を行ない放射線増感スクリーンを製造し、
また実施例1に記載の方法に従い、その表面保護層の光
散乱長を求めたところ、120μmであった。
をアルミナ粒子(屈折率:約1.56、平均粒径:0.
8μm、添加量:5重量%)に代えた以外は、実施例1
と同じ操作を行ない放射線増感スクリーンを製造し、ま
た実施例1に記載の方法に従い、その表面保護層の光散
乱長を求めたところ、100μmであった。
ーンの評価] (1)鮮鋭度の測定:前述の方法により実施した。
した。 上記の各測定の結果を第3表に列記する。
増感スクリーン(実施例4及び5)は、従来の透明な表
面保護層を持つ放射線増感スクリーン(比較例1)およ
び光散乱長が長い表面保護層を持つ放射線増感スクリー
ン(比較例3〜5)に比較して、感度は同等のレベルに
ありながら、顕著に向上した鮮鋭度を示す放射線画像を
与えることが分る。
してポリエチレンテレフタレートのみを用い、層厚を6
μmに変えて作成した保護膜を用いた以外は、実施例1
と同じ操作を行ない放射線増感スクリーンを製造し、ま
た実施例1に記載の方法に従い、その表面保護層の光散
乱長を求めたところ、30μmであった。
加えることなく、バインダ樹脂としてポリエチレンテレ
フタレートのみを用い、かつ層厚を6μmに変えて作成
した保護膜を用いた以外は、実施例1と同じ操作を行な
い放射線増感スクリーンを製造し、また実施例1に記載
の方法に従い、その表面保護層の光散乱長を求めたとこ
ろ、200μm以上であった。
増感スクリーンの評価] (1)鮮鋭度の測定:前述の方法により実施した。
した。
その上に放射線増感スクリーン試料を保護層表面が上側
になるようにして載せ、板に貼り付け固定させて、放射
線増感スクリーン試料表面にビーズにより凸状部分を形
成した。上記の放射線増感スクリーン試料の上に、表面
に僅かな凹凸を持った4cm×5cmのステンレス板を
置き、100gの重りを載せて摺動させた。表面保護層
に割れ目が入り、蛍光体層がむきだしになるまでの摺動
回数を各増感スクリーン試料毎に記録し、それぞれの耐
久性の評価に用いた。従って、記録された回数が多いほ
ど耐久性が優れた放射線増感スクリーンであると云うこ
とができる。上記の各測定の結果を第4表に示す。
感スクリーンは、従来の透明な表面保護層を持つ放射線
増感スクリーンに比較して、感度はほぼ同等でありなが
ら、顕著に向上した鮮鋭度を示す、表面保護層のバイン
ダ樹脂としてポリエチレンテレフタレート樹脂を用いる
と、特に高い耐久性を示すことが分る。
変えた以外は、実施例1と同じ操作を行ない放射線増感
スクリーンを製造し、また実施例1に記載の方法に従
い、その表面保護層の光散乱長を求めたところ、23μ
mであった。
変えた以外は、実施例1と同じ操作を行ない放射線増感
スクリーンを製造し、また実施例1に記載の方法に従
い、その表面保護層の光散乱長を求めたところ、23μ
mであった。
に変えた以外は、実施例1と同じ操作を行ない放射線増
感スクリーンを製造し、また実施例1に記載の方法に従
い、その表面保護層の光散乱長を求めたところ、23μ
mであった。
ーンの評価] (1)鮮鋭度の測定:前述の方法により実施した。
した。 上記の各測定の結果を第5表に示す。
感スクリーンは、表面保護層の層厚が変化しても高い感
度と優れた鮮鋭度を示すことが分る。
の製造 1)カレンダー処理後の蛍光体層の厚みが80μmとな
るように蛍光体層形成用の塗布液の塗布量を調節した以
外は実施例1と同様にして放射線増感スクリーンA(表
面保護層の光散乱長:23μm)を製造した。 2)蛍光体層に含有させる蛍光体粒子を、平均粒径が
2.0μmの蛍光体粒子50gと、平均粒径が6.2μ
mの蛍光体粒子200g(蛍光体の化学組成は同一)に
変え、カレンダー処理後の蛍光体層の厚みが120μm
となるように蛍光体層形成用の塗布液の塗布量を調節し
た以外は実施例1と同様にして放射線増感スクリーンB
(表面保護層の光散乱長:23μm)を製造した。蛍光
体層中の蛍光体粒子の体積充填率は72%であった。
95μmとなるように蛍光体層形成用の塗布液の塗布量
を調節した以外は上記の2)と同様にして放射線増感ス
クリーンC(表面保護層の光散乱長:23μm)を製造
した。 4)蛍光体層を、平均粒径が3.0μmの蛍光体粒子を
含む層(下側層)と、平均粒径が6.2μmの蛍光体粒
子を含む層(上側層)(蛍光体の化学組成は同一)の重
層構成(下側層の層厚:80μm、上側層の層厚:10
0μm、いずれもカレンダー処理後の層厚)に変えた以
外は実施例1と同様にして放射線増感スクリーンD(表
面保護層の光散乱長:23μm)を製造した。蛍光体層
中の蛍光体粒子の体積充填率は70%であった。 5)蛍光体層を、平均粒径が3.0μmの蛍光体粒子を
含む層(下側層)と、平均粒径が6.2μmの蛍光体粒
子を含む層(上側層)(蛍光体の化学組成は同一)の重
層構成(下側層の層厚:80μm、上側層の層厚:24
0μm、いずれもカレンダー処理後の層厚)に変えた以
外は実施例1と同様にして放射線増感スクリーンE(表
面保護層の光散乱長:23μm)を製造した。
ム(試作品)の製造 特開平7−219162号公報に記載の実施例1の試料
3の製造の方法と同様な方法により、但し、下塗り用染
料−Iの塗布量を片面当り45mgとすることによっ
て、同実施例1に記載の方法で測定したクロスオーバー
が6%となる写真フィルム(両面感材)を作成した。な
お、ハロゲン化銀写真乳剤の化学増感を調節することに
より、感度、階調が富士写真フィルム株式会社より市販
されているX線撮影用写真フィルムであるUR−2(商
品名)と同一となるようにした。
写真フィルムとの組体の評価 放射線像増感スクリーンA〜Eおよび上記X線撮影用写
真フィルム試作品との組体の性能を下記方法により評価
した。なお、放射線増感スクリーンA〜Eと上記市販の
X線撮影用写真フィルムUR−2との組体、また市販の
放射線増感スクリーンHGM2およびHGH2(商品
名、化成オプトニクス株式会社製)と上記UR−2との
組体の評価も併せて実施した。結果を第6表に示す。 撮影条件と現像処理条件:特開平7−219162号公
報の実施例1に記載の条件と同一
クリーン(A、B、C、D、E)を用いた場合、クロス
オーバーの小さい写真フィルムと組合せることによっ
て、特に鮮鋭度に優れるX線撮影が可能となることが分
る。また、本発明に従う放射線増感スクリーンは、市販
のX線撮影用写真フィルムと組合せた場合でも、優れた
感度と鮮鋭度とのバランスを示すX線撮影が可能となる
ことが分る。
成用塗布液を調製した以外は実施例1と同様の操作を行
ない、蛍光体層付き支持体を得た。得られた蛍光体層の
厚みは100μmであり、そして蛍光体層中の蛍光体粒
子の体積充填率は66%、バインダ/蛍光体の重量比は
1/18.5であった。
中に、アナタース型二酸化チタン(石原産業(株)製、
商品名:A220)を3.5重量%(PET樹脂に対し
て)練り込み、通常の押出法により70μm厚の酸化チ
タン練込PETシートを作製した。さらに、縦、横各
3.4倍に延伸し、その後熱処理して、厚み6.0μm
の酸化チタン練込PET薄膜を作製した。この酸化チタ
ン練込PET薄膜の545nmの単色光で測定した拡散
透過率は78%であった。また、厚みを変えて数種類の
PET薄膜を作製し、実施例1に記載の方法に従いその
光散乱長を求めたところ、25μmであった。この酸化
チタン練込PET薄膜表面に接着剤を塗布した後、前記
蛍光体層上にラミネートして表面保護層(厚み:6.0
μm)を形成し、本発明の放射線増感スクリーンを製造
した。
6μmのPETフィルム(東レ(株)製)を用いた以外
は実施例11と同様の操作を行ない、比較のため放射線
増感スクリーンを製造した。表面保護層の光散乱長は2
00μm以上と推定された。
脂の量を15gに変更した以外は実施例11と同様の操
作を行ない、本発明の放射線増感スクリーンを製造し
た。蛍光体層の厚みは110μmであり、そして蛍光体
層中の蛍光体粒子の体積充填率は60%、バインダ/蛍
光体の重量比は1/14であった。
6μmのPETフィルム(東レ(株)製)を用いた以外
は実施例12と同様の操作を行ない、比較のため放射線
増感スクリーンを製造した。
脂の量を5.6gおよびエポキシ系バインダ樹脂の量を
1gに変更した以外は実施例11と同様の操作を行な
い、本発明の放射線増感スクリーンを製造した。蛍光体
層の厚みは100μmであり、そして蛍光体層中の蛍光
体粒子の体積充填率は70%、バインダ/蛍光体の重量
比は1/35であった。
6μmのPETフィルム(東レ(株)製)を用いた以外
は実施例13と同様の操作を行ない、比較のため放射線
増感スクリーンを製造した。
脂の量を8gに変更した以外は実施例11と同様の操作
を行ない、本発明の放射線増感スクリーンを製造した。
蛍光体層の厚みは105μmであり、そして蛍光体層中
の蛍光体粒子の体積充填率は68%、バインダ/蛍光体
の重量比は1/24であった。
み6μmのPETフィルム(東レ(株)製)を用いた以
外は実施例14と同様の操作を行ない、比較のため放射
線増感スクリーンを製造した。
ーンの評価] (1)鮮鋭度の測定:前述の方法により実施した。
した。なお、実施例14の感度を100として相対値で
示した。 上記の各測定の結果を第7表に示す。
/蛍光体の重量比が1/12以下で種々に変化しても、
本発明の放射線増感スクリーンは従来の透明な表面保護
層を持つ放射線増感スクリーンに比較して、感度はほぼ
同等でありながら、向上した鮮鋭度を示し、従って、本
発明の光散乱性の表面保護層による鮮鋭度向上の効果が
充分に達成されることが分る。また、本発明の効果がよ
り良く発揮されるためには、蛍光体層中のバインダ/蛍
光体重量比が小さい(すなわち、バインダの量が少な
い)方が好ましいことが明らかである。
に変更した以外は実施例1と同様の操作を行ない、本発
明の放射線増感スクリーンを製造した。
を加えないで、かつその厚みを2μmに変更した以外は
実施例1と同様の操作を行ない、比較のため放射線増感
スクリーンを製造した。
を加えないで、かつその厚みを5μmに変更した以外は
実施例1と同様の操作を行ない、比較のため放射線増感
スクリーンを製造した。
測定と放射線増感スクリーンの評価] (1)鮮鋭度の測定 前述の方法により実施した。
00として相対値で示した。
料の表面に、スクリーンクリーナー(富士写真フィルム
(株)製)1ccを均一に延ばして乾燥した。この増感
スクリーン試料とハロゲン化銀X線撮影用写真フィルム
UR−1(富士写真フィルム(株)製)とを25℃、8
4%RHの条件下で3時間調湿した。その後、増感スク
リーン試料と写真フィルムとを圧着した状態で密封し、
40℃で1日放置した。増感スクリーン試料表面を目視
により観察し、写真フィルムから移った染料による表面
保護層の汚れの程度を以下の三段階で評価した。 AA:汚れが殆どなく、良好であった。 BB:多少汚れがあったが、使用可能であった。 CC:非常に汚れがあり、使用不可能であった。
真フィルムUR−1とを圧力をかけながら1万回こすっ
た。なお、写真フィルムは定期的に新品に交換して行な
った。増感スクリーン試料を目視により観察し、表面保
護層の摩耗の程度を以下の五段階で評価した。 AA:殆ど摩耗していなく、極めて良好であった。 BB:若干摩耗していたが、良好であり、4万回以上使
用可能であると推定された。 CC:多少摩耗していたが、ほぼ良好であり、2万回以
上使用可能であると推定された。 DD:摩耗していたが、1万回までは使用可能であっ
た。 EE:表面保護層は完全に擦り切れて露出した蛍光体層
が汚れており、使用不可能であった。 上記の各測定の結果を第8表に示す。
いほど鮮鋭度向上の効果は大きいことが分る。これは、
従来の透明な表面保護層(比較例)では層厚が厚くなる
ほど保護層による鮮鋭度低下の度合が大きいためであ
る。一方、表面保護層の機能として重要な耐汚染性およ
び耐摩耗性は層厚が厚い方が優れていることが分る。こ
れらのことから、本発明の放射線増感スクリーンでは、
充分な耐汚染性および耐摩耗性を有するように表面保護
層の層厚を厚くしても、感度をほぼ同等のレベルに保ち
ながら、かつ鮮鋭度の低下を最小限に抑えて高い鮮鋭度
を維持できることが分る。また、表面保護層のバインダ
としてフッ素樹脂を用いた場合には、光散乱性微粒子を
含有させても耐汚染性は全く劣化せず、一方、耐摩耗性
はむしろ改善されることが明らかである。
約56%)10g、およびアナタース型二酸化チタン
(石原産業(株)製、商品名:A220)0.3gをメ
チルエチルケトンに溶解、分散させて保護層形成用塗布
液を調製した。この塗布液を用いて実施例1の蛍光体層
上に厚み6.5μmの表面保護層を形成した以外は実施
例1と同様の操作を行ない、本発明の放射線増感スクリ
ーンを製造した。表面保護層中の酸化チタンの含有量は
3重量%であり、その光散乱長は28μmであった。
を加えなかった以外は実施例16と同様の操作を行な
い、比較のため放射線増感スクリーンを製造した。
に変更した以外は実施例14と同様の操作を行ない、酸
化チタン練込PETからなる表面保護層を有する本発明
の放射線増感スクリーンを製造した。
測定と放射線増感スクリーンの評価] (1)鮮鋭度の測定 前述の方法により実施した。
して、比較例10の感度を100として相対値で示し
た。
実施した。
実施した。上記の各測定の結果を第9表に示す。
クリーンは、表面保護層のバインダが酢酸セルロースあ
るいはポリエチレンテレフタレートであっても光散乱長
が5〜80μmの範囲にあれば、感度や耐汚染性、耐摩
耗性を高く維持したまま、高い鮮鋭度を示すことが分
る。
の表面保護層の光散乱長を5〜80μmの範囲とするこ
とにより、感度を低下させずに鮮鋭度の顕著に向上した
画像を形成することができる。特に、耐久性、耐汚染
性、耐摩耗性など表面保護層本来の機能を充分に保持さ
せながら、高感度であって、かつ高鮮鋭度とすることが
できる。また、本発明に従う放射線増感スクリーンは、
クロスオーバーの小さい写真フィルムと組合せることに
より、特に鮮鋭度に優れるX線撮影が可能となる。さら
に、本発明に従う放射線増感スクリーンによれば、市販
のX線撮影用写真フィルムと組合せた場合でも、優れた
感度と鮮鋭度とのバランスを示すX線撮影が可能とな
る。
Claims (13)
- 【請求項1】 支持体と該支持体上に積層された蛍光体
層と表面保護層とからなる放射線増感スクリーンであっ
て、該蛍光体層の蛍光体の主発光波長で測定して得られ
る該表面保護層の光散乱長が5〜80μmの範囲にある
ことを特徴とする放射線増感スクリーン。 - 【請求項2】 上記光散乱長が10〜70μmの範囲に
ある請求項1に記載の放射線増感スクリーン。 - 【請求項3】 上記表面保護層が、粒子径が0.1〜1
μmの範囲にあり、かつ屈折率が1.6以上の光散乱性
微粒子を含むことを特徴とする請求項1もしくは2に記
載の放射線増感スクリーン。 - 【請求項4】 上記表面保護層が、粒子径が0.1〜1
μmの範囲にあり、かつ屈折率が1.9以上の光散乱性
微粒子を含むことを特徴とする請求項3に記載の放射線
増感スクリーン。 - 【請求項5】 上記表面保護層が、粒子径が0.1〜1
μmの範囲にある酸化亜鉛、硫化亜鉛、酸化チタン及び
炭酸鉛から選ばれる少なくとも一種の材料からなる光散
乱性微粒子を含むことを特徴とする請求項1もしくは2
に記載の放射線増感スクリーン。 - 【請求項6】 上記表面保護層が、フッ素樹脂を含むバ
インダ中に光散乱性微粒子が分散されてなるものである
ことを特徴とする請求項1乃至5のうちの何れかの項に
記載の放射線増感スクリーン。 - 【請求項7】 上記表面保護層が、ポリエステル樹脂を
含むバインダ中に光散乱性微粒子が分散されてなるもの
であることを特徴とする請求項1乃至5のうちの何れか
の項に記載の放射線増感スクリーン。 - 【請求項8】 上記表面保護層が、2〜12μmの厚み
を持つことを特徴とする請求項1乃至7項のうちの何れ
かの項に記載の放射線増感スクリーン。 - 【請求項9】 上記表面保護層が、3〜9μmの厚み持
つことを特徴とする請求項8に記載の放射線増感スクリ
ーン。 - 【請求項10】 上記蛍光体層に含まれる蛍光体が下記
の組成: M2 O2 X:Tb [ただし、Mは、イットリウム、ガドリニウム、及びル
テチウムからなる群より選ばれる少なくとも一種の元素
であり、そしてXは、硫黄、セレン、及びテルルからな
る群より選ばれる少なくとも一種の元素である]を持つ
蛍光体であることを特徴とする請求項1乃至9のうちの
何れかの項に記載の放射線増感スクリーン。 - 【請求項11】 上記支持体と上記蛍光体層との間に、
光反射層が設けられていることを特徴とする請求項1乃
至10のうちの何れかの項に記載の放射線増感スクリー
ン。 - 【請求項12】 上記蛍光体層が、バインダ中に蛍光体
が分散されてなり、かつバインダ/蛍光体の重量比が1
/12〜1/200の範囲にあることを特徴とする請求
項1乃至11のうちの何れかの項に記載の放射線増感ス
クリーン。 - 【請求項13】 上記蛍光体層が、バインダ中に蛍光体
が分散されてなり、かつバインダ/蛍光体の重量比が1
/16〜1/100の範囲にあることを特徴とする請求
項12に記載の放射線増感スクリーン。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10557098A JP3720578B2 (ja) | 1997-06-19 | 1998-03-31 | 放射線増感スクリーン |
US09/100,466 US6188073B1 (en) | 1997-06-19 | 1998-06-19 | Radiographic intensifying screen |
EP98111360A EP0886282B1 (en) | 1997-06-19 | 1998-06-19 | Radiographic intensifying screen |
DE69812481T DE69812481T2 (de) | 1997-06-19 | 1998-06-19 | Radiographischer Verstärkungsschirm |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-180668 | 1997-06-19 | ||
JP18066897 | 1997-06-19 | ||
JP10557098A JP3720578B2 (ja) | 1997-06-19 | 1998-03-31 | 放射線増感スクリーン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1172596A true JPH1172596A (ja) | 1999-03-16 |
JP3720578B2 JP3720578B2 (ja) | 2005-11-30 |
Family
ID=26445832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10557098A Expired - Fee Related JP3720578B2 (ja) | 1997-06-19 | 1998-03-31 | 放射線増感スクリーン |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6188073B1 (ja) |
EP (1) | EP0886282B1 (ja) |
JP (1) | JP3720578B2 (ja) |
DE (1) | DE69812481T2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006258618A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Toshiba Corp | 放射線検出器用蛍光体シートおよびそれを用いた放射線検出器 |
JP2008107185A (ja) * | 2006-10-25 | 2008-05-08 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | 放射線画像検出器 |
WO2017154261A1 (ja) * | 2016-03-07 | 2017-09-14 | コニカミノルタ株式会社 | 積層型シンチレータパネルの製造方法 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000266898A (ja) * | 1999-03-15 | 2000-09-29 | Fuji Photo Film Co Ltd | 輝尽性蛍光体シート |
JP3850190B2 (ja) * | 1999-10-26 | 2006-11-29 | 富士写真フイルム株式会社 | 放射線像変換パネル |
JP2005233891A (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-02 | Fuji Photo Film Co Ltd | 放射線像変換パネル |
JP4315106B2 (ja) * | 2004-04-15 | 2009-08-19 | ダイキン工業株式会社 | 光機能性積層体 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE311831C (ja) | ||||
GB1534154A (en) | 1975-04-15 | 1978-11-29 | Agfa Gevaert | Radiographic intensifying screens |
FR2308128A1 (fr) * | 1975-04-15 | 1976-11-12 | Agfa Gevaert | Perfectionnements relatifs a des ecrans renforcateurs de radiographie |
GB1518613A (en) | 1976-03-18 | 1978-07-19 | Agfa Gevaert | Radiographic intensifying screens |
JPS5545598B1 (ja) * | 1979-04-16 | 1980-11-18 | ||
JPS5858500A (ja) * | 1981-10-01 | 1983-04-07 | 株式会社東芝 | 増感紙 |
JPS62137599A (ja) | 1985-12-11 | 1987-06-20 | 富士写真フイルム株式会社 | 放射線増感スクリ−ン |
JPH06100678B2 (ja) * | 1988-10-27 | 1994-12-12 | 化成オプトニクス株式会社 | 放射線増感紙 |
JPH0328798A (ja) | 1989-06-27 | 1991-02-06 | Kasei Optonix Co Ltd | 放射線増感紙 |
JPH03255400A (ja) | 1990-03-02 | 1991-11-14 | Konica Corp | 非帯電性x線撮影用増感紙 |
US5145743A (en) * | 1990-10-25 | 1992-09-08 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | X-ray intensifying screens with improved sharpness |
JPH0675097A (ja) * | 1992-07-08 | 1994-03-18 | Fuji Photo Film Co Ltd | 放射線増感スクリーン |
US5925473A (en) * | 1996-07-15 | 1999-07-20 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Radiation image storage panel |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10557098A patent/JP3720578B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1998-06-19 DE DE69812481T patent/DE69812481T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-06-19 US US09/100,466 patent/US6188073B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-06-19 EP EP98111360A patent/EP0886282B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006258618A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Toshiba Corp | 放射線検出器用蛍光体シートおよびそれを用いた放射線検出器 |
JP2008107185A (ja) * | 2006-10-25 | 2008-05-08 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | 放射線画像検出器 |
WO2017154261A1 (ja) * | 2016-03-07 | 2017-09-14 | コニカミノルタ株式会社 | 積層型シンチレータパネルの製造方法 |
US10775518B2 (en) | 2016-03-07 | 2020-09-15 | Konica Minolta, Inc. | Method for manufacturing layered scintillator panel |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3720578B2 (ja) | 2005-11-30 |
EP0886282A1 (en) | 1998-12-23 |
US6188073B1 (en) | 2001-02-13 |
DE69812481T2 (de) | 2003-09-11 |
DE69812481D1 (de) | 2003-04-30 |
EP0886282B1 (en) | 2003-03-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3479574B2 (ja) | フロント側用放射線増感スクリーン及び放射線増感スクリーン組体 | |
US5475229A (en) | Radiographic intensifying screen | |
EP0407890A2 (en) | Cassette with intensifying screens to be used with an X-ray film | |
JPS63220237A (ja) | 多重ラジオグラフ像の製造方法 | |
US5460916A (en) | Silver halide photographic material and method of forming radiation image using said material | |
JP3720578B2 (ja) | 放射線増感スクリーン | |
US5482813A (en) | Radiological image forming method | |
JP2568330B2 (ja) | 改良された解像性をもつ混合蛍光体x−線増感スクリーン | |
US5462832A (en) | Method of forming radiation images and silver halide photographic material therefor | |
JPH10171049A (ja) | ハロゲン化銀写真感光材料およびそれを用いた写真組体 | |
JP2000162396A (ja) | 放射線増感紙セット | |
US5853945A (en) | High-contrast silver halide photographic material and photographic image forming system using the same | |
JP3083648B2 (ja) | ハロゲン化銀写真感光材料と放射線増感スクリーンとの組体およびハロゲン化銀写真感光材料 | |
JPH06509182A (ja) | 放射線診断の評価を改善するための紫外線フィルム/スクリーンの組合わせ | |
JP3083647B2 (ja) | ハロゲン化銀写真感光材料と放射線増感スクリーンとの組体 | |
JPH06509183A (ja) | 大きく改善された放射線医学特性をもつ単一スクリーン/フィルム構造物 | |
JPS6261043A (ja) | 放射線像形成方法 | |
JPH04155297A (ja) | 高鮮鋭なx線蛍光増感紙 | |
JPH1062881A (ja) | ハロゲン化銀写真感光材料及びそれを用いた写真組体 | |
JPH0728200A (ja) | ハロゲン化銀写真感光材料とそれを用いた放射線画像形成方法 | |
JPH0631891B2 (ja) | 放射線写真撮影用螢光増感紙 | |
JPH07128809A (ja) | ハロゲン化銀写真感光材料と放射線増感スクリーンとの組体およびハロゲン化銀写真材料 | |
JPH07301697A (ja) | 放射線写真撮影用蛍光増感紙 | |
JPH1054900A (ja) | X線乳房撮影用の写真組体 | |
JPH11109564A (ja) | ハロゲン化銀写真感光材料およびそれを用いた写真組体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040312 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050824 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050902 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050908 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080916 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080916 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130916 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |