JPH11514482A - 記録媒体プレーヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、コンパクトディスクのメモリを更新する方法及び装置に関する。ＣＤチェンジャに収納されているディスクを識別する情報はメモリに記憶される。内容が分からないＣＤがＣＤに装着され、認識されたときに、メモリが更新される。更新は、リモートデータベースに接続された変復調器を介して実行される。データベースは、パーソナルコンピュータ内のローカルデータベースに局所的に記憶することができ、データベースは、所望のトラックを検出するために照会され、再生リストを作成するための簡単なインターフェイスによって、コンパクトディスクを容易に制御するのに用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 ディスクデータベースを用いたコンパクトディスクチェンジャ 技術分野 本発明は、一般的には、コンパクトディスク（ＣＤ）プレーヤを含むオーディ オ装置及びオーディオ／ビデオ装置に関する。特に、本発明は、利用者が検索す ることができるとともに、未知のＣＤを識別したときに更新されるデータベース にアクセスすることができるＣＤチェンジャに関する。本発明は、特に、実質的 に数多くのコンパクトディスクを収納するマルチプルＣＤチェンジャに用いて有 益である。また、本発明は、ＣＤチェンジャの動作を制御するコンピュータ機構 を提供する。 背景技術 現在、幾つかの大収納のコンパクトディスクプレーヤが商業的に入手可能であ る。例えば、日本、東京のソニー株式会社がモデルＣＤＰ−ＣＸ１００及びＣＤ Ｐ−ＣＳ１５３等のこのようなプレーヤを製造し、ニュージャージー０７６５６ 、パークリッジ、ソニードライブ１のソニーエレクトロニクス社から提供されて いる。これらの各プレーヤは、１００スロットを有する内部回転テーブルを備え 、 １００枚までのコンパクトディスクを収納することができる。将来的には、より 大きな収納力を有するプレーヤが現れることは間違いないだろう。このような種 類のコンパクトディスクプレーヤは、一般的には、コンパクトディスクを再生す るためだけではなく、このようなディスクを整然と配列して小さく収納する便利 な機構として利用されている。 １枚又は数枚のコンパクトディスクを収納する初期のコンパクトディスクプレ ーヤでは、コンパクトディスクは、通常、保護用受け台付きケースに収納されて いる。このような受け台付きケースには、各ディスクのディレクトリが書き込ま れた冊子が入れられており、ディレクトリは、一般的には、ディスク上で利用可 能な再生時間や各選択肢（例えばアーティスト、タイトル、作詞家等）に関する 情報を順番にリストアップしたものである。聴取者は、そのような情報に基づい て所望のディスク及びトラックを容易に選択することができる。 ところが、上述した大収納のＣＤプレーヤのように収納装置として利用される ＣＤプレーヤの利用者は、このような情報を容易に利用することができない。利 用者は、通常、そのようなプレーヤをコンパクトディスクを収納するために用い るので、利用者は、しばしば、受け台付きケース及び関連した情報が書き込まれ た冊子を余り便利ではない所に保管する。そのうえ、利用者は、特定の選んだ選 択肢にアクセスするためには、再生したいディスクだけでなく、回転テーブルに おけるディスクの位置、ことによるとトラック番号を知る必要がある。また、利 用者にとっては、選択できる全ての曲を把握し、選択した通りに再生するように 制御することは、困難であ る。 上述したソニーのディスクプレーヤは、利用者がディスクプレーヤをプログラ ムして各ディスクの識別情報をプレーヤのメモリに記憶できるようにするととも に、利用者の選択肢（例えばジャズ、クラシック、ロック等）のグループ番号に ディスクを分類することができるようにすることによって、このような問題の一 部を解決している。これらのマルチプルＣＤチェンジャは、その中に収納された コンパクトディスクを独自に識別するために、テーブルオブコンテンツ（ＴＯＣ ）データの一部を用いている。特に、幾つかのチェンジャでは、ＴＯＣの中に示 されている音楽の総再生時間及び楽章（典型的には歌曲）の数が、ディスクを独 自に識別するために用いられている。コンパクトディスクチェンジャは、また、 日本特許公開番号平３−７６０８２号公報に記載されている「カスタムファイル 」として知られている特徴を有し、この発明は、参照することによって本願の発 明に組み込まれる。この技術は、所望の選択肢を検出するのに有効であるが、そ れでも、利用者は、ディスクに関する利用可能な情報へのアクセスを制限されて いる。例えば、ディスク全体を識別するために用いる情報はあるが、ディスク上 の特定のトラック上や、アーティストに関する利用可能な情報はない。また、こ のような全ての情報は、現在のところ、利用者がリモートコマンダを用い又はジ ョグダイヤルを回し、利用可能な文字を用いて入力しなければならない。このよ うなデータの入力作業（特にディスクが多いときには）は、非常に不便であり、 そのため、利用者は、しばしばこの作業を省いてしまう。さらに、そのようなプ レーヤの利用者は、現在は、ディスクの個々のトラックの内容にかかわらず、 ディスク毎に記録されているパラメータ（例えば音量及び音場の選択肢）を用い たディスクの制御のみに制限されている。 様々なコンパクトディスクのフォーマットがあり、それによって、ディスクに 関する情報が、装置で読み取り可能な形式でディスク上に存在するが、多くのコ ンパクトディスクは、そのような識別情報を有しない。したがって、利用者が利 用可能な等価な情報にアクセスすることができるようにすることが、特に大収納 マルチプルディスクプレーヤにおいては、必要である。 本発明は、これらの問題を解決するために、利用者によって情報検索が可能で あり、またそのような情報をダウンロードすることができるデータベースを提供 する。このデータベースによって、利用者のデータ入力作業を最小に、又は殆ど の場合においてデータ入力作業をなくすことができる。 発明の開示 本発明の目的は、マルチプルディスクプレーヤに収納されたディスクを容易に 選択できるようにするために、外部のデータベースにアクセスすることのできる コンパクトディスクプレーヤを提供することである。 本発明は、所望の音楽を選択するためのデータベース検索を、データベースの データの利用者による入力を最小限、又は全くなくして行う能力を提供すること を特徴とする。 また、本発明は、ＣＤを、ディスクのテーブルオブコンテンツ領域（又は他の 独自な識別情報）をディスクの「指紋」として用いて、 ＣＤを識別することを特徴とする。 また、本発明の実施例では、コンパクトディスクのトラック毎の再生パラメー タを容易に管理できるようにすることを特徴とする。 本発明の利点は、利用者がデータを入力せずにアクセスできる大量の検索可能 な情報を提供することである。 また、本発明の利点は、コンパクトディスク又は他の記録媒体を、選択する音 楽の検出能力を高めながらマルチプルディスクプレーヤ内に収納できることであ る。 また、本発明の実施例の利点は、利用者が、コンピュータのユーザーインター フェースを介してＣＤプレーヤの選択肢の再生制御をできることである。 概して、本発明は、ＣＤプレーヤの一部を構成するメモリを更新する情報を供 給するために、利用者が利用できるリモートデータベースに接続された変復調器 を提供する。このシステムは、タイトル、トラック名、アーティスト等の情報を リモートデータベースから検索するために、ＣＤの「指紋」を用いる。所望のＣ Ｄが一旦識別されると、そのＣＤに関する情報がローカルデータベースにロード されるので、利用者は、所望の音楽、アーティスト等を検索することができる。 また、その情報は、ＣＤプレーヤのメモリにロードされるので、ＣＤプレーヤに 収納されたＣＤは容易に識別できる。このことは、特に、ＣＤを保管するために 用いられる大収納のマルチプルＣＤプレーヤにおいて有効である。利用者は、さ らに、コンピュータを、再生動作の制御を高めるためるのと同様に、選択肢、再 生リストを検索するための簡単な制御インターフェースとして用いることができ る。 本発明は、多くの代案及び変更が考えられる。例えば、本発明の一形態として 、音楽用コンパクトディスクを再生する再生装置は、コンパクトディスクを受け 取り、そのコンパクトディスクからデータを読み出して音楽の信号に変換するデ ィスクチェンジャを備える。コンパクトディスクを独自に識別するために、コン パクトディスクの識別部分が読み込まれる。コンパクトディスクに関するデータ がメモリに記憶されているかを判定するために、そのコンパクトディスクの識別 部分がメモリと比較される。変復調器と、その変復調器を介してリモートデータ ベースにアクセスするための検索機構とが設けられ、比較においてメモリ内で識 別情報が検出されないときに、コンパクトディスクに関する識別情報を検出する ために、コンパクトディスクを識別部分によって識別するリモートデータベース が、変復調器を介してアクセスされる。そして、情報がリモートデータベースか らメモリにダウンロードされる。 本発明の他の形態において、音楽用コンパクトディスクを再生する再生装置は 、コンパクトディスクを受け取り、そのコンパクトディスクからデータを読み出 して音楽の信号に変換するディスクチェンジャを備える。ディスクチェンジャの 一部は、コンパクトディスクを独自に識別するために用いることができるコンパ クトディスクの識別部分を読み込む。そのコンパクトディスクの識別部分は、コ ンパクトディスクに関するデータがメモリに記憶されているかを判定するために メモリと比較される。ローカルデータベースにアクセスする第１の検索機構が設 けられており、比較においてメモリ内で識別部分が検出されないときに、第１の 検索機構は、コンパクトディスクに関する識別情報を検出するために、コンパク トディスクを 識別部分によって識別するローカルデータベースをアクセスする。変復調器を介 してリモートデータベースをアクセスする第２の検索機構が設けられており、比 較においてメモリ内で識別情報が検出されず、かつ第１の検索機構がローカルデ ータベース内で識別部分を検出できないときに、第２の検索機構は、コンパクト ディスクに関する識別情報を検出するために、コンパクトディスクを識別部分に よって識別するリモートデータベースに、変復調器を介してアクセスする。そし て、情報が、ローカルデータベース又はリモートデータベースからメモリにダウ ンロードされる。 本発明の他の形態において、マルチプルコンパクトディスクプレーヤは、複数 のコンパクトディスクを再生するとともに、コンパクトディスクを収納するマル チプルディスクＣＤチェンジャ機構を備える。メモリは、複数のコンパクトディ スクに関する情報を記憶する。コントローラは、マルチプルディスクＣＤチェン ジャ機構の動作を制御する。変復調器は、コントローラに接続され、電話回線を 介してリモートデータベースにアクセスする。コントローラは、メモリがＣＤチ ェンジャ機構内の選択されたコンパクトディスクに関する情報が記憶されている か判定するために、第１の照会をメモリに発行する機能を有し、また、第１の照 会において選択されたコンパクトディスクに関する情報がメモリ内で検出できな かったときに、選択されたコンパクトディスクに関する情報を検出するために、 第２の照会を変復調器を介してリモートデータベースに発行する機能を有する。 本発明の他の形態において、記録媒体を再生する再生装置は、記録媒体を受け 取り、記録媒体からのデータを読み出す媒体チェンジ ャを備える。媒体の識別部分が読み出され、媒体を独自に識別するために用いら れる。媒体の識別部分は、媒体に関するデータがメモリ内に記憶されているかを 判別するためにメモリと比較される。リモートデータベースは、変復調器を介し てアクセス及び検索され、比較においてメモリ内で識別情報が検索されないとき に、記録媒体を識別部分によって識別するリモートデータベースは、媒体に関す る識別情報を検出するために、変復調器を介して検索される。媒体に関する情報 が、リモートデータベースからメモリにダウンロードされる。 本発明の一形態に係るオーディオコンパクトディスクチェンジャ内のメモリの 更新方法は、識別部分をメモリに記憶されている識別部分と比較し、識別部分が メモリ内で検出されないときに、ディスクの識別部分を検出するために、コンパ クトディスクチェンジャの外部に設けられたデータベースを照会し、識別部分に 応じて、データをデータベースからメモリにダウンロードする。 本発明の一形態に係る記録媒体プレーヤ内のメモリの更新方法は、媒体を独自 に識別する媒体の識別部分を読み込み、識別部分をメモリに記憶されている識別 部分と比較し、識別部分がメモリ内で検出されないときには、媒体の識別部分を 検索するために、媒体の外部に設けられたデータベースに照会し、識別部分に応 じて、データをデータベースからメモリにダウンロードする。 また、本発明の実施例におけるコンパクトディスクプレーヤの動作を制御する 方法は、コンパクトディスクに関するデータを、コンパクトディスクの各トラッ クに関する情報を含むデータベースに記憶し、再生属性をトラック毎にデータベ ースに記憶し、コンパクト ディスクチェンジャに、再生属性を用いて選択されたトラックを再生するように 指示する。 また、本発明の実施例におけるマルチプルディスクのコンパクトディスクチェ ンジャの再生リストを作成する再生リスト作成方法は、コンピュータにおいて、 マルチプルディスクのコンパクトディスクチェンジャ内に収納されている複数の コンパクトディスクに関するデータベースに情報を記憶し、データベースは、コ ンパクトディスクのトラックの再生属性を含み、複数のコンパクトディスクのト ラックのテーブルを表示し、再生リストを定義するために、複数のコンパクトデ ィスクから連続したトラックのセットを選択し、再生リストから選択されたトラ ックを連続して再生する連続したコマンドを、コンピュータからマルチプルディ スクのコンパクトディスクチェンジャに送る。 新規性があると思われる本発明の特徴は、請求の範囲で明らかにされている。 なお、本発明自身、及び更なる目的と有利性を有する構成及び動作の方法は、以 下の詳細な説明及び添付の図面よって、理解することができるであろう。 図面の簡単な説明 図１は、従来のコンパクトディスクのＴＯＣデータのフォーマットを示す図で ある。 図２は、本発明の第１の実施例の構成を示すブロック図である。 図３は、図２のＣＤチェンジャ２０の構成を示すブロック図である。 図４Ａと図４Ｂで示される図４は、本発明の一実施例の動作を示すフローチャ ートである。 図５は、ＣＤチェンジャ２０を制御するコンピュータ３２の用途示す図である 。 図６は、ＣＤチェンジャ２０にコマンドを発行するルーチンの具体例の簡単な フローチャートである。 図７は、本発明の第２の実施例の構成を示すブロック図である。 図８は、図７に示す第２の実施例の動作を示すフローチャートである。 発明を実施する最良の形態 本発明は、多くの形態の実施例が可能であり、発明の原理の一例として考えら れる特定の実施例を、本発明を理解するために、図面と詳細な説明に記載してい るが、本発明は、この特定の実施例に限定されるものではない。以下の説明及び 図面において、同一又は同等又は対応する部分には、同じ指示符号を付している 。 本発明の実際の方法及び装置を詳細に説明する前に、コンパクトディスクの標 準的なフォーマットに関する基本的概念を理解し、各ディスクを独自に識別する ために利用することができるものを理解することが有益である。従来の音楽用コ ンパクトディスクは、業界において「レッドブック」仕様書として知られている 仕様に基づいてフォーマットされている。このフォーマットは、また、例えばこ こで引用する〒１０１東京都千代田区神田錦町３−１のオーム社から１９９２年 に出版された中島平太郎及び小川博司共著の「コンパ クトディスク読本」の第５章に記載されている。レッドブック仕様書では、各デ ィスクにおいて、識別コードを用いることを認めているが、業界では、このオプ ションを用いることは希である。したがって、各ディスクには、利用可能と現在 保証されている独自のレーベルは存在しない。なお、レッドブック仕様書では、 Ｐ−チャネルデータ及びＱチャネルデータを有するサブコーディングの領域を含 んだリードイン領域が規定されている。このデータは、テーブルオブコンテンツ （ＴＯＣ）として知られている、本の目次に類似した情報を含んでいる。各ＣＤ は、厳密なコンテンツにおいて唯一であるので、このＴＯＣ情報を、ＣＤを独自 に識別する「指紋」の一種として用いることができる。 図１に、典型的な音楽用コンパクトディスクのＴＯＣエントリのフォーマット を示す。ＴＯＣデータのフレームは、音楽用ディスクの各トラック（楽章）毎に 設けられている。各ＴＯＣエントリは、各楽章内の経過時間及びポイントの内容 の絶対時間を含んでいる。これらの時間は、極めて正確であり、分、秒、フレー ムで測られる。各ディスクは、７２ビットの各ＴＯＣエントリによって、９９ま でのそのようなトラック又は楽章を含むことができる。ＴＯＣエントリは、全て のリードイン領域を満たすために繰り返されている。上述のように、このＴＯＣ 情報の小さな一部は、ソニー製のコンパクトディスクプレーヤにおいては「カス タムファイル」の特徴の用途のために、コンパクトディスクを独自に識別するた めに使用されてきた。本発明においては、本発明が、非常に大きなデータベース における全てのディスクの独自の識別に依存するので、各コンパクトディスクを 独自に識別する又は「指紋」のために必要とされるデー タのサンプルが非常に多くなる可能性がある。この問題は、各ディスクを独自に 識別するのに十分な大きさの情報のサンプルを単に選択することで解決すること ができる。 各ディスクを独自に特徴づけるために用いることができる各ディスク上のデー タは、大量にある。第１の楽章のみのＴＯＣエントリでも、理論上２⁷²（約４． ７Ｅ２１）枚のディスクを独自に識別することができる。実際問題として、通常 の楽章に約３秒の遅れがあり、第１の楽章の楽章数は常に１であり、ポイントの 値はしばしば同一である等により、この１つのエントリで見込まれる現実的な独 自の値は、実質的には低い。たとえそうであっても、各ディスクは、十分な量の 独自の情報を有することは明らかであり、１つのディスクを他の全てのディスク から独自に識別するために利用できるそれ自身の独自の「指紋」を、各ディスク が有することは簡単に理解できる。これには限定されないが、一例として、ディ スクの大多数は、楽章の数、各楽章の再生時間（又は、例えば最初のから５楽章 の再生時間等）、ＣＤの総再生時間を調べることによって、独自に識別すること ができる。 ＴＯＣデータを識別情報として用いる上述の具体例に加えて、音楽の選択肢又 は楽章を表す実際のディスクデータも、各ディスクを独自に識別するために用い ることができる。各ディスクは、音楽の特性上、広いダイナミックレンジを有す るので、ディスク上の一定位置の幾つかのデータサンプルも、ディスクを独自に 識別するために、単独で又はＴＯＣデータの一部と組み合わせて、統計的に用い ることができる。したがって、各ディスクを特徴付けるのに十分な大きさのデー タのサンプルを選択することによって、既に製造され た各ディスク及び将来に製造されるであろう各ディスクを独自に識別することは 可能である。したがって、「指紋」の正確な定義は、沢山のディスクを詳細に解 析することによって決定することができ、それは、本発明の全体的な概念及び動 作を理解する上では重要ではない。そのようなＣＤの「指紋」として用いるデー タサンプルを選択した後、２つ以上のディスクの識別用の「指紋」が同じという 希なケースに対しては、利用者による適切な選択等の対応を期待している。 ここで、図２は、本発明を適用した装置の第１の実施例の構成を示すブロック 図である。この実施例において、ＣＤチェンジャ２０は、従来の方法によってス テレオ増幅器２４に接続されており、ステレオ増幅器２４は、適切な電力増幅を 行って、一対又は多くのステレオスピーカ２６，２８又はヘッドホン（図示せず ）を駆動する。この実施例では、ＣＤチェンジャ２０は、例えばパーソナルコン ピュータ又は専用のコンピュータ等の本発明の機能を実行する外部に設けられた コンピュータ３２に相互に接続されている。コンピュータ３２は、キーボード、 マウス又は他の入力装置等の入力装置及び表示画面を備える。コンピュータ３２ は、ＳＣＳＩ又はＲＳ−２３２を含む標準又は専用の適切なインターフェースを 介して、又は望ましいローカルエリアネットワークの相互接続を介してＣＤチェ ンジャ２０に接続するようにしてもよい。コンピュータ３２は、適切なデータベ ース管理ソフトウェア（例えば、多くの製造業者から商業的に入手可能なＳＱＬ に合致したデータベース）を含んだディスク駆動装置３６を備える。 また、コンピュータ３２は、電話回線４４に接続された（内部の 又は外部の何れか一方の）変復調器４０を備える。本発明では、従来の電話サー ビスを用いた従来のデータ変復調器接続を考慮しているが、当業者にとって、Ｉ ＳＤＮネットワーク及びそのターミナルアダプタ等の幾つかの他の装置を用いる ことができることは、明らかである。 動作において、本発明では、変復調器４０は、例えばオンラインサービスプロ バイダによって維持されている、又はインターネット上に作られたデータベース ５０にダイヤルアップするために、用いられる。データベース５０は、例えば完 璧さを最大レベルで保証するように業界で維持され、又は利用者共同体、ＣＤチ ェンジャの製造メーカ、コマーシャルベンチャ、供給元によっても維持され得る 。 データベース５０は、上述のように、各ディスクの表にされたデータに関係付 けられた多数のコンパクトディスクの識別情報を含んでいる。このようなデータ ベース内におけるデータの一例を、下記表１に示す。この情報にアクセスし、使 用する好ましい方法については、後述する。 表１に示すように、装置が実際のＣＤ上で利用できる読出可能なデータは、各 楽章のタイトル、ＣＤタイトル、アーティスト等を追加することによって、大幅 に補足することができる。当業者は、また、データベースに作曲家、プロデュー サ、レコードレーベル等のより詳細な情報や、利用者に有益であろう他の情報を もデータベースが含むことができることを理解するであろう。表１は、フラット フィールドデータベースとして解釈される形式のデータを示しているが、当業者 は、データをリレーショナルデータベース形式でより容易に記憶することができ ることを理解するであろう。したがって、表１は、説明のためのデータベースの 一例を示すものであり、データベースは、これに限定されず、当業者は、多くの 方法によって、設計者が選択した適切な何れのデータを含むようにデータベース を設計することができることを理解するであろう。 図３は、図２に示すＣＤチェンジャ２０のより詳細な構成を示すブロック図で ある。コンピュータ３２は、従来のコンピュータインターフェースを介して接続 されている。インターフェース６４は、マイクロプロセェッサに基づくコントロ ーラ６８に接続され、これによって、コンピュータ３２とコントローラ６８間の 通信が行われる。コントローラ６８は、例えば電気的に消去書込可能な読み取り 専用メモリ（ＥＥＰＲＯＭ）又はバッテリでバックアップされたランダムアクセ スメモリ（ＲＡＭ）等の不揮発性読出書込メモリからなるメモリ７２に接続され ている。メモリ７２は、多数のＣＤに関する情報を内部のデータベースに記憶す るために用いられる。特に、メモリ７２は、少なくともマルチプルディスクチェ ンジャに現在収納されている全てのＣＤに関する情報を含むが、その容量は、そ れ以上に大きい。コントローラ６８は、商業的に入手可能なソニー製のＣＤＰ− ＣＸ１５３等で用いられているマルチプルディスクＣＤチェンジャ機構７４及び 信号処理回路７８に接続され、従来の方法でこれらを制御する。コントローラ６ ８は、また、表示／制御パネル８２に接続され、略従来の方法によって、利用者 からのコマンドを直接受け取り、視覚的に表示する。さらに、コントローラ６８ は、赤外線（ＩＲ）受信機８４に接続され、リモートコマンダからの制御信号を 受け取る。 コントローラ６８は、従来の方法によって、ＣＤチェンジャ２０の通常機能を 制御するために、さらに、（１）メモリ７２を更新するための情報をコンピュー タインターフェース６４から受け取り、（２）メモリ７２を更新し、（３）要求 をコンピュータインターフェース６４を介して送信するという機能を実行するた めに用いられる。 本発明に従った一具体的な動作の方法を、図４（図４Ａと図４Ｂに分割されて いる）のフローチャトに示す。処理はステップ１００で開始する。ステップ１０ ４において、利用者がディスクを選択又は装填すると、ステップ１０６において 、コントローラ６８は、選択されたディスクの識別情報、すなわち「指紋」を含 むディスクの 一部を読み出すようにＣＤチェンジャ機構７４を指示する。次に、ステップ１１ ４において、コントローラ６８は、読み出された指紋をメモリ７２に記憶されて いる「指紋」と比較する。ステップ１１４において「指紋」が検出されると、ス テップ１１６において、ＣＤチェンジャ２０は、略従来の方法で動作した後、戻 り、次のディスクが選択されるまで待機する。 ステップ１１４において「指紋」が検出されないときは、利用者は、画面（又 は他のメッセージ装置）を介して、ＣＤチェンジャ内のデータベースではディス クデータが検出されなかったことを知らされる。次に、ステップ１２０において 、利用者は、ディスクを再生するのか、データベースからのデータ検索を試みる ことを希望するのか、又は手動でデータを入力することを希望するかを問われる 。利用者は、リモートコマンダ又は表示／制御パネル８２を介して応答すること ができる。利用者が、単にそのディスクを再生すると決めたとき（例えば、その ディスクが借り物であったり、余り再生しないもののとき）、制御はステップ１ １６に戻り、従来の動作が行われる。利用者が、データを手動で入力すると決め たときは、ステップ１２２において、手動入力ルーチンが起動される。この手動 入力は、商業的に入手可能なＣＤチェンジャにおいて用いられている「カスタム ファイル」と呼ばれる情報の入力と同様の方法によって行うことができる。ステ ップ１２２の後、制御はステップ１１６に戻る。利用者が、データ検索を試みる ことを決めたとき、ステップ１２４において、そのディスクの「指紋」がコンピ ュータインターフェース６４を介してコンピュータ３２に送られる。次に、ステ ップ１２８において、コンピュータ３２は、ソフトウェアの制御の下 に、ディスク駆動装置３６に記憶されているデータベースの照会を起動し、当該 「指紋」が一致しているかを調べる。ステップ１３２において「指紋」が検出さ れると、ステップ１３８において、データベースの適切な一部がＣＤチェンジャ のメモリにダウンロードされ、ステップ１１６に戻る。したがって、利用者は、 手動入力の煩雑さから解放される。 ステップ１３２において「指紋」が検出されなかったとき、ステップ１３８に おいて、利用者はその旨を通知される。ここで、利用者は、再度、単にディスク を再生するか、データベースからの情報のダウンロードの更なる試みを行うか、 又はデータの手動入力を行うか決定することができる。利用者がディスクを再生 することを選択すると、制御はステップ１１６に戻る。利用者が手動でデータを 入力することを選択すると、制御はステップ１２２に戻る。手動入力ルーチン１ ２２では、コンピュータ３２に接続されたキーボードを用いて、データを簡単に 手動入力することができる。利用者がデータのダウンロードの更なる試みを選択 すると、コンピュータ３２は、データ検索を行うために、変復調器４０及び電話 回線４４を介したリモートデータベース５０への呼出を起動する。一旦データベ ースがアクセスされると、ステップ１５０において、コンピュータ３２は、当該 ディスクの「指紋」を検出するために、リモートデータベースへの照会を起動す る。 ディスクの「指紋」が検索されないときは、ステップ１６２において、その旨 と、データを入力するか又はデータを入力せずにＣＤを再生するかの選択肢とか らなるメッセージが表示される。利用者が再生を選択すると、制御は再びステッ プ１１６に戻る。利用者が データの手動入力を選択すると、ステップ１２２において、コンピュータのキー ボードを用いたデータ入力が実行される。ステップ１５８においてリモートデー タベース内で「指紋」が検出されたときは、ステップ１６６において、コンピュ ータ３２は、データを、ディスク駆動装置３６内のローカルデータベースにダウ ンロードする。次に、ステップ１７０において、コンピュータ３２は、適切なデ ータをＣＤチェンジャのメモリにダウンロードする。一旦、データがディスク駆 動装置３６内のデータベースに記憶されると、利用者は、選択肢、すなわち音楽 の種類、アーティストなどによって分類されたディスクの検索及び他のデータベ ース管理機能を有するデータベース管理ソフトウェアの検出能力を使うことがで きる。 上述したＣＤチェンジャ２０とコンピュータ３２間の相互接続が一旦確立して 、ローカルデータベースが一旦作成されると、この構成は、コンピュータのキー ボード、マウス又は他の入力装置を用いたＣＤチェンジャの動作の制御に、有利 に用いることができる。コンピュータは、利用者に、従来のＣＤチェンジャより もフレンドリーなインターフェースを提供し、利用者は、ＣＤの再生の開始又は 停止、再生リストの選択、再生するＣＤ又はＣＤのトラックの認識、ＣＤ内の楽 節の検索、その他の一般的なＣＤチェンジャの全ての機能の効果的な制御を行う ことができる。図５は、このことを説明するために、ローカルデータベース（１ ７４）を、セルの配列として示したものである。上述の制御は、利用可能な機能 のメニューから所望のＣＤチェンジャの機能を選択したり、コンピュータのキー ボードを用いて直接コマンドを入力することによって実行される。当業者は、ユ ーザーインターフェースにおけてこれらの制御機能を表 示するには、例えばドロップダウンメニューや特有の制御用アイコンを有するメ ニューバー等の様々な方法があることを、理解するであろう。そのようなインタ ーフェースは、コンパクトディスクに関するデータを含むデータベーステーブル と同時に、コンピュータの画面に表示される。 本発明で可能な強化された制御の一実施例において、利用者は、先ず、メモリ ７２において識別されているＣＤチェンジャ内のどのＣＤかを決定するために、 コンピュータ３２にＣＤチェンジャ２０を照会させることによって、再生リスト を作成する。ローカルデータベース１７４は、ＣＤチェンジャ２０の内容に関わ らず、利用者が所望する多くのＣＤに関する情報を取り扱うことができるので、 利用者は、ＣＤチェンジャに実際装填されているディスクだけを表示するように 、ローカルデータベース１７４の表示を減らすことができる。これによって、表 示１７６を、５枚のコンパクトディスクに対応する５エントリのみを表示するよ うに、減らすことができる。他の実施例において、装填されている複数のディス クを、異なる色又は他の方法でアクセントを付けて表示するようにしてもよい。 一旦、ディスク上の利用可能な全てのトラックのタイトルを含む表示がなされる と、利用者は、利用可能なトラックを見て、所望の選択肢、例えばカーソルが表 示された選択肢をマウスのボタンでクリックして選択し後、再生リストに加えら れた項目を確認することによって、再生リストを作成することができる。このこ とを、図５に示すデータベース１７６に影を付けて示す。利用者が、一旦再生リ ストの項目を選択すると、１７８として示す再生リストを、再生リストウィンド ウ又は画面上で確認することができる。したがって、利 用者は、所望の順序で再生するための多くの選択肢を選択することができる。選 択肢は、簡単なディスク番号やトラック番号というよりも、選択肢及び／ディス クのタイトルの全ての情報に基づいて作成される。さらに、データベース管理ソ フトウェアの機能は、再生リストに加えられた特定の選択肢を検索するために使 用することができる。したがって、例えば、利用者は、特定のキーワードを入力 して検索を開始することができる。検索結果は、再生可能トラック又はキーワー ドを含むディスクのリストとして表示され、利用者は、所望の項目を選択するこ とによって、トラック又はディスクを再生リストに加えることができる。 このようにして、再生リストが一旦作成されると、利用者は、ステップ１８８ において、リストの再生を開始することができる。制御インターフェースは、所 望のキャラクタ又はグラフィックインターフェースとして実行することができる 。一実施例において、インターフェースは、マイクロソフトウィンドウズ^TMオペ レーティングシステムにおいる利用可能なミュージックボックスウィンドウと同 様に設計することができ、また、リモートコマンダを介して送出される従来のイ ンストラクション（停止、再生、ポーズ、スキップバック、スキップフォワード 、シャフルや繰り返しのような再生モード、音量、音場等を含む）を加えること ができる。さらに、インターフェースは、ＣＤ及びトラックの再生時間、ＣＤ及 びトラックの残り時間、データベースからのトラック番号、トラックタイトル、 ＣＤタイトル、アーティスト及び他の所望の情報等の属性のようなキャラクタ及 びグラフィック表示を含めることができる。当然、ミュージックボックスのイン ターフェースにおいては、あらゆる所望 のデータベース情報は、利用者によって入力しなければなければならず、このイ ンターフェースは、コンピュータにマルチプルディスクプレーヤのディスク内容 を認識させる通信機構を有していない。当業者は、本発明の範囲内で実現するこ とができる多くの変更例を理解するであろう。 図６は、ＣＤチェンジャ２０の制御を実行するための簡単な一処理例を示す図 である。当業者は、この実施例は多くの変更が可能であり、これと同様な実施例 を、上述したようにマイクロソフト製のミュージックボックスの周りに構築する ことが可能であることを理解するであろう。ステップ１８０において、ＣＤチェ ンジャ２０は、コンピュータ３２によって、現在ＣＤチェンジャに装填されてい る全てのＣＤの「指紋」をリストアップするために、照会される。このステップ は、利用者が要求する度に、又はＣＤチェンジャがＣＤの搭載又は取り出しを検 出した度に実行される。ステップ１８２において、これらの「指紋」は、ローカ ルデータベース１７４でチェックされ、ステップ１８２においては、ローカルデ ータベースは、現在装填されているＣＤに限定されている。これによって、現在 装填されているＣＤの画像１７６が表示される。ここで、利用者は、１７６とし て表示された行列を調べ、マウス又はキーボードのコマンドを用いて、再生リス トに追加するＣＤ又はトラックを選択することができる。一方、ステップ１８４ において、利用者は、メニューから（例えばメニューバー、メニューボタン又は アイコン等）を選択して「検索」を選択することにより、検索を実行することが できる。この場合、ステップ１８６において、データベースは、従来の照会方法 を用いて検索される。照会が完了すると、その中から利 用者が選択するために、一致した選択肢の表示が行われ、制御は、ステップ１８ ４に戻る。 一旦、１つ以上の選択肢の選択が終了したら、利用者は、メニューから「再生 リスト」のコマンドを選択することができる。「再生リスト」を選択すると、ス テップ１９０において、利用者は、コマンドに関する様々な再生リストを選択す ることができる。ステップ１９０に、そのような３種類のコマンドを示すが、当 業者は、所望のプログラムされたそのようなコマンドを補うことができることを 理解するであろう。ステップ１９０において、利用者が「追加」を選択すると、 制御は、選択されたトラック又はＣＤを現在の再生リストに追加するルーチン１ ９２に進む。ステップ１９０において、「削除」が選択されると、制御は、選択 されたトラック又はＣＤを現在の再生リストから削除するルーチン１９６に進む 。ステップ１９０において、「表示」が選択されると、リスト１７８等のウィン ドウが開き、再生リストのリスト画像が表示される。勿論、一旦再生リストがリ スト１７８として表示されると、利用者は、選択した歌やＣＤが再生順に並べら れたリストをより容易に見ることができ、また、項目の削除や再配置等を行うた めに、リストを直接操作することができる。 当業者は、図６の処理がＣＤチェンジャ２０を制御するために用いられるコマ ンドの構造を示す一部にすぎないことを理解するであろう。この処理中に実行可 能な有用な多くのコマンドを追加できることは明らかである。したがって、この 処理は、限定されるものではなく、むしろ、一旦ＣＤチェンジャ２０にコンピュ ータ３２がリンクされ、一旦データベースの機能がＣＤチェンジャ２０の制御に 結びついたときに実行することができる種類の例である。 利用者がデータベース１７４を介してコンパクトディスクの全体の内容にアク セスすると、他の制御が可能となる。例えば、ソニー製のＣＤＰ−ＣＸ１００は 、「カスタムファイル」として知られている機能を有し、例えば、再生のための 音量を各ディスク毎に記憶させることができる（いわゆる「レベルファイル」。 ）。利用者が、一旦全てのディスクの全てのトラックに関する情報を有するデー タベース１７４にアクセスすると、利用者は、各トラックの個別の属性を、コン ピュータ３２を介してここに制御することができることを直ちに理解する。例え ば、ＣＤＰ−ＣＸ１００の「カスタムファイル」の機能の拡張において、コンピ ュータ３２は、音量レベルを再生リストに基づいてトラック毎に変更するコマン ドをＣＤチェンジャ２０に発行することができる。さらに、音場などの他の属性 を、同様にトラック毎に操作することができる。したがって、再生リスト及び／ 又はローカルデータベースは、また、下記の表２に示すように、各トラックに関 する属性のためのエントリを含むことができる。このようなエントリは、各デー タベースエントリ（トラック）のための属性の選択肢を表示する分離されたウィ ンドウに広げることができる。 したがって、表２の例に示すように、再生時において、トラックは、信号処理 された音場が「ライブルーム」であり、６５％の音量で再生されるであろう。勿 論、利用者が制御可能な他の属性も、同様に、トラック毎に記憶させ、割り付け ることができる。 図７は、本発明に係る第２の実施例の構成を示すブロック図である。この実施 例において、コンパクトディスクチェンジャ２２０は、変復調器２４０を内蔵し ており、この変復調器２２０は、コントローラ２６８の制御の下に、電話回線４ ４を介してリモートデータベース５０をアクセスする。この実施例において、コ ンピュータ３２の機能の一部は、コンパクトディスクチェンジャ２２０に吸収さ れている。コントローラ２６８の機能及び動作は、変復調器２４０を制御するた めに必要とされる機能、及び検索及び通信機能が追加されていることを除いて、 コントローラ６８と同じである。赤外線受信機２８４は、コンピュータ３２がな いときに必要とされるコマンドの多くの語彙を除くと、赤外線受信機８４と同じ である。同様に、 表示／制御パネル２８２は。コンピュータの表示装置及びキーボードがないとき に必要とされるより大きな表示装置、及びキーボードの機能を除いて、表示／制 御パネル８２と同じである。 動作において、図７のＣＤチェンジャ２２０は、ローカルデータベースの検索 を行わないことを除いて、図２及び図３のＣＤチェンジャ２０と同様に機能する 。勿論、当業者は、ＣＤチェンジャ２２０に大容量記憶装置を内蔵することによ って、コンピュータ３２の機能が略完全に一つの筐体に組み込まれることを理解 するであろう。 図８は、ＣＤチェンジャ２２０の動作の一例を示す図である。この方法はステ ップ３００において開始される。ステップ３０４において、利用者がディスクを 選択又は装填すると、ステップ３０６において、コントローラ２６８は、ステッ プ３０６において選択されたディスクの識別情報、すなわち「指紋」を含むディ スクの一部を読み込むようにチェンジャ機構７４を指示する。次に、ステップ３ １０において、コントローラは、読み出された「指紋」をメモリ７２に記憶され ている「指紋」と比較する。ステップ３１４において「指紋」が検出されると、 ステップ３１６において、ＣＤチェンジャ２２０は、略従来の方法で動作した後 、戻り、次のディスクが選択されるまで待機する。 ステップ３１４において「指紋」が検出されないときは、利用者は、画面（又 は他のメッセージ装置）を介して、ＣＤチェンジャの内部メモリ７２ではディス クデータが検出されなかったことを知らされる。次に、ステップ３２０において 、利用者は、ディスクを再生するのか、データベースからのデータ検索を試みる ことを希望するのか、又はデータを手動で入力することを希望するのかを問われ る。利用者は、リモートコマンダ又は表示／制御パネル２８２を介して応答する ことができる。利用者が、単にディスクを再生すると決めたときは、制御は、ス テップ３１６に戻り、従来の動作が行われる。利用者が、データを手動で入力す ると決めたときは、ステップ３２２において、手動入力ルーチンが開始され、制 御はステップ３１６に戻る。 ステップ３２０において、利用者がデータベースから情報をダウンロードする ことを希望するときには、制御はステップ３４４に進み、コントローラ２６８は 、データ検索を行うために、変復調器２４０及び電話回線４４を介してリモート データベースへの呼出を直接起動する。一旦データベースがアクセスされると、 ステップ３５０において、コントローラ２６８は、当該ディスクの「指紋」を検 出するために、リモートデータベースへの照会を起動する。 ディスクの「指紋」が検出されないときは、ステップ３６２において、その旨 と、データを手動で入力するのか又はデータを入力せずにＣＤを再生するかの選 択肢とからなるメッセージが利用者に対して表示される。利用者が再生を選択す ると、制御は再びステップ３１６に戻る。利用者がデータの手動入力を選択する と、ステップ３２２において、リモートコマンダ又は表示／制御パネル３２２を 介しての手動入力が実行される。ステップ３５８において、リモートデータベー ス内で「指紋」が検出されたときは、ステップ３７０において、コントローラ２ ６８は、データをチェンジャメモリ７２にダウンロードする。 したがって、上述した処理によって、ＣＤチェンジャのメモリは、煩雑な手動 入力を必要とせずに、当該ディスクがコンピュータのデ ータベースにおいて検出される度に、又はその情報がリモートデータベースから ダウンロードされる度に、更新される。本発明が、不必要な詳細によって不明瞭 になるのを防ぐために、上述の処理においては、エラー検出、データベースのフ ォーマット、リモートデータベースに接続するための通信プロトコール、フルメ ッセージ、及び本発明を理解するために必要がない他の詳細については説明して いない。さらに、上述の処理において、勿論、コンピュータは、ＣＤチェンジャ に接続するために必要な時間には動作していると仮定している。以上のことは、 当業者にとっては周知のことであり、ここでは説明する必要はない。また、ＣＤ フォーマットが、この目的（又は実際のデータベース情報を含むようにする）た めに、特殊な識別情報を入れるように発展したときには、本発明は、この情報を 利用することを考慮している。 上述の処理は、当業者によって多くの方法で実施されるであろう。例えば、上 述の処理において、データベースの更新を実行しながら、ＣＤの再生を行うこと ができる。他の変形例としては、ステップ１２０，１３８，１６２，３２０，３ ６２におけるダウンロード照会を、利用者のディフォルトの応答とすることもで きる。更に、同一の「指紋」を有する２つのディスクがある場合でも、上述の処 理に利用者による選択の余地を加えるようにしてもよい。 本発明は、プログラムマテリアルを含む媒体として、コンパクトディスクの用 語を用いて説明しているが、本発明は、また、媒体の利用者にとって有用な、装 置で読出可能な情報を含まない他の音楽、映像又は他の記録媒体においても実施 することができる。例えば、ミニディスク^TM、デジタルビデオディスク、マルチ メデイアコンパ クトディスク、又は開発されていない他の記録媒体に対しても、同様に実施する ことができる。したがって、本発明は、説明したフォーマットに限定されない。 したがって、本発明を適用した装置は上述の目的や有効性を満たすことは明ら かである。本発明を特定の実施例を用いて説明したが、上述の説明を理解できる 当業者とっては、多くの変形、改良、交換、変化を行うことができるのは明らか である。したがって、本発明は、請求の範囲を逸脱しない範囲で、そのような全 ての変更、改良、変形を含むものである。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】１９９７年７月３日 【補正内容】 明細書 発明の名称 記録媒体プレーヤ 技術分野 本発明は、記録媒体プレーヤに関する。 背景技術 現在、幾つかの大収納の記録媒体プレーヤ（例えば、コンパクトディスクプレ ーヤ）が商業的に入手可能である。例えば、目本、東京のソニー株式会社がモデ ルＣＤＰ−ＣＸ１００及びＣＤＰ−ＣＳ１５３等のこのようなプレーヤを製造し 、ニュージャージー０７６５６、パークリッジ、ソニードライブ１のソニーエレ クトロニクス社から提供されている。これらの各プレーヤは、１００スロットを 有する内部回転テーブルを備え、１００枚までのコンパクトディスクを収納する ことができる。将来的には、より大きな収納力を有するプレーヤが現れることは 間違いないだろう。このような種類のコンパクトディスクプレーヤは、一般的に は、コンパクトディスクを再生するためだけではなく、このようなディスクを整 然と配列して小さく収納する便利な機構として利用されている。 １枚又は数枚のコンパクトディスクを収納する初期のコンパクト ディスクプレーヤでは、コンパクトディスクは、通常、保護用受け台付きケース に収納されている。このような受け台付きケースには、各ディスクのディレクト リが書き込まれた冊子が入れられており、ディレクトリは、一般的には、ディス ク上で利用可能な再生時間や各選択肢（例えばアーティスト、タイトル、作詞家 等）に関する情報を順番にリストアップしたものである。聴取者は、そのような 情報に基づいて所望のディスク及びトラックを容易に選択することができる。 ところが、上述した大収納のＣＤプレーヤのように収納装置として利用される ＣＤプレーヤの利用者は、このような情報を容易に利用することができない。利 用者は、通常、そのようなプレーヤをコンパクトディスクを収納するために用い るので、利用者は、しばしば、受け台付きケース及び関連した情報が書き込まれ た冊子を余り便利ではない所に保管する。そのうえ、利用者は、特定の選んだ選 択肢にアクセスするためには、再生したいディスクだけでなく、回転テーブルに おけるディスクの位置、ことによるとトラック番号を知る必要がある。また、利 用者にとっては、選択できる全ての曲を把握し、選択した通りに再生するように 制御することは、困難である。 上述したソニーのディスクプレーヤは、利用者がディスクプレーヤをプログラ ムして各ディスクの識別情報をプレーヤのメモリに記憶できるようにするととも に、利用者の選択肢（例えばジャズ、クラシック、ロック等）のグループ番号に ディスクを分類することができるようにすることによって、このような問題の一 部を解決している。これらのマルチプルＣＤチェンジャは、その中に収納された コンパクトディスクを独自に識別するために、テーブルオブコンテンツ（ＴＯＣ ）データの一部を用いている。特に、幾つかのチェンジャでは、ＴＯＣの中に示 されている音楽の総再生時間及び楽章（典型的には歌曲）の数が、ディスクを独 自に識別するために用いられている。コンパクトディスクチェンジャは、また、 日本特許公開番号平３−７６０８２号公報に記載されている「カスタムファイル 」として知られている特徴を有し、この発明は、参照することによって本願の発 明に組み込まれる。この技術は、所望の選択肢を検出するのに有効であるが、そ れでも、利用者は、ディスクに関する利用可能な情報へのアクセスを制限されて いる。例えば、ディスク全体を識別するために用いる情報はあるが、ディスク上 の特定のトラック上や、アーティストに関する利用可能な情報はない。また、こ のような全ての情報は、現在のところ、利用者がリモートコマンダを用い又はジ ョグダイヤルを回し、利用可能な文字を用いて入力しなければならない。 新規性があると思われる本発明の特徴は、請求の範囲で明らかにされている。 なお、本発明自身、及び更なる目的と有利性を有する構成及び動作の方法は、以 下の詳細な説明及び添付の図面よって、理解することができるであろう。 図面の簡単な説明 図１は、従来のコンパクトディスクのＴＯＣデータのフォーマットを示す図で ある。 図２は、本発明の第１の実施例の構成を示すブロック図である。 図３は、図２のＣＤチェンジャ２０の構成を示すブロック図である。 図４Ａと図４Ｂで示される図４は、本発明の一実施例の動作を示すフローチャ ートである。 図５は、ＣＤチェンジャ２０を制御するコンピュータ３２の用途示す図である 。 図６は、ＣＤチェンジャ２０にコマンドを発行するルーチンの具体例の簡単な フローチャートである。 図７は、本発明の第２の実施例の構成を示すブロック図である。 図８は、図７に示す第２の実施例の動作を示すフローチャートである。 発明を実施する最良の形態 本発明は、多くの形態の実施例が可能であり、発明の原理の一例 として考えられる特定の実施例を、本発明を理解するために、図面と詳細な説明 に記載しているが、本発明は、この特定の実施例に限定されるものではない。以 下の説明及び図面において、同一又は同等又は対応する部分には、同じ指示符号 を付している。 【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】１９９７年７月２８日 【補正内容】 また、このような全ての情報は、現在のところ、利用者がリモートコマンダを用 い又はジョグダイヤルを回し、利用可能な文字を用いて入力しなければならない 。このようなデータの入力作業（特にディスクが多いときには）は、非常に不便 であり、そのため、利用者は、しばしばこの作業を省いてしまう。さらに、その ようなプレーヤの利用者は、現在は、ディスクの個々のトラックの内容にかかわ らず、ディスク毎に記録されているパラメータ（例えば音量及び音場の選択肢） を用いたディスクの制御のみに制限されている。 様々なコンパクトディスクのフォーマットがあり、それによって、ディスクに 関する情報が、装置で読み取り可能な形式でディスク上に存在するが、多くのコ ンパクトディスクは、そのような識別情報を有しない。したがって、利用者が利 用可能な等価な情報にアクセスすることができるようにすることが、特に大収納 マルチプルディスクプレーヤにおいては、必要である。 欧州特許公開番号ＥＰ−Ａ−０５８０３６１号公報には、媒体に関する情報を 保持するメモリと、チェンジャによって選択された媒体を識別するとともに、メ モリから媒体に関する情報をアクセスするための手段とからなるＣＤチエンジャ が開示されている。 本発明は、新たな記録媒体を受け取るとともに、現在受け取った記録媒体から データを読み出す媒体チェンジャと、記録媒体を独自に識別するために用いるこ とができる識別データを呈する識別部分を上記現在の記録媒体から読み出す手段 と、複数の記録媒体に関する情報を記憶するメモリと、上記現在の記録媒体に関 する情報が上記メモリに記憶されているかを判定するために、上記識別データを 上記メモリに記憶されているデータと比較する手段と、上記比較手 段が上記メモリ内で上記識別データを検出できないときに、上記現在の記録媒体 に関する情報が外部のデータベースに含まれているかを検出するために、上記外 部のデータベースにアクセスするインターフェース手段と、上記インターフェー ス手段が、上記外部のデータベースに現在の記録媒体に関する情報が含まれてい ることを検出したときに、情報を上記外部のデータベースから上記メモリにダウ ンロードするダウンロード手段を備えることを特徴とするプレーヤを提供する。 また、本発明は、新たな記録媒体を受け取るとともに、現在受け取った記録媒 体からデータを読み出すための媒体チェンジャを有する記録媒体プレーヤを動作 させる方法において、複数の記録媒体に関する情報をメモリに記憶するステップ と、記録媒体を独自に識別するために用いることができる識別データを呈する識 別部分を上記現在の記録媒体から読み出すステップと、上記現在の記録媒体に関 する情報が上記メモリに記憶されているかを判定するために、上記識別データを 上記メモリに記憶されているデータと比較するステップと、上記比較ステップに おいて上記メモリ内で上記識別データを検出できないときに、上記現在の記録媒 体に関する情報が外部のデータベースに含まれているかを検出するために、上記 外部のデータベースにインターフェースを介してアクセスするステップと、上記 インターフェースが、上記外部のデータベースに現在の記録媒体に関する情報が 含まれていることを検出したときに、情報を上記外部のデータベースから上記メ モリにダウンロードするステップを有することを特徴とする記録媒体プレーヤを 動作させる方法を提供する。 また、本発明のそれぞれの形態及び特徴は、請求の範囲において 定義される。 本発明は、これらの問題を解決するために、利用者によって情報検索が可能で あり、またそのような情報をダウンロードすることができるデータベースを提供 する。このデータベースによって、利用者のデータ入力作業を最小に、又は殆ど の場合においてデータ入力作業をなくすことができる。 発明の開示 本発明の目的は、マルチプルディスクプレーヤに収納されたディスクを容易に 選択できるようにするために、外部のデータベースにアクセスすることのできる コンパクトディスクプレーヤを提供することである。 本発明は、所望の音楽を選択するためのデータベース検索を、データベースの データの利用者による入力を最小限、又は全くなくして行う能力を提供すること を特徴とする。 また、本発明は、ＣＤを、ディスクのテーブルオブコンテンツ領域（又は他の 独自な識別情報）をディスクの「指紋」として用いて、ＣＤを識別することを特 徴とする。 また、本発明の実施例では、コンパクトディスクのトラック毎の再生パラメー タを容易に管理できるようにすることを特徴とする。 本発明の利点は、利用者がデータを入力せずにアクセスできる大量の検索可能 な情報を提供することである。 また、本発明の利点は、コンパクトディスク又は他の記録媒体を、選択する音 楽の検出能力を高めながらマルチプルディスクプレーヤ 内に収納できることである。 また、本発明の実施例の利点は、利用者が、コンピュータのユーザーインター フェースを介してＣＤプレーヤの選択肢の再生制御をできることである。 概して、本発明は、ＣＤプレーヤの一部を構成するメモリを更新する情報を供 給するために、利用者が利用できるリモートデータベースに接続された変復調器 を提供する。このシステムは、タイトル、トラック名、アーティスト等の情報を リモートデータベースから検索するために、ＣＤの「指紋」を用いる。所望のＣ Ｄが一旦識別されると、そのＣＤに関する情報がローカルデータベースにロード されるので、利用者は、所望の音楽、アーティスト等を検索することができる。 また、その情報は、ＣＤプレーヤのメモリにロードされるので、ＣＤプレーヤに 収納されたＣＤは容易に識別できる。このことは、特に、ＣＤを保管するために 用いられる大収納のマルチプルＣＤプレーヤにおいて有効である。利用者は、さ らに、コンピュータを、再生動作の制御を高めるためるのと同様に、選択肢、再 生リストを検索するための簡単な制御インターフェースとして用いることができ る。 請求の範囲 １．新たな記録媒体を受け取るとともに、現在受け取った記録媒体からデータを 読み出す媒体チェンジャ（７４）と、 記録媒体を独自に識別するために用いることができる識別データを呈する識別 部分を上記現在の記録媒体から読み出す手段（６８，７４）と、 複数の記録媒体に関する情報を記憶するメモリ（７２）と、 上記現在の記録媒体に関する情報が上記メモリに記憶されているかを判定する ために、上記識別データを上記メモリに記憶されているデータと比較する手段（ ６８）と、 上記比較手段が上記メモリ内で上記識別データを検出できないときに、上記現 在の記録媒体に関する情報が外部のデータベース（３６，５０）に含まれている かを検出するために、上記外部のデータベースにアクセスするインターフェース 手段（３２，４０，４４）と、 上記インターフェース手段が、上記外部のデータベースに現在の記録媒体に関 する情報が含まれていることを検出したときに、情報を上記外部のデータベース （３６，５０）から上記メモリ（７２）にダウンロードするダウンロード手段（ ３２，４０，４４）を備えることを特徴とするプレーヤ。 ２．上記外部のデータベースは、リモートデータベース（５０）からなり、上記 リモートデータベースをアクセスするための変復調器（４０）を備える請求の範 囲第１項に記載のプレーヤ。 ３．上記インターフェース手段は、現在の記録媒体に関する識別デ ータに基づいた上記外部のデータベース検索の動作を行う請求の範囲第１項又は 第２項に記載のプレーヤ。 ４．上記外部のデータベースはローカルデータベース（３６）からなり、 上記比較手段が上記メモリ（７２）内で上記識別情報を検出できず、かつ上記 インターフェース手段が上記ローカルデータベース（３６）内で上記識別データ を検出できないときに、上記現在の記録媒体に関する識別情報を検出するために 、リモートデータベース（５０）をアクセスするインターフェース手段（３２， ４０，４４）を備える請求の範囲第１項に記載のプレーヤ。 ５．変復調器（４０）を備え、 上記インターフェース手段は、上記変復調器（４０）を介する上記リモートデ ータベース（５０）へのアクセス動作を行う請求の範囲第４項に記載のプレーヤ 。 ６．上記記録媒体には音楽データが記録されており、 上記記録媒体に関する再生属性を上記ローカルデータベース（３６）に記憶す る手段を備える請求の範囲第４項又は第５項に記載のプレーヤ。 ７．上記ローカルデータベース（３６）に記憶されている上記再生属性に従って 、ディスクの再生を制御する手段を備える請求の範囲第６項に記載のプレーヤ。 ８．上記記録媒体は、複数のトラックを含み、上記再生属性は、トラック毎に記 憶されている請求の範囲第７項に記載のプレーヤ。 ９．上記記録媒体は、テーブルオブコンテンツ（ＴＯＣ）領域を有し、上記識別 データは、コンパクトディスクのＴＯＣデータからな る請求の範囲第１項乃至第８項のいずれか１項に記載のプレーヤ。 １０．上記記録媒体にはプログラムデータが記録されており、上記識別データは 、上記プログラムデータのサンプルからなる請求の範囲第１項乃至第８項のいず れか１項に記載のプレーヤ。 １１．上記外部のデータベースで上記識別データが検出されないときに、手動で 上記メモリ（７２）を更新する手段を備える請求の範囲第１項乃至第１０項のい ずれか１項に記載のプレーヤ。 １２．上記メモリ（７２）は、電気的に消去書込可能な読み取り専用メモリ（Ｅ ＥＰＲＯＭ）からなる請求の範囲第１項乃至第１１項のいずれか１項に記載のプ レーヤ。 １３．上記記録媒体は、コンパクトディスクからなる請求の範囲第１項乃至第１ ２項のいずれか１項に記載のプレーヤ。 １４．新たな記録媒体を受け取るとともに、現在受け取った記録媒体からデータ を読み出すための媒体チェンジャ（７４）を有する記録媒体プレーヤを動作させ る方法において、 複数の記録媒体に関する情報をメモリ（７２）に記憶するステップと、 記録媒体を独自に識別するために用いることができる識別データを呈する識別 部分を上記現在の記録媒体から読み出すステップ（１０６）と、 上記現在の記録媒体に関する情報が上記メモリに記憶されているかを判定する ために、上記識別データを上記メモリに記憶されているデータと比較するステッ プ（１１０）と、 上記比較ステップにおいて上記メモリ（７２）内で上記識別データを検出でき ないときに、上記現在の記録媒体に関する情報が外部 のデータベース（３６，５０）に含まれているかを検出するために、上記外部の データベースにインターフェースを介してアクセスするステップ（１２８，１４ ４）と、 上記インターフェースが、上記外部のデータベースに現在の記録媒体に関する 情報が含まれていることを検出したときに、情報を上記外部のデータベース（３ ６，５０）から上記メモリ（７２）にダウンロードするステップを有することを 特徴とする記録媒体プレーヤを動作させる方法。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，Ｉ Ｌ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ， ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，Ｒ Ｕ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．音楽用コンパクトディスクを再生する再生装置において、 コンパクトディスクを受け取り、上記コンパクトディスクからデータを読み出 して音楽の信号に変換するディスクチェンジャと、 コンパクトディスクを独自に識別するために用いることができる上記コンパク トディスクの識別部分を読み込む手段と、 メモリと、 上記コンパクトディスクに関するデータが上記メモリに記憶されているかを判 定するために、上記コンパクトディスクの識別部分を上記メモリと比較する比較 手段と、 変復調器と、 上記比較手段が上記メモリ内で上記識別情報を検出できないときに、上記コン パクトディスクに関する識別情報を検出するために、上記コンパクトディスクを 上記識別部分で識別するリモートデータベースに、上記変復調器を介してアクセ スする検索手段と、 上記リモートデータベースから情報を上記メモリにダウンロードするダウンロ ード手段とを備える再生装置。 ２．音楽用コンパクトディスクを再生する再生装置において、 コンパクトディスクを受け取り、上記コンパクトディスクからデータを読み出 して音楽の信号に変換するディスクチェンジャと、 コンパクトディスクを独自に識別するために用いることができる上記コンパク トディスクの識別部分を読み込む手段と、 メモリと、 上記コンパクトディスクに関するデータが上記メモリに記憶され ているかを判定するために、上記コンパクトディスクの識別部分を上記メモリと 比較する比較手段と、 上記比較手段が上記メモリ内で上記識別部分を検出できないときに、上記コン パクトディスクに関する識別部分を検出するために、上記コンパクトディスクを 上記識別部分で識別するローカルデータベースにアクセスする第１の検索手段と 、 変復調器と、 上記比較手段が上記メモリ内で上記識別情報を検出できず、かつ上記第１の検 索手段がローカルデータベース内で上記識別部分を検出できないときに、上記コ ンパクトディスクに関する識別情報を検出するために、上記コンパクトディスク を上記識別部分で識別するリモートデータベースに、上記変復調器を介してアク セスする第２の検索手段と、 上記ローカルデータベース又は上記リモートデータベースから情報を上記メモ リにダウンロードするダウンロード手段とを備える再生装置。 ３．上記コンパクトディスクは、ＴＯＣ領域を有し、上記識別部分は、上記コン パクトディスクのＴＯＣデータの一部を含むことを特徴とする請求の範囲第１項 又は第２項に記載の再生装置。 ４．上記コンパクトディスクにはプログラムデータが記録されており、上記識別 部分は、上記プログラムデータのサンプルを含むことを特徴とする請求の範囲第 １項又は第２項に記載の再生装置。 ５．さらに、上記ローカルデータベース又は上記リモートデータベースの一方で 上記識別部分が検出されないときに、手動で上記メモリを更新する手段を備える ことを特徴とする請求の範囲第２項に記 載の再生装置。 ６．さらに、上記ローカルデータベースにエントリするための再生属性を記憶す る手段を備えることを特徴とする請求の範囲第２項又は第５項に記載の再生装置 。 ７．さらに、上記ローカルデータベースに記憶された再生属性に従って、上記コ ンパクトディスクの再生を制御する手段を備えることを特徴とする請求の範囲第 ６項に記載の再生装置。 ８．上記コンパクトディスクは、複数のトラックを有し、上記再生属性は、上記 コンパクトディスクの各トラックに対してトラック毎に記憶されることを特徴と する請求の範囲第７項に記載の再生装置。 ９．音楽用コンパクトディスクを再生する再生装置において、 コンパクトディスクを受け取り、上記コンパクトディスクからデータを読み出 して音楽の信号に変換するマルチプルディスクチェンジャと、 上記コンパクトディスクはテーブルオブコンテンツ（ＴＯＣ）領域とプログラ ム領域を有し、上記ＴＯＣ領域から取り出されたデータを含み、コンパクトディ スクを独自に識別するために用いることができる上記コンパクトディスクの識別 部分を読み込む手段と、 電気的に消去書込可能な読み取り専用メモリ（ＥＥＰＲＯＭ）と、 上記コンパクトディスクに関するデータが上記ＥＥＰＲＯＭに記憶されている かを判定するために、上記コンパクトディスクの識別部分を上記ＥＥＰＲＯＭと 比較する比較手段と、 変復調器と、 上記比較手段が上記ＥＥＰＲＯＭ内で上記識別部分を検出できないときに、上 記コンパクトディスクに関する識別部分を検出するた めに、上記コンパクトディスクを上記識別部分で識別するローカルデータベース にアクセスする第１の検索手段と、上記比較手段が上記ＥＥＰＲＯＭ内で上記識 別情報を検出できず、かつ上記第１の検索手段がローカルデータベース内で上記 識別部分を検出できないときに、上記コンパクトディスクに関する識別情報を検 出するために、上記コンパクトディスクを上記識別部分で識別するリモートデー タベースに、上記変復調器を介してアクセスする第２の検索手段とからなるデー タベースマネージャと、 上記ローカルデータベース又は上記リモートデータベースから情報を上記ＥＥ ＰＲＯＭにダウンロードするダウンロード手段と、 上記ローカルデータベース又は上記リモートデータベースの一方で上記識別部 分が検出されないときに、手動で上記ＥＥＰＲＯＭを更新する手動更新手段と、 上記コンパクトディスクは、複数のトラックを有し、上記コンパクトディスク の各トラックに対してトラック毎の再生属性を上記ローカルデータベースにエン トリするための記憶する手段と、 上記ローカルデータベースに記憶された再生属性に従って、上記コンパクトデ ィスクの再生を制御する手段とを備える再生装置。 １０．複数のコンパクトディスクを再生するとともに、コンパクトディスクを収 納するマルチプルディスクＣＤチェンジャ機構と、 上記複数のコンパクトディスクに関する情報を記憶するメモリと、 上記マルチプルディスクＣＤチェンジャ機構の動作を制御するコントローラと 、 上記コントローラに接続され、電話回線を介してリモートデータベースにアク セスするための変復調器とを備え、 上記コントローラは、 上記ＣＤチェンジャ機構内の選択されたコンパクトディスクに関する情報が上 記メモリに記憶されているかを判定する第１の照会を上記メモリに発行する手段 と、 上記第１の照会における上記メモリでの上記選択されたコンパクトディスクに 関する情報の検出が失敗したときに、上記選択されたコンパクトディスクに関す る情報を検出するための第２の照会を上記変復調器を介してリモートデータベー スで発行する手段とを備えることを特徴とするマルチプルコンパクトディスクプ レーヤ。 １１．上記コントローラは、さらに、上記メモリを更新するために上記リモート データベースから上記情報をダウンロードする手段を備えることを特徴とする請 求の範囲第１０項に記載のマルチプルコンパクトディスクプレーヤ。 １２．記録媒体を再生する再生装置において、 記録媒体を受け取り、上記記録媒体からデータを読み出す記録媒体チェンジャ と、 記録媒体を独自に識別するために用いることができる上記記録媒体の識別部分 を読み込む手段と、 メモリと、 上記記録媒体に関するデータが上記メモリに記憶されているかを判定するため に、上記記録媒体の識別部分を上記メモリと比較する比較手段と、 変復調器と、 上記比較手段が上記メモリ内で上記識別情報を検出できないときに、上記記録 媒体に関する識別情報を検出するために、上記記録媒 体を上記識別部分で識別するリモートデータベースに、上記変復調器を介してア クセスする検索手段と、 上記リモートデータベースから情報を上記メモリにダウンロードするダウンロ ード手段とを備える再生装置。 １３．上記記録媒体は、ＴＯＣ領域を有し、上記識別部分は、上記記録媒体のＴ ＯＣデータの一部を含むことを特徴とする請求の範囲第１０項又は第１２項に記 載の再生装置。 １４．上記記録媒体にはプログラムデータが記録されており、上記識別部分は、 上記プログラムデータのサンプルを含むことを特徴とする請求の範囲第１０項又 は第１２項に記載の再生装置。 １５．上記メモリは、電気的に消去書込可能な読み取り専用メモリを含むことを 特徴とする請求の範囲第１項、第２項、第１０項又は第１２項に記載の再生装置 。 １６．上記検索手段は、さらに、上記比較手段が上記メモリ内で上記識別情報を 検出できないときに、上記記録媒体に関する識別情報を検出するために、上記記 録媒体上記識別部分で識別するローカルデータベースにアクセスする手段を備え 、上記ダウンロード手段は、上記ローカルデータベースから情報を上記メモリに ダウンロードする手段を備えることを特徴とする請求の範囲第１項又は第１２項 に記載の再生装置。 １７．さらに、上記ローカルデータベースで上記識別部分が検出されないときに 、手動で上記メモリを更新する手段を備えることを特徴とする請求の範囲第１項 、第２項、第１０項又は第１２項に記載の再生装置。 １８．さらに、上記リモートデータベースを選択的に検索するデー タベース管理ソフトウェアを備えることを特徴とする請求の範囲第１項、第２項 、第１０項又は第１２項に記載の再生装置。 １９．さらに、上記ローカルデータベースを選択的に検索するデータベース管理 ソフトウェアを備えることを特徴とする請求の範囲第２項、第９項又は第１６項 に記載の再生装置。 ２０．さらに、上記ローカルデータベースにエントリするための再生属性を記憶 し、上記ローカルデータベースに記憶された再生属性に従って上記記録媒体の再 生を制御する手段を備えることを特徴とする請求の範囲第１６項に記載の再生装 置。 ２１．オーディオコンパクトディスクチェンジャ内のメモリを更新する更新方法 において、 コンパクトディスクを独自に識別するコンパクトディスクの識別部分を読み込 むステップと、 上記識別部分をメモリに記憶されている識別部分と比較するステップと、 上記メモリ内で上記識別部分を検出できないときに、上記コンパクトディスク の識別部分を、上記コンパクトディスクチェンジャの外部に設けられたデータベ ースに照会する照会ステップと、 上記識別部分に対応するデータを上記データベースから上記メモリにダウンロ ードするステップとを有する更新方法。 ２２．上記データベースは、上記コンパクトディスクチェンジャに接続されたコ ンピュータ内に設けられていることを特徴とする請求の範囲第２１項に記載の更 新方法。 ２３．上記データベースは、遠隔にあり、上記照会ステップは、変復調器を介し て上記データベースにアクセスするステップを有する ことを特徴とする請求の範囲第２１項に記載の更新方法。 ２４．オーディオコンパクトディスクチェンジャ内のメモリを更新する更新方法 において、 コンパクトディスクのＴＯＣの一部を含み、上記コンパクトディスクを独自に 識別するコンパクトディスクの識別部分を読み込むステップと、 上記識別部分をＥＥＰＲＯＭに記憶されている識別部分と比較するステップと 、 上記ＥＥＰＲＯＭ内で上記識別部分を検出できないときに、上記コンパクトデ ィスクチェンジャに接続され、その外部に設けられたコンピュータ内の第１のデ ータベースに、上記コンパクトディスクの識別部分を照会するステップと、 上記第１のデータベース内で上記識別部分を検出されないときに、上記コンピ ュータに変復調器を介して接続され、遠隔に設けられた第２のデータベースに、 上記コンパクトディスクの識別部分を照会するステップと、 上記識別部分に対応するデータを上記第１又は第２のデータベースから上記メ モリにダウンロードするステップとを有する更新方法。 ２５．記録媒体プレーヤ内のメモリを更新する更新方法において、 記録媒体を独自に識別する記録媒体の識別部分を読み込むステップと、 上記識別部分をメモリに記憶されている識別部分と比較するステップと、 上記メモリ内で上記識別部分を検出できないときに、上記記録媒体の識別部分 を、上記記録媒体プレーヤの外部に設けられたデータ ベースに照会する照会ステップと、 上記識別部分に対応するデータを上記データベースから上記メモリにダウンロ ードするステップとを有する更新方法。 ２６．マルチプルディスクのコンパクトディスクプレーヤの動作を制御する制御 方法において、 複数のコンパクトディスクに関するデータを、上記コンパクトディスクプレー ヤの外部のコンピュータ内にあり、各コンパクトディスクの各トラックに関する 情報を含むデータベースに記憶するステップと、 少なくともレベル属性と信号処理属性を含む複数の再生属性を、トラック毎に 上記データベースに記憶するステップと、 上記コンピュータから上記コンパクトディスクプレーヤに命令を送ることによ って、上記再生属性を用いた再生リストから選択されたトラックを再生するよう に上記コンパクトディスクプレーヤを指示するステップとを有する制御方法。 ２７．マルチプルディスクのコンパクトディスクチェンジャの再生リストを作成 する再生リスト作成方法において、 コンピュータにおいて、上記マルチプルディスクのコンパクトディスクチェン ジャ内に収納されている複数のコンパクトディスクに関するデータベースに情報 を記憶するステップと、 上記データベースは、上記コンパクトディスクのトラックの再生属性を含み、 上記複数のコンパクトディスクのトラックのテーブルを表示するステップと、 再生リストを定義するために、上記複数のコンパクトディスクから連続したト ラックのセットを選択するステップと、 上記再生リストから選択されたトラックを連続して再生する連続したコマンド を、上記コンピュータから上記マルチプルディスクのコンパクトディスクチェン ジャに送るステップとを有する再生リスト作成方法。