JP2005122809A - ディスク再生装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一のディスクに記録された再生方法が異なる複数の内容を再生する際の操作性を向上させることができる「ディスク再生装置および方法」を提供すること。
【解決手段】
システムコントローラ30は、再生対象となるディスク10に記録された記録内容の種類を解析するとともに、ディスク10に種類が異なる複数の記録内容が記録されているときにこの解析結果に基づいて各記録内容毎に異なる擬似スロット番号を対応させた管理情報を作成する。この管理情報には、擬似スロット番号とともにそれぞれの擬似スロット番号に対応する記録内容の詳細、例えばCD−DA、MP3等の情報が含まれている。利用者によって操作部32が操作されて擬似スロット番号が指定されると、デジタル信号処理部28は、この擬似スロット番号に対応した記録内容の再生を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、1枚のディスクに記録された再生方法が異なる複数の内容を再生するディスク再生装置および方法に関する。
従来から、CDプレーヤやDVDプレーヤ等の複数の再生装置が接続された再生システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。この再生システムでは、異なるカテゴリの機器(例えば、CDプレーヤとDVDプレーヤ)を接続してそれぞれの記録内容を再生することができるとともに、同じカテゴリの機器(例えば、複数のCDプレーヤ)が接続されている場合にはこれらの機器を同じ名称の入力選択項目に割り当てることができる。このため、同じカテゴリの機器の接続台数が多くなった場合の操作性を向上させることが可能になる。
特開2003−91924号公報(第3−8頁、図1−7)
ところで、最近では、CD−RやDVD−R等の書き込み可能な新しいディスクメディアが普及しており、利用者の操作に応じて一枚のディスクメディアに異なる種類の情報、例えばCD−DA(オーディオCD)用の情報とMP3用の情報を混在させて記録することができるようになっている。しかし、上述した特許文献1に開示された再生システムでは、同じあるいは異なる複数のカテゴリの機器を接続することまでは考慮されているが、一つの機器でこのような再生方法が異なる複数の情報が記録されたディスクメディアを再生することまでは考慮されていないため、このようなディスクメディアに対して記録内容を再生する場合の操作性を向上させることはできなかった。例えば、最近のCDプレーヤの中には、CD−DA用のディスクとMP3用のディスクを選択的に入れ替えて、どちらの記録内容をも再生することができるものがあるが、一のディスクが装填されるとその記録内容に応じた再生方法が決定されるため、一のディスクにCD−DA用の情報とMP3用の情報を混在させて記録した場合にはどちらか一方の情報のみが再生されることになる。また、複数枚のディスクを同時に装填可能なディスクチェンジャを用いた場合はディスク単位で再生方法が決定されることになる。例えば、スロット1にCD−DA用のディスクが装填され、スロット2にDVD−Video用のディスクが装填されている場合には、利用者はスロット番号と再生方法を指定して好みのディスクの再生を行うことになるため(スロット番号を指定するとそのスロットに装填されたディスクの再生方法が自動的に設定される場合もある)、再生方法が異なる情報が1枚のディスクに記録されていると、一のスロットに対応して決定された再生方法と異なる情報については、このスロットに装填されたディスクに記録されていても再生対象にはならず、再生を行うことができない場合も生じる。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、一のディスクに記録された再生方法が異なる複数の内容を再生する際の操作性を向上させることができるディスク再生装置および方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明のディスク再生装置は、再生対象となるディスク型記録媒体に記録された記録情報の種類を解析する記録情報解析手段と、ディスク型記録媒体に種類が異なる複数の記録情報が記録されているときに、記録情報解析手段による解析結果に基づいて、複数の記録情報のそれぞれを互いに異なる識別情報に対応させた管理情報を作成する管理情報作成手段と、識別情報に対応する記録情報に基づいて再生動作を行う再生手段とを備えている。
また、本発明のディスク再生方法は、再生対象となるディスク型記録媒体に記録された記録情報の種類を解析する第1のステップと、ディスク型記録媒体に種類が異なる複数の記録情報が記録されているときに、第1のステップにおける解析結果に基づいて、複数の記録情報のそれぞれを互いに異なる識別情報に対応させた管理情報を作成する第2のステップと、識別情報に対応する記録情報に基づいて再生動作を行う第3のステップとを有している。
ディスク型記録媒体に複数種類の記録情報が記録されている場合であってもそれぞれの記録情報に対応する識別情報を指定することにより各記録情報の再生を行うことが可能となり、複数種類の記録情報が混在して記録されているディスク型記録媒体を用いて記録情報の再生を行う際の操作性を向上させることができる。
また、上述した管理情報作成手段によって作成された管理情報の内容を表示する第1の表示手段をさらに備えることが望ましい。上述した第2のステップにおいて作成された管理情報の内容を表示する第4のステップをさらに有することが望ましい。これにより、利用者は、各ディスク型記録媒体の記録情報に対応する識別情報を確認することが可能になり、さらに操作性を向上させることができる。
また、上述した管理情報には、識別情報とこの識別情報に対応する記録情報の種類の特定情報とが含まれていることが望ましい。これにより、利用者は、各識別情報とともにそれぞれに対応する記録情報の種類を特定することが可能になり、さらに操作性を向上させることができる。
また、上述した複数枚のディスク型記録媒体が収納可能であり、再生手段による再生対象となる一のディスク型記録媒体が選択的に取り出されるディスク収納手段をさらに備え、管理情報作成手段は、ディスク収納手段に実際に収納された複数枚のディスク型記録媒体に対応する管理情報を作成することが望ましい。あるいは、第2のステップにおいて、ディスク収納手段に実際に収納された複数枚のディスク型記録媒体に対応する管理情報を作成することが望ましい。これにより、複数枚のディスク型記録媒体のそれぞれに記録された一あるいは複数の記録内容について識別情報を指定した再生を行うことが可能になり、複数種類の記録情報が混在して記録されている一あるいは複数のディスク型記録媒体を用いて記録情報の再生を行う際の操作性を向上させることができる。
また、上述したディスク収納手段の収納位置と、それぞれの収納位置に収納されたディスク型記録媒体の一あるいは複数の記録情報の種類との組み合わせに対して、異なる識別情報が用いられることが望ましい。これにより、複数枚のディスク型記録媒体のそれぞれに複数の記録情報が含まれている場合であっても、識別情報を用いてそれぞれの記録情報を特定することが可能になり、記録情報を特定する際の操作性を向上させることができる。
また、上述した識別情報は、異なる通し番号を有する仮想的なスロット番号であることが望ましい。これにより、ディスクチェンジャなどのディスク収納手段の収納位置を示すスロット番号と同じような仮想的なスロット番号を用いて各ディスク型記録媒体に記録された記録情報を管理することが可能になり、ディスクチェンジャ等が備わった従来装置と互換性のある良好な操作性を実現することができる。
また、上述したディスク型記録媒体には、少なくともCDおよびDVDが含まれており、再生手段は、CDとDVDの両方に対して再生動作を行うことが望ましい。あるいは、第3のステップにおいてCDとDVDの両方に対して再生動作を行うことが望ましい。このようにCDとDVDの両方を再生することが可能な場合には記録情報の種類が多くなって再生指示を行う際の煩雑さがさらに増すため、記録情報の種類毎に識別情報を付して再生を行うことにより、さらに操作性を向上させることが可能になる。
また、上述した識別情報は、再生方法が異なる記録情報のそれぞれに対応して設けられていることが望ましい。これにより、再生方法が異なる複数種類の記録情報、例えば、CD−DA用データとMP3ファイルとが混在して1枚のディスク型記録媒体に記録されているような場合であっても、各識別情報を指定することでそれぞれの再生方法の記録情報を特定することが可能になり、少ない操作でそれぞれの記録情報を特定して効率よい再生動作を行うことが可能になる。
また、上述した記録情報の種類の指定を行う操作手段と、操作手段を用いて指定された種類の記録情報に対応する識別情報をディスク型記録媒体から抽出する識別情報抽出手段とを備え、再生手段は、識別情報抽出手段によって抽出された識別情報を対象に再生動作を行うことが望ましい。これにより、利用者自身が種類を指定して記録情報の再生を行うことができるため、特定種類に記録情報のみを再生することが可能になる。
また、上述した記録情報は、再生動作によって表示信号が含まれる第1の記録情報と表示信号が含まれない第2の記録情報とに分類され、表示信号に基づいた表示を行う第2の表示手段がこの表示動作以外の用途で使用中のときに、ディスク型記録媒体から第2の記録情報に対応する識別情報を抽出する識別情報抽出手段をさらに備え、再生手段は、識別情報抽出手段によって抽出された識別情報を対象に再生動作を行うことが望ましい。これにより、表示手段を他の用途、例えばナビゲーション装置による地図表示に用いられている場合等に、表示を伴わない音楽ソース等の記録情報を予め絞って再生対象とすることができ、再生動作を指示する際の操作性を向上させることができる。
また、上述した操作手段は、識別情報抽出手段によって抽出された複数の識別情報の中から一つを選択するために用いられ、再生手段は、操作手段を用いた操作によって選択された一の識別情報を対象に再生動作を行うことが望ましい。これにより、利用者は、種類を指定して記録情報を絞った後、さらにその中から再生したい一の記録情報を選択することができるため、一の記録情報を選択的に再生する場合の操作性をさらに向上させることができる。
また、上述した再生手段は、識別情報抽出手段によって抽出された識別情報を対象にランダムに選択した記録情報を順番に再生することが望ましい。これにより、同一種類の記録情報に対してその都度再生対象として指定することなくランダム再生を行うことが可能になる。
以下、本発明を適用した一実施形態のディスク再生装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、一実施形態のディスク再生装置の全体構成を示す図である。図1に示す本実施形態のディスク再生装置1は、ディスク10から読み出した信号に基づいて記録情報の再生を行うものであり、スピンドルモータ12、スレッドモータ14、光ピックアップ16、RFアンプ18、サーボLSI20、サーボドライバ22、ディスクチェンジャ24、ディスク装填検出部26、デジタル信号処理部28、システムコントローラ30、操作部32、デジタル−アナログ変換器(D/A)34、ビデオミキシング部36、ビデオエンコーダ38を含んで構成されている。
スピンドルモータ12は、所定位置にセットされたディスク10を所定速度で回転させる。スレッドモータ14は、光ピックアップ16をディスク10の径方向に移動させる。光ピックアップ16は、ディスクに記録された信号の読み取りを行うものであり、半導体レーザ、ホトダイオードおよびフォーカスレンズを含んで構成されている。また、光ピックアップ16には、フォーカスレンズをディスク10の記録面に対してほぼ垂直方向に移動させるフォーカスアクチュエータと、フォーカスレンズをディスク10の径方向に移動させるトラッキングアクチュエータも含まれている。
RFアンプ18は、光ピックアップ16から出力される信号を増幅してイコライザ処理を行うことによりRF信号を生成し、デジタル信号処理部28に向けて出力する。またRFアンプ18は、フォーカスサーボに必要なフォーカスエラー信号(FE)と、トラッキングサーボに必要なトラッキングエラー信号(TE)を生成し、サーボLSI20に向けて出力する。
サーボLSI20は、各種のサーボ制御を行う。具体的には、サーボLSI20は、RFアンプ18から出力されるフォーカスエラー信号に対して位相補償や増幅を行い、光ピックアップ16内のフォーカスアクチュエータの駆動状態を制御するために必要なフォーカスアクチュエータ制御信号を生成する。また、サーボLSI20は、RFアンプ18から出力される制御信号に基づいて、スピンドルモータ12の駆動状態を制御するために必要なスピンドルモータ制御信号を生成する。サーボLSI20によって生成されるこれらの信号は、サーボドライバ22に向けて出力される。
サーボドライバ22は、サーボLSI20から出力されるフォーカスアクチュエータ制御信号に基づいて、光ピックアップ16のトラッキングアクチュエータの駆動電圧を発生する。また、サーボドライバ22は、サーボLSI20から出力されるスレッドモータ制御信号に基づいて、スレッドモータ14の駆動電圧を発生する。さらに、サーボドライバ22は、サーボLSI20から出力されるスピンドルモータ制御信号に基づいて、スピンドルモータ12の駆動電圧を発生する。
ディスクチェンジャ24は、CDメディアあるいはDVDメディアの複数枚のディスク10が装填可能な複数のスロット(例えば6スロット)を有し、いずれかのスロットに装填されたディスク10を取り出して記録信号が読み取り可能な所定位置にセットしたり、この所定位置にセットされたディスク10を取り出しスロットに再び収納する動作を行う。ディスク装填検出部26は、ディスクチェンジャ24の各スロットへのディスク10の装填の有無を検出する。
デジタル信号処理部28は、RFアンプ18から出力されるRF信号に対して同期検出および復調処理を行った後に、ディスク10に記録された内容に応じた所定のデコード処理を行い、記録されたオーディオデータあるいはビデオデータを再生、出力する。本実施形態では、ディスク10としてCDメディアあるいはDVDメディアが用いられ、その記録内容(記録情報)として、(1)CD−DA用データ、(2)Video−CD用データ、(3)DVD−Audio用データ、(4)DVD−Video用データ、(5)MP3ファイル、(6)WMAファイルのいずれかが記録されているものとする。また、1枚のディスク10には、複数の内容(例えば、CD−DA用データとMP3ファイル)が混在して記録されている場合もある。
デジタル信号処理部28は、これらの各種の記録内容に対応するデコード処理を行うために、CD−DA再生部100、Video−CD再生部102、圧縮ファイル再生部104、DVD−Video再生部106、DVD−Audio再生部108を有している。CD−DA再生部100は、ディスク10に記録された内容がCD−DA用データであると識別されたときにこの内容を再生してオーディオデータを出力する。Video−CD再生部102は、ディスク10に記録された内容がVideo−CD用データであると識別されたときにこの内容を再生してオーディオデータおよびビデオデータを出力する。圧縮ファイル再生部104は、ディスク10に記録された内容がMP3ファイルあるいはWMAファイルであると識別されたときにこれらの内容を再生してオーディオデータを出力する。DVD−Video再生部106は、ディスク10に記録された内容がDVD−Video用データであると識別されたときにこの内容を再生してオーディオデータおよびビデオデータを出力する。DVD−Audio再生部108は、ディスク10に記録された内容がDVD−Audio用データであると識別されたときにこの内容を再生してオーディオデータを出力する。
システムコントローラ30は、サーボLSI20対して各種のサーボ指令の出力や、ディスクチェンジャ24に対して各スロットに装填されたディスク10の取り出しや収納の指示を行って、ディスク再生装置1の再生動作を制御する。また、システムコントローラ30は、ディスクチェンジャ24の各スロットに装填されたディスク10のメディアタイプおよび記録内容を識別し、この識別結果に応じた再生動作をデジタル信号処理部28に指示する。
操作部32は、利用者による各種の操作を行うためのものであり、メディアタイプあるいは擬似スロット(後述する)を指定した再生動作やランダム再生動作等を指示するために必要なカーソルキーや決定キーなどを備えている。
デジタル−アナログ変換器34は、デジタル信号処理部28から出力されるオーディオデータを所定チャンネル(例えば、5.1チャンネル)のアナログオーディオ信号に変換する。この各チャンネル毎のアナログオーディオ信号は、図示しないアンプによって増幅された後スピーカ40から出力される。
ビデオミキシング部36は、デジタル信号処理部28から出力されるビデオデータに、システムコントローラ30から出力される操作画面等のビデオデータや映画の字幕等のテキストデータを合成する。ビデオエンコーダ38は、ビデオミキシング部36から出力されたビデオデータを所定形式(例えばNTSC形式)の映像信号に変換する。この映像信号はディスプレイ装置42に向けて出力され、画面上に映像が表示される。
上述したシステムコントローラ30が記録情報解析手段、管理情報作成手段、識別情報抽出手段に、デジタル信号処理部28、システムコントローラ30が再生手段に、ビデオエンコーダ38、ディスプレイ装置42が第1および第2の表示手段に、ディスクチェンジャ24がディスク収納手段に、操作部32が操作手段にそれぞれ対応する。
本実施形態のディスク再生装置1はこのような構成を有しており、次にディスクチェンジャ24に装填された各ディスク10のメディアタイプや記録内容を識別したり、この識別結果に基づいて行われる再生動作について説明する。
図2は、ディスク10のメディアタイプと記録内容を識別する動作手順を示す図である。電源が投入され、あるいはディスクチェンジャ24が所定値にセットされると、システムコントローラ30は、ディスク装填検出部26による検出結果に基づいて、ディスクチェンジャ24の各スロットに装填されたディスク10を検出する(ステップ100)。
次に、システムコントローラ30は、ディスク10が装填された一のスロットを選択し(ステップ101)、このスロットに装填されたディスク10のメディアタイプを識別する(ステップ102)。この識別はスロットから実際にディスク10を取り出して再生可能位置にセットした状態で行われる。ディスク10がCDメディアであるかDVDメディアであるかを識別する方法については従来から各種の方法が用いられている。例えば、ディスク10の記録面に垂直に光ピックアップ16を移動させたときに検出されるフォーカスエラー信号を観察し、現れるS字カーブの数や信号レベルに基づいてCDメディアかDVDメディアかを識別することができる。
次に、システムコントローラ30は、ディスクメディアの識別結果に基づいて、着目している一のスロットに装填されているディスク10がCDメディアであるか否かを判定する(ステップ103)。CDメディアの場合には肯定判断が行われ、次に、システムコントローラ30は、このディスク10の記録内容を解析する(ステップ104)。上述したように、ディスク10がCDメディアの場合には、その記録内容は基本的にCD−DA用データ、Video−CD用データ、MP3ファイル、WMAファイルのいずれか、あるいはこれらの組み合わせであり、いずれに該当するかが解析される。
ディスク10がCDメディアでない場合にはステップ103の判定において否定判断が行われ、次に、システムコントローラ30は、ディスク10がDVDメディアであるか否かを判定する(ステップ105)。DVDメディアである場合には肯定判断が行われ、次に、システムコントローラ30は、このディスク10の記録内容を解析する(ステップ106)。上述したように、ディスク10がDVDメディアの場合には、その記録内容は基本的にDVD−Audio用データ、DVD−Video用データ、MP3ファイル、WMAファイルのいずれか、あるいはこれらの組み合わせであり、いずれに該当するかが解析される。
ディスク10がDVDメディアでない場合にはステップ105の判定において否定判断が行われる。この場合とは、ディスク10がCDメディアでもDVDメディアでもない場合であり、システムコントローラ30は、所定のエラー処理を行う(ステップ107)。
エラー処理終了後、あるいはステップ104、106でのディスク10の内容解析が終了した後、システムコントローラ30は、解析未終了のディスク10が装填されている他のスロットがあるか否かを判定する(ステップ108)。このようなスロットがある場合には肯定判断が行われ、次に、システムコントローラ30は、解析未終了のディスク10が装填されている別のスロットを選択した後(ステップ109)、上述したステップ102に戻って、このスロットに装填されたディスク10のメディアタイプの識別動作以降が繰り返される。
また、解析未終了のディスクが装填されている他のスロットがない場合にはステップ108において否定判断が行われ、次にシステムコントローラ30は、ディスクチェンジャ24の各スロットおよび各スロットに装填されたディスク10の記録内容毎に管理情報を作成した後(ステップ110)、その内容をビデオミキシング部36、ビデオエンコーダ38を介してディスプレイ装置42に表示する(ステップ111)。
図3は、ディスクチェンジャ24の各スロットに装填されたディスク10の内容の具体例を示す図である。図3に示すように、各スロットに装填されたディスク10のメディアタイプと記録内容は以下のようになっている。なお、ディスクチェンジャ24に設けられた実際のスロットを「実スロット」、本実施形態で導入する仮想的なスロット(後述する)を「擬似スロット」と称してこれらを区別するものとする。この擬似スロットの番号が記録内容の種類毎に設定される識別情報に相当する。
・実スロット1:DVDメディアのディスク10が装填されており、その記録内容はDVD−Video用データである。
・実スロット2:CDメディアのディスク10が装填されており、その記録内容はCD−DA用データとMP3ファイルとが混在している。
・実スロット3:DVDメディアのディスク10が装填されており、その記録内容はMP3ファイルである。
・実スロット4:DVDメディアのディスク10が装填されており、その記録内容はDVD−Audio用データとDVD−Video用データとが混在している。
・実スロット5:CDメディアとしてのディスク10が装填されており、その記録内容はVideo−CDである。
・実スロット6:CDメディアとしてのディスク10が装填されており、その記録内容はCD−DAである。
ディスクチェンジャ24の6つの実スロットにはこのようなメディアタイプ、記録内容の6枚のディスク10が装填されているが、図2のステップ110において作成される管理情報では、以下の規則にしたがって設定される擬似スロットを単位として行われる。
(規則1)異なる実スロットに対しては別々の擬似スロットを割り当てる。
(規則2)実際にディスク10が装填された実スロットのみに擬似スロットを割り当てる。
(規則3)同じ実スロットに再生方法が異なる複数のデータが記録されている場合にはそれぞれのデータに対応するように別々の擬似スロットを割り当てる。
図4は、以上の規則にしたがって作成された管理情報の具体例を示す図である。図4に示すように、それぞれの擬似スロットの内容は以下のようになっている。
・擬似スロット1:実スロット1に装填されたディスク10には1種類のデータ(DVD−Video用データ)のみが記録されているので、この実スロット1の内容が擬似スロット1に割り当てられる。
・擬似スロット2:次の実スロットに装填されたディスク10には2種類のデータ(CD−DA用データとMP3ファイル)が記録されているので、擬似スロット2にはその一方(CD−DA用データ)が割り当てられる。
・擬似スロット3:擬似スロット3には、実スロット2に装填されたディスク10に記録された他方のデータ(MP3ファイル)が割り当てられる。
・擬似スロット4:次の実スロット3に装填されたディスク10には1種類のデータ(MP3ファイル)のみが記録されているので、この実スロット3の内容が擬似スロット4に割り当てられる。
・擬似スロット5:次の実スロット4に装填されたディスク10には2種類のデータ(DVD−Audio用データとDVD−Video用データ)が記録されているので、擬似スロット5にはその一方(DVD−Audio用データ)が割り当てられる。
・擬似スロット6:擬似スロット6には、実スロット4に装填されたディスク10に記録された他方のデータ(DVD−Video用データ)が割り当てられる。
・擬似スロット7:次の実スロット5に装填されたディスク10には1種類のデータ(Video−CD用データ)のみが記録されているので、この実スロット5の内容が擬似スロット7に割り当てられる。
・擬似スロット8:次の実スロット6に装填されたディスク10には1種類のデータ(CD−DA用データ)のみが記録されているので、この実スロット6の内容が擬似スロット8に割り当てられる。
このように、図3に示した例では、ディスクチェンジャ24の6つの実スロットに6枚のディスク10が装填されており、その中の実スロット2、4に装填されたディスク10には2種類のデータが記録されているため、合計で8つの擬似スロットが設定される。
図2のステップ111においては、擬似スロットの個数や各擬似スロットの内容がわかるような形式で表示動作が行われる。例えば、図4に示した内容をそのままの表示態様で表示したり、実質的に同じ内容を維持しつつ表示態様のみを変更して表示する場合が考えられる。
次に、ディスク10がCDメディアあるいはDVDメディアのそれぞれの場合についてその内容解析の具体的手法について説明する。
図5は、CDメディアとしてのディスク10の内容解析の動作手順を示す流れ図であり、図2のステップ104の動作の詳細が示されている。ディスク10がCDメディアであると判定されると、まず、システムコントローラ30は、ディスク10のリードイン領域に記録されたTOC(Table of Contents)情報を取得し(ステップ200)、ディスク内のトラック種別を解析する(ステップ201)。
次に、システムコントローラ30は、この解析結果に基づいてディスク内のトラックがオーディオトラックか否かを判定する(ステップ202)。オーディオトラックの場合には肯定判断が行われ、このトラックに対応する領域がCD−DA用のデータであると識別される(ステップ203)。
また、ディスク内のトラックがオーディオトラックでない場合にはステップ202の判定において否定判断が行われる。この場合には、ディスク内のトラックはデータトラックであるため、次に、システムコントローラ30は、Video−CD用データであるか否かを判定する(ステップ204)。この判定は、INFO.VCD(MSF=00:04:00固定)を読み込んで、識別子が“VIDEO−CD”であるか否かを調べることによって行われる。識別子が“VIDEO−CD”の場合にはステップ204の判定において肯定判断が行われ、このトラックに対応する領域がVideo−CD用のデータであると識別される(ステップ205)。
また、識別子が“VIDEO−CD”でない場合にはステップ204の判定において否定判断が行われ、次に、システムコントローラ30は、ファイル名に含まれる拡張子に基づいてファイルの内容を識別する(ステップ206)。例えば、ファイル名の拡張子が“.MP3”の場合にはこのファイルはMP3ファイルであると識別される。また、ファイル名の拡張子が“.WMA”の場合にはこのファイルはWMAファイルであると識別される。あるいは、ファイル名の拡張子が“.BIN”である場合にはこのファイルはプログラムアップデータファイルであると識別される。
なお、プログラムアップデータファイルの場合には、ディスク10全体がアップデータ用ディスクということであるため、通常の再生動作の対象外であり、このディスク10が再生対象から除外される。すなわち、着目スロットにこのディスク10が装填されていないものとして扱われ、図2のステップ108の他のスロットの有無判定に移行する。
このようにしてオーディオトラックあるいはデータトラックに対応する内容解析が終了すると、次に、システムコントローラ30は、同一のディスク10に他のデータが存在するか否かを判定する(ステップ207)。本実施形態では、実スロット2に装填されたディスク10のように異なる再生方法のデータが混在して記録されている場合もあり、この場合には肯定判断が行われ、他のデータに対してステップ202の判定動作以降が繰り返される。また、他のデータが存在しない場合にはステップ207において否定判断が行われ、着目している実スロットに装填された1枚のディスク10についての一連の内容解析動作が終了する。
図6は、DVDメディアとしてのディスク10の内容解析の動作手順を示す流れ図であり、図2のステップ106の動作の詳細が示されている。ディスク10がDVDメディアであると判定されると、まず、システムコントローラ30は、例えばUDF(Universal Disk Format)ファイルシステムのルート以下の各フォルダおよび各ファイルを対象に、DVD−Video用ファイルである“VIDEO_TS¥VIDEO_TS.IFO”を検索し(ステップ300)、このファイルが存在するか否かを判定する(ステップ301)。このファイルが存在する場合には肯定判断が行われ、このファイルに対応する領域がDVD−Video用データであると識別される(ステップ302)。
また、“VIDEO_TS¥VIDEO_TS.IFO”が存在しない場合にはステップ301において否定判断が行われ、次に、システムコントローラ30は、DVD−Audio用ファイルである“AUDIO_TS¥AUDIO_TS.IFO”を検索し(ステップ303)、このファイルが存在するか否かを判定する(ステップ304)。このファイルが存在する場合には肯定判断が行われ、このファイルに対応する領域がDVD−Audio用データであると識別される(ステップ305)。
また、“AUDIO_TS¥AUDIO_TS.IFO”が存在しない場合にはステップ304において否定判断が行われ、次に、システムコントローラ30は、拡張子が“.MP3”となっているMP3用ファイルを検索し(ステップ306)、このファイルが存在するか否かを判定する(ステップ307)。このファイルが存在する場合には肯定判断が行われ、このファイルがMP3ファイルであると識別される(ステップ308)。
また、MP3ファイルが存在しない場合にはステップ307において否定判断が行われ、次に、システムコントローラ30は、拡張子が“.WMA”となっているWMA用ファイルを検索し(ステップ309)、このファイルが存在するか否かを判定する(ステップ310)。このファイルが存在する場合には肯定判断が行われ、このファイルがWMAファイルであると識別される(ステップ311)。
このようにして各種のファイルの識別が終了すると(ステップ302、305、308、311)、あるいは、WMAファイルが存在せずにステップ310において否定判断が行われると、次にシステムコントローラ30は、同一のディスク10に他のデータ(ファイル)が存在するか否かを判定する(ステップ312)。本実施形態では、実スロット4に装填されたディスク10のように異なる再生方法のデータが混在して記録されている場合もあり、この場合には肯定判断が行われ、他のデータに対してステップ300のファイル検索以降の処理が繰り返される。また、他のデータが存在しない場合にはステップ312において否定判断が行われ、着目している実スロットに装填された1枚のディスク10についての一連の内容解析動作が終了する。
このように、本実施形態のディスク再生装置1では、実スロットとは別に擬似スロットという概念が導入されている。この擬似スロットでは、ディスク10が異なったり、同じディスク10内でも再生方法が異なれば別々のスロット番号が付与されるため、CD−RやDVD−Rのように異なる再生方法のデータを書き込み可能であって、実際に異なる再生方法のデータが混在して記録されている場合であっても、利用者は、同一ディスク内の各データを別々の擬似スロットに装填された個別のディスク10と同等に扱うことができ、それぞれのデータを対象に再生指示等を行う際の操作性を向上させることができる。また、利用者は、ディスクチェンジャ24に装填されている各ディスク10がCDメディアかDVDメディアかを意識することなく各擬似スロットを指定することができるため、操作内容の簡略化が可能であり、操作性をさらに向上させることができる。
次に、上述した擬似スロットを用いた再生動作の具体例について説明する。図7は、ソースの切り替えを再生方法毎に行う場合の動作手順を示す流れ図である。
システムコントローラ30は、操作部32を利用者が操作してソースが指定されると(ステップ400)、この指定されたソースに対応する擬似スロットを抽出して表示する(ステップ401)。本実施形態における「ソース」とは、再生方法が共通する各記録内容のことであり、メディアタイプの相違や擬似スロット番号の相違に関係しない。例えば、ステップ400においてソースとして「MP3」が指定されると、システムコントローラ30は、図4に示した管理情報に基づいて、このMP3を記録内容とする擬似スロット3、4を抽出して表示する(ステップ401)。
次に、システムコントローラ30は、表示された擬似スロット3、4の中のいずれかの番号が利用者によって入力されたか否かを判定するとともに(ステップ402)、入力されていない場合には否定判断を行った後、利用者によってソースの変更が指示されたか否かを判定する(ステップ403)。ソースの変更が指示されていない場合には否定判断が行われ、ステップ402の判定動作が繰り返される。また、ソースの変更が指示された場合にはステップ403の判定において肯定判断が行われ、ステップ401に戻って該当する擬似スロットの抽出動作以降が繰り返される。
また、擬似スロット番号が入力されてステップ402の判定において肯定判断が行われると、システムコントローラ30は、指定された擬似スロットに対応する記録内容を再生する制御を行う(ステップ404)。具体的には、この擬似スロットに対応する実スロットからディスク10を取り出す指示をディスクチェンジャ24に送るとともに、所定位置にセットされたディスク10から記録内容を読み出して再生する指示をサーボLSI20やデジタル信号処理部28に送る。これにより、デジタル信号処理部28内の該当する再生部において、読み出された記録内容に対する再生動作が行われ、オーディオデータのみあるいはオーディオデータとビデオデータの両方が出力される。そして、オーディオデータに対応するオーディオ音がスピーカ40から出力され、ビデオデータに対応する映像信号がディスプレイ装置42に送られて映像表示が行われる。
図8は、ディスプレイ装置42の使用状態を考慮した再生動作の流れ図である。システムコントローラ30は、ディスプレイ装置42が他の用途で使用中か否かを判定する(ステップ500)。例えば、ディスク再生装置1が車両に搭載されており、ナビゲーション装置(図示せず)が動作中の場合はディスプレイ装置42は地図表示のために使用されるものとする。このような場合にはステップ500の判定において肯定判断が行われ、システムコントローラ30は、再生時にオーディオデータのみが出力され、ビデオデータが出力されないソースに対応した擬似スロットを抽出して表示する(ステップ501)。図4に示した例では、擬似スロット2〜5、8が抽出される。また、ディスプレイ装置42が他の用途に使用されていない場合にはステップ500の判定において否定判断が行われ、全ての擬似スロットが抽出されて表示が行われる(ステップ502)。
次に、システムコントローラ30は、表示された擬似スロットの中のいずれかの番号が利用者によって入力されたか否かを判定する(ステップ503)。いずれの番号も入力されていない場合には否定判断が行われ、この判定が繰り返される。また、表示された擬似スロットの中のいずれかの番号が入力されるとステップ503の判定において肯定判断が行われ、システムコントローラ30は、指定された擬似スロットに対応する記録内容を再生する制御を行う(ステップ504)。
図9は、ソースを指定するとともに指定されたソースに対応する一あるいは複数の擬似スロットの記録内容をランダムに再生する動作手順を示す流れ図である。システムコントローラ30は、利用者によって操作部32が操作されて、同一ソースのランダム再生が指示されたか否かを判定しており(ステップ600)、この指示がなされていない場合には否定判断を行ってこの判定を繰り返す。また、この指示がなされてステップ600の判定において肯定判断が行われた後、システムコントローラ30は、利用者によってソースが指定されると(ステップ601)、指定されたソースに対応する擬似スロットを抽出する(ステップ602)。次に、システムコントローラ30は、抽出した擬似スロットの記録内容を対象にランダム再生を行う制御を開始する(ステップ603)。例えば、ソースとして「MP3」が指定された場合には擬似スロット3、4が抽出されてランダム再生動作が開始されるが、このランダム再生動作では、擬似スロット3、4を区別することなく、全てのMP3ファイルを対象に再生楽曲がランダムに選択され、選択された順番に再生が行われる。
このように、ディスク10に複数種類の記録内容が記録されている場合であってもそれぞれの記録内容に対応する識別情報としての擬似スロット番号を指定することにより各記録内容の再生を行う行うことが可能となり、複数種類の記録内容が混在して記録されているディスク10を用いて記録内容の再生を行う際の操作性を向上させることができる。また、各記録内容に対応する擬似スロット番号を含む管理情報の内容を表示することにより、利用者は、各ディスク10の記録内容に対応する擬似スロット番号を確認することが可能になり、擬似スロットを特定する際の操作性を向上させることができる。また、この管理情報には、擬似スロット番号とこの擬似スロット番号に対応する記録内容の種類を特定する情報(例えばCD−DA、MP3等のデータの種類を示す名称)が含まれているため、利用者は、擬似スロット番号とともにそれぞれに対応する記録内容の種類を特定することが容易となる。
また、ディスクチェンジャ24を備えることにより、複数枚のディスク10のそれぞれに記録された一あるいは複数の記録内容について擬似スロット番号を指定した再生を行うことが可能になり、複数種類の記録内容が混在して記録されている一あるいは複数のディスク10を用いて記録内容の再生を行う際の操作性を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。上述した実施形態では、ディスクチェンジャ24に複数の実スロットが設けられており、全ての実スロットにディスク10が装填されている場合を例にとって説明したが、ディスク10が装填されていない空の実スロットがあってもよい。また、ディスクチェンジャ24を使用せずに、1枚のディスク10を使用する場合にも本発明を適用することができる。この場合には、この1枚のディスク10に複数のソースに対応した各種のデータが記録されている場合に、ソースの数に相当する擬似スロットが設けられる。
また、上述した実施形態では、ディスク10に各ソースに対応したデータを記録する場合について説明したが、その他の記録媒体を用いるようにしてもよい。例えば、半導体メモリやハードディスク装置にCD−DA用データやMP3ファイルを保存して読み出す場合にも本発明を適用することができる。
また、圧縮ファイルの一例としてMP3ファイルとWMAファイルを考えたが、他の圧縮方式で圧縮した各種ファイルを含むようにしてもよい。
一実施形態のディスク再生装置の全体構成を示す図である。 ディスクのメディアタイプと記録内容を識別する動作手順を示す図である。 ディスクチェンジャの各スロットに装填されたディスクの内容の具体例を示す図である。 管理情報の具体例を示す図である。 CDメディアとしてのディスクの内容解析の動作手順を示す流れ図である。 DVDメディアとしてのディスクの内容解析の動作手順を示す流れ図である。 ソースの切り替えを再生方法毎に行う場合の動作手順を示す流れ図である。 ディスプレイ装置の使用状態を考慮した再生動作の流れ図である。 ソースを指定するとともに指定されたソースに対応する一あるいは複数の擬似スロットの記録内容をランダムに再生する動作手順を示す流れ図である。
符号の説明
10 ディスク
12 スピンドルモータ
14 スレッドモータ
16 光ピックアップ
18 RFアンプ
20 サーボLSI
22 サーボドライバ
24 ディスクチェンジャ
26 ディスク装填検出部
28 デジタル信号処理部
30 システムコントローラ
32 操作部
34 デジタル−アナログ変換器(D/A)
36 ビデオミキシング部
38 ビデオエンコーダ
40 スピーカ
42 ディスプレイ装置

Claims (17)

  1. 再生対象となるディスク型記録媒体に記録された記録情報の種類を解析する記録情報解析手段と、
    前記ディスク型記録媒体に種類が異なる複数の前記記録情報が記録されているときに、前記記録情報解析手段による解析結果に基づいて、複数の前記記録情報のそれぞれを互いに異なる識別情報に対応させた管理情報を作成する管理情報作成手段と、
    前記識別情報に対応する前記記録情報に基づいて再生動作を行う再生手段と、
    を備えることを特徴とするディスク再生装置。
  2. 請求項1において、
    前記管理情報作成手段によって作成された管理情報の内容を表示する第1の表示手段をさらに備えることを特徴とするディスク再生装置。
  3. 請求項1において、
    前記管理情報には、前記識別情報とこの識別情報に対応する前記記録情報の種類の特定情報とが含まれていることを特徴とするディスク再生装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    複数枚の前記ディスク型記録媒体が収納可能であり、前記再生手段による再生対象となる一の前記ディスク型記録媒体が選択的に取り出されるディスク収納手段をさらに備え、
    前記管理情報作成手段は、前記ディスク収納手段に実際に収納された複数枚の前記ディスク型記録媒体に対応する前記管理情報を作成することを特徴とするディスク再生装置。
  5. 請求項4において、
    前記ディスク収納手段の収納位置と、それぞれの収納位置に収納された前記ディスク型記録媒体の一あるいは複数の前記記録情報の種類との組み合わせに対して、異なる前記識別情報が用いられることを特徴とするディスク再生装置。
  6. 請求項5において、
    前記識別情報は、異なる通し番号を有する仮想的なスロット番号であることを特徴とするディスク再生装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかにおいて、
    前記ディスク型記録媒体には、少なくともCDおよびDVDが含まれており、
    前記再生手段は、CDとDVDの両方に対して再生動作を行うことを特徴とするディスク再生装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかにおいて、
    前記識別情報は、再生方法が異なる前記記録情報のそれぞれに対応して設けられていることを特徴とするディスク再生装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかにおいて、
    前記記録情報の種類の指定を行う操作手段と、前記操作手段を用いて指定された種類の前記記録情報に対応する前記識別情報を前記ディスク型記録媒体から抽出する識別情報抽出手段とを備え、
    前記再生手段は、前記識別情報抽出手段によって抽出された前記識別情報を対象に再生動作を行うことを特徴とするディスク再生装置。
  10. 請求項1〜8のいずれかにおいて、
    前記記録情報は、再生動作によって表示信号が含まれる第1の記録情報と表示信号が含まれない第2の記録情報とに分類され、
    前記表示信号に基づいた表示を行う第2の表示手段がこの表示動作以外の用途で使用中のときに、前記ディスク型記録媒体から前記第2の記録情報に対応する前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段をさらに備え、
    前記再生手段は、前記識別情報抽出手段によって抽出された前記識別情報を対象に再生動作を行うことを特徴とするディスク再生装置。
  11. 請求項9または10において、
    前記操作手段は、前記識別情報抽出手段によって抽出された複数の識別情報の中から一つを選択するために用いられ、
    前記再生手段は、前記操作手段を用いた操作によって選択された一の前記識別情報を対象に再生動作を行うことを特徴とするディスク再生装置。
  12. 請求項9または10において、
    前記再生手段は、前記識別情報抽出手段によって抽出された前記識別情報を対象にランダムに選択した前記記録情報を順番に再生することを特徴とするディスク再生装置。
  13. 再生対象となるディスク型記録媒体に記録された記録情報の種類を解析する第1のステップと、
    前記ディスク型記録媒体に種類が異なる複数の前記記録情報が記録されているときに、前記第1のステップにおける解析結果に基づいて、複数の前記記録情報のそれぞれを互いに異なる識別情報に対応させた管理情報を作成する第2のステップと、
    前記識別情報に対応する前記記録情報に基づいて再生動作を行う第3のステップと、
    を有することを特徴とするディスク再生方法。
  14. 請求項13において、
    前記第2のステップにおいて作成された管理情報の内容を表示する第4のステップをさらに有することを特徴とするディスク再生方法。
  15. 請求項13において、
    前記管理情報には、前記識別情報とこの識別情報に対応する前記記録情報の種類の特定情報とが含まれていることを特徴とするディスク再生方法。
  16. 請求項13〜15のいずれかにおいて、
    複数枚の前記ディスク型記録媒体が収納可能であり、前記第3のステップにおける再生対象となる一の前記ディスク型記録媒体が選択的に取り出されるディスク収納手段を備え、
    前記第2のステップにおいて、前記ディスク収納手段に実際に収納された複数枚の前記ディスク型記録媒体に対応する前記管理情報を作成することを特徴とするディスク再生方法。
  17. 請求項13〜16のいずれかにおいて、
    前記識別情報は、再生方法が異なる前記記録情報のそれぞれに対応して設けられていることを特徴とするディスク再生方法。
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