JP2001266554A - 車載用再生装置及び識別名称表示方法 - Google Patents
車載用再生装置及び識別名称表示方法Info
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Abstract
別名称を適切に表示できる車載用再生機器を提供するこ
とである。 【解決手段】 処理制御部は、再生対象のディスクがC
D−R等であると判別すると、ディスク種別に「CD−
R」をセットする(ステップS15)。そして、PVD
が記録されていると判別すると、MP3形式のファイル
が存在しているか否かを判別する(ステップS21)。
処理制御部は、MP3形式のファイルが存在すると判別
すると、データ種別に「MP3」をセットし(ステップ
S22)、PVDを読み出して、フォルダ配下のファイ
ルを検索する(ステップS23)。そして、検索したフ
ァイルを識別するファイル名等をテキストテーブルにセ
ットする(ステップS24)。処理制御部は、生成した
テキストテーブルに従って、楽曲データの再生時にファ
イル名等を表示部に表示する。
Description
ルダ単位に階層化されて記録されている記録媒体から、
再生対象の楽曲データ等を識別するための識別名称を適
切に表示することのできる車載用再生装置および識別名
称表示方法に関する。
(コンパクトディスク)プレーヤに代表されるディスク
再生装置が、最もポピュラーな機器の1つとして広まっ
ている。このディスク再生装置は、利用者により装填さ
れた音楽CDに記録されている楽曲データを所定の順番
に再生することができる。
て、CDテキスト規格が定められ、このCDテキスト規
格に準拠したCDテキストディスクが普及しつつある。
このCDテキストディスクは、ディスクタイトルや各楽
曲のトラックタイトル等からなるテキストデータが予め
記録されたCDである。このようなCDテキストディス
クは、上述のディスク再生装置においても再生可能であ
る。この場合、ディスク再生装置は、CDテキストディ
スクが装填されると、CDテキストディスクからテキス
トデータを読み出してディスクタイトルやトラックタイ
トル等を表示する。
er-3)に代表される音声圧縮技術を応用した楽曲再生装
置等(パーソナルコンピュータ等にて実行される楽曲再
生ソフトも含む。)が知られている。このMP3は、容
量が元の容量の10分の1程度に圧縮されるにもかかわ
らず、所定の楽曲再生装置等にて再生した際に、音楽C
Dと同等の音質が得られるという特徴を有する。MP3
形式の楽曲データは、例えば、利用者がパーソナルコン
ピュータ等を使用して、音楽CDから所定の変換ソフト
により楽曲データをエンコードすることにより得られ
る。また、他に、インターネット等を介して、利用者が
所定の音楽配信サイトからダウンロードすることによっ
ても得られる。
えば、利用者によりCD−R(Compact Disc Recordabl
e)やCD−RW(Compact Disc Rewritable)等の記録
媒体に記録され保存される場合も多い。例えば、利用者
は、10枚分の音楽CDの楽曲データをMP3形式に変
換し、変換した楽曲データを1枚のCD−R等に記録す
る。そして利用者は、パーソナルコンピュータ上で実行
される楽曲再生ソフトを使用してCD−R等に記録され
た楽曲データを再生することにより、ディスクを入れ替
えることなく10枚分の音楽CDの楽曲を連続して聴く
ことができる。すなわち、MP3形式の楽曲データをC
D−R等に記録することにより、パーソナルコンピュー
タ等を、あたかも10枚の多連装CDチェンジャプレー
ヤとして、好みの楽曲を連続して再生させることができ
る。
−R等には、10枚分もの音楽CDと同等の楽曲データ
をMP3形式にて記録することができる。このため、C
D−R等の楽曲データをパーソナルコンピュータ等にて
再生するだけではなく、車載用再生装置にて再生するこ
とができれば、利用者にとってより好都合となる。すな
わち、MP3形式の楽曲データを記録したCD−R等を
車載用再生装置にて再生することができれば、音楽CD
10枚分もの楽曲データの再生を、多連装CDチェンジ
ャプレーヤ等を搭載することなく実現することができ
る。そして、利用者は、長時間に渡るドライブの途中等
であっても、連続して再生される楽曲を聴きながら、気
持ちよく運転することができる。
3形式の楽曲データを再生する際の表示が、上述のCD
テキストディスクから楽曲データを再生する際の表示と
大きく異なると、利用者にとって操作性の低下や楽曲デ
ータの認識等が困難となることが予想される。すなわ
ち、CDテキストディスクの再生時に表示されるディス
クタイトル及びトラックタイトル等に慣れている利用者
は、MP3形式の楽曲データの再生時に、単なる楽曲デ
ータの番号等が表示されても、再生される楽曲データを
容易に認識することができない。このため、所望の楽曲
データを再生するために、車載用再生装置に対して、再
生及び曲送り等を指示する操作を繰り返し行う必要が生
じてしまう。
で、楽曲データがフォルダ単位に階層化されて記録され
ている媒体から、再生対象の楽曲データ等を識別するた
めの識別名称を適切に表示することのできる車載用再生
装置及び識別名称表示方法を提供することを目的とす
る。
め、本発明の第1の観点に係る車載用再生装置は、所定
の圧縮形式にて圧縮された楽曲データがフォルダ単位に
階層化されて記録されている第1の記録媒体及び、楽曲
データと共にテキスト情報が記録されている第2の記録
媒体の両方から、楽曲データを読み出して再生可能な車
載用再生装置であって、第1の記録媒体からファイル構
造を規定する階層情報を取得する階層情報取得手段と、
前記階層情報取得手段が取得した階層情報に従って、第
1の記録媒体に記録されたフォルダ配下の楽曲データを
検索する楽曲データ検索手段と、第2の記録媒体からテ
キスト情報を取得するテキスト取得手段と、前記楽曲デ
ータ検索手段により検索された楽曲データの識別名称又
は、前記テキスト取得手段により取得されたテキスト情
報に含まれる楽曲データの識別名称を共有の領域に記憶
する識別名称記憶手段と、前記識別名称記憶手段に記憶
された識別名称を表示する表示手段と、を備えることを
特徴とする。
例えば、MP3形式にて圧縮された楽曲データがフォル
ダ単位に階層化されて記録されている第1の記録媒体か
らファイル構造を規定する階層情報を取得する。楽曲デ
ータ検索手段は、階層情報取得手段が取得した階層情報
に従って、第1の記録媒体に記録されたフォルダ配下の
楽曲データを検索する。テキスト取得手段は、例えば、
CDテキスト規格の第2の記録媒体からテキスト情報を
取得する。識別名称記憶手段は、楽曲データ検索手段に
より検索された楽曲データの識別名称又は、テキスト取
得手段により取得されたテキスト情報に含まれる楽曲デ
ータの識別名称を共有の領域に記憶する。表示手段は、
識別名称記憶手段に記憶された識別名称を表示する。こ
の結果、楽曲データがフォルダ単位に階層化されて記録
されている記録媒体から、再生対象の楽曲データ等を識
別するための識別名称を適切に表示することができる。
観点に係る車載用再生装置は、所定の圧縮形式にて圧縮
された楽曲データがフォルダ単位に階層化されて記録さ
れている第1の記録媒体及び、楽曲データが並列に記録
されている第2の記録媒体の両方から、楽曲データを読
み出して再生可能な車載用再生装置であって、第1の記
録媒体からファイル構造を規定する階層情報を取得する
階層情報取得手段と、前記階層情報取得手段が取得した
階層情報に従って、第1の記録媒体に記録されたフォル
ダ配下の楽曲データを検索する楽曲データ検索手段と、
第2の記録媒体に記録された楽曲データを識別するため
の識別名称を入力する識別名称入力手段と、前記楽曲デ
ータ検索手段により検索された楽曲データの識別名称又
は、前記識別名称入力手段により入力された識別名称を
共有の領域に記憶する識別名称記憶手段と、前記識別名
称記憶手段に記憶された識別名称を表示する表示手段
と、を備えることを特徴とする。
例えば、MP3形式にて圧縮された楽曲データがフォル
ダ単位に階層化されて記録されている第1の記録媒体か
らファイル構造を規定する階層情報を取得する。楽曲デ
ータ検索手段は、階層情報取得手段が取得した階層情報
に従って、第1の記録媒体に記録されたフォルダ配下の
楽曲データを検索する。識別名称入力手段は、楽曲デー
タが並列に記録されている例えば、通常の音楽CD等か
らなる第2の記録媒体に記録された楽曲データを識別す
るための識別名称を入力する。識別名称記憶手段は、楽
曲データ検索手段により検索された楽曲データの識別名
称又は、識別名称入力手段により入力された識別名称を
共有の領域に記憶する。表示手段は、識別名称記憶手段
に記憶された識別名称を表示する。この結果、楽曲デー
タがフォルダ単位に階層化されて記録されている記録媒
体から、再生対象の楽曲データ等を識別するための識別
名称を適切に表示することができる。
自身を識別するための媒体の識別名称を更に入力し、前
記識別名称記憶手段は、前記階層情報取得手段が取得し
た階層情報に含まれるフォルダの識別名称又は、前記識
別名称入力手段が入力した媒体の識別名称を共有の領域
に更に記憶してもよい。
観点に係る識別名称表示方法は、所定の圧縮形式にて圧
縮された楽曲データがフォルダ単位に階層化されて記録
されている第1の記録媒体及び、楽曲データが並列に記
録されている第2の記録媒体の両方から、楽曲データを
読み出して再生可能な車載用再生装置における識別名称
表示方法であって、第1の記録媒体からファイル構造を
規定する階層情報を取得する階層情報取得ステップと、
前記階層情報取得ステップにて取得された階層情報に従
って、第1の記録媒体に記録されたフォルダ配下の楽曲
データを検索する楽曲データ検索ステップと、第2の記
録媒体に記録された楽曲データを識別するための識別名
称を入力する識別名称入力ステップと、前記楽曲データ
検索ステップにて検索された楽曲データの識別名称又
は、前記識別名称入力ステップにて入力された識別名称
を共有の記憶領域に記憶する識別名称格納ステップと、
前記識別名称格納ステップにて記憶された識別名称を所
定の表示部に表示する表示ステップと、を備えることを
特徴とする。
は、例えば、MP3形式にて圧縮された楽曲データがフ
ォルダ単位に階層化されて記録されている第1の記録媒
体からファイル構造を規定する階層情報を取得する。楽
曲データ検索ステップは、階層情報取得ステップにて取
得された階層情報に従って、第1の記録媒体に記録され
たフォルダ配下の楽曲データを検索する。識別名称入力
ステップは、楽曲データが並列に記録されている例え
ば、通常の音楽CD等からなる第2の記録媒体に記録さ
れた楽曲データを識別するための識別名称を入力する。
識別名称格納ステップは、楽曲データ検索ステップにて
検索された楽曲データの識別名称又は、識別名称入力ス
テップにて入力された識別名称を共有の記憶領域に記憶
する。表示ステップは、識別名称格納ステップにて記憶
された識別名称を所定の表示部に表示する。この結果、
楽曲データがフォルダ単位に階層化されて記録されてい
る記録媒体から、再生対象の楽曲データ等を識別するた
めの識別名称を適切に表示することができる。
用ディスク再生装置について、以下図面を参照して説明
する。
る車載用ディスク再生装置の一例を示すブロック図であ
る。この車載用ディスク再生装置は、ディスク11に格
納された楽曲データを再生可能な機器であり、処理制御
部1と、信号処理回路2と、スピンドルサーボ回路3
と、光ピックアップ4と、トラッキングスレッドサーボ
回路5と、DAC6と、キー入力部7と、表示部8と、
メモリ9と、CDテキストデコーダ10とから構成され
る。
生対象となるディスク11は、CDテキスト規格の音楽
CD(CD−DA;Compact Disc Digital Audio)、C
D−R(Compact Disc Recordable)及びCD−RW(C
ompact Disc Rewritable)等である。ここで、ディスク
11は、図2(a)に示すオーディオフォーマット(C
Dテキスト規格)の音楽CD(CD−DA)又は、図2
(b)に示すCD−ROMフォーマット(ISO966
0フォーマット等)のCD−R及びCD−RWからな
る。
ディスク11には、図2(a)に示すようにリードイン
領域、データ領域、及びリードアウト領域が配置されて
いる。リードイン領域には、TOC(Table Of Content
s)及び、テキストデータ等が配置されている。TOC
には、データ領域に記録された楽曲データのアドレスや
再生時間等からなる目次情報が記録されている。一方、
テキストデータには、ディスクタイトル及び、複数のト
ラックタイトルからなる情報が記憶されている。また、
データ領域には、1又は、複数の楽曲データが記録され
ている。そして、リードアウト領域には、ディスク11
の終端を示す情報が記録されている。
2(b)に示すように、図2(a)の音楽CDに記録さ
れる情報の他に、PVD及び、パステーブルが配置され
ている。PVD(Primary Volume Description)には、
データ領域に記録された楽曲データ等のファイル構造を
規定する情報(階層構造等)が記録されている。例え
ば、楽曲データが図2(c)に示すようなファイル構造
から構成されている場合、PVDには、このファイル構
造を規定する階層情報が記録されている。また、パステ
ーブルには、PVDにて規定されるファイル構造中の各
楽曲データのアドレス、すなわち、データ領域に記録さ
れた楽曲データのアドレス等が記録されている。
OCが記録されている。このTOCには、PVDのアド
レス等からなる目次情報が記憶されている。また、デー
タ領域には、MP3(MPEG Audio Layer-3)形式にて圧
縮された複数の楽曲データ等が記録されている。そし
て、リードアウト領域には、ディスク11の終端を示す
情報が記録されている。なお、CD−R等のディスク1
1には、図2(a)に示すオーディオフォーマット(C
Dテキスト規格を含む)にて楽曲データ等が記録されて
いる場合もある。すなわち、CD−R等に音楽CDの内
容がそのまま記録されている場合もある。
(Central Processing Unit)及び周辺LSI(Large S
cale Integration)等を含んだ1チップマイコン等から
なり、車載用ディスク再生装置全体を制御する。すなわ
ち、処理制御部1は、信号処理回路2等を制御し、所定
のターンテーブル上に搭載されたディスク11に記録さ
れた楽曲データを読み出して再生する。その際、処理制
御部1は、楽曲データがMP3形式にて圧縮されている
場合に、圧縮された楽曲データをデコードし、デコード
後の楽曲データを信号処理回路2を介してDAC6に供
給する。
して利用者から入力される指示に従ってメモリ9に記憶
されている後述するテキストテーブルの内容(トラック
タイトル等)を表示部8に表示する。そして、利用者に
より選択されたトラックタイトルに対応する楽曲データ
をディスク11から読み出して再生する。
3、光ピックアップ4及び、トラッキングスレッドサー
ボ回路5等を制御する。そして、光ピックアップ4を介
して、再生対象のディスク11に記憶された楽曲データ
を読み出す。信号処理回路2は、読み出した楽曲データ
を復号し、復号した楽曲データをDAC6に供給する。
なお、信号処理回路2は、楽曲データがMP3形式にて
圧縮されている場合に、読み出した楽曲データを処理制
御部1に供給する。
を搭載する所定のターンテーブルを回転させるための図
示せぬスピンドルモータを駆動制御し、所定の回転速度
で回転駆動させる。
光をディスク11の記録面に設けられたピット等に向け
て照射し、その反射光を受けて電気信号に変換する。光
ピックアップ4は、変換した電気信号を楽曲データとし
て信号処理回路2に供給する。
ピックアップ4をディスク11の径方向に平行移動させ
るための図示せぬスレッドモータを駆動制御し、光ピッ
クアップ4をディスク11の記録面上の所定の位置へ移
動させる。
6は、信号処理回路2から送られたデジタルの楽曲デー
タをアナログの楽曲信号に変換し、変換した楽曲信号を
所定のアンプ及びスピーカ等を介して音声(楽曲)とし
て出力する。
ロータリスイッチ等からなり、利用者の操作に従った指
示情報等を入力し、入力した情報を処理制御部1に供給
する。
制御部1に制御され、操作状況等を利用者に明らかにす
るための文字列等を表示する。また、表示部8には、メ
モリ9に記憶された後述するテキストテーブルの内容等
を表示するための表示領域が配置されている。
ry)等からなり、図3に示すような種別テーブル91及
び、テキストテーブル92を記憶する。図3(a)に示
す種別テーブル91は、ディスク11のディスク種別及
び、ディスク11に記録されている楽曲データのデータ
種別を管理するためのテーブルである。具体的に、ディ
スク種別は、書き込み不能なディスクであることを示す
「CD」又は、書き込み可能なディスクであることを示
す「CD−R」を記憶する。
は、ディスク11がCDテキスト規格の音楽CDである
場合に、ディスク11に記録されたテキストデータを管
理し、また、ディスク11にMP3形式の楽曲データが
記録されている場合に、ディスク11に記録された楽曲
データのファイル名等を管理するためのテーブルであ
る。すなわち、テキストテーブル92は、ディスク11
にCDテキスト規格のテキストデータが記録されている
場合に、ディスクタイトル及びトラックタイトルを記憶
し、また、ディスク11にMP3形式の楽曲データが記
録されている場合に、フォルダ名及びファイル名を記憶
する。
ト規格のディスク11に記録されているテキストデータ
をデコードし、デコードしたテキストデータを処理制御
部1に供給する。
用ディスク再生装置の動作について、図4及び図5を参
照して説明する。図4は、再生対象となるディスク11
に記録された情報からテキストテーブル92等を生成す
る初期処理を説明するためのフローチャートである。ま
た、図5は、初期処理にて生成されたテキストテーブル
92等に従って、楽曲データを識別するファイル名等を
表示しながら楽曲を再生する再生処理を説明するための
フローチャートである。まず、図4に示す初期処理につ
いて説明する。図4に示す初期処理は、ディスク11が
車載用ディスク再生装置内に格納された状態で電源が投
入された場合や、電源投入後に新たなディスク11が装
填された場合に開始される。
及びテキストテーブル92をクリアする(ステップS1
1)。すなわち、処理制御部1は、メモリ9に記憶して
いる図3(a)に示す種別テーブル91及び、図3
(b)に示すテキストテーブル92をクリアする。
(ステップS12)。すなわち、処理制御部1は、信号
処理回路2を介して光ピックアップ4から得られるディ
スク11へ照射したレーザ光の反射率を示す情報等から
ディスク種別を検出する。具体的に、処理制御部1は、
レーザ光の反射率等に従って、ディスク11が市販の音
楽CD等からなる書き換え不能なディスクであるか、C
D−R及びCD−RW等からなる書き換え可能なディス
クであるかを検出する。
CD−R又はCD−RWであるか否かを判別する(ステ
ップS13)。すなわち、処理制御部1は、検出結果に
従って、ディスク11がCD−R等の書き換え可能なデ
ィスクであるか否かを判別する。
換え不能なディスクである)と判別した場合、ディスク
種別に書き込み不能なディスクを示す「CD」をセット
する(ステップS14)。すなわち、種別テーブル91
のディスク種別に「CD」をセットし、メモリ9に記憶
する。
(書き換え可能なディスクである)と判別した場合、デ
ィスク種別に書き込み可能なディスクを示す「CD−
R」をセットする(ステップS15)。
れているか否かを判別する(ステップS16)。すなわ
ち、処理制御部1は、ディスク11の所定箇所に、ファ
イル構造を規定する情報(階層情報)が記録されている
か否かを判別する。
場合、及び上述のステップS14にてディスク種別に
「CD」をセットした場合、ディスク11がCD−DA
であるか否かを判別する(ステップS17)。すなわ
ち、処理制御部1は、ディスクに記録された楽曲データ
がCD−DA(音楽CD)であるか否かを判別する。
した場合、データ種別に音楽CDを示す「音楽CD」を
セットする(ステップS18)。すなわち、処理制御部
1は、種別テーブル91のデータ種別に「音楽CD」を
セットし、メモリ9に記憶する。
テキストデータが記録されているか否かを判別する(ス
テップS19)。すなわち、処理制御部1は、ディスク
11のリードイン領域にテキストデータが記録されてい
るか否かを判別する。処理制御部1は、テキストデータ
が記録されていないと判別した場合、そのまま、初期処
理を終了する。
判別した場合、処理制御部1は、テキストデータを読み
出し、読み出したテキストデータをテキストテーブル9
2にセットする(ステップS20)。すなわち、処理制
御部1は、テキストデータに含まれるディスクタイトル
及び、トラックタイトルをテキストテーブル92にセッ
トし、メモリ9に記憶する。
すると判別した場合、処理制御部1は、MP3形式の楽
曲データ(ファイル)が存在しているか否かを判別する
(ステップS21)。すなわち、処理制御部1は、ディ
スク11に記録されたPVD等に従って、ディスク11
のデータ領域中に拡張子が「MP3」のファイル(楽曲
データ)が記録されているか否かを判別する。
存在しないと判別した場合、そのまま初期処理を終了す
る。一方、MP3形式のファイルが存在すると判別した
場合、データ種別にMP3形式の楽曲データを示す「M
P3」をセットする(ステップS22)。すなわち、処
理制御部1は、種別テーブル91のデータ種別に「MP
3」をセットし、メモリ9に記憶する。
のフォルダ配下のファイルを検索する(ステップS2
3)。例えば、処理制御部1は、ルート直下のフォルダ
内に配置された各ファイルを検索する。
検索したファイルを識別するファイル名等をセットする
(ステップS24)。すなわち、処理制御部1は、ディ
スクタイトルにフォルダ名をセットし、また、トラック
タイトルにファイル名をセットし、メモリ9に記憶す
る。この結果、初期処理にて、ディスク11の種別等に
従って種別テーブル91が生成され、また、ディスク1
1に記録されたテキストデータ又は、ファイル名等に従
ってテキストテーブル92が生成される。
る。図5に示す再生処理は、上述の初期処理の終了後
に、開始される。まず、処理制御部1は、ディスク種別
がCDであるか否かを判別する(ステップS31)。す
なわち、上述の初期処理にて、メモリ9の種別テーブル
91に記憶されたディスク種別が書き込み不能なディス
クを示す「CD」であるか否かを判別する。
ると判別した場合、ディスク11が書き込み不能なディ
スクであることを示す情報を表示部8に表示する(ステ
ップS32)。例えば、処理制御部1は、表示部8に
「CD」のキャラクタを表示する。
た場合、処理制御部1は、ディスク11が書き込み可能
なディスクであることを示す情報を表示部8に表示する
(ステップS33)。例えば、処理制御部1は、表示部
に「CD−R」のキャラクタを表示する。
るか否かを判別する(ステップS34)。すなわち、上
述の初期処理にて、メモリ9の種別テーブル91に記憶
されたデータ種別がMP3形式の楽曲データを示す「M
P3」であるか否かを判別する。
ると判別した場合、ディスク11にMP3形式の楽曲デ
ータが記録されていることを示す情報を表示部8に表示
する(ステップS35)。例えば、処理制御部1は、表
示部に「MP3」のキャラクタを表示する。
有効なデータがセットされているか否かを判別する(ス
テップS36)。すなわち、処理制御部1は、上述の初
期処理にて、メモリ9のテキストテーブル92にディス
クタイトル及びトラックタイトルがセットされているか
否かを判別する。
トラックタイトル等がセットされていると判別した場
合、ディスクタイトル及び、トラックタイトルを表示部
8に表示する(ステップS37)。例えば、処理制御部
1は、表示部8の2行分(2段分)の表示領域の上段に
ディスクタイトルを表示し、また、下段にトラックタイ
トルを表示する。
で、処理を待機する(ステップS38)。すなわち、処
理制御部1は、ディスク11の再生を指示する指示情報
がキー入力部7を介して、利用者により入力されたか否
かを判別する。
判別すると、楽曲データを再生する(ステップS3
9)。すなわち、処理制御部1は、表示部8に表示され
ているトラックタイトルに対応する楽曲データをディス
ク11から読み出して再生する。
録されたCD−R等から楽曲データを再生する際にも、
フォルダ名及びファイル名がそれぞれ、ディスクタイト
ル及びトラックタイトルと同様に表示部8に表示され
る。すなわち、CDテキストディスクの再生時に表示さ
れるディスクタイトル及びトラックタイトル等に慣れて
いる利用者は、MP3形式の楽曲データの再生時に、違
和感なく表示されるファイル名等により、再生される楽
曲データを容易に認識することができる。この結果、楽
曲データがフォルダ単位に階層化されて記録されている
媒体から、再生対象の楽曲データ等を識別するための識
別名称を適切に表示することができる。
の音楽CDと、MP3形式の楽曲データが記録されたC
D−R等との両方を再生可能な車載用ディスク再生装置
について説明したが、通常の音楽CDのディスクタイト
ル等を登録できる車載用ディスク再生装置であっても、
同様に適用可能である。
たディスクタイトル及びトラックタイトルを入力し、処
理制御部1に供給する。処理制御部1は、取得したディ
スクタイトル及びトラックタイトルをテキストテーブル
92に記憶する。すなわち、利用者が登録したディスク
タイトル及びトラックタイトルがテキストテーブル92
に記憶される。この場合、利用者が登録したディスクタ
イトル及びトラックタイトルに対応する音楽CDの再生
時に、ディスクタイトル及びトラックタイトルが表示部
8に表示される。
たCD−R等から楽曲データを再生する際には、フォル
ダ名及びファイル名がそれぞれ、ディスクタイトル及び
トラックタイトルと同様に表示部8に表示される。すな
わち、ディスク情報を登録した音楽CDの再生時に表示
されるディスクタイトル及びトラックタイトル等に慣れ
ている利用者は、MP3形式の楽曲データの再生時に、
違和感なく表示されるファイル名等により、再生される
楽曲データを容易に認識することができる。この結果、
楽曲データがフォルダ単位に階層化されて記録されてい
る媒体から、再生対象の楽曲データ等を識別するための
識別名称を適切に表示することができる。
からなるディスク10を再生する車載用ディスク再生装
置について説明したが、再生対象の媒体はCD等に限ら
れず、他にMD(ミニディスク)、DVD(デジタルビ
デオディスク)等を再生する車載用ディスク再生装置に
適用可能である。また、スマートメディア(商標)、メ
モリスティック(商標)、MMC(Multi Media Card)
等の媒体を再生可能な再生装置であってもよい。
楽曲データがフォルダ単位に階層化されて記録されてい
る記録媒体から、楽曲データ等の識別名称を適切に表示
して再生することができる。
装置の構成の一例を示すブロック図である。
ットの一例を示す模式図であり、(b)がCD−R等に
適用されるデータフォーマットの一例を示す模式図であ
り、(c)が(b)のフォーマットにてディスクに記録
されている楽曲データのファイル構造の一例を示す模式
図である。
り、(b)がテキストテーブルの一例を示す模式図であ
る。
ためのフローチャートである。
ためのフローチャートである。
Claims (4)
- 【請求項1】所定の圧縮形式にて圧縮された楽曲データ
がフォルダ単位に階層化されて記録されている第1の記
録媒体及び、楽曲データと共にテキスト情報が記録され
ている第2の記録媒体の両方から、楽曲データを読み出
して再生可能な車載用再生装置であって、 第1の記録媒体からファイル構造を規定する階層情報を
取得する階層情報取得手段と、 前記階層情報取得手段が取得した階層情報に従って、第
1の記録媒体に記録されたフォルダ配下の楽曲データを
検索する楽曲データ検索手段と、 第2の記録媒体からテキスト情報を取得するテキスト取
得手段と、 前記楽曲データ検索手段により検索された楽曲データの
識別名称又は、前記テキスト取得手段により取得された
テキスト情報に含まれる楽曲データの識別名称を共有の
領域に記憶する識別名称記憶手段と、 前記識別名称記憶手段に記憶された識別名称を表示する
表示手段と、 を備えることを特徴とする車載用再生装置。 - 【請求項2】所定の圧縮形式にて圧縮された楽曲データ
がフォルダ単位に階層化されて記録されている第1の記
録媒体及び、楽曲データが並列に記録されている第2の
記録媒体の両方から、楽曲データを読み出して再生可能
な車載用再生装置であって、 第1の記録媒体からファイル構造を規定する階層情報を
取得する階層情報取得手段と、 前記階層情報取得手段が取得した階層情報に従って、第
1の記録媒体に記録されたフォルダ配下の楽曲データを
検索する楽曲データ検索手段と、 第2の記録媒体に記録された楽曲データを識別するため
の識別名称を入力する識別名称入力手段と、 前記楽曲データ検索手段により検索された楽曲データの
識別名称又は、前記識別名称入力手段により入力された
識別名称を共有の領域に記憶する識別名称記憶手段と、 前記識別名称記憶手段に記憶された識別名称を表示する
表示手段と、 を備えることを特徴とする車載用再生装置。 - 【請求項3】前記識別名称入力手段は、第2の記録媒体
自身を識別するための媒体の識別名称を更に入力し、 前記識別名称記憶手段は、前記階層情報取得手段が取得
した階層情報に含まれるフォルダの識別名称又は、前記
識別名称入力手段が入力した媒体の識別名称を共有の領
域に更に記憶する、 ことを特徴とする請求項2に記載の車載用再生装置。 - 【請求項4】所定の圧縮形式にて圧縮された楽曲データ
がフォルダ単位に階層化されて記録されている第1の記
録媒体及び、楽曲データが並列に記録されている第2の
記録媒体の両方から、楽曲データを読み出して再生可能
な車載用再生装置における識別名称表示方法であって、 第1の記録媒体からファイル構造を規定する階層情報を
取得する階層情報取得ステップと、 前記階層情報取得ステップにて取得された階層情報に従
って、第1の記録媒体に記録されたフォルダ配下の楽曲
データを検索する楽曲データ検索ステップと、 第2の記録媒体に記録された楽曲データを識別するため
の識別名称を入力する識別名称入力ステップと、 前記楽曲データ検索ステップにて検索された楽曲データ
の識別名称又は、前記識別名称入力ステップにて入力さ
れた識別名称を共有の記憶領域に記憶する識別名称格納
ステップと、 前記識別名称格納ステップにて記憶された識別名称を所
定の表示部に表示する表示ステップと、 を備えることを特徴とする識別名称表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000074394A JP2001266554A (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | 車載用再生装置及び識別名称表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000074394A JP2001266554A (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | 車載用再生装置及び識別名称表示方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001266554A true JP2001266554A (ja) | 2001-09-28 |
Family
ID=18592458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000074394A Pending JP2001266554A (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | 車載用再生装置及び識別名称表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001266554A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002287788A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-04 | Ricoh Co Ltd | 録音周波数特性測定方法、録音周波数特性変換方法および音声認識方法 |
US6973019B2 (en) | 2002-02-12 | 2005-12-06 | Denon, Ltd. | Recording medium reproducing apparatus |
US7142482B2 (en) * | 2001-01-26 | 2006-11-28 | Alpine Electronics, Inc. | Audio device capable of playing back audio files from a plurality of sessions |
-
2000
- 2000-03-16 JP JP2000074394A patent/JP2001266554A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7142482B2 (en) * | 2001-01-26 | 2006-11-28 | Alpine Electronics, Inc. | Audio device capable of playing back audio files from a plurality of sessions |
JP2002287788A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-04 | Ricoh Co Ltd | 録音周波数特性測定方法、録音周波数特性変換方法および音声認識方法 |
US6973019B2 (en) | 2002-02-12 | 2005-12-06 | Denon, Ltd. | Recording medium reproducing apparatus |
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