JPH11512879A - シリサイド凝集ヒューズ装置 - Google Patents

シリサイド凝集ヒューズ装置

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JPH11512879A JP9513759A JP51375997A JPH11512879A JP H11512879 A JPH11512879 A JP H11512879A JP 9513759 A JP9513759 A JP 9513759A JP 51375997 A JP51375997 A JP 51375997A JP H11512879 A JPH11512879 A JP H11512879A
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Abstract

(57)【要約】 任意の電気接続を形成するために半導体基板(107)上に配設された可融リンク装置(100)。本発明の可融リンク装置はシリサイド層(104)と、シリサイド層の下方に形成されたポリシリコン層(105)とを含み、第1の未プログラム抵抗を有する。シリサイド層は、シリサイド層自体を横切って所定のプログラム電位が印加されたことに応答して凝集して電気的切断部を形成し、それによって、可融リンク装置の抵抗を第2のプログラム済み抵抗に選択的に増大することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 シリサイド凝集ヒューズ装置関連出願 本出願は、1995年9月29日に出願された「A Low Voltage ,High Gain Fuse Sensing Circuit and Method」と題する米国特許出願第 号(代理人ドケット番号42 390.P3181)に関する。発明の分野 本発明は、集積回路装置の分野に関し、詳細には半導体集積回路の可融リンク 装置に関する。発明の背景 CMOS集積回路を含む集積回路では、多くの場合、情報を永久的に記憶し、 あるいは集積回路の製造後に集積回路上に永久接続を形成することができること が望ましい。この目的のためにヒューズ、または可融リンクを形成する装置が使 用されることが多い。たとえば、ヒューズは、冗長要素をプログラムし、同じ欠 陥要素に置き換えるために使用することができる。ヒューズを使用してダイID または他のそのような情報を記憶し、あるいは電流経路の抵抗を調整することに よって回路の速度を調整することもできる。 いくつかのケースでは、電気的消去可能プログラム可能読取り専用メモリ(E EPROM)装置を使用してヒューズ装置の任意の接続機能が実行される。半導 体プロセス技法では、引き続き装置形状が小型化され、動作電圧が低減されてい る。装置形状が小さくなると、ゲート酸化物層の厚さも薄くなる。高い漏れ電流 を防止し、浮遊ノード上の荷電を維持するために、EEPROMヒューズ装置に は比較的厚いゲート酸化物が必要である。したがって、EEPROMヒューズ装 置は多くの最新の半導体プロセス技法では使用することができない。 他のヒューズ装置は、任意の接続を形成またはプログラムするために余分な半 導体処理ステップを必要とする。たとえば、ある種のヒューズ装置は、半導体装 置が処理されパッシベーションが形成された後でレーザを使用してリンクを開放 することによって「プログラムされる」。この種のヒューズ装置は、希望する場 合にヒューズ装置をプログラムまたは「溶断」する余分な処理ステップだけでな く、近傍の装置を破壊するのを回避するためのヒューズ装置上でのレーザの位置 合わせも必要である。この手法およびその他の同様な手法では、装置のパッシベ ーション層が損傷し、したがって信頼性の問題が生じることがある。いくつかの 手法では、接続部を破壊するときに、ヒューズ装置をプログラムする前にパッシ ベーション層を実際に除去し、ヒューズ材料用の空間を設けなければならない。 パッシベーション層を故意に除去することのない他の手法では、ヒューズを溶断 するプロセスのために、ヒューズ材料を除く際にパッシベーション層に穴があく 恐れがある。 「酸化物アンチヒューズ」装置と呼ばれる他のタイプのヒューズ装置は、回路 の通常の動作電圧供給と比べて高い電圧を使用してプログラムされる。したがっ て、これらの装置の周辺回路は一般に、集積回路上で通常得られるよりも高い接 合部破壊電圧を必要とする。これは、上記でEEPROMヒューズ装置を参照し て説明したのと同じ理由で新しいプロセス技法および開発中のプロセス技法にと って問題である。ゲート酸化物の厚さが減少するため、より高いウェル・ドーピ ングが必要になり、そのため接合部破壊電圧が低くなり、したがって多くの最新 のプロセス技法では酸化アンチヒューズ装置を使用できなくなる。 本発明は、追加処理ステップなしに製造することができ、確実に現在の低電圧 薄ゲート酸化物プロセス技法と共に使用することができる小形ヒューズ装置を提 供する。さらに、本発明のヒューズ装置は、上方の誘電層を損傷せずに比較的低 い電圧を使用してプログラムすることができる。発明の概要 任意の電気接続部を形成するために半導体基板上に配設された可融リンク装置 について説明する。本発明の可融リンク装置は第1の未プログラム抵抗を有し、 ポリシリコン層とシリサイド層とを含む。シリサイド層は、ポリシリコン層上に 形成され、シリサイド層に所定のプログラム電位が印加されることに応答して、 凝集して電気的切断部を形成し、そのため、可融リンク装置の抵抗を選択的に第 2のプログラム済み抵抗に増大することができる。図面の簡単な説明 第1A図は、本発明の一実施形態の可融リンク装置の側面図である。 第1B図は、本発明の一実施形態の可融リンク装置の平面図である。 第2A図は、プログラム後の本発明の一実施形態の可融リンク装置の側面図で ある。 第2B図は、プログラム後の本発明の代替実施形態の可融リンク装置の側面図 である。 第3図は、本発明の一実施形態のプログラム回路および可融リンク装置を示す 図である。 第4図は、本発明の一実施形態の検知回路および可融リンク装置を示す図であ る。 第5図は、本発明の一実施形態の冗長ヒューズ装置の構成を示す図である。 第6図は、本発明の一実施形態のヒューズ・プログラム検知方法を示す図であ る。詳細な説明 任意の接続部を形成するシリサイド凝集ヒューズ装置を開示する。下記の説明 では、本発明を完全に理解していただくために特定の材料、寸法、接点数、プロ グラム電圧および電流ならびに検知電圧および電流など多数の詳細について述べ る。しかし、当業者には、これらの特定の詳細なしに本発明を実施できることが 理解されよう。他の例では、本発明を曖昧にするのを避けるために、周知の構造 、回路ブロック、インタフェース、アーキテクチャ機能については詳しく説明し なかった。 本発明の一実施形態のヒューズ装置の概要 第1A図は、本発明のシリサイド凝集ヒューズ装置100の一実施形態の側面 図を示す。ヒューズ装置100は半導体基板107上に配設され、通常、より大 形の集積回路装置の一部である。一実施形態では、ポリシリコン層105はp型 としてドープされる。他の実施形態は、n型や、ポリシリコン層105内でのp −n接合部の形成を含め他のタイプのドーピングを含むことができる。そのよう なポリシリコン層を含むヒューズ装置200の例について第2B図を参照して説 明する。酸化物層106は、一実施形態では厚さ112が約3000ないし40 00Åであり、ヒューズ装置100と基板107との間に形成される。 ヒューズ装置100は、ポリシリコン層105上に配置されたシリサイド層1 04を含む。一実施形態では、ヒューズ装置100のシリサイド層104および ポリシリコン層105は、集積回路装置上の他の装置のポリシリコン層およびシ リサイドゲート層を製作するために使用される処理ステップと同じ処理ステップ によって形成される。このように、追加処理ステップの必要なしにヒューズ装置 100を製造することができる。 ポリシリコン層105は酸化物層106上に形成され、一実施形態では厚さ1 14が2500Å程度である。ポリシリコン層105の面積抵抗は500オーム /sq.を超え、一実施形態では約1000オーム/sq.であるが、本発明の 他の実施形態ではこれより高くても、あるいは低くてもよい。一実施形態では、 シリサイド層104はシリサイドチタン(TiSi2)膜である。ただし、本発 明によればシリサイドタングステン、シリサイドタンタル、シリサイド白金など 他のシリサイドを使用することもできる。シリサイド層104の厚さ110は一 実施形態では約225ないし250Åであるが、他の実施形態ではこれより厚く ても、あるいは薄くてもよい。シリサイド層104の面積抵抗はその厳密な組成 に依存するが、一実施形態では約1オーム/sqないし10オーム/sqである 。 ヒューズ装置100は両端に接点101を含む。接点101はシリサイド層1 04に結合され、ヒューズ装置と、外部装置または同じ集積回路装置内の他の構 成要素との間の電気的接続部を形成する。一実施形態では、接点101は、プロ グラム、検知、またはその他の用途のためにヒューズ装置100にアクセスでき るように金属相互接続線(図示せず)に結合される。接点101は一実施形態で はタングステン・プラグであるが、他の材料で形成することができる。代替実施 形態では、同じ機能を与えるために、ヒューズ装置100が形成される集積回路 の金属相互接続線がシリサイド層104に直接結合される。 本発明のヒューズ装置100について第1B図を参照して詳しく説明する。第 1B図は一実施形態の装置100の平面図を示す。ヒューズ装置100は、本明 細書ではヒューズ要素とも呼ぶヒューズ領域122を2つの接点領域120の間 に含む。ヒューズ装置100はヒューズ領域122のどちらかの端部とそれぞれ の接点領域120との間にテーパ付き遷移領域116を含む。この実施形態では 、各遷移領域は、プログラム時に、接点間を流れる電流がヒューズ領域122に 集中するように、それぞれの接点領域120とヒューズ領域122との間に約4 5度の角度を形成する。遷移領域116の形状は、下記に詳しく説明するように ヒューズ装置100の必要なプログラム電圧を低下させるのに寄与することがで きる。代替実施形態では、接点領域120の形状は丸でも、あるいは正方形でも 、あるいは矩形でもよい。また、代替実施形態では、ヒューズ装置100は接点 領域120とヒューズ領域122との間に遷移領域を含まなくてもよい。 ヒューズ領域122の寸法は、それぞれの異なる処理技法、空間要件、その他 のヒューズ要件に応じて変更することができる。一実施形態では、第1B図に示 した平面図のヒューズ領域の幅117は、ヒューズ装置100を形成するために 使用されるプロセス技法の下限に近く、一例では約0.22ミクロンであり、長 さ118はヒューズ領域122の幅117の4倍ないし25倍である。特定の実 施形態では、長さ118は幅117の約10倍であるが、他の実施形態ではそれ より大きくても、あるいは小さくてもよい。 接点領域120は一実施形態ではできるだけ小さなものであるが、それでも、 接点101の寸法、組成、ヒューズ装置100をプログラムするために必要なプ ログラム電流またはプログラム電圧に基づいて、接点101に必要な最小面積を 備えている。ヒューズ装置100上の接点101の数は任意である。第1B図で はヒューズ装置100の両端に2つの接点101が示されているが、本発明によ ればこれより多くの接点を使用することも、あるいはこれより少ない接点を使用 することもできる。一実施形態では、ヒューズ装置100の両端上の各接点領域 120は9つの接点101を含む。並行して動作する複数の接点101を使用し て、接点101を過熱せずに必要なプログラム電流がヒューズ装置100内を流 れるようにすることができる。 動作時には、ヒューズ装置100は、プログラムまたは「溶断」される前には 第1の抵抗を有し、プログラム後にそれよりもずっと高い第2の抵抗を有する。 ヒューズ装置100がプログラムされる前には、ヒューズ装置の抵抗はシリサイ ド層104の抵抗によって決定される。プログラム時には、シリサイド層104 内に切断部が形成される。したがって、ポリシリコン層105の抵抗とシリサイ ド層104の抵抗との比に基づいてヒューズ装置の抵抗は著しく増大する。 ヒューズ装置100のプログラムの効果について第2A図および第2B図を参 照して詳しく説明する。第2A図は、プログラム後の本発明のヒューズ装置10 0の側面図を示す。プログラム電位を接点101間に印加すると、シリサイド膜 層104を通じてヒューズ装置100の一端から他端へ電流が流れる。この電流 によってシリサイド層104が加熱され、シリサイド凝集層204で示したよう にシリサイド自体が凝集する。したがって、ポリシリコン層105を覆うシリサ イド層104に切断部206が形成される。 シリサイド層104の抵抗はポリシリコン層105の抵抗よりもずっと低いの で、それに応じてヒューズ装置100の抵抗が増大する。上記で示した面積抵抗 例を使用すると(シリサイド層の場合は1オーム/sqないし10オーム/sq であり、ポリシリコン層の場合は>500オーム/sq)、ヒューズ装置の抵抗 はプログラム後に少なくとも10倍に増加する。第2B図を参照して説明する実 施形態などいくつかの実施形態では、抵抗の増加がそれよりもずっと大きい。次 いで、検知回路によってこの抵抗変化が検出され、ヒューズ装置100がプログ ラムされたかどうかが判定される。本発明のプログラム回路および検知回路につ いて下記で、第3図ないし第6図を参照して詳しく論じる。 第2B図は、本発明の他の実施形態によるプログラム済みヒューズ装置200 の側面図を示す。ヒューズ装置200は、前述のヒューズ装置100の同じ名称 の構成要素と同様な組成、配置、機能を有する接点201と、シリサイド層23 4と、酸化物層236と、基板237とを含む。しかし、ヒューズ装置200の ポリシリコン層205はヒューズ装置100のポリシリコン層105とは異なる 。ヒューズ装置200のポリシリコン層205はn型としてドープされ、p型と してドープされた1つまたは複数の領域208を含む。p型としてドープされた 領域208は、ポリシリコン層のn型領域と共にp−n接合部210などのp− n接合部を形成する。 ヒューズ装置200は、低プログラム電圧および低プログラム電流を使用して ヒューズ装置100と同様にプログラムされる。ヒューズをプログラムすると、 (シリサイド凝集224で示したように)シリサイド層234が凝集し切断部2 26が形成される。p−n接合部210などのp−n接合部の上方に切断部22 6が形成されるた場合、接点201間の電流がシリサイド層234の切断部22 6からポリシリコン層205、この場合はp−n接合部210内を流れる。この ように、プログラム済みヒューズ200と、ヒューズ200と同じ未プログラム ・ヒューズとの抵抗の比は、プログラム時にp−n接合部210の上方に切断部 226が形成された場合に著しく高くなる。 ヒューズ装置100をプログラムするために必要なプログラム電圧、したがっ てプログラム電流は比較的低い。本明細書では例示のためにヒューズ装置100 を参照したことを理解されたい。ヒューズ装置200など他の同様なヒューズ装 置も同様に、プログラムされ、検知され、動作する。一実施形態では、ヒューズ 装置100は約2.0Vのプログラム電位を使用して溶断することができる。他 の実施形態は、シリサイド層の厚さおよびヒューズ装置100のその他の形状に 応じたそれぞれの異なるプログラム電圧を有する。上記で第1B図を参照して説 明したように、接点領域120とヒューズ領域122との間の遷移領域116の 形状は、ヒューズ装置100内を流れる電流密度をヒューズ領域122に集中す ることによって一実施形態の低プログラム電圧に寄与する。ヒューズ装置100 のプログラム電位が低いので、ヒューズ装置100は、薄いゲート酸化物、した がって低接合部破壊電圧を有する最新のプロセス技法で製造される集積回路装置 で使用するうえで理想的である。 本発明のヒューズ装置100は、小形であり、したがってシリコン空間に関し て廉価であるという追加利点を与える。さらに、本発明によるヒューズ装置10 0などのヒューズ装置を形成する場合、追加処理ステップは必要とされない。ヒ ューズ装置100は、シリサイド凝集ヒューズ装置が実装される集積回路装置の 他の特性を作製するためにすでに行われている標準処理ステップを使用して形成 することができる。追加処理ステップなしに本発明のヒューズ装置100を実装 することも、その低コストに寄与する。 本発明のシリサイド凝集ヒューズ装置は、実施コストが低く、低電圧プロセス 技法で使用できるだけでなく、上方の誘電層を損傷せずにプログラムすることが できる。さらに、本発明のヒューズ装置は空気にさらさずにプログラムすること ができ、従来技術のヒューズ装置とは異なり、プログラム・ステップ自体によっ てヒューズ装置を囲むパッシベーション層またはその他の層に穴が形成されるこ とがない。 本発明の一実施形態のプログラム回路 次に第3図を参照すると、本発明の一実施形態によるプログラム回路300が 示されている。一実施形態のヒューズ装置320は前述のヒューズ装置100お よび200に類似しており、第3図では点線内の記号で表されている。本発明の ヒューズ装置320は一端がVssまたはグラウンドに結合され、ヒューズ装置 320の対向端部はpチャネル・プログラム装置Tpのドレーンに結合される。 トランジスタTpのソースはVccに結合される。プログラム回路の寸法は、1 つのpチャネル・トランジスタしか必要とされないようにヒューズ装置320の 一端をグラウンドに結合することによって小さな寸法に維持される。代替実施形 態では、本発明のプログラム回路は、nチャネル・トランジスタがオンになった ときにヒューズ装置320がプログラムされるような補助信号を有するnチャネ ル・トランジスタを含むことができる。 本発明の一実施形態のプログラム回路を制御するために、トランジスタTpの ゲートにNAND装置301などのロジックが結合される。一実施形態では、N AND装置301は、NAND装置やトランジスタTpが形成される集積回路装 置上のトランジスタTpの非常に近くに配置される。このようにすることで、信 号線の長さにわたって増大する雑音およびその他の異常の影響が低減され、プロ グラム・トランジスタTpが誤ってオンになる可能性が低減される。ヒューズ装 置320のプログラムはプログラム入力線303を通じて制御され、プログラム 入力線は任意の数の信号線を含むことができる。この例では、プログラム入力線 303上で入力を受け取ると、トランジスタTpのゲートにロー信号が与えられ 、トランジスタTpがオンになる。トランジスタTpがオンになると、ヒューズ 装置320内を電流が流れる。このように、ヒューズ装置320を選択的にプロ グラムすることができる。一実施形態では、ヒューズ装置320は、プローブ装 置をプログラム回路300と共に使用してウェハ・レベルでプログラムされる。 他の実施形態では、ヒューズ装置320は集積回路装置製造プロセスの異なる段 階で、あるいはヒューズ装置320を含む集積回路装置が実装された後にプログ ラムされる。 本発明の一実施形態の検知回路 本発明の一実施形態の静的自己バイアス高感度低読取り電流検知回路400に ついて第4図を参照して説明する。例示のために、第1図ないし第2図で一実施 形態において示したヒューズ装置100または200と同様なヒューズ装置45 0に関連して検知回路400の動作を説明する。しかし、当業者には、本発明の 検知回路400を使用して他のタイプのヒューズ装置を検知することもできるこ とが理解されよう。検知回路400は、本発明のヒューズ装置450などのヒュ ーズ装置と共に使用するのに良く適している。本発明のヒューズ装置450は低 プログラム電圧、したがって低プログラム電流を有する。したがって、ヒューズ 装置450がプログラムまたは溶断されているかどうかを検知するために使用さ れる検知回路によって検知プロセス時に未溶断ヒューズが溶断されることがない ことが重要である。さらに、ヒューズ装置450はまた、未プログラム状態とプ ログラム済み状態との間に抵抗のわずかな変化しか示さない。したがって、ヒュ ーズ装置450を検知するために使用される検知回路は、ヒューズ装置450が プログラムされているかどうかを確実に判定するために抵抗の比較的小さな変化 を検出するのに十分な感度を有さなければならない。図のように、本発明の検知 回路400は、低い検知電圧および検知電流を使用してヒューズの高感度で信頼 できる検知を行う。検知回路400の他の利点について下記で詳しく論じる。 本発明の一実施形態の検知回路400は第4図に示されており、第1の検知ブ ランチ401と、基準ブランチ403と、第2の検知ブランチ405の3つのブ ランチを含む。第2の検知ブランチ405は、一実施形態で差動検知を行い、か つ冗長ヒューズ構成に拡張する検知回路400の機能を示すために第4図に示さ れている。検知回路400の検知ブランチ401および405の動作について、 本明細書では第1の検知ブランチ401を参照して説明する。しかし、第2の検 知ブランチ405が第1の検知ブランチ401と同様に動作することが理解され よう。本発明の差動検知機能の他の詳細と、一実施形態の冗長ヒューズ構成につ いて下記で論じる。 第4図に示したように、ヒューズ装置450の一端はグラウンドに結合され、 ヒューズ装置450の対向端部は、ヒューズ装置450をプログラムできるよう にプログラム入力418に結合される。プログラム入力418は、上記で第3図 を参照して論じたプログラム回路300などのプログラム回路のプログラム装置 Tpに結合される。プログラム回路のTpがnチャネル装置である実施形態では 、本発明の検知回路400は、第4図に示した装置および信号を補助する装置お よび信号を含むことに留意されたい。すなわち、検知イネーブル信号などの信号 がアクティブ・ハイではなくアクティブ・ローになり、pチャネル装置がnチャ ネル装置などで置き換えられる。なお、補助検知回路の動作は、第4図に示した 検知回路400の動作に類似している。 第4図に戻ると分かるように、ヒューズ装置450には検知装置S1も結合さ れており、検知装置S1は第1の検知ブランチ401内に含まれる。検知装置S 1のソースはヒューズ装置450に結合され、検知装置S1のドレーンは、検知 イネーブル装置T1を通じて負荷装置L1のドレーンおよびマージン試験装置M 1に結合される。 基準ブランチ403は、同様に検知イネーブル装置TRを通じて負荷装置LR およびマージン試験装置MRに結合された検知装置SRを含む。基準ブランチ4 03は、下記で詳しく論じる基準電圧ノードVREF430と、基準抵抗420も 含む。一実施形態では、基準抵抗420は、直列接続され未プログラム状態のヒ ューズ装置450と同一である1つまたは複数のヒューズ装置を備え、そのため 、基準ブランチ内の基準抵抗420は未プログラム・ヒューズ装置450および 480に一致している。代替実施形態で、基準抵抗420は、ヒューズ450お よび480を形成するために使用されるヒューズ材料と同様なヒューズ材料の一 部で基準抵抗420を形成することによってヒューズ装置450および480に 整合させている。基準ブランチ403の第1の検知ブランチ401およびSRの 検知装置S1のゲートは、検知イネーブル入力416に結合された検知イネーブ ル・トランジスタT1およびTRのゲートと同様に互いに結合される。SRのゲ ートはノード430でそのドレーンに結合され、したがって装置S1と装置SR との間に電流ミラー構成を確立する。 負荷装置L1およびLRはトランジスタとして示されているが、他のタイプの 負荷装置を備えることができることに留意されたい。さらに、L1とLRは、た とえばプロセス、温度、電圧変動に応答して同様に変動するように一致している 。検知ブランチ401および405内の他の装置も、同様な条件に応答して同様 に変動するように基準ブランチ405内の対応する装置に一致している。 本発明の検知回路400の電流ミラー構成は、ヒューズ装置450などのヒュ ーズ装置の状態を検知する際に検知回路400の低検知電流に寄与する1つの因 子である。基準ブランチ403を、低電流を与えるように最適化すると、外側検 知ブランチ401および405内の電流は安全レベルに維持される。基準ブラン チ403を低電流を与えるように最適化するにはどうすべきかの詳細について下 記で論じる。 検知回路400内の電流ミラー構成は、S1およびSRを、ソース抵抗の変化 に応答して変動する動作領域にバイアスすることによって、検知回路400の感 度を向上させるようにも動作する。電流ミラーと、ヒューズ装置450と、基準 抵抗420とを備える検知回路400の部分を「デジェネレイト(degenerate) 電流ミラー」と呼ぶことができる。動作時には、未溶断状態のヒューズ装置45 0および480と基準抵抗420とを含め、ヒューズ検知ブランチ401および 403ならびにヒューズ検知ブランチ420内の同様な装置が一致しているので 、 ヒューズを溶断させる動作によって電流ミラーに抵抗オフセットが生成され、こ の抵抗オフセットが検知回路400の出力414および454に反映される。ヒ ューズ装置450は、ヒューズ装置の状態が変化したときに検知ブランチ内の電 流を変化させるソース・デジェネレイト抵抗器として使用される。この電流の変 化は、出力414での電圧の変化によって反映される。 検知イネーブル入力416は検知回路400の検知機能を制御する。検知イネ ーブル信号線416がVss(グラウンド)であるとき、MOS装置T1および TRはオフである。検知イネーブル装置T1およびTRがオフになると、負荷装 置L1およびLRが検知装置S1およびSRから切断され、したがって検知回路 ブランチ内の電流はなくなる。さらに、負荷装置L1およびLRが一端でVcc に結合され、したがって出力信号線414の出力電位を供給電圧にプルする。こ れによって、検知回路400の出力414および454に結合された入力を有す る装置が、そのような装置を部分的にオンにする範囲の入力電位を受け取ること はなくなる。このように、検知回路400がイネーブルされていないときに、検 知回路400に結合された装置が電力を引き出すことはない。 一実施形態では、検知イネーブル入力信号線416は外部源からのリセット信 号に応答する。検知回路400の検知イネーブル入力416がリセット時にロー 状態からハイ状態に遷移すると、MOS検知イネーブル・トランジスタT1およ びTRがオンになる。装置TRがオンになると、電圧供給Vccと基準ブランチ 403の検知装置SRとの間に電流経路が生成され、検知装置SRのゲートがプ ルアップされ導通する。検知装置SRがオンになった後、ノード440およびVREF 430上の電位がVss(グラウンド)の方へプルされる。しかし、MOS 負荷装置LRは、ノードVREF430での電圧がグラウンドにプルされるのを妨 げ、したがってノードVREF430に基準電圧を確立する。このように、検知回 路400は「自己バイアス」される。 ノード440で生成された電圧は、第1の検知ブランチ401の出力414お よび第2の検知ブランチ405の出力454に対する追加基準電圧を形成する。 ノード440での電圧を使用して、検知回路400の出力を受け取るロジックの トリップ点を調整することができる。一実施形態では、前述のように、基準抵抗 420は、未プログラム状態の本発明のヒューズ装置450と同一の1つまたは 複数の未プログラム・ヒューズ装置を備える。このように、基準抵抗420はヒ ューズ装置450に一致している。また、検知イネーブル装置T1およびTRの 寸法は検知装置S1およびSRの寸法に一致している。検知ブランチ401およ び405内の装置の抵抗を基準ブランチ403内の対応する装置の抵抗に一致さ せることによって、ヒューズ装置450の抵抗のわずかな変化でも容易に検出す ることができる。 本発明のヒューズ検知回路のシングルエンド動作 本発明のヒューズ検知回路400は、ヒューズ装置450の状態がシングルエ ンド的または差動的に解釈されるように構成することができる。すなわち、出力 414の電圧と、検知回路400に結合されたロジックのトリップ点電圧を比較 することによってヒューズ装置450の状態を決定する(シングルエンド検知と 呼ぶ)ことも、あるいはヒューズ装置450および480を互いに逆の状態にプ ログラムし、出力ノード414および454上の電圧を比較することによってヒ ューズ装置450の状態を差動的に検出することもできる。共通ロジックのトリ ップ点電圧は、電圧レベルが論理「1」として解釈されるか、それとも論理「0 」として解釈されるかを示し、当業者には良く知られている。 シングルエンド構成では、基準抵抗420は一致するように選択されるが、そ れでも未プログラム・ヒューズ装置450の抵抗よりも高い。未プログラム状態 のヒューズ装置450と同様な未プログラム・ヒューズ装置を使用し、それによ って基準抵抗420をヒューズ装置450に一致させることにより、製造公差、 温度、その他の理由による基準抵抗の変動が、ヒューズ装置450の変動に続い て起こる。一実施形態では、基準抵抗420は、未プログラム・ヒューズ装置4 50に一致した5つの未溶断ヒューズ装置を備える。したがって、基準抵抗42 0は未プログラム・ヒューズ装置450の抵抗の5倍である。他の実施形態は、 基準抵抗420を形成するために、異なる数であるが複数のヒューズ装置を含む 。基準抵抗420と未プログラム状態のヒューズ装置450の抵抗との比が高く なるように基準抵抗420を選択することによって、最初にデフォルト・オフセ ッ ト電圧が生成される。この実施形態では、未溶断ヒューズ装置450に対して基 準抵抗420の抵抗が高いと、共通ロジック・トリップ点よりも低いために「0 」と解釈されるほど低い出力ロー電圧が生成される。一実施形態では、ヒューズ 装置450がプログラムされていないときの出力414での出力電圧は約100 mVである。したがって、未溶断ヒューズは論理「0」と解釈され、デフォルト ・オフセットを含むデフォルト状態が生成される。 このヒューズ−基準負荷比では、ソース負荷装置が一致することと、基準ブラ ンチとヒューズ・ブランチの間の電流ミラー接続のために、製造上の変動が許容 される。さらに、上記で引用したデフォルト・オフセットは、検知回路400の 動作に影響を与える前に解消しておくべきVtおよびLeの変動に関して高いし きい値を生成する。検知装置S1のソース負荷(ヒューズ装置450)が低いと 、検知装置S1を横切って高いゲート・ソース間(VGS)電圧が生成される。 検知装置S1のVGSが高いと、SR内の電流が増大する。電流が増大すると、 新しい平衡点が確立されるまで負荷装置L1のドレーンが低下する。 一実施形態では、ヒューズ装置450がプログラムされていない場合、出力ノ ード414で到達する平衡点は約100mVないし150mVである。この低い 出力電位は、ヒューズ装置450の未溶断状態が検出されるように外部ゲートに よって解釈することができる。 ヒューズ装置450が溶断すると、ヒューズ装置450の抵抗が高くなるため に検知装置S1のソース上で高い電位が生成される。検知装置S1のソース上の 電位が高くなると、ソース電位とゲート電位との間のギャップが狭くなり、ある いは検知装置S1のVGSが低下する。したがって、検知装置S1内を流れる電 流も低減する。次いで、第1の検知ブランチ401の受動負荷装置L1が出力ノ ード414の電位をプルアップする。プログラムされたときのヒューズ装置45 0の抵抗が基準抵抗420の5倍である実施形態では、出力ノード414は、V ccが2.0Vに設定されている場合、最低で約1.7Vにプルアップされる。 プログラムされたときのヒューズ装置450の抵抗と基準抵抗420との比がず っと高い場合、出力ノード414上の出力電圧がVcc供給電圧にずっと近い値 にプルアップされる。ある種の実施形態では、ヒューズ装置450の状態が検出 された後、状態の論理解釈がレジスタまたはその他の記憶装置(図示せず)に記 憶される。 ヒューズ装置450が溶断し、すなわちプログラムされた場合、ヒューズ装置 450の抵抗が増大する。前述のように、一実施形態では、ヒューズ装置の抵抗 は同様な未プログラム・ヒューズ装置と比べて少なくとも10倍だけ増大し、1 0倍ないし1000倍の範囲で増大することができる。いくつかの実施形態では これよりもずっと大きな増大が可能である。ヒューズ装置450などのヒューズ 装置のプログラム済み抵抗はいくつかのケースで、製造上の変動のために著しく 変動するが、本発明の検知回路400は、ヒューズ装置450の受け入れられる 非常に低いプログラム済み抵抗値を検出する機能を備える。また、本発明の検知 回路400は、プログラム済み抵抗と未プログラム抵抗の比が非常に小さな場合 でも、ヒューズ装置450のプログラム済み状態とヒューズ装置450の未プロ グラム状態を確実に区別することができる。 未プログラム状態のヒューズ装置450と基準抵抗420の比をさらに大きく するように基準抵抗420の値またはサイズを変更できることに留意されたい。 未プログラム・ヒューズ装置抵抗と基準抵抗420の比を大きくすると、いくつ かの実施形態で雑音、オフセット、VtおよびLeの変動に対する検知回路40 0の耐性を向上させることができる。 一実施形態の差動検知機能 代替実施形態では、ヒューズ装置450の状態を差動的に検知することができ る。この実施形態では、基準抵抗420はヒューズ装置450および480の抵 抗に近くなるように選択される。一実施形態では、基準抵抗は、ヒューズ装置4 50、480の抵抗と基準抵抗420が互いにできるだけ近くなるようにヒュー ズ装置450および480に一致した未プログラム・ヒューズ装置を備える。他 の実施形態では、検知回路400の感度を増大させるように基準抵抗420を形 成するように複数のヒューズ装置が直列に結合される。 この構成の検知回路400の動作は前述の回路の動作に類似している。しかし 、この構成では、ある論理状態が必要な場合に一方のヒューズ装置450または 4 80がプログラムされ、逆の論理状態が必要な場合には他方のヒューズ装置がプ ログラムされる。プログラム・ステップが完了した後、検知回路400がイネー ブルされ、第1の検知ブランチの出力414での電圧が第2の検知ブランチの出 力454での電圧と比較される。一実施形態では、ヒューズ装置450がプログ ラムされておらず、ヒューズ装置480がプログラムされている場合、出力ノー ド414での電圧は出力ノード454での電圧よりも低くなり、回路は論理「0 」であると解釈される。他の実施形態では、差動増幅器(図示せず)の接続に応 じて逆のことが真である。差動増幅器を使用して2つのノード間の電圧の差を測 定することは、当業者には良く知られている。 一実施形態では、検知回路400の第1の検知ブランチ401内の電流はこの 構成では約300μAである。ヒューズ装置450のプログラム電流が約6mA である場合、300μAの電流は、未溶断ヒューズ装置450をプログラムせず に検知するための安全範囲内である。 検知回路の一実施形態のマージン試験機能 本発明の検知回路400の一実施形態は、製造プログラム検証機能も備える。 言い換えれば、本発明の一実施形態の検知回路400を用いてヒューズ装置45 0のマージンを試験して、ヒューズの部分的な溶断、ヒューズ装置450の受け 入れられない変動、またはヒューズ装置を使用できないものにする他の限界条件 を識別することが可能である。そのような条件は、たとえばヒューズ装置450 を通常の条件の下で検知するとヒューズ装置450の正しい状態が検知されるが 、老化、雑音、熱またはその他の環境条件のために「誤読取り」が起こる可能性 がある場合に生じる。本発明の「マージン・モード」試験手段は、検証プロセス 中に誤読取りを生じさせるように設計される。これにより、そのような問題によ る現場での故障が回避される。 本発明の検知回路400のマージン・モード試験手段について引き続き第4図 を参照して説明する。第1の検知ブランチ401のマージン・モード試験装置M 1および基準ブランチ403のMRは、互いに一致するpチャネル受動負荷装置 、すなわち第1の検知ブランチ401のL1と基準ブランチ403のLRとの平 衡 を崩すことによってヒューズ装置450のマージン試験をイネーブルする。pチ ャネル・マージン・モード試験装置M1のドレーンは装置T1のドレーンに結合 される。同様に、pチャネル・マージン・モード試験装置MRのドレーンは装置 TRのドレーンに結合される。検知回路400のマージン・モード試験機能は、 マージン・モード試験装置M1のゲートおよび第2の検知ブランチ405内の対 応する装置に結合されたマージン試験0入力410と、マージン・モード試験装 置MRのゲートに結合されたマージン試験1入力412を使用して制御される。 マージン試験1入力412のロー信号はマージン試験モード装置MRをオンに し、第1のマージン試験モードを開始する。装置MRをオンにすると、基準ブラ ンチ403内の電流がわずかに増加し、電流ミラー接続のために、第1の検知ブ ランチ401内の電流も増加する。このようにして、出力ノード414での出力 電位が抑制される。したがって、プログラムされているヒューズ装置450が検 知され、装置450のプログラム済み状態が限界状態である場合、このマージン 試験モードによってヒューズ装置はプログラムされていないと検知される。ヒュ ーズ装置450などのヒューズ装置のプログラム済み状態および未プログラム状 態を示す出力ノード414でのリードアウト電圧は、検知回路400のVcc、 プログラム済みヒューズ装置および未プログラム・ヒューズ装置の抵抗、その他 の因子に依存する。 プログラムされていないで、限界の状態であるヒューズ装置450は、本発明 の第2のマージン試験モードによって検出することができる。マージン試験0入 力410上のロー信号はマージン・モード試験装置M1をオンにする。装置M1 がオンになると、装置の抵抗が低減し、したがって出力ノード414の出力電位 がプルアップされる。ヒューズ装置450が検知時に、プログラムされていない と識別されたが、ぎりぎりの状態である場合、出力ノード414上の出力電位は そのように示す。言い換えれば、出力ノード414上の出力電位は、読み取った 値がプログラム済みヒューズ装置を示す値として識別されるほど増加する。 このように、本発明の検知回路400は、ぎりぎりの状態でプログラムされ、 あるいはぎりぎりの状態でプログラムされていないヒューズ装置による現場故障 の可能性を低減する。本発明のマージン・モード試験手段は、第4図に示した第 2の検知ブランチ405内のぎりぎりの状態のヒューズ装置を検出するときにも 同様に動作する。したがって、第1の検知ブランチ401と第2の検知ブランチ 405の両方のヒューズ装置を冗長ヒューズとして使用する場合、これらのヒュ ーズ装置が共に所望の状態であることが検証された場合、現場故障の可能性はさ らに低減される。 本発明の一実施形態の冗長ヒューズ・アレイ 第5図に示したように、本発明のヒューズ装置は冗長アレイとして構成するこ とができる。特定のヒューズ装置に欠陥があり、あるいは何らかの損傷があるこ とがプローブ試験によって検出された場合、同様なヒューズ装置で置き換えられ るように、冗長ヒューズ装置を用意しておくことが望ましい。 第5図は、本発明の一実施形態によるヒューズ装置の冗長アレイがどのように 構成されるかの一例を示す。第5図の冗長ヒューズ装置のアレイは、それぞれ、 第4図の検知回路400のヒューズ回路および基準回路と同様なヒューズ回路と 基準回路とを含む、2つのヒューズ回路501および503と、論理ORゲート 505とを含む。ヒューズ回路501は検知ブランチ520と、基準ブランチ5 21と、第2の検知ブランチ522とを含む。第4図の出力414など検知ブラ ンチ520および522の出力はORゲート505に結合される。同様に、ヒュ ーズ回路503は、第3の検知ブランチ507と、基準ブランチ509と、第4 の検知ブランチ511とを含む。ヒューズ回路503の各検知ブランチの出力も 同様にORゲート505に接続される。 第5図の冗長ヒューズ・アレイでは、検知ブランチ520、522、507、 511内の1つのヒューズ装置がプログラムされている場合、ORゲート505 からの出力信号は、プログラム済みヒューズ装置によって生成される信号に整合 する。したがって、ヒューズ装置のプログラマは、第5図の冗長ヒューズ・アレ イ内の1つのヒューズ装置をプログラムしても、あるいはいくつかのヒューズ装 置をプログラムしても、あるいはすべてのヒューズ装置をプログラムしても同様 な結果を達成することができる。この手法では、ヒューズ・プログラマは、ヒュ ーズのプログラムおよび検証時間と、ヒューズ装置をプログラムするうえでの確 実さとの受け入れられる兼ね合いをとることができる。たとえば、ヒューズ・プ ログラマは1つのヒューズ装置のみをプログラムし、検証し、前述のマージン・ モード試験シーケンスに合格した場合はそこで停止し、そうでない場合は他のヒ ューズ装置をプログラムすることができる。別法として、ヒューズ・プログラマ は第5図の冗長アレイ内のすべての4つのヒューズ装置をプログラムして、ある ヒューズを確実にプログラムすることもできる。 一実施形態では、ORゲート505は、検知ブランチの各出力に結合されたイ ンバータと、その後に続くNANDゲートとで構成される。このように、各イン バータのトリップ点、または各インバータがオンになる電圧は同じである。他の 実施形態では、すべての出力に結合されたNORゲートと、その後に続くインバ ータを使用してORゲート505を構成することができる。しかし、この構成で は、積層したPチャネル装置により、ORゲート505に入る検知ブランチ52 0、522、507、511からの各信号ごとのトリップ点が異なるために問題 が生じる。回路をさらに最適化するために、ORゲート505内のインバータの トリップ点が、最大の感度を与えるノード440での基準電圧に一致するように 、ORゲート505を形成する装置の寸法を選択することができる。 他の実施形態では、ORゲート505をANDゲートで置き換えることができ る。この構成は未プログラム・ヒューズ装置を確認するうえで望ましい。この実 施形態では、ぎりぎりでプログラムされていないヒューズ装置が、ORゲート5 05の代わりに使用されるANDゲートの出力に影響を与えることはない。さら に、他の実施形態ではORゲート505の代わりにXORゲートを使用すること ができる。XORゲートを使用すると、たとえばポリシリコン線が破壊され、ヒ ューズ装置がプログラムされているように見えるケースに対処することができる 。XORゲートを使用した場合、このヒューズ・アレイは未プログラム状態が必 要である場合でも有用である。このように、本発明の冗長ヒューズ・アレイによ って融通性が向上し、欠陥のあるヒューズ装置、欠陥のある回路構成、または障 害のあるプログラムを補償することができる。 一実施形態では、第5図のヒューズ・アレイ内のヒューズ装置の状態を読み取 りラッチすることができるように追加組合せロジックが設けられる。依然として 第5図を参照すると分かるように、ORゲート505はNANDゲート530に 結合され、かつインバータ535を通じて他のNANDゲート540に結合され る。NANDゲート530および540への他の入力は検知イネーブル入力41 6(第4図)から与えられる。第1のNANDゲート530の出力は事前設定( PRE#)入力に結合され、第2のNANDゲート540の出力はエッジ・トリ ガ・フリップフロップ550のクリア(CLR#)入力に結合される。PRE# 入力とCLR#入力は共に、当技術分野で良く知られているように信号名とその 後に続く「#」で示されているように、アクティブ・ローである。PRE#入力 とCLR#入力は、第5図に示した実施形態では非同期信号であるが、他の実施 形態では同期信号であってよい。フリップフロップ550は、クロック入力も受 け取り、また、ヒューズ・アレイを縦続接続し各ヒューズ・アレイの状態を順次 読み取ることができるように、データ入力上でヒューズ装置の他のアレイの出力 を受け取ることができる。 検知回路へのリセット信号は、検知イネーブル信号416をアサートする。ヒ ューズ・アレイの状態が信号線532上のORゲート505の出力で与えられ、 2つの信号は共にNANDゲート530および540に与えられる(ORゲート 505からの信号はNANDゲート540に達する前に反転される)。ヒューズ ・アレイの状態が論理「1」である場合、NANDゲート530の出力信号はロ ーであり、PRE#信号がアサートされる。逆に、ヒューズ・アレイの状態が論 理「0」である場合、NANDゲート540の出力信号はローであり、CLR# 信号がアサートされる。このように、ヒューズ回路501および503を備える ヒューズ・アレイの状態をフリップフロップ550に記憶し、後で走査し、ある いは内部で使用することができる。当業者には、他のタイプのラッチ回路または フリップフロップを使用してフリップフロップ550と同様な機能を実行できる ことが理解されよう。さらに、ORゲート505と、NANDゲート530およ び540と、フリップフロップ550とを含む組合せ記憶ロジックがヒューズ・ アレイに結合されているように示されているが、当然のことながら、本発明の組 合せ記憶ロジックは、単一のヒューズを含む検知回路に応じて使用することもで きる。 したがって、本発明の静的低電流検知回路は、低プログラム電流を有するヒュ ーズの状態を確実にかつ安全に検知し、同時に、未プログラム・ヒューズ装置の 誤ったプログラムを防止する機能を実行する。本発明の検知回路の静的性質によ って、特殊なタイミング回路を必要としないという利点も与えられる。さらに、 本発明の検知回路は自己バイアス型であり、比較的安定しており、そのため製造 公差、温度、電圧が変動する場合でもヒューズ装置の状態を確実に検知すること ができる。本発明の検知回路は、ヒューズのプログラム済み状態と未プログラム 状態との間の抵抗の変化が比較的小さな場合でもこの2つの状態を確実に検知で きるように低電流および高感度が得られるように最適化される。さらに、本発明 のマージン試験モードは、ぎりぎりの状態でプログラムされ、あるいはぎりぎり の状態でプログラムされていないヒューズによる現場故障の可能性を低減する。 本発明のヒューズ装置および検知回路は、冗長ヒューズ・アレイを構成するよう に容易に拡張することができ、差動検知とシングルエンド検知の両方を行うよう に構成することができる。 本発明のヒューズ検知回路は前述のすべての利点を備え、同時に比較的小さな 検知回路寸法を維持する。ヒューズ検知回路の基準ブランチは、いくつかの実施 形態では両方のヒューズ検知ブランチに近接して配置される。集積回路装置上の ヒューズ検知回路の基準ブランチと検知ブランチが近接していると、製造上の変 動のために装置の不一致が生じる可能性が最小限に抑えられ、検知回路の装置間 の相互接続部が比較的短いため、電圧低下および雑音の影響も低減される。 本発明のヒューズ・プログラム検知方法の一実施形態 本発明の一実施形態のヒューズ・プログラム検知方法を第6図に示す。ヒュー ズ装置の状態を選択的にプログラムし検知する方法は処理論理ブロック600か ら開始する。決定論理ブロック601で、ヒューズ装置をプログラムする必要が あるかどうかが判定される。プログラムが必要である場合、処理論理ブロック6 05で、上記で第3図を参照して説明したようなヒューズ・プログラム回路を用 いてヒューズがプログラムされる。処理論理ブロック607で、検知回路はヒュ ーズ装置の状態を検知し、そのヒューズ装置がプログラムされているかどうかを 判定する。決定論理ブロック617で、ヒューズ装置がプログラムされている場 合、ステップ619で、ヒューズ装置が試験され、ぎりぎりの状態でプログラム されており、後で故障する可能性が高いかどうかが判定される。決定論理ブロッ ク617で、装置がプログラムされていない場合、本発明の方法は決定論理ブロ ック625で、冗長ヒューズ装置を使用できるかどうかを決定する。 決定論理ブロック621で、ヒューズ装置がぎりぎりの状態でプログラムされ ていると判定され、かつ冗長ヒューズ装置が使用できる場合(決定論理ブロック 625)、処理論理ブロック605で再び冗長ヒューズのプログラムが開始され る。装置がぎりぎりの状態でプログラムされていると判定されたが、冗長ヒュー ズ装置が使用できない場合、処理論理ブロック624で欠陥装置と示される。選 択的にプログラムすべきヒューズが他にある場合(決定論理ブロック625)、 処理は決定論理ブロック601に戻り、そうでない場合は論理ブロック627で 処理が終了する。 決定論理ブロック621に戻り、ヒューズ装置がぎりぎりの状態でプログラム されているものではないと判定された場合、ステップ623でこの装置が良好で あることが示される。次いで前述のように、選択的にプログラムすべき装置が他 にある場合、決定論理ブロック601で処理が再開する。すべての装置が必要に 応じて選択的にプログラムされた場合、論理ブロック627で処理が終了する。 決定論理ブロック601に戻り、ヒューズ装置が未プログラムのままである必 要がある場合、論理ブロック603で装置の状態が検知される。決定論理ブロッ ク609で、装置がプログラムされている場合、故障が示され、選択的にプログ ラムすべき装置が他にないかぎり処理は終了する(ステップ625および627 )。他の実施形態では、冗長ヒューズ装置アレイ内のすべてのヒューズ要素がプ ログラムされ、あるいはぎりぎりの状態でプログラムされていない限り故障が示 されないように、アレイが論理ANDゲートに結合されている。決定論理ブロッ ク609で、ヒューズ装置がプログラムされていない場合は処理論理ブロック6 11で試験され、それがぎりぎりの状態であるかどうかが判定される。ヒューズ 装置がぎりぎりの状態であることが判明した場合、(前述の冗長アレイが設けら れていないかぎり)故障が示され、選択的にプログラムすべき装置が他にないか ぎり (処理論理ブロック623)論理ブロック627で処理が終了する。代わりに、 ヒューズ装置がプログラムされておらず、また、ぎりぎりの状態ではないことが 判明した場合、装置は合格となり、必要に応じてその状態が記憶され、他の装置 を選択的にプログラムする必要がある場合は処理が継続する。一実施形態ではヒ ューズ装置をプログラムするステップの後に続いて検知ステップが行われるが、 代替実施形態ではまずヒューズ装置の状態が検知され、次いで必要に応じてプロ グラムされることに留意されたい。 したがって、本発明は、最新の低電圧低接合破壊プロセス技法で使用できるヒ ューズ装置を提供する。当業者なら、上記の説明を読んだ後に本発明の多数の変 形形態および修正形態を、思いつくであろうが、一例として図示し説明した特定 の実施形態が制限的なものではないことを理解されたい。したがって、様々な実 施形態の詳細の引用は、請求の範囲を制限するものではなく、請求の範囲自体は 、本発明に必須とみなされる特徴のみについて説明したものである。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.任意の電気接続を形成する半導体基板上に配設された可融リンク装置であ って、 第1の抵抗を有するポリシリコン層と、 ポリシリコン層上に形成され、第1の抵抗よりも低い第2の抵抗を有し、所定 のプログラム電位がシリサイド層を両側の間に印加されたことに応答して凝集し て電気的切断部を形成し、それによって、可融リンク装置の抵抗を選択的に増大 することができるシリサイド層と を備えることを特徴とする可融リンク装置。 2.さらに、プログラム電位を受け取るためにシリサイド層の両端部に電気的 に結合された少なくとも第1の接点と第2の接点とを含むことを特徴とする請求 項1に記載の可融リンク装置。 3.接点がタングステン・プラグであることを特徴とする請求項2に記載の可 融リンク装置。 4.プログラム電位を受け取るためにシリサイド層の両端に電気的に結合され た9つの接点を含むことを特徴とする請求項2に記載の可融リンク装置。 5.プログラム電位が約2Vであることを特徴とする請求項1に記載の可融リ ンク装置。 6.シリサイド層がTiSi2であることを特徴とする請求項1に記載の可融 リンク装置。 7.シリサイド層の厚さが約200オングストロームないし400オングスト ロームであることを特徴とする請求項6に記載の可融リンク装置。 8.ポリシリコン層の厚さが約2500オングストロームであることを特徴と する請求項1に記載の可融リンク装置。 9.ポリシリコン層の面積抵抗が500オーム/sq.よりも高く、シリサイ ド層の面積抵抗が1オームないし10オーム/sq.であることを特徴とする請 求項1に記載の可融リンク装置。 10.ポリシリコン層がポリシリコン膜で形成され、シリサイド層がシリサイ ド膜で形成されることを特徴とする請求項1に記載の可融リンク装置。 11.ヒューズ装置がヒューズ領域を備え、ヒューズ領域の長さがヒューズ領 域の幅の4倍ないし25倍であることを特徴とする請求項1に記載の可融リンク 装置。 12.ヒューズ領域の幅が約0.22ミクロンであることを特徴とする請求項 11に記載の可融リンク装置。 13.ポリシリコン層がp型としてドープされることを特徴とする請求項1に 記載の可融リンク装置。 14.ポリシリコン層がn型としてドープされることを特徴とする請求項1に 記載の可融リンク装置。 15.ポリシリコン層が、n型としてドープされた第1の領域と、少なくとも 、p型としてドープされた第2の領域とを含み、ポリシリコン層内に少なくとも 1つのp−n接合部を形成することを特徴とする請求項1に記載の可融リンク装 置。 16.半導体基板上に配設され、第1の未プログラム抵抗を有するヒューズで あって、 ポリシリコン層と、 ポリシリコン層上に形成され、所定のプログラム電位がシリサイド層の両側の 間に印加されたことに応答して凝集して電気的切断部を形成し、それによって、 ヒューズの抵抗を第2のプログラム抵抗まで選択的に増大することができるシリ サイド層と を備えることを特徴とするヒューズ。 17.さらに、プログラム電位を受け取るためにシリサイド層に電気的に結合 された第1の接点と第2の接点とを含むことを特徴とする請求項16に記載のヒ ューズ装。 18.接点がタングステン・プラグを備えることを特徴とする請求項17に記 載のヒューズ。 19.プログラム電位を受け取るためにシリサイド層の両端に電気的に結合さ れた9つの接点を含むことを特徴とする請求項17に記載のヒューズ。 20.プログラム電位が約2Vであることを特徴とする請求項16に記載のヒ ューズ。 21.シリサイド層がTiSi2であることを特徴とする請求項16に記載の ヒューズ。 22.シリサイド層の厚さが約200オングストロームないし400オングス トロームであることを特徴とする請求項21に記載のヒューズ。 23.ポリシリコン層の厚さが約2500オングストロームであることを特徴 とする請求項16に記載のヒューズ。 24.第2のプログラム済み抵抗が第1の未プログラム抵抗の少なくとも10 倍であることを特徴とする請求項16に記載のヒューズ。 25.ポリシリコン層がp型としてドープされることを特徴とする請求項16 に記載のヒューズ。 26.ポリシリコン層がn型としてドープされることを特徴とする請求項16 に記載のヒューズ。 27.ポリシリコン層が、n型としてドープされた第1の領域と、少なくとも 、p型としてドープされた第2の領域とを含み、ポリシリコン層内に少なくとも 1つのp−n接合部を形成することを特徴とする請求項16に記載のヒューズ。 28.ポリシリコン層の面積抵抗が500オーム/sq.よりも高く、シリサ イド層の面積抵抗が1オームないし10オーム/sq.であることを特徴とする 請求項16に記載のヒューズ。 29.ポリシリコン層がポリシリコン膜で形成され、シリサイド層がシリサイ ド膜で形成されることを特徴とする請求項16に記載のヒューズ。 30.ヒューズ装置がヒューズ領域を備え、ヒューズ領域の長さがヒューズ領 域の幅の4倍ないし25倍であることを特徴とする請求項16に記載のヒューズ 。 31.ヒューズ領域の幅が約0.22ミクロンであることを特徴とする請求項 30に記載のヒューズ。 32.ヒューズを形成する方法であって、 半導体基板上にポリシリコン層を形成するステップと、 ポリシリコン層上にシリサイド層を形成するステップと、 ヒューズ装置をプログラムするために接点間にプログラム電位を印加できるよ うにシリサイド層に電気的に結合された接点をシリサイド層の両端に形成するス テップとを含むことを特徴とする方法。 33.ポリシリコン層をp型としてドープするステップを含むことを特徴とす る請求項32に記載の方法。 34.ポリシリコン層をn型としてドープするステップを含むことを特徴とす る請求項32に記載の方法。 35.さらに、 ポリシリコン層をn型としてドープするステップと、 ポリシリコン層が少なくとも1つのp−n接合部を含むようにn型ポリシリコ ン層内にp型領域を形成するステップとを含むことを特徴とする請求項32に記 載の方法。
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