JPH11502365A - 接着材なしで口金を取付けられた電球 - Google Patents

接着材なしで口金を取付けられた電球

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JPH11502365A JP9524714A JP52471497A JPH11502365A JP H11502365 A JPH11502365 A JP H11502365A JP 9524714 A JP9524714 A JP 9524714A JP 52471497 A JP52471497 A JP 52471497A JP H11502365 A JPH11502365 A JP H11502365A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、反射器壁(17)に設けられソケットとして形成された開口部(17a)を備えた反射器内へ取付けるための接着材なしで口金を取付けられた電球に関する。この電球は、そのガラス球(10)が固定された金属製保持部品(12)と、この金属製保持部品(12)に結合された金属製支持スリーブ(13)と、電球の電気接続部(15)を備え支持スリーブ(13)が固定されたプラスチック製口金部品(14)とを有する金属・プラスチック部品を持っている。口金は一平面に位置して反射器内に電球を保持しかつ位置正しく取付けるために使われる複数の基準突起部(14a)を持っている。本発明によれば、プラスチックから構成された基準突起部(14a)は金属製被覆片(13b)によって覆われ、それにより基準突起部(14a)は電球から発生された電磁放射線に対して守られる。基準突起部は金属から構成することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】 接着材なしで口金を取付けられた電球 本発明は、請求項1又は4の前文に記載された接着材なしで口金を取付けられ た電球、もしくは請求項16又は17の前文に記載された接着材なしで口金を取 付けられた電球及び反射器に関する。 この種の接着材なしで口金を取付けられた電球は例えば米国特許第44122 73号明細書で知られている。この米国特許明細書に記載された電球は自動車前 照灯に使用するための片口金形ハロゲン白熱電球である。この電球は金属部品及 びプラスチック部品から構成された電球の口金を有している。この電球の口金は 鉢の形をした金属製固定リングと、金属製支持スリーブと、電球の電気接続部を 備えたプラスチック製口金下部とを有している。支持スリーブはこのスリーブが 固定された口金下部から望遠鏡の形で突出し、多数の一体成形された溶接ラグに よって固定リングに溶接されている。この固定リングはガラス球のピンチを固定 する空所を有している。プラスチックから構成された口金下部は環状フランジと 調整円板を有している。フランジと調整円板との間には、電球のソケットとして 形成された反射器開口部を密閉するシールリングを収容するために環状に一巡す る溝が設けられている。調整円板はほぼ反射器の内側で終わっている。 この米国特許明細書において口金下部のプラスチックから構成された調整円板 が電球から放射された赤外線に直接さらされることは欠点である。何故ならば、 プラスチックは加熱されると蒸発する傾向があり、それによって反射器が曇らさ れるからである。さらに、プラスチックは比較的高い熱膨張係数を有し、それゆ え電球から発生された赤外線の照射により調整円板が加熱されることによって光 源の調整に狂いが生ぜしめられる。その上、支持スリーブが望遠鏡の形に構成さ れることによって、電球が比較的長い全長を有しそのためにそれに相応した深い 反射器を持つことを前提とするという欠点が生ずる。 本発明の課題は、改善された電球の口金を用いて反射器内に取付けるための接 着材なしで口金を取付けられた電球を提供することにある。 この課題は本発明によれば請求項1、4、16又は17に記載された特徴事項 によって解決される。本発明の特に有利な実施態様は従属請求項に記載されてい る。 本発明による接着材なしで口金を取付けられた電球は反射器例えば自動車前照 灯の反射器に使用するために設けられる。この電球は金属部品及びプラスチック 部品から構成された口金を持っている。この口金はガラス球を固定する金属製保 持部品と、この保持部品を支持する支持スリーブと、電球の電気接続部を備え支 持スリーブが固定されたプラスチック製口金部品とを有している。 このプラスチック製口金部品は1つの共通平面に位置する複数の基準突起部を 持っており、この基準突起部は一方では電球を反射器内に保持するために使われ 、他方では反射器内の光源の位置を決定し、口金取付け中に光源の調整のための 基準面を規定する。プラスチックから構成されたこの基準突起部は反射器のソケ ットとして形成された開口部内へ入り込み、本発明によれば金属製支持スリーブ に一体成形された被覆片によってそれぞれ覆われ、それにより基準突起部は電球 から発生された電磁放射線特に赤外線に対して守られる。このために被覆片が基 準突起部のガラス球側上部を覆うと有利である。この被覆片は、一方ではプラス チックから構成された基準突起部が蒸発して反射器を曇らせるのを防止し、他方 では光源が基準突起部の熱膨張によってその最初に正確に調整された位置からず れるのを防止する。金属製被覆片はプラスチックから構成された基準突起部より 明らかに小さい熱膨張と高い剛性を有し、基準突起部の熱に起因する変形従って それに基づく反射器内での光源の調整の狂いを予防する。金属製被覆片は特に加 熱された状態において基準突起部の領域の口金に高い機械的安定性を与える。 本発明の他の実施態様によれば、本発明の課題は、反射器のソケットとして形 成された開口部内へ入り込む基準突起部が金属から構成され、金属性支持スリー ブと共に一部品にて形成されることによって解決される。このような措置を講ず ることによって、電球の口金には高い機械的安定性が与えられ、さらに口金の熱 膨張に起因する反射器内での光源の調整の狂いが予防される。 支持スリーブが鋼又は洋銀から構成されると有利である。プラスチック製口金 部品に熱可塑性プラスチックならびに熱硬化性プラスチックを使用することもで きる。 本発明による電球の金属製支持スリーブが環状に形成され、かつ反射器のソケ ットとして形成された開口部の嵌合い直径に合わせられ、また反射器内に電球を 取付けるとソケットの領域において反射器壁に当接する少なくとも1つの押圧ば ねを備えることは有利である。この少なくとも1つの押圧ばねは反射器のソケッ ト内への電球の強固な座を保証し、また口金の製造時及び反射器のソケットとし て形成された開口部の製造時の僅かな公差を補償する。少なくとも1つの押圧ば ねが湾曲した板ばねとして構成されると有利である。本発明の優れた実施態様に よれば、板ばねの一端部は金属製支持スリーブに溶接され、一方他端部は滑動可 能に口金に当接し、それにより板ばねは電球を取り付けると反射器のソケットと して形成された開口部の周縁部に弾性的に当接する。他の優れた実施態様におい て、板ばねの端部は金属製支持スリーブとプラスチック製口金部品との間の間隙 の形をした空所内にそれぞれ配置され、それゆえ板ばねは電球を取付けた後に反 射器のソケットとして形成された開口部の周縁部に弾性的に当接する。押圧ばね がばね鋼から構成されると有利である。 プラスチックから構成された口金部品は通常射出成形法によって製造される。 金属製支持スリーブが、プラスチック製口金部品内に射出成形により入れられる か、もしくは係止結合又はスナップ結合によってプラスチック製口金部品内に固 定されることは有利である。 保持部品が、一体成形されて折曲げられた溶接片を備えた中間リングを介して 支持スリーブに結合されることは有利である。その場合、中間リングの溶接片が 支持スリーブに一体成形された被覆片もしくは金属製基準突起部に溶接されると 有利である。中間リングは光源の調整時に2つの付加的な自由度を提供し、それ により光源の5軸調整が可能になる。プラスチック製口金部品はシールリングを 収容するために環状に一巡する有利な円錐溝を有する。シールリングの内径が一 巡する円錐溝にぴったり合わせられ、ンールリングの高さと共に直線状に変化す ると有利である。このような措置によって、シールリングは遊びなくプラスチッ ク製口金部品上に着座し、口金から脱落しないことが保証される。本発明による 電球の口金は、金属口金の利点すなわち小さい製造公差及び光源の正確な調整可 能性と、プラスチック口金の利点すなわち口金のコスト的に有利な製造及び簡単 な密閉とを兼備している。 次に、本発明を幾つかの実施例に基づいて詳細に説明する。 図1は本発明による接着材なしで口金を取付けられた電球の第1の実施例を一 部断面にて示す概略側面図、 図2は本発明による電球の第1実施形態の平面図、 図3は本発明による接着材なしで口金を取付けられた電球の第2の実施例を一 部断面にて示す概略側面図、 図4は本発明による電球の第2の実施例の平面図、 図5は本発明による接着材なしで口金を取付けられた電球の第3の実施例を一 部断面にて示す概略側面図、 図6は本発明による接着材なしで口金を取付けられた電球の第4の実施例を一 部断面にて示す概略側面図、 図7は本発明による電球の押圧ばねの第1の実施例を示す概略図、 図8は本発明による電球の押圧ばねの第2の実施例を示す概略図、 図9は本発明による接着材なしで口金を取付けられた電球の第5の実施例を一 部断面にて示す概略側面図、 図10は本発明による電球の第5の実施例におけるプラスチック製口金部品及 び射出成形によりその中に入れられた支持シェルを示す概略図、 図11は本発明による電球の第5の実施例における押圧ばねを示す側面図であ る。 本発明による接着材なしで口金を取付けられた電球(図1及び図2参照)の第 1の実施例は自動車前照灯に使用するために設けられた単フィラメント形ハロゲ ン白熱電球である。この電球は通常ピンチ10aと称されている気密に挟搾され たガラス球端部10aを備えたほぼ円筒状のガラス球10を有している。このガ ラス球10のドーム10bは黒い光吸収被膜を備えている。光源としてガラス球 軸線に平行に向けられたフィラメント10cが使われ、このフィラメント10c はピンチ10aから導出されたリード11に電気的に接続されている。ガラス球 10はそのピンチ10aが固定リングとして形成された金属製保持部品12内に 固定されている。この固定リング12は環状金属製支持スリーブ13によって支 持されている。この支持スリーブ13は4個の一体成形された溶接ラグ13aを 有しており、これらは固定リング12に点溶接又はレーザ溶接されている。金属 製固定リング12及び金属製支持スリーブ13の他に、口金は電球の電気接続部 15を備えたプラスチック製口金部品14も有しており、このプラスチック製口 金部品14内に支持スリーブ13が固定されている。電球の電気接続部15はそ れぞれリード11に溶接されている。プラスチック製口金部品14は金属製支持 スリーブ13を中に入れた射出成形品である。このプラスチック製口金部品14 は3個の一体成形され円周に沿って等間隔に配置された基準突起部14aを有し ており、これらの基準突起部14aはフィラメント10cを調整するために及び 電球を前照灯の反射器17内に固定するために使われる。反射器17のソケット として形成された開口部17a内へ入り込む基準突起部14aは、支持スリーブ 13に一体成形されてこの支持スリーブ13から折曲げられた被覆片13bによ ってそれぞれ覆われ、それによりフィラメント10cから発生された赤外線に対 して守られている。このために被覆片13bは基準突起部14aのガラス球側上 部を覆っている。プラスチック製口金部品14はさらに環状に一巡する円錐溝1 4bを有し、この溝内にゴム又はシリコンから成るシールリング16が配置され ている。このシールリング16は反射器壁17の外面に当接し、反射器のソケッ トとして形成された開口部17aを密閉する。シールリング16の内径は円錐溝 14hにぴったり合わせられており、シールリングの高さと共に直線状に変化し ている。ブラスチック製口金部品14はリード11の領域における口金を密閉す る封止用コンパウンドを注入されている。3個の基準突起部14aと、シールリ ング16と、基準リング14aの下方で金属製支持スリーブ13に取付けられた 押圧ばね13cとは、電球を反射器のソケット17a内に位置正しく固定するた めに使われる。口金及びソケット17aはバヨネット式鎖錠を形成する。電球を 反射器内に取付けるために、電球はガラス球10から先に反射器のソケットとし て形成された開口部17a内へ導入され、その場合3個の基準突起部14aはそ れぞれ開口部17aの周縁部内のぴったり合う空所を通って入り込む。その後、 電球はソケット内でストッパ(図示されていない)に当たるまで回され、それに より反射器壁17は基準突起部14aとシールリング16との間に圧力嵌めで配 置される。押圧ばね13cは反射器のソケットとして形成された開口部17aの 周縁部に弾性的に当接する。電球を反射器内へ間違って取付けるのを阻止するた めに、3個の基準突起部14aの内の1個は他の2個の基準突起部14aとは異 なった形状を有している。同じことは当然のことながらソケットとして形成され た開口部17a内の基準突起部14aに合わせられた空所にも当てはまる。押圧 ばね13cの詳細は図7及び図8に示されている。 図3及び図4には本発明の第2の実施例が概略的に示されている。この第2の 実施例は第1の実施例とは主として補助的な口金部品として使用され固定リング を支持スリーブに結合する中間リング28が設けられている点で異なっている。 本発明による接着材なしで口金を取付けられた電球の第2の実施例は同様に自動 車前照灯に使用するために設けられた単フィラメント形ハロゲン白熱電球である 。この電球は通常ピンチ20aと称されている気密に挟搾されたガラス球端部2 0aを備えたほぼ円筒状のガラス球20を有している。このガラス球20のドー ム20bは黒い光吸収被膜を備えている。光源としてガラス球軸線に平行に向け られたフィラメント20cが使われ、このフィラメント20cはピンチ20aか ら導出されたリード21に電気的に接続されている。ガラス球20はそのピンチ 20aが固定リングとして形成された金属製保持部品22内に固定されている。 この固定リング22は3個の一体成形されて折曲げられた溶接片28aを備えた 金属製中間リング28によって支持されている。この中間リング28の3個の溶 接片28aはそれぞれ環状金属製支持スリーブ23の被覆片23bにレーザ溶接 されている。金属製固定リング22、中間リング28及び金属製支持スリーブ2 3の他に、口金は電球の電気接続部25を備えたプラスチック製口金部品24も 有しており、この口金部品内に支持スリーブ23が固定されている。電球の電気 接続部25はそれぞれリード21に溶接されている。プラスチック製口金部品2 4は金属製支持スリーブ23を射出成形により中に入れた射出成形品である。こ のプラスチック製口金部品24は3個の一体成形され円周に沿って等間隔に配置 された基準突起部24aを有しており、これらの基準突起部24aはフィラメン ト20cを調整するために及び電球を前照灯の反射器27内に固定するために使 わ れる。反射器27のソケットとして形成された開口部27a内へ入り込む基進突 起部24aは、支持スリーブ23に一体成形されてこの支持スリーブから折曲げ られた被覆片23bによってそれぞれ覆われ、それによりフィラメント20cか ら発生された赤外線に対して守られている。中間リング28の溶接片28aはこ の被覆片23bにレーザ溶接されている(図4参照)。中間リング28は基準突 起部24aによって規定された基準面における補助的な調整を可能にする。プラ スチック製口金部品24はさらに環状に一巡する円錐溝24bを有し、この溝内 にゴム又はシリコンから成るシールリング26が配置されている。このシールリ ング26は反射器壁27の外面に当接し、反射器のソケットとして形成された開 口部27aを密閉する。シールリング26の内径は円錐溝24bにぴったり合わ せられており、シールリングの高さと共に直線状に変化している。プラスチック 製口金部品24はリード21の領域における口金を密閉する封止用コンパウンド を注入されている。3個の基準突起部24aと、シールリング26と、基準突起 部24aの下方で金属製支持スリーブ23に取付けられた押圧ばね23cとは、 電球を反射器のソケット27a内に固定するために使われる。口金及びソケット 27aはバヨネット式鎖錠を形成する。電球を反射器内に取付けるために、電球 はガラス球20から先に反射器のソケットとして形成された開口部27a内へ導 入され、その場合3個の基準突起部24aはそれぞれ開口部27aの周縁部内の ぴったり合う空所を通って入り込む。その後、電球はソケット内でストッパに当 たるまで回され、それにより反射器壁27は基準突起部24aとシールリング2 6との間に圧力嵌めで配置される。押圧ばね23cは反射器のソケットとして形 成された開口部27aの周縁部に弾性的に当接する。電球を反射器内へ間違って 取付けるのを阻止するために、3個の基準突起部24aの内の1個は他の2個の 基準突起部24aとは異なった形状を有している。同じことは当然のことながら ソケットとして形成された開口部27a内の基準突起部24aに合わせられた空 所にも当てはまる。押圧ばね23cの詳細は図7及び図8に示されている。 図5には本発明による接着材なしで口金を取付けられた電球の第3の実施例が 示されている。この電球は、第1の実施例の電球と同様に、自動車前照灯の反射 器に使用するための金属・プラスチック口金を備えた単フィラメント形ハロゲン 白熱電球である。この電球は通常ピンチ30aと称されている気密に挟搾された ガラス球端部30aを備えたほぼ円筒状のガラス球30を有している。このガラ ス球30のドーム30bは黒い光吸収被膜を備えている。光源としてガラス球軸 線に平行に向けられたフィラメント30cが使われ、このフィラメント30cは ピンチ30aから導出されたリード31に電気的に接続されている。ガラス球3 0はそのピンチ30aが固定リングとして形成された金属製保持部品32内に固 定されている。この固定リング32は環状金属製支持スリーブ33によって支持 されている。この支持スリーブ33は4個の一体成形された溶接ラグ33aを有 しており、これらは固定リング32に点溶接又はレーザ溶接されている。金属製 固定リング32及び金属製支持スリーブ33の他に、口金は電球の電気接続部3 5を備えたプラスチック製口金部品34も有しており、このプラスチック製口金 部品34内に支持スリーブ33が固定されている。電球の電気接続部35はそれ ぞれリード31に溶接されている。プラスチック製口金部品34は金属製支持ス リーブ33を嵌込んだ射出成形品である。その金属製支持スリーブ33は、この 支持スリーブをプラスチック製口金部品34内へ嵌込む際に掴みそれによりプラ スチック製口金部品34と支持スリーブ33とを分解不能に結合する多数の鉤爪 33dを備えている。金属製支持スリーブ33はプラスチック製口金部品より高 熱に耐え得るプラスチックから構成された成形部品39内に射出成形されている 。第1及び第2の実施例との相違点は、プラスチック製口金部品34が反射器3 7のソケットとして形成された開口部37a内に入り込むのではなく、反射器壁 37の外面のところで終了している点である。プラスチック成形部品39は3個 の一体成形され円周に沿って等間隔に配置された基準突起部39aを有しており 、これらの基準突起部39aはフィラメント30cを調整するために及び電球を 前照灯の反射器内に固定するために使われる。反射器37のソケットとして形成 された開口部37a内へ入り込む基準突起部39aは、支持スリーブ33に一体 成形されてこの支持スリーブから折曲げられた被覆片33bによってそれぞれ覆 われ、それによりフィラメント30cから発生された赤外線に対して守られてい る。プラスチック製口金部品34は環状に一巡する円錐溝34bを有し、この溝 内にゴム又はシリコンから成るシールリング36が配置されている。このシール リン グ36は反射器壁37の外面に当接し、反射器のソケットとして形成された開口 部37aを密閉する。シールリング36の内径は円錐溝34bにぴったり合わせ られており、シールリングの高さと共に直線状に変化している。プラスチック製 口金部品34はリード31の領域における口金を密閉する封止用コンパウンドを 注入されている。3個の基準突起部39aと、シールリング36と、基準突起部 39aの下方で金属製支持スリーブ33に取付けられた押圧ばね33cとは、電 球を反射器のソケット37a内へ固定するために使われる。口金及びソケット3 7aはバヨネット式鎖錠を形成する。電球を反射器内へ取付けるために、電球は ガラス球30から先に反射器のソケットとして形成された開口部37a内へ導入 され、その場合3個の基準突起部39aはそれぞれ開口部37aの周縁部内のぴ ったり合う空所を通って入り込む。その後、電球はソケット内でストッパに当た るまで回され、それにより反射器壁37は基準突起部39aとシールリング36 との間に圧力嵌めで配置される。押圧ばね33cは反射器のソケットとして形成 された開口部37aの周縁部に弾性的に当接する。電球を反射器内へ間違って取 付けるのを阻止するために、3個の基準突起部39aの内の1個は他の2個の基 準突起部39aとは異なった形状を有している。同じことは当然のことながらソ ケットとして形成された開口部37a内の基準突起部39aに合わせられた空所 にも当てはまる。押圧ばね33cの詳細は図7及び図8に示されている。 図6は本発明の第4の実施例を示す。この第4の実施例も同様に自動車前照灯 の反射器に取付けるための単フィラメント形ハロゲン白熱電球である。この電球 は通常ピンチ40aと称されている気密に挟搾されたガラス球端部40aを備え たほぼ円筒状のガラス球40を有している。このガラス球40のドーム40bは 黒い光吸収被膜を備えている。光源としてガラス球軸線に平行に向けられたフィ ラメント40cが使われ、このフィラメント40cはピンチ40aから導出され たリード41に電気的に接続されている。ガラス球40はそのピンチ40aが固 定リングとして形成された金属製保持部品42内に固定されている。この固定リ ング42は環状金属製支持スリーブ43によって支持されている。この支持スリ ーブ43は4個の一体成形された溶接ラグ43aを有しており、これらは固定リ ング42に点溶接されている。金属製固定リング42及び金属製支持スリーブ4 3の他に、口金は電球の電気接続部45を備えたプラスチック製口金部品44も 有しており、この口金部品内に支持スリーブ43が固定されている。電球の電気 接続部45はそれぞれリード41に溶接されている。プラスチック製口金部品4 4は支持スリーブ43を嵌込んだ射出成形品である。支持スリーブ43は多数の 一体成形された逆鉤43dを備えており、この逆鉤はプラスチック製口金部品4 4内へ嵌込むとこのプラスチック製口金部品の内部の逆鉤43dに合わせた凹所 44a内に分解不能に鉤留めされる。さらに、金属製支持スリーブ43は3個の 一体成形されこの支持スリーブ43から折曲げられた基準突起部43bを持って いる。これらの基準突起部43bは円周に沿って等間隔に配置されており、フィ ラメント40cを調整するために及び電球を反射器47内に固定するために使わ れる。 プラスチック製口金部品44は環状に一巡する円錐溝44bを有し、この溝内 にゴム又はシリコンから成るシールリング46が配置されている。このシールリ ング46は反射器壁47の外面に当接し、反射器のソケットとして形成された開 口部47aを密閉する。シールリング46の内径は円錐溝44bにぴったり合わ せられており、シールリングの高さと共に直線状に変化している。プラスチック 製口金部品44はリード41の領域における口金を密閉する封止用コンパウンド を注入されている。3個の基準突起部43bと、シールリング46と、基準突起 部43bの下方で金属製支持スリーブ43に取付けられた押圧ばね43cとは、 電球を反射器のソケット47a内に固定するために使われる。口金及びソケット 47aはバヨネット式鎖錠を形成する。電球を反射器内に取付けるために、電球 はガラス球40から先に反射器のソケットとして形成された開口部47a内へ導 入され、その場合3個の基準突起部43bはそれぞれ開口部47aの周縁部内の ぴったり合う空所を通って入り込む。その後、電球はソケット内でストッパに当 たるまで回され、それにより反射器壁47は基準突起部43bとシールリング4 6との間に圧力嵌めで配置される。押圧ばね43cは反射器のソケットとして形 成された開口部47aの周縁部に弾性的に当接する。電球を反射器内へ間違って 取付けるのを阻止するために、3個の基準突起部43bの内の1個は他の2個の 基準突起部43bとは異なった形状を有している。同じことは当然のことながら ソケットとして形成された開口部47a内の基準突起部43bに合わせられた空 所にも当てはまる。押圧ばね43cの詳細は図7及び図8に示されている。 第1及び第2の実施例との相違点は、第3の実施例と同様にこの第4の実施例 においても、電球の電気接続部45を備えたプラスチック製口金部品44が反射 器47のソケットとして形成された開口部47a内に入り込まない点である。し かし第3の実施例とは異なり、この第4の実施例においては、反射器壁47の内 面がプラスチックから構成された電球部品の蒸発によって曇らされる危険を減ら すために、開口部47の領域ではプラスチックは完全に無くされている。第1乃 至第3の実施例におけるプラスチックから構成された基準突起部はこの第4の実 施例においては金属製基準突起部43bによって置換されている。 図7及び図8は金属製支持スリーブに設けられた押圧ばね13c、23c、3 3c、43cの2つの異なった実施例を示す。図7に示された押圧ばねの実施例 は上述の4つの全ての実施例に適用することができ、一方図8に示された押圧ば ねの実施例は第1乃至第3の実施例のみに使用することができる。 図7は電球軸線に垂直に位置しかつ押圧ばねを通る平面で切断した口金の断面 図を示す。押圧ばね70は湾曲した板ばねとして形成され、平坦状端部70aを 備え、環状金属製支持スリーブ71の外壁に沿って等間隔に配置されている。押 圧ばね70は片側つまり平坦状端部70bが支持スリーブ71の外壁に溶接され 、一方押圧ばね70の他端部70aは支持スリーブ71の外壁に緩く当接してお り、それゆえその他端部70aは押圧ばね70の外側へ湾曲した領域70cに圧 力が作用すると支持スリーブ71の外壁上を滑動する。押圧ばね70の領域では 、環状に形成された支持スリーブ71はそれぞれ平坦状の即ち湾曲していない領 域71aを有しており、この領域に押圧ばね70の端部70a、70bが当接し ている。支持スリーブ71はプラスチック製口金部品72内に固定されている。 押圧ばね70の外側へ湾曲した領域70cは電球を反射器内へ取付けると反射器 のソケットとして形成された開口部の周縁部に当接する。 図8は口金を通って電球軸線に垂直に位置しかつ押圧ばねを通る切断面にて切 断した押圧ばねの第2の実施例示す。この第2の実施例おいても同様に押圧ばね 80は外側へ湾曲した板ばねとして形成されている。この板ばね80の両端部8 0a、80bは金属製支持スリーブ81とプラスチック製口金部品82との間の 間隙の形をした空所82a、82b内にそれぞれ入れられている。板ばね80の 外側へ湾曲した領域80cは環状支持スリーブ81の外壁を越えて突出している 。板ばね80の湾曲領域に圧力が作用すると、板ばね端部80a、80bが間隙 の形をした空所82a、82b内へ深く突入する。押圧ばね80の外側へ湾曲し た領域80cは電球を反射器内へ取付けると反射器のソケットとして形成された 開口部の周縁部に当接する。押圧ばねは全ての実施例においてばね鋼から構成さ れている。 図9乃至図11には本発明の第5の実施例が示されている。本発明による接着 材なしで口金を取付けられた電球のこの実施例は同様に自動車前照灯に使用する ために設けられた単フィラメント形ハロゲン白熱電球である。この電球は通常ピ ンチ50aと称されている気密に挟搾されたガラス球端部50aを備えたほぼ円 筒状のガラス製ガラス球50を有している。このガラス球50のドーム50bは 黒い光吸収被膜を備えている。光源としてガラス球軸線に平行に向けられたフィ ラメント50cが使われ、このフィラメント50cはピンチ50aから導出され たリード51に電気的に接続されている。ガラス球50はそのピンチ50aが固 定リングとして形成された金属製保持部品52内に固定されている。この固定リ ング52は3個の一体成形され折曲げられたた溶接片58aを備えた金属製中間 リング58によって支持されている。この中間リング58は金属製支持スリーブ 53にレーザ溶接されている。金属製固定リング52、中間リング58及び金属 製支持スリーブ53の他に、口金は同様に電球の電気接続部55を備えたプラス チック製口金部品54も有しており、この口金部品内に支持スリーブ53が固定 されている。電球の電気接続部55はそれぞれリード51に溶接されている。プ ラスチック製口金部品54は金属製支持スリーブ53を中へ入れた射出成形品で ある。 支持スリーブ53は3個の一体成形され円周に沿って等間隔に配置された基準 突起部53aを有しており、これらの基準突起部はフィラメント50cを調整す るために及び電球を前照灯の反射器(図9には示されていない)内に固定するた めに使われる。基準突起部53aは支持スリーブ53から折曲げられ、共通平面 内に位置している。中間リング58の溶接片58aはこの基準突起部53aにレ ーザ溶接されている。中間リング58は基準突起部53aを規定する基準面にお ける補助的な調整を可能にする。 プラスチック製口金部品54は環状に一巡する円錐溝54bを有し、この溝内 にゴム又はシリコンから成るシールリング(図9には示されていない)が配置さ れる。このシールリングは反射器壁の外面に当接し、反射器のソケットとして形 成された開口部を密閉する。シールリングの内径はこの実施例においても同様に 円錐溝54bにぴったり合わせられており、シールリングの高さと共に直線状に 変化する。環状支持スリーブ53の壁に設けられ、3個の基準突起部53aの内 の1個の下に配置された切欠53b内に、電球を前照灯内に固定するために使わ れる湾曲した板ばね90(図11参照)が突入する。この板ばね90の端部90 a、90bは支持スリーブ53の内壁と、プラスチック製口金部品54と共に一 部品にてそれぞれ形成されたストッパ59a、59bとに当接し、それゆえ板ば ね90はホルダとして実施されたこれらの両ストッパ59a、59bの間に押込 まれて固定される。 3個の基準突起部53aと、溝54b内に配置されるシールリングと、押圧ば ね90とは電球を反射器のソケット内に固定するために使われる。口金及びソケ ットはバヨネット式鎖錠を形成する。電球を反射器内に取付けるために、電球は ガラス球50から先に反射器のソケットとして形成された開口部内へ導入され、 その場合3個の基準突起部53aはそれぞれ開口部の周縁部内のぴったり合う空 所を通って入り込む。その後、電球はソケット内でストッパに当たるまで回され 、それにより第4の実施例において説明しかつ図6に示されているように反射器 壁は基準突起部53aとシールリングとの間に圧力嵌めで配置される。押圧ばね 90は反射器のソケットとして形成された開口部の周縁部に弾性的に当接する。 電球を反射器内へ間違って取付けるのを阻止するために、3個の全ての基準突起 部53aは異なった形状を有している。同じことは当然のことながらソケットと して形成された開口部内の基準突起部53aに合わせられた空所にも当てはまる 。押圧ばね90の詳細は図11に示されている。 第5の実施例による押圧ばね90は湾曲した板ばねとして形成されている。こ の押圧ばね90は僅かに曲がった端部90a、90bを有しており、これらの端 部90a、90bは押圧ばねを取付けると環状支持スリーブ53の内壁に当接す る。板ばね90を固定するためにさらにプラスチック製口金部品54と共に一部 品にて実施された2つのストッパ59a、59bが使われ、これらのストッパ5 9a、59bに端部90a、90bが突き当たる。板ばね90はこれによってこ れらのストッパ59a、59b(図10参照)の間に押込められて保持される。 板ばね90は球状に湾曲した湾曲部90cを有しており、この湾曲部は板ばね9 0を据付けると支持スリーブ53の切欠53bを通って食い込み、電球を前照灯 内に取付けるとソケットとして形成された反射器開口部に押付けるように当接す る。切欠53bは図10の平面図では破線のみで示されている。というのは、こ の切欠53bは基準突起部53aの1つによって覆われているからである。板ば ね90の外側へ湾曲した湾曲部90cは内側へ湾曲した2つの湾曲部90d、9 0eによって板ばね端部90a、90bの1つにそれぞれ結合されている。図1 0の符号60はプラスチック製口金部品54内での電球リード51の引込部を表 している。 本発明は上記において詳細に説明した実施例に限定されない。例えば、本発明 による口金は自動車前照灯に使用するために設けられた二重フィラメント形ハロ ゲン白熱電球及び高圧放電ランプにも適用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN (72)発明者 シユタイナー、ヘルマン ドイツ連邦共和国 デー−89542 ヘルブ レヒ チンゲン エルヒヴエーク 29

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.電球がそのガラス球(10;20;30)を固定する金属製保持部品(12 ;22;32)を有する口金を持ち、この口金は金属製保持部品(12;22; 32)に結合された金属製支持スリーブ(13;23;33;71;81)と、 電球の電気接続部(15;25;35)を備え金属製支持スリーブ(13;23 ;33;71;81)が固定されたプラスチック製口金部品(14;24;34 )とを有し、口金が一平面に位置する複数の基準突起部(14a;24a;34 a)を持つような接着材なしで口金を取付けられた電球において、金属製支持ス リーブ(13;23;33)は口金が有する基準突起部(14a;24a;34 a)と同し個数の金属製被覆片(13b;23b;33b)を持ち、この被覆片 (13b;23b;33b)は基準突起部(14a;24a;34a)を覆い、 それによりプラスチックから構成された基準突起部(14a;24a;34a) が被覆片(13b;23b;33b)によって電球から発生された電磁放射線に 対して守られることを特徴とする接着材なしで口金を取付けられた電球。 2.金属製被覆片(13b;23b;33b)は基準突起部(14a;24a; 34a)のガラス球側上部を覆うことを特徴とする請求項1記載の接着材なしで 口金を取付けられた電球。 3.一体成形されて折曲げられた溶接片(28a)を備えた中間リング(28) が設けられ、この中間リング(28)の溶接片(28a)が金属製支持スリーブ (23)の被覆片(23a)に溶接されることによって、保持部品(22)が中 間リング(28)を介して金属製支持スリーブ(23)に結合されることを特徴 とする請求項1記載の接着材なしで口金を取付けられた電球。 4.電球がそのガラス球(40;50)を固定する金属製保持部品(42;52 )を有する口金を持ち、この口金は金属製保持部品(42;52)に結合された 金属製支持スリーブ(43;53)と、電球の電気接続部(45;55)を備え 金 属製支持スリーブ(43;53)が固定されたプラスチック製口金部品(44; 54)とを有し、口金が一平面に位置する複数の基準突起部(43b;53a) を持つような接着材なしで口金を取付けられた電球において、基準突起部(43 b;53a)は金属から構成されしかも金属製支持スリーブ(43;53)と共 に一部品にて形成されていることを特徴とする接着材なしで口金を取付けられた 電球。 5.金属製支持スリーブ(13;23;33;43;71;81;53)は環状 に形成され、この金属製支持スリーブ(13;23;33;43;71;81; 53)は少なくとも1つの押圧ばね(13c;23c;33c;43c;70; 80;90)を備えていることを特徴とする請求項1又は4記載の接着材なしで 口金を取付けられた電球。 6.少なくとも1つの押圧ばね(13c;23c;33c;43c;70;80 ;90)は湾曲した板ばねとして形成されていることを特徴とする請求項5記載 の接着材なしで口金を取付けられた電球。 7.少なくとも1つの押圧ばね(13c;23c;33c;43c;70;80 )は湾曲した板ばねとして形成され、その場合押圧ばね(70)の一端部(70 b)は金属製支持スリーブ(71)に溶接され、他端部(70a)は滑動可能に 支持スリーブ(71)に当接し、板ばね(70)は電球を取付けると反射器のソ ケットとして形成された開口部(17a;27a;37a;47a)の周縁部に 弾性的に当接することを特徴とする請求項5記載の接着材なしで口金を取付けら れた電球。 8.少なくとも1つの押圧ばね(13c;23c;33c;43c;70;80 )は湾曲した板ばねとして形成され、この板ばね(80)の端部は金属製支持ス リーブ(81)とプラスチック製口金部品(82)との間の空所内にそれぞれ配 置され、それにより板ばね(80)は電球を取付けると反射器のソケットとして 形 成された開口部(17a;27a;37a;47a)の周縁部に弾性的に当接す ることを特徴とする請求項5記載の接着材なしで口金を取付けられた電球。 9.プラスチック製口金部品(54)はホルダ間に少なくとも1つの板ばね(9 0)の端部(90a、90b)を押込んで保持するホルダ(59a、59b)を 持ち、支持スリーブ(53)は少なくとも1つの板ばね(90)が通って食い込 む切欠(53b)を有することを特徴とする請求項4又は6記載の接着材なしで 口金を取付けられた電球。 10.少なくとも1つの板ばね(90)の端部(90a、90b)は支持スリー ブ(53)の内壁に当接し、少なくとも1つの板ばね(90)は切欠(53)を 通って食い込む外側へ湾曲した外側湾曲部(90c)を持ち、少なくとも1つの 板ばね(90)は外側へ湾曲した外側湾曲部(90c)を板ばね端部(90a、 90b)の1つにそれぞれ結合する2つの内側へ湾曲した内側湾曲部(90d、 90e)を有することを特徴とする請求項9記載の接着材なしで口金を取付けら れた電球。 11.少なくとも1つの押圧ばね(13c;23c;33c;43c;70;8 0;90)はばね鋼から構成されていることを特徴とする請求項5記載の接着材 なしで口金を取付けられた電球。 12.支持スリーブ(13;23;33;43;71;81;53)は鋼又は洋 銀から構成されていることを特徴とする請求項1又は4記載の接着材なしで口金 を取付けられた電球。 13.一体成形されて折曲げられた溶接片(58a)を備えた中間リング(58 )が設けられ、この中間リング(58)の溶接片(58a)が金属製支持スリー ブ(53)の基準突起部(53a)に溶接されることによって、保持部品(52 )が中間リング(58)を介して金属製支持スリーブ(53)に結合されること を 特徴とする請求項4記載の接着材なしで口金を取付けられた電球。 14.プラスチック製口金部品(14;24;34;44;54)はシールリン グ(16;26;36;46)を収容するために環状に一巡する円錐溝((14 b;24b;34b;44b;54b)を有することを特徴とする請求項1又は 4記載の接着材なしで口金を取付けられた電球。 15.シールリング(16;26;36;46)の内径は円錐溝((14b;2 4b;34h;44b;54b)にぴったり合わせられており、シールリングの 高さと共に直線的に変化していることを特徴とする請求項14記載の接着材なし で口金を取付けられた電球。 16.反射器が反射器壁(17;27;37)に設けられソケットとして形成さ れた開口部(17a;27a;37a)を備え、電球がそのガラス球(10;2 0;30)を固定する金属製保持部品(12;22;32)を有する口金を持ち 、この口金は金属製保持部品(42;52)に結合された金属製支持スリーブ( 13;23;33;71;81)と、電球の電気接続部(15;25;35)を 備え金属製支持スリーブ(13;23;33;71;81)が固定されたプラス チック製口金部品(14;24;34)とを有し、口金が一平面に位置して電球 を反射器内に保持し位置正しく取付けるために使われる複数の基準突起部(14 a;24a;34a)を有するような接着材なしで口金を取付けられた電球及び 反射器において、プラスチックから構成された基準突起部(14a;24a;3 4a)は反射器のソケットとして形成された開口部(17a;27a;37a) 内に入り込み、金属製支持スリーブ(13;23;33)は口金が有する基準突 起部(14a;24a;34a)と同じ個数の金属製被覆片(13b;23b; 33b)を持ち、この被覆片(13h;23b;33b)は基準突起部(14a ;24a;34a)を覆い、それによりプラスチックから構成された基準突起部 (14a;24a;34a)が被覆片(13b;23b;33b)によって電球 から発生された電磁放射線に対して守られることを特徴とする接着材なしで口金 を 取付けられた電球及び反射器。 17.反射器が反射器壁(47)に設けられソケットとして形成された開口部( 47a)を備え、電球がそのガラス球(40;50)を固定する金属製保持部品 (42;52)を有する口金を持ち、この口金は金属製保持部品(42;52) に結合された金属製支持スリーブ(43;53)と、電球の電気接続部(45; 55)を備え金属製支持スリーブ(43;53)が固定されたプラスチック製口 金部品(44;54)とを有し、口金が一平面に位置して電球を反射器内に保持 し位置正しく取付けるために使われる複数の基準突起部(43b;53a)を有 するような接着材なしで口金を取付けられた電球及び反射器において、基準突起 部(43b;53a)は金属から構成されしかも金属製支持スリーブ(43;5 3)と共に一部品にて形成され、その場合基準突起部(43b;53a)は反射 器のソケットとして形成された開口部(47a)内に入り込むことを特徴とする 接着材なしで口金を取付けられた電球及び反射器。 18.金属製支持スリーブ(13;23;33;43;71;81;53)は環 状に形成され、この金属製支持スリーブ(13;23;33;43;71;81 ;53)の直径は反射器のソケットとして形成された開口部(17a;27a; 37a;47a)の嵌合い直径に合わせられ、金属製支持スリーブ(13;23 ;33;43;71;81;53)は、電球を反射器内に挿入するとソケットと して形成された開口部(17a;27a;37a;47a)の領域において反射 器壁(17;27;37;47)に当接する押圧ばね(13c;23c;33c ;43c;70;80;90)を備えていることを特徴とする請求項16又は1 7記載の接着材なしで口金を取付けられた電球及び反射器。
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