JPH0345433Y2 - - Google Patents

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JPH0345433Y2
JPH0345433Y2 JP9868487U JP9868487U JPH0345433Y2 JP H0345433 Y2 JPH0345433 Y2 JP H0345433Y2 JP 9868487 U JP9868487 U JP 9868487U JP 9868487 U JP9868487 U JP 9868487U JP H0345433 Y2 JPH0345433 Y2 JP H0345433Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、口金の直径が小さいハロゲン電球
などを、径の大きなビーム電球用のソケツトなど
に装着する際に使用する電球用アダプタに関する
ものである。
〔背景技術〕
従来、投光用電球として、ビーム電球が用いら
れていた。しかし最近は、小型で安価、配光パタ
ーンがきれいで、かつ配光設計が容易に行えるハ
ロゲン電球の使用が増加している。このように、
ビーム電球から小型のハロゲン電球に交換するに
あたり、照明器具全体を取り替えていたのでは費
用が嵩むので、ビーム電球用の照明器具に小型の
ハロゲン電球を取付けることができるようなアダ
プタが考え出されている。例えば、実開昭62−
5579号公報に開示された第10図ないし第12図
に示すようなアダプタがある。なお、このアダプ
タは、ハロゲン電球を白熱電球用のソケツトに装
着する際に使用するものである。
第10図において、アダプタは、先端の反射笠
70と中胴71および後端の白熱電球用口金72
とからなる。反射笠70は、ガラス材の内面に光
学的多層反射膜加工を施したダイクロイツクミラ
ーにて形成されている。また、中胴71は第11
図に示すように、二つ割り形状のセラミツクス成
型によつて構成され、その中央にハロゲン電球7
3を装着する小口径の受け口74を有する内筒体
75と、内筒体75を囲むようにして先端に向か
つて延設した外筒体76とからなり、これら筒体
が一体となる後端部を前記口金72の取付け部7
7に形成すると共に、外筒体76の先端を前記反
射笠70の装着部78となしてある。
さらに、外筒体76の上端部外壁には二条の突
堤83,84が設けられており、また内筒体75
には、前記受け口74に配設する電極金具79,
80(第12図参照)の舌片部分を挟み込んで保
持する挟み込み溝81,82が形成されている。
このような構成よりなるアダプタでは、電極金
具79の舌片部を挟み込み溝81に、電極金具8
0の舌片部を挟み込み溝82に挟み込んで取付け
ておき、リング85を一対の突堤83,84間に
納め、中胴71を仮り止め状態で一体化する。
次いで、中胴71の後端の取付け部77に白熱
電球用口金72を被せてセメント膠着し、先端の
装着部78に反射笠70の首部を差し入れてセメ
ント膠着する。
そして、ハロゲン電球73を受け口74に螺合
して取付けた状態で、白熱電球用口金72をもつ
て、既存の白熱電球用照明器具に装着して使用す
ることができる。
しかし、このように構成されたアダプタによる
と、中胴71の成型時に、セラミツクス材の量に
ばらつきがあると、中胴71の寸法に誤差が生じ
るという問題があつた。特に、反射笠70を装着
する装着部78の寸法誤差により、反射笠70が
がたつくことがあつた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、反射笠のがたつきを少なく
することができる電球用アダプタを提供すること
である。
〔考案の開示〕
この考案の電球用アダプタは、切欠部を有した
円形のリング係止部を先端に設けたアダプタ本体
を前記切欠部と略平行または直角の分割面で縦に
分割してなる一対のアダプタ本体構成部材と、こ
のアダプタ本体構成部材の先端間で挟持した受金
と、前記アダプタ本体の先端に配置し前記受金に
対面する位置に電球挿通孔を設けた反射笠と、こ
の反射笠と前記アダプタ本体のリング係止部とに
渡つて外嵌し前記アダプタ本体と前記反射笠とを
連結した連結リングと、前記アダプタ本体の基端
に設けた口金とを備えたものである。
この考案の構成によれば、アダプタ本体と反射
笠とを連結リングにて連結し、アダプタ本体の基
部に口金を固定する。そして、電球を反射笠の電
球挿通孔を通してアダプタ本体の受金に装着し、
口金を既存の照明器具に装着して使用する。
アダプタ本体は、リング係止部に切欠部を有し
ているので、切欠部を有しない円形のリング係止
部に比べ、連結リングとアダプタ本体のリング係
止部との間の隙間が小さくなり、反射笠のがたつ
きを少なくすることができる。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第8図に基
づいて説明する。すなわち、この実施例の電球用
アダプターは、第1図に示すように、切欠部8
(第2図参照)を有した円形のリング係止部7を
先端に設けたアダプタ本体10を前記切欠部8と
略平行または直角の分割面で縦に分割してなる一
対のアダプタ本体構成部材10a,10bと、こ
のアダプタ本体構成部材10a,10bの先端間
で挟持した受金11と、前記アダプタ本体10の
先端に配置し前記受金11に対面する位置に電球
挿通孔13を設けた反射笠14と、この反射笠1
4と前記アダプタ本体10のリング係止部7とに
渡つて外嵌し前記アダプタ本体10と前記反射笠
14とを連結した連結リング15と、前記アダプ
タ本体10の基端に設けた口金9とを備えたもの
である。
反射笠14はガラス材17の内面に多層光学機
能反射面18を施したダイクロイツクミラーにて
構成されており、電球の不要は熱線(赤外線)の
約80%を後方に透過する。また、反射笠14の首
部14′には電球挿通孔13が設けられており、
かつ首部14′の外周には凹所19が形成されて
いる。
また、アダプタ本体10は、セラミツクス材に
よる成型焼結によつて、第2図に示すように、縦
長方向に二つ割りした同形状の一対のアダプタ本
体構成部材10a,10bにて構成されている。
アダプタ本体構成部材10a,10bは、先端に
半円形のリング係止部7が設けられており、リン
グ係止部7には切欠部8が形成されかつ外周には
凹条部28が形成されている。すなわち、アダプ
タ本体構成部材10a,10bは切欠部8と平行
の分割面にて分割されている。また、アダプタ本
体構成部材10a,10bの基部は、小径のシエ
ル取付け部12となつている。また、先端側に
は、電球挿入孔20が明いており、この電球挿入
孔20の内周面には受金取付け溝21が形成され
ている。さらに、中心軸に対して左右対称位置
に、電球挿入孔20からアダプタ本体構成部材1
0a,10bの基端に延びて一対の導電金具嵌合
溝22,23が並設されている。導電金具嵌合溝
22,23の途中には拡径部22a,23aが形
成され、かつ上端には小径のプランジヤ挿通孔2
2b、23bとなつている。第4図および第5図
は、アダプタ本体構成部材10a,10bの側面
図および平面図を示している。アダプタ本体構成
部材10a,10bは、第6図に示すような金型
にて成型される。すなわち、下型55を挟んで固
定した側型56,57間にセラミツクス材58を
充填し、押型59にて押圧してアダプタ本体構成
部材10a,10bを成型する。
さらに、連結リング15は、ステンレス材にて
円筒状に形成されており、一方の開口端の内周面
には、アダプタ本体10のリング係止部7が嵌合
する開口部26′を形成した鍔26が突設されて
いる。また、口金9は、真鍮製のシエル16と、
絶縁体のキヤツプ40ならびに導電体の固定ねじ
からなるアイレツト41より構成されている。
次に、電球用アダプタの組立について説明す
る。まず、両アダプタ本体構成部材10a,10
bを合わせる際に、アダプタ本体構成部材10
a,10bの受金取付け溝21ならびに導電金具
嵌合溝22,23内に、第3図に示す受金11な
らびに第1、第2導電金具29,30を嵌合す
る。受金11および第1、第2導電金具29,3
0は、共に真鍮製である。受金11は、一対の引
つ掛け溝45を有しており、かつ外周には一対の
突片32を有した鍔31が突設されている。アダ
プタ本体構成部材10a,10bの受金取付け溝
21内には深溝部(図示せず)が形成されてお
り、この深溝部内に突片32を差し込んで、鍔3
1を受金取付け溝21内に嵌合する。このように
して、受金11が所定の位置に位置決めされる。
また、第1導電金具29はL字形でり、上端に一
対のガイド片33が立設されている。さらに、第
2導電金具30はコ字形に形成され、上端に一対
のガイド片34が立設されており、かつ下端にね
じ孔35が設けられている。第1、第2導電金具
29,30のガイド片33,34間には、圧縮コ
イルばね46,47を介してプランジヤ48,4
9を上下動自在に挿入する。第1、第2導電金具
29,30は、ガイド片33,34を導電金具嵌
合溝22,23の拡径部22a,23a内に嵌合
して導電金具嵌合溝22,23内に嵌合する。プ
ランジヤ48,49は、圧縮コイルばね46,4
7の押圧力によつて、プランジヤ挿通孔22b,
23bから突出する。
そして、アダプタ本体構成部材10a,10b
を一体に合わせ、その先端に連結リング15を外
嵌し、固定リング27をアダプタ本体10の凹条
部28に係止して、連結リング15をアダプタ本
体10に固定する。さらに、アダプタ本体10の
基端のシエル取付け部12にシエル16を外嵌す
る。なお、第7図に示すように、第1導電金具2
9の端部は、シエル16の孔37に貫通して、高
温半田38にて固定する。さらに、第1図に示す
ように、シエル16の下面にキヤツプ40を配置
し、アイレツト41を第2導電金具30のねじ孔
35に締結し、シエル16を固定する。さらに、
反射笠14の首部14′を連結リング15内に挿
入し、かつ連結リング15をかしめて反射笠14
の凹所19に係止し、反射笠14を固定する。
反射笠14の電球挿通孔13からアダプタ本体
10の電球挿入孔20内にハロゲン電球39を挿
入し、ハロゲン電球39の口金50の側面に突設
したボス51を受金11の引つ掛け溝45内に挿
入し、口金50の一対の端子をそれぞれプランジ
ヤ48,49に電気的に接続する。すなわち、ハ
ロゲン電球39の口金50の片方の端子は、プラ
ンジヤ48および第1導電金具29を介してシエ
ル16に接続し、他方の端子はプランジヤ49お
よび第2導電金具30を介してアイレツト41に
接続する。そして、アダプタ本体10を、既存の
ビーム電球用照明器具に装着して使用する。
このように構成された電球用アダプタによる
と、アダプタ本体構成部材10a,10bのリン
グ係止部7が、切欠部8を有した半円形に形成さ
れているので、アダプタ本体構成部材10a,1
0bを成型する際に、セラミツクス材の量にばら
つきがあつても、寸法誤差が切欠部を有しない半
円形の場合に比べて小さくて済む。すなわち、第
8図において、上半分が半円形の場合、下半分が
切欠部8を有した半円形の場合を示している。共
に、厚さAだけセラミツクス材の量が多い場合、
金型によるリング係止部7の成型に際して、半円
形の方は半径Rの円弧となり、切欠部8を有した
半円形の方は切欠部8の端部までの内径rの円弧
となる。なお、第6図に示すように、側型56,
57間の間隔は一定であるため、実際のリング係
止部7の形状は破線で示すようになる。連結リン
グ15の開口部26′は、前記円弧に合致した形
状を必要とするが、R>rより切欠部8を有した
半円形の方が連結リング15の開口部26′の内
周面とリング係止部7との間の隙間が小さくて済
む。したがつて、連結リング15とアダプタ本体
10との固定が確実に行え、反射笠14のがたつ
きが少なくなり、かつ固定リング27も係止し易
くなる。
また、第4図に示すように、第1導電金具29
の先端が口金30に半田付けしてあるので、口金
16の回転を防止できる。
なお、前記実施例は、アダプタ本体構成部材1
0a,10bが、アダプタ本体10のリング係止
部7の切欠部8を平行の分割面で分割したもので
あつたが、切欠部8を略平行の分割面で分割して
もよい。また、受金11がバヨネツト式であつた
が、ねじ式であつてもよい。
また、第9図に示すように、アダプタ本体構成
部材10a′,10b′が、アダプタ本体10′のリ
ング係止部7′の切欠部8′と直角の切断面で切断
したものである場合、リング係止部7′に連結リ
ング15を外嵌することによつてアダプタ本体構
成部材10a′,10b′のずれが矯正できる。この
ため、アダプタ本体10′の外観がきれいに仕上
がり、かつ連結リング15と、アダプタ本体1
0′のリング係止部7′との間の間隔も小さくな
る。
〔考案の効果〕
この考案の電球用アダプタによれば、アダプタ
本体と反射笠とを連結リングにて連結し、アダプ
タ本体の基部に口金を固定する。そして、電球を
反射笠の電球挿通孔を通してアダプタ本体の受金
に装着し、口金を既存の照明器具に装着して使用
する。
アダプタ本体は、リング係止部に切欠部を有し
ているので、切欠部を有しない円形のリング係止
部に比べ、連結リングとアダプタ本体のリング係
止部との間の隙間が小さくなり、反射笠のがたつ
きを少なくすることができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の断面図、第2図
はその部分分解斜視図、第3図はその受金と第
1、第2導電金具の分解斜視図、第4図および第
5図はそのアダプタ本体構成部材の側面図および
平面図、第6図はそのアダプタ本体構成部材を成
型する金型の断面図、第7図はそのシエルと第1
導電金具の接続状態を示した斜視図、第8図はそ
のアダプタ本体構成部材のリング係止部と連結リ
ングのずれ状態を示す説明図、第9図はアダプタ
本体構成部材の変形例のリング係止部の平面図、
第10図は従来例の側面図、第11図はその中胴
の分解斜視図、第12図はその電極金具の斜視図
である。 7……リング係止部、8……切欠部、9……口
金、10……アダプター本体、10a,10b…
…アダプタ本体構成部材、11……受金、13…
…電球挿通孔、14……反射笠、15……連結リ
ング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 切欠部を有した円形のリング係止部を先端に設
    けたアダプタ本体を前記切欠部と略平行または直
    角の分割面で縦に分割してなる一対のアダプタ本
    体構成部材と、このアダプタ本体構成部材の先端
    間で挟持した受金と、前記アダプタ本体の先端に
    配置し前記受金に対面する位置に電球挿通孔を設
    けた反射笠と、この反射笠と前記アダプタ本体の
    リング係止部とに渡つて外嵌し前記アダプタ本体
    と前記反射笠とを連結した連結リングと、前記ア
    ダプタ本体の基端に設けた口金とを備えた電球用
    アダプタ。
JP9868487U 1987-06-25 1987-06-25 Expired JPH0345433Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9868487U JPH0345433Y2 (ja) 1987-06-25 1987-06-25

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JP9868487U JPH0345433Y2 (ja) 1987-06-25 1987-06-25

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Publication Number Publication Date
JPS642377U JPS642377U (ja) 1989-01-09
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ID=30966865

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