JPH114267A - 絶対位相化回路 - Google Patents

絶対位相化回路

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JPH114267A
JPH114267A JP9171185A JP17118597A JPH114267A JP H114267 A JPH114267 A JP H114267A JP 9171185 A JP9171185 A JP 9171185A JP 17118597 A JP17118597 A JP 17118597A JP H114267 A JPH114267 A JP H114267A
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昭浩 堀井
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    • H04L27/18Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
    • H04L27/22Demodulator circuits; Receiver circuits

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リマッパを構成する位相回転手段が簡単です
む絶対位相化回路を提供する。 【解決手段】 送信側の信号点配置に対する受信位相の
位相回転角を検知して位相回転角に基づく位相回転信号
RT(3)をフレーム同期回路2から出力し、復調回路
1によって復調されたベースバンド復調信号IおよびQ
が45度だけリマッパを構成するROM3によって位相
回転させ、復調回路1によって復調されたベースバンド
復調信号IおよびQとROM3から出力された位相回転
ベースバンド復調信号iおよびqとを受けて、位相回転
信号RT(3)に基づいて選択的にベースバンド復調信
号の符号反転およびベースバンド復調信号の交換を論理
変換回路4によって行って送信側の信号点配置に一致さ
せたベースバンド復調信号を送出させる。したがって、
ROM3は復調回路1によって復調されたベースバンド
復調信号IおよびQを45度だけ位相回転させれば足り
るため簡単な構成ですむ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信位相シフトキ
ーイング変調信号を受信して復調した復調信号の位相回
転を補償して送信側における変調信号の位相に一致させ
る絶対位相化回路に関する。
【0002】
【従来の技術】衛星ディジタル放送を受信する受信機に
おける従来の絶対位相化回路は図4に示す。従来の絶対
位相化回路では、例えば8相位相シフトキーイング変調
された受信波を所定の周波数に周波数変換した中間周波
信号を入力して復調回路1において、例えば量子化ビッ
ト数8ビットのベースバンド復調信号I(8)、Q
(8)(本明細書において、I(8)、Q(8)等
の()内の数字はビット数を示し、以下、混乱を招かな
いときはビット数を省略して単にI、Qとも記す)に復
調される。このベースバンド復調信号I(8)、Q
(8)を受けてフレーム同期回路2にて既知のビットス
トリームであるフレーム同期信号を捕捉し、フレーム同
期パルスを出力すると、同時にその捕捉したフレーム同
期信号の信号点配置を、送信側にて配置された元の信号
点配置と比較することにより現在の受信位相を求め、位
相回転信号RT(3)=〃XYZ〃を出力する。この場
合、位相回転信号RT(3)を3ビットとしたのは変調
方式が8相位相シフトキーイング変調のためである。
【0003】このように8相位相シフトキーイング変調
の場合を想定すると、受信位相はそれぞれ45度ずれた
8通り存在する。求められた位相回転信号RT(3)は
送信側信号点配置と現在の受信信号点配置の位相差を示
すものであり、RT(3)をアドレス信号としてリマッ
パを構成するROM31に入力し、位相差分だけベース
バンド復調信号I(8)、Q(8)を逆に位相回転させ
ることによって、絶対位相化されたベースバンド復調信
号I´(8)、Q´(8)(以下ビット数を省略してI
´、Q´とも記す)を生成する。
【0004】本明細書では、受信信号点配置の位相回転
をリマッピングと呼び、リマッパはリマッピングをさせ
る位相回転回路のことを意味している。
【0005】次に、図5によってリマッピングについて
説明する。図5(a)は変調方式に8相位相シフトキー
イング変調を用いた場合の信号点配置を示す。8相位相
シフトキーイング変調方式は3ビットのディジタル信号
(abc)を1シンボルで伝送でき、その組み合わせは
(000)、(001)、…、(111)の8通りであ
る。これらシンボルは図5(a)のI軸−Q軸のベクト
ル平面上における信号点配置0〜7のいずれかにに変換
される。
【0006】ここで送信側において、フレーム同期信号
のシンボル長を16と仮定し、フレーム同期信号のパタ
ーンを図5(a)の信号点配置〃0〃と〃4〃に同確率
にて出現するように変換された固定パターンと仮定し、
それを受信機のフレーム同期回路2で捕捉するとする。
【0007】受信機の図4に示すフレーム同期回路2が
このフレーム同期信号を捕捉し、その信号点配置を送信
側の信号点配置と比較すると、受信機の復調回路1にて
再生された搬送波の位相状態によっては送信側と同じ図
5(a)に示した信号点配置〃0〃、〃4〃からなるフ
レーム同期信号を捕捉する場合と、図5(b)に示すよ
うに信号点配置〃1〃、〃5〃、または信号点配置〃2
〃、〃6〃、または信号点配置〃3〃、〃7〃、さらに
前記受信側の信号点配置がすべて反転した場合の8通り
あり、どの位相にて捕捉するかはわからない。
【0008】しかし、捕捉したフレーム同期信号の信号
点配置を観測することによって、どの位相にて捕捉し
た、つまりどの位相にてベースバンド復調信号I、Qが
復調されたかが推定できる。推定した受信位相差をもと
にリマッパであるROM31は、次のようにしてベース
バンド復調信号I´、Q´を出力する。
【0009】例えば、図5(a)の信号点配置〃0〃と
〃4〃からなるフレーム同期信号を受信側において捕捉
したとする。この場合、受信側の信号点配置が送信側の
信号点配置と同じであるため、リマッピングする必要は
ない。したがってフレーム同期回路からは位相回転信号
RT(3)=〃000〃が出力され、ROM31からI
´=I、Q´=Qの出力が送出される。
【0010】次に図5(b)の受信側の信号点配置〃1
〃と〃5〃からなるフレーム同期信号を捕捉したとす
る。この場合は、図5(a)の信号点配置〃0〃と〃4
〃で送信されたものが45度反時計方向に位相回転され
た状態、すなわち受信位相回転角θ=45度で受信した
状態である。したがってこれを送信側の信号点配置と同
じ位相に絶対位相化するためには受信信号を時計方向に
45度位相回転させる必要がある。つまり図5(b)の
〃1〃で受信した信号を〃0〃に、また図5(b)の〃
5〃で受信した信号を〃4〃に位相回転させればよい。
【0011】この逆位相回転はリマッパであるROM3
1にて行われ、位相回転角を示すパラメータが図4にお
ける位相回転信号RT(3)であるということになる。
ここで、位相回転信号RT(3)の値を下記の(1)式
のように定義する。
【0012】 RT(3)=θ/45 ……(1) ただしθ=n・45度であってnは:0〜7の整数であ
る。
【0013】θ=45度で受信した場合は前記のように
ベースバンド復調信号I、Qを−45度(=−θ=φ)
位相回転させることによって絶対位相化される。(1)
式にしたがってフレーム同期回路からはRT(3)=〃
001〃が出力され、リマッパを構成するROM31は
これを受けて、入力されたベースバンド復調信号I、Q
を次の(2)式および(3)式にしたがい角度φだけ位
相回転させる。
【0014】 I´=I cos(φ)−Q sin(φ) ……(2) Q´=I sin(φ)+Q cos(φ) ……(3) ただし、8相位相シフトキーイング変調の場合である。
【0015】受信位相回転角θが90度、135度、1
80度、…、315度の場合も同様にフレーム同期回路
からRT(3)=〃010〃、〃011〃、〃100
〃、…、〃111〃が出力され、リマッパを構成するR
OM31にて(1)式、(2)式、(3)式による位相
変換を行い絶対位相化されたベースバンド復調信号I
´、Q´が得られる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の絶対位相化回路によるときはリマッパを構成す
るROMの記憶容量は大きいものとなるという問題点が
あった。ROMが必要とする記憶容量はベースバンド復
調信号I、Qの量子化ビット数に依存するが、ベースバ
ンド復調信号I、Qの量子化ビット数が8ビットの場
合、19(=3+8+8)アドレスを必要とし、リマッ
パを構成するROMの記憶容量は219×16(ビット)
という大きなものになってしまう。
【0017】本発明は、リマッパを構成する位相回転手
段が簡単ですむ絶対位相化回路を提供することを目的と
する。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる絶対位相
化回路は、nを3以上の整数としたとき2のn乗相位相
シフトキーイング変調信号を受けて復調する復調回路に
よって復調されたベースバンド復調信号IおよびQの信
号点配置を送信側にて配置された元の信号点配置と比較
することにより前記元の信号点配置に対する受信位相の
位相回転角を検知して位相回転角に基づく位相回転信号
を出力するフレーム同期回路と、前記復調回路によって
復調されたベースバンド復調信号IおよびQを(2π/
前記2のn乗)ラジアンだけ位相回転させる位相回転手
段と、前記復調回路によって復調されたベースバンド復
調信号IおよびQと位相回転手段からの出力された位相
回転ベースバンド復調信号IおよびQとを受けて、前記
位相回転信号に基づいて選択的にベースバンド復調信号
の符号反転およびベースバンド復調信号の交換を行って
送信側の信号点配置に一致させたベースバンド復調信号
を送出する論理変換手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0019】本発明にかかる絶対位相化回路によれば、
送信側の信号点配置に対する受信位相の位相回転角が検
知されて位相回転角に基づく位相回転信号がフレーム同
期回路から出力され、復調回路によって復調されたベー
スバンド復調信号IおよびQが(2π/2のn乗)ラジ
アンだけ位相回転手段によって位相回転させられ、復調
回路によって復調されたベースバンド復調信号Iおよび
Qと位相回転手段から出力された位相回転ベースバンド
復調信号IおよびQとを受けて、位相回転信号に基づい
て選択的にベースバンド復調信号の符号反転およびベー
スバンド復調信号の交換が論理変換手段によって行われ
て送信側の信号点配置に一致させたベースバンド復調信
号が送出される。したがって、位相回転手段は復調回路
によって復調されたベースバンド復調信号IおよびQを
(2π/2のn乗)ラジアンだけ位相回転させれば足り
るため簡単な構成ですむ。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明にかかる絶対位相化回路を
実施の一形態によって説明する。図1は本発明の実施の
一形態にかかる絶対位相化回路の構成を示すブロック図
であり、8相位相シフトキーイング変調された受信波を
受信した場合を例示している。
【0021】本発明の実施の一形態にかかる絶対位相化
回路は、8相位相シフトキーイング変調された受信波を
所定の周波数に周波数変換した中間周波信号を復調回路
1において、量子化ビット数8ビットのベースバンド復
調信号I(8)、Q(8)に復調される。このベースバ
ンド復調信号I(8)、Q(8)を受けてフレーム同期
回路2にて既知のビットストリームであるフレーム同期
信号を捕捉し、フレーム同期パルスを出力すると、同時
にその捕捉したフレーム同期信号の信号点配置を、送信
側にて配置された元の信号点配置と比較することにより
現在の受信位相を求め、位相回転信号RT(3)=〃X
YZ〃を出力する。
【0022】復調回路1において復調されたベースバン
ド復調信号I(8)、Q(8)はリマッパを構成するR
OM3に供給してリマッピングし、ROM3においてリ
マッピングされたベースバンド復調信号をi(8)、q
(8)とする。ここで、ROM3は位相回転手段に対応
している。
【0023】位相回転信号RT(3)、復調回路1にお
いて復調されたベースバンド復調信号I(8)、Q
(8)およびROM3においてリマッピングされたベー
スバンド復調信号をi(8)、q(8)は論理変換回路
4に供給して位相回転させて絶対位相化されたベースバ
ンド復調信号i´(8)、q´(8)を出力する。
【0024】先ずROM3におけるリマッピングについ
て説明する。ROM3はROM31に入力された位相回
転信号RT(3)は入力されず、復調回路1において復
調されたベースバンド復調信号I(8)およびQ(8)
を受けて、θ=45度の場合に対する位相回転のみを行
う。
【0025】つまりφ=−45度を(2)式および
(3)式に代入し、下記の(4)式および(5)式を求
め、演算すると下記の(6)式および(7)式が得られ
る。
【0026】 i(8)=I cos(−45°)−Q sin(−45°) ……(4) q(8)=I sin(−45°)+Q cos(−45°) ……(5)
【0027】 i(8)=I(1/√2)−Q(−1/√2)=(1/√2)(I+Q) ……(6) q(8)=I(−1/√2)+Q(1/√2)=(1/√2)(−I+Q) ……(7)
【0028】すなわち、ROM3において、入力された
ベースバンド信号信号I(8)およびQ(8)は時計方
向に45度位相回転させたベースバンド復調信号にリマ
ッピングされることになる。
【0029】位相回転信号RT(3)、復調回路1にお
いて復調されたベースバンド復調信号I(8)、Q
(8)およびROM3においてリマッピングされたベー
スバンド復調信号をi(8)、q(8)が入力された論
理変換回路4における論理変換について説明する。図2
(a)、(b)は論理変換回路4の作用を示す真理値表
であり、図2(a)はn=偶数、すなわちn=0、2、
4、6のときに対するものであり、図2(b)はn=奇
数、すなわちn=1、3、5、7のときに対するもので
ある。
【0030】位相回転信号RT(3)に基づき、n=偶
数のとき、絶対位相化されたベースバンド復調信号 I´
(8)、Q´(8)は入力されるベースバンド復調信号
I(8)、Q(8)を位相回転信号RT(3)に基づき
図2(a)にしたがって論理変換することで得られる。
【0031】例えば位相回転信号RT(3)=〃000
〃の場合は絶対位相で受信しているのでベースバンド復
調信号 I´(8)=ベースバンド復調信号 I(8)、ベ
ースバンド復調信号Q´(8)=ベースバンド復調信号
Q(8)である。次に位相回転信号RT(3)=〃01
0〃の場合は、位相回転角θ=90度である。従来は
(2)式、(3)式により、下記の(8)式および
(9)式のように変換していた。
【0032】 I´=I cos(−90°)−Q sin(−90°)=Q(8) ……(8) Q´=I sin(−90°)+Q cos(−90°)=−I(8) ……(9)
【0033】しかしこの変換は、論理変換回路4に入力
されたベースバンド復調信号I(8)を符号反転し、符
号反転したベースバンド復調信号I(8)とベースバン
ド復調信号Q(8)を交換することで簡単に得られる。
【0034】位相回転信号RT(3)=〃100〃、R
T(3)=〃110〃の場合についても同様に図2
(a)にしたがって変換することで得られる。
【0035】位相回転信号RT(3)に基づき、n=奇
数のとき、絶対位相化されたベースバンド復調信号 I
´(8)、Q´(8)は入力されるベースバンド復調信
号i(8)、q(8)を位相回転信号RT(3)に基づ
き図2(b)にしたがって論理変換することで得られ
る。
【0036】例えば位相回転信号RT(3)=〃001
〃の場合は位相回転角θ=45度であり、ベースバンド
復調信号 I´(8)=ベースバンド復調信号 i
(8)、ベースバンド復調信号Q´(8)=ベースバン
ド復調信号q(8)であって、ROM3から出力された
ベースバンド復調信号i(8)、ベースバンド復調信号
q(8)をそのままベースバンド復調信号 I´(8)、
ベースバンド復調信号 Q´(8)信号として出力すれ
ばよい。
【0037】次に位相回転信号RT(3)=〃011〃
の場合は、位相回転角θ=135度である。位相回転角
θ=45度に対する位相回転されたベースバンド復調信
号i(8)、ベースバンド復調信号q(8)をさらに位
相回転角θ=90度の位相回転を行うのと等しい。した
がって、次の(10)式および(11)式に示すごとく
である。
【0038】 I´=i cos(−90°)−q sin(−90°)=q(8) ……(10) Q´=i sin(−90°)+q cos(−90°)=−i(8) ……(11)
【0039】したがって、論理変換回路4に入力された
ベースバンド復調信号i(8)を符号反転し、符号反転
したベースバンド復調信号i(8)とベースバンド復調
信号q(8)を交換することで簡単に得られる。位相回
転信号RT(3)=〃101〃、RT(3)=〃111
〃の場合についても同様に図2(b)にしたがって変換
することで得られる。
【0040】本発明の実施の一形態にかかる絶対位相化
回路では、リマッパを構成するROM3によってθ=4
5度の場合に対する位相回転を行う場合を例示したが、
θ=135度、θ=225度、θ=315度の位相回転
を行わせてもよく、この場合は、論理変換回路4におけ
る論理変換は、θ=135度、θ=225度、θ=31
5度の位相回転に対して、それぞれ図3(a)、
(b)、(c)に示す真理値表に基づく変換をすればよ
い。
【0041】本発明の実施の一形態にかかる絶対位相化
回路では、リマッパを構成するROM3の記憶容量はR
OM31の記憶容量の1/8ですむことになる。また、
上記した本発明の実施の一形態にかかる絶対位相化回路
では、リマッパを構成するROM3においてテーブル変
換によりリマッパを行う場合を例示したが、ROM3に
代わって(6)式および(7)式の結果を得る加算器お
よび乗算器を使用してもよい。この場合の乗算器は固定
値(1/√2)を乗算するだけでよいため、その回路規
模は小さくてすむことになる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる絶
対位相化回路によれば、位相回転手段にリマッパとして
ROMを用いたときはその記憶容量はベースバンド復調
信号ベースバンド復調信号I、Qの量子化ビット数に関
係なく1/8に削減できて、絶対位相化回路をIC化す
る場合チップ面積を有効に使用することができるという
効果が得られる。さらに、ROMに代わって演算器によ
る場合も回路規模は少なくてすみ、絶対位相化回路をI
C化する場合チップ面積を有効に使用することができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかる絶対位相化回路
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかる絶対位相化回路
における論理変換回路の真理値表を示す図である。
【図3】本発明の実施の一形態にかかる絶対位相化回路
における論理変換回路の真理値表を示す図である。
【図4】従来の絶対位相化回路の構成を示すブロック図
である。
【図5】絶対位相化回路の作用の説明に供する信号点配
置図である。
【符号の説明】
1 復調回路 2 フレーム同期回路 3および31 ROM 4 論理変換回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】nを3以上の整数としたとき2のn乗相位
    相シフトキーイング変調信号を受けて復調する復調回路
    によって復調されたベースバンド復調信号IおよびQの
    信号点配置を送信側にて配置された元の信号点配置と比
    較することにより前記元の信号点配置に対する受信位相
    の位相回転角を検知して位相回転角に基づく位相回転信
    号を出力するフレーム同期回路と、 前記復調回路によって復調されたベースバンド復調信号
    IおよびQを(2π/前記2のn乗)ラジアンだけ位相
    回転させる位相回転手段と、 前記復調回路によって復調されたベースバンド復調信号
    IおよびQと位相回転手段からの出力された位相回転ベ
    ースバンド復調信号IおよびQとを受けて、前記位相回
    転信号に基づいて選択的にベースバンド復調信号の符号
    反転およびベースバンド復調信号の交換を行って送信側
    の信号点配置に一致させたベースバンド復調信号を送出
    する論理変換手段と、 を備えたことを特徴とする絶対位相化回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載の絶対位相化回路において、
    位相回転手段は復調回路によって復調されたベースバン
    ド復調信号IおよびQを{(2π/前記2のn乗)+
    (π・m/2)}ラジアン(mは0以上の正の整数)だ
    け位相回転させる位相回転手段であることを特徴とする
    絶対位相化回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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