JPH06112985A - 角度算出用romテーブル - Google Patents

角度算出用romテーブル

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JPH06112985A
JPH06112985A JP28085992A JP28085992A JPH06112985A JP H06112985 A JPH06112985 A JP H06112985A JP 28085992 A JP28085992 A JP 28085992A JP 28085992 A JP28085992 A JP 28085992A JP H06112985 A JPH06112985 A JP H06112985A
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JP
Japan
Prior art keywords
angle
coordinate
bits
area
stored
Prior art date
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Pending
Application number
JP28085992A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhide Okuhata
康秀 奥畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Filing date
Publication date
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】角度算出用ROMテーブルのアドレスの記憶容
量および記憶データ桁数を削減する。 【構成】三角形OACは三角形CEDに写像されてい
る。写像の座標変換式はX=1−x,Y=1−y 但
し、写像先座標は(X,Y)であり、写像元座標は
(x,y)である。台形ABDCの領域にはXY座標を
アドレスとしてf(X,Y)=Tan-1(Y/X)が記
憶されており、三角形CEDの領域にはXY座標をアド
レスとしてf(X,Y)=Tan-1(1−Y/1−X)
が記憶されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はXY座標がX軸に対す
る角度を算出するときに用いられるROMテーブルに係
わり、特に、アドレス領域と記憶データ桁数が削減され
たROMテーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、4相位相キーイング(QPSK)
で変調された信号を復調するとき等にROMテーブルを
利用してXY座標に対応する角度が算出されていた。そ
のようなROMテーブルのアドレス領域の例を図3に示
す。
【0003】図に示す0≦X≦1,0≦Y≦1の正方形
の領域のXY座標をアドレスとして関数f(X,Y)=
Tan-1(Y/X)がデータとしてROMに記憶されて
いる。このようなROMテーブルを利用して−1≦X≦
1,−1≦Y≦1の領域の−180°〜180°の範囲
の角度を求めるには、以下に示すように各象限で区別し
て角度が算出される。 X≧0,Y≧0(0°≦θ≦90°)の場合にはθ=
f(│X│,│Y│)により角度θが求められる。 X<0,Y≧0(90°<θ≦180°)の場合には
θ=90°+f(│Y│,│X│)またはθ=180°
−f(│X│,│Y│)の式から角度θが求められる。 X<0,Y<0(−180°<θ<−90°)の場合
にはθ=−180°+f(│X│,│Y│)またはθ=
−90°−f(│Y│,│X│)の式から角度θが求め
られる。 X≧0,Y<0(−90°≦θ<0°)の場合にはθ
=−90°+f(│Y│,│X│)またはθ=−f(│
X│,│Y│)の式から角度θが求められる。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】上記した従来のRO
Mテーブルでは、−1≦X≦1,−1≦Y≦1の領域の
−180°〜180°の範囲の角度を記憶する代りに、
0≦X≦1,0≦Y≦1の領域に0°〜90°の範囲の
角度が記憶されているため、アドレスのビット数および
記憶データ桁数が削減される。
【0005】すなわち、−1〜1の範囲のX,Yを夫々
Kビットで量子化する場合、0〜1の範囲の│X│,│
Y│は夫々K−1ビットで表現できるため、アドレスの
ビット数は2K−2ビットとなる。
【0006】また、記憶するデータの大きさの範囲が1
/4となるので、2進法で表現する場合は−180°〜
180°の範囲の角度をMビットで量子化するのと同じ
精度でM−2ビットで表現することができる。
【0007】しかしながら、上記従来のROMデーブル
では、座標変換により表現できる領域の角度データが2
重に含まれており、アドレスのビット数および記憶デー
タ桁数が十分に削減されていないという欠点があった。
【0008】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、アドレスのビッ
ト数および記憶データ桁数が従来のものよりさらに削減
された角度算出用ROMテーブルを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の角度算出用R
OMテーブルは、絶対値が所定値P以下のXY座標のX
軸に対する角度を求めるためにXY座標をアドレスとし
て角度データが記憶されたROMテーブルにおいて、Y
≧0,Y≦X,0≦X≦Pの直角2等辺三角形領域の一
部領域を前記直角2等辺三角形領域と重ならない領域に
写像し、写像されない領域と写像先領域とで各辺が夫々
X軸およびY軸に平行な長方形を形成し、写像されない
領域にはXY座標に対する角度をデータとして記憶させ
写像先の領域には写像元のXY座標に対する角度をデー
タとして記憶させたものである。
【0010】
【作用】この発明の角度算出用ROMテーブルによれ
ば、アドレスの領域としての例えばY≧0,Y≦X,0
≦X≦1の直角2等辺三角形領域が例えば0≦Y≦1,
0.5≦X≦1の領域に変換される。−1〜1の範囲を
Kビットで量子化する場合に座標Yのビット数はK−1
ビットであり、座標Xのビット数はK−2ビットであり
座標X,Yのアドレスは2K−3ビットとなる。すなわ
ち、従来のものに比べ、アドレスビットが1ビット減少
しメモリ容量が1/2に減少する。
【0011】また、0°〜45°の範囲の角度がデータ
として記憶されており−180°〜180°の範囲の角
度をMビットで量子化するのと同じ精度でM−3ビット
で表現することができる。すなわち、従来のものに比べ
データビットが1ビット減少する。あるいは、従来と同
じビット数を用いると量子化ビット数を1ビットだけ増
やすことができる。
【0012】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1にこの発明の実施例である角度算出用ROMテ
ーブルのアドレス領域を示す。ROMテーブルには三角
形ODBの座標のX軸に対する角度(0〜45°)が記
憶されている。
【0013】そして領域の三角形OACは三角形CED
に写像されている。写像の座標変換式はX=1−x,Y
=1−y 但し、写像先座標は(X,Y)であり、写像
元座標は(x,y)である。
【0014】台形ABDCの領域にはXY座標をアドレ
スとしてf(X,Y)=Tan-1(Y/X)が記憶され
ており、三角形CEDの領域にはXY座標をアドレスと
してf(X,Y)=Tan-1(1−Y/1−X)が記憶
されている。
【0015】図2に上記角度算出用ROMテーブルを用
いた角度算出装置を示す。図において、1はマイクロコ
ンピュータであり、ROM2に書かれたプログラムに従
い上記したROMテーブル4およびRAM3を使用し入
力されたXYデータに対する角度θを算出して出力す
る。
【0016】ROMテーブル4からデータを求める場合
│X│≧0.5であればそのままXY座標をアドレスと
するデータが求められるが、│X│<0.5のときは座
標変換式X=1−x,Y=1−yにより写像した後、写
像先XY座標をアドレスとするデータが求められる。そ
のようにして求められるデータをθ=f(X,Y)とす
る。−180°〜180°の範囲の角度は、以下に示す
ように各象限で区別して算出される。
【0017】X≧0,Y≧0,│X│≧│Y│(0°
≦θ≦45°)の場合にはθ=f(│X│,│Y│)に
より角度θが求められる。
【0018】X≧0,Y≧0,│X│<│Y│(45
°<θ≦90°)の場合にはθ=90°−f(│Y│,
│X│)により角度θが求められる。
【0019】X<0,Y≧0,│X│≦│Y│(90
°<θ≦135°)の場合にはθ=90°+f(│Y
│,│X│)により角度θが求められる。
【0020】X<0,Y≧0,│X│>│Y│(13
5°<θ≦180°)の場合にはθ=180°−f(│
X│,│Y│)により角度θが求められる。
【0021】X<0,Y≦0,│X│≧│Y│(−1
80°≦θ≦−135°)の場合にはθ=−180°+
f(│X│,│Y│)により角度θが求められる。
【0022】X<0,Y≦0,│X│<│Y│(−1
35°<θ<−90°)の場合にはθ=−90°−f
(│Y│,│X│)により角度θが求められる。
【0023】X≧0,Y<0,│X│<│Y│(−9
0°≦θ<−45°)の場合にはθ=−90°+f(│
Y│,│X│)により角度θが求められる。
【0024】X≧0,Y<0,│X│≧│Y│(−4
5°≦θ<0°)の場合にはθ=−f(│X│,│Y
│)により角度θが求められる。
【0025】実施例は以上のように構成されているが発
明はこれに限られず、例えば、Y≧0,Y≦X,0≦X
≦1の直角2等辺三角形領域の一部領域を写像して、0
≦X0.5,0≦Y≦1の長方形領域あるいは0≦X≦
1,0≦Y≦0.5の長方形領域を形成するようにして
もよい。
【0026】
【発明の効果】この発明の角度算出用ROMテーブルに
よれば、アドレスのビット数が削減され記憶容量が小さ
くなり、また、記憶データ桁数が削減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である角度算出用ROMテー
ブルのアドレス領域を示す図である。
【図2】同角度算出用ROMテーブルを用いた角度算出
装置を示すブロック図である。
【図3】従来の角度算出用ROMテーブルのアドレス領
域の例を示す図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 ROM 3 RAM 4 ROMテーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶対値が所定値P以下のXY座標のX軸
    に対する角度を求めるためにXY座標をアドレスとして
    角度データが記憶されたROMテーブルにおいて、Y≧
    0,Y≦X,0≦X≦Pの直角2等辺三角形領域の一部
    領域を前記直角2等辺三角形領域と重ならない領域に写
    像し、写像されない領域と写像先領域とで各辺が夫々X
    軸およびY軸に平行な長方形を形成し、写像されない領
    域にはXY座標に対する角度をデータとして記憶させ写
    像先の領域には写像元のXY座標に対する角度をデータ
    として記憶させた角度算出用ROMテーブル。
JP28085992A 1992-09-25 1992-09-25 角度算出用romテーブル Pending JPH06112985A (ja)

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JP28085992A JPH06112985A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 角度算出用romテーブル

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Publications (1)

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JPH06112985A true JPH06112985A (ja) 1994-04-22

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JP (1) JPH06112985A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6246281B1 (en) 1997-06-13 2001-06-12 Kabushiki Kaisha Kenwood Absolute phasing circuit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6246281B1 (en) 1997-06-13 2001-06-12 Kabushiki Kaisha Kenwood Absolute phasing circuit

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