JPH04334238A - 誤り訂正復号回路 - Google Patents

誤り訂正復号回路

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JPH04334238A
JPH04334238A JP10584691A JP10584691A JPH04334238A JP H04334238 A JPH04334238 A JP H04334238A JP 10584691 A JP10584691 A JP 10584691A JP 10584691 A JP10584691 A JP 10584691A JP H04334238 A JPH04334238 A JP H04334238A
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JP
Japan
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error correction
signal
phase
code
signals
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JP10584691A
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Eisaku Sasaki
英作 佐々木
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は誤り訂正復号回路に関し
、特にBCH符号を用いた8相位相変調用誤り訂正復号
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタルマイクロ波通信装置に
は、伝送特性の高品質化が求められており、従来256
QAMのような超多値変調方式用に開発された誤り訂正
方式が16QAMや8PSKなどにも適用されるように
なってきた。
【0003】ディジタルマイクロ波通信方式では、直交
振幅変調を用いた場合、復調器の搬送波引込み位相に9
0°の不確定性が存在する。この不確定性は、差動変換
回路を備えることにより除去し得るが、差動変換後では
誤りが2倍になる。このような理由で、誤り訂正能力を
落とさないようにするためには、差動変換の前で誤り訂
正を行う必要がある。従って、この場合の誤り訂正符号
には、90°の位相不確定性に影響されない訂正能力が
要求される。BCH符号は、このような要求に合致して
おり、また、符号化率が高く、訂正能力も大きいなど、
ディジタルマイクロ波通信方式に適しているため広く用
いられている。
【0004】しかし、8相位相変調(8PSK)の復調
器における搬送波引き込み位相は8つあるので不確定は
45°である。これは、差動変換をほどこすことにより
除去できるが、BCH符号は45°の位相不確定には対
応できない。このため、復調器出力をそのまま復号器に
入力した場合、8つの引込位相のうち90°毎の4つの
位相に引き込んだ時しか復号ができない。
【0005】この問題を解決するため、従来の装置は図
8に示すように、変調装置の出力受調波を入力として互
いに直交する2つの再生搬送波信号を用いて復調を行う
2つの復調器111,112と、これらの復調器出力の
復調ベースバンド信号を入力としてアナログ−ディジタ
ル変換を行う2つのアナログ−ディジタル変換器121
,122と、これらのアナログ−ディジタル変換器出力
を入力とし、3列のディジタル信号に復号し、かつ搬送
波の電圧制御発振器171を制御するための制御信号を
生成する論理回路131と、論理回路131の出力の誤
り訂正を行う誤り訂正復号器141と、差分変換器15
1と、復調器111,112に互いに直交する再生搬送
波を出力する電圧制御発振器171と、誤り訂正復号器
141から出力される切替信号を受けて論理回路131
と電圧制御発振器171を切離す切替器161とを有し
ている。
【0006】この従来の装置では、復調器の搬送波が送
信側と45°(135°,225°,315°)ずれた
位相に引き込んだとき、誤り訂正復号器141では符号
語同期がとれない。これを利用して、搬送波の電圧制御
発振器171の制御信号にじょう乱を与え、一度搬送波
同期をはずし、送信側と90°(180°,270°,
0°)ずれた位相に引き込み、誤り訂正復号器141に
おいて符号語同期がとれるようになるまでこの動作を繰
り返すようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来の方式では、
誤り訂正復号器における問題を復調盤で対処している。 このため、後から誤り訂正機能を追加するような場合、
復調盤も変更する必要がある。
【0008】また、一度搬送波が同期しても1/2の確
率で同期をはずすため、同期引込み特性が劣化する。
【0009】それ故、本発明の課題はBCH符号を用い
た8PSK用誤り訂正復号回路であって、復調器の搬送
波の8つの位相不確定性に対し常に正しく復号できる復
号回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の誤り訂正復号回
路は、復調器出力である3列のディジタル信号を入力と
し、これらのディジタル信号を復調器の搬送波同期引込
み位相が現在と45°異った場合に出力される3列の信
号に変換する45°移相器と、該45°移相器出力と前
記復調器出力とを入力とし、そのどちらかを制御信号に
より選択して3列の信号を出力する選択回路と、該選択
回路の3列の信号の各1列を入力とし、誤り訂正の復号
を行う3つの誤り訂正復号器と、前記3つの誤り訂正復
号器出力の3列の信号を入力とし、復調器の搬送波同期
引込み位相の不確定性を取り除く差分変換を行なって誤
り訂正復号信号を出力する差分変換器と、前記3つの誤
り訂正復号器から出力される各符号語非同期信号を入力
とし、その入力に応じて前記選択回路を制御するための
制御信号を出力する制御回路とを備えている。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の一実施例の誤り訂正復号回路
のブロック図である。端子1〜3を通して復調器出力で
ある3ビットのディジタル信号が入力される。これらの
3ビットのディジタル信号は45°移相器11で移相さ
れた後選択回路21に入力される。選択回路21にはま
た、端子1〜3に入力されたそのままの信号も入力され
る。選択回路21は制御回路51からの制御信号により
、移相後の信号と移相前の信号の一方を選択する。選択
回路21から出力された3ビットの信号は、それぞれ誤
り訂正復号器31〜33に入力され、誤り訂正される。 誤り訂正された信号は差分変換器41を通ることにより
、最終的な復調装置出力として端子4〜6に出力される
。各誤り訂正復号器31〜33は、符号語非同期信号を
制御回路51に出力しており、制御回路51はこの信号
をもとに選択回路21の制御信号を作る。
【0012】図1の回路の動作を説明する前に、図1の
復号回路に対応する送信側の誤り訂正符号回路について
図4を参照して説明する。
【0013】端子101〜103に入力された変調装置
入力信号は和分変換器61に入力される。和分変換器6
1の出力は、それぞれ独立の誤り訂正符号器71に入力
されて符号化された後、変調器への出力信号として端子
104〜106に出力される。
【0014】この符号回路の出力が変調器により変調さ
れると変調波位相平面上の信号点配置は図5のようにな
るものとする。復調器では送信側からの搬送波絶対位相
はわからないため、8つの異った位相に等確率で引き込
む。このときの引込位相と受信信号の関係を図6に示す
【0015】このなかから、0°,90°,180°,
270°の場合の受信信号D′1 ,D′2 ,D′3
 と送信信号。D1 ,D2 ,D3 との関係を図7
に示す。図7においてバーは反転を表す。
【0016】図7より、0°,90°,180°,27
0°の場合、受信信号は送信信号の列の入れ替えと反転
の組合せになっていることがわかる。BCH符号では送
信信号及びその反転信号は各列とも符号語となっている
ため、この場合の受信信号の各列は、符号誤りを起こし
ていない限り符号語となる。
【0017】従って、図1の選択回路21で端子1〜3
からの移相前の信号が選択されていれば、誤り訂正復号
器31〜33では直ちに符号語同期がとれ、誤り訂正復
号が行われて差分変換器41により正しい信号になる。
【0018】もし、選択回路21で45°移相器11の
出力が選択されていれば、誤り訂正復号器31〜33に
は、45°,135°,225°,315°の受信信号
が入力されることになる。これは3列とも符号語になっ
ていないことになる。この場合、誤り訂正復号器31〜
33は3つとも符号語同期がとれないため、符号語非同
期信号を制御回路51に出力する。符号非同期信号を受
けて、制御回路51は選択回路21への制御信号を切替
える。すると、前述の過程を経て正しい信号が得られる
【0019】これに対し、45°,135°,225°
,315°の場合、3列とも符号語でないため、0°,
90°,180°,270°の場合とは逆に、選択回路
21で45°移相器11の出力が選択されたとき正しい
信号が得られる。
【0020】なお、45°移相器11は、図2のような
構成で実現される。移相器入力信号はグレイ符号なので
、これをグレイ符号−自然2進符号変換器12で自然2
進符号に変換した後、3ビット加算器13で“1”との
和をとる。更に、3ビット加算器13の出力は自然2進
符号−グレイ符号変換器14によりグレイ符号に戻され
る。
【0021】制御回路51は、図3のような回路で実現
される。3つの誤り訂正復号器31〜33からの符号語
同期信号が端子91〜93に入力され、制御信号が端子
95から出力される。
【0022】もし、45°,135°,225°,31
5°の場合、復号器31〜33は3つとも非同期となる
ので、これANDゲート52で検出し、Ex−ORゲー
ト54でこのときの制御信号との排他的論理和をとり、
新たな制御信号とする。ただし、制御信号が切替ってか
ら符号語同期がとれるまである時間が必要なので、回路
の動作を安定させるため、フリップフロップ53により
符号語非同期信号と制御信号を遅らせる必要がある。フ
リップフロップ53のクロックとしては、符号語同期が
とれる時間よりも同期の長い信号を用いる。
【0023】図1の復号器31〜33及び図4の符号器
71〜73の動作の詳細については、既刊の書籍(例え
ば「符号理論」今井秀樹著1990年電子情報通信学会
発行)に述べられており、本発明の要旨とは直接関係な
いためここでは説明は行わない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、45°,
135°,225°,315°の位相に引き込んだとき
、45°移相器により90°,180°,270°,0
°の位相に引き込んだときの信号に変換するため、復調
器の搬送波同期をはずすことなく、常に正しい信号を復
調できるという効果を有する。
【0025】また、本発明では、復調器には何の偏向も
必要とせず、本発明で必要となる回路はすべてディジタ
ル回路であるため、誤り訂正復号器のLSIの内部に取
り込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図。
【図2】図1に示した45°移相器のブロック図。
【図3】図1に示した制御回路の回路図。
【図4】図1の復調回路に対応する送信側の誤り訂正符
号回路のブロック図。
【図5】本発明が適用される8PSKの場合の信号点配
置図。
【図6】本発明における復号動作を説明するために受信
信号と引込み位相との関係を示した図。
【図7】本発明における復号動作を説明するために受信
信号と送信信号との関係を示した図。
【図8】従来の8PSK復調器のブロック図である。
【符号の説明】
11    45°移相器 21    選択回路 31〜33    誤り訂正復号器 41    差分変換器 51    制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  BCH符号を用いた8相位相変調用誤
    り訂正復号回路において、復調器出力である3列のディ
    ジタル信号を入力とし、これらのディジタル信号を復調
    器の搬送波同期引込み位相が現在と45°異った場合に
    出力される3列の信号に変換する45°移相器と、該4
    5°移相器出力と前記復調器出力とを入力とし、そのど
    ちらかを制御信号により選択して3列の信号を出力する
    選択回路と、該選択回路の3列の信号の各1列を入力と
    し、誤り訂正の復号を行う3つの誤り訂正復号器と、前
    記3つの誤り訂正復号器出力の3列の信号を入力とし、
    復調器の搬送波同期引込み位相の不確定性を取り除く差
    分変換を行なって誤り訂正復号信号を出力する差分変換
    器と、前記3つの誤り訂正復号器から出力される各符号
    語非同期信号を入力とし、その入力に応じて前記選択回
    路を制御するための制御信号を出力する制御回路とを備
    えることを特徴とする誤り訂正復号回路。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の誤り訂正復号回路にお
    いて、前記復調器出力はグレイ符号であり、前記45°
    移相器は、前記グレイ符号を自然2進符号に変換するた
    めの符号変換器と、該符号変換器の出力とあらかじめ定
    められた2進符号との和をとるための3ビット加算器と
    、該3ビット加算器の出力をグレイ符号に戻すための符
    号変換器とから成ることを特徴とする誤り訂正復号回路
JP10584691A 1991-05-10 1991-05-10 誤り訂正復号回路 Withdrawn JPH04334238A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998057471A1 (fr) * 1997-06-13 1998-12-17 Kabushiki Kaisha Kenwood Circuit de synchronisation absolue
WO1999000955A1 (fr) * 1997-06-30 1999-01-07 Kabushiki Kaisha Kenwood Circuit d'acquisition de synchronisation pour mise en phase absolue

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