JP3115255B2 - 絶対位相化回路 - Google Patents

絶対位相化回路

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JP3115255B2
JP3115255B2 JP09171185A JP17118597A JP3115255B2 JP 3115255 B2 JP3115255 B2 JP 3115255B2 JP 09171185 A JP09171185 A JP 09171185A JP 17118597 A JP17118597 A JP 17118597A JP 3115255 B2 JP3115255 B2 JP 3115255B2
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    • H04L27/18Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
    • H04L27/22Demodulator circuits; Receiver circuits

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信位相シフトキ
ーイング変調信号を受信して復調した復調信号の位相回
転を補償して送信側における変調信号の位相に一致させ
る絶対位相化回路に関する。
【0002】
【従来の技術】衛星ディジタル放送を受信する受信機に
おける従来の絶対位相化回路は図4に示す。従来の絶対
位相化回路では、例えば8相位相シフトキーイング変調
された受信波を所定の周波数に周波数変換した中間周波
信号を入力して復調回路1において、例えば量子化ビッ
ト数8ビットのベースバンド復調信号I(8)、Q
(8)(本明細書において、I(8)、Q(8)等
の()内の数字はビット数を示し、以下、混乱を招かな
いときはビット数を省略して単にI、Qとも記す)に復
調される。このベースバンド復調信号I(8)、Q
(8)を受けてフレーム同期回路2にて既知のビットス
トリームであるフレーム同期信号を捕捉し、フレーム同
期パルスを出力すると、同時にその捕捉したフレーム同
期信号の信号点配置を、送信側にて配置された元の信号
点配置と比較することにより現在の受信位相を求め、位
相回転信号RT(3)=〃XYZ〃を出力する。この場
合、位相回転信号RT(3)を3ビットとしたのは変調
方式が8相位相シフトキーイング変調のためである。
【0003】このように8相位相シフトキーイング変調
の場合を想定すると、受信位相はそれぞれ45度ずれた
8通り存在する。求められた位相回転信号RT(3)は
送信側信号点配置と現在の受信信号点配置の位相差を示
すものであり、RT(3)をアドレス信号としてリマッ
パを構成するROM31に入力し、位相差分だけベース
バンド復調信号I(8)、Q(8)を逆に位相回転させ
ることによって、絶対位相化されたベースバンド復調信
号I´(8)、Q´(8)(以下ビット数を省略してI
´、Q´とも記す)を生成する。
【0004】本明細書では、受信信号点配置の位相回転
をリマッピングと呼び、リマッパはリマッピングをさせ
る位相回転回路のことを意味している。
【0005】次に、図5によってリマッピングについて
説明する。図5(a)は変調方式に8相位相シフトキー
イング変調を用いた場合の信号点配置を示す。8相位相
シフトキーイング変調方式は3ビットのディジタル信号
(abc)を1シンボルで伝送でき、その組み合わせは
(000)、(001)、…、(111)の8通りであ
る。これらシンボルは図5(a)のI軸−Q軸のベクト
ル平面上における信号点配置0〜7のいずれかにに変換
される。
【0006】ここで送信側において、フレーム同期信号
のシンボル長を16と仮定し、フレーム同期信号のパタ
ーンを図5(a)の信号点配置〃0〃と〃4〃に同確率
にて出現するように変換された固定パターンと仮定し、
それを受信機のフレーム同期回路2で捕捉するとする。
【0007】受信機の図4に示すフレーム同期回路2が
このフレーム同期信号を捕捉し、その信号点配置を送信
側の信号点配置と比較すると、受信機の復調回路1にて
再生された搬送波の位相状態によっては送信側と同じ図
5(a)に示した信号点配置〃0〃、〃4〃からなるフ
レーム同期信号を捕捉する場合と、図5(b)に示すよ
うに信号点配置〃1〃、〃5〃、または信号点配置〃2
〃、〃6〃、または信号点配置〃3〃、〃7〃、さらに
前記受信側の信号点配置がすべて反転した場合の8通り
あり、どの位相にて捕捉するかはわからない。
【0008】しかし、捕捉したフレーム同期信号の信号
点配置を観測することによって、どの位相にて捕捉し
た、つまりどの位相にてベースバンド復調信号I、Qが
復調されたかが推定できる。推定した受信位相差をもと
にリマッパであるROM31は、次のようにしてベース
バンド復調信号I´、Q´を出力する。
【0009】例えば、図5(a)の信号点配置〃0〃と
〃4〃からなるフレーム同期信号を受信側において捕捉
したとする。この場合、受信側の信号点配置が送信側の
信号点配置と同じであるため、リマッピングする必要は
ない。したがってフレーム同期回路からは位相回転信号
RT(3)=〃000〃が出力され、ROM31からI
´=I、Q´=Qの出力が送出される。
【0010】次に図5(b)の受信側の信号点配置〃1
〃と〃5〃からなるフレーム同期信号を捕捉したとす
る。この場合は、図5(a)の信号点配置〃0〃と〃4
〃で送信されたものが45度反時計方向に位相回転され
た状態、すなわち受信位相回転角θ=45度で受信した
状態である。したがってこれを送信側の信号点配置と同
じ位相に絶対位相化するためには受信信号を時計方向に
45度位相回転させる必要がある。つまり図5(b)の
〃1〃で受信した信号を〃0〃に、また図5(b)の〃
5〃で受信した信号を〃4〃に位相回転させればよい。
【0011】この逆位相回転はリマッパであるROM3
1にて行われ、位相回転角を示すパラメータが図4にお
ける位相回転信号RT(3)であるということになる。
ここで、位相回転信号RT(3)の値を下記の(1)式
のように定義する。
【0012】 RT(3)=θ/45 ……(1) ただしθ=n・45度であってnは:0〜7の整数であ
る。
【0013】θ=45度で受信した場合は前記のように
ベースバンド復調信号I、Qを−45度(=−θ=φ)
位相回転させることによって絶対位相化される。(1)
式にしたがってフレーム同期回路からはRT(3)=〃
001〃が出力され、リマッパを構成するROM31は
これを受けて、入力されたベースバンド復調信号I、Q
を次の(2)式および(3)式にしたがい角度φだけ位
相回転させる。
【0014】 I´=I cos(φ)−Q sin(φ) ……(2) Q´=I sin(φ)+Q cos(φ) ……(3) ただし、8相位相シフトキーイング変調の場合である。
【0015】受信位相回転角θが90度、135度、1
80度、…、315度の場合も同様にフレーム同期回路
からRT(3)=〃010〃、〃011〃、〃100
〃、…、〃111〃が出力され、リマッパを構成するR
OM31にて(1)式、(2)式、(3)式による位相
変換を行い絶対位相化されたベースバンド復調信号I
´、Q´が得られる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の絶対位相化回路によるときはリマッパを構成す
るROMの記憶容量は大きいものとなるという問題点が
あった。ROMが必要とする記憶容量はベースバンド復
調信号I、Qの量子化ビット数に依存するが、ベースバ
ンド復調信号I、Qの量子化ビット数が8ビットの場
合、19(=3+8+8)アドレスを必要とし、リマッ
パを構成するROMの記憶容量は219×16(ビット)
という大きなものになってしまう。
【0017】本発明は、リマッパを構成する位相回転手
段が簡単ですむ絶対位相化回路を提供することを目的と
する。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる絶対位相
化回路は、nを3以上の整数としたとき2のn乗相位相
シフトキーイング変調信号を受けて復調する復調回路に
よって復調されたベースバンド復調信号IおよびQの信
号点配置を送信側にて配置された元の信号点配置と比較
することにより前記元の信号点配置に対する受信位相の
位相回転角を検知して位相回転角に基づく位相回転信号
を出力するフレーム同期回路と、前記復調回路によって
復調されたベースバンド復調信号IおよびQを{(2π
/前記2のn乗)+(π・m/2)}ラジアン(mは0
以上の正の正数)だけ位相回転させる位相回転手段と、
前記復調回路によって復調されたベースバンド復調信号
IおよびQと位相回転手段から出力された位相回転ベー
スバンド復調信号IおよびQとを受けて、前記位相回転
信号に基づいて選択的にベースバンド復調信号の符号反
転およびベースバンド復調信号の交換を行って送信側の
信号点配置に一致させたベースバンド復調信号を送出す
る論理変換手段と、を備えたことを特徴とする。
【0019】本発明にかかる絶対位相化回路によれば、
送信側の信号点配置に対する受信位相の位相回転角が検
知されて位相回転角に基づく位相回転信号がフレーム同
期回路から出力され、復調回路によって復調されたベー
スバンド復調信号IおよびQが{(2π/前記2のn
乗)+(π・m/2)}ラジアン(mは0以上の正の正
数)だけ位相回転手段によって位相回転させられ、復調
回路によって復調されたベースバンド復調信号Iおよび
Qと位相回転手段から出力された位相回転ベースバンド
復調信号IおよびQとを受けて、位相回転信号に基づい
て選択的にベースバンド復調信号の符号反転およびベー
スバンド復調信号の交換が論理変換手段によって行われ
て送信側の信号点配置に一致させたベースバンド復調信
号が送出される。したがって、位相回転手段は復調回路
によって復調されたベースバンド復調信号IおよびQを
{(2π/前記2のn乗)+(π・m/2)}ラジアン
だけ位相回転させれば足りるため、簡単な構成ですむ。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明にかかる絶対位相化回路を
実施の一形態によって説明する。図1は本発明の実施の
一形態にかかる絶対位相化回路の構成を示すブロック図
であり、8相位相シフトキーイング変調された受信波を
受信した場合を例示している。
【0021】本発明の実施の一形態にかかる絶対位相化
回路は、8相位相シフトキーイング変調された受信波を
所定の周波数に周波数変換した中間周波信号を復調回路
1において、量子化ビット数8ビットのベースバンド復
調信号I(8)、Q(8)に復調される。このベースバ
ンド復調信号I(8)、Q(8)を受けてフレーム同期
回路2にて既知のビットストリームであるフレーム同期
信号を捕捉し、フレーム同期パルスを出力すると、同時
にその捕捉したフレーム同期信号の信号点配置を、送信
側にて配置された元の信号点配置と比較することにより
現在の受信位相を求め、位相回転信号RT(3)=〃X
YZ〃を出力する。
【0022】復調回路1において復調されたベースバン
ド復調信号I(8)、Q(8)はリマッパを構成するR
OM3に供給してリマッピングし、ROM3においてリ
マッピングされたベースバンド復調信号をi(8)、q
(8)とする。ここで、ROM3は位相回転手段に対応
している。
【0023】位相回転信号RT(3)、復調回路1にお
いて復調されたベースバンド復調信号I(8)、Q
(8)およびROM3においてリマッピングされたベー
スバンド復調信号をi(8)、q(8)は論理変換回路
4に供給して位相回転させて絶対位相化されたベースバ
ンド復調信号i´(8)、q´(8)を出力する。
【0024】先ずROM3におけるリマッピングについ
て説明する。ROM3はROM31に入力された位相回
転信号RT(3)は入力されず、復調回路1において復
調されたベースバンド復調信号I(8)およびQ(8)
を受けて、θ=45度の場合に対する位相回転のみを行
う。
【0025】つまりφ=−45度を(2)式および
(3)式に代入し、下記の(4)式および(5)式を求
め、演算すると下記の(6)式および(7)式が得られ
る。
【0026】 i(8)=I cos(−45°)−Q sin(−45°) ……(4) q(8)=I sin(−45°)+Q cos(−45°) ……(5)
【0027】 i(8)=I(1/√2)−Q(−1/√2)=(1/√2)(I+Q) ……(6) q(8)=I(−1/√2)+Q(1/√2)=(1/√2)(−I+Q) ……(7)
【0028】すなわち、ROM3において、入力された
ベースバンド信号信号I(8)およびQ(8)は時計方
向に45度位相回転させたベースバンド復調信号にリマ
ッピングされることになる。
【0029】位相回転信号RT(3)、復調回路1にお
いて復調されたベースバンド復調信号I(8)、Q
(8)およびROM3においてリマッピングされたベー
スバンド復調信号をi(8)、q(8)が入力された論
理変換回路4における論理変換について説明する。図2
(a)、(b)は論理変換回路4の作用を示す真理値表
であり、図2(a)はn=偶数、すなわちn=0、2、
4、6のときに対するものであり、図2(b)はn=奇
数、すなわちn=1、3、5、7のときに対するもので
ある。
【0030】位相回転信号RT(3)に基づき、n=偶
数のとき、絶対位相化されたベースバンド復調信号 I´
(8)、Q´(8)は入力されるベースバンド復調信号
I(8)、Q(8)を位相回転信号RT(3)に基づき
図2(a)にしたがって論理変換することで得られる。
【0031】例えば位相回転信号RT(3)=〃000
〃の場合は絶対位相で受信しているのでベースバンド復
調信号 I´(8)=ベースバンド復調信号 I(8)、ベ
ースバンド復調信号Q´(8)=ベースバンド復調信号
Q(8)である。次に位相回転信号RT(3)=〃01
0〃の場合は、位相回転角θ=90度である。従来は
(2)式、(3)式により、下記の(8)式および
(9)式のように変換していた。
【0032】 I´=I cos(−90°)−Q sin(−90°)=Q(8) ……(8) Q´=I sin(−90°)+Q cos(−90°)=−I(8) ……(9)
【0033】しかしこの変換は、論理変換回路4に入力
されたベースバンド復調信号I(8)を符号反転し、符
号反転したベースバンド復調信号I(8)とベースバン
ド復調信号Q(8)を交換することで簡単に得られる。
【0034】位相回転信号RT(3)=〃100〃、R
T(3)=〃110〃の場合についても同様に図2
(a)にしたがって変換することで得られる。
【0035】位相回転信号RT(3)に基づき、n=奇
数のとき、絶対位相化されたベースバンド復調信号 I
´(8)、Q´(8)は入力されるベースバンド復調信
号i(8)、q(8)を位相回転信号RT(3)に基づ
き図2(b)にしたがって論理変換することで得られ
る。
【0036】例えば位相回転信号RT(3)=〃001
〃の場合は位相回転角θ=45度であり、ベースバンド
復調信号 I´(8)=ベースバンド復調信号 i
(8)、ベースバンド復調信号Q´(8)=ベースバン
ド復調信号q(8)であって、ROM3から出力された
ベースバンド復調信号i(8)、ベースバンド復調信号
q(8)をそのままベースバンド復調信号 I´(8)、
ベースバンド復調信号 Q´(8)信号として出力すれ
ばよい。
【0037】次に位相回転信号RT(3)=〃011〃
の場合は、位相回転角θ=135度である。位相回転角
θ=45度に対する位相回転されたベースバンド復調信
号i(8)、ベースバンド復調信号q(8)をさらに位
相回転角θ=90度の位相回転を行うのと等しい。した
がって、次の(10)式および(11)式に示すごとく
である。
【0038】 I´=i cos(−90°)−q sin(−90°)=q(8) ……(10) Q´=i sin(−90°)+q cos(−90°)=−i(8) ……(11)
【0039】したがって、論理変換回路4に入力された
ベースバンド復調信号i(8)を符号反転し、符号反転
したベースバンド復調信号i(8)とベースバンド復調
信号q(8)を交換することで簡単に得られる。位相回
転信号RT(3)=〃101〃、RT(3)=〃111
〃の場合についても同様に図2(b)にしたがって変換
することで得られる。
【0040】本発明の実施の一形態にかかる絶対位相化
回路では、リマッパを構成するROM3によってθ=4
5度の場合に対する位相回転を行う場合を例示したが、
θ=135度、θ=225度、θ=315度の位相回転
を行わせてもよく、この場合は、論理変換回路4におけ
る論理変換は、θ=135度、θ=225度、θ=31
5度の位相回転に対して、それぞれ図3(a)、
(b)、(c)に示す真理値表に基づく変換をすればよ
い。
【0041】本発明の実施の一形態にかかる絶対位相化
回路では、リマッパを構成するROM3の記憶容量はR
OM31の記憶容量の1/8ですむことになる。また、
上記した本発明の実施の一形態にかかる絶対位相化回路
では、リマッパを構成するROM3においてテーブル変
換によりリマッパを行う場合を例示したが、ROM3に
代わって(6)式および(7)式の結果を得る加算器お
よび乗算器を使用してもよい。この場合の乗算器は固定
値(1/√2)を乗算するだけでよいため、その回路規
模は小さくてすむことになる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる絶
対位相化回路によれば、位相回転手段にリマッパとして
ROMを用いたときはその記憶容量はベースバンド復調
信号ベースバンド復調信号I、Qの量子化ビット数に関
係なく1/8に削減できて、絶対位相化回路をIC化す
る場合チップ面積を有効に使用することができるという
効果が得られる。さらに、ROMに代わって演算器によ
る場合も回路規模は少なくてすみ、絶対位相化回路をI
C化する場合チップ面積を有効に使用することができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかる絶対位相化回路
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかる絶対位相化回路
における論理変換回路の真理値表を示す図である。
【図3】本発明の実施の一形態にかかる絶対位相化回路
における論理変換回路の真理値表を示す図である。
【図4】従来の絶対位相化回路の構成を示すブロック図
である。
【図5】絶対位相化回路の作用の説明に供する信号点配
置図である。
【符号の説明】
1 復調回路 2 フレーム同期回路 3および31 ROM 4 論理変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−297870(JP,A) 特開 平6−205055(JP,A) 特開 平10−56486(JP,A) 特開 平6−112985(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/22 H04L 7/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】nを3以上の整数としたとき2のn乗相位
    相シフトキーイング変調信号を受けて復調する復調回路
    によって復調されたベースバンド復調信号IおよびQの
    信号点配置を送信側にて配置された元の信号点配置と比
    較することにより前記元の信号点配置に対する受信位相
    の位相回転角を検知して位相回転角に基づく位相回転信
    号を出力するフレーム同期回路と、 前記復調回路によって復調されたベースバンド復調信号
    IおよびQを{(2π/前記2のn乗)+(π・m/
    2)}ラジアン(mは0以上の正の正数)だけ位相回転
    させる位相回転手段と、 前記復調回路によって復調されたベースバンド復調信号
    IおよびQと位相回転手段から出力された位相回転ベー
    スバンド復調信号IおよびQとを受けて、前記位相回転
    信号に基づいて選択的にベースバンド復調信号の符号反
    転およびベースバンド復調信号の交換を行って送信側の
    信号点配置に一致させたベースバンド復調信号を送出す
    る論理変換手段と、 を備えたことを特徴とする絶対位相化回路。
JP09171185A 1997-06-13 1997-06-13 絶対位相化回路 Expired - Lifetime JP3115255B2 (ja)

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