JPH11355549A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH11355549A
JPH11355549A JP10157333A JP15733398A JPH11355549A JP H11355549 A JPH11355549 A JP H11355549A JP 10157333 A JP10157333 A JP 10157333A JP 15733398 A JP15733398 A JP 15733398A JP H11355549 A JPH11355549 A JP H11355549A
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Kimito Yamazaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 料金と特定画像情報の価値を比較して、料金
と特定画像を選ぶことができ、装置を提供する側からみ
ても、また、利用する側から見ても、便利で使いやすい
画像処理装置を提供する。 【解決手段】 デジタル複写機は、操作パネル60に操
作指示画像を表示して、利用者に広告料金や広告画像の
サイズ等の選択をさせる。この条件に基づいて画像編集
部45が、画像処理部41に処理をさせ、画像情報合成
部105により原稿画像情報111と広告画像情報11
2を合成して、画像情報出力部で出力記録する処理をさ
せる。利用者が料金を設定することにより、これに見合
った広告画像の合成条件を確定して処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿から読み取っ
た画像情報に特定画像情報(広告画像等)を合成して出
力する画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、カラー画像処理装置、例えば
カラーデジタル複写機においては、画像読取部から入力
された原稿の画像に対して所定の画像処理を施して、出
力部からカラー原稿の画像を出力したり、パーソナルコ
ンピュータなどの外部機器において編集された画像情報
を受け取り画像情報を出力する。さらに最近では、カラ
ー原稿の画像に対して所定の処理を施して表現力豊かな
カラー画像に変更したり、複数のカラー画像を同時に編
集するなど多くの編集機能を備えた高機能の装置となっ
ている。
【0003】また、最近のコピーサービス市場において
は、従来から白黒の複写機が主流であったが、デジタル
ビデオカメラやデジタルカメラ、パーソナルコンピュー
タなどカラー画像を扱う機器が携帯端末として数多く商
品化されるようになり、個人的にもカラーデジタル画像
を取り扱う機会が増えている。このような中で複写機も
カラーデジタル複写機が市場の要望に応じて商品化され
てきていると共に、コンビニエンスストアーなど小規模
の小売店でもカラーコピーサービスとして導入されるよ
うになってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなカ
ラーデジタル複写機においては、従来から商品化されて
いた白黒の複写機をカラーデジタル複写機に置き換えた
だけで、カラーコピーが提供できるといった点では従来
と異なるものの、複写機の入れ替えなどに必要な経費の
面から見ると、カラーデジタル複写機に置き換えてまで
サービスを行うかという点で疑問を感じるところがあ
る。また、白黒コピーとカラーコピーの1枚あたりの価
格にまだ大きな差があって、コピーサービス市場におい
て、カラーデジタル複写機の著しい伸びを期待できるま
では至っていないのが現状である。
【0005】そこで、何らかの付加価値を付けて、経費
の不利を解消することが考えられる。例えば、特開昭5
8−87564号公報に開示されているように、用紙の
所定位置に原稿上の画像情報とは異なる付加情報(複写
の年月日、ページ数等)を記録するものがある。しか
し、こうした機能だけでは、カラーデジタル複写機であ
る必要はなく、又、付加情報と原稿情報の区別も不明確
となってしまうおそれもある。
【0006】本発明の目的は、料金と特定画像情報の価
値を比較して、料金と特定画像を選ぶことができ、装置
を提供する側からみても、また、利用する側から見て
も、便利で使いやすい画像処理装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿画像情報
と付加価値を有する特定画像情報を合成して出力記録す
る画像処理装置である。請求項1の発明は、利用者の操
作により処理条件を設定入力可能な操作指示手段と、前
記原稿画像情報を入力する原稿画像情報入力手段と、前
記特定画像情報を記憶する特定画像記憶手段と、前記操
作指示手段より設定された料金に応じて、合成する場合
の前記原稿画像情報に対する特定画像情報の占有領域を
算出する特定画像占有算出手段と、前記操作指示手段に
より設定した料金及び占有領域に基づいて、前記特定画
像記憶部に記憶された特定画像情報の中から特定画像情
報を抽出する特定画像情報抽出手段と、入力された原稿
画像情報と前記特定画像記憶部に記憶された特定画像情
報の中から選択した特定画像情報の処理の指示を出す画
像情報編集部と、前記原稿画像情報と抽出された中から
選択した特定画像情報を合成処理する画像合成手段と、
合成画像情報を画像として出力記録する画像情報出力手
段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、利用者の操作により処
理条件を設定入力可能な操作指示手段と、前記原稿画像
情報を入力する原稿画像情報入力手段と、前記特定画像
情報を記憶する特定画像記憶手段と、前記操作指示手段
より設定された料金に応じて、合成する場合の特定画像
情報の数と前記原稿画像情報に対する特定画像情報の占
有領域を算出する特定画像占有算出手段と、前記操作指
示手段により設定した料金、特定画像数及び占有領域に
基づいて、前記特定画像記憶部に記憶された特定画像情
報の中から特定画像情報を抽出する特定画像情報抽出手
段と、入力された原稿画像情報と前記特定画像記憶部に
記憶された特定画像情報の中から選択した特定画像情報
の処理の指示を出す画像情報編集部と、前記原稿画像情
報と抽出された中から選択した特定画像情報を合成処理
する画像合成手段と、合成画像情報を画像として出力記
録する画像情報出力手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
画像処理装置であって、前記操作指示手段は表示部を備
え、該表示部は特定画像占有算出手段により求めた特定
画像情報の前記占有領域の比率を表示することを特徴と
する。
【0010】請求項4の発明は、請求項1又は2記載の
画像処理装置であって、前記操作指示手段は表示部を備
え、前記特定画像占有算出手段は、記録サイズごとに前
記占有領域を算出し、前記表示部は、前記算出結果を表
示することを特徴とする。
【0011】請求項5の発明は、請求項4記載の画像処
理装置であって、前記表示部は、設定料金に見合わない
記録サイズ又は供給不可能な記録サイズも表示すること
を特徴とする。
【0012】請求項6の発明は、利用者の操作により処
理条件を設定入力可能な操作指示手段と、前記原稿画像
情報を入力する原稿画像情報入力手段と、前記特定画像
情報を記憶する特定画像記憶手段と、前記操作指示手段
より設定された前記原稿画像情報に対する特定画像情報
の占有領域に基づいて料金を算出する料金算出手段と、
設定された占有領域と前記料金算出手段により算出した
料金に基づいて、前記特定画像記憶手段に記憶された特
定画像情報の中から特定画像情報を抽出する特定画像情
報抽出手段と、入力された原稿画像情報と前記特定画像
記憶部に記憶された特定画像情報の中から選択した特定
画像情報の処理の指示を出す画像情報編集部と、前記原
稿画像情報と抽出された中から選択した特定画像情報を
合成処理する画像合成手段と、合成画像情報を画像とし
て出力記録する画像情報出力手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0013】請求項7の発明は、利用者の操作により処
理条件を設定入力可能な操作指示手段と、前記原稿画像
情報を入力する原稿画像情報入力手段と、前記特定画像
情報を記憶する特定画像記憶手段と、前記操作指示手段
より設定された特定画像数と前記原稿画像情報に対する
特定画像情報の占有領域に基づいて、料金を算出する料
金算出手段と、設定された特定画像数、占有領域及び前
記料金算出手段により算出した料金に基づいて、前記特
定画像記憶手段に記憶された特定画像情報の中から特定
画像情報を抽出する特定画像情報抽出手段と、入力され
た原稿画像情報と前記特定画像記憶部に記憶された特定
画像情報の中から選択した特定画像情報の処理の指示を
出す画像情報編集部と、前記原稿画像情報と抽出された
中から選択した特定画像情報を合成処理する画像合成手
段と、合成画像情報を画像として出力記録する画像情報
出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0014】請求項8の発明は、画像情報を入力する画
像情報入力部と、入力された特定画像を記憶する特定画
像記憶部と、前記操作指示手段より設定された原稿画像
情報の変倍率に基づいて前記原稿画像情報に対する特定
画像情報の占有領域を算出する特定画像占有領域算出手
段と、前記占有領域に基づいて、料金を算出する料金算
出手段と、前記占有領域及び前記料金に基づいて、前記
特定画像記憶手段に記憶された特定画像情報の中から特
定画像情報を抽出する特定画像情報抽出手段と、入力さ
れた原稿画像情報と前記特定画像記憶部に記憶された特
定画像情報の中から選択した特定画像情報の処理の指示
を出す画像情報編集部と、前記画像情報編集部の指示に
より画像処理を行う画像処理部と、処理が行われた原稿
画像情報と特定画像情報とを合成する画像合成部と、合
成画像情報を画像として出力記録する画像出力部と、を
備えたことを特徴とする。
【0015】請求項9の発明は、請求項6,7又は8記
載の画像処理装置であって、前記操作指示手段は表示部
を備え、該表示部は選択設定するための前記占有領域を
段階的な大きさごとに複数表示することを特徴とする。
【0016】請求項10の発明は、請求項6、7又は8
の画像処理装置であって、前記操作指示手段は表示部を
備え、該表示部は選択設定するための記録材サイズ毎の
前記占有領域を複数表示することを特徴とする。
【0017】請求項11の発明は、請求項6、7又は8
記載の画像処理装置であって、前記操作指示手段は、前
記占有領域の設定値に限界値を設け、該限界値を超えて
設定できないようにしていることを特徴とする。
【0018】請求項12の発明は、請求項1乃至11記
載の画像処理装置であって、前記画像情報編集部は、前
記占有領域に応じて特定画像の変倍率を確定することを
特徴とする。
【0019】請求項13の発明は、請求項12記載の画
像処理装置であって、前記画像情報編集部は、特定画像
が見やすい倍率範囲が定められており、該倍率範囲内で
倍率設定を行うことを特徴とする。
【0020】請求項14の発明は、請求項12又は13
記載の画像処理装置であって、前記画像情報編集部は、
変倍された特定画像情報を特定画像情報占有領域の略中
央に移動させることを特徴とする。
【0021】請求項15の発明は、利用者の操作により
処理条件を設定入力可能な操作指示手段と、前記原稿画
像情報を入力する原稿画像情報入力手段と、前記特定画
像情報を記憶する特定画像記憶手段と、前記操作指示手
段より設定された前記原稿画像情報に対する特定画像情
報の占有領域に基づいて合成する特定画像数を算出する
特定画像数算出手段と前記占有領域に基づいて料金を算
出する料金算出手段と、設定された占有領域と前記料金
算出手段により算出した料金に基づいて、前記特定画像
記憶手段に記憶された特定画像情報の中から特定画像情
報を抽出する特定画像情報抽出手段と、入力された原稿
画像情報と前記特定画像記憶部に記憶された特定画像情
報の中から選択した特定画像情報の処理の指示を出す画
像情報編集部と、前記原稿画像情報と抽出された中から
選択した特定画像情報を合成処理する画像合成手段と、
合成画像情報を画像として出力記録する画像情報出力手
段と、を備えたことを特徴とする。
【0022】請求項16の発明は、請求項15記載の画
像処理装置であって、前記画像情報編集部は、特定画像
占有領域を特定画像ごとに等分割して各特定画像を割り
当てることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0024】<カラーデジタル複写機についての説明>
図1は、本発明に係る画像処理装置の実施形態であるカ
ラーデジタル複写機の構成を示す概略断面図である。カ
ラーデジタル本体1の上面には、原稿台2及び操作パネ
ル(図示せず)が設けられている。原稿台2の上面に
は、該原稿台2に対して開閉可能な状態で支持され、か
つ原稿台2面に対して所定の位置関係をもって自動原稿
送り装置3が装着されている。さらに、このカラーデジ
タル本体1の内部には画像読み取り部4及び画像形成部
9が構成されている。
【0025】まず、カラーデジタル本体1の上面におい
て原稿台2上に装着された自動原稿送り装置3は、両面
原稿に対応した両面自動原稿送り装置(RADF)であ
る。この自動原稿送り装置3は、原稿の一方の面が原稿
台2の所定位置において対向するように原稿を搬送し、
この一方の面について画像読み取りが終了した後に、他
方の面が原稿台2の所定位置において対向するよう原稿
を反転して原稿台2に向かって搬送する。そして、1枚
の原稿について両面の画像読み取りが終了した後に、こ
の原稿を排出し、次の原稿について両面搬送動作を実行
する。なお、以上の原稿の搬送および表裏反転の動作
は、カラーデジタル全体の動作に関連して制御されるも
のである。
【0026】また、自動原稿送り装置3により原稿台2
上に搬送されてきた原稿の画像を読み取るために、原稿
台2の下方には該原稿台2の下面に沿って平行に往復移
動する原稿走査体を有する画像読み取り部4が配置され
ている。この画像読み取り部4は、第1の走査ユニット
5と、第2の走査ユニット6と、光学レンズ7と、光電
変換素子8とから構成されている。第1の走査ユニット
5は、原稿画像面を露光する露光ランプと原稿からの反
射光像を所定の方向に向かって偏向する第1ミラーとか
らなり、原稿台下面において一定の距離を保ちながら所
定の走査速度で平行往復移動する。第2の走査ユニット
6は、第1の走査ユニット5の第1ミラーにより偏向さ
れた原稿からの反射光像をさらに所定の方向に向かって
偏向する第2・第3ミラーからなり、第1の走査ユニッ
ト5と一定の速度関係をもって平行往復移動する。光学
レンズ7は、第2の走査ユニット6の第3ミラーにより
偏向された原稿からの反射光像を縮小して所定の位置に
光像を結像させる。光電変換素子8は、3ラインのカラ
ーCCDであり、光学レンズにより縮小された光像が結
像され、光像を順次光電変換して原稿からの反射光像を
電気信号として出力する。すなわち、白黒原稿あるいは
カラー原稿画像を読み取りRGBの色成分に色分解した
ラインデータを出力することができる。この光電変素子
8により電気信号に変換された原稿画像情報は、さらに
後述する画像処理部に転送され画像データとして所定の
処理が施される。
【0027】次にカラーデジタル複写機1の下部側に位
置する画像形成部9について説明する。図1に示す画像
形成部9内の下側には、給紙機構11が設けられてお
り、用紙トレイ内に積載収容されている用紙を1枚ずつ
分離して、画像を記録する記録部10の側に向かって供
給する。そして1枚ずつ分離供給された用紙は、記録部
10の手前に配置されたレジストローラ対12によりタ
イミング制御搬送され、記録部10とタイミングをとっ
て再供給搬送される。記録部10の下方には、略平行に
のびた転写搬送ベルト機構13が配置されており、駆動
ローラ14と従動ローラ15などの複数のローラ間に張
架された転写搬送ベルト16に用紙を静電吸着させて搬
送する構成となっている。
【0028】さらに転写搬送ベルト機構13の下流側に
は用紙上に転写形成されたトナー像を用紙上に定着させ
るための定着装置17が配置されており、この定着装置
17の定着ローラニップ間を通過した用紙は搬送方向切
り換えゲート18を経て排出ローラ19により装置外壁
に取り付けられている排紙トレイ20上に排出される。
【0029】なお、切り換えゲート18は定着後の用紙
を装置外へと排出するか、再び記録部10に向かって再
供給するか選択的に用紙の搬送経路を切り換えるもので
ある。この切り換えゲート18により再び記録部10に
向かって搬送方向を切り換えられた用紙は、スイッチバ
ック搬送経路21を介して表裏反転の後、記録部10へ
と再度供給される。
【0030】また、駆動ローラ14と従動ローラ15な
どにより略平行に張架された転写搬送ベルト16の上側
には、該転写搬送ベルト16に近接して搬送経路上流側
から順に第1、第2、第3及び第4の画像形成ステーシ
ョンPa,Pb,Pc,Pdが並設され、記録部10を
構成している。そして、転写搬送ベルト16は、駆動ロ
ーラ14によって、図1において矢印Zで示す方向に摩
擦駆動され、前にも述べたように上記給紙機構11を通
じて給送される転写材を担持し、上述した画像形成ステ
ーションPa,Pb,Pc,Pdへと順次搬送する。
【0031】各画像形成ステーションPa〜Pdは実質
的に同一の構成を有し、図1に矢印F方向に回転駆動さ
れる感光体ドラム22a,22b,22c,22dを含
む。各感光体ドラム22a〜22dの周辺には、感光体
ドラム22a〜22dを一様に帯電する帯電器23a,
23b,23c,23dと、感光体ドラム22a〜22
d上に形成された静電潜像を現像する現像装置24a,
24b,24c,24dと、現像されたトナー像を転写
材へ転写する転写用放電器25a,25b,25c,2
5dと、感光体ドラム22a〜22d上に残留するトナ
ーを除去するクリーニング手段26a,26b,26
c,26dとが感光体ドラム22a〜22dの回転方向
に沿って順次配置されている。
【0032】また、各感光体ドラム22a〜22dの上
方には、画像データに応じて変調されたドット光を発す
る半導体レーザ素子と、半導体レーザ素子からの光を主
走査方向に偏向させるための偏向装置と、偏向装置によ
り偏向されたレーザ光を感光体表面に結像させるための
fθレンズなどから構成されるレーザービームスキャナ
ユニット27a,27b,27c,27dがそれぞれ設
けられている。レーザービームスキャナユニット27a
にはカラー原稿画像のイエロー成分像に対応する画素信
号が、レーザービームスキャナユニット27bにはカラ
ー原稿画像のマゼンタ成分像に対応する画素信号が、レ
ーザービームスキャナユニット27cにはカラー原稿画
像のシアン成分像に対応する画素信号が、そして、レー
ザービームスキャナユニット27dにはカラー原稿画像
のブラック成分像に対応する画素信号がそれぞれ入力さ
れる。
【0033】これにより記録部10の感光体ドラム22
a〜22d上には色変換された原稿画像情報に対する静
電潜像が形成され、記録部10の上記現像装置24aに
はイエロー色のトナーが、現像装置24bにはマゼンタ
色のトナーが、現像装置24cにはシアン色のトナー
が、現像装置24dにはブラック色のトナーがそれぞれ
収容されているので、記録部10において色変換された
原稿画像情報が各色のトナー像として再現される。
【0034】また、第1の画像形成ステーションPaと
給紙機構11との間には用紙吸着用(ブラシ)帯電器2
8が設けられており、この吸着用帯電器28は転写搬送
ベルト16の表面を帯電させ、給紙機構11から供給さ
れる転写材を上記搬送ベルト16上に確実に吸着させた
状態で第1の画像形成ステーションPaから第4の画像
形成ステーションPdの間をずれることなく搬送させ
る。一方、第4の画像形成ステーションPdと定着装置
17との間で駆動ローラ14のほぼ真上部には除電器
(図示されず)が設けられており、この除電器には搬送
ベルト16に静電吸着されている転写材を分離するため
の交流電流が印加されている。
【0035】上記構成のカラーデジタル複写機におい
て、転写材としてカットシート状のものが使用され、こ
の転写材が給紙カセットから送り出されて給紙機構11
の給紙搬送経路のガイド内に供給されると、その転写材
の先端部分がセンサー(図示せず)にて検知され、この
センサから出力される検知信号によって一旦用紙はレジ
ストローラ対12により停止する。そして、各画像形成
ステーションPa〜Pdとタイミングをとって図1の矢
印Z方向に回転している搬送ベルト16側に送られる。
このとき先に述べた吸着用帯電器28により搬送ベルト
16は所定の帯電が施されているので、各画像形成ステ
ーションPa〜Pdを通過する間、安定搬送供給される
こととなる。
【0036】各画像形成ステーションPa〜Pdにおい
ては、各色のトナー像が上記構成によりそれぞれ形成さ
れ、上記搬送ベルト16により静電吸着搬送される転写
材の支持面上に重ね合わされる。第4の画像形成ステー
ションPdによる画像の転写が完了すると、用紙の先端
部分から除電用放電器により搬送ベルト16上から剥離
され、定着装置17へと導かれる。そして最後にトナー
画像が定着された転写材は転写材排出口から排紙トレイ
20上へと排出される。
【0037】図2は、スタンドアローンとしてのカラー
デジタル複写機1ではなく、カラーデジタル複写機1を
核としたネットワークシステム構成を示した図である。
画像情報入力方法としては、カラーデジタル複写機1の
画像読み取り部4から原稿情報入力するのみなず、ネッ
トワーク接続されたパーソナルコンピュータ32、デジ
タルカメラ33、デジタルビデオカメラ34、通信携帯
端末35などの外部機器からの画像情報入力に対応して
いる。また、インターネットやイントラネットあるいは
高成長する通信インフラを通じ、遠隔地より画像情報入
力が可能となっている。従って、これらの画像情報を出
力するカラーデジタル複写機はマルチファンクションプ
リンタとして、またネットワークプリンタとして重要な
役割を果たすとともに、カラーデジタル複写機のもつ機
能の他に、さらに利用する側から見て付加価値を持たせ
ることができるシステム構成となっている。
【0038】次にカラーデジタル複写機に搭載されてい
るカラー画像情報の画像処理部分の構成および機能を説
明する。図3は、カラーデジタル複写機1に含まれてい
る画像処理部分のブロック図である。このカラーデジタ
ル複写機1に含まれている画像処理部は、画像情報入力
部40、画像処理部41、画像情報出力部42、ハード
ディスク装置もしくはRAM(ランダムアクセスメモ
リ)等から構成される画像メモリ43、中央処理装置
(CPU)44、画像編集部45、外部インターフェイ
ス部46,47、特定画像情報管理部48から構成され
ている。
【0039】画像情報入力部40は、3ラインのカラー
CCD8にて読み取られたラインデータのライン画像レ
ベルを補正するシェーディング補正回路40a、3ライ
ンのカラーCCD8にて読み取られた画像ラインデータ
のずれを補正するラインバッファなどのライン合わせ部
40b、3ラインのカラーCCD8から出力される各色
のラインデータの色データを補正するセンサ色補正部4
0c、各画素の信号の変化にめりはりを持たせるよう補
正するMTF補正部40d、画像の明暗を補正して視感
度補正を行うγ補正部40eなどから成る。
【0040】画像処理部41は、画像情報入力部40か
ら入力されるカラー画像信号であるRGB信号よりモノ
クロデータを生成するモノクロデータ生成部41a(白
黒原稿)、RGB信号を記録装置の各記録部に対応した
YMC信号に変換し又クロック変換する入力処理部41
b、入力された画像データが文字部なのか網点写真なの
か印画紙写真なのかをそれぞれを分離する領域分離部4
1c、入力処理部41aから出力されるYMC信号に基
づいて下色除去処理を行い黒生成する黒生成部41d、
各色変換テーブルに基づいてカラー画像信号の各色を調
整する色補正回路41e、設定されている倍率に基づい
て入力された画像情報を倍率変換するズーム処理回路4
1f、および空間フイルタ41g、多値誤差拡散や多値
ディザなどの階調性を表現するための中間調処理部41
hなどから成っている。
【0041】画像メモリ43は、4基のハードディスク
(回転記憶媒体)43a〜43d、遅延バッファメモリ
(半導体メモリ)43e、画像合成メモリ(半導体メモ
リ)43fからなる。中間調処理された各色画像データ
は、この画像メモリ43に一旦貯えられる。ハードディ
スク43a〜43dは、画像処理部41からシリアル出
力される8ビット4色(32ビット)の画像データを順
次受け取り、バッファに一時的に貯えながら32ビット
のデータから8ビット4色の画像データに変換して色毎
の画像データとして記憶する。また、広告画像等の特定
画像情報も該ハードディスク43a〜43dに記憶され
る。また、画像合成メモリ43fでは、原稿画像と広告
画像等の複数の画像の合成が行なわれる。各画像形成ス
テーションPa〜Pdの位置が異なるため、画像メモリ
43の遅延バッファメモリ43eに各色画像データを一
旦記憶させ、それぞれ時間をずらすことにより、各レー
ザースキャナユニット27a〜27dに画像データを送
りタイミングを合わせ色ずれを防ぐ。
【0042】画像情報出力部42は、中間調処理部41
hからの各色画像データに基づいてパルス幅変調を行う
レーザコントロールユニット42a、レーザコントロー
ルユニット42aから出力される各色の画像信号に応じ
たパルス幅変調信号に基づいてレーザ記録を行う各色の
レーザスキャナユニット27a〜27dからなる。
【0043】中央処理装置(CPU)44は、画像情報
入力部40、画像処理部41、画像情報出力部42、画
像メモリ43、さらに後述する画像編集部45、外部イ
ンターフェイス部46,47、特定画像情報管理部48
を所定のシーケンスに基づいてコントロールするもので
ある。
【0044】画像編集部45は、画像情報入力部40、
画像処理部41、あるいは後述するインターフェースを
経て一旦画像メモリ43に記憶された画像データに対し
て所定の画像編集を施すためのものである。本発明の原
稿画像と広告画像の合成処理もここで処理され、合成画
像データの編集作業は、画像合成用メモリ43fを用い
て行われる。
【0045】さらにインターフェイス46は、カラーデ
ジタル複写機1とは別に設けられた外部の画像入力処理
装置(通信携帯端末、デジタルカメラ、デジタルビデオ
カメラ等)からの画像データを受け入れるための通信イ
ンターフェイス手段である。なお、インターフェース4
6から入力される画像データも、一旦画像処理部41に
入力して色空間補正などを行うことで、カラーデジタル
複写機1の画像記録部10で取扱うことのできるデータ
レベルに変換され、ハードディスク43a〜43dに記
憶管理されることとなる。
【0046】インターフェース47は、パーソナルコン
ピュータ2により作成された画像データを入力するプリ
ンタインターフェースであり、またFAX受信した画像
データを受け入れるための白黒またはカラーFAXイン
ターフェースである。このインターフェース47から入
力される画像データは、すでにCMYK信号であり、一
旦中間調処理41hを施して画像メモリ43のハードデ
ィスク43a〜43dに記憶管理されることとなる。こ
の両インターフェイスより入力された画像情報は原稿画
像にもなり、広告画像にもなる。
【0047】特定画像情報管理部48は、後述する管理
情報に基づいて画像メモリ43に記憶する特定画像情報
を記憶管理するものである。場合によっては、この管理
情報に基づいて合成する特定画像情報の選択判断を行っ
たりもする。
【0048】図4はデジタル複写機1の装置全体の各部
を中央制御装置(CPU)44により動作管理を示すブ
ロック図である。画像データー入力部40、画像処理部
41、画像メモリ43、画像データー出力部42、およ
び中央処理装置(CPU)44の詳細については、図3
にて説明した通りであって、重複する点については説明
を省略する。
【0049】中央処理装置44は、その他、RADF、
スキャナ部、レーザープリンタ部などデジタル複写機1
を構成する各駆動機構部50〜53をシーケンス制御に
より管理すると共に、各部へ制御信号を出力している。
さらに中央処理装置44には、操作パネルからなる操作
基板ユニット49が相互通信可能な状態で接続されてお
り、操作パネルの操作に応じて操作者が設定入力した複
写モード内容を示す制御信号を中央処理装置44に転送
して、カラーデジタル複写機1全体が設定されたモード
に応じて動作するように制御している。また、中央処理
装置44からはカラーデジタル複写機1の各種動作状態
を示す制御信号を操作基板ユニット49へと転送して、
操作基板ユニット49側では、この制御信号により装置
が現在どのような状態にあるのか操作者に示すように表
示部などにより動作状態を表示するようになっている。
【0050】図5は、カラーデジタル複写機における操
作パネルを示す構成図である。この操作パネル60の中
央部分には、タッチパネル液晶表示装置61が配置され
ていて、その周囲に各種モード設定キー群が配置されて
いる。このタッチパネル液晶表示装置61の画面上に
は、常時画像編集機能を選択するための画面に切り換え
る画面切り換え指示エリアがあって、このエリアを指で
直接押圧操作すると、各種画像編集機能が選択できるよ
うに、液晶画面上に各種編集機能が一覧表示される。そ
の表示された各種編集機能の中から、操作者が所望する
機能が表示されている領域を指で触れることにより編集
機能が設定される。
【0051】次に、上記操作パネル60上に配置された
各種設定キー群について簡単に説明する。62は液晶表
示装置61の画面の明るさを調整するダイヤル、63は
倍率を自動的に選択させるモードの設定する倍率自動設
定キー、64は複写倍率を1%きざみで設定するための
ズームキー、65と66は固定倍率を読み出して選択す
るための固定倍率キー、67は複写倍率を標準倍率(等
倍)に戻すための等倍キーである。
【0052】68はコピー濃度調整を自動から手動また
は写真モードへと切り換えるための濃度切り換えキー、
69は手動モードまたは写真モードの時に濃度レベルを
細かく設定するための濃度調整キー、70はカラーデジ
タルの給紙部にセットされている用紙サイズの中から希
望する用紙サイズを選択するためのトレイ選択キーであ
る。
【0053】71は複写枚数の設定するための枚数設定
キー、72は複写枚数をクリアしたり連続コピーを途中
で止める時に操作するクリアキー、73はコピーの開始
を指示するためのスタートキー、74は現在設定されて
いるモードの全てを解除して標準状態に復帰させるため
全解除キー、75は連続コピー中に別の原稿に対するコ
ピーを行いたい時に操作する割り込みキー、76はカラ
ーデジタルの操作が分からない時に操作することでカラ
ーデジタルの操作方法をメッセージ表示するための操作
ガイドキー、77は操作ガイドキー76の操作により表
示されたメッセージの続きを表示させるためのメッセー
ジ順送りキーである。78は両面複写モードを設定する
ための両面モード設定キー、79はカラーデジタルから
排出される複写物を仕分けるための後処理装置の動作モ
ードを設定するための後処理モード設定キーである。
【0054】80〜82はプリンタモード、ファクシミ
リモードに関する設定キーであり、80は送信原稿を一
旦メモリに蓄えてから送信するメモリ送信モードキー、
81はデジタルカラーデジタルのモードをコピー、ファ
ックスまたはプリンタの間で切り換えるためのコピー/
ファックス・プリンタモード切り換えキー、82は送信
先電話番号を予め記憶させておき送信時にワンタッチ操
作で送信先に電話を発信させるためのワンタッチダイヤ
ルキーである。
【0055】今回提示した操作パネル及びその操作パネ
ル上に配置される各種キーは、あくまでも1実施例であ
り、カラーデジタル複写機に搭載される各種機能により
操作パネル上に設けられるキーは異なってくることはい
うまでもない。
【0056】図6は原稿画像情報と特定画像情報(広告
画像等)を合成するカラーデジタル複写機の要部ブロッ
ク図である。このカラーデジタル複写機は、画像入力手
段101、特定画像情報メモリ102、特定画像情報管
理部48、画像編集部45、第1の処理部103、第2
の処理部104、画像情報合成部105、画像情報出力
部42、CPU44、操作パネル60からなる構成であ
る。ここで、広告画像情報とは、原稿画像情報とは異な
り、広告という付加価値を有する特定画像情報である。
【0057】特定画像情報メモリ102とは、図3にお
ける画像メモリ43のハードディスク43a〜43d内
の特定画像情報記憶領域を示す。第1の処理部103及
び第2の処理部104は、図3における画像処理部41
で行われる処理部分である。画像情報合成部105は、
図3における合成用メモリ43fである。操作パネル6
0は、タッチパネルを備えた液晶表示装置61と、CP
U44と液晶表示装置61との間に介在する操作基板ユ
ニット49を有している。操作パネル60は、図5に示
すように、液晶表示装置61以外にも操作スイッチを有
しているが、図6では省略している。操作基板ユニット
49は、図4に示したように、CPU44からの制御信
号に基づいて液晶表示装置61に表示させると共に、液
晶表示装置61のタッチパネルにより入力された信号を
CPU44に伝送する役割を果たす。
【0058】画像情報入力手段101は、図2にも示し
たように、カラーデジタル複写機1自身のスキャナ部4
と、ネットワーク接続されたパーソナルコンピュータ3
2、デジタルカメラ33、デジタルビデオカメラ34、
通信携帯端末35などからの信号を入力する画像データ
入力部46,47とからなる。この画像入力手段101
により原稿画像情報111と広告画像情報110が入力
される。広告画像情報110は、特定画像情報メモリ1
02、すなわち画像メモリ43のハードディスク43a
〜43dに記憶される。
【0059】画像編集部45は、原稿画像情報111か
ら特徴を抽出する原稿特徴抽出機能、広告画像情報から
特徴を抽出する広告特徴抽出機能、原稿画像情報111
の特徴情報に基づいて原稿画像情報に対する画像処理で
ある第1の処理内容を確定する第1処理確定機能、広告
画像情報112の特徴情報に基づいて広告画像情報11
2に対する画像処理である第2の処理内容を確定する第
2処理確定機能、これら処理した画像情報の合成処理内
容を確定する合成処理確定機能を有する。ここで、特徴
情報は、例えば、色情報、サイズ情報、文字配列(縦書
き、横書き)、画像配置方向等である。
【0060】ここで、第1の処理とは、原稿画像情報の
特徴を損なうことなく特徴情報に応じた画像処理であっ
て、基本的に原稿の画像の色、形、大きさなどを大きく
変化させることなく、原稿画像そのものが最初から有し
ている特徴を忠実に再現することのできる処理である。
例えば、原稿画像の大きさを全体的に所定の範囲内にお
いて縮小変倍することである。ここで縮小倍率があまり
にも大きすぎると原稿画像情報の再現が問題となるの
で、原稿画像の特徴を損なわない処理ができる範囲内に
納めている。
【0061】また、第2の処理とは、広告画像情報を所
定の状態に特徴付ける画像処理であって、広告画像情報
112と原稿画像情報111とが1つの画像に編集され
た場合に、それぞれの画像が明確になるように広告画像
情報112に対して施されているものである。すなわ
ち、広告画像情報112をカラー画像として再現するよ
うに処理を施したり、あるいは、広告画像情報に対して
原稿画像情報側に境界線画像を付与する処理を施した
り、さらには、広告画像情報の背景部分を特定パターン
画像で塗りつぶしたりしている。これにより原稿画像情
報が表現される形態とは異なる形で広告画像情報が表現
されることとなる。
【0062】図7は、上記原稿画像と確定された広告画
像の合成結果の一例を表したものである。原稿画像12
1と広告画像122は共にカラーであり、これらを合成
した画像123は原稿コピー121aと広告コピー12
2aからなる。この合成画像は、上記処理により、特定
画像情報(広告画像等)をカラー画像として再現するよ
うにしたり、あるいは、特定画像情報(広告画像等)に
対して原稿画像情報側に境界線画像を付与したり、さら
には、特定画像情報(広告画像等)の背景部分を特定パ
ターン画像で塗りつぶしたりしている。画像編集部45
は、以上のような原稿画像あるいは特定画像情報(広告
画像)に対する処理をそれぞれの画像の特徴に合わせて
確定し、処理させている。
【0063】さて、このデジタル複写機1は、操作パネ
ル60に操作指示画像を表示して、利用者に広告料金や
広告画像のサイズ等の選択をさせ、原稿画像と合成して
出力する。この処理について以下の実施形態において詳
しく説明する。
【0064】(1) 料金設定方式 以下に示す第1実施形態〜第4実施形態は、利用者が料
金を設定することにより、これに見合った広告画像の合
成条件を確定して処理を行う方式である。
【0065】<第1実施形態>図8及び図9は、デジタ
ル複写機のCPU44の広告合成処理における第1実施
形態を示すフローチャートである。特に図8は全体のフ
ローチャートであり、図9は画像処理のフローチャート
である。図10〜図16には、このフローチャートにお
ける液晶表示装置の画面遷移を示す。
【0066】CPU44は、図10に示すように、操作
パネル60の液晶表示装置61に広告のジャンル選択画
像(初期画面)を表示させる(ステップS1)。この画
面では、利用者が、カラーデジタル複写機1に隣接して
配置されたコインベンダー(図示せず)に投入すべきコ
ピー料金が液晶表示装置61に表示されるとともに、利
用者にコインベンダーに料金を投入することを知らせ
る。記録材サイズ毎のコピー料金164に基づいて適切
なコピー料金が投入されると、カラーデジタル複写機1
は、通常のコピーモードとなってカラーコピーが取れる
状態となる。なお、通常のコピー料金体系164は、こ
こでは液晶画面内に表示しているが、料金体系表を見易
いところに貼っておいてもよい。
【0067】さて、液晶表示画面には、初期画面である
広告のジャンルである「広告付きコピー」選択エリアが
表示される。すなわち電気製品情報選択エリア161、
お買得情報選択エリア162、賃貸住宅情報選択エリア
163が設けられ、コピーを取る人の好みで選択可能と
している。カラー広告付きコピーモードを選択すると、
カラーコピー料金が通常よりも安くなることをコピー料
金体系164によりメッセージで表示している。ただ
し、特殊なサービスとして特別な情報、付加価値の高い
情報を提供する場合、料金が逆に高くなることもある。
又この画面では、原稿画像が通常よりも多少縮小されて
しまうことのメッセージを出して、利用者に注意を促し
ている。
【0068】図11は、例えば「電気製品広告」選択エ
リア161を指で直接押圧操作した場合の表示画面であ
る。「電気製品広告」選択エリア161は反転表示され
て、モードが選択されていることが利用者に分かりやす
くするような表示状態となって、図12に画面は移る。
【0069】図12に示すように、「電気製品広告」の
ジャンルをさらに細分類化した項目の選択エリア161
aが表示される。また、「戻る」選択エリア166を指
で押圧すれば、広告付きコピーモードが解除され、初期
画面(図10)に戻る事ができる。次に「複写機」の選
択エリア167を指で押圧操作すると、「複写機」選択
エリア167は、選択されていることが利用者に分かり
やすくするように反転表示される。こうして、利用者に
よって広告ジャンルが設定される。
【0070】CPU44は、広告ジャンルの設定を確認
して(ステップS2)、図13の広告付きコピー料金設
定画面を表示する(ステップS3)。まずCPU44
は、あらかじめ設定された標準のカラー広告付きコピー
料金を設定し(ステップS4)、画面には標準のカラー
広告付きコピー料金165aが表示される。またコピー
料金に応じて確定された広告画像占有領域の原稿画像占
有領域に対する比率が数字で表示される比率表示172
と、視覚的に比率が判るように用紙に対する広告画像領
域表示173が画面に表示される(ステップS5)。
【0071】次に、利用者がこの料金に満足しなければ
料金確定をしないで、画面中央の「アップ」「ダウン」
選択エリア174のタッチパネル部分を押圧操作するこ
とにより、広告付きコピー料金を自由に変更設定する
(ステップS6→ステップS4)。この「アップ」「ダ
ウン」選択エリア174の押圧操作に伴って、広告付き
コピー料金表示165aは随時変更される。またこの料
金変化に伴って、CPU44が、そのコピー料金に応じ
た広告画像占有領域の原稿画像占有領域に対する比率を
算出し、図14に示すように、比率表示172、広告画
像領域表示173も随時変更される(ステップS5)。
【0072】次に、コピー利用者は、画面上の広告画像
占有領域表示172、広告画像領域表示173を見て、
その料金と広告付きコピーの価値(原稿が縮小されるこ
とによるマイナス要因、原稿画像情報とは異なる新たな
情報が得られるプラス要因)を天秤にかけて、もしその
コピー料金で良いと判断すれば、「確定」選択エリア1
71を押圧操作して、確定する(ステップS6)。
【0073】このように、選択されたコピー料金に応じ
て記録材上における広告画像占有領域が確定されると共
に、その確定された領域の変化が分かるように比率表示
されるので、コピー利用者は操作パネル上の液晶表示画
面を見るだけで、広告画像占有領域と原稿画像占有領域
の比率関係が即座にわかり、そのコピー料金とコピーの
価値(原稿が縮小されることによるマイナス要因、原稿
画像情報とは異なる新たな情報が得られるプラス要因)
を天秤にかけて、コピー利用者自身が最適と思われる広
告画像の占有領域をすばやく決定できる。
【0074】コピー料金が確定されると、次に特定画像
情報管理部48は、すでに選択操作された「複写機」の
分類情報と確定されたコピー料金に基づいて、特定画像
情報メモリ102に記憶されている特定画像情報群(広
告画像等)110の中から特定画像情報(広告画像等)
112を抽出する。図15に示すように、この抽出され
た特定画像情報は、コピー利用者の確認を得るため縮小
された広告サンプル画像としてのタッチパネル付き液晶
表示装置61に表示される(ステップS7)。
【0075】もしコピー利用者が広告画像サンプル表示
を見て気に入らなければ、画面表示の下部の「nex
t」選択エリア170を押圧操作することにより「複写
機」分類の中から他の広告画像が選択され表示される。
コピー利用者は、広告画像表示を見て、もし前の広告画
像が良かったと判断すれば「back」選択エリア17
0を押すことによりひとつ前の画面に戻ることができ
る。また、もしこれで良いと判断すれば「確定」選択エ
リア171を押圧操作することにより広告画像は確定さ
れる(ステップS8)。
【0076】図16に示す次の画面では、確定された広
告付きコピー料金と確定された広告画像が表示され、
「お金を入れて下さい」というメッセージが表示され
る。カラーデジタル複写機1に隣接して配置されたコイ
ンベンダー(図示せず)に、表示されているコピー料金
165bに基づいて適切なコピー料金が投入されると
(ステップS9)、広告付きコピーモードとなってカラ
ーコピー状態となり、画像処理が始まる(ステップS1
0)。お金を入れる前にもし利用者の気が変わったとし
ても、「初期画面」選択エリア166を指で押せば初期
画面(図10)に戻ることができる。
【0077】ステップS10の内容について図9のフロ
ーチャートに基づいて説明する。特定画像情報所定の原
稿画像の読み取り開始指示(スタートキー73押圧)が
行われると、カラーデジタル複写機1の所定の位置にセ
ットされた原稿の画像が読み取られる(ステップ2
1)。特定画像情報管理部48は、確定された広告画像
情報112を、特定画像情報メモリ102から読み出す
(ステップ22)。画像編集部45には、原稿画像情報
111と選択された広告画像情報112が入力され、そ
れぞれ特徴情報が抽出される。これら特徴情報に基づい
て、設定料金に応じた第1の処理及び第2の処理を確定
する。この場合、広告画像占有領域のサイズに広告画像
サイズがぴったりと合うことは少ない。そこで、CPU
44が、確定した広告画像の占有領域に対応する広告画
像の変倍率を演算する(ステップS23)。
【0078】この変倍率があらかじめ設定された変倍率
範囲に入っているかどうかを確認する(ステップS2
4)。各広告画像毎に変倍率範囲があらかじめ設定され
記憶管理されている。この変倍率範囲の下限は、広告画
像の縮小により広告画像が読めなくなったり、広告画像
品質が悪くなったり、広告としての価値がなくなってし
まう限界値が設定され、又変倍率範囲の上限は広告画像
の拡大により記録紙からはみ出さない限界値が設定され
ている。もし演算された変倍率が、その広告画像にあら
かじめ設定された変倍率範囲に入っていない場合は広告
画像の検索・選定のやり直しが行われる(ステップS7
に戻る)。
【0079】範囲内であれば、図17(a)の広告画像
を同図(b)のように変倍処理し(ステップ25)、更
に同図(c)のようにセンタリングを行う(ステップS
26)。こうして、原稿画像と広告画像を合成処理する
(ステップS27)。
【0080】こうして、画像編集部45から第1の処理
内容及び第2の処理内容が画像処理部41に入力され、
この処理内容に通りに画像処理部41である第1の処理
部103及び第2の処理部104で処理が行われる。ま
た、合成処理内容に基づいて、画像情報合成部105で
ある合成用メモリ43fに各画像を配置合成する。この
合成処理内容に基づいて画像情報出力部42により、用
紙に画像が記録される(ステップS11)。
【0081】また広告を確定する他の例として、確定さ
れた広告画像占有領域サイズ情報とタッチパネル付き液
晶表示装置61で選択操作されたジャンル情報に基づい
て特定画像情報メモリに記憶されている広告画像群を検
索し、その中から適合する広告画像群を選択し、さらに
各広告画像毎に変倍率を演算し、各広告画像毎に設定さ
れている変倍率範囲に入っている広告画像を絞り込む。
これらの広告画像をタッチパネル付き液晶表示装置6に
表示させ、コピー利用者にその中から選んでもらうこと
により広告画像を確定してもよい。
【0082】<第2実施形態>図18は、デジタル複写
機のCPU44の広告合成処理における第2実施形態を
示すフローチャートである。図19〜21は、このフロ
ーチャートにおける液晶表示装置の画面遷移を示す。図
19は、動作可能な状態で待機している時の初期画面で
ある。カラーデジタル複写機1に隣接して配置されたコ
インベンダー(図示せず)に投入すべきコピー料金16
4が液晶表示装置61に表示されるとともに、利用者に
コインベンダーに料金を投入することを知らせる。記録
材サイズ毎のコピー料金164に基づいて適切なコピー
料金が投入されると、カラーデジタル複写機1は、通常
のコピーモードとなってカラーコピーが取れる状態とな
る。なお、通常のカラーコピー料金体系164は、ここ
では液晶画面内に表示しているが、料金体系表を見易い
ところに貼っておいてもよい。
【0083】液晶表示画面には、広告付きコピー料金を
あらかじめいくつか設定し、それに対応する広告付きコ
ピー料金が表示されている(ステップS31)。例え
ば、「××円」「○○円」「△△円」の各選択エリア1
75a〜175cが表示されており、これらのいずれか
の金額を押圧操作することによって、広告付きコピー料
金が設定される(ステップS32)。この設定料金に基
づいてCPU44は、次の操作画面である図19のよう
に、この広告付きコピー料金と記録材サイズに応じて広
告画像占有領域を算出し、その選択エリア176a〜1
76dが表示される(ステップS33)。すなわち料金
が同じであれば、記録材サイズ毎(例えば、A3,A
4,B4,B5)に、広告画像占有領域が異なってく
る。
【0084】このように、選択されたコピー料金から記
録材サイズ毎の記録材上における広告画像占有領域を確
定すると共に、その確定された結果を表示するので、コ
ピー利用者は原稿に応じて、その料金と広告付きコピー
の価値(原稿が縮小されることによるマイナス要因、原
稿画像情報とは異なる新たな情報が得られるプラス要
因)を天秤にかけて、多くの料金と記録材サイズの選択
肢の中から最適なものを選ぶことができる。
【0085】さらに、選択された料金ではカラーコピー
記録ができない記録材サイズA3の場合は、A3サイズ
の選択エリア176aにおいて、「料金が足りませ
ん。」というメッセージを出し、かつ、他の選択エリア
とは異なる表示を行って注意を促すと共に、万一押圧操
作されても受け付けない設定にしている。こうして記録
させたい記録材のサイズが料金不足等により記録不可の
場合、液晶表示画面を見るだけで即座に判り、コピー料
金を増やす等のスムーズな対応がはかれる。
【0086】また、図20のように、供給不可能な状態
(例えば用紙ぎれ)の記録材サイズB5に関しては、B
5サイズの選択エリア176dにおいて、選択された広
告付きコピー料金に応じた広告画像占有領域の表示を行
うと共に、「用紙がありません。」と言うメッセージを
出す。さらに、他の選択エリアとは異なる表示を行って
注意を促すと共に、万一押圧操作されても受け付けない
設定にしている。こうして記録させたい記録材のサイズ
が供給不可能な状態の場合、液晶表示画面を見るだけで
即座に判り、記録紙を補充する等のスムーズな対応がは
かれる。
【0087】利用者は、記録材サイズ、広告占有領域を
検討して、所望の選択エリアを押すことにより、料金、
記録材サイズ及び広告占有領域を確定する(ステップS
34)。以下ステップS35〜S39は、図8のステッ
プS7〜S11と同じ処理を行う。
【0088】<第3実施形態>デジタル複写機のCPU
44の広告合成処理における第3実施形態について次に
説明する。第3実施形態の処理は、基本的に図8のフロ
ーチャートと同じであるが、コピー料金設定のステップ
S3〜S6に特徴がある。他の部分の処理は、第1実施
形態と同じであるので、説明は省略する。図22は、ス
テップS3における広告付きコピー料金の設定画面であ
る。第1実施形態において説明した図12に引き続い
て、図22及び図23の広告付きコピー料金設定画面が
表示される。
【0089】図22に示すように、画面には、あらかじ
め設定された標準数(例えば、広告数1)のカラー広告
付きコピー料金165aが表示される。またコピー料金
に応じてCPU44が、広告画像占有領域の原稿画像占
有領域に対する比率を算出し比率表示172として表示
し、視覚的に比率が判るように用紙に対する広告画像領
域表示173もなされる(ステップS5)。
【0090】次に画面中央の「アップ」「ダウン」選択
エリア174の押圧操作により広告付きコピー料金は自
由に変更設定が可能である。この「アップ」「ダウン」
選択エリア174の押圧操作に伴って、広告付きコピー
料金表示165bは随時変更される。またこの料金変化
に伴って、そのコピー料金に応じた広告数と広告画像占
有領域の原稿画像占有領域に対する比率が確定され、比
率表示172、広告画像領域表示173も随時変更され
る。広告数を2とした場合の画面表示を図22に示す。
【0091】次にコピー利用者は、画面上の広告数と比
率表示172、広告画像領域表示173を見て、その料
金と広告付きコピーの価値(原稿が縮小されることによ
るマイナス要因、原稿画像情報とは異なる新たな情報が
得られるプラス要因)を天秤にかけて、もしそのコピー
料金で良いと判断すれば、「確定」選択エリア171を
押圧操作する(ステップS6)。
【0092】このように、選択されたコピー料金に応じ
て記録材上における広告画像数が確定されるので、コピ
ー利用者は原稿に応じて、その料金と広告付きコピーの
価値(原稿が縮小されることによるマイナス要因、原稿
画像情報とは異なる新たな情報が得られるプラス要因)
を天秤にかけて、多くの料金選択肢の中から最適なもの
を選ぶことができる。
【0093】<第4実施形態>デジタル複写機のCPU
44の広告合成処理における第4実施形態について次に
説明する。第4実施形態は、図18におけるコピー料金
設定のステップS3〜S6に特徴がある。他の部分の処
理は、第2実施形態と同じであるので、説明は省略す
る。
【0094】図19の初期画面において、「××円」
「○○円」「△△円」の各選択エリア175a〜175
cが表示されており、これらのいずれかの金額を押圧操
作することによって、広告付きコピー料金が設定される
(ステップS32)。次の操作画面として図24のよう
に、この広告付きコピー料金と記録材サイズに応じてC
PU44が広告画像数を確定し、選択エリア176a〜
176dとして表示される(ステップS33)。すなわ
ち料金が同じであれば記録材サイズ毎に広告画像数が異
なってくる。
【0095】このように、選択されたコピー料金に応じ
て記録材上における広告画像数が確定されると共に、そ
の確定された領域の変化が分かるように広告数と領域比
率が表示されるので、コピー利用者は操作パネル上の液
晶表示画面を見るだけで、広告数とさらに広告画像占有
領域と原稿画像占有領域の比率関係が即座にわかり、そ
のコピー料金とコピーの価値(原稿が縮小されることに
よるマイナス要因、原稿画像情報とは異なる新たな情報
が得られるプラス要因)を天秤にかけて、コピー利用者
自身が最適と思われる広告画像の占有領域をすばやく決
定できる。
【0096】さらに選択された料金ではカラーコピー記
録できない記録材サイズA3の場合は、A3サイズの選
択エリア176aのように、「料金が足りません。」と
いうメッセージを出す。そして、他の選択エリアとは異
なる表示を行って注意を促すと共に、万一押圧操作され
ても受け付けない設定にしている。
【0097】(2) 合成条件設定方式 以下に示す第5実施形態〜第11実施形態は、利用者が
広告占有領域等の合成条件を設定することにより、料金
が算出確定して処理を行う方式である。
【0098】<第5実施形態>図25は、CPU44の
広告合成処理の第5実施形態を示すフローチャートであ
る。図26〜28に、このフローチャートにおける液晶
表示装置の画面遷移を示す。さて、CPU44は、第1
実施形態と同様に、図10〜図12に示したように、操
作パネル60の液晶表示装置61に広告のジャンル選択
画像(初期画面)を表示させ(ステップS41)、利用
者は、この画面から好みのジャンルを選択設定する(ス
テップS42)。次にCPU44は、操作パネル60の
液晶表示装置61に、図25に示すような広告条件設定
画面を表示する(ステップS43)。タッチパネル付き
液晶表示装置61で選択操作された「複写機」の分類情
報が、操作基板ユニット49、CPU44を通って特定
画像情報管理部48に入力され、特定画像情報管理部4
8は特定画像情報メモリ102に記憶されている特定画
像情報群(広告画像等)110の中からひとつの特定画
像情報(広告画像情報)112を選択抽出する(ステッ
プS44)。そして、広告画像情報112が画像編集部
45、CPU44を通って、操作基板ユニット49に入
力され、利用者の確認を得るため、図26のように、タ
ッチパネル付き液晶表示装置61に表示される。特定画
像情報管理部48は各広告画像毎にその画像サイズと記
録紙サイズに応じた、すなわち広告画像占有領域比率に
応じた料金体系を記憶管理している。従って、この料金
体系に従ってCPU44が料金を算出する(ステップS
45)。
【0099】図26には、広告画像の概要が分かるよう
に縮小された広告サンプル画像が表示され、また安くな
った「広告付きコピー料金」165aも合わせて表示さ
れる。広告付きコピー料金165aはカラーコピーと白
黒コピーとで料金は異なり、また記録紙のサイズに応じ
ても料金は異なる。もし、コピー利用者が広告画像サン
プル表示を見て気に入らなければ、画面表示の下部の
「next」選択エリア170を押圧操作することによ
り「複写機」分類の中から他の広告画像が選択され(ス
テップS46)、ステップS44に戻り、図27のよう
に表示される。この例の場合、先程の広告画像占有領域
とサイズが異なっており、「広告付きコピー料金」表示
165bも広告画像占有領域に応じた広告付きコピー料
金に変わる(ステップS45)。
【0100】コピー利用者は、広告画像表示を見て、そ
の料金と広告付きコピーの価値(原稿が縮小されること
によるマイナス要因、原稿画像情報とは異なる新たな情
報が得られるプラス要因)を天秤にかけて、広告を設定
できる(ステップS46)。もし前の広告画像が良かっ
たと判断すれば「back」選択エリア170を押すこ
とによりひとつ前の画面に戻ることができる。また、も
しこれで良いと判断すれば「確定」選択エリア171を
押圧操作することにより広告画像は確定される(ステッ
プS47)。図28には確定された広告画像と広告付き
コピー料金が表示され、「お金を入れて下さい」という
メッセージが表示される。カラーデジタル複写機1に隣
接して配置されたコインベンダー(図示せず)に、表示
されているコピー料金165bに基づいて適切なコピー
料金が投入されると(ステップS48)、広告付きコピー
モードとなってカラーコピーあるいは白黒コピーが取れ
る状態となる。お金を入れる前にもし利用者の気が変わ
ったとしても、「初期画面」選択エリア166を指で押
せば初期画面(図10)に戻る事ができる。
【0101】CPU44が、広告が確定した場合、料金
投入が行われたかを確認し(ステップS48)、行われ
た場合、CPU44から画像情報編集部45と特定画像
情報管理部48に広告情報が入力され、画像処理が行わ
れ(ステップS49)、画像出力が行われる(ステップ
S50)。
【0102】こうして、画像が記録される記録材上にお
ける広告画像の占有領域に応じて、料金が確定されるの
で、コピー利用者は原稿に応じて、その料金と広告付き
コピーの価値(原稿が縮小されることによるマイナス要
因、原稿画像情報とは異なる新たな情報が得られるプラ
ス要因)を天秤にかけて、多くの選択肢の中から最適な
ものを選ぶことができる。例えば、料金を最優先にして
選ぶこともでき、あるいは原稿画像優先にして余白部分
にのみ広告画像を入れる程度の事もでき、選択肢が非常
に多くなるため広告付きコピーの利用率のアップにつな
がる。しかも、記録材上における広告画像占有領域の設
定操作において、占有領域が変化すると同時に、料金表
示も広告画像占有領域に応じて随時変化するので、コピ
ー利用者は広告画像占有領域と料金の関係が操作パネル
上の表示装置を見るだけで、即座にわかり、その料金と
コピーの価値(原稿が縮小されることによるマイナス要
因、原稿画像情報とは異なる新たな情報が得られるプラ
ス要因)を天秤にかけて、コピー利用者自身が最適と思
われる広告画像の占有領域をすばやく決定する事ができ
る。
【0103】<第6実施形態〕図29は、CPU44の
広告合成処理の第6実施形態を示すフローチャートであ
る。第6実施形態も、第5実施形態と同様に、合成広告
画像の条件設定に応じて料金を算出し、これらを利用者
が考慮して諸条件を確定する処理を行う。但し、メモリ
から読み出した広告画像をそのまま使用するのではな
く、サイズ等の広告条件を設定して、料金を算出する処
理を行う。
【0104】第1実施形態と同様に、図10の初期画面
において、「広告付きコピー」選択エリア61〜63の
いずれかのジャンルが選択されると(ステップS51、
S52)、図30の広告条件設定画面が表示される(ス
テップS53)。あらかじめ設定された標準の広告画像
占有領域と原稿画像占有領域との比率が数字で表示され
る比率表示172と共に、視覚的に比率が判るように用
紙に対する広告画像領域表示173がなされる。CPU
44は、記録紙サイズとその広告画像占有領域に応じた
広告付きコピー料金165cを算出し、液晶表示装置の
画面に表示する。
【0105】次に、利用者が、画面中央の「アップ」
「ダウン」選択エリア174の押圧操作により広告画像
占有領域は自由に変更設定が可能である。この「アッ
プ」「ダウン」選択エリア174の押圧操作に伴って、
広告画像占有領域と原稿画像占有領域の比率表示172
及び広告画像領域表示173も随時変更される(ステッ
プS54)。
【0106】「ダウン」選択エリア174を押圧操作し
続けると、図31の表示画面があらわれる。広告画像占
有領域をこれ以上小さくすると、広告画像が読めなくな
ったり、広告画像品質が悪くなったり、広告としての価
値がなくなってしまう限界値があらかじめ設定されてい
る。このため、利用者が、「ダウン」選択エリア174
を押し続けても、CPU44は限界値を越えるものとし
て(ステップS55)、限界値以上は広告画像占有領域
を小さくさせない(ステップS56)。この限界値に至
ると、表示画面には「広告サイズはこれ以上縮小できま
せん」と言うメッセージ表示と共に、広告画像占有領域
と原稿画像占有領域の比率表示172及び広告画像領域
表示173にも最小値MINの表示がなされる。また、
この最小広告画像占有領域に応じた広告付きコピー料金
165dがCPU44により算出され、液晶表示装置の
画面に表示される(ステップS57)。
【0107】また、「アップ」選択エリア74を押圧操
作し続けると、図32の表示画面があらわれる。今後は
これ以上広告画像占有領域を大きくすると、原稿画像占
有領域が小さくなってしまい原稿画像が読めなくなった
り、原稿画像品質が著しく劣ってしまう限界値があらか
じめ設定されている。従って、利用者が「アップ」選択
エリア74を押し続けても、CPU44は、限界値を越
えるものとして(ステップS55)、これ以上広告画像
占有領域を拡大させない(ステップS56)。この限界
値に至ると表示画面には「広告サイズはこれ以上拡大で
きません」と言うメッセージ表示と共に、広告画像占有
領域と原稿画像占有領域の比率表示72、広告画像領域
表示73にも最大値MAXの表示がなされている(ステ
ップS56)。また、CPU44は、この最大広告画像
占有領域に応じた広告付きコピー料金165eを算出し
表示する(ステップS57)。ステップS59〜S63
は、図8のステップS7〜S8と同じなので説明は省略
する。
【0108】記録材上における広告画像占有領域の設定
操作において、占有領域が変化すると同時に、その領域
変化が分かるように比率表示も変化するので、コピー利
用者は操作パネル上の表示装置を見るだけで、広告画像
占有領域と原稿画像占有領域の比率関係が即座にわか
り、その料金とコピーの価値(原稿が縮小されることに
よるマイナス要因、原稿画像情報とは異なる新たな情報
が得られるプラス要因)を天秤にかけて、コピー利用者
自身が最適と思われる広告画像の占有領域をすばやく決
定できる。
【0109】<第7実施形態>図33は、CPU44の
広告合成処理の第7実施形態を示すフローチャートであ
る。図34は、コンビニエンスストア等に設置されるコ
ピーサービス店向けの操作画面の初期画面である。この
初期画面が表示されると(ステップS71)、広告画像
占有領域と原稿画像占有領域の比率をあらかじめいくつ
か設定し、それに対応する選択エリア175a〜175
dが表示されている。例えば「広告比率0.1」175
a、「広告比率0.2」175b、「広告比率0.3」
175c、「広告比率0.4」175dの各選択エリア
が表示されており、これらのいずれかを押圧操作するこ
とによって、広告画像占有領域が設定される(ステップ
S72)。この広告画像占有領域に応じて、CPU44
が広告付きコピー料金を算出し、液晶表示装置に表示す
る。この後のステップS75〜S79は、図8のステッ
プS7〜S11と同様なので、説明は省略する。
【0110】このように、画像が記録される記録材上に
おける広告画像の占有領域を複数同時に段階的に表示す
ることが可能である。従って、利用者は、各段階の広告
画像の占有領域を同時に確認でき、更にこの設定された
広告画像の占有領域に応じて料金も変化するので、コピ
ー利用者は原稿に応じて、各段階の料金とコピーの価値
を比較しやく、コピー利用者自身が最適と思われる広告
画像の占有領域を自らの意志で自由に決定することがで
きる。
【0111】<第8実施形態>デジタル複写機のCPU
44の広告合成処理における第8実施形態について次に
説明する。第8実施形態は、図33のフローチャートに
したがって処理が行われる。図35は、図33のステッ
プS71におけるコンビニエンスストア等に設置される
コピーサービス店向けの操作画面の初期画面である。広
告画像数をあらかじめいくつか設定し、それに対応する
選択エリア176a〜176dが表示されている。例え
ば「広告数1」176a、「広告数2」176b、「広
告数3」176c、「広告数4」176dの各選択エリ
ア76が表示されており、これらのいずれかを押圧操作
することによって、広告画像占有領域が設定され、この
広告画像占有領域に応じて広告付きコピー料金が確定さ
れ表示される。
【0112】画像が記録される記録材上における広告画
像の数を設定することが可能であり、この設定された広
告画像の数により占有される広告画像の領域に応じて料
金が確定されるので、コピー利用者は原稿に応じて、そ
の料金とコピーの価値(原稿が縮小されることによるマ
イナス要因、原稿画像情報とは異なる新たな情報が得ら
れるプラス要因)を天秤にかけて、コピー利用者自身が
自らの意志で最適と思われる広告画像数より広告画像の
占有領域を決定することができる。
【0113】<第9実施形態>デジタル複写機のCPU
44の広告合成処理における第9実施形態について次に
説明する。第9実施形態は、図29のフローチャートに
したがって処理が行われる。図36は第9実施形態を示
す広告条件設定画面である。これは図10の初期画面に
おいて「広告付きコピー」選択エリア161〜163の
いずれかのジャンルが選択されると表示される(ステッ
プS52)。あらかじめ設定された標準の広告画像数と
広告画像占有領域と原稿画像占有領域との比率が数字で
表示される比率表示172と共に、視覚的に広告画像数
と比率が判るように用紙に対する広告画像領域表示17
3がなされる。さらに、記録紙サイズとその広告画像占
有領域に応じた広告付きコピー料金165fが表示され
る(ステップS57)。ここまでは第5実施形態と同じ
である。
【0114】次に画面中央の「アップ」「ダウン」選択
エリア74の押圧操作により広告画像占有領域は自由に
変更設定が可能である。この「アップ」「ダウン」選択
エリア174の押圧操作に伴い、広告画像数が変わり、
広告画像の数に応じて広告画像占有領域と原稿画像占有
領域の比率表示172及び広告画像領域表示173も随
時変更される。また広告画像占有領域の変化に応じて広
告付きコピー料金表示165fも随時変更される。
【0115】記録材上における広告画像占有領域の設定
操作において、占有領域が変化すると同時に、広告数と
比率表示も変化するので、コピー利用者は操作パネル上
の表示装置を見るだけで、広告画像占有領域と原稿画像
占有領域の比率関係が即座にわかり、その料金とコピー
の価値(原稿が縮小されることによるマイナス要因、原
稿画像情報とは異なる新たな情報が得られるプラス要
因)を天秤にかけて、コピー利用者自身が最適と思われ
る広告画像の占有領域と広告数をすばやく決定できる。
【0116】また、広告数の上限と下限はあらかじめ設
定されており、これにより広告画像占有領域の範囲が決
定されている。従って広告画像占有領域が小さすぎて広
告画像品質が劣化することも無く、また広告画像占有領
域が大きすぎて、原稿占有領域が圧迫され原稿画像が劣
化することも無く、品質の良い広告付きコピーが得られ
る。
【0117】<第10実施形態>デジタル複写機のCP
U44の広告合成処理における第10実施形態について
次に説明する。図37は、第10実施形態のフローチャ
ートであり、図38は第10実施形態を示す広告条件設
定画面である。今まで説明してきた方法はすべて広告画
像占有領域を先に決定する方法であった。しかしここで
説明する方法は原稿占有領域を優先して先に決定し、余
った領域が広告画像占有領域に当てる方法である。
【0118】さて、CPU44は、第1実施形態と同様
に、図10〜図12に示したように、操作パネル60の
液晶表示装置61に広告のジャンル選択画像(初期画
面)を表示させ(ステップS81)、利用者は、この画
面から好みのジャンルを選択設定する(ステップS8
2)。次にCPU44は、操作パネル60の液晶表示装
置61に、図38に示すような原稿倍率設定画面を表示
する(ステップS83)。
【0119】すなわち、図38に示したように、あらか
じめ設定された標準の原稿倍率が数字で表示される17
2と共に、視覚的に原稿画像占有領域と広告画像占有領
域との比率が判るように両者の領域表示173がなされ
る。さらに、記録紙サイズとその広告画像占有領域に応
じた広告付きコピー料金165gが表示される。次に画
面中央の「アップ」「ダウン」選択エリア174の押圧
操作により原稿画像占有領域は自由に変更設定が可能で
ある。この「アップ」「ダウン」選択エリア174の押
圧操作に伴い、原稿倍率表示172も広告画像占有領域
と原稿画像占有領域の比率表示173も随時変更され
る。また広告画像占有領域の変化に応じて広告付きコピ
ー料金表示165gも随時変更される(ステップS8
4)。
【0120】また第6実施形態と同様に、原稿倍率の上
限と下限はあらかじめ設定されており、これにより広告
画像占有領域の範囲が決定されている。従って、CPU
44は、条件の限界値以内か否かを判断し(ステップS
85)、限界値以内であれば、料金を算出する(ステッ
プS87)。限界値を越えるような設定を行っても、限
界値で設定する(ステップS86)。そして、その限界
値で料金を算出する。ステップS88〜S93は、図8
のステップS6〜S11と同じであるので、説明は省略
する。
【0121】このように原稿占有領域を設定することに
より広告画像占有領域を設定する。上限値、下限値を設
定することにより、広告画像占有領域が小さすぎて広告
画像品質が劣化することも無く、また広告画像占有領域
が大きすぎて、原稿占有領域が圧迫され原稿画像が劣化
することも無く、品質の良い広告付きコピーが得られ
る。
【0122】<第11実施形態>デジタル複写機のCP
U44の広告合成処理における第11実施形態について
次に説明する。図39は、CPU44の広告合成処理の
第7実施形態を示すフローチャートである。図40〜4
2は、コンビニエンスストア等に設置されるコピーサー
ビス店向けの操作画面の画面遷移を示す。図10の初期
画面において「広告付きコピー」選択エリア61〜63
のいずれかのジャンルが選択されると(ステップS10
1及びS102)、図40が表示される。この表示は第
6実施形態で説明した広告画像占有領域を設定する方法
の図30と同じである。すなわち、あらかじめ設定され
た標準の広告画像占有領域と原稿画像占有領域との比率
が数字で表示される比率表示172と共に、視覚的に比
率が判るように用紙に対する広告画像領域表示173が
なされる。さらに、記録紙サイズとその広告画像占有領
域に応じた広告付きコピー料金165cが表示される。
ただ広告数1の表示がされている点が異なる。
【0123】次に画面中央の「アップ」「ダウン」選択
エリア174の押圧操作により広告画像占有領域は自由
に変更設定が可能である。この「アップ」選択エリア7
4の押圧操作に伴って、あらかじめ設定された広告占有
領域を超えると(ステップS105)、広告数が2に変
わり(ステップS106)、図41のような表示に変わ
る。さらに「アップ」選択エリア74の押圧操作を続け
ると、所定の広告占有領域を超え広告数は3となる。こ
の変化に伴って広告数と比率表示172、広告画像領域
表示173も随時変更される。また広告画像占有領域の
変更に応じて広告付きコピー料金表示165cも随時変
更される(ステップS107)。ステップS88〜S9
3は、図8のステップS6〜S11と同じであるので、
説明は省略する。
【0124】この方法によると広告画像の占有領域の割
に情報量が少ないということも無く、また画像品質とし
て許容される拡大率以上の拡大がなされることも無く、
常に品質の良い広告付きコピーが得られる。また、複数
の広告画像が確定された場合、既に確定されている広告
画像占有領域は等分割されて、各広告画像に割り当てら
れる。図16b及び図16cは広告画像比率は異なる
が、広告画像数はどちらも2であり、2つの広告画像の
サイズ比率はどちらも同じである。等分割する事によ
り、各広告画像の変倍率が同じにする事ができ、文字サ
イズ等もそろった見やすい広告付きコピーが得られる。
【0125】こうして、あらかじめカラーデジタル複写
機に登録されている広告画像情報と、複写するためにカ
ラーデジタル複写機にセットされた原稿の原稿画像情報
を同じ用紙の上に合わせて記録するモードを例えばカラ
ーデジタル複写機に搭載することにより、このカラーデ
ジタル複写機を設置する側にとってみれば、不特定多数
の人に伝えたい情報を広告画像としてコピー画像と共に
記録することが可能となる。第3者の広告主とカラーデ
ジタル複写機を設置する側との新たな事業にも発展す
る。
【0126】一方、このカラーデジタル複写機を利用す
る利用者側からみれば、自分自身が必要とする原稿の画
像情報を大きく損なうこともなく広告画像が付加された
コピーが出力されるだけであって、特に問題にもならな
い。これによってコピー料金も下がったり、原稿画像情
報とは異なる新たな情報あるいは特典が得られるので有
効なものとなる。さらに広告画像サイズにより広告付き
コピー料金が変わり、その料金とコピーの価値(原稿が
縮小されることによるマイナス要因、原稿画像情報とは
異なる新たな情報が得られるプラス要因)を天秤にかけ
て、コピー利用者自身が最適と思われる広告画像の占有
領域を自らの意志で自由に決定することができる。この
ように利用者の選択範囲が広がることにより、広告付き
コピーの利用率拡大につながる。
【0127】
【発明の効果】請求項1に記載されている発明によれ
ば、選択された料金に応じて記録材上における特定画像
占有領域が確定されるので、利用者は原稿に応じて、そ
の料金と特定画像の価値を考慮し、多くの料金選択肢の
中から最適なものを選ぶことができる。
【0128】請求項2に記載されている発明によれば、
選択された料金に応じて記録材上における特定画像数と
占有領域が確定されるので、利用者は原稿に応じて、そ
の料金と特定画像の価値を考慮し、多くの料金選択肢の
中から最適なものを選ぶことができる。
【0129】請求項3に記載されている発明によれば、
選択された料金に応じて記録材上における特定画像占有
領域が確定されると共に、その確定された領域の変化が
分かるように比率表示されるので、利用者は操作指示手
段の表示部を見るだけで、特定画像占有領域と原稿画像
占有領域の比率関係が即座にわかり、その料金と特定画
像の価値を考慮し、利用者自身が最適と思われる特定画
像の占有領域をすばやく決定できる。
【0130】請求項4に記載されている発明によれば、
選択された料金から記録材サイズ毎の記録材上における
特定画像占有領域を確定すると共に、その確定された結
果を表示するので、利用者は原稿に応じて、その料金と
特定画像の価値を考慮し、多くの料金と記録材サイズの
選択肢の中から最適なものを選ぶことができる。
【0131】請求項5に記載されている発明によれば、
入力された料金に応じて記録可能な記録材のサイズと、
各記録材上における特定画像占有領域を確定すると共
に、その確定された結果を表示するので、もし記録させ
たい記録材のサイズが料金不足等により記録不可の場
合、操作指示部の表示部を見るだけで即座に判り、コピ
ー料金を増やす等のスムーズな対応がはかれる。入力さ
れた料金から装置として現在供給可能な状態にある記録
材のサイズと、各記録材上における特定画像占有領域を
確定すると共に、その確定された結果を表示するので、
もし記録させたい記録材のサイズが供給不可能な状態の
場合、操作指示部の表示部を見るだけで即座に判り、記
録紙を補充する等のスムーズな対応がはかれる。
【0132】請求項6に記載されている発明によれば、
画像が記録される記録材上における特定画像の占有領域
に応じて、料金が確定されるので、利用者は原稿に応じ
て、料金と特定画像の価値を考慮し、多くの選択肢の中
から最適なものを選ぶことができる。例えば、料金を最
優先にして選ぶこともでき、あるいは原稿画像優先にし
て余白部分にのみ広告画像を入れる程度の事もでき、選
択肢が非常に多くなるため利用率のアップにつながる。
【0133】請求項7に記載されている発明によれば、
画像が記録される記録材上における広告画像の数を設定
することが可能であり、この設定された広告画像の数に
より占有される広告画像の領域に応じて料金が確定され
るので、利用者は原稿に応じて、その料金と特定画像の
価値を考慮し、コピー利用者自身が自らの意志で最適と
思われる広告画像数より広告画像の占有領域を決定する
ことができる。
【0134】請求項8に記載されている発明によれば、
画像が記録される記録材上における原稿画像の倍率を設
定することが可能であり、この設定された倍率から原稿
画像占有領域が決定され、残りの領域を特定画像占有領
域とし、この領域に応じて料金が確定されるので、利用
者は原稿に応じて原稿領域を優先して決定し、余った領
域を特定画像領域とする設定ができる。余った領域を有
効に活用でき、かつ料金も下がるというメリットがあ
る。
【0135】請求項9に記載されている発明によれば、
画像が記録される記録材上における告画像の占有領域を
段階的に複数表示し、その中から設定することが可能で
あり、この設定された特定画像の占有領域に応じて料金
も変化するので、利用者は原稿に応じて、その料金と特
定画像の価値を考慮し、利用者自身が最適と思われる特
定画像の占有領域を自らの意志で自由に決定することが
できる。
【0136】請求項10に記載されている発明によれ
ば、確定された画像が記録される記録材のサイズと、こ
の確定された記録材上における特定画像の占有領域に応
じて、料金が確定されるので、利用者はきめ細かい料金
体系の多くの選択肢の中から、自らの意志で最適と思わ
れるものを選択できる。選択範囲が広がり、利用率拡大
につながる。
【0137】請求項11に記載されている発明によれ
ば、記録材上における特定画像の占有領域は、記録材の
サイズと原稿のサイズから確定される限界値以下におい
て設定(調整)が可能であるので、利用者は原稿画像品
質を気にせず広告画像占有領域の設定ができ、常に品質
の良い広告付きコピーが得られる。
【0138】請求項12に記載されている発明によれ
ば、設定された記録材上における広告画像の占有領域か
ら、適切な広告画像を確定して記録するので、コピー利
用者は、煩わしい広告画像確定の操作を一切行う必要が
なく、簡単に広告画像付きコピーを得ることができる。
【0139】請求項12に記載されている発明によれ
ば、設定された記録材上における特定画像の占有領域内
において、確定された特定画像が変倍記録されるので、
コピー利用者が自ら倍率変更操作をしなくても、占有領
域内において最も見栄えのよいサイズに自動的に特定画
像が拡大あるいは縮小され、常に品質の良い合成出力が
得られる。
【0140】請求項13に記載されている発明によれ
ば、設定された特定画像の占有領域内において確定され
た特定画像が変倍記録される場合、特定画像における倍
率変換可能な範囲(広告画像に影響がない範囲)が特定
画像毎にあらかじめ設定されているので、特定画像が判
読できない程の縮小がなされたり、また粗くて見栄えの
良くない拡大がなされることも無く、常に品質の良い合
成出力が得られる。
【0141】請求項14に記載されている発明によれ
ば、記録材上における広告画像の占有領域の略中央に、
確定された広告画像を記録するので、コピー利用者が自
らセンタリング操作をしなくても、占有領域内において
自動的に広告画像がセンタリングされ、常に見栄えの良
い広告付きコピーが得られる。
【0142】請求項15に記載されている発明によれ
ば、設定された特定画像の占有領域から、複数の特定画
像を確定して記録するので、特定画像の占有領域の割に
情報量が少ないということも無く、また画像品質として
許容される拡大率以上の拡大がなされることも無く、常
に品質の良い広告付きコピーが得られる。
【0143】請求項16に記載されている発明によれ
ば、設定された特定画像の占有領域から、複数の特定画
像が確定された場合、特定画像の占有領域が等分割さ
れ、各特定画像サイズは同じであるので、各特定画像の
変倍率がそろい、文字サイズ等もそろった見やすい広告
付きコピーが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置の実施形態であるカ
ラーデジタル複写機の構成を示す概略断面図である。
【図2】カラーデジタル複写機を核としたネットワーク
システム示す構成図である。
【図3】カラーデジタル複写機に含まれている画像処理
部分のブロック図である。
【図4】デジタル複写機の装置全体の各部を中央制御装
置より動作管理を示すブロック図である。
【図5】カラーデジタル複写機における操作パネルを示
す構成図である。
【図6】原稿画像情報と特定画像情報(広告画像等)を
合成するカラーデジタル複写機の要部ブロック図であ
る。
【図7】原稿画像と確定された広告画像の合成結果の一
例を表した説明図である。
【図8】広告合成処理における第1実施形態を示す全体
フローチャートである。
【図9】図8における画像処理の詳細フローチャートで
ある。
【図10】第1実施形態における液晶表示装置の初期画
面を示す説明図である。
【図11】「電気製品広告」選択エリアを指で直接押圧
操作した場合の表示画面の説明図である。
【図12】「電気製品広告」のジャンルをさらに細分類
化した項目の選択エリア161aを表示した画面の説明
図である。
【図13】広告付きコピー料金設定画面の説明図であ
る。
【図14】比率表示、広告画像領域表示を有する液晶表
示装置の画面の説明図である。
【図15】利用者の確認を得るため縮小された広告サン
プル画像を表示した液晶表示装置の広告確定画面の説明
図である。
【図16】最終料金表示と料金投入指示を示す液晶表示
装置の画面の説明図である。
【図17】(a)〜(c)は、広告画像の処理を示す説
明図である。
【図18】広告合成処理における第2実施形態を示すフ
ローチャートである。
【図19】第2実施形態における液晶表示装置の初期画
面の説明図である。
【図20】第2実施形態における用紙サイズ及び広告領
域の選択画面の説明図である。
【図21】他の用紙サイズ及び広告領域の選択画面の説
明図である。
【図22】第3実施形態における広告付きコピー料金の
液晶表示装置の設定画面の説明図である。
【図23】広告数が2になった広告付きコピー料金の液
晶表示装置の設定画面の説明図である。
【図24】第4実施形態における用紙サイズ、広告数及
び広告領域の液晶表示装置の選択画面の説明図である。
【図25】広告合成処理の第5実施形態を示すフローチ
ャートである。
【図26】第5実施形態における液晶表示装置の広告条
件設定画面の説明図である。
【図27】第5実施形態における広告条件を変えた場合
の広告条件設定画面の説明図である。
【図28】第5実施形態における最終料金表示と料金投
入指示を示す画面の説明図である。
【図29】広告合成処理の第6実施形態を示すフローチ
ャートである。
【図30】第6実施形態における液晶表示装置の広告条
件設定画面の説明図である。
【図31】下限値を表示した広告条件設定画面の説明図
である。
【図32】上限値を表示した広告条件設定画面の説明図
である。
【図33】広告合成処理の第7実施形態を示すフローチ
ャートである。
【図34】第7実施形態における液晶表示装置の初期画
面の説明図である。
【図35】第8実施形態における液晶表示装置の初期画
面の説明図である。
【図36】第9実施形態における液晶表示装置の広告条
件設定画面の説明図である。
【図37】広告合成処理の第10実施形態を示すフロー
チャートである。
【図38】第10実施形態における液晶表示装置の広告
条件設定画面の説明図である。
【図39】広告合成処理の第11実施形態を示すフロー
チャートである。
【図40】第11実施形態における液晶表示装置の広告
条件設定画面の説明図である。
【図41】広告比率0.3を示す液晶表示装置の広告条
件設定画面の説明図である。
【図42】広告比率0.4を示す液晶表示装置の広告条
件設定画面の説明図である。
【符号の説明】
41 画像処理部 42 画像出力部 44 CPU 45 画像編集部 48 特定画像情報管理部 49 操作基板ユニット 60 操作パネル 61 液晶表示装置 101 画像情報入力手段 105 画像情報合成部 110 広告画像 111 原稿画像情報 112 広告画像情報

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像情報と付加価値を有する特定画
    像情報を合成して出力記録する画像処理装置において、 利用者の操作により処理条件を設定入力可能な操作指示
    手段と、 前記原稿画像情報を入力する原稿画像情報入力手段と、 前記特定画像情報を記憶する特定画像記憶手段と、 前記操作指示手段より設定された料金に応じて、合成す
    る場合の前記原稿画像情報に対する特定画像情報の占有
    領域を算出する特定画像占有算出手段と、 前記操作指示手段により設定した料金及び占有領域に基
    づいて、前記特定画像記憶部に記憶された特定画像情報
    の中から特定画像情報を抽出する特定画像情報抽出手段
    と、 入力された原稿画像情報と前記特定画像記憶部に記憶さ
    れた特定画像情報の中から選択した特定画像情報の処理
    の指示を出す画像情報編集部と、 前記原稿画像情報と抽出された中から選択した特定画像
    情報を合成処理する画像合成手段と、 合成画像情報を画像として出力記録する画像情報出力手
    段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 原稿画像情報と付加価値を有する特定画
    像情報を合成して出力記録する画像処理装置において、 利用者の操作により処理条件を設定入力可能な操作指示
    手段と、 前記原稿画像情報を入力する原稿画像情報入力手段と、 前記特定画像情報を記憶する特定画像記憶手段と、 前記操作指示手段より設定された料金に応じて、合成す
    る場合の特定画像情報の数と前記原稿画像情報に対する
    特定画像情報の占有領域を算出する特定画像占有算出手
    段と、 前記操作指示手段により設定した料金、特定画像数及び
    占有領域に基づいて、前記特定画像記憶部に記憶された
    特定画像情報の中から特定画像情報を抽出する特定画像
    情報抽出手段と、 入力された原稿画像情報と前記特定画像記憶部に記憶さ
    れた特定画像情報の中から選択した特定画像情報の処理
    の指示を出す画像情報編集部と、 前記原稿画像情報と抽出された中から選択した特定画像
    情報を合成処理する画像合成手段と、 合成画像情報を画像として出力記録する画像情報出力手
    段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記操作指示手段は表示部を備え、該表
    示部は特定画像占有算出手段により求めた特定画像情報
    の前記占有領域の比率を表示することを特徴とする請求
    項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記操作指示手段は表示部を備え、 前記特定画像占有算出手段は、記録サイズごとに前記占
    有領域を算出し、 前記表示部は、前記算出結果を表示することを特徴とす
    る請求項1又は2記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記表示部は、設定料金に見合わない記
    録サイズ又は供給不可能な記録サイズも表示することを
    特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 原稿画像情報と付加価値を有する特定画
    像情報を合成して出力記録する画像処理装置において、 利用者の操作により処理条件を設定入力可能な操作指示
    手段と、 前記原稿画像情報を入力する原稿画像情報入力手段と、 前記特定画像情報を記憶する特定画像記憶手段と、 前記操作指示手段より設定された前記原稿画像情報に対
    する特定画像情報の占有領域に基づいて料金を算出する
    料金算出手段と、 設定された占有領域と前記料金算出手段により算出した
    料金に基づいて、前記特定画像記憶手段に記憶された特
    定画像情報の中から特定画像情報を抽出する特定画像情
    報抽出手段と、 入力された原稿画像情報と前記特定画像記憶部に記憶さ
    れた特定画像情報の中から選択した特定画像情報の処理
    の指示を出す画像情報編集部と、 前記原稿画像情報と抽出された中から選択した特定画像
    情報を合成処理する画像合成手段と、 合成画像情報を画像として出力記録する画像情報出力手
    段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 原稿画像情報と付加価値を有する特定画
    像情報を合成して出力記録する画像処理装置において、 利用者の操作により処理条件を設定入力可能な操作指示
    手段と、 前記原稿画像情報を入力する原稿画像情報入力手段と、 前記特定画像情報を記憶する特定画像記憶手段と、 前記操作指示手段より設定された特定画像数と前記原稿
    画像情報に対する特定画像情報の占有領域に基づいて、
    料金を算出する料金算出手段と、 設定された特定画像数、占有領域及び前記料金算出手段
    により算出した料金に基づいて、前記特定画像記憶手段
    に記憶された特定画像情報の中から特定画像情報を抽出
    する特定画像情報抽出手段と、 入力された原稿画像情報と前記特定画像記憶部に記憶さ
    れた特定画像情報の中から選択した特定画像情報の処理
    の指示を出す画像情報編集部と、 前記原稿画像情報と抽出された中から選択した特定画像
    情報を合成処理する画像合成手段と、 合成画像情報を画像として出力記録する画像情報出力手
    段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 原稿画像情報と、原稿とは異なる画像情
    報である特定画像情報とを合成する画像処理装置におい
    て、 画像情報を入力する画像情報入力部と、 入力された特定画像を記憶する特定画像記憶部と、 前記操作指示手段より設定された原稿画像情報の変倍率
    に基づいて前記原稿画像情報に対する特定画像情報の占
    有領域を算出する特定画像占有領域算出手段と、 前記占有領域に基づいて、料金を算出する料金算出手段
    と、 前記占有領域及び前記料金に基づいて、前記特定画像記
    憶手段に記憶された特定画像情報の中から特定画像情報
    を抽出する特定画像情報抽出手段と、 入力された原稿画像情報と前記特定画像記憶部に記憶さ
    れた特定画像情報の中から選択した特定画像情報の処理
    の指示を出す画像情報編集部と、 前記画像情報編集部の指示により画像処理を行う画像処
    理部と、 処理が行われた原稿画像情報と特定画像情報とを合成す
    る画像合成部と、 合成画像情報を画像として出力記録する画像出力部と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記操作指示手段は表示部を備え、該表
    示部は選択設定するための前記占有領域を段階的な大き
    さごとに複数表示することを特徴とする請求項6,7又
    は8記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記操作指示手段は表示部を備え、該
    表示部は選択設定するための記録材サイズ毎の前記占有
    領域を複数表示することを特徴とする請求項6、7又は
    8の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記操作指示手段は、前記占有領域の
    設定値に限界値を設け、該限界値を超えて設定できない
    ようにしていることを特徴とする請求項6、7又は8記
    載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記画像情報編集部は、前記占有領域
    に応じて特定画像の変倍率を確定することを特徴とする
    請求項1乃至11記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記画像情報編集部は、特定画像が見
    やすい倍率範囲が定められており、該倍率範囲内で倍率
    設定を行うことを特徴とする請求項12記載の画像処理
    装置。
  14. 【請求項14】 前記画像情報編集部は、変倍された特
    定画像情報を特定画像情報占有領域の略中央に移動させ
    ることを特徴とする請求項12又は13記載の画像処理
    装置。
  15. 【請求項15】 原稿画像情報と付加価値を有する特定
    画像情報を合成して出力記録する画像処理装置におい
    て、 利用者の操作により処理条件を設定入力可能な操作指示
    手段と、 前記原稿画像情報を入力する原稿画像情報入力手段と、 前記特定画像情報を記憶する特定画像記憶手段と、 前記操作指示手段より設定された前記原稿画像情報に対
    する特定画像情報の占有領域に基づいて合成する特定画
    像数を算出する特定画像数算出手段と前記占有領域に基
    づいて料金を算出する料金算出手段と、 設定された占有領域と前記料金算出手段により算出した
    料金に基づいて、前記特定画像記憶手段に記憶された特
    定画像情報の中から特定画像情報を抽出する特定画像情
    報抽出手段と、 入力された原稿画像情報と前記特定画像記憶部に記憶さ
    れた特定画像情報の中から選択した特定画像情報の処理
    の指示を出す画像情報編集部と、 前記原稿画像情報と抽出された中から選択した特定画像
    情報を合成処理する画像合成手段と、 合成画像情報を画像として出力記録する画像情報出力手
    段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  16. 【請求項16】 前記画像情報編集部は、特定画像占有
    領域を特定画像ごとに等分割して各特定画像を割り当て
    ることを特徴とする請求項15記載の画像処理装置。
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