JPH0385868A - 情報通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、通信しようとする情報の欄外に特定の情報
が自動合成されて送信されるようにした情報通信装置に
関する。

［従来の技術］ ファクシミリ装置は、世界的に見て日本国内での普及率
が動っとも高く、遠からず電話機並に一家に一台が普及
するヒも言われている。また、海外においても、テレッ
クス装置に代わる簡便な通信手段として、ファクシミリ
装置に多大な関心が寄せられており、製造各社は多様な
商品戦略と価格攻勢による市場形成に凌ぎを削っている
。こうした先端技術に依存するハイテク商品は、過去の
例に漏れず、新機種が登場するたびに機能対価格比が低
下する傾向があり、新技術の開発に並行して絶え間無く
コスト削減努力が続けられている。

一方、ファクシミリ装置の利用形態についても、企業や
事務所間での文書通信に利用するいわゆるビジネスユー
スだけに限らず、個人間での私信に利用するいわゆるパ
ーソナルユースも活発化してきており、こうしたユーザ
の底辺拡大傾向が、より便利なファクシミリ装置の開発
に拍車をかけているようである。

例えば、自動車電話に接続できるファクシミリ装置や、
ターミナル駅やスーパーマーケットのような人が多く集
まる場所に設置された公衆ファクシミリ装置などは、利
用者層の拡大基調を裏付けるものである。今後数年のう
ちに普及率の大福な上昇が見込まれる米国社会などでは
、ビジネスマンが出張先で本社に報告すべき文書を公衆
ファクシミリ装置を利用してその日のうちに送信すると
いったケースも多く、ホテル内に設置した宿泊客用のフ
ァクシミリ装置が、宿泊先の選別要因にも上げられるほ
どであり、集客能力向上のため、客室ごとにファクシミ
リ装置付きの電話機を設置する計画のホテルもあると言
われている。

［発明が解決しようとする課題］ 従来のファクシミリ装置に組み込まれた情報通信装置は
、！ＩＸ稿紙上紙上字又は画像等の情報をイメージセン
サが走査線ごとに読み取り、読み取られた走査線の集合
体としての情報を電話回線に流すｌ１ｌＦ戒をとってい
るが、そのさいに、イメージセンサが読み取った情報の
ための通信欄の外側の余白部分に、通信の日付や時刻或
は発信元といったＩＤデータを記録することがある。し
かし、こうしたＩＤデータは、通信欄外に記入する備忘
録程度の評価しか受けておらず、通信主文の容量確保が
優先されるため、ＩＤデータ記人のための割り当て容量
はきわめて限られたものとなる。このため、従来の画像
通信装置を例えば宣伝広告機能をもった公衆ファクシミ
リ装置として、ホテルやスーパーマーケットなどに設置
し、利用者には有料又は無料に近い利用料金で自由な利
用を提供する代わりに、通信紙面の一部を提供者側が用
意した広告や宣伝のためのスペースに使用させてもらう
といった使用法を想定した場合、宣伝広告のためのスペ
ースがＩＤデータのためのごく限られた領域に限定され
るため、現状ではこうした使用法の実現はきわめて困難
であるといった課題を抱えていた。

［課題を解決するための手段］ この発明は、」二足課題を解決したものであり、原稿紙
に書かれた文字又は画像等の情報を、原寸よりも縮小し
て読み取る情報読み取り手段と、あらかじめ指定された
特定の文字又は画像等の情報を記憶する情報メモリと、
前記情報読み取り手段の出力情報の欄外に、前記縮小読
み取りにより生じた余白を埋めるごとく、前記情報メモ
リが記憶する情報を合成する合成回路と、この合成回路
の出力情報を送信する送信回路を具備することを特徴と
するものである。

［作用］ この発明は、原稿紙に書かれた文字又は画像等の情報を
、原寸よりも縮小して読み取り、出力情報の欄外に、あ
らかじめ情報メモリに記憶させである特定の情報を合成
して送信することにより、情報通信メディアを特定情報
の宣伝広告媒体として利用できるようにする。

［実施例］ 以下、この発明の実施例について、第１図以Ｆを参照し
て説明する。第】図は、この発明の情報通信装置の一実
施例を示す概略構成図、第２図は、第１図に示した通信
ユニットの回路構成図、第３図（Ａ）、（Ｂ）は、それ
ぞれ原稿と送信画像の各−例を示す平面図である。

第１図中、情報通信装置ｌは、受信機能をもたない送信
単能ファクシミリ装置の主要１部を構成するものであり
、製造コストの低減を主眼に製造されたものである、こ
のため、受信系に必要な印字ヘッドや記録紙のための搬
送機構等は具備しておらず、装置本体２の内部は、原稿
紙３のための搬送路に沿って設けた紙送りローラ４とそ
の駆動機構（図示せず）及びイメージセンサ５といった
少数の部品が目に付く程度であり、イメージセンサ５の
出力を電話回線に送り出す通信ユニット６は、基板回路
としてコンパクトに収納されている。

実施例に示したイメージセンサ５は、レンズを使用しな
い密着型であり、原稿紙３に書かれた文字又は画像等の
情報を等倍で読み取ることができる。イメージセンサ５
にて原稿紙３から読み取られた情報は、通信ユニット６
初段の情報縮小回路内７で縦方向に９０％程度に圧縮さ
れる。すなわち、ここではイメージセンサ５と情報縮小
回路７が、原稿を原寸よりも縮小して読み取る情報読み
取り手段を構成している。情報縮小回路７は、１ｍｍに
何本かの走査線で読み取られた原画像を、走査線を何本
かに１本の割りで間引くことで走査線数を減らし、原画
像の何分の−かに縮小する構成をとる。

情報縮小回路７には、切り替えスイッチ８を介して情報
メモリ９と合成回路１０が選択的に接続されるようにな
っており、登録モード又は通信モードを選択することで
、切り替えスイッチ８を情報メモリ９側か合成回路１０
側に切り替えることができる。情報メモリ９は、特定の
情報としてここでは宣伝広告のための画像データを格納
しておくためのものであり、実施例ではイメージセンサ
５を介して取り込んだ情報を随時書き込むことができ、
かつまた読み出しが随時可能であるＲＡＭで構成しであ
る０合成回路１０は、切り替えスイッチ８を経由する情
報に対し、イメージセンサ５による縮小読み取りの結果
生ずる余白を埋めるごとく、情報メモリ１０から読み出
された宣伝広告を合成する。１１は、通信ユニットの終
段に設けられた送信回路であり、合成回路１０が合成し
た情報を電話回線に送り出す働きをする。

ここで、通信ユニット６を登録モードとし、宣伝広告に
用いる文字又は画像等の情報が書かれた原稿紙３を紙送
りローラ４とイメージセンサ５の間に送り込むと、切り
替えスイッチ８は情報メモリ９側に切り替わっているた
め、情報縮小回路７を経由してイメージセンサ５から送
られてきた情報を、情報メモリ９内に格納することがで
きる。

これに対し、通常の使用にさいしては、通信モードが選
択されるため、切り替えスイッチ８は合成回路】０側に
切り替わる。このため、情報縮小回路７を経由してイメ
ージセンサ５かも送られてくる１１１ｉｉ像データは、
縮小読み取りにより余白として生じた欄外に、情報メモ
リ９が記憶する宣伝広告を付加される。こうして宣伝広
告が合成された情報は、送信回路１１を介して電話回線
に送り出される。従って、原稿だけが記載されていた第
３図（Ａ）に示すもともとの原稿紙は、同図（Ｂ）に示
したように、原稿と宣伝広告が合成された状態で相手方
に送り届けられる。

ところで、上記情報通信装置１を公衆ファクシミリ装置
として提供する場合、広告主による宣伝費用を利用料金
から割り引くことができるため、利用者に対しては格安
の利用料金を設定することができる。同時にまた、広告
主側も利用者がファクシミリ通信を利用するつど、不特
定多数の人に広告機会が得られるといったメリットがあ
る。さらにまた、情報メモリ９に登録する宣伝広告は、
広告主との間の協定又は契約に基づいて随時切り替える
ことができるので、企業広告から個人広告まで幅広く取
り扱うことで、ホテルやスーパーマーケットなどにおけ
る営業施策面から、公衆ファクシミリ装置の導入に弾み
をつけることができ、またファクシミリ装置のメーカサ
イドでは、宣伝広告の自動挿入といった付加機能によっ
て販路を拡張できるメリットがある。

なお、上記実施例では、原稿紙３に書かれた文字や画像
を、情報縮小回路７において電気的に縮小する構成とし
たが、第４．５図に示す情報通信装置２１のごとく、イ
メージセンサ２２を縮小光学系２３と固体撮像素子２４
で構成し、情報縮小回路７を省略することもできる。縮
小光学系２３は、原稿紙３に照明光を当てる光源２５と
、光源２５により照らされた原稿紙３からの反射光を、
光路に沿って直角に屈曲させる反射鏡２６と、反射Ｒ２
６にて反射された光を固体撮像素子２４上に収束させる
レンズ２７等からなる。ところで、レンズ２７の拡大倍
率は１以下であり、拡大倍率０．９のレンズ２７を用い
ることで、９０％圧縮画像を得ることができる。ただし
、情報通信装置２１の場合、原画像データは縦横とも９
０％に縮小され、縦ヒ横にそれぞれ１０％の余白が生ず
ることになり、情報縮小回路７を用いた場合のような画
像縮小の自在性については幾分か劣るものの、比較的低
コストで構成できる利点がある。

また、この実施例では、情報メモリ２８ヒしてＲＡ　Ｍ
ではなく、読み出し専用メモリであるＲＯＭを用いてお
り、通信ユニット２９内には前述の切り替えスイッチ８
は存在しない。また、読み出し専用である情報メモリ２
８には、工場出荷時点で既にあらかじめユーザからの依
頼を受けて製作した宣伝広告が登録しである。このため
、ユーザ側で宣伝広告を登録する手間は不要である。さ
らにまた、同じ宣伝広告を登録したＲＯＭを一度に大量
生産するこヒができるので、客室ごとにファクシミリ装
置付きの電話機の導入を予定しているホテルなどのユー
ザには、比較的低価格で宣伝広告自動装入機能をもった
ファクシミリ装置を提供することができる。

さらにまた、上記各実施例では、送信系のみを搭載した
情報　通信装置を例にとったが、第６図に示す情報通信
製２３１のごとく、送信系ε受信系を搭載した送・受信
可能なファクシミリ装置の構成とすることもできる。な
お、受信系は、紙送りローラ３２とこれに当接する印字
ヘッド３３が主要部を構成しており、印字ヘッド３３と
しては一般によく用いられる感熱素子を使用しており、
記録紙３４には感熱部分が黒く変色する感熱紙を使用す
る。

また、上記各実施例において、情報メモリ９或いは２８
等には、宣伝のための広告以外の情報を記憶させるよう
にしてもよい。

［発明の効果］ 以」二説明したように、この発明は、原稿紙に書かれた
文字又は画像等の情報を、原寸よりも縮小して読み取り
、その出力情報の欄外に、あもがじめ情報メモリに記憶
させである特定の情報を合成して送信する構成としたか
ら、公衆ファクシミリ装置として提供する場合、特定の
情報を提供することで利益を得る受益者の便宜を図るこ
とに伴う謝礼、例えば広告主による宣伝費用等を利用料
金から割り引くこヒができ、利用者に対しては格安の利
用料金を設定する一方、広告主等の受益者にとっても、
利用者がファクシミリ通信を利用するつど、不特定多数
の人に情報提供機会を得るこＬができ、これにより情報
通信メディアを社会のニーズに応える形で広告媒体とし
て積極的に活用することができる等の優れた効果を奏す
る。

また、この発明は、情報読み取り手段を、原稿紙に書か
れた文字又は画像等の情報を等倍で読み取るイメージセ
ンサと、このイメージセンサの出力を電気的に縮小する
情報縮小回路がら＃Ｉ或することにより、原稿の縮小率
を任意に設定したり、或は原稿紙の縦又は横の縮小率を
自在に設定することができ、等倍読み取りセンサとして
梓及しつつある密着型イメージセンサを導入することに
より、画質的にも高品位の情報通信が可能である等の効
果を奏する。

また、この発明は、情報読み取り手段を、原稿紙に書か
れた文字又は画像等の情報を光学的に縮小して読み取る
イメージセンサでもって構成することにより、電気的に
情報を縮小する情報縮小回路を不要とし、縮小倍率が固
定されるものの、比較的低コストでもって市場に投入す
ることができる等の効果を奏する。

また、この発明は、情報メモリとして、情報読み取り手
段が縮小読み取りした情報を、外部から書き込み指令を
受けたときに、特定の情報として記憶する書き込みと読
み出しが随時可能なＲＡＭを用いるこヒにより、情報読
み取り手段自体を特定情報のための人力手段として活用
するこヒができ、また情報メモリに登録する特定の情報
は、情報提供上との間の協定又は契約に基づいて随時切
リ替えることができるので、例えば企業広告から個人広
告まで輻広く取り扱うことで、ホテルやスーパーマーケ
ットなどにおける営業施策面から、公衆ファクシミリ装
置の導入に弾みをつけることができ、一方またファクシ
ミリ装置メーカにとっては、宣伝広告の自動挿入といっ
た付加機能によって販路を拡張することができる等の効
果を奏する。

また、情報メモリとして、特定の情報が書き込まれた読
み出し専用のＲＯＭを用いることにより、読み出し専用
である情報メモリに、工場出荷時点で既にあらかじめユ
ーザからの依頼を受けて製作した特定の情報を登録して
おくことができ、従ってユーザ側で情報を登録する手間
は不要であり、また同じ情報を登録したＲＯＭを一度に
大量生産するこヒもできるので、例えば客室ごとにファ
クシミリ装置付きの電話機の導入を予定しているホテル
などのユーザには、比較的低価格で宣伝広告自動装入機
能をもったファクシミリ装置を提供することができる等
の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の情報通信装置の一実施例を示す概
略ＩＩｌ戒図、第２図は、第１図に示した通信ユニット
の回路構成図、第３図（Ａ）、（Ｂ）は、それぞれ原稿
ヒ送信画像の各−例を示す平面図、第４図は、この発明
の情報通信装置の他の実施例を示す概略構成図、第５図
は、第４図に示した通信ユニットの回路構成図、第６図
は、この発明の情報通信装置のさらに他の実施例を示す
概略構成図である。 １、．２１，３１．、、情報通信装置、３．、。 Ｍ上紙、４．、、紙送りローラ、５，２２．、。 イメージセンサ、６．２９．、、通信ユニット。 ７゜１．情報縮小回路、８．、、切り替えスイッチ、９
．２８．、、情報メモリ、１．０．、、合成回路、１１
．、、送信回路、２３．、、縮小光学系、２４．、、固
体撮像素子。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）原稿紙に書かれた文字又は画像等の情報を、原寸
   よりも縮小して読み取る情報読み取り手段と、あらかじ
   め指定された特定の文字又は画像等の情報を記憶する情
   報メモリと、前記情報読み取り手段の出力情報の欄外に
   、前記縮小読み取りにより生じた余白を埋めるごとく、
   前記情報メモリが記憶する情報を合成する合成回路と、
   この合成回路の出力情報を送信する送信回路を具備する
   情報通信装置。
2. （２）前記情報読み取り手段は、原稿紙に書かれた文字
   又は画像等の情報を等倍で読み取るイメージセンサと、
   このイメージセンサの出力を電気的に縮小する情報縮小
   回路からなることを特徴とする請求項１記載の情報通信
   装置。
3. （３）前記情報読み取り手段は、原稿紙に書かれた文字
   又は画像等の情報を光学的に縮小して読み取るイメージ
   センサであることを特徴とする請求項１記載の情報通信
   装置。
4. （４）前記情報メモリは、前記情報読み取り手段が縮小
   読み取りした情報を、外部からの書き込み指令を受けて
   記憶する書き込みと読み出しが随時可能なＲＡＭである
   ことを特徴とする請求項１記載の情報通信装置。
5. （５）前記情報メモリは、あらかじめ指定された特定の
   文字又は画像等の情報が書き込まれた読み出し専用のＲ
   ＯＭであることを特徴とする請求項１記載の情報通信装
   置。