JP2002287674A - 広告挿入方法および広告挿入装置およびプログラム - Google Patents
広告挿入方法および広告挿入装置およびプログラムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】形状が四角形以外の広告画像であっても、ホー
ムページなどの放送あるいは通信にて提供される表示用
のコンテンツ情報中に容易に挿入可能な広告挿入方法お
よびそれを用いた広告挿入装置を提供する。 【解決手段】少なくとも、放送あるいは通信にて提供す
る表示用のコンテンツ情報中の予め指定された広告画像
の挿入領域の形状と、前記コンテンツ情報中に挿入され
る目的で提供された広告画像の形状との類似度に基づ
き、前記コンテンツ情報中に挿入する広告画像を選択し
て、該コンテンツ情報に挿入する。
ムページなどの放送あるいは通信にて提供される表示用
のコンテンツ情報中に容易に挿入可能な広告挿入方法お
よびそれを用いた広告挿入装置を提供する。 【解決手段】少なくとも、放送あるいは通信にて提供す
る表示用のコンテンツ情報中の予め指定された広告画像
の挿入領域の形状と、前記コンテンツ情報中に挿入され
る目的で提供された広告画像の形状との類似度に基づ
き、前記コンテンツ情報中に挿入する広告画像を選択し
て、該コンテンツ情報に挿入する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送あるいは通信
にて提供される表示用のコンテンツ情報に広告画像を挿
入するための広告挿入方法およびそれを用いた広告挿入
装置に関する。
にて提供される表示用のコンテンツ情報に広告画像を挿
入するための広告挿入方法およびそれを用いた広告挿入
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】テレビやラジオの民間放送は時間を区切
ってスポンサーからのコマーシャルメッセージ（ＣＭ）
を放送し、その対価としてスポンサーからの広告料を受
ける。また、一般にインターネット上のホームページや
画像配信は、情報を受信する者がインターネット・サー
ビス・プロバイダー（ＩＳＰ）に加入し、ＩＳＰに対し
て会費や使用料を納入することによって運営されている
が、一部のＩＳＰでは加入者が受け取る情報中にテレビ
やラジオ同様のスポンサーからのＣＭを挿入することに
よって、情報受信の料金を低額に抑えたり、無料にした
りしている。インターネットを介して自分の情報を提供
したい加入者もまた、広告挿入を許諾することによって
情報提供の手段を安価または無料で与えられる。
ってスポンサーからのコマーシャルメッセージ（ＣＭ）
を放送し、その対価としてスポンサーからの広告料を受
ける。また、一般にインターネット上のホームページや
画像配信は、情報を受信する者がインターネット・サー
ビス・プロバイダー（ＩＳＰ）に加入し、ＩＳＰに対し
て会費や使用料を納入することによって運営されている
が、一部のＩＳＰでは加入者が受け取る情報中にテレビ
やラジオ同様のスポンサーからのＣＭを挿入することに
よって、情報受信の料金を低額に抑えたり、無料にした
りしている。インターネットを介して自分の情報を提供
したい加入者もまた、広告挿入を許諾することによって
情報提供の手段を安価または無料で与えられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】インターネットで配信
されるホームページに広告を挿入する場合、現在もっと
も一般的に用いられている方法はバナー広告と呼ばれる
ものである。これは情報提供者が自分のホームページ上
に広告のための画像領域をあらかじめ指定しておくと、
その場所に挿入すべき広告画像をＩＳＰが割り当て、挿
入した上でインターネット上の視聴に供する方法をと
る。しかしバナー広告は画像ファイルであるがゆえに四
角形である。たとえ情報提供者が芸術的レイアウトの必
要性から四角形以外の形状の領域を広告に供したい場合
にも、ＩＳＰを介した（広告主と共同作業を行い、広告
入りの画像やホームページを直接製作する、という以外
の）方法で任意の形状の広告挿入を許容、指示すること
ができない。また広告主の側についても、表示できる広
告が四角形に限定されれば広告の芸術性や表現力にも自
ずと限界があり、ひいては他社と比較した場合の広告効
果も横並びになる。また、同様の問題は放送を媒体とし
た画像情報発信でも生じうる。
されるホームページに広告を挿入する場合、現在もっと
も一般的に用いられている方法はバナー広告と呼ばれる
ものである。これは情報提供者が自分のホームページ上
に広告のための画像領域をあらかじめ指定しておくと、
その場所に挿入すべき広告画像をＩＳＰが割り当て、挿
入した上でインターネット上の視聴に供する方法をと
る。しかしバナー広告は画像ファイルであるがゆえに四
角形である。たとえ情報提供者が芸術的レイアウトの必
要性から四角形以外の形状の領域を広告に供したい場合
にも、ＩＳＰを介した（広告主と共同作業を行い、広告
入りの画像やホームページを直接製作する、という以外
の）方法で任意の形状の広告挿入を許容、指示すること
ができない。また広告主の側についても、表示できる広
告が四角形に限定されれば広告の芸術性や表現力にも自
ずと限界があり、ひいては他社と比較した場合の広告効
果も横並びになる。また、同様の問題は放送を媒体とし
た画像情報発信でも生じうる。
【０００４】このように、従来は、インターネットで配
信されるホームページや、放送配信される画像（動画
像、静止画像など）などに挿入する広告画像は、四角形
に限られているという問題点があった。
信されるホームページや、放送配信される画像（動画
像、静止画像など）などに挿入する広告画像は、四角形
に限られているという問題点があった。
【０００５】そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、形
状が四角形以外の広告画像であっても、ホームページな
どの放送あるいは通信にて提供される表示用のコンテン
ツ情報中に容易に挿入可能な広告挿入方法およびそれを
用いた広告挿入装置を提供することを目的とする。
状が四角形以外の広告画像であっても、ホームページな
どの放送あるいは通信にて提供される表示用のコンテン
ツ情報中に容易に挿入可能な広告挿入方法およびそれを
用いた広告挿入装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも、
放送あるいは通信にて提供する表示用のコンテンツ情報
中の予め指定された広告画像の挿入領域の形状と、前記
コンテンツ情報中に挿入される目的で提供された広告画
像の形状との類似度に基づき、前記コンテンツ情報中に
挿入する広告画像を選択して、該コンテンツ情報に挿入
することにより、形状が四角形以外の広告画像であって
も、ホームページなどの放送あるいは通信にて提供され
る表示用のコンテンツ情報中に容易に挿入することがで
きる。
放送あるいは通信にて提供する表示用のコンテンツ情報
中の予め指定された広告画像の挿入領域の形状と、前記
コンテンツ情報中に挿入される目的で提供された広告画
像の形状との類似度に基づき、前記コンテンツ情報中に
挿入する広告画像を選択して、該コンテンツ情報に挿入
することにより、形状が四角形以外の広告画像であって
も、ホームページなどの放送あるいは通信にて提供され
る表示用のコンテンツ情報中に容易に挿入することがで
きる。
【０００７】本発明は、少なくとも、放送あるいは通信
にて提供する表示用のコンテンツ情報中の予め指定され
た広告画像の挿入領域の形状と、前記コンテンツ情報中
に挿入される目的で提供された広告画像の形状との類似
度に基づき、前記コンテンツ情報中に挿入する広告画像
を選択し、前記選択された広告画像の形状を前記コンテ
ンツ情報中の広告画像の挿入領域の形状に合致するよう
変形してから前記コンテンツ情報に挿入することによ
り、形状が四角形以外の広告画像であっても、ホームペ
ージなどの放送あるいは通信にて提供される表示用のコ
ンテンツ情報中に容易に挿入することができる。
にて提供する表示用のコンテンツ情報中の予め指定され
た広告画像の挿入領域の形状と、前記コンテンツ情報中
に挿入される目的で提供された広告画像の形状との類似
度に基づき、前記コンテンツ情報中に挿入する広告画像
を選択し、前記選択された広告画像の形状を前記コンテ
ンツ情報中の広告画像の挿入領域の形状に合致するよう
変形してから前記コンテンツ情報に挿入することによ
り、形状が四角形以外の広告画像であっても、ホームペ
ージなどの放送あるいは通信にて提供される表示用のコ
ンテンツ情報中に容易に挿入することができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。
て、図面を参照して説明する。
【０００９】まず、以下の説明で用いる用語の説明を行
う。
う。
【００１０】「画像」には静止画像、動画像を含む。ま
た、テキストと画像などによって構成されるインターネ
ットにおけるＷＷＷ（Ｗｏｒｌｄ Ｗｉｄｅ ｗｅｂ）
上のホームページに含まれる画像を含む。
た、テキストと画像などによって構成されるインターネ
ットにおけるＷＷＷ（Ｗｏｒｌｄ Ｗｉｄｅ ｗｅｂ）
上のホームページに含まれる画像を含む。
【００１１】ホームページや放送配信される動画像、静
止画像などは、放送あるいは通信にて提供する表示用の
コンテンツ情報の一具体例である。
止画像などは、放送あるいは通信にて提供する表示用の
コンテンツ情報の一具体例である。
【００１２】「発信者」とは、自らが製作した（または
管理を委託されている）ホームページを公共あるいは限
定されたメンバーに向けて発信しようとしている者のこ
とである。
管理を委託されている）ホームページを公共あるいは限
定されたメンバーに向けて発信しようとしている者のこ
とである。
【００１３】「広告主」とは、発信者のホームページ中
に自らが提供する画像を挿入することによって自ら、あ
るいは自らの製品やサービス、作品、思想などを広く認
知させようとしている者のことである。
に自らが提供する画像を挿入することによって自ら、あ
るいは自らの製品やサービス、作品、思想などを広く認
知させようとしている者のことである。
【００１４】広告画像を発信画像に合成することは、こ
こでは、上記表示用のコンテンツ情報に広告画像を「挿
入する」という概念の一具体例として示している。
こでは、上記表示用のコンテンツ情報に広告画像を「挿
入する」という概念の一具体例として示している。
【００１５】これ以外の用語で説明を要するものについ
ては、その都度、説明する。
ては、その都度、説明する。
【００１６】図１は本発明の広告挿入方法を用いた広告
画像合成装置の構成例を示したもので、例えば、インタ
ーネットにおけるＷＷＷサーバ装置が、図１に示すよう
な構成を有している。
画像合成装置の構成例を示したもので、例えば、インタ
ーネットにおけるＷＷＷサーバ装置が、図１に示すよう
な構成を有している。
【００１７】発信者は、インターネットを介して、図１
に示すような構成のＷＷＷサーバ装置に、作成したホー
ムページを送り、このホームページ上の広告画像の挿入
領域として指定された領域に広告画像を挿入・合成した
ものを、ＷＷＷサーバ装置が当該ホームページにアクセ
スしてきたユーザに配信する場合を例にとり説明する。
その際、図３を参照しながら、図１に示すＷＷＷサーバ
の構成および動作について説明する。
に示すような構成のＷＷＷサーバ装置に、作成したホー
ムページを送り、このホームページ上の広告画像の挿入
領域として指定された領域に広告画像を挿入・合成した
ものを、ＷＷＷサーバ装置が当該ホームページにアクセ
スしてきたユーザに配信する場合を例にとり説明する。
その際、図３を参照しながら、図１に示すＷＷＷサーバ
の構成および動作について説明する。
【００１８】なお、図３は、ホームページに含まれる画
像としての発信画像３０１に広告画像を挿入・合成する
過程を説明するための図である。
像としての発信画像３０１に広告画像を挿入・合成する
過程を説明するための図である。
【００１９】さて、発信者から送られた発信画像３０１
は、図１の発信希望画像バッファ１０１に一時的に蓄積
される。発信画像３０１には、発信者がこの発信画像３
０１中で広告画像を挿入・合成する領域を指定するため
の情報も含まれている。
は、図１の発信希望画像バッファ１０１に一時的に蓄積
される。発信画像３０１には、発信者がこの発信画像３
０１中で広告画像を挿入・合成する領域を指定するため
の情報も含まれている。
【００２０】図３において、発信者から送られてきた発
信画像３０１には、その一部分を単色で塗りつぶして、
広告画像を挿入・合成する領域（広告領域）３０３が指
定されている。
信画像３０１には、その一部分を単色で塗りつぶして、
広告画像を挿入・合成する領域（広告領域）３０３が指
定されている。
【００２１】発信者が広告領域を指定する方法として
は、上記単色塗りつぶし（クロマキー）に限るものでは
ない。例えば、発信画像３０１とは別個に発信画像３０
１の広告領域の頂点の座標を指定する情報を供給する方
法でもよい。また、発信画像３０１とは別個の、広告領
域を「１」、非広告領域を「０」とした画素で構成され
る広告領域指定画像を供給する方法でもよい。
は、上記単色塗りつぶし（クロマキー）に限るものでは
ない。例えば、発信画像３０１とは別個に発信画像３０
１の広告領域の頂点の座標を指定する情報を供給する方
法でもよい。また、発信画像３０１とは別個の、広告領
域を「１」、非広告領域を「０」とした画素で構成され
る広告領域指定画像を供給する方法でもよい。
【００２２】発信希望画像バッファ１０１には、発信画
像、広告領域の他に、当該広告領域に挿入する広告画像
に対し与えた条件であって、発信者が当該広告領域に挿
入・合成される広告画像に望む（あるいは望まない）各
種希望を当該発信画像に対応付けて一時蓄積することも
できる。例えば、旅行の際に撮影した画像が当該発信画
像である場合には旅行業の広告を希望したり、若年層を
も視聴対象とした画像が発信画像である場合には成人向
けサービス業の広告を拒否したりといったことである。
あるいは発信画像全体の傾向が緑色である場合には、反
対色である赤色の割合が多い広告が挿入されると発信画
像の芸術性を大きく損なうおそれがあるので、当該広告
領域に挿入される広告画像に対し、「赤色の割合が多い
広告画像は拒否する」旨を条件として与えることも可能
である。
像、広告領域の他に、当該広告領域に挿入する広告画像
に対し与えた条件であって、発信者が当該広告領域に挿
入・合成される広告画像に望む（あるいは望まない）各
種希望を当該発信画像に対応付けて一時蓄積することも
できる。例えば、旅行の際に撮影した画像が当該発信画
像である場合には旅行業の広告を希望したり、若年層を
も視聴対象とした画像が発信画像である場合には成人向
けサービス業の広告を拒否したりといったことである。
あるいは発信画像全体の傾向が緑色である場合には、反
対色である赤色の割合が多い広告が挿入されると発信画
像の芸術性を大きく損なうおそれがあるので、当該広告
領域に挿入される広告画像に対し、「赤色の割合が多い
広告画像は拒否する」旨を条件として与えることも可能
である。
【００２３】このような発信者からの広告領域に対し与
えた条件は、後に、カテゴリ合致計算部１０３に送られ
る。
えた条件は、後に、カテゴリ合致計算部１０３に送られ
る。
【００２４】一方、広告主から送られてきた広告画像
は、広告・属性データベース１０２に蓄積されている。
は、広告・属性データベース１０２に蓄積されている。
【００２５】カテゴリ合致計算部１０３は、広告・属性
データベース１０２中の広告画像の属性情報を調査し、
発信者が与えた条件に合致するカテゴリ・配色等の広告
画像があるかどうかを判断し、結果を掲載広告決定部１
０７へ送る。掲載広告決定部１０７の動作については後
述する。
データベース１０２中の広告画像の属性情報を調査し、
発信者が与えた条件に合致するカテゴリ・配色等の広告
画像があるかどうかを判断し、結果を掲載広告決定部１
０７へ送る。掲載広告決定部１０７の動作については後
述する。
【００２６】一方、形状類似度計算部１０４は、広告領
域３０４の形状と合致する、あるいは類似の形状を持つ
広告画像を広告・属性データベース１０２から検索し、
検索された、それぞれの広告画像に対して、広告領域３
０３の形状との類似度を計算し、その結果を掲載広告決
定部１０７に送る。
域３０４の形状と合致する、あるいは類似の形状を持つ
広告画像を広告・属性データベース１０２から検索し、
検索された、それぞれの広告画像に対して、広告領域３
０３の形状との類似度を計算し、その結果を掲載広告決
定部１０７に送る。
【００２７】なお、広告・属性データベース１０２に
は、広告画像とともに、それぞれの広告画像に対応付け
られた属性情報として、上記した、カテゴリや、配色な
どの他に、広告主が届け出た基準広告料、割引率なども
記憶されている。
は、広告画像とともに、それぞれの広告画像に対応付け
られた属性情報として、上記した、カテゴリや、配色な
どの他に、広告主が届け出た基準広告料、割引率なども
記憶されている。
【００２８】基準広告料とは広告画像が相似変換（縦横
比が同じの拡大縮小および回転）以外の変形が全くない
状態で掲載された場合に広告主がＷＷＷサーバ装置を運
営する事業者（ＩＳＰ：Internet Service Provide
r）に支払うべき金額である。
比が同じの拡大縮小および回転）以外の変形が全くない
状態で掲載された場合に広告主がＷＷＷサーバ装置を運
営する事業者（ＩＳＰ：Internet Service Provide
r）に支払うべき金額である。
【００２９】割引率とは、広告画像の（変形前の）形状
と、広告領域の形状との類似度（あるいは広告画像の形
状に対する広告画像の（変形前の）形状の非類似度）に
応じて基準広告料から割り引く金額である。あるいは、
広告領域に合うように広告画像を変形した場合、その変
形の度合い（変形後の広告画像の、もとの広告画像に対
する非類似度）に応じて基準広告料から割り引かれる金
額であってもよい。
と、広告領域の形状との類似度（あるいは広告画像の形
状に対する広告画像の（変形前の）形状の非類似度）に
応じて基準広告料から割り引く金額である。あるいは、
広告領域に合うように広告画像を変形した場合、その変
形の度合い（変形後の広告画像の、もとの広告画像に対
する非類似度）に応じて基準広告料から割り引かれる金
額であってもよい。
【００３０】例えば、広告領域３０３の形状に対する広
告画像の形状の類似度が「０．３」（非類似度が「０．
７」）であり、割引率が５０、基準広告料が６０の場合
には、この広告領域３０３に、この広告画像を掲載した
場合の広告代金は６０−５０×０．７＝２５と計算され
る。この広告代金計算は広告料計算部１０６で行う。
告画像の形状の類似度が「０．３」（非類似度が「０．
７」）であり、割引率が５０、基準広告料が６０の場合
には、この広告領域３０３に、この広告画像を掲載した
場合の広告代金は６０−５０×０．７＝２５と計算され
る。この広告代金計算は広告料計算部１０６で行う。
【００３１】あるいは、モーフィングを用い、広告領域
に合うように広告画像を広告画像変形部１０５で変形さ
せたのち、変形後の広告画像ともとの広告画像の類似度
（あるいは非類似度）から割引を計算してもよい。この
類似度計算は文字認識や画像認識で一般的に用いられて
いる方法で実現が容易である。
に合うように広告画像を広告画像変形部１０５で変形さ
せたのち、変形後の広告画像ともとの広告画像の類似度
（あるいは非類似度）から割引を計算してもよい。この
類似度計算は文字認識や画像認識で一般的に用いられて
いる方法で実現が容易である。
【００３２】形状類似度計算部１０４での類似度計算方
法の一例について、図６を参照して説明する。
法の一例について、図６を参照して説明する。
【００３３】例えば、広告領域の形状が図６（ａ）に示
したような形状であり、広告画像の外形の形状が図６
（ｂ）に示したような円である場合を例にとり説明す
る。なお、形状のみの比較を可能にするため、広告領域
の形状の面積と広告画像の形状の面積とは同じであると
仮定する。
したような形状であり、広告画像の外形の形状が図６
（ｂ）に示したような円である場合を例にとり説明す
る。なお、形状のみの比較を可能にするため、広告領域
の形状の面積と広告画像の形状の面積とは同じであると
仮定する。
【００３４】図６（ａ）、（ｂ）に示すように、広告領
域の形状、広告画像の形状の重心ｐ１，ｐ２をそれぞれ
求める。そして、重心ｐ１を通りｙ軸方向にのびる基準
軸Ｏ１から時計回りに回転角θに対応させて、広告領域
の重心ｐ１から、広告領域の形状の輪郭線上の連続する
各点までの距離ｒを求めて、図６（ｃ）に示すように、
広告領域の形状の輪郭線上の連続する各点の角度位置θ
に対応した、重心ｐ１と上記各点との間の距離ｒとの関
係を表した曲線Ａを求める。また、同様にして、重心ｐ
２を通りｙ軸方向にのびる基準軸Ｏ２から時計回りに回
転角θに対応させて、広告画像の形状の重心ｐ２から、
広告画像の形状の輪郭線上の連続する各点までの距離ｒ
を求めて、図６（ｃ）に示すように、広告画像の形状の
輪郭線上の連続する各点の角度位置θに対応した、重心
ｐ２と上記各点との間の距離ｒとの関係を表した曲線Ｂ
を求める。なお、上記ｒの値は、例えば、広告領域の形
状と広告画像の形状の面積とが同じになるように正規化
した値であるとする。
域の形状、広告画像の形状の重心ｐ１，ｐ２をそれぞれ
求める。そして、重心ｐ１を通りｙ軸方向にのびる基準
軸Ｏ１から時計回りに回転角θに対応させて、広告領域
の重心ｐ１から、広告領域の形状の輪郭線上の連続する
各点までの距離ｒを求めて、図６（ｃ）に示すように、
広告領域の形状の輪郭線上の連続する各点の角度位置θ
に対応した、重心ｐ１と上記各点との間の距離ｒとの関
係を表した曲線Ａを求める。また、同様にして、重心ｐ
２を通りｙ軸方向にのびる基準軸Ｏ２から時計回りに回
転角θに対応させて、広告画像の形状の重心ｐ２から、
広告画像の形状の輪郭線上の連続する各点までの距離ｒ
を求めて、図６（ｃ）に示すように、広告画像の形状の
輪郭線上の連続する各点の角度位置θに対応した、重心
ｐ２と上記各点との間の距離ｒとの関係を表した曲線Ｂ
を求める。なお、上記ｒの値は、例えば、広告領域の形
状と広告画像の形状の面積とが同じになるように正規化
した値であるとする。
【００３５】すると、図６（ｃ）において、斜線部分の
面積の大きさは、広告領域と広告画像の形状の違いを反
映した面積の大きさに対応する。この斜線部分の面積を
求めて、広告領域の形状の面積に対する斜線部分の面積
の比率を上記広告画像の非類似度とする。類似度は、
（１−非類似度）として求めることができる。
面積の大きさは、広告領域と広告画像の形状の違いを反
映した面積の大きさに対応する。この斜線部分の面積を
求めて、広告領域の形状の面積に対する斜線部分の面積
の比率を上記広告画像の非類似度とする。類似度は、
（１−非類似度）として求めることができる。
【００３６】掲載広告決定部１０７は、広告領域３０３
の属性情報と上述の広告画像のカテゴリ、配色などの属
性情報の合致度や、広告領域３０３と広告画像の形状の
類似度、割引後の広告代金などに基づき、広告・属性デ
ータベース１０２に蓄積されている広告画像の中から、
発信画像３０１に挿入すべき広告画像を選び出す。
の属性情報と上述の広告画像のカテゴリ、配色などの属
性情報の合致度や、広告領域３０３と広告画像の形状の
類似度、割引後の広告代金などに基づき、広告・属性デ
ータベース１０２に蓄積されている広告画像の中から、
発信画像３０１に挿入すべき広告画像を選び出す。
【００３７】広告画像の選択方法はいくつかあるが、そ
の１つとして、類似度が最も大きい広告画像を選択する
という方法もある。他の方法としては、広告料金がもっ
とも高価になる広告画像を選択するという方法がある。
後者について図３を用いて詳細に説明する。
の１つとして、類似度が最も大きい広告画像を選択する
という方法もある。他の方法としては、広告料金がもっ
とも高価になる広告画像を選択するという方法がある。
後者について図３を用いて詳細に説明する。
【００３８】図３において、３種類の広告画像３０５，
３０６，３０７がそれぞれファッション中心のデパー
ト、ファストフード・チェーン、旅行代理店から出され
ているとする。また、発信者は、発信画像３０１の広告
領域３０３に挿入する広告画像に対する条件は特に指定
していないとする。
３０６，３０７がそれぞれファッション中心のデパー
ト、ファストフード・チェーン、旅行代理店から出され
ているとする。また、発信者は、発信画像３０１の広告
領域３０３に挿入する広告画像に対する条件は特に指定
していないとする。
【００３９】この場合、カテゴリ合致計算部１０３は機
能しない。形状類似度計算部１０４によって、広告領域
３０３に対する広告画像３０５，３０６，３０７の外形
類似度がそれぞれ「０．２」、「０．９」，「０．１」
と求められた。
能しない。形状類似度計算部１０４によって、広告領域
３０３に対する広告画像３０５，３０６，３０７の外形
類似度がそれぞれ「０．２」、「０．９」，「０．１」
と求められた。
【００４０】それぞれの広告画像には、ある特定の値よ
りも類似度が低い場合には広告代金がいかに安くても掲
載を希望しないことを示す「類似限界」という値が、属
性情報として設定されており、形状の類似度がこの値を
下回った場合には、その広告画像は挿入対象の候補から
外される。
りも類似度が低い場合には広告代金がいかに安くても掲
載を希望しないことを示す「類似限界」という値が、属
性情報として設定されており、形状の類似度がこの値を
下回った場合には、その広告画像は挿入対象の候補から
外される。
【００４１】すなわち、広告画像の形状と広告領域の形
状との類似度が小さい場合、広告画像を発信画像に挿入
・合成するために、該広告画像の形状を変形する度合い
が大きくなる。広告画像の形状を変形する度合いが大き
くなれば広告内容が理解しがたくなる可能性もあり、広
告主にとっては、変形はできるだけ避けてほしいはすで
ある。しかし、全く変形なくして広告画像を掲載すると
なれば、掲載可能な発信画像の数が少なくなってしな
う。そこで、広告主にある程度妥協をしてもらい、許容
可能な変形の度合いを広告主に設定してもらうために、
この類似限界という属性情報を設けた。
状との類似度が小さい場合、広告画像を発信画像に挿入
・合成するために、該広告画像の形状を変形する度合い
が大きくなる。広告画像の形状を変形する度合いが大き
くなれば広告内容が理解しがたくなる可能性もあり、広
告主にとっては、変形はできるだけ避けてほしいはすで
ある。しかし、全く変形なくして広告画像を掲載すると
なれば、掲載可能な発信画像の数が少なくなってしな
う。そこで、広告主にある程度妥協をしてもらい、許容
可能な変形の度合いを広告主に設定してもらうために、
この類似限界という属性情報を設けた。
【００４２】このように、類似限界は、広告主により定
められた、広告画像の形状と広告領域の形状との類似度
の最低限度であって、広告画像の形状を変形する度合い
の大きさの許容値を指定したものである。
められた、広告画像の形状と広告領域の形状との類似度
の最低限度であって、広告画像の形状を変形する度合い
の大きさの許容値を指定したものである。
【００４３】広告画像３０５は計算した結果の類似度が
「０．２」であるのに、類似限界が「０．５」であるこ
とから、挿入対象から除外される。広告画像３０６と３
０７については、上記類似度の値が、それぞれに設定さ
れた類似限界の値を超えるので、次に、広告画像変形部
１０５によって広告画像の変形が行われる。
「０．２」であるのに、類似限界が「０．５」であるこ
とから、挿入対象から除外される。広告画像３０６と３
０７については、上記類似度の値が、それぞれに設定さ
れた類似限界の値を超えるので、次に、広告画像変形部
１０５によって広告画像の変形が行われる。
【００４４】広告料計算部１０６では、広告画像変形部
１０５での変形による割引金額が計算される。この例で
は、変形後の広告画像と変形前の広告画像の類似度から
割引を計算するのではなく、変形前の広告画像の外形と
広告領域の類似度から割引を計算する方法を用いるもの
とする。
１０５での変形による割引金額が計算される。この例で
は、変形後の広告画像と変形前の広告画像の類似度から
割引を計算するのではなく、変形前の広告画像の外形と
広告領域の類似度から割引を計算する方法を用いるもの
とする。
【００４５】広告画像３０６については、基準広告料が
「３５」であるが、その外形の形状と広告領域の形状と
の類似度が「０．９」であることから、広告料金は、３
５−６０×（１−０．９）＝２９となり、広告代金が
「２９」と求まる。同様にして、広告画像３０７につい
ても広告料金が「２８」となる。
「３５」であるが、その外形の形状と広告領域の形状と
の類似度が「０．９」であることから、広告料金は、３
５−６０×（１−０．９）＝２９となり、広告代金が
「２９」と求まる。同様にして、広告画像３０７につい
ても広告料金が「２８」となる。
【００４６】図１に示したような構成を有するＷＷＷサ
ーバを運営するＩＳＰとしては、広告料金をより多く受
けた方が利益になるため、掲載広告決定部１０７は、広
告料金がもっとも多い広告画像３０６を掲載すると決定
する。
ーバを運営するＩＳＰとしては、広告料金をより多く受
けた方が利益になるため、掲載広告決定部１０７は、広
告料金がもっとも多い広告画像３０６を掲載すると決定
する。
【００４７】次に、広告領域３０３に合致するように広
告画像３０６は広告画像変形部１０５によって、例えば
モーフィングなどの技術を用いて、画像３０８のように
変形され、画像３０８は、画像合成部１０８において、
発信画像３０１の広告領域３０３に合成されて、その結
果、合成画像３０９が得られる。
告画像３０６は広告画像変形部１０５によって、例えば
モーフィングなどの技術を用いて、画像３０８のように
変形され、画像３０８は、画像合成部１０８において、
発信画像３０１の広告領域３０３に合成されて、その結
果、合成画像３０９が得られる。
【００４８】合成画像３０９は、上記ＷＷＷサーバから
ホームページとして提供される。
ホームページとして提供される。
【００４９】一方、最終的に選ばれた広告画像３０６の
広告主に対しては、上記の計算によって求められた広告
料金「２９」を請求するよう課金部１０９によって手続
きされる。もし広告掲載によって発信者にも謝礼が振り
込まれるようなサービスの場合には、発信者に払うべき
金額についてもこの課金部１０９で処理される。この謝
礼計算の際、発信画像中で広告に供された面積に応じて
発信者に支払うべき金額が増減するような計算方法を採
ってもよい。
広告主に対しては、上記の計算によって求められた広告
料金「２９」を請求するよう課金部１０９によって手続
きされる。もし広告掲載によって発信者にも謝礼が振り
込まれるようなサービスの場合には、発信者に払うべき
金額についてもこの課金部１０９で処理される。この謝
礼計算の際、発信画像中で広告に供された面積に応じて
発信者に支払うべき金額が増減するような計算方法を採
ってもよい。
【００５０】例えば、発信画像中の３５０ピクセル（画
素）に広告画像が合成された場合には、３５０円が、５
２０ピクセルに合成された場合には５２０円が発信者に
与えられる、といった計算方法である。
素）に広告画像が合成された場合には、３５０円が、５
２０ピクセルに合成された場合には５２０円が発信者に
与えられる、といった計算方法である。
【００５１】上記の例では発信者の希望する広告画像に
対する条件を加味するシステムについて述べたが、もし
も広告画像に対する発信者側からの条件によって掲載不
掲載を決定しないシステムである場合にはカテゴリ合致
計算部１０３は必要ない。また、上記の例ではインター
ネットによる情報発信について述べたが、画像発信の最
終形態がテレビ放送であっても同様に実現可能である。
さらに、上記の例では広告を挿入する発信画像が静止画
像である場合について述べたが、動画像であっても構わ
ない。この場合には動画像の一枚一枚のフレームについ
て上記と同様の処理を行う。
対する条件を加味するシステムについて述べたが、もし
も広告画像に対する発信者側からの条件によって掲載不
掲載を決定しないシステムである場合にはカテゴリ合致
計算部１０３は必要ない。また、上記の例ではインター
ネットによる情報発信について述べたが、画像発信の最
終形態がテレビ放送であっても同様に実現可能である。
さらに、上記の例では広告を挿入する発信画像が静止画
像である場合について述べたが、動画像であっても構わ
ない。この場合には動画像の一枚一枚のフレームについ
て上記と同様の処理を行う。
【００５２】発信者がインターネットを介して、図１に
示すような構成のＷＷＷサーバ装置に、作成した発信画
像を送る（投稿する）場合に、発信者が当該ＷＷＷサー
バにアクセスしたときにＷＷＷサーバから提供される画
像投稿のための入力画面の表示例を図４に示す。
示すような構成のＷＷＷサーバ装置に、作成した発信画
像を送る（投稿する）場合に、発信者が当該ＷＷＷサー
バにアクセスしたときにＷＷＷサーバから提供される画
像投稿のための入力画面の表示例を図４に示す。
【００５３】図４に示す入力画面は、発信者が広告領域
を指定した発信画像を図１の広告画像合成装置にアップ
ロード（登録）することを目的としている。発信者はま
ず、入力領域４０１にこれから投稿しようとする発信画
像のファイル名を入力する。入力領域４０１にファイル
名を入力する代わりに、「参照」ボタン４０５をクリッ
クし、ファイルを選択するための画面から画像ファイル
を選び出してもよい。
を指定した発信画像を図１の広告画像合成装置にアップ
ロード（登録）することを目的としている。発信者はま
ず、入力領域４０１にこれから投稿しようとする発信画
像のファイル名を入力する。入力領域４０１にファイル
名を入力する代わりに、「参照」ボタン４０５をクリッ
クし、ファイルを選択するための画面から画像ファイル
を選び出してもよい。
【００５４】ここで指定した画像ファイルには、あらか
じめ発信者が決めた色で広告領域が指定されている。す
なわち図３の広告領域３０３のような領域内のピクセル
を単色の緑色で塗りつぶす、などの処理が施してある。
入力領域４０３には、ピクセル値をＲ（赤）Ｇ（緑）Ｂ
（青）で入力するようになっているが、ここには領域指
定に用いたピクセルのＲＧＢ値を入力する。
じめ発信者が決めた色で広告領域が指定されている。す
なわち図３の広告領域３０３のような領域内のピクセル
を単色の緑色で塗りつぶす、などの処理が施してある。
入力領域４０３には、ピクセル値をＲ（赤）Ｇ（緑）Ｂ
（青）で入力するようになっているが、ここには領域指
定に用いたピクセルのＲＧＢ値を入力する。
【００５５】上記の例のように、単色の緑色で広告領域
を指定した場合にはＲＧＢの値として「０」「２５５」
「０」を入力すればよい。この際、広告領域以外の発信
画像中には「０」「２５５」「０」という値のピクセル
がないように発信者は留意する。
を指定した場合にはＲＧＢの値として「０」「２５５」
「０」を入力すればよい。この際、広告領域以外の発信
画像中には「０」「２５５」「０」という値のピクセル
がないように発信者は留意する。
【００５６】上記事項の入力が終わると発信者は「投稿
する」ボタン４０４をクリックする。これによって広告
領域を含む発信画像、および広告領域の指定する情報
が、ＷＷＷサーバ、すなわち、図１の広告画像合成装置
に送られる。
する」ボタン４０４をクリックする。これによって広告
領域を含む発信画像、および広告領域の指定する情報
が、ＷＷＷサーバ、すなわち、図１の広告画像合成装置
に送られる。
【００５７】次に、図５を参照して、広告画像合成装置
で受け付けた発信画像中から広告領域を認識する方法に
ついて説明する。図５（ａ）は、発信画像のビットマッ
プ５０１の一部を示したもので、上記のように広告領域
として緑色単色で塗り潰した領域の一部も示している。
で受け付けた発信画像中から広告領域を認識する方法に
ついて説明する。図５（ａ）は、発信画像のビットマッ
プ５０１の一部を示したもので、上記のように広告領域
として緑色単色で塗り潰した領域の一部も示している。
【００５８】広告画像合成装置では、発信画像のすべて
のピクセルについてそのピクセル値が「０」「２５５」
「０」であるかどうかを検査し、そうであった領域を上
下左右に結合することによって、図５（ｂ）に示すよう
なビットマップができあがる。図５（ｂ）に示すよう
に、広告領域以外については元の発信画像のピクセルが
そのまま残されており、広告領域と決定されたピクセル
についてはピクセルが除去されている。
のピクセルについてそのピクセル値が「０」「２５５」
「０」であるかどうかを検査し、そうであった領域を上
下左右に結合することによって、図５（ｂ）に示すよう
なビットマップができあがる。図５（ｂ）に示すよう
に、広告領域以外については元の発信画像のピクセルが
そのまま残されており、広告領域と決定されたピクセル
についてはピクセルが除去されている。
【００５９】発信希望画像バッファ１０１に格納された
発信画像に対し、図１の広告領域認識部１１１が上記し
たような広告領域の認識処理を行うようにしてもよい。
この場合、発信希望画像バッファ１０１に発信画像が一
時格納された後、上記したようにして、発信画像から広
告領域を認識してから、形状類似度計算部１０４で広告
画像の外形の形状との類似度を計算する。
発信画像に対し、図１の広告領域認識部１１１が上記し
たような広告領域の認識処理を行うようにしてもよい。
この場合、発信希望画像バッファ１０１に発信画像が一
時格納された後、上記したようにして、発信画像から広
告領域を認識してから、形状類似度計算部１０４で広告
画像の外形の形状との類似度を計算する。
【００６０】広告主がインターネットを介して、図１に
示すような構成のＷＷＷサーバ装置に、広告画像を送る
（投稿する）場合に、広告主が当該ＷＷＷサーバにアク
セスしたときにＷＷＷサーバから提供される画像投稿の
ための入力画面の表示例を図７に示す。
示すような構成のＷＷＷサーバ装置に、広告画像を送る
（投稿する）場合に、広告主が当該ＷＷＷサーバにアク
セスしたときにＷＷＷサーバから提供される画像投稿の
ための入力画面の表示例を図７に示す。
【００６１】図７に示した入力画面において、入力領域
６０１には、これから投稿しようとする広告画像のファ
イル名を入力する。また、入力領域６０２には、当該広
告画像のカテゴリを入力する。さらに、当該広告画像の
属性情報として設定すべき項目として、類似限界、割引
率、基準広告料、縮小／拡大率限界などを入力領域６０
３〜６０６に入力するようになっている。
６０１には、これから投稿しようとする広告画像のファ
イル名を入力する。また、入力領域６０２には、当該広
告画像のカテゴリを入力する。さらに、当該広告画像の
属性情報として設定すべき項目として、類似限界、割引
率、基準広告料、縮小／拡大率限界などを入力領域６０
３〜６０６に入力するようになっている。
【００６２】さらに、「オプション設定」ボタン６０７
をマウス等でクリックすることで、例えば、類似度に応
じて広告料金を詳細に設定したり、縮小／拡大率に応じ
て広告料金を詳細に設定するようにしてもよい。
をマウス等でクリックすることで、例えば、類似度に応
じて広告料金を詳細に設定したり、縮小／拡大率に応じ
て広告料金を詳細に設定するようにしてもよい。
【００６３】例えば、類似度に応じて広告料金を詳細に
設定する場合には、図８に示すような入力画面が提供さ
れる。また、縮小／拡大率に応じて広告料金を詳細に設
定する場合には、図９に示すような入力画面が提供され
る。
設定する場合には、図８に示すような入力画面が提供さ
れる。また、縮小／拡大率に応じて広告料金を詳細に設
定する場合には、図９に示すような入力画面が提供され
る。
【００６４】図８に示す入力画面では、広告主は、「類
似度が「１」（すなわち、広告領域の形状と当該広告画
像の形状とが全く同じ形状であるとき）から「０．８」
までの間は、割引なしとし、類似度が「０．８」に満た
ない場合には、類似度が「０．５」までのとき５０％の
割引なら広告の掲載を承諾する」旨の内容をグラフ状で
詳細に設定することができる。
似度が「１」（すなわち、広告領域の形状と当該広告画
像の形状とが全く同じ形状であるとき）から「０．８」
までの間は、割引なしとし、類似度が「０．８」に満た
ない場合には、類似度が「０．５」までのとき５０％の
割引なら広告の掲載を承諾する」旨の内容をグラフ状で
詳細に設定することができる。
【００６５】図９に示す入力画面では、広告主は、「広
告画像の縮小・拡大率が５０％から２００％までなら広
告の掲載を承諾するが、その際に支払う料金は、縮小・
拡大率に比例して最大の場合、基準広告料の２倍の料金
を支払い、最低の場合、基準広告料の半額を支払う」旨
の内容をグラフ状で詳細に設定することができる。
告画像の縮小・拡大率が５０％から２００％までなら広
告の掲載を承諾するが、その際に支払う料金は、縮小・
拡大率に比例して最大の場合、基準広告料の２倍の料金
を支払い、最低の場合、基準広告料の半額を支払う」旨
の内容をグラフ状で詳細に設定することができる。
【００６６】上記事項の入力が終わると発信者は「投稿
する」ボタン６０８をクリックする。これによって広告
画像およびその属性情報が、ＷＷＷサーバ、すなわち、
図１の広告画像合成装置に送られるて、広告・属性デー
タベース１０２に格納される。
する」ボタン６０８をクリックする。これによって広告
画像およびその属性情報が、ＷＷＷサーバ、すなわち、
図１の広告画像合成装置に送られるて、広告・属性デー
タベース１０２に格納される。
【００６７】図２は、図１の広告画像合成装置の処理動
作を説明するためのフローチャートである。なお、上記
のように、発信者から与えられた広告画像に対する条件
によって掲載不掲載を決定しないシステムである場合に
は、ステップＳ２は不要である。
作を説明するためのフローチャートである。なお、上記
のように、発信者から与えられた広告画像に対する条件
によって掲載不掲載を決定しないシステムである場合に
は、ステップＳ２は不要である。
【００６８】発信者から送られてきた発信画像を受け付
けて、その中から広告領域を認識し、受け付けた発信画
像とその中から認識した広告領域とを発信希望画像バッ
ファ１０１に一時格納された段階でこのフローチャート
はスタートする。
けて、その中から広告領域を認識し、受け付けた発信画
像とその中から認識した広告領域とを発信希望画像バッ
ファ１０１に一時格納された段階でこのフローチャート
はスタートする。
【００６９】まず、広告・属性データベース１０２中の
広告画像の１つ１つについてステップＳ１からＳ５の処
理を行う。すなわち、広告画像とその属性情報とをデー
タベースから１つづつ取出し（ステップＳ１）、発信者
の与えた条件に添ったカテゴリであるかどうかを判断し
（ステップＳ２）、広告画像の外形の形状と広告領域の
類似度を計算し（ステップＳ３）、変形によって割り引
かれた結果としての広告料金を計算する（ステップＳ
４）。すべての広告画像について割引後の広告料金が計
算されたら、最高値をつけた広告画像を掲載用の広告画
像として選択し（ステップＳ６）、その広告画像を発信
画像に挿入・合成し（ステップＳ７）、一方で広告主に
対する請求金額を計算、記録した上で（ステップＳ
８）、広告画像の合成された発信画像をインターネット
等の提示手段に出力する（ステップＳ９）。
広告画像の１つ１つについてステップＳ１からＳ５の処
理を行う。すなわち、広告画像とその属性情報とをデー
タベースから１つづつ取出し（ステップＳ１）、発信者
の与えた条件に添ったカテゴリであるかどうかを判断し
（ステップＳ２）、広告画像の外形の形状と広告領域の
類似度を計算し（ステップＳ３）、変形によって割り引
かれた結果としての広告料金を計算する（ステップＳ
４）。すべての広告画像について割引後の広告料金が計
算されたら、最高値をつけた広告画像を掲載用の広告画
像として選択し（ステップＳ６）、その広告画像を発信
画像に挿入・合成し（ステップＳ７）、一方で広告主に
対する請求金額を計算、記録した上で（ステップＳ
８）、広告画像の合成された発信画像をインターネット
等の提示手段に出力する（ステップＳ９）。
【００７０】なお、以上の説明は、掲載広告決定部１０
７は、広告料金が最高値になる広告画像を選択される場
合を例に取り説明したが、この場合に限らず、上記ＷＷ
Ｗサーバを運営する事業者や広告主、発信者が最大利益
よりも形状の類似度を重視する場合には、広告領域の形
状と広告画像の外形の形状の類似度が最大である画像を
選択するようにしてもよい。
７は、広告料金が最高値になる広告画像を選択される場
合を例に取り説明したが、この場合に限らず、上記ＷＷ
Ｗサーバを運営する事業者や広告主、発信者が最大利益
よりも形状の類似度を重視する場合には、広告領域の形
状と広告画像の外形の形状の類似度が最大である画像を
選択するようにしてもよい。
【００７１】以上説明したように、上記実施形態によれ
ば、形状が四角形以外の広告画像であっても、ホームペ
ージなどの表示用のコンテンツ情報中に挿入可能となる
とともに、広告画像を挿入・合成することができる。ま
た、広告画像を挿入する先のコンテンツ情報を表示する
際のレイアウト上の芸術性やデザイン性などを重視しな
がら広告の内容による不快感などを与えることがない。
また、広告挿入によって、広告主から広告掲載に対する
代価を請求することにより、通信、放送により、上記コ
ンテンツ情報の受信、発信を行う個人ユーザに対し徴収
される通信料、放送料などの料金が安価または無料にな
ることが期待できる。
ば、形状が四角形以外の広告画像であっても、ホームペ
ージなどの表示用のコンテンツ情報中に挿入可能となる
とともに、広告画像を挿入・合成することができる。ま
た、広告画像を挿入する先のコンテンツ情報を表示する
際のレイアウト上の芸術性やデザイン性などを重視しな
がら広告の内容による不快感などを与えることがない。
また、広告挿入によって、広告主から広告掲載に対する
代価を請求することにより、通信、放送により、上記コ
ンテンツ情報の受信、発信を行う個人ユーザに対し徴収
される通信料、放送料などの料金が安価または無料にな
ることが期待できる。
【００７２】本発明の実施の形態に記載した本発明の手
法は、コンピュータに実行させることのできるプログラ
ムとして、磁気ディスク（フロッピー（登録商標）ディ
スク、ハードディスクなど）、光ディスク（ＣＤ−ＲＯ
Ｍ、ＤＶＤなど）、半導体メモリなどの記録媒体に格納
して頒布することもできる。
法は、コンピュータに実行させることのできるプログラ
ムとして、磁気ディスク（フロッピー（登録商標）ディ
スク、ハードディスクなど）、光ディスク（ＣＤ−ＲＯ
Ｍ、ＤＶＤなど）、半導体メモリなどの記録媒体に格納
して頒布することもできる。
【００７３】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。さらに、上記実
施形態には種々の段階の発明は含まれており、開示され
る複数の構成用件における適宜な組み合わせにより、種
々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される
全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明
が解決しようとする課題の欄で述べた課題（の少なくと
も１つ）が解決でき、発明の効果の欄で述べられている
効果（のなくとも１つ）が得られる場合には、この構成
要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
るものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。さらに、上記実
施形態には種々の段階の発明は含まれており、開示され
る複数の構成用件における適宜な組み合わせにより、種
々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される
全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明
が解決しようとする課題の欄で述べた課題（の少なくと
も１つ）が解決でき、発明の効果の欄で述べられている
効果（のなくとも１つ）が得られる場合には、この構成
要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【００７４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、形
状が四角形以外の広告画像であっても、ホームページな
どの放送あるいは通信にて提供される表示用のコンテン
ツ情報中に容易に挿入することができる。
状が四角形以外の広告画像であっても、ホームページな
どの放送あるいは通信にて提供される表示用のコンテン
ツ情報中に容易に挿入することができる。
【図１】本発明の広告挿入方法を用いた広告画像合成装
置の構成例を示した図。
置の構成例を示した図。
【図２】図１の広告画像合成装置の処理動作を説明する
ためのフローチャート。
ためのフローチャート。
【図３】発信画像に広告画像を挿入・合成する過程を説
明するための図。
明するための図。
【図４】発信者がインターネットを介して、発信画像を
送る（投稿する）場合に提供される画像投稿のための入
力画面の表示例を示した図。
送る（投稿する）場合に提供される画像投稿のための入
力画面の表示例を示した図。
【図５】広告領域の認識方法を説明するための図。
【図６】広告領域の形状と広告画像の形状との類似度の
算出方法を説明するための図。
算出方法を説明するための図。
【図７】広告主がインターネットを介して、広告画像を
送る（投稿する）場合に提供される画像投稿のための入
力画面の表示例を示した図。
送る（投稿する）場合に提供される画像投稿のための入
力画面の表示例を示した図。
【図８】広告主がインターネットを介して、広告画像を
送る（投稿する）場合に提供される画像投稿のための入
力画面の表示例を示した図。
送る（投稿する）場合に提供される画像投稿のための入
力画面の表示例を示した図。
【図９】広告主がインターネットを介して、広告画像を
送る（投稿する）場合に提供される画像投稿のための入
力画面の表示例を示した図。
送る（投稿する）場合に提供される画像投稿のための入
力画面の表示例を示した図。
【符号の説明】 １０１…発信希望画像バッファ １０２…広告・属性データベース １０３…カテゴリ合致計算部 １０４…形状類似度計算部 １０５…広告画像変形部 １０６…広告料金計算部 １０７…掲載広告決定部 １０８…画像合成部 １０９…課金部 １１１…広告領域認識部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 1/387 Ｈ０４Ｎ 1/387 // Ｈ０４Ｎ 5/278 5/278 Ｆターム(参考） 5B057 CA12 CA16 CA18 CB12 CB16 CB18 CD01 CD05 CE08 5C023 AA01 AA02 AA11 AA16 BA02 BA11 CA01 5C076 AA14 AA21 AA22 AA23 BA06 CA02 CB01
Claims (14)
- 【請求項１】 少なくとも、放送あるいは通信にて提供
する表示用のコンテンツ情報中の予め指定された広告画
像の挿入領域の形状と、前記コンテンツ情報中に挿入さ
れる目的で提供された広告画像の形状との類似度に基づ
き、前記コンテンツ情報中に挿入する広告画像を選択し
て、該コンテンツ情報に挿入することを特徴とする広告
挿入方法。 - 【請求項２】 少なくとも、放送あるいは通信にて提供
する表示用のコンテンツ情報中の予め指定された広告画
像の挿入領域の形状と、前記コンテンツ情報中に挿入さ
れる目的で提供された広告画像の形状との類似度に基づ
き、前記コンテンツ情報中に挿入する広告画像を選択
し、 前記選択された広告画像の形状を前記コンテンツ情報中
の広告画像の挿入領域の形状に合致するよう変形してか
ら前記コンテンツ情報に挿入することを特徴とする広告
挿入方法。 - 【請求項３】 前記コンテンツ情報中に挿入する広告画
像のカテゴリが予め指定されているとき、前記カテゴリ
に属する広告画像の中から、前記類似度に基づき、前記
コンテンツ情報中に挿入する広告画像を選択することを
特徴とする請求項１または２記載の広告挿入方法。 - 【請求項４】 前記広告画像は、該広告画像の形状を変
形する度合いの大きさの許容範囲を指定するための属性
情報を有し、前記許容範囲内で前記コンテンツ情報中の
広告画像の挿入領域の形状に合致するよう変形可能な広
告画像の中から前記コンテンツ情報中に挿入する広告画
像を選択することを特徴とする請求項２記載の広告挿入
方法。 - 【請求項５】 前記広告画像の形状を前記コンテンツ情
報中の広告画像の挿入領域の形状に合致するよう変形し
た度合いに応じて、前記広告画像の提供者に対し請求す
る広告掲載に対する代価を決定することを特徴とする請
求項２記載の広告挿入方法。 - 【請求項６】 前記広告画像の形状を前記コンテンツ情
報中の広告画像の挿入領域の形状に合致するよう変形し
た度合いに応じて、前記広告画像の提供者に請求する広
告掲載に対する代価を決定し、前記類似度に基づき、前
記コンテンツ情報中に挿入する広告画像が複数個選択さ
れたとき、前記対価の最も高額な広告画像を選択するこ
とを特徴とする請求項２記載の広告挿入方法。 - 【請求項７】 放送あるいは通信にて提供する表示用の
コンテンツ情報中の予め指定された広告画像の挿入領域
の形状と、前記コンテンツ情報中に挿入される目的で提
供された広告画像の形状との類似度を算出する算出手段
と、 少なくとも前記類似度に基づき、前記コンテンツ情報中
に挿入する広告画像を選択する選択手段と、 この選択手段で選択された広告画像を前記コンテンツ情
報に挿入する挿入手段と、 を具備したことを特徴とする広告挿入装置。 - 【請求項８】 放送あるいは通信にて提供する表示用の
コンテンツ情報中の予め指定された広告画像の挿入領域
の形状と、前記コンテンツ情報中に挿入される目的で提
供された広告画像の形状との類似度を算出する算出手段
と、 少なくとも前記類似度に基づき、前記コンテンツ情報中
に挿入する広告画像を選択する選択手段と、 この選択手段で選択された広告画像の形状を前記コンテ
ンツ情報中の広告画像の挿入領域の形状に合致するよう
変形する変形手段と、 この変形手段で形状の変形された広告画像を前記コンテ
ンツ情報に挿入する挿入手段と、 を具備したことを特徴とする広告挿入装置。 - 【請求項９】 前記選択手段は、前記コンテンツ情報中
に挿入する広告画像のカテゴリが予め指定されていると
き、前記カテゴリに属する広告画像の中から、前記類似
度に基づき、前記コンテンツ情報中に挿入する広告画像
を選択することを特徴とする請求項７または８記載の広
告挿入装置。 - 【請求項１０】 前記広告画像は、該広告画像の形状を
変形する度合いの大きさの許容範囲を指定するための属
性情報を有し、前記選択手段は、前記許容範囲内で前記
コンテンツ情報中の広告画像の挿入領域の形状に合致す
るよう変形可能な広告画像の中から前記コンテンツ情報
中に挿入する広告画像を選択することを特徴とする請求
項８記載の広告挿入装置。 - 【請求項１１】 前記広告画像の形状を前記コンテンツ
情報中の広告画像の挿入領域の形状に合致するよう変形
した度合いに応じて、前記広告画像の提供者に対し請求
する広告掲載に対する代価を決定することを特徴とする
請求項８記載の広告挿入装置。 - 【請求項１２】 前記広告画像の形状を前記コンテンツ
情報中の広告画像の挿入領域の形状に合致するよう変形
した度合いに応じて、前記広告画像の提供者に対し請求
する広告掲載に対する代価を決定し、前記選択手段は、
前記類似度に基づき、前記コンテンツ情報中に挿入する
広告画像が複数個選択されたとき、前記対価の最も高額
な広告画像を選択することを特徴とする請求項８記載の
広告挿入装置。 - 【請求項１３】 放送あるいは通信にて提供する表示用
のコンテンツ情報中の予め指定された広告画像の挿入領
域の形状と、前記コンテンツ情報中に挿入される目的で
提供された広告画像の形状との類似度を算出するための
処理と、 少なくとも前記類似度に基づき、前記コンテンツ情報中
に挿入する広告画像を選択するための処理と、 前記選択された広告画像を前記コンテンツ情報に挿入す
るための処理と、 をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 【請求項１４】 放送あるいは通信にて提供する表示用
のコンテンツ情報中の予め指定された広告画像の挿入領
域の形状と、前記コンテンツ情報中に挿入される目的で
提供された広告画像の形状との類似度を算出するための
処理と、 少なくとも前記類似度に基づき、前記コンテンツ情報中
に挿入する広告画像を選択するための処理と、 前記選択された広告画像の形状を前記コンテンツ情報中
の広告画像の挿入領域の形状に合致するよう変形するた
めの処理と、 前記形状の変形された広告画像を前記コンテンツ情報に
挿入するための処理と、 をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001093665A JP2002287674A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 広告挿入方法および広告挿入装置およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001093665A JP2002287674A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 広告挿入方法および広告挿入装置およびプログラム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002287674A true JP2002287674A (ja) | 2002-10-04 |
Family
ID=18947973
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001093665A Pending JP2002287674A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | 広告挿入方法および広告挿入装置およびプログラム |
Country Status (1)
| Country | Link |
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