JP2001013818A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001013818A
JP2001013818A JP11185878A JP18587899A JP2001013818A JP 2001013818 A JP2001013818 A JP 2001013818A JP 11185878 A JP11185878 A JP 11185878A JP 18587899 A JP18587899 A JP 18587899A JP 2001013818 A JP2001013818 A JP 2001013818A
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敦 河合
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読み取った原稿画像に広告画像などの付加画
像を印刷する場合における不特定多数のユーザに対する
広告効果を大幅に向上させ得る画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 予め記憶された複数の広告画像の中から
適当な印刷可能な複数の選択候補を表示して、印刷すべ
き広告画像をユーザ自身に選択させる。その際、ユーザ
が原稿を複写する際の環境(例えば、コピーモード、現
在時刻、当該装置の設置場所など)に応じて、ユーザに
よる広告画像の選択条件(例えば、表示させる選択候補
の種類や順番、選択可能な広告画像の個数など)を変更
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読み取った原稿画
像に広告画像などの付加画像を印刷する場合における不
特定多数のユーザに対する広告効果を大幅に向上させる
ことができる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機の普及に伴い、課金装置を
備えた複写機がコンビニエンスストアなどに多数設置さ
れるに至っている。このような場所に設置される複写機
は不特定多数のユーザによって使用されるものであるた
め、コピーを行う場合に広告などの画像情報を付加して
印刷すれば、広告主は、一定の広告効果を得ることが可
能となる。
【0003】このような状況を踏まえ、読み取った原稿
画像を用紙に印刷する際に生じる余白部分に広告画像を
追加合成して印刷し得る複写機本体を備え、広告画像を
付加してコピーしたか否かに応じて、ユーザと広告主の
それぞれに対して課金するようにした画像形成装置が種
々提案されている。
【0004】この種の画像形成装置としては、保持され
ている複数の付加画像を時間または当該各装置の環境
(設置場所など)に関するカテゴリーで分類する分類手
段を具備し、送信すべき付加画像を選択する際に、付加
画像の要求時刻または付加画像を要求した当該各装置の
環境に対応したカテゴリー内の付加画像を自動的に選択
することで、付加画像の内容に合致した時間または場所
において該付加画像を合成出力し、もって大きな広告効
果を効率的に行うことができるようにしたものが知られ
ている(特開平8−256256号公報参照)。すなわ
ち、この画像形成装置にあっては、印刷すべき広告内容
を、時間または環境によって自動的に変更するようにし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示された画像形成装置にあっては、時間や環境に
応じて印刷する広告画像を切り替えて、ユーザに合った
広告画像を印刷するようにしているが、印刷する広告画
像の切り替えが時間や環境に応じて自動的に、すなわ
ち、個々の具体的なユーザを考慮することなく、あくま
で一般的なユーザを想定した上で一律に行われるため、
実際問題としては、ユーザにとって有益な広告画像が常
に提供されているとはいえず、広告効果の向上には一定
の限界があると言わざるを得ない。
【0006】これに対し、前述したように、コンビニエ
ンスストアなどに設置される課金装置付き複写機では、
不特定多数のユーザが使用するため、コピーを行う場合
に広告などの画像を付加して印刷すれば、一定の広告効
果を得ることができ、効果的であるので、予め複写機本
体に複数の広告画像を記憶しておき、個々のユーザにど
の広告画像を印刷するかを選択させれば、実際に個々の
具体的なユーザにとっても有益なはずである。しかし、
記憶されている広告画像の数が多い場合、パネルなどの
表示手段に全ての広告の種類を表示してユーザに選択さ
せるのは、実際問題としてユーザにとって選択が面倒で
あり、かえって操作性の点で問題がある。したがって、
ユーザが広告を選択し得る可能性を残しつつ、ある程
度、パネルなどに表示する広告(選択候補)を装置側で
自動的に選別して表示して、ユーザが広告を選択しやす
くすれば、操作性の向上が図られ、同時に、ユーザは自
分自身の選択により本当に欲しい広告画像を得ることが
できるため、従来よりも適切でかつ大きな広告効果を効
率的に得ることができるはずである。しかも、表示する
広告を自動的に選別し表示する際において、ユーザがコ
ピーをとる際の環境(時刻、設置場所、コピーモードな
ど)に応じてユーザによる広告の選択条件(選択肢、優
先順位、選択数など)を変化させて、ユーザにとって有
益な広告画像を選択しやすくすれば、より一層効果的で
ある。
【0007】また、印刷する広告画像を自動的に選択す
る場合であっても、従来のように具体的なユーザとの関
連性が稀薄な時間や環境ではなく、ユーザの年齢や性別
などの個人情報を考慮すれば、個々のユーザにとってよ
り適切な広告画像の自動選択が可能となり、広告効果が
より一層高まることが期待され得るはずである。なお、
このような、個人情報の考慮による広告効果の向上は、
上記したような、表示する広告(選択候補)を選別する
場合にも当てはまる。
【0008】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、読み取った原稿画像に広告画像などの
付加画像を印刷する場合における不特定多数のユーザに
対する広告効果を大幅に向上させることができる画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記の手段によって達成される。
【0010】(1)本発明は、複数の付加画像を予め記
憶し、読み取った原稿画像を印刷する際に前記予め記憶
された複数の付加画像の中から印刷すべき付加画像を選
択して前記原稿画像に付加して印刷する画像形成装置に
おいて、前記予め記憶された複数の付加画像の中から印
刷可能な複数の選択候補を表示する表示手段と、所定の
選択条件の下、前記表示手段に表示された複数の選択候
補の中から利用者の選択に従って印刷すべき付加画像を
選択する選択手段とを有することを特徴とする。
【0011】(2)利用者が原稿画像を複写する際の条
件に応じて前記予め記憶された複数の付加画像の選択条
件を変更する変更手段をさらに有する。
【0012】(3)前記条件は、利用者が原稿画像を複
写する際の環境である。
【0013】(4)前記利用者が原稿画像を複写する際
の環境は、コピーモードである。
【0014】(5)前記利用者が原稿画像を複写する際
の環境は、現在時刻である。
【0015】(6)前記利用者が原稿画像を複写する際
の環境は、当該装置の設置場所である。
【0016】(7)前記選択条件は、前記表示手段に表
示させる選択候補の種類である。
【0017】(8)前記選択条件は、前記表示手段に表
示させる選択候補の順番である。
【0018】(9)前記選択条件は、選択可能な付加画
像の個数である。
【0019】(10)本発明は、複数の付加画像を予め
記憶し、読み取った原稿画像を印刷する際に前記予め記
憶された複数の付加画像の中から印刷すべき付加画像を
選択して前記原稿画像に付加して印刷する画像形成装置
において、当該装置の本体から離れた場所に設置され、
遠隔操作によって前記予め記憶された複数の付加画像の
中からの印刷すべき付加画像の選択または印刷可能な選
択候補の表示を切り替える切替手段を有することを特徴
とする。
【0020】(11)本発明は、複数の付加画像を予め
記憶し、読み取った原稿画像を印刷する際に前記予め記
憶された複数の付加画像の中から印刷すべき付加画像を
選択して前記原稿画像に付加して印刷する画像形成装置
において、利用者に対して金額情報を記憶した情報記憶
媒体によって課金する課金手段と、前記情報記憶媒体に
予め記憶された個人情報に基づいて前記予め記憶された
複数の付加画像の中からの印刷すべき付加画像の選択ま
たは印刷可能な選択候補の表示を切り替える切替手段と
を有することを特徴とする。
【0021】(12)前記個人情報は、利用者の年齢で
ある。
【0022】(13)前記個人情報は、利用者の性別で
ある。
【0023】(14)前記個人情報は、利用者の職業で
ある。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を使って本発明の実施
の形態を説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施形態に係る画像形
成装置の全体構成を示す斜視図である。
【0026】この画像形成装置10は、課金装置を備え
コンビニエンスストアなどに設置されて不特定多数のユ
ーザによって使用される課金装置付き複写機(または複
写装置)であって、大別して、複写機本体11と、ユー
ザに対して課金する課金装置12とからなる。図示例の
課金装置12は、コインベンダーであり、ユーザ自身が
課金装置12に硬貨を投入し、複写機本体11を操作す
ることによって、原稿をコピーすることができる。
【0027】ここで、課金装置12は、投入された金額
を表示し、投入された金額に応じて複写機本体11のコ
ピー動作を許可し、コピー動作が行われると所定の金額
を徴収して、表示金額を減算する。減算する金額は、コ
ピーに使用する用紙サイズや設定される複写カラーモー
ドなどによって異なる。また、課金装置12は、コピー
動作を行って減算された後の残金額が所定の金額以下と
なったときに複写機本体11のコピー動作を不許可にす
る。そして、再び料金が投入されれば、複写機本体11
のコピー動作を再度許可する。このように、課金装置1
2は、金額(使用料金や残金額)を管理しながら、複写
機本体11に対してコピー動作の許可/不許可を指示す
る機能を有している。
【0028】さらに説明すると、課金装置12は、縦長
の箱形状を有し、その上面には、コイン投入口13と、
コインの返却を行うコイン返却ボタン14と、液晶ディ
スプレイなどからなり投入された金額や残金額を表示す
る金額表示部15とが設けられ、前面には、コイン返却
口16が設けられている。この課金装置12は、背面か
ら引き出された中継コネクタ17を介して複写機本体1
1と接続されている。
【0029】複写機本体11は、中継コネクタ17を介
して課金装置12との間で相互に通信を行う。複写機本
体11からは、課金装置12に対して、コピー動作中や
給紙信号、排紙信号、サイズ、コピーモードなどの各種
情報が送信される。一方、課金装置12からは、複写機
本体11に対して、コピー許可やコピー不許可、投入金
額などの各種情報が送信される。複写機本体11は、送
受信される各種情報によって、コピー可能状態または不
可能状態に制御される。また、複写機本体11の上面に
は、ユーザが置数(コピー枚数)などのコピーモードな
どを設定する際に使用する操作パネル18が設けられて
いる。
【0030】課金装置12は、投入された金額とユーザ
が複写機本体11の操作パネル18で設定したコピーモ
ードとから必要な金額を計算し、コピー可能であるか否
かを判断し、コピー可能であればコピー許可信号を複写
機本体11に送信する。コピー許可信号が送られた複写
機本体11は、ユーザに対してコピー可能な状態に設定
される。
【0031】ユーザが操作パネル18上のコピースター
トボタン(図示せず)を押すと、複写機本体11は、所
定のコピー動作を開始し、用紙が排紙トレイ19に排出
される時に課金装置12に対して排出情報を送信する。
この排出情報が送られた課金装置12は、サイズやカラ
ーなどのコピーモードによって予め定められた金額を減
算する。そして、使用料金が順次減算され、残金額がコ
ピーに必要な金額未満になると、課金装置12は、コピ
ー禁止信号を複写機本体11に送信する。このコピー禁
止信号によって複写機本体11は、ユーザに対してコピ
ー不可の状態に設定される。
【0032】なお、ここでは、コインを投入する形態の
課金装置12、すなわち、コインベンダーを例示した
が、課金装置はこれに限定されるわけではない。例え
ば、金額情報を記憶したプリペイドカードなどの情報記
憶媒体を挿入し、このカードに記憶されている残金情報
によって料金管理を行う課金装置であってもよい。
【0033】また、この複写機10は、ユーザが原稿を
コピーする際に、ユーザの希望に応じて、読み取った原
稿画像に広告などの付加画像を付加して印刷し得る機能
を有している。このように、原稿画像に広告画像などを
付加して印刷する場合には、ユーザに対する課金装置1
2のほかに、複写機本体11のメモリに第2の課金装置
を備え、広告印刷を行った枚数を記録して、一定期間ご
とにまとめて広告主に料金を請求するようにしている。
【0034】図2は、このような複写機10による印刷
形態の説明に供する図であり、同図(A)は、原稿画像
のみを印刷した場合、同図(B)は、原稿画像の余白部
に広告画像を印刷した場合、同図(C)は、原稿画像を
印刷した用紙の裏面または別の用紙に広告画像を印刷し
た場合をそれぞれ示している。
【0035】すなわち、この複写機10は、図2(A)
に示すように、原稿画像のみを印刷するほかに、ユーザ
が希望すれば、図2(B)や図2(C)に示すように、
原稿をコピーした用紙の余白部もしくは裏面または別の
用紙に広告画像を印刷することができる。より詳細に
は、広告画像を印刷しない場合には、図2(A)に示す
ように、原稿の画像がそのままコピー用紙に印刷され、
また、余白部に広告画像を印刷する場合には、図2
(B)に示すように、原稿画像の余白部分を自動的に検
出して、その余白部分(図示例では、用紙下方部分)に
広告画像を合成して印刷する。また、裏面または別用紙
に広告画像を印刷する場合には、図2(C)に示すよう
に、原稿画像を印刷した用紙の裏面または別の用紙にそ
の全面にわたって広告画像を大きく印刷する。そして、
広告印刷を行うか否か、広告印刷を行う場合には、さら
に、その印刷形態、すなわち、余白部に印刷するか(余
白広告)、裏面に印刷するか(裏面広告)、あるいは別
用紙に印刷するか(合紙広告)は、ユーザが任意に設定
できるようになっている。
【0036】図3は、図1の複写機10において広告印
刷を行う場合の一般的な処理手順を示す基本的なフロー
チャートである。
【0037】コンビニエンスストアなどに設置される上
記の課金装置付き複写機10では、来店する不特定多数
のユーザが当該複写機10に取り付けられた課金装置1
2に料金を投入し(S1)、複写機本体11の操作パネ
ル18により希望するコピーモードを自分で設定する
(S2)。このとき、広告印刷に関する各種設定も行う
ことができる。
【0038】その後、ユーザがコピースタートボタンを
押すと(S3)、原稿のコピー動作を行い(S4)、広
告印刷を行うか否かを判断し(S5)、広告印刷を行う
場合には(S5:YES)、広告印刷を行う(S6)。
このとき、ステップ5の広告印刷を行うか否かの判断
は、本実施形態のように、ステップ2のコピーモード設
定時にユーザが設定した情報に基づく場合もあれば、他
方で、コピー条件や装置環境などから装置が自動的に判
断して広告印刷を行う場合もあり得る。また、ステップ
6の広告印刷を行う場合には、複写機本体11に複数の
広告画像を予め記憶しておき、後述する方法によって選
択された広告画像を、ユーザの設定に応じて、原稿複写
用紙の余白部に合成したり(余白広告)、原稿複写用紙
の裏面に印刷したり(裏面広告)、原稿複写用紙とは別
の用紙に印刷する(合紙広告)。
【0039】広告印刷を含む一連のコピー動作が終了す
ると、課金装置12に投入された金額に対して前述した
課金処理を行う(S7)。この場合の課金処理は、ユー
ザに対する課金であるが、広告を提供する広告主に対し
ても課金を行う。広告主に対する課金は、上記のよう
に、広告主に一定期間ごとに一括で課金できるように複
写機本体11のメモリに広告印刷の記録をとることによ
って行う。
【0040】特に、本実施形態では、後で一部詳述する
ように、印刷する広告の内容(種類)について、当該複
写機10が不特定多数のユーザによって使用されること
を考慮して、実際に最大限の広告効果が効率的に得られ
るよう、複数の広告画像を予め複写機本体11に記憶し
ておき、操作パネル18の表示手段にどのような広告が
あるのか印刷可能な広告の内容(種類)を表示して、ユ
ーザ自身に実際に印刷する広告を選択させるようにして
いる。これにより、ユーザは、本当に欲しい広告画像を
選択することが可能になる。そして、その際には、操作
性を良くするため、予め記憶されている複数の広告画像
の中からユーザにとって最適と考えられる複数の選択候
補を自動選別して前記表示手段に表示する。また、この
とき、個々のユーザにとって有益な広告画像を選択しや
すくするため、ユーザが原稿を複写する際の環境、例え
ば、コピーモード、現在時刻、当該複写機10の設置場
所などに応じて、ユーザによる広告の選択条件、例え
ば、前記表示手段に表示させる選択候補の種類(ユーザ
による広告選択の選択肢)、前記表示手段に表示させる
選択候補のレイアウト上の順番(ユーザによる広告選択
の優先順位)、前記表示手段に表示された複数の選択候
補の中から実際に選択可能な広告画像の個数(ユーザに
よる広告選択の選択可能数)などを変化させるようにし
ている。このような、ユーザの広告選択条件(選択可能
な広告画像の種類、順番、個数)もまた、前記表示手段
に表示される。
【0041】なお、上記のようにユーザ自身が広告を選
択する場合でなく、印刷する広告画像を自動的に選択す
る場合には、ユーザの年齢や性別などの個人情報を特定
することによって、個々のユーザに対してより最適な広
告画像を自動選択して印刷して、広告効果をより一層高
めるようにしている。具体的には、例えば、複写機10
から離れた場所であってユーザを目で特定できる場所
(例えば、コンビニエンスストアのレジなど)で、ユー
ザの個人情報(年齢、性別、職業など)を特定した店員
などによる遠隔操作によって、手動で、印刷する広告画
像を切り替えることができる。また、プリペイドカード
などの情報記憶媒体を利用した課金装置を備えた複写機
では、プリペイドカードなどを販売・発行する際に予め
ユーザの個人情報を記録しておき、そのユーザがコピー
をとる際に、そのプリペイドカードなどに記録されてい
るユーザの年齢や性別、職業などの個人情報に基づい
て、印刷する広告画像を切り替えることもできる。さら
には、このような、店員などの遠隔操作によってまたは
プリペイドカードなどの情報記憶媒体によって入力され
たユーザの個人情報に基づいて、表示する選択候補の内
容(種類)を切り替えることも可能である。
【0042】図4は、このような複写機10の制御系の
構成を示すブロック図である。
【0043】この複写機10は、中継コネクタ17およ
び入出力インタフェース(I/F)20、40を介して
相互に通信可能な複写機本体11と課金装置12とを備
え、複写機本体11の制御部21には、原稿画像を読み
取るイメージスキャナ部22と、該イメージスキャナ部
22から出力される画像データの信号処理を行う信号処
理部23と、原稿画像に対応した画像を用紙に印刷する
プリンタ部24と、前記操作パネル18とが接続されて
いる。また、この制御部21には、複数の広告画像を予
め記憶する広告画像用メモリ25や、広告印刷した枚数
や広告主に対する課金を累積して記憶する課金用メモリ
26、画像データを一時的に記憶したり画像を合成する
時に使用される作業用メモリ27、現在の時刻や日付を
計時する時計IC28、広告印刷した枚数などを積算す
るカウンタ29などが接続されている。制御部21は、
複写機本体11の各部の制御を司ると共に、課金装置1
2との間の通信制御も司っている。
【0044】課金用メモリ26に広告主に対する課金を
累積して記憶することにより、所定期間ごとに課金情報
をまとめて得ることができる。課金情報の1つとして累
積記憶された金額は広告主に対する請求額であり、広告
主へは、この額が、一定期間ごとにまとめて一括請求さ
れることになる。
【0045】操作パネル18には、コピー部数を設定す
る置数キー、原稿画像を印刷するカラーモード(モノク
ロコピー/カラーコピー)を設定するキー、その他のコ
ピーモード(例えば、両面コピー、拡大/縮小コピーな
ど)を選択または設定するキー、およびスタートキーな
どの各種キー32と、設定状態、印刷可能な広告の一
覧、その他の各種情報を表示する、液晶ディスプレイな
どからなる表示部30とが配置され、さらに、この操作
パネル18の一部には、広告機能選択部31が設けられ
ている。
【0046】この広告機能選択部31は、広告印刷を行
うか否かを設定したり、表示された複数の広告画像(選
択候補)の中から印刷すべき広告画像を選択したり、原
稿画像を印刷することなく広告画像のみを印刷すること
を選択したりする際に、ユーザが操作するものである。
具体的には、例えば、広告印刷を行うか否かを設定する
キー、広告印刷を行う場合に余白広告、裏面広告、およ
び合紙広告の中のどの形態で印刷するかを選択するキ
ー、ならびにユーザが表示された複数の広告画像(選択
候補)から所望の広告を選択するキーなどが配置されて
いる。なお、広告機能選択部31のキーは、例えば、タ
ッチパネル式のキーからなっている。この場合、タッチ
パネル式の広告機能選択部31は、表示部30またはそ
の一部であってもよい。
【0047】一方、課金装置12の制御部41には、前
述した表示部15が接続され、さらに、ユーザが投入し
た金額を読み取る投入金額読取部42や、課金テーブル
メモリ43、コピー枚数やユーザに対する課金金額を累
積して記憶する課金用メモリ44などが接続されてい
る。制御部41は、課金装置12の各部の制御を司ると
共に、複写機本体11との間の通信制御も司っている。
【0048】課金テーブルメモリ43には、コピー生産
性に応じたユーザと広告主のそれぞれに対する課金金額
のテーブル、広告画像の内容の詳しさに応じた課金金額
のテーブル、原稿画像のカラーモードと広告画像のカラ
ーモードの組合せに応じた課金金額のテーブルなどが記
憶されている。制御部41は、実行される具体的なコピ
ー動作に応じて必要なテーブルを参照しつつ、ユーザと
広告主のそれぞれに対する課金を行う。
【0049】また、この複写機10は、該複写機10が
設置されている店舗内の所定の場所(例えば、ユーザを
目で確認できるレジなど)の端末50に接続されてい
る。そして、店員が当該複写機10から離れた場所にあ
るレジなどでこの端末50を操作することによって、現
在の用紙残枚数やトナー残量などの複写機本体11の状
況、広告印刷の利用状況、広告主への請求額などを確認
できるようになっている。また、印刷する広告画像の内
容、または、表示されるユーザ選択可能な広告画像(選
択候補)の内容などを、ユーザの年齢や性別、職業など
に応じて、店員が遠隔操作により手動で切り替えること
も可能となっている。
【0050】なお、料金がコインではなくプリペイドカ
ードなどで投入される場合には、プリペイドカードなど
に予め記憶されたユーザの個人情報(年齢、性別、職業
など)を課金装置12で読み取って、複写機本体11に
送り、印刷する広告画像の内容、または、表示されるユ
ーザ選択可能な広告画像(選択候補)の内容などを、そ
の個人情報に基づいて切り替えることも可能である。
【0051】また、この複写機10を、図示しないネッ
トワークを介して、複数の店舗に設置されたこの種の複
写機10を一箇所で統括的に管理する管理施設内の端末
に接続してもよい。そして、この管理施設において、各
複写機10の稼動状況を把握したり、各複写機10から
送られてきた広告主への課金情報を積算して広告主にま
とめて請求したり、各複写機本体11に記憶されている
広告画像を遠隔操作により定期的に入れ替えたりするこ
とができる。
【0052】以下、印刷する広告内容または表示される
印刷可能な選択候補の内容の種々の変更制御の具体例を
順に説明する。なお、以下に示す各フローチャートは、
図3に示す基本的フローチャートを適宜変更したもので
あるが、それらについては、簡単化のため、課金処理に
ついて省略してある。
【0053】《実施例1》図5のフローチャートに示す
変更制御は、時間(時刻)によって表示する広告画像
(選択候補)の種類を変更する場合である。なお、ここ
では、複写機本体11の広告画像用メモリ25に、広告
Aから広告Lまでの12種類の広告画像が予め記憶され
ているものとする。
【0054】ユーザは、課金装置12に料金を投入する
と(S101)、操作パネル18を介して、希望するコ
ピーモードを自分で設定するが(S102)、その際、
広告機能選択部31に設けたキーを操作することで、広
告印刷を行うか否かを選択することができる。
【0055】ステップ103では、ステップ102にお
けるユーザの設定情報に基づいて広告印刷を行うか否か
を判断し、ユーザが広告印刷を行うことを選択した場合
には(S103:YES)ステップ104に進み、広告
印刷を行わない場合には(S103:NO)ステップ1
13に進む。
【0056】ステップ103で広告印刷を行うことが選
択された場合には、時計IC28からの情報に基づい
て、現在の時刻を判断し(S104)、現在時刻に応じ
て、操作パネル18(のタッチパネル式の広告機能選択
部31)に表示する印刷可能な広告(選択候補)の種類
を変化させる(S105〜S108)。具体的には、例
えば、現在時刻が0:00〜6:00の間であるとき
は、広告A、B、Cを表示し(S105)、6:00〜
12:00の間であるときは、広告D、E、Fを表示し
(S106)、12:00〜18:00の間であるとき
は、広告G、H、Iを表示し(S107)、18:00
〜24:00の間であるときは、広告J、K、Lを表示
する(S108)。なお、操作パネル18への表示は、
実際に用紙に印刷される広告画像の縮小画像であっても
よく、また、広告画像の説明文であってもよい。このよ
うに、現在時刻(時間帯)によって表示する広告の種類
を変えることで、ユーザに合った広告が選択されやすく
なる。
【0057】その後、ユーザは、時間帯に応じて表示さ
れた印刷可能な広告の選択肢の中から、例えば、印刷を
欲する1つの広告を選択し(S109)、コピースター
トボタンを押す(S110)。
【0058】コピーがスタートすると、まず、読み取っ
たユーザの原稿画像を印刷し(S111)、次に、ステ
ップ109で選択された広告の画像を印刷する(S11
2)。このとき、広告画像は、ユーザの設定に応じて、
原稿複写用紙の余白部に印刷されたり(余白広告)、原
稿複写用紙の裏面に印刷されたり(裏面広告)、あるい
は原稿複写用紙とは別の用紙に印刷される(合紙広
告)。
【0059】ステップ103で広告画像を印刷すること
が選択されなかった場合には、ユーザによるコピースタ
ート操作により(S113)、原稿画像のみを印刷する
通常の原稿コピー動作を行う(S114)。
【0060】さらに、より具体的に説明すると、本実施
例では、図6に示すように、複写機本体11の操作パネ
ル18に設けられたタッチパネル式の広告機能選択部3
1を使って、印刷可能な広告画像の種類を表示し、ユー
ザは印刷したい広告を選択する。複写機本体11に記憶
されている広告としては、例えば、食品A〜E、化粧品
A〜E、書籍A〜E、文房具A〜Eの20種類の広告画
像があるが、全ての広告を選択肢に入れようとしても、
表示部分(画面)の面積との関係で全ては入らず、ま
た、多く表示してもかえってユーザが選択しにくいの
で、ここでは、表示画面に8個の選択肢を用意してあ
る。
【0061】そして、本実施例では、ユーザがコピー動
作を行う時刻(時間帯)によって表示する選択可能な広
告の種類を変化させる。例えば、6:00〜12:00
の午前中の時間帯は、図7に示すように、また、18:
00〜24:00の夕方以降夜の時間帯は、図8に示す
ように、時間帯に応じて、ユーザが選択できる広告画像
の種類を切り替える。ここでは、午前中の場合は、主婦
などの利用が多いので、食品の広告を多くし(図7参
照)、また、夕方以降夜の場合には、学生などの利用が
多いので、書籍の広告を多くしている(図8参照)。
【0062】このように、時間(時刻)によって表示す
る印刷可能な広告の種類を変更することで、ユーザに合
った広告画像が選択されやすくなり、ユーザは本当に欲
しい広告画像を選択できるようになるので、適切でかつ
大きな広告効果を効率的に得ることができる。
【0063】《実施例2》図9のフローチャートに示す
変更制御は、コピーモードによって選択可能な広告画像
の個数を変更する場合である。なお、この変更制御は、
特に、広告画像を印刷し得る領域が制限される余白広
告、すなわち、原稿を複写する用紙の余白部に広告を印
刷する場合において好適である。
【0064】ユーザは、課金装置12に料金を投入する
と(S201)、操作パネル18を介して、希望するコ
ピーモードを自分で設定するが(S202)、その際、
広告機能選択部31に設けたキーを操作することで、広
告印刷を行うか否かを選択することができる。
【0065】ステップ203では、ステップ202にお
けるユーザの設定情報に基づいて広告印刷を行うか否か
を判断し、ユーザが広告印刷を行うことを選択した場合
には(S203:YES)ステップ204に進み、広告
印刷を行わない場合には(S203:NO)ステップ2
13に進む。
【0066】ステップ203で広告印刷を行うことが選
択された場合には、複写機本体11(の広告画像用メモ
リ25)に予め記憶されている複数の広告画像の中から
適当な複数の印刷可能な広告(選択候補)の内容を操作
パネル18(のタッチパネル式の広告機能選択部31)
に表示する(S204)。
【0067】その後、ステップ202で設定された置数
(コピー枚数)を判断し(S205)、設定された置数
に応じて、選択可能な広告画像の個数を変化させる(S
206〜S209)。具体的には、例えば、置数が1〜
2枚のときは、選択可能な個数を1つとし(S20
6)、3〜4枚のときは、選択可能な個数を2つとし
(S207)、5〜6枚のときは、選択可能な個数を3
つとし(S208)、7枚以上のときは、選択可能な個
数を4つとする(S209)。なお、このように、置数
に応じて選択可能な広告画像の個数を変更するのは、広
告印刷の形態として余白広告が設定されている場合に
は、広告画像を印刷し得る領域が限られているため、ユ
ーザがコピーする用紙の枚数によって印刷する広告画像
の数を制限しなければならないからである。
【0068】その後、ユーザは、表示された印刷可能な
広告の選択肢の中から、置数によって決定された選択可
能な個数の範囲内で、印刷を欲する広告を選択し(S2
10)、コピースタートボタンを押す(S211)。こ
れにより、余白広告の印刷形態で、ユーザの原稿の画像
とユーザによって選択された広告の画像とが印刷される
(S212)。
【0069】ステップ203で広告画像を印刷すること
が選択されなかった場合には、ユーザのコピースタート
操作により(S213)、原稿画像のみを印刷する通常
の原稿コピー動作を行う(S214)。
【0070】なお、実施例1では、時間(時刻)に応じ
て表示する広告画像の種類を変更する場合を示し、実施
例2では、コピーモード(置数)に応じて選択可能な広
告画像の個数を変更する場合を示しているが、ユーザに
よる広告の選択条件の内容およびその選択条件を変更す
る条件の内容ならびに両者の組合せは、上記の例に限定
されるわけではない。例えば、前述したように、ユーザ
による広告の選択条件には、表示する広告画像の種類や
選択可能な広告画像の個数のほかに、表示する複数の広
告画像の中におけるレイアウト上の順番(例えば、図6
の例を使うと、ユーザは最上位に配置された広告(ここ
では、食品Aや化粧品B)を優先的に選択する傾向があ
る)などがあり、その選択条件の変更条件には、時刻や
コピーモードのほかに、当該複写機10の設置場所(例
えば、病院に近いか、図書館に近いかなど)などがあ
る。そして、選択条件とその変更条件との組合せとして
は、実施例1や実施例2のほかに、当該複写機10の設
置場所に応じて表示する広告画像の種類および/または
順番を変更する場合や、時間(時刻)に応じて表示する
広告画像の順番(および/または種類)を変更する場合
などが効果的であり、さらには、3つ以上の条件を組み
合わせたより複合的な組合せも可能である。
【0071】《実施例3》図10のフローチャートに示
す変更制御は、遠隔操作またはプリペイドカードに予め
記録された個人情報によって表示する広告画像の種類な
どを変更する場合である。
【0072】ユーザは、課金装置12に料金を投入し
(S301)、操作パネル18の広告機能選択部31に
設けたキーを操作することで、広告印刷を行うか否かを
選択し(S302)、広告印刷を行うことが選択された
場合には(S302:YES)ステップ303に進み、
広告画像を印刷することが選択されなかった場合には
(S302:NO)ステップ307に進む。
【0073】広告印刷を行う場合において、料金がコイ
ンで投入された場合には、ユーザが操作パネル18を介
してコピーモードを設定している最中に(S303)、
当該複写機10から離れた場所、例えば、コンビニエン
スストアのレジなどで、店員が、ユーザの年齢や性別、
職業などを判断し、端末50を操作することによって、
表示する広告画像(選択候補)の種類を切り替える(S
304)。なお、ここで、ユーザが広告画像を印刷する
ことを選択したときに、店員がユーザの年齢や性別など
を端末50に入力すると、印刷する広告画像が自動的に
選択されるようにしてもよい。
【0074】また、広告印刷を行う場合において、料金
がプリペイドカードで投入された場合には、ユーザによ
って操作パネル18を介してコピーモードが設定され
(S303)、販売時に予めプリペイドカードに記録さ
れたユーザの年齢や性別、職業などの個人情報に基づい
て、表示する広告画像(選択候補)の種類を切り替える
(S304)。なお、ここでも、ユーザが広告画像を印
刷することを選択したときに、プリペイドカードに記録
されたユーザの年齢や性別などの情報によって、印刷す
る広告画像が自動的に選択されるようにしてもよい。
【0075】その後、ユーザがコピースタートボタンを
押すと(S305)、読み取った原稿画像に選択された
広告画像が付加して印刷される(S306)。ここで、
広告画像は、原稿画像の余白部に印刷してもよいし、原
稿画像とは別の用紙または裏面に印刷してもよい。
【0076】広告印刷を行わない場合には、ユーザがコ
ピーモードを設定し(S307)、コピースタートボタ
ンを押すと(S308)、原稿画像のみを印刷する通常
の原稿コピー動作を行う(S309)。
【0077】図11は、ユーザの年齢と性別に応じた広
告画像の自動選択例を示すテーブルである。
【0078】ここでは、選択される広告画像の種類が、
同図に示すように、ユーザの年齢と性別に応じて分類さ
れており、店員の遠隔操作によってまたはプリペイドカ
ードの個人情報によってユーザの年齢と性別の情報が入
力されると、それぞれに応じた印刷すべき広告画像が自
動的に選択されるようになっている。例えば、若い女性
には化粧品の広告、若い男性には車の広告などが分類さ
れている。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
請求項ごとに以下のような効果を奏する。
【0080】請求項1記載の発明によれば、予め記憶さ
れた複数の付加画像の中から印刷可能な複数の選択候補
を表示して、印刷すべき付加画像を利用者自身に選択さ
せるようにしているので、利用者は、常に、本当に欲し
い付加画像を選択することができ、適切でかつ大きな広
告効果を効率的に得ることができる。また、その際、予
め記憶された複数の付加画像を必ずしも全て表示するの
ではなく、その中の複数の選択候補のみを表示するの
で、利用者によって選択が面倒ということはなく、一定
の操作性を確保することができる。
【0081】請求項2〜9記載の発明によれば、請求項
1記載の発明の効果に加えて、利用者が原稿を複写する
際の環境(例えば、コピーモード、現在時刻、当該装置
の設置場所など)に応じて、利用者による付加画像の選
択条件(例えば、表示させる選択候補の種類や順番、選
択可能な付加画像の個数など)を変更するようにしてい
るので、個々の利用者にとって有益な最適な付加画像を
選択しやすくなり、広告効果のより一層の向上が図られ
る。
【0082】請求項10記載の発明によれば、予め記憶
された複数の付加画像の中からの印刷すべき付加画像の
選択または印刷可能な選択候補の表示を、離れた場所か
らの遠隔操作によって切り替えるようにしたので、利用
者の年齢や性別、職業などを判断した上で切り替えるこ
とができ、常に利用者に最適な付加画像を提供すること
ができ、広告効果のより一層の向上が図られる。
【0083】請求項11〜14記載の発明によれば、予
め記憶された複数の付加画像の中からの印刷すべき付加
画像の選択または印刷可能な選択候補の表示を、情報記
憶媒体に予め記憶された利用者の個人情報(例えば、年
齢、性別、職業など)に基づいて切り替えるようにした
ので、常に利用者に最適な付加画像を提供することがで
き、広告効果のより一層の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の全
体構成を示す斜視図である。
【図2】 図1の画像形成装置による印刷形態の説明に
供する図である。
【図3】 図1の画像形成装置において広告印刷を行う
場合の一般的な処理手順を示す基本的フローチャートで
ある。
【図4】 図1の画像形成装置の制御系の構成を示すブ
ロック図である。
【図5】 時間によって表示する広告画像の種類を変更
する制御の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】 図5の制御の説明に供する表示例を示す図面
である。
【図7】 図5の制御の説明に供する他の表示例を示す
図面である。
【図8】 図5の制御の説明に供するさらに他の表示例
を示す図面である。
【図9】 コピーモードによって選択可能な広告画像の
個数を変更する制御の処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図10】 遠隔操作またはプリペイドカードに予め記
録された個人情報によって表示する広告画像の種類など
を変更する制御の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図11】 ユーザの年齢と性別に応じた広告画像の自
動選択例を示すテーブルである。
【符号の説明】
10…課金装置付き複写機(画像形成装置)、 11…複写機本体、 12…課金装置、 18…操作パネル、 21…複写機本体の制御部(選択手段、変更手段、切替
手段)、 31…広告機能選択部(表示手段)、 50…店舗内端末(切替手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AA09 AB01 BA03 BA07 BA14 BB03 BB09 BD09 BD53 BD55 CB20 DA01 2H027 EJ06 EJ13 EJ15 FA30 FD01 FD08 FD10 ZA07 5B021 AA01 PP06 5C076 AA14 AA16 BA02 BA06 CA08 CA09

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の付加画像を予め記憶し、読み取っ
    た原稿画像を印刷する際に前記予め記憶された複数の付
    加画像の中から印刷すべき付加画像を選択して前記原稿
    画像に付加して印刷する画像形成装置において、 前記予め記憶された複数の付加画像の中から印刷可能な
    複数の選択候補を表示する表示手段と、 所定の選択条件の下、前記表示手段に表示された複数の
    選択候補の中から利用者の選択に従って印刷すべき付加
    画像を選択する選択手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 利用者が原稿画像を複写する際の条件に
    応じて前記予め記憶された複数の付加画像の選択条件を
    変更する変更手段をさらに有することを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記条件は、利用者が原稿画像を複写す
    る際の環境であることを特徴とする請求項2記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記利用者が原稿画像を複写する際の環
    境は、コピーモードであることを特徴とする請求項3記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記利用者が原稿画像を複写する際の環
    境は、現在時刻であることを特徴とする請求項3記載の
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記利用者が原稿画像を複写する際の環
    境は、当該装置の設置場所であることを特徴とする請求
    項3記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記選択条件は、前記表示手段に表示さ
    せる選択候補の種類であることを特徴とする請求項2記
    載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記選択条件は、前記表示手段に表示さ
    せる選択候補の順番であることを特徴とする請求項2記
    載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記選択条件は、選択可能な付加画像の
    個数であることを特徴とする請求項2記載の画像形成装
    置。
  10. 【請求項10】 複数の付加画像を予め記憶し、読み取
    った原稿画像を印刷する際に前記予め記憶された複数の
    付加画像の中から印刷すべき付加画像を選択して前記原
    稿画像に付加して印刷する画像形成装置において、 当該装置の本体から離れた場所に設置され、遠隔操作に
    よって前記予め記憶された複数の付加画像の中からの印
    刷すべき付加画像の選択または印刷可能な選択候補の表
    示を切り替える切替手段、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 複数の付加画像を予め記憶し、読み取
    った原稿画像を印刷する際に前記予め記憶された複数の
    付加画像の中から印刷すべき付加画像を選択して前記原
    稿画像に付加して印刷する画像形成装置において、 利用者に対して金額情報を記憶した情報記憶媒体によっ
    て課金する課金手段と、 前記情報記憶媒体に予め記憶された個人情報に基づいて
    前記予め記憶された複数の付加画像の中からの印刷すべ
    き付加画像の選択または印刷可能な選択候補の表示を切
    り替える切替手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記個人情報は、利用者の年齢である
    ことを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記個人情報は、利用者の性別である
    ことを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記個人情報は、利用者の職業である
    ことを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
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