JP3614102B2 - 画像出力システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像出力システムに係わり、特に、広告データを出力する出力手段を備えると共に画像データに基づいて画像を記録紙に記録して出力する画像出力装置が、複数接続されたネットワークに接続可能で、且つ前記画像出力装置と、前記画像出力装置による画像出力に応じて課金する課金装置とを備えた画像出力システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
小売業者等は、従来より、印刷業者に印刷してもらったチラシ広告や、テレビCM等の広告によって販売促進を図っている。しかしながら、個人商店等の小規模小売業者では、広告を必要とする地域が狭いので、テレビCMはもとより、印刷業者に依頼する程大量のチラシを必要とせず、かえって広告費が高くついてしまう。
【0003】
ところで、近年、コンビニエンスストア等には、コピー機等の画像データに基づく画像を記録紙に記録して出力する画像出力装置が導入されており、近隣住民等は、出力枚数に応じた料金を課金装置に投入して、原稿のコピー等を行うことができるようになっている。
【0004】
小規模小売業者の有効な広告手段として、従来より、このコンビニエンスストア等に設置された画像出力装置を利用して、利用される記録紙に予め広告を印刷しておくことが挙げられる。しかしながら、この場合、全て同じ広告が印刷され、複数種の広告には対応できない。
【0005】
このため、特開平8−256256号公報及び特開平11−192760号公報には、コピー・印刷時に、ネットワーク上のサーバ装置から広告データをダウンロードし、記録紙の余白領域等に広告を印刷する技術がある。このような場合、広告料金の課金は、一般に、特開平9−90832号公報にも記載されているように、広告印刷数により決定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術では、広告主が任意に広告を配布する地域やコンビニエンスストア等の店舗を設定することができず、広告効果の低い地域や店舗においても広告データが出力(印刷)されてしまうという問題があり、この広告効果の低い広告に対しても広告主に広告料金が課金されてしまった。
【0007】
また、各店舗毎の配布数も任意に設定することができず、広告効果の高い地域や店舗において重点的に広告データを出力することが出来なかった。
【0008】
本発明は上記問題点を解消するためになされたもので、広告データを効果的に出力することができる画像出力システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、広告データを出力する出力手段を備えると共に画像データに基づいて画像を記録紙に記録して出力する画像出力装置が、複数接続されたネットワークに接続可能で、且つ前記画像出力装置と、前記画像出力装置による画像出力に応じて課金する課金装置とを備えた画像出力システムであって、広告データを入力するための入力手段と、前記画像出力装置の設置先に係わる設置先情報を記憶する記憶手段と、前記設置先を検索するための検索条件として、少なくとも1つの中心となる設置先、及び前記中心となる設置先からの距離を指定する情報を設定可能な検索条件設定手段と、前記記憶手段に記憶された前記設置先情報に基づいて、前記検索条件設定手段により設定された前記検索条件に該当する設置先として、前記中心となる設置先から指定された距離内の設置先を検索可能な検索手段と、前記入力手段により入力された広告データを出力すべき前記画像出力装置として、前記検索手段により検索された設置先に設置された前記画像出力装置を設定すると共に、前記広告データを出力すべき画像出力システムの広告回数を、前記中心となる設置先からの距離に応じて各々設定可能な画像出力装置設定手段と、前記画像出力装置設定手段で設定された画像出力装置へ向けて、前記ネットワークを介して、前記入力手段により入力された広告データを送信する送信手段と、を有する画像出力システム。
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、入力手段によって広告データが入力され、画像出力装置設定手段によって当該入力された広告データを出力すべき画像出力装置が設定される。送信手段では、ネットワークを介して、当該入力された広告データが当該設定された画像出力装置へ向けて送信するので、画像出力装置設定手段により設定された画像出力装置において、出力手段から広告データが出力される。
【0011】
すなわち、ネットワーク接続された画像出力装置の中から広告データを出力させる画像出力装置を任意に設定できるので、例えば、広告効果の低い地域や店舗に設置されている画像出力装置からの広告データの出力を防止し、広告効果の高い地域や店舗に設置されている画像出力装置からのみ広告データを出力させる等、広告データを効果的に出力することができる。
また、前記画像出力装置の設置先に係わる設置先情報を記憶する記憶手段と、前記設置先を検索するための検索条件として、少なくとも1つの中心となる設置先、及び前記中心となる設置先からの距離を指定する情報を設定可能な検索条件設定手段と、前記記憶手段に記憶された前記設置先情報に基づいて、前記検索条件設定手段により設定された前記検索条件に該当する設置先として、前記中心となる設置先から指定された距離内の設置先を検索可能な検索手段と、を備え、前記画像出力装置設定手段は、前記入力手段により入力された広告データを出力すべき前記画像出力装置として、前記検索手段により検索された設置先に設置された前記画像出力装置を設定すると共に、前記広告データを出力すべき画像出力システムの広告回数を、前記中心となる設置先からの距離に応じて各々設定可能である。
これにより、広告主は検索条件を設定するだけで、例えば広告効果の高い地域や店舗に設置された画像出力装置が検索されて、広告データを出力する画像出力装置に簡単に設定することができる。また、前記検索条件が、少なくとも1つの中心となる設置先、及び前記中心となる設置先からの距離を指定する情報の場合は、前記検索手段が、前記中心となる設置先から指定された距離内の設置先を検索する。このとき、前記広告データを出力すべき画像出力システムの広告回数を、前記中心となる設置先からの距離に応じて各々設定することができる。
【0012】
請求項2に記載の発明は、前記画像出力装置は、前記ネットワークを介して当該画像出力装置へ向けて送信された前記広告データを登録する登録手段を備え、前記出力手段が、前記登録手段により登録した広告データを当該画像出力装置の出力と関連させて出力することを特徴としている。
【0013】
請求項2に記載の発明によれば、登録手段によってネットワークを介して送信されてきた広告データを登録しておき、出力手段によって、利用者が画像出力装置から画像を出力している期間中等、画像出力装置の出力と関連させて登録した広告データを出力することにより、利用者に視聴されるタイミングで効果的に広告データを出力することができる。
【0014】
なお、前記画像出力装置は、請求項3に記載されているように、前記出力手段の出力を禁止する禁止手段を更に備えるとよく、これにより広告を出力するか否かを切替える(選択する)ことができる。また、前記画像出力装置は、請求項4に記載されているように、前記出力手段による出力回数を計数すると共に、計数した出力数が予め設定された広告回数となった場合に、対応する広告データを削除する登録管理手段を更に備えるとよい。これにより、いつまでも古い広告データが出力されたり、登録手段に必要とされるメモリ容量の増大を防止することができる。
【0015】
また、画像出力システムは、請求項5に記載されているように、前記広告データを出力すべき前記画像出力装置各々の前記広告回数の合計に応じた登録料金の課金を前記課金装置に対して指示する登録料金課金指示手段を更に有するとよい。このとき、請求項6に記載されているように、前記課金装置に投入された投入金額に基づいて、広告データを出力すべき前記画像出力装置各々の広告回数を設定する登録回数設定手段を更に有するとよく、煩雑な作業を広告主に要求することなく、登録回数を自動設定することができる。
【0016】
請求項7に記載されているように、前記画像出力装置の設置先に係わる設置先情報を記憶する記憶手段と、前記設置先を検索するための検索条件を設定する検索条件設定手段と、前記記憶手段に記憶された前記設置先情報に基づいて、前記検索条件設定手段により設定された前記検索情報に該当する設置先を検索する検索手段と、を更に備え、前記画像出力装置設定手段は、前記検索手段により検索された設置先に設置された前記画像出力装置を、広告データを出力すべき前記画像出力装置に設定するようにするとよい。これにより、広告主は検索条件を設定するだけで、例えば広告効果の高い地域や店舗に設置された画像出力装置が検索されて、広告データを出力する画像出力装置に簡単に設定することができる。
【0017】
例えば、請求項8に記載されているように、前記検索条件が、少なくとも1つの中心となる設置先、及び前記中心となる設置先からの距離を指定する情報であり、前記検索手段が、前記中心となる設置先から指定された距離内の設置先を検索するようにするとよい。このとき、請求項9に記載されているように、前記広告データを出力すべき画像出力システムの広告回数が、前記中心となる設置先からの距離に応じて各々設定されるようにするとよい。
【0018】
また、広告データは、請求項7に記載されているように、画像データ、映像データ、音声データのうちの少なくとも1つを含むとよく、この場合、出力手段としては、プリンタエンジン等の画像データを記録紙に記録して出力する画像出力装置の画像出力部、表示パネルやタッチパネルディスプレイ等の映像データや画像データを表示する表示手段、スピーカ等の音声データを出力する音声情報出力手段等、或いはこれらを組合せて用いることができる。
【0019】
また、請求項8に記載されているように、前記広告データが画像データであり、前記出力手段は、前記画像出力装置から記録紙に画像を記録して出力する際に、前記広告データに基づく画像も当該記録紙に同時に記録するようにすれば、チラシによる広告と同様の効果が得られる。
【0020】
具体的には、請求項9に記載されているように、前記画像出力装置から記録紙に画像を記録して出力する際に、当該画像を縮小して形成された余白部に、前記広告データに基づく画像を合成して前記記録紙に記録してもよいし、請求項10に記載されているように、前記画像出力装置によって記録紙に画像を記録して出力する際に、当該記録紙の裏面に前記広告データに基づく画像を記録してもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明に係る実施形態の1例を詳細に説明する。
【0022】
図1に本発明が適用された画像出力システムの外観図が示す。図1に示す画像出力システム10は、コピー、プリンタ、及びFAX機能を備えた画像出力装置(所謂複合機)12と、ユーザインタフェースとして、液晶表示板からなる表示パネル上にタッチパネルが重ねられた構成のタッチパネルディスプレイ14を備えたパソコン(PC)16と、投入された金額に応じた枚数のコピー/プリントを許可するための課金装置18とを備えている。これらパソコン16、画像出力装置12、及び課金装置18は、それぞれ所定のケーブルを介する有線接続、或いは赤外通信等による無線接続によって相互に接続されている。
【0023】
なお、本実施の形態では、複数のコンビニエンスストア等に画像出力システム10が設置されており、図2に示すように、各画像出力システム10はLANやインターネット等のネットワーク20に各々接続されて、ネットワーク20を介して相互に通信可能となっている。
【0024】
パソコン16を載置している載置台22には、補助台24が取り付けられている。補助台24は、矩形平板型で、その一辺部がヒンジにより載置台22に取り付けられ、対向する辺には取っ手部26が形成されている。この補助台24は、通常時は、取っ手部26を床面方向にして、床面と垂直となるように収納されており、ユーザが取っ手部26を持ち、ヒンジにより載置台22に取り付けられている辺を中心に補助台24を回転させて持ち上げると、床面と水平に補助台24をセットすることができるようになっている。セット後の補助台24上には、ノート型パソコンやデジタルカメラ等のユーザが保有する装置(以下、「ユーザ保有装置」という)を載置することができる。
【0025】
また、この補助台24には、USBケーブル等のユーザインタフェースケーブル(図示省略)が収納されており、その一端は予めパソコン16と接続されており、他端は補助台24のケーブル収納口(図示省略)から引き出してユーザ保有装置と接続可能となっている。
【0026】
なお、本実施の形態では、ユーザ保有装置を載置可能な補助台24をヒンジにより載置台22に取り付け、補助台24を収納可能とした例を示しているが、これに限定するものではなく、ユーザがユーザ保有装置を載置して、当該ユーザ保有装置を操作することができる台が備えられていればよい。また、ユーザ保有装置を載置可能な台は収納可能でなくてもよい。
【0027】
図3に、画像出力システム10の詳細構成を示す。
【0028】
画像出力装置12は、図3に示すように、スキャナ機能を構成するスキャナモジュール40と、プリンタ機能を構成するプリンタモジュール42と、FAX機能を構成するFAXモジュール44と、画像出力装置の上面に設けられた表示パネルや操作ボタン等のユーザインタフェース46と、出力手段としての画像出力部(IOT−SYS)48とを備えており、スキャナモジュール40、プリンタモジュール42、FAXモジュール44、ユーザインタフェース46は、各々バス等により画像出力部48と相互に接続されている。
【0029】
スキャナモジュール40は、原稿を所定方向に搬送する原稿送り手段と、固定の読取光学系によって、原稿送り手段によって搬送されている原稿或いは原稿載置台に載置されている原稿に記録されている画像を読取る画像読取部等を備え、画像読取部により画像を読取って取得した画像データを画像出力部48へ出力する。
【0030】
FAXモジュール44は、電話回線(ISDN)及びパソコン16に各々接続されており、ユーザインタフェース46或いはパソコン16からの信号に基づいて送信先にダイヤルし、スキャナモジュールで取得した画像データ或いはパソコン16からの画像データを送信先の通信モードに応じた信号に変換して電話回線を介して送信する。また、電話回線を介して受信した信号を画像データに変換して画像出力部48へ出力する。
【0031】
プリンタモジュール42は、通信制御ユニット50を介して、ネットワーク20に接続するハブ52と接続されており、当該ハブ52に接続された他の装置や、ネットワーク20に接続された装置と通信可能となっている。
【0032】
また、プリンタモジュール42は、プリントジョブや画像データを記憶するメモリ54を備えおり、通信制御ユニット50を介した通信によって他の装置から送信されたプリントジョブを受信し、メモリ54に一旦格納する。そして、画像出力装置12がプリントジョブに基づく画像出力動作可能となったら、メモリ54から当該プリントジョブを読出して画像データに展開し、画像出力部48へ出力する。
【0033】
画像出力部48は、スキャナモジュール40、FAXモジュール44、又はプリンタモジュール42からの画像データに基づいて、感光体上に静電潜像を形成し、形成した静電潜像をモノクロトナーまたはカラートナーを用いて現像し、現像した画像を記録媒体である記録紙に転写して出力する(この一連の動作のことを「画像出力動作」という)。
【0034】
パソコン16は、図3に示すように、CPU60と、RAM、ROM、HDD等のメモリ62と、データを入出力するための入出力ポート64とを備え、これらCPU60、メモリ62、及び入出力ポート64は、バスを介して相互に接続されている。
【0035】
入出力ポート64は、通信制御ユニット66を介してハブ52に接続されており、当該ハブ52に接続された他の装置(例えば画像出力装置12)や、ネットワーク20に接続された装置と通信可能となっている。
【0036】
また、パソコン16は、入出力ポート64を介して、画像出力装置12、課金装置18、及び各種の周辺機器と、所定のケーブルを介した有線接続、或いは赤外通信等による無線接続によって各々接続されている。
【0037】
周辺機器としては、タッチパネルディスプレイ14の他に、キーボード68、マウス70、スピーカ72、外部記憶装置74等がある。なお、外部記憶装置74には、FD、CD−ROM、CD−RW、又はMO等にデータを読み書きするFDドライブ、CD−ROMドライブ、CD−ROMライタ、MOドライブ等を用いることができる。また、スピーカ72は、タッチパネルディスプレイ14に内蔵してもよい。
【0038】
メモリ62には、画像出力システム10を動作させるための各種プログラムが予めインストールされて格納されており、CPU60はこのプログラムを適宜読み出して実行する。具体的には、OSは勿論のこと、画像出力装置12のコピー、プリンタ、FAX機能を各々駆動させるためのコピー用、プリンタ用、FAX用のアプリケーションプログラム、広告データの登録・配布に係わるアプリケーションプログラム、料金計算を行う課金情報収集アプリケーションプログラム、課金装置18に投入された金額を管理する課金管理プログラム等がインストールされている。これらのプログラムの実行により、タッチパネルディスプレイに各種のユーザインタフェース画面が表示され、ユーザからの指示を受付可能となる。
【0039】
なお、CPU60により広告データの登録・配布に係わるアプリケーションプログラムを実行することにより、パソコン16は、禁止手段、登録管理手段、登録料金課金指示手段として機能するようになっている。
【0040】
また、メモリ62には代表的なワープロソフト、レイアウトソフト、フォトレタッチソフト等のプログラムも予めインストールされて格納されている。更に、メモリ62には、画像出力装置12用のプリンタドライバソフトのプログラムも予め格納されており、例えば前述の補助台24に収納されているユーザインタフェースケーブルを介してユーザ保有装置をパソコン16に接続すれば、ユーザ保有装置にこのプリンタドライバソフトのプログラムをダウンロードしてインストールすることもできる。
【0041】
また、メモリ62には、タッチパネルディスプレイ14に表示する各種画面のデータや、広告データの登録・配布に係わる各種のデータ、例えば、ネットワーク20で接続された画像出力システム10が設置されている各店舗の名称やその所在地に係わる情報(地図情報、郵便番号、住所等)等を含んで構成される設置先情報や、広告データの確認用にサンプルプリントする際の雛型のデータ等が予め格納されている。
【0042】
また、メモリ62には、画像出力装置12のスキャナモジュール40を用いて原稿に記録された画像を読取って入力されたり、外部記憶装置74にセットされたFDやCD−ROM等から読み出されて入力された広告データも格納される。すなわちメモリ62が、登録手段に対応し、スキャナモジュール40或いは外部記憶装置74が入力手段に対応している。
【0043】
なお、広告データは、画像出力装置12のメモリ62に格納してもよいし、画像出力システム10に専用のデータベースを設け、当該データベースに格納してもよい。また、ユーザインタフェースケーブルを介してパソコン16とユーザ保有装置を接続し、ユーザ保有装置から広告データを入力するようにしてもよい。
【0044】
課金装置18には、コインキットが用いられており、コイン又は紙幣を投入する投入口、及び投入金額や残金を表示する表示パネル、残金の返却を指示するための返却指示ボタン、残金を返却するための返却口等を備えている。
【0045】
課金装置18は、ユーザによって投入口からコインや紙幣が投入された場合に、投入金額をカウントして当該投入金額を表示パネルに表示する。また、画像出力装置12のユーザインタフェース46、或いはパソコン16のタッチパネルディスプレイ14が操作される等して、ユーザからコピーやプリント指示が入力され、画像出力装置12において画像出力動作が行われた場合に、その出力枚数に応じた料金分を差し引いた残金を表示パネルに表示する。また、残金返却ボタン、或いはパソコン16のタッチパネルディスプレイ14が操作される等して、残金の返却が指示された場合に、残金を返却口からユーザへ返却する。
【0046】
なお、本実施の形態では、課金装置18としてコインキットを用いる場合を例に説明するが、プリペイドカード、キャッシュカード、ネット接続クレジット等を利用してもよい。
【0047】
次に、本実施の形態の作用として、パソコン16で実行される広告データの登録・配布に係わる処理について説明する。図4〜図8には、パソコン16でを実行される広告データの登録・配布に係わる処理として、登録処理及び画像出力処理の処理ルーチンが示されている。
【0048】
[登録処理]
小売店業者等の広告主が広告データを登録する場合、予め登録する広告データを作成して用意してから、タッチパネルディスプレイ14に表示されているメニューから広告データの登録を選択する。
【0049】
これを受けて、図4に示すように、パソコン16は、広告登録が要求されたと判断し、ステップ100からステップ102に移行し、タッチパネルディスプレイ14に、広告データを登録するための広告登録画面を表示する。なお、本実施の形態では、一例として図9に示すような広告登録画面500が表示されるようになっている。
【0050】
そして、次のステップ104において、広告主によって用意された広告データを読取る。例えば、記録紙等に画像として広告データが記録されている場合は、タッチパネルディスプレイ14にメッセージを表示する等によって当該記録紙を画像出力装置12の原稿載置台に置くように促し、広告主によってタッチパネルディスプレイ14からスタートボタンが押圧されたら、画像出力装置12へ当該記録紙に記録されている広告データ(画像)の読取指示を送信し、画像出力装置12にスキャナモジュール40によって原稿載置台上の記憶紙から広告データを読取らせる。なお、本実施の形態では、広告登録画面500上の広告データの読取開始を指示するためのボタン502が広告主によって選択された場合に、広告データの読取が開始されるようになっている。
【0051】
また、FD、CD−ROM等、パソコン16から直接読み取り可能な記録媒体に広告データが記録されている場合は、タッチパネルディスプレイ14にメッセージを表示する等して、当該広告データが記録された記録媒体を外部記憶装置74にセットするよう促し、当該記録媒体がセットされたら、記録媒体から広告データを読取る。
【0052】
広告データを読取ったら、ステップ106に移行し、サンプルプリントを行うか、或いはサンプルプリントを行わずに次の広告配布店及び配布数の設定を行うかの選択指示を受け付ける。
【0053】
本実施の形態では、図9に示されるように、広告登録画面500上に、サンプルプリントの実行を指示するためのボタン504、及び広告配布店及び配布数の設定の実行を指示するためのボタン506が設けられている。
【0054】
広告主は、サンプルプリントを希望する場合はボタン504を選択する。これにより、ステップ106からステップ108に移行し、課金装置18の投入金額をチェックし、サンプルプリント料金以上の金額が投入されていることが確認されたら、ステップ110に移行し、メモリ62に格納されているサンプルプリントする際の雛型のデータと読取った広告データとを合成して、サンプルデータを生成して画像出力装置12へ送信し、プリントを指示する。
【0055】
これにより、画像出力装置12の画像出力部48において、サンプルデータに基づく画像出力動作が行われ、例えば図10に示すように、原稿やページデータに基づく画像を縮小して生成された余白部510に広告データに基づく画像や文字が配置された広告サンプル512が記録紙にプリントされて出力される。
【0056】
なお、課金装置18では、コイン(或いは紙幣)が投入されたら直ちに投入金額の合計を計算し、その結果をパソコン16へ通知するようになっており、パソコン16ではこの通知結果に基づいて、サンプルプリント料金の投入判断や、後述する登録料金としての広告料金、割引プリント料金、通常プリント料金の投入判断を行う。また、パソコン16では、課金装置18から投入金額の通知を受けたら、タッチパネルディスプレイ14に表示される各画面上に設けられた投入金額の表示欄508(図9、12、13、14参照)の表示を当該通知された合計金額に更新する。
【0057】
広告サンプルがプリントされたら、ステップ112に移行し、課金装置18にサンプルプリント料金の課金を指示し、課金装置18から投入金額の合計からプリント料金を差し引いた残金の通知を受けて、投入金額の表示欄508に当該通知された残金を表示する。なお、このとき残金返却指示を課金装置18へ送信し、課金装置18から残金が返却されるようにしてもよい。その後ステップ116に移行し、図5に示す広告配布店舗・配布枚数指定処理を行う。
【0058】
なお、所定期間経過しても、課金装置18にプリント料金以上の金額が投入されなかった場合は、ステップ108からステップ114、ステップ116へと移行し、サンプルプリントの処理はキャンセルされる。
【0059】
一方、サンプルプリントが不要な場合、広告主は、広告登録画面500から広告配布店及び配布数の設定の実行を指示するボタン506を選択する。これにより、ステップ106からそのままステップ116に移行し、図5に示す広告配布店舗・配布枚数指定処理を行う。
【0060】
広告配布店・配布枚数指定指定処理では、まずステップ140において、タッチパネルディスプレイ14に選択画面(図示省略)を表示する等して、画像出力システム10が設置された全店舗の中から広告を配布(出力)する店舗を選択するのか、或いは当該店舗で広告を配布するのかの選択、すなわち、ネットワーク20に接続した画像出力システム10の中から広告情報を出力すべき画像出力システム10を選択するか、当該画像出力システム10で広告情報を出力するかの選択を受け付ける。
【0061】
そして、広告主によって広告を配布する店舗を選択する指示が入力されると、ステップ140からステップ141に移行し、広告を配布する店舗(広告配布店)を指定するための検索条件設定画面をタッチパネルディスプレイ14に表示し、検索条件の設定を受け付ける。
【0062】
広告主によって検索条件設定画面から広告配布店を指定するための検索条件が設定されたら、ステップ141からステップ142に移行し、メモリ62に記憶されている設置先情報に基づいて、ネットワーク20に接続された画像出力システム10が設置されている全店舗の中から、当該設定された検索条件に該当する店舗を検索し、当該検索された店舗を広告配布店舗に指定する。すなわち、タッチパネルディスプレイ14が検索条件設定手段に対応し、パソコン16が検索手段、画像出力装置設定手段に対応している。
【0063】
なお、本実施の形態では、広告配布店舗を直接指定する「広告配布店舗指定」と、中心地とその中心地からの距離で間接指定する「広告配布距離指定」との2種類の方法で店舗指定を行うことができるようになっており、例えば図11に示すような検索条件設定画面520をタッチパネルディスプレイ14に表示することで検索条件の設定を受け付ける。
【0064】
この検索条件設定画面520には、広告配布店舗指定用に、広告を配布する店舗を地図から指定するためのボタン522A、名前から指定するためのボタン524A、郵便番号から指定するためのボタン526A、キーワード検索で指定するためのボタン528Aが設けられており、広告配布距離指定用にも同様に、地図から指定するためのボタン522B、名前から指定するためのボタン524B、郵便番号から指定するためのボタン526B、キーワード検索で指定するためのボタン528Bが設けられている。
【0065】
広告配布店舗指定で広告配布店舗を指定する場合、広告主は、検索条件設定画面520上の広告配布店舗指定用に設けられたボタン522A〜528Aの何れかを操作する。地図で指定するためのボタン522Aが操作された場合は、パソコン16は、都道府県単位で選択可能な地図をタッチパネルディスプレイ14に表示し、都道府県が選択されたら市町村単位で選択可能な地図、市町村が選択されたら丁番地単位で選択可能な地図と順に選択単位を小さくしていき、最後に選択された地域を検索条件として検索を行う。これにより、例えば、最後に市町村が選択された場合は、当該市町村内に所在する店舗が検索されて、広告配布店舗に指定される。
【0066】
名前から指定するためのボタン524A、郵便番号から指定するためのボタン526A、又はキーワード検索で指定するためのボタン528Aが操作された場合は、パソコン16は、当該操作されたボタンに対応する地名、郵便番号、或いはキーワードを入力するための入力欄(図示省略)をタッチパネルディスプレイ14に表示し、当該入力欄に入力された地名、郵便番号、或いはキーワードを検索条件として検索を行う。これにより、当該入力欄に入力された地名、郵便番号、或いはキーワードを検索条件に該当する店舗が検索されて、広告配布店舗に指定される。
【0067】
一方、広告配布距離指定で広告配布店舗を指定する場合、広告主は、広告配布距離指定用に設けられたボタン522B〜528Bの何れかを操作して、まず、広告配布店舗指定の場合と同様にして店舗を指定することで、中心地となる店舗(中心店舗)を指定する。なお、中心店舗は複数指定可能である。
【0068】
パソコン16は、中心店舗が指定されると、指定された中心店舗各々について、広告を配布する範囲を当該中心店舗からの距離で指定するための入力欄(図示省略)を表示し、メモリ62に記憶されている設置先情報に基づいて、当該中心店舗から当該入力欄に入力された距離範囲に所在する店舗を検索し、中心店舗及び検索された店舗を広告配布店舗に指定する。
【0069】
このようにして、広告配布店舗が指定されたら、投入金額から配布数を計算する配布数計算指示か(ステップ144)、配布枚数から広告料金を計算する広告料金計算指示(ステップ146)の何れかの入力を受け付ける。
【0070】
一方、当該画像出力システム10が設置されている当該店舗でのみ広告を配布することを示す指示が入力された場合は、ステップ140からステップ143に移行して、当該店舗を広告配布店舗に指定した後、同様に、投入金額から配布数を計算する配布数計算指示か(ステップ144)、配布枚数から広告料金を計算する広告料金計算指示(ステップ146)の何れかの入力を受け付ける。
【0071】
なお、本実施の形態では、広告配布店舗が指定されたら、図12に示すような各店舗毎に配布数を設定するための配布数設定画面530をタッチパネルディスプレイ14に表示して、配布数計算指示か広告料金計算指示の指示入力を受け付けるようになっている。
【0072】
図12に示す配布数設定画面530では、広告配布店舗に指定された各店舗の名称が店舗表示欄532にリスト表示され、当該リスト表示した各店舗に対して配布数を各々入力するための入力欄534、配布数自動計算指示を入力するためのボタン536、配布枚数から広告料金の計算指示を入力するためのボタン538、広告データの登録を指示するボタン539が設けられている。また、投入金額を表示するための表示欄508と共に、広告料金を表示するための表示欄540、不足金額を表示するための表示欄542が設けられている。
【0073】
投入金額から配布数を自動計算したい場合、広告主は、課金装置18に用意していたコインや紙幣を投入して、ボタン536を選択する。ボタン536が選択されると、配布数自動計算指示が入力されたと判断し、ステップ144からステップ148に移行し、課金装置18にコインや紙幣のお金が投入されているかを確認する。投入されていない場合は、その旨を示すメッセージをタッチパネルディスプレイ14に表示する等して、ステップ144に戻る。
【0074】
投入が確認された場合は、ステップ150に移行し、課金装置18に投入されている投入金額に基づいて、広告配布可能な枚数を算出し、全配布数が当該算出された部数となるように、各広告配布店舗に割り振る。すなわち、パソコン16が登録回数設定手段に対応する。
【0075】
例えば、2つの店舗が広告配布店舗に指定され、1枚当たりの広告料金が60円で、投入金額が12000円の場合は、各々の店舗には、100(=12000÷60÷2)枚が配布数として割り振られる。そしてステップ152に進み、この割り振られた配布数を各店舗毎の入力欄534にそれぞれ自動入力して表示して、図4のメインルーチンに戻る。
【0076】
なお、広告配布距離指定で広告配布店舗を指定した場合は、中心店舗の配布数を最も多く、中心店舗から離れるに従って配布数を少なくする等、中心店舗からの距離に応じて重み付けをして、配布数を割り振るようにしてもよい。この場合、例えば、図13に示すように、地図上の各広告配布店舗の所在地に対応する位置に、店舗名と共に各広告配布店舗の配布数の入力欄534を表示する等して、広告配布店舗を各店舗間の位置関係を示して表示すると共に、中心店舗を中心とした同心円544を表示して、配布部数が決定されるようにするとよい。
【0077】
一方、配布枚数から広告料金を計算したい場合、広告主は、各店舗の配布数を入力する入力欄534に所望の配布数を入力して、ボタン538を選択する。ボタン538が選択されると、配布枚数から広告料金の計算指示が入力されたと判断し、ステップ144からステップ146、ステップ154と移行し、各広告配布店舗各々の入力欄534に配布数が入力されて設定されているかを確認する。
【0078】
配布数が設定されていない場合は、その旨を示すメッセージをタッチパネルディスプレイ14に表示する等して、ステップ144に戻る。
【0079】
配布数の設定が確認されたら、ステップ156に移行し、広告配布店の配布数の合計を求め、当該合計配布数に基づいて、広告料金を計算する。例えば、1枚当たりの広告料金が60円で、2つの店舗を広告配布店舗に指定し、各々の店舗での配布数を100枚とした場合は、12000(=60×(100+100))円が広告料金となる。
【0080】
そしてステップ158に進み、求められた広告料金を表示欄540に自動表示すると共に、課金装置18に投入されていた金額が広告料金よりも少ない場合は、当該不足している料金を表示欄542にも自動表示して、図4のメインルーチンに戻る。
【0081】
図4のメインルーチンに戻ると、パソコン16は、広告データの登録指示が入力されるか(ステップ118)、或いはタッチパネルディスプレイ14が最後に操作されてから所定時間経過する(ステップ120)まで待機する。
【0082】
広告主は、配布数設定画面530上で広告配布店舗、各店舗毎の配布数、広告料金を確認して、当該広告データを登録してよいと判断した場合は、配布数設定画面530上から広告データの登録を指示するボタン539を選択する。これにより、パソコン16では、広告データの登録が指示されたと判断して、ステップ118からステップ122に移行する。
【0083】
なお、所定時間経過しても広告データの登録指示が入力されない場合は、ステップ118からステップ120に移行し、ステップ120で否定判定され、タイムアウトとして処理を終了する(登録キャンセル)。
【0084】
ステップ122では、課金装置18の投入金額をチェックし、広告料金以上の金額が投入されていることが確認する。なお、広告データの登録指示入力後、所定時間経過しても課金装置18に登録料金が投入されない場合は、ステップ122からステップ124に移行し、ステップ124で否定判定され、タイムアウトとして処理を終了する(登録キャンセル)。
【0085】
登録料金の投入が確認されたら、ステップ126に移行し、広告配布店舗に指定された各店舗に設置されている画像出力システム100各々に対して、当該広告データを送信して、各広告配布店舗に設置された画像出力システム100のメモリ62に広告データを各々記憶(登録)させる。続いて、ステップ128では、各広告配布店舗に設置された画像出力システム100各々に対して、当該広告データの配布枚数をカウントするカウンタを0にセットすると共に、当該店舗に対応する配布数の情報を送信し、当該配布枚数カウンタのカウント可能最大値をセットする。
【0086】
そして、ステップ130に移行し、課金装置18に登録料金の課金を指示し、課金装置18から投入金額の合計から登録料金を差し引いた残金の通知を受けて、投入金額の表示欄508に当該通知された残金を表示する。なお、このとき残金返却指示を課金装置18へ送信し、課金装置18から残金が返却されるようにしてもよい。
【0087】
このようにして広告データの登録処理が終了すると、広告を配布する店舗に指定された各店舗に設置されている画像出力システム10から登録した広告付きのプリントが可能となる。また、広告主が広告データとしてクーポン券のデータを登録しておけば、クーポン券付きのプリントも可能である。
【0088】
[画像出力処理]
画像出力システム10を設置した店舗に来店した顧客は、画像出力装置12によって原稿をコピーしたい場合、当該原稿を原稿載置台にセットして、タッチパネルディスプレイ14に表示されているメニューからコピーを選択(押圧)する。また、ワープロソフト等で作成したデータをプリントしたい場合、外部記憶装置に当該データを記憶したFD等の記憶媒体をセットしたり、当該データを内部メモリに記憶しているユーザ保有装置をユーザインタフェースケーブルと接続する等して、タッチパネルディスプレイ14に表示されているメニューからプリントを選択(押圧)する。
【0089】
これを受けて、パソコン16は、図6に示すように、コピー又はプリント(以下、総称して「画像出力」という)が要求されたと判断し、ステップ200からステップ202に移行し、例えば図14に示すようなコピー又はプリントする部数を指定して、広告付き画像出力又は広告無し画像出力を指示するための画像出力指示画面550をタッチパネルディスプレイ14に表示する。
【0090】
顧客は、この画像出力指示画面550上の部数入力欄552に所望の部数を入力する。そして、広告を掲載してもよい場合は、広告付き画像出力を指示するボタン554を選択し、広告を掲載したくない場合は、広告無し画像出力を指示するボタン556を選択すると共に、課金装置18に料金を投入する。
【0091】
ボタン554、556の何れかが操作されると、パソコン16は、画像出力が指示された(コピー/プリントジョブ投入)と判断し、ステップ204からステップ206に移行し、前回の画像出力時と同一顧客か否かを判断する。
【0092】
この同一顧客か否かの判断は、例えば、タッチパネルディスプレイ14、或いは画像出力装置12のユーザインタフェース46から料金返却(清算)を指示するボタンが選択されたり、課金装置18の返却指示ボタンが操作される等して料金が清算された場合にOFF(クリア)される同一顧客フラグのON/OFF状態に基づいて判断することができる。或いは、残金が0になった時点で同一顧客フラグをOFFするようにしてもよい。また、或いは、画像出力システムの前方(タッチパネルディスプレイ14に対して前方)に顧客がいるか否かを検知するセンサーを設置しておき、当該センサーによって所定時間顧客がいないと判断された場合に同一顧客フラグをOFFするようにしてもよい。また、これらを組合せてもよい。
【0093】
すなわち、ユーザインタフェース46の料金返却(清算)を指示するボタン、課金装置18の返却指示ボタン、或いは顧客がいるか否かを検知するセンサーによって顧客の入れ替わりを検知した場合に同一顧客フラグをOFFすることで、パソコン16は、同一顧客に対して同一の広告データが重複して出力されることを防止している。
【0094】
同一顧客でないと判断された場合は、ステップ208で当該画像出力システム100に登録されている全広告データ各々に対する選択フラグをOFFしてからステップ210に進み、同一顧客と判断された場合は、そのままステップ210に進む。ステップ210では、広告を掲載してもよいか否かを判断する。
【0095】
前述のステップ204で広告付き画像出力を指示するボタン554が選択されて画像出力が指示された場合は、ステップ210で広告を掲載してもよいと判断され、ステップ212に移行し、図7に示す広告付き画像出力処理を実行する。一方、広告無し画像出力を指示するボタン556が選択されて画像出力が指示された場合は、ステップ210で広告の掲載は不許可と判断され、ステップ214に移行し、図8に示す広告無し画像出力処理を実行する。
【0096】
<広告付き画像出力処理>
広告付き画像出力処理では、図7に示すように、まず、ステップ220において、1枚分の割引プリント料金以上の金額が課金装置18に投入されているか否かを確認する。割引プリント料金以上の金額が投入されていることが確認されたら、ステップ222に移行し、画像出力装置12へ顧客によりコピー又はプリント指示された画像データの縮小を指示を送信する。
【0097】
画像出力装置12は、この縮小指示を受けて、コピーの場合はスキャナモジュール40で原稿を読取った画像データ、プリントの場合はプリンタモジュール42でプリントジョブ中のページデータを展開した画像データを縮小し、記録紙に記録した際に余白領域ができるようにする。
【0098】
なお、所定時間経過しても課金装置18に割引プリント料金の投入が確認されない場合は、ステップ220からステップ224に移行し、ステップ224で否定判定され、タイムアウトとして処理を終了する。このとき、課金装置18に残金返却を指示してもよい。
【0099】
画像データの縮小指示を送信したら、ステップ226に進み、メモリ62に登録した広告データの中から、選択フラグがOFFの広告データを1つ選択し、ステップ228で、当該選択した広告データの選択フラグをONして、ステップ230で、当該選択した広告データの配布枚数カウンタをインクリメントする。
【0100】
次のステップ232で、画像出力装置へ当該選択した広告データを送信すると共に、当該広告データと前述のステップ222の縮小指示により縮小された画像データとの合成プリントの指示を送信する。
【0101】
画像出力装置12は、この広告データ及び合成プリント指示を受けて、当該広告データに基づく画像が前述の余白領域に記録されるように、広告データに基づく画像データを縮小画像データと合成し、当該合成した画像データに基づいて画像出力動作を行う。これにより、記録紙に顧客によりコピー又はプリント指示された画像データに基づく画像が縮小されて記録されると共に、その余白領域に広告データに基づく画像(広告画像)が記録されて出力される。
【0102】
続いて、次のステップ234では、前述のステップ230でインクリメントした配布枚数カウンタのカウント数が設定された配布枚数(前述のステップ128でセットされたカウント可能な最大値)か否かを判断し、設定された配布枚数の場合は、ステップ236で、設定された配布枚数分の配布が終了したとして、当該広告データをメモリ62から削除してからステップ238に進む。
【0103】
配布枚数カウンタのカウント数が設定された配布枚数ではない場合は、そのままステップ238に移行し、課金装置18に割引料金を適用した課金を指示し、課金装置18から投入金額の合計から割引料金を差し引いた残金の通知を受けて、投入金額の表示欄の表示を当該通知された残金に更新する。
【0104】
そして、次のステップ240では、前述のステップ204で投入されたジョブに基づく画像出力が終了したか否かを判断し、ジョブに基づく画像出力が残っている場合は次のページの画像出力を行うために、ステップ220に戻り、上記処理を繰り返す。ジョブに基づく画像出力が終了したら、処理を終了する。
【0105】
<広告無し画像出力処理>
広告無し画像出力処理では、図8に示すように、まず、ステップ250において、1枚分の通常プリント料金以上の金額が課金装置18に投入されているか否かを確認する。通常プリント料金以上の金額が投入されていることが確認されたら、ステップ252に移行し、画像出力装置12へプリント指示を送信する。
【0106】
画像出力装置12は、このプリント指示を受けて、コピーの場合はスキャナモジュール40で原稿を読取った画像データ、プリントの場合はプリンタモジュール42でプリントジョブ中のページデータを展開した画像データに基づいて通常の画像出力動作を行って、当該画像データに基づく画像を記録紙に記録して出力する。
【0107】
なお、所定時間経過しても課金装置18に通常プリント料金の投入が確認されない場合は、ステップ250からステップ254に移行し、ステップ254で否定判定され、タイムアウトとして処理を終了する。このとき、課金装置18に残金返却を指示してもよい。
【0108】
プリント指示を送信したら、ステップ256に移行し、課金装置18に通常料金を適用した課金を指示し、課金装置18から投入金額の合計から割引料金を差し引いた残金の通知を受けて、投入金額の表示欄の表示を当該通知された残金に更新する。
【0109】
そして、次のステップ258では、前述のステップ204で投入されたジョブに基づく画像出力が終了したか否かを判断し、まだジョブに基づく画像出力が残っている場合は次のページの画像出力を行うために、ステップ250に戻り、上記処理を繰り返す。ジョブに基づく画像出力が終了したら、処理を終了する。
【0110】
上記のように、本実施の形態では、従来よりコンビニエンスストア等に設置されているような画像出力装置12及び課金装置18を利用し、これら画像出力装置12及び課金装置18の動作をパソコン16によって制御して、広告主によって当該画像出力システム10の設置店舗が広告を配布(広告データを出力)する店舗に設定された場合は、スキャナモジュール40で広告データが記憶された原稿から広告データを読取ったり、外部記憶装置74で当該装置にセットされたFD等から広告データを読取ることで、広告データを入力してメモリ62に登録し、顧客が広告付き画像出力を選択した場合に、コピー又はプリントする画像データを縮小し、余白領域に広告データに基づく画像をプリントするようになっている。これにより、広告主が個々に広告データを登録でき、また専用のサーバ装置を必要とせずに、広告データを出力できる。
【0111】
また、ネットワーク20に接続された画像出力システム10が設置された店舗の中から広告を配布する店舗を選択する場合は、広告主によってタッチパネルディスプレイ14から検索条件が入力されると、パソコン16によって当該検索条件に該当する店舗が検索されて広告配布店舗に設定され、この広告配布店に設置された画像出力システム10に向けて、スキャナモジュール40や外部記憶装置74から入力された広告データがネットワークを介して送信される。広告配布店に設置された画像出力システム10では、ネットワークを介して送信されてきた広告データをメモリ62に登録し、顧客が広告付き画像出力を選択した場合に、コピー又はプリントする画像データを縮小し、余白領域に登録した広告データに基づく画像をプリントするようになっている。
【0112】
すなわち、広告主の要望に従って広告配布店を任意に設定することで、ネットワーク20に接続された画像出力システム10の中から広告データを出力する画像出力システムが任意に設定でき、広告効果の低い店舗で広告が無駄に配布されることを防止することができる。また、広告配布店毎に配布数を設定できるので、例えば、広告効果の高い店舗については配布数をより多く設定することができ、効果的な広告が可能である。
【0113】
また、広告配布店を指定したら、パソコン16によって、課金装置の投入金額に基づいて各広告店舗毎の配布数が自動計算されたり、各広告店舗毎に配布数を設定したら、全配布数に基づいて広告料金が自動計算されるので、広告主は複雑な作業を行わずに簡単に広告を登録することができる。
【0114】
また、登録した広告データは指定された配布数分出力されたら削除されるので、広告効果が薄れてもいつまでも同じ広告データが出力されることを防止することができると共に、メモリ62の記憶容量の増大を防止効果もある。また、指定された全配布数に基づいて登録料金を課金する(広告主から登録料金を徴収する)ことにより、画像出力システムの課金収入の増大を図ることができる。
【0115】
また、広告の登録時にサンプルプリントを行うことにより、広告主は広告データを確認することができる。このサンプルプリントには広告効果は無いため、課金対象にしなくてもよいが、本実施の形態のようにこのサンプルプリントに関しても課金を行うことで、冷やかしによる大量プリントを防止する効果がある。
【0116】
また、広告付き画像出力の際には、通常料金よりも低額の割引料金を適用して課金することにより、顧客に対して適切な課金を行うことができると共に、広告付き画像出力の利用率の向上を図ることができる。
【0117】
また、コピーやプリントのジョブが投入された際に、前回と同一顧客であるか否かを判断し、異なる顧客の場合は全広告データの選択フラグをOFFし、同一顧客の場合は選択フラグの設定はそのままにして、広告付き画像出力処理や広告無し画像出力処理が行われ、広告付き画像出力処理では選択フラグがOFFの広告データの中から合成プリントする(掲載する)広告データが選択されるようになっている。これにより、同一顧客に対して同じ広告が重複してプリントされることを防止でき、効率的な広告配布が可能となる。
【0118】
なお、同一顧客が大量にコピー又はプリントを行ったために、途中で全ての広告データの選択フラグがONとなった場合、すなわち同一顧客に対して全広告をプリントし終わった場合には、全広告データの選択フラグをOFFして広告付き画像出力処理を継続させてもよいし、広告付き画像出力処理から広告無し画像出力処理に切替えるようにしてもよい。
【0119】
また、1枚の原稿又はページデータに対して複数部数のコピー又はプリントを行う場合は、同一ページの原稿又はページデータに対しては同一広告が掲載されるようにしてもよい。或いは、同一ページの原稿又はページデータに対して同一広告の掲載とするか否かを選択するための画面をタッチパネルディスプレイ14に表示する等して、顧客が同一広告の掲載か否かを選択できるようにしてもよい。ここで、同一ページの原稿又はページデータに対しては同一広告を掲載する場合の広告付き画像出力処理(同一ページ同一広告付き画像出力処理)について説明する。
【0120】
<同一ページ同一広告付き画像出力処理>
図15に、1枚の原稿又はページデータに対して複数部数のコピー又はプリントが指定され、同一ページの原稿又はページデータに対しては同一の広告を掲載する場合の広告付き画像出力処理を示す。なお、図15では、図7と同一の処理ステップについては図7と同一のステップ番号を付与しており、ここでは説明を省略する。
【0121】
図15に示すように、1枚の原稿又はページデータに対する1部目のプリントは、前述の図7と同様の処理を行われ、ステップ238の課金装置への割引料金を適用した課金指示まで行ったら、ステップ270に移行し、プリント部数をカウントする部数カウンタのカウント数を1にセットする。次のステップ272では、1枚分の割引プリント料金以上の金額が課金装置18に投入されているか否かを確認する。割引プリント料金以上の金額が投入されていることが確認されたら、ステップ274に移行し、画像出力装置12へ同一プリント指示を送信する。
【0122】
画像出力装置12は、この同一プリント指示を受けて、前回と同じ、すなわち、前述のステップ232の合成プリント指示受けて実行したときと同一の画像出力動作を実行する。これにより、同一の縮小画像データに同一の広告データに基づく画像データを合成した画像が記録された記録紙が出力される。
【0123】
なお、所定時間経過しても課金装置18に通常プリント料金の投入が確認されない場合は、ステップ272からステップ276に移行し、ステップ276で否定判定され、タイムアウトとして処理を終了する。このとき、課金装置18に残金返却を指示してもよい。
【0124】
同一プリント指示を送信したら、ステップ278に移行し、課金装置18に割引料金を適用した課金を指示し、課金装置18から投入金額の合計から割引料金を差し引いた残金の通知を受けて、投入金額の表示欄の表示を当該通知された残金に更新する。
【0125】
次のステップ280では、部数カウンタをインクリメントし、続いてステップ282では、部数カウンタのカウント数が顧客により設定された部数と一致するか否かを判断する。一致しない場合は、まだ当該原稿又はページデータに対する設定部数分の画像出力が終了していないと判断して、ステップ272に戻り、ステップ272以降の処理を繰り返す。
【0126】
部数カウンタのカウント数が設定部数と一致した場合は、ステップ240に移行し、ステップ204で投入されたジョブに基づく画像出力が終了したか否かを判断し、まだジョブに基づく画像出力が残っている場合は、次ページの原稿又はページデータの画像出力を行うために、ステップ220に戻り、ステップ220以降の処理を繰返し、ジョブに基づく画像出力が終了したら処理を終了する。
【0127】
このような処理により、複数部数コピー又はプリントする際に、同一ページには同一広告を掲載することができる。このとき、同一ページの原稿又はページデータを複数部数コピー又はプリントしたときに、選択された広告データの配布枚数カウンタを当該複数部数分だけインクリメントしてもよいが、上記のように原稿又はページデータのページ単位でインクリメントすることにより、同一顧客に対して重複して配布される広告、すなわち広告効果の低い広告印刷に対しての広告料金の課金を防止できる。
【0128】
なお、上記では、広告データに基づく画像を余白に印刷する場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、広告データに基づく画像(広告画像)を記録紙の裏面に印刷するようにしてもよいし、タッチパネルディスプレイ14に広告画像を表示するようにしてもよい。
【0129】
また、広告データを画像データとし、画像出力部48を出力手段として用いる場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、広告データを映像データとし、タッチパネルディスプレイ14を出力手段として、タッチパネルディスプレイ14に広告映像が表示されるようにしてもよいし、広告データを音声データとして、スピーカ72を出力手段として、スピーカ72から広告音声(音楽)が出力されるようにしてもよい。また、広告データは複数種のデータの組合せであってもよく、例えば、映像データと音声データとを組合せて、タッチパネルディスプレイ14とスピーカ72を出力手段として用いれば、テレビCMのように映像と音楽とによる広告を行うこともできる。
【0130】
また、スキャナモジュール40、外部記憶装置74を入力手段として用いる場合を例に示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、マイクを入出力手段として用いて、広告主がその場で広告データとして音声データを入力するようにしてもよい。
【0131】
【発明の効果】
上記に示したように、本発明は、広告データを効果的に出力することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる画像出力システムの外観図である。
【図2】本発明の実施の形態に係わる画像出力システムのネットワーク接続図である。
【図3】本発明の実施の形態に係わる画像出力システムの構成を示すブロック図である。
【図4】パソコンで実行される登録処理(メインルーチン)を示すフローチャートである。
【図5】パソコンで実行される広告配布店・配布数設定処理(サブルーチン)のフローチャートである。
【図6】パソコンで実行される画像出力処理(メインルーチン)のフローチャートである。
【図7】パソコンで実行される広告付き画像出力処理(サブルーチン)のフローチャートである。
【図8】パソコンで実行される広告無し画像出力処理(サブルーチン)のフローチャートである。
【図9】広告登録画面の一例である。
【図10】サンプルプリントの一例である。
【図11】検索条件設定画面の一例である。
【図12】配布数設定画面の一例である。
【図13】配布数設定画面の別の一例である。
【図14】画像出力指示画面の一例である。
【図15】同一ページ同一広告付き画像出力処理のフローチャートである。
【符号の説明】
10 画像出力システム
12 画像出力装置
14 タッチパネルディスプレイ
16 パソコン
18 課金装置
40 スキャナモジュール
42 プリンタモジュール
44 FAXモジュール
46 ユーザインタフェース
48 画像出力部
50 通信制御ユニット
52 ハブ
54 メモリ
60 CPU
62 メモリ
64 入出力ポート
66 通信制御ユニット

Claims (10)

  1. 広告データを出力する出力手段を備えると共に画像データに基づいて画像を記録紙に記録して出力する画像出力装置が、複数接続されたネットワークに接続可能で、且つ前記画像出力装置と、前記画像出力装置による画像出力に応じて課金する課金装置とを備えた画像出力システムであって、
    広告データを入力するための入力手段と、
    前記画像出力装置の設置先に係わる設置先情報を記憶する記憶手段と、
    前記設置先を検索するための検索条件として、少なくとも1つの中心となる設置先、及び前記中心となる設置先からの距離を指定する情報を設定可能な検索条件設定手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記設置先情報に基づいて、前記検索条件設定手段により設定された前記検索条件に該当する設置先として、前記中心となる設置先から指定された距離内の設置先を検索可能な検索手段と、
    前記入力手段により入力された広告データを出力すべき前記画像出力装置として、前記検索手段により検索された設置先に設置された前記画像出力装置を設定すると共に、前記広告データを出力すべき画像出力システムの広告回数を、前記中心となる設置先からの距離に応じて各々設定可能な画像出力装置設定手段と、
    前記画像出力装置設定手段で設定された画像出力装置へ向けて、前記ネットワークを介して、前記入力手段により入力された広告データを送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする画像出力システム。
  2. 前記画像出力装置は、
    前記ネットワークを介して当該画像出力装置へ向けて送信された前記広告データを登録する登録手段を備え、
    前記出力手段が、前記登録手段により登録した広告データを当該画像出力装置の出力と関連させて出力する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像出力システム。
  3. 前記画像出力装置は、前記出力手段の出力を禁止する禁止手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像出力システム。
  4. 前記画像出力装置は、前記出力手段による出力回数を計数すると共に、計数した出力数が予め設定された広告回数となった場合に、対応する広告データを削除する登録管理手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像出力システム。
  5. 前記広告データを出力すべき前記画像出力装置各々の前記広告回数の合計に応じた登録料金の課金を前記課金装置に対して指示する登録料金課金指示手段を更に有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画像出力システム。
  6. 前記課金装置に投入された投入金額に基づいて、広告データを出力すべき前記画像出力装置各々の広告回数を設定する登録回数設定手段を更に有する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像出力システム。
  7. 前記広告データが、画像データ、映像データ、音声データのうちの少なくとも1つを含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の画像出力システム。
  8. 前記広告データが画像データであり、
    前記出力手段は、前記画像出力装置から出力される記録紙に前記広告データを記録する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像出力システム。
  9. 前記記録紙に記録する画像を縮小して形成された余白部に、前記広告データを記録する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像出力システム。
  10. 前記記録紙の裏面に前記広告データを記録する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像出力システム。
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