JP2002183586A - 画像出力システム - Google Patents
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Abstract
像出力システムを提供する。 【解決手段】 広告主によってタッチパネルディスプレ
イ14から検索条件が入力されると、パソコン16によ
って当該検索条件に該当する店舗が検索されて広告配布
店舗に設定され、この広告配布店に設置された画像出力
システム10に向けて、スキャナモジュール40や外部
記憶装置74から入力された広告情報がネットワークを
介して送信される。広告配布店に設置された画像出力シ
ステム10では、ネットワークを介して送信されてきた
広告情報をメモリ62に登録し、顧客が広告付き画像出
力を選択した場合に、コピー又はプリントする画像デー
タを縮小し、余白領域に登録した広告情報に基づく画像
をプリントするようになっている。
Description
に係わり、特に、広告データを出力する出力手段を備え
ると共に画像データに基づいて画像を記録紙に記録して
出力する画像出力装置が、複数接続されたネットワーク
に接続可能で、且つ前記画像出力装置と、前記画像出力
装置による画像出力に応じて課金する課金装置とを備え
た画像出力システムに関する。
刷してもらったチラシ広告や、テレビCM等の広告によ
って販売促進を図っている。しかしながら、個人商店等
の小規模小売業者では、広告を必要とする地域が狭いの
で、テレビCMはもとより、印刷業者に依頼する程大量
のチラシを必要とせず、かえって広告費が高くついてし
まう。
には、コピー機等の画像データに基づく画像を記録紙に
記録して出力する画像出力装置が導入されており、近隣
住民等は、出力枚数に応じた料金を課金装置に投入し
て、原稿のコピー等を行うことができるようになってい
る。
従来より、このコンビニエンスストア等に設置された画
像出力装置を利用して、利用される記録紙に予め広告を
印刷しておくことが挙げられる。しかしながら、この場
合、全て同じ広告が印刷され、複数種の広告には対応で
きない。
及び特開平11−192760号公報には、コピー・印
刷時に、ネットワーク上のサーバ装置から広告データを
ダウンロードし、記録紙の余白領域等に広告を印刷する
技術がある。このような場合、広告料金の課金は、一般
に、特開平9−90832号公報にも記載されているよ
うに、広告印刷数により決定される。
術では、広告主が任意に広告を配布する地域やコンビニ
エンスストア等の店舗を設定することができず、広告効
果の低い地域や店舗においても広告データが出力(印
刷)されてしまうという問題があり、この広告効果の低
い広告に対しても広告主に広告料金が課金されてしまっ
た。
ことができず、広告効果の高い地域や店舗において重点
的に広告データを出力することが出来なかった。
れたもので、広告データを効果的に出力することができ
る画像出力システムを提供することを目的とする。
に、請求項1に記載の発明は、広告データを出力する出
力手段を備えると共に画像データに基づいて画像を記録
紙に記録して出力する画像出力装置が、複数接続された
ネットワークに接続可能で、且つ前記画像出力装置と、
前記画像出力装置による画像出力に応じて課金する課金
装置とを備えた画像出力システムであって、広告データ
を入力するための入力手段と、前記入力手段により入力
された広告データを出力すべき前記画像出力装置を設定
する画像出力装置設定手段と、前記画像出力装置設定手
段で設定された画像出力装置へ向けて、前記ネットワー
クを介して、前記入力手段により入力された広告データ
を送信する送信手段と、を有する画像出力システム。
によって広告データが入力され、画像出力装置設定手段
によって当該入力された広告データを出力すべき画像出
力装置が設定される。送信手段では、ネットワークを介
して、当該入力された広告データが当該設定された画像
出力装置へ向けて送信するので、画像出力装置設定手段
により設定された画像出力装置において、出力手段から
広告データが出力される。
力装置の中から広告データを出力させる画像出力装置を
任意に設定できるので、例えば、広告効果の低い地域や
店舗に設置されている画像出力装置からの広告データの
出力を防止し、広告効果の高い地域や店舗に設置されて
いる画像出力装置からのみ広告データを出力させる等、
広告データを効果的に出力することができる。
置は、前記ネットワークを介して当該画像出力装置へ向
けて送信された前記広告データを登録する登録手段を備
え、前記出力手段が、前記登録手段により登録した広告
データを当該画像出力装置の出力と関連させて出力する
ことを特徴としている。
によってネットワークを介して送信されてきた広告デー
タを登録しておき、出力手段によって、利用者が画像出
力装置から画像を出力している期間中等、画像出力装置
の出力と関連させて登録した広告データを出力すること
により、利用者に視聴されるタイミングで効果的に広告
データを出力することができる。
載されているように、前記出力手段の出力を禁止する禁
止手段を更に備えるとよく、これにより広告を出力する
か否かを切替える(選択する)ことができる。また、前
記画像出力装置は、請求項4に記載されているように、
前記出力手段による出力回数を計数すると共に、計数し
た出力数が予め設定された広告回数となった場合に、対
応する広告データを削除する登録管理手段を更に備える
とよい。これにより、いつまでも古い広告データが出力
されたり、登録手段に必要とされるメモリ容量の増大を
防止することができる。
載されているように、前記広告データを出力すべき前記
画像出力装置各々の前記広告回数の合計に応じた登録料
金の課金を前記課金装置に対して指示する登録料金課金
指示手段を更に有するとよい。このとき、請求項6に記
載されているように、前記課金装置に投入された投入金
額に基づいて、広告データを出力すべき前記画像出力装
置各々の広告回数を設定する登録回数設定手段を更に有
するとよく、煩雑な作業を広告主に要求することなく、
登録回数を自動設定することができる。
像出力装置の設置先に係わる設置先情報を記憶する記憶
手段と、前記設置先を検索するための検索条件を設定す
る検索条件設定手段と、前記記憶手段に記憶された前記
設置先情報に基づいて、前記検索条件設定手段により設
定された前記検索情報に該当する設置先を検索する検索
手段と、を更に備え、前記画像出力装置設定手段は、前
記検索手段により検索された設置先に設置された前記画
像出力装置を、広告データを出力すべき前記画像出力装
置に設定するようにするとよい。これにより、広告主は
検索条件を設定するだけで、例えば広告効果の高い地域
や店舗に設置された画像出力装置が検索されて、広告デ
ータを出力する画像出力装置に簡単に設定することがで
きる。
に、前記検索条件が、少なくとも1つの中心となる設置
先、及び前記中心となる設置先からの距離を指定する情
報であり、前記検索手段が、前記中心となる設置先から
指定された距離内の設置先を検索するようにするとよ
い。このとき、請求項9に記載されているように、前記
広告データを出力すべき画像出力システムの広告回数
が、前記中心となる設置先からの距離に応じて各々設定
されるようにするとよい。
れているように、画像データ、映像データ、音声データ
のうちの少なくとも1つを含むとよく、この場合、出力
手段としては、プリンタエンジン等の画像データを記録
紙に記録して出力する画像出力装置の画像出力部、表示
パネルやタッチパネルディスプレイ等の映像データや画
像データを表示する表示手段、スピーカ等の音声データ
を出力する音声情報出力手段等、或いはこれらを組合せ
て用いることができる。
に、前記広告データが画像データであり、前記出力手段
は、前記画像出力装置から記録紙に画像を記録して出力
する際に、前記広告データに基づく画像も当該記録紙に
同時に記録するようにすれば、チラシによる広告と同様
の効果が得られる。
ように、前記画像出力装置から記録紙に画像を記録して
出力する際に、当該画像を縮小して形成された余白部
に、前記広告データに基づく画像を合成して前記記録紙
に記録してもよいし、請求項13に記載されているよう
に、前記画像出力装置によって記録紙に画像を記録して
出力する際に、当該記録紙の裏面に前記広告データに基
づく画像を記録してもよい。
る実施形態の1例を詳細に説明する。
ムの外観図が示す。図1に示す画像出力システム10
は、コピー、プリンタ、及びFAX機能を備えた画像出
力装置(所謂複合機)12と、ユーザインタフェースと
して、液晶表示板からなる表示パネル上にタッチパネル
が重ねられた構成のタッチパネルディスプレイ14を備
えたパソコン(PC)16と、投入された金額に応じた
枚数のコピー/プリントを許可するための課金装置18
とを備えている。これらパソコン16、画像出力装置1
2、及び課金装置18は、それぞれ所定のケーブルを介
する有線接続、或いは赤外通信等による無線接続によっ
て相互に接続されている。
エンスストア等に画像出力システム10が設置されてお
り、図2に示すように、各画像出力システム10はLA
Nやインターネット等のネットワーク20に各々接続さ
れて、ネットワーク20を介して相互に通信可能となっ
ている。
は、補助台24が取り付けられている。補助台24は、
矩形平板型で、その一辺部がヒンジにより載置台22に
取り付けられ、対向する辺には取っ手部26が形成され
ている。この補助台24は、通常時は、取っ手部26を
床面方向にして、床面と垂直となるように収納されてお
り、ユーザが取っ手部26を持ち、ヒンジにより載置台
22に取り付けられている辺を中心に補助台24を回転
させて持ち上げると、床面と水平に補助台24をセット
することができるようになっている。セット後の補助台
24上には、ノート型パソコンやデジタルカメラ等のユ
ーザが保有する装置(以下、「ユーザ保有装置」とい
う)を載置することができる。
ル等のユーザインタフェースケーブル(図示省略)が収
納されており、その一端は予めパソコン16と接続され
ており、他端は補助台24のケーブル収納口(図示省
略)から引き出してユーザ保有装置と接続可能となって
いる。
を載置可能な補助台24をヒンジにより載置台22に取
り付け、補助台24を収納可能とした例を示している
が、これに限定するものではなく、ユーザがユーザ保有
装置を載置して、当該ユーザ保有装置を操作することが
できる台が備えられていればよい。また、ユーザ保有装
置を載置可能な台は収納可能でなくてもよい。
を示す。
スキャナ機能を構成するスキャナモジュール40と、プ
リンタ機能を構成するプリンタモジュール42と、FA
X機能を構成するFAXモジュール44と、画像出力装
置の上面に設けられた表示パネルや操作ボタン等のユー
ザインタフェース46と、出力手段としての画像出力部
(IOT−SYS)48とを備えており、スキャナモジ
ュール40、プリンタモジュール42、FAXモジュー
ル44、ユーザインタフェース46は、各々バス等によ
り画像出力部48と相互に接続されている。
向に搬送する原稿送り手段と、固定の読取光学系によっ
て、原稿送り手段によって搬送されている原稿或いは原
稿載置台に載置されている原稿に記録されている画像を
読取る画像読取部等を備え、画像読取部により画像を読
取って取得した画像データを画像出力部48へ出力す
る。
DN)及びパソコン16に各々接続されており、ユーザ
インタフェース46或いはパソコン16からの信号に基
づいて送信先にダイヤルし、スキャナモジュールで取得
した画像データ或いはパソコン16からの画像データを
送信先の通信モードに応じた信号に変換して電話回線を
介して送信する。また、電話回線を介して受信した信号
を画像データに変換して画像出力部48へ出力する。
ット50を介して、ネットワーク20に接続するハブ5
2と接続されており、当該ハブ52に接続された他の装
置や、ネットワーク20に接続された装置と通信可能と
なっている。
トジョブや画像データを記憶するメモリ54を備えお
り、通信制御ユニット50を介した通信によって他の装
置から送信されたプリントジョブを受信し、メモリ54
に一旦格納する。そして、画像出力装置12がプリント
ジョブに基づく画像出力動作可能となったら、メモリ5
4から当該プリントジョブを読出して画像データに展開
し、画像出力部48へ出力する。
0、FAXモジュール44、又はプリンタモジュール4
2からの画像データに基づいて、感光体上に静電潜像を
形成し、形成した静電潜像をモノクロトナーまたはカラ
ートナーを用いて現像し、現像した画像を記録媒体であ
る記録紙に転写して出力する(この一連の動作のことを
「画像出力動作」という)。
U60と、RAM、ROM、HDD等のメモリ62と、
データを入出力するための入出力ポート64とを備え、
これらCPU60、メモリ62、及び入出力ポート64
は、バスを介して相互に接続されている。
6を介してハブ52に接続されており、当該ハブ52に
接続された他の装置(例えば画像出力装置12)や、ネ
ットワーク20に接続された装置と通信可能となってい
る。
を介して、画像出力装置12、課金装置18、及び各種
の周辺機器と、所定のケーブルを介した有線接続、或い
は赤外通信等による無線接続によって各々接続されてい
る。
レイ14の他に、キーボード68、マウス70、スピー
カ72、外部記憶装置74等がある。なお、外部記憶装
置74には、FD、CD−ROM、CD−RW、又はM
O等にデータを読み書きするFDドライブ、CD−RO
Mドライブ、CD−ROMライタ、MOドライブ等を用
いることができる。また、スピーカ72は、タッチパネ
ルディスプレイ14に内蔵してもよい。
動作させるための各種プログラムが予めインストールさ
れて格納されており、CPU60はこのプログラムを適
宜読み出して実行する。具体的には、OSは勿論のこ
と、画像出力装置12のコピー、プリンタ、FAX機能
を各々駆動させるためのコピー用、プリンタ用、FAX
用のアプリケーションプログラム、広告データの登録・
配布に係わるアプリケーションプログラム、料金計算を
行う課金情報収集アプリケーションプログラム、課金装
置18に投入された金額を管理する課金管理プログラム
等がインストールされている。これらのプログラムの実
行により、タッチパネルディスプレイに各種のユーザイ
ンタフェース画面が表示され、ユーザからの指示を受付
可能となる。
・配布に係わるアプリケーションプログラムを実行する
ことにより、パソコン16は、禁止手段、登録管理手
段、登録料金課金指示手段として機能するようになって
いる。
フト、レイアウトソフト、フォトレタッチソフト等のプ
ログラムも予めインストールされて格納されている。更
に、メモリ62には、画像出力装置12用のプリンタド
ライバソフトのプログラムも予め格納されており、例え
ば前述の補助台24に収納されているユーザインタフェ
ースケーブルを介してユーザ保有装置をパソコン16に
接続すれば、ユーザ保有装置にこのプリンタドライバソ
フトのプログラムをダウンロードしてインストールする
こともできる。
スプレイ14に表示する各種画面のデータや、広告デー
タの登録・配布に係わる各種のデータ、例えば、ネット
ワーク20で接続された画像出力システム10が設置さ
れている各店舗の名称やその所在地に係わる情報(地図
情報、郵便番号、住所等)等を含んで構成される設置先
情報や、広告データの確認用にサンプルプリントする際
の雛型のデータ等が予め格納されている。
のスキャナモジュール40を用いて原稿に記録された画
像を読取って入力されたり、外部記憶装置74にセット
されたFDやCD−ROM等から読み出されて入力され
た広告データも格納される。すなわちメモリ62が、登
録手段に対応し、スキャナモジュール40或いは外部記
憶装置74が入力手段に対応している。
メモリ62に格納してもよいし、画像出力システム10
に専用のデータベースを設け、当該データベースに格納
してもよい。また、ユーザインタフェースケーブルを介
してパソコン16とユーザ保有装置を接続し、ユーザ保
有装置から広告データを入力するようにしてもよい。
れており、コイン又は紙幣を投入する投入口、及び投入
金額や残金を表示する表示パネル、残金の返却を指示す
るための返却指示ボタン、残金を返却するための返却口
等を備えている。
らコインや紙幣が投入された場合に、投入金額をカウン
トして当該投入金額を表示パネルに表示する。また、画
像出力装置12のユーザインタフェース46、或いはパ
ソコン16のタッチパネルディスプレイ14が操作され
る等して、ユーザからコピーやプリント指示が入力さ
れ、画像出力装置12において画像出力動作が行われた
場合に、その出力枚数に応じた料金分を差し引いた残金
を表示パネルに表示する。また、残金返却ボタン、或い
はパソコン16のタッチパネルディスプレイ14が操作
される等して、残金の返却が指示された場合に、残金を
返却口からユーザへ返却する。
してコインキットを用いる場合を例に説明するが、プリ
ペイドカード、キャッシュカード、ネット接続クレジッ
ト等を利用してもよい。
ン16で実行される広告データの登録・配布に係わる処
理について説明する。図4〜図8には、パソコン16で
を実行される広告データの登録・配布に係わる処理とし
て、登録処理及び画像出力処理の処理ルーチンが示され
ている。
ータを登録する場合、予め登録する広告データを作成し
て用意してから、タッチパネルディスプレイ14に表示
されているメニューから広告データの登録を選択する。
ン16は、広告登録が要求されたと判断し、ステップ1
00からステップ102に移行し、タッチパネルディス
プレイ14に、広告データを登録するための広告登録画
面を表示する。なお、本実施の形態では、一例として図
9に示すような広告登録画面500が表示されるように
なっている。
告主によって用意された広告データを読取る。例えば、
記録紙等に画像として広告データが記録されている場合
は、タッチパネルディスプレイ14にメッセージを表示
する等によって当該記録紙を画像出力装置12の原稿載
置台に置くように促し、広告主によってタッチパネルデ
ィスプレイ14からスタートボタンが押圧されたら、画
像出力装置12へ当該記録紙に記録されている広告デー
タ(画像)の読取指示を送信し、画像出力装置12にス
キャナモジュール40によって原稿載置台上の記憶紙か
ら広告データを読取らせる。なお、本実施の形態では、
広告登録画面500上の広告データの読取開始を指示す
るためのボタン502が広告主によって選択された場合
に、広告データの読取が開始されるようになっている。
6から直接読み取り可能な記録媒体に広告データが記録
されている場合は、タッチパネルディスプレイ14にメ
ッセージを表示する等して、当該広告データが記録され
た記録媒体を外部記憶装置74にセットするよう促し、
当該記録媒体がセットされたら、記録媒体から広告デー
タを読取る。
に移行し、サンプルプリントを行うか、或いはサンプル
プリントを行わずに次の広告配布店及び配布数の設定を
行うかの選択指示を受け付ける。
に、広告登録画面500上に、サンプルプリントの実行
を指示するためのボタン504、及び広告配布店及び配
布数の設定の実行を指示するためのボタン506が設け
られている。
合はボタン504を選択する。これにより、ステップ1
06からステップ108に移行し、課金装置18の投入
金額をチェックし、サンプルプリント料金以上の金額が
投入されていることが確認されたら、ステップ110に
移行し、メモリ62に格納されているサンプルプリント
する際の雛型のデータと読取った広告データとを合成し
て、サンプルデータを生成して画像出力装置12へ送信
し、プリントを指示する。
部48において、サンプルデータに基づく画像出力動作
が行われ、例えば図10に示すように、原稿やページデ
ータに基づく画像を縮小して生成された余白部510に
広告データに基づく画像や文字が配置された広告サンプ
ル512が記録紙にプリントされて出力される。
紙幣)が投入されたら直ちに投入金額の合計を計算し、
その結果をパソコン16へ通知するようになっており、
パソコン16ではこの通知結果に基づいて、サンプルプ
リント料金の投入判断や、後述する登録料金としての広
告料金、割引プリント料金、通常プリント料金の投入判
断を行う。また、パソコン16では、課金装置18から
投入金額の通知を受けたら、タッチパネルディスプレイ
14に表示される各画面上に設けられた投入金額の表示
欄508(図9、12、13、14参照)の表示を当該
通知された合計金額に更新する。
プ112に移行し、課金装置18にサンプルプリント料
金の課金を指示し、課金装置18から投入金額の合計か
らプリント料金を差し引いた残金の通知を受けて、投入
金額の表示欄508に当該通知された残金を表示する。
なお、このとき残金返却指示を課金装置18へ送信し、
課金装置18から残金が返却されるようにしてもよい。
その後ステップ116に移行し、図5に示す広告配布店
舗・配布枚数指定処理を行う。
にプリント料金以上の金額が投入されなかった場合は、
ステップ108からステップ114、ステップ116へ
と移行し、サンプルプリントの処理はキャンセルされ
る。
告主は、広告登録画面500から広告配布店及び配布数
の設定の実行を指示するボタン506を選択する。これ
により、ステップ106からそのままステップ116に
移行し、図5に示す広告配布店舗・配布枚数指定処理を
行う。
まずステップ140において、タッチパネルディスプレ
イ14に選択画面(図示省略)を表示する等して、画像
出力システム10が設置された全店舗の中から広告を配
布(出力)する店舗を選択するのか、或いは当該店舗で
広告を配布するのかの選択、すなわち、ネットワーク2
0に接続した画像出力システム10の中から広告情報を
出力すべき画像出力システム10を選択するか、当該画
像出力システム10で広告情報を出力するかの選択を受
け付ける。
舗を選択する指示が入力されると、ステップ140から
ステップ141に移行し、広告を配布する店舗(広告配
布店)を指定するための検索条件設定画面をタッチパネ
ルディスプレイ14に表示し、検索条件の設定を受け付
ける。
配布店を指定するための検索条件が設定されたら、ステ
ップ141からステップ142に移行し、メモリ62に
記憶されている設置先情報に基づいて、ネットワーク2
0に接続された画像出力システム10が設置されている
全店舗の中から、当該設定された検索条件に該当する店
舗を検索し、当該検索された店舗を広告配布店舗に指定
する。すなわち、タッチパネルディスプレイ14が検索
条件設定手段に対応し、パソコン16が検索手段、画像
出力装置設定手段に対応している。
直接指定する「広告配布店舗指定」と、中心地とその中
心地からの距離で間接指定する「広告配布距離指定」と
の2種類の方法で店舗指定を行うことができるようにな
っており、例えば図11に示すような検索条件設定画面
520をタッチパネルディスプレイ14に表示すること
で検索条件の設定を受け付ける。
布店舗指定用に、広告を配布する店舗を地図から指定す
るためのボタン522A、名前から指定するためのボタ
ン524A、郵便番号から指定するためのボタン526
A、キーワード検索で指定するためのボタン528Aが
設けられており、広告配布距離指定用にも同様に、地図
から指定するためのボタン522B、名前から指定する
ためのボタン524B、郵便番号から指定するためのボ
タン526B、キーワード検索で指定するためのボタン
528Bが設けられている。
る場合、広告主は、検索条件設定画面520上の広告配
布店舗指定用に設けられたボタン522A〜528Aの
何れかを操作する。地図で指定するためのボタン522
Aが操作された場合は、パソコン16は、都道府県単位
で選択可能な地図をタッチパネルディスプレイ14に表
示し、都道府県が選択されたら市町村単位で選択可能な
地図、市町村が選択されたら丁番地単位で選択可能な地
図と順に選択単位を小さくしていき、最後に選択された
地域を検索条件として検索を行う。これにより、例え
ば、最後に市町村が選択された場合は、当該市町村内に
所在する店舗が検索されて、広告配布店舗に指定され
る。
郵便番号から指定するためのボタン526A、又はキー
ワード検索で指定するためのボタン528Aが操作され
た場合は、パソコン16は、当該操作されたボタンに対
応する地名、郵便番号、或いはキーワードを入力するた
めの入力欄(図示省略)をタッチパネルディスプレイ1
4に表示し、当該入力欄に入力された地名、郵便番号、
或いはキーワードを検索条件として検索を行う。これに
より、当該入力欄に入力された地名、郵便番号、或いは
キーワードを検索条件に該当する店舗が検索されて、広
告配布店舗に指定される。
指定する場合、広告主は、広告配布距離指定用に設けら
れたボタン522B〜528Bの何れかを操作して、ま
ず、広告配布店舗指定の場合と同様にして店舗を指定す
ることで、中心地となる店舗(中心店舗)を指定する。
なお、中心店舗は複数指定可能である。
と、指定された中心店舗各々について、広告を配布する
範囲を当該中心店舗からの距離で指定するための入力欄
(図示省略)を表示し、メモリ62に記憶されている設
置先情報に基づいて、当該中心店舗から当該入力欄に入
力された距離範囲に所在する店舗を検索し、中心店舗及
び検索された店舗を広告配布店舗に指定する。
たら、投入金額から配布数を計算する配布数計算指示か
(ステップ144)、配布枚数から広告料金を計算する
広告料金計算指示(ステップ146)の何れかの入力を
受け付ける。
れている当該店舗でのみ広告を配布することを示す指示
が入力された場合は、ステップ140からステップ14
3に移行して、当該店舗を広告配布店舗に指定した後、
同様に、投入金額から配布数を計算する配布数計算指示
か(ステップ144)、配布枚数から広告料金を計算す
る広告料金計算指示(ステップ146)の何れかの入力
を受け付ける。
指定されたら、図12に示すような各店舗毎に配布数を
設定するための配布数設定画面530をタッチパネルデ
ィスプレイ14に表示して、配布数計算指示か広告料金
計算指示の指示入力を受け付けるようになっている。
広告配布店舗に指定された各店舗の名称が店舗表示欄5
32にリスト表示され、当該リスト表示した各店舗に対
して配布数を各々入力するための入力欄534、配布数
自動計算指示を入力するためのボタン536、配布枚数
から広告料金の計算指示を入力するためのボタン53
8、広告データの登録を指示するボタン539が設けら
れている。また、投入金額を表示するための表示欄50
8と共に、広告料金を表示するための表示欄540、不
足金額を表示するための表示欄542が設けられてい
る。
合、広告主は、課金装置18に用意していたコインや紙
幣を投入して、ボタン536を選択する。ボタン536
が選択されると、配布数自動計算指示が入力されたと判
断し、ステップ144からステップ148に移行し、課
金装置18にコインや紙幣のお金が投入されているかを
確認する。投入されていない場合は、その旨を示すメッ
セージをタッチパネルディスプレイ14に表示する等し
て、ステップ144に戻る。
に移行し、課金装置18に投入されている投入金額に基
づいて、広告配布可能な枚数を算出し、全配布数が当該
算出された部数となるように、各広告配布店舗に割り振
る。すなわち、パソコン16が登録回数設定手段に対応
する。
され、1枚当たりの広告料金が60円で、投入金額が1
2000円の場合は、各々の店舗には、100(=12
000÷60÷2)枚が配布数として割り振られる。そ
してステップ152に進み、この割り振られた配布数を
各店舗毎の入力欄534にそれぞれ自動入力して表示し
て、図4のメインルーチンに戻る。
指定した場合は、中心店舗の配布数を最も多く、中心店
舗から離れるに従って配布数を少なくする等、中心店舗
からの距離に応じて重み付けをして、配布数を割り振る
ようにしてもよい。この場合、例えば、図13に示すよ
うに、地図上の各広告配布店舗の所在地に対応する位置
に、店舗名と共に各広告配布店舗の配布数の入力欄53
4を表示する等して、広告配布店舗を各店舗間の位置関
係を示して表示すると共に、中心店舗を中心とした同心
円544を表示して、配布部数が決定されるようにする
とよい。
場合、広告主は、各店舗の配布数を入力する入力欄53
4に所望の配布数を入力して、ボタン538を選択す
る。ボタン538が選択されると、配布枚数から広告料
金の計算指示が入力されたと判断し、ステップ144か
らステップ146、ステップ154と移行し、各広告配
布店舗各々の入力欄534に配布数が入力されて設定さ
れているかを確認する。
を示すメッセージをタッチパネルディスプレイ14に表
示する等して、ステップ144に戻る。
56に移行し、広告配布店の配布数の合計を求め、当該
合計配布数に基づいて、広告料金を計算する。例えば、
1枚当たりの広告料金が60円で、2つの店舗を広告配
布店舗に指定し、各々の店舗での配布数を100枚とし
た場合は、12000(=60×(100+100))
円が広告料金となる。
広告料金を表示欄540に自動表示すると共に、課金装
置18に投入されていた金額が広告料金よりも少ない場
合は、当該不足している料金を表示欄542にも自動表
示して、図4のメインルーチンに戻る。
16は、広告データの登録指示が入力されるか(ステッ
プ118)、或いはタッチパネルディスプレイ14が最
後に操作されてから所定時間経過する(ステップ12
0)まで待機する。
配布店舗、各店舗毎の配布数、広告料金を確認して、当
該広告データを登録してよいと判断した場合は、配布数
設定画面530上から広告データの登録を指示するボタ
ン539を選択する。これにより、パソコン16では、
広告データの登録が指示されたと判断して、ステップ1
18からステップ122に移行する。
録指示が入力されない場合は、ステップ118からステ
ップ120に移行し、ステップ120で否定判定され、
タイムアウトとして処理を終了する(登録キャンセ
ル)。
金額をチェックし、広告料金以上の金額が投入されてい
ることが確認する。なお、広告データの登録指示入力
後、所定時間経過しても課金装置18に登録料金が投入
されない場合は、ステップ122からステップ124に
移行し、ステップ124で否定判定され、タイムアウト
として処理を終了する(登録キャンセル)。
126に移行し、広告配布店舗に指定された各店舗に設
置されている画像出力システム100各々に対して、当
該広告データを送信して、各広告配布店舗に設置された
画像出力システム100のメモリ62に広告データを各
々記憶(登録)させる。続いて、ステップ128では、
各広告配布店舗に設置された画像出力システム100各
々に対して、当該広告データの配布枚数をカウントする
カウンタを0にセットすると共に、当該店舗に対応する
配布数の情報を送信し、当該配布枚数カウンタのカウン
ト可能最大値をセットする。
置18に登録料金の課金を指示し、課金装置18から投
入金額の合計から登録料金を差し引いた残金の通知を受
けて、投入金額の表示欄508に当該通知された残金を
表示する。なお、このとき残金返却指示を課金装置18
へ送信し、課金装置18から残金が返却されるようにし
てもよい。
了すると、広告を配布する店舗に指定された各店舗に設
置されている画像出力システム10から登録した広告付
きのプリントが可能となる。また、広告主が広告データ
としてクーポン券のデータを登録しておけば、クーポン
券付きのプリントも可能である。
置した店舗に来店した顧客は、画像出力装置12によっ
て原稿をコピーしたい場合、当該原稿を原稿載置台にセ
ットして、タッチパネルディスプレイ14に表示されて
いるメニューからコピーを選択(押圧)する。また、ワ
ープロソフト等で作成したデータをプリントしたい場
合、外部記憶装置に当該データを記憶したFD等の記憶
媒体をセットしたり、当該データを内部メモリに記憶し
ているユーザ保有装置をユーザインタフェースケーブル
と接続する等して、タッチパネルディスプレイ14に表
示されているメニューからプリントを選択(押圧)す
る。
すように、コピー又はプリント(以下、総称して「画像
出力」という)が要求されたと判断し、ステップ200
からステップ202に移行し、例えば図14に示すよう
なコピー又はプリントする部数を指定して、広告付き画
像出力又は広告無し画像出力を指示するための画像出力
指示画面550をタッチパネルディスプレイ14に表示
する。
部数入力欄552に所望の部数を入力する。そして、広
告を掲載してもよい場合は、広告付き画像出力を指示す
るボタン554を選択し、広告を掲載したくない場合
は、広告無し画像出力を指示するボタン556を選択す
ると共に、課金装置18に料金を投入する。
ると、パソコン16は、画像出力が指示された(コピー
/プリントジョブ投入)と判断し、ステップ204から
ステップ206に移行し、前回の画像出力時と同一顧客
か否かを判断する。
ッチパネルディスプレイ14、或いは画像出力装置12
のユーザインタフェース46から料金返却(清算)を指
示するボタンが選択されたり、課金装置18の返却指示
ボタンが操作される等して料金が清算された場合にOF
F(クリア)される同一顧客フラグのON/OFF状態
に基づいて判断することができる。或いは、残金が0に
なった時点で同一顧客フラグをOFFするようにしても
よい。また、或いは、画像出力システムの前方(タッチ
パネルディスプレイ14に対して前方)に顧客がいるか
否かを検知するセンサーを設置しておき、当該センサー
によって所定時間顧客がいないと判断された場合に同一
顧客フラグをOFFするようにしてもよい。また、これ
らを組合せてもよい。
金返却(清算)を指示するボタン、課金装置18の返却
指示ボタン、或いは顧客がいるか否かを検知するセンサ
ーによって顧客の入れ替わりを検知した場合に同一顧客
フラグをOFFすることで、パソコン16は、同一顧客
に対して同一の広告データが重複して出力されることを
防止している。
ップ208で当該画像出力システム100に登録されて
いる全広告データ各々に対する選択フラグをOFFして
からステップ210に進み、同一顧客と判断された場合
は、そのままステップ210に進む。ステップ210で
は、広告を掲載してもよいか否かを判断する。
を指示するボタン554が選択されて画像出力が指示さ
れた場合は、ステップ210で広告を掲載してもよいと
判断され、ステップ212に移行し、図7に示す広告付
き画像出力処理を実行する。一方、広告無し画像出力を
指示するボタン556が選択されて画像出力が指示され
た場合は、ステップ210で広告の掲載は不許可と判断
され、ステップ214に移行し、図8に示す広告無し画
像出力処理を実行する。
力処理では、図7に示すように、まず、ステップ220
において、1枚分の割引プリント料金以上の金額が課金
装置18に投入されているか否かを確認する。割引プリ
ント料金以上の金額が投入されていることが確認された
ら、ステップ222に移行し、画像出力装置12へ顧客
によりコピー又はプリント指示された画像データの縮小
を指示を送信する。
て、コピーの場合はスキャナモジュール40で原稿を読
取った画像データ、プリントの場合はプリンタモジュー
ル42でプリントジョブ中のページデータを展開した画
像データを縮小し、記録紙に記録した際に余白領域がで
きるようにする。
割引プリント料金の投入が確認されない場合は、ステッ
プ220からステップ224に移行し、ステップ224
で否定判定され、タイムアウトとして処理を終了する。
このとき、課金装置18に残金返却を指示してもよい。
ップ226に進み、メモリ62に登録した広告データの
中から、選択フラグがOFFの広告データを1つ選択
し、ステップ228で、当該選択した広告データの選択
フラグをONして、ステップ230で、当該選択した広
告データの配布枚数カウンタをインクリメントする。
該選択した広告データを送信すると共に、当該広告デー
タと前述のステップ222の縮小指示により縮小された
画像データとの合成プリントの指示を送信する。
合成プリント指示を受けて、当該広告データに基づく画
像が前述の余白領域に記録されるように、広告データに
基づく画像データを縮小画像データと合成し、当該合成
した画像データに基づいて画像出力動作を行う。これに
より、記録紙に顧客によりコピー又はプリント指示され
た画像データに基づく画像が縮小されて記録されると共
に、その余白領域に広告データに基づく画像(広告画
像)が記録されて出力される。
ステップ230でインクリメントした配布枚数カウンタ
のカウント数が設定された配布枚数(前述のステップ1
28でセットされたカウント可能な最大値)か否かを判
断し、設定された配布枚数の場合は、ステップ236
で、設定された配布枚数分の配布が終了したとして、当
該広告データをメモリ62から削除してからステップ2
38に進む。
た配布枚数ではない場合は、そのままステップ238に
移行し、課金装置18に割引料金を適用した課金を指示
し、課金装置18から投入金額の合計から割引料金を差
し引いた残金の通知を受けて、投入金額の表示欄の表示
を当該通知された残金に更新する。
ステップ204で投入されたジョブに基づく画像出力が
終了したか否かを判断し、ジョブに基づく画像出力が残
っている場合は次のページの画像出力を行うために、ス
テップ220に戻り、上記処理を繰り返す。ジョブに基
づく画像出力が終了したら、処理を終了する。
力処理では、図8に示すように、まず、ステップ250
において、1枚分の通常プリント料金以上の金額が課金
装置18に投入されているか否かを確認する。通常プリ
ント料金以上の金額が投入されていることが確認された
ら、ステップ252に移行し、画像出力装置12へプリ
ント指示を送信する。
受けて、コピーの場合はスキャナモジュール40で原稿
を読取った画像データ、プリントの場合はプリンタモジ
ュール42でプリントジョブ中のページデータを展開し
た画像データに基づいて通常の画像出力動作を行って、
当該画像データに基づく画像を記録紙に記録して出力す
る。
通常プリント料金の投入が確認されない場合は、ステッ
プ250からステップ254に移行し、ステップ254
で否定判定され、タイムアウトとして処理を終了する。
このとき、課金装置18に残金返却を指示してもよい。
6に移行し、課金装置18に通常料金を適用した課金を
指示し、課金装置18から投入金額の合計から割引料金
を差し引いた残金の通知を受けて、投入金額の表示欄の
表示を当該通知された残金に更新する。
ステップ204で投入されたジョブに基づく画像出力が
終了したか否かを判断し、まだジョブに基づく画像出力
が残っている場合は次のページの画像出力を行うため
に、ステップ250に戻り、上記処理を繰り返す。ジョ
ブに基づく画像出力が終了したら、処理を終了する。
りコンビニエンスストア等に設置されているような画像
出力装置12及び課金装置18を利用し、これら画像出
力装置12及び課金装置18の動作をパソコン16によ
って制御して、広告主によって当該画像出力システム1
0の設置店舗が広告を配布(広告データを出力)する店
舗に設定された場合は、スキャナモジュール40で広告
データが記憶された原稿から広告データを読取ったり、
外部記憶装置74で当該装置にセットされたFD等から
広告データを読取ることで、広告データを入力してメモ
リ62に登録し、顧客が広告付き画像出力を選択した場
合に、コピー又はプリントする画像データを縮小し、余
白領域に広告データに基づく画像をプリントするように
なっている。これにより、広告主が個々に広告データを
登録でき、また専用のサーバ装置を必要とせずに、広告
データを出力できる。
出力システム10が設置された店舗の中から広告を配布
する店舗を選択する場合は、広告主によってタッチパネ
ルディスプレイ14から検索条件が入力されると、パソ
コン16によって当該検索条件に該当する店舗が検索さ
れて広告配布店舗に設定され、この広告配布店に設置さ
れた画像出力システム10に向けて、スキャナモジュー
ル40や外部記憶装置74から入力された広告データが
ネットワークを介して送信される。広告配布店に設置さ
れた画像出力システム10では、ネットワークを介して
送信されてきた広告データをメモリ62に登録し、顧客
が広告付き画像出力を選択した場合に、コピー又はプリ
ントする画像データを縮小し、余白領域に登録した広告
データに基づく画像をプリントするようになっている。
店を任意に設定することで、ネットワーク20に接続さ
れた画像出力システム10の中から広告データを出力す
る画像出力システムが任意に設定でき、広告効果の低い
店舗で広告が無駄に配布されることを防止することがで
きる。また、広告配布店毎に配布数を設定できるので、
例えば、広告効果の高い店舗については配布数をより多
く設定することができ、効果的な広告が可能である。
16によって、課金装置の投入金額に基づいて各広告店
舗毎の配布数が自動計算されたり、各広告店舗毎に配布
数を設定したら、全配布数に基づいて広告料金が自動計
算されるので、広告主は複雑な作業を行わずに簡単に広
告を登録することができる。
布数分出力されたら削除されるので、広告効果が薄れて
もいつまでも同じ広告データが出力されることを防止す
ることができると共に、メモリ62の記憶容量の増大を
防止効果もある。また、指定された全配布数に基づいて
登録料金を課金する(広告主から登録料金を徴収する)
ことにより、画像出力システムの課金収入の増大を図る
ことができる。
行うことにより、広告主は広告データを確認することが
できる。このサンプルプリントには広告効果は無いた
め、課金対象にしなくてもよいが、本実施の形態のよう
にこのサンプルプリントに関しても課金を行うことで、
冷やかしによる大量プリントを防止する効果がある。
金よりも低額の割引料金を適用して課金することによ
り、顧客に対して適切な課金を行うことができると共
に、広告付き画像出力の利用率の向上を図ることができ
る。
れた際に、前回と同一顧客であるか否かを判断し、異な
る顧客の場合は全広告データの選択フラグをOFFし、
同一顧客の場合は選択フラグの設定はそのままにして、
広告付き画像出力処理や広告無し画像出力処理が行わ
れ、広告付き画像出力処理では選択フラグがOFFの広
告データの中から合成プリントする(掲載する)広告デ
ータが選択されるようになっている。これにより、同一
顧客に対して同じ広告が重複してプリントされることを
防止でき、効率的な広告配布が可能となる。
トを行ったために、途中で全ての広告データの選択フラ
グがONとなった場合、すなわち同一顧客に対して全広
告をプリントし終わった場合には、全広告データの選択
フラグをOFFして広告付き画像出力処理を継続させて
もよいし、広告付き画像出力処理から広告無し画像出力
処理に切替えるようにしてもよい。
て複数部数のコピー又はプリントを行う場合は、同一ペ
ージの原稿又はページデータに対しては同一広告が掲載
されるようにしてもよい。或いは、同一ページの原稿又
はページデータに対して同一広告の掲載とするか否かを
選択するための画面をタッチパネルディスプレイ14に
表示する等して、顧客が同一広告の掲載か否かを選択で
きるようにしてもよい。ここで、同一ページの原稿又は
ページデータに対しては同一広告を掲載する場合の広告
付き画像出力処理(同一ページ同一広告付き画像出力処
理)について説明する。
図15に、1枚の原稿又はページデータに対して複数部
数のコピー又はプリントが指定され、同一ページの原稿
又はページデータに対しては同一の広告を掲載する場合
の広告付き画像出力処理を示す。なお、図15では、図
7と同一の処理ステップについては図7と同一のステッ
プ番号を付与しており、ここでは説明を省略する。
ジデータに対する1部目のプリントは、前述の図7と同
様の処理を行われ、ステップ238の課金装置への割引
料金を適用した課金指示まで行ったら、ステップ270
に移行し、プリント部数をカウントする部数カウンタの
カウント数を1にセットする。次のステップ272で
は、1枚分の割引プリント料金以上の金額が課金装置1
8に投入されているか否かを確認する。割引プリント料
金以上の金額が投入されていることが確認されたら、ス
テップ274に移行し、画像出力装置12へ同一プリン
ト指示を送信する。
示を受けて、前回と同じ、すなわち、前述のステップ2
32の合成プリント指示受けて実行したときと同一の画
像出力動作を実行する。これにより、同一の縮小画像デ
ータに同一の広告データに基づく画像データを合成した
画像が記録された記録紙が出力される。
通常プリント料金の投入が確認されない場合は、ステッ
プ272からステップ276に移行し、ステップ276
で否定判定され、タイムアウトとして処理を終了する。
このとき、課金装置18に残金返却を指示してもよい。
278に移行し、課金装置18に割引料金を適用した課
金を指示し、課金装置18から投入金額の合計から割引
料金を差し引いた残金の通知を受けて、投入金額の表示
欄の表示を当該通知された残金に更新する。
インクリメントし、続いてステップ282では、部数カ
ウンタのカウント数が顧客により設定された部数と一致
するか否かを判断する。一致しない場合は、まだ当該原
稿又はページデータに対する設定部数分の画像出力が終
了していないと判断して、ステップ272に戻り、ステ
ップ272以降の処理を繰り返す。
致した場合は、ステップ240に移行し、ステップ20
4で投入されたジョブに基づく画像出力が終了したか否
かを判断し、まだジョブに基づく画像出力が残っている
場合は、次ページの原稿又はページデータの画像出力を
行うために、ステップ220に戻り、ステップ220以
降の処理を繰返し、ジョブに基づく画像出力が終了した
ら処理を終了する。
はプリントする際に、同一ページには同一広告を掲載す
ることができる。このとき、同一ページの原稿又はペー
ジデータを複数部数コピー又はプリントしたときに、選
択された広告データの配布枚数カウンタを当該複数部数
分だけインクリメントしてもよいが、上記のように原稿
又はページデータのページ単位でインクリメントするこ
とにより、同一顧客に対して重複して配布される広告、
すなわち広告効果の低い広告印刷に対しての広告料金の
課金を防止できる。
を余白に印刷する場合を例に説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではない。例えば、広告データに基づ
く画像(広告画像)を記録紙の裏面に印刷するようにし
てもよいし、タッチパネルディスプレイ14に広告画像
を表示するようにしてもよい。
出力部48を出力手段として用いる場合を例に説明した
が、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
広告データを映像データとし、タッチパネルディスプレ
イ14を出力手段として、タッチパネルディスプレイ1
4に広告映像が表示されるようにしてもよいし、広告デ
ータを音声データとして、スピーカ72を出力手段とし
て、スピーカ72から広告音声(音楽)が出力されるよ
うにしてもよい。また、広告データは複数種のデータの
組合せであってもよく、例えば、映像データと音声デー
タとを組合せて、タッチパネルディスプレイ14とスピ
ーカ72を出力手段として用いれば、テレビCMのよう
に映像と音楽とによる広告を行うこともできる。
装置74を入力手段として用いる場合を例に示したが、
本発明はこれに限定されるものではない。例えば、マイ
クを入出力手段として用いて、広告主がその場で広告デ
ータとして音声データを入力するようにしてもよい。
ータを効果的に出力することができるという優れた効果
を有する。
ムの外観図である。
ムのネットワーク接続図である。
ムの構成を示すブロック図である。
チン)を示すフローチャートである。
定処理(サブルーチン)のフローチャートである。
ルーチン)のフローチャートである。
(サブルーチン)のフローチャートである。
(サブルーチン)のフローチャートである。
ローチャートである。
Claims (13)
- 【請求項1】 広告データを出力する出力手段を備える
と共に画像データに基づいて画像を記録紙に記録して出
力する画像出力装置が、複数接続されたネットワークに
接続可能で、且つ前記画像出力装置と、前記画像出力装
置による画像出力に応じて課金する課金装置とを備えた
画像出力システムであって、 広告データを入力するための入力手段と、 前記入力手段により入力された広告データを出力すべき
前記画像出力装置を設定する画像出力装置設定手段と、 前記画像出力装置設定手段で設定された画像出力装置へ
向けて、前記ネットワークを介して、前記入力手段によ
り入力された広告データを送信する送信手段と、 を有することを特徴とする画像出力システム。 - 【請求項2】 前記画像出力装置は、 前記ネットワークを介して当該画像出力装置へ向けて送
信された前記広告データを登録する登録手段を備え、 前記出力手段が、前記登録手段により登録した広告デー
タを当該画像出力装置の出力と関連させて出力する、 ことを特徴とする画像出力システム。 - 【請求項3】 前記画像出力装置は、前記出力手段の出
力を禁止する禁止手段を更に備える、 ことを特徴とする請求項2に記載の画像出力システム。 - 【請求項4】 前記画像出力装置は、前記出力手段によ
る出力回数を計数すると共に、計数した出力数が予め設
定された広告回数となった場合に、対応する広告データ
を削除する登録管理手段を更に備える、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に
記載の画像出力システム。 - 【請求項5】 前記広告データを出力すべき前記画像出
力装置各々の前記広告回数の合計に応じた登録料金の課
金を前記課金装置に対して指示する登録料金課金指示手
段を更に有する、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に
記載の画像出力システム。 - 【請求項6】 前記課金装置に投入された投入金額に基
づいて、広告データを出力すべき前記画像出力装置各々
の広告回数を設定する登録回数設定手段を更に有する、 ことを特徴とする請求項5に記載の画像出力システム。 - 【請求項7】 前記画像出力装置の設置先に係わる設置
先情報を記憶する記憶手段と、 前記設置先を検索するための検索条件を設定する検索条
件設定手段と、 前記記憶手段に記憶された前記設置先情報に基づいて、
前記検索条件設定手段により設定された前記検索情報に
該当する設置先を検索する検索手段と、を更に備え、 前記画像出力装置設定手段は、前記検索手段により検索
された設置先に設置された前記画像出力装置を、広告デ
ータを出力すべき前記画像出力装置に設定する、 を更に有することを特徴とする請求項1乃至請求項6の
何れか1項に記載の画像出力システム。 - 【請求項8】 前記検索条件が、少なくとも1つの中心
となる設置先、及び前記中心となる設置先からの距離を
指定する情報であり、 前記検索手段が、前記中心となる設置先から指定された
距離内の設置先を検索する、ことを特徴とする請求項7
に記載の画像出力システム。 - 【請求項9】 前記広告データを出力すべき画像出力シ
ステムの広告回数が、前記中心となる設置先からの距離
に応じて各々設定される、 ことを特徴とする請求項8に記載の画像出力システム。 - 【請求項10】 前記広告データが、画像データ、映像
データ、音声データのうちの少なくとも1つを含む、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れか1項に
記載の画像出力システム。 - 【請求項11】 前記広告データが画像データであり、 前記出力手段は、前記画像出力装置から出力される記録
紙に前記広告データを記録する、 ことを特徴とする請求項10に記載の画像出力システ
ム。 - 【請求項12】 前記記録紙に記録する画像を縮小して
形成された余白部に、前記広告データを記録する、 ことを特徴とする請求項11に記載の画像出力システ
ム。 - 【請求項13】 前記記録紙の裏面に前記広告データを
記録する、 ことを特徴とする請求項11に記載の画像出力システ
ム。
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