JPH1146193A - 情報サーバ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】少ない費用できめ細かいターゲットの選択・リ
アルタイム性などを実現した情報伝達を行う。 【解決手段】サーバ１のデータベース２に情報データベ
ース２１および端末属性データベース２２を持つ。情報
データベース２１は広告情報本体２１０およびこの広告
情報の配布先を選択するための配布条件データ２１１を
有する。端末属性データベース２２は、配布エリアを割
り出すための地図データベース２２０および各端末装置
の属性を記憶した世帯データベース２２１からなる。端
末装置４からアクセスがあると、その端末装置４の属性
情報を端末属性データベース２２から読み出し、配布条
件がこの端末属性に適合する広告情報を選択し、選択さ
れた広告情報を１ページに編集して該端末装置４に送信
する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
などのネットワークを利用してチラシ広告などの情報を
配布する情報サーバに関する。

【０００２】

【従来の技術】小売店舗の売出しなどのローカルな情報
は、テレビ・ラジオなどの電波メディアを利用した広告
では伝達範囲が広範囲になりすぎ費用も高くなるため、
もっぱら新聞の折り込みチラシなどの紙媒体が使用され
ていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、新聞の講読層
は高齢化しており、折り込みチラシでは若年層に対する
露出度が高くないという欠点があった。また、配布単位
は主要紙毎の配達所単位であり、また、チラシを折り込
むのは朝刊のみであるため、きめ細かいターゲットの指
定ができない問題点があった。

【０００４】また、紙媒体であるチラシは、企画→印刷
→折り込みまで人手に頼った配布方法であるため、配布
までに時間が掛かりコストの低減が望めないという欠点
があった。

【０００５】この発明は、ネットワークを利用すること
により、少ない費用で情報伝達のきめ細かいターゲット
の選択・リアルタイム性などを実現した情報サーバを提
供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】この出願の請求項１の発
明は、複数の端末装置と交信し、各端末装置に広告情報
を送信する情報サーバであって、広告情報とこの広告情
報の配布先を選択する条件である配布条件データとを対
応させて複数記憶した情報データベースと、前記端末装
置の属性と各広告情報の配布条件データとを比較し、前
記条件に適合する広告情報を、該端末装置に対する送信
情報として選択する選択手段と、前記端末装置との交信
時に、該端末装置に対する送信情報として選択された広
告情報を読み出して編集し、前記端末装置に送信する情
報送信手段と、を備えたことを特徴とする。

【０００７】この出願の請求項２の発明は、前記複数の
端末装置の識別情報を含む属性情報を記憶した端末属性
データベースを備え、前記選択手段は該端末属性データ
ベースから属性情報を読み出して前記配布条件データと
比較する手段であることを特徴とする。

【０００８】この出願の請求項３の発明は、前記選択手
段は、端末装置との交信のまえに事前に実行されること
を特徴とする。

【０００９】この出願の請求項４の発明は、前記選択手
段は、端末装置との交信時に、該交信中の端末装置につ
いて実行されることを特徴とする。

【００１０】この発明の情報サーバは、複数の広告情報
を記憶しており、これを配布先（ターゲット）として選
択された端末装置に送信する。配布先は、各広告情報に
付されている配布条件データと各端末装置の属性情報に
基づいて選択される。すなわち、広告情報をどのような
人（端末装置）に配布するかを指定する配布条件データ
と、端末装置がどのような場所に設置され、どのような
人が利用しているかなどを表す属性情報とを比較し、両
者の条件が適合したとき、該広告情報の配布先として該
端末装置を選択する。この選択作業を複数の広告情報と
複数の端末装置の全てに組み合わせについて行えば、各
広告情報を条件に適合したところにのみ配布することが
できる。端末装置は固定的に設置されているもののみな
らず、移動するものであってもよい。属性情報を事前に
情報サーバに記憶しておけば、端末装置に対して広告情
報を送信するときに、端末装置から属性情報を得る必要
がなく処理が容易になり、また、端末装置との交信前に
事前に選択処理をしておくこともできる。なお、移動す
る端末装置に対しても広告情報を送信することができる
が、移動端末装置の属性情報は、移動体通信のアンテナ
局や端末装置自身から送られてくるようにすればよい。
また、端末装置との交信は端末装置からこのサーバに対
してアクセスがあったとき行う方式のみならず、いわゆ
るプッシュシステムを用いて定期的にサーバから端末装
置に対して情報を送信するようにしてもよい。

【００１１】なお、この発明の広告情報は商業広告に限
定されるものではなく、個人や複数人に知らせるべき情
報であればどのようなものでもよい。たとえば、電話，
電力などの利用明細書、行政の広報や天気予報、株式市
況などでもよい。

【００１２】

【発明の実施の形態】図１はこの発明の実施形態である
情報サーバを含む広告情報配信システムの概略構成を示
す図である。このシステムはサーバ１がネットワーク３
を介して端末装置４と接続されるという一般的な形態を
成している。このネットワークは、インターネットやＢ
ＢＳで構成される。サーバ１はデータベース２を有して
いる。データベース２は広告情報などを記憶する情報デ
ータベース２１、広告情報の配布先を選択するための属
性情報が記憶されている端末属性データベース２２から
なっている。情報データベース２１は、端末装置に配布
する情報本体（広告情報）が記憶される広告情報記憶エ
リア２１０、この広告情報の配布条件を記憶する配布条
件データ記憶エリア２１１および端末装置からアクセス
される前にこの広告情報を配布する端末装置を事前に抽
出して記憶する事前抽出リスト２１２などからなってお
り、これらの記憶エリアが各広告情報について個別に設
定されている。また、各広告情報は広告識別番号で識別
されるようになっている。

【００１３】また、端末属性データベース２２は、各建
物（世帯）の位置を座標で特定する地図データベース２
２０、各世帯に関する情報を記憶した世帯データベース
２２１、および、各世帯に配布すべき広告情報の広告識
別番号を事前にリストアップする事前配布リストからな
っている。なお、ここでいう世帯は住戸および事務所・
店舗を含む概念である。また、世帯データベースは各世
帯を識別する世帯識別番号を含んでいる。

【００１４】サーバ１は端末装置４からアクセスがあっ
たとき、その端末装置４の属性情報に基づき、情報デー
タベース２１に記憶されている広告情報のうち配布条件
が適合する広告情報のみを抽出編集して該端末装置４に
返信する。通信はｈｔｔｐプロトコルで行われ、端末装
置４はＷＷＷブラウザソフトウェアでこれを表示する。
前記複数の広告情報は１ページに編集され、同一ページ
内で広告毎にジャンプするリンクを張ったマークアップ
テキストの形式で送信される。なお、ページの先頭にイ
ンデックスを設けてもよく、また、複数ページに編集し
て、広告情報毎にサーバにアクセスするようにしてもよ
い。端末装置４はパーソナルコンピュータで構成され、
ネットワーク３を介してサーバ１にアクセスする機能、
たとえば、通信機能，所定のプロトコル（ｈｔｔｐ）に
よるデータ送受信機能，受信した情報を表示する機能
（ブラウザソフト）などを備えているものである。な
お、送信プロトコルはｈｔｔｐに限定されない。

【００１５】図２はデータベース２に記憶されている端
末属性データベースの構成を示す図である。同図（Ａ）
は地図データベース２２０を示す図である。地図上には
座標軸が設定されており、住戸・店舗などの建物の位置
は全てこの座標で特定されている。座標は緯度・経度を
用いてもよく、これ以外の独自の座標系を適用してもよ
い。各建物（集合住宅の場合には建物内の各住戸）は、
個別の世帯識別番号で識別されており、各住居・店舗毎
に同図（Ｂ）に示すように世帯情報が記憶されている。

【００１６】ここで、世帯情報としては、 識別番号 住所（郵便番号） 電話番号 住居の種類 貯蓄高 家族構成 家族全員の氏名，性別，生年月日，職業，趣味 ペットの有無 などがあり、また、建物が事業所や学校の場合には、 経営形態（個人，法人（営利法人，学校法人等） 従業者数，生徒数 事業内容 などを家族情報に代えて世帯情報に加える。

【００１７】また、上記情報以外にも、家族構成員や会
社従業員の趣味，Ｅ−ｍａｉｌアドレスなど種々の情報
を世帯情報とすることができ、その内容は上記に限定さ
れない。

【００１８】図３は広告主から提供される広告情報の一
例を示す図である。広告情報は同図（Ａ）の広告情報本
体および同図（Ｂ）の配布条件データからなっている。
情報本体は、従来は新聞の折り込みチラシなどで伝達さ
れていたコンテンツを有しこれをブラウザで表示・閲覧
可能なレイアウトにまとめたものである。一方、配布条
件データは、同図（Ｂ）に示すように、配布期間，配布
するエリア，家族構成などの端末装置の属性を指定する
条件データおよび配布時間帯を指定するデータからなっ
ている。

【００１９】また、事前抽出リストは、広告情報が情報
データベースに登録されたとき、端末装置４からアクセ
スされる前に、配布条件データに基づいて前記端末属性
データベースを検索して該当する端末装置を抽出し、こ
の端末装置の識別番号を記憶しておくリストである。事
前抽出リストに識別番号を記憶しておけば、端末装置か
らアクセスがあったとき、このリストを参照するのみで
その端末装置にこの広告情報を配布するか否かを確認す
ることができ、その端末装置の属性が配布条件に適合す
るかの判定をリアルタイムで行う手間がはぶけ、広告情
報の編集を速やかに行うことができる。この事前抽出は
広告情報の登録時に行うのみならず、登録後必要なとき
に行うようにすればよい。

【００２０】図４は前記サーバ１の動作を示すフローチ
ャートである。同図（Ａ）は情報登録動作を示すフロー
チャートである。この動作は配布先を事前抽出する場合
の動作を示している。広告主から広告情報が入力される
と（ｓ１）、これを広告情報データベースに登録する
（ｓ２）。この広告情報の入力は、係員が行ってもよ
く、ネットワークを介して広告主が直接行ってもよい。
こののち、該登録された広告情報の配布条件データを読
み出して（ｓ３）、この配布条件で端末属性データベー
スに登録されている各端末装置の情報を検索し、条件に
適合する端末装置を配布先として抽出する（ｓ４）。抽
出された端末装置の識別番号を上記広告情報に対応する
抽出リストに記憶する（ｓ５）。

【００２１】同図（Ｂ）は端末装置４からアクセスされ
たときの動作を示すフローチャートである。端末装置４
からアクセスがあると、まずこの端末装置４の識別番号
を割り出す（ｓ１０）。端末装置４がこのサーバに始め
てアクセスする場合には自己の電話番号や住所などの情
報をこのサーバに送信する。この電話番号などの情報で
世帯データベース２２１を検索することによってサーバ
１はこの端末装置４を特定し識別番号を割り出す。この
始めてのアクセス時にサーバ１は端末装置４に対して識
別コード（クッキー情報）を送信する。端末装置４にお
いてこのクッキー情報はＷＷＷブラウザの設定情報ファ
イルに書き込まれる。この端末装置４の次回以後のアク
セス時には、ＷＷＷブラウザが自動的にこのクッキー情
報をサーバ１に送信してくるため、サーバ１はクッキー
情報を受信することによって端末装置を識別し、識別情
報を割り出すことができる。なお、識別情報の割出方法
はこれに限定されない。

【００２２】割り出された識別番号で端末属性データベ
ース２２を検索して、この端末装置４に対応する属性情
報を読み出す（ｓ１１）。この識別番号および属性情報
を用いてこの端末装置に送信すべき広告情報を選択する
（ｓ１２）。この選択は、事前抽出が行われている広告
情報については識別番号で事前抽出リスト２１２を検索
することで行い、事前抽出が行われていない広告情報に
ついては、属性情報が配布条件に適合しているかを判定
することで行う。情報データベース２１に登録されてい
る全ての広告情報について上記選択動作を実行し、選択
された広告情報を読み出して（ｓ１３）、これを１ペー
ジのマークアップテキスト（画像データを含む）に編集
して（ｓ１４）、前記端末装置４に返信する（ｓ１
５）。

【００２３】図５を参照して広告情報の配布エリアにつ
いて説明する。広告情報１〜５の配布エリアが図示のよ
うに指定されているとする。広告情報１および広告情報
３は特定の地点（店舗の場所など）から一定の距離の円
内を配布エリアとしている。広告情報２は円状の配布エ
リアとこれと離れた多角形の配布エリアを有している。
また、広告情報４，５は任意の形状の配布エリアを有し
ている。この図の場合、Ａ地点の端末装置がサーバ１を
アクセスすると広告情報１および広告情報２を受信する
ことになる。Ｂ地点の端末装置がサーバ１をアクセスす
ると広告情報１，３，４，５を受信することになる。ま
た、Ｃ地点の端末装置がサーバ１をアクセスすると広告
情報５のみを受信することになる。なお、図３に示した
配布条件では、 １） 広告主の店舗または店舗以外の特定座標を中心と
する所定半径の円内に含まれる住戸を配布先として抽出
する方式 ２） 上記△△団地のように名称で特定できるエリアを
地図上に設定しておき、そのエリア名で配布エリアを指
定する方式（△△団地以外に、○○駅周辺や国道△△号
線沿線などの指定方式が考えられる。）の配布先の指定
方式を用いて配布先の端末装置を抽出するようにしてい
るが、これ以外に、 ３） 先に配布戸数を決定しておき、広告主の店舗また
はこれ以外の特定の座標を中心に配布戸数分の住戸を抽
出して配布先とする方式 ４） マニュアルで配付範囲を地図上に描き指定する方
式。すなわち、コンピュータディスプレイに地図を表示
し、この地図上で配付範囲をペンやマウスを用いてフリ
ーハンドで囲む。この囲まれた図形の範囲に含まれる住
居を抽出して配布先とする。

【００２４】また、上記実施形態では、配布時間帯の指
定や男性単身世帯を除くなど、配布エリア以外の選択条
件を指定しているが、これ以外の選択条件の指定も可能
である。

【００２５】また、上記実施形態では、配布する情報を
店舗の広告情報としているが、配布する情報としては、
町内会の回覧板，市の広報など公共情報の伝達にも適用
することができる。さらに、上記のように複数人に配布
する情報以外にも、ダイレクトメール，電話・電力等の
利用明細など個人宛の情報の配布に利用することもでき
る。また、複数人に配布する情報を店舗や公共機関以外
の個人から受け付け、個人情報の発信に用いることもで
きる。

【００２６】さらに、上記実施形態では住居内に固定的
に設置された端末装置を配布先の端末装置とするもので
あったが、移動する端末装置を配布対象とすることもで
きる。移動端末装置の位置を特定するための方式として
は、ＰＨＳ電話経由でアクセスしている端末装置の場合
には、ＰＨＳ電話機と交信しているＰＨＳアンテナ局が
どれかを検索することにより、そのアンテナ局から半径
１００ｍ〜２００ｍの精度で位置を特定することができ
る。また、自動車に搭載された移動端末装置の場合に
は、その自動車に設置されているカーナビゲーションシ
ステムから正確な測位データを読み出してこれをサーバ
に送信することにより、サーバが正確な位置を決定する
ことができる。また、カーナビゲーションシステム以外
にも携帯用ＧＰＳ測位装置と端末装置とを組み合わせた
ものを適用してもよい。

【００２７】移動端末装置に対して広告情報を配布する
場合、世帯をアンテナ局に置き換えて上記（１）〜
（４）の配布条件を適用すればよい。すなわち、配布エ
リアを上記（１）や（４）の方式を用いてアンテナ局の
範囲や局数で指定おき、アクセスした移動端末装置がこ
の範囲に存在するときにその移動端末装置を配布先とし
て選択するようにすればよい。

【００２８】また、ＰＨＳ電話を用いた移動端末装置を
配布先とする広告情報の場合、配布条件としてＰＨＳア
ンテナ局を指定するようにしてもよい。アクセスした移
動端末装置がこの指定されたＰＨＳアンテナ局を介して
交信している場合、その移動端末装置に対して上記広告
情報が配布される。

【００２９】なお、移動端末装置は、ビジネスマン、旅
行者などが利用している場合が多いため、ホテル，民
宿，キャンプ場，ガソリンスタンド，コンビニ，スーパ
ー，レストランなどの広告情報を配布すれば高い広告効
果を得ることが期待される。

【００３０】また、利用者が端末装置から自己の位置と
は異なる任意の場所（仮想の家）を指定できるようにし
てもよい。この仮想の家データが入力されると、サーバ
は、その場所を配布エリアとする広告情報を該端末装置
に対して送信する。これは、たとえば、利用者が引っ越
し先の住宅や仕事などの情報を事前に取得する場合など
に有効である。

【００３１】また、端末装置側から広告情報の配布範囲
を指定できるようにしてもよい。たとえば、通常の広告
情報は該情報の配布条件どおりでよいが、中古車の販売
情報のみは、遠距離のものであっても取得したい旨を端
末装置からサーバへ要求する。サーバは、通常の条件に
基づいて編集した広告情報に加えて配布範囲外の中古車
販売情報を検索し、これをページに付加して送信する。

【００３２】また、上記要求の内容をより詳細に指定で
きるようにしてもよい。たとえば、上記中古車の場合、
車種，年式，価格帯などの条件を端末装置からサーバへ
要求すれば、この端末装置を配布先としない広告情報の
なかからこの条件に適合するものを検索して通常の広告
情報に付加して送信する。この方式は、中古車以外に
も、たとえば中古住宅の広告情報を要求する場合、エリ
ア，価格，間取りなどの条件を指定できるようにしても
よい。

【００３３】また、広告情報の受け取りの範囲と分野を
端末側から、より具体的に指定できるようにしてもよ
い。たとえば、本来の配布条件に該当する広告情報の受
け取りの許可／拒絶の設定を可能にしてもよい。また、
端末装置から情報の分野毎に受取範囲の設定を許可し、
設定された範囲の情報を配布するようにしてもよい。

【００３４】なお、上記実施形態は、端末装置がサーバ
をアクセスしたとき、この端末装置を配布先とする広告
情報を編集して返送するシステムであり、図６（Ａ）の
形態を基本とし、同図（Ｂ）のように事前抽出リストを
用いることで、広告情報の抽出を迅速化しているが、各
端末装置（世帯）毎に配布すべき広告情報の識別番号を
リストアップしておくようにしてもよい（同図（Ｃ）参
照）。この場合には、各端末装置毎に設定されている事
前配布リスト２２２（図１参照）を用いる。このように
することにより、端末装置からアクセスがあったときの
広告情報の編集をより迅速化することができる。また、
端末装置側に広告情報をストックするメールボックス
（プロクシサーバなど）が存在する場合には、広告情報
が登録されたとき、図６（Ｄ）のように該当のメールボ
ックスへ直接配布してもよい。

【００３５】また、端末装置のサーバへのアクセスは、
利用者の操作によって行われるものであっても、端末装
置が自動的に（たとえば、装置の電源オン時に、また
は、一定時間毎に）行うものであってもよい。また、い
わゆるプッシュシステムを導入してサーバ１（プッシュ
サーバ）から端末装置（プッシュシステム用通信ソフ
ト）に広告情報を自動的に配信するようにしてもよい。

【００３６】また、広告情報の内容はテキストデータと
静止画像データのみならず、動画データ，音声データな
どのデータ形式のものを含めてもよい。

【００３７】

【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、広告情
報の配布先を端末装置のエリアなどの属性に基づいて決
定することにより、ローカルな情報を最も適した範囲に
配布することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の実施形態であるサーバを含む広告配
布システムの構成を示す図

【図２】同サーバの地図データベースの構成を示す図

【図３】同サーバの情報データベースの構成を示す図

【図４】同サーバの動作を示すフローチャート

【図５】複数の広告情報の配布エリアを説明する図

【図６】広告情報の各種配布方式を説明する図

【符号の説明】

１…サーバ、 ２…データベース ２１…情報データベース ２１０…広告情報記憶エリア ２１１…配布条件データ記憶エリア ２１２…事前抽出リスト ２２…端末属性データベース ２２０…地図データベース ２２１…世帯データベース ３…ネットワーク ４…端末装置

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数の端末装置と交信し、各端末装置に
   広告情報を送信する情報サーバであって、 広告情報とこの広告情報の配布先を選択する条件である
   配布条件データとを対応させて複数記憶した情報データ
   ベースと、 前記端末装置の属性と各広告情報の配布条件データとを
   比較し、前記条件に適合する広告情報を、該端末装置に
   対する送信情報として選択する選択手段と、 前記端末装置との交信時に、該端末装置に対する送信情
   報として選択された広告情報を読み出して編集し、前記
   端末装置に送信する情報送信手段と、 を備えたことを特徴とする情報サーバ。
2. 【請求項２】 前記複数の端末装置の識別情報を含む属
   性情報を記憶した端末属性データベースを備え、 前記選択手段は、該端末属性データベースから属性情報
   を読み出して前記配布条件データと比較する手段である
   請求項１に記載の情報サーバ。
3. 【請求項３】 前記選択手段は、端末装置との交信のま
   えに事前に実行される請求項１または２に記載の情報サ
   ーバ。
4. 【請求項４】 前記選択手段は、端末装置との交信時
   に、該交信中の端末装置について実行される請求項１ま
   たは２に記載の情報サーバ。