JP2003242076A - 情報提供装置及び情報提供方法並びに情報受信端末 - Google Patents

情報提供装置及び情報提供方法並びに情報受信端末

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JP2003242076A
JP2003242076A JP2002036202A JP2002036202A JP2003242076A JP 2003242076 A JP2003242076 A JP 2003242076A JP 2002036202 A JP2002036202 A JP 2002036202A JP 2002036202 A JP2002036202 A JP 2002036202A JP 2003242076 A JP2003242076 A JP 2003242076A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】施設や店舗などから提供される多数の情報の中
から消費者各個人の要求にマッチした情報を選択して取
得する。さらに情報提供者が多数の消費者の中から提供
情報にマッチした要求を持つ消費者個人を選択して情報
提供すると同時に消費者個人のマーケティングデータを
取得することを可能にし、且つ消費者個人の情報取得の
コストおよび情報提供者のマーケティングデータ収集コ
ストを低減する情報提供装置および情報提供方法を提供
する。 【解決手段】本発明に関わる情報提供装置は少なくと
も、提供する情報を記憶する記憶装置と、情報を情報受
信端末に直接送信することが可能な近距離通信インター
フェイス装置と、記憶装置と通信インターフェイスを制
御し、情報受信端末と交信して情報提供を行う制御装置
とを有するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は看板や表示装置など
の情報提供装置と携帯電話などの情報受信端末が直接通
信することによって、情報受信端末のユーザーが望む情
報だけを提供する装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】消費者への情報提供を目的とする様々な
手段が存在している。例えば街には多数の看板が存在し
ている。これらの看板は派手なデザインや企業のイメー
ジカラーや電飾などを施し、さらに映像ディスプレイ付
加する看板などを利用して集客及び顧客開拓を果たそう
としている。また、街頭ではチラシや割引券などやそれ
らを添付したポケット版のティシュペーパーなどを配布
することが行われており、消費者が購読しそうな雑誌や
パンフレットなどの印刷物にチラシや割引券などを添付
する事も一般的に行われている。
【0003】近年では、消費者が所持する携帯電話など
の情報受信端末からインターネットを利用して商品や店
舗の情報をHTMLファイルの形式で得てHTMLファイルを表
示した画面あるいはバーコードを提示することにより割
引などが受けられるシステムも開発されている。
【0004】また、インターネットを利用して情報提供
側が能動的に情報を消費者に提供する手段としては、消
費者が所持する携帯電話などの情報受信端末に電子メー
ルの形で情報や商品広告や割引券などを送り込むという
方法が多く採られている。さらに最近では、ユーザーの
現在位置に関連する情報を消費者の携帯電話に提供する
方法として、GPS(グローバルポジショニングシステ
ム)を利用する方法。或いは複数の携帯電話網通信基地
局の電波強度差を計算して携帯電話を所持する消費者の
位置を特定しピンポイントで位置を検出する方法などが
提案されている。
【0005】一方的な情報提供に止まらず消費者情報の
収集を目的とした手段に関しても様々な方法が提案され
ている。例えば、紙に印刷されたカードや磁気カード或
いはICカードなどを利用して会員カードを作成し、消費
者が店舗などで会員カードを提示することにより、割引
やポイント加算などのサービスを受けることと交換に、
消費者情報を収集する会員システムも多数導入されてい
る。これらのシステムは店舗などの施設への集客及び顧
客開拓を行い、自店への顧客の囲い込みと同時に顧客の
プロファイルデータと購入データを収集して、効果的な
マーケティングを行おうとするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のような
消費者への情報提供手段には、様々な課題が存在する。
例えば、多数の看板が顧客の目を引こうとしたり多くの
ことを伝えようとして、派手な色を多用したり、電飾或
いは映像ディスプレイを付加した結果、消費者にとって
は情報の洪水となっている。街頭で配布されているチラ
シや割引券などやそれらを添付したポケット版のティシ
ュペーパーやパンフレットの多くはすぐに捨てられるこ
ともおおく、街の美観をも損ねるばかりか環境負荷を増
加させるという問題がある。
【0007】また、印刷物に添付されたチラシや割引券
などを使用するためには、顧客はそれらの雑誌などの印
刷物を購買などの手段によって入手し、さらに利用する
であろうチラシや割引券などを予め切り取り、使用の機
会が来るまで所持しなければならないと言う問題があっ
た。このように、顧客側から見ると、チラシや割引券な
どを使用するためにはある程度の努力を要求される手段
で有るばかりでなく、提供側からみてもこれらの手段で
集客及び顧客開拓を行う場合、配布に多大な制作費、掲
載費、或いは人件費がかかると言う問題があった。
【0008】インターネットを利用して消費者に情報提
供を行う手段においては、消費者が能動的に情報やサー
ビスや割引券などを入手するためには、目的とする店舗
などの施設や店舗の名前商品名などからそれらの情報が
存在するサーバを検索したうえでリンクをたどる。ある
いは、様々な媒体によって告知されているURL(ユニ
バーサルリソースロケーション)を10キーなどの入力
手段を使用端末に入力する作業が必要だった。URL
は、例えばhttp://www.jyouhou-teikyou.co.jpのような
文字列であり、携帯電話などの情報受信端末でこれらの
URLを入力する作業は繁雑である上に、目的の情報に
辿り着くまでには、ほとんどの場合何度もリンクを辿っ
てページを受信する必要がある。携帯電話などの情報受
信端末は画面が小さいため、この作業は格段に増加する
傾向がある上に通信料金がかかるという問題があった。
【0009】このように、街頭などですぐに情報やサー
ビスや割引券などを入手したい場合にはネットワークと
情報受信端末を使用したス情報収集は決してピーディで
安価な手段とはいえなかった。また、インターネットを
利用して情報提供側が能動的に情報を消費者に提供する
手段として、ネットワーク上に多額のコストをかけてサ
ーバを設置し維持しなければならないと言う問題があっ
た。
【0010】さらに消費者が所持する携帯電話などの情
報受信端末に電子メールの形で情報を送り込むという方
法は、消費者がどの様な状況下でどの様な情報を望んで
いるかを判断せずに、消費者が望まない情報まで配信し
てしまうことも多く、消費者にとって望まない情報の洪
水を招くこともあった。特に、不特定多数の消費者に強
制的に情報を送り込む迷惑メール(スパムメール)は社
会問題にもなっていた。
【0011】GPSなどを利用して場所に関連する情報
を消費者の情報受信端末に提供する方法についても実現
には多額のコストがかかるばかりでなく、情報提供側が
これら複雑なシステムに連結して情報を提供する煩雑さ
の問題があった。根本的に目の前の施設や商店の情報を
わざわざネットワーク上で検索して取得することは不効
率であるともいえる。
【0012】一方、会員システムは事前に消費者・情報
提供側双方が双方のメリットを確認しあって情報の交換
やサービスの提供を行う方法であり、ユーザーにとって
も情報提供側にとっても様々なメリットがある。しか
し、現状では会員情報の取得に関しては、様々な課題が
ある。
【0013】例えば、年収・家族構成・趣味や嗜好、ラ
イフスタイルなど経年変化する項目については、情報の
更新をしてもらうための追加アンケートの仕組みをあら
かじめ用意しておかなければ会員情報はどんどん陳腐化
してしまい意味をなさなくなる。これら「履歴情報」の
取得は社内の管理体制やシステムに大きく依存すること
になる。例えば店頭で購買履歴を管理しようとすると、
ポイントカードシステムなどの導入や社員教育の徹底な
どが必要になる。このように会員システムを構築し数多
くの会員カードを発行し運用することによってマーケテ
ィングデータを収集するためには、多額のコストや人的
資源を費やして会員を募集獲得し、多額のコストと、多
くの手間をかけてシステムを維持しなければならないし
なければならないと言う問題があった。
【0014】また消費者側も、多数の施設で会員サービ
スの提供を受けようとすると、数多くの会員カードを作
成し常に持ち歩かねば、いざというときにサービスを提
供して貰うことが出来ないと言う問題があった。
【0015】また、上記した情報やサービスの提供手段
の多くは、国際化に伴って急速に増加している文字が異
なる文化圏の人々にとっては、可読不可能あるいはコミ
ュニケーションに手間がかかりあまり効果的ではないと
いう問題があった。
【0016】本発明は,このような状況に鑑みなされた
ものであり,本発明の目的は施設や店舗などから提供さ
れる多数の情報の中から消費者各個人の要求にマッチし
た情報を選択して取得する。さらに情報提供者が多数の
消費者の中から提供情報にマッチした要求を持つ消費者
個人を選択して情報提供すると同時に消費者個人のマー
ケティングデータを取得することを可能にし、且つ消費
者個人の情報取得のコストおよび情報提供者のマーケテ
ィングデータ収集コストを低減する情報提供装置および
情報提供方法を提供する。以上の装置及び方法によって
消費者が簡単にスピーディに望む情報をジャストインタ
イムで提供することを実現する。
【0017】この課題を解決するために、ユーザーの近
辺の施設や商店の情報やサービス、あるいはユーザーの
要求やプロファイル及び嗜好に応じた情報やサービス
を、安価に簡便にリアルタイムにユーザーにとって役に
立つ情報を提供者からは自動的に提供が、ユーザーから
は自動的に収集が行えしかも環境付加の低い、情報提供
装置と情報受信端末及び情報提供方法と情報受信方法を
提供する。さらにユーザー・顧客が要求する情報のレベ
ルに応じて、ユーザー・顧客の個人情報を取得し、さら
には自動的に会員登録を行う情報提供装置および方法を
提供する。さらに、国際化に伴って急速に増加している
文字が異なる文化圏の人々に対して、可読可能な店舗・
商品データを送受信する情報提供装置および方法を提供
することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段として、本発明では基本的に、赤外線やBlueto
othやETCや非接触ICカードなどの近距離通信インターフ
ェイスを有する携帯電話やICカードや自動車に搭載され
るETC装置などを情報受信端末として。予めそれらの情
報受信端末に情報受信端末を所持するユーザーが受信を
希望する情報の種類やユーザーのプロファイル・嗜好な
どの情報を記憶させておくことを特徴とする。
【0019】次に前述の情報受信端末に対応する近距離
通信インターフェイスを持つ情報提供装置を店舗の看板
や駅構内などの様々な施設に設置し、情報受信端末と情
報提供装置が相互に情報を交換することを可能にする。
この手段によりユーザーにとって役に立つ情報だけを選
択的に、しかも簡便に通信料金を伴わずに提供する装置
と方法を有することを特徴とする。
【0020】さらにユーザーが同意する場合には情報提
供装置が情報提供と交換にユーザーの情報受信端末から
ユーザーに関するマーケティングデータを収集する装置
と方法。そしてユーザー荷役に立つ情報とマーケティン
グデータの交換を自動的に行う装置と方法を有すること
を特徴とする。
【0021】また、本発明の解決手段は以下のような特
徴をも有する。
【0022】本発明に関わる情報提供装置は少なくと
も、提供する情報を記憶する記憶装置と、情報を情報受
信端末に直接送信することが可能な近距離通信インター
フェイス装置と、記憶装置と通信インターフェイスを制
御し、情報受信端末と交信して情報提供を行う制御装置
とを有するようにしたものである。
【0023】本発明に関わる情報提供装置は情報受信端
末に直接送信可能な近距離通信インターフェイスとし
て、赤外線(IrDA),またはBluetooth、または無線LAN
(IEEE802.11)、またはETC(Electronic To
ll Collection System)または非接触ICカード用無線を
有するようにしたものである。
【0024】本発明に関わる情報提供装置は、表示装置
を有するようにしたものである。
【0025】本発明に関わる情報提供装置は、異なるデ
ータ形式を扱う情報受信端末や記憶装置とも通信可能で
あるよう、制御装置にデータ変換装置を有するようにし
たものである。
【0026】本発明に関わる情報提供装置は、ユーザー
の要求或いは嗜好やプロフィールに合致した情報のみを
提供する制御装置を有するようにしたものである。
【0027】本発明に関わる情報提供装置は、情報受信
端末からの情報要求を受けてから情報を提供する制御装
置を有するようにしたものである。
【0028】本発明に関わる情報提供装置は、被情報提
供者の個人情報の要求及び収集を行う制御装置を有する
ようにしたものである。
【0029】本発明に関わる情報提供装置は、情報提供
装置が送信する情報のレベルに応じて、異なるレベルの
個人情報の要求及び収集をおこなう制御装置を有するよ
うにしたものである。
【0030】本発明に関わる情報提供装置は、ネットワ
ーク接続装置を持ち、ネットワーク上の記憶装置に蓄積
された情報の提供をおこなう制御装置を有するようにし
たものである。
【0031】本発明に関わる情報提供方法は、情報受信
端末に直接送信可能な通信方法と、記憶方法と通信イン
ターフェイスを制御する制御とを有するようにしたもの
である。
【0032】本発明に関わる情報提供方法は、表示方法
を有するようにしたものである。
【0033】本発明に関わる情報提供方法は、表示方法
が映像ディスプレイであり、表示している映像と連動し
た情報を提供する制御方法を有するようにしたものであ
る。
【0034】本発明に関わる情報提供方法は、制御方法
がデータ変換方法を持つことにより、異なるデータ形式
を扱う情報受信端末や記憶方法とも通信可能な制御方法
を有するようにしたものである。
【0035】本発明に関わる情報提供方法は、ユーザー
の要求或いは嗜好やプロフィールに合致した情報のみを
提供する制御方法を有するようにしたものである。
【0036】本発明に関わる情報提供方法は、情報受信
端末からの情報要求を受けてから情報を提供する制御方
法を有するようにしたものである。
【0037】本発明に関わる情報提供方法は、被情報提
供者の個人情報の要求及び収集を行う制御方法を有する
ようにしたものである。
【0038】本発明に関わる情報提供方法は、情報提供
方法が送信する情報のレベルに応じて、異なるレベルの
個人情報の要求及び収集をおこなう制御方法を有するよ
うにしたものである。
【0039】本発明に関わる情報提供方法は、ネットワ
ーク接続方法を持ち、ネットワーク上の記憶方法に蓄積
された情報を提供する制御方法を有するようにしたもの
である。
【0040】本発明に関わる情報受信端末は情報受信端
末内の記憶装置または脱着可能な記憶装置を有し、また
は相互認証されたネットワーク上のサーバ及び/又はホ
ームサーバとの接続手段を有し、それらの記憶手段に記
憶された個人情報および判断基準となるデータを情報提
供装置と自動的に情報交換を行うようにしたものであ
る。
【0041】本発明に関わる情報受信端末は情報受信端
末内の記憶本発明または脱着可能な記憶本発明を有し、
または相互認証されたネットワーク上のサーバ及び/又
はホームサーバとの接続手段を有し、それらの記憶手段
に記憶された個人情報および判断基準となるデータを情
報提供方法と自動的に情報交換を行うようにしたもので
ある。
【0042】本発明に関わる情報受信端末は近距離通信
インターフェイス及びインターネット接続機能を有し、
自動車に搭載されており走行中に情報受信出来るように
したものである。
【0043】本発明に関わる情報受信端末は近距離通信
インターフェイス及びインターネット接続機能を有する
ウェアラブルコンピューターであることを特徴とするも
のである。
【0044】
【実施の形態】本発明は、赤外線やBluetoothなどの通
信インターフェイスを持つ携帯電話や、近距離通信イン
ターフェイスを持つICカードや、自動車に搭載されるET
C装置などを情報受信端末として。予めそれらの情報受
信端末を所持するユーザーが受信を希望する情報の種類
やユーザーのプロファイル・嗜好などの情報を記憶させ
ておき。前述の情報受信端末に対応する近距離通信イン
ターフェイスを持つ情報提供装置を店舗の看板や駅構内
などの様々な施設に設置し、情報受信端末と情報提供装
置が相互に情報を交換することによって、ユーザーにと
って役に立つ情報だけを選択的に、しかも簡便に通信料
金を伴わずに提供する装置と方法。
【0045】およびにユーザーが同意する場合には情報
提供装置が情報提供と交換にユーザーの情報受信端末か
らユーザーに関するマーケティングデータを収集する装
置と方法。そしてユーザー荷役に立つ情報とマーケティ
ングデータの交換を自動的に行う装置と方法。さらにこ
れらの装置と方法を利用したサービス提供に関する提案
である。
【0046】以下,本発明の実施の形態の例について図
面を参照して説明する。ただしこれらの実施の形態は一
例であって,本発明の技術的範囲を限定するものではな
い。
【0047】以下の記述の中においては情報受信端末を
利用して情報を取得する消費者各個人を「ユーザー」と
表記する。ユーザーが能動的に情報受信端末を用いて情
報を要求する情報提供装置を「受動型情報提供装置」と
表記する。
【0048】また情報提供装置が能動的に消費者各個人
の情報受信端末に情報を配信する情報提供装置を「能動
型情報提供装置」として表記する。
【0049】さらに情報提供装置から提供される割引券
及び無料券、サービス、ニュース、商品情報及び施設情
報及び販売情報などを「情報」と表記する。
【0050】また各図面において、同一符号は同一また
は相当する部分を示す。1は、本発明の一実施の形態を
略示的に示すブロック図である。図1において、9はユ
ーザーが所持する携帯電話などの情報受信端末であり、
98は通信インターフェイス、91は液晶パネルなどの
表示装置、92は記憶装置、95はICカードなどの着脱
式記憶装置、99は10キーなどや音声入力装置などの
入力装置である。100は情報提供装置である、110
は表示部であり、塗料などで文字や図形を固定的に表示
する看板であることも可能であり、液晶ディスプレイ装
置などの映像ディスプレイ表示装置であることも可能で
ある。180aおよび180bは情報受信端末との通信イ
ンターフェイスであり、例えば赤外線やブルートゥース
あるいは無線LANやETC(エレクトリックトールコレク
ト)などの通信インターフェイスによって構成され、一
つの情報提供装置が複数の種類の通信インターフェイス
を持つことも可能である。260は情報提供装置の制御
装置であり、205は提供情報データを納めた記憶装置
であり、207はマーケティングデータを納めた記憶装
置である。205および207の記憶装置は制御装置2
60に内蔵することが可能であり、制御装置260自体
もまた情報提供装置100に内蔵することが可能であ
る。300はインターネットなどのネットワークであ
り、400はネットワーク上のサーバ装置である、46
0は制御装置260であり、405は提供情報データを
納めた記憶装置である。407はマーケティングデータ
を納めた記憶装置である記憶装置である。
【0051】情報データを納めた記憶装置405及びマ
ーケティングデータ記憶装置407は制御装置460に
内蔵することも可能である。500はユーザーの自宅や
会社などのユーザーの個人情報を保管するサーバが置か
れる場所であり、560はパソコンやホームサーバなど
ユーザーの個人情報を保管するサーバであり、ユーザー
の情報受信端末とはインターネットや電話回線などで接
続されている。
【0052】図2に赤外線通信インターフェイス装置の
例を示す。181がシリアルポートで制御装置のシリア
ルインターフェイスに接続されデータの送受信を行う。
183が情報受信端末への赤外線信号送信(発光)部で
この写真の赤外線インターフェイス装置の場合、発光時
の消費電力は約1Wで、信号の到達距離は約10mであ
る。182が情報受信端末からの赤外線信号受信(受
光)部である。右側のたばこの箱は赤外線通信インター
フェイス装置の大きさを説明するための比較対象物であ
る。
【0053】図3に情報提供装置の制御を行う制御装置
260のブロック図をしめす。261はCPUであり、
262はメインメモリ、263はタイマー、264は不
発揮性の記憶装置(ハードディスク等)、265はバ
ス、266は翻訳モジュール、267はデータ変換/解
析モジュールである。263のタイマー、266の翻訳
モジュール、及び267のデータ変換/解析モジュール
は、ソフトウェアによって実装し不発揮性の記憶装置
(ハードディスク等)264に納めて機能させることも
可能である。
【0054】図4に情報受信端末の例として携帯電話の
ブロック図を示す。また本発明に直接関係のない部分に
ついては一部説明を省略する。91は液晶ディスプレイ
などの表示装置、92はメインメモリ、93はCPU、
94は1/0制御装置、95はICカード等の脱着可能な
記憶装置、96は携帯電話網用RF通信回路、961は
アンテナ、97は画面制御装置、98は赤外線やブルー
トゥースなどの近距離通信用の通信インターフェイス、
99は10キーや音声入力装置などの入力装置、900
はバス、941はスピーカーやブザーなどの音声出力装
置である。また図5に、情報受信端末9が自動車に搭載
された例を示す。さらに図6に情報受信端末9をウェア
ラブルコンピューターの形で実施した例を示す。図5及
び図6において、図4と同一符号は同一または相当する
部分を示すので、その説明は省略する。
【0055】「実施の形態その1受動型情報提供装置」
図7の通信シーケンス図をもとに、受動型の情報提供装
置100における情報受信端末9に対する情報提供の方
法を説明する。受動型の情報提供装置100において
は、情報提供はユーザーの情報受信端末9の情報要求に
よって開始される。ユーザーは情報が欲しい場合には所
持する携帯電話などの情報受信端末9をもちいて、情報
提供装置100に対して情報要求操作を行う。情報要求
操作はユーザーの操作によるほかに、タイマーなどによ
って自動的に行うことも可能である。図8にユーザーの
情報受信端末9の表示装91における情報要求開始時の
操作画面の例を示す。
【0056】受動型の情報提供装置の通信インターフェ
イス180はユーザーの情報受信端末9の通信インター
フェイス98から送信される通信開始ステータスを受信
可能な通信待機状態にある。通信開始ステータスを受信
した情報提供装置100の通信インターフェイス180
は、通信が可能である場合には通信OKステータスを情報
受信端末9の通信インターフェイス98に返信する。情
報提供装置100の通信インターフェイス180からの
通信OKステータスを受信した情報受信端末9の通信イン
ターフェイス98は情報提供装置100の通信インター
フェイス180と接続状態に遷移し、情報受信端末9と
情報提供装置100の制御装置206は交信可能状態と
なる。交信可能状態となった情報受信端末9は情報提供
装置100の制御装置260に情報要求データを送信す
る。
【0057】<情報要求データ>図9に情報要求データ
の構成例、及び情報要求データの例を示す。情報要求デ
ータは様々な情報をもつ情報提供装置とユーザーの情報
受信端末9が相互に通信し、ユーザーが望む情報を得る
ことが出来るよう、ユーザーの希望する情報の条件が記
述されている。
【0058】情報提供装置には前述したようにデータ変
換/解析モジュール267が備わっているため。情報要
求データは各情報受信装置固有の言語よって記述されて
いてもよい。
【0059】情報要求データは、情報受信端末9の10
キーなどの入力装置99からユーザーの入力作業によっ
て入力される方法、脱着可能なICカード95などに予め
蓄積し情報受信端末9に挿入する事により入力する方
法、さらにはネットワーク上に情報要求データの雛形を
用意しておき自らの条件に合う情報要求データを情報受
信端末9にダウンロードする方法などによって情報受信
端末9のメモリに蓄積する事が出来る。また後述するよ
うに情報受信端末9と連携するユーザーの自宅に設置さ
れるホームサーバなどの記憶装置に蓄積されたユーザー
の個人情報やプロファイル及び嗜好情報を情報受信端末
9に取得し情報要求データを構成することも可能であ
る。
【0060】図9の例では情報要求データは通信インタ
ーフェイスの種別、交換するデータの形式、使用する言
語の種別、要求する情報のカテゴリ種別、要求する情報
のサブカテゴリ種別、情報の分類、終了コードによって
構成されている。また図10に示すように、ユーザーの
プロフィールなどを記述することにより、例えば「女性
に限って20%割り引き」などの情報を得る等さらにユ
ーザー個々にマッチした情報提供を受けることも可能で
ある。
【0061】<データ変換/解析モジュール>ユーザー
の情報受信端末9からの情報要求データを受信した制御
装置260は、ユーザーの情報受信端末9から送られて
きた情報要求データをデータ変換/解析モジュール26
7で解析可能な言語に変換した上で解析する。これは情
報受信端末によって、使用する言語及びデータ形式が異
なることがあるためである。例えば、携帯電話に付属の
赤外線モジュールから送られてくるデータはIRDA
(赤外線データ交換形式)で送受信される。さらには携
帯電話のブラウザに情報表示可能なマークアップ言語及
び画像形式としてA社はWML言語(ワイアレスマークア
ップランゲージ)とBMP(ビットマップ画像形式)及
びを使用し、D社はC-HTML言語(コンパクトハイパーテ
キストマークアップランゲージ)とGIF画像形式を使用
し、J社はMML言語とPNG画像形式を使用している
と言うように、情報受信端末ごとに使用する言語・画像
形式が異なる可能性がある。データ変換/解析モジュー
ル267は、これらの言語・画像形式を変換し、情報受
信端末が各々異なる言語・画像形式を使用していても、
制御装置260や記憶装置205が使用する言語(たと
えばXML(eXtensibleMarkupLanguage)等)に変換し
解析可能にする。また情報蓄積装置205やマーケティ
ングデータ記憶装置207に蓄積されたデータをデータ
変換/解析モジュール267で各情報受信端末が使用す
る言語に変換し送信する。図11にデータ変換/解析モ
ジュールの機能の概念図を示す。
【0062】制御装置260は解析した情報要求データ
の内容が、記憶装置205に存在するかを確認し、ユー
ザーの要求に合致する情報が存在する場合には制御装置
260は回答データをデータ変換/解析モジュール26
7で各情報受信端末が使用する言語に変換し、通信イン
ターフェイス180を経由して情報受信端末9に送信
し、情報要求データに該当する情報があることを通知す
る。ユーザーの要求に合致する情報が存在しない場合に
は、制御装置は回答データを送信しない。
【0063】回答データを受信した情報受信端末9は情
報提供装置が情報要求データに該当する情報を持つこと
を表示ディスプレイ91によってユーザーに通知し、1
0キーなどの入力装置99によるユーザーの受信OK操作
を待って、情報提供装置に受信OKステータスを送信す
る。ただしこの時、情報受信端末9は、回答データを受
信した場合に特にユーザーへの通知及びユーザー操作に
よる受信OKの操作を経ることなく、自動的に情報データ
受信OKのステータスを送信することも可能である。この
手段については後述する。
【0064】情報提供装置は情報受信端末9からの受信
OKステータスを受信すると、情報データを装置205か
ら引き出し必要に応じてユーザーの情報受信端末のデー
タ形式及び通信インターフェイス180の通信方法に合
わせてデータ変換/解析モジュール267で変換し、ユ
ーザーの情報受信端末9の通信インターフェイス98に
送信する。この時、ユーザー情報受信端末9からの情報
要求データにおける言語種別の内容に合わせて、翻訳モ
ジュール266によって情報内容を翻訳した後ユーザー
の情報受信端末9に送信することも可能である。さらに
制御装置260の翻訳モジュールを使用せずに、予め2
05の情報データを納めた記憶装置に数種類の言語で記
述された情報データを蓄えてユーザー情報受信端末9か
らの情報要求データの言語種別の内容に合わせて送信す
ることも可能である。
【0065】情報データのデータサイズが一回の通信で
送信しきれないほど大きい場合は、情報データを分割し
てなんどかに分けて情報受信端末9に送信する。情報デ
ータをすべて送信すると情報提供装置は通信終了ステー
タスを情報受信端末9に送信し通信を終了する。
【0066】<情報データ>図12に情報データの構成
例、及び情報データの例を示す。図12の例では情報デ
ータは通信インターフェイスの種別、交換するデータの
形式、言語の種別、要求する情報のカテゴリ種別、要求
する情報のサブカテゴリ種別、情報提供者および提供者
のID、情報の分類、情報データ本体、終了コードによ
って構成されている。ユーザーの情報受信端末9は受信
した情報データを、すぐに表示装置に表示しユーザーに
情報を提示することもできるし、一旦情報受信端末9内
の記憶装置に記憶した後にユーザーの操作によって表示
する事もできる。
【0067】「実施の形態その2Bluetooth通信インタ
ーフェイスを利用した受動型情報提供装置」また、本発
明の一実施の形態として、ブルートゥース通信インター
フェイスを利用する事も可能である。以下図13のブル
ートゥース通信シーケンスをもとに、ブルートゥース通
信インターフェイスを用いた情報提供の方法を説明す
る。
【0068】稼働状態にある情報提供装置の通信インタ
ーフェイス180は待機(スタンバイ)状態にあって、
情報受信端末9の通信インターフェイス98からの問い
合わせアクセスコードを監視する。情報受信端末9で情
報要求が開始されるとBluetooth通信インターフェイス
98は問い合わせモードに状態遷移する。問い合わせモ
ードに状態遷移した情報受信端末9の通信インターフェ
イス98は通信範囲内の稼働している情報提供装置を探
して通信リンクを確立するために、問い合わせアクセス
コード(Bluetooth通信インターフェイス98のIDパ
ケット)を発信する。問い合わせアクセスコード発信は
充分な応答を受信した場合あるいは問い合わせタイムア
ウト時間を超えるまで複数回繰り返される。
【0069】情報受信端末9の通信インターフェイス9
8から問い合わせアクセスコードを受信した情報提供装
置は、FHSパケット(情報提供装置のBluetooth通信
インターフェイス180のBluetoothデバイスアドレ
ス、クロックの値、機種種別で構成される応答パケッ
ト)を情報受信端末9の通信インターフェイス98に返
信する。情報提供装置の通信インターフェイス180は
FHSパケットの送信後、情報受信端末9の通信インタ
ーフェイス98からのFHSパケットの受信待機モード
になる。
【0070】情報提供装置の通信インターフェイス18
0からのFHSパケットを受信した情報受信端末9の通
信インターフェイス98は自らのBluetoothデバイスア
ドレス、クロックの値、機種種別で構成される応答パケ
ット(FHSパケット)を情報提供装置に送信する。
【0071】情報提供装置の通信インターフェイス18
0は情報受信端末9の通信インターフェイス98からの
応答パケット(FHSパケット)を受信すると、受信確
認のためにIDパケットを情報受信端末9の通信インタ
ーフェイス98に送信し、自らのクロックを情報受信端
末9の通信インターフェイス98のクロックの値に同期
させて接続状態に遷移し、情報提供装置と情報受信端末
は交信可能となる。
【0072】この時、複数の情報提供装置の通信インタ
ーフェイス180からの応答がある場合があるが、情報
受信端末9の通信インターフェイス98はBluetoothの
規格に沿って最高7台の情報提供装置と接続する事が出
来る。この時、複数の情報提供装置装置との接続は情報
受信端末9をマスター端末とし、情報提供装置をスレー
ブ端末として、情報受信端末9の通信インターフェイス
98のBluetoothクロックに同期させて、マスターがス
レーブに対して順次パケット交換を行うことによって成
立する。情報提供装置から応答パケットを受信し、交信
可能となった情報受信端末9は情報提供装置に情報要求
データを送信する、
【0073】ユーザーの情報受信端末9からの情報要求
データを受信した情報提供装置は、ユーザーの情報受信
端末9から送られてきた情報要求データを制御装置26
0のデータ変換/解析モジュール267で解析可能な言
語に変換した上で解析する。この時通信インターフェイ
スにおける、ベースバンド層やアプリケーション層など
の通信プロトコル処理は180が行うが、これらのプロ
トコル処理装置を260の制御装置内に納めることも可
能である。
【0074】制御装置260は解析した情報要求データ
の内容が、記憶装置205に存在するかを確認し、ユー
ザーの要求に合致する情報が存在する場合には回答デー
タを通信インターフェイス180を経由して情報受信端
末9に送信し、情報要求データに該当する情報があるこ
とを通知する。ユーザーの要求に合致する情報が存在し
ない場合には、制御装置は情報受信端末9にデータを送
信しない。
【0075】回答データを受信した情報受信端末9は情
報提供装置が情報要求データに該当する情報を持つこと
を表示ディスプレイ91によってユーザーに通知し、1
0キーなどの入力装置99によるユーザーの受信OK操作
を待って、情報提供装置に受信OKステータスを送信す
る。ただしこの時、情報受信端末9は、回答データを受
信した場合に特にユーザーへの通知及びユーザー操作に
よる受信OKの操作を経ることなく、自動的に情報データ
受信OKのステータスを送信することも可能である。この
手段については後述する。
【0076】情報提供装置は情報受信端末9からの受信
OKステータスを受信すると、情報データを装置205か
ら引き出し必要に応じてユーザーの情報受信端末のデー
タ形式及び通信インターフェイス180の通信方法に合
わせて変換し、ユーザーの情報受信端末9の通信インタ
ーフェイス98に送信する。
【0077】またユーザー情報受信端末9からの情報要
求データにおける言語種別の内容に合わせて、翻訳モジ
ュール266によって情報内容を翻訳した後ユーザーの
情報受信端末9に送信することも可能である。翻訳モジ
ュール266を使用せずに、予め205の情報データを
納めた記憶装置に数種類の言語で記述された情報データ
を蓄えてユーザー情報受信端末9からの情報要求データ
の言語種別の内容に合わせて送信することも可能であ
る。
【0078】この際情報データのサイズが一回の通信で
送信しきれないほど大きい場合は、情報データを分割し
てなんどかに分けて情報受信端末9に送信する。情報デ
ータをすべて送信すると情報提供装置は通信終了ステー
タスを情報受信端末9に送信し通信を終了する。
【0079】以上のようにユーザーの情報要求によって
ユーザーが要求する情報或いはユーザーの属性に合致し
た情報のみをネットワークを使用することなく直接に簡
易に安価に提供する情報提供装置が実現できる。
【0080】「実施の形態その3ユーザーの個人情報を
収集可能な情報提供装置」さらに、上述した発明に加え
て情報提供者が情報提供装置を利用して情報データをユ
ーザーに提供することと交換に、ユーザーに対し個人情
報提供の要求や会員登録の要求を行うことにより、マー
ケティングデータの収集やユーザーの囲い込みを実現す
るという、より効果的な情報提供装置及び方法を提供す
ることが可能である。
【0081】また、その場合には例えば図14で示され
るように、情報提供装置が提供する情報のレベルに応じ
て、異なるレベルの個人情報を要求することも可能であ
る。
【0082】例えば、図14では単なる情報のみの提供
にはユーザーの個人情報を要求しないが、10%割引券
を提供する場合には個人情報の一部を情報提供装置に送
信することを要求する。さらに一時間無料券を提供する
場合にはさらに多くの個人情報及び会員登録を要求する
という条件を示している。図15に情報提供と交換に個
人情報要求を行う際の情報要求データの例を示す。
【0083】図16の通信シーケンス図をもとに、ユー
ザーの個人情報を収集可能な情報提供装置の実施の形態
を説明する。またここでは説明の重複を避けるが、ブル
ートゥース通信インターフェイス等を利用することも可
能である。
【0084】ユーザーは情報が欲しい場合には所持する
携帯電話などの情報受信端末9をもちいて、情報提供装
置100に対して情報要求操作を行う。情報要求操作は
ユーザーの操作によるほかに、タイマーなどによって自
動的に行うことも可能である。図8にユーザーの情報受
信端末9の表示装置91における情報要求開始時の操作
画面の例を示す。
【0085】受動型の情報提供装置の通信インターフェ
イスはユーザーの情報受信端末9からの通信開始ステー
タスを受信可能な通信待機状態にある。通信開始ステー
タスを受信した情報提供装置の通信インターフェイス1
80は、通信が可能である場合には通信OKステータスを
情報受信端末9の通信インターフェイス98に返信す
る。情報提供装置の通信インターフェイス180からの
通信OKステータスを受信した情報受信端末9の通信イン
ターフェイス98は情報提供装置の通信インターフェイ
ス180と接続状態に遷移し、情報受信端末9と情報提
供装置の制御装置206は交信可能状態となる。交信可
能状態となった情報受信端末9は情報提供装置に情報要
求データを送信する。
【0086】ユーザーの情報受信端末9からの情報要求
データを受信した情報提供装置は、ユーザーの情報受信
端末9から送られてきた情報要求データを制御装置26
0のデータ変換/解析モジュール267で解析可能な言
語に変換した上で解析する。制御装置260は解析した
情報要求データの内容が、記憶装置205に存在するか
を確認し、ユーザーの要求に合致する情報が存在する場
合には当該情報を提供することと交換に、要求する個人
情報リクエスト項目が存在するかを、マーケティングデ
ータ記憶装置207に問い合わせ、当該情報を提供する
際に必要なユーザーの個人情報あるいは会員登録項目を
確認する。この当該情報を提供するための個人情報リク
エスト項目は、制御装置260の記憶装置内に蓄積して
おくことも可能である。
【0087】制御装置260はユーザーが要求する情報
データが存在することと、当該情報データと交換に要求
するユーザーの個人情報要求あるいは会員登録要求を組
み合わせて回答データとする、回答データは必要に応じ
てユーザーの情報受信端末のデータ形式及び通信インタ
ーフェイス180の通信方法に合わせて変換し、ユーザ
ーの情報受信端末9の通信インターフェイス98に送信
する。情報受信端末9は受信した情報提供装置の回答デ
ータ、つまり情報要求データに該当する情報を持つこと
と当該情報データと交換に要求するユーザーの個人情報
あるいは会員登録項目を表示ディスプレイによってユー
ザーに通知する。
【0088】ユーザーはディスプレイに表示された提供
される情報と自らの個人情報提供の得失を勘案し、情報
の取得を選択した場合には、情報受信端末9の10キー
や音声入力装置などの入力装置99によってユーザーの
個人情報あるいは会員登録項目を入力する。
【0089】また、ユーザーによる個人情報入力の煩雑
さを解決する方法として、例えば図17のような情報受
信端末9の表示装置91の画面例に示すように、ユーザ
ーは提供される情報のレベルと自らの個人情報提供の得
失を勘案し、情報の取得を選択した場合には情報受信端
末9の画面上でYESのボタンをクリックする等の操作
によって、情報受信端末9内の記憶装置に予め記憶され
た個人情報や、情報受信端末9に内蔵されるICカード9
5などに記憶された個人情報を情報提供装置に送信する
ことも可能であるこの時、個人情報を提供してまで情報
の提供をうけたくない場合は、NOのボタンをクリック
することで、個人情報の提供を拒否し通信の切断を行う
選択することもできる。
【0090】情報提供装置は受信したユーザーからの個
人情或いは会員登録データを制御装置260で解析し、
個人情報要求を満たしている場合は提供した情報と関連
づけて、マーケティングデータ記憶装置207に蓄積す
る、さらに情報データを納めた記憶装置205から情報
を引き出し、必要に応じて通信インターフェイスに合わ
せて変換し、ユーザーの情報受信端末9に送信する。ま
たユーザー情報受信端末9からの情報要求データの言語
種別の内容に合わせて翻訳モジュールで情報内容を翻訳
して該当する情報データをユーザーの情報受信端末9に
送信することもある。さらに制御装置260の翻訳モジ
ュールを使用せずに、予め情報データを納めた記憶装置
に数種類205の言語で記述された情報データを蓄えて
ユーザー情報受信端末9からの情報要求データの言語種
別の内容に合わせて送信することも可能である。
【0091】この際情報データのサイズが一回の通信で
送信しきれないほど大きい場合は、情報データを分割し
てなんどかに分けて情報受信端末9に送信する。情報デ
ータをすべて送信すると情報提供装置は通信終了ステー
タスを情報受信端末9に送信し通信を終了する。以上の
ようにユーザーの個人情報を収集可能な情報提供装置が
可能になる。
【0092】さらに本発明の実施の形態として上述した
携帯電話に装着可能なICカード等の記憶装置95の例と
してSIM(Subscriber Identity Module)カード、及
びUIM(UserIdentity Module)カードが上げられ
る。SIMカード及びUIMカードには、ユーザーの加
入権情報(ユーザーIDや通話料金の決済情報)などが
納められている。このためSIMカードやUIMカード
に記憶された個人情報を情報提供装置が取得すると情報
提供ばかりではなく、商品やサービスの販売及び決済ま
でをも行うことが可能になる。
【0093】「実施の形態その4情報提供装置と自動的
に情報を交換可能な情報受信端末」さらに、上述した発
明に加え、情報提供装置と自動的に情報を交換可能な情
報受信端末を実現することが可能である。
【0094】具体的にはユーザーが予め情報のレベルに
応じてどの程度の個人情報を提供してもよいかを、例え
ば図18のように個人情報提供レベルを情報受信端末9
の記憶装置に記憶させておいて、情報提供装置から提供
される個人情報要求あるいは会員登録要求を含む情報デ
ータに記述された情報のレベルと個人情報提供レベルと
照合し判定することによって、自動的に情報受信端末9
内の記憶装置に予め記憶された個人情報や情報受信端末
9に内蔵されるICカード95などに記憶された個人情報
を情報提供装置に送信することにより可能になる。
【0095】図19のシーケンス図をもとに情報提供装
置と自動的に情報交換する情報受信端末について説明す
る。またここでは説明の重複を避けるが、ブルートゥー
ス通信インターフェイス等を利用することも可能であ
る。ユーザーは情報が欲しい場合には所持する携帯電話
などの情報受信端末9をもちいて、情報提供装置100
に対して情報要求操作を行う。情報要求操作はユーザー
の操作によるほかに、タイマーなどによって自動的に行
うことも可能である。図8にユーザーの情報受信端末9
の表示装置91における情報要求開始時の操作画面の例
を示す。
【0096】受動型の情報提供装置の通信インターフェ
イスはユーザーの情報受信端末9からの通信開始ステー
タスを受信可能な通信待機状態にある。通信開始ステー
タスを受信した情報提供装置の通信インターフェイス1
80は、通信が可能である場合には通信OKステータスを
情報受信端末9の通信インターフェイス98に返信す
る。情報提供装置の通信インターフェイス180からの
通信OKステータスを受信した情報受信端末9の通信イン
ターフェイス98は情報提供装置の通信インターフェイ
ス180と接続状態に遷移し、情報受信端末9と情報提
供装置の制御装置206は交信可能状態となる。交信可
能状態となった情報受信端末9は情報提供装置に情報要
求データを送信する。
【0097】ユーザーの情報受信端末9からの情報要求
データを受信した情報提供装置は、ユーザーの情報受信
端末9から送られてきた情報要求データを制御装置26
0のデータ変換/解析モジュール267で解析可能な言
語に変換した上で解析する。制御装置260は解析した
情報要求データの内容が、記憶装置205に存在するか
を確認し、ユーザーの要求に合致する情報が存在する場
合には当該情報を提供するのと交換に要求する個人情報
リクエスト項目が存在するかを、マーケティングデータ
記憶装置207に問い合わせ、当該情報を提供する際に
必要なユーザーの個人情報あるいは会員登録項目を確認
する。この当該情報を提供するための個人情報リクエス
ト項目は、制御装置260の記憶装置内に蓄積しておく
ことも可能である。
【0098】制御装置260はユーザーが要求する情報
データが存在することと、当該情報データと交換に要求
するユーザーの個人情報要求あるいは会員登録要求を回
答データとして組み合わせ、必要に応じて回答データを
通信インターフェイスさらには情報受信端末9からの要
求するデータ形式や言語種別に合わせて変換し情報受信
端末9に送信する。
【0099】情報受信端末9は受信した情報提供装置の
回答データ、つまり情報要求データに該当する情報を持
つことと当該情報データと交換に要求するユーザーの個
人情報あるいは会員登録項目と、情報受信端末9記憶装
置92内に予め納めた、個人情報提供レベルとを比較照
合する。
【100】比較照合の結果、個人情報を提供し或いは会
員登録して情報を取得する場合は情報受信端末9内の記
憶装置に予め記憶された個人情報や、情報受信端末9に
内蔵されるICカード95などに記憶された個人情報を自
動的に情報提供装置に送信する。また、比較照合の結果
で個人情報の提供レベルと提供される情報レベルが基準
に合致しない場合は、個人情報の提供を拒否し通信の切
断を行う。
【0101】情報提供装置は受信したユーザーからの個
人情或いは会員登録データを制御装置260で解析し、
個人情報リクエスト項目を満たしている場合は提供した
情報と関連づけてマーケティングデータを納めた記憶装
置207に蓄積する、さらに情報データを納めた記憶装
置205から情報を引き出し、必要に応じて通信インタ
ーフェイスに合わせて変換し、ユーザーの情報受信端末
9に送信する。またユーザー情報受信端末9からの情報
要求データの言語種別の内容に合わせて翻訳モジュール
で情報内容を翻訳して該当する情報データをユーザーの
情報受信端末9に送信することもある。さらに制御装置
260の翻訳モジュールを使用せずに、予め情報データ
を納めた記憶装置205に数種類の言語で記述された情
報データを蓄えてユーザー情報受信端末9からの情報要
求データの言語種別の内容に合わせて送信することも可
能である。
【0102】この際、情報データのサイズが一回の通信
で送信しきれないほど大きい場合は、情報データを分割
してなんどかに分けて情報受信端末9に送信する。情報
データをすべて送信すると情報提供装置は通信終了ステ
ータスを情報受信端末9に送信し通信を終了する。
【0103】以上のように、情報受信端末9は情報提供
装置からの回答データを受信した場合に特にユーザーへ
の通知やユーザーの判断及びユーザー操作による受信OK
の操作を経ることなく、自動的にユーザーの要求する情
報のみを受信することが可能になり。さらに情報提供装
置が情報受信端末と自動的に交信することによりユーザ
ーの個人情報の収集或いは会員登録を行うことが可能に
なり。情報提供装置と自動的に情報交換する情報受信端
末が実現できる。
【0104】また、情報受信端末9にインターネットな
どのネットワークへの接続方法を付加することにより、
ネットワーク経由でユーザーの自宅に設置されたパソコ
ンやホームサーバなどに、ユーザー個人の情報要求デー
タや個人情報データや会員登録用情報データを用意して
おき条件に合うデータを情報受信端末9にダウンロード
し情報提供装置に送信することが可能である。
【0105】例えば、特願2001-23831「番組記録制御装
置および方法」にはユーザーの家庭内などに設置された
パソコンやホームサーバに、ユーザーのTV番組視聴に
関する嗜好情報を登録する方法が示されている。これら
のパソコンやホームサーバにはユーザーのTV視聴履歴
を初めとする行動履歴が日々蓄積され更新される。この
ユーザーの嗜好情報及び行動履歴(ユーザープロファイ
ル及びユーザープリファレンス)を、情報受信端末9の
情報要求データのキーワードとして使用することによ
り、ユーザーが常に情報受信端末へ情報要求項目を入力
する煩雑さが解決できるだけでなく。情報受信端末に多
くの記憶容量を持つ必要が無くなる。
【0106】さらに、ホームサーバにはファイアウォー
ルなど様々な個人情報を守るための仕組みが備わるた
め、ここに個人情報をおくことは、ネットワークからの
攻撃からにも安全であり、情報受信端末が悪意を持つ人
間に拾われても、中にはユーザーの個人情報は何にも入
っていないため、ユーザーの嗜好情報などを読みとられ
るなどの、セキュリティ上の問題をも解決できる。情報
受信端末が携帯電話などの記憶容量が小さい携帯端末で
あっても、ホームサーバと連携することで大量の個人情
報を扱うことができる、さらにホームサーバに情報受信
端末9がどの様な情報サービスを取得したのかを蓄積す
ることにより。ユーザーのプロファイルやプリファレン
スの情報が更新される。
【0107】さらに、この更新されたユーザーのプロフ
ァイルやプリファレンスをもとにユーザーの家庭内など
に設置されたパソコンやホームサーバが、ユーザーが興
味を持ちそうなTV番組を自動的に録画することも可能
になる。
【0108】上述の手段を実現するたには、情報受信端
末はユーザーの自宅や会社などの個人情報保管場所50
0に設置されているパソコンやホームサーバ560と電
話回線やインターネットを通じて予め相互に登録する事
で接続を可能にする必要がある。携帯端末などとホーム
サーバの登録方法については、特願2001-157835「制御
装置への被制御装置の登録方法および制御システム」に
示されている。特願2001-157835ではゲートウェイサー
バとホームサーバを分けて説明しているが、ホームサー
バにゲートウェイ機能を持たせることも可能である。
【0109】図1及び図21を元に、情報受信端末9が
インターネット300や電話回線を経由してユーザーの
自宅や会社などの個人情報保管場所500に設置された
パソコンやホームサーバ560などに存在する個人情報
や嗜好情報を取得して情報要求及び個人データ送信を行
うシーケンス図を示す。まず、情報受信端末9はユーザ
ーの自宅や会社などの個人情報保管場所500に設置さ
れたパソコンやホームサーバ560へ情報要求データを
要求する。
【110】パソコンやホームサーバ560の記憶装置に
はユーザーのプロファイルデータ及びプリファレンスデ
ータを構成するキーワードがXMLなどの言語によってタ
グを付与されて記述されている。パソコンやホームサー
バ560は情報受信端末からの情報要求データ要求を受
けると、タグに対応するユーザーのプロファイルデータ
及びプリファレンスデータをタグに対応する情報要求デ
ータの各項目としてコピーし情報要求データを作成す
る。
【111】作成した情報要求データはインターネット3
00や電話回線を経由して情報受信端末9に送信され
る。情報要求データを取得した情報受信端末9は付近の
情報提供装置に通信開始コマンドを送信する。以下は前
述の情報提供装置の機序と同様に情報要求データが交信
される。また情報提供装置から情報データと交換にユー
ザーの個人情報を要求された場合には、情報受信端末9
がインターネット300や電話回線を経由してパソコン
やホームサーバ560へ個人情報を要求する。
【112】パソコンやホームサーバ560が内部の記憶
装置にユーザーの個人情報及び図18に示すような個人
情報提供レベルを予め記憶しておくことにより、取得す
る情報データと公開する個人情報の得失を判断して、情
報受信端末にユーザーの個人情報を送信し、ユーザーの
情報受信端末9がパソコンやホームサーバ560から送
信されてきた個人情報を情報提供装置に送信することも
可能である。最終的に情報提供装置から情報受信端末9
に提供された情報データは、情報受信端末9からインタ
ーネット300や電話回線を経由してパソコンやホーム
サーバ560へ転送し、ユーザーの行動履歴として記録
することも可能である。
【0113】また、情報データを取得の度に情報受信端
末のディスプレイに表示し、情報データ取得をユーザー
に通知することが、必ずしもユーザーの利便性に結びつ
かないこともあり得る。そのような場合には情報受信端
末が取得した情報データを一旦ユーザーのパソコンやホ
ームサーバ560に蓄積して置いて、ユーザーが情報デ
ータを確認したいときに、パソコンやホームサーバ56
0から情報受信端末に転送することも可能である。
【0114】上述したような情報受信端末9とパソコン
やホームサーバ560の情報連携機能を利用して子供の
非行防止などに役立てることも可能である。最近では保
護者が子供の行動を把握しきれないなどの問題がある
が、子供が所持する情報受信端末がどの様な情報サービ
スを取得したのかをホームサーバに蓄積し保護者がこの
データを確認することにより、子供の嗜好や情報要求傾
向、行動履歴などを観察し良く行く場所や店舗などを把
握することが出来る。一方、パソコンを使用して家庭な
どで児童がインターネット閲覧をする際にアダルトコン
テンツなどを見られないようにアクセス制限をするソフ
トウェアなどが開発されている、これらのソフトウェア
を予め情報受信端末やホームサーバに組み込むことによ
り未成年が取得できない情報の設定を行う事も可能であ
る。
【0115】以上説明してきたように情報提供装置と情
報受信端末に加えユーザーの個人情報を蓄積するサーバ
と連携して自動的にユーザーの望む情報の取得を行うこ
とが可能になる。
【0116】「実施の形態その5「ネットワーク利用の
受動型情報提供装置」しかし、情報データを納めた記憶
装置205には、ユーザーが望む情報が蓄積されていな
い場合もある。また、情報提供装置がチェーン店に設置
されている場合などには、店舗のサーバ及び情報データ
を納めた記憶装置に205にのみ会員情報が存在して
も、他のチェーン店ではサービスを行うことが不可能で
ある。このような場合には情報提供装置をインターネッ
トなどのネットワークに接続し、ネットワーク上の情報
サーバや会員サーバが情報データを交換することにより
ユーザーが望む情報提供を行う事が考えられる。
【117】図20をもとにインターネットなどのネット
ワークに接続した情報提供装置の実施の形態を説明す
る。またここでは赤外線通信インターフェイスを利用し
た形態について説明するが、ブルートゥース通信インタ
ーフェイス等を利用することも可能である。情報要求は
ユーザーの操作によって、情報提供装置に向かって情報
受信端末9の通信インターフェイス98から通信開始ス
テータスを送信することによって開始される。受動型の
情報提供装置の通信インターフェイスはユーザーの情報
受信端末9からの通信開始ステータスを受信可能な通信
待機状態にある。
【0118】通信開始ステータスを受信した情報提供装
置の通信インターフェイス180は、通信が可能である
場合には通信OKステータスを情報受信端末9の通信イン
ターフェイス98に返信する。情報提供装置の通信イン
ターフェイス180からの通信OKステータスを受信した
情報受信端末9の通信インターフェイス98は情報提供
装置の通信インターフェイス180と接続状態に遷移
し、情報受信端末9と情報提供装置の制御装置206は
交信可能状態となる。交信可能状態となった情報受信端
末9は情報提供装置に情報要求データを送信する
【0119】ユーザーの情報受信端末9からの情報要求
データを受信した情報提供装置は、ユーザーの情報受信
端末9から送られてきた情報要求データを制御装置26
0のデータ変換/解析モジュールで解析する、制御装置
260は解析した情報要求データの内容が、205の情
報データを納めた記憶装置に存在するかを確認し、ユー
ザーの要求に合致する情報が存在する場合には、制御装
置260に回答する。
【0120】情報データを納めた記憶装置205にユー
ザーの要求に合致する情報が存在しない場合には、制御
装置260に情報が無いことを回答する。ローカルの情
報データを納めた記憶装置205にユーザーの要求に合
致する情報が存在しない場合、制御装置260は予め定
められたネットワーク上のサーバの制御装置460にユ
ーザーからの情報要求データに自らのIDを追加して転
送しユーザーの要求に合致する情報が存在するかどうか
を問い合わせる。
【0121】この場合情報提供装置のネットワーク接続
は常時接続であっても良いし、ローカルの情報データを
納めた記憶装置205にユーザーの要求に合致する情報
が存在しない場合のみにネットワークに情報提供装置の
制御装置260がダイアルアップ等を行うことによって
接続する形態であっても良い。
【0122】情報提供装置の制御装置260から転送さ
れた情報要求データを受信したネットワーク上のサーバ
装置400は、情報提供装置の制御装置260から送ら
れてきた情報要求データを制御装置460のデータ変換
/解析モジュールで解析可能な言語に変換した上で解析
する、制御装置460は解析した情報要求データの内容
が、405の情報データを納めた記憶装置に存在するか
を確認し、ユーザーの要求に合致する情報が存在する場
合には、制御装置460のIDに該当するアドレスに向
けて回答する。
【0123】ユーザーが要求する情報が存在することを
確認した制御装置460は、当該情報を提供するための
個人情報リクエスト項目をマーケティングデータ記憶装
置407に問い合わせ、当該情報を提供する際に必要な
ユーザーの個人情報あるいは会員登録項目を確認する。
この当該情報を提供するための個人情報リクエスト項目
は、制御装置460の記憶装置内に蓄積しておくことも
可能である。
【0124】制御装置460はユーザーが要求する情報
データが存在することと、当該情報データと交換に要求
するユーザーの個人情報あるいは会員登録項目を回答デ
ータとして組み合わせ情報提供装置の制御装置260に
送信する。制御装置460からユーザーが要求する情報
データが存在することと、当該情報データと交換に要求
するユーザーの個人情報あるいは会員登録項目を回答デ
ータとして組み合わせたデータを受信した制御装置26
0は必要に応じて回答データを通信インターフェイスさ
らには情報受信端末9からの要求するデータ形式に合わ
せて変換し情報受信端末9に送信する。
【0125】情報受信端末9は受信した情報提供装置の
回答データ、つまり情報要求データに該当する情報を持
つことと当該情報データと交換に要求するユーザーの個
人情報あるいは会員登録項目を、情報受信端末9記憶装
置92内に予め納めた、情報提供装置から提供される情
報のレベルに応じてどの程度の個人情報を提供してもよ
いかを判断する基準データをもとにして、情報提供装置
から提供される個人情報要求あるいは会員登録要求を含
む情報データに記述された情報のレベルと個人情報提要
求或いは会員登録項目とを比較照合する。
【0126】比較照合の結果、個人情報を提供し或いは
会員登録して情報を取得する場合は情報受信端末9内の
記憶装置に予め記憶された個人情報や或いは情報受信端
末9に内蔵されるICカード95などに記憶された個人情
報を情報提供装置に送信する。また、個人情報を提供し
てまで情報或いはサービスの提供をうけたくない場合
は、個人情報の提供を拒否し通信の切断を行う選択をす
る。
【0127】情報提供装置は受信したユーザーからの個
人情或いは会員登録データを制御装置260で解析し、
リクエスト項目を満たしている場合はネットワーク30
0を通じて、ネットワーク上のサーバ装置400に個人
情或いは会員登録データを転送する。この時ローカルの
マーケティングデータを納めた記憶装置207に個人情
或いは会員登録データをコピーして蓄積する事も可能で
ある。
【0128】ネットワーク上のサーバ装置400は転送
されたに個人情或いは会員登録データが個人情報要求を
満たしている場合は、マーケティングデータを納めた記
憶装置407に蓄積し、情報データを納めた記憶装置4
05から情報を引き出し、情報提供装置の制御装置26
0に送信する。制御装置260は、ネットワーク上のサ
ーバ装置400から受信した情報データを、通信インタ
ーフェイス180を経由して情報受信端末9に送信す
る。この時ローカルの情報データを納めた記憶装置20
5に転送されてきた情報データをコピーして蓄積する事
も可能である。
【0129】またユーザー情報受信端末9からの情報要
求データの言語種別の内容に合わせて翻訳モジュールで
情報内容を翻訳して該当する情報データをユーザーの情
報受信端末9に送信することも可能である。さらに制御
装置260の翻訳モジュールを使用せずに、予め205
の情報データを納めた記憶装置に数種類の言語で記述さ
れた情報データを蓄えてユーザー情報受信端末9からの
情報要求データの言語種別の内容に合わせて送信するこ
とも可能である。
【0130】この際情報データのサイズが一回の通信で
送信しきれないほど大きい場合は、情報データを分割し
てなんどかに分けて情報受信端末9に送信する。情報デ
ータをすべて送信すると情報提供装置は通信終了ステー
タスを情報受信端末9に送信し通信を終了する。
【0131】以上のようにインターネットに接続された
情報提供装置により、ローカルの情報提供装置にユーザ
ーが要求する情報が存在しない場合であっても、センタ
ーサーバ及びセンターサーバに接続された情報データベ
ースを利用することにより、ユーザーに情報を提供する
ことが可能なる。さらに、ローカルの情報提供装置及び
センターサーバに接続されたマーケティングデータ記憶
装置207及び407にどの様な属性のユーザーがどの
様な情報を必要としているのかを蓄積されることにより
情報提供者の商活動に利用できる。
【0132】情報提供装置がユーザーの情報要求データ
や情報取得履歴を、アクセスログとよばれるサーバの稼
働情報として収集し、ユーザー個人を特定するための会
員番号などのID情報とアクセスログを組み合わせるこ
とで、顧客ごとの会員情報として自動的に更新し管理す
ることが可能となる。
【0133】これらの自動的に更新された会員情報をロ
ーカル及びセンターサーバに接続されたマーケティング
データ記憶装置207及び407に蓄積されたマーケテ
ィングデータベースを相互に更新することにより、ある
情報提供装置で会員になったユーザーに対し、様々な場
所に設置した情報提供装置で様々な情報提供をおこなう
ことが可能になる。
【0134】例えば、ユーザーが様々な場所に設置され
た情報提供装置を通じて、情報提供を受けるたびに、セ
ンターサーバに接続されたマーケティングデータ記憶装
置407にどの様な情報提供を受けたのかが記録されて
ゆき、マーケティングデータ記憶装置407にユーザー
に関する情報が蓄積されて行く、例えば「月に2回以上
カラオケを楽しむユーザー」や「毎月末にフレンチレス
トランで外食するユーザー」などの属性が形成される。
これらの属性データを利用することにより、情報提供装
置からユーザーに対して、さらに的確な情報提供を行う
ことも可能になる。
【0135】また、これらのユーザーの属性をもとに、
会員データベースの中にある共通の属性を持ったユーザ
ー群を形成し、そのユーザー群に対して該当しそうな新
規情報や、新たなサービスなどの情報を提供することも
可能になる。
【0136】「実施の形態その6能動的情報提供装置」
次に情報提供装置から情報受信端末9に向けて情報の送
信を開始する能動型の情報提供装置及び方法について説
明する。能動型の情報提供装置においては情報提供装置
から情報受信端末9に向けて情報のリストが送信され、
情報受信端末9がそれら情報の内から、ユーザーの要求
にあった情報のみを選択して受信する。
【0137】図22に能動型の情報提供装置の通信シー
ケンスを示す、ただし情報受信端末内部の処理は前述し
た受動型情報提供装置のシーケンス図と同様であるので
省略する。
【0138】能動型の情報提供装置においては。まず情
報提供装置から情報受信端末に通信開始ステータスの発
信を開始する。通信開始ステータスの発信開始はタイマ
ーによる一定時間ごとの発信開始や、人体検知センサー
などによってユーザーが情報提供装置に近づいた場合に
発信を開始したり、また例えばネットワークサーバから
の新規情報の受信などのイベントによって通信開始ステ
ータスの発信を開始する事などが考えられる。
【0139】この際に赤外線通信インターフェイスを使
用する場合には、携帯電話などの製造メーカによって赤
外線通信インターフェイスの処理が異なることもあるた
め、図23に示すように能動型の情報提供装置の赤外線
通信インターフェイスからの通信開始ステータスは様々
な仕様の情報受信端末に向けた発信シーケンスを持ち、
情報提供装置が様々な製造メーカの通信インターフェイ
スの処理にあわせて複数の通信開始ステータスを順次発
信しこれを繰り返すことにより異なる製造メーカの情報
受信端末に対応する。
【0140】また、能動型の情報提供装置がBluetooth
通信インターフェイスを利用する場合には、情報受信端
末9の通信インターフェイス98は通信待機状態にあ
り、一定時間ごとに情報提供装置から送信される問い合
わせパケットをスキャンする。情報提供装置の通信イン
ターフェイスは一定の時間サイクルで様々な通信インタ
ーフェイスに向けて通信開始ステータス(Bluetooth通
信インターフェイスの場合には問い合わせパケット)を
繰り返し発信する。
【0141】情報提供装置の通信インターフェイス18
0からの通信開始ステータス(Bluetooth通信インター
フェイスの場合には問い合わせパケット)を受信した情
報受信端末9の通信インターフェイス98は、通信が可
能な場合には通信OKステータス(Bluetooth通信インタ
ーフェイスの場合にはFHSパケット)を返信する。通
信インターフェイス98からの通信OKステータス(Blue
tooth通信インターフェイスの場合にはFHSパケッ
ト)を受信した情報提供装置の通信インターフェイス1
80は情報受信端末9の通信インターフェイス98と接
続状態に遷移し、情報受信端末9と情報提供装置は交信
可能状態となる。
【0142】交信可能状態となった情報提供装置は、2
05に存在する情報データを提供情報リストの形式にし
てを情報受信端末9に返信する。情報受信端末9は受信
した提供情報リストを、表示装置91に表示し、さらに
スピーカー941からの音声などによって、ユーザーに
対し能動型の情報提供装置から提供情報リストを受信し
たことを通知する。図24に情報提供装置から受信し
た、情報データリストを情報受信端末の表示装置に表示
した例を示す。
【0143】ユーザーは、表示装置を確認し、必要な情
報或いはサービスを選択した後、情報データ受信要求を
行う。情報データは、受動型の情報提供装置と同様のシ
ーケンスに従って、情報提供装置から、ユーザーの情報
受信端末に送信される。この時、能動型の情報提供装置
においても前述した受動型の情報提供装置と同様の機序
によって、情報データをユーザーに送信することと交換
に、情報提供者が情報提供装置を利用してマーケティン
グデータの収集やユーザーの囲い込みを狙って、ユーザ
ーに対し個人情報提供の要求や会員登録の要求を行うこ
とも可能である。
【0144】また、能動型の情報提供装置も前述した受
動型の情報提供装置と同様の機序によってユーザーの操
作によることなく、予め情報受信端末の記憶装置内に記
憶された情報要求データと、情報提供装置から送信され
てきた情報データのリストと自動的に照合して、ユーザ
ーが必要とする情報データのみを受信する事も可能であ
る。
【0145】このように、能動型の情報提供装置は情報
受信端末に向けて能動的に情報提供を行うことが可能で
ある。しかも情報提供装置と情報受信端末の間でユーザ
ーの情報要求データを交換するため、ユーザーが望む情
報のみを提供/取得することが出来る。
【0146】以上に説明してきたような情報提供装置と
情報受信端末を利用することで、様々なサービスを展開
する事が考えられる。例えば町中に設置されている看板
やポスターや映像ディスプレイに本発明による情報提供
装置を付加することで、携帯電話などの情報受信端末に
よって情報やサービスの提供を受けることが可能にな
る。今までであれば、ユーザーにとって必要な情報が掲
示されている看板やポスター映像ディスプレイなどをユ
ーザーが探し当てる必要があった。
【0147】さらに当該看板やポスター映像ディスプレ
イなどに記されている情報をさらに詳細に知りたい場合
あるいは、商品を購入したい場合には、当該看板やポス
ター映像ディスプレイなどに記されている、電話番号や
地図を頼りに情報提供者に問い合わせをしたり、情報提
供者の施設を訪れて商品を購入したりする必要があっ
た。しかし本発明を利用すれば、ユーザーにとって必要
な情報はユーザーが情報提供装置が設置された近辺(近
距離通信の到達範囲)を歩行や走行するだけで得ること
が出来るようになる。
【0148】さらに、看板やポスターや映像ディスプレ
イだけでは知り得ない詳細な情報データも自動的に得る
ことが出来るばかりではなく、割引券やクーポン券を取
得したり商品そのものをその場で購入することも可能に
なる。
【0149】また、本発明はニュースなどの配信にも利
用できる、例えば最近では携帯電話等にニュースを配信
することが行われている。電車の中等でインターネット
経由でニュースを取得することは大変便利であるが、電
車内で携帯電話を使用することによる電磁の悪影響が問
題になっている。しかし電車内のサーバをインターネッ
トに接続したうえで電車内に情報提供装置を設置して、
車内の情報受信端末を持つユーザーに様々な情報やニュ
ースを提供することも可能である、本発明の一実施の形
態である赤外線通信インターフェイスを利用すれば、電
車の中や病院内などで問題なっている医療機器等に障害
を及ぼす波長の電磁波を出さずに情報を提供/取得する
ことが出来る。
【0150】また最近では様々な電子ペーパーが提唱さ
れている、電子ペーパーは紙のように薄く電子的なディ
スプレイで、板上に散布した着色粒子を電気的に動かす
ことなどによって文字や画像を表示するディスプレイ
で、今までの電子的なディスプレイに比較して極めて薄
く軽い上丸めたりする事も出来る。この電子ペーパーを
例えば新聞の様に利用するアイデアなどが出されてい
る。これは朝出勤前に自宅でインターネットなどからニ
ュースを電子ペーパーの記憶装置にダウンロードしてお
いて通勤の電車内などで読むというものである。
【0151】しかし、現状では解像度やメモリの問題か
ら、電子ペーパーに新聞のように多くの情報を乗せるこ
とは困難であり、ユーザーが必要な情報を電子ペーパー
によって提供するには限界がある。そこで本発明の情報
提供装置と組み合わせて、情報受信端末の表示装置を電
子ペーパーとすることことが考えられる。
【0152】情報受信端末のディスプレイに電子ペーパ
ーを利用し、情報要求データとしてユーザーの仕事に関
係のあるキーワードを登録したり、パソコンやホームサ
ーバ560に記録されたユーザーのTV視聴などの行動
履歴から、ユーザーが興味を持っている事柄をキーワー
ド化して、情報提供装置からニュースを取得する事によ
り、ユーザーにとって価値があるニュースなどの情報を
自宅以外でも、安価に容易に収集することが出来る。
【0153】さらに本発明を利用して、商品情報や施設
や店舗の情報、ニュースなどの他に様々な情報の提供/
取得が可能になる。例えば駅構内に情報提供装置を設置
する、ユーザーが情報受信端末にこの駅から横浜駅まで
の運賃を調べる情報要求データを情報受信端末に入力
し、駅に設置された情報提供装置と交信することによ
り、この駅から横浜駅までの運賃を回答とし取得するこ
とが可能になる。
【0154】さらに、情報受信端末に決済機能が付加さ
れていればその場で運賃を支払い切符を購入することが
可能になる。この場合は、情報受信端末の記憶装置に切
符のデータを記憶し、改札口にこの切符データを読み出
す近距離通信インターフェイスが備わっていることが必
要である。
【0155】この近距離通信インターフェイスは、情報
提供装置と同様のインターフェイスでもよいし、情報受
信端末内のICカードに切符データを蓄積し、改札口にIC
カード読みとりインターフェイスが付加されていても良
い。上述のような、アプリケーションの場合にはユーザ
ーが音声入力によって質問(のキーワード)を入力する
ことによって、スピーディ且つ簡便な情報提供が実現で
きる。
【0156】さらに、レストランなどで最寄り駅から自
宅最寄り駅への終電時刻の確認を行うなどの実施の形態
が考えられる。ユーザーが情報受信端末で「自宅最寄り
駅への終電時刻を確認」という情報要求データをレスト
ランに設置された情報提供装置に送信する。
【0157】レストランの情報提供装置にこの情報要求
に対応する情報データがない場合は、ネットワークを経
由して最寄り駅を通っている、鉄道サーバセンターサー
バに問い合わせる、この時レストランの情報提供装置か
らレストランの位置情報がジオコード(緯度と経度から
なる地球上の位置を示す2次元情報)などから最寄り駅
を割り出し、情報要求データ内に記述された自宅最寄り
駅までの終電時刻を回答する。また、レストランサーバ
が乗り換え案内ソフトウェアを利用して、情報受信端末
に情報データを回答することも考えられる。
【0158】さらに、例えば旅行情報などを提供/取得
する場合には、本発明を利用すれば例えば、情報受信端
末に情報要求データとして音声入力で、「旅行、沖縄、
2万円以下」、や「車検、2000CC、12万円以
下」などのキーワードを入力する。あとは、通りすがり
の、情報提供装置と情報受信端末が交信し情報要求デー
タに対するの回答が送られてくる。
【0159】このような本発明の利用の形態は、消費者
の情報収集の効率化をもたらすばかりでなく、情報提供
側にも、パンフレットを印刷する、電話帳や雑誌に広告
を掲載する。ユーザーからの電話やメイルでの問い合わ
せに対応する人間を配置する、などのコストを削減する
効果をもたらす。不特定多数のユーザーに向けた、雑誌
広告やパンフレットを大量に生産し配布することは、資
源の浪費にも繋がるので本発明の効果は大きいといえ
る。
【0160】
【発明の効果】以上説明してきたように、ユーザーの近
辺の施設や商店の情報やサービス、あるいはユーザーの
要求やプロファイル及び嗜好に応じた情報やサービス
を、安価に簡便にリアルタイムにユーザーにとって役に
立つ情報を自動的に情報提供および情報収集が行えしか
も環境付加の低い、情報提供装置と情報受信端末及び情
報提供方法と情報受信方法を提供する事が可能になっ
た。
【0161】さらにユーザー・顧客が要求する情報のレ
ベルに応じて、ユーザー・顧客の個人情報を取得し、さ
らには自動的に会員登録を行う情報提供装置および方法
を提供する事が可能になった。さらに会員登録を行った
ユーザーに対し、ユーザーが好む情報を自動的に配信す
る情報提供装置および方法を提供することが可能になっ
た。さらに、国際化に伴って急速に増加している文字が
異なる文化圏の人々に対して、可読可能な店舗・商品デ
ータを送受信する情報提供装置および方法を提供するこ
とが可能った。
【0162】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を略示的に示すブロック
【図2】赤外線通信インターフェイス装置の例
【図3】制御装置のブロック図
【図4】情報受信端末(携帯電話)のブロック図
【図5】情報受信端末を自動車に搭載した例
【図6】情報受信端末をウェアラブルコンピューターと
して実施した例
【図7】受動型の情報提供装置の通信シーケンス
【図8】ユーザーの携帯端末の情報要求開始の操作画面
【図9】情報要求データの構成例及び情報要求データの
【図10】ユーザープロファイル・嗜好情報を含むの情
報要求データの構成例及び情報要求データのデータの例
【図11】データ変換/解析モジュールの機能
【図12】情報データの構成例及び情報データの例
【図13】Bluetooth通信インターフェイス利用の情報
提供装置の通信シーケンス
【図14】情報提供装置が情報交換するための個人情報
要求項目の例
【図15】情報提供と交換に個人情報要求を行う際の情
報要求データの構成例
【図16】個人情報を収集する情報提供装置の通信及び
動作シーケンス
【図17】個人情報要求を携帯端末の画面に表示した例
【図18】個人情報提供レベルの構成例及び個人情報提
供レベルの例
【図19】情報提供装置と自動的に情報交換する情報受
信端末の通信及び動作シーケンス
【図20】ネットワーク上のセンターサーバを利用した
情報提供装置の通信シーケンス
【図21】ホームサーバーに判断基準データを持つ情報
受信端末の通信シーケンス
【図22】能動型の情報提供装置の通信シーケンス
【図23】能動型情報提供装置の赤外線通信インターフ
ェイスの通信開始ステータス発信シーケンスの例
【図24】情報リストを表示した携帯端末の画面例
【符号の説明】
9:ユーザーが所持する携帯電話などの情報受信端末
9、98:情報受信端末9の通信インターフェイス、9
1:情報受信端末9の表示装置、92:情報受信端末の
記憶装置、95:情報受信端末に脱着可能なICカードな
どの記憶装置、99:情報受信端末の10キーなどの入
力装置、100:情報提供装置、110:表示装置、1
80:情報受信端末9との通信インターフェイス、26
0:情報提供装置の制御装置、205:情報データを納
めた記憶装置、207:マーケティングデータを納めた
記憶装置、300:インターネットなどのネットワー
ク、400:ネットワーク上のセンターサーバ、46
0:センターサーバの制御装置、405:情報データを
納めた記憶装置、407:マーケティングデータを納め
た記憶装置、261:CPUで、262:メモリ、26
3;タイマー、264:不発揮性の記憶装置(ハードデ
ィスク等)、265:バス、266は翻訳モジュール、
267:データ変換/解析モジュール、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 330 G06F 17/60 330 506 506 510 510 G09F 19/00 ZEC G09F 19/00 ZECZ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報受信端末と直接交信可能な近距離通信
    インターフェイス装置と、記憶装置と近距離通信インタ
    ーフェイスを制御する制御装置とによって構成される、
    情報提供装置。
  2. 【請求項2】情報受信端末に直接送信可能な近距離通信
    インターフェイスが、赤外線(IrDA),またはBluetoot
    h、または無線LAN(IEEE802.11)、またはET
    C(Electronic Toll Collection System)または非接触
    ICカード用無線であることを特徴とする、請求項1の情
    報提供装置。
  3. 【請求項3】請求項1及び2の発明において、表示装置
    を備えたことを特徴とする、情報提供装置。
  4. 【請求項4】請求項3の発明において、表示装置が看板
    または映像ディスプレイであることを特徴とする、情報
    提供装置。
  5. 【請求項5】請求項1及び請求項2及び請求項3及び請
    求項4の発明において、制御装置がデータ変換装置を持
    つことにより、異なるデータ形式を扱う情報受信端末や
    記憶装置とも通信可能であることを特徴とする、情報提
    供装置。
  6. 【請求項6】請求項1及び請求項2及び請求項3及び請
    求項4及び請求項5の発明において、ユーザーの要求或
    いは嗜好やプロフィールに合致した情報のみを提供する
    ことを特徴とした、情報提供装置。
  7. 【請求項7】請求項1及び請求項2及び請求項3及び請
    求項4及び請求項5及び請求項6の発明において、情報
    受信端末からの情報要求を受けてから情報を提供するこ
    とを特徴とする情報提供装置。
  8. 【請求項8】請求項1及び請求項2及び請求項3及び請
    求項4及び請求項5及び請求項6及び請求項7の発明に
    おいて、被情報提供者の個人情報の要求及び収集を行う
    ことを特徴とした、情報提供装置。
  9. 【請求項9】請求項8の発明において、情報提供装置が
    送信する情報のレベルに応じて、異なるレベルの個人情
    報の要求及び収集をおこなうことを特徴とした、情報提
    供装置。
  10. 【請求項10】請求項1及び請求項2及び請求項3及び
    請求項4及び請求項5及び請求項6及び請求項7及び請
    求項8及び請求項9の発明において、ネットワーク接続
    装置を持ち、ネットワーク上の記憶装置に蓄積された情
    報を提供することを特徴とする、情報提供装置。
  11. 【請求項11】情報受信端末と直接交信可能な近距離通
    信方法と、記憶装置と近距離通信インターフェイスを制
    御する制御方法とを有する、情報提供方法。
  12. 【請求項12】情報受信端末に直接送信可能な近距離通
    信方法が、赤外線(IrDA),またはBluetooth、または無
    線LAN(IEEE802.11)、またはETC(Electron
    ic Toll Collection System)または非接触ICカード用
    無線であることを特徴とする、請求項1の情報提供方
    法。
  13. 【請求項13】請求項11及び12の発明において、表
    示方法を備えたことを特徴とする、情報提供方法。
  14. 【請求項14】請求項13の発明において、表示方法が
    看板または映像ディスプレイであることを特徴とする、
    情報提供装置。
  15. 【請求項15】請求項11及び請求項12及び請求項1
    3及び請求項14の発明において、制御方法がデータ変
    換方法を持つことにより、異なるデータ形式を扱う情報
    受信端末や記憶方法とも通信可能であることを特徴とす
    る、情報及びサービス提供方法。
  16. 【請求項16】請求項11及び請求項12及び請求項1
    3及び請求項14及び請求項15の発明において、ユー
    ザーの要求或いは嗜好やプロフィールに合致した情報の
    みを提供することを特徴とした、情報及びサービス提供
    方法。
  17. 【請求項17】請求項11及び請求項12及び請求項1
    3及び請求項14及び請求項15及び請求項16の発明
    において、情報受信端末からの情報要求を受けてから情
    報を提供することを特徴とする情報及びサービス提供方
    法。
  18. 【請求項18】請求項11及び請求項12及び請求項1
    3及び請求項14及び請求項15及び請求項16及び請
    求項17の発明において、被情報提供者の個人情報の要
    求及び収集を行うことを特徴とした、情報及びサービス
    提供方法。
  19. 【請求項19】請求項18の発明において、情報提供方
    法が送信する情報のレベルに応じて、異なるレベルの個
    人情報の要求及び収集をおこなうことを特徴とした、情
    報及びサービス提供方法。
  20. 【請求項20】請求項11及び請求項12及び請求項1
    3及び請求項14及び請求項15及び請求項16及び請
    求項17及び請求項18及び請求項19の発明におい
    て、ネットワーク接続方法を持ち、ネットワーク上の記
    憶方法に蓄積された情報を提供することを特徴とする、
    情報及びサービス提供方法。
  21. 【請求項21】情報受信端末内の記憶装置または脱着可
    能な記憶装置または、相互認証されたネットワーク上の
    サーバ及び/又はホームサーバに、個人情報および判断
    基準となるデータを持つことにより、請求項1及び請求
    項2及び請求項3及び請求項4及び請求項5及び請求項
    6及び請求項7及び請求項8及び請求項9及び請求項1
    0の発明による情報提供装置と自動的に情報交換を行う
    ことが可能な情報受信端末装置。
  22. 【請求項22】情報受信端末内の記憶方法または脱着可
    能な記憶方法または相互認証されたネットワーク上のサ
    ーバ及び/又はホームサーバに、判断基準となるデータ
    を持つことにより、請求項11及び請求項12及び請求
    項13及び請求項14及び請求項15及び請求項16及
    び請求項17及び請求項18及び請求項19の発明によ
    る情報提供方法と、自動的に情報交換を行うことが可能
    な情報受信方法。
  23. 【請求項23】情報受信端末が近距離通信インターフェ
    イス及びインターネット接続機能を備え自動車に搭載さ
    れており走行中に、情報受信出来ることを特徴とする情
    報及びサービス提供方法。
  24. 【請求項24】情報受信端末が近距離通信インターフェ
    イス及びインターネット接続機能を備えウェアラブルコ
    ンピューターであることを特徴とする情報及びサービス
    提供方法。
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