JP2003233619A - 情報配信システム、情報配信サーバ、情報処理サーバ、情報配信方法、情報処理方法、情報配信プログラム、情報処理プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

情報配信システム、情報配信サーバ、情報処理サーバ、情報配信方法、情報処理方法、情報配信プログラム、情報処理プログラム、及び記憶媒体

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JP2003233619A
JP2003233619A JP2002029547A JP2002029547A JP2003233619A JP 2003233619 A JP2003233619 A JP 2003233619A JP 2002029547 A JP2002029547 A JP 2002029547A JP 2002029547 A JP2002029547 A JP 2002029547A JP 2003233619 A JP2003233619 A JP 2003233619A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザに、複合商業施設などの案内情報を極
めの細かくかつ効率よく提供すること。 【解決手段】 情報配信サーバは、複合商業施設などの
案内情報を提供するサーバ装置であって、スキャナによ
ってICチップから読取ったチップIDから携帯電話の
メールアドレスを特定し、コンテンツを配信する。ユー
ザは、例えば、「カップル」、「ファミリ」、「友達」
などのカテゴリに分類されており、情報配信サーバは各
カテゴリごとに設定されたコンテンツを配信する。ユー
ザは、コンテンツの配信を受ける前に、自分の属するカ
テゴリを情報配信サーバに登録する必要がある。これ
は、「カップル」、「ファミリ」、「友達」などと表示
され、カテゴリごとに設置されたスキャナのうち、ユー
ザが自分の属するカテゴリのスキャナでICチップをス
キャンすることにより行われる。情報配信サーバはスキ
ャンしたスキャナからユーザのカテゴリを取得して、こ
れを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報配信サーバなど
に関し、例えば、登録されたユーザに情報を配信するも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、レストラン、映画館、商品販
売店などの複数の店舗が集まった複合商業施設や、各種
乗り物やアトラクションが集まったテーマパーク、遊園
地などでは、来場した客に、案内表示板、看板、チラ
シ、パンフレット、場内放送などで案内を行っている。
この複合商業施設などを訪れた客は、これらの案内を頼
りに、それぞれの好みに応じて、施設内を回遊し、商品
やサービスを購入している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した案内
方法では、以下に示すような問題点が発生することが考
えられる。まず、チラシ、パンフレットを配布したり、
看板を掲げたりする場合、案内内容が1度決定してしま
うと、途中からの内容変更が困難である。そのため、し
ばらくは、当初に作成した内容に固定して案内を行わざ
るをえない。また、チラシ、パンフレット、看板など
は、製作するのに時間を要するため、案内内容を事前に
計画しておく必要がある。そのため、実際に客に案内す
る時点と、これらの広告媒体の製作時期に大きな時間差
が生じ、タイムリーに案内をすることができない。
【0004】更に、チラシ、パンフレットの配布、看板
の提示により案内を行う場合、案内情報を掲載するスペ
ースが限られており、各テナントの細かい内容を掲載す
ることが困難である。加えて、客が自主的にチラシ、パ
ンフレットを入手したり、看板を見つけたりなど、案内
情報が客の自主性に任せて伝えられるので、案内情報の
伝達が困難である。
【0005】また、複合商業施設で各テナントが単独で
行うプロモーション活動は、全館で製作するパンフレッ
トなどの広告媒体には掲載しきれないので、効率的に客
を案内することができず、プロモーションロスが生じ
る。そして、案内表示板、看板、チラシ、パンフレッ
ト、場内放送などにより、案内情報を提供する場合、そ
の効果を把握することが困難である。また、複合商業施
設に来場する客は、カップル、ファミリ、友達づれな
ど、様々なカテゴリに属するが、これらの客が属するカ
テゴリごとに、きめ細かな案内情報を提供することが困
難である。
【0006】そこで、本発明の目的は、ユーザにきめの
細かい情報を効率よく提供することができる情報配信サ
ーバなどを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、配信先情報
取得装置と、前記配信先情報取得装置とネットワークで
接続可能に配設された情報配信サーバを含み、ユーザが
指定する配信先にコンテンツを配信する情報配信システ
ムであって、前記配信先情報取得装置は、前記ユーザか
らコンテンツを配信する配信先を特定する配信先情報
と、前記ユーザが選択したユーザ属性とを取得する配信
先情報取得手段と、前記取得した配信先情報と前記ユー
ザ属性とを情報配信サーバに送信する送信手段と、を具
備し、前記情報配信サーバは、前記配信先情報取得装置
から送信される、前記配信先情報と、前記ユーザ属性を
受信する配信先情報受信手段と、前記受信した配信先情
報と前記ユーザ属性を対応させて、前記配信先と前記ユ
ーザ属性を関連付ける関連付け手段と、前記配信先に、
当該配信先に前記関連付けられたユーザ属性に応じたコ
ンテンツを配信する配信手段と、を具備したことを特徴
とする情報配信システムを提供する。請求項2に記載の
発明では、ユーザが指定する配信先にコンテンツを配信
する情報配信サーバであって、コンテンツを配信する配
信先を特定する配信先情報を前記ユーザから取得する配
信先情報取得装置から、前記取得した配信先情報と、前
記ユーザが選択したユーザ属性を受信する配信先情報受
信手段と、前記受信した配信先情報と前記ユーザ属性を
対応させて、前記配信先と前記ユーザ属性を関連付ける
関連付け手段と、前記配信先に、当該配信先に前記関連
付けられたユーザ属性に応じたコンテンツを配信する配
信手段と、を具備したことを特徴とする情報配信サーバ
を提供する。請求項3に記載の発明では、前記配信先情
報取得装置は、前記ユーザ属性ごとに複数台設けられて
おり、前記配信先情報受信手段は、前記ユーザが選択し
た配信先情報取得装置から、当該配信先情報取得装置を
特定する情報を前記ユーザ属性として受信することを特
徴とする請求項2に記載の情報配信サーバを提供する。
請求項4に記載の発明では、前記配信先情報取得装置
は、ユーザにより複数からの属性情報を選択可能に構成
され、前記配信先情報受信手段は、前記ユーザが選択し
たユーザ属性を受信することを特徴とする請求項2に記
載の情報配信サーバを提供する。請求項5に記載の発明
では、前記配信手段は、予め配信時刻が設定されている
コンテンツを配信することを特徴とする請求項2に記載
の情報配信サーバを提供する。請求項6に記載の発明で
は、前記配信手段は、前記配信先情報取得装置が配信先
情報を取得した時刻を起点として計測した所定の時間に
配信時間が設定されているコンテンツを配信することを
特徴とする請求項2に記載の情報配信サーバを提供す
る。請求項7に記載の発明では、前記配信先情報受信手
段は、前記配信先情報取得装置から送信されてくる配信
先情報と当該配信先情報取得装置の識別情報を取得し、
前記取得した識別情報に対応付けられたコンテンツを特
定するコンテンツ特定手段を具備し、前記配信手段は、
前記特定したコンテンツを前記取得した配信先情報で特
定される配信先に配信する機能を更に備えたことを特徴
とする請求項2に記載の情報配信サーバを提供する。請
求項8に記載の発明では、前記配信先情報受信手段は、
前記配信先情報取得装置から送信されてくる配信先情報
と当該配信先情報取得装置の識別情報を取得し、前記取
得した識別情報に対応付けられた情報処理内容を特定す
る情報処理特定手段と、前記特定した情報処理内容に従
って、前記取得した配信先情報に関連付けられた所定の
情報を情報処理する情報処理手段と、を更に具備したこ
とを特徴とする請求項2に記載の情報配信サーバを提供
する。請求項9に記載の発明では、前記配信先情報は、
非接触型ICチップが送出するチップIDであり、前記
配信先情報読取装置は、前記非接触型ICチップから前
記チップIDを受信するスキャナであり、前記配信手段
は、前記取得したチップIDに対応付けられた宛先情報
に宛ててコンテンツを配信することを特徴とする請求項
2に記載の情報配信サーバを提供する。請求項10に記
載の発明では、前記端末装置は、携帯電話であって、前
記宛先情報は、前記携帯電話のメールアドレスであるこ
とを特徴とする請求項9に記載の情報配信サーバを提供
する。請求項11に記載の発明では、ユーザが選択した
情報処理を行う情報処理サーバであって、ICチップか
ら読込んだICチップ特定情報と、前記ユーザが選択し
た情報処理の内容を指定する指定情報とを読取装置から
受信する指定情報受信手段と、前記受信したICチップ
特定情報を用いて特定される情報を、前記受信した指定
情報で指定される情報処理の内容に従って情報処理する
情報処理手段と、を具備したことを特徴とする情報処理
サーバを提供する。請求項12に記載の発明では、前記
読取装置は、情報処理の内容ごとに複数台設けられてお
り、前記指定情報受信手段は、前記ユーザが選択した読
取装置から当該読取装置を識別する識別情報を前記指定
情報として受信することを特徴とする請求項11に記載
の情報処理サーバを提供する。請求項13に記載の発明
では、前記読取装置は、ユーザにより複数からの情報処
理の内容を選択可能に構成され、前記指定情報受信手段
は、前記ユーザが選択した情報処理の内容を前記指定情
報として受信することを特徴とする請求項11に記載の
情報処理サーバを提供する。請求項14に記載の発明で
は、前記情報処理の内容は、所定のコンテンツの配信、
ユーザに経済的な価値を付与する価値情報の発行のうち
の少なくとも1つを含む、2つ以上の内容から構成され
ていることを特徴とする請求項11に記載の情報処理サ
ーバを提供する。請求項15に記載の発明では、配信先
情報取得手段と、送信手段と、を具備した配信先情報取
得装置と、配信先情報受信手段と、関連付け手段と、配
信手段と、を具備した配信サーバがネットワークで接続
可能に配設された情報配信システムにおいて、ユーザが
指定する配信先にコンテンツを配信する情報配信方法で
あって、前記配信先情報取得装置において、前記配信先
情報取得手段で、前記ユーザからコンテンツを配信する
配信先を特定する配信先情報と、前記ユーザが選択した
ユーザ属性とを取得する配信先情報取得ステップと、前
記送信手段で、前記取得した配信先情報と前記ユーザ属
性とを情報配信サーバに送信する送信ステップと、前記
情報配信サーバにおいて、前記配信先情報受信手段で、
前記配信先情報取得装置から送信される、前記配信先情
報と、前記ユーザ属性を受信する配信先情報受信ステッ
プと、前記関連付け手段で、前記受信した配信先情報と
前記ユーザ属性を対応させて、前記配信先と前記ユーザ
属性を関連付ける関連付けステップと、前記配信手段
で、前記配信先に、当該配信先に前記関連付けられたユ
ーザ属性に応じたコンテンツを配信する配信ステップ
と、から構成されたことを特徴とする情報配信方法を提
供する。請求項16に記載の発明では、配信先情報受信
手段と、関連付け手段と、配信手段と、を具備したコン
ピュータにおいて、ユーザが指定する配信先にコンテン
ツを配信する情報配信方法であって、前記配信先情報受
信手段で、コンテンツを配信する配信先を特定する配信
先情報を前記ユーザから取得する配信先情報取得装置か
ら、前記取得した配信先情報と、前記ユーザが選択した
ユーザ属性を受信する配信先情報受信ステップと、前記
関連付け手段で、前記受信した配信先情報と前記ユーザ
属性を対応させて、前記配信先と前記ユーザ属性を関連
付ける関連付けステップと、前記配信手段で、前記配信
先に、当該配信先に前記関連付けられたユーザ属性に応
じたコンテンツを配信する配信ステップと、から構成さ
れたことを特徴とする情報配信方法を提供する。請求項
17に記載の発明では、指定情報受信手段と、情報処理
手段と、を具備したコンピュータにおいて、ユーザが選
択した情報処理を行う情報処理方法であって、前記指定
情報受信手段で、ICチップから読込んだICチップ特
定情報と、前記ユーザが選択した情報処理の内容を指定
する指定情報とを読取装置から受信する指定情報受信ス
テップと、前記情報処理手段で、前記受信したICチッ
プ特定情報を用いて特定される情報を、前記受信した指
定情報で指定される情報処理の内容に従って情報処理す
る情報処理ステップと、から構成されたことを特徴とす
る情報処理方法を提供する。請求項18に記載の発明で
は、配信先情報取得装置と、前記配信先情報取得装置と
ネットワークで接続可能に配設された情報配信サーバを
含み、ユーザが指定する配信先にコンテンツを配信する
情報配信システムに、情報配信機能を実現させるための
プログラムであって、前記配信先情報取得装置に、前記
ユーザからコンテンツを配信する配信先を特定する配信
先情報と、前記ユーザが選択したユーザ属性とを取得す
る配信先情報取得機能と、前記取得した配信先情報と前
記ユーザ属性とを情報配信サーバに送信する送信機能
と、を実現させ、前記情報配信サーバに、前記配信先情
報取得装置から送信される、前記配信先情報と、前記ユ
ーザ属性を受信する配信先情報受信機能と、前記受信し
た配信先情報と前記ユーザ属性を対応させて、前記配信
先と前記ユーザ属性を関連付ける関連付け機能と、前記
配信先に、当該配信先に前記関連付けられたユーザ属性
に応じたコンテンツを配信する配信機能と、を実現させ
る情報配信プログラムを提供する。請求項19に記載の
発明では、ユーザが指定する配信先にコンテンツを配信
する情報配信機能をコンピュータに実現させる情報配信
プログラムであって、コンテンツを配信する配信先を特
定する配信先情報を前記ユーザから取得する配信先情報
取得装置から、前記取得した配信先情報と、前記ユーザ
が選択したユーザ属性を受信する配信先情報受信機能
と、前記受信した配信先情報と前記ユーザ属性を対応さ
せて、前記配信先と前記ユーザ属性を関連付ける関連付
け機能と、前記配信先に、当該配信先に前記関連付けら
れたユーザ属性に応じたコンテンツを配信する配信機能
と、をコンピュータに実現させる情報配信プログラムを
提供する。請求項20に記載の発明では、ユーザが選択
した情報処理を行う情報処理機能をコンピュータに実現
させる情報処理プログラムであって、ICチップから読
込んだICチップ特定情報と、前記ユーザが選択した情
報処理の内容を指定する指定情報とを読取装置から受信
する指定情報受信機能と、前記受信したICチップ特定
情報を用いて特定される情報を、前記受信した指定情報
で指定される情報処理の内容に従って情報処理する情報
処理機能と、をコンピュータに実現させる情報処理プロ
グラムを提供する。請求項21に記載の発明では、配信
先情報取得装置と、前記配信先情報取得装置とネットワ
ークで接続可能に配設された情報配信サーバを含み、ユ
ーザが指定する配信先にコンテンツを配信する情報配信
システムに、情報配信機能を実現させるためのプログラ
ムを記憶したコンピュータが読取り可能な記憶媒体であ
って、前記配信先情報取得装置に、前記ユーザからコン
テンツを配信する配信先を特定する配信先情報と、前記
ユーザが選択したユーザ属性とを取得する配信先情報取
得機能と、前記取得した配信先情報と前記ユーザ属性と
を情報配信サーバに送信する送信機能と、を実現させ、
前記情報配信サーバに、前記配信先情報取得装置から送
信される、前記配信先情報と、前記ユーザ属性を受信す
る配信先情報受信機能と、前記受信した配信先情報と前
記ユーザ属性を対応させて、前記配信先と前記ユーザ属
性を関連付ける関連付け機能と、前記配信先に、当該配
信先に前記関連付けられたユーザ属性に応じたコンテン
ツを配信する配信機能と、を実現させる情報配信プログ
ラムを記憶したコンピュータが読取り可能な記憶媒体を
提供する。請求項22に記載の発明では、ユーザが指定
する配信先にコンテンツを配信する情報配信機能をコン
ピュータに実現させる情報配信プログラムを記憶したコ
ンピュータが読取り可能な記憶媒体であって、コンテン
ツを配信する配信先を特定する配信先情報を前記ユーザ
から取得する配信先情報取得装置から、前記取得した配
信先情報と、前記ユーザが選択したユーザ属性を受信す
る配信先情報受信機能と、前記受信した配信先情報と前
記ユーザ属性を対応させて、前記配信先と前記ユーザ属
性を関連付ける関連付け機能と、前記配信先に、当該配
信先に前記関連付けられたユーザ属性に応じたコンテン
ツを配信する配信機能と、をコンピュータに実現させる
情報配信プログラムを記憶したコンピュータが読取り可
能な記憶媒体を提供する。請求項23に記載の発明で
は、ユーザが選択した情報処理を行う情報処理機能をコ
ンピュータに実現させる情報処理プログラムを記憶した
コンピュータが読取り可能な記憶媒体であって、ICチ
ップから読込んだICチップ特定情報と、前記ユーザが
選択した情報処理の内容を指定する指定情報とを読取装
置から受信する指定情報受信機能と、前記受信したIC
チップ特定情報を用いて特定される情報を、前記受信し
た指定情報で指定される情報処理の内容に従って情報処
理する情報処理機能と、をコンピュータに実現させる情
報処理プログラムを記憶したコンピュータが読取り可能
な記憶媒体を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図1から図15を参照して詳細に説明する。 [実施形態の概要]まず、情報配信システムが携帯電話
を識別するための非接触型ICチップ(以下ICチッ
プ)をユーザの携帯電話に取り付ける。ICチップは、
チップID読取り用のスキャナに近づけると、スキャナ
にICチップに固有のチップIDを送信する。スキャナ
は、受信したチップIDを、当該スキャナを識別する情
報であるスキャナIDと共に情報配信サーバに送信す
る。
【0009】情報配信サーバは、チップID、携帯電話
のメールアドレス、ユーザのカテゴリ(カップル、ファ
ミリ、友達など)を対応付けるデータベースを有してお
り、受信したチップIDに対応するメールアドレスに対
して、当該メールアドレスが対応付けられているカテゴ
リ用の情報(例えばカップル用の情報)を送信する。
【0010】チップID、携帯電話のメールアドレス、
ユーザのカテゴリの対応付けは、ユーザが以下の登録手
続を行うことにより行われる。ユーザはICチップを入
手すると、ICチップに添付されているチップIDを本
文とする電子メールを情報配信サーバに送信する。情報
配信サーバは、受信した電子メールから送信元のメール
アドレスとチップIDを抽出し、これを対応付けて登録
する。
【0011】ユーザは、ICチップを登録した後、「カ
ップル」、「ファミリ」、「友達」などと、カテゴリが
表示された各スキャナのうち、自分の属するカテゴリの
スキャナでICチップをスキャンする。スキャナは、チ
ップIDと共にスキャナIDを情報配信サーバに送信す
る。スキャナIDにはカテゴリが対応付けられており、
情報配信サーバは受信したスキャナIDから、スキャン
したスキャナのカテゴリを判断する。そして、当該カテ
ゴリを受信したチップIDと関連付けて記憶する。以上
の登録処理により、チップID、携帯電話のメールアド
レス、ユーザのカテゴリが対応付けられる。
【0012】スキャナに割り当てるカテゴリは、上記の
ユーザの属性の他に、例えば、スタンプ発行用、ポイン
ト発行用、情報発信用など、任意のカテゴリを設定する
ことができる。スタンプ発行用、ポイント発行用のスキ
ャナは、例えば店舗のレジに設置される。
【0013】これらのスキャナがスキャンされた場合
は、それぞれユーザにスタンプ、ポイントを発行し、ス
タンプ、ポイントが所定の数量だけ蓄積されると、割引
料金にて施設が利用できるなどの特典をユーザに提供す
ることができる。また、情報発信用のスキャナがスキャ
ンされた場合は、ユーザの携帯電話に広告コンテンツな
どの情報を送信する。このように、本実施の形態では、
スキャナにカテゴリを設定することにより、ユーザに多
様なサービスを提供することができる。
【0014】[実施形態の詳細]図1は、本実施の形態
に係る情報配信システム1の論理的な構成を示したブロ
ック図である。情報配信システム1は、携帯電話2、I
Cチップ5、基地局15、ネットワーク8、情報配信サ
ーバ10、商業エリア11などから構成されている。商
業エリア11は、テナント3、3、3、・・・、各種の
スキャナ7、7、7、・・・、コンピュータ9、ICチ
ップ配布所4などから構成された複合商業施設である。
【0015】ここで、テナント3、3、3、・・・、
は、例えば、レストラン、喫茶店、展示場、遊技場、水
上バス乗場などの店舗である。以下では、テナント3、
3、3、・・・、はテナント3と記し、スキャナ7、
7、7、・・・、はスキャナ7と記す。また、図1で
は、携帯電話2は1台のみ記載してあるが、これは、複
数台存在することができる。
【0016】これらの構成要素のうち、情報配信サーバ
10、基地局15、スキャナ7は、ネットワーク8によ
って通信可能となっており、基地局15と携帯電話2、
及びスキャナ7とICチップ5は、それぞれ無線により
通信可能となっている。
【0017】携帯電話2は、インターネットに接続が可
能な携帯電話であって、通常の音声通話を行う通話モー
ドの他に、インターネット上のWebサイトにアクセス
してWebページを閲覧したり、電子メールの作成・送
信及び受信を行うインターネットモードを備えている。
【0018】携帯電話2は、固有のメールアドレスを有
しており、このメールアドレスを指定することにより、
ネットワーク8上のサーバ装置やクライアント端末装置
などから携帯電話2に電子メールを送信することができ
る。通話モード、インターネットモードの何れのモード
の場合でも、携帯電話2は、基地局15と無線通信する
ことによりネットワーク8にアクセスする。
【0019】基地局15は、セルと呼ばれる1基地のエ
リア内にある携帯電話2と無線通信する。基地局15
は、同一エリア内にある複数の携帯電話2と同時に通信
回線を確立することができる。基地局15は、携帯電話
2を通常の公衆回線に接続し、ユーザに音声通話による
サービスを提供する他、携帯電話2をインターネットに
接続し、携帯電話2からネット上のWebサーバやメー
ルサーバなどが提供するサービスを利用するようにする
こともできる。
【0020】携帯電話2には、ICチップ5が埋め込ま
れたストラップ6が取り付けられている。これは、IC
チップ5を用いたサービスを提供しようとする事業者が
ICチップ5を埋め込んだストラップ6をICチップ配
布所4で配布し、これをユーザが自分の携帯電話2に取
り付けたものである。ICチップ5は、印刷技術などを
用いて生成した小型のアンテナを有しており、スキャナ
7から発せられる電波によってこのアンテナに誘導起電
力を生じることができる。そしてICチップ5はこの誘
導起電力によって駆動される。
【0021】ICチップ5には、固有のIDであるチッ
プIDが割り当てられている。そしてICチップ5は駆
動されると、このチップIDをスキャナ7に送信するよ
うになっている。後述するようにチップIDと携帯電話
2のメールアドレスは対応付けられており、チップID
はコンテンツの配信先(メールアドレスで特定される記
憶領域)を特定する配信先情報を構成している。
【0022】本実施の形態では、ICチップ5をスキャ
ナ7に10cm程度近づけると、ICチップ5が駆動さ
れるようになっている。このように、ICチップ5をス
キャナ7にかざして駆動させる行為をスキャンと呼ぶこ
とにする。なお、このチップIDは、RFID(Rad
io Frequency Identificati
on)と呼ばれることもある。
【0023】コンピュータ9は、各スキャナ7から出力
データを集約し、これに出力データの受信時刻を付加し
たり、データ形式を送信用に変換したりなど、所定の処
理を施して情報配信サーバ10に送信する一種の中継局
を構成している。
【0024】スキャナ7は、ICチップ5からチップI
Dを受信し、これをコンピュータ9を介して情報配信サ
ーバ10に送信する装置である。このスキャナ7は配信
先情報取得装置を構成している。スキャナ7は、ICチ
ップ5と無線通信を行うためのアンテナを備えている。
このアンテナからは常時電波が放出されており、ユーザ
がICチップ5をこのアンテナにかざすなどして近づけ
ると、スキャナ7が放射している電波によってICチッ
プ5を駆動することができる。
【0025】本実施の形態では、ICチップ5とスキャ
ナ7との距離が10cm以下程度になると、ICチップ
5がスキャナ7にチップIDを送信するように構成した
が、技術的にはこの送受信距離を1メートル位まで伸ば
すことが可能である。本実施の形態では、送受信距離を
10cm程度にすることにより、ユーザがシステム側に
アクセスするために自らICチップ5をスキャンする必
要があるようにした。即ち、ユーザはシステムとアクセ
スするかしないかを選択することができる。
【0026】スキャナ7は、コンピュータ9を介してネ
ットワーク8に接続可能となっている。そして、各スキ
ャナ7は、自らを他のスキャナ7から識別するためのス
キャナIDを備えている。スキャナ7は、ICチップ5
からチップIDを受信すると、受信したチップIDと自
己のスキャナIDをネットワーク8経由で情報配信サー
バ10に送信する。このように、スキャナ7は情報配信
サーバ10にデータを送信する送信手段を備えている。
【0027】スキャナ7には、それぞれカテゴリが設定
してある。このカテゴリには、大きく分けて、ユーザの
属性を分類するためのユーザカテゴリと、ユーザに対し
て行う情報処理の種類を指定する処理カテゴリーがあ
る。ユーザカテゴリは、例えば「カップル」、「ファミ
リ」、「友達」とか、「10代」、「20代」、「30
代」とか、あるいは「男性」、「女性」といったよう
に、ユーザ属性を用いてユーザを分類するものである。
【0028】ユーザは、商業エリア11に入場する際
に、以下のようにしてこれらカテゴリに分類される。商
業エリア11の入口付近に、「カップルのお客様はここ
でスキャン」、「ファミリのお客様はここでスキャ
ン」、「友達のお客様はここでスキャン」などと表示し
た3台のスキャナ7を設置し、ユーザに自分の属するカ
テゴリのスキャナ7でICチップ5をスキャンしてもら
う。情報配信サーバ10は、チップIDを送信してきた
スキャナ7を認識し、当該ユーザを当該スキャナ7のユ
ーザカテゴリに分類する。
【0029】処理カテゴリーには、例えばスタンプ、ポ
イント、情報発信などがある。スタンプ用のスキャナ7
がスキャンされれるとそのユーザにスタンプが発行され
る。スタンプは、所定の数量を蓄積するとプレゼントが
もらえるなどの特典を受けることができる。ポイント用
のスキャナ7がスキャンされた場合、そのユーザにポイ
ントが発行される。ポイントも、所定の数量を蓄積する
と特典を受けることができる。
【0030】スタンプ用、ポイント用のスキャナ7は、
例えば、テナント3のレジ付近に設置し、ユーザが代金
を支払う際に店員が「ここでスキャンするとポイントが
発行されますよ」などと声をかけ、ユーザがスキャンす
るとスタンプやポイントが発行されるようになってい
る。
【0031】なお、本実施の形態では、スタンプは、ユ
ーザが支払った代金などに関係なく、所定の数量だけ発
行されるものとし、ポイントはユーザが支払った金額に
応じるなどして発行数が変化するものとする。このよう
に、ポイントやスタンプは、ユーザに経済的な価値を付
与する価値情報と言うことができる。このように、1つ
のICチップ5で複数テナントのポイントを管理するこ
とが可能である。
【0032】情報発信用のスキャナ7がスキャンされた
場合、当該スキャナ7で特定されるスポットコンテンツ
が情報配信サーバ10からユーザの携帯電話2に電子メ
ールとして送信される。後述するように、ユーザに配信
されるコンテンツには、所定の時間割にしたがって固定
的に配信される番組コンテンツと、ユーザが情報発信用
のスキャナ7でスキャンした場合に配信されるスポット
コンテンツがある。
【0033】情報発信用のスキャナ7は、例えば、展示
場で展示品の近くに設置され、このスキャナ7がスキャ
ンされた場合に、当該展示品の詳しい情報をスポットコ
ンテンツとしてユーザに配信する。例えば、くじらの模
型が展示品であった場合、当該くじらの体調などのデー
タを記したテキストデータや、当該くじらの動画や泣き
声などをスポットコンテンツとして提供することができ
る。この他に、看板に情報発信用のスキャナ7を設置
し、ユーザが看板をスキャンすると、更に詳しい情報が
ユーザの携帯電話2に配信されるようにすることもでき
る。
【0034】以降、スポットコンテンツと番組コンテン
ツを特に区別しない場合は、単にコンテンツと呼ぶこと
にし、ユーザカテゴリと処理カテゴリを特に区別しない
場合は、単にカテゴリと呼ぶことにする。
【0035】番組コンテンツは、例えば、レストランや
喫茶店の割引や混雑具合の案内、ホテルの予約案内、夕
日を楽しむための夕日案内、バンジージャンプや利き酒
大会などのイベント案内、映画や演劇の開始時間や入場
料割引に関する劇場案内、駐車場の混雑具合を知らせる
駐車場案内、終電の発車時刻を知らせる終電案内、土産
物屋案内、博物館や水上バス乗場など施設に関する施設
案内などがある。ユーザは、受信した番組コンテンツに
基づいて商業エリア11を回遊することができる。ま
た、これらの番組コンテンツと同内容のものをスポット
コンテンツとして配信することもできる。
【0036】スキャナ7の処理カテゴリは、上記のもの
に限らず、各種のカテゴリを設定することができる。例
えば、処理カテゴリ「支払」を設けることができる。こ
れは、ユーザが、予めお金を情報配信システム1側に前
払いしておき、買物代金をこの前払い金で決済するもの
である。ユーザは支払の際に、支払用のスキャナ7でI
Cチップ5をスキャンし、一方店員は支払代金を端末な
どから入力する。情報配信サーバ10は、チップIDで
ユーザを特定し、ユーザの前払い金から支払代金を減算
する。
【0037】情報配信サーバ10は、スキャナ7からチ
ップIDを受信し、コンテンツを電子メールで携帯電話
2に送信するサーバ装置である。情報配信サーバ10
は、携帯電話2のメールアドレスとICチップ5のチッ
プIDと、ユーザの属するカテゴリを対応付けたユーザ
データを保有している。
【0038】情報配信サーバ10は、スキャナ7からチ
ップIDを受信した場合、このユーザデータを用いて、
チップIDに対応する携帯電話2の電子メールアドレス
とユーザのカテゴリを特定することができる。メールア
ドレスとチップIDを対応付けさせる処理は紐付けなど
と呼ばれ、本実施の形態では、ユーザが携帯電話2から
情報配信サーバ10にアクセスすることにより、情報配
信サーバ10側で自動的に行えるようになっている。
【0039】この紐付けは、次のようにして行われる。
ユーザがICチップ5をICチップ配布所4からもらっ
た際に、携帯電話2から当該ICチップ5のチップID
(例えば、13桁の数値)をメール本文として情報配信
サーバ10に送信する。通常、電子メールには、送信元
のメールアドレスが自動的に付加されるため、情報配信
サーバ10は、受信した電子メールからチップIDとメ
ールアドレスを抽出することができる。そして、抽出し
たチップIDとメールアドレスを対応付けてユーザデー
タとして記憶する。
【0040】更に、紐付け時のなりすまし防止などセキ
ュリティを高めたい場合は、チップIDを本文とする電
子メールを受信した際に、ワンタイムパスワードを付加
したメールアドレス宛てに送信し、このワンタイムパス
ワードを返信してもらうようにする。このように、IC
チップ5の申込時のメールアドレスに、確認用のワンタ
イムパスワードを送信して更に返信してもらうことによ
り、最初に登録を申し込んできた端末装置が確かに携帯
電話2であることを確認することができる。
【0041】また、情報配信サーバ10は、スキャナI
Dとカテゴリを対応付けたスキャナデータを持ってお
り、スキャナ7から受信したスキャナIDにより、当該
スキャナ7のカテゴリを認識することができる。そし
て、情報配信サーバ10は、例えば、ユーザが商業エリ
ア11に入場した際にカップル用のスキャナ7をスキャ
ンした場合は、以降、当該ユーザにカップル用の番組コ
ンテンツを配信する。また、スタンプ用スキャナ、ポイ
ント用スキャナがスキャンされた場合は、当該ユーザに
それぞれスタンプ、ポイントを発行する。
【0042】ネットワーク8は、例えば、公衆回線網、
携帯電話回線網、光通信網や通信衛星を介した通信網な
どの通信網から構成されている。ネットワーク8は、電
話間の通話やファックスの送受信を媒介する他、携帯電
話2などの端末装置に対してWebサイトへのアクセス
や電子メールの送受信を媒介するインターネットとして
の機能も提供する。
【0043】なお、ICチップ5は、商業エリア11か
ら退出する際に返却又は廃棄しても良いし、再度商業エ
リア11を訪れるときのために保持しても良い。ICチ
ップ5を保持した場合は、ユーザは再度ICチップ5を
登録する必要は無く、前回にエントリしたユーザ属性に
よって、引き続きサービスを受けることができる。
【0044】図2(a)は、携帯電話2の外観を示した
図である。携帯電話2は、各種情報を表示する表示部2
2、各種文字データなどを入力する際に使用する各種キ
ー24、基地局15と無線通信するためのアンテナ21
などの他、インターネットにアクセスするための専用キ
ー23や、電子メールなどの文書を作成編集する際に使
用するカーソルキー25などを備えている。また、携帯
電話2には、ICチップ5を埋め込んだストラップ6が
取り付けられている。
【0045】表示部22は、液晶など表示装置によって
構成されており、Webページや電子メールなどの画面
データや文字データなどを表示することができる。ま
た、ユーザは、表示部22を見ながら電子メールを作成
したり編集したりすることもできる。表示部22は、情
報配信サーバ10から配信されてきたコンテンツを表示
する。このコンテンツは、文字情報、静止画、動画、音
声など各種形態のものが可能である。
【0046】図2(a)では、番組コンテンツのトップ
ページ「お勧めランチ情報」が表示されている。この番
組コンテンツは、情報配信サーバ10がフォーメーショ
ン(後述するが一種の配信予定表)に従って、午前11
時ごろに配信してきたものである。図示しないが、ユー
ザは、専用キー23を操作してページをめくることによ
り、レストラン、喫茶店などのテナント3が提供する広
告コンテンツを閲覧することができる。
【0047】各種キー24は、携帯電話2に数字や文字
あるいは記号などを入力するためのものである。電子メ
ールを作成する場合は、各種キー24を用いて本文や送
信先メールアドレスを入力することができる。また、W
ebサイトにアクセスする場合は、各種キー24を用い
てURLを入力することができる。各種キー24で入力
した文字や数字、記号などは、表示部22に表示され、
ユーザはこれを確認することができる他、文字の削除や
挿入などの編集作業も行うことができる。
【0048】専用キー23は、主に携帯電話2をインタ
ーネットに接続する際に使用するキーである。専用キー
23は、親指などによって上下方向に傾けることができ
る他、押し下げることもできるようになっている。ユー
ザは、専用キー23を上下方向に操作することにより表
示部22に表示された選択項目を選択したり、ページを
めくったりすることができ、専用キー23を押し下げる
ことにより、項目を選択した場合は、その項目の選択を
確定することができる。
【0049】図2(b)は、キャラクタシールの1例を
示した図である。ユーザは、ストラップ6の代わりにキ
ャラクタシール31を携帯電話2の裏面などに貼り付け
ても良い。キャラクタシール31は、例えば人気漫画キ
ャラクタなどが描かれたシールであり、内部にはアンテ
ナ32とICチップ33が埋め込まれている。アンテナ
32は、キャラクタの輪郭に沿って埋め込まれており、
ICチップ33は、キャラクタの鼻の部分に埋め込まれ
ている。
【0050】キャラクタシール31の上部にはチップI
Dを登録する際の電子メール送信先のメールアドレス3
4が表示されている。また、キャラクタシール31の下
部には、ICチップ33のチップID35が表示されて
いる。ユーザは、チップID35を本文としてメールア
ドレス34に電子メールを送信することにより、チップ
ID35を登録することができる。また、シールにキャ
ラクタを描くことにより、ユーザに携帯電話2の裏面な
どに貼り付けたいとの気持ちを起こさせることができ
る。
【0051】図3は、情報配信サーバ10の論理的な構
成の1例を示したブロック図である。情報配信サーバ1
0は、ユーザ登録部41、配信部42、フォーメーショ
ン管理部43、アクセスデータ集計部44などの情報処
理を行うモジュール群や、ユーザデータベース70、ス
キャナデータベース71、スポットコンテンツデータベ
ース72、番組コンテンツデータベース73、履歴デー
タベース74などの情報処理に用いるデータを格納した
データベース群から構成されている。
【0052】これら情報処理を行うモジュール群は、例
えば、情報配信プログラムがCPUによって実行される
ことにより、ソフトウェア的に生成される。また、これ
らのデータベース群は、例えば、ハードディスクなどの
記憶媒体に格納されている。
【0053】ユーザ登録部41は、携帯電話2から受信
したチップID登録用の電子メールから、チップIDと
メールアドレスを抽出した後、これらを対応付けてユー
ザデータベース70に格納する。そして、ユーザ登録部
41は、エントリ用のスキャナ7からチップIDを取得
すると(ユーザがICチップ5をエントリ用のスキャナ
7でスキャンしたことによる)、ユーザデータベース7
0中に格納されている当該スキャナIDに対応付けてス
キャナ7に割り振られたユーザカテゴリを関連付ける。
このようにユーザ登録部41は、関連付け手段を構成し
ている。
【0054】図4は、ユーザデータベース70に格納さ
れているユーザデータの論理的な構成を表にして示した
図である。実際には、ユーザデータベース70はリレー
ショナルデータベースなどとして構成することができ
る。図4の表では、1行が1ユーザに関するデータに対
応する。ユーザデータでは、表中に示したように、ユー
ザのメールアドレス、当該ユーザの携帯電話2に取り付
けたICチップ5のチップID、当該ユーザの属するユ
ーザカテゴリが対応付けられている。
【0055】情報配信サーバ10のCPUは、メールア
ドレスからチップID及びユーザカテゴリを特定するこ
とができると共に、チップIDからメールアドレスとユ
ーザカテゴリを特定することができる。また、例えば
「ファミリ」など、所定のカテゴリに属するユーザを抽
出することもできる。
【0056】図5は、スキャナデータベース71に格納
されているスキャナデータの論理的な構成を表にして示
した図である。実際には、スキャナデータベース71は
リレーショナルデータベースなどとして構成することが
できる。図5の表では、1行が1つのスキャナ7に関す
るデータに対応する。表中のスキャナIDは、各スキャ
ナ7を識別するための符号である。
【0057】表中のスキャナ名は、各スキャナにつけら
れた名称である。この名称は、例えば「エントリ」など
と、スキャナ7の機能を端的に表すものや、「喫茶ルノ
ー」などと、設置場所を端的に表すものなどが用いられ
る。システムの管理者などはこれら名称により、スキャ
ナ7を直感的に認識することができる。
【0058】表中のカテゴリは、当該スキャナ7に割り
当てられているカテゴリを表している。カテゴリには、
「カップル」、「ファミリ」などのユーザの属性を分類
するためのユーザカテゴリと、「スタンプ」、「ポイン
ト」、「情報発信」などの、ユーザに対して行う情報処
理の種類を指定する処理カテゴリーがある。
【0059】表中のスキャナ付属情報は、スキャナI
D、スキャナ名、カテゴリ以外で、スキャナ7に付随す
る情報である。例えば、スタンプ用のスキャナ7の場
合、発行するスタンプ数が記憶されており、情報発信用
のスキャナ7の場合は、スキャンされた場合に、配信す
るスポットコンテンツを特定するためのスポットコンテ
ンツIDが記憶されている。
【0060】情報配信サーバ10のCPUは、スキャナ
7からスキャナIDを受信すると、このスキャナIDを
スキャナデータで検索し、当該スキャナ7に割り振られ
たカテゴリやその他の情報を特定することができる。例
えば、スキャナIDが「001」であった場合、スキャ
ナデータから、このスキャナ7には、ユーザカテゴリ
「カップル」が割り振られていることがわかる。
【0061】また、スキャナIDが「009」であった
場合、処理カテゴリが情報発信であり、配信するスポッ
トコンテンツのスポットコンテンツIDが02であるこ
とが分かる。更に、スキャナIDが「008」であった
場合、処理カテゴリがスタンプであり、発行するスタン
プ数が2であることが分かる。
【0062】図3に戻り、配信部42は、スポットコン
テンツと番組コンテンツを携帯電話2に電子メールとし
て配信する。配信部42は、スポットコンテンツを配信
する場合は、スポットコンテンツをスポットコンテンツ
データベース72から検索して所定のメールアドレスに
配信し、番組コンテンツを配信する場合は、番組コンテ
ンツ73から番組コンテンツを検索して所定の処理をし
て(後述)配信する。配信部42は、ユーザ属性と配信
先に関する情報を取得する配信先情報受信手段、配信す
べきスポットコンテンツを特定するコンテンツ特定手
段、これらのコンテンツを配信する配信手段を構成して
いる。
【0063】図6は、スポットコンテンツデータベース
72と、番組コンテンツデータベース73の論理的な構
成を示したブロック図である。スポットコンテンツデー
タベース72には、スポットコンテンツ48、48、・
・・、(以下スポットコンテンツ48)がスポットコン
テンツIDを付して格納されている。
【0064】スポットコンテンツ48はテキストデー
タ、静止画像データ、動画データ、音声データなどとす
ることができる。情報配信サーバ10のCPUは、スポ
ットコンテンツIDをキーとしてスポットコンテンツ4
8を検索することができる。
【0065】番組コンテンツデータベース73には、番
組コンテンツ49、49、・・・、(以下番組コンテン
ツ49)が番組コンテンツIDを付して格納されてい
る。番組コンテンツ49はテキストデータ、静止画像デ
ータ、動画データ、音声データなどとすることができる
が、本実施の形態では、後にシナリオデータに従って、
複数の番組コンテンツを1つの電子メールデータにマー
ジ(合体させる)する関係上、テキストデータであると
する。情報配信サーバ10のCPUは、番組コンテンツ
IDをキーとして番組コンテンツ49を検索することが
できる。
【0066】図3に戻り、まず、情報配信サーバ10が
スポットコンテンツを配信する場合について説明する。
情報配信サーバ10のCPUは、スキャナ7から、チッ
プIDとスキャナIDを取得する。CPUは、スキャナ
データベース71でスキャナIDを検索することによ
り、当該スキャナ7が情報発信用であることを確認する
と配信部42を起動する。配信部42は、スキャナデー
タベース71から配信するスポットコンテンツのスポッ
トコンテンツIDを取得する。また、ユーザデータベー
ス70でチップIDを検索し、コンテンツ配信先のメー
ルアドレスを取得する。そして、配信部42は、スポッ
トコンテンツIDで特定されるスポットコンテンツをス
ポットコンテンツデータベース72から取得して、検索
されたメールアドレスに配信する。
【0067】次に、配信部42が番組コンテンツを配信
する場合について説明する。配信部42は、フォーメー
ション管理部43が作成したフォーメーションに従っ
て、番組コンテンツデータベース73から番組コンテン
ツを検索し、配信する。フォーメーション管理部43
は、配信するコンテンツ、配信時刻、配信対象のユーザ
カテゴリを管理する。
【0068】図7は、フォーメーション管理部43の機
能を説明するための図である。番組コンテンツ49に
は、カップル用のランチ情報を提供するもの、ファミリ
用のランチ情報を提供するもの、また、カップル用の午
後の遊び情報を提供するものなど様々なものがある。そ
こで、フォーメーション管理部43は、複数のコンテン
ツを送信対象のユーザカテゴリと送信時刻でまとめたシ
ナリオデータ81、82、・・・、を作成する。
【0069】例えば、カップル用ランチ情報を提供する
番組コンテンツを、カップル用ランチ情報というシナリ
オデータ81にまとめる。なお、これは、実際に番組コ
ンテンツをまとめるのではなく、番組コンテンツIDを
グループ分けして、例えば情報配信サーバ10のRAM
などに記憶するものである。
【0070】フォーメーション管理部43は、更に、シ
ナリオからフォーメーションを生成する。フォーメーシ
ョンは、番組コンテンツ49の配信時間の予定表であ
る。フォーメーションは、カップル用フォーメーション
85、ファミリ用フォーメーション86、友達用フォー
メーション87など、ユーザカテゴリごとに生成され
る。
【0071】例えば、カップル用フォーメーション85
に従えば、10時にシナリオデータ「カップル用店内案
内情報」で指定される番組コンテンツ49が配信され、
11時にはシナリオデータ81の「カップル用ランチ情
報」で指定される番組コンテンツ49が配信される。
【0072】フォーメーション管理部43のフォーメー
ション作成機能は、全自動とすることもできるし、シス
テム管理者などが編集するように構成することもでき
る。全自動で行う場合は、番組コンテンツに、例えば
「カップル用ランチ情報」などと、シナリオデータ81
を作成する際に使用する属性情報を予め与えておけば良
い。システム管理者などが編集する場合は、フォーメー
ション管理部43に、シナリオ編集機能、フォーメーシ
ョン編集機能を持たせておき、これらの編集機能を用い
てシナリオやフォーメーションを編集することができ
る。
【0073】図3に戻り、配信部42は、番組コンテン
ツ配信時間になると、フォーメーション管理部43によ
り起動される。まず、カテゴリ「カップル」に分類され
るユーザに番組コンテンツ49を配信する場合について
説明する。配信部42は、フォーメーション管理部43
から当該配信時間におけるカップル用のシナリオデータ
81を取得する。
【0074】そして、配信部42は、シナリオデータ8
1で指定されている番組コンテンツ49を番組コンテン
ツデータベース73から検索した後、これらをマージ
(合体)して1つの電子メールデータにする。次に、配
信部42は、ユーザデータベース70からカップルに分
類されているメールアドレスを抽出し、これらのメール
アドレスに宛てて、マージした番組コンテンツを配信す
る。配信部42は、カテゴリ「カップル」について配信
を終えると、「ファミリ」、「友達」の順序で同様にし
て番組コンテンツを配信する。
【0075】次に、アクセスデータ集計部44について
説明する。アクセスデータ集計部44は、情報配信サー
バ10にスキャナ7からアクセスがあるたびに起動さ
れ、ユーザごとにアクセスの履歴を履歴データベース7
4に記録する。また、ユーザに対して発行されたスタン
プ、ポイントなども履歴データベース74で蓄積され
る。このように、アクセスデータ集計部44は、ポイン
トやスタンプの蓄積処理を行う情報処理手段を構成して
いる。
【0076】図8は、履歴データベース74に格納され
ている、あるユーザの履歴データを示した図である。図
8は履歴データの論理的な構成を表にして表している。
実際には、履歴データベースはリレーショナルデータベ
ースなどとして構成することができる。図8の表では、
1行が1回のアクセスに関するデータを表している。履
歴データは、アクセス日時、アクセスに使用したスキャ
ナ7のスキャナIDとスキャナ名、スキャナに割り振ら
れたカテゴリ、発行したポイント数、及びスタンプ数な
どから構成されている。
【0077】アクセスデータ集計部44は、アクセスの
あったスキャナ7がスタンプ用であった場合、スキャナ
データベース71から発行するスタンプ数を取得して履
歴データベース74に格納する。また、アクセスのあっ
たスキャナ7がポイント用であった場合は、係員などが
端末から入力したポイント数を取得し、履歴データベー
ス74に格納する。このように、アクセスの履歴を記録
することにより、ユーザの行動パターンを調査すること
が可能となる。
【0078】図9は、カップルとしてエントリしたある
ユーザが1日のうちに情報配信サーバ10から配信を受
けたコンテンツを時系列的に示した図である。このユー
ザは、まず10時にシナリオデータ「カップル用店内案
内情報」に従って店内案内に関する番組コンテンツ49
の配信を受けた。11時には、シナリオデータ「カップ
ル用ランチ情報」に従ってランチ情報に関する番組コン
テンツ49の配信を受けた。
【0079】その後、このユーザは、情報発信用のスキ
ャナ7でICチップ5をスキャンし、スポットコンテン
ツ48の配信を受けた。以下、同様に、番組コンテンツ
49とスポットコンテンツ48の配信を受け、最後に8
時にシナリオデータ「夜景案内情報」に従って夜景案内
情報に関する番組コンテンツ49の配信を受けた。
【0080】図10(a)は、情報配信サーバ10の構
成の1例を示した図である。情報配信サーバ10は、制
御部51、入力装置55、出力装置56、通信制御装置
57、記憶装置58、記憶媒体駆動装置61、入出力イ
ンターフェース62などがバスライン63を介して接続
されて構成されている。
【0081】制御部51は、CPU53、ROM(Re
ad Only Memory)52、RAM(Ran
dom Access Memory)54などから構
成されており、所定のプログラムにしたがって各種情報
処理を行う他、情報配信サーバ10全体を制御する。よ
り詳細には、制御部51は、記憶装置58に格納されて
いる情報配信プログラムに従って、コンテンツの配信、
ICチップの登録、アクセス履歴の記録などの各処理を
行ったりする。
【0082】ROM52は、CPU53が各種演算や制
御を行うための各種プログラム、データ及びパラメータ
などを格納したリードオンリーメモリである。CPU5
3は、ROM52からプログラムやデータ、パラメータ
などを読込むことができる。
【0083】RAM54は、CPU53にワーキングメ
モリとして使用されるランダムアクセスメモリである。
CPU53は、RAM54にプログラムやデータなどを
書込んだり消去したりすることができる。本実施の形態
では、RAM54には、コンテンツを配信するためなど
のエリアの確保が可能となっている。
【0084】入力装置55は、例えばキーボードやマウ
スなどの入力デバイスから構成されている。出力装置5
6は、例えば、ディスプレイ装置などの表示装置やプリ
ンタなどの印刷装置である。これら入力装置や出力装置
は、例えば、システムの管理者などが登録されているユ
ーザのデータを閲覧したり、装備しているプログラムを
アップグレードしたりなど、あるいはシナリオデータ8
1やフォーメーション85を編集したりなどする際に使
用する。
【0085】通信制御装置57は、情報配信サーバ10
をインターネットやLAN(Local Area N
etwork)などのネットワークに接続するための装
置であって、モデム、ターミナルアダプタその他の接続
装置によって構成されている。通信制御装置57はCP
U53によって制御され、例えばTCP/IP(Tra
nsmission Control Protocl
/InternetProtocl)などの所定のプロ
トコルに従ってネットワーク上のサーバ装置や端末装置
などとデータの送受信を行うことができる。通信制御装
置57は、スキャナ7と通信したり、携帯電話2と電子
メールの送受信を行ったりなどする。
【0086】記憶装置58は、読書き可能な記憶媒体
と、その記憶媒体に対してプログラムやデータを読書き
するための駆動装置によって構成されている。当該記憶
媒体として主にハードディスクが使用されるが、その他
に、例えば、光磁気ディスク、磁気ディスク、半導体メ
モリなどの他の読書き可能な記憶媒体によって構成する
ことも可能である。記憶装置58は、各種プログラムを
格納したプログラム格納部59、各種データを格納した
データベース格納部60などから構成されている。
【0087】記憶媒体駆動装置61は、着脱可能な記憶
媒体を駆動してCPU53がデータの読書きを行うため
の駆動装置である。着脱可能な記憶媒体としては、例え
ば、光磁気ディスク、磁気ディスク、磁気テープ、半導
体メモリ、データをパンチした紙テープ、CD−ROM
などがある。なお、CD−ROMや紙テープは、読込み
のみ可能である。
【0088】入出力インターフェース62は、例えば、
シリアルインターフェースやその他の規格のインターフ
ェースにより構成されている。入出力インターフェース
62に当該インターフェースに対応した外部機器を接続
することにより、情報配信サーバ10の機能を拡張する
ことができる。このような外部機器として例えば、ハー
ドディスクなどの記憶装置、スピーカ、マイクロフォン
などがある。
【0089】図10(b)は、プログラム格納部59に
格納されているプログラムの1例を示した図である。情
報配信プログラム66は、スキャナ7から受信したチッ
プIDに紐付けされているメールアドレスに対して所定
のコンテンツを送信するプログラムである。情報配信プ
ログラム66がCPU53により実行されると、図3に
示したユーザ登録部41、配信部42、フォーメーショ
ン管理部43、アクセスデータ集計部44などの各モジ
ュールがソフトウェア的に生成される。
【0090】プログラム格納部59には、これらのプロ
グラムの他に、ファイル管理など、情報配信サーバ10
の基本的な機能を実現するOS(Operating
System)や、通信制御装置57を機能させる通信
制御プログラム、その他のプログラムが格納されてい
る。
【0091】図10(c)は、データベース格納部60
に格納されている各種データの1例を示した図である。
データベース格納部60には、ユーザデータベース7
0、スキャナデータベース71、スポットコンテンツデ
ータベース72、番組コンテンツデータベース73、履
歴データベース74、その他のデータが格納されてい
る。
【0092】次に、フローチャートを用いて情報配信サ
ーバ10などの動作に付いて説明する。図11は、ユー
ザがエントリ用のスキャナ7でエントリする場合を説明
するためのフローチャートである。なお、ユーザデータ
ベース70におけるチップIDとメールアドレスの登録
は終えているものとする。
【0093】まず、ユーザがICチップ5をカップル
用、ファミリ用、友達用の何れかのスキャナ7でスキャ
ンする。すると、チップIDがICチップ5からスキャ
ナ7に送信される(ステップ30)。スキャナ7は、I
Cチップ5から送信されてきたチップIDを受信する
(ステップ20)。次に、スキャナ7は、受信したチッ
プIDと自己のスキャナIDを情報配信サーバ10に送
信する(ステップ22)。
【0094】情報配信サーバ10のCPU53は、スキ
ャナ7からチップIDとスキャナIDを受信する(ステ
ップ10)。次にCPU53は、受信したスキャナID
をスキャナデータベース71で検索し、スキャナが割り
振られているユーザカテゴリ(「カップル」、「ファミ
リ」、「友達」の何れか)を特定する(ステップ1
2)。次に、CPU53は、ユーザデータベース70で
受信したチップIDを検索し、検索されたチップIDに
関連付けて、先に特定したユーザカテゴリを記憶する
(ステップ14)。以上の処理により、ユーザに対して
ユーザカテゴリを設定することができる。
【0095】図12は、情報配信サーバ10が番組コン
テンツ49を配信する手順を説明するためのフローチャ
ートである。この処理は、フォーメーション管理部43
(図3)がフォーメーションで規定された配信予定時間
に配信部42を起動することにより開始する。まず、情
報配信サーバ10のCPU53は、コンテンツ配信先の
ユーザカテゴリを特定する。(ステップ210)。な
お、本実施の形態では、カップル、ファミリ、友達の順
序で配信することとし、そのため、最初はユーザカテゴ
リ「カップル」が特定される。
【0096】次に、CPU53は、フォーメーション管
理部43が生成したシナリオデータのうち、ステップ2
10で特定したユーザカテゴリに関するシナリオデータ
を取得する(ステップ212)。次に、CPU53は、
取得したシナリオデータで指定されている番組コンテン
ツ49を番組コンテンツデータベース73で検索する。
そして、検索した番組コンテンツ49(通常複数)をマ
ージするなどして1つの電子メールデータを生成する
(ステップ214)。なお、検索した番組コンテンツ4
9が単数の場合は、これから電子メールデータを生成す
る。
【0097】次に、CPU53は、ステップ210で特
定したユーザカテゴリに属するユーザのメールアドレス
をユーザデータベース70で検索して抽出する(ステッ
プ216)。次に、CPU53は、ステップ214で生
成した電子メールデータ(番組コンテンツ49)をステ
ップ216で抽出したメールアドレスに宛てて配信する
(ステップ218)。そして、携帯電話2は、配信され
てきた番組コンテンツ49を受信する(ステップ23
0)。
【0098】情報配信サーバ10は、ステップ218で
番組コンテンツ49を配信した後、配信対象の全てのユ
ーザカテゴリに対して配信を終えたか否かを判断する
(ステップ220)。配信を終えた場合は(ステップ2
20;Y)、番組コンテンツ配信処理を終了する。配信
を終えていない場合は(ステップ220;N)、ステッ
プ210に戻り、次のユーザカテゴリに対して同様の配
信処理を行う。
【0099】図13は、情報配信サーバ10が、スポッ
トコンテンツ48を配信する手順を説明するためのフロ
ーチャートである。まず、ユーザがICチップ5を情報
発信用のスキャナ7にかざし、ICチップ5からスキャ
ナ7へチップIDを送信する(ステップ330)。スキ
ャナ7は、ICチップ5からチップIDを受信する(ス
テップ320)。そして、スキャナ7は、受信したチッ
プIDと、自身のスキャナIDを情報配信サーバ10に
送信する(ステップ322)。
【0100】次に、情報配信サーバ10のCPU53
は、スキャナ7からチップIDとスキャナIDを受信す
る(ステップ310)。次に、CPU53は、受信した
チップIDをキーとしてユーザデータベース70を検索
し、当該チップIDに対応したメールアドレスを特定す
る(ステップ312)。次に、CPU53は、受信した
スキャナIDをキーとしてスキャナデータベース71を
検索し、当該スキャナ7に対応付けられたスポットコン
テンツIDを取得し、送信すべきスポットコンテンツ4
8を特定する(ステップ314)。
【0101】次に、CPU53は、取得したスポットコ
ンテンツIDをキーとしてスポットコンテンツデータベ
ース72を検索し、検索されたスポットコンテンツ48
を、ステップ312で特定したメールアドレスに宛てて
送信する(ステップ316)。次に、携帯電話2は、情
報配信サーバ10から配信されてきたスポットコンテン
ツ48を受信する(ステップ332)。
【0102】図14は、情報配信サーバ10がユーザに
スタンプを発行する手順を説明するためのフローチャー
トである。まず、ユーザがスタンプ発行用のスキャナ7
にICチップ5をかざし、ICチップ5からスキャナ7
へチップIDを送信する(ステップ430)。スキャナ
7は、ICチップ5からチップIDを受信する(ステッ
プ420)。そして、スキャナ7は、受信したチップI
Dと自身のスキャナIDを情報配信サーバ10へ送信す
る(ステップ422)。
【0103】情報配信サーバ10のCPU53は、スキ
ャナ7からチップIDとスキャナIDを受信する(ステ
ップ410)。次に、CPU53は、受信したチップI
Dをキーとしてユーザデータベース70を検索し、当該
チップIDに対応するメールアドレスを特定する(ステ
ップ412)。
【0104】次に、CPU53は、受信したスキャナI
Dをキーとしてスキャナデータベース71を検索し、発
行するスタンプ数を特定する(ステップ414)。次
に、CPU53は、履歴データベース74で、ステップ
412で特定したメールアドレスに係るユーザのアクセ
ス記録を更新し、ステップ414で特定したスタンプ数
を記録する(ステップ416)。以上の手順によりスタ
ンプを発行することができる。
【0105】図15は、情報配信サーバ10がユーザに
ポイントを発行する手順を説明するためのフローチャー
トである。まず、ユーザがポイント発行用のスキャナ7
にICチップ5をかざし、ICチップ5からスキャナ7
へチップIDを送信する(ステップ530)。スキャナ
7は、ICチップ5からチップIDを受信する(ステッ
プ520)。
【0106】スキャナ7は、例えばキーボードなどのポ
イント数入力手段を備えており、係員などが所定のポイ
ント数(例えば買物代金の10%)を入力すことによ
り、スキャナ7は、ポイント数を取得する(ステップ5
22)。次に、スキャナ7は、受信したチップID、ポ
イント数と自身のスキャナIDを情報配信サーバ10へ
送信する(ステップ524)。
【0107】情報配信サーバ10のCPU53は、スキ
ャナ7からチップID、ポイント数及びスキャナIDを
受信する(ステップ510)。次に、CPU53は、受
信したチップIDをキーとしてユーザデータベース70
を検索し、当該チップIDに対応するメールアドレスを
特定する(ステップ512)。次に、CPU53は、履
歴データベース74で、ステップ512で特定したメー
ルアドレスに係るユーザのアクセスの記録を更新し、ス
テップ510で受信したポイント数を記録する(ステッ
プ514)。以上の手順によりポイントを発行すること
ができる。
【0108】以上本実施の形態では、以下の効果を得る
ことができる。スキャナ7にカテゴリを設定することに
より、ユーザに「カップル」、「ファミリ」、「友達」
などのカテゴリを容易に設定することができる他、ユー
ザにスポットコンテンツ48を配信したり、スタンプや
ポイントを発行することができる。
【0109】案内情報(番組コンテンツ)が時間軸に従
って、しかもカテゴリ別に配信することができる。これ
によって、ユーザは配信された情報を有機的に活用して
テナント3の提供するサービスを効率的に楽しむことが
できると共に、ユーザに回遊行動をもたらすことができ
る。
【0110】普及の目覚しい携帯電話2をそのまま案内
情報受信の端末装置とすることができるため、ユーザは
使い慣れた自分の携帯電話2で容易にコンテンツを受信
することができると共に、商業エリア11のテナント3
と一体感を持ってレジャーなどを楽しむことができる。
【0111】ユーザは、開始時刻が決められている映
画、日替わりメニュー、割引、イベントなどの情報を順
次取得することができ、これにより、ユーザは、無駄な
く商業エリア11を回遊することができる。また、ユー
ザが、ICチップ5をスキャナ7でスキャンするたび
に、ユーザの現在位置を特定することができるので、こ
のデータを用いて、例えばユーザの回遊パターンの分析
などの、各種分析を行うことができる。
【0112】なお、本実施の形態では、情報配信サーバ
10がスキャナIDからスキャナ7のカテゴリを識別す
るように構成したが、スキャナ7のカテゴリ識別方法は
これに限定せず、例えば、予めスキャナ自体にカテゴリ
情報を格納し、これを情報配信サーバ10に送信するよ
うに構成することもできる。また、本実施の形態では、
ポイントとスタンプは各テナントで共通としたが、これ
に限定せず、発行したポイント、スタンプを発行したテ
ナントごとに識別できるようにしても良い。
【0113】また、本実施の形態では、エントリ用のス
キャナ7を「カップル」、「ファミリ」、「友達」など
と、カテゴリごとに用意して、ユーザがスキャナ7を選
択するように構成したが、これに限定せず、例えば、タ
ッチパネル付きのスキャナ7を1台用意しても良い。こ
の場合、ユーザがICチップ5をスキャンすると、タッ
チパネルに「カテゴリを選択してタッチしてください」
という表示の下に「カップル」、「ファミリ」、「友
達」などと表示され、ユーザがこの表示にタッチするこ
とにより、カテゴリを選択できるようにしても良い。
【0114】更に、本実施の形態では、ICチップ5を
非接触式のICチップによって構成したが、これに限定
せず、接触式及びハイブリッド式のICチップを用いる
こともできる。また、ICチップの代わりに、チップI
Dのように携帯電話2を特定するための情報を記憶した
記憶媒体(磁気テープ、バーコードなど)を使用するこ
ともできる。また、1台のスキャナ7に、複数のカテゴ
リを設定することも可能である。この場合、例えば「情
報配信」、「スタンプ」が設定されたスキャナ7がスキ
ャンされると、情報配信サーバ10は、スポットコンテ
ンツ48を配信すると共に、スタンプの発行も行う。
【0115】また、コンテンツの受信端末は、携帯電話
2に限定するものではなく、例えばポケットベル、ゲー
ム機、PDA(Personal Digital A
ssistant)などを用いても良い。更に、番組コ
ンテンツやスポットコンテンツの中にURL(Unif
ormResource Locators)を組み込
んでおき、ユーザが携帯電話2で当該URLをクリック
するとWebサイトにジャンプできるように構成するこ
ともできる。
【0116】(実施の形態の変形例)本変形例では、情
報配信サーバ10を用いて、ユーザに長崎の観光案内情
報を提供する。実施の形態では、情報配信サーバ10
は、フォーメーション管理部が43が生成したフォーメ
ーションに従って、定刻の配信時刻になると番組コンテ
ンツ49を配信した。このように、配信時刻が予め固定
されているフォーメーションをソリッドフォーメーショ
ンと呼ぶことにする。
【0117】一方、本変形例では、ユーザがICチップ
5をスキャンした時間を起点とし、その起点時間から計
測した時刻に基づいて番組コンテンツ49を配信するオ
フセットフォーメーションを併用する。以下、本発明の
実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して説明す
る。
【0118】図16は、オフセットフォーメーションを
説明するための図である。配信状況101は、ソリッド
フォーメーションに従って番組コンテンツ49を配信し
た場合のコンテンツ配信状況を示している。図中で時間
は右向きに経過するものとする。配信状況101で示し
たように、情報配信サーバ10は、定刻になるとシナリ
オデータで指定された番組コンテンツ49をユーザカテ
ゴリごとに配信する。図16の例では、11時、12
時、・・・、と1時間ごとに配信するようになってい
る。
【0119】一方、オフセットフォーメーションは、ユ
ーザがICチップ5をスキャナ7でスキャンした時刻を
起点として、配信時刻を計測する。配信状況102は、
オフセットフォーメーションに従ってコンテンツを配信
した場合のコンテンツ配信状況を示している。図中で時
間は右向きに経過するものとする。配信状況102で示
したように、ユーザがスキャンしてから1分後、10分
後、20分後、・・・、と所定の時間が経過するたびに
番組コンテンツ49が配信される。
【0120】図17は、本変形例に係る情報配信システ
ム100の構成を示したブロック図である。情報配信シ
ステム100は、長崎駅エリア、出島エリア、平和公園
エリアに設置したスキャナ7、スキャナ7の出力を各エ
リアごとに集約するコンピュータ9、インターネットや
携帯電話網などを形成するネットワーク8、ユーザの携
帯電話2にコンテンツを配信する情報配信サーバ10、
情報配信サーバ10からコンテンツを受信し、携帯電話
2に無線でコンテンツを送信する図示しない基地局など
から構成されてる。ユーザは、ICチップ5を携帯電話
2に取り付け、既にチップIDとメールアドレスを情報
配信サーバ10に登録してあるものとする。
【0121】本変形例では、スキャナ7のカテゴリにオ
フセットという処理カテゴリを新たに設ける。ユーザ
が、ICチップ5をオフセット用のスキャナ7でスキャ
ンすると、ユーザの携帯電話2にオフセットフォーメー
ションにて番組コンテンツ49が送信される。オフセッ
トフォーメーションによるコンテンツ配信は所定の時
間、例えば1時間、行われる。本変形例では、オフセッ
トフォーメーションでコンテンツ配信を行っている間
は、ソリッドフォーメーションによるコンテンツ配信を
停止するものとするが、オフセットフォーメーションに
よるコンテンツ配信とソリッドフォーメーションによる
コンテンツ配信を共に行うように構成しても良い。
【0122】長崎駅エリアには、「カップル」、「ファ
ミリ」、「友人」とユーザカテゴリごとに設置された、
エントリ用のスキャナ7の他に、オフセット用のスキャ
ナ7が設置されている。ユーザは、ICチップ5を何れ
かのエントリ用のスキャナ7にかざすことにより、情報
配信システム100にエントリすることができる。そし
て、ユーザはスキャンしたスキャナ7に設定されている
ユーザカテゴリに分類され、以降、当該ユーザカテゴリ
により、ソリッドフォーメーションによる番組コンテン
ツ49の配信を受ける。
【0123】ソリッドフォーメーションは、カップル
用、ファミリ用、友人用といったように、ユーザカテゴ
リごとに生成されており、ユーザは、自分のユーザカテ
ゴリに応じた番組コンテンツ49の配信を受ける。ソリ
ッドフォーメーションによって配信される番組コンテン
ツ49は、例えば、長崎駅、出島、平和公園といったエ
リアに限定しない、長崎観光全般に関する総合案内情報
を含むものにより構成されている。
【0124】ユーザが、長崎駅エリアのオフセット用の
スキャナ7をICチップ5でスキャンすると、ソリッド
フォーメーションによるコンテンツ配信が一時停止す
る。そして、スキャンした時刻を起点としてオフセット
フォーメーションに基づくコンテンツ配信が開始する。
【0125】このオフセットフォーメーションは、長崎
駅エリアを案内するためのローカルな番組コンテンツ4
9を配信するためのものであって、しかも、ユーザの属
性ごとに生成されている。即ち、カップルのユーザカテ
ゴリに属するユーザには、カップル用の長崎駅エリア観
光案内情報を含む番組コンテンツ49が配信される。オ
フセットフォーメーションによるコンテンツ配信は所定
の時間継続し、これが終了すると、ソリッドフォーメー
ションによるコンテンツ配信が再開される。
【0126】出島エリアには、オフセット用のスキャナ
7とスタンプ用のスキャナ7が設置してある。ユーザ
は、出島エリアに到着し、ICチップ5をオフセット用
のスキャナ7でスキャンすると、情報配信サーバ10
は、ソリッドフォーメーションによるコンテンツ配信を
一時停止し、ユーザのカテゴリに対応したオフセットフ
ォーメーションによるコンテンツ配信を開始する。この
オフセットフォーメーションによって配信される番組コ
ンテンツ49は、ユーザの属するユーザカテゴリ用に用
意された、出島エリア観光案内情報を含むものである。
【0127】スタンプ用のスキャナ7は、ユーザにスタ
ンプを発行するために土産物屋などに設置されており、
ユーザがICチップ5をスキャンすると、情報配信サー
バ10は、当該ユーザにスタンプを発行する。また、ス
タンプ発行用のスキャナ7の他にポイント発行用、情報
発信用のスキャナ7を設置しても良い。
【0128】平和公園エリアにも、オフセット用のスキ
ャナ7とスタンプ用のスキャナ7が設置してある。ユー
ザは、平和公園エリアに到着し、ICチップ5をオフセ
ット用のスキャナ7でスキャンすると、情報配信サーバ
10は、ソリッドフォーメーションによるコンテンツ配
信を一時停止し、ユーザのカテゴリに対応したオフセッ
トフォーメーションによるコンテンツ配信を開始する。
このオフセットフォーメーションによって配信される番
組コンテンツ49は、ユーザの属するカテゴリ用に用意
された、平和公園エリア観光案内情報を含むものであ
る。
【0129】スタンプ用のスキャナ7は、ユーザにスタ
ンプを発行するために土産物屋などに設置されており、
ユーザがICチップ5をスキャンすると、情報配信サー
バ10は、当該ユーザにスタンプを発行する。また、ス
タンプ発行用のスキャナ7の他にポイント発行用、情報
発信用のスキャナ7を設置しても良い。
【0130】図18は、長崎駅エリア、出島エリア、平
和公園エリアの順序で観光した場合に、情報配信サーバ
10が配信するコンテンツ配信の状況を示した図であ
る。時間は図中右向きに経過するものとする。
【0131】まず、ユーザは、長崎駅前エリアでエント
リ用のスキャナ7でICチップ5をスキャンする。これ
によって、情報配信サーバ10は、ユーザを所定のユー
ザカテゴリに分類する。次に、ユーザは、オフセット用
のスキャナ7でICチップ5をスキャンする。すると、
情報配信サーバ10は、オフセットフォーメーションに
よるコンテンツ配信を開始し、所定の時間、長崎駅案内
110を行う。
【0132】情報配信サーバ10は、ユーザが長崎駅エ
リアの観光を終えて出島エリアに移動を開始する頃にオ
フセットフォーメーションを終え、ソリッドフォーメー
ションによる総合案内112を開始する。このため、ユ
ーザは、移動時間中に総合案内112を受けることがで
きる。
【0133】ユーザが出島エリアに到着し、オフセット
用のスキャナ7でICチップ5をスキャンすると、情報
配信サーバ10は、オフセットフォーメーションに基づ
くコンテンツ配信を開始し、ユーザに出島案内114を
行う。情報配信サーバ10は、ユーザが出島エリアの観
光を終えて移動を開始する頃にオフセットフォーメーシ
ョンを終え、ソリッドフォーメーションによる総合案内
116を開始する。
【0134】ユーザが平和公園エリアに到着し、オフセ
ット用のスキャナ7でICチップ5をスキャンすると、
情報配信サーバ10は、オフセットフォーメーションに
基づくコンテンツ配信を開始し、ユーザに平和公園案内
118を行う。情報配信サーバ10は、ユーザが平和公
園エリアの観光を終えて移動を開始する頃にオフセット
フォーメーションを終え、ソリッドフォーメーションに
よる総合案内120を開始する。
【0135】以上に説明した変形例では、以下のような
効果を得ることができる。従来のGPS(Global
Positioning System)を利用した
位置情報システムに対し、ローコストで設置してあるス
キャナ7を起点として屋内、屋外を問わないきめの細か
い行き先案内を行うことができる。ソリッドフォーメー
ションとオフセットフォーメーションの併用により、ユ
ーザが移動中の場合は、総合観光案内を行い、目的の観
光地では、詳細観光案内を行うことができる。
【0136】以上、本発明の1実施形態及び1変形例に
ついて説明したが、本発明は説明した実施形態、変形例
に限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲に
おいて各種の変形を行うことが可能である。
【0137】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザにきめの細かい
情報を効率よく提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る1例の、情報配信システム
の論理的な構成を示したブロック図である。
【図2】同上、(a)は、携帯電話の外観を示した図で
あり、(b)は、キャラクタシールの1例を示した図で
ある。
【図3】同上、情報配信サーバの論理的な構成の1例を
示したブロック図である。
【図4】同上、ユーザデータベースに格納されているユ
ーザデータの論理的な構成を表にして示した図である。
【図5】同上、スキャナデータベースに格納されている
スキャナデータの論理的な構成を表にして示した図であ
る。
【図6】同上、スポットコンテンツデータベースと、番
組コンテンツデータベースの論理的な構成を示したブロ
ック図である。
【図7】同上、フォーメーション管理部の機能を説明す
るための図である。
【図8】同上、履歴データベースに格納されている、あ
るユーザの履歴データを示した図である。
【図9】同上、カップルとしてエントリしたあるユーザ
が1日のうちに情報配信サーバから配信を受けたコンテ
ンツを時系列的に示した図である。
【図10】同上、(a)は、情報配信サーバの構成の1
例を示した図であり、(b)は、プログラム格納部に格
納されているプログラムの1例を示した図であり、
(c)は、データベース格納部に格納されている各種デ
ータの1例を示した図である。
【図11】同上、ユーザがエントリ用のスキャナでエン
トリする場合を説明するためのフローチャートである。
【図12】同上、情報配信サーバが番組コンテンツを配
信する手順を説明するためのフローチャートである。
【図13】同上、情報配信サーバが、スポットコンテン
ツを配信する手順を説明するためのフローチャートであ
る。
【図14】同上、情報処理サーバがユーザにスタンプを
発行する手順を説明するためのフローチャートである。
【図15】同上、情報処理サーバがユーザにポイントを
発行する手順を説明するためのフローチャートである。
【図16】本実施の形態の変形例に係る1例の、オフセ
ットフォーメーションを説明するための図である。
【図17】同上、本変形例に係る情報配信システムの構
成を示したブロック図である。
【図18】同上、情報配信サーバが配信するコンテンツ
配信の状況を示した図である。
【符号の説明】
1 情報配信システム 2 携帯電話 3 テナント 4 ICチップ配布所 5 ICチップ 6 ストラップ 7 スキャナ 8 ネットワーク 9 コンピュータ 10 情報配信サーバ 11 商業エリア 15 基地局 21 アンテナ 22 表示部 23 専用キー 24 各種キー 25 カーソルキー 31 キャラクタシール 32 アンテナ 33 ICチップ 34 メールアドレス 35 チップID 41 ユーザ登録部 42 配信部 43 フォーメーション管理部 44 アクセスデータ集計部 48 スポットコンテンツ 49 番組コンテンツ 51 制御部 52 ROM 53 CPU 54 RAM 55 入力装置 56 出力装置 57 通信制御装置 59 プログラム格納部 60 データベース格納部 61 記憶媒体駆動装置 62 入出力インターフェース 66 情報配信プログラム 70 ユーザデータベース 71 スキャナデータベース 72 スポットコンテンツデータベース 73 番組コンテンツデータベース 74 履歴データベースース 81 シナリオデータ 82 シナリオデータ 83 シナリオデータ 85 フォーメーション 86 フォーメーション 87 フォーメーション 100 情報配信システム 101 配信状況 102 配信状況 110 長崎駅案内 112 総合案内 114 出島案内 116 総合案内 118 平和公園案内 120 総合案内
フロントページの続き (72)発明者 薮崎 正美 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK33 KK37 PP10 PR08 5B085 AA08

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配信先情報取得装置と、前記配信先情報
    取得装置とネットワークで接続可能に配設された情報配
    信サーバを含み、ユーザが指定する配信先にコンテンツ
    を配信する情報配信システムであって、 前記配信先情報取得装置は、前記ユーザからコンテンツ
    を配信する配信先を特定する配信先情報と、前記ユーザ
    が選択したユーザ属性とを取得する配信先情報取得手段
    と、 前記取得した配信先情報と前記ユーザ属性とを情報配信
    サーバに送信する送信手段と、 を具備し、 前記情報配信サーバは、前記配信先情報取得装置から送
    信される、前記配信先情報と、前記ユーザ属性を受信す
    る配信先情報受信手段と、 前記受信した配信先情報と前記ユーザ属性を対応させ
    て、前記配信先と前記ユーザ属性を関連付ける関連付け
    手段と、 前記配信先に、当該配信先に前記関連付けられたユーザ
    属性に応じたコンテンツを配信する配信手段と、 を具備したことを特徴とする情報配信システム。
  2. 【請求項2】 ユーザが指定する配信先にコンテンツを
    配信する情報配信サーバであって、 コンテンツを配信する配信先を特定する配信先情報を前
    記ユーザから取得する配信先情報取得装置から、前記取
    得した配信先情報と、前記ユーザが選択したユーザ属性
    を受信する配信先情報受信手段と、 前記受信した配信先情報と前記ユーザ属性を対応させ
    て、前記配信先と前記ユーザ属性を関連付ける関連付け
    手段と、 前記配信先に、当該配信先に前記関連付けられたユーザ
    属性に応じたコンテンツを配信する配信手段と、 を具備したことを特徴とする情報配信サーバ。
  3. 【請求項3】 前記配信先情報取得装置は、前記ユーザ
    属性ごとに複数台設けられており、 前記配信先情報受信手段は、前記ユーザが選択した配信
    先情報取得装置から、当該配信先情報取得装置を特定す
    る情報を前記ユーザ属性として受信することを特徴とす
    る請求項2に記載の情報配信サーバ。
  4. 【請求項4】 前記配信先情報取得装置は、ユーザによ
    り複数からの属性情報を選択可能に構成され、 前記配信先情報受信手段は、前記ユーザが選択したユー
    ザ属性を受信することを特徴とする請求項2に記載の情
    報配信サーバ。
  5. 【請求項5】 前記配信手段は、予め配信時刻が設定さ
    れているコンテンツを配信することを特徴とする請求項
    2に記載の情報配信サーバ。
  6. 【請求項6】 前記配信手段は、前記配信先情報取得装
    置が配信先情報を取得した時刻を起点として計測した所
    定の時間に配信時間が設定されているコンテンツを配信
    することを特徴とする請求項2に記載の情報配信サー
    バ。
  7. 【請求項7】 前記配信先情報受信手段は、前記配信先
    情報取得装置から送信されてくる配信先情報と当該配信
    先情報取得装置の識別情報を取得し、 前記取得した識別情報に対応付けられたコンテンツを特
    定するコンテンツ特定手段を具備し、 前記配信手段は、前記特定したコンテンツを前記取得し
    た配信先情報で特定される配信先に配信する機能を更に
    備えたことを特徴とする請求項2に記載の情報配信サー
    バ。
  8. 【請求項8】 前記配信先情報受信手段は、前記配信先
    情報取得装置から送信されてくる配信先情報と当該配信
    先情報取得装置の識別情報を取得し、 前記取得した識別情報に対応付けられた情報処理内容を
    特定する情報処理特定手段と、 前記特定した情報処理内容に従って、前記取得した配信
    先情報に関連付けられた所定の情報を情報処理する情報
    処理手段と、 を更に具備したことを特徴とする請求項2に記載の情報
    配信サーバ。
  9. 【請求項9】 前記配信先情報は、非接触型ICチップ
    が送出するチップIDであり、前記配信先情報読取装置
    は、前記非接触型ICチップから前記チップIDを受信
    するスキャナであり、 前記配信手段は、前記取得したチップIDに対応付けら
    れた宛先情報に宛ててコンテンツを配信することを特徴
    とする請求項2に記載の情報配信サーバ。
  10. 【請求項10】 前記端末装置は、携帯電話であって、
    前記宛先情報は、前記携帯電話のメールアドレスである
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報配信サーバ。
  11. 【請求項11】 ユーザが選択した情報処理を行う情報
    処理サーバであって、 ICチップから読込んだICチップ特定情報と、前記ユ
    ーザが選択した情報処理の内容を指定する指定情報とを
    読取装置から受信する指定情報受信手段と、 前記受信したICチップ特定情報を用いて特定される情
    報を、前記受信した指定情報で指定される情報処理の内
    容に従って情報処理する情報処理手段と、 を具備したことを特徴とする情報処理サーバ。
  12. 【請求項12】 前記読取装置は、情報処理の内容ごと
    に複数台設けられており、 前記指定情報受信手段は、前記ユーザが選択した読取装
    置から当該読取装置を識別する識別情報を前記指定情報
    として受信することを特徴とする請求項11に記載の情
    報処理サーバ。
  13. 【請求項13】 前記読取装置は、ユーザにより複数か
    らの情報処理の内容を選択可能に構成され、 前記指定情報受信手段は、前記ユーザが選択した情報処
    理の内容を前記指定情報として受信することを特徴とす
    る請求項11に記載の情報処理サーバ。
  14. 【請求項14】 前記情報処理の内容は、所定のコンテ
    ンツの配信、ユーザに経済的な価値を付与する価値情報
    の発行のうちの少なくとも1つを含む、2つ以上の内容
    から構成されていることを特徴とする請求項11に記載
    の情報処理サーバ。
  15. 【請求項15】 配信先情報取得手段と、送信手段と、
    を具備した配信先情報取得装置と、配信先情報受信手段
    と、関連付け手段と、配信手段と、を具備した配信サー
    バがネットワークで接続可能に配設された情報配信シス
    テムにおいて、ユーザが指定する配信先にコンテンツを
    配信する情報配信方法であって、 前記配信先情報取得装置において、前記配信先情報取得
    手段で、前記ユーザからコンテンツを配信する配信先を
    特定する配信先情報と、前記ユーザが選択したユーザ属
    性とを取得する配信先情報取得ステップと、 前記送信手段で、前記取得した配信先情報と前記ユーザ
    属性とを情報配信サーバに送信する送信ステップと、 前記情報配信サーバにおいて、前記配信先情報受信手段
    で、前記配信先情報取得装置から送信される、前記配信
    先情報と、前記ユーザ属性を受信する配信先情報受信ス
    テップと、 前記関連付け手段で、前記受信した配信先情報と前記ユ
    ーザ属性を対応させて、前記配信先と前記ユーザ属性を
    関連付ける関連付けステップと、 前記配信手段で、前記配信先に、当該配信先に前記関連
    付けられたユーザ属性に応じたコンテンツを配信する配
    信ステップと、 から構成されたことを特徴とする情報配信方法。
  16. 【請求項16】 配信先情報受信手段と、関連付け手段
    と、配信手段と、を具備したコンピュータにおいて、ユ
    ーザが指定する配信先にコンテンツを配信する情報配信
    方法であって、 前記配信先情報受信手段で、コンテンツを配信する配信
    先を特定する配信先情報を前記ユーザから取得する配信
    先情報取得装置から、前記取得した配信先情報と、前記
    ユーザが選択したユーザ属性を受信する配信先情報受信
    ステップと、 前記関連付け手段で、前記受信した配信先情報と前記ユ
    ーザ属性を対応させて、前記配信先と前記ユーザ属性を
    関連付ける関連付けステップと、 前記配信手段で、前記配信先に、当該配信先に前記関連
    付けられたユーザ属性に応じたコンテンツを配信する配
    信ステップと、 から構成されたことを特徴とする情報配信方法。
  17. 【請求項17】 指定情報受信手段と、情報処理手段
    と、を具備したコンピュータにおいて、ユーザが選択し
    た情報処理を行う情報処理方法であって、 前記指定情報受信手段で、ICチップから読込んだIC
    チップ特定情報と、前記ユーザが選択した情報処理の内
    容を指定する指定情報とを読取装置から受信する指定情
    報受信ステップと、 前記情報処理手段で、前記受信したICチップ特定情報
    を用いて特定される情報を、前記受信した指定情報で指
    定される情報処理の内容に従って情報処理する情報処理
    ステップと、 から構成されたことを特徴とする情報処理方法。
  18. 【請求項18】 配信先情報取得装置と、前記配信先情
    報取得装置とネットワークで接続可能に配設された情報
    配信サーバを含み、ユーザが指定する配信先にコンテン
    ツを配信する情報配信システムに、情報配信機能を実現
    させるためのプログラムであって、 前記配信先情報取得装置に、前記ユーザからコンテンツ
    を配信する配信先を特定する配信先情報と、前記ユーザ
    が選択したユーザ属性とを取得する配信先情報取得機能
    と、 前記取得した配信先情報と前記ユーザ属性とを情報配信
    サーバに送信する送信機能と、 を実現させ、 前記情報配信サーバに、前記配信先情報取得装置から送
    信される、前記配信先情報と、前記ユーザ属性を受信す
    る配信先情報受信機能と、 前記受信した配信先情報と前記ユーザ属性を対応させ
    て、前記配信先と前記ユーザ属性を関連付ける関連付け
    機能と、 前記配信先に、当該配信先に前記関連付けられたユーザ
    属性に応じたコンテンツを配信する配信機能と、 を実現させる情報配信プログラム。
  19. 【請求項19】 ユーザが指定する配信先にコンテンツ
    を配信する情報配信機能をコンピュータに実現させる情
    報配信プログラムであって、 コンテンツを配信する配信先を特定する配信先情報を前
    記ユーザから取得する配信先情報取得装置から、前記取
    得した配信先情報と、前記ユーザが選択したユーザ属性
    を受信する配信先情報受信機能と、 前記受信した配信先情報と前記ユーザ属性を対応させ
    て、前記配信先と前記ユーザ属性を関連付ける関連付け
    機能と、 前記配信先に、当該配信先に前記関連付けられたユーザ
    属性に応じたコンテンツを配信する配信機能と、 をコンピュータに実現させる情報配信プログラム。
  20. 【請求項20】 ユーザが選択した情報処理を行う情報
    処理機能をコンピュータに実現させる情報処理プログラ
    ムであって、 ICチップから読込んだICチップ特定情報と、前記ユ
    ーザが選択した情報処理の内容を指定する指定情報とを
    読取装置から受信する指定情報受信機能と、 前記受信したICチップ特定情報を用いて特定される情
    報を、前記受信した指定情報で指定される情報処理の内
    容に従って情報処理する情報処理機能と、 をコンピュータに実現させる情報処理プログラム。
  21. 【請求項21】 配信先情報取得装置と、前記配信先情
    報取得装置とネットワークで接続可能に配設された情報
    配信サーバを含み、ユーザが指定する配信先にコンテン
    ツを配信する情報配信システムに、情報配信機能を実現
    させるためのプログラムを記憶したコンピュータが読取
    り可能な記憶媒体であって、 前記配信先情報取得装置に、前記ユーザからコンテンツ
    を配信する配信先を特定する配信先情報と、前記ユーザ
    が選択したユーザ属性とを取得する配信先情報取得機能
    と、 前記取得した配信先情報と前記ユーザ属性とを情報配信
    サーバに送信する送信機能と、 を実現させ、 前記情報配信サーバに、前記配信先情報取得装置から送
    信される、前記配信先情報と、前記ユーザ属性を受信す
    る配信先情報受信機能と、 前記受信した配信先情報と前記ユーザ属性を対応させ
    て、前記配信先と前記ユーザ属性を関連付ける関連付け
    機能と、 前記配信先に、当該配信先に前記関連付けられたユーザ
    属性に応じたコンテンツを配信する配信機能と、 を実現させる情報配信プログラムを記憶したコンピュー
    タが読取り可能な記憶媒体。
  22. 【請求項22】 ユーザが指定する配信先にコンテンツ
    を配信する情報配信機能をコンピュータに実現させる情
    報配信プログラムを記憶したコンピュータが読取り可能
    な記憶媒体であって、 コンテンツを配信する配信先を特定する配信先情報を前
    記ユーザから取得する配信先情報取得装置から、前記取
    得した配信先情報と、前記ユーザが選択したユーザ属性
    を受信する配信先情報受信機能と、 前記受信した配信先情報と前記ユーザ属性を対応させ
    て、前記配信先と前記ユーザ属性を関連付ける関連付け
    機能と、 前記配信先に、当該配信先に前記関連付けられたユーザ
    属性に応じたコンテンツを配信する配信機能と、 をコンピュータに実現させる情報配信プログラムを記憶
    したコンピュータが読取り可能な記憶媒体。
  23. 【請求項23】 ユーザが選択した情報処理を行う情報
    処理機能をコンピュータに実現させる情報処理プログラ
    ムを記憶したコンピュータが読取り可能な記憶媒体であ
    って、 ICチップから読込んだICチップ特定情報と、前記ユ
    ーザが選択した情報処理の内容を指定する指定情報とを
    読取装置から受信する指定情報受信機能と、 前記受信したICチップ特定情報を用いて特定される情
    報を、前記受信した指定情報で指定される情報処理の内
    容に従って情報処理する情報処理機能と、 をコンピュータに実現させる情報処理プログラムを記憶
    したコンピュータが読取り可能な記憶媒体。
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