JP2002268861A - 印刷システム、装置、方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

印刷システム、装置、方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2002268861A
JP2002268861A JP2001070714A JP2001070714A JP2002268861A JP 2002268861 A JP2002268861 A JP 2002268861A JP 2001070714 A JP2001070714 A JP 2001070714A JP 2001070714 A JP2001070714 A JP 2001070714A JP 2002268861 A JP2002268861 A JP 2002268861A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの希望料金内の印刷方式の中から決定
された印刷方式により印刷を行なうことができ、ユーザ
の計算の手間を省くようにする。 【解決手段】 印字パラメータを変更可能とした印刷を
行なうとともに、上記印刷に対する課金を行なうカラー
レーザビームプリンタ1030は、ユーザに希望金額を
入力させるとともに、その希望金額内でユーザが選択可
能な印刷方式を表示して、所望の印刷方式をユーザに選
択させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷システム、方
法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、及びコンピ
ュータプログラムに係り、特に課金に影響する印字パラ
メータを変更可能としたものに用いて好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】コンビニエンスストア等に置かれている
印刷装置を利用する場合、印刷枚数、給紙サイズ、カラ
ー/モノクロに基づいた課金が行われている。しかし、
印刷には様々なコストがかかり、例えば、カラー印刷の
場合とモノクロ印刷の場合とでは使用するトナー代も大
きく異なる。また、ステープル等のフィニッシング、1
枚の用紙に複数ページを印刷するページモード等のよう
に多種多様な出力結果が求められることもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】印刷方式が多種多様に
なるにつれて、ユーザが決定すべき印字パラメータの選
択項目が増加し、それに伴い料金計算が複雑化してくる
と、ユーザ側には、希望した金額内で印刷を行ないたい
という要求も生じてくる。
【0004】本発明は、印刷に対して課金を行なう場合
であって、料金が予め決められているときに、課金に影
響する印字パラメータを操作して料金内に収めて印刷が
できるようにすることを目的とする。さらに、ユーザが
印字パラメータの優先度を指定することにより、ユーザ
による詳細な印字パラメータの設定を省略できるように
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の印刷システム
は、印刷装置を用いて印字パラメータを変更可能とした
印刷を行なうとともに、上記印刷に対する課金を行なう
印刷システムであって、ユーザの希望金額を認識する認
識手段と、上記印字パラメータの組み合わせによる印刷
方式の料金を計算する計算手段と、上記希望金額に収ま
るように上記印字パラメータを決定する決定手段とを備
えた点に特徴を有する。
【0006】また、本発明の印刷システムの他の特徴と
するところは、ユーザが指定した上記印字パラメータの
優先度を認識する認識手段を備え、上記決定手段は、上
記優先度を基に上記印字パラメータを決定する点にあ
る。
【0007】また、本発明の印刷システムの他の特徴と
するところは、ユーザが指定可能な金額の上限及び/又
は下限を表示するための表示手段を備えた点にある。
【0008】また、本発明の印刷システムの他の特徴と
するところは、ユーザが選択可能な印刷方式を表示し
て、ユーザに選択させる選択手段を備えた点にある。
【0009】また、本発明の印刷システムの他の特徴と
するところは、上記選択された印刷方式のキャンセルを
受け付けるキャンセル受け付け手段を備えた点にある。
【0010】本発明の印刷装置は、印字パラメータを変
更可能とした印刷を行なうとともに、上記印刷に対する
課金を行なう印刷装置であって、ユーザの希望金額を認
識する認識手段と、上記印字パラメータの組み合わせに
よる印刷方式の料金を計算する計算手段と、上記希望金
額に収まるように上記印字パラメータを決定する決定手
段とを備えた点に特徴を有する。
【0011】本発明の印刷方法は、印字パラメータを変
更可能とした印刷を行なうとともに、上記印刷に対する
課金を行なう印刷方法であって、ユーザの希望金額を認
識する認識処理と、上記印字パラメータの組み合わせに
よる印刷方式の料金を計算する計算処理と、上記希望金
額に収まるように上記印字パラメータを決定する決定処
理とを行なう点に特徴を有する。
【0012】本発明のコンピュータプログラムは、印字
パラメータを変更可能とした印刷を行なうとともに、上
記印刷に対する課金を行なうためのコンピュータプログ
ラムであって、ユーザの希望金額を認識する認識処理
と、上記印字パラメータの組み合わせによる印刷方式の
料金を計算する計算処理と、上記希望金額に収まるよう
に上記印字パラメータを決定する決定処理とをコンピュ
ータに実行させる点に特徴を有する。
【0013】本発明のコンピュータ読み取り可能な記憶
媒体は、印字パラメータを変更可能とした印刷を行なう
とともに、上記印刷に対する課金を行なうためのプログ
ラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体で
あって、ユーザの希望金額を認識する認識処理と、上記
印字パラメータの組み合わせによる印刷方式の料金を計
算する計算処理と、上記希望金額に収まるように上記印
字パラメータを決定する決定処理とをコンピュータに実
行させるプログラムを格納した点に特徴を有する。
【0014】上記のようにした本発明においては、ユー
ザの希望料金内の印刷方式から決定された印刷方式によ
り印刷を行なうことができる。さらに、ユーザに優先度
を指定させることにより、ユーザの優先度を考慮して、
ユーザの希望料金内の印刷方式を選択することにより、
より簡単にユーザの希望に近い印刷方式を選択すること
が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
印刷システム、装置、方法、コンピュータプログラム、
及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体実施の形態に
ついて説明する。
【0016】(第1の実施の形態)図1は、第1の実施
の形態における印刷システムの構成を示す図であり、ホ
ストコンピュータ1001、カラーレーザビームプリン
タ1030、及びその両者を接続する通信線1002か
ら構成される。
【0017】カラーレーザビームプリンタ1030にお
いて、1080は操作を行なうための操作パネル部、1
081は印字データや様々な印刷装置の情報等の保存に
利用される外部メモリ部、1082は実際に紙に印刷を
行なうエンジン部1082、1083はエンジン部10
82を制御するエンジン制御部1083、1084は排
紙装置部、1031はプリンタ全体の動作を司るプリン
タコントローラである。
【0018】プリンタコントローラ1031の構成を説
明する。1032はホストコンピュータ1001との入
出力を司るホストI/F部である。1033は入出力バ
ッファであり、ホストI/F1032を通じて制御コー
ド、各通信手段からデータの送受信を行なう。1037
はプリンタコントローラ1031全体の動作を制御する
CPUである。1050はCPU1037の動作を記述
するプログラムが内蔵されているプログラムROMであ
る。1060は上記制御コード、データの解釈や印刷に
必要な計算、印字データの処理のためのワークメモリに
利用されるRAMである。
【0019】1038はビットマップ画像展開/転送部
であり、画像オブジェクトをビットマップ画像に展開
し、展開されたビットマップ画像を印刷装置エンジン部
1082に転送する。1039はエンジンI/F部であ
り、印刷装置エンジン部1082とプリンタコントロー
ラ1031とを繋ぐ。1035はパネルI/F部であ
り、操作パネル1080とプリンタコントローラ103
1とを繋ぐ。1036はメモリI/F部であり、外部メ
モリ1081とプリンタコントローラ1031とを繋
ぐ。1034は各ユニットをつなぐシステムバスであ
る。
【0020】上記プログラムROM1050には、ホス
トコンピュータ1001から受信したデータより各種画
像オブジェクトを生成する画像情報生成モジュール10
51、印字パラメータのスケジューリングを行なう印字
パラメータスケジューリングモジュール1052、課金
処理を行なう課金処理モジュール1060が含まれてい
る。
【0021】また、上記RAM1060には、各印字パ
ラメータを設定したときの料金を格納する料金テーブル
1061、印字パラメータスケジューリングモジュール
1052が選択した印字パラメータとその料金の組を格
納する設定テーブル1062が含まれている。
【0022】図2には、カラーレーザビームプリンタ1
030のエンジン部1082の構成を示す。同図に示す
ように、カラーレーザビームプリンタ1030は、筐体
2001を備え、筐体2001には、エンジン部108
2を構成するための各機構と、その各機構による各印字
プロセス処理(例えば給紙処理等)に関する制御を行な
うエンジン制御部1083(図1)及びプリンタコント
ローラ1031(図1)を収納する制御ボード収納部2
003とが内蔵されている。
【0023】エンジン部1082を構成するための各機
構としては、レーザ光の操作による感光ドラム2005
上への静電潜像形成、その静電潜像の顕像化、その顕像
を中間転写体2010に多重転写し、多重転写されたカ
ラー画像を印刷用紙等の転写材2027へ更に転写する
ための光学処理機構、転写材2027に転写されたトナ
ー像を定着させるための定着処理機構、転写材2027
の給紙処理機構、転写材2027の搬送処理機構が設け
られている。
【0024】光学処理機構は、レーザスキャナ部202
0において、半導体レーザ(図示せず)から発射される
レーザ光をプリンタコントローラ1031から供給され
たイメージデータに応じてオン、オフ駆動するレーザド
ライバ2006を有し、半導体レーザから発射されたレ
ーザ光は回転多面鏡2007により走査方向に振られ
る。その主走査方向に振られたレーザ光は、反射ミラー
2008を介して感光ドラム2005に導かれ、感光ド
ラム2005上を主走査方向に露光する。
【0025】現像器2019で一次帯電器2023によ
り帯電され、レーザ光による走査露光によって感光ドラ
ム2005上には静電潜像が形成され、その潜像は供給
されるトナーによってトナー像に顕像化される。トナー
像は、トナー像とは逆特性の電圧を印加して感光ドラム
2005上から中間転写体2010上に転写(1次転
写)する。
【0026】カラー画像形成時には、中間転写体201
0の1回転毎に現像ロータリ2011が回転し、イエロ
ー現像器2012Y、マゼンタ現像器2012M、シア
ン現像器2012C、次いで黒現像器の順で現像工程が
なされ、中間転写体2010が4回転してイエロー、マ
ゼンタ、シアン、黒のそれぞれの可視像を順次形成し、
その結果フルカラー可視像を形成する。また、モノクロ
画像形成時には、黒現像器のみで現像工程がなされ、中
間転写体2010が1回転して黒の可視像を形成し、モ
ノクロ可視像を中間転写体2010上に形成する(1次
転写)。
【0027】中間転写体2010上に形成されたトナー
像は、転写ローラ2013で待機させておいた転写材2
027を搬送し、転写ローラ2013にて転写材202
7を中間転写体2010に圧接すると同時に、転写ロー
ラ2013にトナーと逆特性のバイアスを印加すること
で、給紙処理機構によって副走査方向に同期して給紙さ
れる転写材2027に転写される(2次転写)。感光ド
ラム2005、及びイエロー現像器2012Y、マゼン
タ現像器2012M、シアン現像器2012C、次いで
黒現像器は着脱可能であり、黒以外の現像器は、現像ロ
ータリ2011に入っている。
【0028】反射ミラー2008は半透過型ミラーから
なり、その裏面側にはビームディテクタ2009が配置
されている。ビームディテクタ2009はレーザ光を検
出し、その検出信号は制御ボード収納部2003のプリ
ンタコントローラ1031(図1)に与えられる。プリ
ンタコントローラ1031は、ビームディテクタ200
9の検出信号に基づき主走査方向への露光タイミングを
決定する水平同期信号を生成し、その水平同期信号は出
力される。
【0029】クリーナ2022は、感光ドラム2005
上の残存トナーを取り除く。前露光ランプ2021は、
感光ドラム2005を光陰電する。
【0030】転写ローラ2013は、図示上下方向に移
動可能で、かつ、駆動手段を有している。上記中間転写
体2010に4色のトナー像を形成している間、すなわ
ち、中間転写体2010が複数回回転している間は、そ
の画像を乱さないように、図示実線で示すように、転写
ローラ2013は下方に位置し、中間転写体2010と
は離れている。中間転写体2010に4色のトナー像の
形成が終わった後、転写材2027にカラー画像を転写
するタイミングに合わせて、転写ローラ2013は図示
しないカム部材により図示点線で示す上方の位置、すな
わち転写材2027を介して中間転写体2010に所定
の圧力で押し付けられる。同時に、転写ローラ2013
にはバイアスが印加され、中間転写体2010上のトナ
ー画像は転写材2027に転写される。
【0031】転写ローラクリーナ2046は、転写ロー
ラ2013に転写材2027のサイズ外に印字された中
間転写材のトナーがついた場合のクリーニングを行な
う。また、中間転写体2010の周りには、画像形成を
行なう際の印字開始位置を決めるための画像形成開始位
置検出センサ2044T、転写材2027の給紙のタイ
ミングを図るための給紙タイミングセンサ2044R、
濃度制御時にパッチの濃度を図る濃度センサ2044C
が配置されている。濃度制御が行われた際には、この濃
度センサ2044Cにより、それぞれのパッチの濃度測
定を行なう。
【0032】定着処理機構は、転写材2027に転写さ
れたトナー像を熱圧によって定着させるための定着器2
014を有し、定着器2014には、転写材2027に
熱を加えるための定着ローラ2015と、転写材202
7を定着ローラ2015に圧接させるための加圧ローラ
2016とからなる。これらローラ2015、2016
は中空ローラであり、内部にそれぞれヒータ2017、
2018を有し、回転駆動されると同時に転写材202
7を搬送するように構成されている。
【0033】転写材判別センサ2045は、転写材20
27の種類を自動的に検出し、定着性を高めるためのも
のであり、転写材2027の特性によって、定着器を通
す時間を調節することによって転写材2027の搬送時
間を切り替える。
【0034】転写材の給紙機構は、転写材2027を収
容するカセット2024と手差し用トレイ2025とを
有し、カセット2024の転写材又は手差しトレイ20
25の転写材を選択的に給紙するように構成されてい
る。カセット2024は筐体2001内に装着され、カ
セット2024には、仕切り板(図示せず)の移動位置
に応じて転写材のサイズを電気的に検知するサイズ検知
機構が設けられている。カセット2024からはその最
上の転写材から1枚単位でカセット給紙クラッチ202
6の回転駆動によって給紙ローラ2038まで搬送され
る。カセット給紙クラッチ2026は、給紙毎に駆動手
段(図示せず)によって間欠的に回転駆動されるカムか
らなり、そのカムが1回転する毎に1枚の転写材が給紙
される。
【0035】給紙ローラ2038は、転写材をその先端
部がレジストシャッタ2028に対応する位置まで搬送
し、レジストシャッタ2028は、給紙された転写材2
027の抑圧及びその解除によって、その転写材202
7の給紙停止及びその解除を行なう。このレジストシャ
ッタ2028の動作は、レーザ光の副走査に同期するよ
うに制御される。
【0036】これに対して、手差しトレイ2025は筐
体2001に設けられ、ユーザによって手差しトレイ2
025に搭載された転写材は、給紙ローラ2029でレ
ジストシャッタ2028に向けて給紙される。
【0037】転写材の搬送処理機構は、レジストシャッ
タ2028による抑圧が解除された転写材を中間転写体
2010に向けて搬送する搬送ローラ2039と、定着
器2014から排出された転写材を筐体2001上部に
形成された排紙トレイFDまで導くための各フラッパ2
036、2037と各搬送ローラ2040、2041、
2042と、各搬送ローラ2040〜2042を駆動す
るための駆動手段(図示せず)とを有する。フラッパ2
037は、切り替えることによって、筐体2001上部
に形成された排紙トレイFD、筐体2001側面に形成
された排紙トレイFUの排紙先を切り替えることが可能
である。
【0038】また、フラッパ2036を切り替えること
によって、両面印字を行なうことも可能となる。反転給
紙ユニット2030は、エンジン搬送ローラ2031、
2032、2033、及びフラッパ2034を備える、
両面印字を行いフェースダウンで印字する場合(排紙ト
レイFDに表面が図中下、裏面が図中上に来るように印
字)は、転写材2027は、まず裏面の印字から行わ
れ、カセット2024から給紙された場合、裏面が印字
され、フラッパ2036により搬送ローラ2035、2
034によって反転給紙ユニットヘ導かれる。
【0039】不図示のセンサが転写材2027の後端を
検知すると、転写材2027は、搬送ローラ2031を
逆回転させ、フラッパ2034を切り替えることにより
搬送ローラ2032によって、反転給紙ユニット内に給
紙カセット2030と平行に納められる。このとき、転
写材に印字された面(裏面)は上を向いている。次に給
紙先を反転給紙ユニット2030に指定すると、搬送ロ
ーラ2033、給紙ローラ2038を経て、再度、転写
ローラ2013、定着器2014を通り表面が印字さ
れ、フラッパ2036、2037を切り替えることによ
って、排紙トレイFDに排紙されることになる。
【0040】また、両面印字を行いフェースアップで印
字する場合(排紙トレイFUに排紙する場合で表面が図
中下、裏面が図中上に来るように印字)は、先に表面を
印字して、反転給紙ユニット2030に排紙し、裏面を
印字して、反転給紙ユニット2030から排紙トレイF
Uへ排紙することになる。
【0041】また、排紙装置の動作を管理する排紙装置
部1084を持ち、プリンタ1030の本体に、排紙装
置を接続して利用することが可能となっている。図3に
は、本実施の形態のカラーレーザビームプリンタ103
0の排紙装置3001の構成を示す。
【0042】排紙装置3001は、筐体2001の排紙
トレイFU部分に着脱可能であり、印刷された紙を保持
しておく排紙ビン1(3002)、排紙ビン2(300
3)、排紙ビン3(3004)、排紙ビン4(300
5)、排紙ビン5(3006)、排紙ビン6(300
7)を持つ。
【0043】3021〜3030は、エンジン部より送
られて来た用紙を各排紙ビン3002〜3007に排紙
するための搬送ローラである。また、3050〜305
5は、印字の終了した用紙の搬送方向を切り替えるフラ
ッパである。例えば、フラッパ3050、3054を点
線で示すように切り替えると、搬送された印刷用紙は、
フェースアップで排紙ビン4(3004)へと導かれる
ことになる。
【0044】排紙ビン6(3007)は、厚紙や0HT
等の特殊用紙を排出する際に利用される。また、この排
紙ビン3007ヘ印刷用紙を送ることによって、フェー
スダウンで同様に排紙ビン1〜5へ排紙することも可能
である。この場合、フラッパ3050、3051を同図
に示す実線のようにセットすると、用紙は一度ビン30
07へ送られ、フラッパを通過した後に、搬送ローラ3
022を逆回転させることによって用紙を戻し、フラッ
パ3051を点線のように設定することによって、用紙
の上下を反転させ、フラッパ3054を点線で示すよう
に切り替えることによって、フェースダウンで印字可能
となる。
【0045】このように、それぞれのフラッパを操作す
ることによって、各排紙ビン3002〜3006に、フ
ェースアップ、フェースダウンでの印字が可能となる。
【0046】排紙ビン3002〜3006には、それぞ
れに排出される文書にステープルを行なうことが可能な
ステープル装置3010、3011、3012、301
3、3014が設置されている。ステープル装置301
0〜3014では、ステープルが各排紙ビン3002〜
3006で直接行われるため、他の排紙ビンに排出する
場合に影響を及ぼさない構造になっている。
【0047】図2に説明を戻して、筐体2001には、
操作パネル部1080(図1)を構成する操作パネル2
002が取り付けられている。図4には、操作パネル2
002の一例である液晶操作パネル4001を示す。液
晶操作パネル4001には、情報表示のための液晶表示
部4002、指示入力操作のためのテンキー4011〜
4019、小数点(.)キー4006、カーソルキー4
030〜4033、実行キー4003、クリアキー40
04、1文字削除が可能なDELETEキー4005が
配されている。
【0048】また、筐体2001には、プリンタコント
ローラ1031(図1)により印字データ等の記億に利
用される外部メモリ部1081(図1)を構成するため
の外部メモリユニット2043が取り付けられている。
【0049】次に、プリンタコントローラ1031での
動作について説明する。ホストコンピュータ1001に
おいて、ユーザからの指定により印刷の実行が指定され
ると、ホストコンピュータ1001から通信線1002
を介して送信されてきた制御コード、データは、ホスト
I/F部1032を介して入力ハッファ1033を経由
してRAM1060に蓄えられる。
【0050】CPU1037は、プログラムROM10
50に記述されたプログラムに従い、画像情報生成モジ
ュール1051を実行し、データの処理を行い、図形や
文字、イメージデータ等、各々の画像オブジェクトにつ
いての画像情報を生成する。
【0051】1ぺ一ジ内の全ての画像オブジェクトの画
像情報を生成後、ビットマップ画像展開/転送部103
8において実際に印刷するビットマップ画像に展開し、
展開されたビットマップ画像は、印刷装置エンジン部1
082に送られ、転写材に印刷され、給排紙口設定部で
指定された給紙口より給紙を行い、指定された排紙口よ
り排紙されることになる。
【0052】図5は、本実施の形態における全体の処理
概略を示すフローチャートである。印字データを入力後
(ステップ5001)、印字パラメータのスケジューリ
ングを行なう(ステップ5002)。その後、プログラ
ムROM1050上の課金処理モジュール1053を用
いた課金処理後(ステップ5003)、印刷が行なわれ
る(ステップ5005)。各処理における詳細な説明
は、以下に説明する。
【0053】図6は、印字データの入力処理の手順を示
すフローチャートである。ホストコンピュータ1001
において印字データが入力されると(ステップ600
1)、印字データは通信線1002を通してプリンタ1
003に送られる(ステップ6002)。プリンタ10
03は、展開するデータを認識する(ステップ600
3)。
【0054】図7は、印字パラメータのスケジューリン
グ処理を示すフローチャートである。印字データがホス
トコンピュータ1001から転送されると、そのデータ
に付随した印字パラメータ(用紙サイズ、カラー/モノ
クロ、枚数等)より、プログラムROM1050の印字
パラメータスケジューリングモジュール1052が、各
印字パラメータ設定後の料金をRAM1060内の料金
テーブル1061に基づいて全て計算する(ステップ7
001)。この情報を設定テーブル1062に記憶して
おく。計算した中で最も低い料金と高い料金を表示し
て、この範囲内でユーザが希望金額を入力するように促
す(ステップ7002)。ユーザは、希望する金額を操
作パネル部1080に入力する(ステップ7003)。
【0055】次にプログラムROM1050の印字パラ
メータスケジューリングモジュール1052が、各印字
パラメータ(拡大/縮小、省インク、フィニッシング
等)を組み合わせた印刷方式の中から、入力された金額
以内の方法を全て選択する(ステップ7004)。この
情報を設定テーブル1062に記憶しておく。このと
き、条件に合う印刷方式がない場合(ステップ700
5)は、キャンセルもしくはユーザの再入力となる(ス
テップ7009)。条件に合う印刷方式がある場合(ス
テップ7005)は、その印刷方式を全て操作パネル部
1080に表示する(ステップ7006)。ユーザは、
表示された印刷方式から希望する印刷方式を操作パネル
部1080を操作することによって選択する(ステップ
7007)。希望する印刷方式がない場合は、キャンセ
ルもしくはユーザの再入力となる(ステップ700
9)。キャンセルの場合は、強制終了となり、今までの
処理は全てクリアされる。
【0056】図8は、全料金計算処理の手順を示したフ
ローチャートである。まず、各印字パラメータを適当に
選択する(ステップ8001〜8008)。その印字パ
ラメータに基づいて料金を計算する(ステップ800
9)、その後、各パラメータを1つずつ変更していくこ
とにより、全ての印字パラメータの組を求める。
【0057】具体的には、最後に選択した印字パラメー
タであるステープルの有/無の両方を選択したかどうか
をチェックする(ステップ8010)。もし、未選択な
ものがあれば、ステープルの設定に戻る(ステップ80
08)。全て選択済みであれば、その選択済みチェック
を解除する(ステップ8018)。
【0058】次に省トナーの有/無の両方を選択したか
どうかをチェックする(ステップ8011)。もし、未
選択なものがあれば、省トナーの設定に戻る(ステップ
8007)。全て選択済みであれば、その選択済みチェ
ックを解除する(ステップ8019)。
【0059】次に全ての階調を選択したかどうかをチェ
ックする(ステップ8012)、もし、未選択なものが
あれば、階調の設定に戻る(ステップ8006)。全て
選択済みであれば、その選択済みチェックを解除する
(ステップ8020)。
【0060】次に全ての解像度を選択したかどうかをチ
ェックする(ステップ8013)、もし、未選択なもの
があれば、解像度の設定に戻る(ステップ8005)。
全て選択済みであれば、その選択済みチェックを解除す
る(ステップ8021)。
【0061】次にカラー/モノクロの両方を選択したか
どうかをチェックする(ステップ8014)。もし、未
選択なものがあれば、カラー/モノクロの設定に戻る
(ステップ8004)。全て選択済みであれば、その選
択済みチェックを解除する(ステップ8022)。
【0062】次に両面/片面の両方を選択したかどうか
をチェックする(ステップ8015)。もし、未選択な
ものがあれば、両面/片面の設定に戻る(ステップ80
03)。全て選択済みであれば、その選択済みチェック
を解除する(ステップ8023)。
【0063】次に全てのぺ一ジモードを選択したかどう
かをチェックする(ステップ8016)。もし、未選択
なものがあれば、ぺ一ジモードの設定に戻る(ステップ
8002)。全て選択済みであれば、その選択済みチェ
ックを解除する(ステップ8024)。
【0064】次に全ての用紙サイズを選択したかどうか
をチェックする(ステップ8017)。もし、未選択な
ものがあれば、用紙サイズの設定に戻る(ステップ80
01)。全て選択済みであれば、その選択済みチェック
を解除する(ステップ8025)。このようにして全て
の印字パラメータの組の料金を計算したら、次の処理へ
移行となる。
【0065】図9は、料金計算処理の手順を示したフロ
ーチャートである。以下のように、料金に影響する印字
パラメータを基に料金を決定する。まず、用紙サイズを
基に基本料金を決める(ステップ9001)。例えば、
用紙サイズがA4ならx円(ステップ9002)、B5
ならy円(ステップ9003)とする。
【0066】上記値に印字枚数を掛ける(ステップ90
04)。また、上記値をぺ一ジモードの数で割る(ステ
ップ9005)。端数は切り上げである。
【0067】両面印刷であれば(ステップ9006)、
上記値を2で割る(ステップ9007)。端数は切り上
げである。
【0068】カラー印刷であれば(ステップ900
8)、上記値に係数cを掛ける(ステップ9009)。
通常、カラー印刷はモノクロ印刷よりコストがかかるの
で、c>1である。
【0069】省トナーモードであれば(ステップ901
0)、上記値に係数tを掛ける。通常、トナー消費が減
り、コストが下がるので、t<1である。
【0070】解像度が600dpiであれば、上記値を
そのまま(ステップ9012)、解像度を300dpi
に下げれば、上記値に係数rを掛ける(ステップ901
3)。
【0071】階調が2であれば(ステップ9014)、
上記値はそのまま、階調が4であれば(ステップ901
4)、上記値に係数1を掛け(ステップ9016)、階
調が8であれば(ステップ9014)、係数hを掛ける
(ステップ9015)。
【0072】ステープルをするならば(ステップ901
7)、上記値に定数sを加える(ステップ9018)。
【0073】以上より求めた料金mと、そのときの印字
パラメータとを、RAM1060の設定テーブル106
2に保存する(ステップ9019)。
【0074】図10は、印刷方式選択処理の手順を示し
たフローチャートである。RAM1060の設定テーブ
ル1062の中から未選択の印刷方式を選択する(ステ
ップ10001)。その印刷方式の料金がユーザの希望
料金内であれば(ステップ10002)、その印刷方式
にマークを付ける。この処理を、全ての印刷方式につい
て行なう(ステップ10004)。マークの付いた印刷
方式は、この後表示されることになる。
【0075】図11は、印刷処理の手順を示したフロー
チャートである。印字パラメータのスケジューリングに
より決定された印字パラメータを設定する(ステップ1
1001)。その後、印字データを印刷する(ステップ
11002)。そして、印刷終了通知を操作パネル部1
080により行なう(ステップ11003)。
【0076】図12は、ユーザが料金を入力するときの
表示画面の一例である。料金の上限と下限が表示され、
その下に希望金額を入力が可能になる。ユーザは操作パ
ネル部1080を操作して、具体的には図4に示した液
晶操作パネル4001のテンキー4010〜4019を
使用して、希望金額を入力する。
【0077】図13は、印刷方式選択時の表示画面の一
例である。希望金額内の印刷方式が全て表示されるの
で、操作パネル部1080を操作して、具体的には図4
に示した液晶操作パネル4001の左右カーソル403
1、4033を使用して、希望する印刷方式を選択す
る。表示部4001に印刷方式が全て入りきらない場合
は、左右カーソル4031、4033で端まで行くと、
印刷方式の画面が左右にスクロールする。
【0078】このようにしてユーザの希望料金以内の印
刷方式を表示し、上記印刷方式の中からユーザが好みに
合わせて印刷方式を選択させることにより、ユーザの計
算の手間を省くことが可能となる。
【0079】(第2の実施の形態)上記第1の実施の形
態においては、条件に合う印刷方式をユーザに選択させ
ていたが、ユーザが課金に影響する印字パラメータの優
先度を与えることによっても印刷方式を選択することが
可能である。なお、印刷システム等の構成は第1の実施
の形態と同じであり、印字パラメータのスケジューリン
グ処理及び表示画面が異なる。
【0080】図14は、優先度を用いた場合の印字パラ
メータのスケジューリング処理を示すフローチャートで
ある。印字データがホストコンピュータ1001から転
送されると、そのデータに付随した印字パラメータ(用
紙サイズ、カラー/モノクロ、枚数等)より、プログラ
ムROM1050の印字パラメータスケジューリングモ
ジュール1052が、各印字パラメータ設定後の料金を
RAM1060内の料金テーブル1061に基づいて全
て計算する(ステップ14001)。この情報を設定テ
ーブル1062に記憶しておく。計算した中で最も低い
料金と高い料金を表示して、この範囲内でユーザが希望
金額を入力するように促す(ステップ14002)。ユ
ーザは、希望する金額と印字パラメータの優先度を操作
パネル部1080に入力する(ステップ14003)。
【0081】次にプログラムROM1050の印字パラ
メータスケジューリングモジュール1052が、ユーザ
が指定した優先度と希望金額に基づき、各印字パラメー
タ(拡大/縮小、省インク、フィニッシング等)を組み
合わせた印刷方式の中から、入力された金額以内の方法
を選択する(ステップ14004)。この情報を設定テ
ーブル1062に記憶しておく。印刷方式の選択方法
は、優先度が低い順に印字パラメータを下げてゆき、希
望金額内に収まるまで続け、希望金額内に収まったとき
の印字パラメータの組を使用する印刷方式として採用す
る、このとき、条件に合う印刷方式がない場合(ステッ
プ14005)は、キャンセルもしくはユーザの再入力
となる(ステップ14008)。条件に合う印刷方式が
ある場合(ステップ14005)は、その印刷方式を操
作パネル部1080に表示する(ステップ1400
6)。ユーザが選択された印刷方式を確認した後(ステ
ップ14007)、課金処理へと移行する。ユーザがこ
の印刷方式を希望しない場合は、キャンセルもしくはユ
ーザの再入力となる(ステップ14008〉。キャンセ
ルの場合は強制終了となり、今までの処理は全てクリア
される。
【0082】図15は、優先度を用いた場合の印刷方式
選択処理の手順を示したフローチャートである。まず、
各印字パラメータを料金が最も高くなるように設定する
(ステップ15001)。次に予め最も優先度の低い印
字パラメータを選択しておく(ステップ15002)。
この印刷方式での料金がユーザ希望料金内であれば(ス
テップ15003)、この印刷方式にマークを付けて次
の処理へ移行する。このマークを付けた印刷方式が選択
された印刷方式となる。
【0083】ユーザ希望料金以上であれば、該当印字パ
ラメータがより低くなるように変更可能かどうかを調べ
る(ステップ15005)。変更できれば、1段階変更
して料金チェック処理に戻る(ステップ15006)。
変更できなければ、全ての印刷方式を選択したかどうか
を調べる(ステップ15007)。未選択の印字パラメ
ータがあれば、その中で最も優先度の低い印字パラメー
タを選択してパラメータ変更処理へ進む(ステップ15
008)。全ての印刷方式を選択したら次の処理へ移行
する。
【0084】図16は、ユーザが優先度を入力するとき
の表示画面の一例である。ユーザは操作パネル部108
0、具体的には図4に示した液晶操作パネル4001の
上下カーソル4030、4032を用いて、対象印字パ
ラメータを指定することが可能になる。対象印字パラメ
ータの指定後、左右カーソル4031、4033もしく
はテンキー4010〜4019を使用して、優先度を決
定することが可能になる。ここでの優先度は、入力した
数字が小さい程優先度は高くなる。また、ある特定の印
字パラメータをユーザの希望に沿って固定させて、残り
の印字パラメータにのみ優先順位をつけることにしても
よい。また、同一優先順位である印字パラメータがあっ
てもよい。その場合の印刷方式選択処理過程は、どちら
のパラメータを先の順位と考えても良い。
【0085】図17は、印刷方式決定時の表示画面の一
例である。希望金額と優先度により決定された印刷方式
を表示する、この印刷方式でよい場合は、図4に示した
液晶操作パネル4001の実行キー4003を、都合が
悪い場合はCANCELキーを押せばよい。このように
してユーザの優先度を考慮して、ユーザの希望料金以内
の印刷方式を選択することにより、より簡単にユーザの
希望に近い印刷方式を選択することが可能となる。
【0086】なお、上記第2の実施の形態において、優
先度はユーザによって与えられたが、印刷システム側で
用意することも可能である。この場合、ユーザは希望金
額のみ指定すれば印刷方式が決定し、ユーザの手間を省
くことが可能となる。
【0087】また、第2の実施の形態では、1つの印刷
方式に決定されていたが、第1の実施の形態のように希
望金額内の印刷方式を全て表示し、ユーザに選択させる
ことも可能である。その場合、印刷方式を優先度の高い
順に並べることにより、ユーザは希望している印刷方式
をより簡単に選択することが可能になる。
【0088】ユーザの希望金額を知る手段の実現方法と
して、上述した実施の形態ではユーザからの金額入力手
段をシステムに適用していたが、ユーザの金額投入によ
る検知手段をシステムに適用しても同様に実現される。
【0089】なお、上記実施の形態における表示方法、
料金計算方法、印刷方式選択方法はこれに限定するもの
ではない。課金に影響する印字パラメータとして、用紙
サイズ、印刷枚数、ぺ一ジモード、両面/片面、カラー
/モノクロ、省トナーモード、解像度、階調、ステープ
ルを挙げたが、これに限定するものではなく、いずれか
の印字パラメータを省いてもよく、また、新たな印字パ
ラメータを加えても良い。
【0090】ホストコンピュータ1001ヘの印字デー
タの入力方法は、ホストコンピュータ1001の外部記
憶装置より転送でも、ネットワークによる転送でも良
い。また、本実施の形態では、ホストコンピュータ10
01を用いてデータを入力したが、直接プリンタ103
0にネットワーク経由で印字データを入力してもよい。
【0091】(その他の実施の形態)本発明は複数の機
器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器か
らなる装置に適用してもよい。上記実施の形態では、印
刷装置の一例としてカラーレーザビームプリンタ103
0を挙げたが、これに限定したものではない。
【0092】また、上述した実施の形態の機能を実現す
るべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバ
イスと接続された装置或いはシステム内のコンピュータ
に対し、上記実施の形態の機能を実現するためのソフト
ウェアのプログラムコードを供給し、そのシステム或い
は装置のコンピュータ(CPU或いはMPU)に格納さ
れたプログラムに従って上記各種デバイスを動作させる
ことによって実施したものも、本発明の範疇に含まれ
る。
【0093】この場合、上記ソフトウェアのプログラム
コード自体が上述した実施の形態の機能を実現すること
になり、そのプログラムコード自体は本発明を構成す
る。また、そのプログラムコードをコンピュータに供給
するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納
した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコ
ードを記憶する記録媒体としては、例えばフロッピー
(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、
光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性
のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0094】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコ
ンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティン
グシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共
同して上述の実施の形態の機能が実現される場合にもか
かるプログラムコードは本発明の実施の形態に含まれる
ことはいうまでもない。
【0095】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
はいうまでもない。
【0096】なお、上記実施の形態において示した各部
の形状及び構造は、何れも本発明を実施するにあたって
の具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらに
よって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはなら
ないものである。すなわち、本発明はその精神、又は、
その主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施
することができる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、例
えばユーザの希望料金内の印刷方式を表示し、その印刷
方式の中からユーザに好みに合わせて印刷方式を選択さ
せることにより、ユーザの希望料金内の印刷方式の中か
ら決定された印刷方式により印刷を行なうことができ、
ユーザの計算の手間を省くことが可能となる。さらに、
ユーザの優先度を考慮して、ユーザの希望料金以内の印
刷方式を選択することにより、より簡単にユーザの希望
に近い印刷方式を選択することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷システムの構成を示す図である。
【図2】カラーレーザビームプリンタ1030のエンジ
ン部1082の構成を示す図である。
【図3】カラーレーザビームプリンタ1030の排紙装
置3001の構成を示す図である。
【図4】液晶操作パネル4001を示す図である。
【図5】全体の処理概略を示すフローチャートである。
【図6】印字データの入力処理の手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】印字パラメータのスケジューリング処理を示す
フローチャートである。
【図8】全料金計算処理の手順を示したフローチャート
である。
【図9】料金計算処理の手順を示したフローチャートで
ある。
【図10】印刷方式選択処理の手順を示したフローチャ
ートである。
【図11】印刷処理の手順を示したフローチャートであ
る。
【図12】ユーザが料金を入力するときの表示画面の一
例を示す図である。
【図13】印刷方式選択時の表示画面の一例を示す図で
ある。
【図14】優先度を用いた場合の印字パラメータのスケ
ジューリング処理を示すフローチャートである。
【図15】優先度を用いた場合の印刷方式選択処理の手
順を示したフローチャートである。
【図16】ユーザが優先度を入力するときの表示画面の
一例を示す図である。
【図17】印刷方式決定時の表示画面の一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1001 ホストコンピュータ 1002 通信線 1030 カラーレーザビームプリンタ 1031 プリンタコントローラ 1032 ホストI/F部 1033 入出力バッファ 1034 システムバス 1035 パネルI/F部 1036 メモリI/F部 1037 CPU 1038 ビットマップ画像展開/転送部 1039 エンジンI/F部 1050 プログラムROM 1051 画像情報生成モジュール 1052 印字パラメータスケジューリングモジュー
ル 1053 課金処理モジュール 1060 RAM 1061 料金テーブル 1062 設定テーブル 1080 操作パネル部 1081 外部メモリ部 1082 印刷装置エンジン部 1083 エンジン制御部 1084 排紙装置部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷装置を用いて印字パラメータを変更
    可能とした印刷を行なうとともに、上記印刷に対する課
    金を行なう印刷システムであって、 ユーザの希望金額を認識する認識手段と、 上記印字パラメータの組み合わせによる印刷方式の料金
    を計算する計算手段と、 上記希望金額に収まるように上記印字パラメータを決定
    する決定手段とを備えたことを特徴とする印刷システ
    ム。
  2. 【請求項2】 ユーザが指定した上記印字パラメータの
    優先度を認識する認識手段を備え、 上記決定手段は、上記優先度を基に上記印字パラメータ
    を決定することを特徴とする請求項1に記載の印刷シス
    テム。
  3. 【請求項3】 ユーザが指定可能な金額の上限及び/又
    は下限を表示するための表示手段を備えたことを特徴と
    する請求項1又は2に記載の印刷システム。
  4. 【請求項4】 ユーザが選択可能な印刷方式を表示し
    て、ユーザに選択させる選択手段を備えたことを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか1項に記載の印刷システ
    ム。
  5. 【請求項5】 上記選択された印刷方式のキャンセルを
    受け付けるキャンセル受け付け手段を備えたことを特徴
    とする請求項4に記載の印刷システム。
  6. 【請求項6】 印字パラメータを変更可能とした印刷を
    行なうとともに、上記印刷に対する課金を行なう印刷装
    置であって、 ユーザの希望金額を認識する認識手段と、 上記印字パラメータの組み合わせによる印刷方式の料金
    を計算する計算手段と、 上記希望金額に収まるように上記印字パラメータを決定
    する決定手段とを備えたことを特徴とする印刷装置。
  7. 【請求項7】 印字パラメータを変更可能とした印刷を
    行なうとともに、上記印刷に対する課金を行なう印刷方
    法であって、 ユーザの希望金額を認識する認識処理と、 上記印字パラメータの組み合わせによる印刷方式の料金
    を計算する計算処理と、 上記希望金額に収まるように上記印字パラメータを決定
    する決定処理とを行なうことを特徴とする印刷方法。
  8. 【請求項8】 印字パラメータを変更可能とした印刷を
    行なうとともに、上記印刷に対する課金を行なうための
    コンピュータプログラムであって、 ユーザの希望金額を認識する認識処理と、 上記印字パラメータの組み合わせによる印刷方式の料金
    を計算する計算処理と、 上記希望金額に収まるように上記印字パラメータを決定
    する決定処理とをコンピュータに実行させることを特徴
    とするコンピュータプログラム。
  9. 【請求項9】 印字パラメータを変更可能とした印刷を
    行なうとともに、上記印刷に対する課金を行なうための
    プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶
    媒体であって、 ユーザの希望金額を認識する認識処理と、 上記印字パラメータの組み合わせによる印刷方式の料金
    を計算する計算処理と、 上記希望金額に収まるように上記印字パラメータを決定
    する決定処理とをコンピュータに実行させるプログラム
    を格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能
    な記憶媒体。
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