JP2006139603A - 印刷制御方法及びそのプログラム、記憶媒体、情報処理装置、並びに印刷システム - Google Patents

印刷制御方法及びそのプログラム、記憶媒体、情報処理装置、並びに印刷システム Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、ユーザが印刷データに設定した印刷設定を大きく変更することなく、印刷機の運用コストの削減に効果のある印刷環境を提供する。
【解決手段】 プリンタ1500にネットワーク121を介して接続されたホストコンピュータ3000は、プリンタ1500に設定可能な印刷設定の複数の設定項目に対して優先順位を設定させ、印刷データの印刷時に、ユーザにより設定された印刷設定の複数の設定項目のうちの少なくとも1つを、設定された印刷設定優先順位リスト1100に基づいて変更する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、印刷制御方法及びそのプログラム、記憶媒体、情報処理装置、並びに印刷システムに関し、特に、カラー印刷が可能な複合機やプリンタなどの印刷機の運用コストを削減することが可能な印刷制御方法及びそのプログラム、記憶媒体、情報処理装置、並びに印刷システムに関する。
近年、複合機やプリンタなどにおいて、カラー印刷が可能なカラー印刷機の低価格化が進み、積極的にカラー印刷機を導入する企業が増えてきている。その反面、インク消費量の増加に伴ってトナー料金など印刷機の運用コストの増加を招いている。そのため、ユーザに印刷頁数の削減やモノクロ印刷を推奨して運用コストの削減に努めている企業も増加してきている。
また、ユーザが指定した印刷設定の印刷枚数や印刷部数をチェックし、消耗品節約指数である通算省エネ度が所定のしきい値を超えたか否かを判断し、当該しきい値を超えた場合は、ユーザが指定した印刷設定を許容せず、推奨設定画面を表示し、ユーザに再度印刷設定を行わせて印刷する画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−304092号公報
しかしながら、上記特許文献1では、通算省エネ度が所定のしきい値を超えた場合、ユーザが再度印刷設定を行わなければならず、ユーザにとって面倒な作業を強いることになる。
また、通算省エネ値が所定のしきい値を一度超えると、その後、所定の期間は印刷する度に推奨設定画面が表示され、また再度印刷設定を必ず行わなければ印刷できないことから、ユーザが煩雑な作業を行わなければならないことになる。
更に、推奨設定画面に表示されない印刷設定で印刷することができないことからユーザにとって不便であるが、推奨設定画面に表示されない印刷設定で印刷することが可能であると、運用コストの削減が達成しにくくなり、印刷機の運用管理者にとって問題である。
本発明は、上記問題を解決するために成されたものであり、ユーザが印刷データに設定した印刷設定を大きく変更することなく、印刷機の運用コストの削減に効果のある印刷環境を提供することができる印刷制御方法及びそのプログラム、記憶媒体、情報処理装置、並びに印刷システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の印刷制御方法は、印刷装置に印刷データの印刷要求を行うことが可能な情報処理装置の印刷制御方法において、前記印刷装置に設定可能な印刷設定の複数の設定項目に対して優先順位を設定させる優先順位設定工程と、前記印刷データの印刷時にユーザにより設定された印刷設定の複数の設定項目のうちの少なくとも1つを、前記設定された優先順位に基づいて変更する印刷設定変更工程とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項9記載のプログラムは、印刷装置に印刷データの印刷要求を行うことが可能な印刷制御方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記印刷装置に設定可能な印刷設定の複数の設定項目に対して優先順位を設定させる優先順位設定モジュールと、前記印刷データの印刷時にユーザにより設定された印刷設定の複数の設定項目のうちの少なくとも1つを、前記設定された優先順位に基づいて変更する印刷設定変更モジュールとを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項18記載の情報処理装置は、印刷装置に印刷データの印刷要求を行うことが可能な情報処理装置において、前記印刷装置に設定可能な印刷設定の複数の設定項目に対して優先順位を設定させる優先順位設定手段と、前記印刷データの印刷時にユーザにより設定された印刷設定の複数の設定項目のうちの少なくとも1つを、前記設定された優先順位に基づいて変更する印刷設定変更手段とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項19記載の印刷システムは、複数の印刷装置と、該複数の印刷装置それぞれに印刷データの印刷要求を行うことが可能な複数の情報処理装置とが互いにネットワークを介して接続された印刷システムにおいて、前記情報処理装置は、前記複数の印刷装置それぞれに設定可能な印刷設定の複数の設定項目に対して優先順位を設定させる優先順位設定手段と、前記印刷データの印刷要求時にユーザにより設定された印刷設定の複数の設定項目のうちの少なくとも1つを、前記設定された優先順位に基づいて変更する印刷設定変更手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、印刷装置に設定可能な印刷設定の複数の設定項目に対して優先順位を設定させ、印刷データの印刷時にユーザにより設定された印刷設定の複数の設定項目のうちの少なくとも1つを、設定された優先順位に基づいて変更するので、ユーザが印刷データに設定した印刷設定を大きく変更することなく、印刷装置の運用コストの削減に効果のある印刷環境を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置を備えた印刷システムの全体構成を示すブロック図である。
図1において、本印刷システムは、情報処理装置であるホストコンピュータ3000と、該ホストコンピュータ3000に接続されたプリンタ1500とを備える。
ホストコンピュータ3000において、ROM103又は外部メモリ111には、CPU101の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、「OS」という。)、不図示のサーバやパーソナルコンピュータが実行する処理を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。なお、本実施の形態では、使用するOSとして、例えば、マイクロソフト社製のウィンドウズ(登録商標)XPを想定しているが、これに限るものではない。
RAM102は、CPU101の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU101は、処理の実行に必要なプログラム等をシステムバス104に接続されたRAM102にロードして、当該プログラム等を実行することで各種動作を実現する。また、CPU101は、例えば、RAM102内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRTディスプレイ(CRT)110上での表示を可能としている。また、CPU101は、CRT110上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
入力コントローラ(入力C)105は、キーボード(KB)109や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。ビデオコントローラ(VC)106は、CRT110等の表示装置への表示を制御する。なお、表示装置はCRTに限らず、液晶ディスプレイであっても構わない。これらは必要に応じて管理者に使用される。
メモリコントローラ(MC)107は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーションソフトウェア、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、及び各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)へのアクセスを制御すると共に、PCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等から成る外部メモリ111へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/F C)108は、インターネットやLAN(Local Area Network)等から成るネットワーク121を介してプリンタ1500等の外部機器と接続して通信するものであり、ネットワーク121に対する通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信やプリンタ1500との間でデータ送受信等が可能である。
本発明を実現するための印刷機器制御プログラム(以下、「プリンタドライバ」という。)は、外部メモリ111に記憶されており、必要に応じてRAM102にロードされ、CPU101によって実行されるものである。また、当該プリンタドライバが用いる定義ファイル及び各種情報テーブルは、外部メモリ111に格納されており、これらの詳細な説明については後述する。
プリンタ1500において、プログラムROM113bには、CPU112により実行される制御プログラム等が記憶されている。CPU112は、プログラムROM113bに記憶されている制御プログラム、或いはハードディスク(HD)やICカード等から成る外部メモリ114に記憶されている制御プログラム等を実行することにより、印刷部I/F116を介して印刷部(プリンタエンジン)117に出力情報としての画像信号を出力する。
フォントROM113aには、上記出力情報を生成する際に使用されるフォントデータ等が記憶される。データROM113cには、外部メモリ114が装備されてない場合に、ホストコンピュータ3000上で利用される情報等が記憶される。
CPU112は、システムバス115に接続された通信I/Fコントローラ(通信I/F C)118を介してホストコンピュータ3000との通信が可能となっており、プリンタ1500内の情報等をホストコンピュータ3000に通知可能に構成されている。
RAM119は、CPU112の主メモリであり、ワークエリア等として機能する。また、RAM119は、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。また、RAM119は、出力情報展開領域、環境データ格納領域等を有していてもよい。
メモリコントローラ(MC)120は、外部メモリ114へのアクセスを制御するものである。外部メモリ114は、オプションとして接続され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。操作部1501は、操作パネル等を有し、該操作パネル上にはユーザが操作するための表示が配されている。
プリンタ1500は、外部メモリ114を1つに限らず、内蔵フォントに加えたオプションフォントカードや、言語系の異なるページ記述言語(以下、「PDL」という。)を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続できるように構成されていてもよい。また、外部メモリは、操作部1501からのプリンタモード設定情報を記憶するようにしてもよい。
本実施の形態では、プリンタ1500がサポートするページ記述言語として、例えば、LBP Image Processing System(LIPS)といった比較的に高度なものを想定しているが、これに限るものではない。
また、本発明の機能が実現可能なものであれば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステムであっても、LAN,WAN等のネットワークを介して互いに接続されて処理が行われるシステムであってもよい。即ち、本実施の形態における各種機器や端末の構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例があることは云うまでもない。
次に、ホストコンピュータ3000がプリンタ1500に印刷ジョブデータを送信する際の流れについて図2を参照して説明する。
図2は、図1のホストコンピュータ3000のソフトウェア構成を示すブロック図である。
図2のホストコンピュータ3000において、アプリケーションソフトウェア(以下、単に「アプリケーション」という。)201、グラフィックスエンジン202、プリンタドライバ203、及びプリントサブシステム204は、それぞれ図1に示す外部メモリ111に保存されたプログラムファイルとして存在し、OSやそのモジュールを利用するモジュールによってRAM102にロードされて実行されるプログラムモジュールである。
なお、アプリケーション201及びプリンタドライバ203は、外部メモリ111としてのFDや不図示のCD−ROM或いは後述するネットワークを経由して、外部メモリ111としてのハードディスク(HD)に追加可能になっている。
外部メモリ111に保存されているアプリケーション201は、CPU101によって外部メモリ111からRAM102にロードされて実行される。また、このアプリケーション201からプリンタ1500に対して印刷が行われる場合、同様に、当該アプリケーション201がCPU101によってRAM102にロードされて実行され、グラフィックスエンジン202を利用して出力(描画)を行う。
グラフィックスエンジン202は、プリンタ毎に用意されたプリンタドライバ203を起動する(これにより、プリンタドライバ203は、CPU101によって外部メモリ111からRAM102にロードされて実行される)。また、グラフィックスエンジン202は、このプリンタドライバ203を用いて、アプリケーション201からの出力をPDLによるプリンタ制御コマンドに変換する。
プリンタドライバ203を用いて変換されたプリンタ制御コマンドは、プリントサブシステム204を介して通信I/Fコントローラ108経由でプリンタ1500に出力される仕組みとなっている。プリントサブシステム204は、OSにより起動され、CPU101によって外部メモリ111からRAM102にロードされて実行されるものであり、印刷ジョブのスケジューリング、プリンタとホストコンピュータとの接続制御やプリンタのステータスの管理を行う。
プリンタドライバ203は、アプリケーション201から指示された印字や描画命令の出力に対してプリンタ制御コマンドを生成し、プリント出力に反映されるようプリンタに指示するだけでなく、プリンタドライバ203やプリンタ1500本体が持つ機能を制御するための設定を行う機能(以下、「ユーザインタフェース」という。)と、その設定を記憶する機能、プリンタドライバ203やプリンタ1500本体が持つ能力をアプリケーションやOSに情報提供する機能、ユーザインタフェースで設定された機能がプリンタの有する機能である場合にプリンタ制御コマンドを生成する機能、及びユーザインタフェースで設定された機能がプリンタドライバ独自で行う機能の場合にその機能を実現する機能等を有する。
プリンタドライバ拡張機能205は、プリンタドライバ203からプリントサブシステム204へプリンタ制御コマンドを出力する際に、プリンタ制御コマンドを加工する機能を有する。
図3は、図1の印刷システムの他の例を示すブロック図である。
図3において、複数のクライアントコンピュータ6000と、プリンタ1500と、プリントサーバコンピュータ4000と、印刷設定管理コンピュータ5000とがネットワーク301を介して互いに接続されている。なお、クライアントコンピュータ6000及び印刷設定管理コンピュータ5000は、図1のホストコンピュータ3000と同様の構成及び機能を有するものである。
図3の印刷システムでは、クライアントコンピュータ6000内の通信I/Fコントローラ108は、ネットワークインタフェースカード(NIC)の機能を有するものとする。
プリンタ1500は、セントロニクスやUSB(Universal Serial Bus)等のローカルインタフェース(不図示)を介してプリントサーバコンピュータ4000と接続され、該プリントサーバコンピュータ4000を介してネットワーク301に接続される形態であっても、ネットワーク301に直接接続される形態であってもよい。なお、ネットワーク301に直接接続されているプリンタ1500内の通信I/Fコントローラ118は、ネットワークインタフェースカード(NIC)の機能を有するものとする。
プリントサーバコンピュータ4000を介してネットワーク301に接続されるプリンタ1500に対して各クライアントコンピュータ6000から印刷ジョブを送信する場合、まず各クライアントコンピュータ6000は、プリントサブシステム204を介して、プリントサーバコンピュータ4000へ印刷ジョブを送信する。
次に、プリントサーバコンピュータ4000は、各クライアントコンピュータ6000から送信されてきた印刷ジョブを、プリントサーバコンピュータ4000内のプリントサブシステム(不図示)を介してプリンタ1500へ送信する。これにより、各クライアントコンピュータ6000は、プリントサーバコンピュータ4000を介して印刷ジョブをプリンタ1500へ送信することができる。
一方、ネットワーク301に直接接続されるプリンタ1500に対して各クライアントコンピュータ6000から印刷ジョブを送信する場合、各クライアントコンピュータ6000は、プリントサブシステム204を介して、ネットワーク301に直接接続されるプリンタ1500へ印刷ジョブを送信する。
各クライアントコンピュータ6000は、印刷設定管理コンピュータ5000とネットワーク301を介して接続される形態で、ファイルなどの情報を互いに送受信することができる。本実施の形態では、後述する図7に示す印刷設定数値化表ファイル700が印刷設定管理コンピュータ5000内の外部メモリ111に格納されており、送信可能な状態となっているものとする。
次に、ホストコンピュータ3000において印刷を行う場合の基本的な処理の流れを図4を参照して説明する。
図4は、ホストコンピュータ3000における印刷時の基本的な処理の流れを示すステータス図である。本図は、図2に示したアプリケーション201、グラフィックスエンジン202、及びプリンタドライバ203の処理に対応するものである。なお、図2の構成要素と同一のものについては同一の符号を付す。
アプリケーション201は、プリンタドライバ203と直接やり取りを行うのではなく、実際にはOSの持つグラフィックスエンジン202を介してやり取りを行う。グラフィックスエンジン202は、アプリケーション201からの指示を受け、プリンタドライバ203に対して指示を行う。
図2において、まず、アプリケーション201は、片面/両面設定や部数設定などの印刷設定をRAM102に確保されたメモリ領域を介してグラフィックスエンジン202に通知する(ステップS401)。
グラフィックスエンジン202は、通知された印刷設定と、当該印刷設定に基づいてプリンタドライバ203が印刷処理を行う上で必要な情報(プリンタドライバ情報)を格納するために新たにRAM102上に確保されたメモリ領域の初期化要求とをプリンタドライバ203に送信する(ステップS402)。これにより、プリンタドライバ203は、プリンタドライバ情報を格納するためのメモリ領域をRAM102上に確保し、印刷設定に従ってそのメモリ領域を初期化する。
次に、プリンタドライバ203は、当該プリンタドライバ203が参照するためのメモリ領域の初期化要求を受信して必要な処理を完了すると、ステップS402で受信した印刷設定に応じたプリンタドライバ203自身の印刷能力をグラフィックスエンジン202に通知する(ステップS404)。
アプリケーション201は、最終的にプリンタ1500に送信される印刷ジョブとその印刷ジョブに反映する印刷設定とを関連付けるために必要なハンドル値をグラフィックスエンジン202から取得する(ステップS403)。
次に、アプリケーション201が、印刷の開始要求をグラフィックスエンジン202に行うと(ステップS405)、グラフィックスエンジン202を介してプリンタドライバ203が印刷開始要求を受信する(ステップS406)。これにより、プリンタドライバ203はPDLの生成処理を開始し、プリンタ1500は印刷開始に必要なプリンタ命令を生成する。なお、プリンタ1500が印刷開始に必要なプリンタ命令の生成処理は、最初のページ(1ページ目)の印刷処理が開始された時点(アプリケーションからの最初のページの描画指示を受信した時点)でもあってもよい。
次に、アプリケーション201は、文字やイメージ等の描画オブジェクトの描画を実現するための描画指示をグラフィックスエンジン202に対して行う(ステップS407)。
プリンタドライバ203は、その描画指示をグラフィックスエンジン202より受信する(ステップS408)。これにより、プリンタドライバ203は、描画指示において指定された描画オブジェクトや改ページ、更には不図示の印刷設定を途中で変更するための要求などを反映したプリンタ制御コマンドを適宜生成し、プリンタ1500へ出力する。なお、印刷するページ数は、アプリケーション201からの指定されたものである。
次に、アプリケーション201が、印刷の終了要求をグラフィックスエンジン202に行うと(ステップS409)、プリンタドライバ203は、グラフィックスエンジン202を介して印刷終了要求を受信する(ステップS410)。これにより、プリンタドライバ203は、プリンタ1500の印刷終了に必要なプリンタ命令を生成し、PDLの生成処理を終了する。
次に、アプリケーション201は、ステップS403で取得したハンドル値の破棄要求をグラフィックスエンジン202に通知すると(ステップS411)、プリンタドライバ203は、グラフィックスエンジン202より、プリンタドライバ203が印刷処理を行う上で必要な情報を格納するために確保されたメモリ領域内に格納されたプリンタドライバ情報の破棄要求を受信する(ステップS412)。これにより、プリンタドライバ203は、このプリンタドライバ情報の破棄処理を行う。
上記ステップS405〜S410の処理により、プリンタ1500へ送信する1つの印刷ジョブが生成される。
次に、印刷データ加工時の基本的な処理の流れを図5を参照して説明する。
図5は、ホストコンピュータ3000における印刷データ加工時の基本的な処理の流れを示すステータス図である。本図は、図2に示したプリンタドライバ203,プリントサブシステム204,プリンタドライバ拡張機能205の処理に対応する。なお、図2の構成要素と同一のものについては同一の符号を付す。
プリンタドライバ203は、プリントサブシステム204にプリンタ制御コマンドを送信する際にプリンタドライバ拡張機能205とのやり取りを行う(図5のステップS501〜S504)。プリンタドライバ拡張機能205は、プリンタドライバ203から指示を受け、プリンタ制御コマンドの加工を行う。
図5において、まず、プリンタドライバ203は、プリントサブシステム204にプリンタ制御コマンドを出力するための初期化処理として、印刷先のプリンタを指定し(ステップS501)、プリンタ識別情報を確保する(ステップS502)。つづいて、プリントサブシステム204に対してジョブの初期化を行い(ステップS503)、プリンタ制御コマンドを出力するための印刷ジョブ識別情報を確保する(ステップS504)。
次に、プリンタドライバ203は、プリントサブシステム204にプリンタ制御コマンドを出力するための初期化処理を完了すると、プリンタドライバ拡張機能205にプリンタ制御コマンドの加工要求を通知すると共に、プリントサブシステム204に出力する予定のプリンタ制御コマンドを送信する(ステップS505)。
プリンタドライバ拡張機能205は、プリンタドライバ203から取得したプリンタ制御コマンドを加工して、当該加工済みのプリンタ制御コマンドをプリンタドライバ203に送信する(ステップS506)。
次に、プリンタドライバ203は、プリンタドライバ拡張機能205から受信した加工済みのプリンタ制御コマンドをプリントサブシステム204に送信する(ステップS507)。つづいて、プリントサブシステム204に対してジョブの終了(プリンタクローズ)を通知する(ステップS508)。
上記ステップS505〜S507の処理により、プリンタドライバ203がプリンタ1500へ送信する予定のプリンタ制御コマンドを、プリンタドライバ拡張機能205を用いて加工することができる。
次に、上述したプリンタドライバ拡張機能205により実行されるプリンタ制御コマンドの加工処理について図6及び図7を参照して説明する。
図6は、図2のプリンタドライバ拡張機能205によるプリンタ制御コマンド加工処理を示すフローチャートである。図7は、図6の処理で利用される印刷設定数値化表ファイルの内容を示す図である。
図6において、まず、プリンタドライバ拡張機能205は、プリンタドライバ203からプリンタ制御コマンドと共にプリンタ制御コマンドの加工要求を受け取ると(ステップS600)、受け取ったプリンタ制御コマンドを解析して、当該プリンタ制御コマンドに含まれるプリンタドライバ名を取得し、ネットワーク301を介して印刷設定管理コンピュータ5000と通信を行い、当該印刷設定管理コンピュータ5000内の外部メモリ111に格納されている印刷設定数値化表ファイル700から、取得したプリンタドライバ名の印刷設定数値化表(図7に示す省エネ推奨指数(%)や初期設定(デフォルト値)の優先順位や設定項目、印刷設定や印刷設定値等)を取得する(ステップS601)。ここで印刷設定数値化表ファイル700の内容を図7に示す。ここで、設定項目とは、ページレイアウトや印刷方法、省トナーモードや解像度、カラーモード等のことを示し、印刷設定とは、片面印刷等の設定項目における詳細設定のことを示している。
図7に示すように、印刷設定数値化表ファイル700には、印刷設定をどの程度省エネルギー方向に制御するのかを割合で表した省エネ推奨指数(%)、及び印刷設定における各種設定項目(例えば、ページレイアウト、印刷方法、省トナーモード等)の内容(印刷設定)が数値化された印刷設定値が、プリンタドライバ毎に格納されている。
また、印刷設定管理コンピュータ5000では、印刷設定数値化表ファイル700に新たなプリンタドライバ名及び印刷設定数値化表を追加又は修正したり、不要となったものを削除したりすることも可能である。
図6に戻って、ステップS602では、ステップS601で取得した印刷設定数値化表に含まれる各種設定項目における印刷設定値の最大値から最大設定値(M)を計算する。この印刷設定の最大設定値(M)は、ステップS601で取得した印刷設定数値化表に含まれる各設定項目の印刷設定値の最大値(A〜D)を加算することで計算される。
例えば、図7に示すように、設定項目1(ページレイアウト)の最大値:A=16(16ページ/枚)、設定項目2(印刷方法)の最大値:B=2(両面印刷)、設定項目3(省トナーモード)の最大値:C=1(ON)、設定項目4(解像度)の最大値:D=1(300dpi)、設定項目5(カラーモード)の最大値:E=1(モノクロ)とすると、
M=A+B+C+D+E=21
となる。
次に、ステップS603では、ステップS602で算出された最大設定値とステップS601で取得した印刷設定数値化表に含まれる省エネ推奨指数(P)から省エネ基準値(EC)を計算する。省エネ推奨指数は、どのくらい省エネルギー方向に制御したいかを示す値である。省エネ基準値(EC)は、最大値(M)に省エネ推奨指数(P)を乗算することで求められる。計算結果が小数点以下の場合は、切り上げて整数値に修正される。
EC=21×0.80=16.8≒17
次に、ステップS604では、プリンタドライバ203から受信したプリンタ制御コマンドを解析して当該プリンタ制御コマンドに含まれる印刷設定情報を取得し、取得した印刷設定情報からステップS601で取得した印刷設定数値化表を参照して省エネ基準値(EC2)を計算する。具体的には、印刷設定数値化表を参照し、プリンタ制御コマンドに含まれる印刷設定を数値化した値(N)に変換する。
例えば、図11に示すようにプリンタ制御コマンドの印刷設定情報に含まれる印刷設定が、ページレイアウト:2ページ/枚、印刷方法:片面印刷、省トナーモード:OFF、解像度:600dpi、及びカラーモード:カラーである場合(図7参照)は、カラープリンタドライバ名1のステップS601で取得した印刷設定数値化表を参照し、ページレイアウト:A=2、印刷方法:B=0、省トナーモード:C=0、解像度:D=0、及びカラーモード:E=0となり、
N=A+B+C+D+E=2
となる。つづいて、ステップS602で算出された印刷設定の最大設定値(M)からプリンタ制御コマンドの印刷設定情報に含まれる印刷設定を数値化した値(N)を減算することで、省エネ基準値(EC2)を計算すると、
EC2=M−N=21−2=19
となる。
次に、ステップS605では、上記計算で求めた2つの省エネ基準値(EC,EC2)を比較し、省エネ基準値(EC2)≦省エネ基準値(EC)の関係にあるか否かを判別する。この判別の結果、EC2≦ECの関係にある場合、即ち、プリンタ制御コマンドから求めたEC2が最初に求めたEC以下である場合は、印刷設定の変更は必要ないと判断して、プリンタ制御コマンドを加工することなく、そのままのプリンタドライバ203に送信して、本処理を終了する。
一方、ステップS605の判別の結果、EC2≦ECの関係にない場合は、印刷設定の変更が必要であると判断して、ステップS606の処理へ移行する。
ステップS606では、後述する図8に示す印刷設定優先順位リストの取得処理を行い、ステップS607では、後の計算ループを実行するための準備として、ループカウンタ(CNT)に0を設定して初期化する。
次に、ステップS608では、後述する図12に示す印刷設定の変更処理を行う。具体的には、ステップS606で取得した印刷設定優先順位リスト(図10に示す印刷設定優先順位リスト1100)に基づいて、プリンタ制御コマンドに含まれる印刷設定を変更し記憶保持する。ここでは、印刷設定優先順位リストに基づいて、印刷設定に設定された複数の印刷項目のうちの1つに対して内容(印刷設定)の変更が行われる。なお、設定された印刷項目が1つのみの場合は、当該印刷項目が変更される。
次に、ステップS609では、ループカウンタ(CNT)を1つインクリメントする。この処理は、印刷設定を変更した回数をカウントするためのものである。この処理により、印刷設定を変更した回数分だけループカウンタ(CNT)が増加するため、プリンタドライバ203から取得したプリンタ制御コマンドに含まれる印刷設定をどの程度変更したかの目安になる。
ステップS610では、変更した印刷設定に基づいて、ステップS609で取得した印刷設定数値化表を参照し、省エネ基準値をEC3,EC´として再計算する。ここでは、まず上述した印刷設定が、ページレイアウト:2ページ/枚、印刷方法:両面印刷、省トナーモード:ON、解像度:600dpi、カラーモード:モノクロに変更された場合は、ページレイアウト:A=2、印刷方法:B=0、省トナーモード:C=1、解像度:D=0、及びカラーモード:E=0となり、変更された印刷設定を数値化した値(N2)は、
N2=A+B+C+D+E=3
となり、変更された印刷設定に基づく省エネ基準値(EC3)は、
EC3=M−N2=21−3=18
となる。つづいて、ステップS603で算出された省エネ基準値(EC)にループカウンタの値を加算して、新たな省エネ基準値(EC´)を計算する。
EC´=EC+CNT=17+1=18
このように、算出された省エネ基準値(EC)にループカウンタの値を加算することにより、加工前のプリンタ制御コマンドに含まれる印刷設定から極端に異なった印刷設定に加工されることを防止することができる。
ステップS611では、上記計算で求めた2つの省エネ基準値(EC3及びEC´)を比較して、省エネ基準値(EC3)≦省エネ基準値(EC´)の関係にあるか否かを判別する。この判別の結果、EC3≦EC´の関係にある場合、即ち、再計算して求めたEC3がEC´以下である場合は、これ以上の印刷設定の変更は必要ないと判断して、現在まで印刷設定を変更した状態のプリンタ制御コマンドをプリンタドライバ203に送信して、本処理を終了する。
一方、ステップS611の判別の結果、EC3≦EC´の関係にない場合は、更に印刷設定の変更が必要であると判断して、EC3がEC´以下になるまでステップS608〜S611の処理を繰り返し実行する。これ以上、印刷設定の変更ができない状態になると、EC3はEC3=M−N2=0(M=N2)と計算されるため、ステップS611の判別により処理を終了することになる。
次に、図6のステップS606における印刷設定優先順位リストの取得処理の詳細について図8〜図11を参照して説明する。
図8は、図6のステップS606における印刷設定優先順位リストの取得処理の詳細を示すフローチャートである。図9は、設定変更の際に警告を表示するか否かの設定及びアプリケーション毎に印刷設定優先順位リスト1100を設定するための表示画面の一例を示す図であり、図10は、図9の表示画面上でされた設定に基づいて作成される印刷設定優先順位管理ファイルの内容を示す図である。
図8に示す処理は、印刷設定数値化表ファイル700又は図10に示す印刷設定優先順位管理ファイル1000からアプリケーション201の種類に応じた印刷設定優先順位リスト1100を取得するものである。印刷設定優先順位リスト1100を作成するための画面例を図9に示す。
図8において、まず、ステップS701では、プリンタドライバ203から受信したプリンタ制御コマンドを解析して、アプリケーション201のアプリケーション名を取得する。次に、ステップS702では、印刷設定優先順位管理ファイル1000の内容を参照し、ステップS701で取得したアプリケーション名と一致する印刷設定優先順位リストがあるか否かを判別する。
ステップS702の判別の結果、取得したアプリケーション名と一致する印刷設定優先順位リストが印刷設定優先順位管理ファイル1000に存在しない場合は、ステップS601で取得した印刷設定数値化表から初期設定の優先順位を適用して(ステップS703)、リターンする。
一方、ステップS702の判別の結果、取得したアプリケーション名と一致する印刷設定優先順位リストが印刷設定優先順位管理ファイル1000に存在する場合は、当該印刷設定優先順位管理ファイル1000からアプリケーション名と一致する印刷設定優先順位リスト等(「設定変更の際に警告を表示する」がONに設定されているか、OFFに設定されているかの情報も含む)を取得して適用し(ステップS704)、リターンする。
図9において、900は、CRT110等に表示されたプリンタドライバのプロパティ画面である。プロパティ画面900上には、「印刷設定の制御」タブ901が設けられている。「アプリケーション」902では、所望のアプリケーション名(例えば、「A」等)を表示し、アプリケーション毎に印刷設定の優先順位を設定して管理することができる。「印刷設定優先順位」欄903では、印刷設定の優先順位を表示し、キー903aにより表示されている印刷設定の優先順位を変更することができる。
また、「設定変更の際に警告を表示する」チェックボックス904にチェックをいれることにより、図6の処理で印刷設定を変更(ステップS608)した際に、CRT110等に警告メッセージを表示することが可能となる。これにより、ユーザが、印刷設定が変更されたことを知ることができ、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
プロパティ画面900上で設定された情報は、印刷設定優先順位管理ファイル1000に追加又は修正される。
図10において、印刷設定優先順位管理ファイル1000には、アプリケーション201の種類に応じて設定を変更する際に警告を表示するか否かのON/OFF情報と、アプリケーション201の種類に応じた印刷設定優先順位リストがプリンタドライバ毎に管理されている。
設定項目の優先順位は、RAM102にリストとして格納され、優先順位の番号が低い順に印刷設定の変更が行われる。
図12は、図6のステップS608における印刷設定の変更処理の詳細を示すフローチャートである。
図12において、まず、ステップS801では、ステップS704で取得した印刷設定優先順位リスト等における「設定変更の際に警告を表示する」の状態を確認し、印刷設定を変更する際に警告を表示する指定があるか否かを判別する。図9のプロパティ画面上で「設定変更の際に警告を表示する」チェックボックス904にチェックが入っている場合は、優先順位管理ファイル1000上で「ON」となり、入っていない場合はOFFとなる。ステップS801の判別の結果、指定がある場合は、CRT110等に警告メッセージを表示する(ステップS802)。
次に、ステップS803では、優先順位の番号の一番低い値である1を設定(セット)する。
次に、ステップS804では、ステップS803でセットされた優先順位の番号と一致する、ステップS704で取得した印刷設定優先順位リストの設定項目を設定する。次に、ステップS805では、ステップS804で設定した設定項目(例えば、カラーモード)がプリンタ制御コマンドでどのような印刷設定になっているのかを解析し、該印刷設定の印刷設定値を、印刷設定数値化表を参照して取得する。
次に、ステップS806では、印刷設定数値化表を参照し、ステップS805で取得した印刷設定値より大きい印刷設定値が存在するか否かを判別する。ここで、取得した印刷設定値より大きい印刷設定値があるか否かの判断は、ステップS804で設定した設定項目内の印刷設定値で行う。この判断の結果、プリンタ制御コマンドの印刷設定の印刷設定値より大きい印刷設定値が印刷設定数値化表に存在しない場合は、優先順位の番号を1つインクリメントして(ステップS807)、ステップS809へ進む。
ステップS809では、ステップS807でインクリメントした優先順位の番号が印刷設定優先順位リスト1100の優先順位の番号の最大値を超えたか否かを判別し、超えていない場合は、ステップS804〜S807の処理を繰り返す。
一方、ステップS806の判別の結果、プリンタ制御コマンドの印刷設定の印刷設定値より大きい印刷設定値が印刷設定数値化表に存在する場合は、ステップS804で設定した設定項目内の印刷設定を印刷設定数値化表に基づいて数値化した印刷設定値よりも大きく、且つプリンタ制御コマンドの印刷設定を、印刷設定数値化表に基づいて数値化した印刷設定値に一番近い印刷設定値である印刷設定に、プリンタ制御コマンドの印刷設定として変更して(ステップS808)、リターンする。
上記処理を行うことで、優先順位に応じて、変更できる印刷設定を1つだけ選択することができる。
上記実施の形態では、プリンタ1500に送られる印刷ジョブは、印刷設定管理サーバ5000に格納されている印刷設定数値化表ファイル700(図7)とユーザが任意に設定する印刷設定優先順位管理ファイル(図10)の内容、及び実際のプリンタ制御コマンド(図11)から導き出された最適な印刷設定のプリンタ制御コマンドとなる。
図11は、ステップS505でプリンタドライバ拡張機能が取得するプリンタ制御コマンドに含まれる内容の一例である。上記実施の形態によりプリンタ制御コマンドの印刷設定の変更がなされ、変更されたプリンタ制御コマンドをステップS506でプリンタドライバ203に送信する。
上記実施の形態によれば、プリンタ1500にネットワーク121を介して接続されたホストコンピュータ3000は、プリンタ1500に設定可能な印刷設定の複数の設定項目に対して予め優先順位を設定させ、印刷データの印刷時にユーザにより設定された印刷設定の複数の設定項目のうちの少なくとも1つを、設定された印刷設定優先順位リスト1100に基づいて変更するので、ユーザが印刷データに設定した印刷設定を大きく変更することなく、プリンタの運用コストの削減に効果のある印刷環境を提供することができる。
本発明の目的は、上記実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置を備えた印刷システムの全体構成を示すブロック図である。 図1のホストコンピュータのソフトウェア構成を示すブロック図である。 図1の印刷システムの他の例を示すブロック図である。 ホストコンピュータにおける印刷時の基本的な処理の流れを示すステータス図である。 ホストコンピュータにおける印刷データ加工時の基本的な処理の流れを示すステータス図である。 図2のプリンタドライバ拡張機能によるプリンタ制御コマンド加工処理を示すフローチャートである。 図6の処理で利用される印刷設定数値化表ファイルの内容を示す図である。 図6のステップS606における印刷設定優先順位リストの取得処理の詳細を示すフローチャートである。 印刷設定優先順位リストを設定するための表示画面の一例を示す図である。 図9の表示画面上で設定された印刷設定優先順位リストに基づく印刷設定優先順位管理ファイルの内容を示す図である。 図5のステップS505でプリンタドライバ拡張機能が取得するプリンタ制御コマンドの内容の一例を示す図である。 図6のステップS608における印刷設定の変更処理の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
201 アプリケーション
203 プリンタドライバ
204 プリントサブシステム
205 プリンタドライバ拡張機能
700 印刷設定数値化表ファイル
900 プリンタドライバのプロパティ画面
1000 印刷設定優先順位管理ファイル
1100 印刷設定優先順位リスト
1500 プリンタ
3000 ホストコンピュータ
6000 クライアントコンピュータ

Claims (21)

  1. 印刷装置に印刷データの印刷要求を行うことが可能な情報処理装置の印刷制御方法において、
    前記印刷装置に設定可能な印刷設定の複数の設定項目に対して優先順位を設定させる優先順位設定工程と、
    前記印刷データの印刷時にユーザにより設定された印刷設定の複数の設定項目のうちの少なくとも1つを、前記設定された優先順位に基づいて変更する印刷設定変更工程とを備えることを特徴とする印刷制御方法。
  2. 前記優先順位設定工程は、前記優先順位を前記情報処理装置に格納される各種アプリケーションソフトウェア毎に選択させることを特徴とする請求項1記載の印刷制御方法。
  3. 前記印刷設定変更工程は、前記印刷装置に設定可能な印刷設定が数値化された印刷設定数値化情報を取得する取得工程と、
    前記取得した印刷設定数値化情報から第1の省エネ基準値を計算する第1の計算工程と、
    前記ユーザにより設定された印刷設定の情報から第2の省エネ基準値を計算する第2の計算工程と、
    前記第1の省エネ基準値と前記第2の省エネ基準値とを比較する比較工程とを備え、
    前記第2の省エネ基準値が前記第1の省エネ基準値より大きいときは、前記ユーザにより設定された印刷設定を、前記設定された優先順位に基づいて変更することを特徴とする請求項1又は2記載の印刷制御方法。
  4. 前記印刷設定変更工程は、前記ユーザにより設定された印刷設定を変更する度に、当該変更された印刷設定の情報及び前記変更された印刷設定の回数に基づいて、前記第1の省エネ基準値及び前記第2の省エネ基準値を変更することを特徴とする請求項3記載の印刷制御方法。
  5. 前記第1の計算工程は、前記印刷設定数値化情報における印刷設定の最大値に、省エネ推奨指数である所定の割合を乗算して前記第1の省エネ基準値を計算することを特徴とする請求項3又は4記載の印刷制御方法。
  6. 前記印刷設定変更工程は、前記印刷データの印刷要求毎に行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の印刷制御方法。
  7. 前記印刷設定変更工程は、前記印刷データの印刷要求を解析して当該印刷データを作成したアプリケーションソフトウェア名を取得するアプリケーションソフトウェア取得工程と、取得したアプリケーションソフトウェア名と一致する優先順位を前記優先順位設定工程により作成される優先順位管理情報から取得する優先順位取得工程とを備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の印刷制御方法。
  8. 前記印刷設定変更工程は、前記優先順位の低い設定項目から順に変更することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の印刷制御方法。
  9. 印刷装置に印刷データの印刷要求を行うことが可能な印刷制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    前記印刷装置に設定可能な印刷設定の複数の設定項目に対して優先順位を設定させる優先順位設定モジュールと、
    前記印刷データの印刷時にユーザにより設定された印刷設定の複数の設定項目のうちの少なくとも1つを、前記設定された優先順位に基づいて変更する印刷設定変更モジュールとを備えることを特徴とするプログラム。
  10. 前記優先順位設定モジュールは、前記優先順位を前記情報処理装置に格納される各種アプリケーションソフトウェア毎に選択させることを特徴とする請求項9記載のプログラム。
  11. 前記印刷設定変更モジュールは、前記印刷装置に設定可能な印刷設定が数値化された印刷設定数値化情報を取得する取得モジュールと、
    前記取得した印刷設定数値化情報から第1の省エネ基準値を計算する第1の計算モジュールと、
    前記ユーザにより設定された印刷設定の情報から第2の省エネ基準値を計算する第2の計算モジュールと、
    前記第1の省エネ基準値と前記第2の省エネ基準値とを比較する比較モジュールとを有し、
    前記第2の省エネ基準値が前記第1の省エネ基準値より大きいときは、前記ユーザにより設定された印刷設定を、前記設定された優先順位に基づいて変更することを特徴とする請求項9又は10記載のプログラム。
  12. 前記印刷設定変更モジュールは、前記ユーザにより設定された印刷設定を変更する度に、当該変更された印刷設定の情報及び前記変更された印刷設定の回数に基づいて、前記第1の省エネ基準値及び前記第2の省エネ基準値を変更することを特徴とする請求項11記載のプログラム。
  13. 前記第1の計算モジュールは、前記印刷設定数値化情報における印刷設定の最大値に、省エネ推奨指数である所定の割合を乗算して前記第1の省エネ基準値を計算することを特徴とする請求項11又は12記載のプログラム。
  14. 前記印刷設定変更モジュールは、前記印刷データの印刷要求毎に行うことを特徴とする請求項9乃至13のいずれか1項に記載のプログラム。
  15. 前記印刷設定変更モジュールは、前記印刷データの印刷要求を解析して当該印刷データを作成したアプリケーションソフトウェア名を取得するアプリケーションソフトウェア取得モジュールと、取得したアプリケーションソフトウェア名と一致する優先順位を前記優先順位設定モジュールにより作成される優先順位管理情報から取得する優先順位取得モジュールとを備えることを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1項に記載のプログラム。
  16. 前記印刷設定変更モジュールは、前記優先順位の低い設定項目から順に変更することを特徴とする請求項9乃至15のいずれか1項に記載のプログラム。
  17. 請求項9乃至16のいずれか1項に記載のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  18. 印刷装置に印刷データの印刷要求を行うことが可能な情報処理装置において、
    前記印刷装置に設定可能な印刷設定の複数の設定項目に対して優先順位を設定させる優先順位設定手段と、
    前記印刷データの印刷時にユーザにより設定された印刷設定の複数の設定項目のうちの少なくとも1つを、前記設定された優先順位に基づいて変更する印刷設定変更手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  19. 複数の印刷装置と、該複数の印刷装置それぞれに印刷データの印刷要求を行うことが可能な複数の情報処理装置とが互いにネットワークを介して接続された印刷システムにおいて、
    前記情報処理装置は、前記複数の印刷装置それぞれに設定可能な印刷設定の複数の設定項目に対して優先順位を設定させる優先順位設定手段と、
    前記印刷データの印刷要求時にユーザにより設定された印刷設定の複数の設定項目のうちの少なくとも1つを、前記設定された優先順位に基づいて変更する印刷設定変更手段とを備えることを特徴とする印刷システム。
  20. 前記優先順位設定手段は、前記優先順位を当該情報処理装置に格納される各種アプリケーションソフトウェア毎に選択させることを特徴とする請求項19記載の印刷システム。
  21. 前記情報処理装置は、前記複数の印刷装置それぞれに設定可能な印刷設定が数値化された印刷設定数値化情報を他の情報処理装置から取得する取得手段と、
    前記取得した印刷設定数値化情報から第1の省エネ基準値を計算する第1の計算手段と、
    前記ユーザにより設定された印刷設定の情報から第2の省エネ基準値を計算する第2の計算手段と、
    前記第1の省エネ基準値と前記第2の省エネ基準値とを比較する比較手段とを有し、
    前記第2の省エネ基準値が前記第1の省エネ基準値より大きいときは、前記ユーザにより設定された印刷設定を、前記設定された優先順位に基づいて変更することを特徴とする請求項19又は20記載の印刷システム。
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