JPH1148583A - 情報処理システム及び情報処理方法並びに記憶媒体 - Google Patents

情報処理システム及び情報処理方法並びに記憶媒体

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JPH1148583A
JPH1148583A JP9218319A JP21831997A JPH1148583A JP H1148583 A JPH1148583 A JP H1148583A JP 9218319 A JP9218319 A JP 9218319A JP 21831997 A JP21831997 A JP 21831997A JP H1148583 A JPH1148583 A JP H1148583A
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に所定の回数分で丁合いされた用紙出力結
果を保証することができるようにした情報処理システム
及び情報処理方法並びに記憶媒体を提供する。 【解決手段】 プリンタ制御コマンド生成プログラムで
あるプリンタドライバ25が動作可能なホストコンピュ
ータ3000と、指定された回数分データを繰り返し受
信したかのように実行可能なプリンタ1500とからプ
リンタ制御システムを構成し、ホストコンピュータ30
00は、プリンタ1500で一時記憶可能な受信データ
の最大データ量を一時記憶する外部メモリ11と、プリ
ンタ制御コマンドの総データサイズが最大データ量を超
えているか否かを判定し、超えている場合は一時記憶し
ておいたプリンタ制御コマンドを指定された回数だけプ
リンタ1500へ出力するプリンタドライバ25とを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理システム
及び情報処理方法並びに記憶媒体に係り、更に詳しく
は、ホストコンピュータ及び該ホストコンピュータに接
続されたプリンタからなるシステムに適用する場合に好
適な情報処理システム及び情報処理方法並びに記憶媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータ及び該ホスト
コンピュータに接続されたプリンタから構成され、ホス
トコンピュータからプリンタへ印刷データを送信して印
刷を行うシステムがある。該システムにおいては、複数
ページを構成する印刷データをホストコンピュータから
複数回繰り返してプリンタへ送信すれば、プリンタに装
備されている排紙部へ出力用紙を送信回数分に丁合いし
ながら積載していくこと(以下、丁合い出力と称す)が
可能となる。しかし、このような処理を行うと、ホスト
コンピュータとプリンタとの間におけるデータ通信負荷
が送信回数に比例して大きくなる現象が発生する。
【0003】他方、近年のプリンタには、受信データを
特定の記憶手段へ一時的に記憶しておき、指定された回
数分データを繰り返し受信したかのように実行できる機
能を持つものがある。この機能を用いれば、おおよそ一
回分の印刷データをプリンタへ送信するだけの通信負荷
で、上述したような丁合い出力を実現することが可能で
ある。上記のプリンタの機能を用いて丁合い出力を行う
場合、ホストコンピュータ上で動作する従来のプリンタ
ドライバは、通常生成するプリンタ制御コマンド群に加
えて、プリンタが一時的に記憶した受信データを何回繰
り返して処理するかを指定するプリンタ制御コマンドを
付加し、常に出力するようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては下記のような問題があった。即
ち、一般的にプリンタドライバが生成するプリンタ制御
コマンドの総データサイズはコマンド生成処理の終了時
まで分からないため、プリンタで一時的に記憶可能であ
る最大データサイズをプリンタ制御コマンドの総データ
サイズが超過してしまうことがあった。従って、上述し
たプリンタ機能を用いた丁合い出力は、常に完全に保証
されるわけではないという問題があった。
【0005】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、常に所定の回数分で丁合いされた用紙出力結果
を保証することができるようにした情報処理システム及
び情報処理方法並びに記憶媒体を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、印刷制御コマンドを生成するコ
マンド生成プログラムが動作可能なコンピュータ等の上
位装置と、該上位装置からの受信データに基づき印刷を
行うプリンタ等の印刷装置とを有する情報処理システム
であって、前記印刷制御コマンドを一時記憶するコマン
ド記憶手段と、該一時記憶した印刷制御コマンドの総デ
ータサイズが前記印刷装置で一時記憶可能な受信データ
の最大データサイズを超えているか否かを判定する判定
手段と、超えている場合は前記一時記憶しておいた印刷
制御コマンドを指定された回数だけ前記印刷装置へ出力
する出力手段とを有することを特徴とする。
【0007】上記目的を達成するため、請求項2の発明
は、前記印刷装置は、前記上位装置からの受信データを
一時記憶する受信データ記憶手段を有し、指定された回
数分データを繰り返し受信したかのように実行可能であ
ることを特徴とする。
【0008】上記目的を達成するため、請求項3の発明
は、前記上位装置は、前記最大データサイズを記憶して
おくデータサイズ記憶手段を有することを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するため、請求項4の発明
は、前記データサイズ記憶手段は、前記上位装置に着脱
可能であることを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するため、請求項5の発明
は、前記最大データサイズは、前記コマンド生成プログ
ラムのユーザインタフェースを介して記憶されているこ
とを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するため、請求項6の発明
は、前記最大データサイズは、前記コマンド生成プログ
ラム以外のプログラムモジュールにより記憶されている
ことを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するため、請求項7の発明
は、前記印刷装置は、前記最大データサイズを記憶して
おくデータサイズ記憶手段を有し、前記上位装置は、該
データサイズ記憶手段から前記最大データサイズを取得
可能な取得手段を有することを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、請求項8の発明
は、前記データサイズ記憶手段は、前記印刷装置に着脱
可能であることを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、請求項9の発明
は、前記取得手段は、前記最大データサイズを双方向イ
ンタフェース或いはネットワークを介して取得すること
を特徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、請求項10の発
明は、印刷制御コマンドを生成するコマンド生成プログ
ラムが動作可能なコンピュータ等の上位装置と、該上位
装置からの受信データに基づき印刷を行うプリンタ等の
印刷装置とを有するシステムの情報処理方法であって、
前記印刷制御コマンドを一時記憶するコマンド記憶ステ
ップと、該一時記憶した印刷制御コマンドの総データサ
イズが前記印刷装置で一時記憶可能な受信データの最大
データサイズを超えているか否かを判定する判定ステッ
プと、超えている場合は前記一時記憶しておいた印刷制
御コマンドを指定された回数だけ前記印刷装置へ出力す
る出力ステップとを有することを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、請求項11の発
明は、前記印刷装置は、前記上位装置からの受信データ
を一時記憶する受信データ記憶ステップを有し、指定さ
れた回数分データを繰り返し受信したかのように実行可
能であることを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、請求項12の発
明は、前記上位装置は、前記最大データサイズを記憶し
ておくデータサイズ記憶ステップを有することを特徴と
する。
【0018】上記目的を達成するため、請求項13の発
明は、前記データサイズ記憶ステップは、前記上位装置
に着脱可能な記憶手段が有することを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項14の発
明は、前記最大データサイズは、前記コマンド生成プロ
グラムのユーザインタフェースを介して記憶されている
ことを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するため、請求項15の発
明は、前記最大データサイズは、前記コマンド生成プロ
グラム以外のプログラムモジュールにより記憶されてい
ることを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、請求項16の発
明は、前記印刷装置は、前記最大データサイズを記憶し
ておくデータサイズ記憶ステップを有し、前記上位装置
は、該データサイズ記憶ステップから前記最大データサ
イズを取得可能な取得ステップを有することを特徴とす
る。
【0022】上記目的を達成するため、請求項17の発
明は、前記データサイズ記憶ステップは、前記印刷装置
に着脱可能な記憶手段が有することを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項18の発
明は、前記取得ステップでは、前記最大データサイズを
双方向インタフェース或いはネットワークを介して取得
することを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するため、請求項19の発
明は、印刷制御コマンドを生成するコマンド生成プログ
ラムが動作可能なコンピュータ等の上位装置と、該上位
装置からの受信データに基づき印刷を行うプリンタ等の
印刷装置とを有するシステムの記憶媒体であって、前記
印刷制御コマンドを一時記憶するコマンド記憶ステップ
と、該一時記憶した印刷制御コマンドの総データサイズ
が前記印刷装置で一時記憶可能な受信データの最大デー
タサイズを超えているか否かを判定する判定ステップ
と、超えている場合は前記一時記憶しておいた印刷制御
コマンドを指定された回数だけ前記印刷装置へ出力する
出力ステップとを有するプログラムを記憶したことを特
徴とする。
【0025】上記目的を達成するため、請求項20の発
明は、指定された回数分データを繰り返し受信したかの
ように実行可能な前記印刷装置が前記上位装置からの受
信データを一時記憶する受信データ記憶ステップを有す
るプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0026】上記目的を達成するため、請求項21の発
明は、前記上位装置が前記最大データサイズを記憶して
おくデータサイズ記憶ステップを有するプログラムを記
憶したことを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するため、請求項22の発
明は、前記上位装置が前記最大データサイズを記憶して
おくデータサイズ記憶ステップを有するプログラムを記
憶すると共に、前記上位装置に着脱可能であることを特
徴とする。
【0028】上記目的を達成するため、請求項23の発
明は、前記最大データサイズは、前記コマンド生成プロ
グラムのユーザインタフェースを介して記憶されている
ことを特徴とする。
【0029】上記目的を達成するため、請求項24の発
明は、前記最大データサイズは、前記コマンド生成プロ
グラム以外のプログラムモジュールにより記憶されてい
ることを特徴とする。
【0030】上記目的を達成するため、請求項25の発
明は、前記印刷装置が前記最大データサイズを記憶して
おくデータサイズ記憶ステップを有するプログラムと、
前記上位装置が該データサイズ記憶ステップから前記最
大データサイズを取得可能な取得ステップを有するプロ
グラムを記憶したことを特徴とする。
【0031】上記目的を達成するため、請求項26の発
明は、前記印刷装置が前記最大データサイズを記憶して
おくデータサイズ記憶ステップを有するプログラムを記
憶すると共に、前記上位装置に着脱可能であることを特
徴とする。
【0032】上記目的を達成するため、請求項27の発
明は、前記取得ステップでは、前記最大データサイズを
双方向インタフェース或いはネットワークを介して取得
することを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0034】[1]第1の実施の形態 先ず、第1の実施の形態に係るプリンタ制御システムの
構成を図1のブロック図を参照して説明する。尚、本発
明の機能が実行されるのであれば、単体の機器であって
も、複数の機器からなるシステムであっても、LAN
(Local AreaNetwork:ローカルエリアネットワー
ク)、WAN(Wide Area Network:広域ネットワー
ク)等のネットワークを介して接続がなされ処理が行わ
れるシステムであっても、本発明を適用することができ
ることは言うまでもない。
【0035】また、本発明を適用可能な実際の商品の形
態としては、FD(Fllopy Disk)、CD−ROM
(Compact Disk ROM)、インターネットWebサ
イト、Nifty Serve等のBBS(Bulletin Board S
ystem:コンピュータを利用したメッセージ交換システ
ム)を挙げることができる。即ち、プリンタ制御システ
ムに対して本発明のプログラムをFDやCD−ROMか
ら供給し、また、プリンタ制御システムをインターネッ
トやNifty Serveに接続することが可能である。
【0036】第1の実施の形態に係るプリンタ制御シス
テムは、ホストコンピュータ3000とプリンタ150
0とから構成されている。ホストコンピュータ3000
は、CPU1と、RAM2と、ROM3と、キーボード
コントローラ(KBC)5と、CRTコントローラ(C
RTC)6と、ディスクコントローラ(DKC)7と、
プリンタコントローラ(PRTC)8と、キーボード
(KB)9と、CRTディスプレイ(CRT)10と、
外部メモリ11とを備えている。また、プリンタ150
0は、CPU12と、RAM19と、ROM13と、入
力部18と、印刷部インタフェース(I/F)16と、
ディスクコントローラ(DKC)20と、印刷部17
と、操作部1501と、外部メモリ14とを備えてい
る。
【0037】先ず、ホストコンピュータ3000各部の
構成を詳述すると、CPU1は、システムバス4に接続
された各デバイスを総括的に制御する中央処理装置であ
り、ROM3のプログラム用ROM3b(後述)に記憶
された文書処理プログラム等に基づいて、図形、イメー
ジ、文字、表(表計算等を含む)等が混在した文書処理
を実行する。また、CPU1は、例えばRAM2上に設
定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展
開(ラスタライズ)処理を実行し、CRTディスプレイ
10上でのWYSIWYG(What You See Is Wha
t You Get:CRTディスプレイ画面上に見えている
そのままの大きさや形で印刷できる機能)を可能として
いる。
【0038】更に、CPU1は、CRTディスプレイ1
0上のマウスカーソル(図示略)等で指示されたコマン
ドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、種々
のデータ処理を実行する。ユーザはプリンタ1500を
使用して印刷を実行する際、印刷の設定に関するウイン
ドウを開き、プリンタ1500の設定や印刷モードの選
択を含むプリンタドライバに対する印刷処理方法の設定
を行うことができるようになっている。
【0039】RAM2は、CPU1の主メモリ、ワーク
エリア等として機能する。ROM3は、フォント用RO
M3aと、プログラム用ROM3bと、データ用ROM
3cとを備えている。フォント用ROM3a或いは外部
メモリ11は、上記文書処理の際に使用するフォントデ
ータ等を記憶する。プログラム用ROM3b或いは外部
メモリ11は、CPU1の制御プログラムであるオペレ
ーティングシステムプログラム(以下、OS)等を記憶
する。データ用ROM3c或いは外部メモリ11は、上
記文書処理等を行う際に使用する各種データ(例えばデ
ィレクトリ情報、プリンタドライバテーブル情報等)を
記憶する。
【0040】この場合、ハードウエア上の制御の主体
は、CPU1である。一方、ソフトウエア上の制御の主
体は、プリンタ制御コマンド生成プログラム(以下、プ
リンタドライバ)というアプリケーションソフトウエア
である。第1の実施の形態では、OSは例えばウィンド
ウズ95(マイクロソフト社製)を想定しているが、こ
れに限定されるものではない。
【0041】キーボードコントローラ(KBC)5は、
キーボード9やポインティングデバイス(図示略)から
のキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRT
C)6は、CRTディスプレイ10の表示を制御する。
ディスクコントローラ(DKC)7は、外部メモリ11
とのアクセスを制御する。プリンタコントローラ(PR
TC)8は、双方向性インタフェース21を介してプリ
ンタ1500に接続されて、プリンタ1500との通信
制御処理を実行する。キーボード9は、各種キーを備え
ている。
【0042】CRTディスプレイ(CRT)10は、図
形、イメージ、文字、表等を表示する。外部メモリ11
は、ハードディスク(HD)、フロッピーディスク(F
D)等から構成されており、ブートプログラム、各種の
アプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、
編集ファイル、プリンタ制御コマンド生成プログラム等
を記憶する。
【0043】上述したCPU1、RAM2、ROM3、
キーボードコントローラ(KBC)5、CRTコントロ
ーラ(CRTC)6、ディスクコントローラ(DKC)
7、プリンタコントローラ(PRTC)8は、コンピュ
ータ制御ユニット2000上に配設されている。
【0044】次に、プリンタ1500各部の構成を詳述
すると、CPU12は、システムバス15に接続された
各デバイスを総括的に制御する中央処理装置であり、R
OM13のプログラム用ROM13b(後述)に記憶さ
れた制御プログラム等或いは外部メモリ14に記憶され
た制御プログラム等に基づいて、印刷部(プリンタエン
ジン)17に出力情報としての画像信号を出力する。ま
た、CPU12は、入力部18を介してホストコンピュ
ータ3000との通信処理が可能となっており、プリン
タ1500内の情報等をホストコンピュータ3000に
通知できる構成となっている。
【0045】RAM19は、CPU12の主メモリやワ
ークエリア等として機能し、増設ポートに接続されるオ
プションRAM(図示略)によりメモリ容量を拡張する
ことができるように構成されている。尚、RAM19
は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRA
M等に用いられる。ROM13は、フォント用ROM1
3aと、プログラム用ROM13bと、データ用ROM
13cとを備えている。フォント用ROM13aは、上
記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等を
記憶する。プログラム用ROM13bは、CPU12の
制御プログラム等を記憶する。データ用ROM13c
は、プリンタ1500にハードディスク等の外部メモリ
14が接続されていない場合には、ホストコンピュータ
3000上で利用される情報等を記憶する。
【0046】入力部18は、双方向性インタフェース2
1を介してプリンタ1500とホストコンピュータ30
00との間におけるデータの送受を行う。印刷部インタ
フェース(I/F)16は、CPU12と印刷部17と
の間におけるデータの送受を行う。ディスクコントロー
ラ(DKC)20は、外部メモリ14のアクセスを制御
する。印刷部17は、CPU12の制御に基づき印刷動
作を行う。操作部1501は、各種操作のためのスイッ
チや表示手段(例えばLED表示器)等を備えている。
【0047】外部メモリ14は、ハードディスク(H
D)、ICカード等から構成されており、プリンタ15
00にオプションとして接続される。外部メモリ14
は、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フ
ォームデータ等を記憶するものであり、ディスクコント
ローラ(DKC)20によりアクセスを制御される。
【0048】尚、外部メモリ14は、1個に限らず複数
個備えることが可能となっている。即ち、内蔵フォント
に加えてオプションフォントカード、言語系の異なるプ
リンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メ
モリを、プリンタ1500に複数接続できるように構成
されていてもよい。更に、NVRAM(図示略)を有
し、操作部1501からのプリンタモード設定情報を記
憶するようにしてもよい。
【0049】上述したCPU12、RAM19、ROM
13、入力部18、印刷部インタフェース(I/F)1
6、ディスクコントローラ(DKC)20は、プリンタ
制御ユニット1000上に配設されている。
【0050】更に、第1の実施の形態に係るプリンタ制
御システムのプリンタ1500は、特定のプリンタ制御
コマンドを受け付けた場合、それ以降に受信したデータ
を直ちに処理せず、RAM19等の記憶手段へ一時的に
記憶し、同データを指定された回数だけ連続的に受信し
たかのように処理できる機能(以下、ジョブスプール機
能)を有する。上記のプリンタ制御コマンドのフォーマ
ットを下記に示す。
【0051】 @PJL JOBSPOOL CPIES=num ENDSTRING =″word″<CR><LF> ・・・ (1) num :一時記憶したデータを何度連続処理するかを
示す数値 word:印刷データの終了を指示するための文字列 <CR>:キャリッジリターンキャラクタ <LF>:ラインフィードキャラクタ プリンタ1500が上記コマンドを受信すると、同コマ
ンド直後のデータから「word」で指定された文字列
の直前までのデータをRAM19へ保存する。尚、保存
可能なデータ量は予めプリンタ1500に設定されてい
る容量以下であり、容量を変更する場合は、操作部15
01を用いて所定の方法で設定変更を行うか、同様の効
果をもたらすプリンタ制御コマンドをプリンタ1500
へ送信し、プリンタ1500の再起動を行わなければな
らない。
【0052】また、プリンタ1500に設定されている
上記容量サイズは、特定のプリンタ制御コマンドによる
情報取得要求があった場合に、ホストコンピュータ30
00へ通知可能となっている。スプール終了後にプリン
タ1500は、RAM19に保存されたデータを、上記
コマンドの「num」で指定された回数だけあたかも受
信したように連続動作する。このような機能を用いるこ
とにより、プリンタ1500に装備されている排紙部へ
出力用紙を「word」で指定された回数分に丁合いし
ながら積載していく(以下、丁合い出力)ことが可能と
なる。
【0053】尚、第1の実施の形態で示したプリンタ1
500は、上記コマンドを受け付けた場合に、受信デー
タをRAM19へ記憶しておくと限定しているが、プリ
ンタ1500に内蔵されている外部メモリ11等といっ
た任意の記憶手段へ記憶してもよいし、これらを組み合
わせて記憶手段として活用してもよい。
【0054】他方、第1の実施の形態に係るプリンタ制
御システムのホストコンピュータ3000においては、
BIOS(Basic Input Output System:入出力装
置のインタフェースで必要な最も基本的な処理を行うプ
ログラム)、OS、アプリケーション及び本発明による
情報処理方法が適用されたプリンタドライバが、CPU
1により動作する。BIOSはROM3のプログラム用
ROM3bに書き込まれており、OSは外部メモリ11
であるハードディスク(以下、HD)に書き込まれてい
る。
【0055】そして、ホストコンピュータ3000の電
源が投入された時に、BIOSプログラム中のIPL
(Initial Program Loading:OSを外部記憶から主
記憶へロードするためのプログラム)機能により、OS
がHDからRAM2へ読み込まれOSの動作が開始す
る。実際にプリンタドライバが動作可能となるのは、ユ
ーザ等の指示により、ホストコンピュータ3000上で
OS管理のもとに動作するアプリケーションが印刷処理
を実行した場合で、プリンタドライバを記録している外
部メモリ11等の媒体から、OS及びBIOSの制御の
もとにプリンタドライバが読み出され、RAM2へロー
ドされた時である。
【0056】図2は第1の実施の形態で示す情報処理方
法が適用されたプリンタドライバ25がホストコンピュ
ータ3000上のRAM2へロードされ、実行可能とな
った状態のメモリマップを示している。図中210はR
AM2の領域であり、アプリケーション22、空きメモ
リ23、プリンタドライバ関連データ24、プリンタド
ライバ25、OS26、BIOS27がロードされてい
る。
【0057】次に、上記の如く構成してなる第1の実施
の形態に係るプリンタ制御システムのプリンタドライバ
25が、OS26を介したアプリケーション22の印刷
要求を受け付けてプリンタ制御コマンドを順次生成する
様子の概略について、図3乃至図6のフローチャートを
中心に詳細に説明する。図3はプリンタドライバ25の
処理概略を示すフローチャート、図4は図3のステップ
S303の処理内容を示すフローチャート、図5及び図
6は図3のステップS307の処理内容を示すフローチ
ャートである。
【0058】図3において、アプリケーション22が印
刷処理を開始してから終了するまでの間、プリンタドラ
イバ25はOS26を介したアプリケーション22から
の印刷要求を受け付け続ける(ステップS301)。受
け付けた印刷要求は、先ず、印刷開始を意味するものか
否かを判定され(ステップS302)、印刷要求が印刷
開始を意味するものであると判定された場合は(ステッ
プS302の答がYes)、ステップS303(後述の
図4参照)を処理した後、再びアプリケーション22か
らの印刷要求を受け付け始める。
【0059】上記ステップS302で印刷要求が印刷開
始を意味するものではないと判定された後(ステップS
302の答がNo)、上記ステップS304でそれが印
刷終了を意味するものであると判定された場合には(ス
テップS304の答がYes)、ステップS307(後
述の図5及び図6参照)へ移行し、その後、プリンタ制
御コマンド生成処理を終了する。
【0060】上記ステップS302と上記ステップS3
04で、それぞれ、印刷要求が印刷開始または印刷終了
を意味するものではないと判定された場合には(ステッ
プS302の答がNo、ステップS304の答がN
o)、印刷要求の内容に応じたプリンタ制御コマンドを
生成し(ステップS305)、OS26が管理するシス
テムスプーラを介して、同プリンタ制御コマンドをプリ
ンタ1500へ出力する(ステップS306)。
【0061】アプリケーション22からの印刷要求が印
刷開始を意味するものであった場合のプリンタドライバ
処理(ステップS303)を図4に基づき詳細に説明す
る。図4において、先ず、プリンタドライバ25は印刷
開始要求を受け付けた際に得た追加情報を参照して、丁
合い出力が指定されていないか否かを判定する(ステッ
プS401)。丁合い出力が指定されていないと判定し
た場合には(ステップS401の答がNo)、アプリケ
ーション22またはOS26から入力された出力ポート
名等を含む出力先情報を基に印刷ジョブをオープンする
(ステップS405)。
【0062】他方、丁合い出力が指定されていると判定
した場合には(ステップS401の答がYes)、アプ
リケーション22またはOS26から入力された出力先
情報をホストコンピュータ3000のRAM2上へ保存
(ステップS402)した後、OS26が提供するファ
ンクションコール(関数サブプログラムを使うためにプ
ログラム内に関数の名前を用いて呼び出す意)を利用し
てテンポラリファイル(アプリケーションが動作してい
るとき必要のため一時的に作成するファイル)のフルパ
ス(あるファイルの指定時にドライブ名にルートからの
全てのディレクトリを付けてファイル名を書く意)名を
生成する(ステップS403)。
【0063】次に、プリンタドライバ25は、上記ステ
ップS403で生成したテンポラリファイルのフルパス
名でアプリケーション22またはOS26から入力され
た出力先情報を置き換えて、印刷ジョブをオープンする
(ステップS404)。ちなみに、OS26が提供する
システムスプーラを用い、テンポラリファイルのフルパ
ス名を出力先として指定した印刷ジョブをオープンし
て、印刷終了時に印刷ジョブをクローズすれば、その結
果、指定したフルパス名が示すファイルに全てのプリン
タ制御コマンドを記憶することが可能となる。これは、
印刷ジョブをオープンした際に取得した識別子(ハンド
ル)を用いてシステムスプーラへデータを書き込めば、
印刷ジョブのオープン時に指定した出力先へのデータ出
力が、システムスプーラによって透過的に行われるから
である。
【0064】次に、アプリケーション22からの印刷要
求が印刷終了を意味するものであった場合のプリンタド
ライバ処理(図3のステップS307)を図5及び図6
に基づき詳細に説明する。図5及び図6において、先ず
最初に、プリンタドライバ25はオープン中の印刷ジョ
ブをクローズした(ステップS501)後、印刷終了要
求を受け付けた際に得た追加情報を参照して丁合い出力
が指定されていないか否かを判定する(ステップS50
2)。丁合い出力が指定されていないと判定した場合に
は(ステップS502の答がNo)、そのまま処理を終
了する。
【0065】他方、丁合い出力が指定されていると判定
した場合には(ステップS502の答がYes)、上記
図4のステップS402で保存しておいた出力先情報を
RAM2上から読み込み、その情報を基にして印刷ジョ
ブを新たにオープンする(ステップS503)。続い
て、プリンタドライバ25はテンポラリファイルとして
一時記憶しておいたプリンタ制御コマンドの総データサ
イズ(A)をOS26のファンクションコールを用いて
求め、RAM2上へ記憶する(ステップS504)。
【0066】次に、プリンタドライバ25はジョブスプ
ール機能を用いた場合にプリンタ1500が一時記憶可
能な最大データ量(B)を取得し、RAM2上へ記憶す
る(ステップS505)。尚、第1の実施の形態におい
ては、上記の最大データ量は、専用アプリケーションに
よって外部メモリ11上の予め決められた場所へ、予め
決められたフォーマットで保存されているものとし、プ
リンタドライバ25はこの情報をOS26のファンクシ
ョンコールを用いてRAM2上へ読み込むことにより、
上記ステップS505の処理がなされることとする。
【0067】プリンタドライバ25は上記ステップS5
04で取得したプリンタ制御コマンドの総データサイズ
(A)と、上記ステップS505で取得したプリンタ1
500の最大記憶データ量(B)を比較し(ステップS
506)、(A)の方が大きいと判定した場合には、テ
ンポラリファイルへ一時記憶しておいたプリンタ制御コ
マンドを所定の回数だけ繰り返してシステムスプーラへ
出力する(ステップS507)。
【0068】他方、(B)の方が大きいと判定した場合
には、テンポラリファイルへ一時記憶しておいたプリン
タ制御コマンドの先頭に上述した式(1)に示したプリ
ンタ制御コマンドを付加し、また後尾に印刷データの終
了を指示するための文字列を付加して、システムスプー
ラへ出力する(ステップS508)。続いて、プリンタ
ドライバ25は上記ステップS503において新たにオ
ープンした印刷ジョブをクローズして(ステップS50
9)、丁合い出力が指定された場合の処理(ステップS
503〜509)を終了する。
【0069】ここまでの第1の実施の形態に示した通
り、本発明が示す情報処理方法を適用したプリンタドラ
イバ25は、丁合い出力が指定されている場合に、順次
生成したプリンタ制御コマンドを直ちにプリンタ150
0へは出力せず、ホストコンピュータ3000上の外部
メモリ11へ一時的に記憶しておき、その総データサイ
ズがジョブスプール機能を用いた際にプリンタ1500
が一時記憶可能である最大データ量を超えていないか否
かを判定し、超えている場合には一時記憶しておいたプ
リンタ制御コマンドをプリンタドライバ25自身が所定
の回数だけ繰り返してプリンタ1500へ出力するの
で、常に所定の回数分で丁合いされた用紙出力結果を保
証することができるという効果がある。
【0070】尚、第1の実施の形態で示した機能が外部
からインストールされるプログラムによって、ホストコ
ンピュータにより遂行されてもよい。そして、その場
合、その機能がCD−ROMやフラッシュメモリやフロ
ッピーディスク(FD)等の記憶媒体により、或いは電
子メールやパソコン通信等のネットワークを介して外部
の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置や
ホストコンピュータを含むシステム内にロードすること
により、ホストコンピュータ或いは出力装置に供給され
る場合でも本発明は適用されるものである。
【0071】上述したように、第1の実施の形態によれ
ば、プリンタ制御システムは、プリンタ制御コマンド生
成プログラムであるプリンタドライバ25が動作可能な
ホストコンピュータ3000と、指定された回数分デー
タを繰り返し受信したかのように実行可能なプリンタ1
500とから構成すると共に、ホストコンピュータ30
00は、プリンタ1500で一時記憶可能な受信データ
の最大データ量を一時記憶する外部メモリ11と、プリ
ンタ制御コマンドの総データサイズが最大データ量を超
えているか否かを判定し、超えている場合は一時記憶し
ておいたプリンタ制御コマンドを指定された回数だけプ
リンタ1500へ出力するプリンタドライバ25とを有
するため、従来の如く、プリンタドライバが生成するプ
リンタ制御コマンドの総データサイズはコマンド生成処
理の終了時まで分からないために、プリンタで一時的に
記憶可能である最大データサイズをプリンタ制御コマン
ドの総データサイズが超過する不具合を解消でき、この
結果、常に所定の回数分で丁合いされた用紙出力結果を
保証することができるという効果がある。
【0072】[2]第2の実施の形態 第2の実施の形態に係るプリンタ制御システムは、CP
U1、RAM2、ROM3、キーボードコントローラ
(KBC)5、CRTコントローラ(CRTC)6、デ
ィスクコントローラ(DKC)7、プリンタコントロー
ラ(PRTC)8、キーボード(KB)9、CRTディ
スプレイ(CRT)10、外部メモリ11を備えたホス
トコンピュータ3000と、CPU12、RAM19、
ROM13、入力部18、印刷部インタフェース(I/
F)16、ディスクコントローラ(DKC)20、印刷
部17、操作部1501、外部メモリ14を備えたプリ
ンタ1500とから構成されている(上記図1参照)。
各部の構成は上記第1の実施の形態で詳述したので説明
は省略する。
【0073】また、第2の実施の形態に係るプリンタド
ライバ25がホストコンピュータ3000上のRAM2
へロードされ実行可能となった状態のメモリマップ、即
ち、アプリケーション22、空きメモリ23、プリンタ
ドライバ関連データ24、プリンタドライバ25、OS
26、BIOS27の構成(上記図2参照)も上記第1
の実施の形態と同様であるため説明は省略する。
【0074】第2の実施の形態は、ジョブスプール機能
を用いた際にプリンタ1500が一時記憶可能である最
大データ量を、プリンタドライバ25が双方向インタフ
ェースを介して動的に取得し、これに応じて上記第1の
実施の形態に示したような処理を行うという改良に関す
るものである。
【0075】次に、上記の如く構成してなる第2の実施
の形態に係るプリンタ制御システムのプリンタドライバ
が、OSを介したアプリケーションの印刷要求を受け付
けてプリンタ制御コマンドを順次生成する様子の概略に
ついて、図7及び図8のフローチャートを中心に詳細に
説明する。図7及び図8は上記図3のステップS307
の処理内容を示すフローチャートである。尚、図7及び
図8において上記図5及び上記図6と共通する処理には
同一のステップ番号を付し、説明を省略または簡略化す
る。
【0076】第2の実施の形態に係るプリンタドライバ
25は、上記第1の実施の形態の処理内容を示した図5
のステップS505に代えて、図7のステップS701
を実行する。図7及び図8において、プリンタドライバ
25は、アプリケーション22からの印刷終了要求を受
け付けた際に丁合い出力が指定されていると判定した場
合、上記第1の実施の形態と同様に、ステップS501
〜ステップS504の処理に続いて、ジョブスプール機
能を用いた際にプリンタ1500が一時記憶可能である
最大データ量を、双方向性インタフェース21を介して
動的に取得し、RAM2上へ記憶する(ステップS70
1)。
【0077】続いて、プリンタドライバ25は、上記ス
テップS701で取得したプリンタ1500の最大記憶
データ量とプリンタ制御コマンドの総データサイズを比
較し、ステップS507或いはステップS508の何れ
かが処理されることになる。他の全てのプリンタドライ
バ処理内容は上記第1の実施の形態に示したものと全く
同様である。
【0078】尚、第2の実施の形態では、プリンタドラ
イバ25がプリンタ1500の最大記憶データ量を双方
向通信を介して取得すると説明したが、これに限定され
るものではない。プリンタドライバ25もしくはホスト
コンピュータ3000上においてプリンタドライバ25
と協調して動作する専用アプリケーションや専用プロセ
スを用い、ネットワークを経由して上記の最大記憶デー
タ量を取得してもよい。
【0079】第2の実施の形態で示した改良により、ジ
ョブスプール機能を用いた際にプリンタ1500が一時
記憶可能である最新の最大データ量を、プリンタドライ
バ25が常にプリンタ本体から動的に取得できる。これ
により、例えばプリンタ1500の上記設定値が不特定
のタイミングで変更されてしまったような場合にも、上
記第1の実施の形態で示した情報処理方法に対して、比
較的に正確な条件設定(図8のステップS506)が可
能となる効果がある。
【0080】上述したように、第2の実施の形態によれ
ば、プリンタ制御システムは、プリンタ制御コマンド生
成プログラムであるプリンタドライバ25が動作可能な
ホストコンピュータ3000と、指定された回数分デー
タを繰り返し受信したかのように実行可能なプリンタ1
500とから構成すると共に、プリンタ1500は、該
プリンタ1500で一時記憶可能な受信データの最大デ
ータ量を一時記憶する外部メモリ14を有し、ホストコ
ンピュータ3000は、プリンタ制御コマンドの総デー
タサイズが双方向性インタフェース21を介してプリン
タ1500から取得した最大データ量を超えているか否
かを判定し、超えている場合は一時記憶しておいたプリ
ンタ制御コマンドを指定された回数だけプリンタ150
0へ出力するプリンタドライバ25を有するため、従来
の如く、プリンタドライバが生成するプリンタ制御コマ
ンドの総データサイズはコマンド生成処理の終了時まで
分からないために、プリンタで一時的に記憶可能である
最大データサイズをプリンタ制御コマンドの総データサ
イズが超過する不具合を解消でき、この結果、常に所定
の回数分で丁合いされた用紙出力結果を保証することが
できるという効果がある。
【0081】また、上記のようにジョブスプール機能を
用いた際にプリンタ1500が一時記憶可能である最新
の最大データ量を、プリンタドライバが常にプリンタ本
体から動的に取得するため、プリンタ1500の上記設
定値が不特定のタイミングで変更された場合でも、上記
第1の実施の形態で示した情報処理方法に対して、比較
的に正確な条件設定が可能となる効果がある。
【0082】尚、本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ
等)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器
からなる装置(例えば複写機、プリンタ、ファクシミリ
装置等)に適用してもよい。
【0083】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記
憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、その
システム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み
出し実行することによっても、達成されることは言うま
でもない。
【0084】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0085】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0086】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0087】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、印刷制御コマンドを生成するコマンド生成プロ
グラムが動作可能なコンピュータ等の上位装置と、該上
位装置からの受信データに基づき印刷を行うプリンタ等
の印刷装置とを有する情報処理システムであって、前記
印刷制御コマンドを一時記憶するコマンド記憶手段と、
該一時記憶した印刷制御コマンドの総データサイズが前
記印刷装置で一時記憶可能な受信データの最大データサ
イズを超えているか否かを判定する判定手段と、超えて
いる場合は前記一時記憶しておいた印刷制御コマンドを
指定された回数だけ前記印刷装置へ出力する出力手段と
を有するため、従来の如く、コマンド生成プログラムが
生成する印刷制御コマンドの総データサイズはコマンド
生成処理の終了時まで分からないために、印刷装置で一
時的に記憶可能である最大データサイズを印刷制御コマ
ンドの総データサイズが超過する不具合を解消でき、こ
の結果、常に所定の回数分で丁合いされた用紙出力結果
を保証することができるという効果がある。
【0089】請求項2の発明によれば、情報処理システ
ムの前記印刷装置は、前記上位装置からの受信データを
一時記憶する受信データ記憶手段を有し、指定された回
数分データを繰り返し受信したかのように実行可能であ
るため、請求項1の発明と同様に、常に所定の回数分で
丁合いされた用紙出力結果を保証することができるとい
う効果がある。
【0090】請求項3の発明によれば、情報処理システ
ムの前記上位装置は、前記最大データサイズを記憶して
おくデータサイズ記憶手段を有するため、印刷制御コマ
ンドの総データサイズが前記最大データサイズを超えて
いるかの判定を的確に行うことができるという効果があ
る。
【0091】請求項4の発明によれば、情報処理システ
ムの前記データサイズ記憶手段は、前記上位装置に着脱
可能であるため、記憶手段の使い勝手を向上させること
ができるという効果がある。
【0092】請求項5の発明によれば、前記最大データ
サイズは、前記コマンド生成プログラムのユーザインタ
フェースを介して記憶されているため、印刷制御コマン
ドの総データサイズが前記最大データサイズを超えてい
るかの判定を的確に行うことができるという効果があ
る。
【0093】請求項6の発明によれば、前記最大データ
サイズは、前記コマンド生成プログラム以外のプログラ
ムモジュールにより記憶されているため、印刷制御コマ
ンドの総データサイズが前記最大データサイズを超えて
いるかの判定を的確に行うことができるという効果があ
る。
【0094】請求項7の発明によれば、情報処理システ
ムの前記印刷装置は、前記最大データサイズを記憶して
おくデータサイズ記憶手段を有し、前記上位装置は、該
データサイズ記憶手段から前記最大データサイズを取得
可能な取得手段を有するため、印刷制御コマンドの総デ
ータサイズが前記最大データサイズを超えているかの判
定を的確に行うことができるという効果がある。
【0095】請求項8の発明によれば、情報処理システ
ムの前記データサイズ記憶手段は、前記印刷装置に着脱
可能であるため、記憶手段の使い勝手を向上させること
ができるという効果がある。
【0096】請求項9の発明によれば、情報処理システ
ムの前記取得手段は、前記最大データサイズを双方向イ
ンタフェース或いはネットワークを介して取得するた
め、双方向インタフェース或いはネットワークを介して
接続された情報処理システムにおいても、常に所定の回
数分で丁合いされた用紙出力結果を保証することができ
るという効果がある。
【0097】請求項10の発明によれば、印刷制御コマ
ンドを生成するコマンド生成プログラムが動作可能なコ
ンピュータ等の上位装置と、該上位装置からの受信デー
タに基づき印刷を行うプリンタ等の印刷装置とを有する
システムの情報処理方法であって、前記印刷制御コマン
ドを一時記憶するコマンド記憶ステップと、該一時記憶
した印刷制御コマンドの総データサイズが前記印刷装置
で一時記憶可能な受信データの最大データサイズを超え
ているか否かを判定する判定ステップと、超えている場
合は前記一時記憶しておいた印刷制御コマンドを指定さ
れた回数だけ前記印刷装置へ出力する出力ステップとを
有するため、従来の如く、コマンド生成プログラムが生
成する印刷制御コマンドの総データサイズはコマンド生
成処理の終了時まで分からないために、印刷装置で一時
的に記憶可能である最大データサイズを印刷制御コマン
ドの総データサイズが超過する不具合を解消でき、この
結果、常に所定の回数分で丁合いされた用紙出力結果を
保証することができるという効果がある。
【0098】請求項11の発明によれば、前記印刷装置
は、前記上位装置からの受信データを一時記憶する受信
データ記憶ステップを有し、指定された回数分データを
繰り返し受信したかのように実行可能であるため、請求
項10の発明と同様に、常に所定の回数分で丁合いされ
た用紙出力結果を保証することができるという効果があ
る。
【0099】請求項12の発明によれば、前記上位装置
は、前記最大データサイズを記憶しておくデータサイズ
記憶ステップを有するため、印刷制御コマンドの総デー
タサイズが前記最大データサイズを超えているかの判定
を的確に行うことができるという効果がある。
【0100】請求項13の発明によれば、情報処理方法
の前記データサイズ記憶ステップは、前記上位装置に着
脱可能な記憶手段が有するため、記憶手段の使い勝手を
向上させることができるという効果がある。
【0101】請求項14の発明によれば、前記最大デー
タサイズは、前記コマンド生成プログラムのユーザイン
タフェースを介して記憶されているため、印刷制御コマ
ンドの総データサイズが前記最大データサイズを超えて
いるかの判定を的確に行うことができるという効果があ
る。
【0102】請求項15の発明によれば、前記最大デー
タサイズは、前記コマンド生成プログラム以外のプログ
ラムモジュールにより記憶されているため、印刷制御コ
マンドの総データサイズが前記最大データサイズを超え
ているかの判定を的確に行うことができるという効果が
ある。
【0103】請求項16の発明によれば、前記印刷装置
は、前記最大データサイズを記憶しておくデータサイズ
記憶ステップを有し、前記上位装置は、該データサイズ
記憶ステップから前記最大データサイズを取得可能な取
得ステップを有するため、印刷制御コマンドの総データ
サイズが前記最大データサイズを超えているかの判定を
的確に行うことができるという効果がある。
【0104】請求項17の発明によれば、情報処理方法
の前記データサイズ記憶ステップは、前記印刷装置に着
脱可能な記憶手段が有するため、記憶手段の使い勝手を
向上させることができるという効果がある。
【0105】請求項18の発明によれば、情報処理方法
の前記取得ステップでは、前記最大データサイズを双方
向インタフェース或いはネットワークを介して取得する
ため、双方向インタフェース或いはネットワークを介し
て接続された情報処理システムにおいても、常に所定の
回数分で丁合いされた用紙出力結果を保証することがで
きるという効果がある。
【0106】請求項19の発明によれば、印刷制御コマ
ンドを生成するコマンド生成プログラムが動作可能なコ
ンピュータ等の上位装置と、該上位装置からの受信デー
タに基づき印刷を行うプリンタ等の印刷装置とを有する
システムの記憶媒体であって、前記印刷制御コマンドを
一時記憶するコマンド記憶ステップと、該一時記憶した
印刷制御コマンドの総データサイズが前記印刷装置で一
時記憶可能な受信データの最大データサイズを超えてい
るか否かを判定する判定ステップと、超えている場合は
前記一時記憶しておいた印刷制御コマンドを指定された
回数だけ前記印刷装置へ出力する出力ステップとを有す
るプログラムを記憶しているため、従来の如く、コマン
ド生成プログラムが生成する印刷制御コマンドの総デー
タサイズはコマンド生成処理の終了時まで分からないた
めに、印刷装置で一時的に記憶可能である最大データサ
イズを印刷制御コマンドの総データサイズが超過する不
具合を解消でき、この結果、常に所定の回数分で丁合い
された用紙出力結果を保証することができるという効果
がある。
【0107】請求項20の発明によれば、記憶媒体は、
指定された回数分データを繰り返し受信したかのように
実行可能な前記印刷装置が前記上位装置からの受信デー
タを一時記憶する受信データ記憶ステップを有するプロ
グラムを記憶しているため、請求項19の発明と同様
に、常に所定の回数分で丁合いされた用紙出力結果を保
証することができるという効果がある。
【0108】請求項21の発明によれば、記憶媒体は、
前記上位装置が前記最大データサイズを記憶しておくデ
ータサイズ記憶ステップを有するプログラムを記憶して
いるため、印刷制御コマンドの総データサイズが前記最
大データサイズを超えているかの判定を的確に行うこと
ができるという効果がある。
【0109】請求項22の発明によれば、記憶媒体は、
前記上位装置が前記最大データサイズを記憶しておくデ
ータサイズ記憶ステップを有するプログラムを記憶する
と共に、前記上位装置に着脱可能であるため、記憶媒体
の使い勝手を向上させることができるという効果があ
る。
【0110】請求項23の発明によれば、記憶媒体の前
記最大データサイズは、前記コマンド生成プログラムの
ユーザインタフェースを介して記憶されているため、印
刷制御コマンドの総データサイズが前記最大データサイ
ズを超えているかの判定を的確に行うことができるとい
う効果がある。
【0111】請求項24の発明によれば、記憶媒体の前
記最大データサイズは、前記コマンド生成プログラム以
外のプログラムモジュールにより記憶されているため、
印刷制御コマンドの総データサイズが前記最大データサ
イズを超えているかの判定を的確に行うことができると
いう効果がある。
【0112】請求項25の発明によれば、記憶媒体は、
前記印刷装置が前記最大データサイズを記憶しておくデ
ータサイズ記憶ステップを有するプログラムと、前記上
位装置が該データサイズ記憶ステップから前記最大デー
タサイズを取得可能な取得ステップを有するプログラム
を記憶しているため、印刷制御コマンドの総データサイ
ズが前記最大データサイズを超えているかの判定を的確
に行うことができるという効果がある。
【0113】請求項26の発明によれば、記憶媒体は、
前記印刷装置が前記最大データサイズを記憶しておくデ
ータサイズ記憶ステップを有するプログラムを記憶する
と共に、前記上位装置に着脱可能であるため、記憶媒体
の使い勝手を向上させることができるという効果があ
る。
【0114】請求項27の発明によれば、記憶媒体の前
記取得ステップでは、前記最大データサイズを双方向イ
ンタフェース或いはネットワークを介して取得するた
め、双方向インタフェース或いはネットワークを介して
接続された情報処理システムにおいても、常に所定の回
数分で丁合いされた用紙出力結果を保証することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1及び第2の実施の形態に係るプリ
ンタ制御システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1及び第2の実施の形態に係るプリ
ンタドライバがホストコンピュータのRAM上にロード
されて実行可能となった状態のメモリマップを示す説明
図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るプリンタドラ
イバ処理の概略を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るアプリケーシ
ョンからの印刷要求が印刷開始を意味する場合のプリン
タドライバ処理の詳細を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るアプリケーシ
ョンからの印刷要求が印刷終了を意味する場合のプリン
タドライバ処理の詳細を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るアプリケーシ
ョンからの印刷要求が印刷終了を意味する場合のプリン
タドライバ処理の詳細を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るアプリケーシ
ョンからの印刷要求が印刷終了を意味する場合のプリン
タドライバ処理の詳細を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るアプリケーシ
ョンからの印刷要求が印刷終了を意味する場合のプリン
タドライバ処理の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、12 CPU 2、19 RAM 3、13 ROM 7、20 ディスクコントローラ 8 プリンタコントローラ 11、14 外部メモリ 17 印刷部 21 双方向性インタフェース 22 アプリケーション 25 プリンタドライバ 1500 プリンタ 3000 ホストコンピュータ

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷制御コマンドを生成するコマンド生
    成プログラムが動作可能なコンピュータ等の上位装置
    と、該上位装置からの受信データに基づき印刷を行うプ
    リンタ等の印刷装置とを有する情報処理システムであっ
    て、 前記印刷制御コマンドを一時記憶するコマンド記憶手段
    と、該一時記憶した印刷制御コマンドの総データサイズ
    が前記印刷装置で一時記憶可能な受信データの最大デー
    タサイズを超えているか否かを判定する判定手段と、超
    えている場合は前記一時記憶しておいた印刷制御コマン
    ドを指定された回数だけ前記印刷装置へ出力する出力手
    段とを有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記印刷装置は、前記上位装置からの受
    信データを一時記憶する受信データ記憶手段を有し、指
    定された回数分データを繰り返し受信したかのように実
    行可能であることを特徴とする請求項1記載の情報処理
    システム。
  3. 【請求項3】 前記上位装置は、前記最大データサイズ
    を記憶しておくデータサイズ記憶手段を有することを特
    徴とする請求項1又は2記載の情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記データサイズ記憶手段は、前記上位
    装置に着脱可能であることを特徴とする請求項3記載の
    情報処理システム。
  5. 【請求項5】 前記最大データサイズは、前記コマンド
    生成プログラムのユーザインタフェースを介して記憶さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記
    載の情報処理システム。
  6. 【請求項6】 前記最大データサイズは、前記コマンド
    生成プログラム以外のプログラムモジュールにより記憶
    されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに
    記載の情報処理システム。
  7. 【請求項7】 前記印刷装置は、前記最大データサイズ
    を記憶しておくデータサイズ記憶手段を有し、前記上位
    装置は、該データサイズ記憶手段から前記最大データサ
    イズを取得可能な取得手段を有することを特徴とする請
    求項1又は2記載の情報処理システム。
  8. 【請求項8】 前記データサイズ記憶手段は、前記印刷
    装置に着脱可能であることを特徴とする請求項7記載の
    情報処理システム。
  9. 【請求項9】 前記取得手段は、前記最大データサイズ
    を双方向インタフェース或いはネットワークを介して取
    得することを特徴とする請求項7又は8記載の情報処理
    システム。
  10. 【請求項10】 印刷制御コマンドを生成するコマンド
    生成プログラムが動作可能なコンピュータ等の上位装置
    と、該上位装置からの受信データに基づき印刷を行うプ
    リンタ等の印刷装置とを有するシステムの情報処理方法
    であって、 前記印刷制御コマンドを一時記憶するコマンド記憶ステ
    ップと、該一時記憶した印刷制御コマンドの総データサ
    イズが前記印刷装置で一時記憶可能な受信データの最大
    データサイズを超えているか否かを判定する判定ステッ
    プと、超えている場合は前記一時記憶しておいた印刷制
    御コマンドを指定された回数だけ前記印刷装置へ出力す
    る出力ステップとを有することを特徴とする情報処理方
    法。
  11. 【請求項11】 前記印刷装置は、前記上位装置からの
    受信データを一時記憶する受信データ記憶ステップを有
    し、指定された回数分データを繰り返し受信したかのよ
    うに実行可能であることを特徴とする請求項10記載の
    情報処理方法。
  12. 【請求項12】 前記上位装置は、前記最大データサイ
    ズを記憶しておくデータサイズ記憶ステップを有するこ
    とを特徴とする請求項10又は11記載の情報処理方
    法。
  13. 【請求項13】 前記データサイズ記憶ステップは、前
    記上位装置に着脱可能な記憶手段が有することを特徴と
    する請求項12記載の情報処理方法。
  14. 【請求項14】 前記最大データサイズは、前記コマン
    ド生成プログラムのユーザインタフェースを介して記憶
    されていることを特徴とする請求項10乃至13の何れ
    かに記載の情報処理方法。
  15. 【請求項15】 前記最大データサイズは、前記コマン
    ド生成プログラム以外のプログラムモジュールにより記
    憶されていることを特徴とする請求項10乃至13の何
    れかに記載の情報処理方法。
  16. 【請求項16】 前記印刷装置は、前記最大データサイ
    ズを記憶しておくデータサイズ記憶ステップを有し、前
    記上位装置は、該データサイズ記憶ステップから前記最
    大データサイズを取得可能な取得ステップを有すること
    を特徴とする請求項10又は11記載の情報処理方法。
  17. 【請求項17】 前記データサイズ記憶ステップは、前
    記印刷装置に着脱可能な記憶手段が有することを特徴と
    する請求項16記載の情報処理方法。
  18. 【請求項18】 前記取得ステップでは、前記最大デー
    タサイズを双方向インタフェース或いはネットワークを
    介して取得することを特徴とする請求項16又は17記
    載の情報処理方法。
  19. 【請求項19】 印刷制御コマンドを生成するコマンド
    生成プログラムが動作可能なコンピュータ等の上位装置
    と、該上位装置からの受信データに基づき印刷を行うプ
    リンタ等の印刷装置とを有するシステムの記憶媒体であ
    って、 前記印刷制御コマンドを一時記憶するコマンド記憶ステ
    ップと、該一時記憶した印刷制御コマンドの総データサ
    イズが前記印刷装置で一時記憶可能な受信データの最大
    データサイズを超えているか否かを判定する判定ステッ
    プと、超えている場合は前記一時記憶しておいた印刷制
    御コマンドを指定された回数だけ前記印刷装置へ出力す
    る出力ステップとを有するプログラムを記憶したことを
    特徴とする記憶媒体。
  20. 【請求項20】 指定された回数分データを繰り返し受
    信したかのように実行可能な前記印刷装置が前記上位装
    置からの受信データを一時記憶する受信データ記憶ステ
    ップを有するプログラムを記憶したことを特徴とする請
    求項19記載の記憶媒体。
  21. 【請求項21】 前記上位装置が前記最大データサイズ
    を記憶しておくデータサイズ記憶ステップを有するプロ
    グラムを記憶したことを特徴とする請求項19又は20
    記載の記憶媒体。
  22. 【請求項22】 前記上位装置が前記最大データサイズ
    を記憶しておくデータサイズ記憶ステップを有するプロ
    グラムを記憶すると共に、前記上位装置に着脱可能であ
    ることを特徴とする請求項21記載の記憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記最大データサイズは、前記コマン
    ド生成プログラムのユーザインタフェースを介して記憶
    されていることを特徴とする請求項19乃至22の何れ
    かに記載の記憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記最大データサイズは、前記コマン
    ド生成プログラム以外のプログラムモジュールにより記
    憶されていることを特徴とする請求項19乃至22の何
    れかに記載の記憶媒体。
  25. 【請求項25】 前記印刷装置が前記最大データサイズ
    を記憶しておくデータサイズ記憶ステップを有するプロ
    グラムと、前記上位装置が該データサイズ記憶ステップ
    から前記最大データサイズを取得可能な取得ステップを
    有するプログラムを記憶したことを特徴とする請求項1
    9又は20記載の記憶媒体。
  26. 【請求項26】 前記印刷装置が前記最大データサイズ
    を記憶しておくデータサイズ記憶ステップを有するプロ
    グラムを記憶すると共に、前記上位装置に着脱可能であ
    ることを特徴とする請求項25記載の記憶媒体。
  27. 【請求項27】 前記取得ステップでは、前記最大デー
    タサイズを双方向インタフェース或いはネットワークを
    介して取得することを特徴とする請求項25又は26記
    載の記憶媒体。
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