JPH11353751A - ディスク装置のロード機構 - Google Patents
ディスク装置のロード機構Info
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- JPH11353751A JPH11353751A JP10146863A JP14686398A JPH11353751A JP H11353751 A JPH11353751 A JP H11353751A JP 10146863 A JP10146863 A JP 10146863A JP 14686398 A JP14686398 A JP 14686398A JP H11353751 A JPH11353751 A JP H11353751A
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- G11B17/056—Indirect insertion, i.e. with external loading means with sliding loading means
Abstract
とにより、コストダウンなどを図ったロード機構を提供
する。 【解決手段】ロードモータにより回転するロードギア9
にかみ合って収納動作することにより、トレイTに係止
(1b,Ta)して突出位置から収納位置へトレイTを
動作させるとともにトレイTが収納位置になると前記係
止を解除して単独で動作し、この単独動作の後にロード
ギア9とのかみ合いを外すトレイラック1と、このトレ
イラック1の収納動作に応じてトレイラック1にかみ合
い回転するリレーギア3と、このリレーギア3の回転に
より動作してクランパを解除位置からクランプ位置とす
るスライドラック2と、トレイラック1の収納動作に応
じて動作し、トレイラック1及びロードギア9のかみ合
いが外れると、ロードモータにより回転するフィードギ
ア6にピックアップ駆動用のピックアップラック4をか
み合わせるトグルレバー5と、を備える。
Description
イブやDVD−ROMドライブに代表されるディスク装
置に関し、特に、トレイの出し入れによるディスクのロ
ード機構に関する。
置では、ロードモータにより駆動されて突出位置と収納
位置との間を動作するトレイを利用してディスクのロー
ドを行っている。この場合、突出位置でトレイに載置さ
れてからトレイの収納位置に収容されたディスクは、ス
ピンドルモータやピックアップなどを組み付けたベース
の上昇でトレイから持ち上げられるとともに上方位置の
クランパで挟まれ、スピンドルモータの回転軸(ターン
テーブル)に支持される。そしてこの後に、フィードモ
ータによりピックアップが動作位置へフィードされるこ
とで、データの読出しが開始される。
レイを利用したディスク装置では、トレイを出し入れす
るロードモータとピックアップを駆動するフィードモー
タとの2種類を使用している。本発明はこの点に着目
し、ロードとフィードのモータを1モータとすることに
より、さらなるコストダウンなどを図るものである。
&ピニオンの構造を利用してロード及びフィードの1モ
ータ化を実現する。すなわち、トレイの出し入れにより
ディスクロードを行うディスク装置のロード機構におい
て、ロードモータにより回転するロードギアにかみ合っ
て収納動作することにより、トレイに係止して突出位置
から収納位置へトレイを動作させるとともにトレイが収
納位置になると前記係止を解除して前記ロードギアに従
い単独で動作し、この単独動作の後に前記ロードギアと
のかみ合いを外すトレイラックと、このトレイラックの
収納動作に応じて該トレイラックにかみ合い回転するリ
レーギアと、このリレーギアの回転により動作してクラ
ンパを解除位置からクランプ位置とするスライドラック
と、前記トレイラックの収納動作に応じて動作し、前記
トレイラック及び前記ロードギアのかみ合いが外れる
と、前記ロードモータにより回転するフィードギアにピ
ックアップ駆動用のピックアップラックをかみ合わせる
トグルレバーと、を備えることを特徴とする。つまり、
トレイラックを動作させるロードモータ1個だけでディ
スクロードとピックアップ駆動の両方をこなしてしまう
ものである。このモータを1個にする本発明の構造で
は、トレイがきちんと収納位置になった後のトレイラッ
ク単独動作でクランパがクランプ位置へ降りてくるタイ
ミングとすることができるので、クランプタイミングを
確実にすることも可能となる。
クランパホルダのカム突起と係合するカム溝をもつカム
構造とすればよい。すなわち、スライドラックの動作に
よりカム溝内をカム突起が摺動することで、クランパホ
ルダに保持されたクランパがクランプ/解除を行うもの
とする。
プ位置とする動作に応じて装置外へ突出する突出手段を
設けておくと、該突出手段を押し込むことで簡単にエマ
ージェンシーイジェクトを行える。すなわち、装置から
突出した突出手段を押し込めば、クランパを動かしてク
ランプ解除するとともに、リレーギアを逆回転させてト
レイラックを動かしトレイを突出動作させることができ
る。このような突出手段は、スライドラック自体の端部
が装置外へ突出するようにしたものでもよい。この場
合、クランパホルダを片持ち構造としておけば、クラン
プ位置からの解除力を低減することができ好ましい。
スク装置の要部構造の一例を、その動作状況とともに示
している。図1はトレイが突出位置にある状態、図2は
トレイが収納位置直前にある状態、図3はトレイが収納
位置となった直後の状態、図4〜図6はトレイとトレイ
ラックの係止が外れてトレイラックが単独動作している
状態である。
ク1は、摺動機構1aによりトレイTに対し摺動可能に
してトレイT下部に取り付けられており、そして、弾性
フック1bがトレイTに設けた係止片Taに係止するこ
とで収納方向への摺動が止められている。弾性フック1
bは、ラック1の一部を切り欠いて形成する爪状のもの
とすればよい。トレイラック1とトレイTとは、たとえ
ばトレイラック1にレール状溝を延設する一方、これに
係合する爪をトレイTの下面に形成した摺動機構1aに
より組み付けられる。
にかみ合わせて装置内に配置されている。リレーギア3
は装置奥端部に設けられており、スライドラック2は、
そのリレーギア3の位置から装置手前端部までの全長を
もつ。このスライドラック2の中程には側面部にカム溝
2aが形成してあり、クランパを支持するクランパホル
ダ(図示略)に突設したカム突起Caと係合するように
している。図示の状態では、カム溝2aの上側平坦部に
カム突起Caが位置し、クランパホルダを解除位置とし
ている。
BにピックアップPが組み付けられており、ピックアッ
プラック4により動作するようにしてある。ピックアッ
プラック4は係留片4aとの間の溝でトグルレバー5の
第1ボス部5aを挟み込むようになっており、トレイT
の出し入れに際しては、ピックアップラック4とフィー
ドギア6とがかみ合わない図示の位置に係留されてい
る。
モータギア7の駆動で、アイドルギア8を介してロード
ギア9が反時計回りに回転してトレイラック1が突出方
向へ前進し、これに従ってトレイTが突出位置へせり出
した状態にある。ここでトレイTにディスクが載置され
ると、ロードモータの駆動によりロードギア9が時計回
りに回転してトレイラック1が収納方向へ後退する。す
ると、係止片Ta及び弾性フック1bが係止しているこ
とから、トレイラック1の動作に伴いトレイTも収納位
置へ収納されていくことになる。
ないので、スライドラック2は装置奥側に引っ込んだ最
後退状態を維持しており、クランパホルダを解除位置に
保持している。また、モータギア7の駆動によりフィー
ドギア6も回転するが、このときにはピックアップラッ
ク4とのかみ合いが外れているので空転し、ピックアッ
プPは係留位置を維持する。
っ込み、トレイラック1とリレーギア3とがかみ合い始
めるところの状態を示したのが図2である。図2の状態
では、トレイTは、手でつまみ出すことができる程度に
装置の前面よりも若干突出している(本例では、トレイ
TがトレイストッパTSの手前10mmまで引き込まれ
た状態)。そして、トレイラック1とリレーギア3とが
かみ合い始めなので、スライドラック2は最後退状態を
そのまま維持しており、したがってクランパはまだ解除
位置をキープしている。また、トグルレバー5及びピッ
クアップラック4には変化がないので、フィードギア6
は空転したままであり、ピックアップPも係留位置をキ
ープしている。
すると、トレイTはストッパTSに当接して完全に収納
位置となり、それ以上の移動ができなくなる。これが図
3の状態である。図2の状態から図3の状態までのトレ
イTが10mm動く間に、同じく10mmほど動くトレイラ
ック1とのかみ合いによりリレーギア3が回転するの
で、スライドラック2も10mm前進することになる。し
かし、スライドラック2のカム溝2aの上側平坦部の長
さが10mm以上あるので、クランパはまだ解除位置をキ
ープする。
続けると、弾性フック1bによるトレイラック1とトレ
イTとの係止がモータ回転力に負けて解除され、トレイ
ラック1だけが単独で装置奥側へ後退していく。この状
態を図4に示している。この係止解除後のトレイラック
単独動作によるリレーギア3の回転でスライドラック2
が装置手前側へ前進する。このときにはスライドラック
2のカム溝2aの傾斜部にカム突起Caが入ることにな
り、クランパがクランプ位置へ移動し始める。また、ト
レイラック1の突片1cがトグルレバー5の第2ボス部
5bに当接する状態となり、トグルレバー5が軸5cを
中心に反時計回りに回動し始める。
5に示すようなトレイラック1とロードギア9とのかみ
合いが外れるぎりぎりのところまでくると、スライドラ
ック2のさらなる前進によりクランパホルダのカム突起
Caがカム溝2aの下側平坦部に入り込み、クランパが
クランプ位置となってターンテーブル上のディスクをク
ランプする。一方、トレイラック1のさらなる後退によ
りトグルレバー5が回動するので、トグルレバー5の第
1ボス部5aに押されてピックアップラック4が係留位
置から前進し、フィードギア6とかみ合い始めることに
なる。
と、図6に示すように、トレイラック1とロードギア9
とのかみ合いがなくなる一方でピックアップラック4と
フィードギア6とがかみ合い、ロードモータがそのまま
フィードモータとなってフィードギア6を反時計回りに
回転させ、係留片4aによるロックを完全に外してピッ
クアップPを動作位置へ移動させる。つまり、トレイラ
ック1が最奥部まで後退するとトレイラック1の歯のな
い部分がロードギア9に対し位置するので、ロードモー
タによりロードギア9が回転しても空回りし、同じくロ
ードモータの駆動するフィードギア6によるピックアッ
プPの動作には影響しなくなるようにしてある。
ィスクロード&ピックアップフィード動作の逆の手順が
イジェクト動作となる。すなわち、イジェクトボタン
(図示せず)が操作されると、ロードモータによりフィ
ードギア6が時計回りに回転し、ピックアップラック4
が装置奥側の係留位置へ後退していく。すると、第1ボ
ス部5aが押されてトグルレバー5が時計回りに回動
し、これにより第2ボス部5bがトレイラック1を押し
て前進させるので、トレイラック1とロードギア9とが
かみ合い始める(図5の状態)。
が前進し始めると、リレーギア3が駆動されるのでスラ
イドラック2が後退し、クランプ解除が行われる。そし
て、トレイラック1とトレイTとが係止するとともにト
レイTが前進し始め、ロードモータによるロードギア9
の駆動で、トレイTは突出位置へせり出してくることに
なる。
因でクランプに失敗したりした場合、手動でディスクを
取り出すエマージェンシーイジェクトを実行する必要が
ある。本例のエマージェンシーイジェクトは、スライド
ラック2を強制的に後退させることで実行される。スラ
イドラック2を強制的に後退させるには、スライドラッ
ク2の前進に伴って装置外へ突出するボタン状の突出手
段(図示略)を設けておき、これを手動で押し込むなど
で実行することができる。
ック2が押し込められると、まずそのカム溝2aに沿っ
てカム突起Caが動作させられるので、クランパホルダ
がクランプ位置から解除位置へ強制移動させられる。こ
のクランプ解除とともに、リレーギア3の強制的逆回転
によりトレイラック1は前進し、トレイTと係止した後
に、図2のリレーギア3とトレイラック1とのかみ合い
が外れるところまで動かされる。この図2状態になれ
ば、トレイTの前端部分が装置前面から10mmほど突出
しているので、後はその突出部分をつかんで引っぱり出
せばよい。
イラック1の前進動によりロードギア9が反時計回りに
回転するので、アイドルギア8からモータギア7を経て
フィードギア6は時計回りに回転する。したがって、ピ
ックアップラック4は係留位置へ後退させられ、自動的
にトグルレバー5による係留状態となる。
通常のイジェクトに際して、図7に示すように、本例で
はクランパホルダCHを装置奥側でヒンジ接続Cbにし
て、該ヒンジ接続Cbを軸にした片持ちで上下回動する
ようにしてあるので、クランプの解除力(引き剥がし
力)が小さくてすむ。また本例では、トレイTを、ディ
スクを載置するガイドトレイTbとトレイ本体Tcとよ
りなる2層構造とし、ガイドトレイTbを付勢手段10
により付勢してトレイ本体Tcに対しスライドするよう
にしてある。そして、突出位置ではガイドトレイTbが
上昇した位置にあってディスクDを載置する一方、収納
位置になってクランパホルダCHが下降してくるとクラ
ンパホルダCHの突起部CdによりガイドトレイTbが
押し下げされ、これによりディスクDがターンテーブル
11に支持されるとともにクランパCによりクランプさ
れるようになっている。このような構造では、ガイドト
レイTbの付勢力がクランパホルダCHのクランプ解除
を補助するように作用し、クランプ解除力をいっそう小
さくすることができる。
ータでディスクロードからピックアップのフィードまで
行えるので、コストダウンや省スペース化を図ることが
できる。そして、ロード時のクランプタイミングを確実
なものとすることができるようになり、ディスク装置の
安定動作や破損防止に貢献する。また、もしロードに異
常が発生したとしても、簡単な操作でエマージェンシー
イジェクトを行え、復旧も容易である。
イ突出位置で示した動作説明図。
イ収納位置直前で示した動作説明図。
イ収納位置で示した動作説明図。
イラック単独動作の状態で示した動作説明図。
クアップフィードの開始状態で示した動作説明図。
スクロード及びピックアップフィードの終了状態で示し
た動作説明図。
パホルダについて示した説明図。
Claims (4)
- 【請求項1】 トレイの出し入れによりディスクロード
を行うディスク装置のロード機構において、 ロードモータにより回転するロードギアにかみ合って収
納動作することにより、トレイに係止して突出位置から
収納位置へトレイを動作させるとともにトレイが収納位
置になると前記係止を解除して単独で動作し、この単独
動作の後に前記ロードギアとのかみ合いを外すトレイラ
ックと、このトレイラックの収納動作に応じて該トレイ
ラックにかみ合い回転するリレーギアと、このリレーギ
アの回転により動作してクランパを解除位置からクラン
プ位置とするスライドラックと、前記トレイラックの収
納動作に応じて動作し、前記トレイラック及び前記ロー
ドギアのかみ合いが外れると、前記ロードモータにより
回転するフィードギアにピックアップ駆動用のピックア
ップラックをかみ合わせるトグルレバーと、を備えたこ
とを特徴とするロード機構。 - 【請求項2】 スライドラックは、クランパホルダのカ
ム突起と係合するカム溝をもつ請求項1記載のロード機
構。 - 【請求項3】 スライドラックがクランパをクランプ位
置とする動作に応じて装置外へ突出する突出手段を設け
た請求項1又は請求項2記載のロード機構。 - 【請求項4】 クランパホルダを片持ち構造とする請求
項1〜3のいずれか1項に記載のロード機構。
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