JP4136968B2 - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4136968B2
JP4136968B2 JP2004048334A JP2004048334A JP4136968B2 JP 4136968 B2 JP4136968 B2 JP 4136968B2 JP 2004048334 A JP2004048334 A JP 2004048334A JP 2004048334 A JP2004048334 A JP 2004048334A JP 4136968 B2 JP4136968 B2 JP 4136968B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
support arm
disc
stopper
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004048334A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005243091A (ja
Inventor
辰一 藤沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teac Corp
Original Assignee
Teac Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teac Corp filed Critical Teac Corp
Priority to JP2004048334A priority Critical patent/JP4136968B2/ja
Priority to KR1020050011141A priority patent/KR100691641B1/ko
Priority to TW094105403A priority patent/TWI257608B/zh
Priority to US11/064,522 priority patent/US7380251B2/en
Priority to CN2008100031023A priority patent/CN101221790B/zh
Priority to CNB2005100519635A priority patent/CN100403431C/zh
Publication of JP2005243091A publication Critical patent/JP2005243091A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4136968B2 publication Critical patent/JP4136968B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、各種コンピュータシステムなどの情報機器において、大量の情報を記録する記録媒体としての光ディスク(例えば、CD−R/RW、DVD−R/−RW/RAM/+R/+RWなど)をドライブするディスク装置に関し、特に径の異なるディスクの誤挿入を防止するための機構に関するものである。
一般にパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)などに内蔵されているディスク装置は、通常、ディスクを装填するディスクトレイを備えており、このディスクトレイが前進後退するように構成されている。そして、ディスクトレイに装填されたディスクは、ディスク装置の本体内でドライブされ、情報の記録または再生が行われる。
一方、ディスクトレイを用いない方式として、いわゆるスロットイン方式のディスク装置も多く採用される傾向にあり、パソコンの薄型化、小型化に好適なものとなっている。このスロットイン方式のディスク装置は、装置本体へのディスクのロード(搬入)/アンロード(搬出)にディスクトレイを用いないため、操作者がディスクの過半をスロットに差し込むと、以後、装置本体のローディング機構が作動して自動的にロードされるようになっている。
図8ならびに図9は、従来のスロットイン方式のディスク装置におけるローディング機構の構成および動作態様を示すものである。同図に示す構成においては、ディスクDを操作者が挿入すると、ディスクDは第1の揺動体100の先端のピン100aおよび左右のガイド体101・102、そして途中から第2の揺動体103の先端のピン103aにより高さ方向と左右位置を規制されながら図8に示す位置まで到達する。
このとき、第1の揺動体100はディスクDにより先端のピン100aが押されて矢印100A方向に回転し、また、第2の揺動体103もディスクDにより先端のピン103aが押されて矢印103A方向に回転する。そして、スイッチレバー104が第2の揺動体103の端部に押されて矢印104A方向に回転し、検出スイッチ105を作動する。
前記検出スイッチ105が作動すると駆動手段106が始動し、第1のスライド部材107の矢印107A方向への移動が開始される。この第1のスライド部材107と第2のスライド部材108は、各先端がスライド連結部材109で連結され、このスライド連結部材109がピン110で揺動可能に枢支されているので、第1のスライド部材107の後退に同期して第2のスライド部材108が矢印108A方向に前進する。
このようにして、第1のスライド部材107が後退を開始すると、このスライド部材107に片持ち状態で支持されている第1の揺動体100は第1のスライド部材107のカム溝107aで従動ピン100bが案内されることから、支点100cを中心に矢印100B方向へ揺動体100が回転する。これにより第1の揺動体100の先端のピン100aがディスクDをディスク位置決め部材111のピン111a・111bに当接するまで矢印107A方向へ搬送する。
このとき、第2の揺動体103のピン103aは矢印103A方向に回転するので、第2の揺動体103のピン103aは、第1の揺動体100の先端のピン100aと同期してディスクDを支持したまま矢印103A方向に移動する。そして、ディスクDがディスク位置決め部材111のピン111a・111b当接した後は、ディスクDから僅かに離れた位置まで回転する。
以上は装置内部へディスクDを搬入する場合のローディング機構の動作態様であるが、ディスクDを装置外部へ搬出する場合のローディング機構は、上述の動作と逆の動作態様となる。すなわち、ディスクDが装置内部で定位置にあるとき、アンロードの指示に基づき駆動手段106が逆転方向に始動されると、第1のスライド部材107が矢印107B方向に前進を開始する。これに伴って連結部材109に連結されている第2のスライド部材108が同期して矢印108B方向に後退を開始する。これにより、第1の揺動体100は矢印100A方向に、そして第2の揺動体103は矢印103B方向に回転するので、各々の先端のピン100a・103aによりディスクが支持されて装置外部へ搬出されることになる。
このように構成されたディスク装置において、装置内部へ搬入されたディスクDは、定位置で上下動するクランプヘッド112にクランプされるようにしてある。このクランプヘッド112は、スピンドルモータ114の駆動軸に固定されたターンテーブル113と一体化されている。さらに前記スピンドルモータ114は、フレーム部材115に配設され、このフレーム部材115を昇降機構により上下動するようにしている(例えば、特許文献1)。
特開2002−117604号公報
このように構成されたディスク装置は、直径12cmのディスクをディスク装置内部に正確にローディングすることを目的としたものである。すなわち、ディスク装置内部にディスクをローディングするローディング機構は、12cmディスクを対象としたものであり、図8ならびに図9に示されるように、第1の揺動体100の先端のピン100aおよび左右のガイド体101・102、そして第2の揺動体103の先端のピン103aは、12cmディスクの高さ方向と左右位置を規制するように配置されている。また、ディスク位置決め部材111のピン111a・111bも12cmディスクを位置決めするように配置されている。したがって、このような構成のスロットイン方式のディスク装置では、直径12cm以下の小径ディスクの利用を対象外としている。
しかしながら、操作者の不注意などにより例えば、直径8cmの小径ディスクがスロットから誤って挿入されると、場合によっては、小径ディスクがディスク装置のローディング機構の機構部分に挟まったり、各機構部分が破損したりすることがある。また、小径ディスク全体がスロットからディスク装置内部側に入り込んでしまい、操作者によって小径ディスクを取り出すことが不可能になってしまうことがある。このように、従来のスロットイン方式のディスク装置では、規定の大きさとは異なるディスクの誤挿入がディスク装置を故障させる原因になるという問題を有していた。
本発明は、上記従来技術の有する問題に鑑みなされたものであり、上述したように操作者によって小径ディスクがスロットから誤挿入されるようなことがあっても、小径ディスクのディスク装置内部への進入を確実に阻止し、装置の故障を確実に防止することができるディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、支持アームを駆動することにより規定外径のディスクを搬入または搬出するようにしたディスク装置であり、前記支持アームがディスクの搬入を待機している状態において、ディスク挿入口から規定外径より小径のディスクが支持アームによる支持可能の範囲外に挿入されるのを制止するようにしたディスク進入阻止手段を備え、前記ディスク進入阻止手段は、小径のディスクの進入方向における前周縁に接触する当接部を有するストッパであり、該ストッパは、前記支持アームに取り付けられており、前記支持アームに取り付けられたストッパは弾性を有し、小径ディスクの前周縁が前記ストッパの当接部を押圧したとき、その押圧力により発生した弾性力のみにより、前記支持アームが揺動することなく前記小径ディスクが搬出方向に押し戻されるようにしたことを特徴とする。
また、規定外径のディスクの搬入を完了し、該ディスクの支持アームによる支持が解除されている状態において、支持アームに取り付けられたストッパの当接部が装置内部の内壁に摺接するようにし、前記支持アームに対する防振機能が発生するようにしたことを特徴とするものである。
本発明によれば、操作者によって小径ディスクがスロットから誤挿入されるようなことがあっても、小径ディスクのディスク装置内部への進入を確実に阻止し、装置の故障を確実に防止することができる。
以下に、本発明の実施の形態によるディスク装置について図を用いて説明する。
図1は、本発明を実施したスロットイン方式のディスク装置1の外観を示す図であり、シールド状態に構成されたシャーシケース2の天板の中央に開口2aが形成されており、さらにこの開口2aの開口周縁部に内部へ突出する凸部2bが形成されている。シャーシケース2の前端にはベゼル3が固定されており、このベゼル3には、規定外径のディスク、具体的には直径12cmのディスクDを挿入するスロット3aと収容されているディスクDの装置外部への搬出を指示するための押釦4とディスク装置1の動作状態を表示するためのインジケータ5を備える。
図2は、ディスク装置1のシャーシケース2の天板部分を除去した状態の平面図である。同図において、シャーシケース2内にはベースパネル6が配設されており、その中央から斜め下方への配置状態でディスクDに対する駆動系ユニットAが設けられている。この駆動系ユニットAは、ディスクDの中心孔Daをクランプまたはクランプされている状態を解除するため、水平状態で上下動可能となるようにしたフレーム部材8が既知の緩衝支持構造9により複数箇所(本実施例では3箇所)でベースパネル6に連結されている。なお、フレーム部材8の駆動構造は、一端を軸支した片持ち状態とし、先端部を揺動させてクランプヘッド7を上下動させる方式でもよい。
前記フレーム部材8の先端には、搬入して停止した直径12cmのディスクDの中心に対応する位置にクランプヘッド7が配置される。このクランプヘッド7はターンテーブル10と一体に構成され、直下に配したスピンドルモータ11の駆動軸に固定されており、このスピンドルモータ11によりクランプヘッド7にクランプされたディスクDを回転駆動してドライブし、情報の記録/再生が行われる。
つぎに、符号Bはフレーム部材8に支持されたヘッドユニットであり、光ピックアップ12をディスクDの半径方向に往復動させるためのキャリアブロック13が、その両端をフレーム部材8に固定されたガイドシャフト14・15に支持され、スレッドモータ16およびギヤユニット(図示省略)により往復動される。
符号17は直径12cmのディスクDを装置内部へ案内するとともに装置外部へ押し出す動作を司るディスク支持アームであり、その先端には、12cmディスク以外の小径ディスク、具体的には直径8cmディスクDsが誤挿入された場合に、誤挿入を制止し装置内部への進入を阻止するためのストッパ19が取り付けられている。図3に示すように、ストッパ19は、8cmディスクDsの前周縁に接触する当接部19aが弾性部19bを介して、ディスク支持アーム17の先端に取り付けられている。より詳しくは、ストッパ19の係止部19cが、ディスク支持アーム17の先端に設けられた被係止部17bに係合し、ストッパ19の係止爪19dが、ディスク支持アーム17の先端に設けられた通孔17cに差し込まれることによって、ストッパ19がディスク支持アーム17の先端に取り付けられている。本実施形態では、弾性体であるリーフスプリングがストッパ19としてディスク支持アーム17の先端に取り付けられている。8cmディスクDsが誤挿入された場合の詳細な動作については後述する。
ディスク支持アーム17の先端にはディスクDの端部を支持するホルダー18も固定されている。前記ホルダー18は、図3に示すように先端に受端部18aが形成され、側部に保持溝18bが形成されている。また、ホルダー18は、支持アーム取り付け口18cにディスク支持アーム17の先端17aが差し込まれ、裏面側からねじ止めさせることによってディスク支持アーム17に固定されている。このホルダー18がディスク支持アーム17に固定されることによって、ストッパ19がディスク支持アーム17から外れることを防止している。なお、このホルダー18は、全体を摩擦係数の高い素材で成形するか、前記受端部18aおよび保持溝18bにシリコンゴムなどを貼着し、ディスクDに摩擦抵抗が作用するようにしておいてもよい。このようにすれば、回転駆動されているディスクDのクランプを解除し、ディスク支持アーム17でディスクDを支持するとき、ホルダー18によって素早くディスクDの回転を止めることが可能となる。
また、ベースパネル6の裏面側では、ローディングモータ24を駆動することにより、搬送機構であるラック主体(図示省略)をシャーシケース2内で前進または後退させている。ラック主体を前進または後退させることにより、このラック主体に連結されているリンクアーム(図示省略)が駆動し、これに伴い、このリンクアームに連結しているディスク支持アーム17が揺動することになる。これと同期して、図2に示すベースパネル6面でラック主体に連結されているレバーアーム20により誘引アーム21が揺動されることになる。
つぎに、12cmディスクDを操作者が挿入する場合のディスク装置1の動作態様について説明する。図2に示す構成においては、操作者がディスクDを挿入すると、ディスクDはディスク支持アーム17のホルダー18および誘引アーム21によりディスクDを装置内部へ案内する。なお、同図において、実線で示すディスク支持アーム17の状態は、操作者がディスクDをスロット3aから挿入し、その前端がディスク支持アーム17の先端のホルダー18の受端部18aに収まって支持された状態の初期状態を示す。
前記初期状態から操作者がディスクDを装置内部へ押し込むと、ディスク支持アーム17が後方へ揺動する。そして、図示しないがベースパネル6の裏面に配設されているディスク支持アーム17の角度位置検出スイッチが駆動開始位置を検出する。
駆動開始位置を検出すると、ローディングモータ24が駆動され、搬送機構が駆動を開始する。すると、ラック主体が後退を開始し、ラック主体の後退に伴ってレバーアーム20が牽引されることにより誘引アーム21が揺動する。そして、誘引アーム21とディスク支持アーム17とによりディスクDをチャッキングする。
さらにラック主体が後退すると、ディスク支持アーム17および誘引アーム21が後方へ揺動してディスクDを搬入し、ディスクDの中心孔Daがクランプヘッド7上に一致した位置となる。なお、この時点までは、ホルダー18と誘引アーム21でディスクDをチャッキングして保持しており、ディスク支持アーム17と誘引アーム21は同期して揺動してくる。
この後、フレーム部材8に固定された従動ピン22が、ラック主体とこのラック主体に同期して前進後退するスライド部材(図示省略)に形成されたカム溝で案内されることによって、フレーム部材8の昇降機構が動作する。すなわち、ラック主体がさらに後退すると、従動ピン22がカム溝の傾斜部に案内されて上昇し、これに伴いフレーム部材8およびクランプヘッド7が上昇を開始する。
そして、クランプヘッド7のチャック爪7aがディスクDの中心孔Daの開口端部に当接する。さらにクランプヘッド7が上昇すると、そのチャック爪7aがディスクDを押し上げ、その中心孔Daの開口端部をシャーシケース2の開口2aの凸部2bに押し付ける。すると、クランプヘッド7がディスクDの中心孔Daに嵌入し、そのチャック爪7aがディスクDの開口端部で係止する。すなわち、ターンテーブル10上にディスクDを固定し、クランプがなされる。
クランプヘッド7がディスクDの中心孔Daをクランプした後、ラック主体が僅かに後退すると、ディスク支持アーム17も僅かに揺動し、ホルダー18によるディスクDのチャッキングが解除される。このとき、誘引アーム21も同期して僅かに揺動し、ディスクDのチャッキングを解除する。また、フレーム部材8の昇降機構では、従動ピン22がカム溝内で僅かに降下し、ディスクDの回転駆動が可能な状態となる。すなわち、クランプ動作が終了する。
以上は、直径12cmのディスクDの搬入時のディスク装置1の動作態様であるが、ディスクDの搬出時は、これと逆の経路を辿り各部の機構要素は逆の動作を行う。すなわち、搬送機構が逆に駆動され、ラック主体を前進させてディスク支持アーム17が前方へ揺動する。そして、図2において、実線で示すディスク支持アーム17の位置まで揺動し、ディスクDの約半分をスロット3aから排出して搬出を完了する。
つぎに、上述のようなディスク装置1において、図4に示すように直径12cmのディスクDよりも小さい直径8cmの小径ディスクDsが、ディスク装置1の右端寄りにスロット3aから挿入された場合の動作について、説明する。
操作者が8cmディスクDsをディスク装置1の右端寄り(誘引アーム21寄り)に位置するようにしてスロット3aから挿入した場合、図5に示すように、8cmディスクDs全体が装置内部に完全に入り込んでしまう前に、ディスクDsの前周縁が、ディスク支持アーム17の先端に取り付けられたストッパ19の当接部19aに接触することとなる。したがって、8cmディスクDsの挿入が制止され、装置内部への進入が阻止される。
この図5の状態において、操作者がディスクDsを装置内部へさらに押し込むと、ディスクDsの前周縁によりストッパ19の当接部19aが押圧される。しかし、本実施形態においては、ストッパ19として弾性体であるリーフスプリングを用いており、当接部19aは、リーフスプリングの弾性部19bを介してディスク支持アーム17に固定されている。これにより、ディスクDsの前周縁に接触しているストッパ19の当接部19aが、押圧され押し込まれたとしても、その押圧により発生した弾性部19bの弾性力によって当接部19aは押し戻される。これに伴って、ディスクDsは、操作者側に押し戻されることとなる。すなわち、ディスクDsがスロット3aから操作者側へ一瞬飛び出すように押し戻される。したがって、ディスクDsが搬出方向に押し戻されることによって、ディスク装置1が8cmディスクDsのドライブに対応していないと操作者に気付かせることができ、8cmディスクDsの挿入を制止することができる。
また、図5に示すように、8cmディスクDsが挿入され、ディスクDsの前周縁がストッパ19の当接部19aに接触するときのディスク支持アーム17の位置は、規定外径のディスク、具体的には12cmディスクの搬入を待機している位置である。つまり、ディスク支持アーム17が最前方に揺動した位置である。この位置において、ディスク支持アーム17を時計回り方向に揺動するように押圧する大きな力がディスク支持アーム17に加わると、ディスク支持アーム17が破損するおそれがある。しかし、本実施形態によれば、同図の位置からディスクDsがさらに押し込まれたとしても、ディスクDsの前周縁に接触しているストッパ19の弾性部19bが変形することで押圧力を吸収する。したがって、ディスク支持アーム17に上述のような大きな力が加わることは無く、ディスク支持アーム17が破損することを防ぐことができる。
このように、操作者によって8cmディスクDsがスロット3aから誤挿入されるようなことがあっても、8cmディスクDs全体が装置内部に完全に入り込んでしまう前に、操作者による誤挿入を制止し、8cmディスクDsを操作者側に押し戻す構成としているため、操作者が8cmディスクDsを装置内部から取り出すことができないといった不具合やディスク装置1の故障を防止することが可能となる。
図6には、8cmディスクDsの進入を阻止するためのストッパ19を取り付けていないディスク装置1に、操作者が8cmディスクDsをディスク装置1の右端寄りに位置するようにしてスロット3aから挿入した場合の状態が示されている。同図において、ディスク装置1のディスク支持アーム17は、クランプヘッド7上を通らないように配置する必要があるため、クランプヘッド7より左側で揺動するよう配置されている。さらに、誘引アーム21は、12cmディスクDの搬入を装置の右端で待機するように配置されている。これらディスク装置1の構成上、8cmディスクDsが装置内部へ進入できるほどのスペースが、ディスク支持アーム17と誘引アーム21との間に存在してしまう。このスペースが8cmディスクDsの進入経路にならないように、本実施形態では、上述のようにディスク支持アーム17にストッパ19を取り付け、8cmディスクDsの進入経路を塞ぐこととした。しかし、ディスク装置1にストッパ19が取り付けられていない場合、このスペースが進入経路となって、8cmディスクDs全体がディスク装置1内部に進入してしまい、操作者によってディスクDsを取り出すことができなくなってしまうことが同図から理解されよう。
上述のように、ディスク装置1の構成上、8cmディスクDsの装置内部への進入経路となり得るスペースが装置の右端側に存在する。このため、本実施形態のディスク装置1においては、8cmディスクDsがディスク装置1の右端寄りに位置するように挿入された場合、このスペースが8cmディスクDsの進入経路にならないように、ディスク支持アーム17の先端にストッパ19を取り付けることとした。そして、8cmディスクDsの前周縁がこのストッパ19の当接部19aに接触することによって、8cmディスクDsの挿入を制止し、8cmディスクDsが装置内部へ進入することを阻止するようにした。
なお、本実施形態のディスク装置1において、操作者が8cmディスクDsをディスク装置1の右端以外の位置に位置するようにしてスロット3aから挿入した場合は、8cmディスクDsの前端が、12cmディスクDの搬入を最前方で待機しているディスク支持アーム17の先端のホルダー18に当接し支持されることとなる。しかし、さらにディスクDsを装置内部へ押し込んだとしても、ディスク支持アーム17の角度位置検出スイッチが駆動開始位置を検出するに至るまでディスク支持アーム17を揺動させることができない。すなわち、8cmディスクDsが小径のため、ディスクDsの前端がディスク支持アーム17の先端のホルダー18に当接し支持されても、搬送機構が駆動されず、ディスク支持アーム17は最前方の待機位置に復帰する。したがって、8cmディスクDsはディスク支持アーム17により操作者側に押し戻されることとなり、8cmディスクDsの装置内部への進入が確実に阻止される。
図7には、本実施形態のディスク装置1に規定外径のディスクである直径12cmディスクDが挿入され、クランプ動作終了後、ディスクDの回転駆動が可能になった状態が示されている。同図において、クランプヘッド7がディスクDの中心孔Daをクランプした後、ディスク支持アーム17のホルダー18によるディスクDのチャッキングが解除された状態のときは、ディスク支持アーム17の先端に取り付けられたストッパ19の当接部19aが、装置内部の内壁の固定部23に摺接することとなる。すなわち、ディスク支持アーム17のホルダー18によるディスクDのチャッキングを解除するために、ディスク支持アーム17が後方へ僅かに揺動すると、ストッパ19の当接部19aが固定部23に摺接し、ディスク支持アーム17の位置が固定される。したがって、スピンドルモータ11によりクランプヘッド7にクランプされたディスクDを回転駆動して情報の記録動作中および再生動作中に、ディスク支持アーム17が激しく振動したり、がたつくことが抑制される。これにより、ディスク支持アーム17の振動やがたつきに起因する騒音や各機構部分の破損が防止される。さらに、本実施形態においては、ストッパ19として弾性体であるリーフスプリングを用いており、ディスク支持アーム17はリーフスプリングの弾性部19bを介して固定部23に固定されるため、ディスク支持アーム17の振動やがたつきを確実に防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は図面に示された実施形態に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
例えば、本発明の実施形態では、ストッパ19としてリーフスプリングを用い、ディスク支持アーム17に取り付けたが、8cmディスクDsの前周縁に接触する当接部が弾性部を介してディスク支持アーム17に取り付ける構成ならば、適宜変更しても良い。
本発明の実施形態にかかるディスク装置の外観を示す斜視図である。 図1のディスク装置において、12cmディスクが挿入される場合の内部構造を示す平面図である。 ディスク支持アームのホルダーとストッパの構成を説明するための斜視図である。 図1のディスク装置において、8cmディスクが挿入される場合の外観を示す斜視図である。 図1のディスク装置において、8cmディスクが装置の右端寄りに挿入される場合の内部構造を示す平面図である。 図1のディスク装置において、ストッパを取り付けていない状態で8cmディスクが挿入される場合の内部構造を示す平面図である。 図1のディスク装置において、12cmディスクが挿入されディスクの回転駆動が可能になった状態の内部構造を示す平面図である。 従来のディスク装置の構成を説明するための図である。 従来のディスク装置の構成を説明するための図である。
符号の説明
1・・・・・・ディスク装置
2・・・・・・シャーシケース
3・・・・・・ベゼル
4・・・・・・押釦
5・・・・・・インジケータ
6・・・・・・ベースパネル
7・・・・・・クランプヘッド
8・・・・・・フレーム部材
9・・・・・・緩衝支持構造
10・・・・・ターンテーブル
11・・・・・スピンドルモータ
12・・・・・光ピックアップ
13・・・・・キャリアブロック
14・15・・ガイドシャフト
16・・・・・スレッドモータ
17・・・・・ディスク支持アーム
18・・・・・ホルダー
19・・・・・ストッパ
20・・・・・レバーアーム
21・・・・・誘引アーム
22・・・・・従動ピン
23・・・・・固定部
24・・・・・ローディングモータ

Claims (2)

  1. 支持アームを駆動することにより規定外径のディスクを搬入または搬出するようにしたディスク装置であり、
    前記支持アームがディスクの搬入を待機している状態において、ディスクの挿入口から規定外径より小径のディスクが支持アームによる支持可能の範囲外に挿入されるのを制止するようにしたディスク進入阻止手段を備え
    前記ディスク進入阻止手段は、小径のディスクの進入方向における前周縁に接触する当接部を有するストッパであり、
    該ストッパは、前記支持アームに取り付けられており、
    前記支持アームに取り付けられたストッパは弾性を有し、小径ディスクの前周縁が前記ストッパの当接部を押圧したとき、その押圧力により発生した弾性力のみにより、前記支持アームが揺動することなく前記小径ディスクが搬出方向に押し戻されるようにしたことを特徴とするディスク装置。
  2. 規定外径のディスクの搬入を完了し、該ディスクの支持アームによる支持が解除されている状態において、支持アームに取り付けられたストッパの当接部が装置内部の内壁に摺接するようにし、前記支持アームに対する防振機能が発生するようにしたことを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
JP2004048334A 2004-02-24 2004-02-24 ディスク装置 Expired - Fee Related JP4136968B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004048334A JP4136968B2 (ja) 2004-02-24 2004-02-24 ディスク装置
KR1020050011141A KR100691641B1 (ko) 2004-02-24 2005-02-07 디스크장치
TW094105403A TWI257608B (en) 2004-02-24 2005-02-23 Disk device
US11/064,522 US7380251B2 (en) 2004-02-24 2005-02-23 Disk apparatus
CN2008100031023A CN101221790B (zh) 2004-02-24 2005-02-23 光盘装置
CNB2005100519635A CN100403431C (zh) 2004-02-24 2005-02-23 光盘装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004048334A JP4136968B2 (ja) 2004-02-24 2004-02-24 ディスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005243091A JP2005243091A (ja) 2005-09-08
JP4136968B2 true JP4136968B2 (ja) 2008-08-20

Family

ID=35024679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004048334A Expired - Fee Related JP4136968B2 (ja) 2004-02-24 2004-02-24 ディスク装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4136968B2 (ja)
CN (1) CN101221790B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4265596B2 (ja) 2005-11-14 2009-05-20 ティアック株式会社 ディスク装置
JP4687477B2 (ja) * 2006-01-31 2011-05-25 ティアック株式会社 ディスク装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6839898B2 (en) * 2001-04-27 2005-01-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Disk drive

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005243091A (ja) 2005-09-08
CN101221790A (zh) 2008-07-16
CN101221790B (zh) 2011-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7380251B2 (en) Disk apparatus
KR100742687B1 (ko) 디스크 장치
US7496936B2 (en) Disk apparatus
JP2005100595A (ja) ディスク装置
US6654334B1 (en) Disk loading device having a manual drive member for moving a drive mechanism in an eject direction
JP4165418B2 (ja) ディスクドライブ装置、フレーム、ディスクドライブ装置セット、電子機器
JP2004310813A (ja) ディスク装置
JP4136968B2 (ja) ディスク装置
US7197753B2 (en) Recording medium drive device
JP5158329B2 (ja) ディスク装置
JP4137051B2 (ja) ディスク装置
JP4093118B2 (ja) ディスク装置
JP4196939B2 (ja) ディスク装置
EP1087389A1 (en) Disc unit
JP3749124B2 (ja) ディスク装置
JP2004022146A (ja) ディスクローディング装置
JP4084340B2 (ja) 車載用ディスク装置
JP3959312B2 (ja) ディスクドライブ装置のローディング機構
WO2005038796A1 (ja) ディスク装置
JP3979357B2 (ja) ディスク装置
JP3959311B2 (ja) ディスクドライブ装置
JP2004039193A (ja) ディスクドライブ装置のディスクリリース機構
JP2006172658A (ja) ディスクプレーヤ
JP2005302076A (ja) ディスク装置
JP2002358710A (ja) ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060913

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080520

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130613

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140613

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees