JP2861798B2 - 記録媒体装置 - Google Patents

記録媒体装置

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JP2861798B2
JP2861798B2 JP6069782A JP6978294A JP2861798B2 JP 2861798 B2 JP2861798 B2 JP 2861798B2 JP 6069782 A JP6069782 A JP 6069782A JP 6978294 A JP6978294 A JP 6978294A JP 2861798 B2 JP2861798 B2 JP 2861798B2
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rom
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辰一 藤沢
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TEIATSUKU KK
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録媒体の装置に係り、
特に、トレイ方式のディスクローディング機構を備えた
ディスク装置に関する。
【0002】この種のディスク装置においては、小型で
あること及び製造コストが安価であることが望まれてい
る。
【0003】
【従来の技術】上記のディスク装置において、ディスク
ローディング動作は、大きく分けて、 ディスクが載置されたトレイを、ディスク装置本体
内に引き込む動作と、 ディスク装置本体内に引き込まれたディスクを、タ
ーンテーブル上に支持された状態とする動作 とによってなされる。
【0004】従来のディスク装置は、上記の動作を一
のモータによって行ない、上記の動作を別のモータで
行なう構成が一般的であった。
【0005】その後、ディスク装置の小型化を図るべ
く、上記,の動作を単一のモータで行う構成が、例
えば、特開平4−3360号等において提案されてい
る。
【0006】この特開平4−3360号のディスクロー
ディング装置は、歯車部とカム溝部とを有するカムギヤ
を、約360度回動するように組み込み、カムギヤの歯
車部とトレイのラックとを関連付け、且つカムギヤのカ
ム溝とディスクをターンテーブル上に支持する機構とを
関連づけた構成である。
【0007】カムギヤの前半の回動によって、トレイが
ディスク装置本体内に引き込まれ、カムギヤの後半の回
動によってディスクがターンテーブル上に支持される。
【0008】こゝで、カムギヤは比較的少ない角度の回
動によって、トレイを比較的長い距離移動させなければ
ならないため、カムギヤは、径寸法が相当に大きいもの
となっている。
【0009】上記のカムギヤは、その回動面が垂直とな
るような配置で設けてある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このため、ディスクロ
ーディング装置は、高さが嵩張ったものとなっていた。
なお、上記のカムギヤと同様の機能を有するカムギヤ
を、回転面が水平となる配置で設けた構成のディスクロ
ーディング装置も考えられる。
【0011】このディスクローディング装置において
は、カムギヤが占める面積が相当に広くなってしまい、
ディスク装置の小型化を図りにくかった。
【0012】そこで、本発明は上記課題を解決した記録
媒体装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録媒体を着
脱可能な排出位置及び、前記記録媒体を装置本体内に収
納する収納位置との間を移動自在に設けてなり、ギヤ面
を有するトレイと、前記記録媒体を支持する支持部材が
設けられ、該支持部材が前記記録媒体を支持する支持位
置及び支持しない非支持位置との間を移動自在に設けて
なる可動ベースと、駆動手段と、前記トレイの前記ギヤ
面に噛合して、前記トレイを、排出位置と、収納位置間
で移動させる第1のギヤ手段と、前記駆動手段によって
回動し、且つ前記第1のギヤ手段と噛合し、且つ第1及
び第2の位置の間を移動自在に配設されてなり、最初
は、第1の位置に位置して前記第1のギヤ手段を回動さ
せ、前記トレイが収納位置に達した後に、上記駆動手段
の駆動力によって、上記第1のギヤ手段に沿って移動す
ることによって第1の位置から第2の位置へ移動する第
2のギヤ手段と、前記第2のギヤ手段が第1の位置から
第2の位置へと移動するときに前記可動ベースを支持位
置へと移動させる可動ベース移動手段とよりなる構成と
したものである。
【0014】
【作用】第2のギヤ手段が第1のギヤ手段の周りを転動
するときの動作を利用して可動ベース移動手段を動作さ
せる構成は、第1のギヤ手段の回転角度を約360度に
限る制限を無くするように作用する。
【0015】第1のギヤ手段の回転角度が360度以上
回動することは、第1のギヤ手段の径が小さくてもよい
ように作用する。
【0016】
【実施例】
〔概略構成及び動作〕図1乃至図7に示すように、本発
明の記録媒体装置の一実施例になるCD−ROM装置1
0は、シャーシ11と、シャーシ11に取り付けてある
ベース12と、ベース12に取り付けてある可動ベース
組立体13と、ベース12に支持されているトレイ14
と、ベース12に取り付けてあるディスクローディング
駆動機構組立体15と、ベース12に支持されているク
ランパ16と、シャーシ11の前面に取り付けてあるフ
ロントベゼル17と、上側を覆うカバー部材(図示せ
ず)とを有する。
【0017】可動ベース組立体13は、可動ベース本体
19に、ターンテーブル20,ターンテーブル20を回
転させるターンテーブル用モータ21,光学ヘッド2
2,及び光学ヘッド22を移動させる光学ヘッド移動機
構23が取り付けられた構成である。
【0018】CD−ROMを装着するに際して、CD−
ROM装置10は、図8(A)に示す状態とされる。
【0019】即ち、トレイ14が、Y2 方向に移動し
て、CD−ROM装置本体25より外に突き出す。ま
た、可動ベース組立体13は下方に傾斜している。
【0020】操作者がCD−ROM26をトレイ14上
に載置し、所定の操作をする。
【0021】これにより、CD−ROMローディング駆
動機構組立体15が動作を開始し、次の二つの動作が順
次行われる。
【0022】 トレイ14がY1 方向に移動される。
【0023】これにより、図8(B)に示すように、C
D−ROM26がCD−ROM装置本体25内に引き込
まれる。
【0024】 続いて、可動ベース組立体13が水平
となる方向に回動される。
【0025】これにより、図8(C)に示すように、C
D−ROM26が、ターンテーブル20により支持さ
れ、トレイ14より浮き上がって、クランパ16によっ
てクランプされ、再生が可能となる状態となる。
【0026】〔CD−ROMのローディング及び再生に
関する部分の構成〕 (ベース12)図1乃至図5に示すように、ベース12
は、略四角の枠形状を有し、略矩形状開口よりなる可動
ベース組立体取付け部30を有し、Y2 方向端側に、切
欠よりなるCD−ROMローディング駆動機構組立体取
り付け部31を有する。
【0027】ベース12は、X1 ,X2 方向端側に、立
上げ壁部32,33を有し、Y1 方向端側に、立上げリ
ブ34を有する。
【0028】ベース12は、切り起こしてなる4つの脚
部35を、インシュレータ36を介して略箱形状のシャ
ーシ11の底板11a上に浮いた状態で、取り付けられ
ておりシャーシ11内に収まっている。
【0029】ベース12上には、X2 ,X1 端側に、ト
レイガイド部材37,38が後述するように取り付けら
れている。
【0030】またベース12上、X2 端側にトレイ押し
出し板39がY1 ,Y2 方向に移動可能に設けてある。
【0031】トレイ押し出し板39は、ばね40によっ
て、Y2 方向に付勢されている。
【0032】(可動ベース組立体13)図1乃至図5に
示すように、可動ベース組立体13は、略四角枠形状の
可動ベース本体19を有する。
【0033】この可動ベース本体19のY2 方向端側
に、ターンテーブル用モータ21が取り付けている。モ
ータ21のスピンドルに、ターンテーブル20が固定し
てある。ターンテーブル20は、可動ベース本体19よ
り上方(Z1 方向)に位置している。ターンテーブル2
0には、永久磁石20aが組込まれている。
【0034】可動ベース本体19の下面側には、一対の
ガイド軸50,51が、保持部52,53により両端を
保持されて、Y1 ,Y2 方向に延在して、平行に取り付
けられている。
【0035】また、光学ヘッド22が、両側を上記ガイ
ド軸50,51に支持されて、可動ベース本体19の開
口54内を、Y1 ,Y2 方向に移動可能に設けてある。
【0036】また、可動ベース本体19には、光学ヘッ
ド移動機構23が設けてある。光学ヘッド移動機構23
は、モータ55と、モータ55により駆動されるギヤ機
構56とよりなる。
【0037】可動ベース組立体13は、可動ベース本体
19のY1 方向端側を、板ばね部材56を介して、ベー
ス12のY1 方向端側に取り付けられて、取付部30内
に取り付けてあり、板ばね部材56が撓むことによっ
て、図3中、A,B方向に回動しうる。
【0038】可動ベース本体19のY2 方向端の、
1 ,X2 方向上の中央に、ピン57が、Y2 方向に突
き出して設けてある。
【0039】ピン57は、後述するように、ベース12
のY2 方向端近傍の梁部41に取り付けてある板ばね部
材42に押し当たる。
【0040】(トレイ14)トレイ14は、図5に示す
ように、CD−ROMが載置される皿状のCD−ROM
載置部60を有し、且つ、Y1 方向に延在する両側の腕
部61,62,及び腕部61,62間をつなぐ梁部63
を有し、更に中央に、ターンテーブル18及び光学ヘッ
ド22が嵌合する開口64を有する。
【0041】更に、トレイ14は、X1 ,X2 側端に沿
って、夫々、一段下がった細長の鍔部65,66を有す
る。
【0042】図9に示すように、トレイ14は、X1
側に、カイド溝67及び突部68を有する。
【0043】また、トレイ14は、裏面のX2 方向側に
ガイド溝69,ギヤ面としてのラック70,凸部71,
当接面71a,71b,係合部73を有する。
【0044】上記腕部62には、係合部73の近くに、
孔74が形成してある。
【0045】トレイ14は、図2及び図1に示すよう
に、ガイド溝67を、トレイガイド部材38の三連の突
部75-1〜75-3に嵌合させ、ガイド溝68を、トレイ
ガイド部材37の三連の突部76-1〜76-3に嵌合させ
て、両側を案内されて、且つ、鍔部65をトレイガイド
部材38の三連の押え腕部77-1〜77-3により押さえ
られ、鍔部66をトレイガイド部材37の三連の押え腕
部78-1〜78-3に押さえられて、両側を押さえられ
て、Y1 ,Y2 方向に摺動可能である。
【0046】トレイ14は、CD−ROM26を着脱可
能である、図8(A)に示す排出位置P1 と、CD−R
OM26をCD−ROM装置本体25内に収納する、図
8(B),(C)、及び図1,図2に示す収納位置P2
との間を摺動する。
【0047】ラック70は、後述するギヤ96と噛合し
ている。
【0048】(CD−ROMローディング駆動機構組立
体15)図7,図6,図1,図2に示すように、組立体
15は、各部品を支持するベースプレート90を有す
る。
【0049】このベースプレート90には、X1 方向寄
り側に、駆動手段としてのローディングモータ91が取
り付けてあり、X2 方向寄り側に、ギヤ92〜96及び
回動ベース97が取り付けてあり、Y1 方向端側に、可
動ベース移動手段としてのスライダ100が取り付けて
ある。
【0050】ギヤ92〜96は、減速ギヤ機構を構成す
る。ギヤ93,95は、二段のギヤである。ギヤ96が
第1のギヤ手段、ギヤ95が第2のギヤ手段を構成す
る。減速ギヤ機構の最終段のギヤ96が、上記のラック
70と噛合している。ギヤ93とギヤ96は、ベースプ
レート90上のピン101に、支持されている。プーリ
102に固定してある軸103に、カラー104が回転
可能に嵌合しており、且つ、軸103の上部に、ギヤ9
2が固定してある。
【0051】カラー104は、ベースプレート90に形
成してある細長開口105内に位置している。細長開口
105は、ピン101に対して離れる方向に延在して設
けてある。細長開口105の端には、円形の開口105
aが形成してある。
【0052】106はエマージェンシーアームであり、
ベースプレート90の下面に、ピン107を中心に、回
動可能に取り付けてあり、ばね108によって反時計方
向に付勢されている。アーム106のU字状切欠部10
6aの縁が、カラー104の外周のリング状の溝104
aより下側の部分に嵌合している。
【0053】カラー104は、通常は、アーム106に
よって押されて、細長開口105の奥方の位置(定位
置)Q1 に位置しており、溝104aが細長開口105
の淵と係合している。
【0054】これにより、ギヤ92は、ギヤ93と噛合
している。
【0055】回動ベース97は、孔97aをピン101
に嵌合させて、且つ係止爪部97bをベースプレート9
0の円弧状スリット109に係合させ、且つ円弧状スリ
ット97cをベースプレート90の切り起こしラグ11
0に係合させて、ベースプレート90よりの浮きを制限
されつつ、回動可能に設けてある。回動ベース97は、
孔97aを中心とする円弧に沿うギヤ部97dを有す
る。また、回動ベース97には、ピン111に嵌合して
ギヤ94が支持され、且つピン112に嵌合してギヤ9
5が支持されている。
【0056】ギヤ94は、ギヤ93に噛合している。ギ
ヤ95は、ギヤ94とギヤ96に噛合している。
【0057】また、回動ベース97の一対の立上げ片よ
りなるアームガイド取付部97eに、アームガイド11
3が取り付けてある。
【0058】スライダー100は、一対の係止爪部10
0a,100bを、ベースプレート100のスリット1
14,115に係合させて、X1 ,X2 方向に摺動可能
に取り付けてある。
【0059】また、スライダ100は、ラック部100
cを有し、これが上記ギヤ部97dと噛合している。
【0060】また、スライダ100は、立上げ壁部10
0dを有する。この立上げ壁部100dに、傾斜長孔1
00eが形成してある。
【0061】また、ベースプレート90の下面側におい
て、モータ91のプーリ116と上記プーリ102との
間に、ベルト117が掛け渡してある。
【0062】また、118はトレイロックアームであ
り、一対の係止突部118a,118b、及び係止突部
118cを有し、孔118dをベースプレート90上の
ピン119に嵌合されて取り付けてあり、トーションコ
イルばね120によって反時計方向に回動付勢されてい
る。
【0063】上記構成の組立体15は、図1及び図2に
示すように、ベースプレート90の両端側をベース12
にねじ止めして、図5中の取付け部31に収まって取り
付けてある。
【0064】ギヤ96がラック70と噛合している。ま
た、傾斜長孔100e内に、ピン57が嵌合している。
【0065】ここで、CD−ROM装置10は、後述す
るように、ギヤ96が360度以上、例えば約1.3回
転して、トレイ14を排出位置P1 から収納位置P2
で移動させる構成としているため、ギヤ96の径D
1 は、約31mmであり、従来のものに比べて小さい。
【0066】このため、図1中、組立体15の平面的な
大きさLX ×LY は、従来のものに比べて小さい。
【0067】(クランパ16及びこれに関連する部分)
図5,図1,図3,図2に示すように、クランパ16
は、上面に円形鉄板130が固定してあり、クランパホ
ルダ131の中央の開口132の部分に、クランパホル
ダ131に固定されたクランパストッパ133により保
持されている。
【0068】クランパホルダ131は、長方形状を有
し、ベース12の両側の立上げ壁部32,33の間にま
たがって取り付けてある。
【0069】(フロントベゼル17)図5に示すよう
に、フロントベゼル17は、開口140,この開口14
0を塞ぐクラップ141,エマージェンシー孔142,
操作釦143等を有し、シャーシ11に取り付けてあ
る。
【0070】(その他)トレイロックアーム118の係
止突部118c及びアームガイド113が、回動ベース
97を位置U1 にロックする回動ベースロック機構15
0を構成する。トレイロックアーム118の二つの係止
突部118a,118b及びトレイ14の凸部71がト
レイ14を位置P2 にロックする機構160を構成す
る。
【0071】(CD−ROMローディング動作)次に、
上記構成のCD−ROM装置10の動作について説明す
る。
【0072】動作は、図8(A)の状態を、最初の状態
として説明する。
【0073】最初の状態では、各部分は、以下に説明す
る状態にある。
【0074】スライダ100は、X1 方向にスライドし
た位置S1 に、位置している。
【0075】回動ベース97は、図7に示す第1の位置
である回動位置U1 に位置している。
【0076】図11の係止突部118cがアームガイド
113を係止しており、回動ベースロック機構150は
オン状態にあり(図10(E)参照)、回動ベース97
は、回動位置U1 にロックされており、反時計方向の回
動を制限されている。
【0077】トレイ14は、排出位置P1 に位置してお
り、CD−ROM載置部60は、装置本体25外に露出
している。
【0078】トレイロック機構160はオフの状態であ
り、トレイ14は、Y1 方向に移動可能である。
【0079】可動ベース組立体13は、斜め下方に傾斜
した位置V1 に位置している。
【0080】(CD−ROM収納動作)操作者がCD−
ROM26をCD−ROM載置部60に載置し、操作釦
143を押す。
【0081】これにより、図10(A)に示すように、
モータ91が始動し、正転する。
【0082】モータ91の回転は、ベルト117→プー
リ102→ギヤ93→ギヤ94→ギヤ95を介して、減
速して伝達され、ギヤ96が時計方向に回転する。回動
ベース97は、ロックされているため、位置U1 に保た
れる。
【0083】ギヤ96の回転によりラック70が駆動さ
れて、トレイ14が、図10(D)に示すように、矢印
1 方向に移動し始める。
【0084】ギヤ96が約1.3回転し、トレイ14
は、位置P2 まで移動され、CD−ROM26は、装置
本体25内に収納される。
【0085】(CD−ROMクランプ動作)トレイ14
が、位置P2 の直前の位置から位置P2 へ移動する過程
において、次の二つの動作が行われる。
【0086】 図12に示すように、トレイ14の凸
部71の当接面72が、トレイロックアーム118の係
止腕部118bに当接し、これを押し、トレイロックア
ーム118がばね120に抗して時計方向に回動され
る。
【0087】これにより、凸部118cがアームガイド
113より外れ、図10(E)に示すように、回動ベー
スロック機構150がオフとなる。
【0088】 トレイロックアーム118が時計方向
に回動すると、同じく、、図12に示すように、係止突
部118aが当接面71bに対向し、係止突部118
a,118bがトレイ14の凸部71のY1 ,Y2 方向
上に端に対向して、凸部71を挟む。
【0089】これにより、図10(E)に示すように、
トレイロック機構160がオンとなる。
【0090】回動ベースロック機構150がオフとなる
と、回動ベース97は、反時計方向に回動可能となる。
【0091】トレイロック機構160がオンとなること
によって、トレイ14は、Y1 方向及びY2 方向の移動
が制限され、ギヤ96はそれ以上回転しなくなる。
【0092】モータ91は、なおも正転し続ける。
【0093】これにより、ギヤ95がギヤ96の回りを
転動し始め、図13に示すように回動ベース97が反時
計方向に、回動する。
【0094】回動ベース97は、円弧状スリット109
の範囲内で、図10(C)に示すように、第2の位置で
ある位置U2 まで回動する。
【0095】回動ベース97が上記のように回動するこ
とによって、ギヤ部97dがラック部100cを駆動
し、スライダ100が、図13及び図10(B)に示す
ように、X2 方向に位置S2 まで摺動する。
【0096】スライダ100がX2 方向に摺動すると、
傾斜長孔100eがピン57を押し上げ、可動ベース組
立体13が、図10(G)に示すように、A方向に回動
される。最終的には、傾斜長孔100eの端の水平長孔
部100e-1がピン57を案内する状態となり、可動ベ
ース組立体13は、図3に示す水平の位置V2 まで回動
される。
【0097】可動ベース組立体13が位置V2 に到る最
終の過程において、ターンテーブル20が、CD−RO
M26の中心孔の付近を支持して、CD−ROM26を
トレイ14のCD−ROM載置部60より若干持ち上げ
る。
【0098】また、クランパ16がターンテーブル20
に磁気的に吸着され、CD−ROM26は、ターンテー
ブル20上にクランパ16によってクランプされて支持
された状態となる。
【0099】CD−ROM26がターンテーブル20上
にクランプされたとき、即ち、スライダ100が、上記
の位置S2 まで摺動したとき、図1中のスイッチ169
が動作され、モータ91が図10(A)に示すように停
止する。
【0100】以上により、CD−ROM26のローディ
ングが完了する。
【0101】続いて、モータ21が始動し、CD−RO
M26が回転され、光学ヘッド22によって再生され
る。
【0102】こゝで、可動ベース組立体13は、水平の
位置V2 まで回動された状態で、図14に示すように、
ピン57が板ばね42に押し当たり、先端を矢印170
で示すように下方に弾性的に押し下げられ、ピン57の
水平長孔部100e-1に対するガタが生じないようにし
てある。
【0103】このように、可動ベース組立体13は、先
端側のうち、X1 ,X2 方向上、中央の位置を固定さ
れ、しかもガタの無い状態で固定されているため、可動
ベース組立体13は、ベース12に対して安定に支持さ
れる。よって、CD−ROM26の再生も安定に行われ
る。
【0104】CD−ROM26をアンローディングして
排出する動作は、ローディングモータ91が逆転し、上
記の各機構が、上記のローディング時とは、逆の順序で
逆方向に動作することによって行われる。
【0105】即ち、以下のように動作する。
【0106】 回動ベース97が時計方向に回動し、
スライダ100がX1 方向に摺動し、可動ベース組立体
13が位置V1 へ回動する。これにより、CD−ROM
26は、クランプを解除されて、トレイ16上に載置さ
れる。
【0107】 回動ベース97が位置U1 まで回動す
ると、図15に示すようにトレイロックアーム118が
反時計方向に回動し、回動ベースロック機構150がオ
ンとなり、トレイロック機構160がオフとなる。
【0108】 トレイ16がY2 方向に、位置P1
で移動される。
【0109】これによりD−ROM26がCD−ROM
装置本体25外に排出される。
【0110】トレイ14が位置P1 まで移動されると、
突部68がスイッチ171を押し、モータ91は停止す
る。
【0111】また、図11に示すように、トレイ14の
係合部73が係止突部118bに係止することによっ
て、トレイ14の抜け出しは制限される。
【0112】なお、必要に応じて、CD−ROM装置本
体の天板を取り外し、ねじ回しを孔74に差し込み、係
止突部118bを押し、トレイロックアーム118を時
計方向に回動させることによって、係合部73は係止を
解除され、トレイ14をCD−ROM装置本体25より
抜き取ることが出来る。
【0113】〔CD−ROM非常排出機構〕図16及び
図17は、図6のCD−ROMローディング駆動機構組
立体15を下側からみた図である。図16は、通常時の
状態を示す。図17は、CD−ROM非常排出動作時の
状態を示す。
【0114】図17、図16に示すように、エマージェ
ンシーアーム106は、切欠部106aの他に、アーム
部106b,アーム部106c、及び押し部106dを
有する。アーム部106bは、フロントベゼル17のエ
マージェンシー孔142に対向する位置に位置してい
る。押し部106dは、U字状切欠部106aの入口部
に形成してある。アーム部106cは、ピン107を中
心とする回動軌跡172が係止爪部106bより外側と
なるように設けてある。
【0115】また、トレイ14がY1 方向へ移動して位
置P2 へ到る最終の段階において、トレイ14の下面の
突部173(図9参照)がトレイ押し出し板39の立上
げ片39aに当接し、図1に示すように、トレイ押し出
し板39をY1 方向に寸法a移動させている。
【0116】これにより、トレイ14は、ばね40によ
ってY2 方向に付勢された状態にある。
【0117】CD−ROMの非常排出を行う場合には、
操作者が、手動により図1に示すように棒部材174
を、孔142を通してCD−ROM装置10内に突っ込
む。
【0118】これにより、アーム106が、棒部材17
4によってアーム部106bを押されて、ばね108に
抗して図7中、時計方向に、及び図16中反時計方向に
回動れる。アーム106は、図17に示す状態まで回動
される。
【0119】アーム106が回動することによって、次
の二つの動作が行われる。
【0120】 押し部106dがカラー104を押
し、カラー104を細長開口105の奥部の位置Q1
ら出口の方向に移動させて、位置Q2 へ移動させる。
【0121】これにより、ギヤ92がギヤ93より離れ
て、ギヤ92のギヤ93に対する噛合が解除される。
【0122】カラー104の位置Q1 から位置Q2 への
移動は、ベルト117の若干の伸張を伴ってなされる。 アーム部106cが係止爪部100bを係止し、こ
れをX1 方向に押す。これにより、スライダ100がX
1 方向に位置S1 まで摺動される。
【0123】スライダ100が摺動されることによっ
て、次の動作がなされる。
【0124】まず、スライダ100の摺動によって、可
動ベース組立体13が図3中B方向に位置V1 まで回動
し、斜め下向きとされる。
【0125】ターンテーブル20が下動し、CD−RO
M26は、クランプを解除され、且つターンテーブル2
0による支持を解除され、トレイ14のCD−ROM載
置部60に支持される。
【0126】また、スライダ100がX1 方向に位置S
1 まで摺動することにより、図15に示すように、回動
ベース97が時計方向に位置U1 まで回動される。回動
ベース97が位置U1 まで回動されたときに、トレイロ
ックアーム118がばね120によって反時計方向に回
動し、係止部118aが当接面71bより外れ、トレイ
ロック機構160が解除される。
【0127】トレイロック機構160が解除されると、
トレイ14が伸張しているばね40のばね力によって、
トレイ押し出し板39によって押されてY2 方向に移動
され、つかみ代となる寸法aだけCD−ROM装置本体
25外に押し出される。
【0128】この後は、操作者が、CD−ROM装置本
体25より突き出しているトレイ14をつかんで引くこ
とによって、トレイ14は、CD−ROM装置本体25
より引き出され、CD−ROM26が非常排出される。
【0129】こゝで、ばね140によってトレイ14が
押し出されるとき、トレイ14の移動は、ラック70に
よってギヤ96を回動させつつなされる。
【0130】ここで、ギヤ92がギヤ93より離れてお
り、ギヤ92のギヤ93に対する噛合が解除されている
ため、以下の効果を有する。
【0131】 棒部材174を押す力が小さくて済
む。
【0132】回動ベース97を位置U1 へ回動させると
きに、ギヤ95がギヤ96の周囲を転動する。このとき
のギヤ95の回転は、ギヤ94→ギヤ93へと伝わるけ
れども、ギヤ92へは伝わらない。即ち、ギヤ95の回
転は、停止しているローディングモータ91までは伝わ
らず、ローディングモータ91は負荷とはならない。従
って、回動ベース97の上記回動は、ローディングモー
タ91を回転させつつ行う場合に比べて、格段に小さい
力でなされる。
【0133】この結果、棒部材174を押し込む力は、
停止しているローディングモータ91を回転させつつ行
う場合に比べて、格段に小さくて済み、CD−ROM非
常排出する操作は、作業性よく円滑になされる。
【0134】 ばね40が弱いものであっても、トレ
イ14の押し出しが確実になされる。
【0135】トレイ14のY2 方向への移動は、ラック
70によって、ギヤ96を回転させつつ行われる。こゝ
で、ギヤ96の回転は、ローディングモータ91までは
伝達されないため、ギヤ96の回転負荷は小さい。従っ
て、ばね40が弱いものであっても、トレイ14は確実
に押し出される。 トレイ14の引き出しを軽い力で行ないうる。
【0136】上記と同じくギヤ96の回転負荷が小さ
いため、トレイ14は、軽い力で引き出される。また、
張っているベルト117を無理やり走行させることな
く、トレイ14を引き出せる。
【0137】なお、トレイ14を引き出した後、棒部材
174を引き抜く。
【0138】棒部材174を引き抜くと、エマージェン
シーアーム107は、ばね108によって図16に示す
元の位置へ回動復帰する。
【0139】これにより、図16に示すように、押し部
106dがカラー104から離れ、カラー104はベル
ト117の張力によって、元の位置Q1 へ戻される。
【0140】これにより、ギヤ93により外れていたギ
ヤ92が、ギヤ93に近づいて、再び、ギヤ93に噛合
する。
【0141】ギヤ92は、ギヤ93の周面に近づいてギ
ヤ93と噛合するため、ギヤ92のギヤ93への噛合は
円滑になされる。
【0142】こゝで、たまたま、ギヤ92の歯の頂部が
ギヤ93の歯の頂部に当接し、歯と歯とがかみ合わない
状態となったとしても、ローディング動作によってギヤ
93がモータ91によって回転し始めたときに、直ぐに
歯と歯とが正常にかみ合い、ギヤ92のギヤ93への噛
合は確実になされる。
【0143】〔クランパホルダ131の取付構造〕図1
8に示すように、ベース12の立上げ壁部32には、そ
の基部側に切欠部180が形成してある。
【0144】立上げ壁部32の頂部には、中央に、円弧
状凸部181,この両側に、円弧状凸部182,18
3、及び凸部184,185が形成してある。
【0145】別の立上げ壁部33も、上記と同じ構成で
ある。
【0146】クランハホルダ131の一端側は、折り曲
げフランジ190を有し、且つ中央に開口191,この
両側に、切り込みによって相対的に形成してあり、弾性
変形しうる弾性部192,193を有し、更に、フラン
ジ190に、内側に切り起こされてなる切り起こし片1
94を有する。
【0147】クランパホルダ131の他端側も、上記と
同じ形状を有する。
【0148】クランパホルダ131は、Z2 方向に押し
付けることによって、図19,図20に示すように、凸
部184と185の間に嵌合して位置規制され、立上げ
壁部32,33の間に横架して、且つフランジ190が
立上げ壁部32の外側面に対向し、切り起こし片194
が切欠部180に係合し、弾性部192,193が夫々
立上げ壁部32の外側面に対向して取り付けてある。
【0149】図21(A)に示すように、切り起こし片
194が切欠部180に係合している。
【0150】図21(B)に示すように、弾性片19
2,193は、弾性変形して、夫々円弧状凸部182,
183に押し当たっている。
【0151】図21(C)に示すように、立上げ壁部3
2の頂部とクランパホルダ131との間には、隙間19
5が存在している。
【0152】従って、クランパホルダ131は、切り起
こし片194と弾性部192,193とによって、立上
げ壁部32を弾性的に挟持した状態で取り付けてある。
【0153】また、図20及び図21(A)に示すよう
に、開口191が円弧状凸部181に嵌合しており、開
口191の縁191aが凸部181に当接している。
【0154】このため、例えば、ベース12の梁部41
に下向きの力Wが作用したことが原因で、立上げ壁部3
2が、図21(A)中、二点鎖線で示すように、内方に
傾斜しようとした場合であっても、立上げ壁部32が内
方に傾くことが制限される。これによって、切欠部18
0が切り起こし片194から外れてしまうことが防止さ
れる。
【0155】〔トレイガイド部材の取付け構造〕図22
及び図23に拡大して示すように、トレイガイド部材3
7は、細長形状の本体200に、三つの突部76-1,7
-2,76-3が、間隔をおいて設けてある。
【0156】各突部76-1,76-2,76-3に対応し
て、押え腕部78-1,78-2,78-3が設けてある。
【0157】本体200は、断面がL字形状を有し、ベ
ース部200aと、立上げ壁部200bとよりなる。
【0158】部材37は、更に、二つの係合片201,
202を、夫々、突部76-1,76 -2に、対応する部位
に有する。係合片201,202は、ベース部200a
より、側方に突き出している。
【0159】部材37は、更に、三つの凸段部203,
204,205を、夫々突部76-1,76-2,76-3
対応する部位に有する。凸段部203〜205は、立上
げ壁部200bより、側方に突出している。
【0160】部材37は、更に、フック部206を有す
る。フック部206は、ベース部200aのうち、突部
76-2,76-3との間の部位より、Y2 方向に延在する
比較的長い長さbを有する腕部206aと、腕部206
aの先端の爪部206bとよりなる。腕部206aは、
1 ,Z2 方向に撓みうる。
【0161】図22に拡大して示すように、ベース12
には、ベース本体部210から立上げ壁部33にまたが
って、開口211,212,213が形成してある。開
口211,213は、夫々上記トレイガイド部材37の
突部76-1,76-2,76-3の配置に対応した配置で設
けてある。
【0162】ベース本体部210は、開口211,21
2に臨む部位に、張り出し部214,215を有する。
【0163】各開口211,212,213は、立上げ
壁部33の部分に、切欠き部216,217,218を
有する。
【0164】また、開口212は、淵部219を有す
る。
【0165】また、ベース本体部210には、上記の淵
部219の近傍に、予備開口220が形成してある。
【0166】上記構成のトレイガイド部材37は、Z2
方向に降ろし、係合片201,202を夫々開口21
1,212に嵌合させ、凸段部203,204、205
を夫々開口211,212で嵌合させ爪部206bを予
備開口220に嵌合させ、ベース部200aがベース本
体210の上面より浮かずにこれに当接し、立上げ壁部
200bが立上げ壁部33の内側面に当接した状態と
し、この後、Y2 方向にスライドさせる操作をすること
によって、図24,図25,図26(A),(B),
(C)に示すように、ベース12に取り付けられる。
【0167】即ち、係合片201,202が夫々張り出
し部214,215の下側にもぐり込み、且つ凸段部2
03,204,205が夫々切欠き部216,217,
218に係合しており、トレイガイド部材37は、ベー
ス本体部210上に押し付けられており、且つY2 方向
への変位を制限されている。
【0168】また、係合片201,202を支持する腕
部207,208が夫々開口211,212の縁部21
1a,212aに押し当たっており、トレイガイド部材
37は、立上げ壁部33の内側面に押し付けられてい
る。
【0169】爪部206bは、腕部206aの撓みを伴
って、予備開口220より抜け出し、部分223を乗り
越え、開口212に嵌合し、淵219を係止しており、
トレイガイド部材37は、Y1 方向への変位を制限され
ている。
【0170】〔変形例〕本発明は、CD−ROM以外の
記録媒体、及びディスク状に限らない記録媒体のローデ
ィングにも適用しうる。
【0171】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1のギヤ手段によってトレイの移動を行ない、第1の
ギヤ手段とは別の第2のギヤ手段によって可動ベース移
動手段を動作させる構成であるため、第1のギヤ手段が
360度以上回動する構成とし得、これによって第1の
ギヤ手段の径を、ギヤが略1回転する間にトレイの移動
と可動ベースの移動とを順次行わせる構成のギヤに比べ
て、相当に小さくすることが出来、これによって、記録
媒体装置本体に占める第1のギヤ手段の面積を効果的に
減らすことが出来る。即ち、トレイ及び可動ベースを動
かすための機構部分を、従来に比べて相当に小型化する
ことが出来、記録媒体装置の小型化を図ることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例になるCD−ROM装置を、
トレイが透明であると仮定して示す平面図である。
【図2】図1のCD−ROM装置を、フロントベゼルを
取り外した状態で示す正面図である。
【図3】図1中III-III 線に沿う断面図である。
【図4】図1中、IV-IV 線に沿う断面図である。
【図5】図1のCD−ROM装置(CD−ROMローデ
ィング駆動機構組立体は省略して示す)の分解斜視図で
ある。
【図6】図1中のCD−ROMローディング駆動機構組
立体を取り出して示す平面図である。
【図7】図6のCD−ROMローディング駆動機構組立
体を、矢印VII よりみて示す分解斜視図である。
【図8】図1のCD−ROM装置のCD−ROMローデ
ィング動作を説明する図である。
【図9】トレイを裏表反転した状態を示す斜視図であ
る。
【図10】図1のCD−ROM装置の各部分のCD−R
OMローディング動作時の動作を説明する図である。
【図11】CD−ROMローディング駆動機構を示すC
D−ROMローディング動作開始前の状態を示す図であ
【図12】トレイが収納位置まで移動したときの状態を
示す図である。
【図13】トレイが収納位置に移動した後に、回動ベー
スが回動した状態を示す図である。
【図14】可動ベース組立体が水平位置まで回動した状
態を示す図である。
【図15】CD−ROMの排出動作開始直後の状態を示
す図である。
【図16】CD−ROMローディング駆動機構組立体の
底面図である。
【図17】CD−ROM非常排出動作を説明する図であ
る。
【図18】図5中クランパホルダとベースとを対応させ
て拡大して示す図である。
【図19】クランパホルダのベースへの取付け状態を示
す図である。
【図20】クランパホルダのベースへの取付け状態を示
す平面図である。
【図21】クランパホルダのベースへの取付け状態を示
す断面図である。
【図22】図5中、トレイガイド部材とベースとを対応
させて示す図である。
【図23】図22中のトレイガイド部材を示す図であ
る。
【図24】トレイガイド部材がベースに取り付けられて
いる状態を示す斜視図である。
【図25】図24中のXXV-XXV 線に沿う断面図である。
【図26】トレイガイド部材がベースに取り付けられて
いる状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 CD−ROM装置 11 シャーシ 12 ベース 13 可動ベース組立体 14 トレイ 15 CD−ROMローディング駆動機構組立体 16 クランパ 17 フロントベゼル 19 可動ベース本体 20 ターンテーブル(支持部材) 20a 永久磁石 21 ターンテーブル用モータ 22 光学ヘッド 23 光学ヘッド移動機構 25 CD−ROM装置本体 26 CD−ROM 30 可動ベース組立体取付け部 31 CD−ROMローディング駆動機構組立体取付け
部 32,33 立上げ壁部 34 立上げリブ 35 腕部 36 インシュレータ 3 7,38 トレイガイド部材 39 トレイ押し出し板 40 ばね 41 梁部 42 板ばね部材 50,51 ガイド軸 52,53 保持部 54 開口 55 モータ 56 ギヤ機構 56 板ばね部材 57 ピン 60 CD−ROM載置部 61,62 腕部 63 梁部 64 開口 65,66 鍔部 67 カイド溝 68 突部 69 ガイド溝 70 ラック(ギヤ面) 71 凸部 71a,71b 当接面 73 係合部 74 孔 75-1,75-3,76-1〜76-3 突部 77-1〜77-3,78-1〜78-3 押え腕部 90 ベースプレート 91 ローディングモータ(駆動手段) 92〜94 ギヤ 95 ギヤ(第2のギヤ手段) 96 ギヤ(第1のギヤ手段) 97 回動ベース 97a 孔 97b 爪部 97c 円弧状スリット 97d ギヤ部 97e アームガイド取付部 100 スライダ 100a,100b 係止爪部 100c ラック部 100d 立上げ壁部 100e 傾斜長孔 100e-1 水平長孔部 101 ピン 102 プーリ 103 軸 104 カラー 105 細長開口 105a 円形開口 106 エマージェンシーアーム 106a U字状切欠部 106b,106c U字状アーム部 106d U字状押し部 107 ピン 108 ばね 109 円弧状スリット 110 切り起こしラグ 111,112 ピン 113 アームガイド 114,115 スリット 116 プーリ 117 ベルト 118 トレイロックアーム 118a,118b,118c 係止突部 119 ピン 120 トーションコイルばね 130 円形鉄板 131 クランパホルダ 132 開口 133 クランパホルダ 140 開口 141 フラップ 142 エマージェンシー孔 143 操作釦 150 回動ベースロック機構 160 トレイロック機構 169 スイッチ 170 矢印 171 スイッチ 172 回動軌跡 173 突部 174 棒部材 180 切欠部 181,182,183 円弧状凸部 184,185 凸部 190 折り曲げフランジ 191 開口 192,193 弾性部 194 切り起こし片 195 隙間 200 本体 200a ベース部 200b 立上げ壁部 201,202 係合片 203,204,205 凸段部 206 フック部 206a 腕部 206b 爪部 207,208 腕部 210 ベース本体部 211,212,213 開口 214,215 張り出し部 216,217,218 切欠き部 219 淵部 220 予備開口 221,222 縁部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を着脱可能な排出位置及び、前
    記記録媒体を装置本体内に収納する収納位置との間を移
    動自在に設けてなり、ギヤ面を有するトレイと、 前記記録媒体を支持する支持部材が設けられ、該支持部
    材が前記記録媒体を支持する支持位置及び支持しない非
    支持位置との間を移動自在に設けてなる可動ベースと、 駆動手段と、 前記トレイの前記ギヤ面に噛合して、前記トレイを、排
    出位置と、収納位置間で移動させる第1のギヤ手段と、 前記駆動手段によって回動し、且つ前記第1のギヤ手段
    と噛合し、且つ第1及び第2の位置の間を移動自在に配
    設されてなり、最初は、第1の位置に位置して前記第1
    のギヤ手段を回動させ、前記トレイが収納位置に達した
    後に、上記駆動手段の駆動力によって、上記第1のギヤ
    手段に沿って移動することによって第1の位置から第2
    の位置へ移動する第2のギヤ手段と、 前記第2のギヤ手段が第1の位置から第2の位置へと移
    動するときに前記可動ベースを支持位置へと移動させる
    可動ベース移動手段とよりなる構成としたことを特徴と
    する記録媒体装置。
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