JPH11339596A - 複合操作型電気部品 - Google Patents

複合操作型電気部品

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JPH11339596A
JPH11339596A JP10142848A JP14284898A JPH11339596A JP H11339596 A JPH11339596 A JP H11339596A JP 10142848 A JP10142848 A JP 10142848A JP 14284898 A JP14284898 A JP 14284898A JP H11339596 A JPH11339596 A JP H11339596A
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inner shaft
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Shinichi Mizobuchi
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    • HELECTRICITY
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    • H01CRESISTORS
    • H01C10/00Adjustable resistors
    • H01C10/30Adjustable resistors the contact sliding along resistive element
    • H01C10/32Adjustable resistors the contact sliding along resistive element the contact moving in an arcuate path
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01C10/32Adjustable resistors the contact sliding along resistive element the contact moving in an arcuate path
    • H01C10/36Adjustable resistors the contact sliding along resistive element the contact moving in an arcuate path structurally combined with switching arrangements
    • H01C10/363Adjustable resistors the contact sliding along resistive element the contact moving in an arcuate path structurally combined with switching arrangements by axial movement of the spindle, e.g. pull-push switch

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  • Adjustable Resistors (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)
  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の複合操作型電気部品は、第1の回転型
電気部品D4の他に、2個のケース61、64とクリッ
ク部材63と回転体62とで構成されるクリック機構部
Kを必要とし、部品点数が多くなって、コスト高で生産
性も悪く、しかも、軸方向に大型になるという問題があ
る。 【解決手段】 本発明の複合操作型電気部品は、第1の
回転型電気部品D1の構成部品である絶縁基体9と、第
2の回転型電気部品D2の構成部品である第2の回転部
材12との間にクリック部材11を配置したため、軸方
向に縮小でき、極めて小型の複合操作型電気部品を提供
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーステレオ等の
操作に使用して好適な複合操作型電気部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複合操作型電気部品を図30に基
づいて説明すると、軸受け51は、貫通孔51aを有す
る軸部51bと、鍔部51cとを有し、この軸受け51
の貫通孔51aには、円筒状の外軸52が回転可能に取
り付けられている。また、筒状のスリーブ53は、外軸
52の後方側ではめ合わされた状態で、スリーブ53の
外側よりカシメて外軸52に固着されている。また、亜
鉛ダイキャスト等からなるケース54には凹部54aが
設けられ、この凹部54には、セルフリターン用のコイ
ルバネ55が収納され、腕部55aがケース54の側壁
に係止した状態で、コイルバネ55がケース54に取り
付けられている。
【0003】そして、コイルバネ55を取り付けたケー
ス54は、軸受け51の鍔部51cの後方側に重ね合わ
されて配設されると共に、配設された時、コイルバネ5
5の巻き回部55b内にはスリーブ53が挿通された状
態となっている。そして、外軸52を時計方向、或いは
反時計方向に回転すると、外軸52に伴ってスリーブ5
3が回転する。すると、このスリーブ53上に取り付け
られた駆動板(図示せず)がコイルバネ55の一方の腕
部55aをバネ性に抗して変移させ、また、外軸52の
回転力を解除すると、変移したバネ性の腕部55aによ
り、腕部55aがケース54の側壁にぶつかって停止す
る元の位置まで外軸52とスリーブ53を回転して、元
の状態にセルフリターンするようになっている。
【0004】また、合成樹脂の成型品からなる回転部材
56には、バネ性のある金属板からなる摺動子57が取
り付けられ、この回転部材56は、その中心部に設けら
れた孔にスリーブ53を嵌合した状態で、ケース54の
後方側に重ね合わされて配設されると共に、回転部材5
6はスリーブ53の回転に伴って回転するように取り付
けられている。また、合成樹脂の成型品からなるケース
58は凹部58aを有し、このケース58には、接点部
材59が凹部58aの底部に露出した状態で埋設されて
いる。そして、このようなケース58は、凹部58a内
に回転部材56を収納した状態で、ケース54の後方側
に重ね合わされて配設されている。このように配設され
た時、摺動子57が接点部材59に接離できるようにな
っており、外軸52により回転部材56が回転すると、
摺動子57が回転して、接点部材59に接離して接点の
切り換えが行われるようになっている。そして、摺動子
57を取り付けた回転部材56と接点部材59を取り付
けたケース58とで第1の回転型電気部品D4が構成さ
れている。
【0005】また、内軸60は、外軸52の孔に挿通さ
れて、ケース58の後方側から突出した状態で、回転と
軸方向の移動が可能に取り付けられている。また、合成
樹脂の成型品からなるケース61は、凹部の底壁61a
に凹凸部61bが設けられ、このケース61は、ケース
61の孔に内軸60を挿通した状態で、ケース58の後
方側に重ね合わされて配設されている。また、合成樹脂
の成型品からなる回転体62は、軸部62aと鍔部62
bとを有し、この回転体62の鍔部62bの前方側に
は、バネ板からなるクリック部材63が取り付けられて
いる。また、合成樹脂の成型品からなるケース64は、
中央部に設けた凹部64aと連通する孔64bを有し、
凹部64aに回転体62を収納した状態で、孔64bに
回転体62の軸部62aを嵌合して、回転体62を回転
可能に支持している。この回転体62とケース64は、
回転体62の軸部62aに内軸60をスプライン結合し
て挿通した状態で、ケース64がケース61の後方側に
重ね合わされて配設されている。そして、このように配
設された時、クリック部材63はケース61の凹凸部6
1bに係脱可能となり、内軸60が回転された時、回転
体62を回転して、クリック部材63が凹凸部61bに
係脱を行って、内軸60の回転にクリック感を持たせる
ようになっている。そして、ケース61、クリック部材
63を取り付けた回転体62、及びケース64とでクリ
ック機構部Kが構成されている。
【0006】また、合成樹脂の成型品からなる回転部材
65は、軸部65aと鍔部65bとを有し、鍔部65b
には、可動接点66が埋設されて取り付けられている。
また、合成樹脂の成型品からなるケース67は、孔67
aと凹部67bを有し、このケース67には、バネ性あ
る金属板からなる摺動子68が埋設されて取り付けられ
ている。そして、回転部材65は、凹部67bに回転部
材65を収納した状態で、孔67aに回転部材65の軸
部65aを嵌合して、回転部材65を回転可能に支持し
ている。そして、この回転部材65とケース67は、回
転部体65の軸部65aに内軸60をスプライン結合し
て挿通した状態で、ケース67がケース64の後方側に
重ね合わされて配設されている。そして、このように配
設された時、摺動子68は可動接点66に接離可能とな
り、内軸60により回転部材65が回転すると、可動接
点66が回転して、摺動子68に接離して接点の切り換
えが行われるようになっている。そして、可動接点66
を取り付けた回転部材65と摺動子68を取り付けたケ
ース67とで第2の回転型電気部品D5が構成されてい
る。
【0007】また、絶縁材からなる絶縁板69は、その
中心部の孔に内軸60を挿通した状態で、ケース67の
後方側に重ね合わされて配設されている。そして、絶縁
板69の後方側から突出した内軸60には、抜け止め板
70が取り付けられて、内軸60の前方側への抜け止め
を行っている。また、合成樹脂の成型品からなる固定部
材71には、駆動体72が取り付けられ、この固定部材
71は、駆動体72が内軸60の先端部に当接した状態
で、ケース67に凹凸嵌合されて、ケース67の後方側
に重ね合わされて配設されている。
【0008】また、合成樹脂の成型品からなるケース7
3は、凹部73aと底壁73bとを有し、このケース7
3には、接点部材74、75が底壁73bに露出した状
態で、埋設されて取り付けられている。また、バネ性の
ある金属板からなる可動接点76は、中央部が凹んだ皿
状をなし、この可動接点76は、ケース73の凹部73
aに収納されて、中央部が接点部材74と離れると共
に、周辺部が接点部材75に常時当接した状態で取り付
けられている。そして、ケース73は、凹部73a内に
固定部材71と駆動体72を収納した状態で、絶縁板6
9の後方側に重ね合わされて配設されている。ケース7
3が配設された時、可動接点76は中央部が駆動体72
に当接し、可動接点76のバネ性により、駆動体72、
及び内軸60が前方側に常時押圧され、抜け止め板70
が絶縁板69にぶつかった状態となっている。
【0009】そして、内軸60を軸方向に後方側に押圧
した時、これに伴って同方向に移動する駆動体72によ
って、可動接点76の中央部がバネ性に抗して押され、
可動接点72の中央部が接点部材74に接触して、接点
部材74と75とを導通してON状態となり、また、内
軸60の押圧力を解除すると、可動接点76のバネ性に
より、駆動体72と内軸60は押圧前の元の状態に戻る
と共に、可動接点76は接点部材74から接触が離れ、
OFFの状態となる。即ち、接点部材74、75を取り
付けたケース73と可動接点76とでプッシュスイッチ
Sが構成されている。
【0010】また、合成樹脂の成型品からなる板状の蓋
部77は、ケース73の後方側に重ね合わされて配設さ
れ、この蓋部77により、ケース73内に埃等が侵入す
るのを防止している。そして、このように、軸受け51
から蓋部77までに各種の部品が重ね合わされて配設さ
れ、この配設された部品は、取付板(図示せず)によ
り、一体化して取り付けられている。
【0011】次に、上記のような構成を有する複合操作
型電気部品の動作を説明すると、先ず、外軸52を時計
方向、或いは反時計方向に回転すると、スリーブ53と
回転部材56が同時に回転する。すると、スリーブ53
は、コイルバネ55の腕部55bのバネ性に抗して回転
すると共に、回転部材56に取り付けられた摺動子57
が回転して接点部材59に接離し、第1の回転型電気部
品D4の接点の切り換えが行われる。次に、外軸52の
回転力を解除すると、変移したバネ性の腕部55bによ
り、元の位置までスリーブ53と回転部材56が回転し
て、元の状態に接点が切り換わると共に、回転部材56
をセルフリターンするようになっている。
【0012】また、次に、内軸60を時計方向、或いは
反時計方向に回転すると、スプライン結合された回転体
62が回転し、回転体62に取り付けられたクリック部
材63がケース61に設けられた凹凸部61bと係脱を
行ってクリック感を持った回転となると共に、内軸60
にスプライン結合された回転部材65が回転し、回転部
材65に設けられた可動接点66が回転して摺動子68
と接離して、第2の回転型電気部品D5の接点の切り換
えが行われる。次に、内軸60を軸方向の後方側に押圧
すると、これに伴って同方向に駆動体72が移動し、す
ると、この駆動体72により可動接点76の中央部がバ
ネ性に抗して押され、可動接点76の中央部が接点部材
74に接触して、プッシュスイッチSは、接点部材74
と75とを導通してON状態となる。また、内軸60の
押圧力を解除すると、可動接点76のバネ性により、駆
動体72と内軸60は押圧前のもとの状態に戻ると共
に、可動接点76は接点部材74から接触が離れ、プッ
シュスイッチSは、OFFの状態となる。このようにし
て、複合操作型電気部品の操作が行われる。
【0013】そして、このような複合操作型電気部品
は、カーステレオの操作に使用され、例えば、第1の回
転型電気部品D4は、ラジオのチューニングのアップ、
ダウンに、また、第2の回転操作型電気部品D5は、音
量、バス等の調整用に、更に、プッシュスイッチSは、
音量、バス等のモード切り換え用として使用される。こ
のように、複合操作型電気部品は、操作部を集中させて
各種の操作ができるため、特に、カーステレオに使用さ
れている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の複合操作型電気
部品は、第1の回転型電気部品D4の他に、2個のケー
ス61、64とクリック部材63と回転体62とで構成
されるクリック機構部Kを必要とし、部品点数が多くな
って、コスト高で生産性も悪く、しかも、軸方向に大型
になるという問題がある。また、内軸60の抜け止め
は、内軸60を、複数個のケース54等と絶縁板69を
貫通させて、最後尾にあるケース73内で行うようにし
たため、軸方向に極めて大型になるという問題がある。
また、セルフリターン用のコイルバネ55の腕部55b
を移動させるために、回転部材56とは別部品である駆
動板を必要とし、部品点数が多くなって、コスト高で大
型になるという問題がある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、回転動作の可能な筒状の外軸
と、外軸に挿通され、回転動作の可能な内軸と、前記外
軸の回転動作で駆動される第1の回転部材、並びに摺動
子を取り付けた絶縁基体とを有する第1の回転型電気部
品と、前記内軸の回転動作で駆動され、凹凸部を設けた
第2の回転部材を有する第2の回転型電気部品と、前記
凹凸部に係合して前記内軸の回転動作にクリック感を持
たせるためのクリック部材とを備え、前記絶縁基体の一
方の面側には前記摺動子が突出すると共に、前記絶縁基
体の他方の面側には前記クリック部材を配設して、該ク
リック部材を前記凹凸部に係合させるようにした構成と
した。また、第2の解決手段として、前記絶縁基体に
は、前記摺動子の接触部を収容する孔を設け、該孔から
外れた位置に、前記クリック部材を取り付ける取付部を
前記絶縁基体に設けた構成とした。また、第3の解決手
段として、前記第1の回転部材の中心部には、前記内軸
を挿通する凹部を設け、該凹部の内部において、前記内
軸の前方側への抜け止めを行わしめた構成とした。
【0016】また、第4の解決手段として、前記内軸に
抜け止め部材を取り付け、前記抜け止め部材を前記第1
の回転部材の前記凹部の内壁に当接させて、前記内軸の
前方側への抜け止めを行わしめた構成とした。また、第
5の解決手段として、前記第1の回転部材は、可動接点
を有する回転体と、前記凹部を有する連結体で構成さ
れ、前記連結体を前記外軸に結合した構成とした。ま
た、第6の解決手段として、前記連結体の外周部に、腕
部を有するセルフリターン用のコイルバネを配設し、前
記回転体により前記腕部を移動させて、前記外軸をセル
フリターンさせるようにした構成とした。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の複合操作型電気部品の一
実施例を図1〜図29に基づいて説明すると、何れも本
発明の複合操作型電気部品に係り、図1は本発明の複合
操作型電気部品の断面図、図2〜図4は軸受けを示す
図、図5〜図8は連結体を示す図、図9と図10はセル
フリターン用のコイルバネを示す図、図11〜図13は
回転体を示す図、図14〜図16は絶縁基体を示す図、
図17と図18は回転部材を示す図、図19と図20は
駆動体を示す図、図21〜図23は絶縁基部を示す図、
図24〜図26は取付部材を示す図、図27は図1の2
7ー27線におけるコイルバネの取付状態を示す図、図
28は図1の28ー28線におけるクリック部材の取付
状態を示す図である。
【0018】次に、本発明の複合操作型電気部品の一実
施例の構成を図1〜図28に基づいて説明すると、金属
のダイキャスト、或いは合成樹脂の成型品からなる軸受
け1は、図2〜図4、図27に示すように、大小二つの
径からなる挿通孔1aを有する円筒部1bと、円筒部1
bの後方側に形成され、対向する一対の側壁1cを設け
た凹部からなる収納部1dを有する矩形状の鍔部1eと
を有している。また、黄銅などの金属材からなる筒状の
外軸2は、図1に示すように、中心部に挿通孔2dを有
し、比較的径の大きな操作部2aと、操作部2aより径
の小さい軸部2bと、軸部2bの一端に設けられた取付
部2cとを有し、この外軸2は、軸部2bが軸受け1の
挿通孔1aに挿通されて、回転動作が可能となってい
る。
【0019】また、金属のダイキャスト、或いは合成樹
脂の成型品からなる円筒状の連結体3は、図5〜図8に
示すように、前方側の中心部に設けられた非円形の孔3
aと、孔3aに連通して後方側に設けられ、孔3aより
大きな凹部3bと、凹部3bの内壁に形成された段部3
cと、凹部3bと孔3aとの間で段状をなす底壁3dに
設けられた凸状の取付部3eと、後方側に設けられた径
方向に突出する一対の凸部3fとを有している。そし
て、この連結体3は、図1に示すように、軸受け1の挿
通孔1aに挿入されると共に、連結体3の孔3aには外
軸2の軸部2bが挿入され、軸部2bの一端に設けた取
付部2cをカシメて、取付部2cを底壁3dに係止する
と共に、軸部2bの取付部2cで連結体3の取付部3e
を抱持して、連結体3と外軸2とが結合され、この結合
によって両者の結合部が形成されている。このように結
合された連結体3は、外軸2の回転動作時、スリップす
ることなく外軸2の回転動作に追従して回転可能となっ
ている。
【0020】また、アルミなどの金属材からなる内軸4
は、図1に示すように、大径の操作部4aと、操作部4
aより小さい径からなる軸部4bと、軸部4bの先端部
に設けられた二股状の取付部4cと、取付部4bの根本
部に位置する軸部4bの外周に設けられた溝部4dとを
有している。そして、この内軸4は、軸部4bを外軸2
の挿通孔2dに挿通して、取付部4cと溝部4dとを挿
通孔2dの後方側から突出させて、取付部4cと溝部4
dとを連結体3の凹部3b内に位置させている。そし
て、溝部4dには金属からなるC状の抜け止め部材5が
嵌入され、内軸4が前方側に移動した時、抜け止め部材
5が連結体3の凹部3bの内壁である段部3cに当接し
て、凹部3b内に置いて内軸4の前方側への抜け止めを
行わしめている。このようにして外軸2に取り付けられ
た内軸4は、回転動作と軸方向の移動動作が可能となっ
ている。また、この抜け止め部材5が連結体3と当接す
る位置は、連結体3と外軸2とが結合された結合部より
も後方側に位置し、これによって、外軸2と内軸4の取
付作業を容易し、且つ、径方向の小型化を図っている。
【0021】また、金属のバネ線よりなるセルフリター
ン用のコイルバネ6は、図9、図10に示すように、巻
き回部6aと、巻き回部6aの両端から延びた対向する
一対の腕部4bとを有し、このコイルバネ6は、図1、
図27に示すように、巻き回部6aを軸受け1の収納部
1dに収納した状態で、一対の腕部6bを側壁1cに弾
接させて取り付けられている。そして、コイルバネ6が
取り付けられた時、巻き回部6a内に連結体3が位置
し、連結体3の外周を巻き回部6aで囲むようになって
いる。
【0022】また、アセタール、ガラス入りの樹脂など
の合成樹脂の成型品からなる円板状の回転体7は、図1
1〜図13に示すように、中央部に設けられた孔7a
と、孔7aと連設され、孔7aの対向する位置に設けら
れた一対の切り欠き部7bと、一面側で露出した状態で
埋設された可動接点7cと、他面側に形成され、一部に
欠除部7dを設けたC状の凸条からなる壁部7eとを有
している。そして、この回転体7は、図1、図27に示
すように、切り欠き部7bに連結体3の突部3fを嵌合
することにより連結体3と組み合わされて、回転体7と
連結体3とで第1の回転部材8が構成されている。な
お、回転体7と連結体3は、回転体7に連結部3を埋設
して両者を一体化、或いは、両者を合成樹脂の成型品で
一体化して、第1の回転部材8を構成しても良い。
【0023】また、回転体7が連結体3に組み合わされ
たときは、C状の壁部7e内にコイルバネ6の巻き回部
6aを収納し、欠除部7d内を通って一対の腕部6bが
外方に延びた状態となっている。そして、外軸2を時計
方向、或いは反時計方向に回転すると、第1の回転部材
8である連結体3と回転体7とが同時に回転する。する
と、回転体7の欠除部7dに位置する壁部7eの端部
で、コイルバネ6の一方の腕部6bを、バネ性に抗して
軸受け1の側壁1cから離れる方向に変移させ、また、
しかる後、外軸2の回転力を解除すると、変移したバネ
性の腕部6bにより、腕部6bが側壁1cにぶつかって
停止する元の位置まで第1の回転部材8(回転体7と連
結体3)を回転して、第1の回転部材8を元の状態に戻
し、第1の回転部材8をセルフリターンするようになっ
ている。
【0024】また、合成樹脂の成型品からなる矩形状の
絶縁基体9は、図14〜図16に示すように、中央部に
設けられた円形の孔9aと、孔9aを挟んで対向する位
置に形成された一対の矩形の孔9bと、後方側の面で、
孔9bから外れた位置である一対の孔9bの間に設けら
れた凸部からなる取付部9cとを有している。また、バ
ネ性のある金属板からなる摺動子10は、接触部10a
と、端子部10bとを有し、この摺動子10は、接触部
10aが絶縁基体9の孔9b内に位置し、端子部10b
が絶縁基体9から外方に突出した状態で絶縁基体9に埋
設されている。そして、後方側から孔9b内に治具(図
示せず)を挿入して、接触部10aの一部が絶縁基体9
の前方側の面から突出するような突き出し加工を行っ
て、接触部10aが形成されている。
【0025】また、バネ性の金属板からなるリング状の
クリック部材11は、図28に示すように、中央部に孔
11aを設けたリング状部11bと、孔11aを挟んで
対向する位置のリング状部11bに設けられた一対の孔
からなる取付部11cと、一対の取付部11cの間の中
央部に位置するリング状部11bに設けられた凸部11
dとを有する。そして、このクリック部材11は、取付
部11cである孔に、絶縁基体9の取付部9cである凸
部を挿通し、取付部9cの先端を、例えば、潰して広げ
ることにより、絶縁基体9にクリック部材11が取り付
けられており、取り付けられたクリック部材11は、摺
動子10の接触部10aが突出した絶縁基体9の一方の
面側と反対側に位置する他面側に配置された状態となっ
ている。なお、前記取付部9cと11cの凸部と孔の関
係を、逆にしても良い。
【0026】そして、このような構成を備えた絶縁基体
9は、図1に示すように、接触部10aを回転体7に設
けた可動接点7cに対向させた状態で、軸受け1の鍔部
1eの後方側に重ね合わされて配置され、摺動子10を
備えた絶縁基体9と第1の回転部材8とで、回転型スイ
ッチからなる第1の回転型電気部品D1が構成されてい
る。また、絶縁基体9が配置された時、連結体3と回転
体7は絶縁基体9で覆われ、摺動子10の接触部10a
が可動接点7cに接離可能となっている。即ち、第1の
回転部材8である回転体7が回転すると、可動接点7c
が回転して、可動接点7cが接触部10aに接離して、
第1の回転型電気部品D1である回転型スイッチの切り
換えが行われるようになっている。
【0027】また、合成樹脂の成型品からなる第2の回
転部材12は、図17、図18に示すように、前方側の
面に凹凸部12aを有する円板状部12bと、円板状部
12bと一体に設けられた軸部12cと、円板状部12
bと軸部12cに跨って中心部に設けられた非円形の孔
12dとを有している。また、金属板からなり、コード
パターンを形成した接点部材13は、第2の回転部材1
2に埋設され、その接点部が円板状部12bの後方側の
面に露出した状態となっている。そして、このような構
成の第2の回転部材12は、図1に示すように、円板状
部1bを絶縁基体9の後方側に位置した状態で、軸部1
2cが絶縁基体9の孔9aに挿入されて、孔9aをガイ
ドにして回転可能に取り付けられている。また、取り付
けられた第2の回転部材12と絶縁基体9との間にクリ
ック部材11が位置し、クリック部材11の凸部11d
が第2の回転部材12の凹凸部12aに係合し、第2の
回転部材12が回転したとき、凹凸部12aに凸部11
dが係脱を繰り返して、クリック感を持たせるようにな
っている。
【0028】また、合成樹脂の成型品からなる駆動体1
4は、図19、図20に示すように、本体部14aと、
本体部14aの中央部から前方側に突出して形成された
突出部14bと、突出部14bの両側に設けられた凹部
14cと、本体部14aの外側の両側に、相対向して形
成された一対の凸条部14dと、本体部14aの後方側
に設けられた凸部14eとを有している。そして、この
駆動体14は、図1に示すように、第2の回転部材12
の孔12dに挿入されて、凸条部14dが孔12dにス
プライン結合されている。また、駆動体14の突出部1
4bは、内軸4の二股状の取付部4cの割れ部に嵌合さ
れると共に、凹部14cには、二股状の取付部4cが嵌
合したものとなっている。そして、内軸4の回転時、駆
動体14は突出部14bと凹部14cが内軸4と嵌合し
ているため、駆動体14は内軸4と共に回転し、この駆
動体14の回転により、スプライン結合された第2の回
転部材12を回転するようになっている。また、内軸4
を軸方向の後方側に移動した時、駆動体14は内軸4に
押されて同時に後方側に移動すると共に、駆動体14は
スプライン結合により、第2の第2の回転部材12内を
摺動するようになっている。
【0029】また、合成樹脂の成型品からなる絶縁ケー
ス15は、図1、図21〜図23に示すように、前方側
の中央部に凹部15aを設けた側壁15bと、一対の矩
形の孔15cを設けた底壁15dとで構成されている。
また、バネ性のある金属板からなる接触子16は、図2
1〜図23に示すように、接触部16aと、端子部16
bとを有し、この接触子16は、接触部16aが底壁1
5dの孔15c内に位置し、端子部16bが絶縁ケース
15から外方に突出した状態で絶縁ケース15に埋設さ
れている。そして、後方側から孔15c内に治具(図示
せず)を挿入して、接触部16aの一部が底壁15dか
ら前方側の面から突出するような突き出し加工を行っ
て、接触部16aが形成されている。
【0030】また、金属板からなる接点部材17、18
は、図1、図21〜図23に示すように、それぞれ接触
部17a、18aと、端子部17b、18bとを有し、
両接点部材17、18は、絶縁ケース15に埋設されて
取り付けられている。そして、一方の接点部材17は、
絶縁ケース15の底壁15dの中央部に接触部17aが
露出した状態で、絶縁ケース15に埋設され、また、他
方の接点部材18は、接触部17aの外周において、接
触部18aが底壁15dから露出した状態で、絶縁ケー
ス15に埋設されて取り付けられている。そして、この
ように接点部材17、18、及び接触子16を埋設した
絶縁ケース15は、図1に示すように、絶縁基体9の後
方側に重ね合わされて配設されており、配設された時、
接触子16の接触部16aは、接点部材13に接離可能
となり、従って、第2の回転部材12が回転すると、接
点部材13が接触子16に接離して、接点の切り換えが
行われるようになっている。即ち、この接触子16を取
り付けた絶縁ケース15と接点部材13を取り付けた第
2の回転部材12とで、回転型のエンコーダである第2
の回転型電気部品D2が構成されている。なお、この実
施例では、第2の回転部材12には接点部材12を、ま
た、絶縁ケース15には接触子16を取り付けたもので
説明したが、その取付を逆にして、第2の回転部材12
には接触子16を、また、絶縁ケース15には接点部材
13を取り付けたものでも良い。更に、第2の回転型電
気部品D2は、例えば、第2の回転部材12には抵抗体
を設け、また、絶縁ケース15には、抵抗体に摺接する
摺動子片を取り付けてなる回転型可変抵抗器を用いても
良い。
【0031】また、バネ性のある金属板からなる可動接
点19は、図1に示すように、中央部が凹んだ皿状をな
し、この可動接点19は、絶縁ケース15の凹部15a
内に収納されて、中央部が接点部材17と離れると共
に、周辺部が接点部材18に常時当接した状態で取り付
けられている。そして、絶縁ケース15が絶縁基体9の
後方側に配設された時、可動接点19は、図1に示すよ
うに、中央部が駆動体14に当接し、可動接点19のバ
ネ性により、駆動体14、及び内軸4が前方側に常時押
圧され、抜け止め部材5が連結体3の段部3cにぶつか
った状態となっている。そして、内軸4を軸方向に後方
側に押圧した時、これに伴って同方向に移動する駆動体
14によって、可動接点19の中央部がバネ性に抗して
押され、可動接点19の中央部が接点部材17に接触し
て、接点部材17と18とを導通してON状態となり、
また、内軸4の押圧力を解除すると、可動接点19のバ
ネ性により、駆動体14と内軸4は押圧前のもとの状態
に戻ると共に、可動接点19は接点部材17から接触が
離れ、OFFの状態となる。即ち、接点部材17、18
を取り付けた絶縁ケース15と可動接点19とでプッシ
ュスイッチSが構成されている。
【0032】また、合成樹脂の成型品からなる蓋部20
は、図1に示すように、板状をなし、この蓋部20は、
絶縁ケース15の後方側に重ね合わされて配設され、こ
の蓋部20により、絶縁ケース15の孔15cから埃等
が絶縁ケース15内に侵入するのを防止している。ま
た、金属板を打ち抜き、折り曲げして形成されたU字状
の取付板21は、図24〜図26に示すように、孔21
aを有する前面板部21bと、前面板部21bから後方
側に折り曲げて形成された一対の取付脚21cとを有し
ている。そして、この取付板21は、図1に示すよう
に、孔21aに外軸2と軸受け1の円筒部1bを挿通し
て、前面板部21bを軸受け1の鍔部1eの前方側に重
ね合わせると共に、取付脚21cにより、鍔部1e、絶
縁基体9、絶縁ケース15、及び蓋部20の側部を支持
した状態で、取付脚21cの先端部を折り曲げて、蓋部
21の後面に係止して取り付けられている。即ち、この
ように構成された複合操作型電気部品は、軸受け1、絶
縁基体9、絶縁ケース15、及び蓋部20を順次重ね合
わせて、取付板21により一体化することにより組み立
てられるものである。
【0033】次に、上記のような構成を有する複合操作
型電気部品の動作を説明すると、図1において、先ず、
外軸2を時計方向、或いは反時計方向に回転すると、第
1の回転部材8である連結体3と回転体7とが同時に回
転する。すると、回転体7は、コイルバネ6の腕部6b
のバネ性に抗して回転すると共に、可動接点7cが回転
して接点部材13に接離し、第1の回転型電気部品D1
の接点の切り換えが行われる。次に、外軸2の回転力を
解除すると、変移したバネ性の腕部6bにより、元の位
置まで第1の回転部材8(回転体7と連結体3)が回転
して、第1の回転部材8を元の状態に戻し、元の状態に
接点が切り換わると共に、第1の回転部材8、連結体
3、及び外軸2をセルフリターンするようになってい
る。
【0034】また、次に、内軸4を時計方向、或いは反
時計方向に回転すると、内軸4に結合された駆動体14
を介して第2の回転部材12が回転する。この時、この
第2の回転部材12は、凹凸部12aがクリック部材1
1と係脱を行ってクリック感を持った回転となると共
に、第2の回転部材12に設けられた接点部材13が回
転して摺動子16と接離して、第2の回転型電気部品D
2の接点の切り換えが行われる。次に、内軸4を軸方向
の後方側に押圧すると、これに伴って同方向に駆動体1
4が移動し、すると、この駆動体14により可動接点1
9の中央部がバネ性に抗して押され、可動接点19の中
央部が接点部材17に接触して、プッシュスイッチS
は、接点部材17と18とを導通してON状態となる。
また、内軸4の押圧力を解除すると、可動接点19のバ
ネ性により、駆動体14と内軸4は押圧前のもとの状態
に戻ると共に、可動接点19は接点部材17から接触が
離れ、プッシュスイッチSは、OFFの状態となる。こ
のようにして、複合操作型電気部品の操作が行われる。
【0035】そして、このような複合操作型電気部品
は、カーステレオの操作に使用され、例えば、第1の回
転型電気部品D1は、ラジオのチューニングのアップ、
ダウンに、また、第2の回転操作型電気部品D2は、音
量、バス等の調整用に、更に、プッシュスイッチSは、
音量、バス等のモード切り換え用として使用される。こ
のように、複合操作型電気部品は、操作部を集中させて
各種の操作ができるため、特に、カーステレオに使用し
て好適である。
【0036】また、図29は、本発明の複合操作型電気
部品の他の実施例を示し、この実施例は、絶縁ケース1
5内には、接触部22aが切り起こされ、周囲が接点部
材18に接触した可動接点22と、ゴムからなるドーム
状の可動体23とを配置し、内軸4による駆動体14の
軸方向の移動により、駆動体14で可動体23を押圧、
変形させて、可動体23により接触部22aを、接点部
材17の接触部17aに接触させて、接点部材17と1
8を導通状態にし、また、内軸4の軸方向の押圧力を解
除すると、接触部22aは自己のバネ性で元の状態に戻
り、接点部材17と18の導通が解除されると共に、可
動体23も自己のバネ性で元の状態に戻り、また、可動
体23の戻りにより駆動体14と内軸4とが元の状態に
戻るようにしたものである。その他の構成は、上記実施
例と同様であるので、同一部品に同一番号を付し、ここ
ではその説明を省略する。
【0037】
【発明の効果】本発明の複合操作型電気部品は、第1の
回転型電気部品D1の構成部品である絶縁基体9と、第
2の回転型電気部品D2の構成部品である第2の回転部
材12との間にクリック部材11を配置したため、軸方
向に縮小でき、極めて小型の複合操作型電気部品を提供
できる。また、クリック部材11は、第1の回転型電気
部品D1の絶縁基体9に取り付けられると共に、第2の
回転型電気部品D2の第2の回転部材12の凹凸部12
aに係合するようにしたため、従来に比して部品点数を
著しく少なくできて、安価で、生産性が良く、小型の複
合操作型電気部品を提供できる。また、接触部10aを
収容する孔9bから外れた位置で、クリック部材11を
絶縁基体9に取り付けるようにしたため、その取付位置
を径方向に縮めることができ、径方向に小型の複合操作
型電気部品を提供できる。また、内軸4を、第1の回転
部材8の中心部に設けた凹部3b内で行うようにしたた
め、軸方向に縮小でき、極めて小型の複合操作型電気部
品を提供できる。
【0038】また、内軸4に取り付けた抜け止め部材5
を、第1の回転部材8の凹部3bの内壁に当接させるよ
うにしたため、その構成が簡単で、且つ、小型の複合操
作型電気部品を提供できる。また、第1の回転部材8が
回転体7と連結体3とで構成され、連結体3の凹部3b
内で内軸4の抜け止めを行うようにしたため、連結体3
のスペースの範囲で抜け止めができ、小型の複合操作型
電気部品を提供できる。また、第1の回転部材8を構成
する回転体7で、セルフリターン用のコイルバネ6の腕
部6bを移動させるため、部品点数が少なく、安価で、
組立性の良好な小型の複合操作型電気部品を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合操作型電気部品の断面図。
【図2】本発明の複合操作型電気部品に係る軸受けの平
面図。
【図3】本発明の複合操作型電気部品に係る軸受けの側
面図。
【図4】本発明の複合操作型電気部品に係る軸受けの断
面図。
【図5】本発明の複合操作型電気部品に係る連結体の平
面図。
【図6】図5の6ー6線における断面図。
【図7】図5の7ー7線における断面図。
【図8】本発明の複合操作型電気部品に係る連結体の下
面図。
【図9】本発明の複合操作型電気部品に係るコイルバネ
の平面図。
【図10】本発明の複合操作型電気部品に係るコイルバ
ネの側面図。
【図11】本発明の複合操作型電気部品に係る回転体の
平面図。
【図12】図11の12ー12線における断面図。
【図13】本発明の複合操作型電気部品に係る回転体の
下面図。
【図14】本発明の複合操作型電気部品に係る絶縁基体
の平面図。
【図15】本発明の複合操作型電気部品に係る絶縁基体
の側面図。
【図16】本発明の複合操作型電気部品に係る絶縁基体
の下面図。
【図17】本発明の複合操作型電気部品に係る第2の回
転部材の平面図。
【図18】本発明の複合操作型電気部品に係る第2の回
転部材の側面図。
【図19】本発明の複合操作型電気部品に係る駆動体の
平面図。
【図20】本発明の複合操作型電気部品に係る駆動体の
断面図。
【図21】本発明の複合操作型電気部品に係る絶縁ケー
スの平面図。
【図22】本発明の複合操作型電気部品に係る絶縁ケー
スの側面図。
【図23】本発明の複合操作型電気部品に係る絶縁ケー
スの下面図。
【図24】本発明の複合操作型電気部品に係る取付板の
平面図。
【図25】本発明の複合操作型電気部品に係る取付板の
正面図。
【図26】本発明の複合操作型電気部品に係る取付板の
側面図。
【図27】図1の27ー27線におけるコイルバネの取
付状態を示す説明図。
【図28】図1の28ー28線におけるクリック部材の
取付状態を示す説明図。
【図29】本発明の複合操作型電気部品の他の実施例を
示す断面図。
【図30】従来の複合操作型電気部品の断面図。
【符号の説明】
1 軸受け 1a 挿通孔 1b 円筒部 1c 側壁 1d 収納部 1e 鍔部 2 外軸 2a 操作部 2b 軸部 2c 取付部 2d 挿通孔 3 連結体 3a 孔 3b 凹部 3c 段部 3d 底壁 3e 取付部 3f 凸部 4 内軸 4a 操作部 4b 軸部 4c 取付部 4d 溝部 5 抜け止め部材 6 コイルバネ 6a 巻き回部 6b 腕部 7 回転体 7a 孔 7b 切り欠き部 7c 可動接点 7d 欠除部 7e 壁部 8 第1の回転部材 9 絶縁基体 9a 孔 9b 孔 9c 取付部 10 摺動子 10a 接触部 10b 端子部 11 クリック部材 11a 孔 11b リング状部 11c 取付部 11d 凸部 12 第2の回転部材 12a 凹凸部 12b 円板状部 12c 軸部 12d 孔 13 接点部材 14 駆動体 14a 本体部 14b 突出部 14c 凹部 14d 凸条部 14e 凸部 15 絶縁ケース 15a 凹部 15b 側壁 15c 孔 15d 底壁 16 接触子 16a 接触部 16b 端子部 17 接点部材 17a 接触部 17b 端子部 18 接触部材 18a 接触部 18b 端子部 19 可動接点 20 蓋部 21 取付板 21a 孔 21b 前面板部 21c 取付脚 22 可動接点 22a 接触部 23 可動体 D1 第1の回転型電気部品 D2 第2の回転型電気部品 S プッシュスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01H 19/00 H01H 19/00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転動作の可能な筒状の外軸と、外軸に
    挿通され、回転動作の可能な内軸と、前記外軸の回転動
    作で駆動される第1の回転部材、並びに摺動子を取り付
    けた絶縁基体とを有する第1の回転型電気部品と、前記
    内軸の回転動作で駆動され、凹凸部を設けた第2の回転
    部材を有する第2の回転型電気部品と、前記凹凸部に係
    合して前記内軸の回転動作にクリック感を持たせるため
    のクリック部材とを備え、前記絶縁基体の一方の面側に
    は前記摺動子が突出すると共に、前記絶縁基体の他方の
    面側には前記クリック部材を配設して、該クリック部材
    を前記凹凸部に係合させるようにしたことを特徴とする
    複合操作型電気部品。
  2. 【請求項2】 前記絶縁基体には、前記摺動子の接触部
    を収容する孔を設け、該孔から外れた位置に、前記クリ
    ック部材を取り付ける取付部を前記絶縁基体に設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の複合操作型電気部品。
  3. 【請求項3】 前記第1の回転部材の中心部には、前記
    内軸を挿通する凹部を設け、該凹部の内部において、前
    記内軸の前方側への抜け止めを行わしめたことを特徴と
    する請求項1、又は2記載の複合操作型電気部品。
  4. 【請求項4】 前記内軸に抜け止め部材を取り付け、前
    記抜け止め部材を前記第1の回転部材の前記凹部の内壁
    に当接させて、前記内軸の前方側への抜け止めを行わし
    めたことを特徴とする請求項3記載の複合操作型電気部
    品。
  5. 【請求項5】 前記第1の回転部材は、可動接点を有す
    る回転体と、前記凹部を有する連結体で構成され、前記
    連結体を前記外軸に結合したことを特徴とする請求項4
    記載の複合操作型電気部品。
  6. 【請求項6】 前記連結体の外周部に、腕部を有するセ
    ルフリターン用のコイルバネを配設し、前記回転体によ
    り前記腕部を移動させて、前記外軸をセルフリターンさ
    せるようにしたことを特徴とする請求項5記載の複合操
    作型電気部品。
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