JP2002110001A - 回転型電気部品 - Google Patents

回転型電気部品

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JP2002110001A
JP2002110001A JP2000297077A JP2000297077A JP2002110001A JP 2002110001 A JP2002110001 A JP 2002110001A JP 2000297077 A JP2000297077 A JP 2000297077A JP 2000297077 A JP2000297077 A JP 2000297077A JP 2002110001 A JP2002110001 A JP 2002110001A
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    • H01CRESISTORS
    • H01C10/00Adjustable resistors
    • H01C10/30Adjustable resistors the contact sliding along resistive element
    • H01C10/32Adjustable resistors the contact sliding along resistive element the contact moving in an arcuate path
    • H01C10/34Adjustable resistors the contact sliding along resistive element the contact moving in an arcuate path the contact or the associated conducting structure riding on collector formed as a ring or portion thereof
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C1/00Details
    • H01C1/01Mounting; Supporting
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C1/00Details
    • H01C1/02Housing; Enclosing; Embedding; Filling the housing or enclosure

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立性が良く、安価であると共に、小型のも
のを提供する。 【解決手段】 本発明の回転型電気部品において、側壁
1dの上端面1h上には、板バネ5の支持部5cを載置
すると共に、この支持部5c上には、取付部材6の上面
板6aを載置するようにしたため、積み重ね式でその組
立ができ、従来のように、取付部材の固定部に板バネを
カシメ付けるもの比して、その組立性が良好となって、
安価な回転型電気部品を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の電子機器等
に使用して好適な回転型電気部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回転型電気部品について、回転型
エンコーダを例にして図16,図17に基づいて説明す
ると、絶縁材である合成樹脂の成型品からなる筺体31
は、中心部に前後に貫通する中空部31aを有する円筒
状の筒部31bと、この筒部31bの後端部から径方向
に外方に延びて形成された底壁31cと、この底壁31
cの外周部から前方に延びて形成された四角状の側壁3
1dと、この側壁31dと筒部31bとの間に形成され
た凹部からなるリング状の収納部31eとを有する。
【0003】また、金属の板バネからなる接片32は、
筺体31に埋設されて取り付けられ、端子部32aが側
壁31dから外方に突出すると共に、接触部32bが収
納部31e内に露出した状態となっている。合成樹脂の
成型品からなる回転体33は、中央部に設けられた円筒
状の軸部33aと、この軸部33aの後端部から径方向
に外方に延びて形成されたリング状の鍔部33bと、こ
の鍔部33bの前面側に設けられた凹凸部33cとを有
する。
【0004】また、金属板からなる導電パターン34
は、回転体33に埋設されて設けられ、この導電パター
ン34は、鍔部33bの後面に露出して形成されてい
る。そして、導電パターン34を設けた回転体33は、
軸部33a内に筒部31bを挿通し、鍔部33bが収納
部31e内に収納されて、筺体31に回転可能に取り付
けられている。金属板からなる板バネ35は、円形のリ
ング状の腕部35aと、この腕部35aに設けられた凸
部35bと、腕部35aに設けられた一対の孔35cと
を有する。
【0005】また、金属板からなる取付部材36は、四
角状の上面板36aと、この上面板36aの中央部に設
けられた円形の孔36bと、この孔36bに隣接して、
バーリング加工によって上面板36aに設けられた一対
のハトメ状の固定部36cと、上面板36aの相対向す
る一対の辺から折り曲げられて後方に延びる一対の取付
片36dと、この取付片36dの後方部に設けられた折
り曲げを容易にする孔36eと、上面板36aの相対向
する一対の辺から折り曲げられて後方に延び、前記取付
片36dと並設された複数の取付脚36fとを有する。
【0006】そして、この取付部材36には、板バネ3
5の孔35cに固定部36cを挿通して、板バネ35の
腕部35aを上面板36aに重ね合わせた状態で、固定
部36cの先端をカシメて、板バネ35が取り付けられ
ている。このように、板バネ35を取り付けた取付部材
36は、孔36bに筒部31bと軸部33aを挿通し
て、上面板36aで収納部31eの前方を覆った状態
で、上面板36aを側壁31dの上端面31fに載置す
る。すると、取付片36dと取付脚36fは、側壁31
dに沿って後方に延び、この後方に延びた取付片36d
の一端を筺体31側に折り曲げして、取付部材36を筺
体31に取り付ける。
【0007】そして、取付部材36が筺体31に取り付
けられた際、板バネ35は収納部31e内に位置し、凸
部35bが凹凸部33cに係合してクリックを構成する
と共に、回転体33が後方に押されて、接片32と導電
パターン34とが接触し、更に、取付脚36fの後方先
端が底壁31cから更に後方に突出した状態となる。
【0008】このような構成を有する回転型電気部品の
動作を説明すると、先ず、回転体33の軸部33aを回
転すると、鍔部33bの後面に設けられた導電パターン
34も回転して、接片32が導電パターン34上を摺動
して、パルス信号を発生する。この時、回転体33の凹
凸部33cは、板バネ35の凸部35bと係脱を行っ
て、回転動作にクリック感が得られるようになってい
る。
【0009】また、このような回転型電気部品は、図1
7に示すように、プリント基板37に取り付けられたプ
ッシュ型のスイッチ部38を中空部31a内に位置した
状態で、筺体31の底壁31cが載置され、端子部32
aと取付脚36fとがプリント基板37に半田付けされ
て取り付けられる。即ち、回転型電気部品は、プリント
基板37の面に対して、軸部33aが垂直状態となって
取り付けられている。
【0010】そして、このような構成によって、スイッ
チ部38の取付占有面積を小さくして、小型化を図ると
共に、中央部に位置し、中空部31aからスイッチ部3
8を操作する操作部材(図示せず)と、軸部33aとを
同軸的に配置して、操作性の向上を図っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転型電気部品
は、板バネ35が取付部材36の固定部36cをカシメ
ることによって取り付けられるため、その作業が面倒
で、生産性が悪く、コスト高になるという問題がある。
また、筺体31の側壁31dと取付部材36の上面板3
6aが四角状をなしているため、回転型電気部品が大型
になるという問題がある。
【0012】そこで、本発明は組立性が良く、安価であ
ると共に、小型の回転型電気部品を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、絶縁材からなる筺体と、この
筺体に回転可能に取り付けられた回転体と、前記筺体と
前記回転体の一方に設けられた導電パターンと、前記筺
体と前記回転体の他方に設けられ、前記導電パターンに
接触する接片と、前記回転体と係脱を行ってクリックを
構成する板バネと、この板バネと前記回転体を前記筺体
に取り付ける取付部材とを備え、前記筺体は、底壁と、
この底壁の外周部から前方に延びて形成された側壁と、
この側壁の内側に形成された凹部からなる収納部とを有
し、前記回転体は、前記筺体に回転可能に保持された軸
部と、前面側に凹凸部が設けられ、前記軸部から径方向
に外方に延びて形成されたリング状の鍔部とを有し、こ
の鍔部が前記収納部内に収納され、前記板バネは、前記
凹凸部と係脱を行う係合部を有する腕部と、この腕部か
ら外方に延びて、前記側壁の上端面に載置される支持部
と、この支持部の位置に設けられた切り欠き部とを有
し、前記取付部材は、前記収納部の上方を覆う上面板
と、この上面板から折り曲げられて後方に延びる取付片
とを有し、前記切り欠き部に前記取付部材の一部を位置
させて、前記取付部材と前記支持部を係合した状態で、
前記取付片の一端を前記筺体側に折り曲げして、前記上
面板と前記側壁の前記上端面との間で前記支持部を挟持
して、前記板バネを取り付けた構成とした。
【0014】また、第2の解決手段として、前記切り欠
き部には、前記取付片を位置させて、前記取付片と前記
支持部とを係合させた構成とした。また、第3の解決手
段として、前記支持部には屈曲部を設け、前記上面板と
前記側壁の前記上端面との間で、前記屈曲部を挟持する
ようにした構成とした。
【0015】また、第4の解決手段として、前記取付部
材には、前記上面板から折り曲げされて後方に延びると
共に、プリント基板に取付可能な取付脚を設けた構成と
した。 また、第5の解決手段として、前記筺体には、
中心部に中空部が設けられ、円筒状の前記軸部を回転可
能に保持する筒部を有すると共に、前記側壁を円筒状に
形成すると共に、前記側壁の前記上端面と前記収納部の
前方を覆う前記上面板が円形のリング状に形成された構
成とした。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の回転型電気部品の図面を
説明すると、図1は本発明の回転型電気部品の要部の拡
大断面図、図2は本発明の回転型電気部品の要部の拡大
側面図、図3は本発明の回転型電気部品に係る筺体の平
面図、図4は本発明の回転型電気部品に係る筺体の裏面
図、図5は図4の5−5線における断面図である。
【0017】また、図6は本発明の回転型電気部品に係
る回転体の平面図、図7は本発明の回転型電気部品に係
る回転体の裏面図、図8は図6の8−8線における断面
図、図9は本発明の回転型電気部品に係る板バネの平面
図、図10本発明の回転型電気部品に係る板バネの側面
図、図11は本発明の回転型電気部品に係る板バネの要
部の拡大平面図、図12は図11の12−12線におけ
る断面図、図13は本発明の回転型電気部品に係る取付
部材の平面図、図14は本発明の回転型電気部品に係る
取付部材の正面図、図15は本発明の回転型電気部品に
係る取付部材の側面図である。
【0018】本発明の回転型電気部品について、回転型
エンコーダを例にして、その構成を図1〜図15に基づ
いて説明すると、絶縁材である合成樹脂の成型品からな
る筺体1は、特に図3〜図5に示すように、中心部に前
後に貫通する中空部1aを有する円筒状の筒部1bと、
この筒部1bの後端部から径方向に外方に延びて形成さ
れた底壁1cと、この底壁1cの外周部から前方に延び
て形成された円筒状の側壁1dと、この側壁1dと筒部
1bとの間に形成された凹部からなるリング状の収納部
1eと、底壁1cから後方に突出した複数の突起1f
と、この突起1fに設けられた凸部1gと、底壁1cの
後面に設けられた複数の窪み部1jと、側壁1dの上端
面1hに設けられた複数の凹部1kとを有する。
【0019】また、金属板からなる導電パターン2は、
筺体1に埋設されて設けられ、端子部2aが側壁1dか
ら外方に突出すると共に、接点部2bが収納部1e内に
露出した状態となっている。合成樹脂の成型品からなる
回転体3は、特に図6〜図8に示すように、中央部に設
けられた円筒状の軸部3aと、この軸部3aの後端部か
ら径方向に外方に延びて形成された円形のリング状の鍔
部3bと、この鍔部3bの前面側に設けられた凹凸部3
cと、鍔部3bから後方に突出する複数の凸部3dとを
有する。
【0020】また、金属の板バネからなる接片4は、鍔
部3bの後面に載置された状態で、凸部3dの先端を熱
カシメする等して、回転体3に取り付けられている。そ
して、接片4を設けた回転体3は、軸部3a内に筒部1
bを挿通し、鍔部3bが収納部1e内に収納されて、筺
体1に回転可能に取り付けられている。この時、接片4
は導電パターン2に接触した状態となっている。
【0021】金属板からなる板バネ5は、特に図9〜図
12に示すように、円形のリング状の腕部5aと、この
腕部5aに設けられた凸部からなる係合部5bと、腕部
5aから外方に延びて形成された複数の支持部5cと、
この支持部5cの外周部に設けられた切り欠き部5d
と、山形状に折り曲げ等して支持部5cに設けられ、係
合部5bの延在方向と同じ方向に突出した屈曲部5eと
を有する。そして、この板バネ5は、中央部に筒部1b
と軸部3aを挿通して、腕部5aを収納部1e内に位置
させた状態で、支持部5cが側壁1dの凹部1k内に位
置した状態で、上端面1h上に載置されると共に、係合
部5bを凹凸部3cに当接している。
【0022】また、比較的薄板の金属板からなる取付部
材6は、特に図13〜図15に示すように、円形のリン
グ状をなした上面板6aと、この上面板6aの中央部に
設けられた円形の孔6bと、上面板6aの相対向する辺
から折り曲げられて後方に延びる複数(4個)の取付片
6cと、上面板6aの相対向する辺から折り曲げられて
後方に延びる一対の取付脚6dとを有する。なお、対向
する取付片6cの一対はテーパー状に形成されている。
【0023】そして、この取付部材6は、孔6bに筒部
1bと軸部3aを挿通して、上面板6aで収納部1eの
前方を覆った状態で、上面板6aを板バネ5の支持部5
c上に載置すると共に、テーパー状に形成された一対の
取付片6cを切り欠き部5d内に位置させて、取付片6
cと支持部5cとを強嵌合して係合する。すると、取付
片6cと取付脚6dは、側壁1dに沿って後方に延び、
この後方に延びた取付片6cの一端を筺体1側に折り曲
げしてカシメつけられ、折り曲げした取付片6cの一端
を窪み部1jに掛け止めして、取付部材6を筺体1に取
り付ける。
【0024】そして、取付部材6が筺体1に取り付けら
れた際、少なくとも板バネ5の支持部5cは、カシメに
よって、上面板6aと側壁1dの上端面1hとの間で隙
間無く強く挟持されて、板バネ5が取り付けられると共
に、屈曲部5eが上面板6aと側壁1dの上端面1hと
の間で強く挟持されるため、板バネ5が取付が更に強固
となる。また、取付部材6が筺体1に取り付けられた
際、係合部5bが凹凸部3cに係合してクリックを構成
すると共に、回転体3が後方に押されて、導電パターン
2と接片4とが所定の摺動圧で接触し、更に、取付脚6
dの後方先端が底壁1cから更に後方に突出した状態と
なる。
【0025】このような構成を有する本発明の回転型電
気部品の動作を説明すると、先ず、回転体3の軸部3a
を回転すると、鍔部3bの後面に取り付けられた接片4
も回転して、接片4が導電パターン2の接点部2b上を
摺動して、パルス信号を発生する。この時、回転体3の
凹凸部3cは、板バネ5の係合部5bと係脱を行って、
回転動作にクリック感が得られるようになっている。
【0026】また、図1に示すように、プリント基板7
には、接点部(図示せず)を収納したケース8と、上下
動可能な押し釦9からなるプッシュ型のスイッチ部10
が取り付けられている。そして、上述した本発明の回転
型電気部品は、スイッチ部10を中空部1a内に位置し
た状態で、筺体1の突起1fがプリント基板7上に載置
され、端子部2aと取付脚6dとがプリント基板7に半
田付けされて取り付けられる。
【0027】この時、回転型電気部品は、筺体1の凸部
1gをプリント基板7の孔(図示せず)に挿入すること
により、プリント基板7に対して位置決めされると共
に、回転型電気部品は、プリント基板7の面に対して、
軸部3aが垂直状態となって取り付けられている。
【0028】そして、このように、中空部1a内にスイ
ッチ部10を配置することによって、回転型エンコーダ
とスイッチ部10の全体の取付占有面積を小さくして、
小型化を図ると共に、中央部に位置し、中空部1aから
スイッチ部10を操作する操作部材(図示せず)と、軸
部3aとを同軸的に配置して、操作性の向上を図ってい
る。
【0029】なお、上記実施例では、回転型エンコーダ
を例にして説明したが、回転型可変抵抗器等の回転型電
気部品でも良い。また、筺体1に接片4を設けると共
に、回転体3に導電パターン2を設けても良い。更に、
板バネ5の切り欠き部5dには、取付片6c以外の取付
部材6の一部を係合しても良い。
【0030】
【発明の効果】本発明の回転型電気部品において、側壁
1dの上端面1h上には、板バネ5の支持部5cを載置
すると共に、この支持部5c上には、取付部材6の上面
板6aを載置するようにしたため、積み重ね式でその組
立ができ、従来のように、取付部材の固定部に板バネを
カシメ付けるもの比して、その組立性が良好となって、
安価な回転型電気部品を提供できる。また、板バネ5の
支持部5cが側壁1cの上端面1hと取付部材6の上面
板6aとによって、挟持されるため、板バネ5の強固な
取付ができる。また、支持部5cは、収納部1eに収納
された腕部5aから外方に僅かに突出させれば良く、従
って、板バネ5の外形を小さくできる。
【0031】また、切り欠き部5dには、取付片6cを
位置させて、取付片6cと支持部5cとを係合させたた
め、上端面1hと上面板5aとの間における支持部5c
の挟持を強固にでき、板バネ5の強固な取付ができる。
更に、比較的薄い金属板を用いた取付部材6は、取付片
6cの一端を筺体1側に折り曲げした時、上面板6aの
中央部が前方に持ち上がって、反った状態になることに
よって、上面板6aの外周縁部が上端面1hから離れよ
うとする。しかし、切り欠き部5dに取付片6cを位置
させているため、取付片6cにおける上面板6aの外周
縁部は、上端面1h側から離れることが無くなり、支持
部5cの確実な押さえができると共に、取付部材6は薄
い材料を使用できて、材料費が安価となる。
【0032】また、支持部5cには屈曲部5eを設け、
上面板6aと側壁1dの上端面1hとの間で、屈曲部5
eを挟持するようにしたため、隙間を生じること無く、
支持部5cを強く挟持でき、板バネ5が取付が更に強固
となる。
【0033】また、取付部材6には、上面板6aから折
り曲げされて後方に延びると共に、プリント基板7に取
付可能な取付脚6dを設けたため、回転型電気部品のプ
リント基板7への取付が容易で、強固となると共に、中
空部1a内のプリント基板7にスイッチ部10が配置で
きて、小型で、操作性の良好なものが得られる。
【0034】また、側壁1dを円筒状に形成すると共
に、側壁1dの上端面1hと収納部1eの前方を覆う上
面板6aが円形のリング状に形成されたため、従来の四
角状のものに比して、小型にできて、材料費も少なく、
安価なものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転型電気部品の要部の拡大断面図。
【図2】本発明の回転型電気部品の要部の拡大側面図。
【図3】本発明の回転型電気部品に係る筺体の平面図。
【図4】本発明の回転型電気部品に係る筺体の裏面図。
【図5】図4の5−5線における断面図。
【図6】本発明の回転型電気部品に係る回転体の平面
図。
【図7】本発明の回転型電気部品に係る回転体の裏面
図。
【図8】図6の8−8線における断面図。
【図9】本発明の回転型電気部品に係る板バネの平面
図。
【図10】本発明の回転型電気部品に係る板バネの側面
図。
【図11】本発明の回転型電気部品に係る板バネの要部
の拡大平面図。
【図12】図11の12−12線における断面図。
【図13】本発明の回転型電気部品に係る取付部材の平
面図。
【図14】本発明の回転型電気部品に係る取付部材の正
面図。
【図15】本発明の回転型電気部品に係る取付部材の側
面図。
【図16】従来の回転型電気部品の分解斜視図。
【図17】従来の回転型電気部品の要部の拡大断面図。
【符号の説明】
1 筺体 1a 中空部 1b 筒部 1c 底壁 1d 側壁 1e 収納部 1f 突起 1g 凸部 1h 上端面 1j 窪み部 1k 凹部 2 導電パターン 2a 端子部 2b 接点部 3 回転体 3a 軸部 3b 鍔部 3c 凹凸部 3d 凸部 4 接片 5 板バネ 5a 腕部 5b 会合部 5c 支持部 5d 切り欠き部 5e 屈曲部 6 取付部材 6a 上面板 6b 孔 6c 取付片 6d 取付脚 7 プリント基板 8 ケース 9 押し釦 10 スイッチ部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁材からなる筺体と、この筺体に回転
    可能に取り付けられた回転体と、前記筺体と前記回転体
    の一方に設けられた導電パターンと、前記筺体と前記回
    転体の他方に設けられ、前記導電パターンに接触する接
    片と、前記回転体と係脱を行ってクリックを構成する板
    バネと、この板バネと前記回転体を前記筺体に取り付け
    る取付部材とを備え、前記筺体は、底壁と、この底壁の
    外周部から前方に延びて形成された側壁と、この側壁の
    内側に形成された凹部からなる収納部とを有し、前記回
    転体は、前記筺体に回転可能に保持された軸部と、前面
    側に凹凸部が設けられ、前記軸部から径方向に外方に延
    びて形成されたリング状の鍔部とを有し、この鍔部が前
    記収納部内に収納され、前記板バネは、前記凹凸部と係
    脱を行う係合部を有する腕部と、この腕部から外方に延
    びて、前記側壁の上端面に載置される支持部と、この支
    持部の位置に設けられた切り欠き部とを有し、前記取付
    部材は、前記収納部の上方を覆う上面板と、この上面板
    から折り曲げられて後方に延びる取付片とを有し、前記
    切り欠き部に前記取付部材の一部を位置させて、前記取
    付部材と前記支持部を係合した状態で、前記取付片の一
    端を前記筺体側に折り曲げして、前記上面板と前記側壁
    の前記上端面との間で前記支持部を挟持して、前記板バ
    ネを取り付けたことを特徴とする回転型電気部品。
  2. 【請求項2】 前記切り欠き部には、前記取付片を位置
    させて、前記取付片と前記支持部とを係合させたことを
    特徴とする請求項1記載の回転型電気部品。
  3. 【請求項3】 前記支持部には屈曲部を設け、前記上面
    板と前記側壁の前記上端面との間で、前記屈曲部を挟持
    するようにしたことを特徴とする請求項1、又は2記載
    の回転型電気部品。
  4. 【請求項4】 前記取付部材には、前記上面板から折り
    曲げされて後方に延びると共に、プリント基板に取付可
    能な取付脚を設けたことを特徴とする請求項1から3の
    何れかに記載の回転型電気部品。
  5. 【請求項5】 前記筺体には、中心部に中空部が設けら
    れ、円筒状の前記軸部を回転可能に保持する筒部を有す
    ると共に、前記側壁を円筒状に形成すると共に、前記側
    壁の前記上端面と前記収納部の前方を覆う前記上面板が
    円形のリング状に形成されたことを特徴とする請求項1
    から4の何れかに記載の回転型電気部品。
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