JP2001043778A - プッシュスイッチ付きロータリーエンコーダスイッチ - Google Patents

プッシュスイッチ付きロータリーエンコーダスイッチ

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JP2001043778A
JP2001043778A JP11218794A JP21879499A JP2001043778A JP 2001043778 A JP2001043778 A JP 2001043778A JP 11218794 A JP11218794 A JP 11218794A JP 21879499 A JP21879499 A JP 21879499A JP 2001043778 A JP2001043778 A JP 2001043778A
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rotary encoder
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Kazunori Yamada
和徳 山田
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SMK Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ロータリースイッチ部とプッシュスイッチ部
を一体に組み込んだ複合スイッチにおける高さをできる
だけ低くし、しかも、複数本の接触片からの端子の取り
出し位置に限定されることのないものを得ること。 【解決手段】 ローター本体15の下面にローター用電
極パターンを取付け、ハウジング12側にスペーサ13
を載せ、このスペーサ13に前記ローター本体15の下
面のローター用電極パターンに接離するローター用接触
片を設け、同一のハウジング12側にプッシュ用電極パ
ターンを設け、このプッシュ用電極パターンに接離する
プッシュ用接触板をプッシュキー14に臨ませて設けて
なる複合スイッチである。パターンを変更は、ローター
だけの交換で済み、また、ロータリーエンコーダ部とプ
ッシュスイッチ部を同一の高さにしても、プッシュスイ
ッチ機構部のパターンの引き出しが容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジ、据置
き電話機、カーオーディオ機器、ゲーム機器などに使用
されるロータリーエンコーダスイッチ機構部とプッシュ
スイッチ機構部とを配置したプッシュスイッチ付きロー
タリーエンコーダスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ハウジングの中心部のプッシ
ュキーを押すことによりオン・オフするプッシュスイッ
チ機構部と、ローターを回すことにより回転角度や回転
方向を出力するロータリーエンコーダスイッチ機構部と
を具備した複合スイッチが知られている。
【0003】従来のこの複合スイッチは、ロータリーエ
ンコーダスイッチ機構部の高さ方向に、プッシュスイッ
チ機構部を重ね合わせた構成となっていた。また、ロー
タリーエンコーダスイッチ機構部におけるローター側に
複数本の接触片が取付けられ、固定基板又はハウジング
側にパターンによる円形の電極板が設けられ、ローター
の回転により接触片がパターンによる電極板上を摺動し
つつオン・オフするようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
複合スイッチは、ロータリーエンコーダスイッチ機構部
とプッシュスイッチ機構部を高さ方向に重ね合わせた構
成となっていたため、全体の高さがロータリーエンコー
ダスイッチ単体とプッシュスイッチ単体とを単純に高さ
方向に重ね合わせた寸法となっており、従って、全体の
高さが高くなって、セット組込時などの使用上の制限が
厳しくなるという問題があった。
【0005】また、円形の電極板としてのパターンを変
更したいときには、従来は、パターンが固定基板又はハ
ウジング側に形成されていたため、固定基板又はハウジ
ングごと交換しなければならなかった。さらに、パター
ンの引き回しにおいて、ロータリーエンコーダスイッチ
機構部とプッシュスイッチ機構部を同一の高さにする
と、従来は、プッシュスイッチ機構部の周囲にロータリ
ーエンコーダスイッチ機構部があるため、プッシュスイ
ッチ機構部のパターンを引き出すことができない。その
ため、上述のように、ロータリーエンコーダスイッチ機
構部の高さ方向に、プッシュスイッチ機構部を重ね合わ
せた構成とするか、両面基板を用いて裏側から引き出す
しか方法がなかった。
【0006】本発明は、複合スイッチにおけるロータリ
ーエンコーダスイッチ機構部とプッシュスイッチ機構部
を組み込んだときの高さをできるだけ低くし、しかも、
複数本の接触片からの端子の取り出し位置に限定される
ことのないものを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、同一のハウジ
ング12にプッシュスイッチ部10とロータリーエンコ
ーダスイッチ部11とを一体に組み込んだ複合スイッチ
において、前記ロータリーエンコーダスイッチ部11の
ローター本体15の下面にローター用電極パターンを取
付け、前記ハウジング12側にスペーサ13を載せ、こ
のスペーサ13に前記ローター本体15の下面のロータ
ー用電極パターンに接離するローター用接触片を設け、
前記ハウジング12側に前記プッシュスイッチ部10の
プッシュ用電極パターンを設け、このプッシュ用電極パ
ターンに接離するプッシュ用接触板をプッシュスイッチ
部10のプッシュキー14に臨ませて設けてなることを
特徴とするプッシュスイッチ付きロータリーエンコーダ
スイッチである。
【0008】上述のように構成することにより、セット
組込時などの使用上の制限がなくなり、利用範囲を大幅
に拡大できる。プッシュスイッチ部10が中心部で、ロ
ータリーエンコーダスイッチ部11がその外周部となる
ように配置したので、全体の高さがロータリーエンコー
ダスイッチ部11又はロータリーエンコーダスイッチ部
11単体の寸法となっており、従って、全体の高さが低
くでき、セット組込範囲が広くなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づき説明する。図1(a)(b)において、ハウジン
グ12の中心部には、プッシュキー14とその下部のス
イッチ部とでプッシュスイッチ部10が構成され、ま
た、プッシュスイッチ部10の外周には、ローター本体
15とスイッチ部とでロータリーエンコーダスイッチ部
11が構成されている。
【0010】前記ハウジング12は、図2(a)に示す
ように、略8角形をなした底板31の各辺に高さの低い
側板32が直立して包囲され、これらの側板32のうち
180度の対向した位置にそれぞれ開口部33が形成さ
れている。前記底板31の中心部には、上端部左右に回
り止め突片35を有する筒部34が一体に形成され、前
記側板32の外側面には、後述するカバー16を係止す
る係止突部36が設けられ、また、側板32の上端に
は、カバー16との位置合わせ突部50が設けられてい
る。さらに、前記底板31には、後述するスペーサ13
用の大きさのやや異なる2個の位置合わせ突起部60、
61が形成されている。
【0011】このようなハウジング12には、また、プ
ッシュ用電極パターンとしての図3に示すようなプッシ
ュスイッチ用第1電極19とプッシュスイッチ用第2電
極20とが一体成型時に設けられ、このプッシュスイッ
チ用第1電極19の側方へ伸びた接点19aと、このプ
ッシュスイッチ用第1電極用接点19aの外周に位置し
たU字形のプッシュスイッチ用第2電極用の3個の接点
20aとは、前記筒部34の底部分で露出し、この3個
の接点20aの上には、上方向に膨出した円盤状のプッ
シュ用接触板としての、いわゆるMT板といわれるプッ
シュスイッチ用接触板18が常時接した状態で被せられ
ている。また、プッシュスイッチ用第1電極19とプッ
シュスイッチ用第2電極20の両端のプッシュスイッチ
用第1端子21とプッシュスイッチ用第2端子22は、
ハウジング12の外方へ突出して、下方に垂直に折曲さ
れている。
【0012】前記ハウジング12の底板31には、図5
に示すスペーサ13が載せられる。このスペーサ13
は、前記ハウジング12の内側に嵌合するように8角形
の板状をなし、かつ、180度の対向した位置には、前
記ハウジング12の開口部33に嵌合する側板部39が
一体に形成され、この側板部39の上面には、カバー1
6用の位置合わせ突部40が設けられている。また、ス
ペーサ13の上面には、ローター本体15が載せられつ
つ回転するためのローター用浅溝37が設けられ、さら
に、その内側には、長方形の底部角孔38が開口してい
る。前記底部角孔38の一方の側面からは、中心点に近
い位置からローター用接触片としてのフォーク状のロー
タリースイッチ用第1接触片24、ロータリースイッチ
用第2接触片25、ロータリースイッチ用第3接触片2
6が順次やや上向きに傾斜して設けられ、これらのロー
タリースイッチ用第1、第2、第3接触片24、25、
26は、一方の側板部39の外側へ突出して、垂直に折
曲されてロータリースイッチ用第1、第2、第3端子2
7、28、29となる。また、前記底部角孔38の一方
の側面からは、他方の側板部39の外側へ突出して、垂
直に折曲されてロータリースイッチ用ダミー端子30と
なる。
【0013】前記スペーサ13のローター用浅溝37に
は、図4(b)に示すローター本体15の円板部54が
回転自在に載せられる。このローター本体15は、円板
部54の中心部に一体に筒状つまみ部51が設けられ、
この筒状つまみ部51の中心には、上下に貫通してプッ
シュキー差し込み孔52が穿設され、このプッシュキー
差し込み孔52の下端部は、プッシュキー抜け止め断部
53となっている。また、前記円板部54の下面には、
後述するローター用電極パターンとしてのロータリース
イッチ用電極板23が下面を露出するように成型時に一
体に設けられ、上面には、後述するクリックばね17を
取付けるためのクリックばね収納溝55が全周に形成さ
れている。
【0014】前記ローター本体15における筒状つまみ
部51のプッシュキー差し込み孔52には、下方から図
4(a)に示すプッシュキー14が挿入される。このプ
ッシュキー14は、下端部に前記プッシュスイッチ用接
触板18を押圧する押圧端部49となっており、また、
下方部の非円形鍔部48が前記プッシュキー抜け止め断
部53に係止して抜け止めとなっていると共に、この非
円形鍔部48の両側の直線部分が図2(a)における前
記筒部34の回り止め突片35間に嵌合してプッシュキ
ー14がローター本体15と一緒に回転するのを防止し
ている。
【0015】前記ローター本体15における円板部54
の下面に取り付けられるロータリースイッチ用電極板2
3は、図4(c)に示すように、全体が略円板となし、
中央には、中心孔56が設けられ、この中心孔56より
外側の一定幅の全周部分が前記ロータリースイッチ用第
1接触片24と接触しつつ摺動する第1接触面部57と
なっている。また、この第1接触面部57の外側の一定
幅の36度間隔の部分が前記ロータリースイッチ用第2
接触片25と接触しつつ摺動する第2接触面部58とな
り、さらに、この第2接触面部58から18度ずれた位
置で、この第2接触面部58の外側の一定幅の36度間
隔の部分が前記ロータリースイッチ用第3接触片26と
接触しつつ摺動する第3接触面部59となっている。
【0016】前記ローター本体15における円板部54
のクリックばね収納溝55には、図6(a)(b)に示
すようなクリックばね17が取り付けられる。このクリ
ックばね17は、導電性とばね性を有する金属板をリン
グ状に打ち抜き、180度の対向部分がクリックばね収
納溝55に取り付けられる固定部45となし、これらと
90度の間隔をおいた部分を上向きに傾斜して折曲して
クリックばね部46となし、その頂点部分を突出させて
係合突起部47としたものである。
【0017】図7に示すカバー16は、前記ローター本
体15に被せられてハウジング12に固着されるもの
で、全体が前記ハウジング12と同形の8角形をなし、
中央には、前記筒状つまみ部51が突出するためのロー
ター突出孔41が形成され、外周部には、4個所に前記
ハウジング12の係止突部36に圧入して係止する係止
ばね部43が設けられ、また、係止ばね部43の間に
は、前記ハウジング12の位置合わせ突部50とスペー
サ13の位置合わせ突部40に係合する位置合わせ凹部
44が形成されている。さらに、前記カバー16の下面
には、ローター突出孔41から外向き放射状に前記ロー
タリースイッチ用電極板23の第2接触面部58と第3
接触面部59に同期するように18度の間隔で位置決め
凹溝42が形成されている。
【0018】以上のように構成された各部品の組立てに
ついて説明する。図2において、ハウジング12の底板
31には、プッシュスイッチ用第1電極19とプッシュ
スイッチ用第2電極20が一体成型により設けられてい
る。また、筒部34の内部にプッシュスイッチ用接触板
18を嵌合する。このハウジング12の底板31の上
に、図5に示すスペーサ13を位置合わせ突起部60、
61で位置決めしつつ、ハウジング12の開口部33に
スペーサ13の側板部39が嵌め込まれるようにして載
せる。すると、ロータリースイッチ用第1、第2、第3
接触片24、25、26が底部角孔38内で上向きに傾
斜して配置される。ロータリースイッチ用第1、第2、
第3端子27、28、29、ロータリースイッチ用ダミ
ー端子30は、プッシュスイッチ用第1、第2端子2
1、22と共にハウジング12の外側から垂下した状態
となる。
【0019】ローター本体15における筒状つまみ部5
1のプッシュキー差し込み孔52にプッシュキー14を
下方から差し込み、円板部54をスペーサ13のロータ
ー用浅溝37に回転自在に嵌合する。このスペーサ13
には、下面にロータリースイッチ用電極板23が設けら
れており、また、上面のクリックばね収納溝55にクリ
ックばね17が設けられている。そして、ロータリース
イッチ用電極板23の第1、第2、第3接触面部57、
58、59に、スペーサ13のロータリースイッチ用第
1、第2、第3接触片24、25、26がそれぞれ接触
する。同時にプッシュキー14の押圧端部49がプッシ
ュスイッチ用接触板18に接触する。このとき、ロータ
リースイッチ用第1、第2、第3接触片24、25、2
6によりローター本体15がやや浮き上がる状態となる
ので、ローター本体15を上から押しつけるようにして
円板部54をローター用浅溝37に嵌合する。円板部5
4がローター用浅溝37に嵌合した状態で、カバー16
をローター本体15の上から被せて、カバー16の位置
合わせ凹部44とハウジング12の位置合わせ突部5
0、スペーサ13の位置合わせ突部40とを係合しつ
つ、カバー16の係止ばね部43をハウジング12の係
止突部36に圧入して係止し、組立てを完了する。この
とき、クリックばね17の係合突起部47は、カバー1
6の位置合わせ凹部44に係合してローター本体15の
位置決めをする。
【0020】以上のようにして組み立てられたプッシュ
スイッチ付きロータリーエンコーダスイッチは、プッシ
ュスイッチ部10として作動させる場合には、プッシュ
キー14を押し下げると、押圧端部49でプッシュスイ
ッチ用接触板18を押し込み反転して、プッシュスイッ
チ用第1電極19の接点19aに接し、プッシュスイッ
チ用第2電極20の接点20aと接続され、オン状態と
なる。プッシュキー14を押し下げを解除すると、プッ
シュスイッチ用接触板18の自らの復元力でプッシュキ
ー14を押し上げると共に、プッシュスイッチ用第1電
極19とプッシュスイッチ用第2電極20とが離れてオ
フ状態となる。
【0021】次に、プッシュスイッチ付きロータリーエ
ンコーダスイッチをロータリーエンコーダスイッチ部1
1として作動させる場合には、ローター本体15をつま
んで右又は左に回転する。ここで、ロータリースイッチ
用第1、第2、第3端子27、28、29をそれぞれ
a、b、cとする。例えば、右回転すると、図8に示す
ように、a−b間には、36度間隔でパルスが発生し、
a−c間には、a−b間よりも18度の遅れをもって3
6度間隔でパルスが発生する。クリックばね17の係合
突起部47とカバー16の位置決め凹溝42とによるク
リック点のタイミングは、図8に示すように、パルス信
号よりも9度の遅れをもって18度間隔で発生するよう
に調整されている。ローター本体15を左回転すれば、
a−c間にパルス信号が発生した後、18度の遅れをも
ってa−b間にパルスが発生する。
【0022】前記実施例では、ハウジング12とスペー
サ13とを別体として、ハウジング12の上にスペーサ
13を載せるようにした。しかし、これに限られるもの
ではなく、ハウジング12とスペーサ13とを一体に構
成するようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明は、ロータリーエンコーダスイッ
チ部11のローター本体15の下面にローター用電極パ
ターンを取付け、前記ハウジング12側にスペーサ13
を載せ、このスペーサ13に前記ローター本体15の下
面のローター用電極パターンに接離するローター用接触
片を設け、前記ハウジング12側に前記プッシュスイッ
チ部10のプッシュ用電極パターンを設け、このプッシ
ュ用電極パターンに接離するプッシュ用接触板をプッシ
ュスイッチ部10のプッシュキー14に臨ませて設けた
ので、ロータリーエンコーダスイッチ部11の接触片の
端子と、プッシュスイッチ部10の電極パターンの端子
とをハウジング12側に設けることができ、ハウジング
12のどの位置からでも端子を取り出すことができる。
したがって、ローター側の複数本の接触片からの端子の
取り出し位置に限定がなく、セット組込時などの使用上
の制限がなくなり、利用範囲を大幅に拡大できる。
【0024】プッシュスイッチ部10が中心部で、ロー
タリーエンコーダスイッチ部11がその外周部となるよ
うに配置したので、全体の高さがロータリーエンコーダ
スイッチ部11又はロータリーエンコーダスイッチ部1
1単体の寸法となっており、従って、全体の高さが低く
でき、セット組込範囲が広くなる。特に、プッシュスイ
ッチ部10の電極パターンに接離する接触板は、プッシ
ュキー14の押圧端部49で押圧すると反転して電極パ
ターンに接離するMT板を用いることによりより低くで
きる。
【0025】また、パターン電極を変更したいときや、
複数のスイッチを同一基板にて構成するようなとき、ロ
ーター側にパターンを構成する本発明では、固定基板又
はハウジングを交換することなく、ローターだけの交換
で済むという効果を有する。さらに、本発明では、エン
コーダ部を接触片にて引き出しているため、パターンの
引き回しにおいて、ロータリーエンコーダスイッチ機構
部とプッシュスイッチ機構部を同一の高さにしても、プ
ッシュスイッチ機構部のパターンの引き出しが容易にで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプッシュスイッチ付きロータリー
エンコーダスイッチ(複合スイッチ)の一実施例を示す
もので、(a)は、縦断面図、(b)は、(a)におけ
るA−A線の縦断面図である。
【図2】本発明による複合スイッチのハウジング12の
一実施例を示すもので、(a)は、斜視図、(b)は、
(a)における要部の平面図、(c)は、(b)におけ
るB−B線の縦断面図、(d)は、(b)におけるC−
C線の縦断面図である。である。
【図3】本発明による複合スイッチのプッシュスイッチ
用第1電極19とプッシュスイッチ用第2電極20の一
実施例を示す斜視図である。
【図4】(a)は、本発明による複合スイッチのプッシ
ュキー14の一実施例を示す斜視図、(b)は、本発明
による複合スイッチのローター本体15の一実施例を示
す一部切り欠いた斜視図、(c)は、本発明による複合
スイッチのロータリースイッチ用電極板23の平面図で
ある。である。
【図5】本発明による複合スイッチのスペーサ13の一
実施例を示す斜視図である。
【図6】(a)は、本発明による複合スイッチのクリッ
クばね17の一実施例を示す平面図、(b)は、同上正
面図である。
【図7】本発明による複合スイッチのカバー16の一実
施例を示す斜視図である。
【図8】本発明によるロータリーエンコーダスイッチ部
11の出力波形図である。
【符号の説明】
10…プッシュスイッチ部、11…ロータリーエンコー
ダスイッチ部、12…ハウジング、13…スペーサ、1
4…プッシュキー、15…ローター本体、16…カバ
ー、17…クリックばね、18…プッシュスイッチ用接
触板、19…プッシュスイッチ用第1電極、19a…接
点、20…プッシュスイッチ用第2電極、20a…接
点、21…プッシュスイッチ用第1端子、22…プッシ
ュスイッチ用第2端子、23…ロータリースイッチ用電
極板、24…ロータリースイッチ用第1接触片、25…
ロータリースイッチ用第2接触片、26…ロータリース
イッチ用第3接触片、27…ロータリースイッチ用第1
端子、28…ロータリースイッチ用第2端子、29…ロ
ータリースイッチ用第3端子、30…ロータリースイッ
チ用ダミー端子、31…底板、32…側板、33…開口
部、34…筒部、35…回り止め突片、36…係止突
部、37…ローター用浅溝、38…底部角孔、39…側
板部、40…位置合わせ突部、41…ローター突出孔、
42…位置決め凹溝、43…係止ばね部、44…位置合
わせ凹部、45…固定部、46…クリックばね部、47
…係合突起部、48…非円形鍔部、49…押圧端部、5
0…位置合わせ突部、51…筒状つまみ部、52…プッ
シュキー差し込み孔、53…プッシュキー抜け止め断
部、54…円板部、55…クリックばね収納溝、56…
中心孔、57…第1接触面部、58…第2接触面部、5
9…第3接触面部、60…位置合わせ突起部、61…位
置合わせ突起部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一のハウジング12にプッシュスイッ
    チ部10とロータリーエンコーダスイッチ部11とを一
    体に組み込んだ複合スイッチにおいて、前記ロータリー
    エンコーダスイッチ部11のローター本体15の下面に
    ローター用電極パターンを取付け、前記ハウジング12
    側にスペーサ13を載せ、このスペーサ13に前記ロー
    ター本体15の下面のローター用電極パターンに接離す
    るローター用接触片を設け、前記ハウジング12側に前
    記プッシュスイッチ部10のプッシュ用電極パターンを
    設け、このプッシュ用電極パターンに接離するプッシュ
    用接触板をプッシュスイッチ部10のプッシュキー14
    に臨ませて設けてなることを特徴とするプッシュスイッ
    チ付きロータリーエンコーダスイッチ。
  2. 【請求項2】 同一のハウジング12にプッシュスイッ
    チ部10とロータリーエンコーダスイッチ部11とを一
    体に組み込んだ複合スイッチにおいて、前記ハウジング
    12は、多角形の底板31の外周に側板32を設け、前
    記底板31の中央部に筒部34を形成し、この筒部34
    の底部上面にプッシュ用電極パターンとこのプッシュ用
    電極パターンに載せられたプッシュ用接触板とを設け、
    このプッシュ用電極パターンの端子をハウジング12の
    側方に突出させ、前記底板31の上に多角形のスペーサ
    13載せ、このスペーサ13の上面にローター用浅溝3
    7を設け、このローター用浅溝37の内側の底部角孔3
    8にばね性を有する複数のローター用接触片を設け、こ
    れらのローター用接触片の各端子をスペーサ13の側方
    に突出させ、前記ローター用浅溝37の上にローター本
    体15の外周に一体に設けた円板部54を載せ、この円
    板部54の下面に前記スペーサ13に設けた複数のロー
    ター用接触片に接触する円板状のローター用電極板23
    を設け、前記円板部54の上面にリング状のクリックば
    ね17を設け、このクリックばね17のクリックばね部
    46を上向きに突出させ、前記ローター本体15の中心
    部に前記筒部34上のプッシュ用接触板を押圧するプッ
    シュキー14を進退自在に設け、前記円板部54に多角
    形のカバー16を被せ、このカバー16のローター突出
    孔41からローター本体15を突出させて前記ハウジン
    グ12の側板32に固定し、このカバー16の下面に前
    記クリックばね部46と係脱しつつ回転するための位置
    決め凹溝42を設けてなることを特徴とするプッシュス
    イッチ付きロータリーエンコーダスイッチ。
  3. 【請求項3】 プッシュスイッチ部10のプッシュ用電
    極パターンに接離するプッシュ用接触板は、プッシュキ
    ー14の押圧端部49で押圧すると反転してプッシュ用
    電極パターンに接離するMT板からなることを特徴とす
    る請求項1又は2記載のプッシュスイッチ付きロータリ
    ーエンコーダスイッチ。
  4. 【請求項4】 ローター本体15の回転とプッシュキー
    14の進退とを独立して行うように別体に形成したこと
    を特徴とする請求項1又は2記載のプッシュスイッチ付
    きロータリーエンコーダスイッチ。
  5. 【請求項5】 ハウジング12、スペーサ13及びカバ
    ー16を8角形に形成したことを特徴とする請求項1又
    は2記載のプッシュスイッチ付きロータリーエンコーダ
    スイッチ。
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