JPH0648706Y2 - ロータリースイッチ - Google Patents

ロータリースイッチ

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JPH0648706Y2
JPH0648706Y2 JP5552389U JP5552389U JPH0648706Y2 JP H0648706 Y2 JPH0648706 Y2 JP H0648706Y2 JP 5552389 U JP5552389 U JP 5552389U JP 5552389 U JP5552389 U JP 5552389U JP H0648706 Y2 JPH0648706 Y2 JP H0648706Y2
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廣治 藤本
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Satori Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、回転動作によってスイッチングが行なわれる
ロータリースイッチに関する。
〔従来の技術〕
ロータリースイッチは、回転軸によって可動接触片を回
動させることで、機械的にスイッチングさせる構造にな
っている。一般にこの種ロータリースイッチは、スイッ
チング動作を行なう可動接触片と、可動接触片の位置決
めを良くすると共に回転操作の手応えを良くするための
節度機構を有している。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、最近は、機器の小型化が進み、この種ロータ
リースイッチにおいても、小型化ないし超小型化が要望
されている。
本考案の技術的課題は、このような要望に応えるべく、
極めて小型化できるロータリースイッチを提案すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明によるロータリースイッチの基本原理を
説明する断面図である。1…4は固定接触片であり、導
体から成っている。このロータリースイッチを、例えば
モータの回転方向の切換えに使用する場合であれば、各
固定接触片1…4を、図示のように、モータMと電源E
に接続し、モータのオン・オフ操作用のスイッチ5を接
続する。
固定接触片1…4は、環状に配設されており、その内側
に、絶縁体からなるロータ6が配設されている。そし
て、ロータ6に、可動接触片7、8が支持されている。
また、可動接触片7、8は、コイルバネなどの弾性体
9、10によって、外側すなわち固定接触片1…4側に押
圧されている。
可動接触片7、8は、その外側に突出する突起7a、8aを
有している。
固定接触片1…4は、少なくとも可動接触片7、8が摺
動する位置において、隣接する固定接触片1…4の間の
位置に、可動接触片7、8の突起7a、8aが嵌入できる隙
間12、23、34、41を有している。
また、可動接触片7、8が、隣接する固定接触片の双方
と接触しない状態に位置決めする必要がある装置では、
固定接触片1…4にも、少なくとも可動接触片7、8が
摺動する位置において、突起7a、8aが嵌入できる穴1a…
4aが形成されている。〔作用〕 ロータ6を回転操作し、可動接触片7、8の位置を選択
することで、スイッチング動作が行なわれる。すなわ
ち、図示のように、可動接触片7、8が、固定接触片3
と4上、固定接触片1と2上にそれぞれ位置し、コイル
バネ9、10で押圧されていると、隣接する固定接触片3
と4間、1と2間がそれぞれ導通し、電気的に接続され
る。そのため、図示のように、モータの回転方向の切換
えに使用するものとすると、電源が電源E→固定接触片
4→可動接触片8→固定接触片3→電源スイッチ5→モ
ータM→固定接触片1→可動接触片7→固定接触片2→
電源Eの経路で接続され、電源スイッチ5をオンするこ
とで、モータMが始動する。
次にロータ6を反時計方向に45度回転させると、可動接
触片7、8は、それぞれ固定接触片1、3の穴1a、3aに
嵌入し、コイルバネ9、10で押圧される。この状態で
は、可動接触片7、8は、それぞれ単一の固定接触片
1、3のみにしか接触しないため、電気的な導通は行な
われず、電源スイッチ5をオンしたとしても、モータM
は始動しない。
ロータ6を反対時計方向にさらに45度回転させて、可動
接触片7、8を、固定接触片4と1上、固定接触片2と
3上にそれぞれ位置させると、隣接する固定接触片4と
1間、2と3間がそれぞれ導通し、電気的に接続され
る。その結果、電源が電源E→固定接触片4→可動接触
片7→固定接触片1→モータM→電源スイッチ5→固定
接触片3→可動接触片8→固定接触片2→電源Eの経路
で接続され、電源スイッチ5をオンすることで、モータ
Mが始動する。このときのモータMの回転方向は、前記
の場合とは逆方向となる。
そして本考案の構成においては、可動接触片7、8の、
固定接触片1…4に対向する位置に突起7a、8aを設け、
隣接する固定接触片1…4の間に、該突起7a、8aが嵌入
する隙間12、23、34、41を有している。そのため、ロー
タ6を回転操作したとき、突起7a、8aがこれらの隙間1
2、23、34、41に入り始めるときに、突起7a、8aは容易
に隙間12、23、34、41に導かれてロックされる。また、
突起7a、8aが隙間12、23、34、41に嵌入してロックされ
た状態において、ロータ6を回転させようとするとき
は、突起7a、8aが隙間12、23、34、41から脱出できるだ
けの大きな力を要する。そのため、可動接触片7、8が
各固定接触片1…4上を摺動して回転するときに、突起
7a、8aが各隙間12、23、34、41に入ったり、脱出する際
に、節度作用が行なわれる。
そして、スイッチング機構のほかに節度機構を有する通
常のロータリースイッチと違って、可動接触片7、8と
各固定接触片1…4との間で、直接に節度作用も行なわ
れるため、可動接触片7、8を停止させたい位置と節度
機構とがずれるといった問題がなく、スイッチング動作
が確実に行なわれる。
また、可動接触片7、8をニュートラル位置に停止させ
たい場合は、固定接触片1…4に、突起7a、8aが嵌入で
きる穴1a…4aが形成されているため、突起7a、8aがこれ
らの穴1a…4aに出入りするときにも、節度作用が行なわ
れる。
〔実施例〕
次に本発明によるロータリースイッチが実際上どのよう
に具体化されるかを実施例で説明する。第2図は本考案
によるロータリースイッチの分解斜視図である。正方形
のケース13の底部14に開けられたスリット1b、2b…に、
各固定接触片1…4の端子1c、2c、3c、4cを挿通し、各
固定接触片1…4は、ケース13の内壁に配設し固定され
る。各端子1c…に開けられた穴1d、2d、3d、4dは、導線
接続用である。
中央に操作軸15を有するロータ6には、180度の間隔
で、円形孔9a、(10a)を有するスリット7a、8aが形成
されている。図示の可動接触片7、8は、突起7a、8aと
は反対側に、E字状の脚を有しており、中央の脚7b、8b
が、コイルバネ9、10中に嵌入するようになっている。
円形孔9a、(10a)にコイルバネ9、10を挿入し、その
上からスリット7a、8a中に、可動接触片7、8を挿入す
ると、可動接触片7、8の中央の脚7b、8bが、コイルバ
ネ9、10中に嵌入する。その状態で、ロータ6を固定接
触片1…4の中に実装し、支軸16を、ケース底部14の穴
17に挿入支持する。
ケース13にフタ18を被せ、操作軸15を軸穴19から突出さ
せることで、完成する。
この実施例における固定接触片1…4は、平鈑の両端を
45度曲げた形状をしている。そのため、第3図に示すよ
うに、隣接する固定接触片1と2の折り曲げ部1eと2eと
で、平坦面を成す。そしてこの平坦面の幅Wが、可動接
触片7、8の幅と同程度とすると、操作軸中心cから固
定接触片の中心までの距離wよりも、折り曲げ部1eと2e
間の隙間12までの距離Wが大きい。そのため、可動接触
片7、8は、隙間12、23、34、41側へは容易に移動する
が、隙間12、23、34、41側から固定接触片中央側へは移
動困難であるので、これによって節度作用がより確実と
なる。
第3図は、可動接触片7、8の各停止位置を示すもの
で、(a)は、第1図に示すように、可動接触片7、8
が、固定接触片1と2上、3と4上に接触している状態
である。
この状態からロータ6を45度反時計方向に回転すると、
(b)のように、可動接触片7、8の突起7a、8aが、固
定接触片1、3の穴1a、3aに嵌入し、ニュートラル状態
となる。
ロータ6を更に45度反時計方向に回転すると、(c)の
ように、可動接触片7、8は、固定接触片4と1上、2
と3上に接触する。
なお、ニュートラル状態に位置決めするための穴1a…4a
は、第4図(a)のように、片方が開口していてもよ
い。また(b)のように、貫通穴としないで、窪ませる
ことで、穴1a…4aを形成してもよい。
図示例のロータリースイッチは、固定接触片を4個有し
ているが、固定接触片を5個以上とし、回路数をさらに
増やしてもよい。このとき、各固定接触片1、2…の円
周方向の間隔(ピッチ)は、90度未満となることは勿論
である。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、スイッチング動作を行な
う可動接触片7、8自体の突起7a、8aと、固定接触片1
…4間の隙間12、23、34、41や穴1a…4aによって、節度
作用が行なれれる。そのため、特別に節度機構を設ける
必要がなく、小型化に適している。また、接触と節度お
よび可動接触片の停止位置が同一部品および同一個所で
行なわれるため、可動接触片を停止させるべき位置と節
度機構の停止位置との間でずれが起きるといった問題が
なく、スイッチング動作が確実に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるロータリースイッチの基本原理を
説明する断面図、第2図はロータリースイッチの実施例
を示す分解斜視図、第3図は同実施例の装置における可
動接触片の停止位置を示す断面図、第4図は固定接触片
の穴1a…4aの実施例を示す斜視図である。 図において、1…4は固定接触片、1a…4aは穴、6はロ
ータ、7、8は可動接触片、9、10は弾性体(コイルバ
ネ)、12、23、34、41は隣接する固定接触片間の隙間、
をそれぞれ示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】導体からなる固定接触片を環状に配設し、
    その内側に導体からなる可動接触片を配設し、該可動接
    触片を回転させて、隣接する両方の固定接触片に押圧す
    ることで、隣接する両方の固定接触片の間を導通させる
    ロータリースイッチにおいて、 該可動接触片(7)、(8)の、固定接触片(1)
    (2)…に対向する位置に突起(7a)、(8a)を設け、
    隣接する固定接触片の間に、該突起(7a)、(8a)が嵌
    入する隙間(12)、(23)…を設けると共に、該可動接
    触片(7)、(8)を固定接触片(1)(2)…側に押
    圧する弾圧手段(9)(10)を設けたことを特徴とする
    ロータリースイッチ。
  2. 【請求項2】導体からなる固定接触片を環状に配設し、
    その内側に導体からなる可動接触片を配設し、該可動接
    触片を回転させて、隣接する両方の固定接触片に押圧す
    ることで、隣接する両方の固定接触片の間を導通させる
    ロータリースイッチにおいて、 該可動接触片(7)、(8)の、固定接触片(1)
    (2)…に対向する位置に突起(7a)、(8a)を設け、
    隣接する固定接触片の間に、該突起(7a)、(8a)が嵌
    入する隙間(12)、(23)…を設けると共に、 ニュートラル位置に対応する固定接触片には、その中央
    部に、可動接触片の突起(7a)、(8a)が嵌入する穴
    (1a)(3a)を設け、 該可動接触片(7)、(8)を固定接触片(1)(2)
    …側に押圧する弾圧手段(9)(10)を設けたことを特
    徴とするロータリースイッチ。
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