JPH10214536A - スイッチ用押釦装置 - Google Patents

スイッチ用押釦装置

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Publication number
JPH10214536A
JPH10214536A JP1841597A JP1841597A JPH10214536A JP H10214536 A JPH10214536 A JP H10214536A JP 1841597 A JP1841597 A JP 1841597A JP 1841597 A JP1841597 A JP 1841597A JP H10214536 A JPH10214536 A JP H10214536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push button
opening
switch
outer shell
shell
Prior art date
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Pending
Application number
JP1841597A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yokota
浩 横田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1841597A priority Critical patent/JPH10214536A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外郭体と、基板との寸法が小さくても、押釦
を外郭体に装着できるスイッチ用押釦装置を得る。 【解決手段】 開口部11を有する外郭体10と、開口
部11に遊嵌する押釦30と、前記外郭体10の開口部
11の内方に配設する基板50及びスイッチ60とで構
成し、外郭体10は、開口部11の内周縁から外郭体1
0の内方に向けて、複数の突出片(A、A)を設け、前
記突出片(A、A)の先端部に開口の中心に向けて突出
した係合爪(a、a)を設け、前記押釦30の外周壁か
ら、前記突出片(A、A)に対向して、板状の突出片
(B、B)を設け、この突出片(B、B)の先端部に前
記係合爪(a、a)側に向けて突出した係合爪(b、
b)を設けて形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器等に使用
するスイッチ用押釦装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電話、インターホン、住宅情報
盤、各種のコントローラ等の電気機器に使用するスイッ
チ用押釦装置1は、図8に示すように、外郭体10と、
その内方に配置したプリント基板等の基板50と、基板
50上に配置したスイッチ60と、スイッチ60の操作
用の押釦30と、外郭体10を覆うカバー又は化粧プレ
ート14等で構成している。この種のスイッチ用押釦装
置1を製造する工程では、押釦30を、一度外郭体10
に取り付けると外郭体10に保持される構造にしておけ
ば、外郭体10を後の組立工程へ搬送するときに、押釦
30の脱落がなく、また、スイッチ60を接続した基板
50と、押釦30を保持した外郭体10とを組み立てる
ときにも、外郭体10を取扱いやすく、製造上の利便性
がある。
【0003】そして、押釦の保持の具体的方法として
は、外郭体10の外方側への抜け止め(保持)手段と、
外郭体10の内方側への抜け止め(保持)手段が必要で
ある。このうち外郭体10の内方への抜け止め(保持)
手段は、図8に示すように、外郭体10側からの突出片
D、Dに係合爪d、dを設けて形成し、主に突出片D、
Dの弾性による撓みにより、押釦30を、外郭体10へ
装着していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、機器の薄型化
のため、外郭体10と基板50の間の寸法を小さくする
と、突出片D、Dも短くする必要があり、押釦を、外郭
体10の内方から挿入、取り付けするときに、突出片
D、Dの弾性変形が充分にとれず、係合ができなかっ
た。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、外郭体と、
基板との間の寸法が小さくても、押釦を外郭体に装着で
きるスイッチ用押釦装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、開口部を有する外郭体
と、開口部に遊嵌する押釦と、前記外郭体の開口部の内
方に配設する基板及びスイッチとで構成し、外郭体は、
開口部の内周縁から外郭体の内方に向けて、複数の突出
片(A、A)を設け、前記突出片(A、A)の先端部に
開口の中心に向けて突出した係合爪(a、a)を設け、
前記押釦の外周壁から、前記突出片(A、A)に対向し
て、板状の突出片(B、B)を設け、この突出片(B、
B)の先端部に前記係合爪(a、a)側に向けて突出し
た係合爪(b、b)を設けている。
【0007】請求項2記載の発明では、押釦の外周壁か
ら突出して鍔部を形成するとともに、外郭体の開口部内
縁に、前記鍔部を受ける受部を形成している。
【0008】請求項3記載の発明では、押釦の外周壁と
外郭体の開口部とを、相互に円筒形に形成し、突出片
(A、A)の内側壁に、係合爪(b、b)の先端が当接
することにより、押釦の回り止めを形成している。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1乃至
図7に基づいて詳細に説明する。
【0010】スイッチ用押釦装置1は、外郭体10、押
釦30、基板50、及びスイッチ60とで構成してい
る。
【0011】外郭体10は、押釦30を内部に遊嵌状態
に保持するための開口部11を有し、開口部11の内周
縁から外郭体10の内側方向に向けて、2個の突出片
A、Aを有している。突出片A、Aの先端部には、開口
部11の中心に向けて突出した係合爪a、aがそれぞれ
設けてある。開口部11の内周縁には、図3に示すよう
に受部12、12が設けてあり、押釦30が、外郭体1
0の外側方向へ抜け出ないように保持するものである。
窪み13、13(図3、図1)は、突出片A、Aの弾性
変形をよりしやすくするために設けてある。
【0012】押釦30は、図4に示すように、筒状のお
碗形に形成してあり、外周の端部から延出して、2個の
突出片B、Bを、前記外郭体10の突出片A、Aに対向
して、設けている。突出片B、Bは薄肉厚の板状として
あり、弾性変形をしやすくしてある。更に、この突出片
B、Bの先端部に、係合爪b、bを形成している。
【0013】前記係合爪b、bの前方位置で、突出片
B、Bを除く部分に、鍔部31、31が形成してあり、
前記外郭体10の受部12、12(図2、図3参照)に
当接して、押釦30が外郭体10の外方へ抜けないよう
保持している。
【0014】プリント基板等の基板50は、図2に示す
ように、外郭体10に形成した突出片C、C、係合爪
c、c(片側のみ図示する)等により支持され、この基
板50にスイッチ60が配設してある。スイッチ60
は、押圧操作により、オン、オフ切り換えがなされるも
のである。
【0015】押釦30は、図5に示すような過程をへ
て、外郭体10に挿入され、保持される。すなわち、押
釦30を挿入していくと、図(b)に示すように、外郭
体10の係合爪a、aのテーパ状部分は、押釦30の係
合爪b、bのテーパ状部分に当接する。そして、外郭体
10の突出片A、Aと、押釦30の突出片B、Bが互い
に弾性変形により、双方、相反する方向へ、弾性変形す
ることにより、互いの係合爪を乗り越えて、押釦30
は、外郭体10の開口部に装着され、遊嵌状態に保持さ
れる。 一方、外郭体10の外方への押釦10の保持
は、外郭体10の受部12、12と、押釦30の鍔部3
1、31によりなされる。
【0016】突出片A、Aと、突出片B、Bは、互いの
弾性により、双方が弾性変形するので、突出片A、Aと
突出片B、Bの長さが従来例と比較して短くても済む。
【0017】次に、外郭体10の開口部11(図3)
と、押釦30の外周壁(図4)は、それぞれ円形形状で
あるために、回り止めの機能が必要となる。この手段と
して、突出片A、Aの内側壁に、係合爪b、bの先端
が、当接することにより達成しており、突出片A、Aの
内側壁は、円弧状でなく、平面に形成してある。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、外郭体と
押釦の双方に係合爪を設け、押釦の突出片を薄肉厚の板
状としたので、突出片が短くても充分な弾性変形が得ら
れ、突出片を短くすることができ、その結果、外郭体と
基板との寸法を小さくすることができ、筐体の薄型化を
成し得るという効果を奏する。
【0019】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて更に、押釦の鍔部と外郭体の受
部とで、外郭体の外方への保持手段が設けられ、新たな
部品を追加せずに両方向の保持手段を実現できる。
【0020】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明の効果に加えて更に、円筒状の押釦の回り止め
を、外郭体の突出片と押釦の係合爪で行うことができ、
新たな部品を追加せずに、押釦の回り止めを行えるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のスイッチ用押釦装置の断
面図である。
【図2】本発明の実施の形態のスイッチ用押釦装置の別
角度の断面図である。
【図3】本発明の実施の形態のスイッチ用押釦装置の外
郭体の内側の斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態のスイッチ用押釦装置の押
釦の斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態のスイッチ用押釦装置の押
釦を外郭体へ取り付けるときの説明図(a)、(b)、
(c)である。
【図6】本発明の実施の形態のスイッチ用押釦装置の突
出片A、Aと係合爪b、bの当接を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態のスイッチ用押釦装置を使
用した電気機器の斜視図である。
【図8】従来例のスイッチ用押釦装置を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 スイッチ用押釦装置 10 外郭体 11 開口部 12 受部 30 押釦 31 鍔部 A 突出片 B 突出片 a 係合爪 b 係合爪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する外郭体と、開口部に遊嵌
    する押釦と、前記外郭体の開口部の内方に配設する基板
    及びスイッチとで構成し、外郭体は、開口部の内周縁か
    ら外郭体の内方に向けて、複数の突出片(A、A)を設
    け、前記突出片(A、A)の先端部に開口の中心に向け
    て突出した係合爪(a、a)を設け、前記押釦の外周壁
    から、前記突出片(A、A)に対向して、板状の突出片
    (B、B)を設け、この突出片(B、B)の先端部に前
    記係合爪(a、a)側に向けて突出した係合爪(b、
    b)を設けたことを特徴とするスイッチ用押釦装置。
  2. 【請求項2】 押釦の外周壁から突出して鍔部を形成す
    るとともに、外郭体の開口部内縁に、前記鍔部を受ける
    受部を形成した請求項1記載のスイッチ用押釦装置。
  3. 【請求項3】 押釦の外周壁と外郭体の開口部とを、相
    互に円筒形に形成し、突出片(A、A)の内側壁に、係
    合爪(b、b)の先端が当接することにより、押釦の回
    り止めを形成した請求項1記載のスイッチ用押釦装置。
JP1841597A 1997-01-31 1997-01-31 スイッチ用押釦装置 Pending JPH10214536A (ja)

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JP1841597A JPH10214536A (ja) 1997-01-31 1997-01-31 スイッチ用押釦装置

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ID=11971036

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JP (1) JPH10214536A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013544992A (ja) * 2010-11-05 2013-12-19 ヴァレオ セキュリテ アビタクル 引き込み式挿入体を有するキーおよび関連する挿入体延出モジュール
US10679803B2 (en) 2018-04-24 2020-06-09 Lenovo (Singapore) Pte Ltd Keycap structure with respect to engaging projections

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JP2013544992A (ja) * 2010-11-05 2013-12-19 ヴァレオ セキュリテ アビタクル 引き込み式挿入体を有するキーおよび関連する挿入体延出モジュール
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