JP2550587Y2 - コイン電池収納構造 - Google Patents

コイン電池収納構造

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JP2550587Y2
JP2550587Y2 JP1990090355U JP9035590U JP2550587Y2 JP 2550587 Y2 JP2550587 Y2 JP 2550587Y2 JP 1990090355 U JP1990090355 U JP 1990090355U JP 9035590 U JP9035590 U JP 9035590U JP 2550587 Y2 JP2550587 Y2 JP 2550587Y2
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JP1990090355U
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潔 渡辺
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ポケットベル等カード型電子機器のコイン
電池収納構造に関するものである。
[従来の技術] カード型ポケットベル等のカード型電子機器の電源と
しては薄型のコイン電池が用いられる。又、第1図に示
される如く、コイン電池1は消耗した場合に、本体2に
着脱が容易である様、コイン電池ホルダ21に装着された
状態で本体2に装填される様になっている。
従来のコイン電池収納構造について、第11図〜第16図
に於いて説明する。
先ずコインホルダ3を説明する。
ケース4の一部をなす合成樹脂製のホルダ本体5は、
着脱の為の摘み部6とコイン電池1を保持する為のホル
ダ部7及び該ホルダ部7の両側より摘み部6側へ延出す
る係合片8から構成されている。
前記ホルダ部7はリングの一部が欠切された形状をし
ており、前記摘み部6の反対側部分を含むコイン電池1
の四半円周以上が露出する様になっている。又、前記ホ
ルダ部7の内周側にはコイン電池1周縁と係合する内鍔
9が形成されている。
ホルダ部7の内鍔9が形成されている反対面には、コ
イン電池1のマイナス側電極と接触するホルダプレート
10を周囲3箇所をカシメて固着する。而して、このカシ
メ部11は後述する本体内部のマイナス接点12と接触する
様になっている。
前記コイン電池1はホルダ部7によって周方向を、又
内鍔9とホルダプレート10とによって軸心方向を規制さ
れ、電池ホルダ3に保持される様になっている。
前記係合片8はバネ性を有する形状であり、又側面先
端には突起13が形成されている。
次に、電池ホルダ3(コイン電池1を装着した、以下
同じ)とケース本体14との関係を略述する。
該ケース本体14には電池収納空間15が形成されてお
り、該電池収納空間15に電池ホルダ3が装填される。
又、電池収納空間15には前記マイナス接点12、プラス接
点16が設けられており、電池ホルダ3の装填状態で前記
マイナス接点12は前記カシメ部11に接触し、前記プラス
接点16はコイン電池1の露出した外周と接触する様にな
っている。
又、ケース本体14の内面には金属製のアース板18が設
けられており、第16図に示す様に、電池ホルダ3を装填
した状態でホルダプレート10がアース板18に接触し、コ
イン電池1のマイナス電極がホルダプレート10を介して
アース板18にアースされる様になっている。
前記電池収納空間15に臨むケース本体14の内壁には前
記突起13が係合する凹部17が形成され、電池ホルダ3を
装填すると前記突起13と凹部17とが係合し、電池ホルダ
3の脱落が防止される。
而して、電池ホルダ3を本体側に装填することでコイ
ン電池1より必要な電力が供給される。
[考案が解決しようとする課題] 上記した電池ホルダ3の収納構造に於いて、ホルダプ
レート10とアース板18との接触は面接触であり、又ホル
ダプレート10とアース板18とを接触させる積極的な手段
を有していない。
ホルダプレート10をアース板側に湾曲させた構造とし
たり、或はアース板18を接触する方向に傾斜させた例も
あるが、確実な電気的接触を得ると言うことでは問題が
あった。
本考案は、斯かる実情に鑑み、ホルダプレートとアー
ス板とを確実に接触させ得るコイン電池収納構造を提供
しようとするものである。
[課題を解決する為の手段] 本考案は、コイン電池が電池ホルダに装着される様に
なっていると共に該電池ホルダがコイン電池の周囲を保
持するホルダ本体と該ホルダ本体の一面に設けられ前記
コイン電池に接触するホルダプレートから構成され、コ
イン電池が電池ホルダに装着された状態で、電子機器本
体側の電池収納空間に嵌脱されるコイン電池収納構造に
於いて、電子機器本体の内面に設けたアース板の前記電
池収納空間に臨む部分に所要数の接点突起を形成すると
共に電子機器本体のアース板と対峙する本体側パネルの
前記電池収納空間に臨む部分に電池ホルダ収納状態で前
記コイン電池に当接する絶縁性隆起部を設けたことを特
徴とするものである。
[作用] コイン電池を電池ホルダに装着した状態で、電子機器
本体に電池収納空間に挿入すると、コイン電池に隆起部
が当接し、コイン電池を押圧する。コイン電池が押圧さ
れることでホルダプレートが接点突起に接触する。
[実施例] 以下、第1図〜第11図に基づき本考案の一実施例を説
明する。
尚、本実施例に於いて、電池ホルダとケース本体側と
の係合関係については従前のものと同一であるので説明
を省略する。
電池ホルダ21は前述した従来の電池ホルダ3と同様、
ケース4の一部をなす合成樹脂製のホルダ本体22と電池
ホルダ21の底部をなすホルダプレート23から構成されて
いる。
前記ホルダ本体22は摘み部24と該摘み部24に連続して
設けられるホルダ部25から成り、更に該ホルダ部25は短
アーム26と湾曲アーム27によりコイン電池1を収納する
円形の空間28を形成し、短アーム26と湾曲アーム27との
間は四半円周に満たない範囲で欠切され、該欠切部29は
前記摘み部24の真反対位置よりずれた位置に形成され
る。この位置は前記プラス接点16の位置に合致してい
る。又、前記湾曲アーム27の先端部はその断面が小さく
なっている。
前記短アーム26の内周側中途位置及び前記湾曲アーム
27の該位置と点対称な位置にそれぞれコイン電池1の周
縁に係合可能な爪30を突設する。
前記ホルダプレート23は、前記短アーム26の先端と、
前記湾曲アーム27の先端と対称な位置と湾曲アーム27の
先端との3箇所にカシメられており、前記湾曲アーム27
の先端を除くとカシメられた位置は従来の電池ホルダ3
と同じである。
尚、湾曲アーム27の先端でのカシメは湾曲アーム27の
先端ある程度ホルダプレート23に対して周方向に動き得
る様余裕をもたせてある。
而して、ホルダプレート23の1箇所は容易に撓む湾曲
アーム27の先端にカシメられていることからホルダプレ
ート23は、接触面に対して、垂直な方向に変位し易い構
造となっている。
次に、ケース本体14の内側に露出する様設けたアース
板31の電池収納空間15に臨む部分に複数箇所(本実施例
では3箇所)、接点突起32を形成する。
又、ケース本体14を閉塞する表面パネル33の電池収納
空間15に臨む部分に電池を押圧する隆起部34を設ける。
該隆起部34は表面パネル33の裏面に貼設した円形の隆起
板35と該隆起板35を滑かに覆う絶縁シート36からなって
いる。
次に、電池ホルダ収納状態について第10図を参照して
説明する。
電池ホルダ21をケース本体14の電池収納空間15に収納
させた状態で、前記隆起部35の最隆起面は自由状態のコ
イン電池表面よりも若干下方へ突出している。
従って、電池ホルダ21を前記電池収納空間15に押込ん
でゆくと、コイン電池1が前記隆起部34によって、前記
接点突起32へ押圧する様になっている。前記した様にホ
ルダプレート23は面に対し垂直な方向に変位し易い構造
であり、前記隆起部34の押圧作用で、ホルダプレート23
は前記接点突起32側に変位して接触する。
更に、前記ホルダプレート23に接触するのは、前記ア
ース板31に形成された接点突起32であり、その接触状態
は、略点接触(或は小さな接触面積で)となる。
而して、ホルダプレート23とアース板31とは確実に接
触され、而も点接触で接触する為、両者の電気的接触状
態は著しく改善される。
尚、上記実施例で示した、電池ホルダに限らず、第12
図、第13図で示した電池ホルダを用いた場合でも、その
接触状態は著しく改善されることは、言うまでもない。
[考案の効果] 以上述べた如く本考案によれば、電池ホルダを単に、
本体に装填するだけで、コイン電池と本体側アース板と
の電気的接触が確実に行えると言う優れた効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る一実施例の分解斜視図、第2図は
表面パネルの裏面を示す斜視図、第3図は第2図のA−
A矢視図、第4図はコインホルダの斜視図、第5図は該
コインホルダの平面図、第6図は同前裏面図、第7図は
同前正面図、第8図は第5図のB−B矢視図、第9図は
第5図のC−C矢視図、第10図は該実施例に於ける電池
ホルダ収納状態を示す断面図、第11図は従来の電池ホル
ダとケースとの関係を示す説明図、第12図は従来型の電
池ホルダを示す平面図、第13図は同前裏面図、第14図は
同前正面図、第15図は第12図のD−D矢視図、第16図は
従来の電池ホルダ収納状態を示す断面図である。 4はケース、21は電池ホルダ、22はホルダ本体、23はホ
ルダプレート、25はホルダ部、26は短アーム、27は湾曲
アーム、31はアース板、33は表面パネル、32は接点突
起、34は隆起部を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐藤 基 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)考案者 中村 好伸 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−146347(JP,A) 実開 昭63−82367(JP,U) 実開 昭52−24516(JP,U) 実開 平1−127167(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイン電池が電池ホルダに装着される様に
    なっていると共に該電池ホルダがコイン電池の周囲を保
    持するホルダ本体と該ホルダ本体の一面に設けられ前記
    コイン電池に接触するホルダプレートから構成され、コ
    イン電池が電池ホルダに装着された状態で、電子機器本
    体側の電池収納空間に嵌脱されるコイン電池収納構造に
    於いて、電子機器本体の内面に設けたアース板の前記電
    池収納空間に臨む部分に所要数の接点突起を形成すると
    共に電子機器本体のアース板と対峙する本体側パネルの
    前記電池収納空間に臨む部分に電池ホルダ収納状態で前
    記コイン電池に当接する絶縁性隆起部を設けたことを特
    徴とするコイン電池収納構造。
JP1990090355U 1990-08-29 1990-08-29 コイン電池収納構造 Expired - Lifetime JP2550587Y2 (ja)

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JP1990090355U JP2550587Y2 (ja) 1990-08-29 1990-08-29 コイン電池収納構造

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JP1990090355U JP2550587Y2 (ja) 1990-08-29 1990-08-29 コイン電池収納構造

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JPH0447260U JPH0447260U (ja) 1992-04-22
JP2550587Y2 true JP2550587Y2 (ja) 1997-10-15

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ID=31825033

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5224516U (ja) * 1975-08-12 1977-02-21
JPS6382367U (ja) * 1986-11-19 1988-05-30
JPS63146347A (ja) * 1987-11-25 1988-06-18 Casio Comput Co Ltd 薄型電子機器における電池装着構造
JPH0518853Y2 (ja) * 1988-02-24 1993-05-19

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