JPH0532933Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0532933Y2
JPH0532933Y2 JP16092988U JP16092988U JPH0532933Y2 JP H0532933 Y2 JPH0532933 Y2 JP H0532933Y2 JP 16092988 U JP16092988 U JP 16092988U JP 16092988 U JP16092988 U JP 16092988U JP H0532933 Y2 JPH0532933 Y2 JP H0532933Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
battery case
electrode
terminal
tongue
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16092988U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0280963U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16092988U priority Critical patent/JPH0532933Y2/ja
Publication of JPH0280963U publication Critical patent/JPH0280963U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0532933Y2 publication Critical patent/JPH0532933Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y02E60/12

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、リチウム電池等のいわゆるボタン電
池をこの電池が使用される電卓、電子メモ、電子
手帳等(以下セツト本体と記す)に装着する電子
機器における電池装着機構に関する。
〈従来の技術〉 以下、従来の電子機器における電池装着機構を
図面を参照して説明する。第4図および第5図は
それぞれ従来の電子機器における電池装着機構を
示す第1例および第2例の分解斜視図であつて、
第4図は電池ケースに中継端子を有する場合、第
5図は電池ケースに中継端子が無い場合である。
第6図は第2例においてセツト本体の−端子によ
つて電池がシヨートしている状態の説明図であ
る。
第4図の第1例においては、電池ケース40に
は予めインサート成形、嵌合或いは貼り合わせ等
によつてほぼ円板状の中継端子41が取り付けら
れている。中継端子41にはセツト本体50の−
端子52に接触する接触部42が形成されてい
る。電池ケース40内に収容されたリチウム電池
等の電池10の負電極12は中継端子41に接触
している。電池10を収容した電池ケース40を
セツト本体50に装着すると、セツト本体50の
+端子51は電池10の正電極11に接触導通す
る。また−端子52は中継端子41の接触部42
に接触するので、−端子52は中継端子41を介
して電池10の負電極12に導通する。このよう
にしてセツト本体への電池装着が終了する。
第5図の第2例では、電池10を凹部61に収
容した電池ケース60をセツト本体70に装着す
ると、セツト本体70の+端子71は電池10の
正電極11に接触導通し、またほぼL字状の−端
子72のほぼ中央部に切り込みによつて下方向き
に形成した舌状片73が電池10の負電極12に
接触導通する。このようにしてセツト本体への電
池装着が終了する。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記従来の電子機器における電
池装着機構には以下に述べる問題点がある。
即ち、第1例においては、電池ケース40に取
り付ける中継端子41を必要とするので、部品コ
ストが高くなり、また中継端子41を電池ケース
40に装着するための作業を必要とする。
また、第2例においては、第6図に示すよう
に、電池ケース60をセツト本体70に挿入する
途中において、セツト本体70の−端子72の先
端が電池10の正電極11と負電極12との間に
当たつて電池10をシヨートすることがあり、従
つて電池10が消耗して寿命が短くなる。
本考案は上記事情に鑑みて創案されたものあつ
て、中継端子が不要で部品コストが安く中継端子
を取り付ける作業も必要とせず、且つ電池ケース
をセツト本体に挿入する際に電池がシヨートする
恐れのない電子機器における電池装着機構を提供
することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 以上の問題点を解決するために、本考案の電子
機器における電池装着機構は、片面に第1の電極
を他の片面に第2の電極を有するほぼボタン形の
電池を収納する凹部が設けられた電池ケースと、
この電池ケースが挿入される電子機器のセツト本
体と、このセツト本体に内蔵され、挿入された電
池の第1及び第2の電極にそれぞれ接触する第1
及び第2の端子とを備えており、前記凹部の底部
には先端が傾斜面となつたツメが電池ケースの挿
入方向に沿つて形成されており、前記第2の端子
には第2の電極に接触する舌状片が設けられてお
り、前記セツト本体には挿入された電池ケースの
ツメの先端に当接して当該ツメを前記舌状片側に
押し上げて第2の電極に接触させる傾斜面が形成
されている。
電池を収容した電池ケースがセツト本体に挿入
されると、第1の電極はセツト本体の第1の端子
に接触する。電池ケースのツメはセツト本体の傾
斜面に乗り上げて湾曲しセツト本体の第2の端子
を変形して第2の電極に接触させる。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、第2
図および第3図は第1図のB−B線による断面の
説明図であつて、第2図は電池ケースをセツト本
体に挿入途中の状態を、第3図は電池ケースのセ
ツト本体への挿入が終了した状態をそれぞれ示
す。
第1図に示すようにほぼボタン形のリチウム電
池等の電池10は片面にほぼ円板状の正電極11
(第1の電極)を他の片面にほぼ円板状の負電極
12(第2の電極)を有している。
プラスチツク等で作られたほぼ直方体状の電池
ケース20には、電池10を収容するほぼ円形の
凹部21が形成されている。この凹部21の内側
面には、電池10の周辺部を支持するために、ほ
ぼ環状の段部22が突出形成されている。電池ケ
ース20の下部には凸脈23が、電池ケース20
がセツト本体30に挿入される方向(矢印Aの方
向であつて以下挿入方向と記す)に形成されてい
る。また、電池ケース20の底部には切り欠き2
4と、この切り欠き24に通じた一対の平行のス
リツト25を設けることによつて、挿入方向に突
出したツメ26が形成されている。ツメ26はバ
ネ性を有するに適当な厚みと長さを有しており、
先端部近辺には突起27が設けられている。そし
て、ツメ26の先端部下面は、第2図に示すよう
に、挿入方向に後上がりの傾斜面28を有してい
る。
セツト本体30のキヤビネツト31の側面に
は、電池ケース20が挿入される開孔32が、ま
た前記側面に直交する面には、挿入された電池ケ
ース20を収容する凹部33が形成されている。
凹部33の底部には電池ケース20の凸脈23と
嵌合する凹脈34が挿入方向に穿設されている。
この凹脈34の開孔32と反対側の端部には、第
2図に示すように、挿入方向に後上がりの傾斜面
35が形成されており、電池ケース20をセツト
本体30に挿入したときに、電池ケース20のツ
メ26の先端部分の傾斜面28がこの傾斜面35
に接触し次いで乗り上げるように配設されてい
る。
凹部33内には導電性の+端子36の(第1の
端子)および−端子37(第2の端子)が突出形
成されている。+端子36は、細長い板状であつ
て、電池ケース20がセツト本体30に挿入され
たときに電池10の正電極11に接触する。−端
子37は、+端子36の下方に配置されており、
ほの長方形状であつて中央部近辺にほぼコ字状の
切り欠き38を設けることによつて挿入方向に突
出した舌状片39が形成されている。
次に電池10をセツト本体30に接続する動作
を説明する。
電池10を正電極11が外側になるように電池
ケース20内に収容する。この状態で電池ケース
20の凸脈23をセツト本体30の凹脈34に嵌
合させながら電池ケース20をセツト本体30の
開孔32に挿入してゆく(第2図参照)。
挿入を進めてゆくと、電池ケース20のツメ2
6の傾斜面28は、セツト本体30の傾斜面35
に当接する。更に挿入を進めてゆくと、電池10
の正電極11は、セツト本体30の+端子36に
接触する。また、ツメ26はバネ性を有するか
ら、ツメ26の傾斜面28はセツト本体30の傾
斜面35に乗り上げ、ツメ26は電池10側に湾
曲する。すると、ツメ26の突起27が−端子3
7の舌状片39の先端部分近辺に接触して舌状片
39を電池10側に湾曲させるので、舌状片39
の先端部分が電池10の負電極12に接触する。
このようにしてセツト本体30への電池10の装
着が終了する。
本実施例によれば、電池ケース20をセツト本
体30に挿入している途中の状態において、セツ
ト本体30の−端子37が電池10に接触するこ
とがないから電池10がシヨートする恐れがな
い。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案に係る電子機器にお
ける電池装着機構は、片面に第1の電極を他の片
面に第2の電極を有するほぼボタン形の電池を収
納する凹部が設けられた電池ケースと、この電池
ケースが挿入される電子機器のセツト本体と、こ
のセツト本体に内蔵され、挿入された電池の第1
及び第2の電極にそれぞれ接触する第1及び第2
の端子とを備えており、前記凹部の底部には先端
が傾斜面となつたツメが電池ケースの挿入方向に
沿つて形成されており、前記第2の端子には第2
の電極に接触する舌状片が設けられており、前記
セツト本体には挿入された電池ケースのツメの先
端に当接して当該ツメを前記舌状片側に押し上げ
て第2の電極に接触させる傾斜面が形成されてい
る。
従つて、本考案の電子機器における電池装着機
構によれば、中継端子が不要で部品コストが安く
中継端子を取り付ける作業も必要とせず、且つ電
池ケースをセツト本体の挿入する際に電池がシヨ
ートする恐れがないので電池の寿命が長くなる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、第2
図および第3図は第1図のB−B線による断面の
説明図であつて、第2図は電池ケースをセツト本
体に挿入途中の状態を、第3図は電池ケースのセ
ツト本体への挿入が終了した状態をそれぞれ示
す。第4図および第5図はそれぞれ従来の電子機
器における電池装着機構を示す第1例および第2
例の分解斜視図であつて、第4図は電池ケースに
中継端子を有する場合、第5図は電池ケースに中
継端子が無い場合である。第6図は第2例におい
てセツト本体の−端子によつて電池がシヨートし
ている状態の説明図である。 10……電池、11……正電極、12……負電
極、20……電池ケース、26……ツメ、30…
…セツト本体、35……傾斜面、36……+端
子、37……−端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 片面に第1の電極を他の片面に第2の電極を有
    するほぼボタン形の電池を収納する凹部が設けら
    れた電池ケースと、この電池ケースが挿入される
    電子機器のセツト本体と、このセツト本体に内蔵
    され、挿入された電池の第1及び第2の電極にそ
    れぞれ接触する第1及び第2の端子とを具備して
    おり、前記凹部の底部には先端が傾斜面となつた
    ツメが電池ケースの挿入方向に沿つて形成されて
    おり、前記第2の端子には第2の電極に接触する
    舌状片が設けられており、前記セツト本体には挿
    入された電池ケースのツメの先端に当接して当該
    ツメを前記舌状片側に押し上げて第2の電極に接
    触させる傾斜面が形成されていることを特徴とす
    る電子機器における電池装着機構。
JP16092988U 1988-12-12 1988-12-12 Expired - Lifetime JPH0532933Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16092988U JPH0532933Y2 (ja) 1988-12-12 1988-12-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16092988U JPH0532933Y2 (ja) 1988-12-12 1988-12-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0280963U JPH0280963U (ja) 1990-06-21
JPH0532933Y2 true JPH0532933Y2 (ja) 1993-08-23

Family

ID=31443428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16092988U Expired - Lifetime JPH0532933Y2 (ja) 1988-12-12 1988-12-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0532933Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4589634B2 (ja) * 2004-01-29 2010-12-01 パナソニック株式会社 電源スイッチ装置及び補聴器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0280963U (ja) 1990-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100800729B1 (ko) 배터리 커넥터
EP0724304A2 (en) Battery terminal of miniature electronic apparatus and structure for retaining the same
JPH0532933Y2 (ja)
JPS5821074Y2 (ja) デンシウデドケイノ デンチリ−ドバンノコウゾウ
JPH055638Y2 (ja)
JP2776192B2 (ja) コイン形電池を用いた電子機器
JPS6216028A (ja) 充電装置
JP3670792B2 (ja) 扁平形電池用の電池ホルダー
CN218182691U (zh) 一种胶身防呆安装连接器
JP2548667Y2 (ja) コイン電池ホルダ
JPH0129718Y2 (ja)
JPS5844539Y2 (ja) 電池ホルダ−の端子装置
JP3803970B2 (ja) 携帯電話機用充電器
JPH039261Y2 (ja)
JPS60174084U (ja) ジヤツク
JPS6344940Y2 (ja)
JP3939018B2 (ja) パック電池
JPH02109253A (ja) 電池収納装置
JPH066452Y2 (ja) 電池収納構造
JPH0418210Y2 (ja)
JPS622596Y2 (ja)
JPS5814533Y2 (ja) 充電装置
JP2582825Y2 (ja) 電極等の取付機構
JPH0116282Y2 (ja)
JPH10199499A (ja) ボタン電池用ホルダ