JP2548667Y2 - コイン電池ホルダ - Google Patents

コイン電池ホルダ

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JP2548667Y2
JP2548667Y2 JP1990090359U JP9035990U JP2548667Y2 JP 2548667 Y2 JP2548667 Y2 JP 2548667Y2 JP 1990090359 U JP1990090359 U JP 1990090359U JP 9035990 U JP9035990 U JP 9035990U JP 2548667 Y2 JP2548667 Y2 JP 2548667Y2
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潔 渡辺
基 佐藤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ポケットベル等カード型電子機器の電源と
して供されるコイン電池の電池ホルダに関するものであ
る。
[従来の技術] カード型ポケットベル等のカード型電子機器の電源と
しては薄型のコイン電池が用いられる。又、第7図に示
される如く、コイン電池1は消耗した場合に、本体2に
着脱が容易である様、コイン電池ホルダ3に装着された
状態で本体2に装填される様になっている。
従来、充電して繰返し使用することができる可充電型
コイン電池が用いられている。以下、従来のコインホル
ダについて第7図〜第14図を基に説明する。
ケース4の一部をなす合成樹脂製のホルダ本体5は、
着脱の為の摘み部6とコイン電池1を保持する為のホル
ダ部7及び該ホルダ部7の両側より摘み部6側へ延出す
る係合片8から構成されている。
前記ホルダ部7はリングの一部が欠切された形状をし
ており、前記摘み部6の反対側部分を含むコイン電池1
の四半円周以上が露出する様になっている。又、前記ホ
ルダ部7の内周側にはコイン電池1周縁と係合する内鍔
9が形成されている。
前記摘み部6には後述する様にコイン電池充電用の充
電端子孔18,18′が設けられている。
ホルダ部7の内鍔9が形成されている反対面には、コ
イン電池1のマイナス側電極と接触するホルダプレート
10を周囲3箇所でカシメて固着する。而して、このカシ
部11は後述する本体内部のマイナス接点12と接触する様
になっている。
前記コイン電池1はホルダ部7によって周方向を、又
内鍔9とホルダプレート10とによって軸心方向を規制さ
れ、電池ホルダ3に保持される様になっている。
前記係合片8はバネ性を有する形状であり、又側面先
端には突起13が形成されている。
コイン電池1が、消耗した時に充電する場合は、第13
図に示す如く、コイン電池1を電池ホルダ3に保持した
状態で充電器33に差込み或は電池ホルダ3を本体2に装
填したままで、充電器33に差込み行う。従って、コイン
電池1は電池ホルダ3から取外されることはなく、前記
した構成からも明らかな様にコイン電池1は電池ホルダ
3から取外すことができない様になっている。
次に電池ホルダ3(コイン電池1を装着した、以下同
じ)とケース本体14との関係を略述する。
該ケース本体14には電池収納空間15が形成されてお
り、該電池収納空間15に電池ホルダ3が装填される。
又、電池収納空間15には前記マイナス接点12、プラス接
点16が設けられており、電池ホルダ3の装填状態で前記
マイナス接点12は前記カシメ部11に接触し、前記プラス
接点16はコイン電池1の露出した外周と接触する様にな
っている。
前記電池収納空間15に臨むケース本体14の内壁には前
記突起13が係合する凹部17が形成され、電池ホルダ3を
装填すると前記突起13と凹部17とが係合し、電池ホルダ
3の脱落が防止される。
而して、電池ホルダ3を車体側に装填することでコイ
ン電池1より必要な電力が供給される。
又、第13図、第14図に於いて、コイン電池を充電する
場合について説明する。
充電器33はコイン電池1が電池ホルダ3に保持された
状態で、該コイン電池1を充電する場合と、コイン電池
1が本体2に装填された状態で充電する場合とがあり、
該充電器33には電池ホルダ挿入口34と本体受ポケット35
が形成されている。
電池ホルダ3をホルダ挿入口34に挿入すると前記係合
片8が充電器33のケース36と係合して、電池ホルダ3の
挿入状態を維持する。
電池ホルダ3が挿入された状態では、充電器33側の接
点37が前記カシメ部11に接触し、接点38がコイン電池1
の露出部で前記摘み部6の真反対の位置に接触する。而
して、両接点37,38を介してコイン電池1は充電され
る。
又、前記本体受ポケット35の底部には、スプリング39
によって上方へ付勢された一対のピン接点40,40′が設
けられており、該ピン接点40,40′は電池ホルダ3に設
けられた充電端子孔18,18′に挿入する様になってい
る。
前記ピン接点40,40′が充電端子孔18,18′に挿入した
状態では、両ピン接点40,40′がそれぞれコイン電池1
の周縁及び前記ホルダプレート10に接触する様になって
おり、両ピン接点40,40′を介してコイン電池1が充電
される様になっている。
[考案が解決しようとする課題] 以上述べたことで明らかな様に従来の電池ホルダは可
充電式のコイン電池を対象としており、コイン電池単体
を交換する様には考慮されていない。
ところが、充電器が身近にない様な場所で長期使用さ
れる場合、或は面倒な充電作業をしたくないという場合
等、安価な使捨てコイン電池、例えば空気亜鉛電池を使
用し、消耗した都度コイン電池単体を交換したいという
要求もある。
斯かる要求に対しては、コイン電池が交換できる電池
ホルダが供されることになるが、この電池ホルダは可充
電型コイン電池の電池ホルダ3と互換性を有しなければ
ならない為、外形形状が略同一のものとなる。従って、
使捨てコイン電池を保持した電池ホルダ、或は本体自体
を誤って充電器に掛けてしまうことも考えられる。
ところが、使捨てコイン電池は充電してはならないも
のであり、本考案は使捨てコインを誤って充電器に掛け
た場合でも充電がされない電池ホルダを提供しようとす
るものである。
[課題を解決する為の手段] 本考案はケースの一部をなすホルダ本体を摘み部とホ
ルダ部とで構成すると共にホルダ部の短アームと湾曲ア
ームでコイン電池の1部を露出させる欠切部を残してコ
イン電池が収納可能な空間を画成し、前記ホルダの1側
面にコイン電池中心部電極と当接するホルダプレートを
配して該ホルダプレートを前記短アーム、湾曲アームの
所要位置でカシメ、外カシメ部及び前記電池露出部を電
子機器ケース側に設けた接点と接触可能とすると共に、
前記摘み部にはコイン電池充電器のピン接点が挿入する
充電端子孔を設けることなく、又前記湾曲アームにより
コイン電池充電器のコイン電池周辺接触用接点が接触す
る点を覆ったことを特徴とするものである。
[作用] 本考案に係る電池ホルダは可充電型コイン電池の電池
ホルダと互換性を有し、電子機器側のプラス側、マイナ
ス側の各接点に導通可能であり、可充電型コイン電池の
充電器に対しては該充電器側の一方の接点接触位置を湾
曲アームが覆い、又電池ホルダ自体は充電器側の接点ピ
ンのコイン電池への電気的接触を阻止する。
[実施例] 以下、第1図〜第6図に基づき本考案の一実施例を説
明する。
尚、本実施例に於いて、ケース本体側に対し従前の可
充電式電池ホルダと互換性があり、電池ホルダとケース
本体側との係合関係については従前のものと同一である
ので説明を省略する。
電池ホルダ21は前述した従来の電池ホルダ3と同様、
ケース4の一部をなす合成樹脂製のホルダ本体22と電池
ホルダ21の底部をなすホルダプレート23から構成されて
いる。
前記ホルダ本体22は摘み部24と該摘み部24に連続して
設けられるホルダ部25から成り、該摘み部24には充電端
子孔18,18′は設けられない。更に該ホルダ部25は短ア
ーム26と湾曲アーム27によりコイン電池1を収納する円
形の空間28を形成し、短アーム26と湾曲アーム27との間
は四半円周に満たない範囲で欠切される。該欠切部29は
前記摘み部24の真反対位置よりずれた位置に形成され、
真反対位置は前記湾曲アーム27が覆っている。ここで前
記欠切部29は前記プラス接点16の位置に合致している。
又、前記湾曲アーム27の先端部はその断面が小さくなっ
ている。
前記短アーム26の内周側中途位置及び前記湾曲アーム
27の該位置と点対称な位置にそれぞれコイン電池1の周
縁に係合可能な爪30を突設する。
前記ホルダプレート23は、前記短アーム26の先端と、
前記湾曲アーム27の先端と対称な位置と湾曲アーム27の
先端との3箇所にカシメられており、前記湾曲アーム27
の先端を除くとカシメられた位置は従来の電池ホルダ3
と同じである。
尚、湾曲アーム27の先端でのカシメは、湾曲アーム27
の先端がある程度ホルダプレート23に対して周方向に動
き得る様余裕をもたせてある。
先ず、コイン電池1は該電池ホルダ21に対して以下の
如く着脱が可能である。
コイン電池1を嵌込む場合は、コイン電池1を両アー
ム26,27で囲まれた前記空間28に単に押込めばよい。
両アーム26,27と両アーム26,27にホルダプレート23を
3箇所でカシメだけの柔構造であるので、ホルダ自体が
変形してコイン電池1の嵌込を容易に許容する。
コイン電池1を取外す場合は、コイン電池1の露出し
た周縁に手を掛けてコイン電池1を引上げる様にする
か、或はホルダプレート23に押上げ方向の力を加えつつ
電池ホルダ21を捩る様にすれば、コイン電池1と前記爪
30との係合が外れ簡単に取外すことができる。
次に、使捨型コイン電池を保持した電池ホルダ21を誤
って充電器33に挿入した場合、該電池ホルダ21のカシメ
部11は、前記電池ホルダ3と互換性を保つ為、該電池ホ
ルダ3のカシメ部と同位置で充電器33側の接点37と接触
するが(第14図参照)、湾曲アーム27がもう1つの接点
38の接触位置を覆っている為、該接点38はコイン電池に
は接触せず、コイン電池が充電されることはない。
更に、前記電池ホルダ21の摘み部24には充電端子孔1
8,18′が設けられていないので、誤って本体2を本体受
ポケット35に挿入しても前記ピン接点40,40′がコイン
電池に電気的に直接又は間接に接触することがなく、や
はりコイン電池が充電されることはない。
尚、前記充電端子孔は1つのみ閉塞してもよい。
[考案の効果] 以上述べた如く本考案によれば使捨型コイン電池を使
用した場合に、誤って充電器に掛けたとしても充電され
ることがなく安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る一実施例の斜視図、第2図は該実
施例の平面図、第3図は同前裏面図、第4図は同前正面
図、第5図は第2図のA−A矢視図、第6図は第2図の
B−B矢視図、第7図はコイン電池が用いられるカード
型電子機器の斜視図、第8図は従来例の平面図、第9図
は同前裏面図、第10図は同前正面図、第11図は第8図の
C−C矢視図、第12図はコイン電池ホルダとケース本体
との関係を示す説明図、第13図は充電器の斜視図、第14
図は充電器と電池ホルダ、充電器と電子機器本体との関
係を示す説明図である。 4はケース、11はカシメ部、18,18′は充電端子孔、21
は電池ホルダ、22はホルダ本体、23はホルダプレート、
25はホルダ部、26は短アーム、27は湾曲アーム、28は空
間、29は欠切部を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐藤 基 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)考案者 中村 好伸 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−8274(JP,A) 実開 昭62−152357(JP,U) 実開 昭51−127223(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースの一部をなすホルダ本体を摘み部と
    ホルダ部とで構成すると共にホルダ部の短アームと湾曲
    アームでコイン電池の1部を露出させる欠切部を残して
    コイン電池が収納可能な空間を画成し、前記ホルダの1
    側面にコイン電池中心部電極と当接するホルダプレート
    を配して該ホルダプレートを前記短アーム、湾曲アーム
    の所要位置でカシメ、該カシメ部及び前記電池露出部を
    電子機器ケース側に設けた接点と接触可能とすると共
    に、前記摘み部にはコイン電池充電器のピン接点が挿入
    する充電端子孔を設けることなく、又前記湾曲アームに
    よりコイン電池充電器のコイン電池周辺接触用接点が接
    触する点を覆ったことを特徴とするコイン電池ホルダ。
JP1990090359U 1990-08-29 1990-08-29 コイン電池ホルダ Expired - Lifetime JP2548667Y2 (ja)

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JPH0447261U JPH0447261U (ja) 1992-04-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS51127223U (ja) * 1975-04-08 1976-10-14
JPS62152357U (ja) * 1986-03-20 1987-09-26

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